JP3743044B2 - Starter - Google Patents

Starter Download PDF

Info

Publication number
JP3743044B2
JP3743044B2 JP34233495A JP34233495A JP3743044B2 JP 3743044 B2 JP3743044 B2 JP 3743044B2 JP 34233495 A JP34233495 A JP 34233495A JP 34233495 A JP34233495 A JP 34233495A JP 3743044 B2 JP3743044 B2 JP 3743044B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pinion
moving body
ring gear
spline
output shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34233495A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPH09184469A (en
Inventor
若原  康行
和也 篠崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP34233495A priority Critical patent/JP3743044B2/en
Publication of JPH09184469A publication Critical patent/JPH09184469A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3743044B2 publication Critical patent/JP3743044B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンを始動させるためのスタータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、モータの始動時にピニオンの回転を規制することで、ピニオンをヘリカルスプラインの作用によってリングギヤ側へ移動させるスタータが提案されている。ピニオンの回転を規制する手段としては、ピニオンの外周部に規制部材を当接させて、ピニオン外周部と規制部材との摩擦力により規制する方法、または、ピニオンの歯部に規制部材を係合させてピニオンの回転を規制する方法が知られている。
しかし、前者の方法では、初期の摩擦力の設定や、摩擦により生じる磨耗粉が摺動面に付着して耐久性に劣るという問題がある。また、後者の方法では、前進したピニオンがリングギヤの端面に当接した場合に、ピニオンが規制部材を押し上げるようにしてピニオンの歯部のピッチ分だけ急に移動するため、ピニオンとリングギヤとが衝突して両者の歯面が損傷するという問題があった。
【0003】
そこで、本出願人は、上記問題点を解決するスタータを出願した(特願平7−239885号明細書)。
このスタータは、ピニオンがリングギヤに当接した際に、ピニオンの回転を規制している規制部材自身が回転方向に撓んでピニオンを回動可能としたものである。これにより、ピニオンは、規制部材が撓むことで徐々に回転してリングギヤと噛み合うことができるため、磨耗粉の発生や歯面の損傷もなく、ピニオンとリングギヤとを確実に噛み合わせることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、先願のスタータは、ピニオンが前進してリングギヤに噛み合うと、規制部材がピニオンの後側に落ち込むことで、ピニオンの後退を阻止する構造である。このため、スタータがエンジンを駆動する時、あるいはエンジンが着火し急速に立ち上がる時の変動負荷による反力がピニオンに伝わると、その反力がヘリカルスプラインの作用でピニオン後端を支持している規制部材へ伝達される。この結果、ピニオン後端に接する規制部材の端面が磨耗したり、場合によっては規制部材が破損する可能性もあることから、強固な規制部材が必要となり、規制部材の大型化を招くという問題があった。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、エンジンを駆動する時、あるいはエンジンが着火し急速に立ち上がる時の変動負荷による反力がピニオン後退規制手段に伝わるのを防止することで、ピニオン後退規制手段を小型化したスタータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、ピニオン移動手段の係合手段をスプライン筒部の外周面に形成された螺旋状の溝に係合させることで、ピニオン移動体が出力軸と共に回転しながら出力軸上をリングギヤ側へ移動することができる。これにより、ピニオン移動体は、出力軸の外周にヘリカルスプラインを介して嵌合する必要はなく、直スプラインを介して嵌合することができる。その結果、ピニオンギヤがリングギヤに噛み合ってエンジンを駆動する時、あるいはエンジンが急速に立ち上がる時の変動負荷による反力がピニオンギヤに伝わっても、その反力がピニオン移動体を後退させる力とはならない。従って、前記反力がピニオン後退規制手段に伝わることがないため、ピニオン後退規制手段の強度を抑えて小型化することができる。
また、ピニオン移動手段の係合手段をピニオン後退規制手段として使用することができる。即ち、ピニオンギヤがリングギヤと噛み合って全ストローク前進した際に、係合手段がスプライン筒部に形成された螺旋状の溝から円周溝へ移行して、その円周溝に係合することによりピニオン移動体の後退を規制することができる。
【0006】
請求項2の発明によれば、ピニオン移動手段の係合手段をピニオン後退規制手段として使用することができる。即ち、ピニオンギヤがリングギヤと噛み合って全ストローク前進した際に、係合手段がスプライン筒部に形成された螺旋状の溝から円周溝へ移行して、その円周溝に係合することによりピニオン移動体の後退を規制することができる。
【0007】
請求項の発明によれば、請求項の発明と同様に、ピニオン移動手段の係合手段をピニオン後退規制手段として使用することができる。但し、本発明では、請求項の発明に記載した様な円周溝をスプライン筒部の外周面に設ける必要がなく、係合手段は、ピニオンギヤがリングギヤと噛み合って全ストローク前進した際に、螺旋状の溝から離脱してスプライン筒部の後端側へ入り込むことによりピニオン移動体の後退を規制することができる。
【0008】
請求項の発明によれば、ピニオンギヤとスプライン筒部とが必ずしも一体に設けられている必要はなく、両者が別体であっても良い。但し、この場合(別体の場合)、スプライン筒部がピニオンギヤの後方側に配置されていることは言うまでもないが、少なくともピニオンギヤは直スプラインを介して出力軸に嵌合している必要がある。従って、スプライン筒部は、ピニオンギヤと同じ直スプラインを介して出力軸に嵌合していても良いし、あるいは、平軸受によって出力軸の外周に嵌合していても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のスタータを図面に基づいて説明する。
図1はスタータのピニオン近傍を示す断面図である。
本実施例のスタータ1は、始動モータ(図示しない)のシャフト2(本発明の出力軸)に互いの直スプライン2a、3aを介して摺動自在に嵌合するピニオン移動体3と、このピニオン移動体3をエンジンのリングギヤ4側へ移動させるピニオン移動手段(後述する)とを備える。
始動モータのシャフト2は、前端2bが軸受5を介してハウジング6の端部に回転自在に支持されて、後端が図示しないエンドカバーに回転自在に支持されている。なお、始動モータの内部構造は極めて公知であるため、その説明を省略する。
【0010】
ピニオン移動体3は、シャフト2上を前進してリングギヤ4と噛み合うピニオンギヤ7と、このピニオンギヤ7の後側にピニオンギヤ7と一体に設けられたスプライン筒部8とから成り、スプリング9の弾力を受けて初期位置(図1に示す位置)に静止している。スプライン筒部8は、図2に示す様に、その外周面に螺旋状の溝8aと円周溝8bとが形成されている。但し、円周溝8bは、螺旋状の溝8aの終端から連続してスプライン筒部8の後端部に形成されて、その溝底が螺旋状の溝8aより深く設けられている(図3参照)。また、螺旋状の溝8aは、スプライン筒部8の長手方向(図1の左右方向)において、ピニオン移動体3のストローク分と同一の長さに形成されている。従って、ピニオン移動体3が全ストローク前進すると(ピニオンギヤ7が下述のストップカラー10に当接した時)、ピニオン移動体3が初期位置に静止している時の螺旋状の溝8aの始端部と同じ位置まで円周溝8bが移動することになる。
【0011】
スプリング9は、エンジン始動後にリングギヤ4からピニオンギヤ7を離脱させてピニオン移動体3を初期位置へ復帰させるものであり、シャフト2の外周でストップカラー10とピニオンギヤ7との間に介在されている。ストップカラー10は、ピニオン移動体3の前進規制を行うもので、シャフト2の外周に形成された周溝2cに嵌合するスナップリング11を介してシャフト2の外周に固定されている。
【0012】
ピニオン移動手段は、スプライン筒部8の外周面に形成された螺旋状の溝8aと係合可能に設けられた係合部材12(本発明の係合手段)と、この係合部材12をワイヤー13を介して駆動するマグネットスイッチ14とを備える。
係合部材12は、略リング形状に設けられて、その内周側に2個の係合歯12a(図4参照)を有し、スプライン筒部8の外周に所定の隙間を持って嵌合している。但し、ピニオン移動体3が初期位置に静止している状態で、スプライン筒部8の長手方向において螺旋状の溝8aの始端部の外周に位置している(図1参照)。この係合部材12は、図4に示す様に、その左右両端部が一組の支持部15に設けられたスリット状の溝15aに嵌合して、その溝15aに案内されながら上下方向に移動可能に設けられており、ワイヤー13を通じて図示下方へ引っ張られることで、2個の係合歯12aが螺旋状の溝8aに係合することができる(図5参照)。
【0013】
また、係合部材12は、その下端部に開けられた孔12b(図4参照)にワイヤー13の一方の端部に連結されたフック16が係合し、上端部に開けられた孔12c(図4参照)にリターンスプリング17の下端部が係合しており、このリターンスプリング17の弾力とワイヤー13の張力とが釣り合った位置で静止している(図4に示す状態)。なお、ワイヤー13の他方の端部は、マグネットスイッチ14のプランジャ14aに連結され、リターンスプリング17の上端部は、ハウジング6内に設けられた連結ピン18に連結されている。
【0014】
マグネットスイッチ14は、図示しないキースイッチがON操作されて内蔵するコイル(図示しない)が通電されると、コイルに発生する磁力によってプランジャ14aを吸引することにより、このプランジャ14aに連結されたワイヤー13を通じて係合部材12を図示下方へ駆動操作する。また、マグネットスイッチ14は、プランジャ14aの移動によって、始動モータの電流回路に介在されたモータ接点(図示しない)を閉じることができる。なお、マグネットスイッチ14の内部構造は極めて公知であるため説明を省略する。
【0015】
次に、本実施例の作動を説明する。
キースイッチがON操作されてマグネットスイッチ14が作動すると、プランジャ14aの移動に伴ってモータ接点が閉じることにより、車載バッテリ(図示しない)から始動モータに電流が流れて、始動モータが回転を開始する。
一方、プランジャ14aの移動に伴ってワイヤー13がマグネットスイッチ14側へ引っ張られることにより、係合部材12が両端部を支持部15の溝15aに案内されながら下方へ移動する。この結果、図5に示すように、係合部材12の内周側に設けられた2個の係合歯12aがスプライン筒部8の外周面に形成された螺旋状の溝8aに係合する。
【0016】
直スプライン2a、3aを介してシャフト2に嵌合するピニオン移動体3は、2個の係合歯12aが螺旋状の溝8aに係合したまま始動モータの回転が伝達されてシャフト2と共に回転する。これにより、螺旋状の溝8aに沿って2個の係合歯12aの係合位置が変化していくため、この変化量に応じてピニオン移動体3がシャフト2上を直スプライン2a、3aに沿って前進することができる。前方へ押し出されたピニオンギヤ7の端面7aがリングギヤ4の端面4aに当接すると、ピニオン移動体3の前進移動が一旦停止するが、始動モータの回転力がピニオン移動体3の前進力以上に達した時にピニオンギヤ7とリングギヤ4の端面7a、4a同士で滑りを生じて、ピニオンギヤ7がリングギヤ4と噛み合い可能な位置まで回転することによりリングギヤ4と噛み合うことができる。
【0017】
リングギヤ4と噛み合ったピニオンギヤ7がストップカラー10に当接する位置まで前進すると、それまで螺旋状の溝8aに係合していた2個の係合歯12aが螺旋状の溝8aから円周溝8bへ移行する。この時、円周溝8bの方が螺旋状の溝8aより溝底が深いため、ワイヤー13を通じてマグネットスイッチ14の吸引力を受けている係合部材12が更に図示下方へ移動して、2個の係合歯12aの先端が円周溝8bの溝底に当接した状態で円周溝8bに係合する。これにより、2個の係合歯12aが円周溝8bから再び螺旋状の溝8aへ移行することはなく、マグネットスイッチ14の作動が停止するまで円周溝8bに係合し続けることができるため、ピニオン移動体3の後退が2個の係合歯12aによって規制される。従って、2個の係合歯12aは、ピニオン移動体3の後退を規制するピニオン後退規制手段としても機能する。
【0018】
始動モータの回転力がピニオンギヤ7を介してリングギヤ4に伝達されてエンジンが始動した後、キースイッチをOFF操作してマグネットスイッチ14の作動を停止すると、プランジャ14aの復帰に伴ってモータ接点が開くことにより始動モータへの通電が停止して始動モータの回転が停止する。また、プランジャ14aの復帰によってワイヤー13を引っ張っていた力が消滅するため、係合部材12がリターンスプリング17の弾力によって初期位置へ復帰する。これにより、それまでピニオン移動体3の後退規制を行っていた2個の係合歯12aが円周溝8bから離脱するため、ピニオン移動体3はスプリング9の弾力によって初期位置へ復帰することができる。
【0019】
(本実施例の効果)
本実施例のスタータ1は、ピニオン移動体3がシャフト2と共に回転する時に、係合部材12の2個の係合歯12aをスプライン筒部8に形成された螺旋状の溝8aに係合させることでピニオン移動体3をシャフト2に対して前進させることができる。このため、ピニオン移動体3は、従来の様にシャフト2の外周にヘリカルスプラインを介して嵌合する必要はなく、互いの直スプライン2a、3aを介して嵌合することができる。その結果、ピニオンギヤ7がリングギヤ4に噛み合ってエンジンを駆動する時、あるいはエンジンが急速に立ち上がる時の変動負荷による反力がピニオンギヤ7に伝わっても、その反力がピニオン移動体3を後退させる力とはならない。従って、前記反力がピニオン後退規制手段である2個の係合歯12aを通じて係合部材12に伝わることがないため、係合部材12の強度を弱くすることができるとともに、係合部材12を小型化することもできる。
【0020】
(変形例)
本実施例では、スプライン筒部8に螺旋状の溝8aに続く円周溝8bを形成して、ピニオンギヤ7がリングギヤ4に噛み合って全ストローク前進した時に、2個の係合歯12aが螺旋状の溝8aから円周溝8bに移行してピニオン移動体3の後退を規制する構成としたが、スプライン筒部8の全長を螺旋状の溝8aの終端までとして円周溝8bを無くしても良い。この場合、ピニオンギヤ7がリングギヤ4に噛み合って全ストローク前進した時に、2個の係合歯12aが螺旋状の溝8aから離脱してスプライン筒部8の後端側に入り込むことによりピニオン移動体3の後退を規制することができる。
【0021】
本実施例では、ピニオン移動体3の略全長に亘って、その内周に直スプライン3aを設けているが、少なくともピニオンギヤ7の内周側だけに直スプライン3aを設けて、スプライン筒部8の内周はシャフト2に嵌合する平軸受で受けても良い。また、ピニオンギヤ7とスプライン筒部8とは、必ずしも一体に設ける必要はなく、両者を別体としても良い。但し、この場合、スプライン筒部8がピニオンギヤ7の後方側に配置されていることは言うまでもないが、少なくともピニオンギヤ7は直スプライン2a、3aを介してシャフト2に嵌合している必要がある。従って、スプライン筒部8は、ピニオンギヤ7と同じ直スプライン2a、3aを介してシャフト2に嵌合していても良いし、あるいは、平軸受によってシャフト2の外周に嵌合していても良い。
【0022】
本実施例では、始動モータに電流を流すための電流回路を図示していないが、始動モータを2段階に通電できる電流回路を構成しても良い。即ち、抵抗を介して始動モータを通電する低電流回路と、抵抗を短絡して始動モータを通電する高電流回路とを形成して、ピニオンギヤ7がリングギヤ4に噛み合うまでは低電流回路を通じて始動モータへ電流を流し、ピニオンギヤ7がリングギヤ4に噛み合ってからは高電流回路を通じて始動モータへ電流を流すことにより、ピニオンギヤ7とリングギヤ4との噛み合いを確実に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタータのピニオン近傍を示す断面図である。
【図2】ピニオン移動体の半側面図である。
【図3】ピニオン移動体の半断面図である。
【図4】初期位置にある係合部材の正面図である。
【図5】作動状態を示す係合部材の正面図である。
【符号の説明】
1 スタータ
2 シャフト(出力軸)
2a 直スプライン
3 ピニオン移動体
3a 直スプライン
4 リングギヤ
7 ピニオンギヤ(ピニオン移動体)
8 スプライン筒部(ピニオン移動体)
8a 螺旋状の溝
8b 円周溝
12 係合部材(係合手段)
14 マグネットスイッチ(ピニオン移動手段)
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a starter for starting an engine.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, there has been proposed a starter that moves the pinion toward the ring gear by the action of a helical spline by restricting the rotation of the pinion at the start of the motor. As a means for regulating the rotation of the pinion, a method in which the regulating member is brought into contact with the outer periphery of the pinion and regulated by the frictional force between the outer periphery of the pinion and the regulating member, or the regulating member is engaged with the tooth part of the pinion. There is known a method for restricting the rotation of the pinion.
However, the former method has a problem that the initial frictional force is set and wear powder generated by friction adheres to the sliding surface and is inferior in durability. In the latter method, when the advanced pinion comes into contact with the end face of the ring gear, the pinion suddenly moves as much as the pitch of the pinion teeth so as to push up the restricting member, so that the pinion collides with the ring gear. As a result, both tooth surfaces were damaged.
[0003]
Therefore, the present applicant has applied for a starter that solves the above problems (Japanese Patent Application No. 7-23985).
In this starter, when the pinion comes into contact with the ring gear, the regulating member itself that regulates the rotation of the pinion is bent in the rotation direction so that the pinion can be rotated. As a result, the pinion can be gradually rotated and meshed with the ring gear by bending of the regulating member, so that the pinion and the ring gear can be reliably meshed without generation of wear powder and damage to the tooth surface. .
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the starter of the prior application has a structure in which when the pinion moves forward and meshes with the ring gear, the regulating member falls to the rear side of the pinion, thereby preventing the pinion from moving backward. For this reason, when the reaction force due to the fluctuating load is transmitted to the pinion when the starter drives the engine or when the engine ignites and rises rapidly, the reaction force is supported by the helical spline to support the rear end of the pinion. Is transmitted to the member. As a result, there is a possibility that the end face of the restricting member in contact with the rear end of the pinion may be worn out or the restricting member may be damaged in some cases. there were.
The present invention has been made based on the above circumstances, and its purpose is to prevent the reaction force due to a fluctuating load from being transmitted to the pinion retraction regulating means when the engine is driven or when the engine is ignited and starts up rapidly. Thus, an object of the present invention is to provide a starter in which the pinion retraction restricting means is downsized.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, the engaging means of the pinion moving means is engaged with the spiral groove formed on the outer peripheral surface of the spline cylinder portion, so that the output shaft is rotated while the pinion moving body rotates together with the output shaft. The top can be moved to the ring gear side. Thereby, the pinion moving body does not need to be fitted to the outer periphery of the output shaft via the helical spline, and can be fitted via the straight spline. As a result, even when a reaction force due to a fluctuating load when the pinion gear meshes with the ring gear drives the engine or when the engine starts up rapidly is transmitted to the pinion gear, the reaction force does not become a force for moving the pinion moving body backward. Therefore, since the reaction force is not transmitted to the pinion retraction restricting means, the strength of the pinion retreat restricting means can be suppressed and the size can be reduced.
Further, the engaging means of the pinion moving means can be used as the pinion retraction restricting means. That is, when the pinion gear meshes with the ring gear and moves forward for the entire stroke, the engagement means shifts from the spiral groove formed in the spline cylinder portion to the circumferential groove, and engages with the circumferential groove, thereby pinion. The backward movement of the moving body can be regulated.
[0006]
According to the invention of claim 2, the engaging means of the pinion moving means can be used as the pinion retraction restricting means. That is, when the pinion gear meshes with the ring gear and moves forward for the entire stroke, the engagement means shifts from the spiral groove formed in the spline cylinder portion to the circumferential groove, and engages with the circumferential groove, thereby pinion. The backward movement of the moving body can be regulated.
[0007]
According to the invention of claim 2, as in the invention of claim 1 , the engaging means of the pinion moving means can be used as the pinion retraction restricting means. However, in the present invention, there is no need to provide a circumferential groove as described in the invention of claim 1 on the outer peripheral surface of the spline cylinder portion, and the engaging means is engaged when the pinion gear meshes with the ring gear and moves forward for the entire stroke. By moving away from the spiral groove and entering the rear end side of the spline tube portion, the backward movement of the pinion moving body can be restricted.
[0008]
According to the invention of claim 3 , the pinion gear and the spline tube portion do not necessarily have to be provided integrally, and both may be separate. However, in this case (separate case), it goes without saying that the spline cylinder portion is disposed on the rear side of the pinion gear, but at least the pinion gear needs to be fitted to the output shaft via the straight spline. Therefore, the spline tube portion may be fitted to the output shaft via the same straight spline as the pinion gear, or may be fitted to the outer periphery of the output shaft by a plain bearing.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, the starter of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a sectional view showing the vicinity of a starter pinion.
The starter 1 of this embodiment includes a pinion moving body 3 that is slidably fitted to a shaft 2 (output shaft of the present invention) of a starter motor (not shown) via mutual direct splines 2a and 3a, and the pinion Pinion moving means (described later) for moving the moving body 3 to the ring gear 4 side of the engine is provided.
The shaft 2 of the starter motor has a front end 2b rotatably supported by an end portion of the housing 6 via a bearing 5, and a rear end rotatably supported by an end cover (not shown). Since the internal structure of the starting motor is very well known, the description thereof is omitted.
[0010]
The pinion moving body 3 includes a pinion gear 7 that moves forward on the shaft 2 and meshes with the ring gear 4, and a spline cylinder portion 8 that is provided integrally with the pinion gear 7 on the rear side of the pinion gear 7 and receives the elasticity of the spring 9. At the initial position (position shown in FIG. 1). As shown in FIG. 2, the spline tube portion 8 has a spiral groove 8a and a circumferential groove 8b formed on the outer peripheral surface thereof. However, the circumferential groove 8b is formed at the rear end portion of the spline cylinder portion 8 continuously from the end of the spiral groove 8a, and the groove bottom is provided deeper than the spiral groove 8a (FIG. 3). reference). Further, the spiral groove 8a is formed to have the same length as the stroke of the pinion moving body 3 in the longitudinal direction of the spline cylinder portion 8 (left-right direction in FIG. 1). Accordingly, when the pinion moving body 3 moves forward for the entire stroke (when the pinion gear 7 comes into contact with the stop collar 10 described below), the start end of the spiral groove 8a when the pinion moving body 3 is stationary at the initial position. The circumferential groove 8b moves to the same position.
[0011]
The spring 9 disengages the pinion gear 7 from the ring gear 4 after the engine is started to return the pinion moving body 3 to the initial position, and is interposed between the stop collar 10 and the pinion gear 7 on the outer periphery of the shaft 2. The stop collar 10 is for restricting the forward movement of the pinion moving body 3 and is fixed to the outer periphery of the shaft 2 via a snap ring 11 fitted in a circumferential groove 2 c formed on the outer periphery of the shaft 2.
[0012]
The pinion moving means includes an engagement member 12 (engagement means of the present invention) provided so as to be engageable with a spiral groove 8a formed on the outer peripheral surface of the spline cylinder portion 8, and the engagement member 12 is connected to a wire. 13 and a magnet switch 14 that is driven through 13.
The engagement member 12 is provided in a substantially ring shape, has two engagement teeth 12a (see FIG. 4) on its inner peripheral side, and is fitted with a predetermined gap on the outer periphery of the spline cylinder portion 8. is doing. However, the pinion moving body 3 is positioned on the outer periphery of the start end portion of the spiral groove 8a in the longitudinal direction of the spline cylinder portion 8 in a state where the pinion moving body 3 is stationary at the initial position (see FIG. 1). As shown in FIG. 4, the engaging member 12 is fitted in a slit-like groove 15a provided on a pair of support portions 15 at both left and right ends, and guided in the groove 15a in the vertical direction. The two engaging teeth 12a can be engaged with the spiral groove 8a by being pulled downward through the wire 13 (see FIG. 5).
[0013]
In addition, the engagement member 12 is engaged with a hook 16 connected to one end of the wire 13 in a hole 12b (see FIG. 4) opened in the lower end thereof, and a hole 12c ( 4) is engaged with the lower end of the return spring 17, and is stationary at a position where the elasticity of the return spring 17 and the tension of the wire 13 are balanced (the state shown in FIG. 4). The other end of the wire 13 is connected to the plunger 14 a of the magnet switch 14, and the upper end of the return spring 17 is connected to a connecting pin 18 provided in the housing 6.
[0014]
When a key switch (not shown) is turned on and a built-in coil (not shown) is energized, the magnet switch 14 attracts the plunger 14a by the magnetic force generated in the coil, thereby connecting the wire 13 connected to the plunger 14a. Then, the engagement member 12 is driven to operate downward in the figure. Moreover, the magnet switch 14 can close the motor contact (not shown) interposed in the current circuit of the starting motor by the movement of the plunger 14a. In addition, since the internal structure of the magnet switch 14 is very well-known, description is abbreviate | omitted.
[0015]
Next, the operation of this embodiment will be described.
When the key switch is turned on and the magnet switch 14 is activated, the motor contact is closed along with the movement of the plunger 14a, so that a current flows from an in-vehicle battery (not shown) to the starter motor and the starter motor starts rotating. .
On the other hand, the wire 13 is pulled to the magnet switch 14 side with the movement of the plunger 14 a, so that the engaging member 12 moves downward while being guided by the grooves 15 a of the support portion 15 at both ends. As a result, as shown in FIG. 5, the two engaging teeth 12 a provided on the inner peripheral side of the engaging member 12 engage with the spiral groove 8 a formed on the outer peripheral surface of the spline cylinder portion 8. .
[0016]
The pinion moving body 3 fitted to the shaft 2 via the straight splines 2a and 3a is rotated together with the shaft 2 by transmitting the rotation of the starting motor while the two engaging teeth 12a are engaged with the spiral groove 8a. To do. As a result, the engagement position of the two engagement teeth 12a changes along the spiral groove 8a, so that the pinion moving body 3 changes to the straight splines 2a, 3a on the shaft 2 according to the change amount. Can move forward along. When the end surface 7a of the pinion gear 7 pushed forward contacts the end surface 4a of the ring gear 4, the forward movement of the pinion moving body 3 is temporarily stopped, but the rotational force of the starting motor reaches the forward force of the pinion moving body 3 or more. At this time, the pinion gear 7 and the end surfaces 7a and 4a of the ring gear 4 slip, and the pinion gear 7 can mesh with the ring gear 4 by rotating to a position where the pinion gear 7 can mesh with the ring gear 4.
[0017]
When the pinion gear 7 meshed with the ring gear 4 moves forward to a position where the pinion gear 7 contacts the stop collar 10, the two engaging teeth 12a that have been engaged with the spiral groove 8a until then are changed from the spiral groove 8a to the circumferential groove 8b. Migrate to At this time, since the circumferential groove 8b has a deeper groove bottom than the spiral groove 8a, the engaging member 12 receiving the attractive force of the magnet switch 14 through the wire 13 further moves downward in the figure, and the two The engaging teeth 12a engage with the circumferential groove 8b in a state where the tips of the engaging teeth 12a are in contact with the bottom of the circumferential groove 8b. Thus, the two engaging teeth 12a do not move from the circumferential groove 8b to the spiral groove 8a again, and can continue to be engaged with the circumferential groove 8b until the operation of the magnet switch 14 is stopped. Therefore, the backward movement of the pinion moving body 3 is restricted by the two engaging teeth 12a. Accordingly, the two engagement teeth 12a also function as pinion retraction regulating means for regulating the retraction of the pinion moving body 3.
[0018]
After the rotational force of the starting motor is transmitted to the ring gear 4 through the pinion gear 7 and the engine is started, when the key switch is turned OFF to stop the operation of the magnet switch 14, the motor contact opens with the return of the plunger 14a. As a result, the energization of the starter motor is stopped, and the starter motor stops rotating. Further, since the force pulling the wire 13 disappears due to the return of the plunger 14 a, the engaging member 12 returns to the initial position by the elastic force of the return spring 17. As a result, the two engagement teeth 12a that have been performing the retraction restriction of the pinion moving body 3 are separated from the circumferential groove 8b, and the pinion moving body 3 can be returned to the initial position by the elasticity of the spring 9. it can.
[0019]
(Effect of this embodiment)
In the starter 1 of this embodiment, when the pinion moving body 3 rotates together with the shaft 2, the two engaging teeth 12 a of the engaging member 12 are engaged with the spiral groove 8 a formed in the spline cylinder portion 8. Thus, the pinion moving body 3 can be advanced with respect to the shaft 2. For this reason, the pinion moving body 3 does not need to be fitted to the outer periphery of the shaft 2 via the helical spline as in the prior art, and can be fitted via the mutual splines 2a and 3a. As a result, even when the reaction force due to the variable load when the pinion gear 7 meshes with the ring gear 4 drives the engine or when the engine starts up rapidly is transmitted to the pinion gear 7, the reaction force causes the pinion moving body 3 to retract. It will not be. Therefore, since the reaction force is not transmitted to the engagement member 12 through the two engagement teeth 12a which are the pinion retraction restricting means, the strength of the engagement member 12 can be reduced, and the engagement member 12 is It can also be miniaturized.
[0020]
(Modification)
In the present embodiment, a circumferential groove 8b following the spiral groove 8a is formed in the spline tube portion 8, and when the pinion gear 7 is engaged with the ring gear 4 and advanced in the full stroke, the two engagement teeth 12a are spiral. However, even if the entire length of the spline tube portion 8 reaches the end of the spiral groove 8a, the circumferential groove 8b can be eliminated. good. In this case, when the pinion gear 7 meshes with the ring gear 4 and moves forward for the entire stroke, the two engagement teeth 12a are separated from the spiral groove 8a and enter the rear end side of the spline cylinder portion 8, whereby the pinion moving body 3 is moved. Can be regulated.
[0021]
In this embodiment, the straight spline 3a is provided on the inner periphery of the pinion moving body 3 over substantially the entire length. However, the direct spline 3a is provided at least on the inner peripheral side of the pinion gear 7, and The inner circumference may be received by a plain bearing fitted to the shaft 2. Further, the pinion gear 7 and the spline cylinder portion 8 are not necessarily provided integrally, and both may be separated. However, in this case, it goes without saying that the spline cylinder portion 8 is disposed on the rear side of the pinion gear 7, but at least the pinion gear 7 needs to be fitted to the shaft 2 via the straight splines 2a and 3a. Therefore, the spline cylinder portion 8 may be fitted to the shaft 2 via the same straight splines 2a and 3a as the pinion gear 7, or may be fitted to the outer periphery of the shaft 2 by a plain bearing.
[0022]
In the present embodiment, a current circuit for flowing a current to the starting motor is not shown, but a current circuit that can energize the starting motor in two stages may be configured. That is, a low current circuit for energizing the starter motor via a resistor and a high current circuit for energizing the starter motor by short-circuiting the resistor are formed, and the starter motor is passed through the low current circuit until the pinion gear 7 meshes with the ring gear 4. When the pinion gear 7 is engaged with the ring gear 4 and the current is supplied to the starting motor through the high current circuit, the engagement of the pinion gear 7 and the ring gear 4 can be ensured.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing the vicinity of a pinion of a starter.
FIG. 2 is a half side view of a pinion moving body.
FIG. 3 is a half sectional view of a pinion moving body.
FIG. 4 is a front view of the engaging member in an initial position.
FIG. 5 is a front view of an engaging member showing an operating state.
[Explanation of symbols]
1 Starter 2 Shaft (Output shaft)
2a Straight spline 3 Pinion moving body 3a Straight spline 4 Ring gear 7 Pinion gear (pinion moving body)
8 Spline cylinder (pinion moving body)
8a Spiral groove 8b Circumferential groove 12 Engaging member (engaging means)
14 Magnet switch (Pinion moving means)

Claims (3)

始動モータに回転駆動される出力軸と、
この出力軸上をエンジンのリングギヤ側へ移動して、そのリングギヤと噛み合うピニオンギヤと外周面に螺旋状の溝が設けられたスプライン筒部とを有し、前記出力軸の外周に直スプラインを介して摺動自在に嵌合するピニオン移動体と、
前記螺旋状の溝と係合可能な係合手段を有し、前記出力軸と共に回転する前記ピニオン移動体に対して前記係合手段を前記螺旋状の溝に係合させることで前記ピニオン移動体を前記リングギヤ側へ移動させるピニオン移動手段と、
前記ピニオンが前記リングギヤと噛み合った後、前記ピニオン移動体の後退を規制するピニオン後退規制手段とを備えたスタータであって、
前記スプライン筒部は、自身の後端側に前記螺旋状の溝の終端から連続して前記スプライン筒部の周方向に形成された円周溝を有し、その円周溝の方が前記螺旋状の溝より溝底が深く設定され、
前記係合手段は、前記ピニオンが前記リングギヤと噛み合って全ストローク前進した際に、前記螺旋状の溝から前記円周溝へ移行して、その円周溝に係合することにより前記ピニオン移動体の後退を規制する前記ピニオン後退規制手段であることを特徴とするスタータ。
An output shaft that is rotationally driven by the starting motor;
The output shaft moves to the ring gear side of the engine, and has a pinion gear that meshes with the ring gear and a spline cylinder portion provided with a spiral groove on the outer peripheral surface, and a direct spline on the outer periphery of the output shaft. A pinion moving body that fits slidably,
The pinion moving body having engaging means that can be engaged with the spiral groove, and engaging the engaging means with the spiral groove with respect to the pinion moving body that rotates together with the output shaft. Pinion moving means for moving the ring gear toward the ring gear side;
After the pinion meshes with the ring gear, a starter comprising pinion retraction regulating means for regulating retraction of the pinion moving body ,
The spline tube portion has a circumferential groove formed in the circumferential direction of the spline tube portion continuously from the end of the spiral groove on the rear end side of the spline tube portion, and the circumferential groove is the spiral. The groove bottom is set deeper than the shaped groove,
When the pinion meshes with the ring gear and advances forward for a full stroke, the engagement means moves from the spiral groove to the circumferential groove and engages with the circumferential groove, thereby moving the pinion moving body. A starter characterized in that the starter is a pinion retraction restricting means for restricting retreat of the pinion .
始動モータに回転駆動される出力軸と、
この出力軸上をエンジンのリングギヤ側へ移動して、そのリングギヤと噛み合うピニオンギヤと外周面に螺旋状の溝が設けられたスプライン筒部とを有し、前記出力軸の外周に直スプラインを介して摺動自在に嵌合するピニオン移動体と、
前記螺旋状の溝と係合可能な係合手段を有し、前記出力軸と共に回転する前記ピニオン移動体に対して前記係合手段を前記螺旋状の溝に係合させることで前記ピニオン移動体を前記リングギヤ側へ移動させるピニオン移動手段と、
前記ピニオンが前記リングギヤと噛み合った後、前記ピニオン移動体の後退を規制するピニオン後退規制手段とを備えたスタータであって、
前記係合手段は、前記ピニオンが前記リングギヤと噛み合って全ストローク前進した際に、前記螺旋状の溝から離脱して前記スプライン筒部の後端側へ入り込むことにより前記ピニオン移動体の後退を規制する前記ピニオン後退規制手段であることを特徴とするスタータ。
An output shaft that is rotationally driven by the starting motor;
The output shaft moves to the ring gear side of the engine, and has a pinion gear that meshes with the ring gear and a spline cylinder portion provided with a spiral groove on the outer peripheral surface, and a direct spline on the outer periphery of the output shaft. A pinion moving body that fits slidably,
The pinion moving body having engaging means that can be engaged with the spiral groove, and engaging the engaging means with the spiral groove with respect to the pinion moving body that rotates together with the output shaft. Pinion moving means for moving the ring gear toward the ring gear side;
After the pinion meshes with the ring gear, a starter comprising pinion retraction regulating means for regulating retraction of the pinion moving body,
The engaging means regulates the backward movement of the pinion moving body by separating from the spiral groove and entering the rear end side of the spline cylinder portion when the pinion meshes with the ring gear and advances forward for the entire stroke. features and to Luz starter that said pinion retreat restricting means for.
前記ピニオン移動体は、前記ピニオンギヤと前記スプライン筒部とが別体に設けられて、前記ピニオンギヤが前記直スプラインを介して前記出力軸の外周に嵌合し、前記スプライン筒部が平軸受または前記直スプラインを介して前記出力軸に嵌合していることを特徴とする請求項1または2記載のスタータ。In the pinion moving body, the pinion gear and the spline cylinder part are provided separately, the pinion gear is fitted to the outer periphery of the output shaft via the straight spline, and the spline cylinder part is a flat bearing or the The starter according to claim 1 or 2, wherein the starter is fitted to the output shaft via a straight spline.
JP34233495A 1995-12-28 1995-12-28 Starter Expired - Fee Related JP3743044B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34233495A JP3743044B2 (en) 1995-12-28 1995-12-28 Starter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34233495A JP3743044B2 (en) 1995-12-28 1995-12-28 Starter

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09184469A JPH09184469A (en) 1997-07-15
JP3743044B2 true JP3743044B2 (en) 2006-02-08

Family

ID=18352930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34233495A Expired - Fee Related JP3743044B2 (en) 1995-12-28 1995-12-28 Starter

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3743044B2 (en)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016532808A (en) * 2013-07-19 2016-10-20 ボルボ トラック コーポレイション Starter device for an internal combustion engine
CN106121891B (en) * 2016-08-26 2018-01-23 苏州黑猫(集团)有限公司 A kind of starter for being used for gasoline engine in cleaning machine

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09184469A (en) 1997-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3815446B2 (en) Starter
JPWO2006043579A1 (en) Starter motor with idle gear
JP2532691B2 (en) Starter motor with moveable idler gear and pinion gear
US5197342A (en) Pinion stopper for starter
JP4134903B2 (en) Starter
US5937696A (en) Starter for an internal combustion engine
JP4085056B2 (en) Starter
JP3743044B2 (en) Starter
KR100931037B1 (en) Engine starter with improved helical spline configuration to ensure reliable engagement between output shaft and pinion gear
US5767585A (en) Starter
JP2006307680A (en) Starter
JP3823841B2 (en) Starter with intermediate gear
KR950003171B1 (en) Starter motor with an intermediate gear wheel
EP0375378B1 (en) Pinion shifting arrangement for a starter
JP3874707B2 (en) Starter
JPH10205418A (en) Starter
JP4124045B2 (en) Starter
JP2518380B2 (en) Starter motor
JPH09170537A (en) Starter
JP3859783B2 (en) Starter
JP2003120482A (en) Starter
JP3019834B2 (en) Engine starter
JPS6039496Y2 (en) Internal combustion engine starting device
JP3011029B2 (en) Engine starter
JP2962173B2 (en) Starter

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051025

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees