JP3758735B2 - Input processing device by button operation - Google Patents
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Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は,コンピュータ等の情報処理機器における入力操作をより容易に行うことができるようにした入力処理装置に関し,特に,手または指等の運動機能に障害を持つ身障者であっても,高度な訓練を行うことなく,簡単に操作することができるボタン操作による入力処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータ等の操作は,一般的に,GUI(グラフィカル・ユーザー・インタフェース)と,キーボード,マウス,トラックボール,タブレット等の入力装置とを用いる。一方,身障者がコンピュータ等を操作する場合には,上記の一般的な入力装置を用いる以外に,身障者の運動能力を考慮した身障者専用入出力装置を用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし,一般的なGUIとキーボード,マウス,トラックボール,タブレット等とを組み合わせた入力を行う場合には,以下の問題点がある。
1)操作を習得するにはトレーニングが必要であり,高度な運動能力を必要とする。身体機能(肩,腕,手,指)が十分ではない身障者は操作不能であることがある。
2)例えば,タブレットは装置の大きさに操作性からの限度があることから,小型軽量化のネックとなる。
3)また,マウスは,操作のためにある程度のスペースを必要とする。
【0004】
一方,身障者専用入出力装置を用いた入力の場合には,以下の問題点があった。
1)使用する対象者数が少ない割に開発費が高いため,装置が非常に高価である。
2)操作に時間がかかる,または操作が難しい。
【0005】
ここで,一般的な入力装置を用いた操作を説明する。
まず,入力装置としてマウスを用いた場合,マウス操作でディスプレイ画面上のカーソルを移動させるためには,マウスを左右上下に移動させる。この際,マウスの移動量と画面上のカーソルの移動量とが違うため,初心者には訓練が必要であり,身障者にとっては身体的に高度な操作能力が必要となる。また,マウスを移動させるための物理的な広さが制限されている場合,画面上のカーソル移動のために,マウスを一旦持ち上げて,何回か元の位置に戻してから動かすという操作を繰り返さなければならなず,運動機能に制限のある身障者にとってはコンピュータの操作性を悪くしている原因となっている。
【0006】
マウス入力では,ディスプレイ画面上のカーソルを目的の位置に合わせた後,アイコン等の対象物をクリックする(選ぶ),対象物をドラッグする(移動する),対象物をダブルクリックする(開く),といった操作をするが,いずれもマウスの位置とボタンの押し加減とにトレーニングが必要であり,身障者にとっては,高度な身体的機能が要求され,かなり困難なトレーニングを要する。
【0007】
トラックボール入力は,マウス入力より利用者が少ない。また,ボールの慣性が強いため,カーソルの位置を決定するのに安定性を欠く。このため,身障者にとっては,微妙な力加減での操作が困難であり,また,長時間,長期間使用するのに向いていない。
【0008】
タブレット入力は,トラックボール入力よりさらに利用者が少なく,ディスプレイ画面とタブレット位置とを確認するのに手間取ったり,方向が合わなかったりするため,極めて限定されたものの入力にしか向かない。例えば,図面をタブレットに乗せてそのポイントをなぞって入力していく場合等である。これは,身体の姿勢等に制限がある身障者には,操作が困難である。
【0009】
本発明は,特に身障者がコンピュータを操作する場合の次のような従来の問題点を解決しようとするものである。
1)装置が健常者の使用を前提としているため,操作のトレーニングが必要である。
2)入力装置がスペースをとり,姿勢に制限のある身障者には使いにくい。
3)従来の身障者専用入力装置のコストが高くつく。
4)身障の程度にあわせて,開発者による入力装置のメンテナンスが必要である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は,上記問題点を解決するため,より簡易な入力手段として,ボタンを押下するという動作により,従来の入力操作,例えばマウス入力と同等の機能を果たす入力操作を実現するものである。
【0011】
図1は,本発明の原理ブロック図である。図1中,1はCPUおよびメモリ等からなる処理装置,2は一つの操作用ボタンを持つボタン入力装置,3は表示装置,11は入力モード管理手段,12はボタン入力検出手段,13は入力モード切り替え手段,14は入力処理手段,15はカーソル表示手段を表す。
【0012】
入力モード管理手段11は,表示装置13へ表示するカーソルの複数種類の表示形態に対応した入力モードを管理する手段である。
ボタン入力検出手段12は,ボタン入力装置2におけるボタンの押下状態を検出するとともに,押下状態の時間が所定の時間内/時間以上であるかどうかを検出する手段である。
【0013】
入力モード切り替え手段13は,入力モード管理手段11が管理する入力モードを所定の順番で切り替える手段である。
カーソル表示手段15は,現在の入力モードに対応するカーソルの表示形態でもって,表示装置3の画面上の位置を示すカーソルを表示する手段である。
【0014】
入力処理手段11は,入力モード管理手段11が管理する入力モードに対応する所定の処理,例えば現在の入力モードに応じて上・下・左・右のいずれかにカーソルを移動させる処理,クリック処理,ダブルクリック処理,プレス処理またはプレス解除処理等を実行する手段である。
【0015】
請求項1の発明の場合,ボタンの押下状態が所定の時間内である場合に,入力モード切り替え手段13によって入力モードを切り替える。また,ボタンの押下状態が所定の時間以上である場合に,入力処理手段14によって,現在の入力モードに対応する所定の処理を実行する。
【0016】
一方,請求項2の発明の場合,ボタンの押下状態が所定の時間以上である場合に,入力モード切り替え手段14によって入力モードを所定の順番で所定の時間が経過するごとに順次切り替える。また,ボタンの押下状態が所定の時間内である場合に,入力処理手段14によって,現在の入力モードに対応する所定の処理を実行またはその実行を終了する。
【0017】
本発明の作用は,以下のとおりである。
本発明では,ボタン入力検出手段12によって,ボタン入力装置2の一つのボタンの押下時間が所定の時間内(または所定の時間以上)であるかを検出する。押下状態の時間が所定の時間内(または所定の時間以上)であれば,入力モード切り替え手段13によって,入力モード管理手段11で管理されている現在の入力モードを切り替える。カーソル表示手段15は,表示装置3にその入力モードに対応するカーソルの表示形態でカーソルを表示する。
【0018】
また,押下状態の時間が所定の時間以上(または所定の時間内)であれば,入力処理部14は,入力モード管理手段11が管理する入力モードに対応する処理,すなわちカーソルの表示形態に対応する上・右・下・左のいずれかにカーソルを移動させる処理,クリック処理,ダブルクリック処理,プレス処理またはプレス解除処理等を実行する。
【0019】
本発明は,従来のコンピュータのオペレーティング・システム等を修正・加工することなく,簡単なボタン入力装置等を追加インストールをすることで簡単に実現することができる。また,操作する人の運動機能の程度に合わせて操作方法をカスタマイズすることができ,キーボード操作を一切行わずに,ボタン操作だけで複雑な入力をすることも可能である。
【0020】
本発明は,特別な入力操作のトレーニングが不要であり,ボタン入力装置は小型でスペースを取らず,製造コストも安く,また,操作者がカスタマイズできるので,特別なメンテナンスが不要であるという目的を,いたって簡単な方法で実現し,身障者でも簡単にコンピュータ等の操作を行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下,本発明の第一の実施の形態を,図2〜図5を用いて説明する。
図2は,第一の実施の形態における入力モードの例を示す図である。
入力モード管理手段11は,図2に示すような入力モード▲1▼〜▲8▼を管理する。各入力モード▲1▼〜▲8▼では,それぞれカーソルが次のような表示形態,▲1▼上向き矢印,▲2▼右向き矢印,▲3▼下向き矢印,▲4▼左向き矢印,▲5▼チェックマーク,▲6▼ダブルチェックマーク,▲7▼プレス処理マーク,▲8▼プレス解除マーク,で表示される。
【0022】
第一の実施の形態では,ボタン入力検出手段12は,ボタン入力装置2のボタンが所定の時間T0 以内でON/OFFした場合に,入力モード切り替え手段13に指示を出す。入力モード切り替え手段13は,ボタン入力検出手段12からの指示によって,1回のボタンの押下ごとに,入力モード管理手段11が管理する入力モードを「▲1▼→▲2▼→▲3▼→▲4▼→▲5▼→▲6▼→▲7▼→▲1▼→…→▲5▼→▲6▼→▲8▼→▲1▼→…」の順序で切り替える。カーソル表示手段15は,表示画面に現在選択されている入力モードに対応した表示形態のカーソルを表示する。
【0023】
ここで,▲7▼プレス処理マークと▲8▼プレス解除マークはトグルになっており,図2(A)に示す奇数番目のループでは,入力モード▲6▼の次に入力モード▲7▼,その次に入力モード▲1▼の順番で切り替わり,偶数番目のループでは,入力モード▲6▼の次に入力モード▲8▼,その次に入力モード▲1▼の順番で切り替わるようになっている。
【0024】
ボタン入力検出手段12は,ボタン入力装置2のボタンが所定の時間T0 を超えて押下された場合に,入力処理手段14に指示を出す。入力処理手段14は,図2(B)に示すように,入力モードが,▲1▼(上向き矢印),▲2▼(右向き矢印),▲3▼(下向き矢印),▲4▼(左向き矢印)の場合に,カーソル表示手段15を介して,表示画面上のカーソルをそれぞれ上方向,右方向,下方向,左方向へ移動させる処理を行う。
【0025】
入力モードが▲5▼(チェックマーク)の場合には,入力処理手段14は,マウス入力におけるクリックに対する処理と同様な処理を行う。例えば,チェックマークのカーソルが,「フォルダ」の上に位置している場合に,入力処理を実行すれば,マウス入力で「フォルダ」をクリックしたのと同じ操作となり,その「フォルダ」を選択したことになる。
【0026】
入力モードが▲6▼(ダブルチェックマーク)の場合には,入力処理手段14は,マウス入力におけるダブルクリックに対する処理と同様な処理を行う。例えば,チェックマークのカーソルが,「フォルダ」の上に位置している場合に,この入力処理を実行すれば,マウス入力で「フォルダ」をダブルクリックしたのと同じ操作となり,その「フォルダ」をオープンしたことになる。
【0027】
入力モードが▲7▼(プレス処理マーク)の場合には,入力処理手段14は,マウス入力おけるプレスと同様な処理を行う。例えば,プレス処理マークのカーソルが,「フォルダ」の上に位置している場合に,この入力処理を実行すれば,マウス入力で「フォルダ」を選択したのと同じ操作となり,その後に▲1▼(上向き矢印),▲2▼(右向き矢印),▲3▼(下向き矢印),▲4▼(左向き矢印)のいずれかの入力モードを選択して,カーソルを移動させることにより,「フォルダ」を移動させることができる。
【0028】
入力モードが▲8▼(プレス解除マーク)の場合には,入力処理手段14は,マウス入力おけるプレスを終わらせる処理と同様な処理を行う。すなわち,プレスは,カーソルの位置するところを選んだ状態から元の状態に戻す機能を持つ。例えば,プレス解除マークのカーソルが「フォルダ」の上に位置している場合に,この入力処理を実行すれば,「フォルダ」を選択している状態から普通の状態に戻す処理が行われる。
【0029】
入力モード▲7▼,入力モード▲1▼〜▲4▼,入力モード▲8▼を組み合わせることにより,マウス入力におけるドラッグ操作と同様な機能を実現することができる。
【0030】
図3は,第一の実施の形態における入力処理の例を示す。
図3(A)に示すように,現入力モードが▲2▼であったとする。このとき,カーソル31は,画面30aのように右向き矢印で表示される。ユーザがボタン入力装置2のボタンを所定の時間T0 以内のt1時間押下すると,現入力モードは,図3(B)に示すように,▲3▼に切り替えられる。カーソル31の表示は,画面30bのように下向き矢印に変化する。
【0031】
さらに,ユーザがボタン入力装置2のボタンを所定の時間T0 以内のt2時間押下すると,現入力モードは,図3(C)に示すように,▲4▼に切り替えられる。カーソル31の表示は,画面30cのように左向き矢印に変化する。
【0032】
ここで,ユーザがカーソルを左方向へ移動させたい場合,ボタン入力装置2のボタンを所定の時間T0 を超えるt3時間押下する。これにより,図3(D)に示す画面30dのように,カーソル31を(t3−T0 )時間だけ左方向へ移動させる処理が行われる。
【0033】
以上のように,短時間のボタン押下と,長時間のボタン押下とを組み合わせることにより,ユーザは所望する入力処理を実行させることができる。
【0034】
図4は,ボタン押下信号とカーソル移動のタイミングの例を示す図であって,図3の処理に対応するタイムチャートを示している。
ボタン入力装置2からのボタン押下信号がONになってからOFFになる時間がT0 より短いt1,t2の場合には,入力モードが順次,▲2▼から▲3▼へ,▲3▼から▲4▼へと切り替えられる。ボタン押下信号のON時間がT0 より長いt3の場合には,ON時間がT0 を超えた時点でカーソルをゆっくり動かし始め,その後,一定の速度でボタン押下信号がOFFになるまで動かし続ける。OFFになったならばカーソルの移動を停止する。最初のカーソルの移動速度が小さくなっていることにより,カーソル位置の調整が容易になっている。
【0035】
図5は,第一の実施の形態における処理フローチャートである。
ステップS1では,ボタン押下信号のONを検出するまで,待機する。ボタン押下信号がONになったならば,ステップS2において,タイマにより時間監視を開始する。
【0036】
ステップS3では,所定の時間T0 経過前にボタン押下信号のOFFを検出したかどうかを判定する。OFFを検出した場合には,ステップS4の処理へ進み,そうでない場合には,ステップS6による判定を行い,時間T1 が経過したかどうかによって,それぞれステップS7またはステップS3の処理を行う。
【0037】
ステップS4では,予め定めた入力モードの切り替え順序に従い,現在の入力モードを次の入力モードへ切り替える。ステップS5では,カーソルの表示形態を新しい入力モードに対応するように変更する。その後,ステップS1へ戻って同様に処理を繰り返す。
ステップS7では,現入力モードを判定し,図2(B)に示す入力モードに応じた処理を行う。
【0038】
次に,第2の実施の形態として,ボタンを長時間押下した場合に入力モードを切り替え,ボタンを短時間押下した場合に入力処理を行う場合を説明する。
図6は,第二の実施の形態における入力モードの例を示す図である。
入力モード管理手段11は,図6(A)に示すようなカーソルの表示形態に対応した入力モード▲1▼〜▲8▼を管理する。各入力モード▲1▼〜▲8▼の内容および切り替わる順番は,図2に示す第一の実施の形態と同様である。
【0039】
第二の実施の形態では,ボタン入力装置2のボタンが所定の時間T1 を超えて押下されたことを,ボタン入力検出手段12が検出した場合に,入力モード切り替え手段13に指示を出す。入力モード切り替え手段13は,ボタン入力検出手段12からの指示によって,ボタンの押下状態がT1 時間経過するごとに,入力モード管理手段11が管理する入力モードを「▲1▼→▲2▼→▲3▼→▲4▼→▲5▼→▲6▼→▲7▼→▲1▼→…→▲5▼→▲6▼→▲8▼→▲1▼→…」の順序で切り替える。カーソル表示手段15は,表示画面に現在選択されている入力モードに対応した表示形態のカーソルを表示する。
【0040】
また,ボタン入力検出手段12は,ボタン入力装置2のボタンが所定の時間T1 以内でON/OFFされた場合に,入力処理手段14に指示を出す。入力処理手段14は,図6(B)に示すように,入力モードが▲1▼(上向き矢印)のとき,表示画面上のカーソルを上方向に移動させる。その後の2回目のボタンのON/OFFで移動を終了させる。入力モードが▲2▼(右向き矢印),▲3▼(下向き矢印),▲4▼(左向き矢印)の場合にも,それぞれ表示画面上のカーソルを右方向,下方向,左方向へ移動させ,その後の2回目のボタンのON/OFFにより移動を終了させる。
【0041】
入力モードが▲5▼(チェックマーク)の場合,入力モードが▲6▼(ダブルチェックマーク)の場合,入力モードが▲7▼(プレス処理マーク)の場合,入力モードが▲8▼(プレス解除マーク)の場合も,図2(B)で説明した処理と同様に,それぞれ図6(B)に示す処理を実行する。第一の実施の形態と異なるのは,ボタンの押下時間が所定の時間T1 より短いときに,入力処理手段14による処理を実行することである。
【0042】
図7は,第二の実施の形態におけるボタン押下信号とカーソル移動のタイミングの例を示す図である。
【0043】
現在の入力モードが例えば▲1▼(上向き矢印)である場合,第1回目のボタン押下(時間t1)は所定の時間T1 より長いので,各T1 の時間が経過するごとに入力モードの切り替えが行われる。したがって,1回目のT1 時間経過時に,入力モードは▲1▼(上向き矢印)から▲2▼(右向き矢印)へ切り替わり,第2回目のT1 時間経過時に,▲3▼(下向き矢印)へ切り替わり,さらに第3回目のT1 時間経過時に,▲4▼(左向き矢印)へ切り替わる。ここで,次のT1 時間経過前にOFFが検出されたので,その時点で選択されている入力モードが固定される。この間,カーソルの移動速度は0のままである。
【0044】
続いて,第2回目のボタン押下の時間(時間t2)は,所定の時間T1 より短いので,ボタンがOFFになった時,すなわちt2時間の経過後に,カーソルは左方向へ移動を開始し,次のボタン押下の検出(信号ONの検出)まで移動を続ける。カーソルは,ゆっくりと動き始めて徐々に速く動くようにし,所定の速度になったら等速度で動くするようにする。
【0045】
図8は,第二の実施の形態であるボタンの長時間押下により入力モードを切り替える場合の処理フローチャートである。
ステップS21では,ボタン押下信号のONを検出するまで,待機する。ボタン押下信号のONを検出したならば,ステップS22で,タイマにより時間監視を開始する。
【0046】
ステップS23では,所定の時間T1 経過前にOFFを検出したかどうかを判定する。OFFを検出した場合にはステップS24の処理を行い,OFFを検出しない場合にはステップS25の処理へ進む。
ステップS24では,現入力モードを判定し,図6(B)に示す入力モードに応じた処理を行う。
【0047】
ステップS25では,所定の時間T1 が経過するごとに,予め定められた切り替え順序に従い,現在の入力モードを次の入力モードへ切り替える。ステップS26では,カーソルの表示形態を新しい入力モードに対応するように変更する。その後,ステップS27において,再度,T1 時間が経過するまでにボタン押下信号のOFFを検出したかどうかを判定し,OFFを検出しない場合にはステップS25の処理へ戻り,OFFを検出した場合にはステップS21へ戻って同様に処理を繰り返す。
【0048】
図9は,本発明を実現するシステム構成例を示す図である。システムの構成は,例えばコンピュータ本体である処理装置1,ボタン入力装置2,表示装置3,その他の入出力装置27からなり,ボタン入力装置2は,処理装置1とコネクタ25で接続され,その他の入出力装置27はコネクタ26で接続される。
【0049】
図9に示すように,ボタン入力装置2とその他の入出力装置27とをコネクタ25,26を介して接続するようにすれば,健常者等が使用する従来の入力装置(キーボード,マウス,トラックボール等)も併用することができる。その他の処理装置27はなくてもよい。
【0050】
コンピュータ本体である処理装置1は,ソフトウェアとしてアプリケーション21,オペレーティング・システム22,入出力装置に対応したドライバ23,24等を搭載する。図1に示す本発明の主な部分は,ドライバ23内に設けられる。このドライバ23は,その他の入出力装置27用のドライバ26と同様に,ボタン入力装置用ドライバとしてインストールすることができる。既に使っているシステムに何ら修正・変更を加えずに,追加インストールすることで,本発明を使用することができるため,利用者の負担を最小に抑えて,操作方法の拡張を行うことができる。
【0051】
また,操作方法のカスタマイズも可能であり,操作方法をカスタマイズする場合,例えば入力モードとカーソルのマークと処理内容との対応情報を登録することによって実現することができる。
【0052】
以上,本発明をコンピュータの入力装置として実施した場合の例を説明したが,本発明は,高度な操作を要する機械の操作装置,例えば,テレビ,ビデオ等のリモコンの代わりの装置として利用することも可能である。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明は,比較的単純な機構のボタン入力装置であるため,従来の入力装置に比べて,入力装置自体を低コストで製造でき,かつ壊れにくく,メンテナンスが容易であるという優位性を持つ。
【0054】
また,ボタン入力装置は小型軽量であるため,装置全体を片手で持ちながら,操作することが可能である。これにより,誰でもディスプレイから目を離さずに,また,単純な動作で操作することが容易である。また,足で操作するというようなことも可能である。
【0055】
また,操作者は,ボタンを素早く押したり,長く押したりという,単純な動作でコンピュータを操作できるので,労力を省きながら,楽に高度な操作を実行することができるうえ,ボタン押下という一つの動作で操作できることにより,操作の単純化と統一化を実現することができる。
これにより,従来の操作方法と比較して格段に操作が容易になり,困難な障害を持った人でもコンピュータを簡単に操作することができ,社会参加していく機会を増やすことができる。
【0056】
また,幼児や高齢者には比較的困難であった装置の操作も,本発明により容易化が可能となり,誰でも使える装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】第一の実施の形態における入力モードの例を示す図である。
【図3】第一の実施の形態における入力処理の例を示す図である。
【図4】第一の実施の形態におけるボタン押下信号とカーソル移動のタイミングを説明する図である。
【図5】第一の実施の形態における処理フローチャートである。
【図6】第二の実施の形態における入力モードの例を示す図である。
【図7】第二の実施の形態におけるボタン押下信号とカーソル移動のタイミングを説明する図である。
【図8】第二の実施の形態における処理フローチャートである。
【図9】本発明を実現するシステム構成の例を示す図である。
【符号の説明】
1 処理装置(CPU/メモリ)
2 ボタン入力装置
3 表示装置
11 入力モード管理手段
12 ボタン入力検出手段
13 入力モード切り替え手段
14 入力処理手段
15 カーソル表示手段[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to an input processing device that can more easily perform an input operation in an information processing device such as a computer. In particular, even if the handicapped person has a disability in a motor function such as a hand or a finger, The present invention relates to an input processing device by button operation that can be easily operated without training.
[0002]
[Prior art]
The operation of a computer or the like generally uses a GUI (graphical user interface) and an input device such as a keyboard, a mouse, a trackball, and a tablet. On the other hand, when a handicapped person operates a computer or the like, in addition to using the above-described general input device, a handicapped person-specific input / output device is used in consideration of the motor ability of the handicapped person.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, there are the following problems when inputting a combination of a general GUI and a keyboard, mouse, trackball, tablet, or the like.
1) Training is required to acquire the operation, and advanced motor skills are required. Persons with disabilities who do not have sufficient physical functions (shoulders, arms, hands, fingers) may be inoperable.
2) For example, since the size of the device is limited from the operability, the tablet becomes a bottleneck in reducing the size and weight.
3) The mouse also requires a certain amount of space for operation.
[0004]
On the other hand, in the case of input using a special input / output device for the disabled, there were the following problems.
1) Since the development cost is high for a small number of users, the equipment is very expensive.
2) Operation takes time or is difficult to operate.
[0005]
Here, an operation using a general input device will be described.
First, when a mouse is used as an input device, in order to move the cursor on the display screen by a mouse operation, the mouse is moved left and right and up and down. At this time, since the amount of movement of the mouse is different from the amount of movement of the cursor on the screen, beginners need training, and physically disabled people need physically advanced operation skills. Also, if the physical area for moving the mouse is limited, the mouse must be lifted once and returned to its original position several times to move the cursor on the screen. It has to be a cause of poor computer operability for people with disabilities who have limited motor functions.
[0006]
For mouse input, move the cursor on the display screen to the desired position, then click (select) an object such as an icon, drag (move) the object, double-click (open) the object, However, in both cases, training is necessary for the position of the mouse and pressing of the buttons, and for the disabled, advanced physical functions are required, and training that is quite difficult is required.
[0007]
Trackball input has fewer users than mouse input. Also, due to the strong inertia of the ball, it lacks stability in determining the position of the cursor. For this reason, it is difficult for people with disabilities to operate with subtle power, and it is not suitable for long-term use over a long period of time.
[0008]
Tablet input has fewer users than trackball input, and it takes time to confirm the display screen and tablet position, and the direction does not match. For example, when drawing is placed on a tablet and the points are traced and input. This is difficult for people with disabilities who have limited body posture.
[0009]
The present invention is intended to solve the following conventional problems especially when a disabled person operates a computer.
1) Since the device is premised on the use of healthy people, operation training is required.
2) The input device takes up space and is difficult to use for disabled people with limited posture.
3) The cost of the conventional input device for the disabled is high.
4) According to the degree of disability, maintenance of the input device by the developer is necessary.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention realizes an input operation that performs a function equivalent to that of a conventional input operation, for example, a mouse input by an operation of pressing a button as simpler input means.
[0011]
FIG. 1 is a principle block diagram of the present invention. In FIG. 1, 1 is a processing device comprising a CPU and a memory, 2 is a button input device having one operation button, 3 is a display device, 11 is an input mode management means, 12 is a button input detection means, and 13 is an input. Mode switching means, 14 is input processing means, and 15 is cursor display means.
[0012]
The input mode management means 11 is a means for managing input modes corresponding to a plurality of types of display forms of the cursor displayed on the
The button input detection means 12 is a means for detecting whether or not the button is pressed in the
[0013]
The input mode switching means 13 is a means for switching the input modes managed by the input mode management means 11 in a predetermined order.
The cursor display means 15 is a means for displaying a cursor indicating the position on the screen of the
[0014]
The input processing means 11 is a predetermined process corresponding to the input mode managed by the input mode management means 11, for example, a process for moving the cursor up, down, left or right according to the current input mode, a click process , A double click process, a press process or a press release process.
[0015]
In the case of the invention of
[0016]
On the other hand, in the case of the invention of
[0017]
The operation of the present invention is as follows.
In the present invention, the button input detection means 12 detects whether the time of pressing one button of the
[0018]
If the pressed state is longer than or equal to a predetermined time (or within a predetermined time), the input processing unit 14 corresponds to the processing corresponding to the input mode managed by the input mode management means 11, that is, the display mode of the cursor. Executes processing to move the cursor to any of up, right, down, left, click processing, double click processing, press processing or press release processing.
[0019]
The present invention can be easily realized by additionally installing a simple button input device or the like without modifying or processing a conventional computer operating system or the like. In addition, it is possible to customize the operation method according to the degree of motor function of the operating person, and it is possible to perform complicated input only by button operation without performing any keyboard operation.
[0020]
The purpose of the present invention is that no special input operation training is required, the button input device is small, does not take up space, is inexpensive to manufacture, and can be customized by the operator, so that no special maintenance is required. , It can be realized in a simple way, and the handicapped can easily operate the computer.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of an input mode in the first embodiment.
The input mode management means 11 manages input modes (1) to (8) as shown in FIG. In each input mode (1) to (8), the cursor is displayed as follows: (1) Up arrow, (2) Right arrow, (3) Down arrow, (4) Left arrow, (5) Check Mark, (6) double check mark, (7) press processing mark, and (8) press release mark.
[0022]
In the first embodiment, the button input detection means 12 issues an instruction to the input mode switching means 13 when the button of the
[0023]
Here, (7) press processing mark and (8) press release mark are toggled. In the odd-numbered loop shown in FIG. 2 (A), the input mode (7) is followed by the input mode (7), Next, the input mode is switched in the order of (1). In the even-numbered loop, the input mode is switched in the order of the input mode (8) and then the input mode (1) in the order of the input mode (6). .
[0024]
The button input detection means 12 issues an instruction to the input processing means 14 when the button of the
[0025]
When the input mode is {circle over (5)} (check mark), the input processing means 14 performs the same processing as the processing for clicking in mouse input. For example, if the check mark cursor is positioned on "Folder", executing input processing will result in the same operation as clicking on "Folder" with mouse input. It will be.
[0026]
When the input mode is {circle around (6)} (double check mark), the input processing means 14 performs the same processing as the processing for double clicking in mouse input. For example, if the check mark cursor is positioned on "Folder" and this input process is executed, the operation is the same as double-clicking "Folder" with mouse input. It will be open.
[0027]
When the input mode is {circle over (7)} (press processing mark), the input processing means 14 performs the same processing as the press with mouse input. For example, if this input process is executed when the cursor of the press processing mark is positioned on “Folder”, the operation will be the same as selecting “Folder” by mouse input, and then (1) Select the input mode (upward arrow), ▲ 2 ▼ (rightward arrow), ▲ 3 ▼ (downward arrow), or ▲ 4 ▼ (leftward arrow) and move the cursor to select “Folder”. Can be moved.
[0028]
When the input mode is {circle over (8)} (press release mark), the input processing means 14 performs a process similar to the process for ending the press in mouse input. In other words, the press has a function of returning from the state where the cursor is located to the original state. For example, when this input process is executed when the cursor of the press release mark is positioned on the “folder”, the process of returning from the state in which the “folder” is selected to the normal state is performed.
[0029]
By combining the input mode (7), the input modes (1) to (4), and the input mode (8), a function similar to a drag operation in mouse input can be realized.
[0030]
FIG. 3 shows an example of input processing in the first embodiment.
As shown in FIG. 3A, assume that the current input mode is (2). At this time, the
[0031]
Further, when the user presses the button of the
[0032]
Here, if the user wants to move the cursor to the left, pressing the button of the
[0033]
As described above, the user can execute a desired input process by combining a short-time button press and a long-time button press.
[0034]
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of the button pressing signal and the cursor movement timing, and shows a time chart corresponding to the processing of FIG.
When t1 and t2 are shorter than T 0 after the button pressing signal from the
[0035]
FIG. 5 is a process flowchart according to the first embodiment.
In step S1, it waits until it detects ON of a button press signal. If the button pressing signal is turned ON, time monitoring is started by a timer in step S2.
[0036]
In step S3, it is determined whether or not the button press signal is detected OFF before the predetermined time T 0 has elapsed. When detecting the OFF, the processing proceeds to step S4, otherwise, a determination in step S6, depending on whether elapsed time T 1, performs the processing of each step S7 or step S3.
[0037]
In step S4, the current input mode is switched to the next input mode in accordance with a predetermined input mode switching order. In step S5, the cursor display form is changed to correspond to the new input mode. Then, it returns to step S1 and repeats a process similarly.
In step S7, the current input mode is determined, and processing corresponding to the input mode shown in FIG.
[0038]
Next, as a second embodiment, a case where the input mode is switched when the button is pressed for a long time and the input process is performed when the button is pressed for a short time will be described.
FIG. 6 is a diagram illustrating an example of an input mode in the second embodiment.
The input mode management means 11 manages input modes {circle around (1)} to {circle around (8)} corresponding to the cursor display form as shown in FIG. The contents of each input mode (1) to (8) and the switching order are the same as those in the first embodiment shown in FIG.
[0039]
In the second embodiment, when the button input detecting unit 12 detects that the button of the
[0040]
Further, the button input detection means 12 issues an instruction to the input processing means 14 when the button of the
[0041]
When the input mode is (5) (check mark), when the input mode is (6) (double check mark), when the input mode is (7) (press processing mark), the input mode is (8) (press release) In the case of mark), the process shown in FIG. 6B is executed in the same manner as the process described with reference to FIG. The difference from the first embodiment is that the processing by the input processing means 14 is executed when the button pressing time is shorter than the predetermined time T 1 .
[0042]
FIG. 7 is a diagram illustrating an example of a button pressing signal and cursor movement timing in the second embodiment.
[0043]
If the current input mode is, for example, ▲ 1 ▼ (up arrow), since the first button press (time t1) is longer than the predetermined time T 1, the input mode each time the time each T 1 is passed Switching takes place. Therefore, after the elapse first time T 1, the input mode ▲ 1 ▼ switched to the (upward arrow) ▲ 2 ▼ (right arrow), when the elapsed second time T 1 times, ▲ 3 ▼ to (down arrow) Further, when the third time T 1 elapses, it changes to (4) (left arrow). Here, since OFF is detected before the next T 1 time elapses, the input mode selected at that time is fixed. During this time, the moving speed of the cursor remains zero.
[0044]
Subsequently, a second round of button pressing time (time t2) is shorter than the predetermined time T 1, when the button is turned OFF, i.e. after a time t2, the cursor starts to move to the left , The movement continues until the next button press detection (signal ON detection). The cursor starts to move slowly and gradually moves fast, and when it reaches a predetermined speed, it moves at a constant speed.
[0045]
FIG. 8 is a processing flowchart when the input mode is switched by pressing the button for a long time according to the second embodiment.
In step S21, it waits until it detects ON of a button press signal. If it is detected that the button press signal is turned on, time monitoring is started by a timer in step S22.
[0046]
In step S23, it determines whether it has detected the OFF before a predetermined time T 1 elapses. If OFF is detected, the process of step S24 is performed. If OFF is not detected, the process proceeds to step S25.
In step S24, the current input mode is determined, and processing corresponding to the input mode shown in FIG. 6B is performed.
[0047]
At step S25, each time the predetermined time T 1 is passed, in accordance with switching predetermined order and switches the current input mode to the next input mode. In step S26, the cursor display mode is changed to correspond to the new input mode. Thereafter, in step S27, again, to determine whether it detects the OFF button press signal to the time T 1 has elapsed, if it does not detect the OFF the process returns to step S25, when detecting an OFF Returns to step S21 and repeats the same process.
[0048]
FIG. 9 is a diagram showing a system configuration example for realizing the present invention. The system configuration includes, for example, a
[0049]
As shown in FIG. 9, when the
[0050]
The
[0051]
Also, the operation method can be customized, and when the operation method is customized, for example, it can be realized by registering the correspondence information between the input mode, the cursor mark, and the processing content.
[0052]
In the above, an example in which the present invention is implemented as an input device of a computer has been described. However, the present invention can be used as an apparatus for operating a machine that requires advanced operations, for example, a device in place of a remote controller such as a television or a video. Is also possible.
[0053]
【The invention's effect】
As described above, since the present invention is a button input device having a relatively simple mechanism, the input device itself can be manufactured at a lower cost than the conventional input device, is not easily broken, and is easy to maintain. Has the advantage of.
[0054]
Further, since the button input device is small and light, it can be operated while holding the entire device with one hand. This makes it easy for anyone to operate with simple actions without taking their eyes off the display. It is also possible to operate with feet.
[0055]
In addition, since the operator can operate the computer with a simple operation of pressing the button quickly or pressing it long, it is possible to easily perform advanced operations while saving labor, and one operation of pressing the button. The operation can be simplified and unified by the operation.
As a result, the operation becomes much easier compared to the conventional operation method, and even a person with a difficult disability can easily operate the computer, and the opportunities for social participation can be increased.
[0056]
Also, the operation of the device, which was relatively difficult for infants and the elderly, can be facilitated by the present invention, and can be used by anyone.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a principle block diagram of the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of an input mode in the first embodiment.
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of input processing according to the first embodiment.
FIG. 4 is a diagram illustrating a button press signal and cursor movement timing in the first embodiment.
FIG. 5 is a process flowchart according to the first embodiment.
FIG. 6 is a diagram illustrating an example of an input mode according to the second embodiment.
FIG. 7 is a diagram illustrating a button press signal and cursor movement timing in the second embodiment.
FIG. 8 is a process flowchart according to the second embodiment.
FIG. 9 is a diagram showing an example of a system configuration for realizing the present invention.
[Explanation of symbols]
1. Processing device (CPU / memory)
2
Claims (4)
前記表示装置へ表示するカーソルの複数種類の表示形態に対応した入力モードを管理する入力モード管理手段と,
前記ボタン入力装置におけるボタンの押下状態を検出するとともに,押下状態の時間が所定の時間内であるかどうかを検出するボタン入力検出手段と,
前記ボタンの押下状態が所定の時間内である場合に,前記入力モード管理手段が管理する入力モードを切り替える入力モード切り替え手段と,
現在の入力モードに対応するカーソルの表示形態でもってカーソルを表示するカーソル表示手段と,
前記ボタンの押下状態が所定の時間以上である場合に,前記入力モード管理手段が管理する入力モードに対応する所定の処理を実行する入力処理手段とを備えた
ことを特徴とするボタン操作による入力処理装置。In an information processing system comprising a button input device, a display device, and a processing device that controls input / output of the button input device and the display device,
Input mode management means for managing input modes corresponding to a plurality of types of display forms of the cursor to be displayed on the display device;
A button input detecting means for detecting a pressed state of the button in the button input device and detecting whether the time of the pressed state is within a predetermined time;
An input mode switching means for switching an input mode managed by the input mode management means when the pressed state of the button is within a predetermined time;
A cursor display means for displaying the cursor in a cursor display form corresponding to the current input mode;
Input by means of a button operation, comprising: an input processing means for executing a predetermined process corresponding to an input mode managed by the input mode management means when the button is pressed for a predetermined time or more. Processing equipment.
前記表示装置へ表示するカーソルの複数種類の表示形態に対応した入力モードを管理する入力モード管理手段と,
前記ボタン入力装置におけるボタンの押下状態を検出するとともに,押下状態の時間が所定の時間以上であるかどうかを検出するボタン入力検出手段と,
前記ボタンの押下状態が所定の時間以上である場合に,前記入力モード管理手段が管理する入力モードを,所定の時間が経過するごとに順次切り替える入力モード切り替え手段と,
現在の入力モードに対応するカーソルの表示形態でもってカーソルを表示するカーソル表示手段と,
前記ボタンの押下状態が所定の時間内である場合に,前記入力モード管理手段が管理する入力モードに対応する所定の処理を実行またはその実行を終了する入力処理手段とを備えた
ことを特徴とするボタン操作による入力処理装置。In an information processing system comprising a button input device, a display device, and a processing device that controls input / output of the button input device and the display device,
Input mode management means for managing input modes corresponding to a plurality of types of display forms of the cursor to be displayed on the display device;
A button input detecting means for detecting a pressed state of the button in the button input device and detecting whether the time of the pressed state is a predetermined time or more;
An input mode switching means for sequentially switching the input mode managed by the input mode management means when a predetermined time elapses when the button is pressed for a predetermined time or more;
A cursor display means for displaying the cursor in a cursor display form corresponding to the current input mode;
And an input processing means for executing a predetermined process corresponding to the input mode managed by the input mode management means or terminating the execution when the button is pressed within a predetermined time. Input processing device by button operation.
前記入力モードに対応した所定の処理として,カーソルを上方向を移動させる処理,カーソルを右方向へ移動させる処理,カーソルを下方向を移動させる処理,カーソルを左方向を移動させる処理,クリック処理,ダブルクリック処理,プレス処理またはプレス解除処理のうちの複数の処理を含む
ことを特徴とするボタン操作による入力処理装置。In the input processing device by button operation according to claim 1 or 2,
As predetermined processing corresponding to the input mode, processing for moving the cursor upward, processing for moving the cursor to the right, processing for moving the cursor downward, processing for moving the cursor left, click processing, An input processing device by button operation characterized by including a plurality of processes of a double click process, a press process or a press release process.
前記ボタン入力装置は,単一の操作用ボタンを持つ入力装置である
ことを特徴とするボタン操作による入力処理装置。In the input processing device by button operation according to claim 1, claim 2 or claim 3,
The button input device is an input device having a single operation button, and is an input processing device by button operation.
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