JP3748317B2 - Taximeter-attached printer and its printing ticket - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タクシーメータ付属プリンタ装置およびそれによって印字される印字用券に関する。
【0002】
【従来の技術】
タクシーメータ付属プリンタ装置は、マイクロコンピュータ等を用いた演算回路を備えたタクシーメータにて計算されたタクシー利用料金データに基づいて、主にその領収書や御利用書等に対して、タクシー利用金額を含む情報を印字するものである(以下、印字とは文字のみでなく数字や図形等のプリントアウトについても一般に総称して印字と呼ぶことにする)。
【0003】
タクシーメータ付属プリンタ装置は通常、タクシーメータ付近に設置されている。そのような運転席周りは、一般的な自動車に搭載される速度計やその他の計器類をはじめ、タコグラフのような運行記録計や、タクシーメータや、料金表示器や、営業用無線装置など多種のタクシー営業用装置類がまさに所狭しと配設されている。
【0004】
従って、そのような位置に配置されるタクシーメータ付属プリンタ装置に対しては、その装置としての外形寸法を可能な限り小型化することが強く要請されている。このような必要性に応えるため、従来用いられているタクシーメータ付属プリンタ装置は小型化が進められており、必然的にそれが印字を行って発行する領収書等の印字用券(ロール状の印字用紙を含む。以下同様)もそのような装置の小型化に対応して小型のものが用いられている。
【0005】
しかし領収書は一般に、金銭に関する証明書としての重要性があるため、そのような機能性を損なわない範囲内での小型化が必要であり、特にその料金等の印字はある程度の大きさが必要である。つまり、印字の面積をある程度以上の大きに取ることが必要である。
【0006】
また、そのようなプリンタ装置に用いられる印字用券は、一般にタクシー会社名や日付記入欄等の固定的な情報が予め定められたフォーマットで印刷された上で、ロール状に丸められて装置内に収納されている。
そして印字の際には、その印字用紙はプリンタ装置内部の紙フィーダによって印字位置まで送り出されるが、このとき前記の予め印刷されたフォーマットの所定の位置に印字できるように、位置合わせを行うことが必要である。
【0007】
そこで、そのような印字の際の位置合わせをするために、印字用紙上に位置合わせマークを配設し、またプリンタ装置側にはその位置合わせマークを検出して紙フィーダによる送り出しの制御を行う検出・制御手段を配設している。
しかしこのとき、プリンタ装置およびその印字用紙には前記のように小型化が強く要請されているので、上記のような位置合わせを行うための手段やマークを追加配置することは容易ではない。そこでこれに対応するために、前記の位置合わせマークは、印字用紙の周辺部分、特に側端部左右いずれか片側の空白部分に配設されている。このようにして印字用紙においてはその空白部分を有効に用いる一方、これを光学的に検出する光センサのような構造が比較的簡易な検出手段を、プリンタ装置内に小型に形成することで、プリンタ装置としての小型化を損なうこと無く、しかも領収書等としての印字スペースを損なうこと無く、上記のような位置合わせを行うための手段を付設することを実現している。
【0008】
ところで一方、タクシーの料金支払いをチケット利用契約者によって後払いするという、料金後払い制のタクシーチケットが用いられている。
このタクシーチケットは一般に、タクシー会社やそのタクシー会社が所属するチケット発行会社(チケット組合)から、そのチケット発行会社と特定の基準を満たして契約を結んだ法人などの利用契約者に配布される。
【0009】
前記の契約を結んでいる法人等の利用者からタクシーチケットを受け取った乗客は、タクシーを利用して目的地で降車する際に、タクシー料金を現金で支払う代りにタクシーチケットを乗務員に手渡す。このとき、乗客はタクシーチケットの所定の記入欄に支払い金額と自分の名前とを記入して手渡すことになっている。
【0010】
しかし、例えば乗務員が誤った金額を記入してしまうと、その誤った金額のままで未収金が利用契約者らに請求されてしまう可能性がある。
また、タクシーチケットに関する回収および利用料金出納処理は、タクシーチケットに手書きされた金額を目視で読んで手作業で入力していたので、実質的には上記のような膨大なタクシーチケット処理への対応が困難となりつつあった。
【0011】
そこで、そのようなタクシーチケットの未集金処理の問題に対して、特開平6−271222号公報に開示の、バーコードを用いて未集金データを処理するという技術が、本出願人によって提案された。
この技術の結果、タクシーの乗務員の記入ミス等に起因した、利用料金のタクシーチケットへの誤記入を防止することができ、未収金の誤請求がなくなる。しかも、未収金となったタクシー利用料金のデータのホストコンピュータへの収集をタクシーチケット上に印字されたバーコードを読み取るという簡単な操作で確実に行うことができるので、タクシー営業所やチケット発行会社での未収金データのホストコンピュータによる収集処理を、飛躍的に時間短縮化、簡易化及び低コスト化することができるようになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなタクシーチケットにバーコード等を印字するためのプリンタ装置を運転席周りにさらに付設すると、元より過密な運転席周りをさらに過密なものにするという問題を生じさせてしまう。あるいは、そのようなプリンタ装置を運転席周りにさらに付設することは、その設置スペースの点から実際上極めて困難あるいは不可能であると言う問題がある。
【0013】
また逆に、そのような困難さに妨げられてタクシーチケット用バーコードプリンタ装置を設置しなければ、上記のようなタクシーチケットに関する膨大かつ繁雑な未集金処理ができなくなる。
そこで、そのような問題を解決するために、タクシーチケット用バーコード等用プリンタ装置を領収書印字用プリンタ装置内部に設ける、あるいはそれらの装置筐体および印字部等を部分的に共用することを本発明者は案出した。
【0014】
しかしながら、このようにタクシーチケットのバーコード印字も領収書の料金等情報印字も、共に一つのプリンタ装置で行うためには、タクシーチケットの印字モードと領収書の印字モードとを選択ボタンを操作することなどによって選択的に切り替えることが必要である。
【0015】
特にタクシーチケット上への印字を行う場合には、タクシードライバーは乗客からタクシーチケットを受け取ると、このタクシーチケット上への印字を行う印字モードに切り替えるなどの操作を行うが、そのような切り替えを間違えると、領収書等の印字をタクシーチケット上に印字してしまうことになる。
【0016】
タクシーチケットは 1枚 1枚が言わば金券同様に取り扱われるべきものであるから再発行が不可能であり、従って前記の間違って印字されたタクシーチケットはそれ以降使用不可となってしまい、間違いの取り返しが付かなくなる。したがって、印字の種類を間違えることは許されない。
【0017】
あるいは逆に、領収書を印字するはずが、間違ってタクシーチケット対応の印字モードを選択して領収書印字用紙にそのタクシーチケットの情報を印字した場合には、その領収書は全く役に立たないものなので、再発行しなければならなくなる。このような領収書の印字は一般に支払い時に行われるが、その際には交通事情の関係等からタクシードライバーも乗客も短時間のうちに支払い処理を行うことが必要なので、前記のように一度間違った領収書を再発行することは、両者にとって極めて煩雑なものとなるという不都合もある。
【0018】
あるいは上記のような既存のタクシーチケットや領収書以外にも、近年のカード類の多様化に伴って新たな種類の、例えば鉄道のような他種交通機関の利用券類と兼用で用いられるようなタクシーチケットなどが、さらに新種類として追加されることが想定されるが、このような場合にも、新種類のチケットと従来のタクシーチケットや領収書とを区別してそれらに対応したフォーマットおよび内容の情報を間違うこと無く印字することが要請される。しかし、このように新種の印字用券がさらに加わると、その印字モードの選択はさらに繁雑なものとなり、間違いはさらに生じやすくなる。このような、さらに多種の印字用紙(券種ごとのフォーマット)が存在する場合にも、上記同様に少なくともタクシーチケット上には、それとは異なった券種の情報を間違って印字することを防がなくてはならない。あるいは、さらに好ましくは、各券種ごとに対応した正しい印字を自動的に行うことが要請される。
【0019】
しかしながら、前述の如くプリンタ装置は可能な限りの小型化が要請されているので、従来の領収書あるいは未収書用等のプリンタ装置以外に、新たに各券種ごとのプリンタ装置をさらに追加して配置すること等は、前述の如く過密な運転席周りの設置スペースの点から実際上不可能である。しかも、タクシーチケットあるいは領収書等の印字用紙の側でも、有効に利用できる印字スペースは既に殆ど限界まで利用されており、しかもその周囲の空白部分についても利用可能な部分は上記の如く既にかなり利用されているので、そのような印字用紙上に前記の印字モードを自動選択する手段のために用いられる面積をさらに拡大して取ることは実際上不可能であるという問題がある。
【0020】
その結果、上記のようなタクシーチケット上への間違った種類の情報が印字されるといった不都合が生じる可能性が大になり、タクシーチケット用と領収所用とを兼用する方式のプリンタ装置を用いることもできないことになる。そしてそのような小型化を保ったプリンタ装置が実現不可能であれば、上記の如くタクシーチケット専用プリンタ装置の付設が実際上困難であることになり、その結果、タクシーチケット上へのバーコード印字が不可能となり、上記のようなタクシーチケットに関する膨大かつ繁雑な未集金処理が実際上不可能となってしまうという問題があった。
【0021】
本発明は、このような問題を解決するために成されたもので、上記のようなプリンタ装置としての小型化を損なうこと無く、かつ印字用券(印字用紙)の種類に正確に対応した印字を行うことができるタクシーメータ付属プリンタ装置を提供することを課題としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】
第1に、本発明のタクシーメータ付属プリンタ装置は、少なくともタクシーチケットを含む複数種類の印字用券のうちいずれかに対して、該印字用券に対応した少なくともタクシーメータ(図示省略)で演算されたタクシー料金情報を含む情報を印字する印字手段100と、前記印字手段100による印字対象を前記複数種類の印字用券のうちから選択する選択手段200とを有するタクシーメータ付属プリンタ装置において、前記印字用券300は、該印字用券300の券種に対応した識別子301が印字領域302を避けて外周部303に配設された印字用券300であって、前記印字手段100に投入された印字用券300がタクシーチケットであるか否かを、前記識別子301に基づいて判別する判別手段400と、前記選択手段200で前記印字対象として前記タクシーチケットが選択されているとき、前記判別手段400によって前記印字用券300がタクシーチケットであると判別された場合には、該タクシーチケットに対して該タクシーチケットに対応した前記印字を行うが、前記選択手段200で前記印字対象として前記他種印字用券が選択されているとき、前記判別手段400によって前記印字用券300がタクシーチケットであると判別された場合には、該タクシーチケットに対しては印字を行わないように、前記印字手段100を制御する印字制御手段500とを備えたことを特徴としている。
【0023】
即ち、本発明によれば、印字用券300のうちタクシーチケットを領収書と正確に区別して印字することが可能となるので、特に再発行の効かないタクシーチケット上への領収書など他種類の情報の誤った印字を防ぐことができる。
しかも本発明によれば、前記の識別子301を付加しても印字用券300の印字領域302の面積をほとんど全く損なうことが無いので、タクシーチケットの証明書としての印字面積の好ましい大きさおよびその外形の小型化を確保しながらも誤印字の問題を解決することができる。
【0024】
本発明のタクシーメータ付属プリンタ装置は、第2に、少なくともタクシーチケットを含む複数種類の印字用券のうちいずれかに対して、該印字用券に対応した少なくともタクシーメータで演算されたタクシー料金情報を含む情報を印字する印字手段100と、前記印字手段100による印字の対象を前記複数種類の印字用券のうちから選択する選択手段200とを有するタクシーメータ付属プリンタ装置において、前記印字用券300は、該印字用券の券種に対応した識別子301が印字領域302を避けて外周部303に配設された印字用券300であって、前記印字手段100に投入された印字用券300がタクシーチケットであるか否かを、前記識別子301に基づいて判別する判別手段400と、前記選択手段200で前記印字対象として前記タクシーチケットが選択されているとき、前記判別手段400によって前記印字用券300がタクシーチケットであると判別された場合には該タクシーチケットに対して該タクシーチケットに対応した前記印字を行ない、前記選択手段200で前記印字対象として前記他種印字用券が選択されているとき、前記判別手段400によって前記印字用券300が前記他種印字用券であると判別された場合には該他種印字用券に対して該他種印字用券に対応した前記印字を行うが、前記判別手段400によって前記印字用券300がタクシーチケットであると判別された場合には該タクシーチケットに対しては印字を行なわないように、前記印字手段100を制御する印字制御手段500とを備えたことを特徴としている。
【0025】
即ち、この第2の技術においては、上記第1記載とほぼ同様に小型・簡潔な構造の識別子301および判別手段400を用いた上記第1記載の印字対象にさらに加えて、タクシーチケットや領収書以外に例えば営業証明書など第3の印字用券300が選択枝にさらに加わった場合でも、その券種の情報を間違ってタクシーチケットに印字してしまうような誤印字を防ぐとともに、そのようなタクシーチケット以外の印字用券300に対してそれに対応する情報の印字を行うことができる。
【0026】
また第3に、本発明のタクシーメータ付属プリンタ装置は、少なくともタクシーチケットを含む複数種類の印字用券のうちいずれかに対して、該印字用券に対応した少なくともタクシーメータで演算されたタクシー料金情報を含む情報を印字する印字手段100と、前記印字手段100による印字の対象を前記複数種類の印字用券のうちから選択する選択手段200とを有するタクシーメータ付属プリンタ装置において、前記印字用券300は、該印字用券300の券種に対応した識別子301が印字領域302を避けて外周部303に配設された印字用券300であって、前記印字手段100に投入された印字用券300がタクシーチケットであるか否かを、前記識別子301に基づいて判別する判別手段400と、前記判別手段400で前記印字用券300がタクシーチケットであると判別された場合には、該タクシーチケットに対応した前記情報を前記タクシーチケットに印字し、前記印字用券300が前記タクシーチケットとは異なる印字用券であると判別された場合には該印字用券300に対応した情報を該印字用券300に印字するように前記印字手段100を制御する印字制御手段500とを備えたことを特徴としている。
