JP3738055B2 - Car lighting equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、室内灯(インテリアライト、マップライト)やヘッドライト、駐車灯などの車両用照明装置に関し、特に照明点灯後の自動消灯に特徴を有する車両用照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、室内灯スイッチを自動復帰型のモーメンタリースイッチとして、ドライバ席側ドアの施錠やドア閉時などに、室内灯を自動消灯するものや、タイマー設定により点灯後に設定時間で自動消灯するもの等がある(例えば、特開昭58−63534号公報、特開昭58−173543号公報、特公平5−26694号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のモーメンタリースイッチを使った室内灯の自動消灯装置に於ては、その作動中には降車後(ドアキーロック後、タイマー時間後)に自動消灯してしまうことから常時点灯とすることができなかった。例えば、車両を真っ暗な地下駐車場に一時停車して車を離れるときには、防犯対策や駐車場内の明かりとして室内灯を点灯させたいという要望がある。
【0004】
また、上記タイマー式消灯装置にあっては、ユーザの意志に関係なく点灯後数秒のタイマー設定時間で自動消灯してしまうため、夜間の室内作業時などには、もう一度室内灯スイッチをオンさせなければならず、その操作が煩わしい。
【0005】
一方、ヘッドライトや駐車灯などの車外灯にあっても例えば手動点灯させて車外で作業した後、消灯操作以外に再度車内に入る必要のない時には簡便な操作で車外から消灯したいと云う要望がある。これらのために別途照明用の遠隔操作装置を設けても良いが、構造が複雑になると共にそのコストが高騰化する。
【0006】
本発明は上記したような従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、その主な目的は、キーレスエントリーシステムを有する自動車にて手動点灯させた車両用照明を車外から選択的に、かつ容易に消灯可能な自動車の照明装置を安価に提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した目的は本発明によれば、車両ドアの施錠/解錠を送信器をもって車外から遠隔操作可能なキーレスエントリーシステムを有する自動車の照明装置であって、前記照明の手動点灯/消灯スイッチと、前記照明の自動消灯回路と、前記送信器による施錠操作及びメカニカルキーによる施錠操作のうちの少なくともいずれか一方を検出する手段とを有し、前記照明の手動点灯後、前記送信器による施錠操作及びメカニカルキーによる施錠操作のうち予め定められたいずれか一方の操作が行われたときにはこれに連動させて前記照明を消灯し、かつ他方の操作が行われたときには前記照明を消灯しないようにしたことを特徴とする自動車の照明装置を提供することにより達成される。
【0008】
【作用】
このように、照明の手動点灯後、キーレスエントリーシステムの送信器による施錠操作またはメカニカルキーによる施錠操作のうちの予め定められたいずれか一方の操作が行われたときにはこれに連動させて照明を消灯し、かつ他方の操作が行われたときには照明を消灯しないようにすることで、消灯したいときには上記一方の動作を車外から行い、点灯させておきたいときには上記他方の操作を行えば良い。
【0009】
【実施例】
以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく説明する。
【0010】
図1は、本発明が適用された第1の実施例に於ける車室照明装置の構成を示す回路ブロック図である。図示されない車室の天井に配設されたインテリアライト1及びマップライト2はライトコントロールユニット3に接続されている。このライトコントロールユニット3には、インテリアライト1用のメインスイッチ4、各々モーメンタリースイッチからなるインテリアライトスイッチ5及びマップライトスイッチ6が接続されている。また、ライトコントロールユニット3は、ドアの開閉を検出するドアスイッチ7、ドライバー席側ドアのメカニカルキーによる施錠操作を検出するべくそのキーシリンダ(図示せず)に設けられたセンサ8、車両ドアの施錠/解錠を送信器をもって車外から遠隔操作可能なキーレスエントリーシステムの受信ユニット9にも接続されている。
【0011】
以下に本実施例の作動要領について図2のフローチャートを参照して説明する。まず、メインスイッチ4がオンされ、かつモーメンタリースイッチからなるインテリアライトスイッチ5及び/またはマップライトスイッチ6が押されたら(ステップ1、2)、インテリアライト1及び/またはマップライト2を点灯し(ステップ3)、メインスイッチ4がオフされるか、キーレスエントリーシステムの受信ユニット9により車外送信機からの施錠信号が受信されるか、或いはステップ2で押されたスイッチ5または6が再度押されたら(ステップ4〜6)消灯し(ステップ11)、そのいずれの操作も行われなければ、例えば外部からメカニカルキーをキーシリンダに挿入して施錠した場合には点灯し続ける。
【0012】
一方、ステップ2にてインテリアライトスイッチ5またはマップライトスイッチ6が押されていない場合、ドアが開かれたら上記インテリアライト1及び/またはマップライト2を点灯し(ステップ7、8)、メインスイッチ4がオフされるか、またはドアが閉じられたら(ステップ9、10)消灯する。
【0013】
従って、本実施例ではインテリアライトスイッチ5及び/またはマップライトスイッチ6を押すことにより、インテリアライト1及び/またはマップライト2を点灯した後、そのまま車内にいる場合、外部に出ても施錠しない場合、または外部からメカニカルキーをキーシリンダに挿入して施錠した場合には上記ライトは点灯したままとなり、キーレスエントリーシステムの受信ユニット9により車外送信機からの施錠信号が受信されるか、スイッチ4、5、6のいずれかの操作が行われることにより、即ち通常の駐車の際の降車時の操作が行われることにより消灯する。
【0014】
尚、例えば夜間の車の乗降時に室内灯が点灯することにより明かりに引き寄せられて害虫が飛び込んでくることを防止するべく上記各ライトを点灯させたくない場合にはメインスイッチ4をオフにしておくか、消灯しているときにインテリアライトスイッチ5及びマップライトスイッチ6を押さなければ良い。また、通常の駐車の際にメカニカルキーをキーシリンダに挿入して施錠する場合には、上記ステップ5の処理を変え、メカニカルキーのキーシリンダへの挿入、施錠を検知して消灯する設定とし、キーレスエントリーシステムの受信ユニット9により車外送信機からの施錠信号が受信されても消灯しないようにすれば良い。
【0015】
図3は、本発明が適用された第2の実施例に於ける図1と同様な図であり、図1と同様な部分に同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。本実施例では、ヘッドライト11がライトコントロールユニット13に接続されている。このライトコントロールユニット13には、ヘッドライト11用のメインスイッチ14、モーメンタリースイッチからなるヘッドライトスイッチ15、ドライバー席側ドアのメカニカルキーによる施錠操作を検出するセンサ8及びキーレスエントリーシステムの受信ユニット9が接続されている。
【0016】
以下に本実施例の作動要領について図4のフローチャートを参照して説明する。まず、メインスイッチ14がオンされた後、モーメンタリースイッチからなるヘッドライトスイッチ15が押されたら(ステップ21)、ヘッドライト11を点灯し(ステップ22)、キーレスエントリーシステムの受信ユニット9により車外送信機からの施錠信号が受信されるか、或いはステップ1で押されたスイッチ15が再度押されたら(ステップ23、24)消灯し(ステップ25)、そのいずれの操作も行われなければ点灯し続ける。従って、例えば降車後の車外の作業時の照明としてヘッドライト11を点灯させ、車内に戻らずに消灯することができる。同様な構造は例えば駐車灯などにも用いることができることは云うまでもない。
【0017】
尚、上記各実施例ではメインスイッチとモーメンタリースイッチとを分けたが、例えばオフ位置と自動点消火位置と、オン位置とがこの順番に並ぶ3点スイッチを設け、スイッチ部材を自動点消火位置からオン位置に移動させても自動点消火位置に復帰するようにばね付勢し、オフ位置でメインスイッチがオフ、自動点消火位置でメインスイッチがオンになるようにし、そこからオン位置に一時的にスイッチ部材を移動させることで、モーメンタリースイッチがオンとなるように設定しても良い。また、上記各実施例ではドアを閉じると即座にライトが消灯するようにしたが、タイマー回路を設けて所定時間後に消灯するように設定しても良い。
【0018】
【発明の効果】
上記した説明により明らかなように、本発明による自動車の照明装置によれば、簡単な構造をもって、照明の手動または自動点灯後、キーレスエントリーシステムの送信器による施錠操作またはメカニカルキーによる施錠操作のうちの予め定められたいずれか一方の操作が行われたときにはこれに連動させて照明を自動消灯し、かつ他方の操作が行われたときには照明を自動消灯しないようし、通常行う施錠操作と連動して照明が消灯する設定とすることで、通常は、即ち消灯したいときには上記一方の(通常の)施錠操作を車外から行うことで照明の消し忘れを防止でき、積極的に点灯させておきたいときには上記他方の操作を行えば良く、スイッチ操作などが煩雑化することなく照明を車外から選択的に、かつ容易に消灯可能となり、しかもコストが高騰化する心配がない。また、キーレスエントリーシステムの送信器による施錠操作が行われたときにこれに連動させて照明を消灯する設定とすれば、暗所にて車両から離れる際の一時的な照明などにも有効利用でき、その利用範囲が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された第1の実施例に於ける車室照明装置の構成を示す回路ブロック図。
【図2】第1の実施例の作動要領を説明するためのフローチャート。
【図3】本発明が適用された第2の実施例に於ける車室照明装置の構成を示す回路ブロック図。
【図4】第2の実施例の作動要領を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1 インテリアライト
2 マップライト
3 ライトコントロールユニット
4 メインスイッチ
5 インテリアライトスイッチ
6 マップライトスイッチ
7 ドアスイッチ
8 キーシリンダセンサ
9 キーレスエントリーシステムの受信ユニット
11 ヘッドライト
13 ライトコントロールユニット
14 メインスイッチ
15 ヘッドライトスイッチ[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to an illumination device for a vehicle such as an interior light (interior light, map light), a headlight, a parking light, and the like, and more particularly to an illumination device for a vehicle characterized by automatic extinguishing after illumination lighting.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, the interior light switch is an automatic return type momentary switch that automatically turns off the interior light when the driver's seat side door is locked or when the door is closed, or that automatically turns off at the set time after being turned on by the timer setting, etc. (For example, refer to JP-A-58-63534, JP-A-58-173543, and JP-B-5-26694).
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional automatic light extinguishing device using a momentary switch, the light is automatically turned off after getting off (after the door key is locked and after the timer time) during operation. could not. For example, when a vehicle is temporarily stopped in a dark underground parking lot and the vehicle is left, there is a demand to turn on a room light as a security measure or a light in the parking lot.
[0004]
In addition, the above timer-type extinguishing device automatically turns off at a timer setting time of several seconds after lighting regardless of the user's will, so the indoor light switch must be turned on again at night when working indoors. The operation is troublesome.
[0005]
On the other hand, even in the case of outside lights such as headlights and parking lights, there is a demand for turning off from outside the vehicle with a simple operation when it is not necessary to enter the vehicle again after turning it on manually and working outside the vehicle. is there. For this purpose, a remote control device for illumination may be provided separately, but the structure becomes complicated and the cost increases.
[0006]
The present invention has been made in view of the above-described problems of the prior art, and its main object is to selectively and easily perform vehicle lighting manually turned on from a vehicle having a keyless entry system. It is to provide an automobile lighting device that can be turned off at low cost.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, the above-described object is an automobile lighting device having a keyless entry system that can be remotely operated from the outside of a vehicle by locking / unlocking a vehicle door, the manual lighting on / off switch for the lighting, An automatic light extinguishing circuit for lighting, and means for detecting at least one of a locking operation by the transmitter and a locking operation by a mechanical key, and after the lighting of the lighting manually, The lighting is turned off in conjunction with any one of the predetermined locking operations using the mechanical key, and the lighting is not turned off when the other operation is performed. This is achieved by providing an automobile lighting device characterized by the following.
