JP3745646B2 - Tap water purification cartridge - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は水道水浄化用のカートリッジに関し、詳しくは筒状をなすカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
水道水中には微細な砂,赤錆等濁りの元となる成分や殺菌用の塩素に起因するカルキ臭とか黴臭とかの臭いの元となる成分が含まれている。
そこで従来、水道水を内部に導き入れてこれを浄化するためのカートリッジに通し、浄水とした上で浄水吐水口から吐水する機能を有する浄水装置を水栓とは別体の単体のユニットとして構成し、これを水栓の蛇口、即ち吐水管の先端部に後付けで取り付けるといったことが行われている。
しかしながらこの単体且つ後付式の浄水装置の場合、これを水栓の吐水管の先端部に装着すると吐水管の先端部が不自然に大型化してしまって美観が損なわれてしまうといった問題がある。
【0003】
一方、図14に示しているように水栓200とは独立に構成された浄水装置202をキッチン等のキャビネット内部に設置し、水栓200からの水道水をこの浄水装置202に導いてここで浄化し、浄水とした上で再び水栓200に戻して吐水管204の先端部(蛇口)から吐水するといったことも行われている。
【0004】
この種形式の浄水装置202はビルトインタイプと称されているが、この浄水装置202を用いた場合、水栓200特に吐水管204の先端部の形状は通常の水栓と全く変らず、従って外部に現れる部分について美観を良好に保持することができる。
【0005】
一方でこの種形式の浄水装置202の場合、これをキャビネット内部に設置するとキャビネット内部が煩雑化し、また浄水装置202の設置によってキャビネット内部の収納空間が狭められてしまうといった問題が生ずる。
近年キャビネット内部の収納空間をできるだけ広く使おうとする傾向があり、このような中にあってこの種ビルトインタイプの浄水装置202を設置することが困難な場合も生じている。
【0006】
他方キッチン等のカウンター上に通常の水栓と併せて浄水専用の水栓を設置するといったことも行われている。
しかしながらこの場合通常の水栓と浄水専用の水栓との2つの水栓が必要となり、カウンター上のスペースがそれら水栓にて広く占有されてしまうとともにコストも高くなるといった問題がある。
【0007】
このようなことから、本発明者等は水道水を浄化する機構を水栓に内蔵させたものを案出した。図15はその一例を示している。
同図において204は筒状をなすカートリッジであって、水栓内部(ここでは吐水ヘッド206内部)に内蔵され、ホース208を通じて送られて来た水道水(原水)が、カートリッジ204の外側に形成された原水通路210を通じて先端の原水吐水口から吐水され、或いはまた原水通路210からカートリッジ204を半径方向に通過した後その中心部の浄水通路212を通じて先端の浄水吐水口から吐水される。
特にこのようにしてカートリッジを水栓に内蔵させる場合には、これを筒状となしておいて流路上に装着するようになすのが好都合である。
【0008】
ところで上記の場合には、収容室内に収容したカートリッジ204の外周側にカートリッジ204を軸方向に通過する通路(上記の例では原水通路210。但し原水がカートリッジ204の中心部から外側に通過するタイプのものでは浄水通路となる)を形成しておくことが必要であるが、この場合どのようにしてそのような通路を確保するかが問題となる。
【0009】
またカートリッジ204の外周側にこれを軸方向に通過する形態の通路を形成すると否とに拘らず、カートリッジ204を収容室に嵌合状態に装着する際、径方向にしっかりと位置を定めた状態で装着できることが求められる。
【0010】
収容室に対するカートリッジ204の径方向の位置がしっかりと定まっていないと、カートリッジ204が収容室内で径方向にがたつきを生じてしまう。
特に上記のようにしてカートリッジ204を吐水ヘッド206に内蔵させる場合、吐水ヘッド206を可撓性のホース208とともに引き出して吐水させた場合、がたつき音を発生させたり或いは吐水ヘッド206を持った使用者の手にがたつき感を与えたりしてしまい、使用者に対し不快感を与えてしまう。
【0011】
さりとてカートリッジ204の外面全体の外径を収容室の内径に厳密に合せておくといったことは、製造誤差を考えると、またカートリッジ204の製造寸法精度が金属部品のそれに比べて低くならざるを得ないことを考えると実際には難しい。
【0012】
以上カートリッジを水栓に内蔵させる場合を例として述べたが、この問題は単体の浄水装置に筒状をなすカートリッジを内蔵させて水道水を浄化し浄水吐水する場合等においても同様に生じる問題である。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明のカートリッジはこのような課題を解決するために案出されたものである。
而して請求項1のものは、収容室内に収容されて、自身の外周面と該収容室の内面との間に軸方向の水の通路を形成する、水道水を浄化する筒状をなすカートリッジであって、外周面上に且つ軸方向の一端側と他端側との少なくとも2箇所において軸方向に沿って延び、前記収容室の内面への当接によって前記水の通路を形成するリブが周方向に間隔を隔てて複数突設してあることを特徴とする。
【0014】
請求項2のものは、請求項1において、前記リブが前記カートリッジの軸方向各端部のそれぞれに取り付けられた端部部材に設けてあることを特徴とする。
【0015】
請求項3のものは、収容室内に収容されて、自身の外周面と該収容室の内面との間に軸方向の水の通路を形成する、水道水を浄化するための筒状をなすカートリッジであって、外周面上且つ軸方向中間部において軸方向に沿って延び、前記収容室の内面への当接によって前記水の通路を形成するリブが周方向に間隔を隔てて複数突設してあることを特徴とする。
【0016】
【作用及び発明の効果】
上記のように本発明は、カートリッジの外周面上且つ軸方向の一端側と他端側との少なくとも2箇所において、軸方向に沿って延びるリブを周方向に間隔を隔てて複数突設したもので、この形態のカートリッジを用いれば、軸方向の一端側と他端側とのリブの先端がカートリッジの収容室内面に当ることによって、カートリッジの両端を含む外面全体と収容室内面との間にリブの高さに応じたスペースを確保することができ、従ってカートリッジの外周側にこれを軸方向に通過する通路を容易に形成確保することが可能となる。
【0017】
またリブの先端部分を若干変形させながらこれをカートリッジの収容室に嵌め合せることが可能となって、カートリッジの収容室に対する径方向位置をしっかりと位置決めすることが可能となる。
【0018】
これによりカートリッジが収容室内において径方向にがたつきを生じる問題を解決することができる。
【0019】
上記軸方向の一端側と他端側とのリブは、カートリッジにおける一端部と他端部とに設けておくことが望ましく、更にこの場合においてそれらリブを、カートリッジの軸方向各端部に取り付けた端部部材に設けておくことができる(請求項2)。
このようにすれば、リブを形成するための部材をそれら端部部材とは別途にカートリッジに取り付けなくても良く、カートリッジの構成が簡単化し、また必要な部材の点数も少なくなってコストを低減することができる。
【0020】
本発明においてはまた、上記リブをカートリッジの軸方向中間部において外周面上且つ軸方向に沿って所定長さで延びる形態で設けておくこともできる(請求項3)。
このようにした場合であっても、それらリブの存在によってカートリッジの外周側に且つこれを軸方向に通過する形態の通路を形成確保することが可能となり、或いはまたカートリッジの収容室に対する径方向の位置をしっかりと定めることが可能となる。
本発明においては、周方向に間隔を隔てて複数突設された各リブを同じ突出高さとしておくことができる。
【0021】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、1はキッチンに設置されたキャビネットで、2はシンク、3はカウンターで、このカウンター3上にシングルレバー式の混合水栓(以下単に水栓とする)10が起立状態で設置されている。
同図において4は水栓10に対し水,湯を供給するためのサプライ管であって、下端部が止水栓5を介して元配管に接続され、また上端部が水栓10における水栓本体12にそれぞれ接続されている。
この水栓本体12からは下向きに接続管6が延び出しており、その接続管6に対して可撓性のホース22の端部が接続されている。
【0022】
水栓10は、水栓本体12の上部にシングルレバー式のハンドル14を備えており、更にまた水栓本体12からシンク2の上方に向って吐水管16が延び出している。
水栓本体12の内部には、図2に示しているように吐止水と吐水の水量調節及び温度調節を行う主弁7が内蔵されており、その主弁7に対し上記ハンドル14が作動的に連結されている。
この水栓10では、ハンドル14を左右回動操作することで吐水の温度調節が行われ、また上下に回動操作することで吐止水及び吐水の水量調節が行われる。
【0023】
吐水管16は、水栓本体12に固定の吐水管基部18と、上記ホース22の端部が接続固定されてそのホース22とともに引出可能な吐水ヘッド20とを有している。
この吐水ヘッド20の先端部には、後に詳述する原水ストレート吐水,原水シャワー吐水及び浄水ストレート吐水を切替操作するためのレバー式且つ回転式の切替操作部24が外部に突き出す状態で設けられている。
【0024】
図3にも示しているように、吐水ヘッド20は吐水ヘッド本体(グリップ部)26とその先端側の頭部28とを有している。
ここで頭部28は吐水ヘッド本体26と別体とされていて、吐水ヘッド本体26に対し脱着可能とされている。
本例ではこの頭部28の脱着によって、その内部に収容されている後述のカートリッジ42が交換可能とされている。
【0025】
ここで頭部28は、吐水ヘッド本体26に取り付けられた状態でカートリッジ42を軸方向、詳しくは図3中左方向に押えるカートリッジ押えとしての働きも有している。
吐水ヘッド本体26には、その基端部に上記ホース22がシール部材30によるシールの下に水密に接続固定されている。
【0026】
ここでホース22は、図4にも示しているように吐水管基部18の先端部に取付固定された筒状をなすホースガイド31の中心部のホース挿通孔32に軸方向に摺動可能に挿通されている。
このホースガイド31はまた、吐水ヘッド20をここに差し込むことでこれを保持する機能も有している。
ここでホースガイド31及び吐水管基部18には、ホース22とホースガイド31との間の隙間から浸入して来た水を外部に排出するための水抜孔33及び35がそれぞれ形成されている。
【0027】
吐水ヘッド本体26は、筒状をなす化粧カバー(外筒)38と内筒40との二重筒構造をなしており、その内部に原水(水道水)を半径方向に通過させることによってこれを浄化するカートリッジ42が収容されている。
【0028】
カートリッジ42は全体として円筒形状をなす部材であって、図5〜図7にも示しているように中心部の円筒形状の多孔質のセラミックフィルタ44を有しており、これを支持体としてその外面に珪藻土46の層が、更にその外面に活性炭48の層が積層形成され、その外周面に不織布50が巻き付けられている。
【0029】
このカートリッジ42は軸方向各端部のそれぞれに非通水性のエンドキャップ(端部部材)52,54を有している。
これらエンドキャップ52,54はそれぞれその全体が透光性の部材にて構成されており、図6,図7に示しているようにこれらエンドキャップ52,54を通じてカートリッジ42の軸方向の両端面、具体的にはエンドキャップ52,54よりも軸方向内側の浄化材であるセラミックフィルタ44,珪藻土46の層,活性炭48の層,不織布50の層の軸方向の両端面を外部から目視観察できるようになっている。
即ちこれらエンドキャップ52,54を通じてカートリッジ42の各層の汚れを目視観察し、カートリッジ42の汚れの程度を確認できるようになっている。
【0030】
これらエンドキャップ52,54の外周面には、軸方向に沿って延びるリブ56が周方向に所定間隔で且つ同じ突出高さで突設されおり、それらリブ56の外周端が内筒40の内周面に当接している。
即ちこれらリブ56によってカートリッジ42の外周側、詳しくはカートリッジ42の外周面と吐水ヘッド本体26における内筒40の内周面との間にカートリッジ42を軸方向に通過する原水通路58Aが形成確保されている。
【0031】
この例では、リブ56がカートリッジ42とその収容室(ここでは吐水ヘッド本体26における内筒40の内部)との間に原水通路58Aを形成するためのものとして用いられている。
この目的のためにはリブ56の外周端を必ずしも収容室内面に対し接触状態としておくことは必要でないが、これらリブ56の外周端を収容室内面に対し実質上隙間なく接触させること、或いは弾性当接状態に嵌合させておくこともできる。
【0032】
このようにした場合、カートリッジ42の収容室に対する径方向位置をしっかりと定めることができ、カートリッジ42がその収容室内において径方向にがたつきを生じるのを良好に防止することができる。
【0033】
尚カートリッジ42におけるセラミックフィルタ44の内側には浄水通路60Aが形成されている。
【0034】
上記頭部28には、図2及び図3に示しているようにその下面に、原水を整流束としてストレート吐水する原水ストレート吐水口62,原水をシャワー水としてシャワー吐水する原水シャワー吐水口64及び浄水を整流束としてストレート吐水する浄水ストレート吐水口66がそれぞれ別々に設けられている。
またそれら各吐水口62,64,66に連通して原水ストレート通路68,原水シャワー通路70及び浄水ストレート通路72がそれぞれ形成されている。
【0035】
上記カートリッジ42の下流側であって頭部28の内部には、原水ストレート吐水,原水シャワー吐水及び浄水ストレート吐水を切り替えるための切替弁74(図8参照)が配設されている。
この切替弁74はシリンダ式の弁であって、図8及び図10に示しているように段付形状且つ円筒状をなす弁体76と、これに水密に外嵌する弁ケーシング78とを有している。
【0036】
弁体76は軸方向に突き出す軸部80を有しており、この軸部80に対しレバー式且つ回転式の切替操作部24の基部82及びスペーサリング84が一体回転状態に嵌合されている。
即ち、軸部80の外周には雄スプライン部86が形成される一方、切替操作部24の基部82及びスペーサリング84の内周には雌スプライン部88が形成されていて、それらが互いに噛み合う状態に軸部80と基部82及びスペーサリング84とが嵌合され、それらスプライン部86,88の噛合いに基づいて軸部80と基部82及びスペーサリング84とが一体回転するようになっている。
尚、軸部80には雌ねじ孔90が形成されていてそこに固定ねじ92がねじ込まれ、以って軸部80、即ち弁体76と切替操作部24とが軸方向に締結固定されている。
【0037】
上記弁体76には軸方向の異なった位置に大径部と小径部とが形成されており、その大径部によって原水弁部94が、また小径部によって浄水弁部96がそれぞれ構成されている。
原水弁部94の内部空間,浄水弁部96の内部空間はそれぞれ原水室98,浄水室100とされており、それらが仕切部材102にて軸方向に水密に仕切られている。
【0038】
尚、原水弁部94側の末端の開放部は閉鎖部材104にて閉鎖されている。
この閉鎖部材104には断面三角形状の仕切押え106が形成されており、その仕切押え106によって仕切部材102が軸方向に押えられている。
【0039】
上記弁ケーシング78には、図8及び図10に示しているように原水通路58Aからの原水を原水弁部94の内側の原水室98内部に流入させるための通水用の開口108と、浄水通路60Aからの浄水を浄水弁部96の内側の浄水室100内部に流入させるための通水用の開口110とが形成されている。
【0040】
この弁ケーシング78にはまた、円筒形状の差込嵌合部112が一体に形成されており、この差込嵌合部112がグリップ部26における内筒40の先端部内周面にOリング114を介して水密に差込嵌合されている。
即ちこの差込嵌合部112を介して、弁ケーシング78とグリップ部26の内筒40とが水密に接続されている。
【0041】
116は弁ケーシング78に形成された浄水を流入させるための通水用の開口110と、カートリッジ42の中心部の浄水通路60Aとを連絡する連絡管であって、大径部118とこれより偏心した位置に形成された小径部120とを有しており、その大径部118の内部に、上記エンドキャップ52に設けられた嵌合凸部122がOリング114を介して水密に嵌合されている。
また小径部120が弁ケーシング78に形成された嵌合凹部124内にOリング114を介して水密に嵌合されている。
【0042】
ここで連絡管116は、図8及び図10に示しているようにその内部に浄水通路60Aに続く浄水通路60Bを形成しており、またその外側に、詳しくは差込嵌合部112との間に原水通路58Aに続く原水通路58Bを形成している。
【0043】
上記弁ケーシング78には、弁体76における原水弁部94内部の原水室98を上記原水ストレート通路68に連通させるための原水ストレート吐水用開口126と、原水シャワー通路70に連通させるための原水シャワー吐水用開口128とが半径方向に貫通する状態で設けられている。
また一方浄水弁部96側においては、浄水室100を浄水ストレート通路72に連通させるための浄水用開口130が半径方向に貫通する状態で設けられている。
【0044】
上記弁体76における原水弁部94は、原水ストレート弁部及び原水シャワー弁部を兼ねたものであって、図9にも示しているように弁ケーシング78における開口108からの原水を原水室98内に流入させるための通水用の開口132と、原水室98を弁ケーシング78における原水ストレート吐水用開口126又は原水シャワー吐水用開口128を経て、原水ストレート通路68又は原水シャワー通路70に連通させるための通水用の開口134とが半径方向に貫通する状態で設けられている。
ここで開口132は回転方向に長い長穴形状とされている。
【0045】
また一方浄水弁部96には、弁ケーシング78における開口110からの浄水を浄水室100内に流入させるための通水用の開口136と、浄水室100を弁ケーシング78における浄水用開口130を経て浄水ストレート通路72に連通させるための通水用の開口138とが半径方向に貫通する状態で設けられている。
【0046】
本例において、切替弁74は次のように作用する。以下これを図11及び図12に基づいて具体的に説明する。
図11(I)及び図12(I)は原水のストレート吐水状態を示している。
このときレバー式且つ回転式の切替操作部24は最も上方に持ち上げられた状態にあり、また切替弁74は、切替操作部24の操作に基づいて図11(I)に示しているように弁体76における原水弁部94の長穴形状の開口132を弁ケーシング78の開口108に連通させ、また弁体76における開口134を弁ケーシング78の原水ストレート吐水用開口126に連通させた状態にある。
また浄水弁部96は弁ケーシング78の開口110を閉鎖した状態にある。
【0047】
従ってこの状態の下では、吐水ヘッド本体26内部のカートリッジ42外周側に形成された原水通路58Aからの原水が、切替弁74を経て原水ストレート通路68及び原水ストレート吐水口62へと到り、そこから下向きに整流束としてストレート吐水される。
このとき当然ながら浄水ストレート吐水口66からの浄水の吐水は行われない。
【0048】
次にこの状態から切替操作部24を図11(II)の中間位置まで下向きに回転させると、図11(II)及び図12(II)に示しているように弁体76における開口132と弁ケーシング78の開口108との連通を保った状態で、弁体76における開口134が弁ケーシング78の原水シャワー吐水用開口128に一致する状態となり、ここにおいて原水通路58Aからの原水が、今度は原水シャワー通路70及び原水シャワー吐水口64に導かれて、そこより下向きにシャワー水として吐水される。
尚図12(II)に示しているように、このときにも切替弁74における弁体76の浄水弁部96は浄水の通路を遮断した状態にあり、従って浄水ストレート吐水口66からの浄水の吐水は行われない。
【0049】
