JP3741089B2

JP3741089B2 - Imaging device

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Publication number: JP3741089B2
Application number: JP2002237790A
Authority: JP
Inventors: 直樹釜谷; 和男山川; 是之梅原; 洋間宮; 徹芥河
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 2002-08-19
Filing date: 2002-08-19
Publication date: 2006-02-01
Anticipated expiration: 2021-02-01
Also published as: JP2003114371A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
この発明は、ビデオカメラや銀塩フィルムを用いるスチルカメラ等の撮影装置であって、撮影する者が自分自身の姿を被写体として撮影する際に、ズーム倍率を自動的にワイド側に制御するようにしたものに関する。
【０００２】
【従来の技術】
例えば、撮影レンズ等を備えたカメラ部をモニター側に回動自在にして撮影できるようにしたビデオカメラが、実開昭６３−１７８９６２号公報に開示されている。これを、図３４，３５によって具体的に説明すると、１００はビデオカメラであり、背面側にモニターとしてのカラー液晶パネル（ＬＣＤ）１０２とＶＴＲデッキ部１０３を備えたＶＴＲ本体１０１と、このＶＴＲ本体１０１の上部の凹部１０１ａ内に回動つまみ１０５等を介して前後方向に回動自在に支持され、撮影レンズ１０６やＣＣＤ等を内蔵するレンズ鏡胴１０４ａを備えたカメラ本体１０４とで構成されている。
【０００３】
上記カラー液晶パネル１０２は、カメラ本体１０４をカラー液晶パネル１０２と同じ方向（手前側）に向け、自分自身の姿を被写体として撮影（自作自演）するときに、カラー液晶パネル１０２に表示される被写体の映像を反転させ、あたかも鏡面で見ているように構成したものである。即ち、図３５（ｂ）に示すように、カメラ本体１０４のレンズ鏡胴１０４ａを手前に向けて使用すれば、カラー液晶パネル１０２に自分自身の姿を写し出すことができ、鏡の代わりとして用いられる。また、図３５（ａ）に示すように、通常撮影をする場合は、カメラ本体１０４のレンズ鏡胴１０４ａを前に向けて撮影する。これにより、ＶＴＲ本体１０１のカラー液晶パネル１０２に撮影する被写体が表示され、その被写体がＶＴＲデッキ部１０３内の図示しないテープカセットの磁気テープに録画される。
【０００４】
ところで、上記従来のビデオカメラ１００では、例えば自作自演により自分自身の姿を撮影できるように、カラー液晶パネル１０２の表示を反転させてあたかも鏡面を見ているように構成しているが、カメラ本体１０４を回動させる回動つまみ１０５等からなる機構や、カラー液晶パネル１０２の掃引を反転させるための回路や、反転専用のＬＣＤを必要としているため、高価になるだけでなく、上記機構や回路を組み込むための余分なスペースが必要となり、全体の軽量・小型化を図ることができなかった。
【０００５】
このため、カメラ本体を回動させることなく、カメラ本体の前面に自己撮影用の鏡を配置することにより、カメラ本体を持って自己撮影をする際に鏡に自分自身の姿を被写体として写し出し、当該鏡をファインダーとして用いることができる構成にしてもよい。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このカメラにズーミング操作手段を設けた場合は、カメラで撮影される映像はカラー液晶パネルに表示されるので、ズーミング操作手段がワイド側になっているか望遠側になっているか認識できるが、鏡の場合は鏡に映っている姿を見て撮影するので、ズーミング操作手段がワイド側になっているか望遠側になっているか認識できず、望遠側になっていた場合には再生したときに顔の一部しか写っていなかったというトラブルが発生する問題がある。
【０００７】
そこで、この発明は斯かる課題を解決し、自己撮影のための自己撮影設定の作業を行なえば、ズーミング操作手段が自動的に鏡に映る姿と同様のワイド側になり、自己撮影が適正に行なえる撮影装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成するための請求項１に係る発明の構成は、被写体を撮影する撮影手段と、上記被写体を撮影するときに操作する第１の撮影操作手段と、上記撮影する被写体のズーム倍率をズーム釦を押して操作するズーミング操作手段と、自分自身の姿を被写体として撮影するときに操作する第２の撮影操作手段とを有する撮影装置において、自分自身の姿を被写体として撮影するときに、上記ズーム倍率をワイド側にしたときに撮影される映像の大きさを映し出す凸面鏡を備え、上記第１の撮影操作手段が操作されたときは、上記ズーミング操作手段で操作されたズーム倍率で撮影を開始するとともに、上記第２の撮影操作手段が操作されたときは、撮影を開始する前に上記ズーム倍率を、上記ズーミング操作手段で操作されたズーム倍率から自動的にワイド側にするように制御する制御手段を有する撮影装置であって、上記第２の撮影操作手段は、操作されてから所定の時間の経過後に撮影が開始されるセルフタイマー撮影が可能に構成され、上記第２の撮影操作手段が操作されたときには、上記ズーム倍率を自動的にワイド側にする制御を、上記制御手段が、上記所定の時間が経過している間に行なうことを特徴とする。
【００１０】
【作用】
請求項１に係る撮影装置では、第２の撮影操作手段を操作して自分自身の姿を被写体として撮影すると、制御手段がズーム倍率を自動的にワイド側に制御するので、凸面鏡を見ながら自己撮影をした場合に、ズームが望遠になっているのに気付かずに録画してしまい、再生したときに顔の一部しか写っていなかったという従来のようなトラブルが生じない。また、第２の撮影操作手段が操作されたときには、所定の時間が経過している間にズーム倍率が自動的にワイド側に制御されることから、セルフタイマー撮影で撮影が開始されるまでの所定の時間内にズーム倍率がワイド側となり、時間を有効に使いながら撮影の主体である被撮影者がポーズを作る時間が与えられることになる。
【００１２】
【実施例】
以下、この発明の実施例を図面と共に詳述する。
【００１３】
図１〜３において、１Ａは第１実施例の撮影装置としてのビデオカメラを示す。このビデオカメラ１Ａは、略直方体形のカメラ本体２の右側面のグリップ部側が図示しないテープカセットの磁気テープに被写体を録画するＶＴＲデッキ部２ａになっていると共に、左側面上側に録画中の被写体の状態を確認する電子式のビューファインダー３を備えている。また、カメラ本体２の前面上側にはマイクロフォン４を突設してあると共に、その左下側には撮影レンズ５や図示しない撮像素子（ＣＣＤ）等を内蔵した円筒状のレンズ鏡胴（撮影手段）６を突設してある。さらに、カメラ本体２の上面後側にはズーム釦７を設けてあると共に、カメラ本体２の背面には図示しない撮影スタート／ストップ釦（第１の撮影操作手段）やバッテリー８を備えている。
【００１４】
図１，図２に示すように、カメラ本体２の前面の右下側には自己撮影用の撮影スタート／ストップ釦（第２の撮影操作手段）９を設けてある。この撮影スタート／ストップ釦９は、最初の押圧操作により撮影レンズ５等からなるズームレンズ（ズーミング操作手段）をワイド端（広角いっぱいの状態）側に一旦移動させたのちに録画を開始させると共に、再度の押圧操作によりその録画を停止させるようになっている（制御手段）。また、レンズ鏡胴６の撮影レンズ５の最も外側にあるレンズ（フロントレンズ）の外面が凸球面の形状に形成され、この凸球面にハーフミラー１０を蒸着等の手段により形成してある。これにより、撮影レンズ５のフロントレンズの外面がハーフミラー状の凸面鏡１０になっており、カメラ本体２の前面の自己撮影用の撮影スタート／ストップ釦９を操作する際に、自分の姿が被写体として写し出されるようになっている。このハーフミラー状の凸面鏡１０は、外光の一部を反射させ、残りを撮影レンズ５よりレンズ鏡胴６内に入射させるものである。
【００１５】
尚、図１，２中、符号３ａはビューファインダー３に設けられたタリーランプである。また、ビデオカメラ１Ａは、スチルカメラと比べ感度が高いため、レンズ鏡胴６の撮影レンズ５のフロントレンズの外面をハーフミラー状の凸面鏡１０に形成しても、屋外または通常の屋内では十分撮影可能である。
【００１６】
以上実施例のビデオカメラ１Ａによれば、図３に示すように、例えば一人で旅行しているときに自分を入れた風景を撮影したい場合に、ビデオカメラ１Ａを左手に持ち替えてレンズ鏡胴６側を手前にして撮影する。このとき、レンズ鏡胴６の撮影レンズ５のフロントレンズの外面がハーフミラー状の凸面鏡１０になっているので、図１に示すように、このハーフミラー状の凸面鏡１０に自分自身の姿が被写体Ａとなって写し出されるので、当該凸面鏡１０をファインダーとして用いることができ、被撮影者自らが自分の画面上での位置（撮影状態）を確認することができる。そして、左手の親指で撮影スタート／ストップ釦９を押すことにより自分自身の姿を撮影することができる。この撮影スタート／ストップ釦９を押すと、一旦ビデオカメラ１Ａのズームが広角いっぱいになったのちに録画を開始する。そのため、ズームが望遠になっているのに気付かずに録画して、顔の一部しか写らなかったということはなく、だれでも間違いなく簡単に撮れるという優れた効果を奏する。
【００１７】
さらに、ファインダーとして使用される上記ハーフミラー状の凸面鏡１０はレンズ鏡胴６の撮影レンズ５のフロントレンズの外面に形成してあり、ファインダー光学系の光軸（軸芯）と撮影レンズ５の光軸（軸芯）とが一致しているので、パララックスが発生することはない。これにより、自己撮影したものを再生したときに、従来のように目線のズレがなく、異和感のない良好な自己撮影が可能となる。また、大型のカラー液晶パネル等から成るモニターのついていないビデオカメラ１Ａでも自己撮影を簡単且つ確実に行うことができる。
【００１８】
図４，図５は、上記第１実施例のビデオカメラ１Ａの凸面鏡１０の他の態様を示す。この凸面鏡１０には、画面枠としての矩形環状の画枠１０ａを印刷（マーキング）してある。この画枠１０ａの大きさは、ビデオカメラ１Ａの広角いっぱいの状態（ワイド端）で撮影される映像の大きさ（再生時にＴＶモニター等で表示される画面）と略同じかやや小さく形成してある。
【００１９】
そして、図５に示すように、自分自身の姿を被写体Ａとして撮影する際に、ハーフミラー状の凸面鏡１０の画枠１０ａにより自分の画面上での位置を確認することができると共に、被写体Ａの水平線，垂直線がわかるので、より確実な撮影が可能となる。但し、撮影レンズ５に入る光量は画枠１０ａのマーキングで隠される分減ってしまうが、撮影には何ら影響はない。
【００２０】
図６〜８において、１Ｂは第２実施例の撮影装置としてのビデオカメラを示す。このビデオカメラ１Ｂは、略直方体形のカメラ本体２の右側面側にＶＴＲデッキ部２ａを、左側面上側に電子式のビューファインダー３を、前面上側にマイクロフォン４を、その左下側に撮影レンズ５や図示しない撮像素子（ＣＣＤ）等を内蔵した円筒状のレンズ鏡胴６を、上面後側にズーム釦７を、背面にバッテリー８を、前面の右下側に自己撮影用の撮影スタート／ストップ釦（撮影釦）９等を、それぞれ設けてある点は、前記第１実施例と同様である。
【００２１】
ここで、図７に示すように、レンズ鏡胴６の内周面の前側に形成されたねじ部６ａに、被写体Ｂを写し出す凸面鏡２０を着脱自在にしてある。このレンズ鏡胴６のねじ部６ａには撮影レンズ５に入る光量を調整する図示しない略円板状の光量調整フィルタや広角用或は望遠用のコンバージョンレンズが嵌め込まれるようになっているが、図６，７に示すように、上記凸面鏡２０は上記光量調整フィルタと同様の形をしている。即ち、凸面鏡２０は、合成樹脂等からなる円形環状のリング２１と、このリング２１に回転自在に嵌合，支持された凸球面状のハーフミラー２２とで構成されている。
【００２２】
凸面鏡２０のリング２１の外周面の後側には上記レンズ鏡胴６のねじ部６ａに螺合するねじ部２１ａを形成してある。図６，７に示すように、凸面鏡２０をレンズ鏡胴６に螺合したときに、ファインダーとして使用される凸面鏡２０の光軸（軸芯Ｃ_B）と撮影レンズ５の光軸（軸芯Ｃ₀）とが完全に一致するように形成してある。これにより、パララックスが発生しないようになっている。また、凸面鏡２０のハーフミラー２２の表面には画枠２２ａを印刷してある。この画枠２２ａは、ビデオカメラ１Ｂで撮る映像Ｂ（図８に示すＴＶモニターで再生される画像）の大きさを表している。このハーフミラー２２の画枠２２ａの位置は、凸面鏡２０をレンズ鏡胴６に螺着した後で、ハーフミラー２２をリング２１に対して回転させることにより正しい位置に合わすことができるようになっている。
【００２３】
そして、図８に示すように、ビデオカメラ１Ｂを三脚Ｓに固定して自分自身の姿を撮影する場合において、ビデオカメラ１Ｂのレンズ鏡胴６に取付けられた凸面鏡２０に自分自身の姿が被写体Ｂとして写し出され、カメラ本体２の前面の撮影スタート／ストップ釦９を押すことにより自分自身の姿を撮影することができる。この時、凸面鏡２０の光軸（軸芯Ｃ_B）と撮影レンズ５の光軸（軸芯Ｃ₀）とが完全に一致するようになっているので、パララックスは全く発生しない。これにより、自己撮影したものを再生したときに、従来のように目線のズレがなく、異和感のない良好な自己撮影が可能となる。さらに、図８に示すように、凸面鏡２０のハーフミラー２２の画枠２２ａにより被写体Ｂの画面上での位置即ち撮影状態が確認できると共に、被写体Ｂの水平線，垂直線がわかるので、より確実な撮影が可能となる。但し、撮影レンズ５に入る光量は画枠２２ａのマーキングで隠される分減ってしまうが、撮影には何ら影響はない。
【００２４】
図９，１０に、上記第２実施例に用いられる撮影レンズ５と凸面鏡２０の各光学系を説明する。図９は撮影レンズ５の光学系を示し、図１０は凸面鏡２０の光学系を示す。撮影レンズ５の光学系において、倒立実像（ＣＣＤ面）Ｌ′から撮影レンズ５までの距離をｖ、撮影レンズ５から正立実像（Ｌ）までの距離をｕ、撮影レンズ５の焦点距離をｆとし、また、凸面鏡２０の光学系において、正立虚像から凸面鏡２０までの距離をｖ₀、凸面鏡２０から正立実像（Ｌ₀）までの距離をｕ₀、凸面鏡２０の焦点距離をｆ₀、各倍率をそれぞれｍ，ｍ₀とすると、
ｖ＝ｆ／｛１＋（ｆ／ｕ）｝ …（１）
ｖ₀＝−ｆ₀／｛１＋（ｆ₀／ｕ）｝ …（２）
ｍ＝ｖ／ｕ …（３）
ｍ₀＝ｖ₀／ｕ₀ …（４）
ｕ＝ｕ₀として、（１）〜（４）式より
ｍ／ｍ₀＝ｆ／ｆ₀となる。
【００２５】
その結果、凸面鏡２０の画面枠とＣＣＤの画面枠の寸法の比は、凸面鏡２０と撮影レンズ５の各焦点距離の長さの比になる。これらか凸面鏡２０の半径を大きくすればより大きな鏡面像が得られることがわかる。
【００２６】
図１１〜１７は、上記実施例のビデオカメラ１Ｂに用いられる凸面鏡の他の態様を示す。上記ビデオカメラ１Ｂに用いられる第１態様の凸面鏡２０では光量調整フィルタと同様の丸形に形成したが、図１１に示す第２態様の凸面鏡２０Ｂのように薄い直方体形に形成してもよい。この凸面鏡２０Ｂでは、矩形で凸球面状のハーフミラー２２′に大，小のＬ字形の画枠２２ａ，２２ｂをそれぞれマーキングしてある。そして、凸面鏡２０Ｂは、その後側のねじ部２１ａを介してビデオカメラ１Ｂのレンズ鏡胴６に着脱自在に螺着されるようになっている。
【００２７】
また、図１２，１３，１４に示す第３，第４，第５態様の凸面鏡２０Ｃ，２０Ｄ，２０Ｅは、第１態様の凸面鏡２０と同形に形成してある。図１２に示す第３態様の凸面鏡２０Ｃは、ハーフミラー２２のＣ部分のメッキが中央ほど薄くなっている点が第１態様のものと異なる。また、図１３（ａ）に示す第４態様の凸面鏡２０Ｄは、リング２１にミラー２２を回転自在に嵌合支持してあり、このミラー２２の中央に丸孔２２ｄを形成してある点が第１態様のものと異なる。この凸面鏡２０Ｄを用いると、ＴＶモニターによる再生画像は図１３（ｂ）に示すような画像Ｄとなる。さらに、図１４（ａ）に示す第５態様の凸面鏡２０Ｅは、ハーフミラー２２の中央の部分２２ｅをメッキしないものである。この部分２２ｅの外周縁はギザギザに形成してあるので、この凸面鏡２０Ｅを用いると、ＴＶモニターによる再生画像は図１４（ｂ）に示すようなピントが少しボケた面白い画像Ｅとなる。
【００２８】
さらに、図１５に示す第６態様の凸面鏡２０Ｆは、手動により画枠の大きさを可変自在にしたものである。即ち、この凸面鏡２０Ｆは、合成樹脂等からなる円形環状のリング２１と、このリング２１に回転自在に嵌合，支持された凸球面状のハーフミラー２２と、画枠の大きさ（矩形の開口部２３ａ〜２３ｄ）がそれぞれ異なり、上記ハーフミラー２２に剥離自在に貼付される例えば半透明の５枚のシート２３とで構成されている。これにより、ビデオカメラ１Ｂの倍率に対応させて最適なシート２３に貼り換えて画枠の大きさを可変することができる。
【００２９】
また、図１６，図１７に示す第７，８態様は、コンバージョンレンズとしての０．５倍，０．７倍用等のワイドコンバージョンレンズ３０，３５を示す。図１６（ａ），（ｂ）に示すワイドコンバージョンレンズ３０は、合成樹脂等からなる円形環状のリング３１と、このリング３１に嵌合され、外面側に凸球面３２ａを有した広角レンズ３２と、この広角レンズ３２の凸球面３２ａに蒸着されたハーフミラー３３とで構成されている。そして、ワイドコンバージョンレンズ３０のハーフミラー３３により凸面鏡が構成され、該ワイドコンバージョンレンズ３０はリング３１の後側のねじ部３１ａを介してビデオカメラ１Ｂのレンズ鏡胴６に着脱自在に螺着される。
【００３０】
さらに、図１７（ａ），（ｂ）に示すワイドコンバージョンレンズ３５は、合成樹脂等からなる円筒状のリング３６と、このリング３６に嵌合され、最も外側のレンズの内面が凹球面３７ａになっている広角レンズ群３７と、この広角レンズ群３７の最も外側のレンズの内面である凹球面３７ａに蒸着されたハーフミラー３８とで構成されている。そして、ワイドコンバージョンレンズ３５のハーフミラー３８により凸面鏡が構成され、該ワイドコンバージョンレンズ３５はリング３６の後側のねじ部３６ａを介してビデオカメラ１Ｂのレンズ鏡胴６に着脱自在に螺着される。
