JP3764538B2 - Electromagnetic proportional valve drive - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ソレノイドへの通電電流に応じて流量あるいは圧力を制御する電磁比例弁のための電磁比例弁駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電磁比例弁駆動装置として本出願人の出願に係る特願平3−342108号に記載のものがある。このものは、複数段のソレノイドへの通電電流と、通電電流が漸減、漸増的変化を経て各段の通電電流に移行するようこれら漸減、漸増的変化の度合いとをそれぞれ定める各パラメータを書き換え可能に記憶する記憶素子を備え、外部からの信号に応じてこれらパラメータから、ソレノイドへの通電電流を制御する増幅器への制御信号を作り出し、これによって、外部からの信号に応じ、漸減、漸増的変化を経て複数段に変化する電流をソレノイドに通電可能としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところがこのものでは、パラメータを変更するためキー入力によるパラメータの設定操作を行うときには、このようなキー操作の開始時期を入力するための専用のキーを押した後、設定操作を行うようにしているので、キーの数が増えて制御装置が大形化するとともに、高価になる問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような問題点を解決するため請求項1に記載の電磁比例弁駆動装置は、制御装置に、増幅器への制御信号を作り出すことは可能であるがパラメータの設定操作は行わない第1のモードと、パラメータの設定操作を可能とする第2のモードとの二つの作動モードを備えさせ、第1のモードにキー機構の一つのキーが所定時間連続して押されることを検出するタイマー機構を設けて、このタイマー機構の作動に基づき、第1のモードから第2のモードへ切り換えられるようにした。
【0005】
また、請求項2に記載の電磁比例弁駆動装置では、請求項1に記載のものに加えて、第2のモードにもキー機構の全てのキーが所定時間連続して押されないことを検出する別のタイマー機構を設け、このタイマー機構の作動に基づき、第2のモードから第1のモードへ切り換えられるようにした。
【0006】
このような構成によると、請求項1に記載のものでは、設定操作開始時期を入力する専用のキーは不要となり、また、請求項2に記載のものでは、さらに加えて、設定操作完了時期を入力する専用のキーは不要となって、キーの数を少なくすることができる。
【0007】
【実施例】
以下、電磁比例弁を電流制御式方向流量制御弁に適用した本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図1はこの弁1のシンボルを示し、ソレノイドAの通電による駆動で、供給ポート2と出力ポート3間をその通電電流に応じた開度で絞り流通させ、またソレノイドBの通電による駆動で供給ポート2と出力ポート4間をその通電電流に応じた開度で絞り流通させて駆動電流に応じた出力ポート3、4への制御流量を得るようにした周知の構成から成っていおり、5は戻りポートである。
【0008】
図2の如く、この弁1には制御箱6が載置され、該制御箱6には、図3の如く、増幅器7を有した増幅ユニット8と、制御装置9を有した制御ユニット10が内蔵されている。11は、増幅ユニット8に設けた電源回路で、該回路11は、給電線12で接続される商用交流を、ソレノイドA、B通電用の直流に変換する直流電源となるものであり、さらに、増幅器7や制御装置9の作動のための直流安定化電源回路を含んでいる。13は、増幅ユニット8に設けた切り換え機構で、信号線14で導入される信号のうち、後述のA1が入力されると後述のB1が入力されるまでの間、増幅器7の出力電流がソレノイドAへ供給されるよう、また、信号B1が入力されるとA1が入力されるまでの間、増幅器7の出力電流がソレノイドBへ供給されるよう、それぞれ切り換わるトグル作動を行う。また15はソレノイドA、Bの通電電流を検出する電流検出用の抵抗であり、増幅器7は、制御ユニット10のDA変換器16から信号線17を経て入力する制御信号に応じた電流をソレノイドA又はBに通電するよう、該抵抗15により生じる電圧を信号線18によりフィードバック信号として取り込みつつ、ソレノイドA又はBへの通電電流を制御する。
【0009】
制御装置9は、前記DA変換器16に出力バッファ19を介して接続したマイクロコンピュータを備えている。すなわち、20はCPU、21はCPUに接続したバスラインであり、バスライン21には、RAMとROMからなるメモリー22が接続されるとともに、EEPROM23が接続されている。なお、EEPROM23は、周知のように、電気的な操作により、記憶内容を書き換え可能とした不揮発性の記憶素子である。そして、前記出力バッファ19もバスライン21に接続しており、DA変換器16は、バスライン21を経て出力バッファ19にセットされるデータに応じたアナログ電圧を、制御信号として信号線17を経て増幅器7へ出力するのである。
【0010】
さらにバスライン21には、前記信号線14を接続した入力バッファ24が接続されるとともに、表示出力バッファ25を介して表示器26と、キー入力バッファ27を介して後述のパラメータ設定用のキー機構28が接続している。図2に示すように、表示器26は、複数の7セグメントLEDを用いた第1表示部26Aと、7個のLED(発光ダイオード)による表示窓29、30、31、32、33、34、35を備えた第2表示部26Bを有している。また、キー機構28は、パラメータキー36、UPキー37及びDWNキー38の三つのキーを備え、各キー36、37、38はそれぞれ押されることによりオン状態の信号を、また、押されないことによりオフ状態の信号をキー入力バッファ27へ出力するようになっている。なお、39はパラメータ設定の際、二つのソレノイドA、Bのどちらのパラメータを設定するかを選択するためのディップスイッチである。
【0011】
前記EEPROM23には、ソレノイドA、Bへの通電電流に関するパラメータが予め書き込まれている。本実施例で実現しようとする、弁1のソレノイドA、Bへの通電電流の様子を信号線14での信号とともに示している図4を参照してパラメータについて説明する。信号線14には、A1、A2、B1、B2の4ビットの信号が、図示しないシーケンサ等から並列状に送られるようになっており、弁1の作動が開始されると、適宜な時間を経たのち、信号A1が立ち上がり、次いでA2が立ち上がり、さらにその後、A1が立ち下がるとともにA2が立ち下がる。そして所定時間経過後、信号B1が立ち上がり、次いでB2が立ち上がり、さらにその後、B1が立ち下がるとともにB2が立ち下がる。以下このような作動が繰り返される。
【0012】
そして、ソレノイドAへの通電電流は、信号A1の立ち上がりとともに、零から時間経過に対し一定の増加量となる傾斜a1で、すなわち、時間変化に対する電流変化を一定値a1とした状態でIA1に達するまで増加する。そして、信号A2の立ち上がりまでこの電流はIA1に保たれ、信号A2の立ち上がりに応じ、時間経過の対し一定の減少量となる傾斜a2でIA2に達するまで減少して信号A1の立ち下がりまでIA2に保たれた後、信号A1の立ち下がりに応じ、零に達するまで時間経過に対し一定の減少量となる傾斜a3で減少する。
【0013】
さらに、ソレノイドBへの通電電流は、信号B1の立ち上がりとともに、零から時間経過に対し一定の増加量となる傾斜b1で、IB1に達するまで増加する。そして、信号B2の立ち上がりまでこの電流はIB1に保たれ、信号B2の立ち上がりに応じ、時間変化に対し一定の増加量となる傾斜b2でIB2に達するまで減少して信号B1の立ち下がりまでIB2に保たれた後、信号B1の立ち下がりに応じ、時間変化に対し一定の減少量となる、前記同様の一定の傾斜b3で、零に達するまで減少する。
【0014】
このような、ソレノイドAの通電電流におけるIA1、IA2、a1、a2、a3と、ソレノイドBの通電電流におけるIB1、IB2、b1、b2、b3をそれぞれ得るためのこれら各値にそれぞれ相当する値を、IA1、IA2、a1、a2、a3、IB1、IB2、b1、b2、b3にそれぞれ対応させたパラメータFa1、Fa2、Ta1、Ta2、Ta3、Fb1、Fb2、Tb1、Tb2、Tb3として定め、これら10個のパラメータがEEPROM23に予め書き込まれるのである。
【0015】
次に図5により、制御装置9による処理の手順を説明する。電源投入とともに処理が開始され、手順41での初期化に続き手順42でメモリー22のRAMがクリアされ後述の各フラグがクリアされた後、手順43でEEPROM23から各パラメータFa1、Fa2、Ta1、Ta2、Ta3、Fb1、Fb2、Tb1、Tb2、Tb3が読み出されて後の演算等で用いるためRAMの所定位置にセットされる。次いで、手順44で、設定フラグがセットされていない場合には経路45へ分岐する第1のモードが選択され、また、設定フラグがセットされている場合には経路46へ分岐する第2のモードが選択される。
【0016】
手順44で経路45に分岐したとき、手順47から54は、キー機構28のパラメータキー36が所定時間連続して押された状態(オン状態)にある場合を検出して設定フラグをセットする、タイマー機構を構成する手順群である。すなわち、手順47でパラメータキー36がオンでない場合には、手順48に移行する。手順48では、該キー36がオンとなる場合のこのオン時間を計時するタイマー作動を既に行っていれば手順50でこの計時作動を終了した後手順55に移行し、このタイマー作動を行っていなければそのまま手順55に移行する。なお、手順55では、後述のようにソレノイドA、Bの通電電流を得るための、増幅器7への制御信号を得ることができる。
【0017】
そして、手順47で、パラメータキー36のオン状態が検出されたときは、手順49で、このオン時間を計時する前記タイマー作動を行っていないことが検出されると、手順51でこのタイマー作動を開始させた後、手順55に移行する。また、手順49で、既に前記タイマー作動が行われてることが検出されれば手順52に移行する。手順52では、前記タイマー作動によるオン時間の計時値が所定時間(この実施例では5秒)に達したか否かを、すなわちタイムアップしたか否かを検出し、タイムアップしない場合には手順55へ移行し、タイムアップした状態では、手順53で前記オン時間計時のタイマー作動を終了し、手順54で設定フラグをセットした後、手順44に移行する。
【0018】
手順44で経路46に分岐すると、手順56の設定操作を経て手順55の制御操作が行われる。この手順56を図6で詳細に示す。図6において、手順57から65は、各キー36、37、38の全てが所定時間連続して押されないオフ状態にある場合を検出して設定フラグをクリアする、タイマー機構を構成する手順群である。すなわち、手順57で各キー36、37、38のどれかがオンの場合には、手順58で、各キー36、37、38の全てがオフとなるときのこのオフ時間を計時するタイマー作動が既に行っていれば手順60に移行してこの計時作動を終了したのち手順66の設定に移行し、このタイマー作動を行っていなければそのまま、手順66に移行する。
【0019】
そして、手順57で、各キー36、37、38の全てのオフ状態が検出されたとき、手順59で、このオフ時間を計時する前記タイマー作動を行っていない場合には、手順61でこのタイマー作動を開始させた後、手順55に移行する。また、手順59で、既に前記タイマー作動が行われていれば手順62に移行する。手順62では、前記タイマー作動によるオフ時間の計時値が所定時間(この実施例では5秒)に達したか否かを、すなわちタイムアップしたか否かを検出し、タイムアップしない場合には手順55へ移行し、タイムアップした場合には、手順63で前記オフ時間計時のタイマー作動を終了し、手順64で設定フラグをクリアし、手順65でUPDWNフラグと選択フラグ(これらは後述の手順66で使用)をクリアした後手順55に移行する。
【0020】
手順66は、各キー36、37、38の状態により、パラメータFa1、Fa2、Ta1、Ta2、Ta3、Fb1、Fb2、Tb1、Tb2、Tb3の設定値を得るもので、この詳細は図7に示してある。図7において、手順67は、パラメータキー36がオン状態であれば経路68へ、また、UPキー37又はDWNキー38がオン状態であれば経路69へと処理の流れを選択分岐する。経路68へ分岐するとき、手順70でUPDWNフラグがセットされているか否かが判別されてこれがセットされていればば手順71でこれをクリアした後、また、セットされていなければそのまま、手順72に移行する。手順72で、選択フラグがセットされていない場合、手順73でこれをセットした後手順74へ移行し最初のパラメータが選択される。また、手順72で、選択フラグがセットされている場合には、手順75で、選択されているパラメータの次のパラメータが選択される。なおここで、パラメータはディップスイッチ39の操作に応じてソレノイドAのためのパラメータFa1、Fa2、Ta1、Ta2、Ta3と、ソレノイドBのためのパラメータFb1、Fb2、Tb1、Tb2、Tb3のどちらか一方が選択されるもので、各パラメータはFa1、Fa2、Ta1、Ta2、Ta3の順に、またFb1、Fb2、Tb1、Tb2、Tb3の順に、予め選択順が決められており、最後のパラメータTa3あるいはTb3の次には再び最初のパラメータFa1あるいはFb1が選択されるよう決められている。
【0021】
手順67で経路69に分岐すると、手順76でUPDWNフラグのセットが検出されず、次の手順77で選択フラグのセットが検出される場合には、手順78でUPDWNフラグがセットされ、選択フラグがクリアされて手順79に移行する。手順79では、経路68での処理において選択された、選択パラメータの値が、メモリー22のRAM中の、パラメータ毎に決められる位置に、この選択パラメータの設定値としてセットされる。次いで手順80で、変更フラグがセットされ、手順81に移行する。なお、変更フラグは、後述のEEPROM23への書き込みの際に利用される。
【0022】
手順81では、UPキー37がオンか否かが検出され、UPキー37がオンの場合手順82に移行し、また、UPキー37がオンでないとき手順83に移行してDWNキー38のオンか否かが検出され、これがオンの場合手順84へ移行する。そして、手順82では、手順79による設定値が予め定めた所定値だけ増加され、手順84では、この設定値が予め定めた所定値だけ減少される。また、手順76で、UPDWNフラグのセットが検出されたときには、直接手順81に移行して、手順81、82、83、84による、UPキー37、DWNキー38のオン操作に応じた設定値の所定量の増加、減少がおこなわれる。
【0023】
次いで、手順85を経た後手順55へ移行する。手順85では前記のように増加あるいは減少処置を受けた設定値が、当該パラメータとしてセットされる。すなわち、手順43でEEPROM23から読み出されRAM中所定位置にセットされた各パラメータのうちの前記選択パラメータの値が、これに対応した設定値に置き換えられ変更されるのである。また、前記手順77で、選択フラグのセットが検出されないときや、手順83でDWNキー38がオンでない場合は、直接手順55へ移行する。
【0024】
そしてこれにより、手順66では、パラメータキー36の操作で選択されたパラメータに対し、UPキー37あるいはDWNキー38の操作でこの選択されたパラメータとは異なった値の設定値を得ることができ、このパラメータキー36操作とその後のUPキー37あるいはDWNキー38操作を反復すれば、複数のパラメータの設定値をそれぞれ得ることが可能となり、ディップスイッチ39の操作を加えることで、ソレノイドA、Bのための各パラメータの設定値を得ることができる。
【0025】
手順55の詳細は図8に示すとおりである。図8において、手順86では作動フラグAまたはBの有無を検出し、これらがない場合、手順87に移行する。手順87では、信号線14での信号A1またはB1の有無を検出し、これらがない場合、EEPROM23への書き込みを行う手順88に移行する。手順87で、信号A1が有る場合には、手順89に移行して作動フラグAがセットされ、また、信号B1が有る場合には手順90に移行して作動フラグBがセットされる。そして、手順86で、作動フラグAがセットされている場合には、ソレノイドAへの通電電流を制御する手順91に移行し、作動フラグBがセットされている場合には、ソレノイドBへの通電電流を制御する手順92へ移行する。
【0026】
手順88の詳細は図9に示す通りである。図9において、手順93で設定フラグのセットされていないことが検出され、次の手順94で変更フラグがセットされていることが検出された場合、手順95で、手順66で得られた設定値を当該パラメータとしてEEPROM23へ書き込む。すなわち、EEPROM23に記憶された各パラメータのうち、手順66での選択パラメータがその設定値に書き換えられ、変更される。次いで手順96で変更フラグがクリアされる。また、手順93で設定フラグのセットが検出された場合や、手順94で変更パラメータのセットが検出されない場合には、このような手順95、96を経ずに手順88を通過する。要するに、第1のモードにあってソレノイドA、Bへの通電制御を行わない休止状態にあり、変更フラグがセットされているときに、EEPROM23への書き込みが行われるのである。
【0027】
手順91の内容を、これを詳細に示した図10により説明する。手順97で信号線14での信号A1の有無が検出され、これが有れば手順98に移行する。手順98では、信号線14での信号A2の有無が検出され、これが無い場合には手順99で、RAM中に格納位置が定められる変数FにパラメータFa1の値が、また、有る場合には手順100で、この変数FにパラメータFa2の値がセットされる。次いで、手順101で定値フラグがセットされているか否かが検出されて、これがセットされていない場合には、手順102に移行して、この手順102により、減少フラグがセットされていない場合は手順103に移行し、減少フラグがセットされている場合は手順104に移行する。
【0028】
そして、手順103では、傾斜をパラメータTa1の値とするよう設定され、手順104では、傾斜をパラメータTa2の値とするよう設定される。次いで手順105では、このように設定された傾斜を用いて変化量が演算され、その結果がRAM中に格納位置が定められる変数fの値に加算される。すなわち、時間変化に対する変化量を定めている傾斜と、この手順105を通過する周期との乗算を行って、この結果を変数fの値に加算するのである。なお、これにより、傾斜が正となる前記Ta1の値が設定された場合にはfは増加するが、傾斜が負となる前記Ta2の値が設定された場合にはfは減少する。そして、次の手順106へ移行する。また、手順101で定置フラグのセットが検出された場合は、直接手順106へ移行する。
【0029】
手順106では、Fの値とfの値との差の絶対値が予め定めた微小値Eより大きいか否かが、要するにFとfの値同志がほぼ等しいか否かが検出され、両者がほぼ等しい場合には手順107へ、そうでない場合には手順108へ移行する。そして手順108では定置フラグセットの有無が検出されて、定置フラグがセットされている場合には手順109でこれをクリアした後、また定置フラグがセットされていなければそのままで、手順110へ移行する。手順110ではFとfの値の大小関係が判別されて、fの値がFの値より大の場合には手順111へ、そうでなければ手順112へ移行する。
【0030】
そして手順112で減少フラグのセットが検出されない場合には手順113へ移行してfの値が出力バッファ19にセットされ、また、手順112で減少フラグのセットが検出された場合には、手順114へ移行してこの減少フラグがクリアされる。前記手順110から手順111に移行した場合には、手順111で減少フラグがセットされているか否かが検出されて、これがセットされている場合には手順115へ移行して出力バッファ19にfの値がセットされるが、減少フラグがセットされていない場合には手順116へ移行してこの減少フラグがセットされる。
【0031】
また、前記手順106から手順107へ移行した場合、手順107で定置フラグがセットされているか否かが判別されて、これがセットされていなければ手順117でこれをセットし、次いで順118でFの値をfにセットした後、手順113へ移行してfの値が出力バッファ19にセットされる。また、手順107で定置フラグがセットされている場合には、これらの処置は行われない。
【0032】
そして、前記手順97で信号A1が無いことが検出されると手順119へ移行し、傾斜にパラメータTa3の値を設定した後、手順120へ移行する。手順120では、この傾斜をもとに前記手順105と同様に変化量が演算され、これをfに加算する。なお、傾斜となるTa3は負であり、加算の結果fの値は減少する。次いで手順121で、fの値が零より大きいか否かが検出され、大きい場合には手順122へ移行し、このfの値が出力バッファ19にセットされる。また、手順121で、fの値が零より大きくないことが検出されると、手順123へ移行して零が出力バッファ19にセットされ、次いで手順124で減少フラグ、定置フラグ及びfをクリアした後、手順125で作動フラグAがクリアされる。
【0033】
このような手順91では第1のモードにおいては、次のような処理が行われる。例えば図4での信号A1の立ち上がりにより、手順86により処理の流れが移行されると、手順97、98を経て手順99でFにFa1がセットされ、次いで手順101、102から103に達して傾斜にTa1が設定され手順105での演算を経て手順106、108、110、112、113へと移行してこの113でfの値が出力バッファ19にセットされる。そして、手順106でf値がFa1値とほぼ等しくなるまでこの経路を反復的に通過して、fの値は傾斜Ta1に応じて増加し、これにより、DA変換器16からの制御信号が傾斜Ta1に応じて増加し、傾斜a1で増加する通電電流が得られる。f値の増加でこれがFa1とほぼ等しくなると手順106から手順107、117、118へと移行し、定置フラグがセットされるとともに、手順113でFa1の値が出力バッファ19にセットされる。
【0034】
このため次回からの処理の流れは、定置フラグがクリアされるまで、手順101から、手順106へ移行し、さらにF値が変化しない間は手順106から手順107へ移行し、そこから直接この手順91を抜ける経路を反復通過すこととなり、出力バッファ19にはFa1の値がセットされたままとなってDA変換器16からはFa1の値に応じた一定の制御信号が出力され、IA1の通電電流が得られる。そして、信号A2が立ち上がると、手順100でFにFa2の値がセットされるので、F値がf値よりも小さくなり、処理の流れは手順106から108、109へ移行し、定置フラグがクリアされるとともに、手順110から111、116へ移行し減少フラグがセットされる。これにより、次回からの処理の流れは、手順97、98、100、101、102を経て手順104で傾斜をTa2に設定し、手順105でこの傾斜を基づく演算を経た後、手順106、108、110、111から手順115へと移行してf値を出力バッファ19にセットする経路に変更される。そして、この経路を反復して傾斜Ta2に応じf値が減少し、これに伴うDA変換器16の出力減少により、傾斜a2で減少する通電電流IA2が得られる。
【0035】
このf値の減少で、これががFa2の値にほぼ等しくなると、手順106により、前記同様に手順107へ分岐され、手順117、118を経て定置フラグのセットと、fへのFa2の値のセットを行って手順113へ移行し、Fa2の値が出力バッファ19にセットされる。これにより、前記と同様に、次回からの処理の流れは、手順101から直接手順106へ移行した後、手順107から直接に手順91を抜ける経路に変更され、出力バッファ19にはFa2の値がセットされたままとなり、この値に応じた制御信号がDA変換器19から出力され、IA2の一定の通電電流が得られる。
【0036】
次いで、信号A1が立ち下がると、手順97により手順119へ分岐され、傾斜がTa3に設定される。この傾斜を基に演算が行われてf値が零より大の間はf値が出力バッファ19にセットされるので、この経路を反復する結果f値は傾斜Ta3に応じて減少し、これに応じたDA変換器19の出力のよってa3の傾斜で減少する通電電流が得られるのである。
【0037】
また、手順91の第2のモードでの処理においては、手順99、100、103、104、119でパラメータFa1、Fa2、Ta1、Ta2、Ta3の値が読み込まれるので、前述の手順85で、これらパラメータの値が設定値に置き換えられれば、この置き換えられたパラメータの値で処理が行われ、パラメータの設定結果が即座に反映される。ここで、fをパラメータTa1の値による傾斜で増加させているとき、あるいは、fをFa1やFa2の値の一定状態としているときに、新たにFa1やFa2の値が設定値への置き換えで変更されfの値より小さくなると、前者の場合には手順110から手順111に分岐し、次いで手順116において減少フラグがセットされ、後者の場合には、手順106から108、109へ移行して定置フラグがクリアされた後、手順110、111から手順116へ移行して減少フラグがセットされて、手順105の変化量の演算に手順104で傾斜に設定されるパラメータTa2の値が用いられて、fの値が新たなFa1あるいはFa2の値に達するまでこのTa2の値に応じた傾斜で減少される。
【0038】
また、fをパラメータTa2の値による傾斜で減少させているとき、あるいは、fをパラメータFa1やFa2の値の一定状態としているときに、新たにFa1やFa2の値が設定値への置き換えで変更されfの値より大きくなると、前者の場合には手順110から手順112に分岐し、次いで手順114において減少フラグがクリアされ、後者の場合には、手順106から108、109へ移行して定置フラグがクリアされた後、手順110、112から手順114へ移行して減少フラグがクリアされて、手順105の変化量の演算に手順103で傾斜に設定されるパラメータTa1の値が用いられて、fの値が新たなFa1あるいはFa2の値に達するまでこのTa1の値に応じた傾斜で増加される。
【0039】
そして、ソレノイドBについての制御をおこなう手順92は、図10について詳記した上記手順91についての説明で、信号A1、A2をそれぞれ信号B1、B2に、また、パラメータFa1、Fa2、Ta1、Ta2、Ta3をそれぞれパラメータFb1、Fb2、Tb1、Tb2、Tb3に置き換え、さらに、作動フラグAを作動フラグBに、通電電流IA1、IA2をそれぞれIB1、IB2に、通電電流の傾斜a1、a2、a3をそれぞれb1、b2、b3に置き換えたものであるので、再述しない。
【0040】
再び図5において、手順55を経た後、手順126で設定フラグがセットされているか否かが検出され、これがセットされていない場合には手順127で手順55での制御についての表示がおこなわれ、また、セットされている場合には手順128で手順56でのパラメータ設定についての表示が行われる。すなわち、手順127では、手順91と92を通過する処理が行われる場合に、第1表示部26Aに前記変数fの値が表示される。さらに、前記手順91を通過する処理が行われる場合に第2表示部26Bでの表示窓29での、そして、手順92を通過する処理が行われる場合に第2表示部26Bでの表示窓30での発光表示が行われるとともに、変数fの値がパラメータFa1あるいはFb1の値の場合に表示窓31で、また、このf値がパラメータFa2あるいはFb2の場合は表示窓32で発光表示がおこなわれる。さらに、変数fのためにパラメータTa1あるいはTb1を用いている場合に表示窓33で、パラメータTa2あるいはTb2を用いる場合は表示窓34で、そして、パラメータTa3あるいはTb3を用いる場合は表示窓35でそれぞれ発光表示が行われる。
【0041】
また、手順128での表示では、第1表示部26Aに選択されたパラメータとその設定値が表示される。さらに、第2表示部26Bでは、選択されたパラメータがソレノイドAについてのものFa1〜Ta3の場合、表示窓29で、そして、ソレノイドBについてのものFb1〜Tb3の場合、表示窓30でそれぞれ発光表示が行われるとともに、選択パラメータがFa1かFb1の場合に表示窓31で、Fa2かFb2の場合には表示窓32で、Ta1かTb1の場合には表示窓33で、Ta2かTb2の場合には表示窓34で、そして、Ta3かTb3の場合には表示窓35で、それぞれ発光表示が行われる。
【0042】
次にこの実施例の作動を説明する。制御装置9への通電開始により、制御装置9は第1のモードで作動を開始し、弁1の作動が開始され、ソレノイドAへの通電電流が、信号線14の信号A1の立ち上がりにより、a1の傾斜でIA1に達するまで増加し、次いで、信号A2が立ち上がるまでIA1が通電される。そして、信号A2が立ち上がると、この通電電流は、IA2に達するまでa2の傾斜で減少し、IA2に達した後、信号A1の立ち下がりの応じ零に達するまでa3の傾斜で減少する。供給ポート2と出力ポート3間は、ソレノイドAへの通電電流に応じた開度が得られるので、出力ポート3、4が接続した図示しない複動形の流体アクチュエータへは通電電流に応じた供給流量が得られて、このアクチュエータは停止状態からa1に応じて増速してIA1に応じた一定速状態となり、次いでa2に応じて減速してIA2に応じたより低速の一定速状態となった後、停止するまでa3に応じて減速する。
【0043】
そして、休止状態の後、ソレノイドBへの通電電流が、信号線14の信号B1の立ち上がりにより、b1の傾斜でIB1に達するまで増加し、次いで、信号B2が立ち上がるまでIB1が通電される。そして、信号B2が立ち上がると、この通電電流は、IB2に達するまでb2の傾斜で減少し、IB2に達した後、信号B1の立ち下がりの応じ零に達するまでb3の傾斜で減少する。供給ポート2と出力ポート4間は、ソレノイドAへの通電電流に応じた開度が得られるので、前記図示しない流体アクチュエータへは通電電流に応じた供給流量が得られて、このアクチュエータは前記と逆方向へ停止状態からb1に応じて増速作動してIB1に応じた一定速状態となり、次いでb2に応じ減速してIB2に応じたより低速の一定速状態となった後、停止するまでb3に応じて減速する。以下このような作動が信号線14での信号に応じ反復される。
【0044】
この作動中に、パラメータキー36を所定時間以上オン操作すると、制御装置9は第2のモードとなる。そして、ディップスイッチ39による切換選択の後、パラメータキー36のオン操作によって選択したパラメータに対し、UPキー37又はDWNキー38のオン操作により、表示部26A、26Bを視認しつつ、増減した設定値を与え、あるいは、この操作を反復して、複数のパラメータを選択して、これらに対し適宜増減した設定値をそれぞれ与えた後、各キー36、37、38をいずれも所定時間以上オン操作しないことで、再び作動装置9は、第1のモードに復帰し、ソレノイドA、Bのいずれにも通電しない休止状態で、これら設定値がそれぞれ当該パラメータとして、EEPROM23に書き込まれる。これにより、次回からの制御装置9の作動では、手順43により読み込まれる、この変更されたパラメータを基に作動が行われる。
【0045】
また、前記の制御装置9の第2のモードでは、手順85で、選択したパラメータの設定値が当該パラメータとしてセットされ、当該パラメータの値が置き換えられるので、ソレドイドA又はBへの通電電流、ひいては、弁1で作動される流体アクチュエータの作動は、即座に設定操作を反映し、パラメータの設定に際しては、流体アクチュエータの作動を見ながら、最適の値にパラメータを設定することができる。
【0046】
そして、第1のモードから第2のモードへの切り換えは、パラメータキー36の所定時間以上のオン操作で行われ、しかも、第2のモードから第1のモードへの切り換えが、どのキー36、37、38も所定時間以上オン操作しないことにより行われるので、いずれの場合も、モード切り換えに専用のキーが要らずキーの数が少なくなって制御装置9の大形化を招かないとともに、制御装置を安価にすることができ、さらに、操作が容易となって扱い易い制御装置が得られる。
【0047】
なお、第1のモードから第2のモードへの切り換えは、パラメータキー36の所定時間以上のオン操作で行うようにしているが、キー36、37、38のどれかが所定時間以上オン操作されることで切り換えるようにしてもよい。また、本実施例は流量方向制御弁について説明したが、単に流量制御のみを行ったり、圧力制御を行う電磁比例弁に適用できることは勿論である。
【0048】
【発明の効果】
このように請求項1に記載の発明によると、キーの一つが所定時間連続して押されることにより、第1のモードから第2のモードへ切り換えられるので、設定操作開始時期を入力する専用のキーやスイッチ機構は不要となり、また、請求項2に記載の発明では、さらに加えて、キーの全てが所定時間連続して押されないことにより、第2のモードから第1のモードへ切り換えられるので、設定操作終了時期を入力する専用のキーやスイッチ機構は不要となって、キーの数を少なくでき、制御装置を小形に安価にできる。また、いずれも、操作が簡単であって制御装置の取扱を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電磁比例弁のシンボル図。
【図2】本発明の一実施例の電磁比例弁の平面図。
【図3】本発明の一実施例の構成説明図。
【図4】本発明の一実施例の作動を説明する説明図。
【図5】本発明の一実施例における制御装置の作動を説明する流れ図。
【図6】図5における手順56を詳細に示す流れ図。
【図7】図6の手順66を詳細に示す流れ図。
【図8】図5の手順55を詳細に示す流れ図。
【図9】図8の手順88を詳細に示す流れ図。
【図10】図8の手順91を詳細に示す流れ図。
【符号の説明】
A、B ソレノイド
7 増幅器
9 制御装置
23 不揮発性の記憶素子
28 キー機構
36、37、38 キー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electromagnetic proportional valve drive device for an electromagnetic proportional valve that controls a flow rate or a pressure in accordance with an energization current to a solenoid.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, there is an electromagnetic proportional valve driving device of this type described in Japanese Patent Application No. 3-342108 related to the application of the present applicant. This can rewrite each parameter that determines the current flowing to the solenoids in multiple stages and the degree of gradually decreasing and gradually changing the energizing current to gradually change and gradually change to the current flowing in each stage. The control element to the amplifier that controls the energization current to the solenoid is generated from these parameters according to the signal from the outside, thereby gradually decreasing and increasing according to the signal from the outside. The solenoid can be energized with a current that changes in multiple stages.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in this case, when performing a parameter setting operation by key input in order to change the parameter, the setting operation is performed after pressing a dedicated key for inputting the start time of such a key operation. Therefore, there is a problem that the number of keys increases and the control device becomes larger and expensive.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve such a problem, the electromagnetic proportional valve driving device according to
[0005]
Further, in the electromagnetic proportional valve drive device according to
[0006]
According to such a configuration, the key according to
[0007]
【Example】
Hereinafter, an embodiment of the present invention in which an electromagnetic proportional valve is applied to a current control type directional flow control valve will be described with reference to the drawings. FIG. 1 shows a symbol of the
[0008]
As shown in FIG. 2, a
[0009]
The
[0010]
Further, an
[0011]
In the
[0012]
The energization current to the solenoid A reaches IA1 with a slope a1 that increases from zero with a lapse of time as the signal A1 rises, that is, with the current change with respect to time change being a constant value a1. Increase to. This current is kept at IA1 until the rising edge of the signal A2, and according to the rising edge of the signal A2, it decreases until reaching IA2 at a slope a2 which is a constant decrease over time, and reaches IA2 until the falling edge of the signal A1. After being held, in accordance with the falling edge of the signal A1, it decreases at a slope a3, which is a constant decrease over time until reaching zero.
[0013]
Further, the energization current to the solenoid B increases with the rising edge of the signal B1 from zero to a slope b1 that increases a certain amount with time until it reaches IB1. This current is kept at IB1 until the rise of the signal B2, and according to the rise of the signal B2, it decreases until reaching IB2 at a slope b2 which is a constant increase amount with respect to the time change, and reaches IB2 until the fall of the signal B1. After being maintained, in accordance with the fall of the signal B1, it decreases until reaching zero at the same constant b3 as described above, which is a constant decrease with time.
[0014]
Values corresponding to these values for obtaining IA1, IA2, a1, a2, a3 in the energizing current of the solenoid A and IB1, IB2, b1, b2, b3 in the energizing current of the solenoid B, respectively. , IA1, IA2, a1, a2, a3, IB1, IB2, b1, b2, b3 are respectively defined as parameters Fa1, Fa2, Ta1, Ta2, Ta3, Fb1, Fb2, Tb1, Tb2, and Tb3. The parameters are written in the
[0015]
Next, a processing procedure by the
[0016]
When branching to the
[0017]
When the on state of the
[0018]
When branching to the route 46 in the
[0019]
When all the off states of the
[0020]
In step 66, the set values of the parameters Fa1, Fa2, Ta1, Ta2, Ta3, Fb1, Fb2, Tb1, Tb2, and Tb3 are obtained according to the states of the
[0021]
When branching to path 69 in
[0022]
In step 81, it is detected whether or not the
[0023]
Next, after passing through the
[0024]
Thus, in step 66, for the parameter selected by the operation of the
[0025]
Details of the
[0026]
Details of the procedure 88 are as shown in FIG. In FIG. 9, when it is detected in step 93 that the setting flag is not set, and it is detected that the change flag is set in the
[0027]
The contents of the
[0028]
In step 103, the slope is set to the value of parameter Ta1, and in
[0029]
In
[0030]
If the decrease flag set is not detected in
[0031]
If the procedure proceeds from the
[0032]
If it is detected in
[0033]
In such a
[0034]
For this reason, the flow of processing from the next time shifts from
[0035]
When this f value is decreased and becomes almost equal to the value of Fa2, the
[0036]
Next, when the signal A1 falls, the
[0037]
In the process in the second mode of
[0038]
In addition, when f is decreased by the slope of the value of the parameter Ta2, or when the value of the parameters Fa1 and Fa2 is constant, the values of Fa1 and Fa2 are newly changed by replacement with the set values. If the value is larger than the value of f, the procedure branches from
[0039]
The
[0040]
In FIG. 5 again, after passing through
[0041]
In the display in
[0042]
Next, the operation of this embodiment will be described. When the energization of the
[0043]
Then, after the resting state, the energization current to the solenoid B increases until reaching IB1 at the inclination of b1 due to the rise of the signal B1 of the
[0044]
If the
[0045]
Further, in the second mode of the
[0046]
The switching from the first mode to the second mode is performed by turning on the
[0047]
Note that the switching from the first mode to the second mode is performed by turning on the
[0048]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, when one of the keys is continuously pressed for a predetermined time, the mode is switched from the first mode to the second mode. The key and the switch mechanism are not required. Further, in the invention according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a symbol diagram of an electromagnetic proportional valve according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of an electromagnetic proportional valve according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram illustrating the configuration of an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is an explanatory diagram for explaining the operation of one embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a flowchart for explaining the operation of the control device according to the embodiment of the present invention.
6 is a flowchart showing in detail a procedure 56 in FIG. 5;
FIG. 7 is a flowchart showing in detail the procedure 66 of FIG. 6;
FIG. 8 is a flowchart showing in detail the
FIG. 9 is a flowchart showing the procedure 88 of FIG. 8 in detail.
FIG. 10 is a flowchart showing in detail the
[Explanation of symbols]
A, B Solenoid
7 Amplifier
9 Control device
23 Nonvolatile memory element
28 Key mechanism
36, 37, 38 keys
Claims (2)
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