JP3758370B2 - Connector and connector molding die - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入れ子を組み替えることによって、複数種のコネクタを成型可能なコネクタ成型用金型とそのコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
図10に示した従来のコネクタ成型用金型1は、型開き可能な固定型2及び可動型3とその型開き方向と直交する方向にスライドするスライドピン4とから金型本体1Aが構成され、可動型3とスライドピン4とに組み付けられる入れ子3A,4Aの組み合わせを変更することによって、従来より知られている2種類の雌コネクタ5,6を成型可能となっている。その両雌コネクタ5,6は、図11と図12とに比較して示されており、基本構造が互いに共通し、外面に刻印された品番表示部7の表示内容と、誤組み付け防止用のリブ8の配置のみが互いに異なっている。なお、両コネクタ5,6の相手コネクタ5A,6Aには、前記リブ8に対応させてリブ収容溝9が形成され、正規組み合わせ以外ではコネクタ同士の嵌合ができないようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した金型1では、両入れ子3A,4Aの組み合わせを間違えて、不正規のコネクタを成型してしまう場合がある。その具体例として、図11に示すように、品番表示部7に「C−0001」という品番が刻印されたコネクタでは、リブ8が同図に示すように品番の頭側(文字「C」側)に配置されるべきところを品番の末尾側にリブ8が配置された不正規のコネクタが成型されてしまう場合がある。このような場合、従来のコネクタでは、品番表示部7は、数字を変えてあるだけで、しかもその表示が小さい場合が多かったから、品番の確認作業が困難であり、不正規品であることに気付き難くかった。また、不正規品であっても、リブの配置が相手コネクタのリブ収容溝9に対応さえしていれば、コネクタ結合されてしまうため、コネクタ同士の組み付け工程においても不正規品であることに気付かず、後工程に不正規品が流される恐れがあった。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、品番が異なるコネクタ同士を容易に判別することができるコネクタ及び金型本体に入れ子が正しく組み付けられたか否かを容易に確認できるコネクタ成型用金型の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
<請求項1の発明>
請求項1に係るコネクタは、組み替え可能な第1入れ子と同様に組み替え可能な第2の入れ子とを有する金型によって成形され、前記第1入れ子に備えられた品番刻設部によってコネクタハウジングの表面にその品番が表示されるようにしたコネクタであって、前記コネクタハウジングの表面には、前記第1入れ子に設けられた成型凹部によって突出形成され前記品番に応じた位置に配される識別用突部と、前記第2入れ子に設けられたリブ成型溝によって突出形成され前記識別用突部とはコネクタの嵌合方向で並ぶ位置に配される誤組み付け防止リブとが設けられているところに特徴を有する。
【0007】
<請求項2の発明>
請求項2に係るコネクタ成形用金型は、コネクタハウジングの成型用の金型本体に、前記コネクタハウジングの品番刻設部を備えた第1入れ子と、相手コネクタとの誤組付け防止用リブを形成するためのリブ成型溝を備えた第2入れ子とを別々に備えたコネクタ成型用金型おいて、前記第1入れ子には、前記コネクタハウジングの表面のうち前記誤組付け防止用リブとコネクタの嵌合方向で並びかつ前記品番刻設部に応じた位置に識別用突部を形成するための成型凹部が設けられているところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
請求項1のコネクタによれば、コネクタハウジングには、誤組付け防止用リブと識別用突部とがコネクタの嵌合方向で並ぶ。ところが、成型用金型の入れ子の設定を誤ってしまい、コネクタが正しく成型されなかった場合には、誤組み付け防止用リブと識別用突部とがコネクタの嵌合方向で互いにずれた配置となり、一目瞭然で不正規品である旨を判別できる。しかも、その不正規のコネクタを相手コネクタに組み付けた場合に、誤組み付け防止用リブ又は識別用突部のいずれかが相手コネクタの端面に突き当たるから、不正規のコネクタが誤って組み付けられることを確実に防げる。
【0010】
<請求項2の発明>
金型本体に第1入れ子と第2入れ子とが正規に組み付けられてコネクタが成型された場合には、コネクタハウジングには、誤組付け防止用リブと識別用突部とがコネクタの嵌合方向で並ぶ。ところが、第1入れ子と第2入れ子の組み合わせを誤って金型本体にセットしてコネクタが成型された場合には、誤組み付け防止用リブと識別用突部とがコネクタの嵌合方向で互いにずれた配置となり、一目瞭然で不正規品である旨を判別できる。これにより、金型本体に入れ子が正しく組み付けられたか否かとを容易に確認できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
以下、本発明を適用したコネクタ及びコネクタ成型用金型の第1実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態のコネクタ成型用金型20(以下、適宜「金型20」という)に備えられた金型本体21は、型開き可能な固定型22及び可動型23と、その型開き方向と直交する方向にスライドするスライドピン24とからなる。そして、同図に示すように、金型本体21が型閉じされると、可動型23とスライドピン24とによって本発明に係るコネクタ(図4及び図5参照)の周面及び前面を成型するための凹部25が形成されると共に、その凹部25の開放口25Aが固定型22によって閉じられてコネクタの後端部が形成される。
【0012】
スライドピン24と可動型23とには、本発明に係る第1入れ子26及び第2入れ子27が着脱可能に取り付けられており、これらの入れ子26,27が、前記凹部25の一内側面に沿って並べられている。そして、第1入れ子26及び第2入れ子27には、それぞれ2種類のものが備えられており、これらを組み替えることによって、入れ子に対応した部分のみの形状が相互に異なる2種類のコネクタ40V,40W(図4及び図5参照)が成型される。ここで、第1入れ子26を種類別に説明するときには、符号「26」の末尾に「V」又は「W」を付して両者を区別することとし、第2入れ子27においても同様とする。また、図4に示した一方のコネクタ40Vの品番を「C−100」とし、図5に示した他方のコネクタ40Wの品番を「C−200」として、以下説明を続ける。
【0013】
可動型23に取り付けられる第2入れ子27の成型面27Aは、金型本体21の型閉じ状態(図1参照)でスライドピン24の先端の成型面24Aと面一となっており、その成型面27Aには、図2に示すように、型開き方向に沿ってリブ成型溝28が陥没形成されている。そして、リブ成型溝28の一端は、第2入れ子27の側面に開放しており、型閉じ状態でスライドピン24の先端側面24C(図2参照)によって閉じられる。
【0014】
第2入れ子27のうち図2に示した品番「C−100」用の第2入れ子27Vでは、リブ成型溝28がスライドピン24側から見て右側に配置されている。それに対し、図3に示した品番「C−200」用の第2入れ子27Wでは、リブ成型溝28がスライドピン24側から見て左側に配置されている。これにより、各コネクタ40V,40Wに備えたコネクタハウジング42の一側面42Aのうち左右のどちらかに寄った位置に、相手コネクタとの嵌合方向に沿って延びる誤組付け防止用リブ43(以下、「リブ43」という)が形成される(図4又は図5参照)。
【0015】
一方、第1入れ子26は、スライドピン24の先端のうち型開き方向の中間部分に形成された陥没部24Bに嵌め込まれている。その陥没部24Bの両側には、スライドピン24の成型面24A,24Aが配されており、これらと第1入れ子26の成型面26Aとが面一となっている。
【0016】
第1入れ子26の成型面26Aには、第2入れ子27から離れた側の縁部に沿って品番刻設部29が備えられている。そして、図2に示した品番「C−100」用の第1入れ子26Vには、品番刻設部29に「C−100」と型取った浅い溝が形成され、図3に示した品番「C−200」用の第1入れ子26Wには、品番刻設部29に「C−200」と型取った浅い溝が形成されている。これにより、図4又は図5に示すように、前記コネクタハウジング42のうち一側面42Aの後端側に、僅かに突出した「C−100」又は「C−200」という文字からなる品番表示部44が刻設される。
【0017】
さて、第1入れ子26の成型面26Aには、第2入れ子27に近い側に本発明に係る成型凹部30が備えられている。成型凹部30は、前記第2入れ子27のリブ成型溝28と同じ断面形状をなし、品番「C−100」用の第1入れ子26Vでは、品番「C−100」用の第2入れ子27Vのリブ成型溝28の同軸線上に配置され(図2参照)、品番「C−200」用の第1入れ子26Wでは、品番「C−200」用の第2入れ子27Wのリブ成型溝28の同軸線上に配置されている(図3参照)。これにより、図4又は図5に示すように、コネクタハウジング42の一側面42Aのうち前記リブ43と前記品番表示部44との間のスペースには、品番に応じて左右のどちらかに寄った位置に、識別用突部45が設けられる。
【0018】
尚、品番「C−100」のコネクタ40Vの相手コネクタ(図7参照)は、角筒状のフード部51の一部を外側に膨出させてフード部51内にリブ収容溝52とを備えた構造をなし、コネクタ40Vをフード部51に挿入すると、コネクタ40Vのうち一直線に並んだリブ43と識別用突部45とが、フード部51のリブ収容溝52に沿って移動し、嵌合完了状態でコネクタ40Vの後端に備えたフランジ46がフード部51の先端面に当接するようになっている。また、品番「C−200」のコネクタ40Wに対する相手コネクタは、前記リブ収容溝52の配置のみが異なった構造となっている。
【0019】
次に、上記構成からなる本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態の金型20によって、品番「C−100」のコネクタ40Vを成型するには、図2に示すように、品番「C−100」用の第1入れ子26Vと第2入れ子27Vとを金型本体21に組み付けて、合成樹脂を金型20内に注出する。すると、図4に示すようにコネクタハウジング42の一側面42Aのうち後面から見て左側に寄った位置に、リブ43と識別用突部45とが相手コネクタとの嵌合方向に沿って一直線上に並んで配置されると共に、かつ、一側面42Aの後端側に僅かに突出した「C−100」という文字からなる品番表示部44が刻設されたコネクタ40Vが成型される。
【0020】
次いで、品番「C−200」のコネクタ40Wを成型するには、金型本体21から品番「C−100」用の第1入れ子26Vと第2入れ子27Vとを取外し、これらに替えて、品番「C−200」用の第1入れ子26Wと第2入れ子27Wとを金型本体21に組み付ける(図3参照)。そして、合成樹脂を金型20内に注出すると、図5に示すように、コネクタハウジング42の一側面42Aのうち後面から見て右側に寄った位置に、リブ43と識別用突部45とが相手コネクタとの嵌合方向に沿って一直線上に並んで配置され、かつ、「C−200」という文字からなる品番表示部44が刻設されたコネクタ40Wが成型される。
【0021】
さて、例えば図6に示すように、不注意により金型本体21に品番「C−200」用の第1入れ子26Wと品番「C−100」用の第2入れ子27Vとが取り付けられた状態でコネクタが成型された場合には、以下のようである。即ち、成型されたものは、図7(A)に示すように、コネクタハウジング42の一側面42Aに、リブ43と識別用突部45とが左右に別れて配置された形態となり、正規のコネクタ(図4及び図5参照)の前記リブ43及び識別用突部45が一直線上に並んだ形態と明らかに異なるから、金型20からコネクタが排出されたときに、目視でもって容易に不正規なコネクタであることに気づくことができる。そして、大量に不正規のコネクタを成型する前に、入れ子を正しいものに組み付け直すことができる。
【0022】
また、金型20からコネクタが排出された時に、不正規品であることに気づかずに、コネクタの組み付け工程に送られた場合には、以下のようである。即ち、図7(B)に示すように不正規品のコネクタが品番「C−100」用の相手コネクタに押し込まれたときに、識別用突部45とリブ43とがずれているから、コネクタの嵌合途中で識別用突部45がリブ収容溝52に進入できず、フード部51の前面に当接してコネクタ同士を完全嵌合させることができない。これにより、コネクタが不正規品であることに気づき、後工程に不正規品のコネクタが流されることを確実に防げる。
【0023】
このように本実施形態のコネクタによれば、金型20によってコネクタが正しく成型されなかった場合には、リブ43と識別用突部45とがコネクタの嵌合方向で互いにずれた配置となるから、コネクタごとに刻設された品番を読みとるという煩雑な作業を要せずして、不正規品である旨を容易に判別できる。また、これにより金型本体21に入れ子が正しく組み付けられたか否かとを容易に確認できる。しかも、その不正規のコネクタを相手コネクタに組み付けた場合に、誤組み付け防止用リブ43又は識別用突部45のいずれかが相手コネクタの端面に突き当たるから、不正規のコネクタが誤って組み付けられることを確実に防げる。
【0024】
<第2実施形態>
図8(A)及び図8(B)には、本発明の第2実施形態に係る品番が異なる2つのコネクタ40X,40Yが示されており、これらはリブ43及び識別用突部45の構成のみが前記第1実施形態のコネクタ40V,40Wと異なる。
本実施形態のコネクタ40X,40Yでは、リブ43が対をなしてコネクタハウジング42の一側面42Aの横方向に並べられて相手コネクタとの嵌合方向に並行して延ばされている。そして、図8(A)に示した品番が例えば「C−101」のコネクタ40Xでは、両リブ43がコネクタハウジング42の一側面42Aの両側縁部寄りに配置されてそれらのリブ43,43同士の間隔が広く設定され、図8(B)に示した品番が例えば「C−201」のコネクタ40Yでは、両リブ43がコネクタハウジング42の一側面42Aの中央寄りに配置されて、それらのリブ43,43同士の間隔が狭く設定されている。そして、識別用突部45は、前記リブ43に対応して対をなして設けられ、コネクタ40X,40Yが正規に成型された場合には、リブ43,43とコネクタの嵌合方向で同軸線上に配置されるように設定されている。
【0025】
本実施形態のような構成としても、第1実施形態と同様に、金型本体に入れ子を誤ってセットした場合には、成型されたコネクタのリブ43と識別用突部45とがコネクタの嵌合方向で互いにずれた配置となり、一目瞭然で不正規品である旨を判別できる。これにより、金型本体21に入れ子が正しく組み付けられたか否かとを容易に確認できる。
【0026】
<第3実施形態>
第3実施形態における品番が異なる2つのコネクタは、その一方のコネクタが図9に示されており、前記第1実施形態のコネクタ40V,40Wにおいてリブ43を備えない構成となっている。従って、本実施形態の両コネクタは、品番表示部44に刻設された品番と識別用突部45の配置のみが互いに異なる。
【0027】
このようにコネクタにリブ43を備えない構造としても、識別用突部45の位置の違いを比較するという簡単な作業で、品番が異なるコネクタ同士を容易に判別することができる。また、識別用突部45の位置の違いは、コネクタに刻設した品番の相違に比べて、視覚センサ等で簡単に認識することができるから、センサによるコネクタ同士の識別作業の自動化が可能となる。
【0028】
<他の実施形態>
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態では2種類のコネクタを成型可能な金型20を例示したが、成型可能なコネクタの種類は2種類以上であってもよい。
(2)また、前記実施形態の金型本体21は、スライドピン24を備えており、そのスライドピン24に第1入れ子26が取り付けられていたが、例えば、金型本体にスライドピンを備えずに、固定型または可動型のいずれかに第1入れ子を取り付けた構造としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るコネクタ成型用金型の型閉じ状態の側断面図
【図2】金型本体に一方の入れ子を正規に取り付けた状態の斜視図
【図3】金型本体に他方の入れ子を正規に取り付けた状態の斜視図
【図4】一方の入れ子を正規に取り付けて成型したコネクタの斜視図
【図5】他方の入れ子を正規に取り付けて成型したコネクタの斜視図
【図6】金型本体に入れ子を不正規に取り付けた状態の斜視図
【図7】その結果成型された不正規のコネクタの斜視図
【図8】第2実施形態のコネクタの斜視図
【図9】第3実施形態のコネクタの斜視図
【図10】(A)従来のコネクタ成型金型の側断面図
(B)その斜視図
【図11】(A)従来のコネクタの斜視図
(B)その部分拡大斜視図
【図12】(A)従来のコネクタの斜視図
(B)その部分拡大斜視図
【符号の説明】
20…コネクタ成型用金型
21…金型本体
26,26V,26W…第1入れ子
27,27V,27W…第2入れ子
28…リブ成型溝
29…品番刻設部
30…成型凹部
40V,40W…コネクタ
40X,40Y…コネクタ
42…コネクタハウジング
43…誤組み付け防止用リブ
45…識別用突部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a connector molding die capable of molding a plurality of types of connectors by rearranging inserts and the connector.
[0002]
[Prior art]
The conventional connector molding die 1 shown in FIG. 10 includes a mold body 1A including a
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in above-mentioned metal mold |
[0004]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and a connector molding die that can easily determine whether connectors with different product numbers can be easily discriminated from each other and whether or not the insert is correctly assembled in the mold body. The purpose is to provide molds.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
<Invention of
The connector according to
[0007]
<Invention of
According to a second aspect of the present invention, there is provided a connector molding die having a first nesting provided with a part number engraving portion of the connector housing and a rib for preventing erroneous assembly between the mating connector and the molding body of the connector housing. In a connector molding die separately provided with a second insert provided with a rib forming groove for forming, the first insert includes a rib for preventing misassembly and a connector on a surface of the connector housing. It is characterized in that a molding recess for forming an identification protrusion is provided at a position corresponding to the fitting direction and at a position corresponding to the part number engraving portion.
[0008]
[Action and effect of the invention]
<Invention of
According to the connector of the first aspect, the misassembly preventing rib and the identification protrusion are arranged in the connector housing in the fitting direction of the connector. However, if the nesting setting of the mold for molding is mistaken and the connector is not molded correctly, the rib for preventing misassembly and the protrusion for identification are shifted from each other in the fitting direction of the connector, It is obvious and can be determined that it is an irregular product. Moreover, when the irregular connector is assembled to the mating connector, either the misassembly prevention rib or the identification protrusion will abut against the end surface of the mating connector, ensuring that the irregular connector is assembled incorrectly. To prevent.
[0010]
<Invention of
When the first insert and the second insert are properly assembled to the mold body and the connector is molded, the connector housing has a misassembly prevention rib and an identification protrusion on the connector fitting direction. Line up with. However, if the connector is molded by mistakenly setting the combination of the first insert and the second insert in the mold body, the misassembly prevention rib and the identification protrusion are displaced from each other in the fitting direction of the connector. It is possible to determine that the product is obvious and is irregular. Thereby, it can be easily confirmed whether or not the insert is correctly assembled in the mold body.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
<First Embodiment>
Hereinafter, a first embodiment of a connector and a connector molding die to which the present invention is applied will be described with reference to FIGS. As shown in FIG. 1, a
[0012]
A
[0013]
The
[0014]
In the
[0015]
On the other hand, the
[0016]
On the
[0017]
Now, the
[0018]
The mating connector (see FIG. 7) of the
[0019]
Next, the effect of this embodiment having the above-described configuration will be described.
In order to mold the
[0020]
Next, in order to mold the
[0021]
For example, as shown in FIG. 6, in a state where the
[0022]
Further, when the connector is discharged from the
[0023]
As described above, according to the connector of this embodiment, when the connector is not correctly molded by the
[0024]
Second Embodiment
8A and 8B show two
In the
[0025]
Even in the configuration of this embodiment, as in the first embodiment, when the insert is mistakenly set in the mold body, the molded
[0026]
<Third Embodiment>
One of the two connectors having different product numbers in the third embodiment is shown in FIG. 9, and the
[0027]
Even when the connector does not include the
[0028]
<Other embodiments>
The present invention is not limited to the above-described embodiment. For example, the embodiments described below are also included in the technical scope of the present invention, and various other than the following can be made without departing from the scope of the invention. It can be changed and implemented.
(1) In the above-described embodiment, the
(2) In addition, the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side sectional view of a connector molding die according to a first embodiment of the present invention in a closed state. FIG. 2 is a perspective view of a state where one insert is properly attached to a die body. FIG. 4 is a perspective view of a connector in which the other insert is properly attached to the mold body. FIG. 4 is a perspective view of a connector in which one insert is properly attached and molded. FIG. FIG. 6 is a perspective view of a state where the insert is irregularly attached to the mold body. FIG. 7 is a perspective view of the irregular connector formed as a result. FIG. 8 is a perspective view of the connector of the second embodiment. 9 is a perspective view of a connector according to a third embodiment. FIG. 10A is a sectional side view of a conventional connector molding die. FIG. 11A is a perspective view of a conventional connector. B) Partial enlarged perspective view thereof [FIG. 12] (A) Perspective view of a conventional connector ( ) A partial enlarged perspective view EXPLANATION OF REFERENCE NUMERALS
20 ... Connector molding die 21 ...
Claims (2)
前記コネクタハウジングの表面には、前記第1入れ子に設けられた成型凹部によって突出形成され前記品番に応じた位置に配される識別用突部と、前記第2入れ子に設けられたリブ成型溝によって突出形成され前記識別用突部とはコネクタの嵌合方向で並ぶ位置に配される誤組み付け防止リブとが設けられていることを特徴とするコネクタ。The product number is displayed on the surface of the connector housing by a product number engraving portion provided in the first insert, which is molded by a mold having a second insert that can be changed in the same manner as the first insert that can be changed. Connector,
On the surface of the connector housing, there is an identification projection that is formed by a molding recess provided in the first nest and is arranged at a position corresponding to the product number, and a rib molding groove provided in the second nest. A connector, characterized in that it is provided with a misassembly prevention rib that is formed so as to protrude and is arranged at a position aligned with the identification protrusion in the fitting direction of the connector.
前記第1入れ子には、前記コネクタハウジングの表面のうち前記誤組付け防止用リブとコネクタの嵌合方向で並びかつ前記品番刻設部に応じた位置に識別用突部を形成するための成型凹部が設けられていることを特徴とするコネクタ成型用金型。A mold body for molding the connector housing is provided with a first nest provided with a part number engraving portion of the connector housing and a second rib molding groove for forming a rib for preventing erroneous assembly with the mating connector. In the mold for connector molding with separate nesting,
The first nesting includes a molding for forming an identification protrusion on the surface of the connector housing in the fitting direction of the rib for preventing incorrect assembly and the connector and at a position corresponding to the part number engraving portion. A connector molding die having a recess.
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1998
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