JP3739239B2

JP3739239B2 - Axle device

Info

Publication number: JP3739239B2
Application number: JP35822399A
Authority: JP
Inventors: 衛小林
Original assignee: Ｔｃｍ株式会社
Priority date: 1999-12-17
Filing date: 1999-12-17
Publication date: 2006-01-25
Anticipated expiration: 2019-12-17
Also published as: JP2001171371A

Abstract

PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an axle device with both a differential gear body and a pinion cage compactly constituted while being a type supporting a drive pinion gear side at three points or more. SOLUTION: A passive ring gear 14 is provided in a differential gear 11 freely arranged inside a differential gear body 10. A drive pinion gear 22 capable of meshing with the ring gear 14 is rotatably supported by the pinion cage 20 and the pinion cage 20 is provided detachable to a differential gear body 10 side. The differential gear 11 is movable in a direction of a rotation axis 1 inside the differential gear body 10. The drive pinion gear 22 rotatably supports plural intermediate portions of a pinion gear shaft 23 in the pinion cage 20 by bearing means 24 and 25a. An inner end portion 23a of the pinion gear shaft 23 is rotatably supported in a supporting member 31 via a bearing means 30 and the supporting member 31 is connected to the pinion cage 20.

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば前部にバケット装置（作業装置）を装着した建設車両など各種車両に採用されるアクスル装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
たとえば大型の建設車両においては、トランスミッション（ドライブユニット側）からのプロペラシャフトが、フロントアクスル装置やリヤーアクスル装置の入力側（ドライブピニオンギヤ）に連動されている。そして、従来のこのようなアクスル装置としては、図４に示される構成が提供されている。
【０００３】
すなわち、デフボディ１０内にデファレンシャル１１が配設されており、このデファレンシャル１１は、デファレンシャルケース１２と、このデファレンシャルケース１２に連結具（ボルトなど）１３を介して連結された受動用のリングギヤ１４と、前記デファレンシャルケース１２内に配設されスパイダ１５を介して遊転自在に支持された一対のピニオンギヤ１６と、これらピニオンギヤ１６に常時噛合するように前記デファレンシャルケース１２内に配設された一対のサイドギヤ１７などにより構成されている。
【０００４】
そして、両サイドギヤ１７には、同一状の回転軸心１上で回転自在な一対のアクスルシャフト２が、スプライン嵌合などによって連動可能とされている。またデファレンシャルケース１２における回転軸心１の方向の両端部には、アクスルシャフト２側のケース体３に支持される軸受体１８が設けられている。なおケース体３は、デフボディ１０に対して連結自在に構成されている。
【０００５】
