JP3757823B2 - Cleaner hose - Google Patents
Cleaner hose Download PDFInfo
- Publication number
- JP3757823B2 JP3757823B2 JP2001197586A JP2001197586A JP3757823B2 JP 3757823 B2 JP3757823 B2 JP 3757823B2 JP 2001197586 A JP2001197586 A JP 2001197586A JP 2001197586 A JP2001197586 A JP 2001197586A JP 3757823 B2 JP3757823 B2 JP 3757823B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- synthetic resin
- convex portion
- tube
- axis direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electric Vacuum Cleaner (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として電気掃除機に取り付けられて使用されるクリーナーホースに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記クリーナーホースでは、可撓性を持たせるためにホース本体を形成する合成樹脂材料にて発揮できるようにしているため、クリーナーホースの凸部内面に備えさせる導電線にて保形性を維持する必要があり、従来、前記導電線の複数本を同一ピッチに配置すると共に、それら導電線のすべてに硬鋼線を用いて、回転ブラシ等の付属機器に電力供給を行うに必要な電流を流すようにしたり、掃除機本体等をON−OFFするために必要となる信号用の電流を流すように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年における掃除機は、取扱面において有利になるように軽量化が求められている。しかし、上記硬鋼線はクリーナーホースの保形性を高める上において有利であるものの、単位面積当たりの重量が重いだけでなく、単位面積当たりの抵抗値が大きいため、付属機器に電力を供給するための大電流を流す導電線として用いるためには、その分直径が太くなり、重量増大を招くものであった。
又、商用交流電圧だけでなく、バッテリー等の低い直流電圧でも駆動可能に構成された交直両用の小型掃除機においては、バッテリー等の低い直流電圧により駆動する場合に、供給される供給電圧が商用交流電圧に比べて低くなるため、単位面積当たりの抵抗値が大きな硬鋼線では十分な駆動電流を伝達することができず、回転ブラシ(付属機器)を十分に駆動することができない。つまり、回転ブラシをバッテリー等の低い直流電圧にて駆動した場合の回転数が、商用交流電圧にて駆動した場合の回転数よりも少なくなるため、塵の掻き上げ力が低下する不都合が発生していた。尚、前記硬鋼線の本数が多くなればなるほど、上記不都合を顕著にするものである。
又、ホース本体が軟質性の合成樹脂にて形成されているから、床面との接触によりホース本体の外面が早期に摩滅してしまい、導電線がむき出しになる等のトラブル発生があった。
【0004】
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、可撓性及び保形性を確保しながらも、軽量化を図ることができると共に、直流電圧にて付属機器を十分に駆動することができる耐久性のあるクリーナーホースを提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のクリーナーホースは、前述の課題解決のために、凸部と凹部が管軸芯方向において交互に位置する螺旋状に形成され、かつ、軟質性を有するスチレン系エラストマー又はオレフィン系エラストマーにて形成されたホース本体の凸部内面に、被覆体にて絶縁被覆された銅線の複数本を管軸芯方向で重複する状態で収納固着し、前記凸部の外面に硬質性を有する合成樹脂からなる帯状体を固着し、前記被覆体を硬質性を有する合成樹脂にて構成し、前記帯状体の管軸芯方向の幅を前記ホース本体の凸部の管軸芯方向の幅のほぼ半分に設定し、前記軟質性を有する合成樹脂として、JIS K6301で規定するスプリング硬さ試験A形において硬度50〜70の合成樹脂を用い、前記硬質性を有する合成樹脂として、JIS K7202で規定するロックウェル硬さ試験において硬度80〜100の合成樹脂を用いたことを特徴としている。
本願発明者は、ホース本体の同一の凸部内面に収納固着する導電線に単位面積当たりの重量が硬鋼線に比べて小さく、しかも単位面積当たりの抵抗値が硬鋼線に比べて小さな銅線を用いることによって、軽量化を図ることができるだけでなく、バッテリー等の直流電圧にて付属機器を駆動する場合においても、銅線にて十分な駆動力を発揮させることができる。そして、前記銅線は保形性が小さい(低い)ため、硬質性を有する合成樹脂でなる被覆体にて保形性を大きく(高く)すると共にそれら被覆体にて被覆された銅線を凸部内に備えさせる、又は複数本の銅線を同一の凸部内に備えさせることによって、保形性能を向上させることができる。尚、銅線の本数が増えれば増えるほど重量の増大を招くことになるが、保形性能の向上を図ることができる。しかも、凸部の外面に硬質性を有する合成樹脂からなる帯状体を固着することによって、軟質性の凸部をホース本体の内外において2本の線と帯状体とでサンドイッチした状態になり、凸部における保形性能を飛躍的に高めることができるだけでなく、しかも帯状体が硬質性の合成樹脂であるから、床面との接触による早期破損を回避することができる。前記銅線にて大電力を供給することができる。又、ホース本体を脱塩素系の合成樹脂、つまりスチレン系エラストマー又はオレフィン系エラストマーにて形成することによって、例えば塩化ビニル樹脂(PVC)に近い柔軟性を有し、PVCよりも軽量でしかも廃棄して燃焼する時に有毒ガスの発生がない。
又、前記帯状体の管軸芯方向の幅を前記ホース本体の凸部の管軸芯方向の幅のほぼ半分に設定することによって、ホース全体の軽量化を図りながらも、床との接触を帯状体にて確実に行うことができる。
又、前記軟質性を有する合成樹脂として、JIS K6301で規定するスプリング硬さ試験A形において硬度50〜70の合成樹脂を用い、前記硬質性を有する合成樹脂として、JIS K7202で規定するロックウェル硬さ試験において硬度80〜100の合成樹脂を用いることによって、可撓性を十分に有するものでありながら、ホースを踏み付けたときの衝撃力を受けて帯状体や被覆体がヒビが入る等の損傷を受けることがないホースを得ることができる。
【0006】
前記複数本の銅線をそれぞれ被覆する外形が円形の被覆体の管軸芯方向端部同士を管径方向一端側で連結すると共にその連結側表面を連続するフラットな面に形成し、前記連結側表面を前記ホース本体の凸部内面に固着することによって、2本の銅線と凸部内面との固着面積を増大させることができる。
【0007】
前記2本の銅線をそれぞれ被覆する外形が円形の被覆体の管軸芯方向端部同士を管径方向一端側で連結すると共にその連結側表面を連続するフラットな面に形成し、前記連結側表面とは反対側表面を前記ホース本体の凸部内面に固着することによって、ホース内面側において銅線同士間に段差があるものに比べて風の流れがスムーズになる。
【0008】
管軸芯方向で隣り合う前記2つの凸部それぞれに、前記2本の銅線を収納固着して4本の銅線を備えさせることによって、2本の銅線を設けたものに比べてホース本体の保形性能を高めることができると共に他の付属機器への電力供給等に使用することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1に、掃除機本体Aの前側に接続された断面形状が円形(楕円形や矩形等、どのような形状のものでもよい)の可撓性を有するクリーナーホースBが示されている。このクリーナーホースBは、図2に示すように、外形が円形の銅撚り線1の2本が一体化されてなる2芯絶縁電線2の2本をホース本体3に形成される管軸芯方向で隣り合う凸部3A内それぞれに配設し、前記管軸芯方向で隣り合う2つの凸部3A,3Aの外面に帯状体4,5をそれぞれ固着している。前記伸縮クリーナーホースBの先端には、握り操作部Cを備えた延長管Dが接続され、その延長管Dの先端には、吸い込み体Eが接続されている。前記クリーナーホースBは、ハンディタイプ(携帯用)又は通常の電気掃除機の他、集塵機等の大型の掃除機に取り付けて使用することができる。
【0012】
前記ホース本体3は、軟質性を有するスチレン系エラストマー又はオレフィン系エラストマーで、JIS K6301で規定するスプリング硬さ試験A形において硬度50〜70の合成樹脂にて形成することが好ましい。又、図2(b)にも示すように、管径方向外方側にほぼ台形状(山形状又は円弧状あるいは矩形状等でもよい)に突出し、かつ、頂部の外面がほぼフラットに形成された凸部3Aの2つを管軸芯方向において所定ピッチをおいて形成し、これら凸部3A,3A間に凹部3Bを管径方向内方側にほぼ底部がフラットな矩形状(角形又は円弧状あるいは台形状等でもよい)になるように形成している。前記管軸芯方向で隣り合う2つの凸部3A,3A内面のそれぞれに前記2芯絶縁電線2を接着剤(熱融着でもよい)により接着固定している。従って、前記2芯絶縁電線2が接着されていない部分、つまり凹部3Bが可撓性を有する部分になっている。前記凸部3Aの外面(頂面)3Gをフラットに形成することによって、前記帯状体4,5の固着をスムーズかつ確実に行える利点があるが、フラットでなくてもよい。
【0013】
前記各2芯絶縁電線2は、図2(b)に示すように、連結部7を介して2つの被覆材1B,1Bの管軸芯方向端部同士を管径方向一端側、つまり2芯絶縁電線2の凸部3A内面側で連結して断面形状がほぼ眼鏡形状に構成すると共にその連結側表面7Aを連続するフラットな面に形成し、前記連結側表面7Aを前記ホース本体3の凸部3A内面に固着することによって、2本の銅線1,1と凸部3A内面との固着面積を増大させることができ、剥がれ等のトラブル発生を回避することができるようにしている。前記被覆材1B,1B及び連結部7は、硬質性を有する合成樹脂でなり、ホースを踏み付けたときの衝撃力を受けて被覆材1B,1B及び連結部7にヒビが入る等の損傷を受けることがないようにするためには、JIS K7202で規定するロックウェル硬さ試験において硬度80〜100のポリプロピレン又はポリエチレン等の合成樹脂を用いることが好ましい。
【0014】
前記各銅撚り線1は、直径(太さ)がほぼ0.18の銅線を18本撚り合わせてなる撚り線1Aを合成樹脂でなる被覆材1Bにて被覆して構成されているが、直径の大きさ及び撚り合わせる本数は自由に変更することができる。そして、前述のように2本の銅撚り線1,1が一体化された2芯絶縁電線2の2本のうちの1本の2芯絶縁電線2を用いて、掃除機の吸い込み体Eの内部に設けた回転ブラシ用モータ(図示せず)等の付属機器に電力供給を行うに必要な電流を流し、又、前記残りの1本の2芯絶縁電線2を用いて、前記掃除機本体AをON−OFFするために必要となる信号用の電流を流すようにしている。尚、前記掃除機本体AをON−OFFする場合には、図1に示すように、前記握り操作部Cに備えたスイッチ6を押すことになる。又、前記付属機器への電力供給は、掃除機本体Aへの電力供給の開始と同時に自動的に行われるように構成する他、前記スイッチ6とは別のスイッチ(図示せず)のON−OFFにより行えるようにしてもよい。ここでは、銅撚り線1を用いているが、直径が0.8mm(直径は使用形態に応じて自由に変更することができる)の単線でなる(一本の)銅線から構成して実施することもできる。
【0015】
図2(b)では、連結部7を管径方向において凸部3A内面側にしたが、図3に示すように、連結側表面7Aとは反対側表面を前記ホース本体3の凸部3A内面に固着することによって、図2(b)又は図5のように、ホース内面側において銅撚り線1,1同士間に段差があるものに比べて風の流れがスムーズになるようにしてもよい。又、図4では、2芯絶縁電線2を、2本の銅撚り線1A,1Aと、これら銅撚り線1A,1Aを覆うための管径方向両端面8A,8Bがフラットな断面形状ほぼ小判形状の被覆材8とから構成することによって、凸部3A内面との接着面積の増大を図ることができるだけでなく、ホース内面側における風の流れをスムーズにすることができる利点がある。又、図5では、2本の銅撚り線1,1を一体化しないで2本の銅撚り線1,1を同一の凸部3A内に収納することもできる。この場合、4本の銅撚り線1,1,1,1をそれぞれの回転ドラムに巻き付けられているので、回転ドラムの外径を同一寸法にした場合に、2本の銅撚り線1,1を一体化した2芯絶縁電線2の2本を2個の回転ドラムに巻き付けたものに比べて、巻き付け長さを長くすることができるから、回転ドラムを交換するまでの延長(長く)することができる。又、どの図においても、すべて4本の銅より線を備えさせたクリーナーホースを示しているが、2本の銅撚り線を備えさせたクリーナーホースであってもよい。又、図では、1つの凸部3A内に2本の銅撚り線を備えさせているが、1本又は3本以上の銅撚り線を備えさせて実施することもできる。
【0016】
前記帯状体4,5は、図2(a)に示すように、それの管軸芯方向の幅L1を前記ホース本体3の凸部3Aの管軸芯方向の幅L2のほぼ半分に設定してあり、ホース全体の軽量化を図りながらも、床との接触を帯状体4,5にて確実に行うことができるようにしているが、帯状体4,5の幅の寸法は自由に変更することができる。又、前記帯状体4,5は、硬質性を有する合成樹脂でなり、ホースを踏み付けたときの衝撃力を受けて帯状体4,5にヒビが入る等の損傷を受けることがないようにするためには、前記被覆材1B,1Bと同様にJIS K7202で規定するロックウェル硬さ試験において硬度80〜100のポリプロピレン又はポリエチレン等の合成樹脂を用いることが好ましい。
【0017】
前記2本の2芯絶縁電線2,2を用いてクリーナーホースを製造する製造方法について説明すれば、図示していない駆動回転体(ホーマーとも言う)に2本の2芯絶縁電線2,2を所定ピッチを置いて巻き付ける。次に、巻き付けられた2本の2芯絶縁電線2,2の上から所定幅に形成された帯状の合成樹脂製のテープ(図示せず)を図示していない押出機により押し出して巻き付けることにより、クリーナーホースを連続して形成するのである。尚、前記テープを、冷却水が貯留された水槽(冷却手段、図示せず)内を通すことにより、ほぼ常温(室内温度)まで低下させるようにしている。又、前記2芯絶縁電線2,2上にテープを巻き付ける前に、2芯絶縁電線2,2の表面やテープの下面(内面)に接着剤を図示していない装置等により塗布しておくことになるが、熱溶融により2芯絶縁電線2,2とテープとを固定するようにしてもよい。熱溶融で固定する場合には、2芯絶縁電線2,2線の被覆部材を構成する合成樹脂とテープの合成樹脂を同一種類とすることが好ましい。
【0018】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、ホース本体の同一の凸部内面に収納固着する導電線に単位面積当たりの重量が硬鋼線に比べて小さく、しかも単位面積当たりの抵抗値が硬鋼線に比べて小さな銅線を用いることによって、軽量化を図ることができるだけでなく、バッテリー等の直流電圧にて付属機器を駆動する場合においても、銅線にて十分な駆動力を発揮させることができる。そして、前記銅線は保形性が小さい(低い)ため、硬質性を有する合成樹脂でなる被覆体にて保形性を大きく(高く)すると共にそれら被覆体にて被覆された複数本の銅線を同一の凸部内に備えさせることによって、保形性能を向上させることができる。しかも、凸部の外面に硬質性を有する合成樹脂からなる帯状体を固着することによって、軟質性の凸部をホース本体の内外において2本の線と帯状体とでサンドイッチした状態になり、凸部における保形性能を飛躍的に高めることができるだけでなく、しかも帯状体が硬質性の合成樹脂であるから、床面との接触による早期破損を回避することができる。従って、可撓性を有するものでありながら、保形性も兼ね備え、しかもバッテリなどでも付属機器を十分駆動することができる便利なクリーナーホースを提供することができる。又、ホース本体を脱塩素系の合成樹脂、つまりスチレン系エラストマー又はオレフィン系エラストマーにて形成することによって、例えば塩化ビニル樹脂(PVC)に近い柔軟性を有し、PVCよりも軽量でしかも廃棄して燃焼する時に有毒ガスの発生がなく、環境問題にも有利になる。
又、帯状体の管軸芯方向の幅を前記ホース本体の凸部の管軸芯方向の幅のほぼ半分に設定することによって、ホース全体の軽量化を図りながらも、床との接触を帯状体にて確実に行うことができ、使用面及び耐久面において有利になる。
又、軟質性を有する合成樹脂として、JIS K6301で規定するスプリング硬さ試験A形において硬度50〜70の合成樹脂を用い、前記硬質性を有する合成樹脂として、JIS K7202で規定するロックウェル硬さ試験において硬度80〜100の合成樹脂を用いることによって、可撓性を十分に有するものでありながら、ホースを踏み付けたときの衝撃力を受けて帯状体や被覆体がヒビが入る等の損傷を受けることがない信頼性の高いホースを得ることができる。
【0019】
請求項2の発明によれば、複数本の銅線をそれぞれ被覆する外形が円形の被覆体の管軸芯方向端部同士を管径方向一端側で連結すると共にその連結側表面を連続するフラットな面に形成し、連結側表面をホース本体の凸部内面に固着することによって、2本の銅線と凸部内面との固着面積を増大させることができ、固着不良による銅線の外れ等のトラブルを確実に回避することができる。
【0020】
請求項3の発明によれば、2本の銅線をそれぞれ被覆する外形が円形の被覆体の管軸芯方向端部同士を管径方向一端側で連結すると共にその連結側表面を連続するフラットな面に形成し、連結側表面とは反対側表面をホース本体の凸部内面に固着することによって、ホース内面側において銅線同士間に段差があるものに比べて風の流れがスムーズになり、吸引効率を高めることができる。
【0021】
請求項4の発明によれば、管軸芯方向で隣り合う2つの凸部それぞれに、2本の銅線を収納固着して4本の銅線を備えさせることによって、2本の銅線を設けたものに比べてホース本体の保形性能を高めることができると共に他の付属機器への電力供給等に使用することができ、便利に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気掃除機の概略側面図である。
【図2】クリーナーホースを示し、(a)はそれの側面図、(b)はそれの要部の拡大断面図である。
【図3】別のクリーナーホースの要部の拡大断面図である。
【図4】別のクリーナーホースの要部の拡大断面図である。
【図5】別のクリーナーホースの要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 銅撚り線 1A 撚り線
1B 被覆材 2 2芯絶縁電線
3 ホース本体 3A 凸部
3B 凹部 3G 外面
4,5 帯状体 6 スイッチ
7 連結部 7A 連結側表面
8 被覆材 8A,8B 端面
A 掃除機本体 B クリーナーホース
C 握り操作部 D 延長管
E 吸い込み体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cleaner hose mainly used by being attached to a vacuum cleaner.
[0002]
[Prior art]
In the cleaner hose, since it can be exhibited by the synthetic resin material forming the hose body in order to have flexibility, the shape retention is maintained by the conductive wire provided on the inner surface of the convex portion of the cleaner hose. Conventionally, a plurality of the conductive wires are arranged at the same pitch, and a hard steel wire is used for all of the conductive wires, and a current necessary for supplying power to an accessory device such as a rotating brush is supplied. In other words, a signal current required to turn on and off the main body of the cleaner is supplied.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Recent vacuum cleaners are required to be light in weight so as to be advantageous in terms of handling. However, although the above hard steel wire is advantageous in improving the shape retention of the cleaner hose, it not only has a heavy weight per unit area, but also has a large resistance value per unit area, so it supplies power to the attached equipment. In order to use it as a conductive wire through which a large current flows, the diameter becomes thicker and the weight increases.
In addition, in a compact AC / DC vacuum cleaner that can be driven not only by a commercial AC voltage but also by a low DC voltage such as a battery, the supply voltage supplied when the battery is driven by a low DC voltage such as a battery Since it is lower than the AC voltage, a hard steel wire having a large resistance value per unit area cannot transmit a sufficient driving current, and the rotating brush (attached device) cannot be driven sufficiently. In other words, the rotational speed when the rotating brush is driven by a low DC voltage such as a battery is less than the rotational speed when it is driven by a commercial AC voltage. It was. In addition, the said inconvenience becomes remarkable, so that the number of the said hard steel wires increases.
In addition, since the hose body is formed of a soft synthetic resin, the outer surface of the hose body is quickly worn away by contact with the floor surface, and troubles such as the exposed conductive wires occur.
[0004]
In view of the above-mentioned situation, the present invention intends to solve the problem that weight reduction can be achieved while ensuring flexibility and shape retention, and an accessory device is sufficiently driven by a DC voltage. The point is to provide a durable cleaner hose that can be used.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The cleaner hose of the present invention is made of a styrene-based elastomer or an olefin-based elastomer in which a convex portion and a concave portion are formed in a spiral shape alternately positioned in the tube axis direction and have softness in order to solve the above-described problem. the convex inner surface of the formed hose body, the several multiple of copper wire insulated covered by cover member accommodates fixed in a state of overlapping pipe axis direction, combining with the hard on the outer surface of the convex portion A belt-shaped body made of resin is fixed, the covering body is made of a synthetic resin having rigidity, and the width of the belt-shaped body in the tube axis direction is substantially equal to the width of the convex portion of the hose body in the tube axis direction. The synthetic resin having a hardness of 50 to 70 in the spring hardness test A type defined in JIS K6301 is used as the synthetic resin having the softness, and the synthetic resin having the hardness is set in JIS K7202. It is characterized by using a synthetic resin having a hardness of 80 to 100 in the constant to Rockwell hardness test.
The inventor of the present application is a copper wire having a smaller weight per unit area than a hard steel wire, and a resistance value per unit area smaller than that of a hard steel wire. By using the wire, not only can the weight be reduced, but also when the accessory device is driven by a DC voltage such as a battery, a sufficient driving force can be exerted by the copper wire. Since the copper wire has a small (low) shape retention, the shape retention is increased (high) with a cover made of a hard synthetic resin, and the copper wire coated with the cover is convex. The shape retention performance can be improved by providing it in the part or by providing a plurality of copper wires in the same convex part. In addition, although the increase in weight will be caused as the number of copper wires increases, the shape retention performance can be improved. In addition, by fixing the belt-shaped body made of a synthetic resin having rigidity to the outer surface of the convex portion, the soft convex portion is sandwiched between the two wires and the belt-shaped body inside and outside the hose body, and the convex Not only can the shape retention performance in the section be dramatically improved, but also the band-like body is a hard synthetic resin, so that early breakage due to contact with the floor surface can be avoided. Large power can be supplied by the copper wire. Also, by forming the hose body with dechlorinated synthetic resin, that is, styrene elastomer or olefin elastomer, it has flexibility close to, for example, vinyl chloride resin (PVC), lighter than PVC, and discarded. There is no generation of toxic gas when burning.
In addition, by setting the width in the tube axis direction of the belt-like body to approximately half the width in the tube axis direction of the convex portion of the hose body, contact with the floor is achieved while reducing the weight of the entire hose. It can be reliably performed with a band-like body.
In addition, a synthetic resin having a hardness of 50 to 70 in the spring hardness test A type defined in JIS K6301 is used as the soft synthetic resin, and a Rockwell hardness defined in JIS K7202 is used as the synthetic resin having the hardness. By using a synthetic resin with a hardness of 80 to 100 in the thickness test, damage such as cracking of the band or covering due to the impact force when the hose is stepped on, while having sufficient flexibility You can get a hose that will not be affected.
[0006]
The tube core direction end portions of the covering body having a circular outer shape covering each of the plurality of copper wires are connected to each other at one end side in the tube radial direction, and the connection side surface is formed into a continuous flat surface, and the connection By fixing the side surface to the inner surface of the convex portion of the hose body, the fixing area between the two copper wires and the inner surface of the convex portion can be increased.
[0007]
The tube core direction end portions of the covering body having a circular outer shape covering each of the two copper wires are connected to each other at one end side in the tube diameter direction, and the connection side surface is formed into a continuous flat surface, and the connection By fixing the surface opposite to the side surface to the inner surface of the convex portion of the hose body, the flow of wind is smoother than that of the hose inner surface side having a step between the copper wires.
[0008]
Compared to the case where two copper wires are provided by storing and fixing the two copper wires to each of the two convex portions adjacent to each other in the tube axis direction to provide four copper wires. The shape retention performance of the main body can be improved, and it can be used for power supply to other attached devices.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows a flexible cleaner hose B having a circular cross section (may be any shape such as an ellipse or a rectangle) connected to the front side of the cleaner body A. As shown in FIG. 2, this cleaner hose B has two cores of a two-core insulated
[0012]
The
[0013]
As shown in FIG. 2 (b), each of the two-core insulated
[0014]
Each copper stranded
[0015]
In FIG. 2 (b), the connecting
[0016]
As shown in FIG. 2A, the
[0017]
A manufacturing method for manufacturing a cleaner hose using the two two-core
[0018]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, the weight per unit area of the conductive wire housed and fixed on the inner surface of the same convex portion of the hose body is smaller than that of the hard steel wire, and the resistance value per unit area is the same as that of the hard steel wire. By using a smaller copper wire, it is possible not only to reduce the weight, but also when the accessory device is driven by a DC voltage such as a battery, a sufficient driving force can be exerted by the copper wire. . Then, the copper wire for shape retention is small (low), increasing the shape retaining property at coating body made of a synthetic resin having a hard property (high) double several coated at their jacket while the The shape retention performance can be improved by providing the copper wire in the same convex portion. In addition, by fixing the belt-shaped body made of a synthetic resin having rigidity to the outer surface of the convex portion, the soft convex portion is sandwiched between the two wires and the belt-shaped body inside and outside the hose body, and the convex Not only can the shape retention performance in the section be dramatically improved, but also the band-like body is a hard synthetic resin, so that early breakage due to contact with the floor surface can be avoided. Accordingly, it is possible to provide a convenient cleaner hose that has flexibility but also has shape retention, and can sufficiently drive the accessory device even with a battery or the like. Also, by forming the hose body with dechlorinated synthetic resin, that is, styrene elastomer or olefin elastomer, it has flexibility close to, for example, vinyl chloride resin (PVC), lighter than PVC, and discarded. When it burns, no toxic gas is generated and it is advantageous for environmental problems.
In addition, by setting the width of the belt-shaped body in the tube axis direction to approximately half of the width of the convex portion of the hose body in the tube axis direction, contact with the floor can be achieved while reducing the overall weight of the hose. This can be performed reliably on the body, and is advantageous in terms of use and durability.
In addition, as a synthetic resin having flexibility, a synthetic resin having a hardness of 50 to 70 is used in the spring hardness test A type defined by JIS K6301, and as a synthetic resin having the above hardness, Rockwell hardness defined by JIS K7202 By using a synthetic resin with a hardness of 80 to 100 in the test, the belt-like body and the covering body are damaged due to the impact force when the hose is stepped on, while having sufficient flexibility. A highly reliable hose that does not receive can be obtained.
[0019]
According to the invention of
[0020]
According to the invention of
[0021]
According to the fourth aspect of the present invention, two copper wires are accommodated and fixed to each of two convex portions adjacent to each other in the tube axis direction so that the four copper wires are provided. The shape retention performance of the hose body can be improved as compared with the provided one, and it can be used for power supply to other attached devices and can be used conveniently.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic side view of a vacuum cleaner.
2A and 2B show a cleaner hose, in which FIG. 2A is a side view thereof, and FIG. 2B is an enlarged cross-sectional view of an essential part thereof.
FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view of a main part of another cleaner hose.
FIG. 4 is an enlarged cross-sectional view of a main part of another cleaner hose.
FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view of a main part of another cleaner hose.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001197586A JP3757823B2 (en) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | Cleaner hose |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001197586A JP3757823B2 (en) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | Cleaner hose |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003010084A JP2003010084A (en) | 2003-01-14 |
JP3757823B2 true JP3757823B2 (en) | 2006-03-22 |
Family
ID=19035162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001197586A Expired - Fee Related JP3757823B2 (en) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | Cleaner hose |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3757823B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101054019B1 (en) | 2010-12-01 | 2011-08-03 | 조광현 | Hose with cable |
JP5993256B2 (en) * | 2012-09-12 | 2016-09-14 | タイガースポリマー株式会社 | Hose for vacuum cleaner |
-
2001
- 2001-06-29 JP JP2001197586A patent/JP3757823B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003010084A (en) | 2003-01-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6103971A (en) | Cleaner hose with internal spiral wound steel and resin fibers | |
US5555915A (en) | Cleaner hose | |
US5778941A (en) | Cleaner hose | |
KR100270571B1 (en) | Cleaner hose with built-in-conductive wire | |
JPH11153265A (en) | Flexible hose | |
WO2006095151A1 (en) | Hoses | |
JP3757823B2 (en) | Cleaner hose | |
JP4332965B2 (en) | Method and apparatus for manufacturing flexible hose | |
JP4998776B2 (en) | Steam vacuum cleaner hose | |
US20080042433A1 (en) | Electrical swivel connector | |
JP2002369775A (en) | Cleaner hose | |
AU5196101A (en) | Flexible hose | |
JP3932954B2 (en) | Telescopic cleaner hose | |
JP6923488B2 (en) | Flexible hoses and vacuum cleaners | |
JP4545326B2 (en) | Telescopic cleaner hose | |
JP2002369776A (en) | Cleaner hose | |
JPH04189337A (en) | Extension tube of vacuum cleaner | |
JP2004065395A (en) | Flexible hose | |
JP2004084793A (en) | Flexible hose | |
JP5897435B2 (en) | Hose for vacuum cleaner | |
JP5993257B2 (en) | Hose for vacuum cleaner | |
JP4320490B2 (en) | Cleaner hose | |
JP2002369774A (en) | Cleaner hose | |
JP2000051795A (en) | Cleaning utensil and member for cleaning utensil | |
JP2013233368A (en) | Vacuum cleaner |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050324 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050927 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051102 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051219 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120113 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |