JP3742080B2 - Central rotating girder of the sea suspension type orbit branching device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シーサス型軌道分岐装置の中央回転桁に関し、詳しくは、磁気浮上式鉄道やモノレール等の新交通システムに使用されるシーサス型軌道分岐装置の交差中心に配置される中央回転桁に関し、特に磁気浮上式鉄道用として最適な中央回転桁の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気浮上式鉄道やモノレール等の複線軌道に設けられるシーサス型軌道分岐装置は、四基の片開き分岐桁をそれぞれ対向するように各軌道に配置し、直線状態の各一対の分岐桁間に固定桁をそれぞれ配置するとともに、転轍動作時に対角位置にある各一対の分岐桁間を接続するための中央回転桁を交差中心に回動可能に配置した構造を有している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
通常の軌道間隔の複線区間に設けられているシーサス型軌道分岐装置の中央回転桁は、その長さが数m程度であるため、桁全体を回動可能な支持装置によって支持すればよかった。しかし、軌道間隔が広い位置等に設けられるシーサス型軌道分岐装置では、各片開き分岐桁における分岐桁の長さ、分岐角度、建築限界等から受ける制約により、中央回転桁が長大なものとなることが避けられなかった。このような長大な中央回転桁を回動可能に支持する構造として、桁中心に回転ピンを設けるとともに、桁両端部を円弧状の案内レール及びローラーで移動可能に支持する方式が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−180406号公報
【0005】
【特許文献2】
特公昭35−7405号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような長大な中央回転桁を、特許文献2に記載されているように、桁両端部のローラーを支点とする単純桁で形成した場合は、鉛直方向反力が両端のローラー支承に作用し、旋回中心の回転ピンには水平方向反力しか作用しないため、支間長が長くなって桁がたわみやすくなってしまう。したがって、列車通過時の桁のたわみ量を小さくするためには桁高を増加させる必要があり、桁全体が大型化し、重量も増加することになる。このため、案内レールを設置する下部工に作用する反力が増大するため、下部工の構造にも多大な影響を与えることになる。さらに、長大な中央回転桁は、輸送に際して分割する必要があるため、現場において桁の添接作業が発生し、施工コストも増加することになる。
【0007】
また、中央回転桁を両端のローラー支承と旋回中心上に設けるターンテーブルとを支点とする2径間連続桁とした場合は、鉛直方向反力は両端のローラー支承と中央のターンテーブルとに作用し、ターンテーブルには水平方向反力や桁の倒れ方向の力(負反力)も作用する。したがって、前記単純桁に比べて支間が短くなるため、桁高を低くすることはできるが、ターンテーブルを設置する下部工に作用する反力が増加するため、この場合も下部工の構造にも多大な影響を与えることになる。さらに、この場合も、桁を分割して輸送する必要があり、現場での添接作業も必要となる。また、2径間連続桁では、中間支点上において負曲げが発生するなど、桁の挙動が複雑となり、その解析も複雑となる。特に温度変化時等の挙動は予想が困難である。
【0008】
このように、1本の単純桁や2径間連続桁で長大な中央回転桁を製作すると、桁中心の支持装置や両端部の案内レールの支承部に、桁に作用する死荷重、列車荷重等の鉛直方向荷重による下向きの鉛直反力、地震、風、車輌横荷重等の水平方向荷重による上向き及び下向きの鉛直反力及び水平反力が作用するので、これらの荷重を十分に支持し、中央回転桁をスムーズに回動させることができる装置構造及び下部工を必要とし、コストアップの要因となる。特に、磁気浮上式鉄道における軌道は高い精度が求められるため、中央回転桁のたわみ量を抑える必要から、中央回転桁の重量は益々増加しており、スムーズに回転させることが困難となる。
【0009】
