JP3748611B2 - Combustion equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、風呂の追い焚き機能を備えた燃焼機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4には燃焼機器として代表的な複合給湯器(器具)のシステム構成の一例が示されている。同図において、器具1内には仕切り部2を介して、給湯燃焼室3と、風呂燃焼室4とに区画されており、給湯燃焼室3には給湯バーナ5が設けられ、風呂燃焼室4には風呂バーナ6が設けられている。
【0003】
前記給湯バーナ5と風呂バーナ6は仕切り部2を介して並設されており、各バーナ5,6のガス導入口側には、ガスノズルを対向させてガスノズルホルダ12,13がそれぞれ配置され、ガスノズルホルダ12,13に通じるガス供給通路36には、元電磁弁37と比例弁38が設けられており、比例弁38の下流側のガス供給通路36を分岐させてそれぞれ給湯側ガス開閉弁39、風呂側ガス開閉弁40を介してガスノズルホルダ12,13にガスが導かれる。給湯バーナ5と風呂バーナ6の下方側は共通の空気チャンバ(空気室)7となっており、この空気チャンバ7の底面側には給排気用の燃焼ファン8が連設されている。この燃焼ファン8にはファン回転数を検出するファン回転数検出センサ17が設けられている。
【0004】
前記給湯燃焼室3には、給湯バーナ5の上方側に給湯熱交換器15が設置されており、この給湯熱交換器15は、水道等の水供給源から給水通路19を介して導入される水を、給湯バーナ5の燃焼火炎によって加熱して設定温度の湯を作り出し、この湯を、給湯熱交換器15の出側に接続される給湯通路20を介して台所や浴室等の所望の給湯場所に導き出湯を行う。なお、図中、30は入水温度センサ、31は出湯温度センサを示しており、これらのセンサによって給湯熱交換器15への入水温度と給湯熱交換器15からの出湯温度とがそれぞれ検出される。また、41は水供給源から給湯熱交換器15に供給される水の流量を検出する流量センサを示している。
【0005】
前記風呂燃焼室4には前記風呂バーナ6の上方側に追い焚き熱交換器16が設置されており、この追い焚き熱交換器16の入口側には管路22の一端側が接続され、管路22の他端側は循環ポンプ23の吐出側に接続されている。この管路22には追い焚き熱交換器16の入側の通水温度を検出するサーミスタ等の風呂温度センサ24が設けられている。
【0006】
循環ポンプ23の吸込側には戻り管26が接続されており、循環口である戻り管26の戻り口側(入口側)は浴槽21の側壁に循環金具27を介して接続されている。この戻り管26には通水を検知してオン信号を出力するフローセンサや流水スイッチ等で構成される流水検出センサ28が設けられている。追い焚き熱交換器16の出口側には往管29の入口側が接続されており、往管29の出口側は循環金具27を介して浴槽21の側壁に接続されている。
【0007】
前記戻り管26と管路22と追い焚き熱交換器16と往管29は循環金具27を介して浴槽21の湯水の循環を行う追い焚き循環路25を構成し、追い焚き熱交換器16は、浴槽からの循環湯水を導入して風呂バーナ6の燃焼火炎によって加熱し、この加熱した湯を浴槽21に戻すことで、風呂の追い焚きを行う。風呂燃焼室4および前記給湯燃焼室3は、共に、共通の排気口42に連通しており、給湯バーナ5の排気ガスと風呂バーナ6の排気ガスとが共通の排気口42から排出されるようになっている。
【0008】
前記給湯通路20には湯張り用管32が分岐されて管路22と接続されており、この湯張り用管32には、注湯制御弁としての注湯弁35と、浴槽水位を検出する水位検出センサとしての圧力センサ34とが設けられている。
【0009】
なお、図中、点線で示されているものは必要に応じ設けられるもので、44は追い焚き熱交換器16の出側湯温を検出する出側温度センサ、45は燃焼ファン8のファン風量を検出するファン風量検出センサを示している。
【0010】
この種の複合給湯器には、給湯バーナ燃焼および風呂バーナ燃焼等の制御を行う制御装置56が設けられており、制御装置56にはリモコン55が接続されている。この制御装置56には、前記流量センサ41等の様々なセンサからの信号が加えられるようになっており、例えば、給湯通路20が導かれている台所等の給湯場所に設けられた給湯栓(図示せず)が開かれ、水道等の水供給源から給水通路19に水が導入されると、制御装置56は流量センサ41から入水信号を受けたときに燃焼ファン8を回転し、ガス供給通路36の元電磁弁37と比例弁38と給湯側ガス開閉弁39を開き、その状態で給湯バーナ5の点着火を行い、炎を検知した以降に、出湯温度センサ31で検出される出湯温度がリモコン55で設定される設定温度となるように給湯モードでの給湯運転を制御する。
【0011】
この給湯運転の制御に際し、前記制御装置56には、予め、給湯燃焼の最小燃焼時の燃焼能力(最小燃焼能力)と最大燃焼時の燃焼能力(最大燃焼能力)とが与えられており、制御装置56は、前記最小燃焼能力から最大燃焼能力までの範囲内で給湯バーナ燃焼が行われるように、ガス供給通路36から給湯バーナ5への供給ガス量、つまり、比例弁38の開弁量(比例弁電流量)と、燃焼ファン8から給湯バーナ5への供給空気量を制御し、これらの制御により、安定した設定温度の湯が給湯熱交換器15から給湯通路20を経て所望の給湯場所に供給されるようにしている。
