JP3743955B2 - Air blower attachment / detachment structure - Google Patents
Air blower attachment / detachment structure Download PDFInfo
- Publication number
- JP3743955B2 JP3743955B2 JP2001306293A JP2001306293A JP3743955B2 JP 3743955 B2 JP3743955 B2 JP 3743955B2 JP 2001306293 A JP2001306293 A JP 2001306293A JP 2001306293 A JP2001306293 A JP 2001306293A JP 3743955 B2 JP3743955 B2 JP 3743955B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fertilizer
- blower
- frame
- fan
- hopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Fertilizing (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗用田植機の側条施肥機に具備される送風機の着脱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、肥料ホッパや肥料繰出ケース等からなる施肥ユニットを左右方向に複数配列して、該施肥ユニット下部に位置し左右方向に伸延した送風パイプを介して送風機を連通させ、肥料繰出ケース内で調量した肥料を空気搬送するようにした側条施肥機を乗用田植機に搭載して、植付作業と同時に施肥作業ができるようにしたものが公知である。
【0003】
そして、上述のような側条施肥機では、圃場間の移動や格納時に側条施肥機の横幅を狭めるために、前記送風機と送風パイプとを連通・分離可能に構成し、送風機を機体内側に回動・格納して横幅を小さくするようにしたものがある。
【0004】
例えば、特開2000−184808号公報に掲載されているように、送風パイプの側方に設けたフレームに、送風機の回動軸となるピンを立設し、該ピンを送風機のケーシングに設けられた孔に挿入して、送風パイプの側方に設けたフレームに対し送風機を回動可能に連結したものがある。そして、送風機と送風パイプを連通した状態に保持するために、送風機のケーシングと送風パイプの側方に設けたフレームとをノブネジ等の固定具を用いて連結固定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の従来技術においては、例えば、ノブネジが少しでも弛んでいることがあると、悪路走行時等の大きな振動が加わったときに、振動によってノブネジが更に弛んで送風機のケーシングがピンから抜けて送風機が外れてしまい、送風機と送風パイプとの連通状態が崩れる虞れがある。また、送風機は、1本のピンを回動軸とした場合高く持ち上げて外すことになり、着脱が面倒な作業となっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、送風機50を走行車両1の施肥フレーム106側に設けた送風パイプ51に対して連通・分離可能とした構成において、該送風機50を略水平方向若しくは水平方向に回動させるための枢軸55a・55bを施肥フレーム106側から立設し、該枢軸55a・55bに送風機50側に設けた送風機取付ステー52を係合し、該送風機取付ステー52の上方に抜け止め用規制部材57を設け、平面視において、送風機50が送風パイプ51と連通した状態にあるときは、該抜け止め用規制部材57と送風機取付ステー52が重複し、送風機50を枢軸55a・55bを中心に機体内側へ回動させ、設定角度まで回動することにより、両者が重複しない状態となり、送風機50を略垂直方向に持ち上げ、送風機50を施肥フレーム106側から取外し可能としたものである。
【0007】
請求項2においては、請求項1記載の送風機の着脱構造において、取り外された送風機50は施肥フレーム106に設けたフック19に引っ掛け可能としたものである。
【0008】
請求項3においては、請求項1に記載の送風機の着脱構造において、一対の枢軸55a・55bを上方を開放して略同一直線上に配設し、該枢軸のステーからの出代を異なる長さとしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、以下の図面を用いて発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施例に係る側条施肥機を搭載した乗用田植機の全体的な構成を示した側面図、図2は同じく平面図、図3は車体フレームとミッションケースの概略斜視図である。
図4は側条施肥機の正面図、図5は同じく平面略図、図6は施肥ユニットの左側面図、図7は側条施肥機の伝動機構を説明する側面図、図8は同じく正面図、図9は肥料繰出ケースの左側断面図、図10は肥料繰出装置を示す断面図である。
【0010】
図11は側条施肥機の左側正面図、図12は同じく左側面図である。
図13は肥料ホッパを示す左側断面図、図14は右側の肥料ホッパの連結部を示す左側面図、図15は右側の肥料ホッパの連結部を示す右側面図、図16は肥料ホッパの連結部を示す正面一部断面図である。
図17は送風パイプと連通した状態の送風機を示す平面図、図18は送風パイプと分離した状態の送風機を示す平面図である。
【0011】
初めに、本実施例に係る乗用田植機の全体構成について、図1乃至図3を用いて説明する。
但し、本実施例は四条植え式の植付部9を搭載する乗用田植機であり、従って、後述する側条施肥機30には四組の施肥ユニット48・48・・・が具備されるが、これに限定されるものではなく、植付部9は六条植え式や八条植え式であってもよく、このとき側条施肥機30には条数に対応する施肥ユニット48・48・・・を備えるものとする。
【0012】
乗用田植機は、走行車両1と、該走行車両1の後部に連結した植付部9とで構成されている。そして、走行車両1の前部及び後部にはそれぞれ前輪2・2と後輪3・3とが懸架され、車体フレーム4の前部には動力部であるエンジン5が搭載されてボンネット22で覆われている。
前記ボンネット22の両側には予備苗載台90が配設され、同じくボンネット22の後上方には操向ハンドル8が配設されている。そして、操向ハンドル8の周囲であってボンネット22には主変速レバー75、全動力を入切操作可能な苗継ぎレバー76、アクセルレバー72等が配設され、該操向ハンドル8の左側下方には主クラッチペダル74、同じく右側下方にブレーキペダル73が配設されている。
【0013】
エンジン5後方であって車体フレーム4の左右略中央には前後方向に長く形成したミッションケース6が配置されており、該ミッションケース6の前部で前輪2・2が支持され、後部で後輪3・3が支持されている。ミッションケース6は、ボンネット22後方且つ運転席7前方に位置するステップ20c、運転席の側方に位置するステップ20b・20b及び運転席7を設置するための台座部20dを一体的に形成した車体カバー20によって覆われており、該車体カバー20の後上部には運転席7が設けられている。さらに、車体カバー20の運転席7側方には植付部9の昇降・植付の入切・植付時の変速・線引きマーカ等の操作を行うシフトレバー77や油圧感度調節レバー141等が設けられている。
【0014】
前記走行車両1の後部には、植付部9を構成する植付伝動フレーム92が、該植付伝動フレーム92の前部にローリング支点軸17を介して設けられたヒッチ94の上部に枢支されたトップリンク11と、同じくヒッチ94の下部に枢支されたロワリンク12とで構成された昇降リンク機構10を介して連結されている。
【0015】
前記昇降リンク機構10を構成するトップリンク11は、車体フレーム4を構成する背面視逆U字状のリアフレーム43の上部に固設された取付部43aに軸支される。一方、ロワリンク12は、該ロワリンク12の前部に設けられた側面視三角状の支持体12aの前部が、前記リアフレーム43の下部に軸支され、該支持体12aの上部には、昇降リンク機構10を昇降駆動させる昇降シリンダ15が連結されている。
【0016】
なお、リアフレーム43は昇降リンク機構10の支持部として利用されると共に、取付プレート39を介して前記ミッションケース6の後部に一体的に設けられているリアアクスルケース38が連結されている。そして、リアフレーム43の上方であって、運転席7と植付部9の間には後述する側条施肥機30が配設されている。
【0017】
上述の如く走行車両1の後部に連結された植付部9は、四条植え式の苗載台91や複数の植付爪93・93・・・等から構成されており、前高後低に配設した苗載台91を、下部レール95及びガイドレール96を介して植付伝動フレーム92に左右往復摺動自在に支持させると共に、ロータリケース93a・93a・・・の回転により先端が楕円状軌跡を描いて回転しながら苗を植え付ける植付爪93・93・・・を、植付伝動フレーム92の後部に配設している。
【0018】
植付部9の下部には、センターフロート97とサイドフロート98・98が配設されている。前記センターフロート97は、走行車両1の左右中心線上に配置され、センターフロート97の左右対称位置にサイドフロート98・98が配設されて、植付部9の左右のバランスを良好に保ち、植え付け姿勢を安定させて、正確に植え付けができるようにしている。
そして、前記サイドフロート98・98には各植付条における苗の植え付け部位に隣接する側条作溝器33・33・・・が設けられ、該側条作溝器33・33・・・は接地面よりも下方側に向けて泥土層に入り込み、肥料を供給するための溝を形成しながら、前記側条施肥機30から搬送ホース32・32・・・を介して送られた肥料を泥土層に施肥するようにしている。
【0019】
このようにして、上述の乗用田植機は、エンジン5の動力を利用して前輪2・2及び後輪3・3を走行駆動して走行移動させると共に、左右に往復摺動可能な苗載台91から一株分の苗を植付爪93・93・・・によって取り出して連続的に苗を植え付け、さらに、植え付けと同時に施肥できるように構成されている。
【0020】
ここで、本実施例に係る側条施肥機30について説明する。
まず、側条施肥機30の支持構成から説明する。図3に示す如く、前記車体フレーム4の構成部材である左右の前後フレーム44・44の後部には背面視逆U字状のリアフレーム43が固設されており、該リアフレーム43左右両側部には、平面視L字状のステップ支持フレーム109・109が固設され、その連結部はそれぞれ支持ブラケット108・108によって補強されている。そして、左右の支持ブラケット108・108にステーを介して機体左右方向に施肥下部フレーム106c(図4)を横架している。なお、側条施肥機30を田植機に装備しないときは前記支持ブラケット108・108に図示せぬリヤデッキを支持させて車体カバー20を後方へ延設することができる。
【0021】
そして、図4及び図5に示す如く、前記施肥下部フレーム106cの左右両端には、施肥サイドフレーム101L・101Rが設けられ、施肥下部フレーム106cと同様に施肥前部フレーム106a及び施肥後部フレーム106bがそれぞれ施肥サイドフレーム101L・101R間に架設されている。そして、施肥前部フレーム106aで後述する肥料繰出ケース13の前部を、施肥後部フレーム106bで肥料繰出ケース13の後部を、施肥下部フレーム106cで肥料繰出ケース13の下部を支持している。そして、これら施肥前部フレーム106a、施肥後部フレーム106b、施肥下部フレーム106c及び施肥サイドフレーム101L・101R等で施肥フレーム106を構成している。
【0022】
上述の如く構成された施肥フレーム106に構成される側条施肥機30には、粉粒状の肥料を貯溜する肥料ホッパ49と、肥料繰出部であって肥料を所定量ずつ繰り出す肥料繰出装置を内装する肥料繰出上ケース47及び肥料繰出下ケース56から成る肥料繰出ケース13と、フロート97・98・98の側条作溝器33にフレキシブル型搬送ホース32を介して肥料を排出させるターボブロワ型の送風機50と、円筒形のチャンバーとなる送風パイプ51とを備えると共に、該送風パイプ51一側端(本実施例においては右側)に前記送風機50を取り付け、四条分四組の肥料繰出ケース13・13・・を送風パイプ51上方に配設している。
そして、前記肥料ホッパ49、肥料繰出ケース13、及び搬送ホース32などから施肥ユニット48が構成され、該施肥ユニット48・48・・・は機体左右方向に並設して配置されている。
【0023】
そして、図6に示す如く、前記肥料繰出下ケース56の下端部では、前部に前記送風パイプ51に前端部を嵌着させる接合パイプ59を連結接続し、同じく後部には前記搬送ホース32を嵌着して、前記送風機50からの空気を送風パイプ51から肥料繰出上ケース47の下端部及び搬送ホース32に吹き出させ、肥料繰出下ケース56の下端部に落下する肥料を、搬送ホース32を介して側条作溝器33位置まで空気搬送するように構成している。
【0024】
次に、側条施肥機30の肥料繰出装置への伝動機構について説明する。
図7乃至図9に示す如く、側条施肥機30を駆動するための駆動源となるエンジン5からの出力は、ミッションケース6の前後中途部に設けられた動力取り出し機構31によって植付部9側と側条施肥機30側とに分岐して取り出される。中間軸35により取り出された側条施肥機30への動力は中間軸35後端に連結された無段変速装置入力軸34bによって無段変速装置34に入力され、該無段変速装置34により変速された動力は、無段変速装置出力軸34cに連結された伝動軸37bに伝達され、さらに、該伝動軸37b後端に設けたベベルギア37aと変速出力軸36上に設けられたベベルギア36aを介して変速出力軸36に伝達される。この間に、無段変速装置34により肥料繰出ケース13より繰り出される肥料の繰出量を調整し、さらに、安全クラッチ装置37が伝動軸37bに作用するようにしている。
なお、無段変速装置34を変速操作して肥料の繰出量を調整する調量ダイヤル29は、運転席7の後方であって車体カバー20に形成された孔20aから上方に突出した状態に設けられており、作業者が運転席7近傍にいる状態で操作できるように構成されている。
【0025】
そして、変速出力軸36は、回転軸40を介して施肥フレーム106の左右略中央に配設した支持プレート106dに固定した駆動ケース46より突設した繰出入力軸41に連結連動されると共に、該繰出入力軸41には、一対のベベルギア42を介して、機体左右方向に延設された繰出駆動軸45が連結連動されている。
なお、繰出駆動軸45は複数の軸45a・45b・45c・・・から成り、これらは連結具69により連結されると共に、隣接する各施肥ユニット48・48・・・間には、軸間にクラッチ装置70が介設されており、側条施肥機30の前方に位置するユニットクラッチレバー81・81によって、左右二条分の施肥ユニット48・48を選択的に駆動可能な構成とし、同じく側条施肥機の前部に位置する条止め操作ロッド71・71・・・で各施肥ユニット48・48・・・を選択的に駆動可能な構成としている。
【0026】
このような構成において、前記繰出駆動軸45より伝達されてきた動力が、一対のベベルギア68・66aを介して、前記繰出軸66を駆動すると、肥料ホッパ49内の肥料は所定の繰出量だけジョイント部56b中間に落下し、落下した肥料は、そのまま搬送ホース32を介して側条作溝器33位置まで空気搬送される。
【0027】
ここで、前記施肥ユニット48・48・・について説明する。但し、施肥ユニット48・48・・は略等しい構成であるので、そのうち一組の施肥ユニット48を用いてその構造を詳細に説明する。
図6及び図9に示す如く、施肥ユニット48に具備される肥料繰出ケース13は肥料繰出上ケース47及び該肥料繰出上ケース47の下方に接続された肥料繰出下ケース56とで構成されている。前記肥料繰出上ケース47の上面前側の入口47aには、肥料ホッパ49の下部出口49aを嵌着させる一方、肥料繰出上ケース47の下面には、前傾状(上端側が前、下端側が後方向に傾斜)の肥料繰出下ケース56を着脱自在に固定させている。該肥料繰出下ケース56は、硬質合成樹脂製で漏斗型(逆円錐型)に形成されると共に、肥料繰出下ケース56下部には、ジョイント部56bが一体成形されており、肥料繰出下ケース56とジョイント部56bは小さな口面積の出口56aを介して連通されている。
【0028】
そして、該ジョイント部56b前端部は、前記送風パイプ51に前端部を嵌着させる接合パイプ59後端部に連結接続されると共に、ジョイント部56b後端部には、前記搬送ホース32が嵌着されており、前記送風機50からの空気を送風パイプ51からジョイント部56b及び搬送ホース32に吹き出させ、肥料繰出下ケース56の出口56aからジョイント部56b中間に落下する肥料を、搬送ホース32を介して側条作溝器33位置まで空気搬送するように構成している。
【0029】
前記肥料繰出装置として、取入口61aを有する入口盤61と、前記取入口61aと同じ回転半径位置に複数の繰出口63a・63a・・・を有する目皿盤63と、排出口(切欠部)65aを有する出口盤65とを備え、略円形平板状の前記各盤61・63・65を肥料繰出上ケース47と肥料繰出下ケース56との間に前傾且つ多層状に配設させている。
【0030】
そして、肥料繰出上ケース47の内部に繰出軸66を前傾姿勢で回転自在に軸支させ、各盤61・63・65の中央部に繰出軸66下端側を貫通させ、入口盤61と出口盤65を肥料繰出上ケース47に係止させ、各盤61・65に対して繰出軸66を遊転させると共に、目皿盤63を繰出軸66に係合軸支させ、繰出軸66によって目皿盤63を強制的に回転させて、取入口61aから繰出口63aに入った肥料を排出口65aに移動させて肥料繰出下ケース56の出口56a方向に落下させるように構成している。
【0031】
図10にも示す如く、前記入口盤61は、略円盤状の天板部61dと、この天板部61dの下面の周縁に沿って一体的に連接したスペーサとしての環状部61bとにより構成されており、目皿盤63は、入口盤61の天板部61dと、スペーサとしての環状部61bと、出口盤65とで囲まれた空間内に回転可能に配置されている。そして、入口盤61と出口盤65とで形成された空間の厚みはちょうど目皿盤63の厚みと等しくなるよう成形されており、入口盤61の天板部61d、目皿盤63及び出口盤65は隙間無く層状に配設されている。
【0032】
そして、入口盤61、目皿盤63及び出口盤65を組んだ状態で、結合部材64でこれらを結合し、目皿ユニットとして一体的に取り扱うことのできるようにしている。本実施例では、結合部材64として板バネを採用し、入口盤61及び出口盤65に夫々形成した係合部61c・65bに略コ字状に形成された結合部材64を係合させ、入口盤61と出口盤65を該結合部材64で挟み込んでこれらを連結している。
但し、結合部材64は前記板バネに限定されるものではなく、結合部材64は入口盤61と出口盤65を結合することができるものであればよく、また、結合部材64を複数設けることもできる。
【0033】
上述の如く入口盤61、目皿盤63及び出口盤65を組んで目皿ユニットとした状態で扱えることによって、層状に配設された入口盤61、目皿盤63及び出口盤65の間隙が拡がることがないので、肥料が噛み込むことを防止して、安定した施肥量を保持し、安定した施肥作業を行うことができる。さらに、目皿ユニットとした状態で肥料繰出ケース13に組み付けることができるので、一枚ずつ入口盤61、目皿盤63及び出口盤65を下方から上方へ押しつけながら組み付けるときと比べて作業が簡易となり、従って、良好な組み付け状態を容易に実現できる。
【0034】
また、肥料繰出上ケース47前部には残留肥料取出口47eを開設しており、ここから施肥作業終了後に肥料ホッパ49及び肥料繰出上ケース47内の残留肥料を外部に確実に排出除去するようにしている。図6に示す如く、残留肥料取出口47eにはシャッター82が備えられており、シャッター操作レバー84を操作することによってシャッター82を開閉できるように構成している。このようにして、シャッター82を開閉することで残留肥料取出口47eの開閉を行うようにしている。
【0035】
前記残留肥料取出口47eには、合成樹脂素材(例えば、硬質ゴム等)で構成されたエルボ管85が連結され、該エルボ管85には、フレキシブル型排出用ホース86が連結されており、残留肥料排出作業時には、排出用ホース86を機体側方に延ばした状態にして排出する。
図4、図5、図11及び図12に示す如く、前記排出用ホース86は、ホース先端(肥料出口)近くを施肥フレーム106の両端に位置する施肥サイドフレーム101L・101Rに設けたホースクランプ58・58で保持して収納する。排出用ホース86のホース先端は開閉自在なキャップ86aによって閉塞されており、雨等が排出用ホース86内部に入り込むことのないようにしている。
【0036】
排出用ホース86が収納された状態において、本実施例では、各施肥ユニット48・48・・に一本ずつ合計四本の排出用ホース86・86・・が備えられており、そのうち、右二組の施肥ユニット48・48の排出用ホース86・86は右側の施肥サイドフレーム101Rに設けたホースクランプ58に、左二組の施肥ユニット48・48の排出用ホース86・86は左側の施肥サイドフレーム101Lに設けたホースクランプ58に、そのホース先端部が保持されている。このとき、排出用ホース86・86・・は、肥料ホッパ49・49・・の下方であって、左右の施肥サイドフレーム101L・101Rの間に配置されている。
【0037】
上述の如く収納された排出用ホース86・86・・は、そのホース先端が車輪2・2・3・3やステップ20から離れた位置、すなわち、植付作業時に汚れにくい位置にあり、また、肥料排出時作業時には、排出用ホース86・86・・が機体側方へ引き出し易い位置にある。従って、排出用ホース86・86・・を手を汚すことなく簡単に機体側方へ引き出すことができる。さらに、排出用ホース86・86・・は機体幅より左右側方へはみ出ることなく左右の施肥サイドフレーム101L・101Rによって保護されると共に、排出用ホース86・86・・が安定した状態で収納位置に保持される。
【0038】
次に、肥料ホッパ49とホッパ蓋129について説明する。
図2及び図4に示す如く、側条施肥機30は四条植え式の植付部9に対応するよう四条分四組の施肥ユニット48・48・・が設けられ、これら四組の施肥ユニット48・48・・に具備される四体の肥料ホッパ49・49・・は左右二体ずつに一つのホッパ蓋129・129が設けられている。
本実施例に係る肥料ホッパ49・49・・の左右二条の構造は略等しく、以下にそのうち右側二条分の肥料ホッパ49・49の構造について説明する。
【0039】
図11及び図13に示す如く、一条一体に独立して成形した二条分二体の肥料ホッパ49・49を左右方向に連設させて二組隣接して配置し、二体のホッパ49・49は内部において前後方向(ホッパ蓋の回動中心方向に対して直角方向)に配置した仕切面49b・49bで仕切られて、該仕切面49b・49bは上方を開放する側面視U字状となるよう切り欠かれ、側面開口部120が形成されている。
左右方向に連設させた二体の肥料ホッパ49・49は、夫々の仕切面49b・49bに形成された連結部49L・49R同士を連結し、側面開口部120によって二体の肥料ホッパ49・49の内部が連通した状態としている。
【0040】
図14に示す如く、左右方向に連設させた二体の肥料ホッパ49・49のうち右側の肥料ホッパ49は、その左面を仕切面49bとして、側面開口部120を縁取る連結部49Rが肥料ホッパ49本体と一体的に形成されている。側面開口部120の縁には左側方への凸体49Ra、該凸体49Raの外側に凹部49Rc、該凹部49Rcの外側にボルト孔が形成された螺結体49Rcが形成されている。
一方、図15に示す如く、左右方向に連設させた二体の肥料ホッパ49・49のうち左側の肥料ホッパ49は、その右面を仕切面49bとし、側面開口部120を縁取る連結部49Lが肥料ホッパ49本体と一体的に形成されている。側面開口部120の縁及び上部開口縁には右側方への凸体49La、該凸体49Laの外側にボルト孔が形成された螺結体49Lbが形成されている。
【0041】
図16に示す如く、左側の肥料ホッパ49の螺結体49Lbと、右側の肥料ホッパ49の螺結体49Rbとを合わせて、夫々に形成されたボルト孔にボルト128・128・・・を貫通して左右の肥料ホッパ49・49を螺結すると、側面開口部120は右側の肥料ホッパ49の連結部49Rの凸体49Raに縁取られ、右側の肥料ホッパ49Rの凸体49Raと螺結体49Rbの間に形成された凹部49Rcに左側の肥料ホッパ49Lの凸体49Laが嵌合している。
【0042】
すなわち、左側の肥料ホッパ49の連結部49Lと右側の肥料ホッパ49の連結部49Rとがインロウ構造となっており、これら連結部49L・49Rが嵌合しているため、合わせ位置がずれないので、肥料ホッパ49・49・・を更に多連としても精度良くこれらの肥料ホッパ49・49・・を一体的に組み付けることができる。
また、左側の肥料ホッパ49の連結部49Lと右側の肥料ホッパ49の連結部49Rとが平面であると、連結部49L・49Rの間の隙間を完全に無くすことは難しく、防水性を高めるためには連結部49L・49Rを多くのボルト128・128・・・で締結しなければならないが、これに対し、連結部49L・49Rがインロウ構造であり、連結部49L・49Rの間に間隙が生じにくく高い防水性が期待されるため、締結のためのボルト128・128・・・の本数を削減することができる。
【0043】
上述の如く二条分の各肥料ホッパ49・49を連結して、側面開口部120の下端高さを肥料ホッパ49・49の上部開口縁よりも低く形成している。但し、側面開口部120の下端高さは各肥料ホッパ49・49に内装される漉網板126・126よりも上方とする。
そして、二条分の各肥料ホッパ49・49内部を側面開口部120を介して連通させて、肥料ホッパ49・49間で肥料を移動させて均すことができるようにしている。
【0044】
なお、左右の肥料ホッパ49・49は夫々形状が異なるが、肥料ホッパ49を成形する際に、型の左右面部分の一部を入れ子型にして、(1)肥料ホッパ49右面の連結部49Lを形成する、(2)肥料ホッパ49左面の連結部49Rを形成する、(3)連結部を形成しない、前記(1)〜(3)を成形する肥料ホッパ49の左右夫々の面で選択を可能とし、基本的に一つの型で、(1)左面に連結部49Rを形成した肥料ホッパ49、(2)右面に連結部49Lを形成した肥料ホッパ49、(3)左右両側に連結部49L・49Rを形成した肥料ホッパ49、の三種の異なる形状の肥料ホッパ49を成形できるようにしている。
このように、肥料ホッパ49の形状が異なっても、型に係る費用を安価に済ませることができ、また、本実施例で示すように二連だけでなく三連、四連・・・と肥料ホッパ49・49・・・を連結したものを比較的安価に製造することができる。
【0045】
また、肥料を入れる二条分の各肥料ホッパ49・49の上方開口部に単一のホッパ蓋129を開閉自在に設け、ホッパ蓋129及び肥料ホッパ49・49内部を外側から透視可能な透明合成樹脂によって形成している。
前記ホッパ蓋129は、肥料ホッパ49・49の後面上部にホッパ蓋129の後部を回動自在に支持されて、前方から持ち上げて開放するように構成している。
ホッパ蓋129と肥料ホッパ49・49は、耐食性のある合成樹脂素材で一体的に形成されたヒンジ133・133によって、該ヒンジ133・133のくびれ部を回動中心として肥料ホッパ49・49に対してホッパ蓋129が回動可能となるように設けられている。
なお、本実施例で採用されているヒンジ133・133は、ホッパ蓋129の後部二箇所と左右の肥料ホッパ49・49に架設されており、その上部をホッパ蓋129に固定し、くびれを介して下部を肥料ホッパ49・49に固定している。
【0046】
また、肥料ホッパ49の前面側にプラスチック製突起135を固定し、又は、肥料ホッパ49と一体的に形成し、該突起135に着脱自在に係止させるプラスチック製フック136をホッパ蓋129に固設し、突起135とフック136の係合によってホッパ蓋129を閉塞位置に固定するようにしている。前記フック136は、図13に示す如く、突起135との係合面にテーパが形成されている。
【0047】
なお、前記ヒンジ133は、ホッパ蓋129が後方へ移動する方向に付勢されるよう癖を付けて成形されている。従って、ホッパ蓋129が後方へ移動するよう付勢されることで、すなわち、前記フック136の突起135との係合面に設けられたテーパと突起135との間隙を埋める方向に付勢力が働いていることになり、ホッパ蓋129が閉じた状態にあるときに、フック136が突起135に食い込む方向に付勢されてホッパ蓋129の閉まり精度が良好となり、ホッパ蓋129と肥料ホッパ49の隙間が削減されて、ホッパ蓋129がたついたり、洗車時に肥料ホッパ49内に水が入ったり、風圧等で自然にホッパ蓋129が開いたりすることを防止している。
【0048】
そして、ホッパ蓋129の回動中心側であって該ホッパ蓋129の下面には、左右略全幅に遮蔽部材138を設けている。遮蔽部材138はホッパ蓋129裏面から垂設された合成樹脂素材製の側断面略コ字状の弾性体であって、ホッパ蓋129が肥料ホッパ49・49を閉塞した状態で該遮蔽部材138は肥料ホッパ49内にある。
そして、遮蔽部材138はホッパ蓋129が開放した状態で、肥料ホッパ49の後面上端部に引っ掛かってホッパ蓋129のそれ以上後方への回動を規制し、さらに、肥料ホッパ49・49の一側に起立させるホッパ蓋129によって他側から投入する肥料が反対側に飛散するのを防ぎ、また、ホッパ蓋129に衝突した肥料がホッパ蓋129と肥料ホッパ49・49間の隙間から下方に落下するのを防ぐと共に、遮蔽部材138上面に留った肥料を、ホッパ蓋129が閉まるときに肥料ホッパ49・49内部に落下させるように構成している。
【0049】
ここで、図11及び図17を用いて、本発明に係る送風機50について詳細に説明する。
本実施例において送風機50は側条施肥機30の左側部に設けられており施肥サイドフレーム101L、すなわち、施肥フレーム106に支持されている。但し、送風機50は側条施肥機30の右側部に設けることもでき、また、後述するが、本実施例の送風機50は側条施肥機30の前部側に回動可能としているが、送風機50を側条施肥機30の後部側に回動可能に構成することもできる。
【0050】
前記送風機50と送風パイプ51は施肥サイドフレーム101Lを介して本機側に取り付けられており、送風機50と送風パイプ51は内部で連通している。そして、施肥フレーム106に相対位置固定された送風パイプ51に対し、送風機50は送風パイプ51の一端が固定された施肥サイドフレーム101Lに対して回動可能に構成して、施肥フレーム106外側端の送風機50を側方に拡開して側条施肥を可能とすると共に、送風機50を機体前方内側に回動した状態で施肥サイドフレーム101Lより着脱可能に構成している。
【0051】
送風パイプ51の一側端部と、送風機50の吹出口50aを囲繞したフランジ54を夫々施肥サイドフレーム101Lに支持させ、該施肥サイドフレーム101Lに左右方向に穿設された挿通孔によって送風機50と送風パイプ51内部が連通した状態としている。
【0052】
前記送風機50の図示せぬファンを内装するファンケース50bの後面に板金製側面視略コ字状の送風機取付ステー52を固定し、該送風機取付ステー52の後面であって機体内側に前記吹出口50aを囲繞するフランジ54の前部54aを固定している。そして、前記ファンケース50bの前部にモータ部50cを設け、下部に位置するフィルタを介してファンケース50b内に外部の空気を取り込むための吸入筒50dを同じくファンケース50bの後部に配設している。
【0053】
そして、前記送風機取付ステー52には回動支点となる枢軸55a・55bを挿入するための回動支点孔52a・52aが上下に一つずつ設けられている。一方、施肥サイドフレーム101L機体外側前部に正面視コ字状の枢軸支持体53を設け、コ字の上辺と下辺の夫々に枢軸55a・55bが略同一直線上に位置するよう配設されている。そして、枢軸55a・55bに送風機取付ステー52に穿設された回動支点孔52a・52aを係合させることによって、枢軸支持体53で送風機取付ステー52を枢支し、送風機50を枢軸55a・55bを中心として回動可能に施肥フレーム106側に取り付けている。
【0054】
なお、前記フランジ54の後部には、施肥サイドフレーム101Lの機体内側部に設けられたフック型の固定具67(ワンタッチ係止具)の係止部67aを係止させるためのヒッチ54bが一体的に形成されており、施肥サイドフレーム101Lとフランジ54とを簡易に固定又は固定解除できるようにしている。また、後述するように施肥フレーム106から送風機50を取り外したときに、フック型の固定具67であるため、螺子等で固定するときのように固定具67の紛失する虞れがなく都合がよい。
【0055】
本実施例において、前記枢軸55a・55bとしてピン状部材を採用し、該ピン状部材が枢軸支持体53のコ字の上辺及び下辺の夫々の下方から貫通して上方に突出した状態に固定されている。
なお、上下に二本設けられた枢軸55a・55bは、本実施例ではそのうち上方の枢軸55aを、下方の枢軸55bに比べて短くして、上下の枢軸55a・55bを異なる長さとし、夫々の枢軸55a・55bで送風機取付ステー52からの出代を異なるようにしている。但し、上方の枢軸55aを、下方の枢軸55bに比べて長くしても構わない。これは、送風機50の施肥フレーム106側からの着脱の際の便を図るためである。
【0056】
例えば、送風機50を施肥フレーム106側に装備するときには、まず、長い方の枢軸である下方の枢軸55bに送風機取付ステー52の下方の回動支点孔52aを係合させ、次に、短い方の枢軸である上方の枢軸55aに送風機取付ステー52の上方の回動支点孔52aを係合させる。
上下の枢軸が略同一の長さであれば、送風機50を支持しながら上下両方の枢軸と回動支点孔を同時に係合させなければならず、送風機の体勢が少しでも傾くことがあると枢軸と回動支点孔の位置がずれて取り付けられないが、上下の枢軸55a・55bの長さが異なれば、片方の回動支点孔52aと枢軸55b(55a)を係合させて体勢を整えた上で、他方の回動支点孔52aと枢軸55a(55b)を係合させることができるので、取付作業が簡易となる。
【0057】
前記枢軸支持体53の上部には、送風機取付ステー52の上方への移動(抜け)を規制するための規制部材57が固定されている。規制部材57は、水平部と垂直部を持つL字状であって、垂直部を枢軸支持体53の上部に固定し、水平部を上方の枢軸55aの上端より下方且つ枢軸支持体53の上面に送風機取付ステー52の厚みを加えた高さより上方に配設されている。但し、本実施例の規制部材は棒材を折り曲げて構成しているが、プレート等で構成してもよく限定するものではなく、また、規制部材は本機側に設けているが、送風機側に設けることも可能である。
さらに、平面視において、送風機50が送風パイプ51と連通した状態にあるときは、規制部材57の水平部と送風機取付ステー52が重複した状態に、また、図18に示す如く、送風機50を枢軸55a・55bを中心として機体内側へ回動させたときに、設定角度まで回動すると規制部材57の水平部と送風機取付ステー52とが重複しない状態となるようにしている。すなわち、平面視において、送風機50をある一定角度まで機体内側へ回動させると、規制部材57による送風機取付ステー52の上方への規制が解除されることになる。
【0058】
規制部材57による送風機50の上方への移動の規制が解除された状態では、送風機50を略垂直方向に持ち上げるだけで、送風機50を施肥フレーム106側から取り外すことができる。送風機50に接続された電源や制御用のハーネスにはカプラ50eが取り付けられていて、ハーネスも接続・切断可能に構成されており、送風機50を施肥フレーム106側から取り外す際にはカプラ50eを走行機体側のカプラ(図示せず)から外してハーネスを切断すると、送風機50は側条施肥機30本体から完全に切り離すことができる。
従って、施肥機30の不使用時や保管時には、送風機50を施肥フレーム106側から取り外すことによって、送風機50を機体内側へ回動させて収納するときと比べて、収納に必要な空間を削減することができる。
なお、施肥フレーム106側より取り外した送風機50は施肥前部フレーム106aに設けたフック19(図4)に引っ掛けた状態に保管することができる。
【0059】
また、送風機50が送風パイプ51と連通した状態にあるときは、規制部材57が送風機取付ステー52の上方に位置し、如何なる場合も送風機取付ステー52が枢軸55a・55bより抜けることの無いようにしている。従って、悪路を走行時に激しい振動によって固定具67によるフランジ54と施肥サイドフレーム101Lとの係合が弛んだとしても、送風機取付ステー52が枢軸より抜けることがないので、送風機50が施肥フレーム106側から外れることがない。
【0060】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0061】
即ち、請求項1に示す如く、送風機50を走行車両1の施肥フレーム106側に設けた送風パイプ51に対して連通・分離可能とした構成において、該送風機50を略水平方向若しくは水平方向に回動させるための枢軸55a・55bを施肥フレーム106側から立設し、該枢軸55a・55bに送風機50側に設けた送風機取付ステー52を係合し、該送風機取付ステー52の上方に抜け止め用規制部材57を設け、平面視において、送風機50が送風パイプ51と連通した状態にあるときは、該抜け止め用規制部材57と送風機取付ステー52が重複し、送風機50を枢軸55a・55bを中心に機体内側へ回動させ、設定角度まで回動することにより、両者が重複しない状態となり、送風機50を略垂直方向に持ち上げ、送風機50を施肥フレーム106側から取外し可能としたので、規制部材によって送風機に固設したステーの上方への移動が規制され、ステーが枢軸から外れることがなく、簡単な構成部材を付加するだけで確実に固定できるようになった。
また、前記規制部材を、送風機と送風パイプを連通させた状態で送風機側に固設のステーと平面視で重複し、且つ、送風機を設定角度以上回動させた状態で送風機側に固設のステーと平面視で重複しない位置となるように設けたので、規制部材を動かすことなく送風機を施肥フレーム側から取り外すことができるのである。
また、送風機を施肥フレーム側から取り外すことで送風機を回動させる場合と比べて送風機の必要な空間を削減できる。
【0062】
また、施肥フレーム106側より取り外した送風機50は施肥前部フレーム106aに設けたフック19に引っ掛けた状態に保管することができるので、送風機の必要な空間を削減できるのである。
【0063】
請求項3に示す如く、請求項1に記載の送風機の着脱構造機において、一対の枢軸を上方を開放して略同一直線上に配設し、該枢軸のステーからの出代を異なる長さとしたので、送風機を施肥フレーム側に取り付けるときに、先に長い方の軸を送風機に固設のステーと係合し、次に、短い方の軸を送風機に固設のステーに係合すると、軸とステーを同時に複数の箇所で係合させずともよいので作業が簡易となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る側条施肥機を搭載した乗用田植機の全体的な構成を示した側面図。
【図2】 同じく平面図。
【図3】 車体フレームとミッションケースの概略斜視図。
【図4】 側条施肥機の正面図。
【図5】 同じく平面略図。
【図6】 施肥ユニットの左側面図。
【図7】 側条施肥機の伝動機構を説明する側面図。
【図8】 同じく正面図。
【図9】 肥料繰出ケースの左側断面図。
【図10】 肥料繰出装置を示す断面図。
【図11】 側条施肥機の左側正面図。
【図12】 同じく左側面図。
【図13】 肥料ホッパを示す左側断面図。
【図14】 右側の肥料ホッパの連結部を示す左側面図。
【図15】 右側の肥料ホッパの連結部を示す右側面図。
【図16】 肥料ホッパの連結部を示す正面一部断面図。
【図17】 送風パイプと連通した状態の送風機を示す平面図。
【図18】 送風パイプと分離した状態の送風機を示す平面図。
【符号の説明】
13 肥料繰出ケース
30 側条施肥機
48 施肥ユニット
49 肥料ホッパ
50 送風機
51 送風パイプ
52 送風機取付ステー
55a・55b 枢軸
57 規制部材57[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present inventionPassenger rice transplanterThe present invention relates to an attachment / detachment structure for a blower provided in a side fertilizer application machine.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a plurality of fertilizer units consisting of a fertilizer hopper, fertilizer feed case, etc. are arranged in the left-right direction, and a blower is connected via a blow pipe located at the bottom of the fertilizer unit and extending in the left-right direction, and adjusted in the fertilizer feed case. It is known that a side fertilizer adapted to carry the measured amount of fertilizer by air is mounted on a riding rice transplanter so that the fertilization work can be performed simultaneously with the planting work.
