JP3747854B2 - Lighting device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、人センサとタイマの応用により、通常の照明器具と防犯威嚇用照明器具の両方の特徴を兼ね備えた照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近は日本でも治安が悪化の一途をたどっており、特にピッキングと呼ばれる特殊な工具を使って住宅の玄関のドアの鍵を解錠して宅内に不法侵入する空き巣被害が激増している。このような状況のもと、住宅用照明器具分野でも防犯効果を持っ照明器具が多く考案されている。
【0003】
まず第1の従来例として、最も一般的なセンサー付き住宅用照明器具を説明する。図7の説明図のように、人センサ、明るさセンサを持つセンサ照明器具であり、人センサから人の検知信号が入力された時、その時点で明るさセンサが暗信号を出力していたら照明負荷を点灯させる。そして人センサが人を検知している間は点灯状態を維持し、人センサの検知信号の入力が無くなってから、あらかじめ設定されている所定の時間後に消灯するものである。この場合、夜間は周囲が暗いので、泥棒が照明器具近傍に来たら照明負荷が点灯するので、一応の威嚇効果、防犯効果はあるものと考えられる。
【0004】
しかしながら、この照明器具は本来、防犯ではなく人センサによる自動点灯/消灯で省エネや利便性の向上を目的としており、通常の一般の人が玄関先に来ても、泥棒など悪意を持った人物が玄関先に来ても全く同じ点灯状態となるので、そういう意味では、この照明器具は防犯効果がいまひとつ足らないという課題がある。また明るさセンサの設定状態によっては、明るい昼間は人を検知しても照明負荷は点灯しないという重大な課題が残っている。
【0005】
第2の従来例として、この照明器具の説明図を図8に示す。この照明器具は人センサ、明るさセンサを搭載しており、一般のセンサ照明器具よりも防犯効果を高めるために、明るさセンサが暗信号を出力している時に人センサから検知信号が入力されれば、照明負荷を点灯ではなく短期間で点滅を繰り返すフラッシュ機能を持っている。
【0006】
しかしながら、この場合、防犯機能を優先しているために、人センサの検知信号が入力されれば、すぐに点滅を開始するので、その検知された人が泥棒であっても、その家の住人であっても点滅することになる。しかもその家の住人がちょっと玄関先を通っただけで人センサに検知されても点灯ではなく点滅してしまうために、通常の照明器具として使えないという重大な課題が存在する。
【0007】
このようなことから、人を人センサが検知しても、すぐに発報せずに、はじめて人を検知してから所定の時間内に所定の回数以上人センサの検知信号の入力がある場合に、はじめて防犯信号を発報する警報機器が考案されている(特開平9-178548)。
【0008】
図9に第3の従来例の説明図を示す。この図のように、人センサと明るさセンサを持ち、制御信号の出力部は照明負荷用の照明用出力部と、防犯システム用の防犯用出力部の2 系統の制御信号出力部を持つ。この従来例では人センサの検知信号が入力されると照明用出力部から照明負荷の制御信号が出力される。そしてそれから所定時間内に所定の回数以上の人センサ検知信号が入力されるか、または所定の時間だけ人センサ検知信号が入力されると、その所定時間後に防犯用出力部から防犯システムの制御信号が出力されるものである。
【0009】
しかしながら、この装置は本来オフィスビルなどの大規模なシステム向けの装置であり、防犯のための威嚇動作や警報発信などは防犯用信号出力を受けたあとで所定の動作をする防犯システムを別途接続する必要がある。また照明器具としては第1の従来例で述べた単なるセンサー付き照明器具の動作をするだけである。
【0010】
以上のようなことから、住宅分野では、照明器具で完結し、簡易な構成で、通常の照明器具の効果を果たしつつ、防犯用途としても一定の効果を提供できる照明装置の開発が望まれている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従来から商品化されている防犯機能を持った住宅用照明器具とは、単なる人センサ付き照明器具であり、単純に人センサが人を検知すれば所定の時間だけ点灯するというものが多い。この場合、照明器具としての機能は果たすが、防犯面での効果はそれほど大きくないという課題がある。
【0012】
一方、防犯効果をより高めた照明器具として、同じような人センサー付き照明器具で、人センサが人を検知した時点から照明負荷が点滅(フラッシュ)するものが存在する。しかしながらこの照明器具では、人センサーが人を検知すると、その瞬間から点滅を開始するために、防犯効果は十分であるが、一般的な照明器具の使い方としては全く機能を満足できない。
【0013】
したがって、この発明の目的は、防犯効果が十分で、しかも一般的な照明器具の使用が可能な照明装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の照明装置は、照明負荷部と、この照明負荷部を制御する点灯制御手段と、人を検知して前記点灯制御手段に信号を出力するセンサ部とを備えた照明装置において、
前記点灯制御手段は、前記センサ部が人を検知してから、所定の時間だけ前記計時動作させるタイマ部を有し、前記タイマ部の計時動作中に連続的または断続的に前記センサ部の検知信号が入力される時、前記タイマ部の計時動作が終了した時点から、前記照明負荷部から出力される光の質を変化させ、さらに前記センサ部が人を検知してから、前記照明負荷部の光の質を変化させるまでの間の時間を可変にできるものである。
【0015】
請求項1記載の照明装置によれば、人センサの検知信号が入力されると、予め設定されている所定の時間は通常の点灯状態になり、その所定の時間内に連続的または断続的に人センサの検知信号が入力される時、その所定時間が経過後に、例えば照明負荷を点滅(フラッシュ)状態にするなど、光の質を変えることにより、防犯・威嚇効果を発することが可能となり、これにより、通常の照明器具としての機能を持たせつつ、防犯照明器具としての高い効果を得ることが可能となる。
【0018】
請求項2記載の照明装置は、請求項1において、前記センサ部が人を検知してから、前記照明負荷部の光の質を変化させるまでの間の時間を照明装置の周囲の明るさに応じて可変にできるものである。
【0019】
請求項2記載の照明装置によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0020】
請求項3記載の照明装置は、請求項1において、前記センサ部が人を検知してから、前記照明負荷部の光の質を変化させるまでの間の時間を時間帯に応じて可変にできるものである。
【0021】
請求項3記載の照明装置によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0022】
請求項4記載の照明装置は、請求項1において、センサ部を2以上有し、前記センサ部が人を検知してから、前記照明負荷部の光の質を変化させるまでの間の時間を、前記2以上のセンサ部、前記2以上のセンサ部の信号の組合せまたは前記2以上のセンサ部の検知順序に応じて可変にできるものである。
【0023】
請求項4記載の照明装置によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0024】
請求項5記載の照明装置は、照明負荷部と、この照明負荷部を制御する点灯制御手段と、人を検知して前記点灯制御手段に信号を出力するセンサ部とを備えた照明装置において、
前記点灯制御手段は、前記センサ部が人を検知してから、所定の時間だけ前記計時動作させるタイマ部を有し、前記タイマ部の計時動作中に連続的または断続的に前記センサ部の検知信号が入力される時、前記タイマ部の計時動作が終了した時点から、前記照明負荷部から出力される光の質を変化させるもであり、前記センサ部が人を検知してから、所定の時間前記タイマ部の計時動作が終了した時点で前記照明負荷部から出力される光の質の変化が、光の点滅である。
【0025】
請求項5記載の照明装置によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0026】
請求項6記載の照明装置は、照明負荷部と、この照明負荷部を制御する点灯制御手段と、人を検知して前記点灯制御手段に信号を出力するセンサ部とを備えた照明装置において、
前記照明負荷部は複数個の光源を有するものであり、
前記点灯制御手段は、前記センサ部が人を検知してから、所定の時間だけ前記計時動作させるタイマ部を有し、前記タイマ部の計時動作中に連続的または断続的に前記センサ部の検知信号が入力される時、前記タイマ部の計時動作が終了した時点から、前記照明負荷部から出力される光の質を変化させ、
さらに前記センサ部が人を検知してから光の質を変化するまでの所定の時間と、前記タイマ部の計時動作が終了した時点からの光の質を変化した状態とで、前記光源のうち光を出力させる光源、または光を出力させる光源の組合せを切替えるものである。
【0027】
請求項6記載の照明装置によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0028】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の実施の形態を図1および図2により説明する。すなわち、図1(a)は照明装置を示し、人を検知する人センサ部1、周囲の照度を検出する明るさセンサ部2、さまざまな時間の計時を行なうタイマ部3、器具全体の制御を行なう点灯制御手段4、及び、光を出力する照明負荷部5から構成される。例えば一般的な住宅の玄関先に設置されるポーチライトなどの照明器具があげられる。
【0029】
図1(b)は発報動作する場合の動作説明図、図2(a)は発報しない場合の動作説明図、図2(b)は発報する場合で明るさセンサ部が暗信号の場合の動作説明図、図2(c)は発報する場合で明るさセンサ部が明信号の場合の動作説明図である。
【0030】
まず人が照明器具に近づいてきて人センサ部1が人を検知すると人検知信号(パルスP)を発生する。この時、この時点での明るさセンサ部2の信号出力が暗信号であれば図2(b)に示すように照明負荷部5を点灯(光出力)させ、反対に明るさセンサ部2の信号出力が明信号であれば図2(c)に示すように照明負荷部5は点灯させない。またこの明るさセンサ部2の信号出力と関係なく、これと同時に点灯制御手段4で予報時間例えば30秒の予報タイマTyと、それより短い例えば10秒のインターバルタイマTiがそれぞれ計時動作を開始する。この予報タイマTyは計時動作中にインターバルタイマTiが計時動作を完了してしまうと、図2(a)に示すように初期状態に戻って計時動作を停止する。ここで、このインターバルタイマTiが10秒の計時動作を完了するまでに、再度、人センサ部2に検知信号が入力されると、インターバルタイマTiはリセットされて、最初から10秒の計時動作を開始して、従って予報タイマTyは図1(b)、図2(b)、(c)に示すように30秒の計時動作を継続する。このようにして、予報タイマTyが30秒の計時動作を完了するまでに、インターバルタイマTiが一度も10秒の計時動作を完了することないような間隔(この例の場合10秒以内)で人センサ部1の検知信号入力があって、予報タイマTyが途中で停止されることなく30秒の計時動作を完了すれば、その時点から光の質を変化する、すなわち発報する。例えば照明負荷部5の光出力を0 ・5 秒周期のような短い周期で例えば10秒間のような一定時間だけ点灯/消灯を繰り返すような点滅(フラッシュ)動作をさせる(威嚇点灯)。そして、その後、すでに述べたように最初に人センサ部1が人を検知して人検知信号を出力した場合に、明るさセンサ部2の信号出力が明信号だった場合は、そのまま消灯し、反対に暗信号を出力していた場合には、その後点灯保持タイマが計時動作を開始して、その計時動作中は点灯を続け、計時動作完了後に消灯する。
【0031】
このようにすることによって、この住宅の住人が約20秒以内に玄関の鍵を開けて宅内に入ってしまえば、この照明器具は通常のセンサ付き照明器具としての機能を果たすし、ピッキング泥棒などが20秒以上かかって玄関先(人センサの検知範囲内)で不法な解鍵行為をしていると、最初の検知から30秒後に照明負荷が激しい点滅(フラッシュ)動作をして、威嚇、警告を行い、周囲の人々に幸蜘も行なうので、泥棒はピッキング行為を続けることが困難になり、その場から逃亡せざるを得なくなる。報告(朝日新聞2000年7 月5 日(夕刊))によると、常習のピッキング泥棒はわずか30秒〜1 分でドアを解鍵するとされている。従って実際には約30秒程度以内の検知では光源をフラッシュさせずに、約30秒程度以上玄関先に滞在した場合に光源をフラッシュさせると、通常の使用も対応できて、なおかつ高い防犯効果が得られると考えられる。
【0032】
なお、この第1の実施の形態の説明では、予報タイマTyを30秒、インターバルタイマTiを10秒にして説明したが、これらのタイマ類の数値はこれに限定せず任意である。
【0033】
また上記の説明では予報タイマTyとインターバルタイマTiの計時動作の組み合わせで、人センサ部1の検知範囲内に人が継続して滞在していることを検出しているが、この人の滞在の検出手段、検出シーケンスも、この説明内容に限定はしない。例えば最初に人センサ部1から検知信号を入力してから、所定時間内に所定の回数以上だけ人センサ部1の検知信号が入力されたら、照明負荷の出力を点滅させるなど光りの質を変えても構わないし、例えば最初に人センサ部1から検知信号が入力されてから、所定の一定時間以上、連続的に検知信号が入力された場合に点滅動作を開始するなどの発報動作に移行するなど、何でも構わない。
【0034】
人センサ部1の検知信号も、この説明のように検知範囲内に人がいる場合に、断続的に入力されるものだけでなく、連続的に入力される人センサなど、人の存在の検出手段、検出信号の入力形態は限定しない。
【0035】
さらに、光の質の変え方の、点滅周期は0 ・5 秒周期に限定はされないし、点滅でなく光の出力量の切替えでもよいし、光の色の切替え、光源の切替えなど、光の質が変わる手段なら何でも
構わない。
【0036】
また、この第1の実施の形態の説明で、人センサ部1が人を検知した場合、その時点で明るさセンサ部2から暗信号が出力されている場合は、所定時間後に点滅(フラッシュ)動作を開始するまでは通常の点灯状態で点灯するが、人センサが人を検知した場合、その時点で明るさセンサから明信号が出力されている場合には、所定時間後に点滅(フラッシュ)動作を開始するまでは点灯させなかったり、低輝度で点灯させるような動作をさせるなど何でも構わない。
【0037】
この発明の第2の実施の形態を図3により説明する。図3(a)に示す照明装置の構成は第1の実施の形態と同様である。
【0038】
図3(b)は予報タイマTyが30秒、インターバルタイマTiが10秒で明るさセンサが暗信号の場合、図3(c)は予報タイマTyが60秒、インターバルタイマTiが20秒で明るさセンサが暗信号の場合の動作説明図である。
【0039】
第1の実施の形態と同様に、人センサ部1が初めて人を検知して検知信号を出力したら、すぐに点滅(フラッシュ)などの威嚇動作をするのではなく、所定の一定時間だけ人センサ部1の検知範囲内に人が滞在していることを検出したら、その時点から点滅(フラッシュ)などの威嚇動作を開始するものであるが、人が人センサ部1の検知範囲内に滞在していることを検出し続ける所定の時間(予報時間)が、さまざまな条件に応じて可変になるものである。
【0040】
まず人が照明器具に近づいてきて人センサ部1が人を検知すると照明負荷部5が点灯する。この時、第1の実施の形態と同様に例えばタイマ部3で予報タイマTyと、それより短いインターバルタイマTiがそれぞれ計時動作を開始するが、第2の実施の形態の場合は、これらのタイマ動作を開始する前に、明るさセンサ部2の出力信号を確認して、この明るさセンサ部2の信号出力が明信号の場合であれば、例えば予報タイマTyを60秒に、インターバルタイマTiを例えば20秒に設定してタイマ動作を開始させる。
【0041】
こうすると、この場合(明るさセンサ信号が明信号の場合)は、人センサ部1の検知範囲内に約60秒程度滞在しないと、威嚇動作に移行しない。一方、同じく初めて人センサ部1から検知信号が出力された時に、明るさセンサ部2の信号出力が暗信号であれば、この予報タイマTyは例えば30秒に、インターバルタイマTiは例えば10秒に設定されて計時動作を開始する。従ってこの場合(明るさセンサ信号が暗信号の場合)は、人センサ部1の検知範囲内に約30秒程度滞在するだけで威嚇動作に移行する。
【0042】
このように、人センサ部1が人を検知した時の明るさセンサ部2の信号出力に応じて、人を検知し始めてから、実際に威嚇動作の例えば点滅(フラッシュ)動作を開始するまでの時間(予報時間)を可変にすることにより、周囲の環境に応じて最も実用面で合致した動作をさせることができる。
【0043】
この実施の形態の場合、昼間(明るい時)は、玄関先には郵便配達や御用聞きなど一般の人の往来が激しいので、予報時間を長めに設定することにより、悪意のない一般の訪問者に対して、不要な威嚇点滅動作を未然に防ぐことができるし、深夜(暗い時)のように人通りがほとんどなく、普通、玄関先に人が来ない場合は予幸弼間を短く設定することで、短い滞在時間で威嚇動作に移行させることができるので、より防犯効果を高めることが可能となる。
【0044】
なおこの実施の形態の場合、明るさセンサ部2が明暗判定を行なう閥値は任意に設定ができ、また第1の実施の形態と同様に人の滞在を検出するセンサ手段や、検出シーケンスなどは限定されず、例えば人センサ部1の検知信号の入力回数をカウントして発報し、そのカウント数が人を始めて検知した時の明るさセンサ部2の信号に応じて可変になっても構わないし、人が検知範囲内にいる限り連続的に検知信号を出力し続けるセンサで、この検知信号の出力時間を監視し、その時間が明るさセンサ出力信号に応じて可変になっても構わない。
【0045】
また人センサ部1が始めて検知信号を出力してから所定時間後に威嚇動作するまでの予報時間の間、照明負荷を点灯させるか、点灯させないかは、例えば初めて人センサが検知信号を出力した時点の明るさセンサの出力信号に応じて決定してもよいし、明るさセンサ等に関係なく任意に決定しても構わない。
【0046】
この発明の第3の実施の形態を図4により説明する。図4(a)は照明装置の構成を示し、第1の実施の形態と比較して明るさセンサ部2がない点で異なる。
【0047】
図4(b)は、深夜23:00〜5:00の時間帯において、予報タイマTyが30秒、インターバルタイマTiが10秒の場合、図4(c)は昼間・夜間5:00〜23:00の時間帯において、予報タイマTyが60秒、インターバルタイマTiが20秒の場合の動作説明図である。
【0048】
第1の実施の形態と同様に、人センサ部1が初めて人を検知して検知信号を出力したら、すぐに点滅(フラッシュ)などの威嚇動作をするのではなく、所定の一定時間だけ人センサ部1の検知範囲内に人が滞在していることを検出したら、その時点から点滅(フラッシュ)などの威嚇動作を開始するものであるが、人が人センサの検知範囲内に滞在していることを検出し続ける所定の時間(予報時間)が、さまざまな条件に応じて可変になるものである。そしてこの第3の実施の形態の場合ではタイマ部で時刻を計時しており、現在時刻が認識できる構成である。
【0049】
まず人が照明器具に近づいてきて人センサ部1が人を検知すると、照明負荷部5が点灯する。この時、第1の実施の形態と同様にタイマ部3で予報タイマTyと、それより短いインターバルタイマTiがそれぞれ計時動作を開始するが、この第3の実施の形態の場合は、これらのタイマ動作を開始する前に、タイマ部でその時点での時刻を確認して、その時刻が予め設定されている例えば昼間・夜間の時間帯(例:5 :00〜23:00)であれば、図4(c)に示すように例えば予報タイマTyを60秒に、インターバルタイマTiを例えば20秒に設定してタイマ動作を開始させる。こうすると、この場合(昼間・夜間の時間帯の場合)は、人センサ部1の検知範囲内に約60秒程度滞在しないと、威嚇動作に移行しない。
【0050】
一方、同じく初めて人センサ部1から検知信号が出力された時に、その時点での時刻が例えば深夜の時間帯(例:23:00〜5 :00)であれば、図4(b)に示すように予報タイマTyは例えば30秒に、インターバルタイマTiは例えば10秒に設定されて計時動作を開始する。従ってこの場合(明るさセンサ信号が暗信号の場合)は、人センサの検知範囲内に約30秒程度滞在するだけで威嚇動作に移行することになる。
【0051】
このように、人センサ部1が人を検知した時の時間帯に応じて、人を検知し始めてから、実際に威嚇動作の例えば点滅(フラッシュ)動作を開始するまでの時間(予幸弼問)を可変にすることにより、その時間帯に応じてもっとも実用面で合致した動作をさせることができる。
【0052】
この実施の形態の場合、昼間や夜間などの時間帯は、玄関先には郵便配達や御用聞きなど、家族の出勤、帰宅など一般の人の往来が激しいので、予報時間を長めに設定することにより、悪意のない一般の訪問者に対して、不要な威嚇点滅動作を未然に防ぐことができる。
【0053】
また深夜の時間帯のように人通りがほとんどなく、普通、玄関先に人が来ない場合は予報時間を短く設定することで、短い滞在時間で威嚇動作に移行させることができるので、より防犯効果を高めることが可能となる。
【0054】
なお、この実施の形態の場合、時間帯の定義とそれに対する予報時間の設定は任意にいくつでも設定ができ、また第1の実施の形態と同様に人の滞在を検出するセンサ手段や、検出シーケンスなどは何でも構わない。
【0055】
また人センサ部1が始めて検知信号を出力してから所定時間後に威嚇動作するまでの予報時間の間、照明負荷を点灯させるか、点灯させないかは、例えば初めて人センサが検知信号を出力した時点の明るさセンサの出力信号に応じて決定してもよいし、明るさセンサ等に関係なく任意に決定しても構わない。
【0056】
この発明の第4の実施の形態を図5および図6により説明する。図5は照明装置の構成図を示す。この図のように照明装置は、それぞれ異なる検知範囲を持っ複数個の人センサ部1a、1b、さまざまな時間の計時を行なうタイマ部3、器具全体の制御を行なう点灯制御手段4、及び、光を出力する照明負荷部5から構成される。例えば一般的な住宅の玄関先に設置されるポーチライトなどの照明器具である。
【0057】
この場合、第1の実施の形態と同様に、人センサ部1が初めて人を検知して検知信号を出力したら、すぐに点滅(フラッシュ)などの威嚇動作をするのではなく、所定の一定時間だけ人センサ部1の検知範囲内に人が滞在していることを検出したら、その時点から点滅(フラッシュ)などの威嚇動作を開始するものであるが、人が人センサ部1の検知範囲内に滞在していることを検出し続ける所定の時間(予報時間)が、さまざまな条件に応じて可変になるものである。そしてこの第4の実施の形態の場合では人を検知した検知範囲(=人を検知した人センサ部1a、1b)に応じて、威嚇動作を開始するまでの予報時間が可変になるものである。図5(b)では人センサ部1aの検知範囲10と人センサ部1bの検知範囲11を重ねずに、検知範囲10を玄関ドア12から遠い範囲、検知範囲11を玄関ドア12の近くの範囲に設定している。13は玄関ドア12の鍵穴である。
【0058】
図6(a)は人センサ部1bで人を検知した場合であり、予報タイマTyが30秒、インターバルタイマTiが10秒のとき、図6(b)は人センサ部1aで人を検知した場合であり、予報タイマTyが60秒、インターバルタイマTiが20秒の場合の動作説明図である。
【0059】
ここで、例えば図5のように、まず人が照明器具に近づいてきて人センサ部1 aが(検知範囲10で)人を検知すると、照明負荷部5が点灯する。この時、第1の実施の形態と同様にタイマ部3で予報タイマTyと、それより短いインターバルタイマTiがそれぞれ計時動作を開始するが、この第3の実施の形態の場合は、人センサ部1a(検知範囲10)で検知した場合には、例えば予報タイマTyを60秒に、インターバルタイマTiを例えば20秒に設定してタイマ動作を開始させる。この場合、検知範囲10は玄関のドア12から若干離れた範囲であり、玄関先を横切っただけの場合や、郵便配達や宅急便の配達者のように、特にドアに手を触れないような一般の人を検知することになり、人センサ部1aの検知範囲10内に長めの時間(約60秒程度)滞在しないと威嚇動作に移行しないために、このような善良な一般の来訪者には不快な思いをさせずに済む。
【0060】
一方、同じく人センサ部1b(検知範囲11)で検知した場合は、この予報タイマTyを例えば30秒に、インターバルタイマTiは例えば10秒に設定して計時動作を開始する。この場合、検知範囲1bは玄関ドア12のすぐ近傍の範囲であり、ドアノブをつかむとか鍵穴13を触るなど、相当ドア12に接近しないと検知されない。このようにドア12に触れたけるのは、その家の住人か、またはピッキング行為を行なう泥棒などが考えられる。したがってこのように検知範囲11で検知した場合には、より短い時間で発報すると、より高い防犯効果が得られる。このようなケースで家の住人ならば例えばポケットから鍵を出して、解錠して、家の中に入るだけであり、それら一連の動作には時間的に10秒ほどもかからない。従ってこれらの人に対しては、この照明器具は点滅威嚇動作は行なわないことになる。
【0061】
このように、人センサ部1a、1bが人を検知した範囲(検知した人センサ部)に応じて、人を検知し始めてから、実際に威嚇動作の例えば点滅(フラッシュ)動作を開始するまでの時間(予報時間)を可変にすることにより、その検知範囲に応じてもっとも実用面で合致した動作をさせることができる。
【0062】
なおこの実施の形態の場合、検知する人センサ部1a、1bとそれに対する予報時間の設定は任意にいくつでも設定ができ、また第1の実施の形態と同様に人の滞在を検出するセンサ手段や、検出シーケンスなどは何でも構わない。
【0063】
また人センサが始めて検知信号を出力してから所定時間後に威嚇動作するまでの予報時間の間に、照明負荷を点灯させるか、点灯させないかは、例えば初めて人センサが検知信号を出力した時点の明るさセンサの出力信号に応じて決定してもよいし、明るさセンサ等に関係なく任意に決定しても構わない。
【0064】
また人を検知した人センサに応じて予報時間を変えるだけでなく、複数個の人センサ部が人を検知する順序に応じて、または2以上のセンサ部の信号の組合せに応じて、予報時間を可変にしても構わない。
【0065】
上記のように本発明を実施することにより、防犯機能付きセンサ照明器具において、人を検知してから、防犯動作になるまでに、所定の時間、人が滞在しているかどうかを監視する予報時間を設け、その予報時間を、例えば周囲の明るさや、時間帯など様々な諸条件に応じて可変にすることにより、簡易な構成にも関わらず、最も防犯効果が高く、かつ通常の照明器具としての機能をも十分に果たす照明装置が提供される。
【0066】
なお、この発明において、照明負荷部が複数個の光源を持ち、前記点灯制御手段は前記センサ部が人を検知してから発報するまでの所定の時間と、前記タイマ部の計時動作が終了した時点からの発報状態で、前記光源のうち光を出力させる光源、または光を出力させる光源の組合せを切替えるようにしてもよい。これにより通常点灯時と発報点灯時で光の色や明るさを変えることで防犯効果を高めることができる。
【0067】
【発明の効果】
請求項1記載の照明装置によれば、人センサの検知信号が入力されると、予め設定されている所定の時間は通常の点灯状態になり、その所定の時間内に連続的または断続的に人センサの検知信号が入力される時、その所定時間が経過後に、例えば照明負荷を点滅(フラッシュ)状態にするなど、光の質を変えることにより、防犯・威嚇効果を発することが可能となり、これにより、通常の照明器具としての機能を持たせつつ、防犯照明器具としての高い効果を得ることが可能となる。
【0069】
請求項2および請求項3記載の照明装置によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0070】
請求項4記載の照明装置によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0071】
請求項5および請求項6記載の照明装置によれば、請求項1と同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示し、(a)は構成図、(b)は動作説明図である。
【図2】(a)は発報しない場合、(b)は暗い場合、(c)は明るい場合の動作説明図である。
【図3】(a)は第2の実施の形態の構成図、(b)は暗い場合で予報時間が短いときの動作説明図、(c)は明るい場合で予報時間が長いときの動作説明図ある。
【図4】(a)は第3の実施の形態の構成図、(b)は深夜の時間帯で予報時間が短いときの動作説明図、(b)は昼間・夜間の時間帯で予報時間が長いときの動作説明図ある。
【図5】(a)は第4の実施の形態の構成図、(b)は人センサ部の検知範囲を説明する概略斜視図である。
【図6】(a)は人センサ部1bで人を検知した場合で予報時間が短いときの動作説明図、(b)は人センサ部1aで人を検知した場合で予報時間が長いときの動作説明図ある。
【図7】第1の従来例を示し、(a)は照明装置の外観斜視図、(b)はその構成図、(c)は動作説明図である。
【図8】第2の従来例を示し、(a)は照明装置の外観斜視図、(b)はその構成図、(c)は動作説明図である。
【図9】第3の従来例のブロック図である。
【符号の説明】
1 人センサ部
1a 人センサ部
1b 人センサ部
2 明るさセンサ部
3 タイマ部
4 点灯制御手段
5 照明負荷部
10 検知範囲
11 検知範囲[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an illuminating device that combines the characteristics of both a normal illuminating device and a crime prevention intimidating illuminating device by applying a human sensor and a timer.
[0002]
[Prior art]
Recently, security in Japan has been getting worse. In particular, the damage to vacancies that illegally enter the house by unlocking the key of the door of the house using a special tool called picking has increased dramatically. Under such circumstances, many lighting fixtures having a crime prevention effect have been devised also in the field of residential lighting fixtures.
[0003]
First, as a first conventional example, a most general residential lighting fixture with a sensor will be described. As shown in the explanatory diagram of FIG. 7, it has a human sensor and a brightness sensor.OneIt is a sensor lighting device, and when a human detection signal is input from the human sensor, if the brightness sensor outputs a dark signal at that time, the lighting load is turned on. And the human sensor detects the personwhileKeeps the lighting state and turns off the light after a predetermined time set in advance after the detection signal of the human sensor is not input. In this case, since the surroundings are dark at night, the lighting load is turned on when the thief comes in the vicinity of the lighting equipment, so it is considered that there is a temporary threat effect and crime prevention effect.
[0004]
However, this lighting fixture is not intended to be used for crime prevention, but is intended to save energy and improve convenience by automatically turning on / off by human sensors. Even if ordinary people come to the front door, they are malicious persons such as thieves. In this sense, there is a problem that this lighting fixture is not enough for the crime prevention effect. Further, depending on the setting state of the brightness sensor, there remains a serious problem that the illumination load does not light even if a person is detected during bright daytime.
[0005]
As a second conventional example, an explanatory diagram of this lighting apparatus is shown in FIG. This lighting fixture is equipped with a human sensor and a brightness sensor, and in order to enhance the crime prevention effect compared with general sensor lighting fixtures, when the brightness sensor outputs a dark signal, a detection signal is input from the human sensor. If this is the case, it has a flash function that repeats blinking in a short period of time instead of lighting the lighting load.
[0006]
However, in this case, since the crime prevention function is prioritized, if the detection signal of the human sensor is input, it starts blinking immediately, so even if the detected person is a thief, the resident of the house Even it will flash. Moreover, even if a resident of the house passes through the front door for a while and is detected by a human sensor, it flashes instead of being lit, so there is a serious problem that it cannot be used as a normal lighting fixture.
[0007]
For this reason, even if a human sensor detects a person, it does not report immediately, but when a human sensor detection signal is input a predetermined number of times within a predetermined time after the first person is detected. For the first time, an alarm device for issuing a crime prevention signal has been devised (Japanese Patent Laid-Open No. 9-17548).
[0008]
FIG. 9 shows an explanatory diagram of the third conventional example. As shown in this figure, it has a human sensor and a brightness sensor, and the control signal output unit has two systems of control signal output units: a lighting output unit for a lighting load and a security output unit for a security system. In this conventional example, when a detection signal from a human sensor is input, a control signal for an illumination load is output from the output unit for illumination. Then, when a human sensor detection signal is input a predetermined number of times within a predetermined time, or when a human sensor detection signal is input for a predetermined time, a control signal for the security system is output from the security output unit after the predetermined time. Is output.
[0009]
However, this device is originally intended for large-scale systems such as office buildings, and a security system that performs predetermined actions after receiving a security signal output is separately connected for threatening operations and alarm transmission for crime prevention. There is a need to. Moreover, as a lighting fixture, only the lighting fixture with a sensor described in the first conventional example is operated.
[0010]
As described above, in the residential field, it is desired to develop a lighting device that can be provided with a certain effect as a crime prevention application while achieving the effect of a normal lighting device with a simple configuration and completed with a lighting device. Yes.
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
Household lighting fixtures with a crime prevention function that have been commercialized in the past are simply lighting fixtures with human sensors, and if a human sensor simply detects a person, it often lights for a predetermined time. In this case, although the function as a lighting fixture is fulfilled, there is a problem that the effect in terms of crime prevention is not so great.
[0012]
On the other hand, as a lighting fixture having a higher crime prevention effect, there is a similar lighting fixture with a human sensor in which the lighting load blinks (flashes) from the time when the human sensor detects a person. However, in this lighting apparatus, when the human sensor detects a person, it starts blinking from that moment, and thus the crime prevention effect is sufficient, but the function as a general lighting apparatus cannot be satisfied at all.
[0013]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a lighting device that has a sufficient crime prevention effect and can use a general lighting fixture.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
The illuminating device according to
The lighting control unit includes a timer unit that performs the time counting operation for a predetermined time after the sensor unit detects a person, and detects the sensor unit continuously or intermittently during the time counting operation of the timer unit. When the signal is input, the quality of the light output from the lighting load unit is changed from the time when the timing operation of the timer unit is completed.Furthermore, the time from when the sensor unit detects a person until the light quality of the illumination load unit is changed can be made variable.Is.
[0015]
According to the lighting device of
[0018]
Claim2The lighting device as claimed in claim1The time from when the sensor unit detects a person to when the light quality of the illumination load unit is changed can be made variable according to the ambient brightness of the illumination device.
[0019]
Claim2According to the described lighting device, the claim1Has the same effect.
[0020]
Claim3The lighting device as claimed in claim1The time from when the sensor unit detects a person to when the light quality of the illumination load unit is changed can be made variable according to the time zone.
[0021]
Claim3According to the described lighting device, the claim1Has the same effect.
[0022]
Claim4The lighting device described isClaim 1In this case, the sensor unit has two or more sensor units, and the time from when the sensor unit detects a person to when the light quality of the illumination load unit is changed is determined as the two or more sensor units and the two or more sensor units. It can be made variable according to the combination of signals from the sensor units or the detection order of the two or more sensor units.
[0023]
Claim4According to the described lighting device, the claim1Has the same effect.
[0024]
Claim5The lighting device described isIn an illumination device including an illumination load unit, a lighting control unit that controls the illumination load unit, and a sensor unit that detects a person and outputs a signal to the lighting control unit,
The lighting control unit includes a timer unit that performs the time counting operation for a predetermined time after the sensor unit detects a person, and detects the sensor unit continuously or intermittently during the time counting operation of the timer unit. When a signal is input, from the point in time when the timing operation of the timer unit ends, the quality of the light output from the lighting load unit is changed,A change in the quality of the light output from the illumination load unit at the time when the timer unit finishes the time counting operation for a predetermined time after the sensor unit detects a person is blinking of light.
[0025]
Claim5According to the illuminating device described, there is an effect similar to that of the first aspect.
[0026]
Claim6The lighting device described isIn an illumination device including an illumination load unit, a lighting control unit that controls the illumination load unit, and a sensor unit that detects a person and outputs a signal to the lighting control unit,
The illumination load unit has a plurality of light sources,
The lighting control unit includes a timer unit that performs the time counting operation for a predetermined time after the sensor unit detects a person, and detects the sensor unit continuously or intermittently during the time counting operation of the timer unit. When the signal is input, from the point in time when the timing operation of the timer unit ends, the quality of the light output from the lighting load unit is changed,
furtherA predetermined time from when the sensor unit detects a person to when the light quality is changed, and a state in which the light quality is changed from the time when the timer unit finishes the time measurement. Or a combination of light sources that output light is switched.
[0027]
Claim6According to the illuminating device described, there is an effect similar to that of the first aspect.
[0028]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. That is, FIG. 1 (a) shows a lighting device, a
[0029]
FIG. 1 (b) is an operation explanatory diagram when the alarm is issued, FIG. 2 (a) is an operation explanatory diagram when the alarm is not issued, and FIG. 2 (b) is an alarm when the brightness sensor is in the dark signal. FIG. 2C is an operation explanatory diagram in the case where the alarm is issued and the brightness sensor unit is a bright signal.
[0030]
First, when a person approaches the lighting fixture and the
[0031]
By doing this, if the resident of this house unlocks the entrance and enters the house within about 20 seconds, this luminaire will function as an ordinary luminaire with a sensor, such as a picking thief Takes 20 seconds or more and illegally unlocks at the front door (within the detection range of the human sensor), the lighting load flashes (flashes) 30 seconds after the first detection, Warning and giving happiness to the people around, making it difficult for thieves to continue picking and forcing them to escape. According to a report (The Asahi Shimbun July 5, 2000 (Evening)), the regular picking thief is supposed to unlock the door in just 30 seconds to 1 minute. Therefore, if the light source is flashed when it stays at the entrance for about 30 seconds without actually flashing the light source for detection within about 30 seconds, it can be used for normal use and has a high crime prevention effect. It is thought that it is obtained.
[0032]
In the description of the first embodiment, the forecast timer Ty is set to 30 seconds and the interval timer Ti is set to 10 seconds. However, the values of these timers are not limited to this and are arbitrary.
[0033]
In the above description, it is detected that the person stays within the detection range of the
[0034]
The detection signal of the
[0035]
Furthermore, the blinking period of the method of changing the light quality is not limited to the 0.5 second period, and it is possible to change the light output amount instead of blinking, or to change the light color, the light source, etc. Any means of changing quality
I do not care.
[0036]
In the description of the first embodiment, when the
[0037]
A second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The configuration of the illumination device shown in FIG. 3A is the same as that of the first embodiment.
[0038]
FIG. 3B shows the case where the forecast timer Ty is 30 seconds, the interval timer Ti is 10 seconds, and the brightness sensor is a dark signal. FIG. 3C is the forecast timer Ty 60 seconds and the interval timer Ti 20 seconds. It is operation | movement explanatory drawing when a length sensor is a dark signal.
[0039]
As in the first embodiment, when the
[0040]
First, when a person approaches the lighting fixture and the
[0041]
In this case (in the case where the brightness sensor signal is a bright signal), the threat sensor does not shift to a threatening operation unless it stays within the detection range of the
[0042]
In this way, from the start of detecting a person according to the signal output of the
[0043]
In the case of this embodiment, during the daytime (when it is bright), there is a heavy traffic to the entrance, such as mail delivery and listening, so a general visitor who is not malicious by setting a longer forecast time. On the other hand, unnecessary threatening blinking can be prevented, and there is almost no traffic like midnight (when it is dark), and usually when people are not coming to the front door, a short period of time is set By doing so, since it is possible to shift to a threatening operation in a short stay time, it becomes possible to further enhance the crime prevention effect.
[0044]
In the case of this embodiment, the threshold value at which the
[0045]
Also, whether or not the lighting load is turned on during the forecast time from when the
[0046]
A third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 4A shows the configuration of the illumination device, which differs from the first embodiment in that there is no
[0047]
FIG. 4B shows a case where the forecast timer Ty is 30 seconds and the interval timer Ti is 10 seconds in the time zone of midnight 23:00 to 5:00, and FIG. 4C shows the daytime / nighttime 5:00 to 23. FIG. 10 is an operation explanatory diagram when the forecast timer Ty is 60 seconds and the interval timer Ti is 20 seconds in the time zone of 0:00.
[0048]
As in the first embodiment, when the
[0049]
First, when a person approaches the lighting fixture and the
[0050]
On the other hand, when a detection signal is output from the
[0051]
In this way, the time from when the
[0052]
In the case of this embodiment, during the daytime and nighttime, because the general public is busy, such as mail delivery and hearing at the entrance, family work, return home, etc.Forecast timeBy setting a longer value, it is possible to prevent an unnecessary threatening blinking operation for a general visitor who is not malicious.
[0053]
Also, there is almost no traffic, such as late at night, and usually when people do not come to the entrance, setting the forecast time short makes it possible to shift to intimidating action with a short stay time, so it is more crime prevention The effect can be increased.
[0054]
In the case of this embodiment, the definition of the time zone and its correspondingForecast timeAny number can be set, and any sensor means, detection sequence, or the like for detecting a person's stay can be used as in the first embodiment.
[0055]
Also, whether or not the lighting load is turned on during the forecast time from when the
[0056]
A fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 5 shows a configuration diagram of the lighting device. As shown in this figure, the lighting device includes a plurality of
[0057]
In this case, as in the first embodiment, when the
[0058]
6A shows a case where a person is detected by the
[0059]
Here, as shown in FIG. 5, for example, when a person first approaches the lighting fixture and the
[0060]
On the other hand, when detected by the
[0061]
In this way, after the
[0062]
In the case of this embodiment, any number of
[0063]
Also, whether or not the lighting load is turned on during the forecast time from when the human sensor first outputs the detection signal to the threatening operation after a predetermined time depends on whether the human sensor outputs the detection signal for the first time, for example. It may be determined according to the output signal of the brightness sensor, or may be determined arbitrarily regardless of the brightness sensor or the like.
[0064]
In addition to changing the forecast time according to the human sensor that has detected the person, the forecast time according to the order in which the plurality of human sensor units detect the person or the combination of signals from two or more sensor units. May be variable.
[0065]
By implementing the present invention as described above, in the sensor lighting apparatus with a crime prevention function, a forecast time for monitoring whether or not a person is staying for a predetermined time after the person is detected until the crime prevention operation is started. The forecasting time is variable according to various conditions such as ambient brightness and time zone, for example. An illumination device that sufficiently fulfills the above functions is provided.
[0066]
In the present invention, the illumination load unit has a plurality of light sources, and the lighting control unit finishes a predetermined time from when the sensor unit detects a person until the alarm is issued and the timer unit counts the time. The light source that outputs light or the combination of light sources that output light may be switched among the light sources in the state of notification from the time point. Thereby, the crime prevention effect can be enhanced by changing the color and brightness of the light during normal lighting and during notification lighting.
[0067]
【The invention's effect】
According to the lighting device of
[0069]
Claim2And claims3According to the described lighting device, the claim1Has the same effect.
[0070]
Claim4According to the lighting device describedClaim 1Has the same effect.
[0071]
Claim5And claims6According to the illuminating device described, there is an effect similar to that of the first aspect.
[Brief description of the drawings]
1A and 1B show a first embodiment of the present invention, in which FIG. 1A is a configuration diagram and FIG.
FIGS. 2A and 2B are explanatory diagrams of operations when no alarm is issued, FIG. 2B is dark, and FIG. 2C is bright.
3A is a block diagram of the second embodiment, FIG. 3B is an operation explanatory diagram when the forecast time is short when dark, and FIG. 3C is an operation explanation when the forecast time is long when bright. There is a figure.
4A is a configuration diagram of the third embodiment, FIG. 4B is an operation explanatory diagram when the forecast time is short in the midnight time zone, and FIG. 4B is a forecast time in the daytime / night time zone. FIG.
FIG. 5A is a configuration diagram of a fourth embodiment, and FIG. 5B is a schematic perspective view illustrating a detection range of a human sensor unit.
6A is an operation explanatory diagram when the
FIGS. 7A and 7B show a first conventional example, in which FIG. 7A is an external perspective view of a lighting device, FIG. 7B is a configuration diagram thereof, and FIG.
8A and 8B show a second conventional example, in which FIG. 8A is an external perspective view of a lighting device, FIG. 8B is a configuration diagram thereof, and FIG.
FIG. 9 is a block diagram of a third conventional example.
[Explanation of symbols]
1 person sensor
1a Human sensor
1b Human sensor
2 Brightness sensor
3 Timer section
4 lighting control means
5 Lighting load section
10 Detection range
11 Detection range
Claims (6)
前記点灯制御手段は、前記センサ部が人を検知してから、所定の時間だけ前記計時動作させるタイマ部を有し、前記タイマ部の計時動作中に連続的または断続的に前記センサ部の検知信号が入力される時、前記タイマ部の計時動作が終了した時点から、前記照明負荷部から出力される光の質を変化させ、さらに前記センサ部が人を検知してから、前記照明負荷部の光の質を変化させるまでの間の時間を可変にできるものであることを特徴とする照明装置。In an illumination device including an illumination load unit, a lighting control unit that controls the illumination load unit, and a sensor unit that detects a person and outputs a signal to the lighting control unit,
The lighting control unit includes a timer unit that performs the time counting operation for a predetermined time after the sensor unit detects a person, and detects the sensor unit continuously or intermittently during the time counting operation of the timer unit. When a signal is input, from the time when the timing operation of the timer unit ends, the quality of light output from the lighting load unit is changed , and further, the sensor unit detects a person, and then the lighting load unit An illumination device characterized in that the time until the light quality is changed can be varied .
前記点灯制御手段は、前記センサ部が人を検知してから、所定の時間だけ前記計時動作させるタイマ部を有し、前記タイマ部の計時動作中に連続的または断続的に前記センサ部の検知信号が入力される時、前記タイマ部の計時動作が終了した時点から、前記照明負荷部から出力される光の質を変化させるものであり、
前記センサ部が人を検知してから、所定の時間の前記タイマ部の計時動作が終了した時点で前記照明負荷部から出力される光の質の変化が、光の点滅である照明装置。 In an illumination device including an illumination load unit, a lighting control unit that controls the illumination load unit, and a sensor unit that detects a person and outputs a signal to the lighting control unit,
The lighting control unit includes a timer unit that performs the time counting operation for a predetermined time after the sensor unit detects a person, and detects the sensor unit continuously or intermittently during the time counting operation of the timer unit. When a signal is input, from the point in time when the timing operation of the timer unit ends, the quality of the light output from the lighting load unit is changed,
From the sensor unit detects a person, the change in the quality of light counting operation of the timer unit of the predetermined time is output from the lighting load unit at the time of the end, the illumination device is a flashing light.
前記照明負荷部は複数個の光源を有するものであり、
前記点灯制御手段は、前記センサ部が人を検知してから、所定の時間だけ前記計時動作させるタイマ部を有し、前記タイマ部の計時動作中に連続的または断続的に前記センサ部の検知信号が入力される時、前記タイマ部の計時動作が終了した時点から、前記照明負荷部から出力される光の質を変化させ、
さらに前記センサ部が人を検知してから光の質を変化するまでの所定の時間と、前記タイマ部の計時動作が終了した時点からの光の質を変化した状態とで、前記光源のうち光を出力させる光源、または光を出力させる光源の組合せを切替えるものである照明装置。 In an illumination device including an illumination load unit, a lighting control unit that controls the illumination load unit, and a sensor unit that detects a person and outputs a signal to the lighting control unit,
The illumination load unit has a plurality of light sources,
The lighting control unit includes a timer unit that performs the time counting operation for a predetermined time after the sensor unit detects a person, and detects the sensor unit continuously or intermittently during the time counting operation of the timer unit. When the signal is input, from the point in time when the timing operation of the timer unit ends, the quality of the light output from the lighting load unit is changed,
Further, a predetermined time from when the sensor unit detects a person until the light quality is changed and a state in which the light quality is changed from the time when the timer operation is finished, lighting device is intended to switch a combination of a light source for outputting a light source or light, to output the light.
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