【0012】
前記制御装置56は、電磁弁等の注湯弁35を開けることにより、給湯熱交換器15側で作り出した湯を追い焚き循環路25を介して浴槽21内に落とし込んで湯張りを行う湯張りモードの運転動作機能を備えている。この自動湯張り動作はリモコン55等の指令により行われ、圧力センサ34により湯張りの水位がリモコン55等で設定される設定水位に達したときに注湯弁35が閉じられて湯張りの停止が行われ、次に循環ポンプ23を起動して追い焚きモードでの運転が行われるものである。
【0013】
この追い焚き運転に際して、制御装置56は、まず、追い焚き循環路25の循環ポンプ23を駆動させて、浴槽21内の湯水を追い焚き循環路25を介して循環させる。そして、流水検出センサ28が湯水の流れを検知したときに、制御装置56は燃焼ファン8を回転し、風呂側ガス開閉弁40を開き、点着火により風呂バーナ6を燃焼させて追い焚き熱交換器16を通る循環湯水を加熱して浴槽21内の湯水の追い焚きを行う。
【0014】
なお、この追い焚き単独運転制御に際し、通常、制御装置56には最大燃焼能力の値が与えられており、この最大燃焼能力に対応させたファン回転数で燃焼ファン8の回転を行い、風呂バーナ6のバーナ燃焼を行って、できるだけ早く追い焚きが行われるようにする。そして、風呂温度センサ24で検出される風呂温度がリモコン55によって設定される風呂設定温度(沸き上がり温度)に達したときに追い焚き運転を停止する。
【0015】
この種の複合給湯器においては、追い焚き運転の終了時から所定の時間(例えば4時間)にかけて保温モードに移り、この保温モードでは、例えば30分等の時間間隔で循環ポンプ23を起動して浴槽湯水を追い焚き循環路25を通して循環し、このとき風呂温度センサ24で検出される浴槽湯水の温度が風呂設定温度に対し、所定の温度を越えて低下したときには、風呂バーナ6を燃焼して浴槽湯水の温度を設定温度に高める等の動作を行って浴槽湯水の保温を行う。この保温動作において、水位保持機能を備えたものにあっては、保温モードの期間中、常に、圧力センサ34の水位検出信号によって浴槽水位を監視し、浴槽水位が設定水位から許容範囲を越えて低下したときには、注湯弁35を開けて設定水位までの不足分の水量を給湯熱交換器15側から足し湯し、浴槽水位を設定水位に保持する保水モードでの動作を行う。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、発明者らは、風呂バーナ6と循環ポンプ23が設けられ前記追い焚きモードや保温モードの運転を行う風呂機能を有した器具において、予め定めたポンプ間欠運転の動作条件の下で循環ポンプ23のオン・オフ間欠運転を行う制御手法を提案(未公開)している。
【0017】
例えば、風呂バーナ6の燃焼中に、追い焚き熱交換器16の通水温が低くて追い焚き熱交換器16の水管表面の温度が低下すると、風呂バーナ6の燃焼により発生した水蒸気成分が追い焚き熱交換器16の水管表面に結露し易くなる。このような追い焚き熱交換器16の結露現象が繰り返し発生すると、追い焚き熱交換器16が腐蝕する等の弊害が発生する。
【0018】
そこで、上記追い焚き熱交換器16の結露発生を防止するために、追い焚き熱交換器16の結露が発生し易いと考えられる状態をポンプ間欠運転の動作条件として定めておき、上記ポンプ間欠運転の動作条件に当てはまる状態になったときに循環ポンプ23のオン・オフ間欠運転を行って(例えば、オン時間10秒とオフ時間10秒を繰り返し行って)、湯水が追い焚き熱交換器16の入口から出口に至るまでの時間(追い焚き熱交換器における湯水の滞在時間)を循環ポンプ23の連続運転時よりも長くすることで、追い焚き熱交換器16の通水を十分に加熱し(通水温を上昇させ)追い焚き熱交換器16の水管表面温度低下を防止し、追い焚き熱交換器16の結露発生を回避する手法を提案している。
【0019】
また、上記結露防止だけでなく、次のような状態のときもポンプ間欠運転の動作条件と定めて循環ポンプ23の間欠運転を行うことが考えられる。例えば、前記保温モード動作中における循環ポンプ23の停止中に追い焚き循環路25の滞留湯水は急速に冷却する。この冷却した水が循環ポンプ23の起動により浴槽21へ勢いよく噴出すると、入浴者に不快感を与えてしまう虞があることから、保温モード動作中における循環ポンプ23の起動時に循環ポンプ23のオン・オフ間欠運転を行って、循環湯水の流れを緩やかにし、追い焚き循環路25の冷却した水が浴槽21へ勢いよく噴出するのを防止することが考えられる。
【0020】
また、前記保温モード動作中における風呂バーナ6の燃焼中に、循環ポンプ23が連続運転すると、風呂バーナ6の燃焼によって加熱された高温の湯が浴槽21へ勢いよく噴出し、入浴者に不快感を与えてしまう虞があることから、保温モード動作中をポンプ間欠運転の動作条件と定めて、この保温モード動作中における風呂バーナ6の燃焼中に循環ポンプ23のオン・オフ間欠運転を行って、循環湯水の流れを緩やかにし、高温の湯が浴槽21へ勢いよく噴出するのを防止することが考えられる。
【0021】
