JP3743622B2

JP3743622B2 - Noodle skin punching system

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Publication number: JP3743622B2
Application number: JP2001135851A
Authority: JP
Inventors: 澄雄粥川; 一司羽田
Original assignee: 澄雄粥川; 一司羽田
Priority date: 2001-05-07
Filing date: 2001-05-07
Publication date: 2006-02-08
Anticipated expiration: 2021-05-07
Also published as: JP2002330692A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、麺皮型抜システムに関するものであり、特に、餃子の皮やワンタン等の麺皮を麺帯から所定形状に型抜きし、後工程に搬送することが可能な麺皮型抜システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
餃子の皮やワンタン等の麺皮は、通常、小麦粉に水を加えて練り、その練った生地を板材の上に載せ、めん棒で薄く延ばし、その後、円形や四角形等、所定の形状に型抜き（打抜き）することにより製造される。なお、生地には必要に応じて、塩や油、卵、または浮き粉等が加えられる場合もある。
【０００３】
また、麺皮の生産工場では、生産性を上げる為、専用の製造装置が導入されつつある。具体的には、複数の材料を予め設定された割合で混練するミキシング装置、混練された生地をローラー等で０．３ｍｍ〜１ｍｍ程度に圧延する圧延装置、薄く圧延された麺帯を、コンベヤの往復運動を利用して折畳み、複数枚積み重ねた状態とする折畳装置、折畳まれた麺帯に対して例えば円筒状の刃部材を圧接させ所定形状の麺皮を成形する型抜装置、及び成形された麺皮を梱包する梱包装置等が知られている。
【０００４】
また、型抜装置をコンベヤと組合せることにより、型抜処理、即ち刃部材の上下運動に連動して、麺帯を刃部材の下方に順次供給させる装置も提案されている。これによれば、麺帯の幅に応じた数の刃部材を横一列に並べることにより、順次供給される麺帯に対して複数個（複数組）の麺皮を順次成形することが可能になる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の型抜装置では、ベニヤ板等板材の上に載せられた麺帯に対して、型抜きを行なうことから、型抜処理により成形された麺皮も、麺皮として使用されなかった残りの部分（以下、「抜きかす」と呼ぶ）も、同一平面上に配置されたまま、後工程に送られていた。つまり、従来の方法では、麺皮と抜きかすとを、機械的な手段によって分離させることができないため、手作業によって一つずつ分離させていた。
【０００６】
すなわち、順次供給される麺帯に対して、自動的に型抜きを行なうことができるにも拘わらず、分離作業は手作業で行なうことから、結局、専任の作業者が必要であった。このため、作業者の賃金が必要になるとともに、作業者の能力によって生産量が制限される恐れもあった。また、同じ作業を繰返すことから作業者の精神的な負担も大きくなっていた。
【０００７】
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、型抜きされた麺皮と抜きかすとを機械的手段によって分離させることを可能にすることにより、一連の作業を自動化できる麺皮型抜システムの提供を課題とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明にかかる麺皮型抜システムは、麺帯を略水平方向に搬送可能な主コンベヤと、該主コンベヤの上方に配設され、前記主コンベヤに相対する形で型抜用の刃部材が設けられた型抜装置と、前記主コンベヤを、所定の上限位置と下限位置との間で昇降させる昇降装置と、前記上限位置と同じ高さに配設され、前記主コンベヤに前記麺帯を搬入する搬入用コンベヤと、前記主コンベヤの下流側で且つ前記上限位置と同じ高さに配設された上側搬出用コンベヤと、前記主コンベヤの下流側で且つ前記下限位置と同じ高さに配設された下側搬出用コンベヤと、前記主コンベヤが前記上限位置のとき、前記搬入用コンベヤを駆動して前記麺帯を前記主コンベヤ側に搬入し、前記麺帯の少なくとも一部を、前記上側搬出用コンベヤと前記搬入用コンベヤとの間に架けた状態に保持する搬入制御手段と、前記主コンベヤ上の前記麺帯に対して前記刃部材を圧接させ所定形状の麺皮を成形する型抜制御手段と、前記所定形状の麺皮が成形された後、前記昇降装置の動作により前記主コンベヤを下降させ、前記麺帯から前記麺皮を分離させる麺皮分離制御手段と、前記主コンベヤが前記下限位置まで下降した後、前記主コンベヤの動作により前記麺皮を前記下側搬出用コンベヤに送る麺皮搬出制御手段とを具備するものである。
【０００９】
ここで、型抜装置には、刃部材の他、刃部材を上下に移動させるシリンダ等の駆動手段が備えられている。なお、刃部材の数は一つであっても複数であってもよい。また、昇降装置において駆動手段の形態は特に限定されず、例えばエアーシリンダ、油圧シリンダ、又はサーボモータを用いることができる。麺皮の形状も特に限定させるものではなく、例えば餃子の皮の場合には丸形とし、ワンタンの場合には四角形とすることも可能である。
【００１０】
したがって、請求項１の発明の麺皮型抜システムによれば、まず、搬入制御手段は、主コンベヤが上限位置にある場合、少なくとも搬入用コンベヤ及び主コンベヤを動作させ、搬入用コンベヤから主コンベヤ側に、麺帯を搬入させる。そして、麺帯の少なくとも先端側が上側搬出用コンベヤの上面に載り、麺帯を、上側搬出用コンベヤと搬入用コンベヤとの間に架けた状態に保持することが可能になると、搬入用コンベヤ及び主コンベヤの動作を停止させ、麺帯の搬入を停止する。
【００１１】
その後、型抜制御手段は、主コンベヤ上の麺帯に対して型抜装置の刃部材を圧接させ所定形状の麺皮を成形する。これにより、主コンベヤ上に、所定形状の麺皮（製品）と、製品として使用されない残りの部分（抜きかす）とが、それらの位置を殆ど変えることなく成形される。
【００１２】
そこで、麺皮分離制御手段は、昇降装置を動作させ、主コンベヤを下降させる。すると、抜きかすは、上側搬出用コンベヤと搬入用コンベヤとの間に架けた状態に保持されているため、主コンベヤを下降させても下降しないが、製品となる麺皮は、支持されていないため、主コンベヤとともに下降する。つまり、これにより、麺皮と抜きかすとが分離される。
【００１３】
麺皮搬出制御手段は、主コンベヤが下限位置まで下降した後、主コンベヤ及び下側搬出用コンベヤを動作させ、麺皮を下側搬出用コンベヤに送る。これにより、成形された麺皮が後工程に送られる。
【００１４】
なお、その後、再び主コンベヤを上限位置まで上昇させ、搬入用コンベヤ、主コンベヤ、及び上側搬出用コンベヤを動作させる。これにより、抜きかすが上側搬出用コンベヤに排出される。
【００１５】
請求項２の発明にかかる麺皮型抜システムは、請求項１に記載の麺皮型抜システムにおいて、前記型抜装置は、前記搬入用コンベヤ上に位置する前記麺帯の上面を押えることが可能な第一押え手段と、前記上側搬出用コンベヤ上に位置する前記麺帯の上面を押えることが可能な第二押え手段とをさらに備え、前記搬入制御手段は、前記麺帯を、前記上側搬出用コンベヤと前記搬入用コンベヤとの間に架けた後、前記第一押え手段及び前記第二押え手段によって前記麺帯を押え保持するものである。
【００１６】
したがって、請求項２の発明の麺皮型抜システムによれば、請求項１の発明の作用に加え、搬入制御手段は、麺帯を、上側搬出用コンベヤと搬入用コンベヤとの間に架けた後、第一押え手段及び第二押え手段を動作させる。これにより、搬入用コンベヤ上の麺帯は、搬入用コンベヤと第一押え手段とによって挟持される。また、上側搬出用コンベヤ上の麺帯は、上側搬出用コンベヤと第二押え手段によって挟持される。つまり、麺帯は、上側搬出用コンベヤと搬入用コンベヤとの間に架け渡した状態に保持される。
【００１７】
請求項３の発明にかかる麺皮型抜システムは、請求項１または請求項２に記載の麺皮型抜システムにおいて、前記主コンベヤはベルトコンベヤからなり、前記主コンベヤと前記下側搬出用コンベヤとの間の上部空間に配設され、前記主コンベヤの下流端のプーリーより小径で該プーリーと同方向に回転する補助ローラーをさらに備えるものである。
【００１８】
したがって、請求項３の発明の麺皮型抜システムによれば、請求項１または請求項２の発明の作用に加え、主コンベヤから下側搬出用コンベヤに麺皮を円滑に送ることが可能になる。具体的には、主コンベヤと下側搬出用コンベヤとを極めて接近させようとしても、主コンベヤの下流端のプーリーと下側搬出用コンベヤの上流端のプーリーとは同方向に回転することから、両方のコンベヤはある程度離された状態で設置する必要がある。このため、二つコンベヤの間に隙間が生じ、薄く圧延された麺皮を、主コンベヤから下側搬出用コンベヤに滑らかに移すことが困難となる。つまり、麺皮が主コンベヤから下側搬出用コンベヤに移る際、主コンベヤの下流端の形状に沿って大きく垂下がり、その後下側搬出用コンベヤ上流端で持ち上げられるため、麺皮の進行方向が急激に変化し、折れ曲る恐れがある。そこで、本発明では、主コンベヤと下側搬出用コンベヤとの間の上部空間に、補助ローラーを設ける。これにより、補助ローラーを介在して、主コンベヤから下側搬出用コンベヤに麺皮が送られる。つまり、補助ローラーによって麺皮の垂れ下がりが抑制され、略平面形状を維持したまま搬送される。
【００１９】
請求項４の発明にかかる麺皮型抜システムは、請求項３に記載の麺皮型抜システムにおいて、前記補助ローラーと前記主コンベヤとの間に、前記補助ローラーより小径の線材が、前記プーリーと平行に張設されているものである。
【００２０】
したがって、請求項４の発明の麺皮型抜システムによれば、請求項３の発明の作用に加え、主コンベヤにおけるベルトの下流端近傍、特にベルトが平面形状からプーリーに沿って円弧形状に変化する部分の近傍に、ピアノ線等の線材が張設されているため、主コンベヤのベルト上で搬送される麺皮が、ベルトの形状に沿って平面形状から円弧形状に変形しようとする際、線材が麺皮の下にもぐり込む形となり、麺皮がベルトの上面から剥がされる。このため、麺皮は主コンベヤから補助ローラーに容易に乗り移ることになる。
【００２１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態である麺皮型抜システム１について、図１乃至図８に基づき説明する。図１は麺皮型抜システム１の概略構成を示す正面図であり、図２は麺皮型抜システム１における型抜装置２の構成を示す側面図であり、図３は型抜装置２の構成を示す平面図である。図４は麺皮型抜システム１における主コンベヤ４の構成を示す側面図であり、図５及び図６は主コンベヤ４の動作を説明するための説明図である。さらに、図７は麺皮型抜システム１の機能的構成を示すブロック図であり、図８は麺皮型抜システム１における処理の流れを示すフローチャートである。
【００２２】
本実施形態の麺皮型抜システム１は、餃子の皮やワンタン等、所定形状の麺皮を、麺帯から型抜きし、後工程に搬出するシステムであり、主に、図１及び図５に示すように、型抜きを行なうための型抜装置２と、麺帯Ｍ及びその麺帯Ｍから成形された麺皮Ｐを搬送するコンベヤ３とから構成されている。なお、コンベヤ３は、型抜装置２の下方に配設された主コンベヤ４と、主コンベヤ４の上流側に配設された搬入用コンベヤ５と、主コンベヤ４の下流側に上下に並んで配設された二つの搬出用コンベヤ（上側搬出用コンベヤ６，下側搬出用コンベヤ７）とを有している。
【００２３】
また、主コンベヤ４には、それを、所定の上限位置と下限位置との間で昇降させるための昇降装置８が取付けられている。ここで、上限位置とは、主コンベヤ４の上面の高さが、搬入用コンベヤ５及び上側搬出用コンベヤ６の上面の高さに一致する位置であり、下限位置とは、主コンベヤ４の上面の高さが、下側搬出用コンベヤ７の上面の高さに一致する位置である。
【００２４】
以下、各装置（型抜装置２〜昇降装置８）の具体的構成について詳細に説明する。まず、型抜装置２は、図１乃至図３に示すように、主コンベヤ４を囲むように設けられた架台１０と、架台１０に対して手動操作により前後方向（図２及び図３においては紙面左右方向、即ち主コンベヤ４の幅方向）にスライド可能な第一スライド手段１１と、第一スライド手段１１に対して電動制御により前後方向にスライド可能な第二スライド手段１２と、主コンベヤ４上の麺帯Ｍを打抜く打抜手段１３と、麺帯Ｍの所定部位を押える押え手段１４とを備えている。なお、打抜手段１３及び押え手段１４は、第二スライド手段１２に取付けられており、第一スライド手段１１又は第二スライド手段１２によって、前後方向に変位させることが可能である。
【００２５】
上記架台１０は、二本の脚部１６、各脚部１６の端部から夫々立設された支柱１７、及び四本の支柱１７の上端部分に組付けられた上部枠１８等から構成されている。なお、脚部１６は、コンベヤ３に沿って配設されたガイドレール（図示しない）上に載置されており、架台１０を、コンベヤ３に沿って摺動させることを可能にしている。つまり、ガイドレール上に複数の種類の型抜装置２を設置しておくことにより、生産する製品（麺皮Ｐ）の種類等に合わせて、任意の型抜装置２を主コンベヤ４に相対させることができるようになる。
【００２６】
第一スライド手段１１は、架台１０の上部枠１８の上面にシャフト支持部２０によって固定された二本のシャフト２１と、シャフト２１にベアリング（図示しない）を介して摺動可能に外嵌された複数の摺動部２２と、それらの摺動部２２に取付けられたベース部２３と、ボール螺子等を有する送り機構２４を介してベース部２３に連結されたハンドル２５とを備えている。つまり、ハンドル２５を回転させると、送り機構２４によってベース部２３に推進力が加えられ、ベース部２３はシャフト２１に沿って水平方向に移動する。
【００２７】
第二スライド手段１２は、ベース部２３の底面にシャフト支持部２７によって固定された二本のシャフト２８と、シャフト２８にベアリング（図示しない）を介して摺動可能に外嵌された複数の摺動部２９と、これらの摺動部２９に取付けられた可動部材（図示しない）と、ボール螺子を有する送り機構３０と、伝達部３２を介してボール螺子に連結され電動力によりボール螺子を回転させる小型モータ３１とを備えている。つまり、小型モータ３１を制御して送り機構３０のボール螺子を回転させると、可動部材に推進力が加えられ、可動部材はシャフト２８に沿って水平方向に移動する。
【００２８】
本実施形態の型抜装置２では、第二スライド手段１２の可動部材に、三組の打抜手段１３が取付けられている。三組の打抜手段１３は、前後方向に一列に並べられており、夫々、円筒形状の刃部材３４と、鉛直方向に取付けられたシャフト３６と、シャフト３６にベアリング（図示しない）を介して摺動可能に外嵌された摺動部３５と、摺動部３５に固定されるとともに刃部材３４を着脱可能に取り付けたブラケット３７と、ブラケット３７をシャフト３６に沿って昇降させるシリンダ３８とを備えている。つまり、シリンダ３８への圧縮空気の供給を制御することにより、ピストンロッド３９が伸縮し、ブラケット３７を介して刃部材３４を上昇または下降させることができる。また、刃部材３４の内部には、型抜きの際に麺帯Ｍに当接するプレート４０、及びプレート４０を弾性力によって下方に付勢するバネ４１等から構成された押出機構４２が設けられている。これにより、円筒形状の刃部材３４によって打抜かれ刃部材３４の内部に一旦収容された麺皮Ｐを、刃部材３４の上昇とともに下方に押出すことができる。
【００２９】
押え手段１４は、搬入用コンベヤ５の上面に相対して設けられた第一押え手段１４ａと、上側搬出用コンベヤ６の上面に相対して設けられた第二押え手段１４ｂとからなる。二つの押え手段１４は、夫々、前後に設けられた二つのシリンダ４４と、そのシリンダ４４のピストンロッド４５の先端に取付けられ、二つのシリンダ４４を連結する細長い板状の押えプレート４６とを有している。つまり、シリンダ４４への圧縮空気の供給を制御することにより、ピストンロッド４５が伸縮し、押えプレート４６を上昇または下降させることができる。そして、二つの押えプレート４６が下降すると、搬入用コンベヤ５及び上側搬出用コンベヤ６の上面に位置する麺帯Ｍが押圧され、麺帯Ｍは保持された状態となる。
【００３０】
一方、主コンベヤ４は、図１及び図４に示すように、二枚の支持板４７の間に軸支された駆動軸４８及び二つのプーリー４９，５０と、駆動軸４８を回転させる第一サーボモータ５１とを有している。また、駆動軸４８及びプーリー４９，５０を包むようにベルト５２が巻かれており、駆動軸４８と第一サーボモータ５１の回転軸とがベルト５３を介して連結されている。さらに、二枚の支持板４７の間には、ベルト５２を張設させるためのテンション軸５４が設けられている。
【００３１】
また、主コンベヤ４における下流端のプーリー４９の近傍には、駆動軸４８にベルト（図示しない）を介して連結され、プーリー４９と同方向に回転する補助ローラー５５が設けられている（図６参照）。この補助ローラー５５は、プーリー４９と比べ極めて小径の棒状の部材であり、主コンベヤ４の下流端と、搬出用コンベヤ６，７の上流端との隙間の上方、即ち、主コンベヤ４が上限位置のときには、主コンベヤ４の上面、補助ローラー５５の上面、及び上側搬出用コンベヤ６の上面が同一面上に順に並び、主コンベヤ４が下限位置のときには、主コンベヤ４の上面、補助ローラー５５の上面、及び下側搬出用コンベヤ７の上面が同一面上に順に並ぶように配設されている。また、主コンベヤ４の下流端近傍、さらに詳細にはプーリー４９によってベルト５２の上面が直線形状から円弧形状に変化する境界線付近には、ピアノ線等から形成された極細の線材５６が、主コンベヤ４の幅方向に張設されている。
【００３２】
前述したように、主コンベヤ４は、昇降装置８によって上限位置と下限位置との間で昇降する。昇降装置８は、図４に示すように、シャフト支持部５８によって鉛直方向に固定された二本のシャフト５９と、主コンベヤ４の支持板４７に取付けられた取付板６０と、取付板６０に固定され且つシャフト５９に摺動可能に外嵌された摺動部６１と、これらの取付板６０及び摺動部６１を介して主コンベヤ４を昇降させることが可能なシリンダ６２とを備えている。つまり、シリンダ６２への圧縮空気の供給を制御することにより、ピストンロッド６３が伸縮し、主コンベヤ４を上昇または下降させることができる。
【００３３】
搬入用コンベヤ５は、図１に示すように、上流側より順に配設された第一搬入部６４及び第二搬入部６５からなる。第一搬入部６４は、一つの駆動軸６６と、複数のプーリー６７と、駆動軸６６に回転力を付与する第三サーボモータ６８とを備えており、駆動軸６６及びプーリー６７を包むようにベルト６９が巻かれている。また、ベルト６９を張設させるためにテンション軸７０を備えている。つまり、第三サーボモータ６８によって駆動軸６６を回転させると、ベルト６９がプーリー６７とともに一定方向（紙面時計方向）に回転し、第一搬入部６４の上面に載置された麺帯Ｍを紙面右方向に搬送する。なお、第一搬入部６４においてはベルト６９として比較的厚めのものが使用されている。
【００３４】
また、同様に、第二搬入部６５は、駆動軸７１と、二つのプーリー７２と、第三サーボモータ７３とを備えており、駆動軸７１及びプーリー７２を包むようにベルト７４が巻かれている。また、ベルト７４を張設させるために二つのテンション軸７５を備えている。なお、第二搬入部６５のベルト７４は、ベルト６９より薄いものが使用されている。
【００３５】
上側搬出用コンベヤ６は、麺帯Ｍから麺皮Ｐが抜取られた残りの部分、即ち抜きかすを搬送するものである。この上側搬出用コンベヤ６は、駆動軸７７と、五つのプーリー７８と、第四サーボモータ７９とを備えており、駆動軸７７及びプーリー７８を包むようにベルト８０が巻かれている。また、ベルト８０を張設させるためにテンション軸８２を備えている。なお、図示していないが、上側搬出用コンベヤ６の下流側には、抜きかすを破砕するための破砕機が設置されており、破砕機によって破砕された抜きかすは、上流側の工程（例えばミキシング装置）に還元され再利用される。
【００３６】
下側搬出用コンベヤ７は、麺皮Ｐを後工程に搬送するものである。この下側搬出用コンベヤ７は、所謂シャトルコンベヤから構成されており、駆動軸８４と、上部プーリー８５と、二つの支持ピン８６と、下部プーリー８７とを備えている。また、下部プーリー８７は、錘８９を備えるとともに、プーリーガイド８８によって鉛直方向に昇降可能な状態で支持されている。そして、駆動軸８４、上部プーリー８５、及び下部プーリー８７を包むようにベルト９０が巻かれ、ギャードモータ９１がベルト９２を介して駆動軸８４に連結されている。なお、ベルト９２を張設させるために二つのテンションコロ９３が設けられている。ベルト９０の内部には、スライド機構９５によって水平方向（図１において紙面左右方向）に移動可能に支持されたプレート９６が設けられており、その下流端に前記上部プーリー８５が軸支されている。また、プレート９６の上流端近傍はブラケット９７を介してシリンダ９８に接続されている。
【００３７】
つまり、下側搬出用コンベヤ７では、下部プーリー８７（錘８９）の重力によって常に、ベルト９０が下方へ引張られていることから、シリンダ９８を制御してピストンロッド９９を伸し、プレート９６を上流側（紙面左側）に移動させると、上部プーリー８５（即ちベルト９０の下流端）が上流側に移動し、ベルト９０の上面に相当する部分が短くなる。逆に、ピストンロッド９９を縮ませ、プレート９６を下流側（紙面右側）に移動させると、上部プーリー８５が下流側に移動し（図１に示す状態）、ベルト９０の上面に相当する部分が長くなる。そして、上部プーリー８５の下方には、下側搬出用コンベヤ７に対して直角方向（紙面前後方向）に延設された後工程用のコンベヤ１００が備えられている。このため、上部プーリー８５を下流側に移動させた状態（図１に示す状態）で、ベルト９０を回転させることにより、麺皮Ｐをコンベヤ１００の上方まで移動させ、その後、上部プーリー８５を上流側に移動させると、ベルト９０の回転を利用して麺皮Ｐをコンベヤ１００の上面に静かに下ろすことができる。
【００３８】
麺皮型抜システム１には、上記の各装置を制御するための制御装置が備えられている。図７に示すように、入力手段として、運転スイッチ等の操作スイッチ群１０２と、麺帯Ｍや麺皮Ｐの位置、及び各種シリンダの作動位置等を検出する位置検出手段群１０３とが設けられている。これらの操作スイッチ群１０２及び位置検出手段群１０３の信号は作動制御部１０４に送られる。作動制御部１０４は、モータ駆動回路１１１及び電磁弁駆動回路１１２を介して、各種モータや各種電磁弁（シリンダへの圧縮空気の供給を遮断または切替えするもの）を制御する。なお、第一乃至第四電磁弁１０５，１０６，１０７，１０８は、夫々シリンダ３８，４４，６２，９８に対応して設けられている。
【００３９】
また、作動制御部１０４は、主記憶装置、演算装置、及び処理装置等からなり、機能的構成として、搬入制御手段１１４、型抜制御手段１１５、麺皮分離制御手段１１６、麺皮搬出制御手段１１７、及び抜きかす搬出制御手段１１８を有している。ここで、搬入制御手段１１４は、主コンベヤ４が上限位置のとき、搬入用コンベヤ５、主コンベヤ４、及び上側搬出用コンベヤ６を駆動して麺帯Ｍを主コンベヤ４側に搬入し、麺帯Ｍの少なくとも一部を上側搬出用コンベヤ６と搬入用コンベヤ５との間に架けた状態に保持する。また、型抜制御手段１１５は、主コンベヤ４上の麺帯Ｍに対して刃部材３４を圧接させ円形の麺皮Ｐを成形する。麺皮分離制御手段１１６は、円形の麺皮が成形された後、昇降装置８の動作により主コンベヤ４を下降させ、麺帯Ｍから麺皮Ｐを分離させる。さらに、麺皮搬出制御手段１１７は、主コンベヤ４が下限位置まで下降した後、主コンベヤ４及び下側搬出用コンベヤ７の動作により麺皮Ｐをコンベヤ１００に搬送する。抜きかす搬出制御手段１１８は、主コンベヤ４を上限位置まで上昇させ、搬入用コンベヤ５、主コンベヤ４、及び上側搬出用コンベヤ６を駆動して、抜きかすを上側搬出用コンベヤ６に搬送する。
【００４０】
次に、本実施形態の麺皮型抜システム１の動作、特に型抜き処理について図８のフローチャートに基づき説明する。運転スイッチがオン操作されると（ステップＳ１においてＹＥＳ）、主コンベヤ４が上限位置に停止していることを条件に（ステップＳ２においてＹＥＳ）、搬入用コンベヤ５、主コンベヤ４、及び上側搬出用コンベヤ６を駆動させる（ステップＳ３〜Ｓ５）。これにより、麺帯Ｍが搬入用コンベヤ５から主コンベヤ４に搬入される。そして、麺帯Ｍの先端が所定の位置に到達、つまり、先端が上側搬出用コンベヤの上面に載った状態になると（ステップＳ６においてＹＥＳ）、搬入用コンベヤ５、主コンベヤ４、及び上側搬出用コンベヤ６を停止させる（ステップＳ７〜Ｓ９）。
【００４１】
その後、小型モータ３１を制御して、型抜装置２における刃部材３４の位置、即ち型抜きの位置を調節する（ステップＳ１０）。なお、型抜処理毎に、型抜き位置を、所定の長さ（隣接する刃部材３４同士の間隔の半分の距離）だけ前後方向（麺帯の幅方向）にずらすようにすれば、千鳥足状に打抜くことができ、所定面積の麺帯Ｍから成形される麺皮Ｐの数を増やすことができる。換言すれば、抜きかすが発生する割合をできるだけ少なくでき、生産効率を上げることができる。その後、シリンダ４４に圧縮空気を供給して二つの押え手段１４を下降させる（ステップＳ１１）。これにより、搬入用コンベヤ５上の麺帯Ｍは、搬入用コンベヤ５の上面と第一押え手段１４ａとによって挟持され、上側搬出用コンベヤ６上の麺帯Ｍは、上側搬出用コンベヤ６の上面と第二押え手段１４ｂによって挟持される。つまり、麺帯Ｍは、上側搬出用コンベヤ６と搬入用コンベヤ５との間に架け渡した状態に保持される。
【００４２】
続いて、シリンダ３８に圧縮空気を供給して刃部材３４を下降させる（ステップＳ１２）。これにより、円筒形状の刃部材３４によって麺帯Ｍが打ち抜かれ、円形の麺皮Ｐが成形される。その後、刃部材３４を上昇させる（ステップＳ１３）。さらに、昇降装置８により主コンベヤ４を下降させる（ステップＳ１４）。すると、抜きかすは、上側搬出用コンベヤ６と搬入用コンベヤ５との間に架け渡された状態に保持されているため、主コンベヤ４を下降させても主コンベヤ４とともに下降しないが、麺皮Ｐは、支持されていないため、主コンベヤ４とともに下降する。つまり、これにより、麺皮Ｐと抜きかすとが分離される。
【００４３】
主コンベヤ４が下限位置に到達したことが検出されると（ステップＳ１５においてＹＥＳ）、主コンベヤ４及び下側搬出用コンベヤ７を動作させ（ステップＳ１６，１７）、麺皮Ｐを下側搬出用コンベヤ７に送る。これにより、麺皮Ｐが後工程に送られる。なお、この際、主コンベヤ４におけるベルト５２の下流端近傍には線材５６が張設されているため、主コンベヤ４のベルト５２上で搬送される麺皮Ｐが、ベルト５２の形状に沿って平面形状から円弧形状に変形しようとする際、線材５６が麺皮の下にもぐり込む形となり、麺皮Ｐはベルト５２の周面から容易に剥がされる。また、主コンベヤ４と下側搬出用コンベヤ６との間の上部空間には、補助ローラー５５が設けられているため、補助ローラー５５を介在して、主コンベヤ４から下側搬出用コンベヤ７に麺皮Ｐが平面形状を維持したまま送られる。つまり、補助ローラー５５によって麺皮Ｐの折れ曲りが抑制される。
【００４４】
麺皮Ｐを下側搬出用コンベヤ７に搬出した後（ステップＳ１８においてＹＥＳ）、主コンベヤ４を上昇させる（ステップＳ１９）。そして、主コンベヤ４が上限位置に到達すると（ステップＳ２０においてＹＥＳ）、押え手段１４を上昇させ（ステップＳ２１）、麺帯Ｍの保持状態を解除する。その後、搬入用コンベヤ５、主コンベヤ４、及び上側搬出用コンベヤ６を駆動させる（ステップＳ２２〜Ｓ２４）。これにより、抜きかすが上側搬出用コンベヤ６に搬出され、その抜きかすに繋がる麺帯Ｍの新たな部分が主コンベヤ４上に位置する。そこで、抜きかす部分が搬出されたこと、または一定長さだけ搬送されたことが検出されると（ステップＳ２５においてＹＥＳ）、終了の指示があるか否かを判断し、指示されていない場合には（ステップＳ２６においてＮＯ）、ステップＳ７に戻り、ステップＳ７〜ステップＳ２５を繰返す。つまり、上記の処理を繰返すことにより、麺皮Ｐを連続して成形する。なお、ステップＳ２６において終了の指示がある場合には、全ての処理を終了する。
【００４５】
このように、上記の麺皮型抜システム１では、麺帯Ｍを搬入用コンベヤ５と上側搬出用コンベヤ６との間に保持した状態で、主コンベヤ４を下降させることにより、麺帯Ｍから麺皮Ｐのみを抜取ることができる。換言すれば、麺皮Ｐと抜きかすとを機械的手段によって分離できる。したがって、一連の作業を自動化することが可能になり、生産性を上げることができる。特に、二つの押え手段１４により、麺帯Ｍを、搬入用コンベヤ５と上側搬出用コンベヤ６との間に保持できるため、麺皮Ｐと抜きかすとを分離する際に、抜きかすが重みによって垂れ下がることがなく、張設された状態を維持できる。
【００４６】
また、上記の麺皮型抜システム１では、主コンベヤ４のベルト５２によって搬送される麺皮Ｍを、線材５６によってベルト５２から剥がすことができる。つまり、複雑な装置を備えなくても、線材５６を張設させるという極めて簡単な構造により実現することができるため、製造コストの増加を抑制できる。また、補助ローラー５５を設けたことにより、麺皮Ｐを主コンベヤ４から下側搬出用コンベヤ７に移す際の、麺皮Ｐの折れ曲りを防止できる。つまり、麺皮Ｐを円滑に送ることができ、製品の品質の低下を抑えることができる。
【００４７】
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
【００４８】
すなわち、上記実施形態の麺皮型抜システム１では、駆動軸４８を動力源として補助ローラー５５を回転させるものを示したが、駆動軸４８とは異なる別の動力源によって補助ローラー５５を回転させるようにしてもよい。ただし、本実施形態のように、駆動軸４８を動力源として兼用することにより構造を簡略化することができ、安価に製造できる。
【００４９】
また、上記実施形態の麺皮型抜システム１では、折畳まれ複数層に重ねられた麺帯Ｍに対して型抜きを行なうことで、複数枚の麺皮Ｐを同時に成形するものを示したが、一層からなる麺帯Ｍに対して型抜きを行なうようにしてもよい。ただし、本実施形態のように、複数層重ねた状態で型抜きを行なうことにより、成形された麺皮Ｐを一枚づつ積み重ねるという作業が不要となるため、生産性を上げることができる。
【００５０】
さらに、上記実施形態の麺皮型抜システム１では、昇降装置８にシリンダ６２を設け、圧縮空気圧を供給することにより、主コンベヤ４を昇降させるものを示したが、シリンダ６２の代わりにサーボモータ等を設け、電動力によって昇降させるようにしてもよい。
【００５１】
また、上記実施形態の麺皮型抜システム１では、刃部材３４を上昇させてから（ステップＳ１３）、主コンベヤ４を下降させる（ステップＳ１４）ようにしたが、刃部材３４を上昇させる前に主コンベヤ４を下降させてもよい。このようにすれば、刃部材３４の内部に収容された押出機構４２によって麺皮Ｐを下方に押出しながら、主コンベヤ４を下降させることができるため、抜きかすと麺皮Ｐとの分離が一層確実になる。
【００５２】
【発明の効果】
以上のように、請求項１の発明の麺皮型抜システムは、麺帯を搬入用コンベヤと上側搬出用コンベヤとの間に保持した状態で、主コンベヤを下降させることにより、麺帯から麺皮のみを抜取ることができる。したがって、一連の作業を自動化することが可能になり、生産性を上げることができる。
【００５３】
請求項２の発明の麺皮型抜システムは、請求項１の発明の効果に加えて、二つの押え手段により、麺帯を、搬入用コンベヤと上側搬出用コンベヤとの間に確実に保持できる。このため、麺皮と抜きかすとを分離する際に、抜きかすが垂れ下がることがなく、確実に張設状態を維持できる。
【００５４】
請求項３の発明の麺皮型抜システムは、請求項１または請求項２の発明の効果に加えて、麺皮を主コンベヤから下側搬出用コンベヤに移す際の、麺皮の折れ曲りを防止できる。つまり、製品の品質の低下を抑えることができる。
【００５５】
請求項４の発明の麺皮型抜システムは、請求項３の発明の効果に加えて、線材によって、麺皮をベルトから剥がすことができるため、主コンベヤから補助ローラーに麺皮を容易に移すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態である麺皮型抜システムの概略構成を示す正面図である。
【図２】図１の麺皮型抜システムにおける型抜装置の構成を示す側面図である。
【図３】型抜装置の構成を示す平面図である。
【図４】図１の麺皮型抜システムにおける主コンベヤの構成を示す側面図である。
【図５】主コンベヤの動作を説明するための説明図である。
【図６】主コンベヤの動作を説明するための説明図である。
【図７】麺皮型抜システムの機能的構成を示すブロック図である。
【図８】麺皮型抜システムにおける処理の流れを示すプローチャートである。
【符号の説明】
１麺皮型抜システム
２型抜装置
４主コンベヤ
５搬入用コンベヤ
６上側搬出用コンベヤ
７下側搬出用コンベヤ
８昇降装置
１４ａ第一押え手段
１４ｂ第二押え手段
５５補助ローラー
５６線材
１１４搬入制御手段
１１５型抜制御手段
１１６麺皮分離制御手段
１１７麺皮搬出制御手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a noodle skin punching system, and in particular, a noodle skin punching system capable of punching noodle skins such as gyoza skin and wonton into a predetermined shape from a noodle band and transporting them to a subsequent process. It is about.
[0002]
[Prior art]
Noodle skins such as gyoza skin and wonton are usually kneaded by adding water to flour, placing the kneaded dough on a plate, spreading it thinly with a rolling pin, and then die-cutting into a predetermined shape such as a circle or square Manufactured by (punching). In addition, salt, oil, egg, float powder, etc. may be added to dough as needed.
[0003]
In addition, in the noodle skin production factory, dedicated production equipment is being introduced in order to increase productivity. Specifically, a mixing device for kneading a plurality of materials at a preset ratio, a rolling device for rolling the kneaded dough to about 0.3 mm to 1 mm with a roller, a thinly rolled noodle strip, Folding device using reciprocating motion, a folding device for stacking a plurality of sheets, a die-cutting device for forming a noodle skin of a predetermined shape by pressing a cylindrical blade member against the folded noodle band, and 2. Description of the Related Art A packing device that packs a molded noodle skin is known.
[0004]
There has also been proposed an apparatus that sequentially supplies noodle strips below the blade member in conjunction with the die cutting process, that is, the vertical movement of the blade member, by combining the die cutting device with a conveyor. According to this, by arranging a number of blade members according to the width of the noodle band in a horizontal row, a plurality (a plurality of sets) of noodle skins can be sequentially formed with respect to the noodle band that is sequentially supplied. Become.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above die cutting apparatus, the noodle band placed on the plate material such as the plywood is subjected to die cutting, so that the noodle skin formed by the die cutting process is not used as the noodle skin. This part (hereinafter referred to as “missing”) was also sent to the subsequent process while being arranged on the same plane. In other words, in the conventional method, the noodle skin and the scum are not separated by mechanical means, and thus are separated one by one manually.
[0006]
That is, although the noodle strips that are sequentially supplied can be automatically punched, the separation work is performed manually, so that a dedicated worker is required. For this reason, the wage of the worker is required, and the production amount may be limited by the ability of the worker. In addition, since the same work is repeated, the mental burden on the worker is increased.
[0007]
Therefore, in view of the above circumstances, the present invention provides a noodle skin die cutting system that can automate a series of operations by allowing the punched noodle skin and the scraped material to be separated by mechanical means. Is an issue.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The noodle skin die cutting system according to the invention of claim 1 is a main conveyor capable of transporting a noodle strip in a substantially horizontal direction, and is disposed above the main conveyor, and is used for die cutting in a form facing the main conveyor. A die cutting device provided with a blade member, a lifting device for raising and lowering the main conveyor between a predetermined upper limit position and a lower limit position, and being arranged at the same height as the upper limit position. A carry-in conveyor for carrying the noodle band, an upper carry-out conveyor disposed on the downstream side of the main conveyor and at the same height as the upper limit position, a downstream side of the main conveyor and the same height as the lower limit position When the lower conveyor and the main conveyor are at the upper limit position, the conveyor is driven to carry the noodle band into the main conveyor, and at least a part of the noodle band The upper carry-out conveyor and the carry-in A carry-in control means for holding the noodle strip on the main conveyor; a die-cutting control means for pressing the blade member against the noodle strip on the main conveyor to form a noodle skin of a predetermined shape; and the predetermined shape After the noodle skin is molded, the main conveyor is lowered by the operation of the lifting device, and the noodle skin separation control means for separating the noodle skin from the noodle band, and after the main conveyor is lowered to the lower limit position The noodle skin carrying-out control means for sending the noodle skin to the lower carrying-out conveyor by the operation of the main conveyor.
[0009]
Here, in addition to the blade member, the die cutting device is provided with driving means such as a cylinder for moving the blade member up and down. In addition, the number of blade members may be one or plural. Moreover, the form of the drive means in the lifting device is not particularly limited, and for example, an air cylinder, a hydraulic cylinder, or a servo motor can be used. The shape of the noodle skin is not particularly limited. For example, in the case of gyoza skin, it may be round, and in the case of wonton, it may be square.
[0010]
Therefore, according to the noodle skin punching system of the first aspect of the invention, first, when the main conveyor is at the upper limit position, the carry-in control means operates at least the carry-in conveyor and the main conveyor so that the carry-in conveyor moves from the carry-in conveyor to the main conveyor. Bring noodle strips to the side. Then, when at least the tip side of the noodle band is placed on the upper surface of the upper carry-out conveyor and the noodle band can be held between the upper carry-out conveyor and the carry-in conveyor, the carry-in conveyor and the main Stop the operation of the conveyor and stop the noodle band from being brought in.
[0011]
Thereafter, the die cutting control means presses the blade member of the die cutting device against the noodle band on the main conveyor to form a noodle skin having a predetermined shape. Thereby, the noodle skin (product) of a predetermined shape and the remaining part (missed) that is not used as a product are formed on the main conveyor with almost no change in their positions.
[0012]
Therefore, the noodle skin separation control means operates the lifting device to lower the main conveyor. Then, since the scrap is held between the upper carry-out conveyor and the carry-in conveyor, it does not descend even if the main conveyor is lowered, but the noodle skin that is the product is not supported Therefore, it goes down with the main conveyor. That is, this separates the noodle skin from the scum.
[0013]
After the main conveyor descends to the lower limit position, the noodle skin carry-out control means operates the main conveyor and the lower carry-out conveyor to send the noodle skin to the lower carry-out conveyor. Thereby, the shape | molded noodle skin is sent to a post process.
[0014]
After that, the main conveyor is raised again to the upper limit position, and the carry-in conveyor, the main conveyor, and the upper carry-out conveyor are operated. As a result, the scrap is discharged to the upper carry-out conveyor.
[0015]
A noodle skin die cutting system according to a second aspect of the invention is the noodle skin die cutting system according to claim 1, wherein the die cutting device is capable of pressing an upper surface of the noodle strip located on the carry-in conveyor. And a second presser means capable of pressing the upper surface of the noodle strip located on the upper carry-out conveyor, and the carry-in control means includes the noodle strip on the upper side. After nipping between the carry-out conveyor and the carry-in conveyor, the noodle strip is pressed and held by the first presser means and the second presser means.
[0016]
Therefore, according to the noodle skin punching system of the invention of claim 2, in addition to the operation of the invention of claim 1, the carry-in control means hangs the noodle band between the upper carry-out conveyor and the carry-in conveyor. Thereafter, the first presser means and the second presser means are operated. Thereby, the noodle band on the carry-in conveyor is sandwiched between the carry-in conveyor and the first pressing means. The noodle strip on the upper carry-out conveyor is sandwiched between the upper carry-out conveyor and the second pressing means. That is, the noodle strip is held in a state of being stretched between the upper carry-out conveyor and the carry-in conveyor.
[0017]
The noodle skin punching system according to claim 3 is the noodle skin punching system according to claim 1 or 2, wherein the main conveyor is a belt conveyor, and the main conveyor and the lower carry-out conveyor. And an auxiliary roller that is smaller in diameter than the pulley at the downstream end of the main conveyor and rotates in the same direction as the pulley.
[0018]
Therefore, according to the noodle skin punching system of the invention of claim 3, in addition to the action of the invention of claim 1 or claim 2, it is possible to smoothly feed the noodle skin from the main conveyor to the lower carry-out conveyor. Become. Specifically, even when trying to bring the main conveyor and the lower carry-out conveyor very close together, the pulley at the downstream end of the main conveyor and the pulley at the upstream end of the lower carry-out conveyor rotate in the same direction, Both conveyors need to be installed with some separation. This creates a gap between the two conveyors, making it difficult to smoothly transfer the thinly rolled noodle skin from the main conveyor to the lower carry-out conveyor. In other words, when the noodle skin moves from the main conveyor to the lower carry-out conveyor, it droops greatly along the shape of the downstream end of the main conveyor and is then lifted at the upstream end of the lower carry-out conveyor. There is a risk of sudden changes and bending. Therefore, in the present invention, auxiliary rollers are provided in the upper space between the main conveyor and the lower carry-out conveyor. Thereby, the noodle skin is sent from the main conveyor to the lower carry-out conveyor via the auxiliary roller. That is, the auxiliary roller suppresses the noodle skin from sagging and is conveyed while maintaining a substantially planar shape.
[0019]
The noodle skin punching system according to claim 4 is the noodle skin punching system according to claim 3, wherein a wire having a smaller diameter than the auxiliary roller is between the auxiliary roller and the main conveyor. It is stretched in parallel with.
[0020]
Therefore, according to the noodle skin punching system of the invention of claim 4, in addition to the action of the invention of claim 3, in the vicinity of the downstream end of the belt in the main conveyor, in particular, the belt changes from a planar shape to an arc shape along the pulley. Since a wire rod such as a piano wire is stretched in the vicinity of the part to perform, when the noodle skin transported on the belt of the main conveyor tries to deform from a planar shape to an arc shape along the belt shape, The wire rods under the noodle skin, and the noodle skin is peeled off from the upper surface of the belt. For this reason, the noodle skin is easily transferred from the main conveyor to the auxiliary roller.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a noodle skin punching system 1 according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is a front view showing a schematic configuration of a noodle skin die cutting system 1, FIG. 2 is a side view showing a configuration of a die cutting device 2 in the noodle skin die cutting system 1, and FIG. It is a top view which shows a structure. FIG. 4 is a side view showing the configuration of the main conveyor 4 in the noodle skin punching system 1, and FIGS. 5 and 6 are explanatory diagrams for explaining the operation of the main conveyor 4. Further, FIG. 7 is a block diagram showing a functional configuration of the noodle skin punching system 1, and FIG. 8 is a flowchart showing a processing flow in the noodle skin punching system 1.
[0022]
The noodle skin die cutting system 1 according to the present embodiment is a system in which noodle skins having a predetermined shape, such as gyoza skin and wonton, are punched out of the noodle band and carried out to the subsequent process. As shown in FIG. 2, the die cutting device 2 for performing die cutting and the conveyor 3 for transporting the noodle band M and the noodle skin P formed from the noodle band M are configured. The conveyor 3 is lined up and down on the main conveyor 4 disposed below the die cutting device 2, the loading conveyor 5 disposed on the upstream side of the main conveyor 4, and the downstream side of the main conveyor 4. It has two carrying-out conveyors (upper carrying-out conveyor 6, lower carrying-out conveyor 7).
[0023]
The main conveyor 4 is provided with an elevating device 8 for elevating it between a predetermined upper limit position and a lower limit position. Here, the upper limit position is a position where the height of the upper surface of the main conveyor 4 matches the height of the upper surfaces of the carry-in conveyor 5 and the upper carry-out conveyor 6, and the lower limit position is the upper surface of the main conveyor 4. Is a position that matches the height of the upper surface of the lower carry-out conveyor 7.
[0024]
Hereinafter, a specific configuration of each device (die cutting device 2 to lifting device 8) will be described in detail. First, as shown in FIGS. 1 to 3, the die cutting device 2 includes a gantry 10 provided so as to surround the main conveyor 4, and the gantry 10 by manual operation with respect to the gantry 10 (in FIGS. 2 and 3). The first slide means 11 slidable in the left-right direction on the paper surface, that is, the width direction of the main conveyor 4, the second slide means 12 slidable in the front-rear direction by electric control with respect to the first slide means 11, and the main conveyor 4 A punching means 13 for punching the upper noodle band M and a presser means 14 for pressing a predetermined part of the noodle band M are provided. The punching means 13 and the pressing means 14 are attached to the second slide means 12 and can be displaced in the front-rear direction by the first slide means 11 or the second slide means 12.
[0025]
The gantry 10 is composed of two legs 16, columns 17 erected from the ends of the legs 16, an upper frame 18 assembled at the upper ends of the four columns 17, and the like. Yes. In addition, the leg part 16 is mounted on the guide rail (not shown) arrange | positioned along the conveyor 3, and makes it possible to slide the mount frame 10 along the conveyor 3. FIG. That is, by installing a plurality of types of die cutting devices 2 on the guide rail, an arbitrary die cutting device 2 is made to face the main conveyor 4 in accordance with the type of product (noodle skin P) to be produced. Will be able to.
[0026]
The first slide means 11 is externally fitted to two shafts 21 fixed to the upper surface of the upper frame 18 of the gantry 10 by a shaft support portion 20 and to the shaft 21 via a bearing (not shown). A plurality of sliding portions 22, a base portion 23 attached to the sliding portions 22, and a handle 25 connected to the base portion 23 via a feed mechanism 24 having a ball screw or the like are provided. That is, when the handle 25 is rotated, a propulsive force is applied to the base portion 23 by the feed mechanism 24, and the base portion 23 moves in the horizontal direction along the shaft 21.
[0027]
The second slide means 12 includes two shafts 28 fixed to the bottom surface of the base portion 23 by a shaft support portion 27, and a plurality of slides externally fitted to the shaft 28 via bearings (not shown). The moving portion 29, a movable member (not shown) attached to these sliding portions 29, a feed mechanism 30 having a ball screw, and a ball screw connected to the ball screw via a transmitting portion 32, and rotating the ball screw by an electric force. And a small motor 31 to be operated. That is, when the ball screw of the feed mechanism 30 is rotated by controlling the small motor 31, a propulsive force is applied to the movable member, and the movable member moves in the horizontal direction along the shaft 28.
[0028]
In the die cutting apparatus 2 of the present embodiment, three sets of punching means 13 are attached to the movable member of the second slide means 12. The three sets of punching means 13 are arranged in a line in the front-rear direction, and each has a cylindrical blade member 34, a shaft 36 attached in the vertical direction, and a shaft 36 via a bearing (not shown). A sliding portion 35 that is externally fitted so as to be slidable, a bracket 37 that is fixed to the sliding portion 35 and that is detachably attached with a blade member 34, and a cylinder 38 that moves the bracket 37 up and down along the shaft 36. I have. That is, by controlling the supply of compressed air to the cylinder 38, the piston rod 39 expands and contracts, and the blade member 34 can be raised or lowered via the bracket 37. The blade member 34 is provided with an extrusion mechanism 42 including a plate 40 that abuts the noodle band M during die cutting, and a spring 41 that urges the plate 40 downward by elastic force. Yes. As a result, the noodle skin P punched out by the cylindrical blade member 34 and once accommodated in the blade member 34 can be pushed downward as the blade member 34 rises.
[0029]
The presser means 14 includes a first presser means 14 a provided relative to the upper surface of the carry-in conveyor 5 and a second presser means 14 b provided relative to the upper face of the upper carry-out conveyor 6. Each of the two holding means 14 has two cylinders 44 provided at the front and rear, and an elongated plate-like holding plate 46 that is attached to the tip of the piston rod 45 of the cylinder 44 and connects the two cylinders 44. is doing. That is, by controlling the supply of compressed air to the cylinder 44, the piston rod 45 expands and contracts, and the presser plate 46 can be raised or lowered. When the two presser plates 46 are lowered, the noodle strip M located on the upper surface of the carry-in conveyor 5 and the upper carry-out conveyor 6 is pressed, and the noodle strip M is held.
[0030]
On the other hand, as shown in FIGS. 1 and 4, the main conveyor 4 includes a drive shaft 48 and two pulleys 49 and 50 that are pivotally supported between two support plates 47, and a first shaft that rotates the drive shaft 48. And a servo motor 51. A belt 52 is wound around the drive shaft 48 and the pulleys 49 and 50, and the drive shaft 48 and the rotation shaft of the first servo motor 51 are connected via the belt 53. Furthermore, a tension shaft 54 for tensioning the belt 52 is provided between the two support plates 47.
[0031]
Further, in the vicinity of the pulley 49 at the downstream end of the main conveyor 4, an auxiliary roller 55 that is connected to the drive shaft 48 via a belt (not shown) and rotates in the same direction as the pulley 49 is provided (FIG. 6). reference). The auxiliary roller 55 is a rod-shaped member having an extremely small diameter as compared with the pulley 49, and above the gap between the downstream end of the main conveyor 4 and the upstream ends of the carry-out conveyors 6 and 7, that is, the main conveyor 4 is located at the upper limit position. In this case, the upper surface of the main conveyor 4, the upper surface of the auxiliary roller 55, and the upper surface of the upper carry-out conveyor 6 are sequentially arranged on the same surface. When the main conveyor 4 is at the lower limit position, the upper surface of the main conveyor 4 and the auxiliary roller 55 The upper surface and the upper surface of the lower carry-out conveyor 7 are arranged in order on the same surface. Further, in the vicinity of the downstream end of the main conveyor 4, more specifically, in the vicinity of the boundary line where the upper surface of the belt 52 is changed from a linear shape to an arc shape by the pulley 49, a very thin wire 56 formed of a piano wire or the like is provided. It is stretched in the width direction of the conveyor 4.
[0032]
As described above, the main conveyor 4 is lifted and lowered between the upper limit position and the lower limit position by the lifting device 8. As shown in FIG. 4, the lifting device 8 includes two shafts 59 fixed in the vertical direction by the shaft support portion 58, a mounting plate 60 attached to the support plate 47 of the main conveyor 4, and a mounting plate 60. A sliding portion 61 that is fixed and slidably fitted to the shaft 59 and a cylinder 62 that can move the main conveyor 4 up and down via the mounting plate 60 and the sliding portion 61 are provided. . That is, by controlling the supply of compressed air to the cylinder 62, the piston rod 63 expands and contracts, and the main conveyor 4 can be raised or lowered.
[0033]
As shown in FIG. 1, the carry-in conveyor 5 includes a first carry-in portion 64 and a second carry-in portion 65 that are sequentially arranged from the upstream side. The first carry-in section 64 includes a single drive shaft 66, a plurality of pulleys 67, and a third servo motor 68 that applies a rotational force to the drive shaft 66, and a belt so as to wrap the drive shaft 66 and the pulley 67. 69 is wound. A tension shaft 70 is provided to stretch the belt 69. That is, when the drive shaft 66 is rotated by the third servomotor 68, the belt 69 rotates in a certain direction (clockwise in the drawing) together with the pulley 67, and the noodle strip M placed on the upper surface of the first carry-in portion 64 is removed from the drawing. Transport right. In the first carry-in portion 64, a relatively thick belt 69 is used.
[0034]
Similarly, the second carry-in portion 65 includes a drive shaft 71, two pulleys 72, and a third servo motor 73, and a belt 74 is wound around the drive shaft 71 and the pulley 72. . In addition, two tension shafts 75 are provided to stretch the belt 74. Note that the belt 74 of the second carry-in portion 65 is thinner than the belt 69.
[0035]
The upper carry-out conveyor 6 conveys the remaining portion from which the noodle skin P has been extracted from the noodle band M, that is, the scraps. The upper carry-out conveyor 6 includes a drive shaft 77, five pulleys 78, and a fourth servo motor 79, and a belt 80 is wound around the drive shaft 77 and the pulley 78. A tension shaft 82 is provided to stretch the belt 80. Although not shown, a crusher for crushing the scum is installed on the downstream side of the upper carry-out conveyor 6, and the smash crushed by the crusher is an upstream process (for example, Mixing device) and reused.
[0036]
The lower carry-out conveyor 7 conveys the noodle skin P to a subsequent process. The lower carry-out conveyor 7 is a so-called shuttle conveyor, and includes a drive shaft 84, an upper pulley 85, two support pins 86, and a lower pulley 87. The lower pulley 87 includes a weight 89 and is supported by a pulley guide 88 in a state where it can be raised and lowered in the vertical direction. A belt 90 is wound around the drive shaft 84, the upper pulley 85, and the lower pulley 87, and the guard motor 91 is connected to the drive shaft 84 via the belt 92. In order to stretch the belt 92, two tension rollers 93 are provided. Inside the belt 90, there is provided a plate 96 supported by a slide mechanism 95 so as to be movable in the horizontal direction (left and right direction in FIG. 1), and the upper pulley 85 is pivotally supported at the downstream end thereof. . Further, the vicinity of the upstream end of the plate 96 is connected to the cylinder 98 via a bracket 97.
[0037]
That is, in the lower carry-out conveyor 7, the belt 90 is always pulled downward by the gravity of the lower pulley 87 (weight 89), so the cylinder 98 is controlled to extend the piston rod 99, and the plate 96 is When moved to the upstream side (left side of the paper), the upper pulley 85 (that is, the downstream end of the belt 90) moves to the upstream side, and the portion corresponding to the upper surface of the belt 90 becomes shorter. Conversely, when the piston rod 99 is contracted and the plate 96 is moved to the downstream side (right side of the drawing), the upper pulley 85 moves to the downstream side (the state shown in FIG. 1), and the portion corresponding to the upper surface of the belt 90 is become longer. A post-process conveyor 100 is provided below the upper pulley 85 and extends in a direction perpendicular to the lower carry-out conveyor 7 (the front-rear direction on the paper surface). Therefore, by rotating the belt 90 with the upper pulley 85 moved to the downstream side (the state shown in FIG. 1), the noodle skin P is moved to above the conveyor 100, and then the upper pulley 85 is moved upstream. When moved to the side, the noodle skin P can be gently lowered onto the upper surface of the conveyor 100 using the rotation of the belt 90.
[0038]
The noodle skin punching system 1 is provided with a control device for controlling each of the above devices. As shown in FIG. 7, as an input means, an operation switch group 102 such as an operation switch, and a position detection means group 103 for detecting the positions of the noodle band M and the noodle skin P, the operating positions of various cylinders, and the like are provided. ing. The signals from these operation switch group 102 and position detection means group 103 are sent to the operation control unit 104. The operation control unit 104 controls various motors and various electromagnetic valves (those that block or switch the supply of compressed air to the cylinder) via the motor driving circuit 111 and the electromagnetic valve driving circuit 112. The first to fourth solenoid valves 105, 106, 107, 108 are provided corresponding to the cylinders 38, 44, 62, 98, respectively.
[0039]
The operation control unit 104 includes a main storage device, an arithmetic device, a processing device, and the like, and includes, as functional components, a carry-in control unit 114, a mold release control unit 115, a noodle skin separation control unit 116, and a noodle skin carry-out control unit. 117 and an unloading control means 118 to be removed. Here, when the main conveyor 4 is at the upper limit position, the carry-in control means 114 drives the carry-in conveyor 5, the main conveyor 4, and the upper carry-out conveyor 6 to carry the noodle band M into the main conveyor 4 side, At least a part of the belt M is held in a state of being hung between the upper carry-out conveyor 6 and the carry-in conveyor 5. Further, the die cutting control means 115 presses the blade member 34 against the noodle band M on the main conveyor 4 to form a circular noodle skin P. After the circular noodle skin is formed, the noodle skin separation control means 116 lowers the main conveyor 4 by the operation of the lifting device 8 and separates the noodle skin P from the noodle band M. Further, the noodle skin carry-out control means 117 conveys the noodle skin P to the conveyor 100 by the operations of the main conveyor 4 and the lower carry-out conveyor 7 after the main conveyor 4 is lowered to the lower limit position. The unloading / unloading control means 118 raises the main conveyor 4 to the upper limit position, drives the loading conveyor 5, the main conveyor 4, and the upper unloading conveyor 6, and conveys the unloading waste to the upper unloading conveyor 6.
[0040]
Next, the operation of the noodle skin die cutting system 1 of the present embodiment, particularly the die cutting processing, will be described with reference to the flowchart of FIG. When the operation switch is turned on (YES in step S1), on condition that the main conveyor 4 is stopped at the upper limit position (YES in step S2), the carry-in conveyor 5, the main conveyor 4, and the upper carry-out The conveyor 6 is driven (steps S3 to S5). As a result, the noodle band M is carried into the main conveyor 4 from the carry-in conveyor 5. When the tip of the noodle band M reaches a predetermined position, that is, when the tip is placed on the upper surface of the upper carry-out conveyor (YES in step S6), the carry-in conveyor 5, the main conveyor 4, and the upper carry-out The conveyor 6 is stopped (steps S7 to S9).
[0041]
Thereafter, the small motor 31 is controlled to adjust the position of the blade member 34 in the die cutting device 2, that is, the die cutting position (step S10). If the die-cutting position is shifted in the front-rear direction (the width direction of the noodle strip) by a predetermined length (a distance that is half of the interval between adjacent blade members 34) for each die-cutting process, a staggered pattern is obtained. The number of noodle skins P formed from the noodle band M having a predetermined area can be increased. In other words, it is possible to reduce the rate of occurrence of overshoots as much as possible and increase production efficiency. Thereafter, compressed air is supplied to the cylinder 44 to lower the two presser means 14 (step S11). Thereby, the noodle band M on the carry-in conveyor 5 is sandwiched between the upper surface of the carry-in conveyor 5 and the first pressing means 14 a, and the noodle band M on the upper carry-out conveyor 6 is sandwiched between the upper surface of the upper carry-out conveyor 6. And the second presser means 14b. That is, the noodle band M is held in a state of being stretched between the upper carry-out conveyor 6 and the carry-in conveyor 5.
[0042]
Subsequently, compressed air is supplied to the cylinder 38 to lower the blade member 34 (step S12). As a result, the noodle band M is punched out by the cylindrical blade member 34, and the circular noodle skin P is formed. Thereafter, the blade member 34 is raised (step S13). Further, the main conveyor 4 is lowered by the lifting device 8 (step S14). Then, since the scrap is held in a state of being bridged between the upper carry-out conveyor 6 and the carry-in conveyor 5, even if the main conveyor 4 is lowered, it is not lowered together with the main conveyor 4. P is lowered with the main conveyor 4 because it is not supported. That is, this separates the noodle skin P from the scum.
[0043]
When it is detected that the main conveyor 4 has reached the lower limit position (YES in step S15), the main conveyor 4 and the lower carry-out conveyor 7 are operated (steps S16, 17), and the noodle skin P is used for the lower carry-out. Send to conveyor 7. Thereby, the noodle skin P is sent to a post process. At this time, since the wire 56 is stretched near the downstream end of the belt 52 in the main conveyor 4, the noodle skin P conveyed on the belt 52 of the main conveyor 4 follows the shape of the belt 52. When attempting to deform from a planar shape to an arc shape, the wire 56 is sunk under the noodle skin, and the noodle skin P is easily peeled off from the peripheral surface of the belt 52. Moreover, since the auxiliary roller 55 is provided in the upper space between the main conveyor 4 and the lower carry-out conveyor 6, the auxiliary roller 55 is interposed from the main conveyor 4 to the lower carry-out conveyor 7. The noodle skin P is fed while maintaining the planar shape. That is, the folding of the noodle skin P is suppressed by the auxiliary roller 55.
[0044]
After the noodle skin P is carried out to the lower carrying-out conveyor 7 (YES in step S18), the main conveyor 4 is raised (step S19). When the main conveyor 4 reaches the upper limit position (YES in step S20), the presser means 14 is raised (step S21), and the noodle strip M holding state is released. Thereafter, the carry-in conveyor 5, the main conveyor 4, and the upper carry-out conveyor 6 are driven (steps S22 to S24). As a result, the scraps are transported to the upper carry-out conveyor 6, and a new portion of the noodle band M connected to the scrapes is positioned on the main conveyor 4. Therefore, when it is detected that the part to be removed has been carried out or has been conveyed by a certain length (YES in step S25), it is determined whether or not there is an instruction for termination. (NO in step S26), the process returns to step S7, and steps S7 to S25 are repeated. That is, the noodle skin P is continuously formed by repeating the above process. Note that if there is an end instruction in step S26, all the processes are ended.
[0045]
Thus, in the above-described noodle skin punching system 1, the main conveyor 4 is lowered while the noodle band M is held between the carry-in conveyor 5 and the upper carry-out conveyor 6. Only the noodle skin P can be extracted. In other words, the noodle skin P can be separated from the scum by mechanical means. Therefore, a series of operations can be automated, and productivity can be increased. In particular, since the noodle band M can be held between the carry-in conveyor 5 and the upper carry-out conveyor 6 by the two pressing means 14, when the noodle skin P and the scum are separated, the scum hangs down due to the weight. There is nothing, and the stretched state can be maintained.
[0046]
Further, in the above-described noodle skin punching system 1, the noodle skin M conveyed by the belt 52 of the main conveyor 4 can be peeled off from the belt 52 by the wire 56. That is, even if it does not have a complicated apparatus, since it can implement | achieve by the very simple structure of extending the wire 56, the increase in manufacturing cost can be suppressed. Moreover, by providing the auxiliary roller 55, it is possible to prevent the noodle skin P from being bent when the noodle skin P is transferred from the main conveyor 4 to the lower carry-out conveyor 7. That is, the noodle skin P can be sent smoothly, and the deterioration of the product quality can be suppressed.
[0047]
The present invention has been described with reference to preferred embodiments. However, the present invention is not limited to these embodiments, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention as described below. And design changes are possible.
[0048]
That is, in the noodle skin punching system 1 of the above embodiment, the auxiliary roller 55 is rotated by using the drive shaft 48 as a power source. However, the auxiliary roller 55 is rotated by a different power source from the drive shaft 48. You may do it. However, the structure can be simplified by using the drive shaft 48 as a power source as in the present embodiment, and can be manufactured at low cost.
[0049]
Moreover, in the noodle skin die cutting system 1 of the above-described embodiment, the noodle strip M which is folded and stacked in a plurality of layers is punched to simultaneously mold a plurality of noodle skins P. However, the noodle strip M made of one layer may be punched. However, by performing die cutting in a state where a plurality of layers are stacked as in the present embodiment, the work of stacking the formed noodle skins P one by one becomes unnecessary, so that productivity can be improved.
[0050]
Further, in the noodle skin punching system 1 of the above embodiment, the cylinder 62 is provided in the lifting device 8 and the main conveyor 4 is lifted by supplying compressed air pressure. However, a servo motor is used instead of the cylinder 62. Etc. may be provided and moved up and down by electric power.
[0051]
In the noodle skin punching system 1 of the above embodiment, the blade member 34 is raised (step S13), and the main conveyor 4 is lowered (step S14), but before the blade member 34 is raised. The main conveyor 4 may be lowered. In this way, the main conveyor 4 can be lowered while the noodle skin P is pushed downward by the extrusion mechanism 42 accommodated in the blade member 34, so that the separation from the noodle skin P is further increased. Be certain.
[0052]
【The invention's effect】
As described above, the noodle skin punching system according to the first aspect of the present invention is configured so that the main conveyor is lowered while the noodle strip is held between the carry-in conveyor and the upper carry-out conveyor, so that the noodle strip is removed from the noodle strip. Only the skin can be removed. Therefore, a series of operations can be automated, and productivity can be increased.
[0053]
In addition to the effect of the invention of claim 1, the noodle skin punching system of the invention of claim 2 can reliably hold the noodle band between the carry-in conveyor and the upper carry-out conveyor by the two pressing means. . For this reason, when separating the noodle skin and the scum, the scum does not hang down, and the stretched state can be reliably maintained.
[0054]
In addition to the effect of the invention of claim 1 or claim 2, the noodle skin punching system of the invention of claim 3 is capable of bending the noodle skin when the noodle skin is transferred from the main conveyor to the lower carry-out conveyor. Can be prevented. That is, it is possible to suppress a decrease in product quality.
[0055]
In addition to the effect of the invention of claim 3, the noodle skin die cutting system of the invention of claim 4 can easily peel the noodle skin from the main conveyor to the auxiliary roller because the noodle skin can be peeled off from the belt by the wire. be able to.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing a schematic configuration of a noodle skin punching system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view showing a configuration of a die cutting device in the noodle skin die cutting system of FIG. 1;
FIG. 3 is a plan view showing a configuration of a die cutting device.
4 is a side view showing the configuration of the main conveyor in the noodle skin punching system of FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is an explanatory diagram for explaining the operation of the main conveyor.
FIG. 6 is an explanatory diagram for explaining the operation of the main conveyor.
FIG. 7 is a block diagram showing a functional configuration of a noodle skin punching system.
FIG. 8 is a flowchart showing the flow of processing in a noodle skin punching system.
[Explanation of symbols]
1 Noodle skin punching system
2 die cutting device
4 Main conveyor
5 Carry-on conveyor
6 Upper conveyor
7 Lower conveyor
8 Lifting device
14a First presser means
14b Second presser means
55 Auxiliary roller
56 Wire
114 Loading control means
115 Die-cutting control means
116 Noodle skin separation control means
117 Noodle skin carry-out control means

Claims

A main conveyor that can transport the noodle strip in a substantially horizontal direction;
A die cutting device provided above the main conveyor and provided with a blade member for die cutting in a form opposite to the main conveyor;
An elevating device for elevating and lowering the main conveyor between a predetermined upper limit position and a lower limit position;
It is arranged at the same height as the upper limit position, and a conveyor for carrying in the noodle band into the main conveyor,
An upper carry-out conveyor disposed downstream of the main conveyor and at the same height as the upper limit position;
A lower carry-out conveyor disposed downstream of the main conveyor and at the same height as the lower limit position;
When the main conveyor is at the upper limit position, the carry-in conveyor is driven to carry the noodle band into the main conveyor side, and at least a part of the noodle band is transferred to the upper carry-out conveyor, the carry-in conveyor, Carry-in control means for maintaining the state suspended between,
A die cutting control means for pressing the blade member against the noodle strip on the main conveyor to form a noodle skin of a predetermined shape;
After the noodle skin of the predetermined shape is formed, the main conveyor is lowered by the operation of the lifting device, and the noodle skin separation control means for separating the noodle skin from the noodle strip,
A noodle skin die removal system comprising: noodle skin carry-out control means for sending the noodle skin to the lower carry-out conveyor by the operation of the main conveyor after the main conveyor is lowered to the lower limit position.

The die-cutting device is capable of pressing the upper surface of the noodle strip located on the upper carry-out conveyor and the first presser means capable of pressing the upper surface of the noodle strip located on the carry-in conveyor. A second presser means,
The carrying-in control means holds the noodle band by the first holding means and the second holding means after the noodle band is laid between the upper carrying-out conveyor and the carrying-in conveyor. The noodle skin punching system according to claim 1, wherein

The main conveyor comprises a belt conveyor,
The apparatus further comprises an auxiliary roller disposed in an upper space between the main conveyor and the lower carry-out conveyor and having a smaller diameter than a pulley at a downstream end of the main conveyor and rotating in the same direction as the pulley. The noodle skin punching system according to claim 1 or 2.

The noodle strip cutting system according to claim 3, wherein a wire rod having a diameter smaller than that of the auxiliary roller is stretched between the auxiliary roller and the main conveyor in parallel with the pulley.