そこで本発明は、シーサス型軌道分岐装置における中央回転桁が長大化した場合でも、桁高の増加を抑えることができ、施工も容易で、スムーズに回転させることができるシーサス型軌道分岐装置の中央回転桁を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のシーサス型軌道分岐装置の中央回転桁は、複線軌道の軌道桁の渡り線設置部に四基の片開き分岐桁をそれぞれ対向するように配置し、直線状態の各一対の前記分岐桁の可動端間に固定桁をそれぞれ配置するとともに、転轍動作時に対角位置にある各一対の前記分岐桁の可動端間を接続するための中央回転桁を交差中心に回動可能に配置したシーサス型軌道分岐装置の中央回転桁において、前記交差中心を回動中心として回動可能に設けられた旋回台と、該旋回台で前記中央回転桁を二分割した駆動桁及び従動桁と、該駆動桁及び従動桁の各旋回端部をそれぞれ移動可能に支持する案内レールと、前記駆動桁を回動させる転轍装置と、前記駆動桁及び従動桁の分割端部を前記旋回台上で独立状態で支持するとともに、前記駆動桁の転轍動作時の回動動作を駆動桁の分割端部から前記旋回台に伝達し、該旋回台から前記従動桁の分割端部に伝達して従動桁を回動させる分割端部支持装置と、前記旋回台上で前記駆動桁と従動桁との水平方向の位置ずれを防止する横ずれ防止装置とを備えていることを特徴としている。
【0011】
さらに、本発明のシーサス型軌道分岐装置の中央回転桁は、前記分割端部支持装置が、前記駆動桁及び従動桁の各分割端部の幅方向両側部から旋回台方向にそれぞれ突出した一対の係合片と、前記旋回台の上面から前記係合片に対応させて突出させた受け部材と、該受け部材と前記係合片とを連結する水平方向のピンとにより形成されていること、前記横ずれ防止装置が、前記駆動桁及び従動桁の各分割端部から旋回台方向に突出した係止突片と、前記旋回台から上方に突出した係止部材とを有し、係止突片又は係止部材のいずれか一方が、他方を挟持するように形成されていることを特徴としている。
【0012】
また、前記駆動桁及び従動桁の各分割端部の内部に箱状の補強部材が設けられていること、前記旋回台の内部に箱状の補強部材が設けられていること、前記旋回台が旋回ベアリングで回動可能に支持されていること、前記旋回ベアリングのベアリング部全周にわたって複数の給油部を有していることを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一形態例を示すシーサス型軌道分岐装置の中央回転桁の正面図、図2はシーサス型軌道分岐装置の平面図、図3は中央回転桁の分割部を示す一部断面正面図、図4は同じく一部断面平面図、図5は同じく一部断面側面図、図6は旋回台の平面図、図7は旋回台の内部構造を示す一部断面平面図、図8は旋回台の給油部を示す一部断面平面図、図9及び図10は、シーサス型軌道分岐装置の転轍動作を説明するための図であって、図9は車輌進行方向右側軌道から左側軌道への渡り線を開通させた状態、図10は車輌進行方向左側軌道から右側軌道への渡り線を開通させた状態をそれぞれ示している。
【0014】
まず、図2に示すように、シーサス型軌道分岐装置は、複線軌道の軌道桁の渡り線設置部に四基の片開き分岐桁11,21,31,41をそれぞれ対向するように配置し、直線状態の各一対の前記分岐桁11,21及び分岐桁31,41の可動端間に固定桁12,32をそれぞれ配置するとともに、転轍動作時に対角位置にある各一対の前記分岐桁11,31及び分岐桁21,41の可動端間を接続するための中央回転桁51を交差中心に回動可能に配置したものである。なお、中央回転桁51と各分岐桁との間には、両桁端部間を接続するための短寸の接続桁を設けておくことができる。
【0015】
各分岐桁11,21,31,41は、基端部に関節軌道部13,23,33,43をそれぞれ有しており、可動端に設けたローラー(図示せず)が円弧状の案内レール14,24,34,44に沿って移動することにより、直進側及び渡り側の所定位置に回動するように形成されている。なお、各分岐桁には図示しない転轍装置や鎖錠装置がそれぞれ設けられている。
【0016】
中央回転桁51は、交差中心を回動中心として回動可能に設けられた旋回台52と、該旋回台52で中央回転桁51を二分割した駆動桁53及び従動桁54と、該駆動桁53及び従動桁54の各旋回端部53a,54aをそれぞれ移動可能に支持する円弧状の案内レール55,56と、前記駆動桁53を回動させる転轍装置57と、前記駆動桁53及び従動桁54の分割端部53b,54bを前記旋回台52上で独立状態で支持するとともに、駆動桁53の回動動作を旋回台52を介して従動桁54に伝達するための分割端部支持装置58と、旋回台52上で駆動桁53と従動桁54との水平方向の位置ずれを防止する横ずれ防止装置59とを備えている。
【0017】
