JP3765910B2 - Structure for connecting block cages for transport vehicles - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、運搬車用ブロックあおりの結合構造、特に、座金を上段レールに確実に係合させることによって、上段レールと次段レールとを通しボルトによって確実に締め付けることができ、しかも、各部の長さを制限することによって、上段レールと次段レールとの結合時の座金の共回りによる上段レールの側壁の変形を防止することができ、更に、必要に応じて、通しボルトと座金との直角度が常に出るようにすることによって、組立て後のあおりの反りを防止することができる、運搬車用ブロックあおりの結合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トラック等の各種運搬車の荷台の縁部には、積載空間の囲いとしてのあおりが回転開閉可能に取り付けられている。
【0003】
従来、あおりとしては、アルミニウムの中空押出し型材からなる複数枚のレールを互いに嵌合させ、通しボルトによって一体的に結合したものからなるブロックあおりがある。このブロックあおりの結合構造の一例を図面を参照しながら説明する。
【0004】
図11は、従来の結合構造によって組み立てられたブロックあおりを示す断面図、図12は、図11における上段レールと中段レールとの結合部分を示す拡大図、図13は、図11において、座金のフランジが突条の突端上に乗り上げた状態を示す拡大図、そして、図14は、図11において、座金が共回りしたときの上段レールと中段レールとの結合部分を示す拡大図である。
【0005】
図11から図14において、1は、アルミニウムの中空押出し型材からなる複数枚のレールを互いに結合したものからなるブロックあおりであり、上段レール2、少なくとも1枚の中段レール3及び下段レール4とからなっている。なお、中段レール3がない場合もある。
【0006】
上段レール2の側壁下部内面には、一対の突条2Aが対向して形成されている。レール3、4には、後述する通しボルトのボルト孔3A、4Aが形成されている。5は、一対の突条2Aに係合するコ字状座金である。座金5の奥行は、一対の突条2A間のスリット2Bの幅より狭い。座金5は、そのフランジ5Aを下向きにして後述する通しボルトの頭部に溶接、接着等によって固着されている。6は、嵌合されたレール2、3及び4を互いに結合するための通しボルトである。7は、ナット、そして、8は、インナーカバーである。
【0007】
このように構成されている、従来の結合構造によるブロックあおりの組立て方法を参照しながら説明する。
図15は、中段及び下段レールに通しボルトを挿入する状態を示す部分省略斜視図、そして、図16は、通しボルトが挿入された中段レールに上段レールを嵌合させる状態を示す部分省略斜視図である。
【0008】
図15に示すように、先ず、水平台9上において、中段レール3と下段レール4とを嵌合させる。次に、通しボルト6をレール3及び4のボルト孔3A及び4A内に挿入する。次に、図16に示すように、座金5のフランジ5Aがスリット2B方向を向くように、通しボルト6を座金5と共に回し、上段レール2を中段レール3に嵌合させる。これによって、座金5は、スリット2B内に挿入される。次に、通しボルト6を若干押し上げてから、通しボルト6を座金5と共に90°回転させる。次に、通しボルト6を引き下ろして、座金5を一対の突条2Aに係合させる。次に、下段レール4から突出した通しボルト6のねじ部にナット7をねじ込む。これによって、レール2、3及び4は、座金5を介して通しボルト6によって互いに結合される。そして、下段レール4のナット7部分の開口をインナーカバー8によって塞ぐ。このようにして、ブロックあおりが組み立てられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の結合構造は、以下のような問題点を有していた。
▲1▼ 座金5を上段レール2のスリット2B内に挿入し、座金5を通しボルト6と共に90°回転させて、座金5を一対の突条2Aに係合させる際に、図12に示すように、座金5のフランジ5Aが一対の突条2Aの正規の係合面に当接されないで、例えば、図13に示すように、突条2Aの突端2C上に乗り上げてしまうことがある。このように、座金5のフランジ5Aが突条2Aの突端2C上に乗り上げてしまうと、通しボルト6が斜めになって、レール2、3及び4を確実に締め付けることができない。
▲2▼ 座金5は、図14に示すように、通しボルト6のねじ部にナット7がねじ込まれる際に通しボルト6と共に共回りするが、この際、座金5のフランジ5Aの側面が上段レール2の側壁内面に当たって側壁が変形し、この結果、あおりの外観を著しく損ねる。
【0010】
従って、この発明の目的は、座金を上段レールに確実に係合させることによって、上段レールと次段レールとを通しボルトによって確実に締め付けることができ、しかも、各部の長さを制限することによって、上段レールと次段レールとの結合時の座金の共回りによる上段レールの側壁の変形を防止することができ、更に、必要に応じて、通しボルトと座金との直角度が常に出るようにすることによって、組立て後のあおりの反りを防止することができる、運搬車用ブロックあおりの結合構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、上段レールの側壁下部内面に対向して形成された一対の突条と、前記一対の突条に係合する座金と、前記上段レールと次段レールとを前記座金を介して互いに結合するための通しボルトとを有する、複数枚の中空押出し型材製レールからなる運搬車用ブロックあおりの結合構造において、前記座金は、中央部に形成された、前記一対の突条間のスリット内に嵌め込まれるU字状胴部と、前記胴部の両端に形成された、前記一対の突条に係合するフランジとを有し、前記通しボルトの頭部は、前記胴部内に固着され、前記スリットの幅(C)と、前記胴部を前記スリット内に嵌め込んだときの前記胴部と前記突条との間に形成された最大隙間(c)と、前記上段レールの側壁下部内面間の幅(D)と、前記胴部を前記スリット内に嵌め込んだときの前記フランジの側面と前記上段レールの側壁下部内面との間に形成された最大隙間(d)と、前記フランジの側面間の最大長さ(E)と、前記座金の奥行(F)と、そして、前記胴部の外側面間の最大長さ(G)とは、下記関係、
d>c、D>E、及び、G>C>F
を満足することに特徴を有するものである。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の結合構造において、前記通しボルトの頭部は、前記胴部内に固着されておらず、前記通しボルトは、その頭部が前記胴部内において回転しないように前記胴部にルーズに挿通され、前記胴部の上部には、前記通しボルトの頭部上面と間隔をあけて前記通しボルトの抜止め手段が設けられていることに特徴を有するものである。
【0013】
請求項3記載の発明は、前記抜止め手段は、前記胴部の上部に固着された押さえ板からなっていることに特徴を有するものである。
請求項4記載の発明は、前記抜止め手段は、前記胴部の上部に形成された突起からなっていることに特徴を有するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の、運搬車用ブロックあおりの結合構造の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
【0015】
図1は、請求項1の発明の結合構造によって組み立てられたブロックあおりを示す部分省略断面図、図2は、図1のX−X線矢視図、図3は、図1における上段レールと中段レールとの結合部分を示す拡大図、図4は、座金の胴部に溶接によって固着された押さえ板を通しボルトの抜止め手段とした、請求項3の発明の結合構造によって組み立てられたブロックあおりの座金部分の断面図、図5は、座金の胴部にかしめによって固着された押さえ板を通しボルトの抜止め手段とした、請求項3の発明の結合構造によって組み立てられたブロックあおりの座金部分の断面図、図6は、座金の胴部に形成した突起を通しボルトの抜止め手段とした、請求項4の発明の結合構造によって組み立てられたブロックあおりの座金部分の断面図、図7は、中段レール及び下段レールに通しボルトを挿入した状態を示す部分省略断面図、図8は、座金を上段レールのスリット内に挿入した状態を示す部分省略断面図、図9は、座金を90°回転させた状態を示す部分省略断面図、そして、図10は、通しボルトのねじ部にナットをねじ込んで、各レールを締め付けた状態を示す部分省略断面図である。
【0016】
図1から図3において、10は、アルミニウムの中空押出し型材からなる複数枚のレールを互いに結合したものからなるブロックあおりであり、上段レール11、次段レールとしての少なくとも1枚の中段レール12及び下段レール13とからなっている。なお、中段レール12がない場合もある。
【0017】
上段レール11の側壁下部内面には、一対の突条11Aが対向して形成されている。レール12、13には、後述する通しボルトのボルト孔12A、13Aが形成されている。14は、一対の突条11Aに係合する座金である。座金14は、中央部に形成された、一対の突条11A間のスリット11B内に嵌め込まれるU字状胴部14Aと、胴部14Aの両端に形成された、一対の突条11Aに係合するフランジ14Bとを有している。座金14は、後述する通しボルトの頭部を座金14の胴部14Aに溶接、接着等によって固着することによって、通しボルトに固定されている。
【0018】
座金14の胴部14Aをスリット11B内に嵌め込んだときの、座金14のフランジ14Bの側面と上段レール11の側壁下部内面との間に形成された最大隙間(d)は、座金14の胴部14Aをスリット11B内に嵌め込んだときの胴部14Aと突条11Aとの間に形成された最大隙間(c)より広い。上段レール11の側壁下部内面間の幅(D)は、座金14のフランジ14Bの側面間の最大長さ(E)より長い。そして、座金14の胴部14Aの外側面間の最大長さ(G)は、スリット11Bの幅(C)より長く、スリット11Bの幅(C)は、座金14の奥行(F)より広い。即ち、上記(C)、(c)、(d)、(D)、(E)、(F)及び(G)とは、以下の関係、
d>c、D>E、及び、G>C>F
がある。
【0019】
d>c及びD>Eとしたのは、座金14が後述する通しボルトと共に共回りしたときに、座金14のフランジ14Bの側面が上段レール11の側壁に当たって、上段レール11の側壁を変形させることを防止するためである。そして、G>C>Fとしたのは、座金14がスリット11B内に挿入でき、しかも、挿入後は、座金14の胴部14Aがスリット11B内において自由に回転しないようにするためである。
【0020】
なお、上段レール11の側壁下部内面間にリブ15が形成されている場合には、リブ15の下面と突条11Aの上面との間の長さ(A)は、突条11Aの上面と座金14の胴部14Aの下面との間の長さ(B)より長くする。これは、座金14を上段レール11内に引き込んだ後、座金14を後述する通しボルトと共に90°回転できるようにするためである。
【0021】
16は、嵌合されたレール11、12及び13を互いに結合するための通しボルトであり、16Aは、その頭部である。17は、ナット、そして、18は、インナーカバーである。
【0022】
上述した結合構造は、通しボルト16の頭部16Aを、座金14の胴部14A内に固定したものであるが、請求項2から4の結合構造のように、座金14を通しボルト16の頭部16Aに固定せず、通しボルト16を、その頭部16Aが座金14の胴部14A内において回転しないように胴部14Aにルーズに挿通し、胴部14Aの上部に通しボルト16の頭部16Aの上面と間隔をあけて通しボルト16の抜止め手段を設けたものでも良い。
【0023】
通しボルト16の頭部16Aが座金14の胴部14A内において回転しなようにするのは、座金14を通しボルト16と共に90°回転させることができるようにするためである。通しボルト16の頭部16Aが座金14の胴部14A内において回転しないようにするには、図2に示すように、頭部16Aの長辺側の長さを胴部14Aの内面間の距離より長く形成すれば良い。
【0024】
通しボルト16を胴部14Aにルーズに挿通し、且つ、抜止め手段を通しボルト16の頭部16Aの上面と間隔をあけて設けるのは、以下の理由による。
座金14と通しボルト16とが正確に直角に固定されている場合には、組立て後のあおりに反りは生じないが、正確に直角に固定されていない場合には、座金14が突条11Aに片当たりして、組立て後のあおりに反りが生じる恐れがある。しかし、座金14を通しボルト16にルーズに取り付ければ、ボルト頭部16Aと通しボルト19の軸線とに直角度が出ていさえすれば、ナット17の締付けにより座金14と通しボルト16とは自動的に直角になって、組立て後のあおりに反りが生じる恐れはないからである。
【0025】
抜止め手段は、図4に示すように、座金14の胴部14Aの上部に溶接あるいは接着によって固着された押さえ板19によって構成されている。なお、押さえ板19は、図5に示すように、胴部14Aの上面に予め形成した突起20をかしめることによって、座金14の胴部14Aの上部に固定しても良い。更に、抜止め手段は、図6に示すように、座金14の胴部14Aに形成された突起21によって構成しても良い。この場合、突起21は、通しボルト16を座金14の胴部14Aに挿通した後に形成する。
【0026】
次に、図5に示すように、座金14の胴部14A内に、突起20をかしめることによって固着された押さえ板19を通しボルト16の抜止め手段とした、請求項3の発明の結合構造を例にとって、これによるブロックあおりの組立て方法について説明する。
【0027】
先ず、図7に示すように、先ず、水平台(図14、図15参照)上において、中段レール12と下段レール13とを嵌合させる。次に、通しボルト16をレール12及び13のボルト孔12A、13A内に挿入する。次に、図8に示すように、座金14のフランジ14Bがスリット11B方向を向くように、通しボルト16を座金14と共に回して、上段レール11を中段レール12に嵌合させる。これによって、座金14は、スリット11B内に挿入される。次に、図9に示すように、通しボルト16を若干押し上げてから、通しボルト16を座金14と共に90°回転させる。次に、通しボルト16を引き下ろして、座金14を一対の突条11Aに係合させる。この際、座金14の胴部14Aがガイドの作用をするので、座金14は、スリット11B内にスムーズに嵌まり込む。従って、座金14が突条11Aに片当たりする恐れは皆無である。これがこの発明の大きな特徴の一つである。
【0028】
次に、図10に示すように、下段レール13から突出した通しボルト16のねじ部にナット17をねじ込む。この際、座金14は、通しボルト16と共に共回りするが、上述した条件d>c及びD>Eによって、座金14の側面が上段レール11の側壁に当たり、これを変形させる恐れはない。しかも、座金14は、通しボルト16にルーズに取り付けられているので、座金14と通しボルト16とは、常に直角に維持される。従って、あおりに反りが生じることはない。ナット17の締付けによって、レール11、12及び13は、座金14を介して通しボルト16によって互いに結合される。そして、下段レール13のナット17部分の開口をインナーカバー18によって塞ぐ。このようにして、ブロックあおりが組み立てられる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、以下のような有用な効果がもたらされる。
▲1▼ 請求項1から4の発明によれば、スリットへの嵌合の際のガイドの作用をする胴部を座金に形成することによって、座金を上段レールのスリット内に容易に嵌め込むことができる。従って、各レールを通しボルトによって確実に締め付けることができる。
▲2▼ 請求項1から4の発明によれば、d>c、D>Eの条件を満足させることによって、上段レールと次段レールとの結合時の座金の共回りによる上段レールの側壁の変形を防止することができる。従って、上段レールの外観が損なわれる恐れがない。
▲3▼ 請求項2から4の発明によれば、座金を通しボルトにルーズに取り付けることによって、通しボルトと座金とが常に直角に維持されるので、組立て後のあおりの反りを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の結合構造によって組み立てられたブロックあおりを示す部分省略断面図である。
【図2】図1のX−X線矢視図である。
【図3】図1における上段レールと中段レールとの結合部分を示す拡大図である。
【図4】座金の胴部に溶接によって固着された押さえ板を通しボルトの抜止め手段とした、請求項3の発明の結合構造によって組み立てられたブロックあおりの座金部分の断面図である。
【図5】座金の胴部にかしめによって固着された押さえ板を通しボルトの抜止め手段とした、請求項3の発明の結合構造によって組み立てられたブロックあおりの座金部分の断面図である。
【図6】座金の胴部に形成した突起を通しボルトの抜止め手段とした、請求項4の発明の結合構造によって組み立てられたブロックあおりの座金部分の断面図である。
【図7】中段レール及び下段レールに通しボルトを挿入した状態を示す部分省略断面図である。
【図8】座金を上段レールのスリット内に挿入した状態を示す部分省略断面図である。
【図9】座金を90°回転させた状態を示す部分省略断面図である。
【図10】通しボルトのねじ部にナットをねじ込んで、各レールを締め付けた状態を示す部分省略断面図である。
【図11】従来の結合構造によって組み立てられたブロックあおりを示す断面図である。
【図12】図11における上段レールと中段レールとの結合部分を示す拡大図である。
【図13】図11において、座金のフランジが突条の突端上に乗り上げた状態を示す拡大図である。
【図14】図11において、座金が共回りしたときの上段レールと中段レールとの結合部分を示す拡大図である。
【図15】中段及び下段レールに通しボルトを挿入する状態を示す部分省略斜視図である。
【図16】通しボルトが挿入された中段レールに上段レールを嵌合させる状態を示す部分省略斜視図である。
【符号の説明】
1:ブロックあおり
2:上段レール
2A:突条
2B:スリット
2C:突端
3:中段レール
3A:ボルト孔
4:下段レール
4A:ボルト孔
5:座金
5A:フランジ
6:通しボルト
7:ナット
8:インナーカバー
9:水平台
10:ブロックあおり
11:上段レール
11A:突条
11B:スリット
12:中段レール
12A:ボルト孔
13:下段レール
13A:ボルト孔
14:座金
14A:胴部
14B:フランジ
15:リブ
16:通しボルト
16A:頭部
17:ナット
18:インナーカバー
19:押さえ板
20:突起
21:突起
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
