JP3758469B2 - Continuous production method of thin fired mat of PTFE powder - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はポリテトラフルオロエチレン(以下、PTFEという)の薄い焼成マットの連続的製造方法に関するものである。更に詳述すれば本発明は架橋PTFE粉体の製造に使用される厚さが3mm程度の薄く、且つかさ比重が0.5程度のPTFE粉体の焼成マットの連続的製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
PTFEは優れた耐熱性、耐薬品性、耐食性、離型性、滑り性等を有しており、産業分野、家庭用品等の様々な分野で広く実用化されている。
【0003】
このPTFEの利用形態の一つにPTFE粉体がある。
【0004】
このPTFE粉体の製造は、まず中間体のPTFE粉体の焼成マットを製造し、次にその中間体のPTFE粉体の焼成マットを微細粉砕化することによりPTFE粉体を製造するようになっている。
【0005】
図4は従来のPTFE粉体の焼成マットの製造方法を示した断面説明図である。
【0006】
図4において1はマット製造用治具、2はPTFE粉体マットである。
【0007】
即ち、従来のPTFE粉体の焼成マットの製造方法は下記のように製造していた。
【0008】
まず、図4に示すようなマット製造用治具1を用意する。このマット製造用治具1は2枚の平行平板を狭い幅となるように所定間隔を保ち、その下部を閉じるように組み立てて成るものである。
【0009】
次に、そのマット製造用治具1の上部開口部を上になるように縦に置き、それから図示しないがPTFE粉体を上部開口部より投入する。
【0010】
次に、上部より突くことによりPTFE粉体をそれらの僅かな自己粘着性により突き固め、それにより所定かさ密度の薄いPTFE粉体マット2を形成する。
【0011】
次に、マット製造用治具1を解体し、PTFE粉体マット2を取出す。
【0012】
次に、その成形したPTFE粉体マット2をトレーに載せる。
【0013】
次に、そのトレーに載せたPTFE粉体マット2を焼成炉に投入し、所定時間加熱、焼成する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のPTFE粉体の焼成マットの製造方法では、マット製造用治具1で成形したPTFE粉体マット2が脆く、且つ崩れやすいという難点がある。
【0015】
このため従来のPTFE粉体の焼成マットの製造方法では、マット製造用治具1の組立→PTFE粉体の投入、突き固め成形→マット製造用治具1の解体、PTFE粉体マット2の取出し→トレーへの積載→トレー積載PTFE粉体マット2の焼成炉への投入、焼成→焼成炉からトレー積載PTFE粉体マット2の取出しという一連の作業を手作業で行う必要があった。
【0016】
このため従来のPTFE粉体の焼成マットの製造方法は手間がかかり、且つ非能率で、生産性及び品質の向上が困難であった。
【0017】
そこでこの従来のPTFE粉体の焼成マットの製造方法の改善方法として図5に示すようなPTFE粉体の成形方法が提案された。
【0018】
図5は従来のPTFE粉体の成形方法の改善方法を示した正面説明図である。
【0019】
図5において3は平板、4はPTFE粉体、5はしごき用ブレード、6はマットの空隙部である。
【0020】
即ち、従来のPTFE粉体の成形方法の改善方法は下記のように行う。
【0021】
まず、水平な平板3を用意し、その平板3上にPTFEの粉体4を山積みする。
【0022】
次に、そのPTFEの粉体4を山積みした平板3の一端側にしごき用ブレード5を垂直に架設する。このときしごき用ブレード5の下端と平板3との距離は、成形するPTFEマットの厚さとなるようにする。
【0023】
次に、真っ直ぐなしごき用ブレード5を矢印方向に移動させると、平板3上に山積みしたPTFE粉体4が一様な厚さに均される。
【0024】
しかしながらこの改善方法においてPTFEマットの厚さが薄い場合、PTFE粉末には常温で僅かな自己粘着による凝固性があるため、しごき用ブレード5から伝わる垂直方向分力で粉体相互が緩く固まることになる。そしてこのように粉体相互が緩く固まると、しごき用ブレード5が接触する部分の近傍の粉体4が引きずられて不規則な空隙部6が生し、その結果得られるPTFEマットにはこれら不規則な空隙部6という欠陥部分が生ずることになる。
【0025】
本発明はかかる点に立って為されたものであって、その目的とするところ前記下従来技術の欠点を解消し、PTFE粉体を初期厚さのマット状に成形する予備成形作業、その予備成形した初期厚さのマットを圧縮成形するとにより未焼成マットとする成形作業、更にその成形した未焼成マットを加熱、焼成する焼成作業等を自動的、且つ連続的に行うことができるPTFE粉体の焼成マットの連続的製造方法を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】
本発明の要旨とするところは、上面が小孔付平板で構成された中空チャンバーの該小孔付平板上に不織布を滑り移動可能な状態に置き、且つ該不織布上にPTFE粉体を厚く山積みし、しかも前記中空チャンバー内をブロワーで吸引することにより負圧に保ちつつ前記PTFE粉体と前記不織布とを移動させながら粉体しごき用ブレードで前記PTFE粉体の上部をしごくことにより前記不織布上に初期厚さのマットを予備成形し、次に該不織布上に予備成形した初期厚さのマットを圧縮ロールにより所定厚さのマット状に圧縮して未焼成マットとした後、該不織布上に成形した未焼成マットより該不織布を分離させ、然る後該分離した未焼成マットを前記PTFEの融点より若干高い温度にて加熱、焼成して焼成マットとすることを特徴とするPTFE粉体の薄い焼成マットの連続的製造方法にある。
【0027】
本発明において不織布としては、PTFE粉体の最小粒径より若干小さい気孔を有するものであることが好ましい。
【0028】
本発明において粉体しごき用ブレードとしては、ロール回転式のブレード付スプレッダロールの外周面上に取り付けられたものであることが好ましい。
【0029】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のPTFE粉体の焼成マットの連続的製造方法の実施の形態について説明する。
【0030】
本発明のPTFE粉体の焼成マットの連続的製造方法は次のようなことが特徴とするところにある。
【0031】
(1)上面が多数の小孔が開口されている平板で構成されたチャンバーの上面に、気孔の大きさがPTFE粉体の粒径より小さい不織布を置き、その上をPTFE粉体で覆うようにする。
【0032】
次に、このようにした状態でチャンバー内をプロワー若しくは真空ボンプで吸引すると、大気圧が作用してPTFEの粉体が不織布に押付けられる。
【0033】
このようにPTFEの粉体が不織布に押付けられた状態下では、しごいたとしても粉体が引きずられて空隙部が発生することがなくなる。
【0034】
(2)PTFE粉体を不織布と共に移動させながら、一定位置で回転するブレード付回転治具で不規則な厚さの粉体の上部をしごくことにより、かさ密度が小さい一様な初期厚さのPTFEマットを予備成形する。
【0035】
次いで、ここで予備成形したPTFEマットを不織布と同調回転する加圧ローラで圧縮することにより、所定厚さで、且つ所定かさ密度の未焼成PTFEマットを成形する。
【0036】
(3)次に、不織布と未焼成PTFEマットとを分離する。
【0037】
次に、ここで分離した未焼成PTFEマットを焼成炉に送り込み、そこで加熱、焼成することにより焼成PTFEマットとなる。
【0038】
これら一連の作業を連続的、且つ自動的に行うことより、高品質の薄い焼成PTFEマットを連続的に高能率的に製造することができる。
【0039】
【実施例】
次に、本発明のPTFE粉体の焼成マットの連続的製造方法の実施例について説明する。
【0040】
(本発明のPTFE粉体の焼成マットの連続的製造方法の第1実施例)
図1は本発明のPTFE粉体の焼成マットの連続的製造方法の第1実施例を示した平面図、図2はその正面説明図である。
【0041】
図1、図2において4はPTFE粉体、7は小孔付平板、8は吸引チャンバー、9はブロワー、10は不織布コイル、11は不織布巻取り装置用駆動装置、12は不織布巻取り装置、13は長尺不織布シート、14は粉体しごき用ブレード、15はブレード付スプレッダロール、16はスプレッダロール駆動装置、17は圧縮ロール、18は圧縮ロール駆動装置、19は側板、20は原料粉体用ホッパー、21は粉体用フィーダー、22は初期厚さのマット、23は未焼成マット、24は電気ヒータ、25はメッシュコンベア用駆動装置、26はメッシュコンベア、27は焼成炉、28は焼成マットである。
【0042】
次に、本発明のPTFE粉体の焼成マットの連続的製造方法の第1実施例の動作手順について説明する。
【0043】
▲1▼ まず、上面に小孔付平板7を有する吸引チャンバー8の内部をブロワ−9で吸引する。
【0044】
▲2▼ 次に、不織布コイル10より引出され、且つ不織布巻取り装置用駆動装置11を備えた不織布巻取り装置12で一定速度で引張られ移動する不織布13を、吸引チャンバー8の上面を通過させる。
【0045】
なお、不織布としては次のような特性を有するものを用いる。
【0046】
a 気孔の大きさがPTFE粉体の最小粒径より若干小さいこと。
【0047】
b 引張り強さが十分大きい特性を有すること。
【0048】
▲3▼ 穴あき金属平板7の上部には粉体しごき用ブレード14を有するブレード付スプレッダロール15を不織布7の初期厚さに相当する間隔を保って設置する。
【0049】
そしてこのブレード付スプレッダロール15はスプレッダロール駆動装置16により不織布7の移動方向と逆方向に回転させる。
【0050】
▲4▼ 次に、ブレード付スプレッダロール15より下流側には、表面が平滑な圧縮ロール17を不織布7より所定の間隔を保って設置する。
【0051】
そして圧縮ロール駆動装置18により圧縮ロール17のロール表面速度が不織布7の移動速度と同調するように回転させる。
【0052】
▲5▼ 次に、ブレード付スプレッダロール15及び圧縮ロール17の近傍には、不織布7上に狭い隙間を保って側板19を所定のマット幅に合わせた間隔で設置しておく。