【0027】
即ち、上記第1および第2記載の技術の場合には、いずれもタクシーチケットへの印字モードと領収書等への印字モードとの切り替えはタクシードライバーが選択手段200を用いて選択して切り替えていたが、この第3のタクシーメータ付属プリンタ装置は、上記第1記載とほぼ同様に小型・簡潔な構造の識別子および判別手段を用いてプリンタ装置が自動的に印字用券300の種類を判別し、その種類に対応して印字モードの切り替えを自動的に行うものである。
【0028】
これにより、印字用券300の種類に正確に対応した印字を自動的に選択することができ、印字用券300に対して異なった種類の情報を印字することを防ぐことができる。またそれだけでなく、印字モードの切り替え自体を自動的に行うことができるので、領収書やタクシーチケットに対する印字時のタクシードライバーの操作等をさらに簡潔化・正確化することができるという利点もある。
【0029】
また本発明は、第4に、上記第1〜第3のうちいずれかに記載のタクシーメータ付属プリンタ装置において、前記印字手段100に投入された前記印字用券300が予め定められた位置に到達したことを検出する位置検出手段600をさらに具備しており、前記判別手段400は、前記印字用券300が前記位置に到達するまでの行程で前記判別を行う判別手段400であり、前記印字用券300は、該印字用券300の種類を前記判別手段400によって判別される際に用いられる識別子301と前記投入された位置を前記位置検出手段600によって検出される位置合わせマーク601とが配設されており、かつ前記識別子301と前記位置合わせマーク601とが互いの少なくとも一部分を兼用して配設されている印字用券300であることを特徴としている。
【0030】
即ち、領収書用の印字用券(ロール状の印字用紙等を含む)300には位置合わせマーク601が、またプリンタ装置側には印字位置検出手段(印字位置合わせ機構)600が、それぞれ配設されているが、この第4の技術においてはそのような印字位置合わせ機構つまり印字位置検出手段600の主要構造を用いて上記第1〜第3の技術の判別手段400の一部を形成する一方、それに用いられる位置合わせマーク601を部分的に用いて前記の判別手段400に用いられる識別子301を形成しているので、プリンタ装置全体としても小型化を殆ど全く損なうことが無い。また印字用券300においてもタクシー料金等の本来必要な情報のための印字領域302の有効面積を殆ど全く損なうことが無い。従って、タクシーメータ付属プリンタ装置に強く要求される小型化を損なうこと無く、かつその印字の正確さおよび印字モード選択の自動化を実現することができ、実際上タクシー車両に搭載可能でかつ誤印字等の無い正確な印字が可能なタクシーメータ付属プリンタ装置を実現することができる。
【0031】
また本発明は、第5に、少なくともタクシーチケットを含む複数種類の印字用券のうちいずれかに対して、該印字用券300に対応した少なくともタクシー料金情報を含む情報を印字する印字手段100と、前記印字手段100に投入された前記印字用券300が予め定められた位置に到達したことを検出する位置検出手段600と、前記印字手段100による印字の対象を前記印字用券の複数種類のうちから選択する選択手段200とを有し、前記印字用券300が前記位置に到達するまでの行程で前記印字用券300がタクシーチケットであるか否かを判別する判別手段400と、前記選択手段200で前記印字対象として前記タクシーチケットが選択されているとき、前記判別手段400によって前記印字用券300がタクシーチケットであると判別された場合には該タクシーチケットに対して該タクシーチケットに対応した前記情報の印字を行うように前記印字手段100を制御する印字制御手段500とを備えたタクシーメータ付属プリンタ装置に用いられる印字用券300であって、前記判別手段400によって前記印字用券300の種類を判別する際に用いられる識別子301が前記印字用券300の予め定められた位置に配設されていることを特徴とする印字用券300である。
【0032】
即ち、この第5の技術は、上記第4のタクシーメータ付属プリンタ装置等に用いられる識別子301を備えたタクシーチケットや領収書等の印字用券(あるいは印字用紙)300に関する技術であり、上記のように主要部が構成されたプリンタ装置に用いられることによって、上記第4等に述べたような効果を得ることができる。
【0033】
本発明は、第6に、上記第5記載の印字用券300において、前記印字用券300はさらに、前記投入された位置を前記位置検出手段600によって検出される位置合わせマーク601が配設されており、かつ前記識別子301と前記位置合わせマーク601とが、互いの少なくとも一部分を兼用して配設されていることを特徴とする印字用券である。
【0034】
即ち、この第6の技術は、上記第4のタクシーメータ付属プリンタ装置等に用いられるタクシーチケットや領収書等の印字用券(あるいは印字用紙)300に関する技術であり、特に上記識別子301が上記位置合わせマーク601の一部分を兼用して形成されていることにより、印字用券300上の印字領域302の有効面積を殆ど全く損なうことなく前記識別子301を形成することができ、上記第4の装置に用いられることによって上記第4に述べたような効果を得ることができる。
【0035】
また、この第6の技術のように識別子301と位置合わせマーク601とをほぼ同位置に、かつそれらが互いに一部分を兼用するように配設することにより、印字用券(印字用紙)300をプリンタ装置内の印字位置に合致するまで紙送りして印字位置合わせを行う行程で、それとほぼ同時にその印字用券300の種類を判別することが可能となるので、その構造および判別処理のさらなる簡素化および迅速化を実現することができる。
【0036】
本発明は第7に、上記第5又は6記載の印字用券300において、前記印字用券300はさらに、前記情報が印字される印字領域302を避けて外周部303に前記識別子301が配設されていることを特徴とする印字用券である。
このように識別子301を印字用券300の外周部303に配置することにより、印字用紙300においてタクシー料金等の本来必要な情報の印字のための印字領域302の有効面積を殆ど全く損なうこと無く印字用券300の種類の判別が可能となる。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るタクシーメータ付属プリンタ装置の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は本発明に係る第1の実施形態のタクシーメータ付属プリンタ装置の主要な構成を示すブロック図である。
【0038】
本発明に係るタクシーメータ付属プリンタ装置は、少なくともタクシーチケットを含む、領収書、御利用計算書、未収書といった、複数種類の印字用券のうちいずれかに対して、その印字用券に対応した少なくともタクシーメータ(図示省略)で演算されたタクシー料金情報を含む情報、つまり一般的な利用金額や利用月日や車番といったタクシー料金に関する諸々の情報を印字する印字手段100と、この印字手段100による印字対象を前記の複数種類の印字用券のうちから選択する選択手段200とを備えている。
【0039】
さらには、前記の印字用券300は、この印字用券300の券種に対応した識別子301が印字領域302を避けて外周部303に配設された印字用券300であり、前記の印字手段100に投入された印字用券300がタクシーチケットであるか否かを識別子301に基づいて判別する判別手段400と、前記の選択手段200で印字対象としてタクシーチケットが選択されているとき、前記の判別手段400によって印字用券300がタクシーチケットであると判別された場合には、そのタクシーチケットに対してそれに対応した印字を行うが、前記の選択手段200で印字対象として他種印字用券が選択されているとき、判別手段400によって印字用券300がタクシーチケットであると判別された場合には、そのタクシーチケットに対しては印字を行わないように、前記の印字手段100を制御する印字制御手段500とを備えている。
【0040】
そしてさらには、上記のタクシーメータ付属プリンタ装置において、前記印字手段100に投入された前記印字用券300が予め定められた位置に到達したことを検出する位置検出手段600をさらに具備している。そして前記の判別手段400は、前記印字用券300が所定の位置に到達するまでの行程の間に前記の券種の判別を行う。また、そのために印字用券300には、その種類を判別手段400が判別する際に用いられる識別子301と投入された位置を前記の位置検出手段600が検出するために用いられる位置合わせマーク601とが配設されている。そしてその識別子301と位置合わせマーク601とが、互いの少なくとも一部分を兼用して配設されている。
【0041】
図2は、上記のような概要構成の本発明に係るタクシーメータ付属プリンタ装置の、機構としての構造の概要を示す外形図(a)および一部省略断面図(b)である。
本実施形態のプリンタ装置は、領収書用の印字用券300として用いられるべくプリンタ装置の筐体700内にロール状に収納されている印字用紙304と、この印字用紙304またはタクシーチケット305(つまり印字用券300)に対してその券種に対応したタクシー料金の情報の印字を行う、熱転写方式プリンタヘッドのような印字ヘッド101と、この印字ヘッド101が印字領域302に印字する位置にまで前記の印字用紙304を繰り出し、また印字の際にはその印字の進捗に合わせて印字用券300を繰り出して行く印字用券フイーダ(印字用繰出機構)102と、この印字用券フイーダ102で繰り出された印字用券300が最終的に外へと排出される排出口103と、この領収書用の印字用紙304またはタクシーチケット用の印字用紙305のような印字用券300を繰り出して印字位置合わせを行う際に、予め定めておいた所定の位置に印字用券300が到達したことを検知するため、および印字用券300の券種を判別するために、印字用券300の外周部303に光を照射しその反射光を検出する光センサ602と、プリンタ装置全体の動作を含めてその印字機能等の制御や、タクシーメータ(図示省略)から読み込んだタクシー料金に関するデータから印字データを形成するマイコン(マイクロコンピュータ。以下、マイコンと略称)501と、領収書の印字を選択する際に押下される領収書選択ボタン201、タクシーチケットを選択する際に押下されるタクシーチケット選択ボタン202、その他印字モード選択ボタン203等を含む操作ボタン群204とを、その構造の主要部に備えている。
【0042】
上記各構造は、印字ヘッド101および印字用券フィーダ102は印字手段100の機構的な主要部を、また領収書選択ボタン201およびタクシーチケット選択ボタン202は選択手段200の機構的な主要部を、また光センサ602は判別手段400および位置検出手段600の機構的な主要部を、それぞれ構成している。また、上記各手段の制御およびデータ処理を行う印字制御手段500の主要部はマイコン501で構成されている。
【0043】
特に光センサ602は、判別手段400および位置検出手段600として兼用されているので、従来の装置の外寸と殆ど同様の小型化を保つことに寄与している。
そして上記のような本発明に係るタクシーメータ付属プリンタ装置には、印字用券300として、図5(a)に示すように所定位置に予めフォーマット306が印刷されていると共に 2個一組の黒マーク状の識別子301aが配設されている領収書用の印字用紙304、あるいは図5(b)に示すようにフォーマットは無く 2個一組の黒マーク状の識別子301aだけが所定位置ごとに予め印刷されている領収書用の印字用紙304、および図5(c)に示すように所定位置に予めフォーマット307が印刷されていると共に黒マーク状の 1個の識別子301bが配設されているタクシーチケット用の印字用紙305が、それぞれ本装置利用者の所望に応じて選択されて印字処理される。なお、図5中にも示したように各印字用券300の繰り出し方向(フィード方向)は図中上向きであり、またプリンタ装置への挿入方向(券片タイプに限る)は、図中上向きである。
【0044】
次に、上記のように主要部が構成された本発明に係る第1の実施形態のタクシーメータ付属プリンタ装置におけるタクシー料金情報の印字を中心とした動作を、図3及び図4の概要フローチャートに基づいて説明する。
まず印字動作の開始にあたって、マイコン501はフラグFを初期値F= 0にリセットする(step1;以下、s1のように略称)。
【0045】
本実施形態におけるタクシーチケット305のような券片状の印字用券300が排出口103を通って差し込まれてセットされた(s2)ことが光センサ601で検出されると、その印字用券300は印字用券フィーダ102によって本プリンタ装置の外側へとフィード(繰り出)される(s3)。
【0046】
このフィードは、印字用券300に配設されている識別子301の黒マークが検出されるまで継続される(s3〜s4のN〜s5のN〜s3)。あるいはロール紙状の領収書の印字用紙304の場合には、予めセットされているので既にs2までは終了しており、次に印字用紙304の黒マークが検出(s5のY)されて停止する(s6)までの間、その印字用紙304のフィードが継続される(s3)。
【0047】
ここで、黒マークが検出されない場合には(s5のN)、その印字用券300のフィードはずっと継続されるので、もしも印字用券300が券片状のタクシーチケットの印字用紙305であった場合にはその終端までフィードが継続されて、最後にはその印字用紙305は排出されることになる(s4のY)。
【0048】
それを光センサ601が検出すると、マイコン501によって制御されて印字処理は中止となる(s7)。
このような場合が生じるのは、例えばタクシーチケットの印字用紙305の上下あるいは裏表を反対向きに間違えて挿入してしまったような場合や、タクシーチケットの印字用紙305を不十分な状態でセットしたような場合である。つまり、このs5の段階でタクシーチケットの印字用紙305が間違った状態で挿入されたときなどには、本プリンタ装置は印字を行わずにそのタクシーチケットの印字用紙305を自動的に排出する。従って、このような券片状の印字用券300の間違ったセッティングに起因した誤印字を防ぐことができる。
【0049】
続いて、黒マークが光センサ601により検出されると(s5のY)、印字用紙フィーダ102はフィードを停止する(s6)。
そして乗客が目的地に到着してタクシー利用料金の支払いを行う際に、領収書の印字用紙304あるいはタクシーチケットの印字用紙305の印字を行うことになるが、このときタクシードライバー等が操作ボタン群204の中から所望の券種の選択ボタンを押下することで、その印字すべき情報を選択する(s8〜s10のいずれか)。
【0050】
ここで、タクシーチケットの選択ボタン202が押下されて印字対象券種としてタクシーチケットが選択された場合(s8のY)、タクシーメータ(図示省略)で演算されたタクシー料金データやそれに随伴してタクシーチケット305に印字される利用年月日や車番などのデータを、タクシーメータから読み込む。この読み込み先についてはマイコン501内のRAMあるいはその周辺機器として配設されるRAMやEEPROMなどを用いれば良いことは言うまでもない。
【0051】
こうして印字対象としてタクシーチケット305が選択されると、前記のタクシー料金データ等に基づいた印字を印字手段100の機構部であるプリンタヘッド102が実行する。つまりタクシーチケットに対応した情報の印字を正しい位置に行うことができる(s11)。
【0052】
このとき、もしタクシーチケットの印字用紙305がs2の段階でセットされていなかった場合には、結果的にs9での印字は領収書の印字用紙304に印字されることになるが、この場合には、印字用紙304は廃棄可能なものであるからこれを廃棄するなどした後、正しくタクシーチケットの印字用紙305をセットした上で再び選択ボタン202を押下して、タクシーチケットの印字用紙305にその正しく対応した情報を印字すれば良い。
【0053】
一方、領収書選択ボタン201が押下されて領収書(に対応した情報)の印字が選択された場合には(s9のY)、実際にタクシーチケットの印字用紙305がセッティングされているか領収書の印字用紙304がセッティングされているかには関係なく、まず印字用券300を印字用券フイーダ102がフィードする(s12)。
【0054】
そしてそのフィードを継続している間に 2個目の黒マークが検出されると(s13のY)、そのような 2個目の黒マークつまり識別子301aを備えた印字用券300は領収書用の印字用紙304であるのだから、これに正しく対応しているものとして領収書の情報の印字を行う(s16)。
ただしこのとき、前記の 2個目の黒マークを検出するために前記のs12で印字用紙304をフィードしてその位置を動かしたわけであるから、予め定められた正しい位置に印字するためには、ここで改めて印字用の位置合せを行うことが必要である。そこで、識別子301aとして用いた前記の 2個目の黒マークを、位置合せマーク601としても兼用して印字の位置合せを行う。
【0055】
即ち、光センサ602が一旦黒マークを検出した後もさらに印字用券300をフィードして行き(s14)、その黒マークの終端部を通り過ぎて今度は再び用紙の白っぽい地色が検出されると(s15)、そのときから領収書用の印字を開始する(s16)。こうして領収書用の印字用紙304にその券種も印字位置も正しく対応した印字を行う。
【0056】
一方ここで、選択ボタン201を押下して領収書の印字を選択しているにも関わらず、間違えてタクシーチケットの印字用紙305を挿入してしまった場合には、その印字用紙305には印字されることなく自動的に排出される。
何故なら、タクシーチケットの印字用紙305は、図3等に示すように識別子301bとして黒マークを 1個備えているだけなので、前記のs13において 2個目の黒マークが検出されることは有り得ない。従ってs12のフィードは印字用紙305の終端を過ぎても継続され、結果的に印字用紙305は本プリンタ装置から排出される(s17)。そして印字用紙305が排出されると、これを前記の光センサ602が検出して印字処理は中止される(s18)。
【0057】
ここでもし、タクシーチケットの印字用紙305がs2のセッティング時点から不適切な状態でセットされている場合などには、その状態によっては印字用紙305の 1個だけの黒マークが前記の 2個目の黒マークとして検出されてしまい、領収書の印字用紙304として誤って判定される場合もあることも考えられるが、実際にはそのような場合に印字が実行されることは有り得ない。
【0058】
何故なら、黒マークが 1個だけしか配設されていない印字用紙305の場合には、前記のs5においてその 1個だけの黒マーク(つまりこれが位置合わせマーク601兼識別子301b)は既に検出されており、逆にそれが検出されない限りはそれ以後の印字処理を含めたプロセスへは進まないのだから、前記の 1個だけの黒マークが検出された以降に別の黒マークが検出されることは有り得ないからである。
【0059】
上記のように、本発明の技術によれば、印字情報の種類のみならず印字用紙のセッティング状態や位置合せまでもチェックするという2重・3重のチェックを行うことができ、再発行が不可能なタクシーチケットへの誤印字を確実に防止して正しい印字を実現することができる。
【0060】
しかもそのような2重・3重の確実なチェックを巧妙に行う手段は、極めて簡潔な機構を用いて構築することができるので、プリンタ装置としての小型化を全く損なうことなく、しかも印字用券の印字領域の面積を損なうことなく広く取ることができるので、タクシー車両の運転席周りに配置されて各種証明書等を発行するプリンタ装置として極めて好適である。
【0061】
ところで上記の印字プロセスにおいて、s6の後に印字処理を停止したい場合などには、s10に示すように印字停止を選択実行すればよいことは言うまでもない。そのためには、例えば図2に示す選択ボタン205を印字中止用ボタンとして割り振り、これが押下された場合に印字中止命令が印字制御手段500つまりマイコン501に入力されるようにプログラムを設定すれば良い。
【0062】
(実施形態2)
上記の実施形態1においては、印字情報としてタクシーチケットと領収書との2種類から1種類を選択する場合について示したが、印字する情報の種類としては上記2種類からの選択のみには限定されない。それ以上に多種類の情報から印字を選択する場合についても適用可能である。即ち前記のタクシーチケットや領収書以外の第3の種類がさらに加わった場合についても、上記同様に本発明の技術を用いることが可能である。
【0063】
この第3の種類としては、例えば1日の売り上げ等の情報を印字して成る営業明細書や納金指示書などがそれに該当するが、これらの情報は従来から主にロール式の印字用紙304上に印字されることが殆どである。従って、本実施形態においては営業明細書が印字される印字用券300としてはロール式の印字用紙304を用いるものとする。つまり営業明細書と領収書とは同じ印字用紙304を用いてその用紙上に印字される。そして印字用紙304としては、図5(b)に示すように、フォーマットが予め印刷されておらず識別子301a以外は無地の印字用紙304を好適に用いることができる。
【0064】
本実施形態では、タクシーチケットは券片状(つまり枚葉式)の印字用紙305に印字され、領収書および営業証明書はロール式の印字用紙304に印字される場合について述べる。
なお、以下の説明および図中においては、説明の簡潔化を図るために、第1の実施形態と同様の部位やステップについては上記第1の実施形態と同じ符号を付して示してある。
【0065】
この第2の実施形態のタクシーメータ付属プリンタ装置の主要部は、上記第1の実施形態と同様に図1に示すように構成されている。またそれに用いられる識別子301も上記第1の実施形態と同様である。
このように、第2の実施形態のプリンタ装置の機構的部分は、第1の実施形態のそれと同じものを用いて構築することができる。そしてその中に用いられているマイコン501のプログラムによって以下に示すような動作を実行し、さらに第3の券種の印字を行うことができる。
【0066】
また、営業明細書の情報を選択するために押下される選択ボタンとしては、図2の選択ボタン203を用いると共に、第1の実施形態で述べたような印字処理中止ボタンとしては図2のボタン205を用いる。
この第2の実施形態のタクシーメータ付属プリンタ装置は、図6、図7の概要フローチャートに示すように、上記図3のフローチャートと同様のs1〜s6の各ステップを経た後、印字する情報としてタクシーチケット、領収書、営業証明書、あるいは印字処理中止の内から一つが選択されて選択ボタン204のうちの対応するものが押下される(s21〜s24のY)。
【0067】
タクシーチケットが選択された場合には(s21のY)、図7に示すようにタクシーチケット対応の情報を印字する(s25)。このときの印字は上記第1の実施形態(s11等)と同様である。
領収書が選択された場合には(s22のY)、フラグ(以下、Fと略称)F=1をセットする(s26)。
【0068】
営業証明書が選択された場合には(s23のY)、F=2をセットする(s27)。
あるいは中止が選択された場合には(s24のY)、s2に戻る。
そして前記の営業証明書または領収書の印字が選択された場合には、第1の実施形態と同様にs12〜s15の一連のステップを経ることで、セッティングされている印字用券300がタクシーチケットの印字用券305では無いことを上記第1の実施形態と同様に判別する。そしてそれが判別されると前記の選択に対応した印字を実行する(s28〜s31)。即ち、前記のF=1ならば(s28のY)、領収書対応の印字を実行する(s29)。あるいはF=2ならば(s30のY)、営業証明書対応の印字を実行する(s31)。しかしここでFが1でも2でも無い場合には(s30のN)印字は実行されること無くs6に戻り券種選択の命令入力待ち状態になる。
【0069】
そして前記の各印字が終了するとFもリセットされてs1に戻り、次回に印字用券300がセットされるまで待状態となる。
このように本発明によれば、印字する情報の種類として第3の種類が追加される場合でも、第1の実施形態と同様にタクシーチケットを他の券種と区別して、タクシーチケット用の印字用券305に対して特に誤印字を確実に防ぐことができる。
【0070】
(実施形態3)
上記第1および第2の実施形態においてはいずれも、印字する情報の種類としては2または3通りだが、その印字対象の印字用券300の券種としては枚葉式のタクシーチケットか領収書および営業明細書に兼用されるロール式かの2通りだった。
【0071】
しかし、タクシーチケットも領収書も営業明細書も、印字用券300の券種がすべて異なっているような場合にも、本発明は適用可能である。例えば、タクシーチケットはタクシーチケットとしての独自の枚葉式の印字用券に、また領収書はロール式の印字用券に、また営業明細書は営業明細書としての独自の枚葉式の印字用券に、それぞれ印字される場合等にも本発明の技術は適用可能である。
【0072】
しかも、この第3の実施形態に示す技術によれば、自動的にそれらの異なる3種類の印字用紙の券種を判別してそれら各々に対応した印字を実行することができ、特に誤印字が許されないタクシーチケットに対する誤印字を事前に確実に防止して正確な印字を行うことができる。
【0073】
この第3の実施形態においても、タクシーメータ付属プリンタ装置の主要部は、上記第1の実施形態と同様に、図1及び図2に示すように構成されている。そしてマイコン501のプログラムによって以下に示すような動作を実行し、第3の券種の印字も行うことができる。
【0074】
一方、それに用いられる識別子301は、タクシーチケットと領収書については上記第1の実施形態等と同様であり、第1の実施形態のそれと同じものを用いることができる。そして営業明細書の印字用紙308については、識別子301としては図10に示すように3個の黒マークからなる識別子301cが配設されている。また、この印字用紙308のフィード方向は図中上向き、挿入方向は図中下向きである。
【0075】
なお、以下の説明および図中においては、説明の簡潔化を図るために、第1の実施形態と同様の部位やステップについては上記第1の実施形態と同じ符号を付して示してある。
この第3の実施形態のタクシーメータ付属プリンタ装置は、図8、図9の概要フローチャートに示すように、上記図3のフローチャートと同様のs1〜s6の各ステップを経て、発行開始命令の入力待ちの状態となる。
【0076】
続いて、発行ボタン206が押下されると(s31)、印字用券フィーダ102はマイコン501によって制御されて予め設定された長さに亙って印字用券300をフィードする(s32)。この機械的なフィード機能それ自体については無地のロール紙を所定の長さに亙ってフィードする従来の印字用券フィーダ102の機械的技術を適用することができる。即ち、その一度のフィード長さを識別子301の読取りに必要な長さに設定すれば、上記のような所定の長さに亙る機械的フィードを実行できる。
【0077】
前記の予め設定された長さに亙る印字用券300のフィードの継続中に光センサ602下を横切る識別子301を検出する。そしてフィード終了までにその個数nを、印字制御手段500を実質的に構成しているマイコン501が計数する(s33)。
【0078】
そして前記の計数された黒マークの個数nに対応して、n=0のときには(s34のY)タクシーチケット対応の情報を印字手段100の機構部であるプリンタヘッド101が印字する(s35)。n=1のときには(s36のY)領収書対応の情報を印字する(s37)。あるいはn=2のときには(s38のY)営業明細書対応の情報を印字する(s39)。そして印字が終了すると、s2に戻りFも初期値にリセットされる。
【0079】
ここで、上記のようにn=0のときだけにタクシーチケットの印字用券305に対して印字を行うように制御することによって、タクシーチケットへの誤印字を避けることができる。
即ち、本実施形態の技術の場合、タクシーチケットに対する異券種の誤印字が生じるのは、前記のようなnのカウントにミスが生じた場合であるが、その様なミスはn=0をタクシーチケットに対応させることで生じなくなる。何故なら、タクシーチケットの印字用券305には識別子301bとして黒マークが1個有るだけであり、その1個は前記のnをカウント開始するための位置合わせマーク601としてそのnをカウントする以前に既に検出されて通過しているのだから、前記の1個の黒マークがnをカウントする際にカウントされることは有り得ないことになる。つまり、本実施形態のようにn=0のときだけにタクシーチケットを印字するように制御することによって、タクシーチケットの印字用券305にはそれ以外の異券種の情報が誤印字されることがなくなる。
【0080】
あるいは、下記のような事象が起きるのは低い確率でしかないと考察されるが、仮に前記の光センサ601による黒マークの読み取りにミスが生じた場合などでも、本発明の技術によれば、タクシーチケットへの異券種の情報の誤印字を避けることができる。
【0081】
即ち、s38においてnが0、1、2のいずれでもない場合には(s38のN)、光センサ602による黒マークの検出の際に何らかのトラブルが有ったはずであるから、この場合には印字用紙フィーダ102による印字用券300のフィードを再実行する(s40)。
【0082】
そしてそのようなフィードを継続するうちに印字用券300がその終端部までフィードされても黒マークが検出されない場合には(s41のN)、それは黒マークを最も少ない個数(すなわち1個)配設されているタクシーチケットの印字用紙305である確率が最も高いということである。しかもこのとき、識別子300および位置合せマーク601として共用される黒マークが検出されない限りは印字用券300はそのままフィードされ続けるので、そのタクシーチケットである確率の高い印字用券300は排出される(s42のY)。つまり、タクシーチケットは誤印字に至ること無く結果的に最も高い確率で排出される。そして印字処理は中止となる(s43)。
【0083】
上記のように誤印字を防ぐことが最も必要なタクシーチケットの印字を、nの数が最も小さい場合(即ちn=0)にだけ行うように制御することによって、通常の場合に誤印字が生じることがなくなる。
また、仮に前記の黒マークの計数にミスが生じたような場合であっても(そのようなミスが生じる確率は低いがもし起きた場合でも)、最も高い確率でそのタクシーチケットへの誤印字を防ぐことができる。
【0084】
何故なら、もしも印字用券300が投入されたときのセッティング位置が不適格であるなどの外乱的原因から、黒マークの光学的読み取りにミスが生じた場合、その印字用券300とは異なった券種の印字が間違って行われる可能性が大となる。従ってこのような場合には特にタクシーチケットへの印字を避けなければならない。つまりこの場合にはタクシーチケット以外の情報の印字を行わないようにしなければならない。
【0085】
そこで、タクシーチケット以外の情報の印字は、黒マークの検出数がタクシーチケットのそれよりも多い場合(即ちn=1、2、3など)だけに実行されるように限定することによって、黒マークが続けて検出される回数が増えるほどそれが起こる蓋然性は低くなるのだから、黒マーク1個しかないタクシーチケットに前記の異種の印字が行われてしまう確率を低くすることができる。
【0086】
このようにして、元より発生確率の低い識別子301の黒マークの計数ミスが仮に生じた場合でも、タクシーチケットに異種の情報が誤って印字される確率を極めて低いものとすることができる。
このように、本発明の技術によれば、上記のように何らかの外乱等に起因して識別子300の黒マークが正確に読み取れなかった場合でも、特に誤印字の許されないタクシーチケットについては優先的に誤印字から守ることができるように、印字に至ること無く排出することができる。
【0087】
一方、このs39〜s40で印字用券300が排出される前に黒マークが検出された場合には(s40のY)、その印字用券300には黒マークが少なくとも2個以上存在していることになるので(s5での1個と合計して2個になるから)、その印字用券300はタクシーチケットではない確率が高いことになる。そしてこの場合には、仮に券種とは異なる種類の情報をその印字用券300に誤印字したとしても、タクシーチケットのような金券とは異なるので再発行も可能であるのだから、それ以後の印字を実行するか中止するかは、その印字を行うタクシードライバー又は乗客の判断に任せても良いはずである。従ってこの場合には、再び発行ボタン押下待ちの状態(s6)に戻る。あるいは、この戻り先は図8のs2に示すステップにまで戻るようにしても良いことは言うまでもない。
【0088】
このように、本発明に係る第3の実施形態においては、異なる3種類の印字用紙の券種を自動的に判別してそれら各々に対応した情報の印字を正確に対応付けて実行することができ、仮にその自動判別でミスが生じた場合でも、特に誤印字が許されないタクシーチケットに対して誤印字を防いで正確な印字を行うことができる。
【0089】
なお、上記各実施形態では、領収書はロール式の印字用券304を用いてその上に印字する場合について述べたが、領収書の用紙としてはこれだけでなく、枚葉式の券片でも良いことは言うまでもない。ただしこの場合にも、上記同様に識別子301を使い分けることは言うまでもない。
【0090】
【発明の効果】
以上、詳細な説明で明示したように、本発明によれば、第1に、本発明によれば、印字用券300のうちタクシーチケットを領収書と正確に区別して印字することが可能となるので、特に再発行の効かないタクシーチケット上への領収書など他種類の情報の誤った印字を防ぐことができる。しかも本発明によれば、前記の識別子301を付加しても印字用券300の印字領域302の面積をほとんど全く損なうことが無いので、タクシーチケットの証明書としての印字面積の好ましい大きさおよびその外形の小型化を確保しながらも誤印字の問題を解決することができる。また第2に、小型・簡潔な構造の識別子および判別手段を用いて、タクシーチケット上への印字の技術にさらに加えて、領収書のようなタクシーチケット以外の印字用券300に対して、その種類とは異なった例えばタクシーチケットの情報など異種類の情報を印字してしまうといった間違いをも防ぐことができる。また第3に、小型・簡潔な構造の識別子および判別手段を用いてプリンタ装置が自動的に印字用券300の種類を判別し、その種類に対応して印字モードの切り替えを自動的に行うことができる。これにより、印字用券300の種類に正確に対応した印字を自動的に選択することができ、印字用券300に対して異なった種類の情報を印字することを防ぐことができるだけでなく、印字モードの切り替え自体を自動的に行うことができるので領収書行時のタクシードライバーによる操作等をさらに簡潔化することができるという利点もある。また第4に、印字位置合わせ機構つまり印字位置検出手段600の主要構造を用いて判別手段400の一部を形成する一方、それに用いられる位置合わせマーク601を部分的に用いて前記の判別手段400に用いられる識別子301を形成しているので、プリンタ装置全体としても小型化を殆ど全く損なうことが無い。また印字用券300においてもタクシー料金等の本来必要な情報のための印字領域302の有効面積を殆ど全く損なうことが無い。従って、タクシーメータ付属プリンタ装置に強く要求される小型化を損なうこと無く、かつその印字の正確さおよび印字モード選択の自動化を実現することができ、実際上タクシー車両に搭載可能でかつ誤印字等の無い正確な印字が可能なタクシーメータ付属プリンタ装置を実現することができる。また第5に、識別子301を備えたタクシーチケットや領収書等の印字用券(あるいは印字用紙)300は、上記のように主要部が構成されたプリンタ装置に用いられて、そのプリンタ装置とあいまって上記のような効果を実現することができる。また第6に、識別子301が上記位置合わせマーク601の一部分を兼用して形成されていることにより、印字用券300上の印字領域302の有効面積を殆ど全く損なうことなく前記識別子301を形成することができる。さらには、識別子301と位置合わせマーク601とをほぼ同位置に、かつそれらが互いに一部分を兼用するように配設することにより、印字用券(印字用紙)300をプリンタ装置内の印字位置に合致するまで紙送りして印字位置合わせを行う行程で、それとほぼ同時にその印字用券300の種類を判別することが可能となるので、その構造および判別処理のさらなる簡素化および迅速化を実現することができる。そして第7に、識別子301を印字用券300の外周部303に配置することにより、印字用紙300においてタクシー料金等の本来必要な情報の印字のための印字領域302の有効面積を殆ど全く損なうこと無く印字用券300の種類の判別が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態のタクシーメータ付属プリンタ装置の主要な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るタクシーメータ付属プリンタ装置の、機構としての構造の概要を示す外形図(a)および一部省略断面図(b)である。
【図3】本発明に係る第1の実施形態のタクシーメータ付属プリンタ装置におけるタクシー料金情報の印字を中心とした動作を示す概要フローチャートである。
【図4】本発明に係る第1の実施形態のタクシーメータ付属プリンタ装置におけるタクシー料金情報の印字を中心とした動作を示す概要フローチャートである。
【図5】領収書用の印字用紙304(a)、タクシーチケット用の印字用紙305(b)、チケット305(c)を示す図である。
【図6】本発明に係る第2の実施形態のタクシーメータ付属プリンタ装置におけるタクシー料金情報の印字を中心とした動作を示す概要フローチャートである。
【図7】本発明に係る第2の実施形態のタクシーメータ付属プリンタ装置におけるタクシー料金情報の印字を中心とした動作を示す概要フローチャートである。
【図8】本発明に係る第3の実施形態のタクシーメータ付属プリンタ装置におけるタクシー料金情報の印字を中心とした動作を示す概要フローチャートである。
【図9】本発明に係る第3の実施形態のタクシーメータ付属プリンタ装置におけるタクシー料金情報の印字を中心とした動作を示す概要フローチャートである。
【図10】営業明細書用の印字用紙308を示す図である。
【符号の説明】
100…印字手段、200…選択手段、300…印字用券、400…判別手段、500…印字制御手段、600…位置検出手段
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a taximeter-attached printer device and a printing ticket printed thereby.
[0002]
[Prior art]
Taxi meter-attached printer device is based on taxi usage fee data calculated by a taxi meter equipped with a calculation circuit using a microcomputer, etc. (Hereinafter, printing means not only characters but also printouts of numbers, figures, etc. are generally referred to collectively as printing).
[0003]
The printer device with a taximeter is usually installed near the taximeter. There are various types of drivers' seats such as speedometers and other instruments mounted on general automobiles, operation recorders such as tachographs, taximeters, toll indicators, and commercial wireless devices. The taxi sales equipment is very narrowly arranged.
[0004]
Accordingly, there is a strong demand for a printer device with a taximeter arranged at such a position to reduce the external dimensions of the printer device as much as possible. In order to meet such a need, the taximeter-attached printer device used in the past has been reduced in size, and inevitably a printing ticket (such as a roll-shaped ticket) such as a receipt issued by printing. In addition to the printing paper (the same applies hereinafter), a small one is used in response to the miniaturization of such an apparatus.
[0005]
However, the receipt is generally important as a certificate about money, so it is necessary to reduce the size within a range that does not impair such functionality. It is. That is, it is necessary to make the printing area larger than a certain size.
[0006]
In addition, the printing ticket used for such a printer device is generally printed in a predetermined format with fixed information such as a taxi company name and a date entry column, and is then rolled into a roll shape. It is stored in.
At the time of printing, the printing paper is sent to a printing position by a paper feeder inside the printer apparatus. At this time, alignment can be performed so that printing can be performed at a predetermined position of the preprinted format. is necessary.
[0007]
Therefore, in order to perform the alignment at the time of such printing, an alignment mark is arranged on the printing paper, and the alignment mark is detected on the printer device side and the feeding by the paper feeder is controlled. Detection / control means is provided.
However, at this time, since the printer apparatus and its printing paper are strongly required to be downsized as described above, it is not easy to additionally arrange the means and marks for performing the alignment as described above. Therefore, in order to cope with this, the alignment mark is arranged in the peripheral portion of the printing paper, particularly in the blank portion on either one of the left and right sides of the side edge portion. In this way, while effectively using the blank portion in the printing paper, a detection means having a relatively simple structure such as an optical sensor for optically detecting this is formed in a small size in the printer device. It is possible to provide a means for performing the above alignment without impairing the downsizing of the printer apparatus and without impairing the printing space as a receipt or the like.
[0008]
On the other hand, taxi tickets with a post-payment system are used in which taxi fee payments are postpaid by a ticketing contractor.
In general, the taxi ticket is distributed from a taxi company or a ticket issuing company (ticket association) to which the taxi company belongs to a usage contractor such as a corporation that has a specific contract with the ticket issuing company.
[0009]
A passenger who has received a taxi ticket from a user of a corporation or the like who has signed the contract passes the taxi ticket to the crew member instead of paying the taxi fee in cash when getting off at the destination using the taxi. At this time, the passenger enters the payment amount and his / her name in a predetermined entry column of the taxi ticket and hands them over.
[0010]
However, for example, if a crew member enters an incorrect amount, there is a possibility that unpaid money will be charged to the use contractors with the incorrect amount.
In addition, the taxi ticket collection and usage fee deposit and withdrawal process was done by manually reading the amount handwritten on the taxi ticket and entering it manually. Was becoming difficult.
[0011]
Accordingly, the present applicant has proposed a technique for processing uncollected data using a barcode disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. Hei 6-271222 in order to deal with such a problem of uncollected taxi tickets. .
As a result of this technique, it is possible to prevent erroneous entry of the usage fee in the taxi ticket due to an entry error of the taxi crew, etc., and there is no false claim of unpaid money. In addition, taxi fees and tax-issuing companies can be collected with the simple operation of reading the barcode printed on the taxi ticket to collect the tax-paying fee data that has been receivable on the host computer. It is possible to drastically reduce the time, simplification, and cost reduction of the collection process of the unpaid data by the host computer.
[0012]
[Problems to be solved by the invention]
However, if a printer device for printing a barcode or the like on the taxi ticket as described above is additionally provided around the driver's seat, a problem arises that the driver's seat around the driver's seat is made more dense. Alternatively, it is practically extremely difficult or impossible to install such a printer device around the driver's seat in terms of installation space.
[0013]
On the contrary, unless the bar code printer device for taxi tickets is installed due to such difficulty, the above-described huge and complicated uncollected processing relating to taxi tickets cannot be performed.
Therefore, in order to solve such a problem, it is necessary to provide a printer device for bar code for taxi tickets, etc. inside the printer device for receipt printing, or to partially share the device housing and the printing unit. The inventor has devised.
[0014]
However, to print both taxi ticket barcodes and receipt charges and other information on a single printer, the user selects the taxi ticket printing mode and the receipt printing mode by operating the selection button. It is necessary to switch selectively depending on the situation.
[0015]
In particular, when printing on a taxi ticket, when a taxi driver receives a taxi ticket from a passenger, the taxi driver performs an operation such as switching to a print mode for printing on the taxi ticket. In such a case, a receipt or the like is printed on the taxi ticket.
[0016]
Each taxi ticket should be handled in the same way as a gold voucher, so it cannot be reissued, so the wrongly printed taxi ticket can no longer be used, and a mistake is returned. Is no longer attached. Therefore, it is not allowed to make a mistake in the type of printing.
[0017]
Or, conversely, you should print a receipt, but if you accidentally select a taxi ticket-compatible print mode and print the taxi ticket information on the receipt printout paper, the receipt is completely useless. Will have to be reissued. Such a receipt is generally printed at the time of payment. In that case, taxi drivers and passengers need to process the payment within a short time due to traffic conditions, etc. Reissuing a receipt is also inconvenient for both parties.
[0018]
Or, in addition to the existing taxi tickets and receipts as mentioned above, it will be used in combination with other types of transportation tickets such as railways due to the recent diversification of cards. Taxi tickets, etc. are expected to be added as new types. Even in such cases, new types of tickets and conventional taxi tickets and receipts are distinguished and their formats and contents are compatible. It is required to print the information without mistakes. However, when a new type of printing ticket is added in this way, the selection of the printing mode becomes more complicated and mistakes are more likely to occur. Even when there are more types of printing paper (formats for each type of ticket), it is possible to prevent information on a different ticket type from being erroneously printed on at least a taxi ticket as described above. Must-have. Alternatively, more preferably, it is required to automatically perform correct printing corresponding to each ticket type.
[0019]
However, as described above, the printer device is required to be as small as possible. Therefore, in addition to the conventional printer device for receipt or unaccepted, a printer device for each ticket type is newly added. Arrangement and the like are practically impossible from the viewpoint of the installation space around the driver's seat as described above. Moreover, even on the side of the printing paper such as taxi tickets or receipts, the printing space that can be used effectively has already been used almost to the limit, and the usable portion of the surrounding blank area has already been considerably used as described above. Therefore, there is a problem that it is practically impossible to further enlarge the area used for the means for automatically selecting the print mode on such print paper.
[0020]
As a result, there is a high possibility that the wrong type of information will be printed on the taxi ticket as described above, and it is also possible to use a printer device that uses both a taxi ticket and a receipt. It will not be possible. If a printer with such a small size is not feasible, it is practically difficult to install a taxi ticket printer as described above. As a result, barcode printing on the taxi ticket is difficult. However, there is a problem that the huge and complicated uncollected processing related to the taxi ticket as described above becomes practically impossible.
[0021]
The present invention has been made to solve such a problem, and does not impair the downsizing of the printer device as described above, and is capable of printing that accurately corresponds to the type of printing ticket (printing paper). It is an object of the present invention to provide a printer device with a taximeter that can perform the above.
[0022]
[Means for Solving the Problems]
First, the taxi meter-attached printer device of the present invention is operated on at least a taximeter (not shown) corresponding to the printing ticket for any of a plurality of types of printing tickets including a taxi ticket. In the taximeter-attached printer apparatus, comprising: a printing unit 100 for printing information including taxi fare information; and a selection unit 200 for selecting a printing target by the printing unit 100 from the plurality of types of printing tickets. The voucher 300 is a printing voucher 300 in which an identifier 301 corresponding to the voucher type of the printing voucher 300 is disposed on the outer peripheral portion 303 so as to avoid the printing area 302, A determination unit 400 for determining whether the voucher 300 is a taxi ticket based on the identifier 301, and the selection unit 2 When the taxi ticket is selected as the object to be printed at 0 and the discriminating means 400 determines that the printing ticket 300 is a taxi ticket, the taxi ticket corresponds to the taxi ticket. The above-mentioned printing is performed, and when the other-type printing ticket is selected as the printing object by the selection means 200, and the determination means 400 determines that the printing ticket 300 is a taxi ticket. Comprises a printing control means 500 for controlling the printing means 100 so as not to print the taxi ticket.
[0023]
In other words, according to the present invention, it is possible to accurately print the taxi ticket in the printing ticket 300 separately from the receipt. Incorrect printing of information can be prevented.
Moreover, according to the present invention, even if the identifier 301 is added, the area of the printing area 302 of the printing ticket 300 is hardly damaged. Therefore, the preferred size of the printing area as a taxi ticket certificate and its size While ensuring the miniaturization of the outer shape, the problem of erroneous printing can be solved.
[0024]
Secondly, the taxi meter-attached printer device according to the present invention is the taxi fare information calculated by at least the taximeter corresponding to the printing ticket for any one of a plurality of types of printing tickets including at least a taxi ticket. In the taximeter-attached printer device, the printing ticket 300 includes a printing unit 100 that prints information including information, and a selection unit 200 that selects a target to be printed by the printing unit 100 from the plurality of types of printing tickets. Is a printing ticket 300 in which the identifier 301 corresponding to the ticket type of the printing ticket is disposed on the outer peripheral portion 303 avoiding the printing area 302, and the printing ticket 300 inserted into the printing means 100 is Based on the identifier 301, a determination unit 400 that determines whether the ticket is a taxi ticket, and the selection unit 200 When the taxi ticket is selected, if the discriminating means 400 determines that the printing ticket 300 is a taxi ticket, the taxi ticket is printed corresponding to the taxi ticket, When the selection means 200 selects the other-type printing ticket as the printing target, if the determination means 400 determines that the printing ticket 300 is the other-type printing ticket, the other type The above-mentioned printing corresponding to the other-type printing ticket is performed on the seed printing ticket. If the printing unit 300 determines that the printing ticket 300 is a taxi ticket, Includes a printing control means 500 for controlling the printing means 100 so as not to perform printing.
[0025]
That is, in the second technique, in addition to the print target of the first description using the identifier 301 and the discriminating means 400 having a small and simple structure almost the same as the first description, a taxi ticket or a receipt In addition to this, for example, even when a third printing ticket 300 such as a business certificate is added to the selected branch, erroneous printing that erroneously prints information on the ticket type on the taxi ticket is prevented. Information corresponding to the printing ticket 300 other than the taxi ticket can be printed.
[0026]
Thirdly, the taxi meter-attached printer device of the present invention is a taxi fare calculated by at least a taximeter corresponding to the printing ticket for any one of a plurality of types of printing tickets including a taxi ticket. A taximeter-attached printer apparatus comprising: a printing unit 100 that prints information including information; and a selection unit 200 that selects a target to be printed by the printing unit 100 from the plurality of types of printing tickets. Reference numeral 300 denotes a printing ticket 300 in which an identifier 301 corresponding to the ticket type of the printing ticket 300 is disposed on the outer peripheral portion 303 so as to avoid the printing area 302, and the printing ticket inserted into the printing means 100. Based on the identifier 301, a determination unit 400 that determines whether 300 is a taxi ticket, and the determination unit 400 When it is determined that the printing ticket 300 is a taxi ticket, the information corresponding to the taxi ticket is printed on the taxi ticket, and the printing ticket 300 is a printing ticket different from the taxi ticket. When it is determined that there is a print ticket, the print ticket control unit 500 controls the print unit 100 to print information corresponding to the print ticket 300 on the print ticket 300.
[0027]
That is, in both the first and second technologies described above, the taxi driver uses the selection means 200 to switch between the taxi ticket print mode and the receipt print mode. However, in this third taximeter-attached printer device, the printer device automatically discriminates the type of the printing ticket 300 by using the identifier and the discriminating means having a small and simple structure in the same manner as the first description. The print mode is automatically switched according to the type.
[0028]
As a result, it is possible to automatically select a print that accurately corresponds to the type of the printing ticket 300, and to prevent different types of information from being printed on the printing ticket 300. In addition, since the printing mode can be automatically switched, there is an advantage that the operation of the taxi driver at the time of printing the receipt or taxi ticket can be further simplified and accurate.
[0029]
According to a fourth aspect of the present invention, in the taximeter-attached printer device according to any one of the first to third aspects, the printing ticket 300 inserted into the printing means 100 reaches a predetermined position. A position detecting unit 600 that detects the fact that the printing ticket 300 has reached the position, and the determination unit 400 performs the determination until the printing ticket 300 reaches the position. The ticket 300 is provided with an identifier 301 used when the type of the printing ticket 300 is discriminated by the discriminating means 400 and an alignment mark 601 by which the position detection means 600 detects the inserted position. And a printing ticket 300 in which the identifier 301 and the alignment mark 601 are arranged to share at least a part of each other. It is characterized in that.
[0030]
That is, a registration mark 601 is disposed on a receipt printing ticket (including roll-shaped printing paper) 300, and a print position detecting means (print alignment mechanism) 600 is disposed on the printer side. However, in the fourth technique, a part of the discriminating means 400 of the first to third techniques is formed by using such a printing position alignment mechanism, that is, the main structure of the printing position detecting means 600. Further, since the identifier 301 used for the determination unit 400 is formed by partially using the alignment mark 601 used therefor, there is almost no loss in miniaturization of the entire printer apparatus. In the printing ticket 300, the effective area of the printing area 302 for originally necessary information such as a taxi fare is hardly impaired. Therefore, it is possible to realize the accuracy of printing and the automatic selection of the printing mode without impairing the downsizing which is strongly demanded of the printer device attached to the taximeter. It is possible to realize a taximeter-attached printer device capable of accurate printing without any problem.
[0031]
In addition, according to the fifth aspect of the present invention, there is provided printing means 100 for printing information including at least taxi fare information corresponding to the printing ticket 300 for any one of a plurality of types of printing tickets including at least a taxi ticket. , A position detecting means 600 for detecting that the printing ticket 300 inserted in the printing means 100 has reached a predetermined position, and a plurality of types of the printing ticket as a target of printing by the printing means 100. A selection means 200 for selecting from among the determination means 400 for determining whether or not the printing ticket 300 is a taxi ticket in a process until the printing ticket 300 reaches the position; When the taxi ticket is selected as the object to be printed by the means 200, the printing ticket 300 is displayed in the taxi ticket by the determination means 400. If the taxi ticket is determined to be, a taxi meter-attached printer device comprising a print control unit 500 that controls the printing unit 100 to print the information corresponding to the taxi ticket on the taxi ticket. A printing ticket 300 to be used, and an identifier 301 used when the type of the printing ticket 300 is determined by the determination unit 400 is disposed at a predetermined position of the printing ticket 300. The printing ticket 300 is characterized by the following.
[0032]
That is, the fifth technique is a technique related to a printing ticket (or printing paper) 300 such as a taxi ticket or a receipt provided with an identifier 301 used in the fourth taximeter-attached printer device. As described above, the effects described in the fourth and the like can be obtained by using the printer device in which the main part is configured as described above.
[0033]
According to the present invention, sixthly, in the printing ticket 300 according to the fifth aspect, the printing ticket 300 is further provided with an alignment mark 601 for detecting the inserted position by the position detecting means 600. The printing ticket is characterized in that the identifier 301 and the alignment mark 601 are arranged to share at least a part of each other.
[0034]
That is, the sixth technique is a technique related to a printing ticket (or printing paper) 300 such as a taxi ticket or a receipt used in the fourth taximeter-attached printer device or the like. By forming a part of the alignment mark 601, the identifier 301 can be formed with almost no loss of the effective area of the printing area 302 on the printing ticket 300. By using it, the effect as described in the fourth aspect can be obtained.
[0035]
Further, as in the sixth technique, the identifier 301 and the alignment mark 601 are arranged at substantially the same position, and so that they also serve as a part of each other, whereby the printing ticket (printing paper) 300 is replaced with a printer. In the process of feeding the paper until it matches the printing position in the apparatus and performing the printing position alignment, it is possible to determine the type of the printing ticket 300 almost simultaneously with it, so that the structure and the determination process are further simplified. And speeding up can be realized.
[0036]
Seventhly, according to the present invention, in the printing ticket 300 according to the fifth or sixth aspect, the printing ticket 300 further includes the identifier 301 disposed on an outer peripheral portion 303 so as to avoid the printing area 302 on which the information is printed. It is a printing ticket characterized by being made.
By arranging the identifier 301 on the outer peripheral portion 303 of the printing ticket 300 in this way, printing can be performed with almost no loss of the effective area of the printing area 302 for printing information necessary for taxi fare etc. on the printing paper 300. The type of the voucher 300 can be determined.
[0037]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of a printer device with a taximeter according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
(Embodiment 1)
FIG. 1 is a block diagram showing a main configuration of a printer device attached with a taximeter according to a first embodiment of the present invention.
[0038]
The taximeter-attached printer device according to the present invention corresponds to the printing ticket for any one of a plurality of types of printing tickets such as a receipt, a usage calculation sheet, and a non-collected receipt including at least a taxi ticket. Printing means 100 for printing at least information including taxi fare information calculated by a taxi meter (not shown), that is, various information relating to taxi fare such as general usage amount, usage date and car number, and this printing unit 100 Selecting means 200 for selecting the printing object by the above-mentioned plural types of printing tickets.
[0039]
Further, the printing ticket 300 is the printing ticket 300 in which the identifier 301 corresponding to the ticket type of the printing ticket 300 is disposed on the outer peripheral portion 303 so as to avoid the printing area 302, and the printing means When a taxi ticket is selected as a printing target by the discriminating means 400 for discriminating whether or not the printing ticket 300 inserted in 100 is a taxi ticket based on the identifier 301, When it is determined by the determination unit 400 that the printing ticket 300 is a taxi ticket, printing corresponding to the taxi ticket is performed. If it is determined that the printing ticket 300 is a taxi ticket by the determination means 400, the taxi ticket So as not to perform printing for, and a print control unit 500 for controlling the printing means 100.
[0040]
Further, the taximeter-attached printer apparatus further includes position detecting means 600 for detecting that the printing ticket 300 inserted into the printing means 100 has reached a predetermined position. And the said discrimination means 400 discriminate | determines the said ticket type during the process until the said printing ticket 300 reaches | attains a predetermined position. For this purpose, the printing ticket 300 includes an identifier 301 used when the discrimination means 400 discriminates its type and an alignment mark 601 used by the position detection means 600 to detect the inserted position. Is arranged. The identifier 301 and the alignment mark 601 are arranged so as to share at least a part of each other.
[0041]
FIG. 2 is an outline view (a) and a partially omitted cross-sectional view (b) showing an outline of the structure as a mechanism of the printer device with attached taximeter according to the present invention having the above-described schematic configuration.
The printer apparatus according to the present embodiment includes a print sheet 304 stored in a roll shape in a casing 700 of the printer apparatus to be used as a print ticket 300 for a receipt, and the print sheet 304 or taxi ticket 305 (that is, A printing head 101 such as a thermal transfer type printer head that prints taxi fare information corresponding to the ticket type on the printing ticket 300), and the position where the printing head 101 prints in the printing area 302. A printing ticket feeder (printing feeding mechanism) 102 that feeds out the printing paper 304 and, at the time of printing, the printing ticket 300 is fed out in accordance with the progress of the printing, and the printing ticket feeder 102 feeds out the printing paper. A discharge port 103 through which the printed ticket 300 is finally discharged, and the printing paper 304 or taxi ticket for the receipt. When the printing ticket 300 such as the printing paper 305 for printing is fed out and the printing position is aligned, it is detected that the printing ticket 300 has reached a predetermined position, and the printing ticket In order to discriminate 300 ticket types, the optical sensor 602 for irradiating light to the outer peripheral portion 303 of the printing ticket 300 and detecting the reflected light, and the control of the printing function including the operation of the entire printer device, A microcomputer (microcomputer; hereinafter abbreviated as microcomputer) 501 that forms print data from data relating to taxi fare read from a taxi meter (not shown), and a receipt selection button 201 that is pressed when selecting receipt printing. Operation buttons including a taxi ticket selection button 202 and other print mode selection buttons 203 that are pressed when selecting a taxi ticket A group 204 includes the main part of its structure.
[0042]
In each of the above structures, the print head 101 and the print ticket feeder 102 are mechanical main parts of the printing means 100, and the receipt selection button 201 and taxi ticket selection button 202 are mechanical main parts of the selection means 200. The optical sensor 602 constitutes the main mechanical parts of the discrimination means 400 and the position detection means 600, respectively. The main part of the print control means 500 that controls the above means and performs data processing is constituted by a microcomputer 501.
[0043]
In particular, since the optical sensor 602 is used as both the discriminating unit 400 and the position detecting unit 600, it contributes to the miniaturization almost the same as the external size of the conventional apparatus.
In the taximeter-attached printer apparatus according to the present invention as described above, a format 306 is printed in advance as a printing ticket 300 at a predetermined position as shown in FIG. Receipt printing paper 304 on which mark-like identifiers 301a are arranged, or there is no format as shown in FIG. 5B, and only a set of two black mark-like identifiers 301a is preliminarily provided for each predetermined position. Taxi having printed receipt paper 304 for printing and a format 307 printed in advance at a predetermined position as shown in FIG. 5 (c) and one black mark-like identifier 301b. Ticket printing paper 305 is selected and printed as desired by the user of the apparatus. As shown in FIG. 5, the feeding direction (feed direction) of each printing ticket 300 is upward in the figure, and the insertion direction to the printer device (limited to the ticket piece type) is upward in the figure. is there.
[0044]
Next, the operation centering on the printing of taxi fare information in the taximeter-attached printer apparatus according to the first embodiment of the present invention, the main part of which is configured as described above, is shown in the outline flowcharts of FIGS. This will be explained based on.
First, at the start of the printing operation, the microcomputer 501 resets the flag F to the initial value F = 0 (step 1; hereinafter abbreviated as s1).
[0045]
When the optical sensor 601 detects that a ticket-like printing ticket 300 such as a taxi ticket 305 in this embodiment is inserted and set through the discharge port 103 (s2), the printing ticket 300 is printed. Is fed out of the printer by the printing ticket feeder 102 (s3).
[0046]
This feed is continued until the black mark of the identifier 301 disposed on the printing ticket 300 is detected (N in s3 to s4 to N to s3 in s5). Alternatively, in the case of the printing paper 304 of a roll paper receipt, since it is set in advance, the process has already been completed up to s2, and then the black mark on the printing paper 304 is detected (Y in s5) and stopped. The feeding of the printing paper 304 is continued until (s6) (s3).
[0047]
Here, when the black mark is not detected (N of s5), the feeding of the printing ticket 300 is continued, so if the printing ticket 300 is the printing sheet 305 of a ticket-like taxi ticket. In this case, the feed is continued to the end, and finally the printing paper 305 is discharged (Y in s4).
[0048]
When the optical sensor 601 detects this, the printing process is stopped under the control of the microcomputer 501 (s7).
Such cases may occur when, for example, the taxi ticket printing paper 305 is inserted upside down or in the wrong direction, or the taxi ticket printing paper 305 is set in an insufficient state. This is the case. In other words, when the taxi ticket printing paper 305 is inserted in the wrong state at step s5, the printer apparatus automatically discharges the taxi ticket printing paper 305 without printing. Accordingly, it is possible to prevent erroneous printing due to an incorrect setting of the ticket-shaped printing ticket 300.
[0049]
Subsequently, when a black mark is detected by the optical sensor 601 (Y in s5), the printing paper feeder 102 stops feeding (s6).
When the passenger arrives at the destination and pays the taxi fare, the receipt printing sheet 304 or the taxi ticket printing sheet 305 is printed. By pressing a selection button of a desired ticket type from 204, the information to be printed is selected (any of s8 to s10).
[0050]
Here, when the taxi ticket selection button 202 is pressed and a taxi ticket is selected as the type of ticket to be printed (Y in s8), taxi fare data calculated by a taxi meter (not shown) and accompanying taxi Data such as date of use and car number printed on the ticket 305 is read from the taximeter. Needless to say, a RAM in the microcomputer 501 or a RAM or EEPROM arranged as a peripheral device thereof may be used as the reading destination.
[0051]
When the taxi ticket 305 is selected as a printing target in this way, printing based on the taxi fare data or the like is performed by the printer head 102 which is a mechanism unit of the printing unit 100. That is, the information corresponding to the taxi ticket can be printed at the correct position (s11).
[0052]
At this time, if the taxi ticket printing sheet 305 is not set at the stage s2, as a result, the printing at s9 is printed on the receipt printing sheet 304. In this case, Since the printing paper 304 can be discarded, after it is disposed of, the taxi ticket printing paper 305 is correctly set and the selection button 202 is pressed again, and the taxi ticket printing paper 305 is placed on the printing paper 305. It is only necessary to print the corresponding information correctly.
[0053]
On the other hand, if the receipt selection button 201 is pressed and printing of the receipt (information corresponding to it) is selected (Y in s9), whether the taxi ticket printing sheet 305 is actually set or not Regardless of whether the printing paper 304 is set, the printing ticket feeder 102 feeds the printing ticket 300 first (s12).
[0054]
If the second black mark is detected while continuing the feed (Y of s13), the printing ticket 300 having such a second black mark, that is, the identifier 301a is used for the receipt. Therefore, the information on the receipt is printed assuming that it corresponds correctly (s16).
However, at this time, in order to detect the second black mark, the printing paper 304 is fed in s12 and the position is moved. Therefore, in order to print at a predetermined correct position, Here, it is necessary to perform alignment for printing again. Therefore, the second black mark used as the identifier 301a is also used as the alignment mark 601 to perform printing alignment.
[0055]
That is, even after the optical sensor 602 once detects the black mark, the printing ticket 300 is further fed (s14), and after passing through the end of the black mark, the whitish ground color of the paper is detected again. (S15), the printing for the receipt is started from that time (s16). In this way, printing corresponding to the bill type and the printing position is performed on the printing paper 304 for receipt.
[0056]
On the other hand, if the taxi ticket printing paper 305 is mistakenly inserted even though the selection button 201 is pressed and printing of the receipt is selected, printing is performed on the printing paper 305. It is automatically discharged without being done.
This is because the taxi ticket printing sheet 305 has only one black mark as the identifier 301b as shown in FIG. 3 and the like, so it is unlikely that the second black mark will be detected in s13. . Accordingly, the feed of s12 is continued even after the end of the printing paper 305, and as a result, the printing paper 305 is discharged from the printer apparatus (s17). When the printing paper 305 is discharged, the optical sensor 602 detects this and the printing process is stopped (s18).
[0057]
Here, if the taxi ticket printing paper 305 is set in an inappropriate state from the time of setting s2, depending on the state, only one black mark on the printing paper 305 may be the second piece. The black mark may be detected as a print mark 304, and may be erroneously determined as the receipt print sheet 304. However, in fact, it is impossible to execute printing in such a case.
[0058]
This is because in the case of the printing paper 305 in which only one black mark is disposed, only one black mark (that is, the alignment mark 601 and identifier 301b) has already been detected in s5. On the contrary, unless it is detected, it does not proceed to the process including the subsequent printing process. Therefore, it is not possible to detect another black mark after the detection of only one black mark. It is impossible.
[0059]
As described above, according to the technique of the present invention, it is possible to perform a double / triple check that checks not only the type of print information but also the setting state and alignment of the print paper, and the reissue is not required. Correct printing can be realized by reliably preventing erroneous printing on possible taxi tickets.
[0060]
Moreover, since the means for performing such double / triple reliable checks can be constructed using an extremely simple mechanism, the printing ticket can be printed without any loss of downsizing as a printer device. Therefore, it is very suitable as a printer device which is arranged around the driver's seat of a taxi vehicle and issues various certificates.
[0061]
In the above printing process, when it is desired to stop the printing process after s6, it goes without saying that the printing stop may be selected and executed as shown in s10. For this purpose, for example, the selection button 205 shown in FIG. 2 may be allocated as a print cancel button, and a program may be set so that a print stop command is input to the print control means 500, that is, the microcomputer 501 when this button is pressed.
[0062]
(Embodiment 2)
In the first embodiment, the case where one type of taxi ticket and receipt is selected as the print information has been described. However, the type of information to be printed is not limited to the selection from the above two types. . In addition, the present invention can also be applied to a case where printing is selected from more types of information. That is, even when a third type other than the taxi ticket or the receipt is added, the technique of the present invention can be used as described above.
[0063]
The third type corresponds to, for example, a business statement or a payment instruction written by printing information such as daily sales, etc., but such information has conventionally been mainly recorded on a roll-type printing paper 304. It is almost printed. Therefore, in this embodiment, the roll-type printing paper 304 is used as the printing ticket 300 on which the business statement is printed. That is, the business statement and the receipt are printed on the same printing paper 304 using the same printing paper 304. As the printing paper 304, as shown in FIG. 5B, a plain printing paper 304 whose format is not printed in advance and other than the identifier 301a can be suitably used.
[0064]
In the present embodiment, a case will be described in which a taxi ticket is printed on a ticket-like (that is, sheet-fed) printing paper 305, and a receipt and a business certificate are printed on a roll-type printing paper 304.
In the following description and drawings, the same parts and steps as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals as those in the first embodiment in order to simplify the description.
[0065]
The main part of the printer device with a taximeter according to the second embodiment is configured as shown in FIG. 1 as in the first embodiment. An identifier 301 used for the same is the same as that in the first embodiment.
Thus, the mechanical part of the printer apparatus of the second embodiment can be constructed using the same parts as those of the first embodiment. And the operation | movement as shown below can be performed with the program of the microcomputer 501 used in it, and also 3rd ticket type can be printed.
[0066]
The selection button 203 shown in FIG. 2 is used as a selection button to be pressed to select information on the business statement, and the button shown in FIG. 2 is used as a print processing stop button as described in the first embodiment. 205 is used.
As shown in the schematic flowcharts of FIGS. 6 and 7, the taximeter-attached printer device of the second embodiment is a taxi as information to be printed after passing through the steps s1 to s6 similar to the flowchart of FIG. One of the ticket, the receipt, the business certificate, or the print processing cancellation is selected, and the corresponding one of the selection buttons 204 is pressed (Y in s21 to s24).
[0067]
When a taxi ticket is selected (Y in s21), information corresponding to the taxi ticket is printed as shown in FIG. 7 (s25). Printing at this time is the same as in the first embodiment (s11, etc.).
When a receipt is selected (Y in s22), a flag (hereinafter abbreviated as F) F = 1 is set (s26).
[0068]
When the business certificate is selected (Y in s23), F = 2 is set (s27).
Alternatively, if cancel is selected (Y in s24), the process returns to s2.
When the printing of the business certificate or the receipt is selected, the set printing ticket 300 is converted into a taxi ticket through a series of steps s12 to s15 as in the first embodiment. It is determined in the same manner as in the first embodiment that the print ticket 305 is not. If it is determined, printing corresponding to the selection is executed (s28 to s31). That is, if F = 1 (Y in s28), printing corresponding to the receipt is executed (s29). Or if F = 2 (Y of s30), the printing corresponding to the business certificate is executed (s31). However, if F is neither 1 nor 2 (N in s30), the process returns to s6 without executing printing and waits for a command type selection command.
[0069]
When each printing is completed, F is also reset, the process returns to s1, and a waiting state is set until the printing ticket 300 is set next time.
As described above, according to the present invention, even when the third type is added as the type of information to be printed, taxi tickets are distinguished from other ticket types in the same manner as in the first embodiment, and taxi ticket printing is performed. In particular, erroneous printing on the voucher 305 can be reliably prevented.
[0070]
(Embodiment 3)
In both the first and second embodiments, there are two or three types of information to be printed. However, as a ticket type of the printing ticket 300 to be printed, a sheet-type taxi ticket or a receipt and There were two types of rolls that are also used in business statements.
[0071]
However, the present invention can also be applied to cases where taxi tickets, receipts, and business statements are all different types of ticket 300 for printing. For example, a taxi ticket is a unique sheet-fed printing ticket as a taxi ticket, a receipt is a roll-type printing ticket, and a business statement is a unique sheet-fed printing ticket as a business statement. The technique of the present invention can also be applied to the case where each is printed on a ticket.
[0072]
In addition, according to the technique shown in the third embodiment, it is possible to automatically discriminate between the three different types of printing paper and execute printing corresponding to each of them, particularly erroneous printing. Accurate printing can be performed by reliably preventing an erroneous printing for an unacceptable taxi ticket in advance.
[0073]
Also in the third embodiment, the main part of the printer device attached to the taximeter is configured as shown in FIGS. 1 and 2 as in the first embodiment. Then, the operation as shown below is executed by the program of the microcomputer 501, and the third bill type can be printed.
[0074]
On the other hand, the identifier 301 used for the taxi ticket and the receipt is the same as in the first embodiment, and the same one as that in the first embodiment can be used. As for the printing paper 308 of the business description, an identifier 301c including three black marks is disposed as the identifier 301 as shown in FIG. Further, the feeding direction of the printing paper 308 is upward in the figure, and the insertion direction is downward in the figure.
[0075]
In the following description and drawings, the same parts and steps as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals as those in the first embodiment in order to simplify the description.
As shown in the schematic flowcharts of FIGS. 8 and 9, the taximeter-attached printer apparatus according to the third embodiment waits for an input of an issue start command through the same steps s1 to s6 as in the flowchart of FIG. It becomes the state of.
[0076]
Subsequently, when the issue button 206 is pressed (s31), the printing ticket feeder 102 is controlled by the microcomputer 501 to feed the printing ticket 300 over a preset length (s32). The mechanical technology of the conventional printing ticket feeder 102 that feeds a plain roll paper over a predetermined length can be applied to the mechanical feed function itself. That is, if the feed length at one time is set to a length necessary for reading the identifier 301, the mechanical feed over the predetermined length as described above can be executed.
[0077]
The identifier 301 crossing under the optical sensor 602 is detected while the feeding of the printing ticket 300 over the preset length is continued. The number n is counted by the microcomputer 501 that substantially constitutes the print control means 500 until the feed is completed (s33).
[0078]
Corresponding to the counted number n of black marks, when n = 0 (Y in s34), the information corresponding to the taxi ticket is printed by the printer head 101, which is the mechanism of the printing means 100 (s35). When n = 1 (Y in s36), information corresponding to the receipt is printed (s37). Alternatively, when n = 2 (Y in s38), information corresponding to the business statement is printed (s39). When printing is completed, the process returns to s2 and F is reset to the initial value.
[0079]
Here, by controlling the taxi ticket printing ticket 305 to perform printing only when n = 0 as described above, erroneous printing on the taxi ticket can be avoided.
That is, in the case of the technique of the present embodiment, the misprinting of the bill type for the taxi ticket occurs when a mistake occurs in the count of n as described above. It disappears by making it correspond to a taxi ticket. This is because the taxi ticket printing ticket 305 has only one black mark as the identifier 301b, one of which is before the n is counted as the alignment mark 601 to start counting n. Since it has already been detected and passed, it is impossible for the one black mark to be counted when counting n. That is, by controlling to print a taxi ticket only when n = 0 as in the present embodiment, information on other types of other ticket types is erroneously printed on the taxi ticket printing ticket 305. Disappears.
[0080]
Alternatively, although it is considered that the following event occurs only with a low probability, even if a mistake occurs in reading the black mark by the optical sensor 601, according to the technique of the present invention, It is possible to avoid erroneous printing of information on different types of taxi tickets.
[0081]
That is, if n is not 0, 1, or 2 in s38 (N in s38), there should be some trouble when detecting the black mark by the optical sensor 602. In this case, The feeding of the printing ticket 300 by the printing paper feeder 102 is executed again (s40).
[0082]
If the black mark is not detected even when the printing ticket 300 is fed to its end while continuing such feeding (N in s41), it is the smallest number of black marks (ie, one). This means that the probability of being a taxi ticket printing paper 305 is the highest. In addition, at this time, unless the black mark shared as the identifier 300 and the alignment mark 601 is detected, the printing ticket 300 continues to be fed as it is, so the printing ticket 300 having a high probability of being a taxi ticket is discharged ( Y of s42). That is, the taxi ticket is discharged with the highest probability as a result without causing erroneous printing. Then, the printing process is stopped (s43).
[0083]
By controlling the taxi ticket printing that is most necessary to prevent erroneous printing as described above only when the number of n is the smallest (that is, n = 0), erroneous printing occurs in a normal case. Nothing will happen.
Even if a mistake occurs in the counting of the black mark (even if such a mistake occurs with a low probability), the highest probability of erroneous printing on the taxi ticket Can be prevented.
[0084]
This is because if a mistake occurs in the optical reading of the black mark due to a disturbance cause such as the setting position when the printing ticket 300 is inserted is not suitable, it is different from the printing ticket 300. There is a high possibility that the ticket type will be printed incorrectly. Therefore, in such cases, printing on taxi tickets must be avoided. In other words, in this case, information other than taxi tickets must not be printed.
[0085]
Therefore, the printing of information other than taxi tickets is limited to be performed only when the number of detected black marks is greater than that of taxi tickets (ie, n = 1, 2, 3, etc.), so that black marks However, the probability that this will occur is reduced as the number of times of detection is increased, so the probability that the above-mentioned different type of printing is performed on a taxi ticket having only one black mark can be reduced.
[0086]
In this way, even if a black mark counting error of the identifier 301 having a lower occurrence probability than the original occurs, the probability that different types of information are erroneously printed on the taxi ticket can be made extremely low.
As described above, according to the technique of the present invention, even when the black mark of the identifier 300 cannot be read accurately due to some disturbance as described above, the taxi ticket which is not allowed to be erroneously printed is given priority. It can be discharged without printing so that it can be protected from erroneous printing.
[0087]
On the other hand, if a black mark is detected before the printing ticket 300 is discharged in s39 to s40 (Y in s40), there are at least two black marks in the printing ticket 300. Therefore, there is a high probability that the printing ticket 300 is not a taxi ticket. And in this case, even if information of a different type from the ticket type is erroneously printed on the printing ticket 300, it is different from a gold ticket such as a taxi ticket and can be reissued. It may be left to the judgment of the taxi driver or passenger who performs the printing to execute or cancel the printing. Therefore, in this case, the process returns to the state waiting for pressing the issue button (s6). Alternatively, it goes without saying that this return destination may return to the step indicated by s2 in FIG.
[0088]
As described above, in the third embodiment according to the present invention, it is possible to automatically discriminate between three different types of printing paper, and to accurately print information corresponding to each of them. Even if a mistake occurs in the automatic determination, it is possible to prevent erroneous printing and to perform accurate printing especially for a taxi ticket that does not allow erroneous printing.
[0089]
In each of the above-described embodiments, the receipt is printed on the roll-type printing ticket 304. However, the receipt sheet is not limited to this, and a single-wafer-type ticket piece may be used. Needless to say. In this case, however, it goes without saying that the identifier 301 is used differently as described above.
[0090]
【The invention's effect】
As described above in the detailed description, according to the present invention, first, according to the present invention, the taxi ticket of the printing ticket 300 can be accurately distinguished from the receipt and printed. Therefore, it is possible to prevent erroneous printing of other types of information such as receipts on taxi tickets that are not particularly reissued. Moreover, according to the present invention, even if the identifier 301 is added, the area of the printing area 302 of the printing ticket 300 is hardly damaged. Therefore, the preferred size of the printing area as a taxi ticket certificate and its size While ensuring the miniaturization of the outer shape, the problem of erroneous printing can be solved. Second, in addition to the technology for printing on taxi tickets, using a small and concise identifier and discriminating means, the printing ticket 300 other than a taxi ticket such as a receipt, It is possible to prevent mistakes such as printing different types of information such as taxi ticket information different from the type. Third, the printer device automatically determines the type of the printing ticket 300 using a small and simple structure identifier and determination means, and automatically switches the printing mode in accordance with the type. Can do. As a result, it is possible to automatically select printing corresponding to the type of the printing ticket 300, and not only can prevent different types of information from being printed on the printing ticket 300, but also printing. Since the mode switching itself can be performed automatically, there is an advantage that the operation by the taxi driver at the time of receipt can be further simplified. Fourthly, a part of the discriminating means 400 is formed by using the main structure of the print position adjusting mechanism, that is, the print position detecting means 600, while the discriminating means 400 is partially used by the alignment mark 601 used therefor. Since the identifier 301 used for the printer is formed, the downsizing of the entire printer apparatus is hardly lost. In the printing ticket 300, the effective area of the printing area 302 for originally necessary information such as a taxi fare is hardly impaired. Therefore, it is possible to realize the accuracy of printing and the automatic selection of the printing mode without impairing the downsizing which is strongly demanded of the printer device attached to the taximeter. It is possible to realize a taximeter-attached printer device capable of accurate printing without any problem. Fifth, a printing ticket (or printing paper) 300 such as a taxi ticket or a receipt provided with the identifier 301 is used in the printer device having the main part as described above, and is combined with the printer device. Thus, the effects as described above can be realized. Sixth, since the identifier 301 is also formed as a part of the alignment mark 601, the identifier 301 is formed with almost no loss of the effective area of the printing area 302 on the printing ticket 300. be able to. Furthermore, by arranging the identifier 301 and the alignment mark 601 at substantially the same position and so that they also serve as a part of each other, the printing ticket (printing paper) 300 matches the printing position in the printer device. In the process of adjusting the printing position by feeding the paper until it is possible, the type of the printing ticket 300 can be discriminated almost at the same time, so that the structure and discrimination processing can be further simplified and speeded up. Can do. And, seventhly, by disposing the identifier 301 on the outer peripheral portion 303 of the printing ticket 300, the effective area of the printing area 302 for printing originally necessary information such as taxi fare on the printing paper 300 is almost completely lost. Therefore, it is possible to determine the type of the printing ticket 300.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a main configuration of a printer device attached with a taximeter according to a first embodiment of the present invention.
FIGS. 2A and 2B are an outline view (a) and a partially omitted cross-sectional view (b) showing an outline of a structure as a mechanism of a printer apparatus with a taximeter according to the present invention.
FIG. 3 is a schematic flowchart showing an operation centering on printing taxi fare information in the taximeter-attached printer device according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a schematic flowchart showing an operation centered on printing taxi fare information in the taximeter-attached printer device according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing a printing paper 304 (a) for receipt, a printing paper 305 (b) for taxi tickets, and a ticket 305 (c).
FIG. 6 is a schematic flowchart showing an operation centering on printing taxi fare information in the printer device with attached taximeter according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a schematic flowchart showing an operation centering on printing taxi fare information in the taximeter-attached printer device according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a schematic flowchart showing an operation centering on printing taxi fare information in a taximeter-attached printer device according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a schematic flowchart showing an operation centering on printing taxi fare information in a printer device attached with a taximeter according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a diagram showing a printing sheet 308 for a business statement.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 100 ... Printing means, 200 ... Selection means, 300 ... Printing ticket, 400 ... Discrimination means, 500 ... Print control means, 600 ... Position detection means

Claims (7)

少なくともタクシーチケットを含む複数種類の印字用券のうちいずれかに対して、該印字用券に対応するタクシーメータで演算された少なくともタクシー料金情報を含む情報を印字する印字手段と、前記印字手段による印字の対象を前記複数種類の印字用券のうちから選択する選択手段とを有するタクシーメータ付属プリンタ装置において、
前記印字用券は、該印字用券の券種に対応した識別子が印字領域を避けて外周部に配設された印字用券であって、
前記印字手段に投入された印字用券がタクシーチケットであるか否かを、前記識別子に基づいて判別する判別手段と、
前記選択手段で前記印字対象として前記タクシーチケットが選択されているとき、前記判別手段によって前記印字用券がタクシーチケットであると判別された場合には、該タクシーチケットに対して該タクシーチケットに対応した前記印字を行うが、前記選択手段で前記印字対象として前記他種印字用券が選択されているとき、前記判別手段によって前記印字用券がタクシーチケットであると判別された場合には、該タクシーチケットに対しては印字を行わないように、前記印字手段を制御する印字制御手段とを備えたことを特徴とするタクシーメータ付属プリンタ装置。
Printing means for printing information including at least taxi fare information calculated by a taximeter corresponding to the printing ticket for any one of a plurality of types of printing tickets including at least a taxi ticket; and the printing means Taximeter-attached printer device having a selection means for selecting a printing target from among the plurality of types of printing tickets,
The printing ticket is a printing ticket in which an identifier corresponding to the ticket type of the printing ticket is arranged on the outer peripheral portion avoiding the printing area,
Discriminating means for discriminating whether or not the printing ticket put into the printing means is a taxi ticket based on the identifier;
When the taxi ticket is selected as the object to be printed by the selection unit, and the discriminating unit determines that the printing ticket is a taxi ticket, the taxi ticket corresponds to the taxi ticket. When the other type printing ticket is selected as the object to be printed by the selection unit, and the determination unit determines that the printing ticket is a taxi ticket, A taximeter-attached printer device comprising: a printing control means for controlling the printing means so as not to print on a taxi ticket.
少なくともタクシーチケットを含む複数種類の印字用券のうちいずれかに対して、該印字用券に対応するタクシーメータで演算された少なくともタクシー料金情報を含む情報を印字する印字手段と、前記印字手段による印字の対象を前記複数種類の印字用券のうちから選択する選択手段とを有するタクシーメータ付属プリンタ装置において、
前記印字用券は、該印字用券の券種に対応した識別子が印字領域を避けて外周部に配設された印字用券であって、
前記印字手段に投入された印字用券がタクシーチケットであるか否かを、前記識別子に基づいて判別する判別手段と、
前記選択手段で前記印字対象として前記タクシーチケットが選択されているとき、前記判別手段によって前記印字用券がタクシーチケットであると判別された場合には該タクシーチケットに対して該タクシーチケットに対応した前記印字を行ない、前記選択手段で前記印字対象として前記他種印字用券が選択されているとき、前記判別手段によって前記印字用券が前記他種印字用券であると判別された場合には該他種印字用券に対して該他種印字用券に対応した前記印字を行うが、前記判別手段によって前記印字用券がタクシーチケットであると判別された場合には該タクシーチケットに対しては印字を行なわないように、前記印字手段を制御する印字制御手段とを備えたことを特徴とするタクシーメータ付属プリンタ装置。
Printing means for printing information including at least taxi fare information calculated by a taximeter corresponding to the printing ticket for any one of a plurality of types of printing tickets including at least a taxi ticket; and the printing means Taximeter-attached printer device having a selection means for selecting a printing target from among the plurality of types of printing tickets,
The printing ticket is a printing ticket in which an identifier corresponding to the ticket type of the printing ticket is arranged on the outer peripheral portion avoiding the printing area,
Discriminating means for discriminating whether or not the printing ticket put into the printing means is a taxi ticket based on the identifier;
When the taxi ticket is selected as the print object by the selection unit, the taxi ticket corresponds to the taxi ticket when the printing unit determines that the printing ticket is a taxi ticket. When the printing is performed, and when the other-type printing ticket is selected as the printing object by the selection unit, and the printing unit is determined to be the other-type printing ticket by the determination unit The printing corresponding to the other-type printing ticket is performed on the other-type printing ticket, but if the printing unit determines that the printing ticket is a taxi ticket, And a printer control unit for controlling the printing unit so as not to perform printing.
少なくともタクシーチケットを含む複数種類の印字用券のうちいずれかに対して、該印字用券に対応するタクシーメータで演算された少なくともタクシー料金情報を含む情報を印字する印字手段と、前記印字手段による印字の対象を前記複数種類の印字用券のうちから選択する選択手段とを有するタクシーメータ付属プリンタ装置において、
前記印字用券は、該印字用券の券種に対応した識別子が印字領域を避けて外周部に配設された印字用券であって、
前記印字手段に投入された印字用券がタクシーチケットであるか否かを、前記識別子に基づいて判別する判別手段と、
前記判別手段で前記印字用券がタクシーチケットであると判別された場合には、該タクシーチケットに対応した前記情報を前記タクシーチケットに印字し、前記印字用券が前記タクシーチケットとは異なる印字用券であると判別された場合には該印字用券に対応した情報を該印字用券に印字するように前記印字手段を制御する印字制御手段とを備えたことを特徴とするタクシーメータ付属プリンタ装置。
Printing means for printing information including at least taxi fare information calculated by a taximeter corresponding to the printing ticket for any one of a plurality of types of printing tickets including at least a taxi ticket; and the printing means Taximeter-attached printer device having a selection means for selecting a printing target from among the plurality of types of printing tickets,
The printing ticket is a printing ticket in which an identifier corresponding to the ticket type of the printing ticket is arranged on the outer peripheral portion avoiding the printing area,
Discriminating means for discriminating whether or not the printing ticket put into the printing means is a taxi ticket based on the identifier;
When the determination means determines that the printing ticket is a taxi ticket, the information corresponding to the taxi ticket is printed on the taxi ticket, and the printing ticket is different from the taxi ticket. A taximeter-attached printer comprising: a printing control means for controlling the printing means so as to print information corresponding to the printing ticket on the printing ticket when it is determined that the ticket is a ticket apparatus.
請求項1乃至3いずれかに記載のタクシーメータ付属プリンタ装置において、
前記印字手段に投入された前記印字用券を繰出して予め定められた位置に到達したことを検出する位置検出手段をさらに具備しており、
前記判別手段は、前記印字用券が前記位置に到達するまでの行程で前記判別を行う判別手段であり、
前記印字用券は、該印字用券の種類を前記判別手段によって判別される際に用いられる識別子と、前記投入された位置を前記位置検出手段によって検出される位置合せマークとが配設されており、かつ前記識別子と前記位置合せマークとが、互いの少なくとも一部分を兼用して配設されている印字用券であることを特徴とするタクシーメータ付属プリンタ装置。
In the taximeter-attached printer device according to any one of claims 1 to 3,
It further comprises position detection means for detecting that the printing ticket inserted into the printing means is delivered and reaches a predetermined position,
The determination means is a determination means for performing the determination in a process until the printing ticket reaches the position,
The printing ticket includes an identifier used when the type of the printing ticket is discriminated by the discriminating means, and an alignment mark for detecting the inserted position by the position detecting means. And a taximeter-attached printer device, wherein the identifier and the alignment mark are printing tickets arranged to share at least a part of each other.
少なくともタクシーチケットを含む複数種類の印字用券のうちいずれかに対して、該印字用券に対応する少なくともタクシー料金情報を含む情報を印字する印字手段と、前記印字手段に投入された前記印字用券を繰出して予め定められた位置に到達したことを検出する位置検出手段と、前記印字手段による印字の対象を前記複数種類の印字用券のうちから選択する選択手段と、前記印字用券が前記位置に到達するまでの行程で、前記印字用券がタクシーチケットであるか否かを判別する判別手段と、前記選択手段で前記印字対象として前記タクシーチケットが選択されているとき、前記判別手段によって前記印字用券がタクシーチケットであると判別された場合には該タクシーチケットに対して該タクシーチケットに対応した前記情報の印字を行うように前記印字手段を制御する印字制御手段とを備えたタクシーメータ付属プリンタ装置に用いられる、印字用券であって、
前記判別手段によって前記印字用券の種類を判別する際に用いられる識別子が、前記印字用券の予め定められた位置に形成されていることを特徴とする印字用券。
Printing means for printing information including at least taxi fare information corresponding to the printing ticket for any one of a plurality of types of printing tickets including at least a taxi ticket; A position detecting means for detecting that the ticket has been delivered and reaching a predetermined position; a selecting means for selecting an object to be printed by the printing means from the plurality of types of printing tickets; and the printing ticket. Determining means for determining whether or not the printing ticket is a taxi ticket in a process until reaching the position; and when the taxi ticket is selected as the printing object by the selecting means, the determining means If the printing ticket is determined to be a taxi ticket, the information corresponding to the taxi ticket is printed on the taxi ticket. The use in a taxi meter accessory printer that includes a print control means for controlling the printing means to perform, a banknote printing,
An identifier used when the type of the printing ticket is determined by the determining means is formed at a predetermined position of the printing ticket.
請求項5記載の印字用券において、
前記印字用券はさらに、前記投入された位置を前記位置検出手段によって検出される位置合わせマークが配設されており、かつ前記識別子と前記位置合わせマークとが、互いの少なくとも一部分を兼用して形成されていることを特徴とする印字用券。
In the printing ticket according to claim 5,
The printing ticket is further provided with an alignment mark for detecting the inserted position by the position detecting means, and the identifier and the alignment mark also serve as at least a part of each other. A printed ticket characterized by being formed.
請求項5又は6記載の印字用券において、
前記印字用券はさらに、前記情報が印字される印字領域を避けて外周部に前記識別子が形成されていることを特徴とする印字用券。
In the printing ticket according to claim 5 or 6,
The printing ticket is further characterized in that the identifier is formed on an outer peripheral portion avoiding a printing area where the information is printed.
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