さらにまた、冬期に追い焚き循環路25の滞留水が凍結し管路が破損するというような弊害を防止するために、設定の時間間隔で循環ポンプ23を駆動し追い焚き循環路25の湯水を循環させ凍結を回避する凍結防止モードの動作を行う器具においては、人が入浴しているときに凍結防止モードの動作状態となって循環ポンプ23が起動して循環ポンプ23が連続運転すると、追い焚き循環路25の冷却した水が浴槽21へ勢いよく噴出し、入浴者に不快感を与えると共に風呂の湯温が大幅に低下してしまう虞があることから、凍結防止モードの運転中をポンプ間欠運転の動作条件と定めて、この凍結防止モードの動作中における循環ポンプ23の起動時に風呂バーナ6を燃焼しながら循環ポンプ23のオン・オフ間欠運転を行って、上記問題を防止することが考えられる。
【0022】
しかしながら、一般に、風呂の燃焼機器においては風呂の追い焚き中(風呂バーナ6の燃焼中)に追い焚き循環路25の流水検出センサ28が流水オフを検出したときには風呂バーナ6の燃焼を停止させ空焚きを防止する機能を備えているので、風呂バーナ6の燃焼中に前記循環ポンプ23のオン・オフ間欠運転を行わせようとすると、間欠運転のオフ時に流水検出センサ28が流水を検出しなくなり、つまり、流水検出センサ28が流水オフを検出し、上記空焚き防止機能が動作して風呂バーナ6の燃焼を停止してしまうので、循環ポンプ23の間欠運転を円滑に行うことができないという問題が生じる。
【0023】
また、最近の器具においては、器具の運転中に器具の動作状態を自己診断する自己診断機能を備えたものが普及している。
【0024】
上記自己診断機能とは器具の運転中に器具の動作状態をセンサ等により検出して器具動作が正常であるか否かを判断し、異常であると判断したときには必要に応じその安全動作を行う機能であり、例えば、風呂の追い焚き中に循環ポンプ23に起動信号(駆動信号)が加えられているにもかかわらず、追い焚き循環路25の流水検出センサ28が流水オフを検出したときには循環ポンプ23や流水検出センサ28等に異常があると診断して、風呂バーナ6の燃焼を停止させたり、出側温度センサ44で検出される追い焚き熱交換器16の出側湯温が異常判断の基準温度(例えば80℃)以上になったときには、異常と診断して風呂の沸騰を防止するために風呂の追い焚きを停止させたり、それら異常をリモコン55等の表示部に表示する等の器具動作異常に応じた所定の安全動作を行う構成である。
【0025】
ところで、循環ポンプ23は、通常、オンしてから安定動作状態へ移行するまでに、つまり、オンしてから通常の流量に立ち上がるまでに、例えば数秒〜数十秒の過渡動作の不安定期間があり、その過渡動作期間中には循環ポンプ23の流量が立ち上がっていないことから、循環ポンプ23がオンしているにもかかわらず、流量がセンサの感知可能流量に達しないために流水検出センサ28が流水を検出しなかったり、出側温度センサ44で検出される追い焚き熱交換器16の出側温度が予め定めた異常判断の基準温度よりも高くなってしまうという現象が生じる。
【0026】
このように、循環ポンプ23の過渡動作により流水検出センサ28や出側温度センサ44のセンサ出力等が不安定な動作状態情報となってしまうので器具に異常が生じていないのにもかかわらず、器具に異常が生じたものと誤判断(誤診断)してしまうという問題が生じる。このような誤判断を避けるために、通常、循環ポンプ23をオンして風呂バーナ6を燃焼させ風呂の追い焚きを開始させるときには、循環ポンプ23がオンしてから過渡動作期間が終了するまで、循環ポンプ23の過渡動作により不安定な動作状態となる情報(例えば、流水検出センサ28や出側温度センサ44のセンサ出力)に基づく自己診断を行わない措置をとっている。
【0027】
ところが、前記のように風呂バーナ6の燃焼中に循環ポンプ23の間欠運転を行わせようとすると、風呂バーナ6の燃焼は継続していることから、循環ポンプ23の間欠運転のオン時に前記のような循環ポンプ23の過渡動作により不安定な動作状態となる情報に基づく自己診断の停止は行われず、間欠運転のオン時に循環ポンプ23の過渡動作により不安定な動作状態となる情報に基づく自己診断による誤判断が行われてしまうという問題が生じる。
【0028】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、風呂バーナの燃焼中に循環ポンプの間欠運転を行っても、空焚き防止機能が動作して風呂バーナが燃焼停止したり、自己診断機能が誤動作することのない燃焼機器を提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成をもって前記課題を解決する手段としている。すなわち、第1の発明は、追い焚き熱交換器の加熱燃焼を行う風呂バーナと、風呂バーナ燃焼を行う追い焚き時に風呂の湯水を追い焚き熱交換器を通し循環させる循環ポンプと、該循環ポンプの駆動による追い焚き熱交換器の流水を検出する流水検出センサと、風呂バーナ燃焼制御や循環ポンプの駆動制御を行う制御装置とを有し、制御装置には前記流水検出センサが流水オフを検出したときに風呂バーナの燃焼を停止させる風呂バーナ燃焼停止部を備えた燃焼機器において、制御装置には予め定めた条件のもとで風呂バーナの燃焼中に循環ポンプのオン・オフ間欠運転を行わせるポンプ間欠運転制御部を設け、ポンプ間欠運転制御部による循環ポンプの間欠運転のオフ時に前記流水検出センサが流水オフを検出しても前記風呂バーナ燃焼停止部の風呂バーナ燃焼停止動作を阻止する燃焼停止動作阻止部を設ける構成をもって前記課題を解決する手段としている。
【0030】