この状態から図11(III)及び図12(III)に示しているように切替操作部24を更に下向きに回転操作すると、ここにおいてそれらの図に示しているように切替弁74により原水の通路が遮断される一方、浄水の通路が開放される。
【0050】
このとき原水通路58A内の原水は、原水の通路が切替弁74によって遮断された状態となるため給水圧によってカートリッジ42を半径方向に突き抜け、その中心部に形成されている浄水通路60Aへと到る。
そしてこのカートリッジ42を通過することによって原水の浄化が行われる。
【0051】
而してカートリッジ42を通過して浄化された後の浄水は、カートリッジ42内部の浄水通路60Aから弁ケーシング78の開口110及び弁体76における開口136を通じて浄水室100内に流入し、更にその浄水室100から弁体76の開口138及び弁ケーシング78の開口130を経て浄水ストレート通路72へと流出し、更にその先端の浄水ストレート吐水口66から下向きに整流束としてストレート吐水される。
【0052】
図3及び図4に示しているように、吐水ヘッド20の基端部には緊急遮断弁51が設けられている。詳しくは吐水ヘッド20の基端部且つホース22の接続固定部において緊急遮断弁51が設けられている。
【0053】
ここで緊急遮断弁51は、カートリッジ42が装着位置から外れたときに自動的に閉弁して流路を遮断するもので、筒状をなす弁ケーシング53と弁体55とを有している。
弁ケーシング53は軸方向の一端側(図中左端側)がホース22に固定されており、また他端側(図中右端側)が固定リング57によって吐水ヘッド20に固定されている。
【0054】
ここで固定リング57は吐水ヘッド20における内筒40にねじ結合されている。即ち固定リング57を内筒40に対しねじ込んで行くことで、弁ケーシング53が吐水ヘッド20の内筒40に接続固定される。
【0055】
弁体55には軸部59が設けられており、その軸部59の端部(図中右端側)に邪魔板61が設けられている。
この邪魔板61にはスプリング63の付勢力が図中右向きに作用しており、図4(B)に示しているようにカートリッジ42を取り外すと、弁体55はこのスプリング63の付勢力に基づいて弁ケーシング53の弁座65に着座し緊急遮断弁51が閉弁する。
即ち弁座65への弁体55の着座によって流路を遮断する。
但し通常時は図4(A)に示しているようにカートリッジ42が邪魔板61を介して弁体55をスプリング63の付勢力に抗して図中左向きに押し込んでおり、従って緊急遮断弁51はカートリッジ42によって通常時は開弁状態に維持される。
【0056】
上記カートリッジ42には、軸方向端部(図中左端部)に弁体55を押えるための凸形状部67が設けられており、その凸形状部67が弁体55における邪魔板61に当接して、スプリング63の付勢力に抗し弁体55を図中左向きに押し込んでいる。
【0057】
凸形状部67には、弁体55における邪魔板61に対応する雌テーパ形状の保持部69が形成されており、この保持部69が邪魔板61の雄テーパ形状部に嵌合して軸直角方向に弁体55を位置保持している。
即ちこの保持部69の作用によって流路を湯水が流通する際に弁体55が軸直角方向にぶれたりがたついたりするのが防止される。
【0058】
弁体55、詳しくは弁座65への当接部には切欠部71が設けられている。この切欠部71は、流路における緊急遮断弁51よりも上流側の圧力を下流側へとリークさせるためのリーク機構を成すもので、図4(C)に示しているように弁体55が弁座65に着座した状態の下で、切欠部71によってそれらの間に若干の隙間が形成され、同部分を通じて緊急遮断弁51よりも上流側の圧力が下流側へとリークする。
【0059】
上記緊急遮断弁51はカートリッジ42の押圧作用で通常時は開弁状態を維持しており、従ってハンドル14を開操作して主弁7を開くと、そこから湯水がホース22を経由して吐水ヘッド20へと到り、先端の吐水口62又は64から外部に吐水される。
またハンドル14を水側に開操作した状態で切替操作部24を切替操作することで、吐水ヘッド20へと送られて来た水が原水の状態で或いは原水を浄化した浄水の状態で各吐水口62,64,66の何れかから原水ストレート吐水,原水シャワー吐水若しくは浄水ストレート吐水される。
【0060】
一方カートリッジ42を交換する必要が生じたときには、ハンドル14を閉操作して主弁7を閉じた上で、吐水ヘッド20における頭部28を吐水ヘッド本体26から取り外す。
そして吐水ヘッド20、詳しくは吐水ヘッド本体26内部に収容状態にあるカートリッジ42を、頭部28の取外しによって開放された開口部を通じて新規のものと交換する。
このときカートリッジ42が本来の装着位置から外れると同時に緊急遮断弁51がスプリング63の付勢力により自動的に閉弁作動し流路を遮断する。
尤もこのときには通常主弁7は閉じているので流路内に給水圧は働いておらず、従って緊急遮断弁51がなくてもそこから水が勢い良く外部に飛び出すといったことはない。
【0061】
但しこのカートリッジ42の交換時において、使用者の操作忘れによってハンドル14が閉操作されていないとき、即ち主弁7が閉じていないとき、そのような緊急遮断弁51が設けられていないと、頭部28を取り外してカートリッジ42を交換する際に、ホース22からの水が勢い良く外部に飛び出して使用者の顔等に当ったりする恐れがある。
【0062】
しかるに本例ではカートリッジ42の交換時に緊急遮断弁51が自動的に閉弁作動するため、(カートリッジ42の交換時において主弁7が閉じていなかった場合でも、或いはまた一旦は主弁7を閉じたとしてもカートリッジ42の交換の際に誤ってハンドル14に手が触れて主弁7が開いてしまった場合でも、緊急遮断弁51の閉弁により)ホース22から水が勢い良く外部に飛び出すといったことはない。
【0063】
上記のように本例のカートリッジ42においては、その各端部のエンドキャップ52,54の外周面上に軸方向に沿って延びるリブ56が周方向に所定間隔で且つ同じ突出高さで突設されているため、リブ56の外周端がカートリッジ42の内筒40の内面に当ることによって、カートリッジ42の両端を含む外面全体と内筒40の内面との間にリブ56の高さに応じたスペースを確保することができ、原水通路58Aを容易に形成確保できる。
【0064】
またリブ56の先端部分を若干変形させながらこれをカートリッジ42の収容室(内筒40の内部)に嵌め合せることによって、カートリッジ42を収容室内において径方向に位置をしっかりと定めることができ、カートリッジ42が吐水ヘッド本体26内において径方向にがたつきを生じる問題を解消できる。
【0065】
また本例ではリブ56をカートリッジ42の軸方向各端部に取り付けたエンドキャップ52,54に設けてあるため、リブ56を形成するための部材をエンドキャップ52,54とは別途にカートリッジ42に取り付けなくても良く、カートリッジ42の構成が簡単化し、また必要な部材の点数も少なくなってコストを低減することができる。
【0066】
以上ではカートリッジ42の軸方向各端部に取り付けたエンドキャップ52,54にリブ56を設けているが、それら端部部材によらないで、図13に示しているようにカートリッジ42の軸方向中間位置において軸方向に延びるリブ56を設けるといったことも可能である。
この例においても、リブ56によってカートリッジ42の外周側に且つこれを軸方向に通過する通路を形成確保でき、或いはまたカートリッジ42の吐水ヘッド本体26に対する径方向の位置をしっかりと定めることができる。
【0067】
以上本発明の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示であり、例えば本発明においてカートリッジの軸方向の一端側と他端側とは必ずしも端部自体を意味するのではなく、それら端部に近い位置においてリブを設ける場合も含むものである。
また上記実施例は水栓に内蔵されるカートリッジに本発明を適用した場合の実施例であるが、本発明は単体の浄水装置内部に、即ち水栓に内蔵されないで単体の浄水装置内部に装着されるカートリッジに適用するといったことも可能であるなど、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるカートリッジを内蔵した浄水機能付きの水栓をキャビネット上に設置した状態で示す図である。
【図2】 図1に示す水栓の内部構造を示す図である。
【図3】 図2に示す吐水管の内部構造を拡大して示す図である。
【図4】 図3に示す緊急遮断弁の作用説明図である。
【図5】 図3に示す構造を各部材に分解した状態で示す図である。
【図6】 図2,図3,図5のカートリッジ単体を拡大して示す図である。
【図7】 図6のカートリッジの斜視図である。
【図8】 図3の吐水ヘッドの先端部の内部構造を拡大して示す図である。
【図9】 図8に示す切替弁の作用説明図である。
【図10】 図8の要部を各部材に分解して示す図である。
【図11】 図8の切替弁の作用を断面図で示す図である。
【図12】 同じ図8の切替弁の作用を切替操作部の操作状態との関連で示した図である。
【図13】 本発明の他の実施例の要部を示す図である。
【図14】 本発明の背景説明のための説明図である。
【図15】 本発明者等が案出したカートリッジ内蔵タイプの水栓の要部を示す比較例図である。
【符号の説明】
42 カートリッジ
52 エンドキャップ(端部部材)
54 エンドキャップ(端部部材)
56 リブ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a tap water purification cartridge, and more particularly to a cylindrical cartridge.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
Tap water contains components that cause turbidity such as fine sand and red rust, and components that cause odors such as odors of wood and odor caused by chlorine for sterilization.
Therefore, conventionally, a water purifier that has a function of introducing tap water into a cartridge for purifying it, purifying it, and discharging water from the purified water outlet is configured as a single unit separate from the faucet. Then, this is attached later to the faucet of the faucet, that is, the tip of the water discharge pipe.
However, in the case of this single and retrofitted water purifier, there is a problem that if this is attached to the tip of the water discharge pipe of the faucet, the tip of the water discharge pipe will be unnaturally enlarged and the beauty will be impaired. .
[0003]
On the other hand, as shown in FIG. 14, a
[0004]
Although this type of
[0005]
On the other hand, in the case of this type of
In recent years, there is a tendency to use the storage space inside the cabinet as widely as possible, and there are cases where it is difficult to install this kind of built-in
[0006]
On the other hand, a water faucet dedicated to water purification is installed on a counter of a kitchen or the like together with a normal water faucet.
However, in this case, there are two faucets, that is, a normal faucet and a faucet dedicated to water purification, and there is a problem that the space on the counter is widely occupied by the faucets and the cost is increased.
[0007]
For these reasons, the present inventors have devised a mechanism in which a tap for purifying tap water is incorporated in a faucet. FIG. 15 shows an example.
In the figure,
In particular, when the cartridge is built in the faucet in this way, it is convenient to make it a cylindrical shape and mount it on the flow path.
[0008]
By the way, in the above-described case, a passage that passes the
[0009]
Regardless of whether or not a passage is formed on the outer peripheral side of the
[0010]
If the position of the
In particular, when the
[0011]
The fact that the outer diameter of the entire outer surface of the
[0012]
The case where the cartridge is built in the faucet has been described as an example. However, this problem is also caused when a cylindrical cartridge is built into a single water purifier to purify tap water and discharge water. is there.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
The cartridge of the present invention has been devised to solve such problems.
Thus, the claim 1 isAccommodated in a storage chamber to form an axial water passage between the outer peripheral surface of the storage chamber and the inner surface of the storage chamber;A cylindrical cartridge for purifying tap water, which extends along the axial direction on the outer peripheral surface and at least two locations on one end side and the other end side in the axial direction.The water passage is formed by contact with the inner surface of the storage chamber.A plurality of ribs are provided protruding in the circumferential direction at intervals.
[0014]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the rib is provided on an end member attached to each end portion in the axial direction of the cartridge.
[0015]
In
[0016]
[Operation and effect of the invention]
As described above, according to the present invention, a plurality of ribs extending along the axial direction are provided on the outer peripheral surface of the cartridge and at one end side and the other end side in the axial direction at intervals in the circumferential direction. With this type of cartridge, the ends of the ribs on the one end side and the other end side in the axial direction come into contact with the storage chamber inner surface of the cartridge, so that the entire outer surface including both ends of the cartridge is placed between the inner chamber surface. A space corresponding to the height of the rib can be secured, and therefore, a passage that passes through the cartridge in the axial direction can be easily formed and secured on the outer peripheral side of the cartridge.
[0017]
MaTariIt is possible to fit the cartridge into the cartridge storage chamber while slightly deforming the tip portion of the cartridge, and it is possible to firmly position the radial position of the cartridge with respect to the storage chamber.
[0018]
As a result, it is possible to solve the problem that the cartridge rattles in the radial direction in the storage chamber..
[0019]
The ribs on the one end side and the other end side in the axial direction are preferably provided at one end and the other end of the cartridge. In this case, the ribs are attached to each end in the axial direction of the cartridge. It can be provided on the end member (claim 2).
In this way, the members for forming the ribs need not be attached to the cartridge separately from the end members, the structure of the cartridge is simplified, and the number of necessary members is reduced, thereby reducing the cost. can do.
[0020]
In the present invention, the rib may be provided in a form extending at a predetermined length on the outer peripheral surface and along the axial direction at an intermediate portion in the axial direction of the cartridge.
Even in such a case, the presence of these ribs makes it possible to ensure the formation of a passage on the outer peripheral side of the cartridge and to pass through it in the axial direction, or in the radial direction relative to the cartridge accommodating chamber. It becomes possible to determine the position firmly.
In the present invention, a plurality of ribs protruding in the circumferential direction at intervals can be set to the same protruding height.
[0021]
【Example】
Next, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
In FIG. 1, 1 is a cabinet installed in the kitchen, 2 is a sink, 3 is a counter, and a single lever type mixing faucet (hereinafter simply referred to as a faucet) 10 is installed on the
In the figure, 4 is a supply pipe for supplying water and hot water to the
A connecting
[0022]
The
As shown in FIG. 2, a
In this
[0023]
The
The tip of the
[0024]
As shown also in FIG. 3, the
Here, the
In this example, a
[0025]
Here, the
The water discharge head
[0026]
Here, as shown in FIG. 4, the
The
Here, the
[0027]
The water discharge head
[0028]
The
[0029]
The
These end caps 52 and 54 are each made of a translucent member, and as shown in FIGS. 6 and 7, both end faces in the axial direction of the
That is, the dirt of each layer of the
[0030]
On the outer peripheral surfaces of these
That is, the
[0031]
In this example, the
For this purpose, it is not always necessary to keep the outer peripheral ends of the
[0032]
In this case, the radial position of the
[0033]
A purified water passage 60 </ b> A is formed inside the
[0034]
As shown in FIGS. 2 and 3, the
Further, a raw water
[0035]
A switching valve 74 (see FIG. 8) for switching between raw water straight water discharge, raw water shower water discharge, and purified water straight water discharge is disposed on the downstream side of the
The switching
[0036]
The
That is, a
Incidentally, a
[0037]
The
The internal space of the raw
[0038]
Note that the open portion at the end on the raw
A
[0039]
As shown in FIGS. 8 and 10, the
[0040]
The
That is, the
[0041]
116 is a connecting pipe that connects the water passage opening 110 formed in the
The small-
[0042]
Here, as shown in FIGS. 8 and 10, the
[0043]
The
On the other hand, on the
[0044]
The raw
Here, the
[0045]
On the other hand, the water
[0046]
In this example, the switching
FIG. 11 (I) and FIG. 12 (I) show a straight water discharge state of raw water.
At this time, the lever-type and rotary-type
Further, the water
[0047]
Therefore, under this state, the raw water from the
Naturally, at this time, water is not discharged from the purified water
[0048]
Next, when the switching
As shown in FIG. 12 (II), the water
[0049]
When the switching
[0050]
At this time, the raw water in the
The raw water is purified by passing through the
[0051]
Thus, the purified water that has been purified by passing through the
[0052]
As shown in FIGS. 3 and 4, an
[0053]
Here, the
One end side (left end side in the figure) of the
[0054]
Here, the fixing
[0055]
The
The urging force of the
That is, the flow path is blocked by the seating of the
However, normally, as shown in FIG. 4A, the
[0056]
The
[0057]
The
That is, the action of the holding
[0058]
A
[0059]
The emergency shut-off
In addition, by switching the
[0060]
On the other hand, when it becomes necessary to replace the
Then, the
At this time, as soon as the
However, since the
[0061]
However, when replacing the
[0062]
However, in this example, the emergency shut-off
[0063]
As described above, in the
[0064]
Further, by fitting the leading end portion of the
[0065]
Further, in this example, the
[0066]
In the above, the
Also in this example, the
[0067]
Although the embodiment of the present invention has been described in detail above, this is merely an example. For example, in the present invention, the one end side and the other end side in the axial direction of the cartridge do not necessarily mean the end portions themselves, but the end portions thereof. This includes the case where a rib is provided at a position close to.
Moreover, although the said Example is an Example at the time of applying this invention to the cartridge incorporated in a faucet, this invention is mounted in the inside of a single water purifier without being incorporated in a single water purifier. The present invention can be configured in variously modified forms without departing from the gist of the present invention.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing a state in which a water faucet with a water purifying function and incorporating a cartridge according to an embodiment of the present invention is installed on a cabinet.
FIG. 2 is a diagram showing an internal structure of the faucet shown in FIG.
FIG. 3 is an enlarged view showing the internal structure of the water discharge pipe shown in FIG. 2;
4 is an operation explanatory diagram of the emergency shut-off valve shown in FIG. 3. FIG.
FIG. 5 is a diagram showing the structure shown in FIG. 3 in a state where it is disassembled into each member.
6 is an enlarged view showing a single cartridge of FIGS. 2, 3, and 5. FIG.
7 is a perspective view of the cartridge of FIG. 6. FIG.
FIG. 8 is an enlarged view showing the internal structure of the tip of the water discharge head of FIG.
9 is an operation explanatory diagram of the switching valve shown in FIG.
FIG. 10 is an exploded view showing the main part of FIG.
11 is a cross-sectional view showing the operation of the switching valve of FIG.
12 is a view showing the operation of the switching valve of FIG. 8 in relation to the operation state of the switching operation unit.
FIG. 13 is a diagram showing a main part of another embodiment of the present invention.
FIG. 14 is an explanatory diagram for explaining the background of the present invention.
FIG. 15 is a comparative example showing the main part of a cartridge built-in faucet devised by the present inventors.
[Explanation of symbols]
42 cartridges
52 End cap (end member)
54 End cap (end member)
56 ribs
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