【００３１】
図１８〜２０において、１Ｃは第３実施例の撮影装置としてのビデオカメラを示す。このビデオカメラ１Ｃは、略直方体形のカメラ本体２の右側面側にＶＴＲデッキ部２ａを、左側面上側に電子式のビューファインダー３を、前面上側にマイクロフォン４を、その左下側に撮影レンズ５や図示しない撮像素子（ＣＣＤ）等を内蔵したレンズ鏡胴６を、上面後側にズーム釦７を、背面にバッテリー８を、前面の右下側に自己撮影用の撮影スタート／ストップ釦（撮影釦）９等を、それぞれ設けてある点は、前記第１実施例と同様である。
【００３２】
ここで、図１８，１９に示すように、レンズ鏡胴６は四角筒状に形成されており、その前縁両側にＬ字形の一対の係止部６ｂ，６ｂを一体突出形成してある。この一対の係止部６ｂ，６ｂに被写体Ｃを写し出す矩形の凸面鏡４０が着脱自在に取付けられるようになっている。この凸面鏡４０は、合成樹脂等からなる四角形環状のリング４１と、このリング４１に嵌合された矩形で凸球面状のハーフミラー４２とで構成されている。このリング４１の後面両側にはレンズ鏡胴６の一対の係止部６ｂ，６ｂに係脱されるコ字形の一対の係合部４１ｂ，４１ｂを一体突出形成してある。
【００３３】
そして、図２０に示すように、自分自身の姿を被写体Ｃとして撮影する際に、ビデオカメラ１Ｃのレンズ鏡胴６に取付けられた凸面鏡４０のハーフミラー４２に自分自身の姿が写し出され、カメラ本体２の前面の撮影スタート／ストップ釦９を押すことにより自己撮影することができる。この時、凸面鏡４０の光学系の光軸（軸芯）と撮影レンズ５の光軸（軸芯）とが完全に一致するようになっているので、パララックスは全く発生しない。また、凸面鏡４０のハーフミラー４２により撮影レンズ５に入る光量は減ってしまうが、屋外又は通常の屋内での撮影には何ら影響はない。大変暗い所で撮影する場合には、図１９に示すように、レンズ鏡胴６から凸面鏡４０を取り外して撮影できるようになっている。尚、凸面鏡４０正面が矩形になっているので、ハーフミラー４２に画枠を印刷する必要がない。
【００３４】
図２１において、１Ｄは、第４実施例の撮影装置としてのビデオカメラを示す。このビデオカメラ１Ｄは、略直方体形のカメラ本体２の右側面側にＶＴＲデッキ部２ａを、左側面上側に電子式のビューファインダー３を、前面上側にマイクロフォン４を、その左下側に撮影レンズ５や図示しない撮像素子（ＣＣＤ）等を内蔵した円筒状のレンズ鏡胴６を、上面後側にズーム釦７を、背面にバッテリー８を、前面の右下側に自己撮影用の撮影スタート／ストップ釦（撮影釦）９等を、それぞれ設けてある点は、前記第１実施例と同様である。
【００３５】
ここで、図２１，２２に示すように、レンズ鏡胴６の内周面の前側に形成されたねじ部６ａに、被写体Ｄを写し出す凸面鏡５０を着脱自在にしてある。この凸面鏡５０は、合成樹脂等の前，後ケース５２，５３からなる薄い直方体形の筐体５１と、この筐体５１の後ケース５３の円形開口部５３ａを覆うように取付けられた凸球面状のハーフミラー５４と、後ケース５３内において斜め上方に各ピン５５を介して往復移動する半透明の一対のフィン５６，５６と、後ケース５３内において一対のピン部５７ａ，５７ａを介して一対のフィン５６，５６を近接，離反する方向に往復移動させるリンク５７と、後ケース５３の背面側に取付けられ、リンク５７を回動させるステッピングモータ５８等で構成されている。
【００３６】
凸面鏡５０の後ケース５３の円形開口部５３ａの後側には上記レンズ鏡胴６のねじ部６ａに螺合するねじ部５３ｂを形成してある。また、凸面鏡５０の前ケース５２の後ケース５３の円形開口部５３ａに対向する位置には円形開口部５２ａを形成してある。さらに、各ケース５２，５３の円形開口部５２ａ，５３ａの中心と撮影レンズ５の光軸とが完全に一致するように形成してあり、パララックスが発生しないようになっている。
【００３７】
そして、凸面鏡５０の一対のフィン５６，５６の相対向する直角に切欠かれた各切欠部５６ａ，５６ａにより画枠が構成される。この凸面鏡５０の一対のフィン５６，５６の各切欠部５６ａ，５６ａからなる画枠は、ビデオカメラ１Ｄで被写体Ｄを撮影する際に、カメラ本体２から電源及び制御信号がコード５９を介してステッピングモータ５８に印加されて一対のフィン５６，５６が動くことにより自動的に可変される。即ち、撮影レンズ５等からなるズームレンズのズーミング動作（ズーム倍率）に連動して凸面鏡５０の一対のフィン５６，５６の各切欠部５６ａ，５６ａから構成される画枠の大きさが自動的に可変される。
【００３８】
図２３，２４において、１Ｅは第５実施例の撮影装置としてのビデオカメラを示す。このビデオカメラ１Ｅは、略直方体形のカメラ本体２の右側面側にＶＴＲデッキ部２ａを、左側面上側に電子式のビューファインダー３を、前面上側にマイクロフォン４を、その左下側に撮影レンズ５や図示しない撮像素子（ＣＣＤ）等を内蔵した円筒状のレンズ鏡胴６を、上面後側にズーム釦７を、背面にバッテリー８を、それぞれ設けてある点は、前記第１実施例と同様である。ここで、図２４に示すように、カメラ本体２の前面のレンズ鏡胴６の真横には被写体Ｅを写し出す凸面鏡１１（平面鏡でもよい）を固定してある。また、カメラ本体２の前面の凸面鏡１１の上方には、セルフタイマー撮影釦（第２の撮影操作手段）９ａ及びタイマー表示ランプ９ｂを設けてある。
【００３９】
そして、図２４に示すように、ビデオカメラ１Ｅを三脚Ｓに固定して自分自身を撮影する場合等において、ビデオカメラ１Ｅのカメラ本体２の前面のレンズ鏡胴６の真横に設けられた凸面鏡１１に自分自身の姿が被写体Ｅとして写し出されるのを見て、ビデオカメラ１Ｅで撮られる自分の姿が画面上のどの位置にくるかを簡単に確認できる。この凸面鏡１１に写る被写体Ｅはズームをワイド（広角）側にしたときのものであり、録画を開始する前にズーム釦７を押してズームを広角にする必要がある。また、再生時にＴＶのモニターに表示される画像は凸面鏡１１のものと左右逆であり、自分自身の姿を確認するには凸面鏡１１の方がはるかに便利である。
【００４０】
カメラ本体２の凸面鏡１１に写し出される被写体Ｅを見ながら撮影する際に、セルフタイマー撮影釦９ａを押すことにより撮影することができる。即ち、セルフタイマー撮影釦９ａを押すと、タイマー表示ランプ９ｂが点灯し、例えば５秒後に録画が自動的にスタートし、例えば１５秒後に録画が停止する。録画中はタイマー表示ランプ９ｂは点灯しており録画停止で消える。また、セルフタイマー撮影釦９ａを押すと、自動的にズームレンズをワイド側に動かす指示が与えられる（制御手段）ので、録画を開始する前にズーム釦７を押してズームを広角状態にしておく必要がない。このように、セルフタイマー撮影釦９ａで撮影する場合には、あと数秒で記録が開始されることを知らせると同時に、撮影レンズ５等のズームをワイド側にするので、時間を有効に使いながら被撮影者がポーズをつける時間が与えられる。
【００４１】
図２５において、１Ｆは、第６実施例の撮影装置としてのビデオカメラを示す。このビデオカメラ１Ｆは、略直方体形のカメラ本体２の右側面側にＶＴＲデッキ部２ａを、左側面上側に電子式のビューファインダー３を、前面上側にマイクロフォン４を、その左下側に撮影レンズ５や図示しない撮像素子（ＣＣＤ）等を内蔵した円筒状のレンズ鏡胴６を、上面後側にズーム釦７を、背面にバッテリー８を、それぞれ設けてある点は、前記第１実施例と同様である。ここで、図２５に示すように、レンズ鏡胴６に蝶番１２を介して合成樹脂製で円板状のレンズキャップ１３をカメラ本体２の前面（レンズ鏡胴６の真横）側より開閉自在に設けてある。このレンズキャップ１３の裏面には凸面鏡１４を固定してある。この凸面鏡１４には矩形環状の画枠１４ａを印刷してある。
【００４２】
そして、図２５に示すように、レンズキャップ１３を開けると、該レンズキャップ１３の開かれた状態が蝶番１２によりカメラ本体２の前面側に固定される。これにより、レンズキャップ１３の裏面の凸面鏡１４により被写体の画面上での位置を容易に確認することができる。
【００４３】
図２６〜２８において、１Ｇは第７実施例の撮影装置としてのビデオカメラを示す。このビデオカメラ１Ｇは、略直方体形のカメラ本体２の前面左側がＶＴＲデッキ部２ａになっている。このカメラ本体２の前面上側に撮影レンズ５や図示しない撮像素子（ＣＣＤ）等を内蔵したレンズ鏡胴６を一体的に形成してあり、その右側に光学式（スチルカメラと同じ覗き窓方式）のビューファインダー３′を設けてある。撮影レンズ５は×１倍と×３倍の切り換え式となっている。また、カメラ本体２の右側部がグリップ部２ｂになっており、その上面に撮影スタート／ストップ釦（撮影釦）９を設けてある。さらに、図２７に示すように、カメラ本体２の背面中央にはカラー液晶パネル等から成るモニター１５を設けてあり、このモニター１５をファインダーに使ったり再生用に使うことができるようになっている。
【００４４】
而して、カメラ本体２の上部には合成樹脂製のアダプタ６０を着脱自在に取付けてある。このアダプタ６０は、カメラ本体２の上部に嵌合される凹部６０ａと、この凹部６０ａの上面より垂直に一体突出形成された起立片部６０ｂを備えている。このアダプタ６０の凹部６０ａの前部の光学式のビューファインダー３′及び撮影レンズ５に対向する位置には矩形の孔６０ｃ及び丸形の孔６０ｄを形成してあると共に、該凹部６０ａの後部の光学式のビューファインダー３′に対向する位置には矩形の切欠部６０ｅを形成してある。これらの孔６０ｃ，６０ｄおよび切欠部６０ｅは光通過部を形成する。また、アダプタ６０の起立片部６０ｂの前面側中央には被写体Ｇを写し出す凸面鏡６１（平面鏡でもよい）を固定してある。この凸面鏡６１の大きさは撮影レンズ５を×１倍として使用するときの大きさであり、撮影レンズ５を×３倍として使用するための小さな矩形の画枠６１ａを印刷してある。
【００４５】
そして、ビデオカメラ１Ｇにより自分自身の姿を撮影する場合において、カメラ本体２の上部に取付けられたアダプタ６０の凸面鏡６１に自分自身の姿が被写体Ｇとして写し出されるのを見て、カメラ本体２の撮影スタート／ストップ釦９を押すことにより自分の姿が画面上のどの位置にあるかを確認しながら録画することができる。
【００４６】
図２９，３０において、１Ｈは第８実施例の撮影装置としてのビデオカメラを示す。このビデオカメラ１Ｈは、略直方体形のカメラ本体２の前面左側がＶＴＲデッキ部２ａになっている点、このカメラ本体２の前面上側に撮影レンズ５や図示しない撮像素子（ＣＣＤ）等を内蔵したレンズ鏡胴６を一体的に形成してあり、その右側に光学式のビューファインダー３′を設けてある点、撮影レンズ５は×１倍と×３倍の切り換え式となっている点、カメラ本体２の右側部がグリップ部２ｂになっており、その上面に撮影スタート／ストップ釦（撮影釦）９を設けてある点等は、前記第７実施例の構成と同様である。
【００４７】
ここで、カメラ本体２のレンズ鏡胴６に合成樹脂製のアダプタ７０を着脱自在に取付けてある。このアダプタ７０はコ字状に形成されて撮影レンズ５を覆うように取付けられるようになっている。このアダプタ７０の撮影レンズ５に対向する位置には矩形の孔７０ａを形成してある。このアダプタ７０の矩形の孔７０ａ（光通過部）に被写体を写し出す矩形の凸面鏡を成すハーフミラー７１を嵌め込んである。このハーフミラー７１の大きさは撮影レンズ５を×１倍として使用するときの大きさであり、撮影レンズ５を×３倍として使用するための小さな矩形環状の画枠７１ａを印刷してある。また、図２９に示すように、アダプタ７０をレンズ鏡胴６の撮影レンズ５を覆うようにカメラ本体２の左側面に合わせて嵌合すると、アダプタ７０のハーフミラー７１の光学系の光軸（軸芯）と撮影レンズ５の光軸（軸芯）とが完全に一致するようになっている。
【００４８】
そして、ビデオカメラ１Ｈにより自分自身を撮影する場合において、カメラ本体２の上部に取付けられたアダプタ７０のハーフミラー７１に自分自身の姿が写し出されるのを見て、カメラ本体２の撮影スタート／ストップ釦９を押すことにより自分自身の姿が画面上のどの位置にあるかを確認しながら録画することができる。この時、ハーフミラー７１の光学系の光軸と撮影レンズ５の光軸とが完全に一致するようになっているので、パララックスは全く発生しない。
【００４９】
尚、前記各実施例によれば、撮影装置としてビデオカメラについて説明したが、撮影装置はビデオカメラに限られるものではなく、スチルカメラに適用できることは勿論である。また、図３１，３２に示すビデオ会議システムに用いられるビデオカメラ１′のように、固定焦点の撮影レンズ５′の前方にハーフミラー状の凸面鏡１０′を配置してもよい。この場合に、テレビ会議の相手を上下，左右方向に回転できるようになっているモニター８０で見ながら、該モニター８０の上に設けられたビデオカメラ１′の凸面鏡１０′で自分自身の姿をチェックできるので、大変使い勝手がよい。
【００５０】
さらに、図３３に示す応用例のように、ビデオカメラ１を載置するパンテルター９０の上下，左右方向に回転する移動台９１の前面に凸面鏡９２を取付けてもよい。この凸面鏡９２に印刷された十字状のマーキング９２ａにより自分自身が画面の中央かどうかを確認でき、また、矩形環状の大小の２つの画枠９２ｂ，９２ｃにより自分自身の写り具合を知ることができる。この場合、大きい画枠９２ｂは広角側の画枠であり、小さい画枠９２ｃは望遠側の画枠である。
【００５１】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、第２の撮影操作手段が操作されたときは、撮影を開始する前にズーム倍率を自動的にワイド側にするように制御する制御手段を有するので、カメラ本体の鏡胴を手前にして自分自身の前方でカメラ本体を持って自己撮影する際に、第２の撮影操作手段を操作すると、制御手段がズーミング操作手段を制御してズーム倍率を自動的にワイド側にし、凸面鏡を見ながら自己撮影をした場合に、ズームが望遠になっているのに気付かずに録画して顔の一部しか写っていなかったという従来の問題が未然に防止される。このため、自分自身の姿を誰でも簡単かつ適正に撮影することができる。また、第２の撮影操作手段が操作されてから所定の時間の経過後に撮影が開始されるセルフタイマー撮影が可能なので、第２の撮影操作手段が操作されたときには所定の時間が経過している間にズーム倍率が自動的にワイド側に制御され、セルフタイマー撮影では撮影が開始されるまでの所定の時間内にズーム倍率がワイド側となり、時間を有効に使いながら被撮影者がポーズを作る時間が与えられることになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の第１実施例のビデオカメラを示す正面図。
【図２】上記第１実施例のビデオカメラの斜視図。
【図３】上記第１実施例のビデオカメラの使用状態を示す斜視図。
【図４】上記第１実施例のビデオカメラに使用される凸面鏡の他の態様を用いたビデオカメラ全体の斜視図。
【図５】上記第１実施例のビデオカメラに使用される凸面鏡の他の態様を用いたビデオカメラ全体の正面図。
【図６】第２実施例のビデオカメラの斜視図。
【図７】上記第２実施例のビデオカメラと凸面鏡の斜視図。
【図８】上記第２実施例のビデオカメラの使用状態を示す斜視図。
【図９】上記第２実施例のビデオカメラに用いられる撮影レンズの光学系の原理説明図。
【図１０】上記第２実施例のビデオカメラに用いられる凸面鏡の光学系の原理説明図。
【図１１】上記第２実施例のビデオカメラに用いられる凸面鏡の第２態様を示す斜視図。
【図１２】上記第２実施例のビデオカメラに用いられる凸面鏡の第３態様を示す斜視図。
【図１３】（ａ）は上記第２実施例のビデオカメラに用いられる凸面鏡の第４態様を示す斜視図、（ｂ）はそのモニター状態を示す斜視図。
【図１４】（ａ）は上記第２実施例のビデオカメラに用いられる凸面鏡の第５態様を示す斜視図、（ｂ）はそのモニター状態を示す斜視図。
【図１５】（ａ）は上記第２実施例のビデオカメラに用いられる凸面鏡の第６態様を示す斜視図、（ｂ）〜（ｄ）は同凸面鏡に用いられる画枠の大きさを変えるシートをそれぞれ示す斜視図。
【図１６】（ａ）は上記第２実施例のビデオカメラに用いられる凸面鏡の第７態様を示す斜視図、（ｂ）は同凸面鏡の断面図。
【図１７】（ａ）は上記第２実施例のビデオカメラに用いられる凸面鏡の第８態様を示す斜視図、（ｂ）は同凸面鏡の断面図。
【図１８】第３実施例のビデオカメラを示す斜視図。
【図１９】上記第３実施例のビデオカメラの要部の斜視図。
【図２０】上記第３実施例のビデオカメラの使用状態を示す正面図。
【図２１】上記第４実施例のビデオカメラの斜視図。
【図２２】上記第４実施例のビデオカメラに用いられる凸面鏡の内部構造を示す説明図。
【図２３】第５実施例のビデオカメラを示す斜視図。
【図２４】第５実施例のビデオカメラの使用状態を示す斜視図。
【図２５】第６実施例のビデオカメラを示す斜視図。
【図２６】第７実施例のビデオカメラを示す斜視図。
【図２７】上記第７実施例のビデオカメラを示す斜視図。
【図２８】上記第７実施例のビデオカメラを示す部分斜視図。
【図２９】第８実施例のビデオカメラを示す斜視図。
【図３０】上記第８実施例のビデオカメラを示す部分斜視図。
【図３１】第９実施例のビデオカメラを示す斜視図。
【図３２】上記第９実施例のビデオカメラの使用状態を示す斜視図。
【図３３】ビデオカメラを使用した応用例を示す斜視図。
【図３４】従来のビデオカメラを示す斜視図。
【図３５】（ａ），（ｂ）は上記従来のビデオカメラの使用状態を示す斜視図。
【符号の説明】
１Ａ〜１Ｈ…ビデオカメラ（撮影装置）
５…撮影レンズ
６…レンズ鏡胴（撮影手段）
９…撮影スタート／ストップ釦（第１の撮影操作手段）
９ａ…セルフタイマー撮影釦（第２の撮影操作手段）[0001]
[Industrial application fields]
The present invention is a photographing apparatus such as a video camera or a still camera using a silver halide film, and automatically controls the zoom magnification to the wide side when a photographer photographs his / her own image as a subject. It relates to what was made.
[0002]
[Prior art]
For example, Japanese Laid-Open Utility Model Publication No. 63-178962 discloses a video camera in which a camera unit equipped with a photographing lens or the like can be rotated to the monitor side for photographing. This will be described in detail with reference to FIGS. 34 and 35. Reference numeral 100 denotes a video camera, a VTR body 101 having a color liquid crystal panel (LCD) 102 as a monitor and a VTR deck unit 103 on the back side, and the VTR body. The camera body 104 includes a lens barrel 104a that is supported in a recess 101a at the upper part of 101 by a rotary knob 105 or the like so as to be rotatable in the front-rear direction, and includes a photographing lens 106 and a CCD. Yes.
[0003]
The color liquid crystal panel 102 is a subject displayed on the color liquid crystal panel 102 when the camera body 104 is pointed in the same direction (front side) as the color liquid crystal panel 102 and a photograph of itself is taken (self-made). The video is reversed, and it is constructed as if it were viewed in a mirror. That is, as shown in FIG. 35 (b), if the lens barrel 104a of the camera body 104 is used facing forward, the image of itself can be projected on the color liquid crystal panel 102 and used as a mirror instead. . Further, as shown in FIG. 35A, when normal shooting is performed, shooting is performed with the lens barrel 104a of the camera body 104 facing forward. As a result, the subject to be photographed is displayed on the color liquid crystal panel 102 of the VTR main body 101, and the subject is recorded on the magnetic tape of a tape cassette (not shown) in the VTR deck unit 103.
[0004]
By the way, the conventional video camera 100 is configured such that the display of the color liquid crystal panel 102 is inverted and the mirror surface is seen so that the user can take a picture of himself / herself by himself / herself. Since a mechanism including a rotation knob 105 for rotating the 104, a circuit for inverting the sweep of the color liquid crystal panel 102, and an LCD dedicated for inverting are required, not only the cost is increased, but also the mechanism and circuit described above. An extra space was required to incorporate the, and the overall weight and size could not be reduced.
[0005]
For this reason, by placing a mirror for self-photographing on the front of the camera body without rotating the camera body, when taking a self-photograph with the camera body, the self-photograph is projected as a subject, You may make it the structure which can use the said mirror as a finder.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the zooming operation means is provided in this camera, the image taken by the camera is displayed on the color liquid crystal panel, so it can be recognized whether the zooming operation means is on the wide side or the telephoto side. In the case of a mirror, you can shoot while looking at the image reflected in the mirror, so you can not recognize whether the zooming operation means is on the wide side or the telephoto side. There is a problem that trouble occurs that only a part of the face is shown.
[0007]
Therefore, the present invention solves such a problem, and if the self-photographing setting work for self-photographing is performed, the zooming operation means automatically becomes a wide side similar to that in the mirror, and self-photographing is properly performed. An object of the present invention is to provide a photographing apparatus capable of performing the above.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
  In order to achieve such an object, the configuration of the invention according to claim 1 includes a photographing means for photographing a subject, a first photographing operation means operated when photographing the subject, and a zoom magnification of the subject to be photographed. In a photographing apparatus having a zooming operation means that operates by pressing a zoom button and a second photographing operation means that operates when photographing one's own figure as a subject, when photographing one's own figure as a subject, A convex mirror that reflects the size of the image that is captured when the zoom magnification is set to the wide side is provided, and when the first photographing operation means is operated, photographing is performed at the zoom magnification operated by the zooming operation means. When the second shooting operation unit is operated, the zoom magnification before the start of shooting is set to the zoom magnification operated by the zooming operation unit. Automatically with a control means for controlling to the wide side ofIn the photographing apparatus, the second photographing operation unit is configured to be capable of self-timer photographing in which photographing is started after a lapse of a predetermined time from the operation, and the second photographing operation unit is operated. Sometimes, the control means performs control to automatically set the zoom magnification to the wide side while the predetermined time has elapsed.It is characterized by that.
[0010]
[Action]
  In the photographing apparatus according to the first aspect, when the second photographing operation means is operated to photograph one's own figure as a subject, the control means automatically controls the zoom magnification to the wide side. When taking a picture, the zoom is telephoto and the picture is recorded without noticing, and there is no conventional trouble that only a part of the face is shown when the picture is played back.Further, when the second photographing operation means is operated, the zoom magnification is automatically controlled to the wide side while a predetermined time has elapsed, and therefore, until the photographing is started by self-timer photographing. Within a predetermined time, the zoom magnification becomes the wide side, so that the subject who is the subject of photographing takes time to make a pose while effectively using the time.
[0012]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the drawings.
[0013]
1-3, 1A shows the video camera as an imaging device of the first embodiment. In this video camera 1A, the grip part on the right side of the substantially rectangular parallelepiped camera body 2 is a VTR deck part 2a for recording a subject on a magnetic tape of a tape cassette (not shown), and the subject being recorded on the upper side of the left side. The electronic viewfinder 3 is provided to check the state. A microphone 4 projects from the upper front side of the camera body 2, and a cylindrical lens barrel (photographing means) incorporating a photographing lens 5, an image pickup device (CCD) (not shown) and the like on the lower left side. 6 is projected. Further, a zoom button 7 is provided on the rear side of the upper surface of the camera body 2, and a shooting start / stop button (first shooting operation means) (not shown) and a battery 8 are provided on the rear surface of the camera body 2.
[0014]
As shown in FIGS. 1 and 2, a shooting start / stop button (second shooting operation means) 9 for self-shooting is provided on the lower right side of the front surface of the camera body 2. The shooting start / stop button 9 starts the recording after the zoom lens (zooming operation means) including the shooting lens 5 is moved to the wide end (full angle state) side by the first pressing operation, The recording is stopped by the pressing operation again (control means). Further, the outer surface of the lens (front lens) on the outermost side of the taking lens 5 of the lens barrel 6 is formed in a convex spherical shape, and the half mirror 10 is formed on the convex spherical surface by means such as vapor deposition. As a result, the outer surface of the front lens of the photographing lens 5 is a convex mirror 10 having a half mirror shape. When the photographing start / stop button 9 for self-photographing on the front surface of the camera body 2 is operated, It has been projected as. This half mirror-shaped convex mirror 10 reflects a part of external light and makes the rest enter the lens barrel 6 from the photographing lens 5.
[0015]
1 and 2, reference numeral 3 a denotes a tally lamp provided in the viewfinder 3. Further, since the video camera 1A has higher sensitivity than a still camera, even if the outer surface of the front lens of the photographic lens 5 of the lens barrel 6 is formed as a half mirror-shaped convex mirror 10, it is sufficiently photographed outdoors or in a normal indoor environment. Is possible.
[0016]
According to the video camera 1A of the above-described embodiment, as shown in FIG. 3, for example, when taking a picture of a landscape in which he / she is traveling alone, the video camera 1A is changed to the left hand and the lens barrel 6 is taken. Take the photo with the side facing you. At this time, since the outer surface of the front lens of the photographing lens 5 of the lens barrel 6 is a half mirror-like convex mirror 10, as shown in FIG. Since the image is displayed as A, the convex mirror 10 can be used as a viewfinder, and the person to be photographed can confirm the position (photographing state) on his screen. Then, the user can take a picture of himself / herself by pressing the shooting start / stop button 9 with the thumb of the left hand. When the shooting start / stop button 9 is pressed, recording starts once the zoom of the video camera 1A reaches a wide angle. For this reason, it is possible to record without knowing that the zoom is in the telephoto state, and that only a part of the face is not captured, and it is possible for anyone to take a picture easily without fail.
[0017]
Further, the half mirror convex mirror 10 used as a finder is formed on the outer surface of the front lens of the photographic lens 5 of the lens barrel 6, and the optical axis (axis) of the finder optical system and the light of the photographic lens 5. Since the axis (axis core) coincides, no parallax occurs. As a result, when a self-photographed image is reproduced, good self-photographing with no sense of incongruity is possible with no eye-gap. Even a video camera 1A having a large color liquid crystal panel or the like without a monitor can easily and reliably perform self-photographing.
[0018]
4 and 5 show another embodiment of the convex mirror 10 of the video camera 1A of the first embodiment. The convex mirror 10 is printed (marked) with a rectangular annular image frame 10a as a screen frame. The size of the image frame 10a is formed to be substantially the same as or slightly smaller than the size of the image captured on the video camera 1A at a wide angle (wide end) (screen displayed on a TV monitor or the like during playback). is there.
[0019]
Then, as shown in FIG. 5, when photographing one's own figure as the subject A, the position on the screen can be confirmed by the image frame 10 a of the half mirror-shaped convex mirror 10, and the subject A Since the horizontal and vertical lines are known, more reliable shooting is possible. However, the amount of light entering the photographing lens 5 is reduced by the amount hidden by the marking of the image frame 10a, but there is no influence on photographing.
[0020]
6-8, 1B shows the video camera as an imaging device of 2nd Example. This video camera 1B has a VTR deck portion 2a on the right side of a substantially rectangular parallelepiped camera body 2, an electronic viewfinder 3 on the upper left side, a microphone 4 on the upper front side, and a photographic lens 5 on the lower left side. Or a cylindrical lens barrel 6 incorporating a not-shown imaging device (CCD) or the like, a zoom button 7 on the rear side of the upper surface, a battery 8 on the rear surface, and a start / stop for self-photographing on the lower right side of the front surface The points (shooting buttons) 9 and the like are provided in the same manner as in the first embodiment.
[0021]
Here, as shown in FIG. 7, the convex mirror 20 that projects the subject B is detachably attached to the screw portion 6 a formed on the front side of the inner peripheral surface of the lens barrel 6. The threaded portion 6a of the lens barrel 6 is fitted with a non-illustrated substantially disk-shaped light amount adjustment filter for adjusting the amount of light entering the photographing lens 5 or a wide-angle or telephoto conversion lens. As shown in FIGS. 6 and 7, the convex mirror 20 has the same shape as the light amount adjustment filter. That is, the convex mirror 20 includes a circular ring 21 made of synthetic resin or the like and a convex spherical half mirror 22 that is rotatably fitted to and supported by the ring 21.
[0022]
On the rear side of the outer peripheral surface of the ring 21 of the convex mirror 20, a threaded portion 21a that is screwed into the threaded portion 6a of the lens barrel 6 is formed. 6 and 7, when the convex mirror 20 is screwed into the lens barrel 6, the optical axis (axial core C) of the convex mirror 20 used as a viewfinder is used._B) And the optical axis of the taking lens 5 (axial core C)₀) Are completely matched. This prevents parallax from occurring. An image frame 22 a is printed on the surface of the half mirror 22 of the convex mirror 20. This image frame 22a represents the size of the video B (image reproduced on the TV monitor shown in FIG. 8) taken by the video camera 1B. The position of the image frame 22 a of the half mirror 22 can be adjusted to the correct position by rotating the half mirror 22 with respect to the ring 21 after the convex mirror 20 is screwed to the lens barrel 6. Yes.
[0023]
Then, as shown in FIG. 8, when the video camera 1B is fixed to the tripod S to shoot the image of itself, the image of the image of the image of the image of the image of the image on the convex mirror 20 attached to the lens barrel 6 of the video camera 1B. The image of the person himself / herself can be photographed by pressing the photographing start / stop button 9 on the front surface of the camera body 2. At this time, the optical axis of the convex mirror 20 (axial core C_B) And the optical axis of the taking lens 5 (axial core C)₀) Is completely matched, so no parallax occurs. As a result, when a self-photographed image is reproduced, good self-photographing with no sense of incongruity is possible with no eye-gap. Further, as shown in FIG. 8, the image frame 22a of the half mirror 22 of the convex mirror 20 can confirm the position of the subject B on the screen, that is, the photographing state, and the horizontal line and vertical line of the subject B can be confirmed. Shooting is possible. However, the amount of light entering the photographing lens 5 is reduced by the amount hidden by the marking of the image frame 22a, but there is no influence on photographing.
[0024]
9 and 10, the optical systems of the taking lens 5 and the convex mirror 20 used in the second embodiment will be described. FIG. 9 shows the optical system of the taking lens 5, and FIG. 10 shows the optical system of the convex mirror 20. In the optical system of the taking lens 5, the distance from the inverted real image (CCD surface) L ′ to the taking lens 5 is v, the distance from the taking lens 5 to the erecting real image (L) is u, and the focal length of the taking lens 5 is f. In the optical system of the convex mirror 20, the distance from the erecting virtual image to the convex mirror 20 is represented by v.₀, An erect real image (L₀) To u₀, The focal length of the convex mirror 20 is f₀, Each magnification is m, m₀Then,
v = f / {1+ (f / u)} (1)
v₀= -F₀/ {1+ (f₀/ U)} (2)
m = v / u (3)
m₀= V₀/ U₀  (4)
u = u₀From the formulas (1) to (4)
m / m₀= F / f₀It becomes.
[0025]
As a result, the ratio of the dimensions of the screen frame of the convex mirror 20 and the CCD screen frame is the ratio of the focal lengths of the convex mirror 20 and the photographic lens 5. It can be seen that a larger mirror image can be obtained if the radius of the convex mirror 20 is increased.
[0026]
FIGS. 11-17 shows the other aspect of the convex mirror used for the video camera 1B of the said Example. The convex mirror 20 of the first aspect used in the video camera 1B is formed in a round shape similar to the light amount adjustment filter, but may be formed in a thin rectangular parallelepiped shape like the convex mirror 20B of the second aspect shown in FIG. In this convex mirror 20B, large and small L-shaped image frames 22a and 22b are respectively marked on a rectangular and convex spherical half mirror 22 '. The convex mirror 20B is detachably screwed to the lens barrel 6 of the video camera 1B via a screw portion 21a on the rear side.
[0027]
The convex mirrors 20C, 20D, and 20E of the third, fourth, and fifth modes shown in FIGS. 12, 13, and 14 are formed in the same shape as the convex mirror 20 of the first mode. The convex mirror 20C of the third aspect shown in FIG. 12 is different from that of the first aspect in that the plating of the C portion of the half mirror 22 is thinner toward the center. In addition, the convex mirror 20D of the fourth mode shown in FIG. 13A has a mirror 22 that is rotatably fitted and supported on a ring 21, and a circular hole 22d is formed at the center of the mirror 22. Different from that of one embodiment. When this convex mirror 20D is used, an image reproduced by the TV monitor becomes an image D as shown in FIG. Furthermore, the convex mirror 20E of the fifth aspect shown in FIG. 14A does not plate the central portion 22e of the half mirror 22. Since the outer peripheral edge of the portion 22e is jagged, when this convex mirror 20E is used, the reproduced image by the TV monitor becomes an interesting image E with a slight blur as shown in FIG. 14B.
[0028]
Furthermore, the convex mirror 20F of the sixth aspect shown in FIG. 15 is one in which the size of the image frame can be changed manually. That is, the convex mirror 20F includes a circular ring 21 made of synthetic resin, a convex spherical half mirror 22 that is rotatably fitted and supported on the ring 21, and the size of the image frame (rectangular opening). The portions 23 a to 23 d) are different from each other, and are composed of, for example, five semi-transparent sheets 23 that are detachably attached to the half mirror 22. As a result, the size of the image frame can be varied by being pasted on the optimal sheet 23 in accordance with the magnification of the video camera 1B.
[0029]
The seventh and eighth embodiments shown in FIGS. 16 and 17 show the wide conversion lenses 30 and 35 for 0.5 times and 0.7 times as conversion lenses. A wide conversion lens 30 shown in FIGS. 16A and 16B includes a circular ring 31 made of synthetic resin or the like, and a wide-angle lens 32 fitted to the ring 31 and having a convex spherical surface 32a on the outer surface side. And a half mirror 33 deposited on the convex spherical surface 32a of the wide-angle lens 32. A convex mirror is formed by the half mirror 33 of the wide conversion lens 30, and the wide conversion lens 30 is detachably screwed to the lens barrel 6 of the video camera 1B via a screw portion 31a on the rear side of the ring 31. .
[0030]
Furthermore, a wide conversion lens 35 shown in FIGS. 17A and 17B is fitted to a cylindrical ring 36 made of synthetic resin and the like, and the inner surface of the outermost lens is formed into a concave spherical surface 37a. The wide-angle lens group 37 and a half mirror 38 deposited on a concave spherical surface 37a that is the inner surface of the outermost lens of the wide-angle lens group 37. A convex mirror is constituted by the half mirror 38 of the wide conversion lens 35, and the wide conversion lens 35 is detachably screwed to the lens barrel 6 of the video camera 1B via a screw portion 36a on the rear side of the ring 36. .
[0031]
18-20, 1C shows the video camera as an imaging device of 3rd Example. This video camera 1C has a VTR deck portion 2a on the right side of a substantially rectangular parallelepiped camera body 2, an electronic viewfinder 3 on the upper left side, a microphone 4 on the upper front side, and a photographic lens 5 on the lower left side. Or a lens barrel 6 incorporating an image sensor (CCD) or the like (not shown), a zoom button 7 on the rear side of the upper surface, a battery 8 on the back surface, and a shooting start / stop button for self-photographing on the lower right side of the front surface (shooting) Button) 9 and the like are provided in the same manner as in the first embodiment.
[0032]
Here, as shown in FIGS. 18 and 19, the lens barrel 6 is formed in a square tube shape, and a pair of L-shaped locking portions 6b and 6b are integrally formed on both sides of the front edge. A rectangular convex mirror 40 that projects the subject C is detachably attached to the pair of locking portions 6b, 6b. The convex mirror 40 includes a quadrangular annular ring 41 made of synthetic resin and the like, and a rectangular and convex spherical half mirror 42 fitted to the ring 41. A pair of U-shaped engaging portions 41 b and 41 b that are engaged with and disengaged from the pair of locking portions 6 b and 6 b of the lens barrel 6 are integrally formed on both sides of the rear surface of the ring 41.
[0033]
Then, as shown in FIG. 20, when taking a picture of himself / herself as a subject C, his / her own figure is projected on the half mirror 42 of the convex mirror 40 attached to the lens barrel 6 of the video camera 1C. By pressing the shooting start / stop button 9 on the front surface of the main body 2, self-shooting can be performed. At this time, since the optical axis (axial core) of the optical system of the convex mirror 40 and the optical axis (axial core) of the photographing lens 5 are completely coincident with each other, no parallax occurs. In addition, the amount of light entering the photographing lens 5 is reduced by the half mirror 42 of the convex mirror 40, but this has no effect on the outdoor or normal indoor photographing. When shooting in a very dark place, as shown in FIG. 19, the convex mirror 40 can be removed from the lens barrel 6 and shot. Since the front surface of the convex mirror 40 is rectangular, it is not necessary to print an image frame on the half mirror 42.
[0034]
In FIG. 21, 1D shows a video camera as a photographing apparatus of the fourth embodiment. This video camera 1D includes a VTR deck portion 2a on the right side of a substantially rectangular parallelepiped camera body 2, an electronic viewfinder 3 on the upper left side, a microphone 4 on the upper front side, and a photographic lens 5 on the lower left side. Or a cylindrical lens barrel 6 incorporating a not-shown imaging device (CCD) or the like, a zoom button 7 on the rear side of the upper surface, a battery 8 on the rear surface, and a start / stop for self-photographing on the lower right side of the front surface The points (shooting buttons) 9 and the like are provided in the same manner as in the first embodiment.
[0035]
Here, as shown in FIGS. 21 and 22, a convex mirror 50 that projects the subject D is detachably attached to a screw portion 6 a formed on the front side of the inner peripheral surface of the lens barrel 6. The convex mirror 50 is a convex spherical shape that is attached so as to cover a thin rectangular parallelepiped casing 51 made of synthetic resin or the like, consisting of front and rear cases 52 and 53, and a circular opening 53a of the rear case 53 of the casing 51. A pair of translucent fins 56 and 56 that reciprocally move through the pins 55 obliquely upward in the rear case 53, and a pair of pin portions 57a and 57a in the rear case 53. A link 57 for reciprocally moving the fins 56, 56 in the approaching and separating directions, a stepping motor 58 attached to the back side of the rear case 53 and rotating the link 57, and the like.
[0036]
On the rear side of the circular opening 53 a of the rear case 53 of the convex mirror 50, a screw portion 53 b that is screwed into the screw portion 6 a of the lens barrel 6 is formed. A circular opening 52a is formed at a position facing the circular opening 53a of the rear case 53 of the front case 52 of the convex mirror 50. Further, the centers of the circular openings 52a and 53a of the cases 52 and 53 and the optical axis of the photographing lens 5 are formed so as to completely coincide with each other so that no parallax is generated.
[0037]
An image frame is constituted by the cutout portions 56a and 56a cut at right angles to each other of the pair of fins 56 and 56 of the convex mirror 50. The image frame formed by the notches 56a and 56a of the pair of fins 56 and 56 of the convex mirror 50 is stepped by the power source and the control signal from the camera body 2 via the code 59 when the subject D is photographed by the video camera 1D. It is automatically changed by moving the pair of fins 56, 56 when applied to the motor 58. That is, the size of the image frame constituted by the notches 56a and 56a of the pair of fins 56 and 56 of the convex mirror 50 is automatically linked with the zooming operation (zoom magnification) of the zoom lens including the taking lens 5 and the like. Variable.
[0038]
In FIGS. 23 and 24, reference numeral 1E denotes a video camera as a photographing apparatus of the fifth embodiment. This video camera 1E has a VTR deck portion 2a on the right side of a substantially rectangular parallelepiped camera body 2, an electronic viewfinder 3 on the upper left side, a microphone 4 on the upper front side, and a photographic lens 5 on the lower left side. As in the first embodiment, a cylindrical lens barrel 6 having a built-in image sensor (CCD) or the like (not shown), a zoom button 7 on the rear side of the upper surface, and a battery 8 on the rear surface are provided. It is. Here, as shown in FIG. 24, a convex mirror 11 (which may be a plane mirror) for projecting the subject E is fixed just beside the lens barrel 6 on the front surface of the camera body 2. A self-timer photographing button (second photographing operation means) 9a and a timer display lamp 9b are provided above the convex mirror 11 on the front surface of the camera body 2.
[0039]
Then, as shown in FIG. 24, when the video camera 1E is fixed to the tripod S and the self is photographed, the convex mirror 11 provided beside the lens barrel 6 on the front surface of the camera body 2 of the video camera 1E. The user can easily check the position on the screen where he / she is photographed by the video camera 1E by seeing his / her own figure as the subject E. The subject E shown on the convex mirror 11 is the one when the zoom is set to the wide (wide angle) side, and it is necessary to press the zoom button 7 to make the zoom a wide angle before starting recording. Also, the image displayed on the TV monitor at the time of reproduction is opposite to that of the convex mirror 11, and the convex mirror 11 is much more convenient for confirming its own appearance.
[0040]
When shooting while looking at the subject E projected on the convex mirror 11 of the camera body 2, it is possible to take a picture by pressing the self-timer shooting button 9a. That is, when the self-timer shooting button 9a is pressed, the timer display lamp 9b is turned on, and recording starts automatically after 5 seconds, for example, and stops after 15 seconds, for example. During recording, the timer display lamp 9b is lit and disappears when recording is stopped. In addition, when the self-timer shooting button 9a is pressed, an instruction to automatically move the zoom lens to the wide side is given (control means). Therefore, before starting recording, it is necessary to press the zoom button 7 to set the zoom to a wide angle state. There is no. As described above, when shooting with the self-timer shooting button 9a, the zooming of the shooting lens 5 and the like is set to the wide side at the same time that the recording starts in a few seconds. The photographer is given time to pose.
[0041]
In FIG. 25, 1F shows a video camera as a photographing apparatus of the sixth embodiment. This video camera 1F has a VTR deck portion 2a on the right side of a substantially rectangular parallelepiped camera body 2, an electronic viewfinder 3 on the upper left side, a microphone 4 on the upper front side, and a photographic lens 5 on the lower left side. As in the first embodiment, a cylindrical lens barrel 6 having a built-in image sensor (CCD) or the like (not shown), a zoom button 7 on the rear side of the upper surface, and a battery 8 on the rear surface are provided. It is. Here, as shown in FIG. 25, a lens cap 13 made of a synthetic resin and having a disk shape is freely opened and closed on the lens barrel 6 via a hinge 12 from the front side of the camera body 2 (beside the lens barrel 6). It is provided. A convex mirror 14 is fixed to the back surface of the lens cap 13. On the convex mirror 14, a rectangular annular image frame 14a is printed.
[0042]
Then, as shown in FIG. 25, when the lens cap 13 is opened, the opened state of the lens cap 13 is fixed to the front side of the camera body 2 by the hinge 12. Thereby, the position of the subject on the screen can be easily confirmed by the convex mirror 14 on the back surface of the lens cap 13.
[0043]
26 to 28, 1G indicates a video camera as a photographing apparatus of the seventh embodiment. This video camera 1G has a VTR deck portion 2a on the front left side of a substantially rectangular parallelepiped camera body 2. A lens barrel 6 incorporating a photographic lens 5 and an image pickup device (CCD) (not shown) is integrally formed on the upper front side of the camera body 2, and optical (the same viewing window method as a still camera) is formed on the right side of the lens barrel 6. The viewfinder 3 'is provided. The taking lens 5 is a switching type of x1 and x3. The right side of the camera body 2 is a grip 2b, and a shooting start / stop button (shooting button) 9 is provided on the upper surface thereof. Further, as shown in FIG. 27, a monitor 15 made of a color liquid crystal panel or the like is provided in the center of the back surface of the camera body 2, and this monitor 15 can be used for a viewfinder or for reproduction. .
[0044]
Thus, an adapter 60 made of synthetic resin is detachably attached to the upper part of the camera body 2. The adapter 60 includes a concave portion 60a that is fitted to the upper portion of the camera body 2, and an upright piece portion 60b that is integrally projected perpendicularly from the upper surface of the concave portion 60a. A rectangular hole 60c and a round hole 60d are formed at positions facing the optical viewfinder 3 'and the photographing lens 5 in the front part of the concave part 60a of the adapter 60, and the rear part of the concave part 60a. A rectangular notch 60e is formed at a position facing the optical viewfinder 3 '. These holes 60c and 60d and the notch 60e form a light passage part. Further, a convex mirror 61 (which may be a plane mirror) that projects the subject G is fixed to the center of the front surface of the upright piece 60b of the adapter 60. The size of the convex mirror 61 is the size when the photographing lens 5 is used as x1 times, and a small rectangular image frame 61a for using the photographing lens 5 as x3 times is printed.
[0045]
When the video camera 1G shoots its own figure, the camera body 2 shows that its own figure is projected as the subject G on the convex mirror 61 of the adapter 60 attached to the upper part of the camera body 2. By pressing the shooting start / stop button 9, it is possible to record while confirming where the person is on the screen.
[0046]
29 and 30, reference numeral 1H denotes a video camera as a photographing apparatus according to the eighth embodiment. This video camera 1H has a VTR deck portion 2a on the front left side of a substantially rectangular parallelepiped camera main body 2, and incorporates a photographing lens 5 and an image sensor (CCD) (not shown) on the upper front side of the camera main body 2. The lens barrel 6 is integrally formed, an optical viewfinder 3 'is provided on the right side thereof, the photographing lens 5 is switchable between x1 and x3, and the camera The right side portion of the main body 2 is a grip portion 2b, and a shooting start / stop button (shooting button) 9 is provided on the upper surface thereof, which is the same as the configuration of the seventh embodiment.
[0047]
Here, an adapter 70 made of synthetic resin is detachably attached to the lens barrel 6 of the camera body 2. The adapter 70 is formed in a U shape and is attached so as to cover the photographing lens 5. A rectangular hole 70 a is formed at a position of the adapter 70 facing the photographing lens 5. A half mirror 71 forming a rectangular convex mirror for projecting a subject is fitted in a rectangular hole 70a (light passage portion) of the adapter 70. The size of the half mirror 71 is a size when the photographing lens 5 is used as x1 and a small rectangular annular image frame 71a for using the photographing lens 5 as x3 is printed. 29, when the adapter 70 is fitted to the left side surface of the camera body 2 so as to cover the photographing lens 5 of the lens barrel 6, the optical axis of the optical system of the half mirror 71 of the adapter 70 ( The axis) and the optical axis (axis) of the taking lens 5 are completely matched.
[0048]
Then, when photographing itself with the video camera 1H, seeing the appearance of itself on the half mirror 71 of the adapter 70 attached to the upper part of the camera body 2, and starting / stopping the photographing of the camera body 2 By pressing the button 9, recording can be performed while checking the position of the person himself / herself on the screen. At this time, since the optical axis of the optical system of the half mirror 71 and the optical axis of the taking lens 5 are completely coincident with each other, no parallax occurs.
[0049]
According to each of the above embodiments, the video camera has been described as the photographing apparatus. However, the photographing apparatus is not limited to the video camera, and can naturally be applied to a still camera. Further, like a video camera 1 ′ used in the video conference system shown in FIGS. 31 and 32, a half mirror convex mirror 10 ′ may be arranged in front of a fixed focus photographing lens 5 ′. In this case, while watching the other party of the video conference on the monitor 80 that can be rotated in the vertical and horizontal directions, the convex mirror 10 ′ of the video camera 1 ′ provided on the monitor 80 can show herself. Since it can be checked, it is very convenient.
[0050]
Furthermore, as in the application example shown in FIG. 33, a convex mirror 92 may be attached to the front surface of the moving table 91 that rotates in the vertical and horizontal directions of the panterter 90 on which the video camera 1 is placed. The cross-shaped marking 92a printed on the convex mirror 92 makes it possible to confirm whether or not it is the center of the screen, and it is possible to know its own image quality by using two rectangular annular large and small image frames 92b and 92c. . In this case, the large image frame 92b is a wide-angle image frame, and the small image frame 92c is a telephoto image frame.
[0051]
【The invention's effect】
  As described above, according to the present invention, when the second photographing operation unit is operated, the zoom magnification is automatically controlled to be set to the wide side before the photographing is started. When taking a self-photographing with the camera body in front of yourself with the camera body's lens barrel in front, if you operate the second shooting operation means, the control means controls the zooming operation means to automatically set the zoom magnification When the self-photographing is performed while looking at the convex mirror on the wide side, the conventional problem that only a part of the face was recorded without knowing that the zoom is telephoto is prevented. . For this reason, anyone can easily and appropriately photograph their own figure.In addition, since the self-timer shooting can be performed in which shooting is started after a lapse of a predetermined time since the second shooting operation means is operated, a predetermined time has elapsed when the second shooting operation means is operated. In the meantime, the zoom magnification is automatically controlled to the wide side, and in the self-timer shooting, the zoom magnification becomes the wide side within a predetermined time until shooting starts, and the subject makes a pose while using the time effectively Time will be given.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing a video camera according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of the video camera according to the first embodiment.
FIG. 3 is a perspective view showing a usage state of the video camera of the first embodiment.
FIG. 4 is a perspective view of the entire video camera using another aspect of the convex mirror used in the video camera of the first embodiment.
FIG. 5 is a front view of the entire video camera using another aspect of the convex mirror used in the video camera of the first embodiment.
FIG. 6 is a perspective view of a video camera according to a second embodiment.
FIG. 7 is a perspective view of the video camera and convex mirror of the second embodiment.
FIG. 8 is a perspective view showing a usage state of the video camera of the second embodiment.
FIG. 9 is a diagram illustrating the principle of an optical system of a photographic lens used in the video camera of the second embodiment.
FIG. 10 is a diagram for explaining the principle of an optical system of a convex mirror used in the video camera of the second embodiment.
FIG. 11 is a perspective view showing a second mode of the convex mirror used in the video camera of the second embodiment.
FIG. 12 is a perspective view showing a third aspect of the convex mirror used in the video camera of the second embodiment.
13A is a perspective view showing a fourth mode of a convex mirror used in the video camera of the second embodiment, and FIG. 13B is a perspective view showing a monitor state thereof.
14A is a perspective view showing a fifth aspect of a convex mirror used in the video camera of the second embodiment, and FIG. 14B is a perspective view showing a monitor state thereof.
15A is a perspective view showing a sixth aspect of the convex mirror used in the video camera of the second embodiment, and FIGS. 15B to 15D are sheets for changing the size of the image frame used in the convex mirror. FIG.
16A is a perspective view showing a seventh aspect of the convex mirror used in the video camera of the second embodiment, and FIG. 16B is a sectional view of the convex mirror.
17A is a perspective view showing an eighth aspect of the convex mirror used in the video camera of the second embodiment, and FIG. 17B is a sectional view of the convex mirror.
FIG. 18 is a perspective view showing a video camera according to a third embodiment.
FIG. 19 is a perspective view of the main part of the video camera of the third embodiment.
FIG. 20 is a front view showing a usage state of the video camera of the third embodiment.
FIG. 21 is a perspective view of the video camera of the fourth embodiment.
FIG. 22 is an explanatory view showing the internal structure of a convex mirror used in the video camera of the fourth embodiment.
FIG. 23 is a perspective view showing a video camera according to a fifth embodiment.
FIG. 24 is a perspective view showing a usage state of the video camera of the fifth embodiment.
FIG. 25 is a perspective view showing a video camera according to a sixth embodiment.
FIG. 26 is a perspective view showing a video camera according to a seventh embodiment.
FIG. 27 is a perspective view showing the video camera of the seventh embodiment.
FIG. 28 is a partial perspective view showing the video camera of the seventh embodiment.
FIG. 29 is a perspective view showing a video camera of an eighth embodiment.
FIG. 30 is a partial perspective view showing the video camera of the eighth embodiment.
FIG. 31 is a perspective view showing a video camera according to a ninth embodiment.
32 is a perspective view showing a usage state of the video camera of the ninth embodiment. FIG.
FIG. 33 is a perspective view showing an application example using a video camera.
FIG. 34 is a perspective view showing a conventional video camera.
35 (a) and 35 (b) are perspective views showing a usage state of the conventional video camera.
[Explanation of symbols]
1A ~ 1H ... Video camera
5 ... Photography lens
6 ... Lens barrel (photographing means)
9. Shooting start / stop button (first shooting operation means)
9a ... Self-timer photographing button (second photographing operation means)

Claims

Photographing means for photographing the subject;
First shooting operation means for operating when shooting the subject;
Zooming operation means for operating the zoom magnification of the subject to be photographed by pressing a zoom button;
In a photographing apparatus having a second photographing operation means operated when photographing one's own figure as a subject,
When taking a picture of yourself as a subject, it has a convex mirror that reflects the size of the picture taken when the zoom magnification is set to the wide side,
When the first shooting operation means is operated, shooting starts at the zoom magnification operated by the zooming operation means,
When the second photographing operation means is operated, a control means for controlling the zoom magnification to be automatically set to the wide side from the zoom magnification operated by the zooming operation means before photographing is started. A photographing device comprising:
The second photographing operation means is configured to be capable of self-timer photographing in which photographing is started after a predetermined time has elapsed since the operation.
When the second photographing operation unit is operated, the zoom unit automatically controls the zoom magnification to the wide side while the control unit performs the predetermined time. apparatus.