[0003]
And in the above-mentioned side strip fertilizer, in order to narrow the lateral width of the side strip fertilizer during movement and storage between the fields, the blower and the blow pipe are configured to be able to communicate and separate, and the blower is arranged inside the body. There are some that rotate and retract to reduce the width.
[0004]
For example, as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-184808, a pin serving as a rotating shaft of a blower is erected on a frame provided on a side of a blower pipe, and the pin is provided on a casing of the blower. There is one in which a blower is rotatably connected to a frame provided on the side of the blower pipe by being inserted into the hole. In order to keep the blower and the blower pipe in communication, the casing of the blower and the frame provided on the side of the blower pipe are connected and fixed using a fixture such as a knob screw.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described prior art, for example, if the knob screw is loosened even a little, when a large vibration is applied, such as when driving on a rough road, the knob screw is further loosened by the vibration and the casing of the blower is separated from the pin. There is a possibility that the blower comes off and the communication state between the blower and the blower pipe is broken. Further, the blower is lifted up and removed when one pin is used as a rotation shaft, and the attachment and detachment is troublesome work.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The problems to be solved by the present invention are as described above. Next, means for solving the problems will be described.
In claim 1,In the configuration in which the
[0007]
In claim 2,In the attachment / detachment structure of the blower according to claim 1, the removed
[0008]
In
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the invention will be described with reference to the following drawings.
1 is a side view showing the overall configuration of a riding rice transplanter equipped with a side fertilizer according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a plan view of the same, and FIG. 3 is a schematic perspective view of a vehicle body frame and a transmission case. It is.
4 is a front view of the side fertilizer, FIG. 5 is a schematic plan view, FIG. 6 is a left side view of the fertilizer unit, FIG. 7 is a side view illustrating the transmission mechanism of the side fertilizer, and FIG. 9 is a left sectional view of the fertilizer feeding case, and FIG. 10 is a sectional view showing the fertilizer feeding device.
[0010]
11 is a left front view of the side fertilizer applicator, and FIG. 12 is a left side view of the same.
13 is a left sectional view showing the fertilizer hopper, FIG. 14 is a left side view showing the connecting portion of the right fertilizer hopper, FIG. 15 is a right side view showing the connecting portion of the right fertilizer hopper, and FIG. FIG.
FIG. 17 is a plan view showing the blower in a state where it is in communication with the blower pipe, and FIG. 18 is a plan view showing the blower in a state where it is separated from the blower pipe.
[0011]
First, the overall configuration of the riding rice transplanter according to the present embodiment will be described with reference to FIGS. 1 to 3.
However, the present embodiment is a riding rice transplanter equipped with a four-
[0012]
The passenger rice transplanter includes a traveling vehicle 1 and a
On both sides of the
[0013]
A
[0014]
At the rear part of the traveling vehicle 1, a
[0015]
The top link 11 constituting the elevating
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
A
The side floats 98, 98 are provided with
[0019]
In this way, the above-described riding rice transplanter uses the power of the
[0020]
Here, the side
First, the support structure of the side
[0021]
4 and 5, fertilization side frames 101L and 101R are provided at the left and right ends of the fertilization
[0022]
A
And the
[0023]
Then, as shown in FIG. 6, at the lower end portion of the fertilizer feeding
[0024]
Next, a transmission mechanism to the fertilizer feeding device of the side
As shown in FIGS. 7 to 9, the output from the
A
[0025]
The speed
The feeding
[0026]
In such a configuration, when the power transmitted from the
[0027]
Here, the
As shown in FIGS. 6 and 9, the
[0028]
The front end of the joint portion 56b is connected and connected to the rear end portion of the
[0029]
As the fertilizer feeding device, an
[0030]
Then, the feeding
[0031]
As shown in FIG. 10, the
[0032]
And in the state which assembled the
However, the
[0033]
As described above, the
[0034]
Further, a
[0035]
An
As shown in FIGS. 4, 5, 11 and 12, the
[0036]
In a state where the
[0037]
The
[0038]
Next, the
As shown in FIGS. 2 and 4, the side-
The structure of the left and right two strips of the
[0039]
As shown in FIGS. 11 and 13, two sets of
The two
[0040]
As shown in FIG. 14, the
On the other hand, as shown in FIG. 15, the
[0041]
As shown in FIG. 16, the screw body 49Lb of the
[0042]
That is, the connecting
Further, if the connecting
[0043]
As described above, the two
And the inside of each
[0044]
The left and
Thus, even if the shape of the
[0045]
Also, a
The
The
The hinges 133 and 133 employed in this embodiment are installed at the two rear portions of the
[0046]
Also, a
[0047]
The
[0048]
A shielding
The shielding
[0049]
Here, the
In the present embodiment, the
[0050]
The
[0051]
One end of the
[0052]
A
[0053]
The
[0054]
In addition, a
[0055]
In this embodiment, a pin-like member is adopted as the
In this embodiment, the two upper and
[0056]
For example, when installing the
If the upper and lower pivots have substantially the same length, both the upper and lower pivots and the rotation fulcrum hole must be engaged simultaneously while supporting the
[0057]
A
Further, when the
[0058]
In a state where the restriction on the upward movement of the
Therefore, when the
The
[0059]
Further, when the
[0060]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
[0061]
That is, as shown in claim 1,In the configuration in which the
Further, the regulating member is overlapped in a plan view with a stay fixed on the blower side in a state where the blower and the blower pipe are communicated, and fixed on the blower side in a state where the blower is rotated by a set angle or more. Since it provided so that it might become a position which does not overlap with a stay in planar view, a fan can be removed from the fertilization frame side, without moving a control member.
Moreover, the space which a fan requires can be reduced compared with the case where a fan is rotated by removing a fan from the fertilization frame side.
[0062]
Moreover, since the
[0063]
According to a third aspect of the present invention, in the blower attaching / detaching structure machine according to the first aspect, the pair of pivots are disposed on substantially the same straight line with the upper portions thereof open, and the allowances of the pivots from the stays have different lengths. So when attaching the blower to the fertilizer frame side, first engage the longer shaft with the stay fixed to the blower, and then engage the shorter shaft with the stay fixed to the blower, Since the shaft and the stay need not be simultaneously engaged at a plurality of locations, the operation is simplified.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing an overall configuration of a riding rice transplanter equipped with a side fertilizer applicator according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is also a plan view.
FIG. 3 is a schematic perspective view of a vehicle body frame and a transmission case.
FIG. 4 is a front view of a side fertilizer applicator.
FIG. 5 is also a schematic plan view.
FIG. 6 is a left side view of the fertilizer application unit.
FIG. 7 is a side view illustrating a transmission mechanism of a side fertilizer applicator.
FIG. 8 is also a front view.
FIG. 9 is a left sectional view of a fertilizer feeding case.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing a fertilizer feeding device.
FIG. 11 is a left front view of a side fertilizer applicator.
FIG. 12 is a left side view of the same.
FIG. 13 is a left side sectional view showing a fertilizer hopper.
FIG. 14 is a left side view showing a connecting portion of a right fertilizer hopper.
FIG. 15 is a right side view showing a connecting portion of a right fertilizer hopper.
FIG. 16 is a partial front sectional view showing a connecting portion of a fertilizer hopper.
FIG. 17 is a plan view showing the blower in communication with the blower pipe.
FIG. 18 is a plan view showing the blower in a state separated from the blower pipe.
[Explanation of symbols]
13 Fertilizer feeding case
30 Side strip fertilizer machine
48 Fertilizer unit
49 Fertilizer hopper
50 blower
51 Blower pipe
52 Blower mounting stay
55a ・ 55b Axis
57
Claims (3)
平面視において、送風機50が送風パイプ51と連通した状態にあるときは、該抜け止め用規制部材57と送風機取付ステー52が重複し、また、該送風機50を枢軸55a・55bを中心に機体内側へ回動させ、設定角度まで回動することにより、両者が重複しない状態となり、送風機50を略垂直方向に持ち上げ、送風機50を施肥フレーム106側から取外し可能としたことを特徴とする送風機の着脱構造。 In the configuration in which the blower 50 can communicate with and separate from the blower pipe 51 provided on the fertilizer frame 106 side of the traveling vehicle 1, pivots 55a and 55b for rotating the blower 50 in a substantially horizontal direction or a horizontal direction are provided. Standing from the fertilizer frame 106 side, engaging the fan mounting stay 52 provided on the blower 50 side with the pivots 55a and 55b, and providing a retaining member 57 for preventing the slipping above the fan mounting stay 52,
When the blower 50 is in communication with the blower pipe 51 in plan view, the retaining member 57 and the blower mounting stay 52 are overlapped, and the blower 50 is located on the inner side of the fuselage around the pivots 55a and 55b. When the fan 50 is turned to the set angle, the fan 50 is not overlapped, the fan 50 is lifted in a substantially vertical direction, and the fan 50 can be removed from the fertilizer frame 106 side. Construction.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001306293A JP3743955B2 (en) | 2001-10-02 | 2001-10-02 | Air blower attachment / detachment structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001306293A JP3743955B2 (en) | 2001-10-02 | 2001-10-02 | Air blower attachment / detachment structure |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003111506A JP2003111506A (en) | 2003-04-15 |
JP3743955B2 true JP3743955B2 (en) | 2006-02-08 |
Family
ID=19125952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001306293A Expired - Fee Related JP3743955B2 (en) | 2001-10-02 | 2001-10-02 | Air blower attachment / detachment structure |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3743955B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7319232B2 (en) * | 2020-07-09 | 2023-08-01 | 株式会社クボタ | field work machine |
-
2001
- 2001-10-02 JP JP2001306293A patent/JP3743955B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003111506A (en) | 2003-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3743955B2 (en) | Air blower attachment / detachment structure | |
JP4072003B2 (en) | Side strip fertilizer machine | |
JP4727865B2 (en) | Side strip fertilizer machine | |
JP4089308B2 (en) | Fertilizer transplanter | |
JP3804926B2 (en) | Passenger rice transplanter | |
JP2002119109A (en) | Rice transplanter | |
JP4727864B2 (en) | Side strip fertilizer machine | |
JP4071999B2 (en) | Side strip fertilizer machine | |
JP4755369B2 (en) | Passenger rice transplanter | |
JP3757152B2 (en) | Passenger rice transplanter | |
JP3647578B2 (en) | Agricultural hopper equipment | |
JP3957555B2 (en) | Riding type rice transplanter with fertilizer | |
WO2003000032A1 (en) | Agricultural machine | |
JP2003061419A (en) | Hopper unit | |
JP4113411B2 (en) | Fertilizer cover | |
JP7224236B2 (en) | Paddy work machine | |
JP2699906B2 (en) | Riding rice transplanter with fertilizer application | |
JP2003310008A (en) | Sulky rice transplanter with fertilizing apparatus | |
JP2003310018A (en) | Fertilizer applicator for rice transplanter | |
JP3612603B2 (en) | Rice transplanter | |
JP2006230282A (en) | Operating apparatus of combine harvester | |
WO2020021917A1 (en) | Fertilizer application device | |
JP2003002257A (en) | Farm working machine | |
JPH0742265Y2 (en) | Passenger rice transplanter engine frame structure | |
JPH0775408A (en) | Fertilizer application rice transplanter |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040223 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050728 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050809 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051006 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051110 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 3743955 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081202 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091202 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091202 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101202 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101202 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111202 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111202 Year of fee payment: 6 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111202 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121202 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121202 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131202 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131202 Year of fee payment: 8 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131202 Year of fee payment: 8 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131202 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202 Year of fee payment: 9 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |