JP3763977B2

JP3763977B2 - Circuit breaker voltage trip device

Info

Publication number: JP3763977B2
Application number: JP24801698A
Authority: JP
Inventors: 義昭小林; 征浩伏見; 俊幸谷辺
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1998-09-02
Filing date: 1998-09-02
Publication date: 2006-04-05
Anticipated expiration: 2018-09-02
Also published as: JP2000082376A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、回路遮断器に内蔵され、外部からの信号電圧により回路遮断器を遮断動作させる電圧引外し装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
図７は、例えば特開平６−１３９９０１号公報に示された従来の回路遮断器の電圧引外し装置を示す斜視図、図８は従来の電圧引外し装置を回路遮断器に組み込んだ状態で、開閉機構がオン状態を示す部分側断面図、図９は従来の電圧引外し装置を回路遮断器に組み込んだ状態で、開閉機構がトリップまたはオフ状態を示す部分側断面図である。図において、１は電圧引外し装置、２は電磁石部であり、コイル２ａ、ヨーク２ｂ、プラジャーガイド２ｃ、アンビル２ｄ（図示せず）などから構成されている。３ａ、３ｂは外部から信号電圧を印加するためのリード線、４は焼損防止スイッチであり、電磁石部２のコイル２ａと直列に接続されている。５は電磁石部２のプラジャー、６はレバーであり、腕部６ａと脚部６ｂとで構成され、ピン７によりヨーク２ｂに回動可能に支承され、リセットばね８により通常は図において反時計回り方向に付勢されている。９は電磁石部２と焼損防止スイッチ４を保持するマウンティングベース、１０はアクチュエータであり、軸９ａによりマウンティングベース９に支承され、アクチュエータばね１１（図示せず）により通常時は焼損防止スイッチ４の作動ボタン（図示せず）が押し込まれており焼損防止スイッチ４は導通可能の状態にある。１２は電圧引外し装置１の外ケースであり、矢印方向に装着される。
【０００３】
図８において、１４は可動接触子であり、先端に可動接点１４ａが固着されている。１５は固定接触子であり、可動接点１４ａに対向する固定接点１５ａが固着されている。１６はトリップバーであり、このトリップバー１６の作動により開閉機構（図示せず）に連結されクロスバー１７を介して、図９に示すように可動接触子１４と固定接触子１５の両接点を開離して電路を遮断する。
【０００４】
次に従来の電圧引外し装置の動作について説明する。電圧引外し装置を動作させるためにリード線３ａ、３ｂに外部から信号電圧を印加するとコイル２ａに電流が流れて励磁され、電磁石部２に電磁力が生じプラジャー５はアンビル２ｄ（図示せず）に吸引される。プラジャー５の吸引に連動してレバー６の腕部６ａが回動し、さらにピン７を中心に脚部６ｂが回動してトリップバー１６を押して開閉機構を作動させる。この開閉機構の作動により回路遮断器はトリップ状態になる。
【０００５】
図９において、トリップ作動によるクロスバー１７のオン位置からオフ位置への回動に伴い、クロスバー１７がアクチュエータ１０をアクチュエータばね１１の付勢力に抗して軸９ａ（図７に示す）を中心に押し上げて焼損防止スイッチ４の作動ボタンから開離するので焼損防止スイッチ４がオフに切り替わり、直列に接続されているコイル２ａの電流は断たれる。従って、回路遮断器がトリップした後に続けて電圧が印加されていてもコイル２ａは焼損から保護される。
また、回路遮断器のオフ状態ではトリップ状態と同様にクロスバー１７がアクチュエータ１０を押し上げており、焼損防止スイッチ４はオフでありコイル２ａには電流は流れないので、焼損が防止されている。
【０００６】
回路遮断器のリセット状態では、アクチュエータ１０はクロスバー１７から開放されると共に、アクチュエータばね１１の付勢力により焼損防止スイッチ４の作動ボタンを押し込む。従って、焼損防止スイッチ４はオンとなり、コイル２ａへの通電が可能な状態になる。そして、レバー６はリセットばね８により押し戻されプランジャー５は初期位置へ復帰する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
従来の回路遮断器の電圧引外し装置は、上記のように軸９ａに組み込まれるアクチュエータばね１１に付勢されるアクチュエータ１０と、ピン７に組み込まれるリセットばね８に付勢されるレバー６の２つの軸部があり、このため組立てが複雑であった。また、軸部が突出するので電圧引外し装置の外形が大きくなり、回路遮断器の内蔵スペースを大きく必要とするという課題があった。
【０００８】
この発明は上記の課題を解決するためになされたもので、組立てが容易で、小形で安価な電圧引外し装置を得ることを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る回路遮断器の電圧引外し装置は、信号電圧により電磁石が作動して、突出したプランジャーがトリップバーを押圧すると共に、トリップした後は、焼損防止スイッチにより電磁石に対する通電を停止するものにおいて、回動できるように中間部が軸支され、一端の係脱部が開閉機構の開閉動作に応じて可動接触子と係脱し、他端の係合指片部がプランジャーに係合すると共に、押手部が焼損防止スイッチの作動ボタンと係合するように構成された１個の作動レバーと、係合指片部がプランジャーをリセット方向に付勢回動させるリセットばねとを備えて構成したものである。
【００１０】
また、プランジャーに、固定ばね止めとこの固定ばね止めに当接する可動ばね止めを設けてプランジャーばねを保持すると共に、プランジャーに形成された段部と可動ばね止めの間に復帰ばねを介装し、作動レバーの係合指片部は、可動ばね止め及び復帰ばねを介してプランジャーと係合するようにしたものである。
【００１１】
そして、作動レバーの押手部を、所定量の変形ができる弾性部材で形成することにより、焼損防止スイッチをオフさせてから、作動レバーが押手部の弾性変形によりさらにリセット位置へ回動可能にしたものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】
実施の形態１．
図１ないし図３はこの発明の実施の形態１を示す回路遮断器の電圧引外し装置の部分側断面図である。図１は回路遮断器のオン状態における電圧引外し装置とクロスバー１７の関係を示す側断面図、図２は電圧引外し動作を説明する側断面図、図３は回路遮断器がトリップまたはオフ状態における電圧引外し装置とクロスバー１７の関係を示す側断面図である。図において、１４は可動接触子、１４ａは可動接点、１５は固定接触子、１５ａは固定接点、１６はトリップバー、１７はクロスバーであり、例えば、複数極の可動接触子を一体的にまとめるための回動軸である。これらは上記従来装置の説明と同様のものである。
【００１３】
２０は電圧引外し装置、２０ａは電圧引外し装置２０のフレームである。２１は電磁石部であり、釈放用コイル２１ａ、ヨーク２１ｂ、永久磁石２１ｃから構成されフレーム２０ａに組み付けられている。２２は磁性体からなるプランジャーであり、釈放用コイル２１ａの巻芯部において摺動できるように設けられ、延在された押棒２２ａはトリップバー１６を押圧する位置関係にある。２３はプランジャーばねであり、プランジャー２２に固着されたばね止め２２ｂと電磁石部２１の間に設けられ、プランジャー２２をトリップバー１６に押圧させるように作用する。
【００１４】
２４は焼損防止スイッチであり、釈放用コイル２１ａとはリード線２５により電気的に直列接続され、焼損防止スイッチ２４の作動ボタン２４ａを押し込むと釈放用コイル２１ａへの回路が断たれるように配線されている。２６は作動レバーであり、フレーム２０ａに設けられた支軸２７により回動可能に支承されている。この作動レバー２６の一端に形成された係脱部２６ｂはクロスバー１７に立設されている係合突起１７ａに係合する。作動レバー２６の他端に形成された係合指片部２６ａはプランジャー２２に固着されたばね止め２２ｂと係合するように形成されている。そして、作動レバー２６の係合指片部２６ａと支軸２７の中間部に焼損防止スイッチ２４の作動ボタン２４ａと対向する押手部２６ｃが設けられている。２８はリセットばねであり、図中、作動レバー２６を時計回転方向に付勢しプランジャー２２と係合する係合指片部２６ａ側ではプランジャーばね２３の力より強い付勢力となっている。
【００１５】
上記の構成において、図１に示す回路遮断器のオン状態では、プランジャーばね２３の力に勝ってプランジャー２２は永久磁石２１ｃに吸着され、押棒２２ａはトリップバー１６から離れた位置にある。そして作動レバー２６の係脱部２６ｂはクロスバー１７の係合突起１７ａに押圧され反時計方向に回動されている。これにより、作動レバー２６の係合指片部２６ａとプランジャー２２とは非係合の位置関係にあり、また押手部２６ｃも焼損防止スイッチ２４の作動ボタン２４ａとは非接触状態にある。従って、焼損防止スイッチ２４はオンであり、釈放用コイル２１ａへは通電可能である。
【００１６】
次に、回路遮断器のオン状態において、リード線２５から釈放用コイル２１ａへ信号電圧が印加されると、釈放用コイル２１ａの電流は永久磁石２１ｃの吸着力を減少させるので、プランジャーばね２３の力が吸着力より強くなり、プランジャー２２は図中左方向（図２において矢印で示す方向）へ押し出される。プランジャー２２が押し出されたとき、図２に示すようにトリップバー１６を押圧し開閉機構（図示せず）を作動させる。この作動により開閉機構に連結されたクロスバー１７が回動して可動接触子１４と固定接触子１５の両接点が開離される。上記のように、クロスバー１７が両接点を開離するように回動すると、作動レバー２６の係脱部２６ｂは係合突起１７ａの押圧が解けて、リセットばね２８の付勢力で時計回転方向に回転して図３の状態になる。作動レバー２６の時計回転方向の回転により、押手部２６ｃは作動ボタン２４ａを押し込むので焼損防止スイッチ２４は非導通になる。従って、信号電圧の印加が続いても釈放コイル２１ａへの通電が無いので、釈放コイル２１ａが焼損あるいは高温状態になるなどの問題点が解消される。そして、作動レバー２６の係合指片部２６ａはプランジャーばね２３の付勢力に抗してプランジャー２２を永久磁石２１ｃへ吸着させてリセットがなされる。
【００１７】
この実施の形態１のように構成された回路遮断器の電圧引外し装置では、回路遮断器のオン・オフまたはトリップ状態に対応して回動する作動レバー２６に、焼損防止スイッチ２４を切替えする押手部２６ｃを設けることにより、従来装置に比べアクチュエータとアクチュエータばねが不要となるため組立てが容易であり、小形の電圧引外し装置が得られる。
【００１８】
実施の形態２．
上記実施の形態１では、回路遮断器のオン状態で釈放コイル２１ａへの信号電圧の印加により永久磁石２１ｃの吸着力を減少させ、プランジャー２２をプランジャーばね２３の畜勢力でトリップバー１６を押圧して開閉機構を作動させる。この作動により、クロスバー１７が回動して係合突起１７ａが作動レバー２６の係脱部２６ｂの係止が解除される。係脱部２６ｂが解除されたとき、作動レバー２６は時計回転方向へ回転して焼損防止スイッチ２４のボタン２４ａを押し込んで釈放コイル２１ａへの通電を断つ。次に作動レバー２６の係合指片部２６ａがプランジャー２２をリセット位置である永久磁石２１ｃへ吸着させるように構成されている。
【００１９】
ところで、上記の構成は、各部の構成部品の寸法のばらつき等により、例えば、プランジャー２２が永久磁石２１ｃへ吸着するリセット位置に到達する前に押手部２６ｃが作動ボタン２４ａを押し切って止まり、それ以上の移動ができなくなりプランジャー２２がリセット位置まで移動できず、リセット不能になることがある。またこれとは逆に、焼損防止スイッチ２４がオンとなる前にプランジャー２２がリセット位置に到達してしまい、作動レバー２６がそれ以上の移動ができず、このため、焼損防止スイッチ２４が切り替わらず、釈放コイル２１ａへの信号電圧の印加が不可能になることがある。この実施の形態２は上記のような問題点を解消するためのものである。
【００２０】
即ち、図４、図５はこの発明の実施の形態２を示す回路遮断器の電圧引外し装置の部分側断面図である。図４は回路遮断器の電圧引外し動作を説明する側断面図、図５は回路遮断器がトリップまたはオフ状態の電圧引外し装置とプランジャーの関係を説明する側断面図である。図において、１４は可動接触子、１４ａは可動接点、１５は固定接触子、１５ａは固定接点、１６はトリップバー、１７はクロスバーである。また、２０は電圧引外し装置、２０ａは電圧引外し装置２０のフレーム、２１は電磁石部であり、釈放用コイル２１ａ、ヨーク２１ｂ、永久磁石２１ｃから構成されフレーム２０ａに組み付けられている。２２はプランジャー、２２ａは押棒、２３はプランジャーばね、２４は焼損防止スイッチ、２４ａは作動ボタン、２５はリード線、２６は作動レバー、２６ａは係合指片部、２６ｂは係脱部、２７は支軸、２８はリセットばねであり、これらは上記実施の形態１の説明と同様のものである。
【００２１】
３０はプランジャー２２の押棒２２ａの中途に固定され、プランジャーばね２３の付勢力をプランジャー２２に伝達する固定ばね止め、３１は固定ばね止め３０と当接し、かつ、押棒２２ａに移動可能に挿通された可動ばね止めである。３２は可動ばね止め３１とプランジャー２２の段部２２ｃの間に介装された復帰ばねである。なお、作動レバー２６の係合指片部２６ａは、固定ばね止め３０よりも大きい間隔の二股になっている。従って、係合指片部２６ａは固定ばね止め３０には係合せず、可動ばね止め３１と係合するよう形成されている。
【００２２】
つぎに実施の形態２における電圧引外し装置の動作を説明する。図４の電圧引外し作動の状態から図５のリセットへの移行において、作動レバー２６の係合指片部２６ａが右方へ移動する過程で、作動レバー２６の係合指片部２６ａが可動ばね止め３１を介してプランジャーばね２３及び復帰ばね３２を押圧する。まず、復帰ばね３２を介してプランジャー２２の右方への移動が始まる。この移動によりプランジャーばね２３が圧縮される。そして、プランジャー２２がリセット位置、即ち、永久磁石２１ｃに押し付けられる。プランジャー２２が永久磁石２１ｃに当接した後は、係合指片部２６ａからの押圧力は復帰ばね３２の圧縮により吸収される。従って、プランジャーばね２３及び復帰ばね３２が圧縮される間に押手部２６ｃが確実に焼損防止スイッチ２４をオンに切替える。
【００２３】
上記のように、プランジャー２２がリセット位置に押し付けられて、さらに作動レバー２６の係合指片部２６ａの移動量を吸収する復帰ばね３２を備えたことにより、焼損防止スイッチ２４の切替え幅の許容寸法範囲を大きくできるので、プランジャー２２がリセット位置に到達する前に焼損防止スイッチ２４を押し切ってしまうプランジャー２２のリセット不能、プランジャー２２が先にリセット位置に到達して焼損防止スイッチ２４のオン不能となることを解消できる。
【００２４】
実施の形態３．
図６は、この発明の実施の形態３を示す回路遮断器の電圧引外し装置の部分側断面図である。図において、１４は可動接触子、１４ａは可動接点、１５は固定接触子、１５ａは固定接点、１６はトリップバー、１７はクロスバーである。また、２０は電圧引外し装置、２０ａは電圧引外し装置２０のフレーム、２１は電磁石部であり、釈放用コイル２１ａ、ヨーク２１ｂ、永久磁石２１ｃから構成されフレーム２０ａに組み付けられている。２２はプランジャー、２２ａは押棒、２３はプランジャーばね、２４は焼損防止スイッチ、２４ａは作動ボタン、２５はリード線、２６は作動レバー、２６ａは係合指片部、２６ｂは係脱部、２７は支軸、２８はリセットばねであり、これらは上記実施の形態１の説明と同様のものである。
【００２５】
２６ｄは作動レバー２６から延設され、所定量の弾性変形ができるように形成された押手部である。この弾性変形ができる押手部２６ｄは、焼損防止スイッチ２４の作動ボタン２４ａと対向して設けられている。この構成において、作動レバー２６は回路遮断器のオン状態ではクロスバー１７の係合突起１７ａにより反時計回転方向に回動しており、この状態では弾性部材の押手部２６ｄは作動ボタン２４ａと開離して焼損防止スイッチ２４はオンにあり、釈放コイル２１ａへは導通可能になっている。
【００２６】
一方、回路遮断器をオフに操作すると、係合突起１７ａと作動レバー２６の係脱部２６ｂの係合が解かれ作動レバー２６はリセットばね２８の付勢力で時計回転方向に回転してリセット位置へ戻る途中で、弾性部材の押手部２６ｄが作動ボタン２４ａを押し込んだ後に、その弾性で変形して作動レバー２６のリセット位置への戻りを阻害しないため、プランジャー２２を永久磁石２１ｃに吸着させるリセット位置へ完全に押し付けることができる。
【００２７】
上記のように、焼損防止スイッチ２４の作動ボタン２４ａを押し込んだ後に弾性変形して作動レバー２６のリセット位置への戻りを阻害しない押手部２６ｄにしたので、プランジャー２２がリセット位置へ到達する前に確実に焼損防止スイッチ２４のボタン２４ａを押し込む。従って、プランジャー２２のリセット不能を解消できる。
【００２８】
なお、図６では弾性部材の押手部２６ｄを作動レバー２６と一体に成形したものを示したが、これを例えば金属製の板ばね等の弾性を有する他の部材で構成しても同等の効果を得ることは明白である。
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
【００２９】
回動できるように中間部が軸支され、一端の係脱部が開閉機構の開閉に応じて係脱し、他端の係合指片部がプランジャーに係合すると共に、押手部が焼損防止スイッチの作動ボタンと係合するように構成された作動レバーを用いることにより、組立てが容易で、小形で安価な電圧引外し装置を得ることができる。
【００３０】
また、固定ばね止めとこの固定ばね止めに当接する可動ばね止めを設けてプランジャーばねを保持すると共に、プランジャーに形成された段部と可動ばね止めの間に復帰ばねを介装し、作動レバーの係合指片部は、可動ばね止め及び復帰ばねを介してプランジャーと係合するようにしたので、各部の部品寸法にばらつき等が生じたとしても、焼損防止スイッチ２４が確実に切り替えできる。
【００３１】
作動レバーの押手部を、所定量の変形ができる弾性部材で形成することにより、上記と同様に、各部の部品寸法にばらつき等が生じたとしても、焼損防止スイッチ２４が確実に切り替えできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施の形態１の回路遮断器のオン状態の電圧引外し装置とクロスバーの関係を示す部分側断面図である。
【図２】この発明の実施の形態１の回路遮断器の電圧引外し動作を説明する部分側断面図である。
【図３】この発明の実施の形態１の回路遮断器がトリップまたはオフ状態の電圧引外し装置とクロスバーの関係を示す部分側断面図である。
【図４】この発明の実施の形態２を示す回路遮断器の電圧引外し装置の部分側断面図である。
【図５】この発明の実施の形態２の回路遮断器がトリップまたはオフ状態の電圧引外し装置とプランジャーの関係を示す部分側断面図である。
【図６】この発明の実施の形態３を示す電圧引外し装置の部分側断面図である。
【図７】従来の回路遮断器の電圧引外し装置を示す斜視図である。
【図８】従来の電圧引外し装置を組み込んだ回路遮断器のオン状態を示す部分側断面図である。
【図９】従来の電圧引外し装置を組み込んだ回路遮断器のトリップまたはオフ状態を示す部分側断面図である。
【符号の説明】
１４可動接触子、１５固定接触子、１６トリップバー、
１７クロスバー、１７ａ係合突起、２０電圧引外し装置、
２１ａ釈放用コイル、２１ｃ永久磁石、２２プランジャー、
２２ａ押棒、２３プランジャーばね、２４焼損防止スイッチ、
２４ａ作動用ボタン、２６作動レバー、２６ａ係合指片部、
２６ｂ係脱部、２６ｃ押手部、２６ｄ押手部、２８リセットばね、３０固定ばね止め、３１可動ばね止め、３２復帰ばね。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a voltage trip device that is built in a circuit breaker and operates to break the circuit breaker by an external signal voltage.
[0002]
[Prior art]
FIG. 7 is a perspective view showing a voltage trip device for a conventional circuit breaker disclosed in, for example, Japanese Patent Laid-Open No. 6-139901, and FIG. 8 shows a state in which the conventional voltage trip device is incorporated in a circuit breaker. FIG. 9 is a partial side cross-sectional view showing the on / off state of the open / close mechanism, and FIG. 9 is a partial cross-sectional view showing the trip / off state of the open / close mechanism with the conventional voltage trip device incorporated in the circuit breaker. In the figure, reference numeral 1 denotes a voltage tripping device, and 2 denotes an electromagnet, which includes a coil 2a, a yoke 2b, a plunger guide 2c, an anvil 2d (not shown), and the like. 3a and 3b are lead wires for applying a signal voltage from the outside, and 4 is a burnout prevention switch, which is connected in series with the coil 2a of the electromagnet portion 2. Reference numeral 5 denotes a plug of the electromagnet portion 2, and 6 a lever, which is composed of an arm portion 6 a and a leg portion 6 b, and is rotatably supported on the yoke 2 b by a pin 7, and is usually counterclockwise in the figure by a reset spring 8. Is biased in the direction. Reference numeral 9 denotes a mounting base for holding the electromagnet portion 2 and the burnout prevention switch 4. Reference numeral 10 denotes an actuator which is supported on the mounting base 9 by a shaft 9a and is normally operated by the actuator spring 11 (not shown). A button (not shown) is pushed in and the burnout prevention switch 4 is in a conductive state. Reference numeral 12 denotes an outer case of the voltage trip device 1, which is attached in the direction of the arrow.
[0003]
In FIG. 8, 14 is a movable contact, and a movable contact 14a is fixed to the tip. Reference numeral 15 denotes a fixed contact, to which a fixed contact 15a facing the movable contact 14a is fixed. Reference numeral 16 denotes a trip bar, which is connected to an opening / closing mechanism (not shown) by the operation of the trip bar 16 and connects the contact points of the movable contact 14 and the fixed contact 15 via a cross bar 17 as shown in FIG. Break off and cut off the electrical circuit.
[0004]
Next, the operation of the conventional voltage tripping device will be described. When a signal voltage is applied to the lead wires 3a and 3b from the outside in order to operate the voltage trip device, a current flows through the coil 2a and is excited, and electromagnetic force is generated in the electromagnet portion 2 so that the plunger 5 is anvil 2d (not shown). Sucked into. The arm portion 6a of the lever 6 rotates in conjunction with the suction of the pusher 5, and the leg portion 6b rotates around the pin 7 to push the trip bar 16 to operate the opening / closing mechanism. The circuit breaker is tripped by the operation of this switching mechanism.
[0005]
In FIG. 9, as the cross bar 17 is turned from the on position to the off position by the trip operation, the cross bar 17 centers the shaft 9 a (shown in FIG. 7) against the urging force of the actuator spring 11. The burnout prevention switch 4 is turned off and the current of the coil 2a connected in series is cut off. Therefore, even if a voltage is continuously applied after the circuit breaker trips, the coil 2a is protected from burning.
Further, in the off state of the circuit breaker, the cross bar 17 pushes up the actuator 10 as in the trip state, the burnout prevention switch 4 is off, and no current flows through the coil 2a, so that the burnout is prevented.
[0006]
In the reset state of the circuit breaker, the actuator 10 is released from the cross bar 17 and the operating button of the burnout prevention switch 4 is pushed in by the urging force of the actuator spring 11. Accordingly, the burnout prevention switch 4 is turned on, and the coil 2a can be energized. Then, the lever 6 is pushed back by the reset spring 8 and the plunger 5 returns to the initial position.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, the voltage trip device of the conventional circuit breaker includes two actuators, namely, the actuator 10 biased by the actuator spring 11 incorporated in the shaft 9a and the lever 6 biased by the reset spring 8 incorporated in the pin 7. There were two shafts, which made assembly complicated. Moreover, since the shaft portion protrudes, the outer shape of the voltage trip device becomes large, and there is a problem that a large space for the circuit breaker is required.
[0008]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to obtain a voltage trip device that is easy to assemble, is small, and is inexpensive.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In the voltage trip device for the circuit breaker according to the present invention, the electromagnet is actuated by the signal voltage, the protruding plunger presses the trip bar, and after the trip, the energization to the electromagnet is stopped by the burnout prevention switch. The intermediate part is pivotally supported so that it can rotate, the engagement / disengagement part at one end engages / disengages with the movable contact according to the opening / closing operation of the opening / closing mechanism, and the engagement finger piece part at the other end engages with the plunger And an actuating lever configured so that the pusher portion engages with the actuating button of the burnout prevention switch, and a reset spring whose engaging finger piece biases and rotates the plunger in the reset direction. It is configured.
[0010]
Also, the plunger is provided with a fixed spring stopper and a movable spring stopper that contacts the fixed spring stopper to hold the plunger spring, and a return spring is interposed between the step formed on the plunger and the movable spring stopper. The engaging finger piece of the actuating lever is adapted to engage with the plunger via the movable spring stopper and the return spring.
[0011]
Then, by forming the pusher portion of the operating lever with an elastic member that can be deformed by a predetermined amount, after the burnout prevention switch is turned off, the operating lever can be further rotated to the reset position by the elastic deformation of the pusher portion. Is.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiment 1 FIG.
1 to 3 are partial side sectional views of a voltage trip device for a circuit breaker according to Embodiment 1 of the present invention. 1 is a side sectional view showing the relationship between the voltage trip device and the crossbar 17 when the circuit breaker is in an on state, FIG. 2 is a side sectional view explaining the voltage trip operation, and FIG. 3 is a circuit breaker tripping or turning off It is a sectional side view which shows the relationship between the voltage tripping device and the crossbar 17 in a state. In the drawing, 14 is a movable contact, 14a is a movable contact, 15 is a fixed contact, 15a is a fixed contact, 16 is a trip bar, and 17 is a cross bar. For example, a plurality of movable contacts are integrated together. It is a rotation axis for. These are the same as those described for the conventional apparatus.
[0013]
20 is a voltage tripping device, and 20a is a frame of the voltage tripping device 20. Reference numeral 21 denotes an electromagnet portion, which is composed of a release coil 21a, a yoke 21b, and a permanent magnet 21c, and is assembled to the frame 20a. A plunger 22 made of a magnetic material is provided so as to be slidable at the core of the release coil 21a, and the extended push rod 22a is in a positional relationship for pressing the trip bar 16. A plunger spring 23 is provided between the spring stopper 22b fixed to the plunger 22 and the electromagnet portion 21 and acts to press the plunger 22 against the trip bar 16.
[0014]
Reference numeral 24 denotes a burnout prevention switch, which is electrically connected in series with the release coil 21a through a lead wire 25, and is wired so that when the operation button 24a of the burnout prevention switch 24 is pushed in, the circuit to the release coil 21a is cut off. Has been. Reference numeral 26 denotes an operation lever which is rotatably supported by a support shaft 27 provided on the frame 20a. An engagement / disengagement portion 26 b formed at one end of the operation lever 26 engages with an engagement protrusion 17 a erected on the cross bar 17. An engaging finger piece 26 a formed at the other end of the operating lever 26 is formed so as to engage with a spring stopper 22 b fixed to the plunger 22. In addition, a pusher portion 26 c facing the operation button 24 a of the burnout prevention switch 24 is provided at an intermediate portion between the engagement finger piece portion 26 a of the operation lever 26 and the support shaft 27. Reference numeral 28 denotes a reset spring. In the drawing, the biasing force is stronger than the force of the plunger spring 23 on the side of the engaging finger piece 26 a that urges the operating lever 26 in the clockwise direction and engages the plunger 22. .
[0015]
In the above configuration, in the ON state of the circuit breaker shown in FIG. 1, the plunger 22 is attracted to the permanent magnet 21 c to overcome the force of the plunger spring 23, and the push rod 22 a is located away from the trip bar 16. The engaging / disengaging portion 26b of the operating lever 26 is pressed by the engaging protrusion 17a of the cross bar 17 and rotated counterclockwise. As a result, the engaging finger piece 26a of the operating lever 26 and the plunger 22 are in a non-engaging position relationship, and the pusher 26c is also in a non-contact state with the operating button 24a of the burnout prevention switch 24. Therefore, the burnout prevention switch 24 is on, and the release coil 21a can be energized.
[0016]
Next, when a signal voltage is applied from the lead wire 25 to the release coil 21a in the ON state of the circuit breaker, the current of the release coil 21a decreases the attractive force of the permanent magnet 21c, and therefore the plunger spring 23 The force becomes stronger than the attracting force, and the plunger 22 is pushed out in the left direction in the figure (the direction indicated by the arrow in FIG. 2). When the plunger 22 is pushed out, the trip bar 16 is pressed as shown in FIG. 2 to activate an opening / closing mechanism (not shown). By this operation, the cross bar 17 connected to the opening / closing mechanism is rotated to open both the contacts of the movable contact 14 and the fixed contact 15. As described above, when the cross bar 17 is rotated so as to open both the contacts, the engaging / disengaging portion 26b of the operating lever 26 is released from the pressing of the engaging protrusion 17a, and the urging force of the reset spring 28 causes the clockwise rotation direction. To the state shown in FIG. As the operation lever 26 rotates in the clockwise direction, the pusher portion 26c pushes the operation button 24a, so that the burnout prevention switch 24 becomes non-conductive. Therefore, even if the signal voltage is continuously applied, the release coil 21a is not energized, so that problems such as the release coil 21a being burned out or being in a high temperature state are solved. The engaging finger piece 26a of the operating lever 26 is reset by attracting the plunger 22 to the permanent magnet 21c against the urging force of the plunger spring 23.
[0017]
In the voltage trip device for a circuit breaker configured as in the first embodiment, the burnout prevention switch 24 is switched to the operating lever 26 that rotates in response to the on / off or trip state of the circuit breaker. By providing the presser portion 26c, an actuator and an actuator spring are not required as compared with the conventional device, so that assembly is easy and a small voltage trip device can be obtained.
[0018]
Embodiment 2. FIG.
In the first embodiment, the attracting force of the permanent magnet 21c is decreased by applying a signal voltage to the release coil 21a while the circuit breaker is on, and the plunger 22 is moved by the stocking force of the plunger spring 23. Press to activate the open / close mechanism. By this operation, the cross bar 17 rotates and the engagement protrusion 17a is released from the engagement / disengagement portion 26b of the operation lever 26. When the engagement / disengagement portion 26b is released, the operating lever 26 rotates in the clockwise direction and pushes the button 24a of the burnout prevention switch 24 to cut off the energization to the release coil 21a. Next, the engaging finger piece 26a of the operating lever 26 is configured to attract the plunger 22 to the permanent magnet 21c which is the reset position.
[0019]
By the way, in the above configuration, due to variations in the dimensions of the components of each part, for example, before the plunger 22 reaches the reset position where the plunger 22 is attracted to the permanent magnet 21c, the pusher part 26c pushes down the operation button 24a and stops. The above movement cannot be performed, and the plunger 22 cannot move to the reset position, and the reset may be impossible. On the other hand, the plunger 22 reaches the reset position before the burnout prevention switch 24 is turned on, and the operating lever 26 cannot move any further. Therefore, the burnout prevention switch 24 is switched. Therefore, it may be impossible to apply a signal voltage to the release coil 21a. The second embodiment is for solving the above problems.
[0020]
4 and 5 are partial side sectional views of the voltage trip device for a circuit breaker according to Embodiment 2 of the present invention. FIG. 4 is a side sectional view for explaining the voltage tripping operation of the circuit breaker, and FIG. 5 is a side sectional view for explaining the relationship between the voltage tripping device and the plunger when the circuit breaker is tripped or turned off. In the figure, 14 is a movable contact, 14a is a movable contact, 15 is a fixed contact, 15a is a fixed contact, 16 is a trip bar, and 17 is a cross bar. Reference numeral 20 denotes a voltage tripping device, 20a denotes a frame of the voltage tripping device 20, and 21 denotes an electromagnet portion, which is composed of a release coil 21a, a yoke 21b, and a permanent magnet 21c, and is assembled to the frame 20a. 22 is a plunger, 22a is a push rod, 23 is a plunger spring, 24 is a burnout prevention switch, 24a is an operation button, 25 is a lead wire, 26 is an operation lever, 26a is an engagement finger piece part, 26b is an engagement / disengagement part, Reference numeral 27 denotes a support shaft, and 28 denotes a reset spring, which are the same as those described in the first embodiment.
[0021]
A fixed spring stopper 30 is fixed in the middle of the push rod 22a of the plunger 22 and transmits the urging force of the plunger spring 23 to the plunger 22, and 31 abuts the fixed spring stopper 30 and is movable to the push rod 22a. It is a movable spring stopper inserted. Reference numeral 32 denotes a return spring interposed between the movable spring stopper 31 and the step portion 22 c of the plunger 22. The engaging finger piece 26 a of the operating lever 26 is bifurcated at a larger interval than the fixed spring stopper 30. Therefore, the engaging finger piece 26 a is formed so as not to engage with the fixed spring stopper 30 but to engage with the movable spring stopper 31.
[0022]
Next, the operation of the voltage trip device in the second embodiment will be described. In the transition from the voltage tripping operation state of FIG. 4 to the reset state of FIG. 5, the engagement finger piece portion 26a of the operation lever 26 is movable in the process of moving the engagement finger piece portion 26a of the operation lever 26 to the right. The plunger spring 23 and the return spring 32 are pressed through the spring stopper 31. First, the plunger 22 starts to move to the right via the return spring 32. By this movement, the plunger spring 23 is compressed. Then, the plunger 22 is pressed against the reset position, that is, the permanent magnet 21c. After the plunger 22 comes into contact with the permanent magnet 21 c, the pressing force from the engagement finger piece 26 a is absorbed by the compression of the return spring 32. Therefore, while the plunger spring 23 and the return spring 32 are compressed, the pusher portion 26c surely switches the burnout prevention switch 24 on.
[0023]
As described above, when the plunger 22 is pressed to the reset position and further includes the return spring 32 that absorbs the amount of movement of the engaging finger piece 26a of the operating lever 26, the switching width of the burnout prevention switch 24 is increased. Since the allowable dimension range can be increased, the plunger 22 that pushes the burnout prevention switch 24 before the plunger 22 reaches the reset position cannot be reset. The plunger 22 first reaches the reset position and the burnout prevention switch 24. It can be solved that it becomes impossible to turn on.
[0024]
Embodiment 3 FIG.
6 is a partial sectional side view of a voltage trip device for a circuit breaker showing Embodiment 3 of the present invention. In the figure, 14 is a movable contact, 14a is a movable contact, 15 is a fixed contact, 15a is a fixed contact, 16 is a trip bar, and 17 is a cross bar. Reference numeral 20 denotes a voltage tripping device, 20a denotes a frame of the voltage tripping device 20, and 21 denotes an electromagnet portion, which is composed of a release coil 21a, a yoke 21b, and a permanent magnet 21c, and is assembled to the frame 20a. 22 is a plunger, 22a is a push rod, 23 is a plunger spring, 24 is a burnout prevention switch, 24a is an operation button, 25 is a lead wire, 26 is an operation lever, 26a is an engagement finger piece part, 26b is an engagement / disengagement part, Reference numeral 27 denotes a support shaft, and 28 denotes a reset spring, which are the same as those described in the first embodiment.
[0025]
Reference numeral 26d denotes a pusher portion extending from the operation lever 26 and formed so as to be able to undergo a predetermined amount of elastic deformation. The pusher portion 26 d that can be elastically deformed is provided to face the operation button 24 a of the burnout prevention switch 24. In this configuration, the operating lever 26 is rotated counterclockwise by the engagement protrusion 17a of the crossbar 17 when the circuit breaker is on, and in this state, the pusher portion 26d of the elastic member is opened with the operating button 24a. Separately, the burnout prevention switch 24 is on and can be conducted to the release coil 21a.
[0026]
On the other hand, when the circuit breaker is turned off, the engagement protrusion 17a and the engagement / disengagement portion 26b of the operation lever 26 are disengaged, and the operation lever 26 is rotated in the clockwise direction by the urging force of the reset spring 28 to be reset. In the middle of returning to the back, the plunger 22 is attracted to the permanent magnet 21c in order not to inhibit the return of the operating lever 26 to the reset position by being deformed by the elasticity after the pusher portion 26d of the elastic member pushes the operating button 24a. It can be pushed completely to the reset position.
[0027]
As described above, after the operation button 24a of the burnout prevention switch 24 is pushed in, it is elastically deformed to form the pusher portion 26d that does not hinder the return of the operation lever 26 to the reset position. Therefore, before the plunger 22 reaches the reset position. Surely press the button 24a of the burnout prevention switch 24. Therefore, the inability to reset the plunger 22 can be eliminated.
[0028]
In FIG. 6, the pusher portion 26 d of the elastic member is formed integrally with the operation lever 26. However, the same effect can be obtained even when the elastic member is constituted by another member having elasticity such as a metal leaf spring. It is obvious to get.
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
[0029]
The intermediate part is pivotally supported so that it can rotate, the engagement / disengagement part at one end is engaged / disengaged according to the opening / closing of the opening / closing mechanism, the engagement finger piece part at the other end engages with the plunger, and the presser part prevents burning By using an actuating lever configured to engage the actuating button of the switch, a compact and inexpensive voltage trip device can be obtained that is easy to assemble.
[0030]
Also, a fixed spring stopper and a movable spring stopper that contacts the fixed spring stopper are provided to hold the plunger spring, and a return spring is interposed between the step formed on the plunger and the movable spring stopper to operate the plunger spring. The engaging finger piece of the lever is engaged with the plunger via the movable spring stopper and the return spring, so that the burnout prevention switch 24 reliably switches even if there is a variation in the component dimensions of each part. it can.
[0031]
By forming the pressing portion of the actuating lever from an elastic member that can be deformed by a predetermined amount, the burnout prevention switch 24 can be reliably switched even if variations occur in the component dimensions of each portion, as described above.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partial side sectional view showing a relationship between a voltage trip device and a crossbar in an ON state of a circuit breaker according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a partial sectional side view for explaining a voltage tripping operation of the circuit breaker according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a partial sectional side view showing the relationship between the voltage trip device and the crossbar when the circuit breaker according to the first embodiment of the present invention is tripped or turned off.
FIG. 4 is a partial sectional side view of a circuit trip device for a circuit breaker showing Embodiment 2 of the present invention.
FIG. 5 is a partial sectional side view showing a relationship between a voltage trip device and a plunger when a circuit breaker according to a second embodiment of the present invention is tripped or turned off.
FIG. 6 is a partial sectional side view of a voltage trip device showing Embodiment 3 of the present invention.
FIG. 7 is a perspective view showing a voltage trip device for a conventional circuit breaker.
FIG. 8 is a partial side sectional view showing an on state of a circuit breaker incorporating a conventional voltage trip device.
FIG. 9 is a partial sectional side view showing a trip or off state of a circuit breaker incorporating a conventional voltage trip device.
[Explanation of symbols]
14 movable contacts, 15 fixed contacts, 16 trip bars,
17 Crossbar, 17a Engagement protrusion, 20 Voltage trip device,
21a release coil, 21c permanent magnet, 22 plunger,
22a push rod, 23 plunger spring, 24 burnout prevention switch,
24a actuation button, 26 actuation lever, 26a engagement finger piece,
26b Engaging / disengaging part, 26c Pusher part, 26d Pusher part, 28 Reset spring, 30 fixed spring stopper, 31 movable spring stopper, 32 return spring.

Claims

A release coil provided opposite to the trip bar and excited by a signal voltage; a plunger provided so as to be slidable on the core of the release coil; and the release coil. Provided at one end of the core, the plunger is sucked and held when the release coil is not excited, and the plunger holding force is reduced when the release coil is excited. A permanent magnet, a plunger spring that causes the plunger to protrude toward the trip bar when the attractive holding force of the permanent magnet is reduced, a burnout prevention switch connected in series to the release coil, and rotation The intermediate portion is pivotally supported so that the engagement / disengagement portion at one end is engaged / disengaged with the movable contact according to the opening / closing operation of the opening / closing mechanism, and the engagement finger piece portion at the other end is engaged with the plunger. And an operating lever configured to engage a presser portion provided on the engaging finger piece side with an operating button of the burnout prevention switch, and the engaging finger piece portion connects the plunger to the plunger. A reset spring that biases and rotates the operating lever in the direction of pressing against the permanent magnet. When the circuit breaker is tripped or off, the engaging finger portion of the operating lever is moved by the biasing force of the reset spring. When the plunger is pressed against the permanent magnet, the presser part turns off the burnout prevention switch, and the circuit breaker is turned on, the engaging finger piece part is moved in response to the operation of the opening / closing mechanism. The burnout prevention switch is retracted from the plunger, and the presser part is detached from the operation button of the burnout prevention switch so that the burnout prevention switch is turned on. Voltage trip device of the circuit breaker.

The plunger is provided with a fixed spring stopper and a movable spring stopper that contacts the fixed spring stopper to hold the plunger spring, and a return spring is interposed between the step formed on the plunger and the movable spring stopper. 2. The voltage trip device for a circuit breaker according to claim 1, wherein the engaging finger piece of the operating lever is engaged with the plunger via the movable spring stopper and the return spring. .

The voltage trip device for a circuit breaker according to claim 1 or 2, wherein the pressing portion of the operating lever is formed of an elastic member capable of being deformed by a predetermined amount.