JP3742535B2 - Check arm and manufacturing method thereof - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のドアチェック装置に用いられるチェックアームおよびそれを製造する方法に関し、詳しくは芯材をインサートした樹脂製アームおよびそれを成形型で製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
芯材のインサート成形により製造された樹脂製アームを用いたドアチェック装置として、図7に示すものがある。図7は、従来の樹脂製アームを示す斜視図である。図7に示すドアチェック装置は、一端を車体に回動可能に枢支された芯材1と樹脂部2とから成るアーム3と、アーム3の長手方向に沿って摺動可能に嵌合した摺動体と、から成る。樹脂部2は、その長手方向中間部から他端にかけて複数の突部が形成される。摺動体は、摺動ケースと、該摺動ケースに収容された滑り部材と、クッション部材と、を有する。また滑り部材は、アーム3の外面に当接し、その外面に対して接近又は離隔する方向に移動可能に摺動体ケースに収容され、摺動体の摺動時にアーム3の外面に当接しつつアーム3の長手方向に移動する。クッション部材は、アーム3の外面に当接する滑り部材の当接面と反対側の背面に隣接して位置し、滑り部材をアーム3の外面に圧接させる弾性体から構成される。
【0003】
ドアが全閉位置にあるとき、摺動体の滑り部材はアーム3の一端側に位置し、ドアが全閉位置から半開位置まで回動し、これに伴って滑り部材が樹脂部2の突部に至ると、クッション部材は滑り部材を介して押圧され圧縮変形させられる。このとき、その弾力によって、滑り部材とアーム3との間に大きな摩擦抵抗が発生し、ドアに大きな回動抵抗が加えられる。このようにして、ドアの開度を段階的に規制することができる。
【0004】
ドアに対してさらに回動力を加えていくと、滑り部材は樹脂部2の突部を乗り越えて溝部に至り、クッション部材は元の状態に弾性復帰し、滑り部材とアーム3との間の摩擦抵抗が減少し、ドアへの回動抵抗も減少する。さらに滑り部材は樹脂部2の突部に至り、突部を乗り越えて溝部に至り、突部に至り、突部を乗り越えてアーム3の他端側に至る。これと同時に摺動体は芯材1の他端側に設けられた角穴1aに嵌合したストッパ部材11に当接し、この状態でドアは全開位置になる。
【0005】
上述のドアチェック装置において、芯材がインサートされた樹脂製アームの製造方法として、図8に示すものがある。図8は、従来の樹脂製アームの製造方法を示す断面図である。まず成形型200に芯材1を固定する。この際芯材1の回動方向の位置決めとして下型300のピン300aおよび段付ピン300bの小径部300cをそれぞれ芯材1の他端側に設けられた角穴1aおよび芯材1に設けられた穴1bに挿嵌すると共に、芯材1の板厚方向の位置決めとして角穴1aおよび穴1b周縁をそれぞれ下型300の挟持部300e、段付ピンの大径部300d上面および上型400の挟持部400a、ピン400b下面により挟持する。この状態で成形型200に樹脂を流し込む。尚、穴1bが穿設される範囲は、アーム3の樹脂部2がブラケット12の側壁12e、12fと摺接し、これらの間に回動可能に枢支される取付部2aと連設して設けられ取付部2aより薄い直線部2b内部であればよい。
【0006】
従って、直線部2bの表面に穴2iが空いてしまう(当然直線部2bの穴2iが空いている面の反対側の面にも同様な穴が空いてしまう)。そこで、従来は穴2iが目立たないように芯材1に樹脂部2と同色のメッキをしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述のドアチェック装置において、成形型200に樹脂部2一端側の取付部2aに取付穴2hを成形するためのピン300fおよびピン400cを含めると5箇所もピンを設ける必要があるため型費が高くなるという問題がある。また、芯材1に樹脂部2と同色のメッキをする必要があるため製品コストが高くなるという問題がある。
【0008】
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、型費が安く、製品コストも安い樹脂製アームおよびその製造方法を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、一端側および他端側に穴が穿設された芯材と、該芯材の表面に被装され該芯材の一端側の該穴と同軸上に取付穴が形成されその長手方向中間部から他端部にかけて少なくとも一以上の突部が形成された樹脂部と、から成り、前記一端側の穴に挿通される円形断面の取付ピンでもって、前記一端側を、車体に取り付けられたブラケットに回動可能に枢支されたアームと、ドアに一体に取り付けられ該アームに摺動可能に嵌合された摺動体と、を備え、前記ドアの開度を段階的に規制するドアチェック装置において、前記アームの一端側の前記樹脂部に、前記取付穴から放射線状に延びる少なくとも一以上の位置決め溝を設けることにより、前記芯材の前記穴周辺に樹脂に覆われていない挟持部を形成したことを特徴とするチェックアームを提供する。
【0010】
請求項2記載の発明は、一端側および他端側に穴が穿設された芯材と、該芯材の表面に被装され該芯材の一端側の該穴と同軸上に取付穴が形成されその長手方向中間部から他端部にかけて少なくとも一以上の突部が形成された樹脂部と、から成り車体に回動可能に枢支されたアームと、ドアに一体に取り付けられ該アームに摺動可能に嵌合された摺動体と、を備え、前記ドアの開度を段階的に規制するドアチェック装置において、まず、前記芯材を成形型に固定するための回動方向の位置決めとして該芯材の一端側および他端側にそれぞれ穿設された前記穴に下型の突起が挿嵌され、板厚方向の位置決めとして回動方向の位置決めとして用いた穴の周縁が上型と下型の挟持部により挟持され、次に成形型に樹脂が流し込まれるチェックアームの製造方法を提供する。
【0011】
請求項3記載の発明は、芯材の一端側に穿設された穴の回動方向の位置決めとしての下型に設けられた突起はピンの外周から放射線状に延設された段付リブの幅狭部であり、回動方向の位置決めとして用いた穴の板厚方向の位置決めとして下型に設けられた挟持部は前記段付リブの幅広部であり、上型に設けられた挟持部はピンの外周から放射線状に延設されたリブの下面である請求項2記載のチェックアームの製造方法を提供する。
【0013】
請求項4記載の発明は、一端側および他端側に穴が穿設された芯材と、該芯材の表面に被装され該芯材の一端側の該穴と同軸上に取付穴が形成されその長手方向中間部から他端部にかけて少なくとも一以上の突部が形成された樹脂部と、から成り車体に回動可能に枢支されたアームと、ドアに一体に取り付けられ該アームに摺動可能に嵌合された摺動体と、を備え、前記ドアの開度を段階的に規制するドアチェック装置において、まず、前記芯材を成形型に固定するための回動方向の位置決めとして該芯材の他端側に穿設された前記穴および前記芯材の一端側に穿設された前記穴の周囲に隣接して穿設された該穴とは異なる少なくとも一以上の穴に下型の突起が挿嵌され、板厚方向の位置決めとして回動方向の位置決めとして用いた穴の周縁が上型と下型の挟持部により挟持され、次に成形型に樹脂が流し込まれるチェックアームの製造方法を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1形態例)
以下、図1ないし図5を用いて発明の第1形態例を説明する。図1は、発明の第1形態例に係る樹脂製アームを示す斜視図である。図2は、図1に示した樹脂製アームの要部拡大図である。図3は、本発明に係る摺動体を示す分解斜視図である。図4は、発明の第1形態例に係る樹脂製アームの製造方法を示す断面図である。図5は、発明の第1形態例に係る樹脂製アームの製造方法を示す要部拡大斜視図である。図1ないし図5に示すドアチェック装置は、一端側を車体に取り付けられたブラケット12に円形断面の取付ピン13により回動可能に枢着された芯材1と樹脂部2とから成るアーム3と、アーム3の長手方向に沿って摺動可能に嵌合した摺動体4と、から成る。芯材1は、一端側に穴1gが穿設され、他端側に角穴1aが穿設される。ブラケット12は、アーム3の長手方向と直交する面12dに穿設された穴12aにより車体に一体に取り付けられ、アーム3を挟んでアーム3の長手方向と平行な側壁12e、12fにそれぞれ穿設された穴12bおよび穴12cを有する。樹脂部2は、ブラケット12の側壁12e、12fと摺接し車体に回動可能に枢支される取付部2aと、取付部2a中央に形成される取付穴2hと、取付部2aと連接し取付部2aより薄い直線部2bと、長手方向中間部から他端にかけて形成される複数の突部2c、2e、2gと、突部2c、2e間に形成される溝部2dと、突部2e、2g間に形成される溝部2fと、取付穴2hから放射線上に延びそれぞれの間の角度が同一になるよう配設される位置決め溝2j、2k、2lと、から成る。図4、5に示す穴1g周辺に形成される挟持部1c、1d、1fは、位置決め溝2j、2k、2lの位置に対応し、樹脂により覆われない部分である。
【0015】
摺動体4は、摺動ケース10と、カバー5と、摺動ケース10に収容された上下一対のクッション部材8、9と、一対のクッション部材8,9の間に配設された上下一対の滑り部材6、7と、を有する。摺動ケース10およびカバー5は、図示しないねじを穴5b、5cに挿通させ、ねじ穴10b、10cに螺合させることにより一体に固定され、これらは車体に枢支されたドアに固定される。一対の滑り部材6、7は、図3に示すように当節面6a、7aが対向するように組み付けられその間にはアーム3が摺動する空間が形成される。滑り部材6、7はそれぞれの当節面6a、7aがアーム3の外面に当接し、その外面に対して接近又は離隔する方向に移動可能に摺動体ケース10に収容され、摺動体4の摺動時にアーム3の外面に当接しつつアーム3の長手方向に移動する。クッション部材8、9は、ゴムなどの弾性体から成り、アーム3の外面に当接する滑り部材6、7の当接面6a、7aと反対側の背面6b、7bに隣接して位置し、その弾性により滑り部材6、7をアーム3の外面に圧接させる。
【0016】
アーム3の他端側には、金属製のストッパ部材11が嵌合する。第1形態例では、三叉状ストッパ部材11の真中の突部を芯材1の他端側に穿設される角穴1aに嵌合させることで一体に固定される。以下に第1形態例の作動の詳細を説明する。
【0017】
ドアが全閉位置にあるとき、摺動体4の滑り部材6、7はアーム3の一端側に位置する。ドアが開き始めるとドアに固定された摺動体ケース10は、これに収納されたクッション部材8、9および滑り部材6、7と共に、車体に回動可能に枢支されたアーム3に沿ってアーム3の他端側へ移動する。つまり滑り部材6、7の互いに対向した当接面6a、7aが樹脂部2の直線部2bに摺接しながら、摺動体4はアーム3に沿って移動する。
【0018】
ドアが半開位置まで回動すると、摺動体4は樹脂部2の突部2cに至る。このとき、突部2cは直線部2bより外方に突出しているので、一対の滑り部材6、7は突部2cにより加圧され、お互いに離間する方向に移動する。このため、弾性体から成る一対のクッション部材8、9は滑り部材6、7を介して押圧され圧縮変形する。このとき、圧縮変形したクッション部材8、9の弾力によって、滑り部材6、7とアーム3との間に摺動体4が直線部2bを摺動しているときよりも大きな摩擦抵抗が発生する。すなわち、一対の滑り部材6、7、ひいては摺動体4に摺動体4が直線部2bを摺動しているときよりも大きな摩擦抵抗が発生し、ドアの回動抵抗が増大する。このため、ドアの開度を段階的に規制することができる。
【0019】
ドアに対してさらに回動力を加えていくと、摺動体4は突部2cを乗り越えて溝部2dに至る。このように、一対の滑り部材6、7は樹脂部2の突部2cを乗り越えて溝部2dに至る。一対の滑り部材6、7が突部7cを離れるとクッション部材8、9は元の状態に弾性復帰し、一対の滑り部材6、7とアーム3との間に摩擦抵抗が減少し、ドアへの回動抵抗も減少する。
【0020】
ドアに対してさらに回動力を加えていくと、一対の滑り部材6、7は樹脂部2の突部2eに至り、突部2eを乗り越えて溝部2fに至り、突部2gに至り、突部2gを乗り越えてアーム3の他端側に至る。上述のように一対の滑り部材6、7が突部2eおよび突部2gに至ったときは、一対の滑り部材6、7とアーム3との間に大きな摩擦抵抗が発生し、ドアの回動抵抗が増大する。また、一対の滑り部材6、7が溝部2fおよびアーム3の他端側に至ったときは、一対の滑り部材6、7とアーム3との間の摩擦抵抗が減少し、ドアの回動抵抗も減少する。
【0021】
摺動体4がアーム3の他端側に達すると、摺動体4は芯材1の他端側に設けられた角穴1aに嵌合した金属製のストッパ部材11に当接する。この状態でドアは全開位置になる。ドアを閉じるときは、上述した動作と逆の動作が行われ、摺動体4はアーム3の一端側に戻る。
【0022】
上述のドアチェック装置において、芯材がインサートされた樹脂製アームの製造方法として、図4、5に示すものがある。まず成形型200に芯材1を固定する。この際芯材1の回動方向の位置決めとして下型300のピン300aおよびピン300gの外周から位置決め溝2j、2k、2lの位置に対応するように放射線状に延びた段付リブの幅狭部300i、300j、300kをそれぞれ芯材1の他端側に設けられた角穴1aおよび芯材1に設けられた穴1gに挿嵌すると共に、芯材1の板厚方向の位置決めとして角穴1aおよび穴1g周縁をそれぞれ下型300の挟持部300e、段付リブの幅広部300l、300m、300n上面および上型400の挟持部400a、ピン400dの外周から位置決め溝2j、2k、2lの位置に対応するように放射線状に延びたリブ400e、400f、400g下面により挟持する。この状態で成形型200に樹脂を流し込む。
【0023】
尚、上記第1形態例では穴1g周縁に形成される挟持部は1c、1d、1fの3箇所であるが、これは最低1箇所以上あればよく、これを狭持するためのピンの外周から延びたリブの数もこれに対応して設ければよい。
【0024】
(第2形態例)
図6を用いて本発明の第2形態例を説明する。図6は、発明の第2形態例に係る樹脂製アームの要部拡大図である。図6中には、第1形態例に相当する部分に同一符号を付した。この形態例の第1形態例に対する相違点は、芯材1の回転方向及び板厚方向の位置決めとして、芯材1の他端側に穿設された角穴1aの他に、芯材1に設けられた穴1gの周囲に穴1gとは別に設けられた穴1h及び穴1hの周縁を利用する点である。
【0025】
これにより、芯材1に樹脂部2と同色のメッキをする必要が無くなるため製品コスト安くすることができる。
【0026】
【発明の効果】
請求項1ないし請求項3に記載のチェックアームおよびその製造方法によれば、成形型に設けるピンが3箇所で済むため型費を安くすることができ、さらに芯材を成形型に固定するために樹脂部表面に空いてしまう穴が車体側に取り付けられるブラケットにより目立たない取付部に形成されるので、芯材を目立たなくするために樹脂部と同色のメッキをする必要がないため製品コストを安くすることができる。
【0027】
請求項4に記載のチェックアームの製造方法によれば、芯材を成形型に固定するために樹脂部表面に空いてしまう穴が車体側に取り付けられるブラケットにより目立たない取付部に形成されるので、芯材を目立たなくするために樹脂製アームと同色のメッキをする必要がないため製品コストを安くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の第1形態例に係る樹脂製アームを示す斜視図
【図2】図1に示した樹脂製アームの要部拡大図
【図3】本発明に係る摺動体を示す分解斜視図
【図4】発明の第1形態例に係る樹脂製アームの製造方法を示す断面図
【図5】発明の第1形態例に係る樹脂製アームの製造方法を示す要部拡大斜視図
【図6】発明の第2形態例に係る樹脂製アームの要部拡大図
【図7】従来の樹脂製アームを示す斜視図
【図8】従来の樹脂製アームの製造方法を示す断面図
【符号の説明】
1 芯材
1a 角穴
1c、1d、1f 狭持部
2 樹脂部
2a 取付部
2b 直線部
3 アーム
4 摺動体
200 成形型
300 下型
300a ピン
300e 狭持部
300i、300j、300k 段付リブの幅狭部
300l、300m、300n 段付リブの幅広部
400 上型
400a 狭持部
400d ピン
400e、400f、400g リブ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a check arm used in an automobile door check device and a method of manufacturing the same, and more particularly to a resin arm having a core material inserted therein and a method of manufacturing the same with a mold.
[0002]
[Prior art]
A door check device using a resin arm manufactured by insert molding of a core material is shown in FIG. FIG. 7 is a perspective view showing a conventional resin arm. The door check device shown in FIG. 7 is fitted with an
[0003]
When the door is in the fully closed position, the sliding member of the sliding body is positioned on one end side of the
[0004]
When the turning force is further applied to the door, the sliding member gets over the protrusion of the resin portion 2 and reaches the groove portion, the cushion member is elastically restored to the original state, and the friction between the sliding member and the
[0005]
In the door check device described above, there is a method shown in FIG. 8 as a method for manufacturing a resin arm into which a core material is inserted. FIG. 8 is a cross-sectional view showing a conventional method for manufacturing a resin arm. First, the core material 1 is fixed to the
[0006]
Therefore, the hole 2i is vacant on the surface of the
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
In the door check device described above, if the
[0008]
The present invention has been made to solve the above problems, and an object of the present invention is to provide a resin arm having a low mold cost and a low product cost, and a method for manufacturing the same.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, there is provided a core member having holes formed on one end side and the other end side, and a mounting hole that is mounted on the surface of the core member and coaxial with the hole on one end side of the core member. And a resin portion having at least one protrusion formed from the longitudinal intermediate portion to the other end portion, and with one circular end mounting pin inserted into the hole on the one end side, the one end side , comprising an arm pivotally pivoted to a bracket attached to the vehicle body, a sliding body which is slidably fitted in the arm integrally attached to the door, and steps the opening of the door In the door check device to be controlled, at least one positioning groove extending radially from the mounting hole is provided in the resin portion on one end side of the arm to cover the resin around the hole of the core material. be characterized by the formation of the clamping portion that is not our To provide a check arm.
[0010]
The invention described in claim 2 includes a core member having holes formed on one end side and the other end side, and a mounting hole coaxially mounted on the surface of the core member and coaxially with the hole on one end side of the core member. A resin portion formed with at least one protrusion from the longitudinal intermediate portion to the other end portion thereof, an arm pivotally supported on the vehicle body, and integrally attached to the door. In a door check device that regulates the opening degree of the door stepwise, first, as positioning in the rotational direction for fixing the core material to the mold The lower mold protrusions are inserted into the holes drilled in the one end side and the other end side of the core material, and the peripheral edge of the hole used as the positioning in the rotation direction as the positioning in the plate thickness direction is the upper mold and the lower mold. Check arm that is clamped by the mold clamping part and then poured into the mold To provide a process for the production.
[0011]
According to a third aspect of the present invention, the protrusion provided on the lower mold for positioning in the rotational direction of the hole drilled on one end side of the core member is a stepped rib extending radially from the outer periphery of the pin. The clamping part provided in the lower mold as the positioning in the plate thickness direction of the hole used as the positioning in the rotation direction is the narrow part, and the clamping part provided in the upper mold is the wide part of the stepped rib. The check arm manufacturing method according to claim 2, wherein the check arm is a lower surface of a rib extending radially from an outer periphery of the pin.
[0013]
The invention according to claim 4 includes a core member having holes formed on one end side and the other end side thereof, and a mounting hole that is mounted on the surface of the core member and coaxial with the hole on one end side of the core member. A resin portion formed with at least one protrusion from the longitudinal intermediate portion to the other end portion thereof, an arm pivotally supported on the vehicle body, and integrally attached to the door. In a door check device that regulates the opening degree of the door stepwise, first, as positioning in the rotational direction for fixing the core material to the mold The hole formed on the other end side of the core material and at least one hole different from the hole formed adjacent to the periphery of the hole formed on the one end side of the core material. Periphery of the hole where the projection of the mold was inserted and used as positioning in the rotation direction as positioning in the plate thickness direction Held between the holding portions of the upper mold and the lower mold, then the mold to provide a method of manufacturing a check arm resin is poured.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(First embodiment)
The first embodiment of the invention will be described below with reference to FIGS. FIG. 1 is a perspective view showing a resin arm according to a first embodiment of the invention. FIG. 2 is an enlarged view of a main part of the resin arm shown in FIG. FIG. 3 is an exploded perspective view showing a sliding body according to the present invention. FIG. 4 is a cross-sectional view showing a method for manufacturing a resin arm according to a first embodiment of the invention. FIG. 5 is an enlarged perspective view of a main part showing a method for manufacturing a resin arm according to a first embodiment of the invention. The door check device shown in FIGS. 1 to 5 has an
[0015]
The sliding body 4 includes a sliding
[0016]
A
[0017]
When the door is in the fully closed position, the sliding
[0018]
When the door rotates to the half-open position, the sliding body 4 reaches the
[0019]
When the turning force is further applied to the door, the sliding body 4 gets over the
[0020]
When the turning force is further applied to the door, the pair of sliding
[0021]
When the sliding body 4 reaches the other end side of the
[0022]
In the door check device described above, there are methods shown in FIGS. 4 and 5 as a method for manufacturing a resin arm into which a core material is inserted. First, the core material 1 is fixed to the
[0023]
In the first embodiment, there are three clamping
[0024]
(Second embodiment)
A second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 6 is an enlarged view of a main part of a resin arm according to a second embodiment of the invention. In FIG. 6, the same reference numerals are given to the portions corresponding to the first embodiment. The difference of this embodiment from the first embodiment is that the core 1 is positioned in the rotational direction and the plate thickness direction of the core 1 in addition to the
[0025]
Thereby, since it is not necessary to plate the core material 1 with the same color as the resin portion 2, the product cost can be reduced.
[0026]
【The invention's effect】
According to the check arm and the manufacturing method thereof according to claims 1 to 3, the cost for the mold can be reduced because only three pins are provided in the mold, and the core material is fixed to the mold. The hole that is vacant on the surface of the resin part is formed in the inconspicuous mounting part by the bracket attached to the vehicle body side, so it is not necessary to plate the same color as the resin part in order to make the core material inconspicuous, reducing the product cost Can be cheap.
[0027]
According to the check arm method according to claim 4, is formed in the mounting portion a hole would open the resin part surface inconspicuous by a bracket attached to the vehicle body to secure the core member into a mold Therefore, since it is not necessary to plate the same color as the resin arm in order to make the core material inconspicuous, the product cost can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a resin arm according to a first embodiment of the invention. FIG. 2 is an enlarged view of a main part of the resin arm shown in FIG. 1. FIG. 3 is an exploded perspective view showing a sliding body according to the invention. FIG. 4 is a sectional view showing a method for manufacturing a resin arm according to a first embodiment of the invention. FIG. 5 is an enlarged perspective view of a main part showing a method for manufacturing a resin arm according to the first embodiment of the invention. 6 is an enlarged view of an essential part of a resin arm according to a second embodiment of the invention. FIG. 7 is a perspective view showing a conventional resin arm. FIG. 8 is a cross-sectional view showing a conventional method for manufacturing a resin arm. Explanation】
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (4)
前記ドアの開度を段階的に規制するドアチェック装置において、
前記アームの一端側の前記樹脂部に、前記取付穴から放射線状に延びる少なくとも一以上の位置決め溝を設けることにより、前記芯材の前記穴周辺に樹脂に覆われていない挟持部を形成したことを特徴とするチェックアーム。A core member having holes formed on one end side and the other end side, and a mounting hole formed on the surface of the core member and coaxially with the hole on one end side of the core member. A resin portion having at least one protrusion formed on the other end portion, and a mounting pin having a circular cross section inserted into the hole on the one end side, and the one end side to a bracket attached to the vehicle body An arm pivotally supported and a sliding body integrally attached to the door and slidably fitted to the arm,
In the door check device that regulates the opening degree of the door in stages,
By forming at least one positioning groove extending radially from the mounting hole in the resin part on one end side of the arm, a sandwiching part not covered with resin is formed around the hole of the core member Check arm characterized by
前記ドアの開度を段階的に規制するドアチェック装置において、
まず、前記芯材を成形型に固定するための回動方向の位置決めとして該芯材の一端側および他端側にそれぞれ穿設された前記穴に下型の突起が挿嵌され、板厚方向の位置決めとして回動方向の位置決めとして用いた穴の周縁が上型と下型の挟持部により挟持され、次に成形型に樹脂が流し込まれるチェックアームの製造方法。A core member having holes formed on one end side and the other end side, and a mounting hole formed on the surface of the core member and coaxially with the hole on one end side of the core member. A resin part having at least one protrusion formed on the other end part, an arm pivotally supported on the vehicle body, and integrally attached to the door and slidably fitted to the arm A sliding body,
In the door check device that regulates the opening degree of the door in stages,
First, as positioning in the rotational direction for fixing the core material to the mold, lower mold protrusions are inserted into the holes respectively drilled on one end side and the other end side of the core material, and the thickness direction A manufacturing method of a check arm in which a peripheral edge of a hole used for positioning in a rotational direction is clamped by a clamping part of an upper mold and a lower mold, and then a resin is poured into the mold.
前記ドアの開度を段階的に規制するドアチェック装置において、
まず、前記芯材を成形型に固定するための回動方向の位置決めとして該芯材の他端側に穿設された前記穴および前記芯材の一端側に穿設された前記穴の周囲に隣接して穿設された該穴とは異なる少なくとも一以上の穴に下型の突起が挿嵌され、板厚方向の位置決めとして回動方向の位置決めとして用いた穴の周縁が上型と下型の挟持部により挟持され、次に成形型に樹脂が流し込まれるチェックアームの製造方法。 A core member having holes formed on one end side and the other end side, and a mounting hole formed on the surface of the core member and coaxially with the hole on one end side of the core member. A resin part having at least one protrusion formed on the other end part, an arm pivotally supported on the vehicle body, and integrally attached to the door and slidably fitted to the arm A sliding body,
In the door check device that regulates the opening degree of the door in stages,
First, as positioning in the rotational direction for fixing the core material to the mold, the hole formed in the other end side of the core material and the hole formed in one end side of the core material The lower mold protrusion is inserted into at least one hole different from the hole formed adjacently, and the peripheral edge of the hole used as the positioning in the rotation direction as the positioning in the plate thickness direction is the upper mold and the lower mold A check arm manufacturing method in which a resin is poured into a molding die.
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