JP3738693B2 - Wiper control device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車のフロントガラスやリアガラスなどのガラス面を払拭するワイパ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば自動車等の車両には、フロントガラスやリアガラスなどのガラス面を払拭するために、ワイパ装置が備えられている。
【0003】
以下では、従来のワイパ装置の一例として、図6に示すような第1のワイパ装置100について説明する。
【0004】
第1のワイパ装置100は、図6に示すように、ガラス面を払拭するワイパブレード(図示せず。)と、このワイパブレードをガラス面で往復駆動するワイパ駆動モータ101と、ワイパブレードの停止位置を検出するためのオートストッププレート102と、ワイパ駆動モータ101の動作を制御する制御回路103と、ワイパブレードの動作モードを選択する動作モード選択スイッチ104と、ガラス面に洗浄液(ウオッシャ液)を噴射するためのウオッシャモータ105とを備えている。
【0005】
第1のワイパ装置100は、自動車のイグニッションスイッチ106によって、全体の動作のオン/オフが切り替えられるように構成されており、動作モード選択スイッチ104によって、ワイパブレードの動作モードを選択する。
【0006】
オートストッププレート102は、ワイパブレードの回転軸に連設されており、ワイパブレードの往復動作に連動して図中矢印方向に正回転又は逆回転する。また、オートストッププレート102は、導電性を有し、所定の位置に複数の接点S150,S151,S152が当接されている。さらに、オートストッププレート102は、ワイパブレードの回動動作に応じてこれら接点S150,S151,S152における電気的な導通を開閉するように、所定の外形形状で略平板状に形成されている。
【0007】
制御回路103は、動作モード選択スイッチ104によって選択された動作モードに応じてワイパ駆動モータ101の動作を制御することにより、このワイパ駆動モータ101を正回転又は逆回転させ、ワイパブレードをガラス面で往復動作させる。
【0008】
また、制御回路103は、ワイパブレード往路動作時における停止位置や、復路動作時における停止位置を検出するに際して、オートストッププレート102の回転を利用している。具体的には、例えば、オートストッププレート102が正回転することにより接点S150と接点S152とが電気的に導通したときに、ワイパブレードが往路動作して停止位置まで達したことを検出し、オートストッププレート102が逆回転することにより接点S151と接点S152とが電気的に導通したときに、ワイパブレードが復路動作して停止位置まで達したことを検出する。そして、制御回路103は、このようにして停止位置を検出したときに、ワイパ駆動モータ101をブレーキ制御してワイパブレードを停止させる。
【0009】
すなわち、第1のワイパ装置100においては、オートストッププレート102を用いて、ワイパブレードの停止位置を検出し、このワイパブレードが往復動作するように構成されている。
【0010】
つぎに、従来のワイパ装置の別の一例として、図7に示すような第2のワイパ装置110について説明する。
【0011】
第2のワイパ装置110は、図7に示すように、ガラス面を払拭するワイパブレード(図示せず。)と、このワイパブレードをガラス面で往復駆動するワイパ駆動部111と、ワイパ駆動部111の動作を制御するワイパアンプ112と、ワイパブレードの動作モードを選択する動作モード選択スイッチ113と、ガラス面にウオッシャ液を噴射するためのウオッシャモータ114とを備えている。
【0012】
第2のワイパ装置110は、自動車のイグニッションスイッチ115によって、全体の動作のオン/オフが切り替えられるように構成されており、図示しないユーザの操作パネルが操作されることで動作モード選択スイッチ113によって、ワイパブレードの動作モードを選択する。
【0013】
ワイパ駆動部111は、ワイパブレードをガラス面で往復駆動するワイパ駆動モータ116と、ワイパブレードの停止位置を検出するためのオートストッププレート117とを備えている。オートストッププレート117は、図8にその平面図を示すように、略円板状に形成されており、ワイパブレードの停止位置を検出するための接点Bと、ワイパブレードが回動動作中であることを検出するための接点Eとを備えている。オートストッププレート117は、ワイパブレードの回転軸に連設されており、ワイパブレードの動作に連動して図8中矢印方向に回転する。そして、オートストッププレート117は、いわばスイッチの機能を果たしており、ワイパブレードの回動動作に伴って端子B及び接点Eの切り替えを行う。
【0014】
ワイパアンプ112は、動作モード選択スイッチ113によって選択された動作モードに応じてワイパ駆動部111におけるワイパ駆動モータ116の動作を制御することにより、このワイパ駆動モータ116を回転させ、ワイパブレードをガラス面で往復動作させる。
【0015】
この第2のワイパ装置110において、動作モード選択スイッチ113において「LO」が選択されているとき、ワイパ駆動モータ116のL端子が動作モード選択スイッチ113を介してグランド端子に接続され、イグニッション電源をワイパ駆動モータ116に印加する。この状態で、ワイパスイッチをオフとすると、E端子、P端子、ワイパアンプ112、動作モード選択スイッチ113を経由して、ワイパ駆動モータ116のL端子がグランド端子に接続され、ワイパ駆動モータ116のLO回転が継続する。そして、ワイパ駆動モータ116が停止位置まで達すると、P端子がB端子と接続され、B端子、P端子、ワイパアンプ112、動作モード選択スイッチ113(オートストップ−LO)を経由して、ワイパ駆動モータ116のL端子がイグニッション電位となり、ワイパ駆動モータ116の両端にイグニッション電位が係ることによりブレーキが掛かり、ワイパ駆動モータ116を停止する。
【0016】
すなわち、第2のワイパ装置110は、オートストッププレート117を用いてワイパブレードの停止位置を検出していることから、ワイパブレードの回動動作中に動作モード選択スイッチ113を「OFF」にした場合であっても、ワイパブレードが停止位置に達するのを待ってワイパ駆動モータ116をブレーキ制御している。これにより、ワイパブレードが回動動作の途中位置で停止してしまうことを防止している。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のワイパ装置においては、上述したようにオートストッププレートによってワイパブレードの停止位置を検出していることから、オートストッププレートにおいて電気的な接点特性を十分に確保することが重要となる。このため、従来のワイパ装置では、オートストッププレートの接点に鍍金加工を施したり、特殊なグリスを塗布するなどして、良好な導電性を確保するとともに、摺動特性を向上させている。したがって、従来のワイパ装置は、オートストッププレートに鍍金加工やグリスの塗布などを行うことによって製造工程が複雑となり、低コスト化に限界があるという問題があった。
【0018】
また、例えば上述した第2のワイパ装置110では、オートストッププレート117をワイパブレードの停止位置を判定するためだけに利用しているので、このオートストッププレート117におけるB端子及びE端子が略々全周に渡って形成されている。このため、オートストッププレート117において、いわゆるチャタリング現象が発生しやすく、電気的な接触が不安定になりやすいという問題があった。
【0019】
この結果、例えば、ワイパブレードを断続的に往復動作させる動作モード、すなわち「INT」が選択されているときや、ワイパブレードの動作を停止させる動作モード、すなわち「OFF」が選択されたときに、ワイパブレードが停止位置に達する前に、ワイパ駆動モータ111がブレーキ制御されてしまい、ワイパブレードが途中位置で停止してしまうといった事態が生じてしまう。
【0020】
さらには、例えば、ウオッシャモータ114を駆動してウオッシャ液を噴射しながら所定の回数だけワイパブレードを往復動作させる動作モード、すなわち「WASH」が操作された場合に、オートストッププレート117にチャタリング現象が発生してしまうと、ワイパブレードの往復が所定の回数に達したという誤った判定をワイパアンプ112で行ってしまう虞が生じる。この場合には、ワイパブレードの往復回数が所定の回数に達する前に動作が停止してしまうため、ガラス面に噴射されたウオッシャ液が完全に払拭されずに残ってしまうといった問題が生じる。
【0021】
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、ワイパブレードの停止位置を確実に検出して適切にブレーキ制御することが可能であり、低コストで実現することが可能なワイパ制御装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ガラス面を払拭するワイパブレードと、上記ワイパブレードを往復駆動するワイパ駆動モータとを備えたワイパ装置を少なくとも停止モードと駆動モードの動作モードに応じて制御するワイパ制御装置において、上記ワイパ駆動モータの回転軸に連設されたオートストッププレートにより上記ワイパブレードの停止位置を検出する停止位置検出部と、上記ワイパ駆動モータをブレーキ制御する時間域を上記ワイパブレードの動作モードに応じて制限し、この時間域において、上記停止位置検出部により停止位置が検出されたときに、上記ワイパ駆動モータをブレーキ制御するモータ制御部とを備え、上述の課題を解決するために、上記ワイパブレードの動作モードに応じて、上記ワイパブレードが、停止位置から動作を開始して、再度停止位置まで動作するまでの動作周期が決定され、上記モータ制御部は、上記ワイパブレードの動作周期よりも直前の時刻までの期間を、上記ワイパ駆動モータをブレーキ制御を禁止する時間域に設定し、上記ワイパブレードの動作周期よりも直前の時刻から上記動作周期となる時刻までの間を、上記ワイパ駆動モータをブレーキ制御する時間域に設定する。
【0023】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係るワイパ制御装置は、モータ制御部によって、ワイパ駆動モータをブレーキ制御する時間域を制限しており、この時間域においてのみワイパ駆動モータをブレーキ制御する。これにより、オートストッププレートにチャタリング現象が発生したことにより停止位置検出部によって停止位置が誤って検出された場合であっても、上記ワイパブレードが停止位置に達する前の途中位置で上記ワイパ駆動モータを誤ってブレーキ制御してしまうことがない。したがって、上記ワイパブレードを確実に所望とする停止位置で停止させることができる。
【0024】
また、例えば、ウオッシャ液を噴射しながら所定の回数だけワイパブレードを往復動作させる動作モードで上記ワイパブレードを駆動する場合にも、上記ワイパブレードの停止位置を確実に検出することができるので、上記ワイパブレードの往復回数が所定の回数に達する前に動作を停止させてしまうことを防止して、ガラス面に噴射されたウオッシャ液を確実に払拭することができる。さらに、オートストッププレートにおける電気的な接点特性が良好でない場合であっても、上記ワイパブレードの停止位置を確実に検出することが十分に可能であり、このオートストッププレートに鍍金加工やグリスの塗布などを行うことを不要として、低コスト化を図ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、本発明に係るワイパ装置を適用した一構成例として、図1に示すように、自動車50に搭載されて、この自動車50のフロントガラス51を払拭するワイパ装置10について説明する。ただし、本発明は、以下で例示する構成例への適用に限定されるものではなく、ガラス面を払拭するワイパ装置に広く適用することができることは勿論である。なお、図1は、自動車50のフロントガラス51近傍を概略的に示す要部概略図である。
【0026】
ワイパ装置10は、図1に示すように、自動車50のフロントガラス51を払拭する一対のワイパブレード11と、これら一対のワイパブレード11をフロントガラス51の主面上で駆動するワイパ駆動モータ部12と、このワイパ駆動モータ部12の動作を制御するモータ制御部13と、ワイパブレード11の動作モードを選択する動作モード選択スイッチ14とを備える。
【0027】
なお、ワイパ装置10は、以上で挙げた各部の他に、例えば、フロントガラス51の主面に洗浄液(ウオッシャ液)を噴射するウオッシャ液噴射機構を備えていてもよい。このようなウオッシャ液噴射機構は、例えば、ウオッシャ液を貯蓄するウオッシャ液タンクや、このウオッシャ液タンクに貯蓄されたウオッシャ液をフロントガラス51に向けて噴射するためのウオッシャモータなどによって従来と同様な機構により実現することができる。
【0028】
ワイパブレード11は、ワイパアーム15によって支持されており、このワイパアーム15がワイパ駆動モータ部12によって回動駆動されることによって、フロントガラス51に対して所定の押圧力を伴って摺動しながら、このフロントガラス51の主面上を往復駆動される。これにより、ワイパブレード11は、フロントガラス51に付着した汚れや雨などを払拭する。
【0029】
ワイパ駆動モータ部12は、一対のワイパブレード11に対して配設されており、ワイパアーム15を回動することによって、ワイパブレード11をフロントガラス51の主面上で往復駆動する。ワイパ駆動モータ部12は、詳細を後述するように、駆動源としてのワイパ駆動モータや、ワイパブレード11の停止位置を検出するためのオートストッププレートを備えて構成されている。このワイパ駆動モータ部12は、ワイパブレード11を駆動する機能の他に、このオートストッププレートによってワイパブレード11の停止位置を検出する機能を有している。
【0030】
モータ制御部13は、ワイパ駆動モータ部12の動作を制御して、動作モード選択スイッチ14で選択された動作モードに応じてワイパブレード11が往復動作するように、ワイパ駆動モータ部12を駆動する。
【0031】
ここで、ワイパブレード11の「動作モード」とは、いわばワイパブレード11の動作状態のことである。具体的には、例えば、動作モードが「OFF」である場合に、モータ制御部13は、ワイパブレード11を往復動作させず、所定の位置に停止された状態とする。また、動作モードが「HI」である場合には、高い頻度、或いは早い速度でワイパブレード11を往復動作させる。これに対して、動作モードが「LO」である場合には、低い頻度、或いは遅い速度でワイパブレード11を往復動作させる。また、モータ制御部13は、動作モードが「INT」である場合に、ワイパブレード11を1回往復動作させる毎に、その停止位置で所定の時間だけ待機させて、ワイパブレード11を断続的に往復動作させる。さらに、動作モードが「WASH」である場合に、モータ制御部13は、ウオッシャモータ(図示せず。)を動作させてウオッシャ液をフロントガラス51に噴射させながら、ワイパブレード11を所定の回数だけ往復動作させる。
【0032】
また、モータ制御部13は、動作モード選択スイッチ14で選択された動作モードに応じて、ワイパ駆動モータ部12によって停止位置の検出を行う時間域を制限する機能を有しており、この時間域において停止位置が検出されたときに、ワイパ駆動モータ部12に対してブレーキ制御を行う。
【0033】
つぎに以下では、上述したワイパ駆動モータ部12及びモータ制御部13について、図2を参照しながら、さらに詳しく説明する。
【0034】
ワイパ駆動モータ部12は、ワイパブレード11を駆動する駆動源としてのワイパ駆動モータ20と、ワイパブレード11の停止位置を検出するためのオートストッププレート21とを備えている。
【0035】
ワイパ駆動モータ20は、その回転軸にワイパリンクが取り付けられており、モータ制御部13によって制御されて、リンク機構を駆動する。これにより、ワイパブレード11をフロントガラス51の主面上で往復駆動する。また、ワイパ駆動モータ20は、例えばH端子とL端子の2つの負極端子を有し、H端子が接地されたときには高速で回転駆動し、L端子が接地されたときには低速で回転駆動する。
【0036】
オートストッププレート21は、図3に示すように、略円板状に形成されて、ワイパ駆動モータ20の回転軸に連設されており、ワイパ駆動モータ20の回転に伴って回転する。また、オートストッププレート21は、ワイパ駆動モータ20の正極端子に接続された接点S1と、接地されてGND電位とされた接点S2とを有しており、これら接点S1及び接点S2が回転軸を中心として円環状に配設されている。ここで、接点S1は、ワイパブレード11が往復動作する際の停止位置に相当する位置に配設されており、接点S2は、ワイパブレード11が往復動作する途中位置に相当する位置に配設されている。そして、これら接点S1及び接点S2は、ワイパ駆動モータ部12に配設された端子S3に対して、ワイパ駆動モータ20の回転に伴って順次接触する。
【0037】
すなわち、ワイパ駆動モータ部12においては、端子S3がオートストッププレート21の接点S1に接触している場合に、ワイパブレード11が停止位置に存在し、端子S3が接点S2に接触している場合に、ワイパブレード11が途中位置に存在することとなる。言い換えると、ワイパ駆動モータ部12において、オートストッププレート21及び端子S3は、ワイパブレード11の停止位置を検出するためのスイッチとして動作することとなり、停止位置検出部としての機能を有していることとなる。
【0038】
なお、ワイパ駆動モータ部12において、ワイパ駆動モータ20の正極端子とオートストッププレート21の接点S1とは、ワイパ装置10における基準電位であるIGN(イグニッション)電位に接続されている。また、ワイパ駆動モータ部12における端子S3により検出された電位は、モータ制御部13に入力される。
【0039】
ここで、IGN電位は、例えば、自動車50のイグニッションスイッチと連動して電位レベルがハイ(H)となる。そして、ワイパ装置10は、このIGN電位がハイ(H)となった時点で全体の動作がオンとなり、ロウ(L)となった時点で全体の動作がオフとなる。
【0040】
一方、モータ制御部13は、図2に示すように、動作モード選択スイッチ14により選択された動作モードが入力されるCPU30と、このCPU30の動作手順が記述されたプログラムや各種情報を記憶する記憶素子31と、ワイパ駆動モータ20のオン/オフを切り替えるための第1のリレー32と、ワイパ駆動モータ20における回転速度を高速回転/低速回転で切り替えるための第2のリレー33とを備えている。
【0041】
CPU30は、記憶素子31に記憶されたプログラムに従って動作することにより、動作モード選択スイッチ14から入力された動作モードに基づいて、トランジスタ34、35の開閉動作を制御する制御信号を出力する。CPU30は、トランジスタ34のベース端子に制御信号(H,L)を出力することでトランジスタ34を開状態又は閉状態とし、第1のリレー32を開閉制御して、ワイパ駆動モータ20の動作をオン/オフ制御する。また、CPU30は、トランジスタ35のベース端子に制御信号(H,L)を出力することでトランジスタ35を開状態又は閉状態とし、第2のリレー33を開閉制御して、ワイパ駆動モータ20をLO/HI駆動に制御する。
【0042】
また、CPU30は、ワイパ駆動モータ部12における端子S3により検出された電位が、抵抗器R1を介して入力されている。そして、CPU30は、端子S3から入力された電位がIGN電位である場合に、ワイパブレード11が停止位置に存在することを検出し、端子S3から入力された電位がGND電位である場合に、ワイパブレード11が往復動作中であり、途中位置に存在することを検出する。
【0043】
なお、モータ制御部13においては、ワイパ駆動モータ部12から入力される電位が、抵抗器R1の手前で分岐され、抵抗器R2を介してIGN電位に接続されている。
【0044】
第1のリレー32は、CPU30から入力される制御信号に応じてスイッチが切り替えられることにより、IGN電位とGND電位とを切り替えて、第2のリレー33に出力するように構成されている。
【0045】
第2のリレー33は、CPU30から入力される制御信号に応じてスイッチが切り替えられることにより、第1のリレー32から入力された電位を、ワイパ駆動モータ20のH端子とL端子とのいずれかに選択して出力するように構成されている。
【0046】
以上のように構成されたワイパ装置10の動作について、図4を参照しながら説明する。なお、以下では、動作モード選択スイッチ14によって選択された動作モードが「LO」である場合について説明するが、ワイパ装置10は、他の動作モードである場合についても以下の説明と同様に動作することによって、ワイパブレード11の停止位置を検出してブレーキ制御を行うことは勿論である。
【0047】
先ず、図4に示す時刻T1において、自動車50のイグニッションスイッチがオンに切り替えられると、ワイパ装置10全体の動作を開始する。
【0048】
次に、時刻T2において、動作モード選択スイッチ14により、ワイパ装置10の動作モードが「OFF」から「LO」に切り替えられると、CPU30は、第2のリレー33に対して制御信号を出力することによって、この第2のリレー33のスイッチがワイパ駆動モータ20のL端子を選択するように切り替える。このとき同時に、CPU30は、第1のリレー32に対して制御信号を出力することによって、この第1のリレー32のスイッチがGND電位を選択するように切り替える。
【0049】
これにより、ワイパ駆動モータ20の正極端子がIGN電位になるとともに、負極端子のうちのL端子がGND電位となって電位差が生じ、ワイパ駆動モータ20が回転駆動を開始する。すると、ワイパ駆動モータ20の回転軸に連設されたオートストッププレート21も回転を開始し、接点S1に接触していた端子S3が接点S2に接触することとなり、この端子S3がGND電位となる。そして、CPU30は、端子S3がGND電位であるので、ワイパブレード11が往復動作を開始したことを検出する。
【0050】
ここで、ワイパ駆動モータ20が回転駆動中であり、ワイパブレード11が途中位置にある時刻、すなわち、図4中の時刻T3において、動作モード選択スイッチ14が「LO」から「OFF」に切り替えられた場合について説明する。
【0051】
時刻T3においては、ワイパブレード11が途中位置にあるため、この時点で即座にワイパ駆動モータ20の動作を停止することは好ましくない。そこで、CPU30は、オートストッププレート21が回転することによって端子S3が接点S1に接触する時点、すなわち図4中の時刻T4まで、動作を継続しながら待機する。
【0052】
そして、時刻T4において端子S3と接点S1が接触すると、CPU30は、端子S3がGND電位からIGN電位に切り替わることに基づいて、ワイパブレード11が停止位置に達したことを検出する。すると、CPU30は、ワイパ駆動モータ20の動作を停止するために、第1のリレー32に対して制御信号を出力し、この第1のリレー32のスイッチがIGN電位を選択するように制御する。これにより、ワイパ駆動モータ20は、正極端子と、負極端子のうちのL端子との両方にIGN電位が印加されることとなり、電位差が「0」となって動作を停止する。
【0053】
このように、ワイパ装置10は、CPU30がオートストッププレート21を用いてワイパブレード11の停止位置を検出することが可能な構成とされており、ワイパブレード11が途中位置に存在するときに動作停止の要求がなされた場合には、このワイパブレード11が停止位置まで達するまで待ってワイパ駆動モータ20の動作を停止する。これにより、ワイパ装置10は、ワイパブレード11が途中位置で停止してしまうことを防止することができる。
【0054】
ところで、従来のワイパ装置では、上述したワイパ装置10と同様にしてオートストッププレートを用いることによりワイパブレードの停止位置を検出する場合に、このオートストッププレートにチャタリング現象が発生すると、停止位置を誤って検出してしまう虞があった。
【0055】
そこで、ワイパ装置10では、動作モード選択スイッチ14によって選択可能な動作モードのそれぞれについて、ワイパブレード11の往復動作に必要な時間が、ワイパ駆動モータ20の回転速度と回転数とに基づいて動作周期に関する情報として予め算出されており、モータ制御部13に備えられるRAMやROMなどの記憶素子31に予め記憶されている。そして、CPU30は、記憶素子31に記憶されたワイパ駆動モータ20の動作周期に関する情報に基づいて、ワイパブレード11が停止位置にあるか否かの検出を行う時間域を制限するように構成されている。
【0056】
具体的には、ワイパ装置10では、動作モードが「LO」である場合における、ワイパブレード11の往復動作に必要な時間が、ワイパ駆動モータ20の動作周期として予め記憶素子31に記憶されている。そして、CPU30は、この動作周期に基づいて、図4中で矢印Aに示すような時間域、すなわち、ワイパ駆動モータ20の動作を開始した時刻T2からワイパ駆動モータ20の動作を停止すべき時刻T4よりも僅かに手前の時刻T4’までの間を「ブレーキ制御禁止時間域」として設定する。CPU30は、このブレーキ制御禁止時間域において端子S3がIGN電位となった場合であっても、これを停止位置として検出しない。
【0057】
言い換えると、CPU30は、このブレーキ制御禁止時間域以外の時間域で端子S3のがIGN電位となった場合に限り、これを停止位置として検出し、ワイパ駆動モータ20のブレーキ制御を行う。
【0058】
これにより、ワイパ装置10は、例えば、オートストッププレート21にチャタリング現象が生じて、このオートストッププレート21と端子S3との間に接触不良が生じ、端子S3からの入力信号の波形に乱れが生じた場合であっても、矢印Aに示すブレーキ制御禁止時間域において、停止位置を誤って検出しワイパ駆動モータ20のブレーキ制御を行ってしまうことがない。したがって、ワイパ装置10では、ワイパブレード11を確実に所望とする停止位置で停止させることが可能とされている。
【0059】
ワイパ装置10において、上述したブレーキ制御禁止時間域は、動作モード選択スイッチ14で選択された動作モードに応じてCPU30自身で設定すればよい。そこで、以下では、ワイパ装置10の動作について、図5を参照しながら説明する。
【0060】
ワイパ装置10は、自動車のイグニッションスイッチがオンとされることにより動作を開始すると、図5においてステップS40に示すように、動作モード選択スイッチ14により「OFF」以外の動作モードが選択されるまで待機する。そして、「OFF」以外の動作モードが選択されると、CPU30は、次のステップS41に処理を進める。
【0061】
ステップS41において、CPU30は、選択された動作モードに応じて、ワイパ駆動モータ20を低速で動作させるか、高速で動作させるかを判断する。このとき、例えば、動作モードが「LO」、「INT」のうちのいずれかである場合には、ワイパ駆動モータ30を低速で動作させるとし、動作モードが「HI」である場合には、高速で動作させるとする。そして、低速で動作させる場合には処理をステップS42に進め、高速で動作させる場合には処理をステップS45に進める。
【0062】
ステップS42において、CPU30は、第1のリレー32を制御して、この第1のリレー32のスイッチがGND電位を選択するように切り替えると同時に、第2のリレー33を制御して、この第2のリレー33のスイッチがワイパ駆動モータ20のL端子と接続するように切り替える。また、CPU30は、記憶素子31に記憶された各種情報の中から低速動作時におけるワイパ駆動モータ20の動作周期を読み出し、この動作周期に応じてブレーキ制御禁止時間域を設定する。そして、ワイパ駆動モータ20を低速で回転動作させながら、設定したブレーキ制御禁止時間域以外の時間域で端子S3がIGN電位となったか否か、すなわち、停止位置が検出されたか否かを判定する。この判定の結果、停止位置が検出された場合には処理をステップS43に進め、検出されていない場合には処理をステップS44に進める。
【0063】
ステップS43において、CPU30は、第1のリレー32を制御して、この第1のリレー32のスイッチがIGN電位を選択するように切り替える。これにより、ワイパ駆動モータ20は、正極端子と負極端子とが共にIGN電位となり、ブレーキ制御されて動作を停止する。これにより、ワイパブレード11は、フロントガラス51の主面を低速で1回往復動作したこととなる。この後、CPU30は、処理をステップS44に進める。
【0064】
ステップS44において、CPU30は、自動車50のイグニッションスイッチの状態がオンであるかオフであるかを検出する。この検出の結果がオフであった場合には、ワイパ装置10の動作を終了する。また、検出の結果がオンであった場合には、処理をステップS40に戻す。
【0065】
一方、ステップS41において、ワイパ駆動モータ20を高速で動作させると判断された場合には、処理がステップS45に進められる。このステップS45において、CPU30は、第1のリレー32を制御して、この第1のリレー32のスイッチがGND電位を選択するように切り替えると同時に、第2のリレー33を制御して、この第2のリレー33のスイッチがワイパ駆動モータ20のH端子を選択するように切り替える。また、CPU30は、記憶素子31に記憶された各種情報の中から高速動作時におけるワイパ駆動モータ20の動作周期を読み出し、この動作周期に応じてブレーキ制御禁止時間域を設定する。そして、ワイパ駆動モータ20を高速で回転動作させながら、設定したブレーキ制御禁止時間域以外で端子S3がIGN電位となったか否か、すなわち、停止位置が検出されたか否かを判定する。この判定の結果、停止位置が検出された場合には処理をステップS46に進め、検出されていない場合には処理をステップS44に進める。
【0066】
ステップS44において、CPU30は、第1のリレー32を制御して、この第1のリレー32のスイッチがIGN電位を選択するように切り替える。これにより、ワイパ駆動モータ20は、正極端子と負極端子とが共にIGN電位となり、ブレーキ制御されて動作を停止する。これにより、ワイパブレード11は、フロントガラス51の主面を高速で1回往復動作したこととなる。この後、CPU30は、処理をステップS44に進めて、イグニッションスイッチの状態を検出し、検出した結果に応じて一連の動作を繰り返すか、或いは動作を終了する。
【0067】
ワイパ装置10は、以上のように動作することにより、ワイパ駆動モータ20を低速動作させる場合と高速動作させる場合とで、それぞれ動作周期に応じて、ブレーキ制御禁止時間域を設定するように動作する。
【0068】
以上で説明したように、ワイパ装置10では、ブレーキ制御禁止時間域を設定して、ワイパブレード11の停止位置を検出する時間域を制限しているので、ブレーキ制御禁止時間域にチャタリング現象発生時であっても、停止位置に達する前の途中位置でワイパブレード11を停止させてしまうことがなく、ワイパ駆動モータ20をワイパブレード11の停止位置で確実にブレーキ制御することができる。
【0069】
また、動作モード選択スイッチ14によって、「WASH」が動作モードとして選択された場合、すなわち、ウオッシャ液を噴射しながら所定の回数だけワイパブレードを往復動作させる場合において、CPU30は、ワイパブレード11の停止位置を確実に検出することができるので、このワイパブレード11の往復回数を誤ってカウントしてしまうことがなく、所定の回数だけ確実にワイパブレード11を往復動作させることができる。したがって、ワイパ装置10は、ガラス面に噴射されたウオッシャ液を確実に払拭することができる。
【0070】
さらに、ワイパ装置10は、オートストッププレート21における電気的な接点特性が良好でなく、端子S3の電位が不安定となる場合であっても、ワイパブレード11の停止位置を確実に検出することが十分に可能となる。したがって、このオートストッププレート21に鍍金加工やグリスの塗布などを行うことを不要として、低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一構成例として示すワイパ装置の概略図である。
【図2】同ワイパ装置におけるワイパ駆動モータ部とモータ制御部との具体的な構成例を示す回路図である。
【図3】同ワイパ装置のワイパ駆動モータ部に備えられるオートストッププレートの一例を示す概略図である。
【図4】同ワイパ装置の各部における動作タイミングの一例を示すタイミングチャートである。
【図5】同ワイパ装置の動作の一例を示すフローチャートである。
【図6】従来のワイパ装置の一例を示す概略図である。
【図7】従来のワイパ装置の別の一例を示す概略図である。
【図8】従来のワイパ装置に備えられるオートストッププレートの一例を示す概略図である。
【符号の説明】
10 ワイパ装置
11 ワイパブレード
12 ワイパ駆動モータ部
13 モータ制御部
14 動作モード選択スイッチ
15 ワイパアーム
20 ワイパ駆動モータ
21 オートストッププレート
30 CPU
31 記憶素子
32 第1のリレー
33 第2のリレー
50 自動車
51 フロントガラス[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a wiper control device for wiping a glass surface such as a windshield or rear glass of an automobile.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a vehicle such as an automobile has been provided with a wiper device to wipe a glass surface such as a windshield and a rear glass.
[0003]
Below, the
[0004]
As shown in FIG. 6, the
[0005]
The
[0006]
The
[0007]
The
[0008]
The
[0009]
That is, the
[0010]
Next, a
[0011]
As shown in FIG. 7, the
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
The
[0015]
In this
[0016]
That is, since the
[0017]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the conventional wiper device, since the stop position of the wiper blade is detected by the auto stop plate as described above, it is important to sufficiently ensure the electrical contact characteristics in the auto stop plate. For this reason, in the conventional wiper device, the contact of the auto stop plate is plated, or special grease is applied to ensure good conductivity and improve the sliding characteristics. Therefore, the conventional wiper device has a problem that the manufacturing process becomes complicated by performing plating processing or applying grease on the auto stop plate, and there is a limit to cost reduction.
[0018]
Further, for example, in the above-described
[0019]
As a result, for example, when the operation mode for intermittently reciprocating the wiper blade, that is, “INT” is selected, or when the operation mode for stopping the operation of the wiper blade, that is, “OFF” is selected. Before the wiper blade reaches the stop position, the
[0020]
Further, for example, when the operation mode of driving the washer motor 114 to reciprocate the wiper blade a predetermined number of times while spraying the washer liquid, that is, “WASH” is operated, the chattering phenomenon occurs in the
[0021]
Therefore, the present invention has been proposed in view of the above-described circumstances, and can reliably detect the stop position of the wiper blade and appropriately perform brake control, and can be realized at low cost. It is an object to provide a wiper control device.
[0022]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides a wiper control device that controls a wiper device that includes a wiper blade that wipes a glass surface and a wiper drive motor that reciprocally drives the wiper blade according to at least a stop mode and an operation mode of a drive mode. A stop position detection unit for detecting the stop position of the wiper blade by an auto stop plate connected to the rotation shaft of the wiper drive motor, and a time range for brake control of the wiper drive motor are limited according to the operation mode of the wiper blade. In this time range, when the stop position is detected by the stop position detection unit, a motor control unit that brakes the wiper drive motor;In order to solve the above-mentioned problem, according to the operation mode of the wiper blade, the operation period until the wiper blade starts to operate from the stop position and operates again to the stop position is determined. The motor control unit sets a period until a time immediately before the operation cycle of the wiper blade in a time zone in which the brake control of the wiper drive motor is prohibited, and from a time immediately before the operation cycle of the wiper blade. The time until the time when the operation cycle is reached is set as a time region for brake control of the wiper drive motor.
[0023]
【The invention's effect】
In the wiper control device according to the first aspect of the present invention, the motor control unit restricts the time range for brake control of the wiper drive motor, and brake control of the wiper drive motor is performed only in this time range. As a result, even if the stop position is erroneously detected by the stop position detector due to the occurrence of chattering in the auto stop plate, the wiper drive motor is moved at a position before the wiper blade reaches the stop position. There is no accidental brake control. Therefore, the wiper blade can be reliably stopped at a desired stop position.
[0024]
Further, for example, even when the wiper blade is driven in an operation mode in which the wiper blade is reciprocated a predetermined number of times while spraying the washer liquid, the stop position of the wiper blade can be reliably detected. It is possible to prevent the washer liquid sprayed onto the glass surface from being wiped off by preventing the operation of the wiper blade from stopping before the number of reciprocations reaches a predetermined number. Furthermore, even if the electrical contact characteristics of the auto stop plate are not good, it is possible to reliably detect the stop position of the wiper blade, and the auto stop plate can be plated or greased. It is not necessary to do this, and the cost can be reduced.
[0025]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. Hereinafter, as an example of a configuration to which the wiper device according to the present invention is applied, a
[0026]
As shown in FIG. 1, the
[0027]
The
[0028]
The
[0029]
The wiper
[0030]
The
[0031]
Here, the “operation mode” of the
[0032]
Further, the
[0033]
Next, the wiper
[0034]
The wiper
[0035]
The
[0036]
As shown in FIG. 3, the
[0037]
That is, in the wiper
[0038]
In the wiper
[0039]
Here, for example, the potential level of the IGN potential becomes high (H) in conjunction with the ignition switch of the
[0040]
On the other hand, as shown in FIG. 2, the
[0041]
The
[0042]
In addition, the
[0043]
In the
[0044]
The
[0045]
The
[0046]
The operation of the
[0047]
First, when the ignition switch of the
[0048]
Next, at time T <b> 2, when the operation mode of the
[0049]
As a result, the positive terminal of the
[0050]
Here, at the time when the
[0051]
At time T3, since the
[0052]
When the terminal S3 and the contact S1 come into contact at time T4, the
[0053]
As described above, the
[0054]
By the way, in the conventional wiper device, when the stop position of the wiper blade is detected by using the auto stop plate in the same manner as the
[0055]
Therefore, in the
[0056]
Specifically, in the
[0057]
In other words, the
[0058]
Thereby, in the
[0059]
In the
[0060]
When the operation of the
[0061]
In step S41, the
[0062]
In step S42, the
[0063]
In step S43, the
[0064]
In step S44, the
[0065]
On the other hand, if it is determined in step S41 that the
[0066]
In step S44, the
[0067]
By operating as described above, the
[0068]
As described above, in the
[0069]
When “WASH” is selected as the operation mode by the operation
[0070]
Furthermore, the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view of a wiper device shown as a configuration example of the present invention.
FIG. 2 is a circuit diagram illustrating a specific configuration example of a wiper drive motor unit and a motor control unit in the wiper device.
FIG. 3 is a schematic view showing an example of an auto stop plate provided in a wiper drive motor unit of the wiper device.
FIG. 4 is a timing chart showing an example of operation timing in each part of the wiper device.
FIG. 5 is a flowchart showing an example of the operation of the wiper device.
FIG. 6 is a schematic view showing an example of a conventional wiper device.
FIG. 7 is a schematic view showing another example of a conventional wiper device.
FIG. 8 is a schematic view showing an example of an auto stop plate provided in a conventional wiper device.
[Explanation of symbols]
10 Wiper device
11 Wiper blade
12 Wiper drive motor
13 Motor controller
14 Operation mode selection switch
15 Wiper arm
20 Wiper drive motor
21 Auto stop plate
30 CPU
31 Memory element
32 First relay
33 Second relay
50 cars
51 windshield
Claims (1)
上記ワイパ駆動モータの回転軸に連設されたオートストッププレートにより上記ワイパブレードの停止位置を検出する停止位置検出部と、
上記ワイパ駆動モータをブレーキ制御する時間域を上記ワイパブレードの動作モードに応じて制限し、この時間域において、上記停止位置検出部により停止位置が検出されたときに、上記ワイパ駆動モータをブレーキ制御するモータ制御部とを備え、
上記ワイパブレードの動作モードに応じて、上記ワイパブレードが、停止位置から動作を開始して、再度停止位置まで動作するまでの動作周期が決定され、
上記モータ制御部は、上記ワイパブレードの動作周期よりも直前の時刻までの期間を、上記ワイパ駆動モータをブレーキ制御を禁止する時間域に設定し、上記ワイパブレードの動作周期よりも直前の時刻から上記動作周期となる時刻までの間を、上記ワイパ駆動モータをブレーキ制御する時間域に設定すること
を特徴とするワイパ制御装置。In a wiper control device that controls a wiper device that includes a wiper blade that wipes the glass surface and a wiper drive motor that reciprocally drives the wiper blade according to at least a stop mode and an operation mode of a drive mode.
A stop position detector for detecting a stop position of the wiper blade by an auto stop plate connected to the rotation shaft of the wiper drive motor;
The time range for brake control of the wiper drive motor is limited according to the operation mode of the wiper blade, and when the stop position is detected by the stop position detection unit in this time range, the wiper drive motor is brake controlled. and a motor control unit for,
According to the operation mode of the wiper blade, the operation period from the start of the wiper blade from the stop position to the stop position is determined,
The motor control unit sets a period until a time immediately before the operation cycle of the wiper blade in a time zone in which the brake control of the wiper drive motor is prohibited, and from a time immediately before the operation cycle of the wiper blade. The wiper control device characterized in that the time period until the time of the operation cycle is set in a time region for brake control of the wiper drive motor .
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