前記分割端部支持装置58は、駆動桁53及び従動桁54の各分割端部の幅方向両側部から旋回台52方向にそれぞれ突出した係合片61と、旋回台52の上面から前記係合片61を挟持する位置に突出させた一対の受け部材62と、該受け部材62と前記係合片61とを連結する水平方向の連結ピン63とにより形成されている。
【0018】
また、前記横ずれ防止装置59は、駆動桁53及び従動桁54の各分割端部から旋回台52方向に突出した係止突片64と、旋回台52から上方に突出した一対の係止部材65とを有しており、係止部材65間にスリ板66を介して前記係止突片64を挟持するように形成されている。
【0019】
したがって、旋回台52への駆動桁53及び従動桁54の各分割端部の連結固定は、前記係合片61を各受け部材62間にそれぞれ挿入するとともに、前記係止突片64を前記係止部材65間に挿入した後、係合片61及び受け部材62に設けられたピン孔に連結ピン63を挿通し、ピン抜止67を装着した後、ピン抜止67に荷重が作用しないように、係止部材65を係止突片64に押し当てて固定することによって行うことができる。
【0020】
この連結固定状態で、駆動桁53及び従動桁54に作用する死荷重、列車荷重等の鉛直方向荷重及び桁の倒れ方向の力(負反力)は、係合片61と受け部材62とのピン支承によって支持された状態となり、地震、風、車輌横荷重等の水平方向荷重は、係止突片64と係止部材65との当接によって支持され、駆動桁53と従動桁54とが同一軸線上に保持された状態となる。また、駆動桁53及び従動桁54の各分割端部は、内部に箱状補強部材68をそれぞれ設けたボックス構造を採用しており、分割端部の剛性を高めることによって転轍動作時の回転力を確実に伝達できるようにしている。
【0021】
同様に、前記旋回台52の内部にも箱状補強部材71を設けてボックス構造とし、さらに、旋回台52を回動可能に支持する手段として、シンプルな構造でありながら過酷な使用条件に耐えられる旋回ベアリング72を採用することにより、旋回台52に作用する各方向の荷重を旋回ベアリング72の全体で分散支持することができ、転轍動作時の旋回台52の回動動作を円滑に行うことができる。
【0022】
また、このような中央回転桁51は、その回動角度が小さく、例えば15度未満と小さいことがあるため、大きな角度で回動する建設機械等に用いた場合に比べて、旋回ベアリング72のベアリング部の給油状態が厳しくなる。このため、図8に示すように、ベアリング部73の外周4箇所に給油缶74を設けるとともに、各給油缶74からパイプ75を介して各3箇所、合計12箇所に等間隔で設けた給油部76を介してベアリング部73に給油するように形成し、回動角度が小さくてもベアリング部73の全体に満遍なく給油できるようにしている。
【0023】
一方、前記駆動桁53及び従動桁54の旋回端部は、前記案内レール55,56に沿って移動するローラー81を介して支持されている。また、駆動桁53及び従動桁54の下面には鎖錠装置82がそれぞれ設けられており、駆動桁53には前記転轍装置57が設けられている。転轍装置57は、モーター等を含む駆動手段83により駆動されて約180度の範囲を回動する回動アーム84と、該回動アーム84の先端に設けられたローラー等のガイド部材85と、駆動桁53の下面に設けられて前記ガイド部材85が移動可能に係合するガイド溝86とで構成されており、回動アーム84が所定角度回動することにより、駆動桁53の旋回端部が所定位置に回動する。
【0024】
また、鎖錠装置82は、駆動桁53及び従動桁54が所定位置に回動したときに作動し、鎖錠ピン87をピン受け88に進入係合させることにより、駆動桁53及び従動桁54の旋回端部を所定位置に鎖錠固定する。なお、前記案内レール55,56、転轍装置57、ローラー81、鎖錠装置82は、通常の分岐桁に設置されているものを使用することができる。
【0025】
このシーサス型軌道分岐装置の転轍動作は、次のようにして行われる。まず、図9に示すように、車輌進行方向右側軌道から左側軌道への渡り線が開通した状態では、分岐桁11,31が直進側,分岐桁21,41が渡り側となっており、分岐桁21,41の可動端間を中央回転桁51が接続した状態となっている。この状態で、図10に示すように、車輌進行方向左側軌道から右側軌道への渡り線を開通させる場合は、各鎖錠装置を解除して分岐桁21,41を直進側に戻した後、分岐桁11,31を渡り側に切り換えるとともに、中央回転桁51を、図9において時計回りに所定角度回動させ、分岐桁11,31の可動端間を中央回転桁51で接続した図10に示す状態とし、各鎖錠装置を鎖錠状態とする。また、図9又は図10の状態で、各分岐桁11,21,31,41を直進側とすることにより、固定桁12,32を介して直線路が開通した状態となる。
【0026】
中央回転桁51の回動動作は、前記転轍装置57を作動させて回動アーム84を、図9において反時計回りに約180度回動させることにより行われる。この転轍装置57の転轍動作により、前記駆動桁53の旋回端部が前記旋回台52を中心として回動し、この回動動作が駆動桁53の分割端部に設けた前記分割端部支持装置58を介して旋回台52に伝達され、該旋回台52から従動桁54の分割端部に設けた分割端部支持装置58を介して従動桁54に伝達され、従動桁54の旋回端部が旋回台52を中心として回動する。これにより、中央回転桁51は、図9に示す状態から図10に示す状態に回動する。
【0027】
このように、中央回転桁51を、交差中心に設けた旋回台52の部分で駆動桁53と従動桁54とに分割し、駆動桁53及び従動桁54の分割端部を分割端部支持装置58及び横ずれ防止装置59を介して旋回台52に、旋回端部をローラー81を介して案内レール55,56に、それぞれ支承させた状態とすることにより、長大な中央回転桁51を支間長の短いシンプルな単純桁の2連構造とすることができる。
【0028】
このようにして支間長を短くしたことにより、中央回転桁51における桁高を低く抑えることができ、鋼重を低減できるので、下部工の構造も簡略化できる。また、単純桁であるから、連続桁のような活荷重による負曲げの発生や負反力の発生等の複雑な挙動もなくなり、解析も容易となる。さらに、駆動桁53及び従動桁54は、それぞれ独立した状態で旋回台52に固定されるので、現場での添接作業が省略でき、現場作業の短縮化、施工コストの低減が図れる。
【0029】
また、駆動桁53及び従動桁54の分割端部の支持構造として、軸受を旋回ベアリング72とした旋回台52と、分割端部支持装置58によるピン支承と、横ずれ防止装置59とを採用し、さらに、分割端部や旋回台にボックス構造を採用することにより、上向き及び下向きの鉛直反力、水平反力に対してガタの無い確実な支持が可能となり、旋回ベアリング72による抵抗の少ないスムーズな回転動作が得られる。また、旋回ベアリング72のベアリング部全周に複数の給油部76を設けることにより、ベアリング部73への給油も容易かつ確実に行うことができる。
【0030】
これらのことから、各桁に直結される軌道レールの上下・左右段差精度を確保することができ、磁気浮上式鉄道における高い軌道精度の要求にも十分に応えることができる。加えて、駆動桁53及び従動桁54の旋回端部は、他の片開き分岐や三枝分岐の分岐桁と同様の構造を採用することができ、転轍装置も同一の機構のものを採用することができるので、保守性の向上が図れる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のシーサス型軌道分岐装置の中央回転桁によれば、島式ホームの近傍等、軌道間隔が広い複線区間に設置するシーサス型軌道分岐装置の中央回転桁が長大なものとなっても、シンプルな構造の単純桁の組み合わせによって中央回転桁を形成することができるので、桁高の増加を抑えて軽量化を図ることができ、施工も容易で、コスト低減も図れるだけでなく、スムーズに回転させることができ、高い軌道精度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一形態例を示すシーサス型軌道分岐装置の中央回転桁の正面図である。
【図2】 シーサス型軌道分岐装置の平面図である。
【図3】 中央回転桁の分割部を示す一部断面正面図である。
【図4】 同じく一部断面平面図である。
【図5】 同じく一部断面側面図である。
【図6】 旋回台の平面図である。
【図7】 旋回台の内部構造を示す一部断面平面図である。
【図8】 旋回台の給油部を示す一部断面平面図である。
【図9】 車輌進行方向右側軌道から左側軌道への渡り線を開通させた状態を示す説明図である。
【図10】 車輌進行方向左側軌道から右側軌道への渡り線を開通させた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
11,21,31,41…分岐桁、12,32…固定桁、13,23,33,43…関節軌道部、14,24,34,44…案内レール、51…中央回転桁、52…旋回台、53…駆動桁、54…従動桁、53a,54a…旋回端部、53b,54b…分割端部、55,56…案内レール、57…転轍装置、58…分割端部支持装置、59…横ずれ防止装置、61…係合片、62…受け部材、63…連結ピン、64…係止突片、65…係止部材、66…スリ板、67…ピン抜止、68…箱状補強部材、71…箱状補強部材、72…旋回ベアリング、73…ベアリング部、74…給油缶、75…パイプ、76…給油部、81…ローラー、82…鎖錠装置、83…駆動手段、84…回動アーム、85…ガイド部材、86…ガイド溝、87…鎖錠ピン、88…ピン受け[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a central rotating girder of a causal type track branching device, and more particularly, to a central rotating girder disposed at the intersection center of a causal type track branching device used in a new transportation system such as a magnetic levitation railway or a monorail. In particular, the present invention relates to a structure of a central rotating girder that is optimal for a magnetically levitated railway.
[0002]
[Prior art]
The Caesars type track branching device installed on a double track such as a magnetic levitation railway or a monorail is arranged on each track so that four single-opening branch beams are opposed to each other, and fixed between each pair of branch beams in a straight state. Each of the girders is arranged, and a central rotating girder for connecting between a pair of branching girders in diagonal positions at the time of a rolling operation is arranged so as to be rotatable about the intersection (for example, a patent) Reference 1).
[0003]
Since the central rotating girder of the causal type orbit branching device provided in the double track section of the normal orbital interval has a length of about several meters, the entire girder has only to be supported by a rotatable supporting device. However, in a causal type orbit branching device provided at a position where the orbit interval is wide, the central rotating girder becomes long due to restrictions imposed by the length of the diverging beam, the branching angle, the building limit, etc. in each single-opening diverging girder. It was inevitable. As a structure for rotatably supporting such a long central rotating girder, a system is known in which a rotating pin is provided at the center of the girder, and both ends of the girder are supported so as to be movable by arc-shaped guide rails and rollers. (For example, refer to Patent Document 2).
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2002-180406
[Patent Document 2]
Japanese Patent Publication No. 35-7405 [0006]
[Problems to be solved by the invention]
When such a long center rotating girder is formed with a simple girder having rollers at both ends of the girder as described in Patent Document 2, the vertical reaction force acts on the roller bearings at both ends. Since only the reaction force in the horizontal direction acts on the rotation pin at the center of rotation, the span length becomes long and the beam is easily bent. Therefore, in order to reduce the deflection amount of the girder when passing through the train, it is necessary to increase the girder height, so that the whole girder becomes larger and the weight also increases. For this reason, since the reaction force which acts on the substructure which installs a guide rail increases, it will have a great influence also on the structure of a substructure. Furthermore, since the long central rotating girder needs to be divided for transportation, a girder attaching work occurs on the site, and the construction cost also increases.
[0007]
In addition, when the central rotating girder is a two-span continuous girder with the roller support at both ends and the turntable provided on the turning center as a fulcrum, the vertical reaction force acts on the roller support at both ends and the central turntable. However, a horizontal reaction force and a force in the direction of falling of the girder (negative reaction force) also act on the turntable. Therefore, since the span is shorter than the simple girder, the girder height can be lowered, but the reaction force acting on the substructure to install the turntable increases, so in this case also the structure of the substructure It will have a great influence. Furthermore, also in this case, it is necessary to divide and transport the girders, and it is also necessary to perform attachment work on site. Further, in the case of a two-span continuous girder, the behavior of the girder becomes complicated, for example, negative bending occurs on the intermediate fulcrum, and the analysis thereof becomes complicated. In particular, it is difficult to predict the behavior when the temperature changes.
[0008]
In this way, when a long central rotating girder is manufactured with one simple girder or a continuous girder between two spans, the dead load acting on the girder and the train load are applied to the supporting device at the center of the girder and the guide rail support at both ends. Since downward vertical reaction force due to vertical load such as, upward and downward vertical reaction force and horizontal reaction force due to horizontal load such as earthquake, wind, vehicle lateral load, etc. act, fully support these loads, An apparatus structure and a substructure that can smoothly rotate the central rotating girder are required, resulting in a cost increase. In particular, since the track in the magnetic levitation railway is required to have high accuracy, it is necessary to suppress the deflection amount of the central rotating girder, so that the weight of the central rotating girder increases more and it becomes difficult to rotate smoothly.
[0009]
Therefore, the present invention can suppress the increase in the girder height even when the central rotating girder of the cesus type orbit branching device becomes long, can be easily installed, and can be rotated smoothly. The purpose is to provide a rotating girder.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the central rotating girder of the caustic orbit branching device of the present invention is arranged in such a way that the four single-opening branching girders are respectively opposed to the crossover installation part of the orbiting girder of the double track orbit. A fixed girder is arranged between the movable ends of each pair of the branching girders, and a central rotating girder for connecting between the movable ends of each pair of the branching girders in a diagonal position during the rolling operation In the central rotating girder of the Caissus-type orbit branching device arranged so as to be able to rotate, a swivel provided so as to be rotatable about the crossing center and a drive in which the central rotating girder is divided into two by the swivel Girder and driven girder, guide rail for movably supporting each swivel end of the driving girder and driven girder, a rolling device for rotating the driving girder, and split ends of the driving girder and driven girder Is supported in an independent state on the swivel In addition, the rotation movement of the drive beam during the rolling operation is transmitted from the split end portion of the drive beam to the swivel base, and the drive beam is rotated from the swivel base to the split end portion of the driven beam. And a lateral shift prevention device for preventing horizontal displacement between the driving beam and the driven beam on the swivel base.
[0011]
Further, the central rotating girder of the sheathed orbit branching device according to the present invention includes a pair of split end supporting devices that protrude in the swivel direction from both sides in the width direction of the split end portions of the drive and driven girders. Formed by an engagement piece, a receiving member protruding from the upper surface of the swivel base so as to correspond to the engagement piece, and a horizontal pin for connecting the receiving member and the engagement piece, The lateral slip prevention device has a locking protrusion protruding in the swivel direction from each divided end of the drive beam and the driven beam, and a locking member protruding upward from the swivel. One of the locking members is formed so as to sandwich the other.
[0012]
In addition, a box-shaped reinforcing member is provided inside each divided end portion of the drive and driven girders, a box-shaped reinforcing member is provided inside the swivel, and the swivel is The slewing bearing is supported so as to be rotatable, and has a plurality of oil supply portions over the entire circumference of the bearing portion of the slewing bearing.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a front view of a central rotating girder of a causal type orbit branching apparatus showing an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a plan view of the caustic type orbit branching apparatus, and FIG. 4 is a partially sectional plan view, FIG. 5 is also a partially sectional side view, FIG. 6 is a plan view of the swivel base, FIG. 7 is a partial cross-sectional plan view showing the internal structure of the swivel base, and FIG. FIG. 9 and FIG. 10 are diagrams for explaining the rolling operation of the caustic type track branching device, and FIG. 9 is a left side from the right side track in the vehicle traveling direction. FIG. 10 shows a state where the connecting line to the track is opened, and FIG. 10 shows a state where the connecting line from the left track to the right track is opened.
[0014]
First, as shown in FIG. 2, the Caesars type orbit branching device is arranged so that the four single-
[0015]
Each
[0016]
The central
[0017]
The split
[0018]
The lateral
[0019]
Accordingly, in order to connect and fix the divided end portions of the
[0020]
In this connected and fixed state, vertical loads such as dead loads and train loads acting on the driving
[0021]
Similarly, a box-shaped reinforcing
[0022]
In addition, since such a
[0023]
On the other hand, the turning ends of the
[0024]
The locking
[0025]
The rolling operation of this causal type track branching apparatus is performed as follows. First, as shown in FIG. 9, in the state where the connecting line from the right side track to the left side track of the vehicle traveling direction is opened, the branching
[0026]
The pivoting operation of the central
[0027]
In this way, the central
[0028]
By shortening the span length in this manner, the girder height in the central
[0029]
Further, as a support structure for the divided end portions of the
[0030]
From these facts, it is possible to ensure the vertical and horizontal step accuracy of the track rail directly connected to each girder, and it is possible to sufficiently meet the demand for high track accuracy in the magnetic levitation railway. In addition, the swivel ends of the
[0031]
【The invention's effect】
As described above, according to the central rotating girder of the sea suspension type orbit branching device of the present invention, the central rotating girder of the sea suspension type orbit branching device installed in a double track section having a wide orbit interval such as the vicinity of an island type platform is long. Even if it becomes a thing, since a central rotation girder can be formed by a combination of simple girder with a simple structure, increase in girder height can be suppressed, weight reduction can be achieved, construction is easy, and cost can be reduced. As well as being able to rotate smoothly, high trajectory accuracy can be obtained.
[Brief description of the drawings]
BRIEF DESCRIPTION OF DRAWINGS FIG. 1 is a front view of a central rotating girder of a causal type orbit branching apparatus showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the CESUS type orbit branching device.
FIG. 3 is a partial cross-sectional front view showing a divided portion of a central rotating girder.
FIG. 4 is a partially sectional plan view of the same.
FIG. 5 is a partially sectional side view of the same.
FIG. 6 is a plan view of a swivel base.
FIG. 7 is a partial cross-sectional plan view showing the internal structure of the swivel base.
FIG. 8 is a partial cross-sectional plan view showing an oil supply portion of the swivel base.
FIG. 9 is an explanatory diagram showing a state in which a connecting line from the right track in the vehicle traveling direction to the left track is opened.
FIG. 10 is an explanatory diagram showing a state in which a crossover from the left track to the right track in the vehicle traveling direction is opened.
[Explanation of symbols]
11, 21, 31, 41 ... branch girder, 12, 32 ... fixed girder, 13, 23, 33, 43 ... joint track part, 14, 24, 34, 44 ... guide rail, 51 ... central rotating girder, 52 ... turning 53, drive girder, 54 ... driven girder, 53a, 54a ... swivel end, 53b, 54b ... split end, 55, 56 ... guide rail, 57 ... rolling device, 58 ... split end support device, 59 DESCRIPTION OF SYMBOLS Side
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