In this invention, the structure for connecting the block block for the transport vehicle, in particular, by securely engaging the washer with the upper rail, the upper rail and the next rail can be securely tightened with the through-bolts. By limiting the length, it is possible to prevent deformation of the side wall of the upper rail due to the co-rotation of the washer when the upper rail and the next rail are joined, and, if necessary, between the through bolt and the washer. The present invention relates to a structure for connecting block tilts for a transport vehicle, which can prevent warping of the tilt after assembly by always allowing the perpendicularity to appear.
[0002]
[Prior art]
At the edge of the loading platform of various transport vehicles such as trucks, a tilt as an enclosure for the loading space is attached so as to be able to rotate and open.
[0003]
Conventionally, as a tilt, there is a block tilt that is formed by fitting a plurality of rails made of a hollow extruded mold member of aluminum and integrally connecting them with through bolts. An example of the block tilt coupling structure will be described with reference to the drawings.
[0004]
11 is a cross-sectional view showing a block cage assembled by a conventional coupling structure, FIG. 12 is an enlarged view showing a coupling portion between the upper rail and the middle rail in FIG. 11, and FIG. 13 is a view of a washer in FIG. FIG. 14 is an enlarged view showing a connecting portion of the upper rail and the middle rail when the washer rotates together in FIG. 11. FIG. 14 is an enlarged view showing a state where the flange rides on the protruding end of the protrusion.
[0005]
In FIG. 11 to FIG. 14, reference numeral 1 denotes a block tilt formed by joining a plurality of rails made of aluminum hollow extruded molds, and includes an upper rail 2, at least one middle rail 3 and a lower rail 4. It has become. In some cases, the middle rail 3 is not provided.
[0006]
A pair of protrusions 2 </ b> A are formed on the inner surface of the lower portion of the side wall of the upper rail 2 so as to face each other. The rails 3 and 4 are formed with bolt holes 3 </ b> A and 4 </ b> A for through bolts, which will be described later. Reference numeral 5 denotes a U-shaped washer that engages with the pair of protrusions 2A. The depth of the washer 5 is narrower than the width of the slit 2B between the pair of protrusions 2A. The washer 5 is fixed to the head of a through bolt, which will be described later, by welding, bonding or the like with the flange 5A facing downward. 6 is a through bolt for connecting the fitted rails 2, 3 and 4 to each other. 7 is a nut, and 8 is an inner cover.
[0007]
A description will be given with reference to an assembling method of the block tilt having the conventional connecting structure configured as described above.
15 is a partially omitted perspective view showing a state in which a through bolt is inserted into the middle and lower rails, and FIG. 16 is a partially omitted perspective view showing a state in which the upper rail is fitted to the middle rail in which the through bolts are inserted. It is.
[0008]
As shown in FIG. 15, first, the middle rail 3 and the lower rail 4 are fitted on the horizontal base 9. Next, the through bolt 6 is inserted into the bolt holes 3 </ b> A and 4 </ b> A of the rails 3 and 4. Next, as shown in FIG. 16, the through bolt 6 is turned together with the washer 5 so that the flange 5 </ b> A of the washer 5 faces the slit 2 </ b> B direction, and the upper rail 2 is fitted to the middle rail 3. As a result, the washer 5 is inserted into the slit 2B. Next, the through bolt 6 is pushed up slightly, and then the through bolt 6 is rotated 90 ° together with the washer 5. Next, the through bolt 6 is pulled down to engage the washer 5 with the pair of protrusions 2A. Next, the nut 7 is screwed into the thread portion of the through bolt 6 protruding from the lower rail 4. As a result, the rails 2, 3 and 4 are connected to each other by the through bolts 6 via the washers 5. Then, the opening of the nut 7 portion of the lower rail 4 is closed by the inner cover 8. In this way, the block tilt is assembled.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional coupling structure described above has the following problems.
(1) When the washer 5 is inserted into the slit 2B of the upper rail 2 and the washer 5 is rotated through 90 ° with the through bolt 6 to engage the washer 5 with the pair of protrusions 2A, as shown in FIG. In addition, the flange 5A of the washer 5 may get on the protruding end 2C of the protrusion 2A, for example, as shown in FIG. As described above, when the flange 5A of the washer 5 rides on the protruding end 2C of the protrusion 2A, the through bolt 6 is inclined and the rails 2, 3 and 4 cannot be securely tightened.
(2) As shown in FIG. 14, the washer 5 rotates together with the through bolt 6 when the nut 7 is screwed into the threaded portion of the through bolt 6. At this time, the side surface of the flange 5A of the washer 5 is the upper rail. The side wall is deformed by hitting the inner surface of the side wall 2, and as a result, the appearance of the tilt is remarkably impaired.
[0010]
Therefore, the object of the present invention is to securely engage the upper rail and the next rail with the through-bolts by securely engaging the washer with the upper rail, and to limit the length of each part. In addition, it is possible to prevent the side rail of the upper rail from being deformed due to the co-rotation of the washer when the upper rail and the next rail are joined, and to ensure that the perpendicularity between the through bolt and the washer is always provided as necessary. Thus, an object of the present invention is to provide a structure for connecting block tilts for a transport vehicle that can prevent warpage of the tilt after assembly.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, a pair of ridges formed to face the lower inner surface of the side wall of the upper rail, a washer that engages with the pair of ridges, the upper rail and the next rail are connected to the washer. In the coupling structure of a block block for a transport vehicle made of a plurality of hollow extruded rails, the washer is formed at the center, and the pair of protrusions A U-shaped body portion that is fitted into a slit between the flanges, and flanges that are formed at both ends of the body portion and engage with the pair of protrusions, and the head of the through bolt is located inside the body portion. Fixed to the slit, the width (C) of the slit, the maximum gap (c) formed between the barrel and the protrusion when the barrel is fitted into the slit, and the upper rail The width (D) between the inner surfaces of the lower side walls of the side wall and the body portion A maximum gap (d) formed between a side surface of the flange when fitted in a lid and an inner surface of a lower side wall of the upper rail, a maximum length (E) between the side surfaces of the flange, The depth of the washer (F) and the maximum length (G) between the outer side surfaces of the body portion are as follows:
d> c, D> E, and G>C> F
It has the characteristic in satisfying.
[0012]
According to a second aspect of the present invention, in the coupling structure according to the first aspect, the head portion of the through bolt is not fixed in the body portion, and the head portion of the through bolt does not rotate in the body portion. The body part is loosely inserted, and the upper part of the body part is characterized in that the through-bolt retaining means is provided at a distance from the upper surface of the head part of the through-bolt. is there.
[0013]
The invention described in claim 3 is characterized in that the retaining means comprises a pressing plate fixed to the upper portion of the body portion.
The invention according to claim 4 is characterized in that the retaining means comprises a protrusion formed on an upper portion of the body portion.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of the coupling structure of the block tilt for a transport vehicle according to the present invention will be described with reference to the drawings.
[0015]
1 is a partially omitted cross-sectional view showing a block cage assembled by the coupling structure of the invention of claim 1, FIG. 2 is a view taken along line XX in FIG. 1, and FIG. 3 is an upper rail in FIG. FIG. 4 is an enlarged view showing a joint portion with the middle rail, and FIG. 4 is a block assembled by the joint structure of the invention of claim 3 using a retaining plate fixed by welding to the body portion of the washer as a through bolt. FIG. 5 is a cross-sectional view of the washer portion of the tilt, and FIG. 5 is a block washer of the block tilt assembled by the coupling structure of the invention of claim 3 using a retaining plate secured to the body of the washer by caulking as a through-bolt retaining means. FIG. 6 is a cross-sectional view of the block washer, and FIG. 6 is a cross-sectional view of the washer portion of the block cage assembled by the coupling structure of the invention of claim 4 using a protrusion formed on the body portion of the washer as a bolt retaining means. Is FIG. 8 is a partially omitted sectional view showing a state where a through bolt is inserted into the step rail and the lower rail, FIG. 8 is a partially omitted sectional view showing a state where the washer is inserted into the slit of the upper rail, and FIG. 9 is a 90 ° rotation of the washer. FIG. 10 is a partially omitted sectional view showing a state in which each rail is tightened by screwing a nut into a threaded portion of a through bolt.
[0016]
In FIG. 1 to FIG. 3, reference numeral 10 denotes a block tilt formed by joining a plurality of rails made of aluminum hollow extruded molds, and includes an upper rail 11, at least one middle rail 12 as a next rail, and It consists of a lower rail 13. In some cases, the middle rail 12 is not provided.
[0017]
A pair of protrusions 11 </ b> A are formed on the inner surface of the lower portion of the side wall of the upper rail 11 so as to face each other. The rails 12 and 13 are formed with bolt holes 12A and 13A for through bolts, which will be described later. Reference numeral 14 denotes a washer that engages with the pair of protrusions 11A. The washer 14 is engaged with a U-shaped body portion 14A that is fitted in a slit 11B between the pair of protrusions 11A formed at the center, and a pair of protrusions 11A that are formed at both ends of the body portion 14A. Flange 14B. The washer 14 is fixed to the through bolt by fixing the head of a through bolt, which will be described later, to the body portion 14A of the washer 14 by welding, bonding or the like.
[0018]
The maximum gap (d) formed between the side surface of the flange 14B of the washer 14 and the inner surface of the lower side wall of the upper rail 11 when the body portion 14A of the washer 14 is fitted into the slit 11B is the body of the washer 14. It is wider than the maximum gap (c) formed between the trunk portion 14A and the protrusion 11A when the portion 14A is fitted in the slit 11B. The width (D) between the inner surfaces of the lower side walls of the upper rail 11 is longer than the maximum length (E) between the side surfaces of the flange 14 </ b> B of the washer 14. The maximum length (G) between the outer surfaces of the body 14A of the washer 14 is longer than the width (C) of the slit 11B, and the width (C) of the slit 11B is wider than the depth (F) of the washer 14. That is, (C), (c), (d), (D), (E), (F) and (G) have the following relationship:
d> c, D> E, and G>C> F
There is.
[0019]
The reason for d> c and D> E is that the side surface of the flange 14B of the washer 14 hits the side wall of the upper rail 11 and deforms the side wall of the upper rail 11 when the washer 14 rotates together with a through bolt described later. It is for preventing. The reason why G>C> F is set is that the washer 14 can be inserted into the slit 11B and that the body 14A of the washer 14 does not rotate freely in the slit 11B after insertion.
[0020]
When ribs 15 are formed between the inner surfaces of the lower side walls of the upper rail 11, the length (A) between the lower surface of the ribs 15 and the upper surface of the ridge 11A is equal to the upper surface of the ridge 11A and the washer. It is made longer than the length (B) between the lower surface of the 14 body portions 14A. This is because the washer 14 can be rotated by 90 ° together with a through bolt described later after the washer 14 is drawn into the upper rail 11.
[0021]
16 is a through bolt for connecting the fitted rails 11, 12, and 13 to each other, and 16A is the head thereof. 17 is a nut, and 18 is an inner cover.
[0022]
In the coupling structure described above, the head portion 16A of the through bolt 16 is fixed in the body portion 14A of the washer 14. However, the washer 14 is passed through the head of the bolt 16 as in the coupling structure of claims 2 to 4. The through bolt 16 is not fixed to the portion 16A, and the through bolt 16 is loosely inserted into the body portion 14A so that the head portion 16A does not rotate in the body portion 14A of the washer 14, and the head portion of the through bolt 16 is inserted into the upper portion of the body portion 14A. It may be provided with means for preventing the through bolt 16 from being spaced from the upper surface of 16A.
[0023]
The reason why the head 16A of the through-bolt 16 is not rotated in the body portion 14A of the washer 14 is to enable the washer 14 to be rotated by 90 ° together with the through-bolt 16. In order to prevent the head portion 16A of the through bolt 16 from rotating in the body portion 14A of the washer 14, as shown in FIG. 2, the length of the long side of the head portion 16A is set to the distance between the inner surfaces of the body portion 14A. What is necessary is just to form longer.
[0024]
The through bolt 16 is loosely inserted into the body portion 14A and the retaining means is provided at a distance from the upper surface of the head portion 16A of the through bolt 16 for the following reason.
When the washer 14 and the through-bolt 16 are fixed at a right angle, the tilt after assembly does not warp, but when the washer 14 is not fixed at a right angle, the washer 14 is attached to the ridge 11A. There is a risk of warping in the tilt after assembling. However, if the washer 14 is loosely attached to the through-bolt 16, the washer 14 and the through-bolt 16 are automatically tightened by the tightening of the nut 17 as long as the square of the bolt head 16 A and the axis of the through-bolt 19 is provided. This is because there is no possibility that the tilt after assembly will be warped.
[0025]
As shown in FIG. 4, the retaining means is constituted by a pressing plate 19 fixed to the upper portion of the body portion 14A of the washer 14 by welding or adhesion. As shown in FIG. 5, the pressing plate 19 may be fixed to the upper portion of the body portion 14 </ b> A of the washer 14 by caulking a projection 20 formed in advance on the upper surface of the body portion 14 </ b> A. Further, as shown in FIG. 6, the retaining means may be constituted by a protrusion 21 formed on the body portion 14 </ b> A of the washer 14. In this case, the protrusion 21 is formed after the through bolt 16 is inserted through the body 14 </ b> A of the washer 14.
[0026]
Next, as shown in FIG. 5, the press plate 19 secured by caulking the projection 20 in the body portion 14A of the washer 14 is used as a means for preventing the through bolt 16 from being joined. Taking a structure as an example, a method for assembling a block tilt will be described.
[0027]
First, as shown in FIG. 7, first, the middle rail 12 and the lower rail 13 are fitted on a horizontal base (see FIGS. 14 and 15). Next, the through bolt 16 is inserted into the bolt holes 12 </ b> A and 13 </ b> A of the rails 12 and 13. Next, as shown in FIG. 8, the upper bolt 11 is fitted to the middle rail 12 by turning the through bolt 16 together with the washer 14 so that the flange 14 </ b> B of the washer 14 faces the slit 11 </ b> B direction. As a result, the washer 14 is inserted into the slit 11B. Next, as shown in FIG. 9, the through bolt 16 is slightly pushed up, and then the through bolt 16 is rotated 90 ° together with the washer 14. Next, the through bolt 16 is pulled down to engage the washer 14 with the pair of protrusions 11A. At this time, the body 14A of the washer 14 acts as a guide, so that the washer 14 fits smoothly into the slit 11B. Therefore, there is no fear that the washer 14 hits the protrusion 11A. This is one of the major features of the present invention.
[0028]
Next, as shown in FIG. 10, the nut 17 is screwed into the threaded portion of the through bolt 16 protruding from the lower rail 13. At this time, the washer 14 rotates together with the through-bolt 16, but there is no fear that the side surface of the washer 14 hits the side wall of the upper rail 11 due to the above-described conditions d> c and D> E and deforms it. Moreover, since the washer 14 is loosely attached to the through bolt 16, the washer 14 and the through bolt 16 are always maintained at a right angle. Therefore, there is no warping in the tilt. By tightening the nut 17, the rails 11, 12 and 13 are connected to each other by a through bolt 16 via a washer 14. Then, the opening of the nut 17 portion of the lower rail 13 is closed by the inner cover 18. In this way, the block tilt is assembled.
[0029]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the following useful effects are brought about.
(1) According to the first to fourth aspects of the present invention, the washer is easily fitted into the slit of the upper rail by forming the body part, which acts as a guide when fitting to the slit, on the washer. Can do. Therefore, each rail can be securely tightened with the through bolts.
(2) According to the invention of claims 1 to 4, by satisfying the conditions of d> c and D> E, the side wall of the upper rail is caused by co-rotation of the washer when the upper rail and the next rail are coupled. Deformation can be prevented. Therefore, there is no possibility that the appearance of the upper rail is damaged.
(3) According to the invention of claims 2 to 4, by attaching the washer loosely to the through-bolt, the through-bolt and the washer are always maintained at a right angle, so that it is possible to prevent warping of the tilt after assembly. it can.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially omitted cross-sectional view showing a block tilt assembled by a connecting structure according to a first aspect of the present invention;
FIG. 2 is a view taken along the line XX of FIG.
FIG. 3 is an enlarged view showing a coupling portion between the upper rail and the middle rail in FIG. 1;
FIG. 4 is a cross-sectional view of a block washer portion of a block cage assembled by the coupling structure of the invention of claim 3, using a press plate fixed to the body portion of the washer by welding as a bolt retaining means.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a washer portion of a block cage assembled by a coupling structure according to the invention of claim 3, wherein a press plate fixed to the body of the washer by caulking is used as a bolt retaining means.
FIG. 6 is a cross-sectional view of a washer portion of a block cage assembled by a coupling structure according to the invention of claim 4, wherein a protrusion formed on a body portion of the washer is used as a bolt retaining means.
FIG. 7 is a partially omitted cross-sectional view showing a state in which a through bolt is inserted into the middle rail and the lower rail.
FIG. 8 is a partially omitted cross-sectional view showing a state where a washer is inserted into a slit of an upper rail.
FIG. 9 is a partially omitted cross-sectional view showing a state where a washer is rotated by 90 °.
FIG. 10 is a partially omitted cross-sectional view showing a state in which a nut is screwed into a threaded portion of a through bolt and each rail is tightened.
FIG. 11 is a cross-sectional view showing a block tilt assembled by a conventional coupling structure.
12 is an enlarged view showing a coupling portion between the upper rail and the middle rail in FIG. 11. FIG.
FIG. 13 is an enlarged view showing a state where the flange of the washer rides on the protruding end of the protrusion in FIG.
FIG. 14 is an enlarged view showing a coupling portion between the upper rail and the middle rail when the washer rotates together in FIG.
FIG. 15 is a partially omitted perspective view showing a state in which through bolts are inserted into the middle and lower rails.
FIG. 16 is a partially omitted perspective view showing a state where the upper rail is fitted to the middle rail into which the through bolt is inserted.
[Explanation of symbols]
1: Block tilt 2: Upper rail 2A: ridge 2B: slit 2C: protruding end 3: middle rail 3A: bolt hole 4: lower rail 4A: bolt hole 5: washer 5A: flange 6: through bolt 7: nut 8: inner Cover 9: Horizontal base 10: Block tilt 11: Upper rail 11A: Projection 11B: Slit 12: Middle rail 12A: Bolt hole 13: Lower rail 13A: Bolt hole 14: Washer 14A: Body 14B: Flange 15: Rib 16 : Through bolt 16A: head 17: nut 18: inner cover 19: holding plate 20: protrusion 21: protrusion

Claims (4)

上段レールの側壁下部内面に対向して形成された一対の突条と、前記一対の突条に係合する座金と、前記上段レールと次段レールとを前記座金を介して互いに結合するための通しボルトとを有する、複数枚の中空押出し型材製レールからなる運搬車用ブロックあおりの結合構造において、
前記座金は、中央部に形成された、前記一対の突条間のスリット内に嵌め込まれるU字状胴部と、前記胴部の両端に形成された、前記一対の突条に係合するフランジとを有し、前記通しボルトの頭部は、前記胴部内に固着され、前記スリットの幅(C)と、前記胴部を前記スリット内に嵌め込んだときの前記胴部と前記突条との間に形成された最大隙間(c)と、前記上段レールの側壁下部内面間の幅(D)と、前記胴部を前記スリット内に嵌め込んだときの前記フランジの側面と前記上段レールの側壁下部内面との間に形成された最大隙間(d)と、前記フランジの側面間の最大長さ(E)と、前記座金の奥行(F)と、そして、前記胴部の外側面間の最大長さ(G)とは、下記関係、
d>c、D>E、及び、G>C>F
を満足することを特徴とする、運搬車用ブロックあおりの結合構造。
A pair of ridges formed to face the lower inner surface of the side wall of the upper rail, a washer that engages with the pair of ridges, and for coupling the upper rail and the next rail to each other via the washer In the coupling structure of the block block tilt for the transport vehicle comprising a plurality of hollow extruded rails having through-bolts,
The washer includes a U-shaped body portion that is formed in a slit between the pair of protrusions formed at a central portion, and a flange that is formed at both ends of the body portion and engages with the pair of protrusions. And the head of the through bolt is fixed in the barrel, the width (C) of the slit, and the barrel and the ridge when the barrel is fitted in the slit. The maximum gap (c) formed between the upper rail and the width (D) between the inner surfaces of the lower side walls of the upper rail, the side surface of the flange when the body portion is fitted in the slit, and the upper rail A maximum gap (d) formed between the inner surface of the lower portion of the side wall, a maximum length (E) between the side surfaces of the flange, a depth (F) of the washer, and an outer surface of the body portion The maximum length (G) is the following relationship:
d> c, D> E, and G>C> F
A structure for connecting a block cage for a transport vehicle, characterized by satisfying
請求項1記載の結合構造において、前記通しボルトの頭部は、前記胴部内に固着されておらず、前記通しボルトは、その頭部が前記胴部内において回転しないように前記胴部にルーズに挿通され、前記胴部の上部には、前記通しボルトの頭部上面と間隔をあけて前記通しボルトの抜止め手段が設けられていることを特徴とする、運搬車用ブロックあおりの結合構造。2. The coupling structure according to claim 1, wherein a head portion of the through bolt is not fixed in the body portion, and the through bolt is loosely fitted to the body portion so that the head portion does not rotate in the body portion. The connecting structure of block tilts for a transport vehicle, wherein the through-bolt retaining means is provided at an upper portion of the body portion at a distance from an upper surface of a head of the through-bolt. 前記抜止め手段は、前記胴部の上部に固着された押さえ板からなっていることを特徴とする、請求項2記載の、運搬車用ブロックあおりの結合構造。The connecting structure for a block tilt for a transport vehicle according to claim 2, wherein the retaining means comprises a presser plate fixed to the upper portion of the body portion. 前記抜止め手段は、前記胴部の上部に形成された突起からなっていることを特徴とする、請求項2記載の、運搬車用ブロックあおりの結合構造。The connecting structure for a block tilt for a transport vehicle according to claim 2, wherein the retaining means comprises a protrusion formed on an upper portion of the body portion.
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