JP3738701B2 - System setting method in transaction processing system - Google Patents

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【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はトランザクション処理システムにおけるシステム設定方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
トランザクション処理は、いわゆるオンラインリアルタイム処理であり、与えられた情報を即時に処理し、その結果を必要な場所で受け取ることを可能にするコンピュータシステムである。処理を要求する側をクライアント、要求された処理を実行して結果を返す側をサーバと呼び、一般に端末装置側にクライアントアプリケーション（クライアントアプリケーションプログラムの略）が設けられ、端末装置と通信回線を介して接続されたホストコンピュータ側にサーバアプリケーション（サーバアプリケーションプログラムの略）が設けられる。
【０００３】
クライアントアプリケーションからサーバアプリケーションへは、一つの論理的な処理要求単位であるトランザクションが送信される。サーバアプリケーションは、予め設定されたシステム設定情報に従ってトランザクションを処理し、その結果をクライアントアプリケーションに返す。ここで、システム設定情報としては、環境変数、トランザクションのタイムアウト時間など各種の情報がある。また、一般に即時性を確保するため、サーバアプリケーションは複数設けられ、複数のトランザクションが同時並行的に処理される。トランザクションを個々のサーバアプリケーションに分配する方式には、全てのサーバアプリケーションに共通なキュー（待ち行列）に到着トランザクションを一旦格納し、任意のサーバアプリケーションがそのキューからトランザクションを引き出す方式と、前記キューを各サーバアプリケーション毎に設け、到着トランザクションをどのキューに格納するかで当該トランザクションを実行するサーバアプリケーションが決定される方式とがある。しかし、後者の方式は、トランザクションを到着順に処理する制御が難しいことや、複数のサーバアプリケーションの負荷を分散する制御が難しいことなどの問題があり、通常は前者の方式が良く用いられる。
【０００４】
図１０に、この種のトランザクション処理システムの従来構成を示す。同図に示すように、従来のトランザクション処理システムは、トランザクション要求を行うクライアントアプリケーション１と、クライアントアプリケーション１からのトランザクション要求を受け付ける端末送受信部２と、トランザクション処理システム全体を管理し、オペレータからのシステム設定変更などを受け付けるマネージャ３ａと、システム設定情報を格納するシステム設定情報テーブル９と、クライアントアプリケーション１からのトランザクション要求をキューイングする受信キュー５と、キューイングされたトランザクション要求を実行する複数のサーバアプリケーション４ａと、トランザクション実行結果をキューイングする送信キュー７とから構成されている。
【０００５】
このような構成を有する従来のトランザクション処理システムは次のように動作する。
【０００６】
システム設定情報テーブル９には事前に必要なシステム設定情報が格納されている。システム起動時、各サーバアプリケーション４ａは、その初期化処理の一環として、システム設定情報テーブル９を参照し、オペレーティングシステムが提供するＡＰＩ（Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｐｒｏｇｒａｍｍｉｎｇ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）等を使ってシステム設定を行い、システム設定情報テーブル９に設定されたシステム設定を自アプリケーションに反映する。そして、受信キュー５にトランザクション要求が存在するか否かを監視し、存在した場合にはトランザクション要求を引き取って実行し、その処理結果を送信キュー７へ格納して、再び受信キュー５にトランザクション要求が存在するか否かを監視する処理に戻るといったループ処理を実行する。
【０００７】
他方、端末送受信部２は、クライアントアプリケーション１からトランザクション要求があると、それを受信キュー５に格納する。また、送信キュー７にトランザクション処理結果が格納されると、それを引き取ってクライアントアプリケーション１に返却する処理を行う。
【０００８】
マネージャ３ａは、システム運用中にオペレータからシステム設定情報の変更要求を受けると、システム設定情報テーブル９を更新する。この更新内容はサーバアプリケーション４ａのシステム設定には即反映されず、サーバアプリケーション４ａの次回の再起動時に反映されることになる。
【０００９】
別の従来例として、各サーバアプリケーション４ａは、個々のトランザクションを実行する直前にシステム設定情報テーブル９を参照し、変更されたシステム設定情報を自身のシステム設定に反映させるものも考えられている。
【００１０】
他方、本発明に関連する従来文献としては、特開２０００−２５０７６７号公報（以下、文献１）、特開平１１−２５９３４６号公報（以下、文献２）、特開平８−１３７６９７号公報（以下、文献３）がある。文献１および文献２は、クライアントからのトランザクションをキューを介してサーバに受け渡す点で本発明と類似するが、システム設定情報の動的な変更に関しては記載されていない。文献３は、システム設定の変更をシステム運用中に行う点で本発明と類似するが、自律分散型システムを対象としており、オペレータから与えられるシステム設定変更情報をシステム運用中に反映するものではない。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来のトランザクション処理システムでは、各サーバアプリケーション４ａは、システム設定情報テーブル９に従ったシステム設定処理を自プログラムの起動時のみに実施している。このため、オペレータがシステム運用中にシステム設定情報テーブル９の内容を変更しても、各サーバアプリケーション４ａのシステム設定をリアルタイムに変更できない課題があった。
【００１２】
また、各サーバアプリケーション４ａが個々のトランザクションを実行する直前にシステム設定情報テーブル９を参照してシステム設定の変更を行う構成によれば、システム運用中におけるシステム設定変更は可能になるが、トランザクション実行直前にシステム設定情報テーブル９を参照してシステム設定をやり直す処理が必ず走行するため、トランザクションのレスポンス時間が極端に長くなる課題があった。
【００１３】
そこで本発明の目的は、トランザクションのレスポンス時間をむやみに増大させることなく、オペレータから要求のあったシステム設定変更を起動中のサーバアプリケーションにリアルタイムに反映し得るようにすることにある。
【００１４】
【課題を解決するための手段】
本発明の第１のトランザクション処理システムにおけるシステム設定方法は、
複数のサーバアプリケーションプログラムに共通なトランザクション用受信キュー、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムに共通なトランザクション用送信キュー、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムに１対１に対応する複数の設定変更用受信キュー、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムに共通な設定変更用送信キュー、及び、
複数種別のシステム設定情報を格納するシステム設定情報テーブルを、
ホストコンピュータに読み取り可能な記録媒体に保持し、
端末装置から、通信回線を介して、トランザクション要求を受信し、当該トランザクション要求を、前記トランザクション用受信キューにキューイングし、前記トランザクション用送信キューにキューイングされたトランザクション処理結果を前記端末装置に送信する、端末送受信部を備えた、
前記ホストコンピュータ、
を備えたトランザクション処理システムにおけるシステム設定方法であって、
前記ホストコンピュータは、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムの各々に基づいて、前記システム設定情報テーブルに格納された前記システム設定情報を参照し、当該サーバアプリケーションプログラムに対しシステム設定を行う、第１の処理と、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムの各々及び当該サーバアプリケーションプログラムに対して行われた前記システム設定の内容に基づいて、前記トランザクション用受信キューを定期的に監視し、前記トランザクション用受信キューにキューイングされた前記トランザクション要求を取り出し、当該トランザクション要求に基づいてトランザクションを実行し、その結果を含むトランザクション処理結果を前記トランザクション用送信キューにキューイングする、第２の処理と、
マネージャプログラムに基づいて、オペレータから、特定の種別のシステム設定情報を含むシステム設定変更要求、及び、前記第１の処理の、当該システム設定情報にかかる部分を、前記サーバアプリケーションプログラムを再起動せずに実行する必要があるか否かを指定する指定情報を受け付け、当該システム設定情報を、前記システム設定情報テーブルに格納し、前記指定情報により再起動せずに実行する必要があることが指定された場合に、前記システム設定変更要求を、前記設定変更用受信キューにキューイングする、第３の処理と、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムの各々に基づいて、前記設定変更用受信キューを定期的に監視し、前記設定変更用受信キューにキューイングされた前記システム設定変更要求を取り出し、前記第１の処理の、当該システム設定変更要求に含まれる前記システム設定情報にかかる部分を実行し、その結果を含むシステム設定変更結果を前記設定変更用送信キューにキューイングする、第４の処理と、
前記マネージャプログラムに基づいて、前記設定変更用送信キューにキューイングされた前記システム設定変更結果を取り出し、前記オペレータに通知する、第５の処理と、
を実行することを特徴とする。
また、本発明の第２のトランザクション処理システムにおけるシステム設定方法は、
複数のサーバアプリケーションプログラムに共通なトランザクション用受信キュー、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムに共通なトランザクション用送信キュー、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムに１対１に対応する複数の設定変更用受信キュー、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムに共通な設定変更用送信キュー、
複数種別のシステム設定情報を格納するシステム設定情報テーブル、及び、
前記システム設定情報の種別を、前記サーバアプリケーションプログラムを再起動する必要のあるタイプと、必要のないタイプとに分類して各々一覧したタイプ別一覧情報を、
ホストコンピュータに読み取り可能な記録媒体に保持し、
端末装置から、通信回線を介して、トランザクション要求を受信し、当該トランザクション要求を、前記トランザクション用受信キューにキューイングし、前記トランザクション用送信キューにキューイングされたトランザクション処理結果を前記端末装置に送信する、端末送受信部を備えた、
前記ホストコンピュータ、
を備えたトランザクション処理システムにおけるシステム設定方法であって、
前記ホストコンピュータは、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムの各々に基づいて、前記システム設定情報テーブルに格納された前記システム設定情報を参照し、当該サーバアプリケーションプログラムに対しシステム設定を行う、第１の処理と、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムの各々及び当該サーバアプリケーションプログラムに対して行われた前記システム設定の内容に基づいて、前記トランザクション用受信キューを定期的に監視し、前記トランザクション用受信キューにキューイングされた前記トランザクション要求を取り出し、当該トランザクション要求に基づいてトランザクションを実行し、その結果を含むトランザクション処理結果を前記トランザクション用送信キューにキューイングする、第２の処理と、
マネージャプログラムに基づいて、オペレータから、特定の種別のシステム設定情報を含むシステム設定変更要求を受け付け、当該システム設定情報を、前記システム設定情報テーブルに格納し、前記タイプ別一覧情報を参照し、前記特定の種別が、前記サーバアプリケーションプログラムを再起動する必要のないタイプに分類されている場合に、前記第１の処理の、当該システム設定情報にかかる部分を、前記サーバアプリケーションプログラムを再起動せずに実行する必要があると判断し、前記システム設定変更要求を、前記設定変更用受信キューにキューイングする、第３の処理と、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムの各々に基づいて、前記設定変更用受信キューを定期的に監視し、前記設定変更用受信キューにキューイングされた前記システム設定変更要求を取り出し、前記第１の処理の、当該システム設定変更要求に含まれる前記システム設定情報にかかる部分を実行し、その結果を含むシステム設定変更結果を前記設定変更用送信キューにキューイングする、第４の処理と、
前記マネージャプログラムに基づいて、前記設定変更用送信キューにキューイングされた前記システム設定変更結果を取り出し、前記オペレータに通知する、第５の処理と、
を実行することを特徴とする。
【００１５】
また、本発明の第３のトランザクション処理システムにおけるシステム設定方法は、第１または第２のトランザクション処理システムにおけるシステム設定方法において、
前記システム設定変更要求に、さらに前記複数のサーバアプリケーションプログラムの全てを対象とするか、特定の前記サーバアプリケーションプログラムを対象とするかを指定する情報を含み、
前記指定する情報によって、前記複数のサーバアプリケーションプログラムの全てを対象とすることが指定された場合には、前記システム設定変更要求を前記設定変更用受信キューの全てにキューイングし、
前記指定する情報によって、特定の前記サーバアプリケーションプログラムを対象とすることが指定された場合には、前記システム設定変更要求を前記特定のサーバアプリケーションプログラムに対応する前記設定変更用受信キューにキューイングすることを特徴とする。
【００１６】
また、本発明の第４のトランザクション処理システムにおけるシステム設定方法は、第１、第２または第３のトランザクション処理システムにおけるシステム設定方法において、
前記ホストコンピュータは、前記サーバアプリケーションプログラムの各々に基づいて、当該サーバアプリケーションプログラムの起動時に、前記システム設定情報テーブルを参照して当該サーバアプリケーションプログラムに対するシステム設定を行うことを特徴とする。
【００１７】
【作用】
本発明のトランザクション処理システムにおけるシステム設定方法にあっては、オペレータからシステム設定変更要求が入力されると、マネージャが、そのシステム設定変更要求を各サーバアプリケーションに１対１に対応する設定変更用受信キューにキューイングする。各サーバアプリケーションは、自アプリケーションに対応する設定変更用受信キューをトランザクション用受信キューと同様に定期的に監視しており、システム設定変更要求がキューイングされていることを検知すると、それを取り出して実行することにより自アプリケーションにおけるシステム設定を変更する。
【００１８】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態の例について図面を参照して詳細に説明する。
【００１９】
先ず、トランザクション処理システムにおけるシステム設定情報について説明する。
【００２０】
トランザクション処理システムが管理対象とする資源は、端末装置やキュー、サーバアプリケーション等、多種多様であり、従ってシステム設定情報も各種存在するが、本発明で扱うシステム設定情報は、主にサーバアプリケーションに関連するものである。以下に、サーバアプリケーションに関連するシステム設定情報の例を示す。
【００２１】
（１）タイプ１
（ａ）プロセス（スレッド）のスタックサイズ
（ｂ）初期化処理の実行タイムアウト時間
（ｃ）プログラムの起動時の引数
【００２２】
（２）タイプ２
（ａ）プロセスの環境変数
（ｂ）トレースの出力レベル
（ｃ）データベースのコネクション再接続
（ｄ）プロセスの優先度
（ｅ）トランザクションのタイムアウト時間
（ｆ）トランザクションの優先度
【００２３】
タイプ１は、サーバアプリケーションを再起動しないと有効にならないシステム設定情報であり、タイプ２は、サーバアプリケーションを再起動しなくても、サーバアプリケーションが自身のシステム設定を起動中に変更すれば有効になるシステム設定情報である。タイプ２のシステム設定情報は更に、各サーバアプリケーション毎に設定できるもの（ａ）〜（ｄ）と、全てのサーバアプリケーションで共通なもの（ｅ）、（ｆ）とに分けることができる。なお、タイプ１で例示した各システム設定情報は全てサーバアプリケーション毎に設定できるものである。本発明では、このようなタイプ２のシステム設定情報をリアルタイムに変更しようとするものである。以下、タイプ２に属するシステム設定情報について簡単に説明する。
【００２４】
（ａ）プロセスの環境変数
環境変数とはプロセス単位で個別に設定できる変数のことで、ＯＳ（オペレーティングシステム）によって提供される。環境変数は変数の名前と値の組み合わせで構成される。各プロセス（サーバアプリケーション）は、当該システム設定情報で指定された環境変数について、ＯＳが提供するＡＰＩを使用することにより、自プロセス用の環境変数を作成したり、その値を変更することができる。また既存の製品と連携する場合、その既存の製品が指定する環境変数を作成し値を設定することにより連携が可能となる。例えば、データベースＯＲＡＣＬＥと連携を行う場合、環境変数ＯＬＡＣＬＥ−ＨＯＭＥやＯＬＡＣＬＥ−ＳＩＤを作成し設定する。一般的な環境変数の例とその使用例を以下に示す。
○一般的な環境変数例：
ＰＡＴＨ：プログラム実行モジュールの検索ディレクトリ順序を示す。
ＬＡＮＧ：使用する言語と文字コードを示す。
ＨＯＭＥ：ホームディレクトリを示す。
○使用例：
・プログラム実行モジュール検索ディレクトリに新たなディレクトリを追加する→環境変数ＰＡＴＨを変更する。
・使用している言語を英語から日本語に変更する
→環境変数ＬＡＮＧを変更する。
・ＯＬＡＣＬＥと連携するために環境変数ＯＬＡＣＬＥ−ＨＯＭＥやＯＬＡＣＬＥ−ＳＩＤを作成する。
【００２５】
（ｂ）トレースの出力レベル
このシステム設定情報は、各プロセス（サーバアプリケーション）でデバッグ目的などでトレースを出力させたい場合のトレースの出力の有無とそのレベル（詳細レベル、概要レベル等）を設定する際に使用される。
【００２６】
（ｃ）データベースのコネクション再接続
そのプロセス（サーバアプリケーション）がデータベースと接続している場合、プロセス起動中に何らかの要因でデータベースが異常終了してしまった場合、データベースとの接続は切断されてしまう。データベースが復旧したときに、データベースと連携を再び開始するには切断されたデータベースとの接続を行う必要がある。通常、データベースへの接続はコストが高いためプロセスの初期化時に行い、終了するまで初期化時に作成した接続を利用する。ここでプロセス稼働中にデータベースが異常終了した場合（コネクションが切断された場合）、通常再接続を行うためには、プロセスの再起動が必要になるが、この再接続動作をプロセス稼働中に行うか否かを設定するのが、このシステム設定情報である。
【００２７】
（ｄ）プロセスの優先度
ＯＳの機能によって、優先度の高いプロセス（サーバアプリケーション）はＣＰＵを優先的に割り当てられる。各プロセスの優先度を指定するのがこのシステム設定情報である。
【００２８】
（ｅ）トランザクションのタイムアウト時間
各プロセス（サーバアプリケーション）がクライアントアプリケーションからの要求によりトランザクションを実行するときに、そのトランザクションにタイムアウト時間を設け、タイムアウト時間内に処理が終了しない場合は、その処理を打ち切り、クライアントアプリケーションにトランザクション実行タイムアウトを返却する。これは、サーバ、クライアントが無応答の状態になるのを防ぐためである。そのためにタイマが使用される。そのタイマ値を定めるのが、このシステム設定情報である。
【００２９】
（ｆ）トランザクションの優先度
トランザクション毎に優先度を設け、優先度の高い要求がキューイングされた場合は、他の要求より優先して実行する。その際、優先度に応じてキューイング位置を決定し、最高優先度のトランザクション要求は常にキューの先頭に格納される。一般にトランザクションには、その種類に応じた識別子が付与されるが、各識別子毎のトランザクション優先度を指定するのが、このシステム設定情報である。
【００３０】
次に、上述のようなシステム設定情報をシステム運用中に動的に変更する機能を持つ本発明の実施の形態について説明する。
【００３１】
図１を参照すると、本発明の実施の形態にかかるトランザクション処理システムは、端末装置Ｔと、この端末装置Ｔに通信回線Ｌを通じて接続されたホストコンピュータＨとで構成される。図１には、端末装置Ｔは１台しか図示していないが、一般には複数の端末装置が存在する。
【００３２】
端末装置Ｔには、トランザクション要求を行うクライアントアプリケーション１が実装されている。クライアントアプリケーション１は、ホストコンピュータＨに対してトランザクション要求を行う場合、１つ又は複数のメッセージ及びトランザクション識別子を含むトランザクションを、通信回線Ｌを介してホストコンピュータＨに送信する。
【００３３】
ホストコンピュータＨには、端末送受信部２、マネージャ３、複数のサーバアプリケーション４−１〜４−３、全サーバアプリケーション４−１〜４−３に共通に設けられたトランザクション用受信キュー５及び送信キュー７、各サーバアプリケーション４−１〜４−３毎に設けられた設定変更用受信キュー６−１〜６−３、全サーバアプリケーション４−１〜４−３に共通に設けられた設定変更用送信キュー８、及びシステム設定情報テーブル９が実装されている。オペレーティングシステムや、各サーバアプリケーション４−１〜４−３が参照更新するデータベースも存在するが、図示は省略してある。
【００３４】
トランザクション用受信キュー５は、クライアントアプリケーション１から送られてきたトランザクションを保持するキューであり、トランザクション用送信キュー７はサーバアプリケーション４−１〜４−３のトランザクション処理結果を保持するキューである。これらは従来システムにおいても用意されていたキューである。これに対して、設定変更用受信キュー６−１〜６−３及び設定変更用送信キュー８は本発明において新たに設けたキューである。
【００３５】
設定変更用受信キュー６−１〜６−３は、サーバアプリケーション４−１〜４−３と１対１に対応して設けられており、対応するサーバアプリケーションに対するシステム設定変更要求を保持するキューである。また、設定変更用送信キュー８は、サーバアプリケーション４−１〜４−３が設定変更要求を処理した結果を保持するキューである。このキュー８はキュー６−１〜６−３と異なり全サーバアプリケーション４−１〜４−３で共通に設けられている。
【００３６】
システム設定情報テーブル９は、従来システムにおけるものと同様にシステム設定情報を保持するテーブルである。前述したタイプ１、タイプ２の全てのシステム設定情報を保持する。マネージャ３は、トランザクション処理システム全体を管理するプログラムである。従来のマネージャとの相違点はシステム設定変更処理機能にある。従来のマネージャは、オペレータ１０から入力されたシステム設定変更をシステム設定情報テーブル９に反映するだけであったが、本実施形態のマネージャ３は、それに加えて、オペレータ１０から入力されたシステム設定変更の対象となるシステム設定情報がタイプ１か、タイプ２かを判別する機能、タイプ２のシステム設定情報にかかるシステム設定変更要求の場合には、更にシステム設定変更が特定のサーバアプリケーションを対象とするものか、全サーバアプリケーションを対象とするものかを判別する機能、特定のサーバアプリケーションを対象とするシステム設定変更要求であった場合、該当するサーバアプリケーション４−１〜４−３に対応する設定変更用受信キュー６−１〜６−３に当該システム設定変更要求をキューイングする機能、全サーバアプリケーションを対象とするシステム設定変更要求であった場合、各サーバアプリケーション４−１〜４−３に対応する設定変更用受信キュー６−１〜６−３の全てに当該システム設定変更要求をキューイングする機能、設定変更用送信キュー８からシステム設定変更結果を取り出し、オペレータ１０にシステム設定変更の処理完了を通知する機能を備えている。
【００３７】
各サーバアプリケーション４−１〜４−３は、その起動時にシステム設定情報テーブル９を参照してシステム設定処理を行い、以後、トランザクション用受信キュー５にキューイングされているトランザクションを処理してその結果をトランザクション用送信キュー７にキューイングするといった従来システムにおけるサーバアプリケーションと同様な処理を行うと共に、自アプリケーションに対応する設定変更用受信キュー６−１〜６−３にシステム設定変更要求が存在するか否かを定期的に監視する機能、存在したシステム設定変更要求に従って自アプリケーションにおけるシステム設定変更を行う機能、システム設定変更の処理結果を設定変更用送信キュー８にキューイングする機能を備えている。
【００３８】
端末送受信部２は、従来システムにおけるものと同様に、クライアントアプリケーション１から送られてくるトランザクションをトランザクション用受信キュー５にキューイングし、トランザクション用送信キュー７にトランザクション処理結果が保持されていれば、それを引き出してクライアントアプリケーション１に送信する機能を持つ。
【００３９】
次に、本実施の形態の概略動作を図２〜図７を参照して説明する。
【００４０】
（１）サーバアプリケーション起動時
サーバアプリケーション４−１〜４−３は起動されると、初期化処理の一環として、図２に示すようにシステム設定情報テーブル９を参照し((1)) 、自アプリケーションのシステム設定を行う。
【００４１】
（２）クライアントアプリケーション１からのトランザクションの処理
図３に示すように、クライアントアプリケーション１からトランザクション要求が送信されると((1)) 、端末送受信部２がこれを受信し、トランザクション用受信キュー５にキューイングする((2)) 。トランザクション用受信キュー５にキューイングされたトランザクション要求は、複数のサーバアプリケーション４−１〜４−３の内の任意の１つのサーバアプリケーション４−ｉ（図３の場合は４−１）がこれを取り出し((3)) 、実行して、結果をトランザクション用送信キュー７にキューイングする((4)) 。端末送受信部２は、トランザクション用送信キュー７からトランザクション結果を取り出し((5)) 、クライアントアプリケーション１へ送信する((6)) 。
【００４２】
（３）システム設定変更
（Ａ）タイプ１のシステム設定情報の変更
図４に示すように、オペレータ１０が、タイプ１に属するシステム設定情報の変更要求を入力すると((1)) 、マネージャ３は、システム設定情報テーブル９中の当該システム設定変更要求で変更が要求されたシステム設定情報を、要求された通りに変更し((2)) 、処理を終える。この場合、各サーバアプリケーション４−１〜４−３の再起動時に各サーバアプリケーション４−１〜４−３がシステム設定情報テーブル９を参照することにより当該変更されたシステム設定が反映される。
【００４３】
（Ｂ）タイプ２のシステム設定情報のうち全サーバアプリケーションを対象とするシステム設定情報の変更
図５に示すように、オペレータ１０が、タイプ２に属するシステム設定情報で且つ全サーバアプリケーション４−１〜４−３を対象とするシステム設定情報の変更要求を入力すると((1)) 、マネージャ３は、システム設定情報テーブル９中の当該システム設定変更要求で変更が要求されたシステム設定情報を、要求された通りに変更した後((2)) 、各サーバアプリケーション４−１〜４−３に対応する設定変更用受信キュー６−１〜６−３の全てに当該システム設定変更要求をキューイングする((3)) 。各サーバアプリケーション４−１〜４−３は、自アプリケーション４−１〜４−３に対応する設定変更用受信キュー６−１〜６−３を定期的に監視しており、キューイングされているシステム設定変更要求を見つけると、それを取り出す((4)) 。そして、各サーバアプリケーション４−１〜４−３は、そのシステム設定変更要求に従って自アプリケーションにおけるシステム設定変更を行い、処理結果を設定変更用送信キュー８にキューイングする((5)) 。マネージャ３は、全てのサーバアプリケーション４−１〜４−３からの設定変更完了を示す処理結果を、設定変更用送信キュー８から取り出した時点で((6)) 、オペレータ１０に設定変更結果を通知する((7)) 。
【００４４】
（Ｃ）タイプ２のシステム設定情報のうち特定のサーバアプリケーションを対象とするシステム設定情報の変更
図６に示すように、オペレータ１０が、タイプ２に属するシステム設定情報で且つ特定のサーバアプリケーション（図６の例では４−１）を対象とするシステム設定情報の変更要求を入力すると((1)) 、マネージャ３は、システム設定情報テーブル９中の当該システム設定変更要求で変更が要求されたシステム設定情報を、要求された通りに変更した後((2)) 、サーバアプリケーション４−１に対応する設定変更用受信キュー６−１に当該システム設定変更要求をキューイングする((3)) 。サーバアプリケーション４−１は、自アプリケーションに対応する設定変更用受信キュー６−１を定期的に監視しており、キューイングされているシステム設定変更要求を見つけると、それを取り出す((4)) 。そして、そのシステム設定変更要求に従って自アプリケーションにおけるシステム設定変更を行い、処理結果を設定変更用送信キュー８にキューイングする((5)) 。マネージャ３は、サーバアプリケーション４−１からの設定変更完了を示す処理結果を、設定変更用送信キュー８から取り出した時点で((6)) 、オペレータ１０に設定変更結果を通知する((7)) 。
【００４５】
図７は各サーバアプリケーション４−１〜４−３の処理例を示すフローチャート、図８は端末送受信部２の処理例を示すフローチャート、図９はマネージャ３の処理例を示すフローチャートである。各サーバアプリケーション４−１〜４−３、端末送受信部２およびマネージャ３用の各プログラム並びに各キュー５、６−１〜６−３、７、８やシステム設定情報テーブル９の構成データは、半導体メモリ、磁気ディスク等の機械的に読み取り可能な記録媒体に格納されている。この記録媒体に格納されたプログラムやデータはホストコンピュータに読み取られ、ホストコンピュータの動作を制御することにより、ホストコンピュータ上に各サーバアプリケーション４−１〜４−３、端末送受信部２およびマネージャ３並びに各キュー５、６−１〜６−３、７、８やシステム設定情報テーブル９を実現する。以下、図７乃至図９のフローチャートを参照して、本実施の形態の動作をより詳細に説明する。
【００４６】
（１）サーバアプリケーション起動時
システム設定情報テーブル９には、タイプ１及びタイプ２の各システム設定情報の初期値や前回の運転終了時における各システム設定情報が例えば外部の補助記憶装置からロードされている。システム立ち上げ時、サーバアプリケーション４−１〜４−３が起動されると、初期化処理の一環として、システム設定情報テーブル９を参照し、このテーブル９に設定されたタイプ１及びタイプ２のシステム設定を自アプリケーションで有効にするためＡＰＩ等を使って各自システム設定を行う。そして、各サーバアプリケーション４−１〜４−３は、図７に示した処理を開始する。
【００４７】
（２）クライアントアプリケーション１からのトランザクションの処理
クライアントアプリケーション１から送信されてきたトランザクション要求は端末送受信部２で受信される。端末送受信部２は図８に示すように、クライアントアプリケーション１からのトランザクション要求があるかどうか、またはサーバアプリケーション４−１〜４−３からのトランザクション処理結果がトランザクション用送信キュー７にキューイングされているかどうかの監視を開始する（Ｓ２１）。クライアントアプリケーション１からトランザクション要求があった場合（Ｓ２２）、その要求を受け付けトランザクション用受信キュー５に当該トランザクション要求をキューイングする (Ｓ２３）。
【００４８】
各サーバアプリケーション４−１〜４−３は、図７のステップＳ１１において、トランザクション用受信キュー５にトランザクションがキューイングされているかどうか、自アプリケーションに対応する設定変更用受信キュー６−１〜６−３にシステム設定変更要求がキューイングされているかどうかを監視しており、端末送受信部２がトランザクション用受信キュー５にキューイングしたトランザクション要求を最初に見つけたサーバアプリケーション４−ｉ（ｉ＝１、２、３）がそれを取り出す。当該サーバアプリケーション４−ｉは、取り出した要求がトランザクション要求か、システム設定変更要求かを判別し（Ｓ１２）、今の場合、トランザクション要求なので、そのトランザクションを実行し、結果をトランザクション用送信キュー７にキューイングする（Ｓ１３）。
【００４９】
トランザクション用送信キュー７にキューイングされたトランザクション結果は、端末送受信部２における図８のステップＳ２１で検知され、クライアントアプリケーション１へトランザクション結果として送信される（Ｓ２４）。
【００５０】
なお、端末送受信部２および各サーバアプリケーション４−１〜４−３がトランザクション用受信キュー５及びトランザクション用送信キュー７をアクセスする際には、排他制御が行われる。
【００５１】
（３）システム設定変更
オペレータ１０は、システム運用中にシステム設定情報を変更する場合、システム設定変更要求を、図示しないコンソール等の入出力手段からマネージャ３に入力する。オペレータが入力するシステム設定変更要求には、変更対象となるシステム設定情報を特定する情報、その変更後の値、リアルタイムに反映するか否か（つまり、タイプ２か否か）、全サーバアプリケーションを対象とするのか、特定の１つのサーバアプリケーションを対象とするのかの指定が含まれる。特定の１つのサーバアプリケーションを対象とする場合にはそのサーバアプリケーションを指定する識別子などの情報も含まれる。
【００５２】
マネージャ３は図９に示すように、オペレータ１０からのシステム設定変更要求があるかどうかを監視しており（Ｓ３１）、システム設定変更要求を検知すると、先ず、システム設定情報テーブル９中の当該システム設定変更要求で変更が要求されたシステム設定情報を、要求された通りに変更する（Ｓ３２）。次に、当該システム設定変更要求はリアルタイムに反映するよう指定されているか否かを判別し（Ｓ３３）、リアルタイムに反映するよう指定されていない場合、つまりタイプ１に属するプロセス（スレッド）のスタックサイズ、初期化処理の実行タイムアウト時間、プログラムの起動時の引数などにかかるシステム設定情報の変更の場合はステップＳ３１に戻ってオペレータからのシステム設定変更要求の監視を続ける。この場合、各サーバアプリケーション４−１〜４−３の再起動時に各サーバアプリケーション４−１〜４−３がシステム設定情報テーブル９を参照することにより当該変更されたシステム設定が反映される。
【００５３】
他方、今回のシステム設定変更要求がリアルタイムに反映するよう指定されているタイプ２のシステム設定情報の変更である場合、その設定変更要求が全てのサーバアプリケーション４−１〜４−３を対象とするのか、特定のサーバアプリケーションを対象とするのかを判別する（Ｓ３４）。
【００５４】
プロセスの環境変数、トレースの出力レベル、データベースのコネクション再接続、プロセスの優先度など、特定のサーバアプリケーションを対象とするシステム設定変更要求の場合、指定されたサーバアプリケーション４−ｉ（ｉ＝１、２、３）に対応する設定変更用受信キュー６−ｉに当該システム設定変更要求をキューイングする（Ｓ３５）。
【００５５】
各サーバアプリケーション４−ｉは、図７のステップＳ１１において、トランザクション用受信キュー５にトランザクションがキューイングされているかどうか、自アプリケーションに対応する設定変更用受信キュー６−１〜６−３にシステム設定変更要求がキューイングされているかどうかを監視しているが、マネージャ３がサーバアプリケーション６−ｉの設定変更用受信キュー６−ｉにシステム設定変更要求をキューイングすると、それがサーバアプリケーション４−ｉで検出され、取り出される。当該サーバアプリケーション４−ｉは、取り出した要求がトランザクション要求か、システム設定変更要求かを判別し（Ｓ１２）、今の場合、システム設定変更要求なので、そのシステム設定変更要求に従ってシステム設定変更を行って自アプリケーションに反映し、設定変更完了通知を処理結果として設定変更用送信キュー８にキューイングする（Ｓ１４）。
【００５６】
マネージャ３は、図９のステップＳ３６において、サーバアプリケーション４−ｉからの設定変更完了通知が設定変更用送信キュー８にキューイングされるのか監視しており、キューイングされたことを検知するとそれを取り出し（Ｓ３７）、オペレータ１０に対して設定変更が完了した旨の設定変更結果を通知する（Ｓ４１）。そして、ステップＳ３１に戻ってオペレータ１０からのシステム設定変更要求の監視を続ける。
【００５７】
一方、トランザクションのタイムアウト時間、トランザクションの優先度など、全てのサーバアプリケーションを対象とするシステム設定変更要求の場合、マネージャ３は全てのサーバアプリケーション４−１〜４−３に対応する設定変更用受信キュー６−１〜６−３に当該システム設定変更要求をキューイングする（Ｓ３８）。
【００５８】
各サーバアプリケーション４−ｉは、図７のステップＳ１１の監視処理で自アプリケーションに対応する設定変更用受信キュー６−１〜６−３にシステム設定変更要求がキューイングされたことを検知すると、それを取り出し、そのシステム設定変更要求に従ってシステム設定変更を行って自アプリケーションに反映し、設定変更完了通知を処理結果として設定変更用送信キュー８にキューイングする（Ｓ１４）。
【００５９】
マネージャ３は、図９のステップＳ３９において、サーバアプリケーション４−１〜４−３からの設定変更完了通知が設定変更用送信キュー８にキューイングされるのか監視しており、全てのサーバアプリケーション４−１〜４−３の設定変更完了通知がキューイングされたことを検知し且つ取り出すと（Ｓ４０）、オペレータ１０に対して設定変更が完了した旨の設定変更結果を通知する（Ｓ４１）。そして、ステップＳ３１に戻ってオペレータ１０からのシステム設定変更要求の監視を続ける。
【００６０】
なお、マネージャ３および各サーバアプリケーション４−１〜４−３が設定変更用受信キュー６−１〜６−３及び設定変更用送信キュー８をアクセスする際には、排他制御が行われる。
【００６１】
以上の実施の形態では、システム設定変更にかかるシステム設定情報をリアルタイムに反映するかどうかをオペレータ１０に指定させ、マネージャ３はその指定に従って処理を切りわけたが、マネージャ３に、タイプ１に属するシステム設定情報の一覧及びタイプ２に属するシステム設定情報の一覧を設け、オペレータ１０から入力されたシステム設定変更要求によって変更されるシステム設定情報がタイプ１、タイプ２の何れのシステム設定情報であるかを前記一覧を参照してマネージャ３で決定し、処理を切りわけるようにしても良い。この場合、オペレータ１０による、リアルタイムに反映するかどうかの指定は省略して良い。
【００６２】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば以下のような効果が得られる。
【００６３】
オペレータから要求のあったシステム設定変更を起動中のサーバアプリケーションにリアルタイムに反映することができる。その理由は、オペレータからのシステム設定変更要求を設定変更用受信キューを介してサーバアプリケーションに伝達し、サーバアプリケーションでシステム設定を変更させるため、次回の再起動を待たずにシステム設定変更が可能になるためである。
【００６４】
トランザクションのレスポンス時間をむやみに増大させることがない。その理由は、各サーバアプリケーションには設定変更用キューを監視する処理が必要となるが、そのオーバーヘッドは、トランザクション実行直前にシステム設定情報テーブルを参照してシステム設定をやり直す処理に比べれば遙に小さいからである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の実施の形態におけるサーバアプリケーション起動時の概略動作説明図である。
【図３】本発明の実施の形態におけるクライアントアプリケーションからのトランザクション処理の概略動作説明図である。
【図４】本発明の実施の形態におけるタイプ１のシステム設定情報を変更する際の概略動作説明図である。
【図５】本発明の実施の形態におけるタイプ２のシステム設定情報のうち全サーバアプリケーションを対象とするシステム設定情報を変更する際の概略動作説明図である。
【図６】本発明の実施の形態におけるタイプ２のシステム設定情報のうち特定のサーバアプリケーションを対象とするシステム設定情報を変更する際の概略動作説明図である。
【図７】サーバアプリケーションの処理例を示すフローチャートである。
【図８】端末送受信部の処理例を示すフローチャートである。
【図９】マネージャの処理例を示すフローチャートである。
【図１０】従来のトランザクション処理システムの構成図である。
【符号の説明】
Ｔ…端末装置
Ｈ…ホストコンピュータ
Ｌ…通信回線
１…クライアントアプリケーション
２…端末送受信部
３…マネージャ
４−１〜４−３…サーバアプリケーション
５…トランザクション用受信キュー
６−１〜６−３…設定変更用受信キュー
７…トランザクション用送信キュー
８…設定変更用送信キュー
９…システム設定情報テーブル
１０…オペレータ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention is a system setting in a transaction processing system.MethodAbout.
[0002]
[Prior art]
Transaction processing is so-called online real-time processing, which is a computer system that makes it possible to immediately process given information and receive the result at a required place. The side that requests processing is called the client, and the side that executes the requested processing and returns the result is called the server. Generally, a client application (abbreviation of client application program) is provided on the terminal device side, and the terminal device and the communication line are connected. A server application (abbreviation of server application program) is provided on the connected host computer side.
[0003]
A transaction which is one logical processing request unit is transmitted from the client application to the server application. The server application processes the transaction according to preset system setting information and returns the result to the client application. Here, the system setting information includes various information such as environment variables and transaction timeout times. In general, in order to ensure immediacy, a plurality of server applications are provided, and a plurality of transactions are processed in parallel. In order to distribute transactions to individual server applications, an incoming transaction is temporarily stored in a queue (queue) common to all server applications, and an arbitrary server application extracts a transaction from the queue. There is a method that is provided for each server application, and a server application that executes the transaction is determined depending on which queue the incoming transaction is stored in. However, the latter method has problems such as difficulty in controlling transactions to be processed in the order of arrival and difficulty in controlling the load distribution of a plurality of server applications. Usually, the former method is often used.
[0004]
FIG. 10 shows a conventional configuration of this type of transaction processing system. As shown in the figure, a conventional transaction processing system manages a client application 1 that makes a transaction request, a terminal transmission / reception unit 2 that receives a transaction request from the client application 1, and the entire transaction processing system. A manager 3a that accepts setting changes, a system setting information table 9 that stores system setting information, a receiving queue 5 that queues transaction requests from the client application 1, and a plurality of servers that execute queued transaction requests The application 4a and a transmission queue 7 for queuing transaction execution results are configured.
[0005]
The conventional transaction processing system having such a configuration operates as follows.
[0006]
The system setting information table 9 stores necessary system setting information in advance. When the system is started, each server application 4a refers to the system setting information table 9 as part of the initialization process, performs system setting using an API (Application Programming Interface) provided by the operating system, and the like, and sets the system setting information. The system settings set in Table 9 are reflected in the own application. Then, whether or not there is a transaction request in the reception queue 5 is monitored, and if it exists, the transaction request is picked up and executed, the processing result is stored in the transmission queue 7, and the transaction request is again stored in the reception queue 5. A loop process such as returning to the process of monitoring whether or not exists is executed.
[0007]
On the other hand, when there is a transaction request from the client application 1, the terminal transmission / reception unit 2 stores it in the reception queue 5. Further, when the transaction processing result is stored in the transmission queue 7, processing is performed for picking it up and returning it to the client application 1.
[0008]
When the manager 3a receives a request for changing the system setting information from the operator during system operation, the manager 3a updates the system setting information table 9. This updated content is not immediately reflected in the system settings of the server application 4a, but is reflected at the next restart of the server application 4a.
[0009]
As another conventional example, it is considered that each server application 4a refers to the system setting information table 9 immediately before executing each transaction and reflects the changed system setting information in its own system setting.
[0010]
On the other hand, as conventional documents related to the present invention, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-250767 (hereinafter referred to as Reference 1), Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-259346 (hereinafter referred to as Reference 2), Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-137497 (hereinafter referred to as There is literature 3). Documents 1 and 2 are similar to the present invention in that a transaction from a client is transferred to a server via a queue, but there is no description regarding dynamic change of system setting information. Reference 3 is similar to the present invention in that the system setting is changed during system operation, but is intended for an autonomous distributed system and does not reflect the system setting change information given by the operator during system operation. .
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, in the conventional transaction processing system, each server application 4a performs the system setting process according to the system setting information table 9 only when the own program is started. For this reason, there is a problem that even if the operator changes the contents of the system setting information table 9 during system operation, the system settings of each server application 4a cannot be changed in real time.
[0012]
Further, according to the configuration in which the system setting is changed by referring to the system setting information table 9 immediately before each server application 4a executes an individual transaction, the system setting can be changed during system operation. Since the process of redoing the system setting by referring to the system setting information table 9 always runs, the transaction response time becomes extremely long.
[0013]
Accordingly, an object of the present invention is to enable a system setting change requested by an operator to be reflected in a running server application in real time without unnecessarily increasing the response time of a transaction.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
  Of the present inventionFirstThe system setting method in the transaction processing system is
  Transaction reception queue common to multiple server application programs,
A transmission queue for transactions common to the plurality of server application programs;
A plurality of setting change reception queues corresponding one-to-one to the plurality of server application programs;
A setting change transmission queue common to the plurality of server application programs; and
System setting information table that stores multiple types of system setting information
Hold it on a recording medium readable by the host computer,
A transaction request is received from a terminal device via a communication line, the transaction request is queued in the transaction reception queue, and a transaction processing result queued in the transaction transmission queue is transmitted to the terminal device. Equipped with a terminal transceiver,
The host computer,
A system setting method in a transaction processing system comprising:
The host computer
A first process for referring to the system setting information stored in the system setting information table based on each of the plurality of server application programs and performing system settings for the server application program;
Based on each of the plurality of server application programs and the contents of the system setting performed for the server application program, the transaction reception queue is periodically monitored and queued in the transaction reception queue. A second process of retrieving the transaction request, executing a transaction based on the transaction request, and queuing a transaction processing result including the result in the transaction transmission queue;
Based on the manager program, the operator does not restart the server application program for the system setting change request including the system setting information of a specific type and the part related to the system setting information of the first processing. It is specified that the system setting information is stored in the system setting information table, and that it is necessary to execute without restarting according to the specification information. And a third process for queuing the system setting change request to the setting change reception queue,
Based on each of the plurality of server application programs, the setting change reception queue is periodically monitored, the system setting change request queued in the setting change reception queue is extracted, and the first process A fourth process of executing a part related to the system setting information included in the system setting change request and queuing a system setting change result including the result to the setting change transmission queue;
Based on the manager program, taking out the system setting change result queued in the setting change transmission queue, and notifying the operator, a fifth process;
It is characterized by performing.
  The system setting method in the second transaction processing system of the present invention is as follows:
  Transaction reception queue common to multiple server application programs,
A transmission queue for transactions common to the plurality of server application programs;
A plurality of setting change reception queues corresponding one-to-one to the plurality of server application programs;
A setting change transmission queue common to the plurality of server application programs,
A system setting information table for storing multiple types of system setting information; and
The type of the system setting information is classified into types that require restarting the server application program and types that are not required, and list information for each type listed,
Hold it on a recording medium readable by the host computer,
A transaction request is received from a terminal device via a communication line, the transaction request is queued in the transaction reception queue, and a transaction processing result queued in the transaction transmission queue is transmitted to the terminal device. Equipped with a terminal transceiver,
The host computer,
A system setting method in a transaction processing system comprising:
The host computer
A first process for referring to the system setting information stored in the system setting information table based on each of the plurality of server application programs and performing system settings for the server application program;
Based on each of the plurality of server application programs and the contents of the system setting performed for the server application program, the transaction reception queue is periodically monitored and queued in the transaction reception queue. A second process of retrieving the transaction request, executing a transaction based on the transaction request, and queuing a transaction processing result including the result in the transaction transmission queue;
Based on the manager program, accepting a system setting change request including a specific type of system setting information from the operator, storing the system setting information in the system setting information table, referring to the list information by type, When the specific type is classified as a type that does not require restarting the server application program, the part related to the system setting information in the first processing is not restarted. A third process of determining that the system setting change request is queued in the setting change reception queue;
Based on each of the plurality of server application programs, the setting change reception queue is periodically monitored, the system setting change request queued in the setting change reception queue is extracted, and the first process A fourth process of executing a part related to the system setting information included in the system setting change request and queuing a system setting change result including the result to the setting change transmission queue;
Based on the manager program, taking out the system setting change result queued in the setting change transmission queue, and notifying the operator, a fifth process;
It is characterized by performing.
[0015]
  Also,The system setting method in the third transaction processing system of the present invention is the system setting method in the first or second transaction processing system,
The system setting change request further includes information specifying whether to target all of the plurality of server application programs or a specific server application program,
When it is specified by the information to be specified that all of the plurality of server application programs are targeted, the system setting change request is queued to all of the setting change reception queues,
When the specified information specifies that the specific server application program is targeted, the system setting change request is queued in the setting change reception queue corresponding to the specific server application program. It is characterized by that.
[0016]
  Also,The system setting method in the fourth transaction processing system of the present invention is the system setting method in the first, second or third transaction processing system,
The host computer performs system settings for the server application program by referring to the system setting information table when the server application program is activated based on each of the server application programs.
[0017]
[Action]
  System setting in the transaction processing system of the present inventionMethodIn this case, when a system setting change request is input from the operator, the manager queues the system setting change request in a setting change reception queue corresponding to each server application on a one-to-one basis. Each server application periodically monitors the setting change receive queue corresponding to its own application in the same way as the transaction receive queue. When it detects that a system setting change request is queued, it retrieves it. Change the system settings in your application by executing.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, exemplary embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0019]
First, system setting information in the transaction processing system will be described.
[0020]
There are a wide variety of resources managed by the transaction processing system, such as terminal devices, queues, and server applications. Therefore, various system setting information exists, but the system setting information handled in the present invention is mainly related to server applications. To do. An example of system setting information related to the server application is shown below.
[0021]
(1) Type 1
(A) Process (thread) stack size
(B) Initialization execution timeout time
(C) Argument at program startup
[0022]
(2) Type 2
(A) Process environment variables
(B) Trace output level
(C) Database connection reconnection
(D) Process priority
(E) Transaction timeout period
(F) Transaction priority
[0023]
Type 1 is system setting information that is not effective unless the server application is restarted. Type 2 is effective if the server application changes its system settings during startup without restarting the server application. System setting information. Type 2 system setting information can be further divided into information (a) to (d) that can be set for each server application, and information (e) and (f) that are common to all server applications. Note that all the system setting information exemplified in Type 1 can be set for each server application. The present invention intends to change such type 2 system setting information in real time. Hereinafter, system setting information belonging to type 2 will be briefly described.
[0024]
(A) Process environment variables
An environment variable is a variable that can be set individually for each process, and is provided by an OS (operating system). An environment variable consists of a combination of variable name and value. Each process (server application) can create an environment variable for its own process or change its value by using an API provided by the OS for the environment variable specified in the system setting information. . When linking with an existing product, linkage can be made by creating an environment variable specified by the existing product and setting the value. For example, when linking with the database ORACLE, the environment variables OLACLE-HOME and OLACLE-SID are created and set. Examples of common environment variables and examples of their use are shown below.
○ Examples of general environment variables:
PATH: Indicates the search directory order of the program execution module.
LANG: Indicates the language and character code to be used.
HOME: Indicates a home directory.
○ Usage example:
-Add a new directory to the program execution module search directory-> change the environment variable PATH.
・ Change the language used from English to Japanese
→ Change the environment variable LANG.
Create environment variables OLACLE-HOME and OLACLE-SID to link with OLACLE.
[0025]
(B) Trace output level
This system setting information is used when setting the presence / absence of trace output and its level (detail level, summary level, etc.) when it is desired to output a trace for debugging purposes in each process (server application).
[0026]
(C) Database connection reconnection
When the process (server application) is connected to the database, if the database is abnormally terminated for some reason during the process startup, the connection with the database is disconnected. When the database is restored, it is necessary to connect to the disconnected database in order to start cooperation with the database again. Normally, connection to a database is expensive, so it is performed at process initialization, and the connection created at initialization is used until the process is completed. If the database terminates abnormally while the process is running (when the connection is disconnected), it is necessary to restart the process to perform normal reconnection, but this reconnection operation is performed while the process is running. It is this system setting information that sets whether or not.
[0027]
(D) Process priority
Depending on the function of the OS, a process (server application) with a high priority is preferentially assigned a CPU. This system setting information specifies the priority of each process.
[0028]
(E) Transaction timeout period
When each process (server application) executes a transaction in response to a request from the client application, a timeout time is provided for the transaction, and if the process does not end within the timeout time, the process is aborted and the transaction execution timeout occurs for the client application. To return. This is to prevent the server and client from becoming unresponsive. A timer is used for this purpose. It is this system setting information that defines the timer value.
[0029]
(F) Transaction priority
A priority is set for each transaction, and when a request with a high priority is queued, it is executed with priority over other requests. At that time, the queuing position is determined according to the priority, and the transaction request with the highest priority is always stored at the head of the queue. Generally, an identifier corresponding to the type of transaction is assigned to the transaction, and this system setting information specifies the transaction priority for each identifier.
[0030]
Next, an embodiment of the present invention having the function of dynamically changing the system setting information as described above during system operation will be described.
[0031]
Referring to FIG. 1, the transaction processing system according to the embodiment of the present invention includes a terminal device T and a host computer H connected to the terminal device T through a communication line L. Although only one terminal device T is shown in FIG. 1, there are generally a plurality of terminal devices.
[0032]
The terminal device T is mounted with a client application 1 that makes a transaction request. When the client application 1 makes a transaction request to the host computer H, the client application 1 transmits a transaction including one or more messages and a transaction identifier to the host computer H via the communication line L.
[0033]
The host computer H includes a terminal transmission / reception unit 2, a manager 3, a plurality of server applications 4-1 to 4-3, and a transaction reception queue 5 and a transmission queue that are provided in common to all the server applications 4-1 to 4-3. 7. Setting change reception queues 6-1 to 6-3 provided for each of the server applications 4-1 to 4-3 and setting change transmission provided in common to all the server applications 4-1 to 4-3 A queue 8 and a system setting information table 9 are implemented. Although there are databases that are updated by the operating system and the server applications 4-1 to 4-3, they are not shown.
[0034]
The transaction reception queue 5 is a queue that holds transactions sent from the client application 1, and the transaction transmission queue 7 is a queue that holds transaction processing results of the server applications 4-1 to 4-3. These are queues prepared in the conventional system. In contrast, the setting change reception queues 6-1 to 6-3 and the setting change transmission queue 8 are queues newly provided in the present invention.
[0035]
The setting change reception queues 6-1 to 6-3 are provided in one-to-one correspondence with the server applications 4-1 to 4-3, and are queues that hold system setting change requests for the corresponding server applications. is there. The setting change transmission queue 8 is a queue that holds the result of the server application 4-1 to 4-3 processing the setting change request. Unlike the queues 6-1 to 6-3, the queue 8 is provided in common for all the server applications 4-1 to 4-3.
[0036]
The system setting information table 9 is a table that holds system setting information as in the conventional system. All system setting information of type 1 and type 2 described above is held. The manager 3 is a program that manages the entire transaction processing system. The difference from the conventional manager lies in the system setting change processing function. The conventional manager only reflects the system setting change input from the operator 10 in the system setting information table 9, but the manager 3 of the present embodiment additionally adds the system setting change input from the operator 10. In the case of a system setting change request relating to type 2 system setting information, a function for determining whether the system setting information targeted for type 2 is type 1 or type 2, the system setting change further targets a specific server application If it is a system setting change request for a specific server application, a setting change corresponding to the corresponding server application 4-1 to 4-3 Queues the system setting change request to the reception queues 6-1 to 6-3 If the request is a system setting change request for all server applications, the system setting is set in all the setting change reception queues 6-1 to 6-3 corresponding to the server applications 4-1 to 4-3. A function for queuing a change request and a function for taking out a system setting change result from the setting change transmission queue 8 and notifying the operator 10 of the completion of the system setting change process are provided.
[0037]
Each server application 4-1 to 4-3 performs system setting processing with reference to the system setting information table 9 at the time of activation, and thereafter processes transactions queued in the transaction reception queue 5 and results thereof. Is processed in the transaction transmission queue 7 in the same manner as the server application in the conventional system, and whether there is a system setting change request in the setting change reception queues 6-1 to 6-3 corresponding to the own application. A function for periodically monitoring whether or not, a function for changing the system setting in the own application in accordance with an existing system setting change request, and a function for queuing the processing result of the system setting change to the setting change transmission queue 8.
[0038]
As in the conventional system, the terminal transmission / reception unit 2 queues the transaction sent from the client application 1 to the transaction reception queue 5 and if the transaction processing result is held in the transaction transmission queue 7, It has a function of pulling it out and transmitting it to the client application 1.
[0039]
Next, the schematic operation of the present embodiment will be described with reference to FIGS.
[0040]
(1) At server application startup
When the server applications 4-1 to 4-3 are activated, as part of the initialization process, the system setting information table 9 is referred to (1) as shown in FIG.
[0041]
(2) Transaction processing from the client application 1
As shown in FIG. 3, when a transaction request is transmitted from the client application 1 ((1)), the terminal transmission / reception unit 2 receives it and queues it in the transaction reception queue 5 ((2)). A transaction request queued in the transaction reception queue 5 is received by any one of the server applications 4-1 to 4-3 (4-1 in the case of FIG. 3). Take out ((3)), execute, and queue the result in the transaction transmission queue 7 ((4)). The terminal transmission / reception unit 2 extracts the transaction result from the transaction transmission queue 7 ((5)) and transmits it to the client application 1 ((6)).
[0042]
(3) System setting change
(A) Type 1 system setting information change
As shown in FIG. 4, when the operator 10 inputs a change request for system setting information belonging to type 1 ((1)), the manager 3 requests a change in the system setting change request in the system setting information table 9. The system setting information is changed as requested ((2)), and the process ends. In this case, when the server applications 4-1 to 4-3 are restarted, the server applications 4-1 to 4-3 refer to the system setting information table 9 to reflect the changed system settings.
[0043]
(B) Change of system setting information for all server applications among type 2 system setting information
As shown in FIG. 5, when the operator 10 inputs a change request for system setting information belonging to type 2 and for all server applications 4-1 to 4-3 ((1)), the manager 10 3, after changing the system setting information requested by the system setting change request in the system setting information table 9 as requested ((2)), each server application 4-1 to 4-3 The system setting change request is queued in all of the setting change reception queues 6-1 to 6-3 corresponding to ((3)). Each server application 4-1 to 4-3 periodically monitors and queues the setting change reception queues 6-1 to 6-3 corresponding to its own applications 4-1 to 4-3. If a system setting change request is found, it is retrieved ((4)). Each server application 4-1 to 4-3 changes the system setting in its own application in accordance with the system setting change request, and queues the processing result in the setting change transmission queue 8 ((5)). When the manager 3 takes out the processing result indicating the completion of the setting change from all the server applications 4-1 to 4-3 from the setting change transmission queue 8 ((6)), the manager 3 sends the setting change result to the operator 10. Notify ((7)).
[0044]
(C) Change of system setting information for a specific server application among type 2 system setting information
As shown in FIG. 6, when the operator 10 inputs a change request for system setting information belonging to type 2 and targeting a specific server application (4-1 in the example of FIG. 6) ((1 )) After changing the system setting information requested to be changed in the system setting information table 9 in the system setting information table 9 as requested ((2)), the manager 3 then changes to the server application 4-1. The system setting change request is queued in the corresponding setting change reception queue 6-1 ((3)). The server application 4-1 periodically monitors the setting change reception queue 6-1 corresponding to its own application, and if it finds a queued system setting change request, it retrieves it ((4)). . Then, according to the system setting change request, the system setting is changed in the own application, and the processing result is queued in the setting change transmission queue 8 ((5)). The manager 3 notifies the operator 10 of the setting change result ((7)) when the processing result indicating completion of the setting change from the server application 4-1 is taken out of the setting change transmission queue 8 ((6)). )
[0045]
FIG. 7 is a flowchart showing a processing example of each server application 4-1 to 4-3, FIG. 8 is a flowchart showing a processing example of the terminal transmitting / receiving unit 2, and FIG. 9 is a flowchart showing a processing example of the manager 3. Each server application 4-1 to 4-3, terminal transmission / reception unit 2, each program for manager 3, each queue 5, 6-1 to 6-3, 7, 8 and configuration data of system setting information table 9 are semiconductor It is stored in a mechanically readable recording medium such as a memory or a magnetic disk. The programs and data stored in the recording medium are read by the host computer, and by controlling the operation of the host computer, the server applications 4-1 to 4-3, the terminal transmission / reception unit 2, the manager 3, and the host computer are controlled. Each queue 5, 6-1 to 6-3, 7, 8 and the system setting information table 9 are realized. Hereinafter, the operation of the present embodiment will be described in more detail with reference to the flowcharts of FIGS.
[0046]
(1) At server application startup
The system setting information table 9 is loaded with initial values of type 1 and type 2 system setting information and each system setting information at the end of the previous operation, for example, from an external auxiliary storage device. When the server applications 4-1 to 4-3 are activated at the time of starting the system, the system setting information table 9 is referenced as part of the initialization process, and the type 1 and type 2 systems set in the table 9 are referred to. In order to make the settings effective in the own application, each system setting is performed using an API or the like. And each server application 4-1 to 4-3 starts the process shown in FIG.
[0047]
(2) Transaction processing from the client application 1
The transaction request transmitted from the client application 1 is received by the terminal transmission / reception unit 2. As shown in FIG. 8, the terminal transmitting / receiving unit 2 queues the transaction processing result from the client application 1 or the transaction processing result from the server application 4-1 to 4-3 in the transaction transmission queue 7. Monitoring is started (S21). When there is a transaction request from the client application 1 (S22), the request is accepted and the transaction request is queued in the transaction reception queue 5 (S23).
[0048]
Each of the server applications 4-1 to 4-3 determines whether or not a transaction is queued in the transaction reception queue 5 in step S11 of FIG. 3, whether or not the system setting change request is queued, and the server application 4-i (i = 1, i) in which the terminal transmission / reception unit 2 first finds the transaction request queued in the transaction reception queue 5. 2, 3) take it out. The server application 4-i determines whether the retrieved request is a transaction request or a system setting change request (S12). In this case, since the request is a transaction request, the transaction is executed and the result is sent to the transaction transmission queue 7. Queuing is performed (S13).
[0049]
The transaction result queued in the transaction transmission queue 7 is detected in step S21 of FIG. 8 in the terminal transmission / reception unit 2, and is transmitted to the client application 1 as a transaction result (S24).
[0050]
In addition, when the terminal transmission / reception unit 2 and the server applications 4-1 to 4-3 access the transaction reception queue 5 and the transaction transmission queue 7, exclusive control is performed.
[0051]
(3) System setting change
When changing the system setting information during system operation, the operator 10 inputs a system setting change request to the manager 3 from an input / output means such as a console (not shown). The system setting change request input by the operator includes information for specifying the system setting information to be changed, the value after the change, whether to reflect in real time (that is, whether it is type 2), all server applications A designation of whether to target or one specific server application is included. When one specific server application is targeted, information such as an identifier for designating the server application is also included.
[0052]
As shown in FIG. 9, the manager 3 monitors whether there is a system setting change request from the operator 10 (S31). When the manager 3 detects the system setting change request, first, the system in the system setting information table 9 is detected. The system setting information requested to be changed by the setting change request is changed as requested (S32). Next, it is determined whether or not the system setting change request is specified to be reflected in real time (S33). If it is not specified to be reflected in real time, that is, the stack size of a process (thread) belonging to type 1 is determined. In the case of changing the system setting information relating to the execution timeout time of the initialization process, the arguments at the time of starting the program, etc., the process returns to step S31 to continue monitoring the system setting change request from the operator. In this case, when the server applications 4-1 to 4-3 are restarted, the server applications 4-1 to 4-3 refer to the system setting information table 9 to reflect the changed system settings.
[0053]
On the other hand, if the current system setting change request is a change in type 2 system setting information that is specified to be reflected in real time, the setting change request covers all server applications 4-1 to 4-3. Or a specific server application is determined (S34).
[0054]
In the case of a system setting change request for a specific server application, such as a process environment variable, trace output level, database connection reconnection, process priority, etc., the specified server application 4-i (i = 1, The system setting change request is queued in the setting change reception queue 6-i corresponding to (2, 3) (S35).
[0055]
In step S11 of FIG. 7, each server application 4-i determines whether or not a transaction is queued in the transaction reception queue 5, and sets the system in the setting change reception queues 6-1 to 6-3 corresponding to its own application. Whether the change request is queued or not is monitored, but when the manager 3 queues the system setting change request to the setting change reception queue 6-i of the server application 6-i, it is sent to the server application 4-i. Is detected and removed. The server application 4-i determines whether the extracted request is a transaction request or a system setting change request (S12). In this case, since the request is a system setting change request, the system application change is performed according to the system setting change request. The setting change completion notification is reflected in the own application and queued as a processing result in the setting change transmission queue 8 (S14).
[0056]
In step S36 in FIG. 9, the manager 3 monitors whether the setting change completion notification from the server application 4-i is queued in the setting change transmission queue 8, and when it is detected that it is queued, Taking out (S37), the operator 10 is notified of the setting change result indicating that the setting change has been completed (S41). Then, the process returns to step S31 to continue monitoring the system setting change request from the operator 10.
[0057]
On the other hand, in the case of a system setting change request for all server applications such as a transaction timeout period and transaction priority, the manager 3 receives setting change reception queues corresponding to all server applications 4-1 to 4-3. The system setting change request is queued to 6-1 to 6-3 (S38).
[0058]
When each server application 4-i detects that a system setting change request is queued in the setting change reception queues 6-1 to 6-3 corresponding to the application in the monitoring process of step S11 in FIG. The system setting is changed according to the system setting change request and reflected in the own application, and a setting change completion notification is queued as a processing result in the setting change transmission queue 8 (S14).
[0059]
In step S39 of FIG. 9, the manager 3 monitors whether the setting change completion notifications from the server applications 4-1 to 4-3 are queued in the setting change transmission queue 8, and all the server applications 4- When it is detected and taken out that the setting change completion notifications 1 to 4-3 are queued (S40), the operator 10 is notified of the setting change result indicating that the setting change is completed (S41). Then, the process returns to step S31 to continue monitoring the system setting change request from the operator 10.
[0060]
When the manager 3 and each server application 4-1 to 4-3 access the setting change reception queues 6-1 to 6-3 and the setting change transmission queue 8, exclusive control is performed.
[0061]
In the above embodiment, whether or not the system setting information related to the system setting change is reflected in real time is designated by the operator 10 and the manager 3 cuts the process according to the designation, but the manager 3 belongs to the type 1 A list of system setting information and a list of system setting information belonging to type 2 are provided, and whether the system setting information changed by the system setting change request input from the operator 10 is type 1 or type 2 system setting information. May be determined by the manager 3 with reference to the list, and the process may be switched. In this case, designation of whether or not to reflect in real time by the operator 10 may be omitted.
[0062]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the following effects can be obtained.
[0063]
The system setting change requested by the operator can be reflected in real time on the running server application. The reason is that the system setting change request from the operator is transmitted to the server application via the setting change reception queue and the system setting is changed by the server application, so the system setting can be changed without waiting for the next restart. It is to become.
[0064]
Transaction response time is not increased unnecessarily. The reason is that each server application needs to monitor the setting change queue, but the overhead is much smaller than the process of referring to the system setting information table just before executing the transaction and redoing the system setting. Because.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic operation explanatory diagram when starting a server application in the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a schematic operation explanatory diagram of transaction processing from a client application in the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a schematic operation explanatory diagram when changing type 1 system setting information in the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a schematic operation explanatory diagram when changing system setting information for all server applications among type 2 system setting information according to the embodiment of the present invention;
FIG. 6 is a schematic operation explanatory diagram when changing system setting information for a specific server application among type 2 system setting information according to the embodiment of the present invention;
FIG. 7 is a flowchart illustrating a processing example of a server application.
FIG. 8 is a flowchart illustrating a processing example of a terminal transmission / reception unit.
FIG. 9 is a flowchart illustrating a processing example of a manager.
FIG. 10 is a configuration diagram of a conventional transaction processing system.
[Explanation of symbols]
T ... Terminal equipment
H ... Host computer
L ... Communication line
1 ... Client application
2 ... Terminal transceiver
3 ... Manager
4-1 to 4-3 ... Server application
5 ... Receive queue for transactions
6-1 to 6-3 .. Setting change reception queue
7 ... Transmission queue for transactions
8. Setting change transmission queue
9 ... System setting information table
10 ... Operator

Claims (4)

複数のサーバアプリケーションプログラムに共通なトランザクション用受信キュー、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムに共通なトランザクション用送信キュー、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムに１対１に対応する複数の設定変更用受信キュー、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムに共通な設定変更用送信キュー、及び、
複数種別のシステム設定情報を格納するシステム設定情報テーブルを、
ホストコンピュータに読み取り可能な記録媒体に保持し、
端末装置から、通信回線を介して、トランザクション要求を受信し、当該トランザクション要求を、前記トランザクション用受信キューにキューイングし、前記トランザクション用送信キューにキューイングされたトランザクション処理結果を前記端末装置に送信する、端末送受信部を備えた、
前記ホストコンピュータ、
を備えたトランザクション処理システムにおけるシステム設定方法であって、
前記ホストコンピュータは、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムの各々に基づいて、前記システム設定情報テーブルに格納された前記システム設定情報を参照し、当該サーバアプリケーションプログラムに対しシステム設定を行う、第１の処理と、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムの各々及び当該サーバアプリケーションプログラムに対して行われた前記システム設定の内容に基づいて、前記トランザクション用受信キューを定期的に監視し、前記トランザクション用受信キューにキューイングされた前記トランザクション要求を取り出し、当該トランザクション要求に基づいてトランザクションを実行し、その結果を含むトランザクション処理結果を前記トランザクション用送信キューにキューイングする、第２の処理と、
マネージャプログラムに基づいて、オペレータから、特定の種別のシステム設定情報を含むシステム設定変更要求、及び、前記第１の処理の、当該システム設定情報にかかる部分を、前記サーバアプリケーションプログラムを再起動せずに実行する必要があるか否かを指定する指定情報を受け付け、当該システム設定情報を、前記システム設定情報テーブルに格納し、前記指定情報により再起動せずに実行する必要があることが指定された場合に、前記システム設定変更要求を、前記設定変更用受信キューにキューイングする、第３の処理と、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムの各々に基づいて、前記設定変更用受信キューを定期的に監視し、前記設定変更用受信キューにキューイングされた前記システム設定変更要求を取り出し、前記第１の処理の、当該システム設定変更要求に含まれる前記システム設定情報にかかる部分を実行し、その結果を含むシステム設定変更結果を前記設定変更用送信キューにキューイングする、第４の処理と、
前記マネージャプログラムに基づいて、前記設定変更用送信キューにキューイングされた前記システム設定変更結果を取り出し、前記オペレータに通知する、第５の処理と、
を実行することを特徴とする、トランザクション処理システムにおけるシステム設定方法。 Transaction reception queue common to multiple server application programs,
A transmission queue for transactions common to the plurality of server application programs;
A plurality of setting change reception queues corresponding one-to-one to the plurality of server application programs;
A setting change transmission queue common to the plurality of server application programs; and
System setting information table that stores multiple types of system setting information
Hold it on a recording medium readable by the host computer,
A transaction request is received from a terminal device via a communication line, the transaction request is queued in the transaction reception queue, and a transaction processing result queued in the transaction transmission queue is transmitted to the terminal device. Equipped with a terminal transceiver,
The host computer,
A system setting method in a transaction processing system comprising:
The host computer
A first process for referring to the system setting information stored in the system setting information table based on each of the plurality of server application programs and performing system settings for the server application program;
Based on each of the plurality of server application programs and the contents of the system setting performed for the server application program, the transaction reception queue is periodically monitored and queued in the transaction reception queue. A second process of retrieving the transaction request, executing a transaction based on the transaction request, and queuing a transaction processing result including the result in the transaction transmission queue;
Based on the manager program, the operator does not restart the server application program for the system setting change request including the system setting information of a specific type and the part related to the system setting information of the first processing. It is specified that the system setting information is stored in the system setting information table, and that it is necessary to execute without restarting according to the specification information. And a third process for queuing the system setting change request to the setting change reception queue,
Based on each of the plurality of server application programs, the setting change reception queue is periodically monitored, the system setting change request queued in the setting change reception queue is extracted, and the first process A fourth process of executing a part related to the system setting information included in the system setting change request and queuing a system setting change result including the result to the setting change transmission queue;
Based on the manager program, taking out the system setting change result queued in the setting change transmission queue, and notifying the operator, a fifth process;
A system setting method in a transaction processing system , characterized in that 複数のサーバアプリケーションプログラムに共通なトランザクション用受信キュー、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムに共通なトランザクション用送信キュー、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムに１対１に対応する複数の設定変更用受信キュー、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムに共通な設定変更用送信キュー、
複数種別のシステム設定情報を格納するシステム設定情報テーブル、及び、
前記システム設定情報の種別を、前記サーバアプリケーションプログラムを再起動する必要のあるタイプと、必要のないタイプとに分類して各々一覧したタイプ別一覧情報を、
ホストコンピュータに読み取り可能な記録媒体に保持し、
端末装置から、通信回線を介して、トランザクション要求を受信し、当該トランザクション要求を、前記トランザクション用受信キューにキューイングし、前記トランザクション用送信キューにキューイングされたトランザクション処理結果を前記端末装置に送信する、端末送受信部を備えた、
前記ホストコンピュータ、
を備えたトランザクション処理システムにおけるシステム設定方法であって、
前記ホストコンピュータは、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムの各々に基づいて、前記システム設定情報テーブルに格納された前記システム設定情報を参照し、当該サーバアプリケーションプログラムに対しシステム設定を行う、第１の処理と、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムの各々及び当該サーバアプリケーションプログラムに対して行われた前記システム設定の内容に基づいて、前記トランザクション用受信キューを定期的に監視し、前記トランザクション用受信キューにキューイングされた前記トランザクション要求を取り出し、当該トランザクション要求に基づいてトランザクションを実行し、その結果を含むトランザクション処理結果を前記トランザクション用送信キューにキューイングする、第２の処理と、
マネージャプログラムに基づいて、オペレータから、特定の種別のシステム設定情報を含むシステム設定変更要求を受け付け、当該システム設定情報を、前記システム設定情報テーブルに格納し、前記タイプ別一覧情報を参照し、前記特定の種別が、前記サーバアプリケーションプログラムを再起動する必要のないタイプに分類されている場合に、前記第１の処理の、当該システム設定情報にかかる部分を、前記サーバアプリケーションプログラムを再起動せずに実行する必要があると判断し、前記システム設定変更要求を、前記設定変更用受信キューにキューイングする、第３の処理と、
前記複数のサーバアプリケーションプログラムの各々に基づいて、前記設定変更用受信キューを定期的に監視し、前記設定変更用受信キューにキューイングされた前記システム設定変更要求を取り出し、前記第１の処理の、当該システム設定変更要求に含まれる前記システム設定情報にかかる部分を実行し、その結果を含むシステム設定変更結果を前記設定変更用送信キューにキューイングする、第４の処理と、
前記マネージャプログラムに基づいて、前記設定変更用送信キューにキューイングされた前記システム設定変更結果を取り出し、前記オペレータに通知する、第５の処理と、
を実行することを特徴とする、トランザクション処理システムにおけるシステム設定方法。 Transaction reception queue common to multiple server application programs,
A transmission queue for transactions common to the plurality of server application programs;
A plurality of setting change reception queues corresponding one-to-one to the plurality of server application programs;
A setting change transmission queue common to the plurality of server application programs,
A system setting information table for storing multiple types of system setting information; and
The type of the system setting information is classified into types that require restarting the server application program and types that are not required, and list information for each type listed,
Hold it on a recording medium readable by the host computer,
A transaction request is received from a terminal device via a communication line, the transaction request is queued in the transaction reception queue, and a transaction processing result queued in the transaction transmission queue is transmitted to the terminal device. Equipped with a terminal transceiver,
The host computer,
A system setting method in a transaction processing system comprising:
The host computer
A first process for referring to the system setting information stored in the system setting information table based on each of the plurality of server application programs and performing system settings for the server application program;
Based on each of the plurality of server application programs and the contents of the system setting performed for the server application program, the transaction reception queue is periodically monitored and queued in the transaction reception queue. A second process of retrieving the transaction request, executing a transaction based on the transaction request, and queuing a transaction processing result including the result in the transaction transmission queue;
Based on the manager program, accepting a system setting change request including a specific type of system setting information from the operator, storing the system setting information in the system setting information table, referring to the list information by type, When the specific type is classified as a type that does not require restarting the server application program, the part related to the system setting information in the first processing is not restarted. A third process of determining that the system setting change request is queued in the setting change reception queue;
Based on each of the plurality of server application programs, the setting change reception queue is periodically monitored, the system setting change request queued in the setting change reception queue is extracted, and the first process A fourth process of executing a part related to the system setting information included in the system setting change request and queuing a system setting change result including the result to the setting change transmission queue;
Based on the manager program, taking out the system setting change result queued in the setting change transmission queue, and notifying the operator, a fifth process;
A system setting method in a transaction processing system , characterized in that 前記システム設定変更要求に、さらに前記複数のサーバアプリケーションプログラムの全てを対象とするか、特定の前記サーバアプリケーションプログラムを対象とするかを指定する情報を含み、
前記指定する情報によって、前記複数のサーバアプリケーションプログラムの全てを対象とすることが指定された場合には、前記システム設定変更要求を前記設定変更用受信キューの全てにキューイングし、
前記指定する情報によって、特定の前記サーバアプリケーションプログラムを対象とすることが指定された場合には、前記システム設定変更要求を前記特定のサーバアプリケーションプログラムに対応する前記設定変更用受信キューにキューイングすることを特徴とする、請求項１または２記載のトランザクション処理システムにおけるシステム設定方法。 The system setting change request further includes information specifying whether to target all of the plurality of server application programs or a specific server application program,
When it is specified by the information to be specified that all of the plurality of server application programs are targeted, the system setting change request is queued to all of the setting change reception queues,
When the specified information specifies that the specific server application program is targeted, the system setting change request is queued in the setting change reception queue corresponding to the specific server application program. The system setting method in the transaction processing system according to claim 1, wherein the system setting method is a system setting method. 前記ホストコンピュータは、前記サーバアプリケーションプログラムの各々に基づいて、当該サーバアプリケーションプログラムの起動時に、前記システム設定情報テーブルを 参照して当該サーバアプリケーションプログラムに対するシステム設定を行うことを特徴とする、請求項１、２または３記載のトランザクション処理システムにおけるシステム設定方法。 2. The host computer, based on each of the server application programs, performs system settings for the server application program with reference to the system setting information table when the server application program is activated. The system setting method in the transaction processing system of 2 or 3 .
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