【0053】
▲6▼ 次に、ブロワー9を作動させ、また長尺不織布シート13を一定速度で移動させ、更にブレード付スプレッダロール15及び圧縮ロール17を回転させた状態下で、そのブレード付スプレッダロール15の前部に設置されている原料ホッパー20からPTFE粉末を一定量ずつ投入する。
【0054】
ここで原料ホッパー20から投入されたPTFE粉末は粉体用フィーダー21へ送り出される。
【0055】
▲7▼ 次に、その粉体用フィーダー21より送り出されたPTFE粉末はブレード付スプレッダロール15部へ送り込まれ、そこで初期厚さのマット22に予備成形される。
【0056】
▲8▼ 次に、ここで予備成形された初期厚さのマット22は圧縮ロール17へ送り込み所定の厚さと、且つ所定かさ密度を有する未焼成マット23に成形する。
【0057】
▲9▼ 次に、ここで成形された未焼成マット23は、内部に電気ヒータ24とメッシュコンベア用駆動装置駆25により不織布7と同調運転されているメッシュベルトを用いたメッシュコンベア26が設置されている焼成炉27内に送り込まれる。
【0058】
ここにおいて焼成炉27内の雰囲気温度は、PTFE粉体の融点より若干高い温度に保たれている。
【0059】
未焼成マット23は、この焼成炉27内を一定速度で通過する間に焼成され、焼成マット28となって焼成炉27内から送り出される。
【0060】
これら▲1▼〜▲9▼の一連の作業は自動的に、且つ連続的に行われることから得られる焼成マット28は寸法、外観、諸特性が優れた高品質のものであり、且つその生産性が高い。
【0061】
(本発明のPTFE粉体の焼成マットの連続的製造方法の第2実施例)
図3は本発明のPTFE粉体の焼成マットの連続的製造方法の第2実施例を示した一部省略正面説明図である。
【0062】
図3において4はPTFE粉体、7は穴あき金属平板、8は吸引チャンバー、9はブロワー、10は不織布コイル、12は不織布巻取り装置、19は側板、20は原料粉体用ホッパー、21は粉体用フィーダー、22は初期厚さのマット、23は未焼成マット、29は粉体しごき用固定ブレード、30は粉体マット圧縮用固定押え板である。
【0063】
即ち、本発明のPTFE粉体の焼成マットの連続的製造方法の第2実施例では、第1実施例に用いたブレード付スプレッダロール15及び圧縮ロール17代えて、図3に示すように粉体しごき用固定ブレード29及びマット圧縮用固定押え板30とを用いたものである。
【0064】
【発明の効果】
本発明のPTFE粉体の薄い焼成マットの連続的製造方法によれば、薄厚で寸法精度が高く、且つ比重が小さく、しかも外観及び諸特性が優れた高品質のPTFE粉体の焼成マットを自動的に、且つ連続的に製造できるものであり、工業上有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPTFE粉体の焼成マットの連続的製造方法の第1実施例を示した平面図である。
【図2】図1の正面説明図である。
【図3】本発明のPTFE粉体の焼成マットの連続的製造方法の第2実施例を示した一部省略正面説明図である。
【図4】従来のPTFE粉体の焼成マットの製造方法を示した断面説明図である。
【図5】従来のPTFE粉体の成形方法の改善方法を示した正面説明図である。
【符号の説明】
1 マット製造用治具
2 PTFE粉体マット
3 平板
4 PTFE粉体
5 しごき用ブレード
6 マットの空隙部
7 小孔付平板
8 吸引チャンバー
9 ブロワー
10 不織布コイル
11 不織布巻取り装置用駆動装置
12 不織布巻取り装置
13 長尺不織布シート
14 粉体しごき用ブレード
15 ブレード付スプレッダロール
16 スプレッダロール駆動装置
17 圧縮ロール
18 圧縮ロール駆動装置
19 側板
20 原料粉体用ホッパー
21 粉体用フィーダー
22 初期厚さのマット
23 未焼成マット
24 電気ヒータ
25 メッシュコンベア用駆動装置
26 メッシュコンベア
27 焼成炉
28 焼成済マット
29 粉体しごき用固定ブレード
30 粉体マット圧縮用固定押え板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a continuous production method of a thin fired mat of polytetrafluoroethylene (hereinafter referred to as PTFE). More specifically, the present invention relates to a continuous manufacturing method of a sintered mat of PTFE powder having a thickness of about 3 mm and a bulk specific gravity of about 0.5, which is used for manufacturing a crosslinked PTFE powder. .
[0002]
[Prior art]
PTFE has excellent heat resistance, chemical resistance, corrosion resistance, releasability, slipperiness, and the like, and is widely used in various fields such as industrial fields and household products.
[0003]
One form of using PTFE is PTFE powder.
[0004]
The PTFE powder is produced by first producing a firing mat of the intermediate PTFE powder, and then producing a PTFE powder by finely pulverizing the firing mat of the intermediate PTFE powder. ing.
[0005]
FIG. 4 is a cross-sectional explanatory view showing a conventional method for producing a firing mat of PTFE powder.
[0006]
In FIG. 4, 1 is a jig for mat production, and 2 is a PTFE powder mat.
[0007]
That is, the conventional method for producing a firing mat of PTFE powder has been produced as follows.
[0008]
First, a mat manufacturing jig 1 as shown in FIG. 4 is prepared. The mat manufacturing jig 1 is formed by assembling two parallel flat plates so as to have a predetermined interval so as to have a narrow width and to close a lower portion thereof.
[0009]
Next, the upper opening of the mat manufacturing jig 1 is placed vertically so that the PTFE powder is put through the upper opening (not shown).
[0010]
Next, the PTFE powder is tamped by a slight self-adhesiveness by poking from the upper part, thereby forming a PTFE powder mat 2 having a thin predetermined bulk density.
[0011]
Next, the mat manufacturing jig 1 is disassembled, and the PTFE powder mat 2 is taken out.
[0012]
Next, the molded PTFE powder mat 2 is placed on a tray.
[0013]
Next, the PTFE powder mat 2 placed on the tray is put into a firing furnace, heated and fired for a predetermined time.
[0014]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional PTFE powder firing mat manufacturing method has a drawback that the PTFE powder mat 2 formed with the mat manufacturing jig 1 is brittle and easily collapses.
[0015]
For this reason, in the conventional method for manufacturing a firing mat of PTFE powder, assembly of the mat manufacturing jig 1 → input of PTFE powder, tamping molding → disassembly of the mat manufacturing jig 1, and removal of the PTFE powder mat 2 → Tray loading → Tray loading PTFE powder mat 2 into firing furnace, firing → Tray loading PTFE powder mat 2 from the firing furnace must be manually performed.
[0016]
For this reason, the conventional method of manufacturing a PTFE powder firing mat is time-consuming, inefficient, and difficult to improve productivity and quality.
[0017]
Accordingly, a method for forming PTFE powder as shown in FIG. 5 has been proposed as an improvement method of the conventional method for producing a firing mat of PTFE powder.
[0018]
FIG. 5 is an explanatory front view showing a method for improving the conventional PTFE powder molding method.
[0019]
In FIG. 5, 3 is a flat plate, 4 is a PTFE powder, 5 is a blade for ironing, and 6 is a gap portion of the mat.
[0020]
That is, a conventional method for improving the molding of PTFE powder is performed as follows.
[0021]
First, a horizontal flat plate 3 is prepared, and
[0022]
Next, an ironing blade 5 is installed vertically on one end side of the flat plate 3 on which the
[0023]
Next, when the straight ironing blade 5 is moved in the direction of the arrow, the
[0024]
However, when the PTFE mat is thin in this improvement method, the PTFE powder has a solidification property due to slight self-adhesion at room temperature, so that the powder is loosely solidified by the vertical component force transmitted from the ironing blade 5. Become. When the powders are loosely solidified in this way, the
[0025]
The present invention has been made in view of such a point. The purpose of the present invention is to eliminate the disadvantages of the prior art described above, and to perform a pre-forming operation for forming a PTFE powder into a mat having an initial thickness, and a preliminary operation thereof. PTFE powder capable of automatically and continuously performing a forming operation to form an unfired mat by compression-molding the formed initial thickness mat, and further, a firing operation to heat and fire the formed unfired mat Another object of the present invention is to provide a continuous production method of a fired mat.
[0026]
[Means for Solving the Problems]
The gist of the present invention is that a nonwoven fabric is slidably moved on a flat plate with a small hole on the top surface of a flat plate with a small hole, and the PTFE powder is thickly stacked on the nonwoven fabric. In addition, the upper part of the PTFE powder is rubbed with a powder ironing blade while moving the PTFE powder and the nonwoven fabric while keeping the negative pressure by sucking the hollow chamber with a blower. A mat having an initial thickness is preformed, and then the mat having an initial thickness preformed on the nonwoven fabric is compressed into a mat having a predetermined thickness by a compression roll to form an unfired mat, and then the mat is formed on the nonwoven fabric. The nonwoven fabric is separated from the molded unfired mat, and then the separated unfired mat is heated and fired at a temperature slightly higher than the melting point of the PTFE to form a fired mat. In a continuous manufacturing method of a thin sintered mat of PTFE powder that.
[0027]
In the present invention, the nonwoven fabric preferably has pores slightly smaller than the minimum particle size of the PTFE powder.
[0028]
In the present invention, the powder ironing blade is preferably mounted on the outer peripheral surface of a roll rotating bladed spreader roll.
[0029]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of a method for continuously producing a firing mat of PTFE powder of the present invention will be described.
[0030]
The continuous production method of the PTFE powder firing mat of the present invention is characterized by the following.
[0031]
(1) A non-woven fabric whose pore size is smaller than the particle size of PTFE powder is placed on the upper surface of a chamber composed of a flat plate with a large number of small holes on the upper surface, and the upper surface is covered with PTFE powder. To.
[0032]
Next, when the inside of the chamber is sucked with a prower or a vacuum bump in such a state, atmospheric pressure acts and the PTFE powder is pressed against the nonwoven fabric.
[0033]
Thus, under the state where the PTFE powder is pressed against the non-woven fabric, even if it is squeezed, the powder is not dragged and a void is not generated.
[0034]
(2) While moving the PTFE powder together with the non-woven fabric, squeezing the upper part of the irregularly thick powder with a rotating jig with a blade that rotates at a fixed position, so that the bulk density of the uniform initial thickness is small A PTFE mat is preformed.
[0035]
Next, the preformed PTFE mat is compressed by a pressure roller that rotates in synchronization with the nonwoven fabric, thereby forming an unsintered PTFE mat having a predetermined thickness and a predetermined bulk density.
[0036]
(3) Next, the nonwoven fabric and the unsintered PTFE mat are separated.
[0037]
Next, the unsintered PTFE mat separated here is fed into a firing furnace where it is heated and fired to form a fired PTFE mat.
[0038]
By performing these series of operations continuously and automatically, a high-quality thin fired PTFE mat can be produced continuously and efficiently.
[0039]
【Example】
Next, an example of a method for continuously producing a firing mat of PTFE powder of the present invention will be described.
[0040]
(First Example of Continuous Manufacturing Method of Firing Mat of PTFE Powder of the Present Invention)
FIG. 1 is a plan view showing a first embodiment of a method for continuously producing a firing mat of PTFE powder of the present invention, and FIG. 2 is a front view thereof.
[0041]
1 and 2, 4 is PTFE powder, 7 is a flat plate with small holes, 8 is a suction chamber, 9 is a blower, 10 is a nonwoven fabric coil, 11 is a drive device for the nonwoven fabric winding device, 12 is a nonwoven fabric winding device, 13 is a long non-woven sheet, 14 is a blade for powder ironing, 15 is a spreader roll with blade, 16 is a spreader roll driving device, 17 is a compression roll, 18 is a compression roll driving device, 19 is a side plate, and 20 is a raw material powder. Hopper, 21 is a feeder for powder, 22 is an initial thickness mat, 23 is an unfired mat, 24 is an electric heater, 25 is a drive device for a mesh conveyor, 26 is a mesh conveyor, 27 is a firing furnace, and 28 is a firing Matt.
[0042]
Next, the operation procedure of the first embodiment of the method for continuously producing a firing mat of PTFE powder of the present invention will be described.
[0043]
(1) First, the inside of the suction chamber 8 having the small hole
[0044]
(2) Next, the
[0045]
In addition, what has the following characteristics is used as a nonwoven fabric.
[0046]
a Pore size is slightly smaller than the minimum particle size of PTFE powder.
[0047]
b The tensile strength must be sufficiently large.
[0048]
(3) A
[0049]
And this
[0050]
(4) Next, on the downstream side of the spreader roll with
[0051]
Then, the roll surface speed of the
[0052]
(5) Next, in the vicinity of the spreader roll with
[0053]
(6) Next, the blower 9 is operated, the long
[0054]
Here, the PTFE powder charged from the
[0055]
(7) Next, the PTFE powder fed from the
[0056]
(8) Next, the
[0057]
(9) Next, the
[0058]
Here, the atmospheric temperature in the firing
[0059]
The
[0060]
The fired
[0061]
(Second embodiment of the continuous production method of the firing mat of PTFE powder of the present invention)
FIG. 3 is a partially omitted front explanatory view showing a second embodiment of the continuous production method of the firing mat of PTFE powder of the present invention.
[0062]
In FIG. 3, 4 is PTFE powder, 7 is a perforated metal flat plate, 8 is a suction chamber, 9 is a blower, 10 is a non-woven fabric coil, 12 is a non-woven fabric winding device, 19 is a side plate, 20 is a raw material powder hopper, 21 Is a feeder for powder, 22 is a mat having an initial thickness, 23 is an unfired mat, 29 is a fixed blade for powder ironing, and 30 is a fixed press plate for compressing the powder mat.
[0063]
That is, in the second embodiment of the continuous production method of the firing mat of PTFE powder of the present invention, instead of the spreader roll with
[0064]
【The invention's effect】
According to the continuous production method of a thin fired mat of PTFE powder of the present invention, a fired mat of high quality PTFE powder having a small thickness, high dimensional accuracy, low specific gravity, and excellent appearance and various characteristics is automatically produced. And can be manufactured continuously and is industrially useful.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a first embodiment of a continuous production method of a PTFE powder firing mat according to the present invention.
FIG. 2 is an explanatory front view of FIG. 1;
FIG. 3 is a partially omitted front explanatory view showing a second embodiment of the method for continuously producing a firing mat of PTFE powder of the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional explanatory view showing a conventional method for producing a PTFE powder firing mat.
FIG. 5 is a front explanatory view showing a method for improving the conventional PTFE powder molding method.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Mat manufacturing jig 2 PTFE powder mat 3
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000161103A JP3758469B2 (en) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | Continuous production method of thin fired mat of PTFE powder |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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