前記デフボディ１０は、前記回転軸心１に対して直交方向の一面が開放部１９に形成されるとともに、上方の面が上面開放部に形成されている。そして、上面開放部を通してデファレンシャル１１が、デフボディ１０内に落とし込み状に挿入可能とされ、その後に上面開放部はカバーによって閉塞されている。また、開放部１９はピニオンケージ２０により閉塞可能であり、ここでピニオンケージ２０はデフボディ１０に、連結具２１を介して着脱可能に連結される。
【０００６】
前記ピニオンケージ２０には、前記リングギヤ１４に常時噛合されるドライブピニオンギヤ２２が回転自在に支持されている。すなわち、内端側にドライブピニオンギヤ２２が設けられたピニオンギヤ軸２３の中間二箇所が、軸受手段（ベアリング装置）２４，２５を介してピニオンケージ２０に回転自在に支持されている。なおピニオンギヤ軸２３の外端部分にはフランジ２６が固定され、このフランジ２６に対してプロペラシャフトが連結可能となる。
【０００７】
上記のような従来のアクスル装置によると、プロペラシャフトの回転は、フランジ２６、ピニオンギヤ軸２３、ドライブピニオンギヤ２２、リングギヤ１４、デファレンシャルケース１２へと伝達され、以てデファレンシャル１１を介して一対のアクスルシャフト２に伝達されている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来構成によると、ドライブピニオンギヤ２２のピニオンギヤ軸２３が、図４の実線に示されるように、一対の軸受手段２４，２５による二点支持であることから、強度的に安定した支持を行うために軸受手段２４，２５間は十分に長いスパンＳ１とされ、それに応じてピニオンケージ２０が大きくなるなど、アクスル装置の全体が大型化されることになる。
【０００９】
これに対しては、たとえば図４の仮想線に示されるように、ピニオンギヤ軸２３の内端から内方突出部分２３ａを形成し、この内方突出部分２３ａを軸受手段３５を介してブラケット３６に回転自在に支持させ、このブラケット３６をデフボディ１０に連結させることが考えられる。この軸受手段３５を採用した構成によると、三個の軸受手段２４，２５ａ，３５による支持であることから、最も外側の軸受手段２５ａを、軸受手段２４に接近させて短いスパンＳ２にし得、それに応じてピニオンケージ２０は小さくなる。
【００１０】
しかし、上記したこの従来構成によると、デフボディ１０に一体のブラケット３６が壁となって存在することから、デファレンシャル１１をデフボディ１０内に落とし込み状に挿入して配設する際に、リングギヤ１４の最内面１４ａがブラケット３６を乗り越えるようにしなければならず、その乗り越え代（通過代）Ｌを確保するためには上面開放部、すなわちデフボディ１０を、回転軸心１の方向で大きくしなければならない。すなわち、短いスパンＳ２にしてピニオンケージ２０を小さくし得る反面、デフボディ１０が大きくなるなど、アクスル装置の全体の大型化は解決されないことになる。
【００１１】
そこで本発明の請求項１記載の発明は、ドライブピニオンギヤ側を三点以上で支持する形式でありながら、デフボディ、ピニオンケージともに小さく構成し得るアクスル装置を提供することを目的としたものである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明の請求項１記載のアクスル装置は、デフボディ内にデファレンシャルが配設自在であり、このデファレンシャルには、受動用のリングギヤが設けられるとともに、同一状の回転軸心上で回転自在な一対のアクスルシャフトが連動可能とされ、前記リングギヤに噛合可能なドライブピニオンギヤがピニオンケージに回転自在に支持されるとともに、このピニオンケージがデフボディ側に着脱可能とされたアクスル装置において、前記デファレンシャルは、デフボディ内において回転軸心の方向に移動自在とされ、前記ドライブピニオンギヤは、そのピニオンギヤ軸の中間複数箇所が軸受手段を介してピニオンケージに回転自在に支持されるとともに、ピニオンギヤ軸の内端部分が軸受手段を介して支持部材に回転自在に支持され、この支持部材はピニオンケージに連結されていることを特徴としたものである。
【００１３】
したがって請求項１の発明によると、アクスル装置の組み立てを行うに、まずデフボディ内にデファレンシャルを挿入させるが、その際にデフボディ内に他物（ブラケットなど）が存在しないため、上面開放部、すなわちデフボディが小さいものでありながら、挿入は支障なく行える。次いで、挿入させたデファレンシャルを、デフボディ内において回転軸心の方向に移動させる。この状態で、ピニオンケージの内側部分をデフボディ内に挿入させるが、その際にリングギヤ、すなわちリングギヤ最内面を移動させていることで、支持部材の遊端面は十分な通過代を持ってリングギヤの部分を通過し得、以てドライブピニオンギヤをリングギヤに対向し得る。
【００１４】
そしてピニオンケージをデフボディに連結させたのち、デファレンシャルをデフボディ内において逆方向に移動させ、以てリングギヤをドライブピニオンギヤに噛合させる。その後に、サイドギヤにアクスルシャフトを連動させる。
このようにしてアクスル装置の組み立てを行えるのであり、これによると、ピニオンギヤ軸を軸受手段群により三点以上で支持することから、最も外側の軸受手段を内側の軸受手段に接近させて短いスパンにし得、それに応じてピニオンケージを小さくし得る。さらに支持部材をピニオンケージに連結したことにより、デファレンシャルのデフボディ内への挿入は、上面開放部が小さいものでありながら支障なく行え、以てデフボディは大きくする必要はない。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図１〜図３に基づいて説明する。なお、本発明の実施の形態において、前述した従来例（図４）と、同一またはほぼ同一の構成物には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
すなわち図１〜図３において、１は回転軸心、２はアクスルシャフト、３はケース体、１０はデフボディ、１１はデファレンシャル、１２はデファレンシャルケース、１３は連結具、１４はリングギヤ、１５はスパイダ、１６はピニオンギヤ、１７はサイドギヤ、１８は軸受体、１９は開放部、２０はピニオンケージ、２１は連結具、２２はドライブピニオンギヤ、２３はピニオンギヤ軸、２３ａは内方突出部分、２４は軸受手段、２５ａは最も外側の軸受手段、２６はフランジ、Ｓ２は短いスパンをそれぞれ示している。
【００１６】
本発明の実施の形態においては、ピニオンギヤ軸２３の内端から内方突出部分（内端部分）２３ａが形成され、この内方突出部分２３ａは軸受手段３０を介して支持部材３１に回転自在に支持されている。そして支持部材３１は、ピニオンケージ２０に連結具３２を介して連結されている。ここで支持部材３１は、連結具３２を介してピニオンケージ２０の内側面に連結されるリング部３１Ａと、このリング部３１Ａから内方かつリングギヤ１４側へ伸びる腕部３１Ｂなどからなり、この腕部３１Ｂの端部分に前記軸受手段３０が設けられている。
【００１７】
前記デフボディ１０の両側壁部分には、ケース体３の端部分が嵌入自在な開口部２８が形成され、また少なくともリングギヤ１４側の側壁部分には、連結具１３が嵌入自在な孔部２９が形成されている。したがって前記デファレンシャル１１は、前記開口部２８内に軸受体１８を位置させるとともに、前記孔部２９内に連結具１３を位置させる状態で、デフボディ１０内において回転軸心１の方向に移動自在とされる。
【００１８】
以下に、上記した実施の形態における作用を説明する。
アクスル装置の組み立てを行うに、まずデフボディ１０内に、上面開放部を通してデファレンシャル１１を落とし込み状に挿入させるが、その際にデフボディ１０内には他物（ブラケットなど）が存在しないため、上面開放部、すなわちデフボディが小さいものでありながら、挿入は支障なく行える。次いで、挿入させたデファレンシャル１１を、デフボディ１０内において回転軸心１の方向に移動させ、以て図２に示されるように、その軸受体１８を開口部２８内に位置させるとともに、連結具１３を孔部２９内に位置させる。これによりスパイダ軸心１５Ａ、すなわちリングギヤ最内面１４ａを開口部２８側へ移動させる。
【００１９】
この状態で、前記開放部１９を通して、ピニオンケージ２０の内側部分をデフボディ１０内に挿入させるが、その際にリングギヤ１４、すなわちリングギヤ最内面１４ａを開口部２８側へ移動させていることで、支持部材３１の遊端面３１ａは十分な通過代を持ってリングギヤ１４の部分を通過し、以て図３に示されるように、ドライブピニオンギヤ２２をリングギヤ１４に対向させる。これにより、開放部１９をピニオンケージ２０により閉塞し得、そしてピニオンケージ２０をデフボディ１０に連結具２１を介して連結させる。
【００２０】
次いでデファレンシャル１１を、デフボディ１０内において回転軸心１から離れる方向に移動させ、以て図１に示されるように、リングギヤ１４をドライブピニオンギヤ２２に噛合させる。その後に、サイドギヤ１７にアクスルシャフト２をスプライン嵌合させるとともに、ケース体３を軸受体１８に外嵌させ、さらにケース体３をデフボディ１０に連結させる。
【００２１】
このようにしてアクスル装置の組み立てを行えるのであり、これによると、ピニオンギヤ軸２３を三個の軸受手段２４，２５ａ，３０により三点で支持することから、最も外側の軸受手段２５ａを、軸受手段２４に接近させて短いスパンＳ２にし得、それに応じてピニオンケージ２０を小さくし得る。
さらに軸受手段３０の支持部材３１をピニオンケージ２０に連結したことにより、デフボディ１０内に他物（ブラケットなど）が存在しないため、デファレンシャル１１のデフボディ１０内への挿入は、上面開放部、すなわちデフボディ１０が小さいものでありながら、何ら支障なく行える。
【００２２】
そして、デフボディ１０内にデファレンシャル１１を挿入させたのち、リングギヤ１４、すなわちデファレンシャル１１を回転軸心１の方向に少し移動させるのみで、十分な通過代をして支持部材３１をリングギヤ１４の部分で通過し得、したがってデフボディ１０は大きくする必要はない。
すなわち、短いスパンＳ２にしてピニオンケージ２０を小さくし得るとともに、デフボディ１０も大きくすることはなく、以てアクスル装置の全体を小型化し得る。
【００２３】
上記した実施の形態では、ピニオンギヤ軸２３の中間二箇所を軸受手段２４，２５ａにより支持しているが、このピニオンギヤ軸２３の中間は、二箇所以上の複数箇所で支持する形式であってもよい。
【００２４】
【発明の効果】
上記した本発明の請求項１によると、ピニオンギヤ軸を軸受手段群により三点以上で支持することから、最も外側の軸受手段を内側の軸受手段に接近させて短いスパンにでき、それに応じてピニオンケージを小さくできる。しかも支持部材をピニオンケージに連結したことにより、デフボディ内に他物（ブラケットなど）が存在しないため、デファレンシャルのデフボディ内への挿入は、上面開放部、すなわちデフボディが小さいものでありながら、何ら支障なく行うことができる。そして挿入させたのち、リングギヤ、すなわちデファレンシャルを回転軸心の方向に少し移動させるのみで、十分な通過代をして支持部材をリングギヤの部分で通過でき、したがってデフボディは大きくする必要はない。すなわち、ドライブピニオンギヤ側を軸受手段群により三点以上で支持する形式でありながら、短いスパンにしてピニオンケージを小さくできるとともに、デフボディを大きくすることもなく、以てアクスル装置の全体を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態の一例を示し、アクスル装置の横断平面図である。
【図２】同アクスル装置の組み立て時であって、デフボディ内にデファレンシャルを挿入し回転軸心の方向に移動させたときの横断平面図である。
【図３】同アクスル装置の組み立て時であって、デフボディ内にドライブピニオンギヤを挿入させたときの横断平面図である。
【図４】従来例を示し、アクスル装置の横断平面図である。
【符号の説明】
１回転軸心
２アクスルシャフト
３ケース体
１０デフボディ
１１デファレンシャル
１２デファレンシャルケース
１４リングギヤ
１４ａリングギヤ最内面
１５スパイダ
１６ピニオンギヤ
１７サイドギヤ
１８軸受体
１９開放部
２０ピニオンケージ
２２ドライブピニオンギヤ
２３ピニオンギヤ軸
２３ａ内方突出部分（内端部分）
２４軸受手段
２５ａ最も外側の軸受手段
２８開口部
２９孔部
３０軸受手段
３１支持部材
３１ａ遊端面
Ｓ２短いスパン[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an axle device employed in various vehicles such as a construction vehicle having a bucket device (working device) attached to the front portion.
[0002]
[Prior art]
For example, in a large construction vehicle, a propeller shaft from a transmission (drive unit side) is linked to an input side (drive pinion gear) of a front axle device or a rear axle device. As such a conventional axle device, a configuration shown in FIG. 4 is provided.
[0003]
That is, a differential 11 is disposed in the differential body 10, and the differential 11 includes a differential case 12, a passive ring gear 14 connected to the differential case 12 via a connector (bolt or the like) 13, A pair of pinion gears 16 disposed in the differential case 12 and supported so as to be freely rotatable via a spider 15, and a pair of side gears 17 disposed in the differential case 12 so as to always mesh with the pinion gears 16. Etc.
[0004]
A pair of axle shafts 2 that are rotatable on the same rotational axis 1 can be linked to both side gears 17 by spline fitting or the like. Also, bearing bodies 18 that are supported by the case body 3 on the axle shaft 2 side are provided at both ends of the differential case 12 in the direction of the rotation axis 1. The case body 3 is configured to be connectable to the differential body 10.
[0005]
In the differential body 10, one surface orthogonal to the rotation axis 1 is formed in the open portion 19, and an upper surface is formed in the upper surface open portion. Then, the differential 11 can be inserted into the differential body 10 in a drop shape through the upper surface opening portion, and thereafter, the upper surface opening portion is closed by a cover. The opening 19 can be closed by a pinion cage 20, and the pinion cage 20 is detachably connected to the differential body 10 via a connector 21.
[0006]
A drive pinion gear 22 that is always meshed with the ring gear 14 is rotatably supported by the pinion cage 20. That is, two intermediate positions of the pinion gear shaft 23 provided with the drive pinion gear 22 on the inner end side are rotatably supported by the pinion cage 20 via bearing means (bearing devices) 24 and 25. A flange 26 is fixed to the outer end portion of the pinion gear shaft 23, and a propeller shaft can be connected to the flange 26.
[0007]
According to the conventional axle device as described above, the rotation of the propeller shaft is transmitted to the flange 26, the pinion gear shaft 23, the drive pinion gear 22, the ring gear 14, and the differential case 12, and thus the pair of axle shafts via the differential 11. 2 is transmitted.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the above-described conventional configuration, the pinion gear shaft 23 of the drive pinion gear 22 is two-point support by the pair of bearing means 24 and 25 as shown by the solid line in FIG. For this purpose, the span between the bearing means 24 and 25 is set to a sufficiently long span S1, and the entire pinion cage 20 is enlarged accordingly.
[0009]
For example, as shown in phantom lines in FIG. 4, an inward projecting portion 23 a is formed from the inner end of the pinion gear shaft 23, and the inward projecting portion 23 a is attached to the bracket 36 via the bearing means 35. It is conceivable that the bracket 36 is connected to the differential body 10 by being rotatably supported. According to the configuration employing this bearing means 35, since it is supported by the three bearing means 24, 25 a, 35, the outermost bearing means 25 a can be brought close to the bearing means 24 to have a short span S 2. Accordingly, the pinion cage 20 becomes smaller.
[0010]
However, according to the above-described conventional configuration, since the bracket 36 integral with the differential body 10 is formed as a wall, when the differential 11 is inserted into the differential body 10 so as to be dropped, the outermost ring gear 14 is disposed. The inner surface 14a has to get over the bracket 36, and the upper surface opening portion, that is, the differential body 10 has to be enlarged in the direction of the rotation axis 1 in order to secure the ride-over allowance (passage allowance) L. In other words, while the pinion cage 20 can be made smaller with the short span S2, the increase in the size of the entire axle device, such as the larger differential body 10, is not solved.
[0011]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide an axle device in which both the differential body and the pinion cage can be made small while the drive pinion gear side is supported at three or more points.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the axle device according to claim 1 of the present invention can be provided with a differential in the differential body, and the differential is provided with a passive ring gear and has the same rotation. A pair of axle shafts that can rotate on the shaft center can be interlocked, and a drive pinion gear that can mesh with the ring gear is rotatably supported by the pinion cage, and this pinion cage can be attached to and detached from the differential body side. In the apparatus, the differential is movable in the direction of the rotational axis in the differential body, and the drive pinion gear is rotatably supported by the pinion cage via a bearing means at a plurality of intermediate positions of the pinion gear shaft, The inner end portion of the pinion gear shaft is supported by the bearing means. Rotatably supported on this support member is obtained by, characterized in that it is connected to the pinion cage.
[0013]
Therefore, according to the first aspect of the invention, when assembling the axle device, first, the differential is inserted into the differential body, but there is no other object (such as a bracket) in the differential body. Can be inserted without hindrance. Next, the inserted differential is moved in the direction of the rotation axis in the differential body. In this state, the inner part of the pinion cage is inserted into the differential body. At this time, the ring gear, that is, the innermost surface of the ring gear is moved, so that the free end surface of the support member has a sufficient passage allowance. So that the drive pinion gear can face the ring gear.
[0014]
Then, after the pinion cage is connected to the differential body, the differential is moved in the reverse direction in the differential body, so that the ring gear meshes with the drive pinion gear. After that, the axle shaft is interlocked with the side gear.
In this way, the axle device can be assembled. According to this, since the pinion gear shaft is supported by the bearing means group at three or more points, the outermost bearing means is brought close to the inner bearing means to shorten the span. And the pinion cage can be made smaller accordingly. Further, by connecting the support member to the pinion cage, the differential can be inserted into the differential body without any problem even though the upper surface opening portion is small, and the differential body need not be enlarged.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to FIGS. In the embodiment of the present invention, the same or substantially the same components as those in the conventional example (FIG. 4) described above are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted.
That is, in FIGS. 1 to 3, 1 is an axis of rotation, 2 is an axle shaft, 3 is a case body, 10 is a differential body, 11 is a differential, 12 is a differential case, 13 is a coupler, 14 is a ring gear, 15 is a spider, 16 is a pinion gear, 17 is a side gear, 18 is a bearing body, 19 is an opening, 20 is a pinion cage, 21 is a connector, 22 is a drive pinion gear, 23 is a pinion gear shaft, 23a is an inward projecting portion, 24 is a bearing means, 25a is the outermost bearing means, 26 is a flange, and S2 is a short span.
[0016]
In the embodiment of the present invention, an inward projecting portion (inner end portion) 23 a is formed from the inner end of the pinion gear shaft 23, and the inward projecting portion 23 a is rotatable to the support member 31 via the bearing means 30. It is supported. The support member 31 is connected to the pinion cage 20 via a connector 32. Here, the support member 31 includes a ring portion 31A connected to the inner surface of the pinion cage 20 via a connector 32, an arm portion 31B extending inwardly from the ring portion 31A and toward the ring gear 14, and the like. The bearing means 30 is provided at the end portion of the portion 31B.
[0017]
An opening 28 into which the end portion of the case body 3 can be fitted is formed in both side wall portions of the differential body 10, and a hole 29 into which the connector 13 can be fitted is formed at least in the side wall portion on the ring gear 14 side. Has been. Accordingly, the differential 11 is movable in the direction of the rotational axis 1 in the differential body 10 with the bearing body 18 positioned in the opening 28 and the connector 13 positioned in the hole 29. The
[0018]
The operation in the above embodiment will be described below.
In order to assemble the axle device, first, the differential 11 is inserted into the differential body 10 through the upper surface opening portion in a drop-down manner, but there is no other object (such as a bracket) in the differential body 10 at that time. That is, the insertion can be performed without any problem while the differential body is small. Next, the inserted differential 11 is moved in the direction of the rotational axis 1 in the differential body 10, so that the bearing body 18 is positioned in the opening 28 as shown in FIG. Is located in the hole 29. Thereby, the spider shaft center 15A, that is, the ring gear innermost surface 14a is moved to the opening 28 side.
[0019]
In this state, the inner portion of the pinion cage 20 is inserted into the differential body 10 through the opening portion 19. At this time, the ring gear 14, that is, the ring gear innermost surface 14 a is moved to the opening portion 28 side. The free end surface 31a of the member 31 passes through the ring gear 14 with a sufficient passing allowance so that the drive pinion gear 22 faces the ring gear 14 as shown in FIG. Thereby, the opening part 19 can be obstruct | occluded with the pinion cage 20, and the pinion cage 20 is connected with the differential body 10 via the connector 21. FIG.
[0020]
Next, the differential 11 is moved in a direction away from the rotational axis 1 in the differential body 10, and thus the ring gear 14 is engaged with the drive pinion gear 22 as shown in FIG. 1. Thereafter, the axle shaft 2 is spline fitted to the side gear 17, the case body 3 is externally fitted to the bearing body 18, and the case body 3 is coupled to the differential body 10.
[0021]
In this way, the axle device can be assembled. According to this, the pinion gear shaft 23 is supported by the three bearing means 24, 25a and 30 at three points, so that the outermost bearing means 25a is the bearing means. 24 can be reduced to a short span S2 and the pinion cage 20 can be made smaller accordingly.
Further, by connecting the support member 31 of the bearing means 30 to the pinion cage 20, there is no other object (such as a bracket) in the differential body 10, and therefore the insertion of the differential 11 into the differential body 10 is performed by opening the upper surface, that is, the differential body. Although 10 is small, it can be performed without any trouble.
[0022]
Then, after inserting the differential 11 into the differential body 10, the ring gear 14, that is, the differential 11 only needs to be moved slightly in the direction of the rotation axis 1, and the support member 31 is moved at the portion of the ring gear 14 with sufficient passage allowance. The differential body 10 need not be enlarged.
That is, the pinion cage 20 can be made small by setting the span S2 to be short, and the differential body 10 is not enlarged, so that the whole axle device can be miniaturized.
[0023]
In the above-described embodiment, the two intermediate portions of the pinion gear shaft 23 are supported by the bearing means 24 and 25a. However, the intermediate portion of the pinion gear shaft 23 may be supported at a plurality of two or more locations. .
[0024]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention described above, since the pinion gear shaft is supported by the bearing means group at three or more points, the outermost bearing means can be brought close to the inner bearing means to make a short span, and the pinion accordingly The cage can be made smaller. In addition, since the support member is connected to the pinion cage, there is no other object (such as a bracket) in the differential body. Therefore, the insertion of the differential into the differential body has no problem even though the top open portion, that is, the differential body is small. Can be done without. After the insertion, the ring gear, that is, the differential is moved slightly in the direction of the rotation axis, and the support member can be passed through the ring gear with a sufficient passing margin. Therefore, it is not necessary to enlarge the differential body. In other words, while the drive pinion gear side is supported at three or more points by the bearing means group, the pinion cage can be made smaller with a short span, and the entire axle device can be downsized without increasing the differential body. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional plan view of an axle device showing an example of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional plan view when the differential is inserted into the differential body and moved in the direction of the rotation axis when the axle device is assembled.
FIG. 3 is a transverse plan view when the axle device is assembled and a drive pinion gear is inserted into the differential body.
FIG. 4 is a cross-sectional plan view of an axle device showing a conventional example.
[Explanation of symbols]
1 Rotating shaft center 2 Axle shaft 3 Case body 10 Differential body 11 Differential 12 Differential case 14 Ring gear 14a Ring gear innermost surface 15 Spider 16 Pinion gear 17 Side gear 18 Bearing body 19 Opening portion 20 Pinion cage 22 Drive pinion gear 23 Pinion gear shaft 23a Inwardly projecting portion ( Inner end part)
24 bearing means 25a outermost bearing means 28 opening 29 hole 30 bearing means 31 support member 31a free end surface S2 short span

Claims

A differential can be arranged in the differential body. The differential is provided with a passive ring gear, and a pair of axle shafts that can rotate on the same rotational axis can be interlocked to mesh with the ring gear. A possible drive pinion gear is rotatably supported by the pinion cage, and in the axle device in which the pinion cage is detachable on the differential body side, the differential is movable in the direction of the rotation axis in the differential body, In the drive pinion gear, a plurality of intermediate positions of the pinion gear shaft are rotatably supported by the pinion cage via the bearing means, and the inner end portion of the pinion gear shaft is rotatably supported by the support member via the bearing means, This support member is connected to the pinion cage Axle and wherein the door.