また、第2の発明は、追い焚き熱交換器の加熱燃焼を行う風呂バーナと、風呂バーナ燃焼を行う追い焚き時に風呂の湯水を追い焚き熱交換器を通し循環させる循環ポンプと、風呂バーナ燃焼制御や循環ポンプの駆動制御を行う制御装置とを有し、制御装置には燃焼機器の器具の運転中に器具の動作状態を自己診断する自己診断部を備えた燃焼機器において、制御装置には予め定めた条件のもとで風呂バーナの燃焼中に循環ポンプのオン・オフ間欠運転を行わせるポンプ間欠運転制御部と、該ポンプ間欠運転制御部により循環ポンプの間欠運転が行われるときに循環ポンプがオンしてから過渡動作期間を経て安定動作状態へ移行したものとみなす過渡動作期間終了条件のデータが記憶されているデータ記憶部と、循環ポンプの間欠運転が行われているときには循環ポンプがオンしてから前記データ記憶部の過渡動作期間終了条件が満たされるまで少なくとも循環ポンプの過渡動作により不安定な動作状態となる情報として予め定められる情報に基づく前記自己診断部の自己診断を停止させる自己診断停止部とを設ける構成をもって前記課題を解決する手段としている。
【0031】
上記構成の本発明において、風呂バーナ燃焼中、流水検出センサが追い焚き熱交換器の流水オフを検出したときに風呂バーナの燃焼を停止させる機能を有した燃焼機器にポンプ間欠運転制御部を備える構成にあっては、燃焼停止動作阻止部を設けることにより、風呂バーナの燃焼中に、ポンプ間欠運転制御部によるポンプ間欠運転のオフ時に流水検出センサが流水オフを検出しても、燃焼停止動作阻止部が風呂バーナの燃焼停止動作を阻止するので、風呂バーナの燃焼が停止されることなくポンプ間欠運転が円滑に行われる。
【0032】
また、器具の運転中に器具の動作状態を自己診断する自己診断部が設けられている燃焼機器にポンプ間欠運転制御部を備える構成にあっては、自己診断停止部を設けることにより、ポンプ間欠運転制御部によるポンプ間欠運転時に循環ポンプがオンしてから過渡動作期間終了条件が満たされるまで、少なくとも循環ポンプの過渡動作により不安定な動作状態となる情報に基づく前記自己診断部の自己診断を自己診断停止部が停止させるので、ポンプ間欠運転に起因した不安定な動作状態が器具異常と誤診断されることが回避される。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る実施の形態例を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する各実施の形態例の燃焼機器は、図4に示したシステム構成の燃焼機器を対象にしている。
【0034】
以下に、第1の実施の形態例を説明する。第1の実施の形態例は、風呂の追い焚き中に、追い焚き循環路25の流水検出センサ28が流水を検出しなくなったときに風呂バーナ6の燃焼を停止させて空焚きを防止する空焚き防止機能を備えた器具に適用するものである。前述したように、空焚き防止機能を備えた器具で風呂バーナ6の燃焼中に間欠運転を行わせようとすると、間欠運転のオフ時に流水検出センサ28が流水を検出しなくなり、空焚き防止機能が動作して風呂バーナ6の燃焼が停止してしまい、循環ポンプ23の間欠運転を円滑に行うことができない。そこで、この実施の形態例では、上記空焚き防止機能を備えた器具でも循環ポンプ23の間欠運転を円滑に行わせるための制御装置を設けたことを特徴とし、その制御装置56の一例を図1に示す。この制御装置56はポンプ間欠運転制御部50と風呂バーナ燃焼停止部60と燃焼停止動作阻止部61を有して構成されている。
【0035】
風呂バーナ燃焼停止部60は、風呂の追い焚き中(風呂バーナ6の燃焼中)に、流水検出センサ28の流水オン信号の出力が停止したとき、つまり、流水検出センサ28が流水オフを検出したときには、風呂側ガス開閉弁40あるいは元電磁弁37を閉弁させ風呂バーナ6へのガス供給をストップさせて風呂バーナ6の燃焼を停止させる回路構成を有し、空焚きを防止している。
【0036】
ポンプ間欠運転制御部50は、提案例に示したように予め定められた各ポンプ間欠運転の動作条件の下で、循環ポンプ23の間欠運転を行わせるためのポンプオン・オフ信号を循環ポンプ23へ出力し、循環ポンプ23に間欠運転を行わせると共に、ポンプ間欠運転信号を燃焼停止動作阻止部61へ出力する構成を有している。
【0037】
なお、上記ポンプ間欠運転制御部50が循環ポンプ23の間欠運転を行う条件(ポンプ間欠運転の動作条件)や、循環ポンプ23のオン・オフ間欠時間は必要に応じ適宜に定めることができる。
【0038】
燃焼停止動作阻止部61は、前記ポンプ間欠運転制御部50のポンプ間欠運転信号を受けている間、前記ポンプ間欠運転制御部50による循環ポンプ23の間欠運転を円滑に行わせるために、風呂バーナ燃焼停止部60の風呂バーナ6の燃焼停止動作を阻止する。
【0039】
この実施の形態例によれば、風呂バーナ6の燃焼中に追い焚き循環路25の流水検出センサ28が流水オフを検出したときに風呂バーナ6の燃焼を停止させる空焚き防止機能を備えた器具にポンプ間欠運転制御部50を設けると共に、燃焼停止動作阻止部61を設けて循環ポンプ23の間欠運転のオフ時に風呂バーナ6の燃焼停止動作を阻止する構成としたので、風呂バーナ6の燃焼中に循環ポンプ23の間欠運転が行われているときには、前記間欠運転のオフ時に流水検出センサ28が流水オフを検出しても、風呂バーナ6の燃焼は停止せず、循環ポンプ23の間欠運転を円滑に行うことができる。
【0040】
以下に第2の実施の形態例を説明する。第2の実施の形態例は、器具の運転中に器具の動作状態を自己診断する自己診断機能を備えた器具に適用するものである。本実施の形態例では、図2に示すように、制御装置56はポンプ間欠運転制御部50と自己診断部62と自己診断停止部63とタイマ64とメモリ(データ記憶部)65を有して構成されている。
【0041】
自己診断部62は前述した自己診断機能の動作を行うもので、器具の運転中に器具の動作状態を検出して器具動作が正常であるか否かを判断し、異常であると判断したときには必要に応じその器具動作異常に応じた所定の安全動作を行う構成を有している。
【0042】
ところで、上記自己診断部62を備えた器具で循環ポンプ23の間欠運転を行わせようとすると、前述したように間欠運転のオン時に循環ポンプ23の過渡動作により不安定な動作状態となる情報に基づく自己診断による誤判断が行われてしまうという問題が生じる。そこで、本実施の形態例は、図2に示すように、循環ポンプ23の間欠運転時に循環ポンプ23の過渡動作により不安定な動作状態となる情報に基づく自己診断部62の自己診断を停止させる自己診断停止部63を設けたことを特徴とするものである。
【0043】
ポンプ間欠運転制御部50は、提案例に示したように予め定められた各ポンプ間欠運転の動作条件の下で、循環ポンプ23へポンプオン・オフ信号を出力して循環ポンプ23に間欠運転を行わせると共に、そのポンプオン・オフ信号と間欠運転動作情報を自己診断停止部63へ出力する構成を有している。
【0044】
なお、上記ポンプ間欠運転制御部50が循環ポンプ23の間欠運転を行う条件(ポンプ間欠運転の動作条件)や、循環ポンプ23のオン・オフ間欠時間は必要に応じ適宜に定めることができる。
【0045】
メモリ65には、循環ポンプ23がオンしてから過渡動作期間を経て通常の流量に立ち上がったとみなすことができる過渡動作期間終了条件データである過渡動作終了時間tS (例えば数秒〜数十秒)と、循環ポンプ23の過渡動作により不安定な動作状態となる情報(例えば、流水検出センサ28や出側温度センサ44のセンサ出力等)に基づく自己診断部62の自己診断を停止させるための自己診断停止リストとが予め作成され格納されている。
【0046】
自己診断停止部63は、前記ポンプ間欠運転制御部50の間欠運転動作情報を受けて循環ポンプ23の間欠運転が開始されたことを検知すると、自己診断部62への自己診断停止信号の出力を開始し、循環ポンプ23が間欠運転を終了して安定動作状態に移行するまで自己診断停止信号の出力を継続する。
【0047】
自己診断停止部63は、前記ポンプ間欠運転制御部50の間欠運転動作情報を受けている間にポンプオン・オフ信号のオン信号を受けると、タイマ64を駆動させ循環ポンプ23がオンしてからの時間tの計測を開始し、計測時間tと前記メモリ65の過渡動作終了時間tS (例えば数秒〜数十秒)を比較する。計測時間tが過渡動作終了時間tS に達する前にポンプオン・オフ信号のオフ信号を受けたときには、循環ポンプ23の間欠運転が続けられていると判断し、自己診断停止部63は自己診断部62への自己診断停止信号の出力を継続し、一方で、タイマ64の駆動を停止・リセットさせ、次のタイマ駆動に備えさせる。
【0048】
上記のように、自己診断停止部63は、ポンプオン・オフ信号のオン信号を受けるとタイマ64の駆動を開始させ、ポンプオン・オフ信号のオフ信号を受けるとタイマ64を停止・リセットさせるという如く、循環ポンプ23の間欠運転が行われている間、ポンプオン・オフ信号のオン・オフに合わせてタイマ64の駆動開始と停止・リセットを繰り返し行わせる。
【0049】
また、上記の如くタイマ64を駆動してから、タイマ64の計測時間tが過渡動作終了時間tS に達したときには、自己診断停止部63は循環ポンプ23の間欠運転が終了して循環ポンプ23が過渡動作時間を経て安定動作状態へ移行したと判断し、自己診断部62への自己診断停止信号の出力を停止する。
【0050】
自己診断部62は上記自己診断停止部63の自己診断停止信号を受けている間、前記メモリ65の自己診断停止リストに基づいて自己診断の一部(循環ポンプ23の間欠運転によって不安定な動作状態となる情報に基づく自己診断)を停止し、循環ポンプ23の間欠運転による自己診断の誤動作(誤判断)を防止する。なお、自己診断部62は、上記自己診断停止信号を受けても、循環ポンプ23の間欠運転の影響を受けない動作状態の情報に基づく自己診断は継続して行う。
【0051】
以下に、上記構成のポンプ間欠運転時の自己診断停止手段の動作例を図3のフローチャートに基づいて簡単に説明する。循環ポンプ23の間欠運転が行われており、自己診断停止部63がポンプ間欠運転制御部50から間欠運転動作情報を受け、自己診断部62へ自己診断停止信号を出力して自己診断部62がメモリ65の自己診断停止リストに基づいて循環ポンプ23の過渡動作により不安定となる動作状態の情報に基づく自己診断を停止している状態で、ステップ301 で、自己診断停止部63がポンプオン・オフ信号のオン信号を受けたか否かを判断し、オン信号を受けたと判断したときには、ステップ302 でタイマ64の駆動を開始させ、ステップ303 で、タイマ64の計測時間tとメモリ65の過渡動作終了時間tS を比較し、計測時間tが過渡動作終了時間tS に達したか否かを判断する。
【0052】
計測時間tが過渡動作終了時間tS に達していないと判断したときには、ステップ304 で、ポンプオン・オフ信号のオフ信号を受けたか否かを判断し、オフ信号を受けていないと判断したときには、前記ステップ303 の判断動作を再び行い、前記同様に計測時間tが過渡動作終了時間tS に達していないと判断したときには、前記ステップ304 の判断動作を再び行う。このステップ304 で、ポンプオン・オフ信号のオフ信号を受けたときには、タイマ64の駆動を停止・リセットさせる。ステップ305 ではポンプオン・オフ信号のオフ信号を受けたというステップ304 の判断に基づいて循環ポンプ23の間欠運転が続行されていると判断し、自己診断部62への自己診断停止信号の出力を継続して行い、前記ステップ301 以降の動作を繰り返して行う。
【0053】
そして、ポンプオン・オフ信号のオン信号を受け、前記ステップ303 で、タイマ64の計測時間tが過渡動作終了時間tS に達したと判断したときには、ステップ306 で、循環ポンプ23の間欠運転が終了し循環ポンプ23が過渡動作期間を経て安定動作状態へ移行したと判断して、自己診断部62への自己診断停止信号の出力を停止し、ステップ307 で、自己診断部62は通常の自己診断の動作に戻る。
【0054】
この実施の形態例によれば、器具の運転中に器具の動作状態を自己診断する自己診断機能を備えた器具で循環ポンプ23の間欠運転を行うときに、循環ポンプ23の間欠運転により不安定な動作状態となる情報に基づく自己診断を停止させる構成としたので、循環ポンプ23の間欠運転により不安定な動作状態となる情報により自己診断部62が誤動作してしまうのを防止することができる。
【0055】
なお、本発明は上記各実施の形態例に限定されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例えば、上記各実施の形態例は図4に示す複合給湯器を例にして説明したが、本発明の燃焼機器は風呂バーナ6と循環ポンプ23を有し風呂の追い焚き機能を備えた燃焼機器であればよく、図4以外の構成の複合給湯器でもよいし、図5に示すように、風呂機能のみを備えた単機能燃焼機器でもよい。
【0056】
また、上記第2の実施の形態例では、循環ポンプ23の間欠運転が行われているときに循環ポンプ23の間欠運転により不安定な動作状態となる情報に基づく自己診断部62の自己診断だけを停止させていたが、循環ポンプ23の間欠運転時間は循環ポンプ23の間欠運転が行われているときに自己診断部62の全ての自己診断を停止させてもよい。
【0057】
さらに、上記第2の実施の形態例では、過渡動作期間終了条件のデータを過渡動作終了時間で構成し、循環ポンプ23がオンしてから過渡動作終了時間を経過したときに、循環ポンプ23が過渡動作期間を経て安定動作状態へ移行したとみなしていたが、例えば、循環ポンプ23が設定の流量になったとき(又は流水検出センサ28が流水を検出したとき)に循環ポンプ23が安定動作状態となったと判断してもよいし、また、出側温度センサ44で検出される追い焚き熱交換器16の出側湯温が間欠運転による高温状態から予め与えられる設定の湯温まで下がったときに循環ポンプ23が安定動作状態となったと判断してもよく、過渡動作期間終了条件のデータは、循環ポンプ23がオンしてから過渡動作期間を経て安定動作状態へ移行したとみなすことができるデータであれば、過渡動作終了時間以外で構成してもよい。
【0058】
【発明の効果】
この発明によれば、流水検出センサが風呂の追い焚き流水のオフを検出したときに風呂バーナの燃焼を停止させる風呂バーナ燃焼停止部を有した燃焼機器において、ポンプ間欠運転制御部と風呂バーナ燃焼停止動作阻止部を設けたものにあっては、風呂バーナ燃焼中におけるポンプ間欠運転のオフ時に流水検出センサが流水オフを検出しても風呂バーナ燃焼停止動作阻止部が風呂バーナ燃焼停止部の風呂バーナ燃焼停止動作を阻止するので、風呂バーナの燃焼が停止してしまうことなく、ポンプの間欠運転を円滑に行うことができる。
【0059】
また、燃焼機器(器具)の運転中に器具の動作状態の自己診断を行う自己診断部を有した燃焼機器において、ポンプ間欠運転制御部と自己診断停止部とデータ記憶部を設けたものにあっては、ポンプ間欠運転制御部によりポンプの間欠運転が行われているときにはポンプがオンしてから過渡動作期間を経て安定状態へ移行するまで、自己診断停止部が少なくともポンプの過渡動作により不安定な動作状態となる情報に基づく自己診断部の自己診断を停止させるので、ポンプの間欠運転により自己診断部が誤動作するという弊害を発生させることなくポンプの間欠運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空焚き防止機能を備えた燃焼機器にポンプの間欠運転を円滑に行わせる制御装置の一構成例を示すブロック図である。
【図2】自己診断機能を備えた燃焼機器に自己診断機能が誤動作することなくポンプの間欠運転を行わせる制御装置の一構成例を示すブロック図である。
【図3】図2の制御装置における自己診断停止動作の一例を示すフローチャートである。
【図4】燃焼機器として代表的な複合給湯器の一例を示す説明図である。
【図5】風呂機能のみを備えた燃焼機器の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 器具
6 風呂バーナ
16 追い焚き熱交換器
23 循環ポンプ
28 流水検出センサ
50 ポンプ間欠運転制御部
56 制御装置
60 風呂バーナ燃焼停止部
61 燃焼停止動作阻止部
62 自己診断部
63 自己診断停止部
65 メモリ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a combustion device having a bath retreat function.
[0002]
[Prior art]
FIG. 4 shows an example of a system configuration of a composite water heater (apparatus) representative as a combustion device. In the figure, the
[0003]
The hot
[0004]
A hot water
[0005]
In the
[0006]
A
[0007]
The
[0008]
A hot
[0009]
In the figure, what is indicated by a dotted line is provided if necessary, 44 is an outlet side temperature sensor for detecting the outlet side hot water temperature of the
[0010]
This type of composite water heater is provided with a
[0011]
When controlling the hot water supply operation, the
[0012]
The
[0013]
In this reheating operation, the
[0014]
Note that, in this reheating independent operation control, the maximum combustion capacity value is usually given to the
[0015]
In this type of combined water heater, the heat transfer mode is shifted from the end of the reheating operation to a predetermined time (for example, 4 hours), and the
[0016]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the inventors are provided with a
[0017]
For example, if the water flow temperature of the reheating
[0018]
Therefore, in order to prevent the occurrence of condensation in the reheating
[0019]
In addition to preventing condensation, it is conceivable that intermittent operation of the
[0020]
Further, when the
[0021]
Furthermore, in order to prevent the harmful effect that the accumulated water in the
[0022]
However, in general, in a bath combustion apparatus, when the flowing
[0023]
In recent instruments, those having a self-diagnosis function for self-diagnosis of the operation state of the instrument during operation of the instrument have become widespread.
[0024]
The self-diagnosis function detects the operation state of the appliance with a sensor or the like during operation of the appliance to determine whether the appliance operation is normal or not, and if it is determined to be abnormal, performs a safe operation as necessary. For example, when a running signal (driving signal) is applied to the
[0025]
By the way, the
[0026]
In this way, since the sensor output of the flowing
[0027]
However, if an attempt is made to intermittently operate the
[0028]
The present invention has been made in order to solve the above-described problems. The purpose of the present invention is to prevent the air burner from functioning and to stop the combustion of the bath burner even if the circulation pump is intermittently operated during the combustion of the bath burner. Or providing a combustion device in which the self-diagnosis function does not malfunction.
[0029]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention has the following configuration as means for solving the above problems. That is, the first invention includes a bath burner that performs heating combustion of a reheating heat exchanger, a circulation pump that recirculates hot water in the bath and recirculates the heat through the heat exchanger during reheating that performs bath burner combustion, and the circulation pump There is a running water detection sensor that detects the running water of the reheating heat exchanger by driving and a control device that performs bath burner combustion control and drive control of the circulation pump, and the running water detection sensor detects that the running water is off. In the combustion equipment equipped with the bath burner combustion stop section that stops the combustion of the bath burner when the During the burning of the bath burner Provided with a pump intermittent operation control unit that performs intermittent on / off operation of the circulation pump, the bath burner combustion stoppage even when the flowing water detection sensor detects the flowing water off when the intermittent operation of the circulation pump is turned off by the pump intermittent operation control unit A means for solving the above problem is provided with a configuration in which a combustion stop operation blocking section for blocking the bath burner combustion stop operation of the section is provided.
[0030]
In addition, the second invention includes a bath burner that heats and burns the reheating heat exchanger, a circulation pump that recirculates and circulates the hot water in the bath through the heat exchanger when reheating the bath burner, and a bath burner combustion And a control device that controls the drive of the circulation pump, and the control device includes a self-diagnosis unit that self-diagnose the operating state of the appliance during operation of the appliance. Under predetermined conditions During the burning of the bath burner A pump intermittent operation control unit that performs intermittent on / off operation of the circulation pump, and a stable operation state after a transient operation period after the circulation pump is turned on when the intermittent operation of the circulation pump is performed by the pump intermittent operation control unit The data storage unit storing the data of the transient operation period end condition that is considered to have shifted to the state, and the transient operation period of the data storage unit ends after the circulation pump is turned on when the circulation pump is intermittently operated. The problem is solved by providing a self-diagnosis stop unit that stops the self-diagnosis of the self-diagnosis unit based on information that is predetermined as information that becomes an unstable operation state due to the transient operation of the circulation pump until the condition is satisfied As a means to do.
[0031]
In the present invention having the above-described configuration, a pump intermittent operation control unit is provided in a combustion device having a function of stopping the combustion of the bath burner when the flowing water detection sensor detects that the flowing heat exchanger is turned off during the combustion of the bath burner. In the configuration, by providing a combustion stop operation prevention unit, even when the running water detection sensor detects that the running water is turned off when the intermittent operation of the pump is turned off during the combustion of the bath burner, the combustion stop operation is performed. Since the blocking unit blocks the combustion stop operation of the bath burner, intermittent pump operation is smoothly performed without stopping the combustion of the bath burner.
[0032]
In addition, in a configuration in which a self-diagnosis unit for self-diagnosis of the operation state of the appliance during operation of the appliance is provided with the intermittent pump operation control unit, a self-diagnosis stop unit is provided to provide intermittent pumping. Self-diagnosis of the self-diagnosis unit based on information that causes an unstable operation state due to the transient operation of the circulation pump until the transient operation period end condition is satisfied after the circulation pump is turned on during intermittent pump operation by the operation control unit Since the self-diagnosis stop unit stops, it is avoided that an unstable operation state caused by intermittent pump operation is erroneously diagnosed as an instrument abnormality.
[0033]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments according to the present invention will be described below with reference to the drawings. In addition, the combustion equipment of each embodiment described below is intended for the combustion equipment having the system configuration shown in FIG.
[0034]
The first embodiment will be described below. In the first embodiment, during the reheating of the bath, when the flowing
[0035]
The bath burner combustion stop unit 60 detects that the flowing
[0036]
The pump intermittent operation control unit 50 sends a pump on / off signal to the
[0037]
The conditions for intermittent operation of the circulating
[0038]
While receiving the pump intermittent operation signal from the pump intermittent operation control unit 50, the combustion stop operation preventing unit 61 is provided with a bath burner to smoothly perform the intermittent operation of the
[0039]
According to this embodiment, an appliance having an air blowing prevention function for stopping the combustion of the
[0040]
The second embodiment will be described below. The second embodiment is applied to a device having a self-diagnosis function for self-diagnosis of the operation state of the device during operation of the device. In the present embodiment, as shown in FIG. 2, the
[0041]
The self-diagnosis unit 62 performs the operation of the self-diagnosis function described above, and detects whether the appliance operation is normal by detecting the operation state of the appliance during operation of the appliance. It has the structure which performs predetermined safe operation | movement according to the instrument operation | movement abnormality as needed.
[0042]
By the way, when the intermittent operation of the
[0043]
As shown in the proposed example, the intermittent pump operation control unit 50 outputs a pump on / off signal to the
[0044]
The conditions for intermittent operation of the circulating
[0045]
The memory 65 stores a transient operation end time t, which is transient operation period end condition data that can be regarded as having risen to a normal flow rate after the transient pump period is turned on. S (For example, several seconds to several tens of seconds) of the self-diagnosis unit 62 based on information (for example, sensor output of the flowing
[0046]
When the self-
[0047]
When the self-
[0048]
As described above, the self-
[0049]
In addition, after the timer 64 is driven as described above, the measurement time t of the timer 64 is the transient operation end time t. S The self-
[0050]
While receiving the self-diagnosis stop signal from the self-
[0051]
An example of the operation of the self-diagnosis stop means during intermittent pump operation with the above configuration will be briefly described below based on the flowchart of FIG. The intermittent operation of the
[0052]
The measurement time t is the transient operation end time t S In step 304, it is determined whether or not a pump on / off signal off signal has been received. If it is determined that no off signal has been received, the determination operation in
[0053]
Then, upon receiving an on signal of the pump on / off signal, the measurement time t of the timer 64 is changed to the transient operation end time t in
[0054]
According to this embodiment, when the circulating
[0055]
The present invention is not limited to the above embodiments, and various embodiments can be adopted. For example, each of the above embodiments has been described by taking the composite water heater shown in FIG. 4 as an example. However, the combustion apparatus of the present invention has a
[0056]
In the second embodiment, only the self-diagnosis of the self-diagnosis unit 62 based on information that causes an unstable operation state due to the intermittent operation of the
[0057]
Furthermore, in the second embodiment, the transient operation period end condition data is composed of the transient operation end time, and when the transient operation end time has elapsed since the
[0058]
【The invention's effect】
According to the present invention, in the combustion apparatus having the bath burner combustion stop unit that stops the combustion of the bath burner when the running water detection sensor detects that the bath reheating water is turned off, the intermittent pump operation control unit and the bath burner combustion In the case where the stop operation prevention unit is provided, even if the flowing water detection sensor detects that the flowing water is off when the pump intermittent operation is turned off during bath burner combustion, the bath burner combustion stop operation prevention unit is the bath of the bath burner combustion stop unit. Since the burner combustion stop operation is prevented, the intermittent operation of the pump can be smoothly performed without stopping the combustion of the bath burner.
[0059]
In addition, a combustion device having a self-diagnosis unit that performs self-diagnosis of the operation state of the appliance during operation of the combustion device (appliance) is provided with a pump intermittent operation control unit, a self-diagnosis stop unit, and a data storage unit. When the pump is intermittently operated by the pump intermittent operation control unit, the self-diagnosis stop unit is unstable due to at least the transient operation of the pump from the time the pump is turned on until the transition to the stable state through the transient operation period. Since the self-diagnosis of the self-diagnostic unit based on the information indicating the proper operation state is stopped, the intermittent operation of the pump can be performed without causing the adverse effect that the self-diagnosis unit malfunctions due to the intermittent operation of the pump.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating a configuration example of a control device that smoothly performs intermittent operation of a pump in a combustion device having an air-burning prevention function.
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration example of a control device that causes a combustion device having a self-diagnosis function to perform intermittent operation of a pump without malfunction of the self-diagnosis function.
FIG. 3 is a flowchart showing an example of a self-diagnosis stop operation in the control device of FIG.
FIG. 4 is an explanatory diagram showing an example of a composite water heater that is typical as a combustion device.
FIG. 5 is an explanatory diagram showing an example of a combustion device having only a bath function.
[Explanation of symbols]
1 appliance
6 Bath burner
16 Reheating heat exchanger
23 Circulation pump
28 Flowing water detection sensor
50 Pump intermittent operation controller
56 Control unit
60 Bath burner combustion stop
61 Combustion stop operation prevention unit
62 Self-diagnosis department
63 Self-diagnosis stop
65 memory
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