JP3763986B2 - Sight meter - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は被検眼の視力を検査する視力計、特に動体視力の検査に好適な視力計に関する。
【0002】
【従来技術】
視力計としては、遠方に固定された視標を呈示したときの視力(静止視力)を検査する他、車の運転時などにおける動くものの見え方、すなわち動体視力を検査する視力計が知られている。近年では高齢者の増加とともに動体視力を測定することは車を運転する上で重要になってきており、被検者には動体視力の結果を例えば5段階で評価して自己の視力能力を理解しやすいようにしている。
【0003】
また、通常、視力計には検査結果を印字出力するプリンタが備えられており、プリンタからは一通りの検査結果のみが出力されるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、検査結果は被検者と検者の両方が必要とするケースがある。一通りの検査結果のみが出力されるものであっても、それぞれ専用の印刷指示スイッチを個別に設けたり、印字指示スイッチを連続して2回押すことにより、被検者と検者の両方への印字出力をすることも可能であるが、スイッチ操作が煩わしくなる。
【0005】
また、一度に両方の印字内容を行うようにすると、出力後にハサミなどで切り離す作業が必要になり煩わしい。
【0006】
本発明は上記従来技術に鑑み、被検者及び検者の両者に必要な印字結果の出力用紙を容易に得ることができる視力計を提供することを技術課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
【0008】
(1) 検眼眼の視力を検査する視力計において、検査結果を印字出力する印字出力手段であって、1つの印字開始信号に基づいて検査結果及び検査結果に基づく指導内容を含む被検者用出力内容と検者が検査結果を管理するための検者用出力内容とを区分して連続的に印字するとともに、被検者用出力内容と検者用出力内容との間に印字用紙を切り離すためのタイムラグを設けて印字する印字出力手段を、備えたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は視力計の外観図であり、動体視力検査と静止視力検査が可能な装置を例にとって説明する。
【0011】
1は装置本体であり、2は被検者が装置内を覗き込み、後述する光学系により筐体内に呈示される検査視標を観察するための検査窓である。装置本体1の側面には、検者が操作するための各種のスイッチを持つ操作パネル3が配置されている。
【0012】
装置本体1の下部の前側には被検者が操作する操作部が装置本体1の筐体と一体的に設けられている。5は呈示されるランドルト環視標の切れ目方向を被検者が応答入力するためのジョイスティックであり、これは被検者自身で検査を行う自動検査モード時に使用する。4は自動検査モード時に呈示視標の判別ができないときにその旨を応答入力するための応答ボタンである。また、応答ボタン4は動体視力検査時に呈示される検査視標が判別できたときの応答入力の役割も兼ねる。6は自動検査モード時に被検者自身で検査を始めるときに使用するスタートボタンであり、7は音声ガイドの音量を調節するための音量ツマミである。音声ガイドの声は装置本体1内部に配置されているスピーカ9によって発生する。
【0013】
8は検査結果を印字出力するプリンタである。10は開閉扉であり、その内部には動体視力検査時に移動する視標の見かけ上の速度を変更するための速度切替スイッチが内蔵されており、20〜60km/hの間で10km/h毎に変更できるようになっている。普段は30km/hに設定されている。10aは本装置への電源のON(投入)/OFF(切断)を行う電源スイッチである。
【0014】
図2は装置の光学系と制御系の要部を示す図である。19は視標板11に設けられた視標を照明するための照明光源である。視標板11には4種類(上下左右に切れ目を持つ)のランドルト環視標が同心円上に配置されており、回転装置21の回転により呈示する視標が個別に選択される。
【0015】
照明光源19の点灯により視標板11上の視標は照明され、視標板11からの視標光束はプリズム12によって反射してレンズ群13を通った後、ミラー14を反射してレンズ群15に向かう。レンズ群13、15はアフォーカル系にするために配置されており、レンズ群13からレンズ群15間の距離はレンズ群13の焦点距離とレンズ群15の焦点距離との和になっている。
【0016】
レンズ群15を通過した光束はプリズム16へ入射する。プリズム16は入射された光束を左右に分け、ミラー17Rとミラー17L(紙面の裏側方向にあり、図では省略している)により視標光束をそれぞれ反射させて被検者の左右の被検眼へ入射させる。
【0017】
また、プリズム12は移動装置22によって移動され、光学的に被検眼と視標との距離を見かけ上50m〜2mまで変更することが可能である。視標板11上の視標は、被検眼と視標との距離が48mのときに視力値1.6、30mのときに視力値1.0、3mのときに視力値0.1となるように設計されている。
【0018】
18は検査窓2に配置された保護ガラスであり、ミラー17R、17Lに合せて左右に1つずつ用意されている。また、片眼検査を行う際には、保護ガラス18の手前の光路上に図示無きシャッタが挿入されるようになっている。
【0019】
20は本装置の制御部であり、パネル部3、応答ボタン4、ジョイスティック5が接続されている。制御部20は後述する検査モードの検査プログラムを記憶しており、検査モードの選択によって各スイッチ入力される信号により、照明光源19の点灯及び消灯、回転装置21、移動装置22、音声ガイド発生部23の作動を制御する。また、制御部20には測定結果等を記憶するメモリ24、プリンタ8が接続されている。
【0020】
図3は操作パネル3のスイッチ構成を示す図である。30は検査モード選択スイッチである。検査モードには、音声ガイドに従って被検者自信がスイッチ操作を行うことで検査を進めることができる自動検査モードと、検者が各スイッチ操作で検査を進める手動検査モードと、検査手順の指示や条件設定は装置が行い、被検者の応答のみを検者が入力することで検査を進める半自動検査モードの3種類がある。半自動検査モードは、被検者が高齢者で音声ガイドに従ったジョイスティック操作が困難であり、検者も検査に不慣れな場合に効果的である。
【0021】
31は検査する対象の被検眼(左、右、両眼)の選択を行うスイッチである。32は手動検査モード時に静止視力検査を選択及び開始するためのスイッチで、スイッチ33aにより視力値を選択し、その視力値は表示器33bに表示される。35は視標スイッチ部で、ランドルト環視標の切れ目方向を上下左右の4方向で入力する4つのスイッチが設けられている。また、呈示された視標の種類は4つのスイッチに対応して設けられたランプ35aの点灯により知ることができるようになっている。36は判読不能の旨を検者が入力するスイッチである。34は手動検査モード時に動体視力検査を選択及び開始するスイッチであり、その下には動体視力値が表示される表示器37b、動体視力の検査回数を表示するためのランプ37a等が設けられている。
【0022】
また、表示器33bと表示器37bは後述する年齢入力モードへの移行時には、被検者の年齢入力用の表示器として共用され、さらに視力値を選択するスイッチ33aは年齢入力用のスイッチとして共用される。38は印刷スイッチである。
【0023】
以上のような構成を持つ装置において、その動作を説明する。ここでは半自動検査モードで検査を行う場合を例にとって説明する。
【0024】
電源スイッチ10aを押して本装置を起動するための電源を投入すると、自動的に両眼測定状態になる。検者はスイッチ30により半自動検査モードを設定する。また、電源スイッチ10aにより電源を投入すると、装置は自動的に被検者の年齢を入力できる年齢入力モードに入る。表示器33bと表示器37bには被検者の年齢を5歳の幅で入力できるように、年齢区分の下限と上限が表示される。年齢入力モード移行時には、図4(a)に示す如く70歳以上を表す表示とされており、年齢入力の表示はスイッチ33aによりアップ/ダウンさせて変更する。スイッチ33aを操作して入力する年齢をダウンすると、図4(b)に示す如く70〜74歳を表す表示に変更される。さらに、ダウンすると65〜69歳、60〜64歳、…と言うように5歳間隔で表示が変更される。
【0025】
上記のようにしてスイッチ33aの操作により被検者の年齢が含まれる表示にできたら、静止視力スイッチ32を押して静止視力検査に移る。このスイッチ入力により被検者の年齢が入力される(メモリ24に記憶される)と共に、年齢入力モードが解除され、半自動検査モードでの静止視力検査のプログラムが実行される。制御部20の制御によりプリズム12が移動され、視力0.5の視標が呈示された後、音声ガイドにより「輪の切れた方向を答えて下さい」と指示される。検者は被検者が口頭で答えた方向を視標スイッチ部35のスイッチで入力する。また、判別できないと答えた場合には、スイッチ36によりその旨を入力する。制御部20は応答入力が正しければ視標視力を1段階上げる。また判別できない場合、若しくは間違っていた場合には視標視力を1段階下げる。1段階上げて判別できなくなった場合は視力値を見えていた段階まで戻し、さらに視標方向を変えて視標を呈示する。以後、応答結果の入力に基づき呈示視標を順次変更し、同一視力視標で2回以上正答があれば、その視力があるものと自動的に判定される。静止視力値は表示器33bに表示され、その結果がメモリ24に記憶される。
【0026】
静止視力の検査が終了したら、動体視力スイッチ34を押すことにより動体視力検査のプログラムがスタートする。動体視力検査は検査に慣れてもらうための練習の検査を2回行った後、本検査に移る。制御部20は音声ガイドにて本検査を5回正答するまで行うことを被検者に伝えるとともに、視標の方向が判別できた時点で応答ボタン4を押すように指示する。音声ガイドによる指示後、プリズム12を移動させ、被検眼に視標を近づけていく。被検者が応答ボタン4を押すと、視標が止まると同時に視標の照明が消える。音声ガイドにより「方向は?」とアナウンスされるので、被検者には口頭で方向を答えてもらう。検者はその応答通りに視標スイッチ部35のスイッチを入力する。制御部20は呈示視標に対する入力方向の正誤を判断し、正答ならば視標の停止位置で求められる動体視力値を測定結果としてメモリ24に記憶し、2回目の検査に移る。誤答ならば同回目の検査が行われる。
【0027】
このようにして5回の正答が得られると、音声ガイドにより「検査終了です」とアナウンスされるので、検者は印刷スイッチ38を押して検査結果を印字出力する。
【0028】
図5はプリンタ8から出力される印字出力例である。この例は被検者の年齢入力が75歳以上の場合を示している。印字用紙100の検査結果欄101には、静止視力の結果と動体視力の結果の平均、及び動体視力の5回の結果等が印字される。その下の評価欄102aには同年齢層に対する評価値が印字され、さらに評価欄102bには30〜59歳に対する評価値が印字される。評価値は図6に示すように5段階とされ、評価欄102a、102bの評価値は図7に示す年齢層別のテーブルに基づいて制御部20が定める。図7に示したテーブルは実測データの統計結果から作成したものであり、メモリ24に記憶されている。なお、被検者の年齢入力が60歳以上のときに評価欄102a、102bの2つの評価値が印字され、それ以下のときには評価欄102aの同年齢層に対する評価値のみが印字される。
【0029】
指導内容の欄103には評価欄102bでの5段階評価の値に従い、図8に示す文面内容が印字される。59歳以下の場合は同年齢層の評価値により、図8の「30〜59才」を「同年齢層」に変えた文面とされる。指導内容の欄104及び欄105には、動体視力についての注意事項、運転時の注意事項の文面が印字される。
【0030】
さらに、欄106の印字は、測定又は事前に入力された静止視力が0.8以下で、かつ評価欄102bでの動体視力の評価値2または1の場合には、視力矯正具により動体視力が向上する可能性がある旨のアドバイスが印字される。なお、アドバイスを出力するか否かは、図7に示した評価値を基に判断してもよいし、測定した動体視力値を基に判断してもよい。図7に示した評価値は動体視力値を基に評価したものであるため、動体視力値と同様の意味を持つ。動体視力の特徴として、静止視力が悪くなるに従い、動体視力も悪くなる。このため動体視力の悪い多くの人は静止視力も悪いのが一般的であり、動体視力を向上させるには、静止視力そのものを向上させることが最も解決しやすい方法である。これをプログラム化し、実測データの統計データに基づいて静止視力がある値以下で(実施形態では0.8以下で)、かつ動体視力もある値以下(実施形態では0.4以下)のときに、欄106のようなアドバイスを印字するか否かを決定することで、より有効で的確なアドバイスを被検者に示すことができる。
【0031】
以上、欄106までが被検者用の印字内容で、その下に区分けされた欄107は検者用の印字内容である。この検者用の欄107には、データ番号、静止視力と動体視力の検査結果や、入力された被検者の年齢、評価値等のデータ管理用の結果が印字される。このような印字出力に際しては、まず、欄106までが出力後、1秒ほど設けられたタイムラグを置いて連続的検者用の印字内容である欄107が連続してプリンタ8から印字出力される。したがって、欄106までが出力された段階で印字用紙をプリンタ8が持つカッタで切り離すことで被検者へ渡す用紙とし、ある時間を経た後に出力されたものをさらに切り離すことで検者用の管理データとすることができる。ロール紙を用いた感熱プリンタは自動カッターが付いていないのが一般的であり、このような場合には本方法とすることで印字用紙を被検者用と検者用に簡単、かつ迅速に分離することができる。
【0032】
なお、印刷スイッチ38を押して印字出力されることにより、検査結果はクリアされて次の被検者の検査が新たに行える状態となり、再び年齢入力モードに自動的に移行する。このとき、表示器33bと表示器37bの年齢表示は、直前に設定したものがメモリ24に記憶保持されている。交通関係で使用する視力検査装置は高齢者講習で使用することが多く、この場合同一年齢層の被検者を連続して検査するので同一グループの検査終了までは設定された年齢が保持されると都合が良い。ただし、電源を落とす場合は1日の検査が終了したか、検者が変わる等の大きな区切りであるので、再度電源を投入したときには初期設定である75才以上の表示設定に切替わるようになっている。こうすることで、年齢入力の設定忘れをより確実に防止できる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、被検者及び検者の両者に必要な印字結果の出力用紙を簡単な操作で容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態である視力計の外観図である。
【図2】本実施形態である視力計の光学系と制御系の要部構成図である。
【図3】操作パネルのスイッチ構成を示す図である。
【図4】年齢入力モード時の年齢入力の表示例である。
【図5】検査結果の印字出力例である。
【図6】測定結果に対する5段階評価値の印字例である。
【図7】測定結果に対する年齢層別の評価テーブルである。
【図8】測定結果に対する5段階評価の指導内容の印字例である。
【符号の説明】
8 プリンタ
10a 電源スイッチ
11 視標板
12 プリズム
19 照明光源
20 制御部
22 移動装置
24 メモリ
33a スイッチ
33b、37b 表示器
38 印刷スイッチ
100 印字用紙
103、104、105、106 指導内容の欄
107 被検者用の印字内容欄
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a visual acuity meter that examines the visual acuity of an eye to be examined, and more particularly to a visual acuity suitable for examination of moving visual acuity.
[0002]
[Prior art]
As a visual acuity meter, in addition to examining visual acuity (stationary visual acuity) when a target fixed at a distance is presented, visual acuity meters that examine the visual appearance of moving objects when driving a car, that is, moving visual acuity are known. Yes. In recent years, measuring the dynamic visual acuity with the increase in the number of elderly people has become important in driving a car, and subjects can understand their visual acuity by evaluating the results of dynamic visual acuity, for example, in five stages. It is easy to do.
[0003]
Usually, a visual acuity meter is provided with a printer that prints out the inspection result, and only one inspection result is output from the printer.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, there are cases where both the examinee and the examiner need the examination result. Even if only a single test result is output, by providing a dedicated print instruction switch individually or by pressing the print instruction switch twice in succession, both the subject and the examiner However, the switch operation is troublesome.
[0005]
Further, if both print contents are performed at once, it is necessary to separate them with scissors after output, which is troublesome.
[0006]
An object of the present invention is to provide a visual acuity meter that can easily obtain an output sheet of a print result necessary for both the examinee and the examiner in view of the above-described prior art.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention is characterized by having the following configuration.
[0008]
(1) Print output means for printing out test results in a visual acuity tester that examines the eyesight of an optometric eye, and includes a test result based on one print start signal and instruction content based on the test result The output contents and the output contents for the examiner to manage the inspection results are separated and continuously printed , and the printing paper is separated between the output contents for the examinee and the output contents for the examiner. And a print output means for printing with a time lag.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is an external view of a visual acuity meter, and will be described by taking as an example an apparatus capable of moving object visual acuity inspection and static visual acuity inspection.
[0011]
Reference numeral 1 denotes an apparatus main body, and reference numeral 2 denotes an inspection window through which a subject looks into the apparatus and observes an inspection target presented in the housing by an optical system to be described later. An operation panel 3 having various switches for operation by an examiner is disposed on the side surface of the apparatus body 1.
[0012]
On the front side of the lower part of the apparatus main body 1, an operation unit operated by the subject is provided integrally with the casing of the apparatus main body 1. Reference numeral 5 denotes a joystick for the subject to input the cut direction of the displayed Landolt ring target. This is used in the automatic inspection mode in which the subject himself / herself performs the inspection. Reference numeral 4 denotes a response button for inputting a response to the effect when the presenting target cannot be determined in the automatic inspection mode. In addition, the response button 4 also serves as a response input when the test target presented at the time of moving eyesight test can be determined. Reference numeral 6 denotes a start button used when the subject himself / herself starts an examination in the automatic examination mode. Reference numeral 7 denotes a volume knob for adjusting the volume of the voice guide. The voice of the voice guide is generated by the speaker 9 disposed inside the apparatus main body 1.
[0013]
A printer 8 prints out the inspection result. Reference numeral 10 denotes an open / close door, and a speed changeover switch for changing the apparent speed of the target moving at the time of moving visual acuity inspection is built in the door, and every 10 km / h between 20-60 km / h. It can be changed to. Usually it is set to 30km / h. Reference numeral 10a denotes a power switch for turning on (turning on) / off (disconnecting) power to the apparatus.
[0014]
FIG. 2 is a diagram showing the main parts of the optical system and control system of the apparatus. Reference numeral 19 denotes an illumination light source for illuminating a visual target provided on the visual target plate 11. Four types of Landolt ring targets (having cuts in the upper, lower, left and right) are arranged on the concentric circle on the target plate 11, and the target to be presented is selected individually by the rotation of the rotating device 21.
[0015]
The target on the target plate 11 is illuminated by turning on the illumination light source 19, and the target luminous flux from the target plate 11 is reflected by the prism 12, passes through the lens group 13, and then reflects the mirror 14 to reflect the lens group. Head to 15. The lens groups 13 and 15 are arranged to be an afocal system, and the distance between the lens group 13 and the lens group 15 is the sum of the focal length of the lens group 13 and the focal length of the lens group 15.
[0016]
The light beam that has passed through the lens group 15 enters the prism 16. The prism 16 divides the incident light beam into left and right, respectively, and reflects the target light beam by mirrors 17R and 17L (in the direction of the back side of the paper, not shown in the figure) to the left and right eye of the subject. Make it incident.
[0017]
The prism 12 is moved by the moving device 22 and can optically change the distance between the eye to be examined and the visual target from 50 m to 2 m. The visual target on the visual target plate 11 has a visual acuity value of 1.6 when the distance between the eye to be examined and the visual target is 48 m, a visual acuity value of 1.0 when the distance is 30 m, and a visual acuity value of 0.1 when the distance is 3 m. Designed to be
[0018]
Reference numeral 18 denotes a protective glass disposed in the inspection window 2, which is prepared one by one on the left and right according to the mirrors 17R and 17L. Further, when performing a one-eye examination, a shutter (not shown) is inserted on the optical path in front of the protective glass 18.
[0019]
Reference numeral 20 denotes a control unit of the apparatus, to which a panel unit 3, a response button 4, and a joystick 5 are connected. The control unit 20 stores an inspection mode inspection program, which will be described later, and the illumination light source 19 is turned on and off, the rotating device 21, the moving device 22, and the voice guide generating unit according to the signals input by the switches according to the selection of the inspection mode. 23 is controlled. The control unit 20 is connected to a memory 24 for storing measurement results and the printer 8.
[0020]
FIG. 3 is a diagram illustrating a switch configuration of the operation panel 3. Reference numeral 30 denotes an inspection mode selection switch. The inspection mode includes an automatic inspection mode in which the subject can proceed with the inspection by operating the switch according to the voice guide, a manual inspection mode in which the inspector advances the inspection by operating each switch, instructions for the inspection procedure, There are three types of semi-automatic inspection modes in which the conditions are set by the apparatus and the inspection is performed by the examiner inputting only the response of the subject. The semi-automatic inspection mode is effective when the subject is an elderly person and it is difficult to operate the joystick according to the voice guide, and the examiner is not accustomed to the examination.
[0021]
Reference numeral 31 denotes a switch for selecting an eye to be examined (left, right, both eyes) to be examined. Reference numeral 32 denotes a switch for selecting and starting a static visual acuity test in the manual examination mode, and a visual acuity value is selected by the switch 33a, and the visual acuity value is displayed on the display 33b. Reference numeral 35 denotes a target switch unit, which is provided with four switches for inputting the cut direction of the Landolt ring target in four directions, up, down, left and right. In addition, the type of target presented can be known by lighting a lamp 35a provided corresponding to the four switches. A switch 36 is used by the examiner to input that the reading is impossible. Reference numeral 34 denotes a switch for selecting and starting a moving visual acuity test in the manual inspection mode, and a display 37b for displaying the moving visual acuity value, a lamp 37a for displaying the number of inspections of the moving visual acuity, and the like are provided below the switch. Yes.
[0022]
The display device 33b and the display device 37b are shared as a display device for inputting the age of the subject when shifting to an age input mode described later, and the switch 33a for selecting a visual acuity value is also used as a switch for age input. Is done. Reference numeral 38 denotes a print switch.
[0023]
The operation of the apparatus having the above configuration will be described. Here, a case where inspection is performed in the semi-automatic inspection mode will be described as an example.
[0024]
When the power for starting the apparatus is turned on by pressing the power switch 10a, the binocular measurement state is automatically entered. The examiner sets the semi-automatic inspection mode by the switch 30. Further, when the power is turned on by the power switch 10a, the apparatus automatically enters an age input mode in which the age of the subject can be input. The lower limit and the upper limit of the age division are displayed on the display device 33b and the display device 37b so that the age of the subject can be input in a range of 5 years old. At the time of transition to the age input mode, as shown in FIG. 4A, the display indicates that the person is 70 years old or older. The display of the age input is changed by up / down by the switch 33a. When the input age is lowered by operating the switch 33a, the display is changed to display 70 to 74 years old as shown in FIG. Furthermore, when it goes down, the display is changed at intervals of 5 years old, such as 65 to 69 years old, 60 to 64 years old, and so on.
[0025]
When the display including the age of the subject is made by operating the switch 33a as described above, the static visual acuity switch 32 is pressed to move to the static visual acuity test. The age of the subject is input by this switch input (stored in the memory 24), the age input mode is canceled, and the program for static vision test in the semi-automatic test mode is executed. After the prism 12 is moved under the control of the control unit 20 and a visual target with a visual acuity of 0.5 is presented, “Please answer the direction in which the wheel is broken” is instructed by the voice guide. The examiner inputs the direction that the examinee answered verbally using the switch of the visual target switch unit 35. If it is answered that it cannot be discriminated, this is input by the switch 36. If the response input is correct, the control unit 20 increases the visual acuity by one step. If it cannot be determined, or if it is wrong, the visual acuity is lowered by one step. If it is not possible to discriminate after one step, the visual acuity value is returned to the level at which it was visible, and the visual target is presented by changing the visual target direction. Thereafter, the presentation target is sequentially changed based on the input of the response result, and if there is a correct answer twice or more with the same visual acuity target, it is automatically determined that the visual acuity is present. The static visual acuity value is displayed on the display 33 b and the result is stored in the memory 24.
[0026]
When the static visual acuity test is completed, the dynamic visual acuity test program is started by pressing the dynamic visual acuity switch 34. The dynamic visual acuity test is carried out twice after the practice test to get used to the test. The control unit 20 informs the subject that the main examination is to be performed five times by voice guidance, and instructs the response button 4 to be pressed when the direction of the target is determined. After the instruction by the voice guide, the prism 12 is moved to bring the visual target closer to the eye to be examined. When the subject presses the response button 4, the target stops and at the same time the target is turned off. The voice guide will announce “What's the direction?” And ask the subject to verbally answer the direction. The examiner inputs the switch of the target switch unit 35 according to the response. The control unit 20 determines the correctness of the input direction with respect to the presented target, and if it is correct, stores the moving object visual acuity value obtained at the target stop position in the memory 24 as a measurement result, and proceeds to the second examination. If it is incorrect, the same inspection will be performed.
[0027]
When five correct answers are obtained in this way, the voice guide announces that “inspection is complete”, so the examiner presses the print switch 38 and prints out the inspection result.
[0028]
FIG. 5 is a print output example output from the printer 8. This example shows a case where the age input of the subject is 75 years old or more. In the inspection result column 101 of the printing paper 100, the average of the result of static visual acuity and the result of moving visual acuity, the result of five times of moving visual acuity, and the like are printed. An evaluation value for the same age group is printed in the evaluation column 102a below, and further, an evaluation value for 30 to 59 years is printed in the evaluation column 102b. As shown in FIG. 6, the evaluation values are divided into five stages, and the evaluation values in the evaluation columns 102a and 102b are determined by the control unit 20 based on the age group table shown in FIG. The table shown in FIG. 7 is created from the statistical results of the actual measurement data, and is stored in the memory 24. Two evaluation values in the evaluation fields 102a and 102b are printed when the age input of the subject is 60 years or older, and only evaluation values for the same age group in the evaluation field 102a are printed when the age input is less than 60 years.
[0029]
The text content shown in FIG. 8 is printed in the guidance content column 103 in accordance with the value of the five-level evaluation in the evaluation column 102b. In the case of 59 years old or less, the text is changed from “30 to 59 years old” in FIG. 8 to “same age group” according to the evaluation value of the same age group. In the instruction content column 104 and the column 105, the text of the precautions regarding the moving eyesight and the precautions during driving are printed.
[0030]
Further, the printing in the column 106 indicates that when the static visual acuity measured or input in advance is 0.8 or less and the moving visual acuity evaluation value 2 or 1 in the evaluation column 102b is 2, the moving visual acuity is reduced by the visual acuity correction tool. The advice that there is a possibility of improvement is printed. Whether or not the advice is output may be determined based on the evaluation value shown in FIG. 7 or may be determined based on the measured moving visual acuity value. Since the evaluation values shown in FIG. 7 are evaluated based on the dynamic visual acuity values, they have the same meaning as the dynamic visual acuity values. As a feature of moving body visual acuity, moving visual acuity deteriorates as static visual acuity deteriorates. For this reason, many people with poor moving visual acuity generally have a poor static visual acuity, and improving the static visual acuity is the easiest way to improve the dynamic visual acuity. When this is programmed and the static visual acuity is less than a certain value (0.8 or less in the embodiment) based on the statistical data of the actual measurement data, and the dynamic visual acuity is also less than a certain value (0.4 or less in the embodiment) By determining whether or not the advice as in the column 106 is to be printed, more effective and accurate advice can be shown to the subject.
[0031]
As described above, the contents up to the column 106 are the print contents for the examinee, and the column 107 divided below is the print contents for the examiner. In the column 107 for the examiner, data management results such as the data number, the examination result of the static visual acuity and the moving visual acuity, the age of the subject, the evaluation value, and the like are printed. In such a print output, first, after the output up to the column 106, the column 107 which is the print content for the continuous examiner is continuously printed out from the printer 8 with a time lag of about 1 second. . Therefore, when the fields up to the column 106 are output, the printing paper is separated by the cutter of the printer 8 to be passed to the subject, and the paper output after a certain period of time is further separated to manage the examiner. It can be data. In general, thermal printers that use roll paper do not have an automatic cutter. In this case, this method can be used to easily and quickly print paper for examinees and examiners. Can be separated.
[0032]
When the print switch 38 is pushed and printed out, the test result is cleared and the next test can be performed again, and the mode automatically shifts to the age input mode again. At this time, the age display of the display device 33b and the display device 37b is set and stored in the memory 24 immediately before. Eyesight testing devices used in transportation are often used in senior training, and in this case, subjects of the same age group are inspected continuously, so the set age is maintained until the end of the same group test. It is convenient. However, when the power is turned off, it is a big break such as the completion of the day's inspection or the change of the examiner. Therefore, when the power is turned on again, the display setting is switched to the initial setting of 75 years or older. ing. By doing so, it is possible to more reliably prevent forgetting to set the age input.
[0033]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to easily obtain an output sheet of a print result necessary for both the subject and the examiner with a simple operation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external view of a sight meter according to the present embodiment.
FIG. 2 is a main part configuration diagram of an optical system and a control system of a sight meter according to the present embodiment.
FIG. 3 is a diagram illustrating a switch configuration of an operation panel.
FIG. 4 is a display example of age input in an age input mode.
FIG. 5 is a printout example of inspection results.
FIG. 6 is a print example of a five-level evaluation value for a measurement result.
FIG. 7 is an evaluation table for each age group with respect to measurement results.
FIG. 8 is a print example of instruction contents for a five-step evaluation for a measurement result.
[Explanation of symbols]
8 Printer 10a Power switch 11 Target plate 12 Prism 19 Illumination light source 20 Control unit 22 Moving device 24 Memory 33a Switch 33b, 37b Display 38 Print switch 100 Printing paper 103, 104, 105, 106 Guidance contents column 107 Subject Printing content field for

Claims (1)

検眼眼の視力を検査する視力計において、検査結果を印字出力する印字出力手段であって、1つの印字開始信号に基づいて検査結果及び検査結果に基づく指導内容を含む被検者用出力内容と検者が検査結果を管理するための検者用出力内容とを区分して連続的に印字するとともに、被検者用出力内容と検者用出力内容との間に印字用紙を切り離すためのタイムラグを設けて印字する印字出力手段を、備えたことを特徴とする視力計。In an eyesight for inspecting the eyesight of the optometric eye, a print output means for printing out the test result, comprising: an output content for the subject including a test result based on one print start signal and a guidance content based on the test result; A time lag for separating the print paper between the output contents for the examiner and the output contents for the examiner while the inspector's output contents for managing the inspection results are separated and continuously printed. A visual acuity meter provided with a print output means for printing .
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