[0008]
[Action]
In this way, after manual lighting is turned on, when either one of the predetermined operations of the locking operation by the transmitter of the keyless entry system or the locking operation by the mechanical key is performed, the lighting is turned off in conjunction with this operation. In addition, when the other operation is performed, the illumination is not turned off. When it is desired to turn off the light, the one operation is performed from outside the vehicle, and when the other operation is desired to be turned on, the other operation is performed.
[0009]
【Example】
Reference will now be made in detail to the preferred embodiments of the present invention, examples of which are illustrated in the accompanying drawings.
[0010]
FIG. 1 is a circuit block diagram showing a configuration of a passenger compartment lighting device in a first embodiment to which the present invention is applied. An interior light 1 and a
[0011]
The operating procedure of the present embodiment will be described below with reference to the flowchart of FIG. First, when the
[0012]
On the other hand, if the
[0013]
Accordingly, in the present embodiment, when the interior light 1 and / or the
[0014]
Note that the
[0015]
FIG. 3 is a view similar to FIG. 1 in the second embodiment to which the present invention is applied. The same reference numerals are given to the same portions as FIG. 1, and the detailed description thereof is omitted. In this embodiment, the
[0016]
The operation procedure of the present embodiment will be described below with reference to the flowchart of FIG. First, after the
[0017]
In each of the above embodiments, the main switch and the momentary switch are separated. For example, a three-point switch in which the off position, the automatic point extinguishing position, and the on position are arranged in this order is provided, and the switch member is moved from the automatic point extinguishing position. The spring is biased to return to the automatic point-extinguishing position even if it is moved to the on position, the main switch is turned off at the off position, the main switch is turned on at the automatic point-extinguishing position, and then temporarily moved to the on position. The momentary switch may be set to be turned on by moving the switch member. In each of the above embodiments, the light is turned off immediately when the door is closed. However, a timer circuit may be provided so that the light is turned off after a predetermined time.
[0018]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, according to the automobile lighting device of the present invention, with a simple structure, after manual or automatic lighting, the locking operation by the transmitter of the keyless entry system or the locking operation by the mechanical key When one of the predetermined operations is performed, the illumination is automatically turned off in conjunction with this, and when the other operation is performed, the illumination is not automatically turned off, and in conjunction with the normal locking operation. By setting the lights to turn off, normally, when you want to turn off the lights, you can prevent forgetting to turn off the lights by performing the above one (normal) locking operation from the outside of the vehicle. The other operation may be performed, and the lighting can be selectively and easily turned off from the outside without complicating the switch operation. There is no worry that soaring of cost. In addition, if the setting is made to turn off the lighting in conjunction with the locking operation by the transmitter of the keyless entry system, it can be used effectively for temporary lighting when leaving the vehicle in the dark. , Its range of use will increase.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a circuit block diagram showing the configuration of a passenger compartment lighting device in a first embodiment to which the present invention is applied.
FIG. 2 is a flowchart for explaining an operation procedure of the first embodiment.
FIG. 3 is a circuit block diagram showing a configuration of a passenger compartment lighting device in a second embodiment to which the present invention is applied.
FIG. 4 is a flowchart for explaining the operating procedure of the second embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (2)
前記照明の手動点灯/消灯スイッチと、
前記照明の自動消灯回路と、
前記送信器による施錠操作及びメカニカルキーによる施錠操作のうちの少なくともいずれか一方を検出する手段とを有し、
前記照明の手動または自動点灯後、前記送信器による施錠操作及びメカニカルキーによる施錠操作のうち予め定められたいずれか一方の操作が行われたときにはこれに連動させて前記照明を自動消灯し、かつ他方の操作が行われたときには前記照明を自動消灯しないようにしたことを特徴とする自動車の照明装置。An automotive lighting device having a keyless entry system capable of remotely controlling the locking / unlocking of a vehicle door from the outside with a transmitter,
A manual on / off switch for the illumination;
An automatic light extinction circuit for the illumination;
Means for detecting at least one of a locking operation by the transmitter and a locking operation by a mechanical key;
After manual or automatic lighting of the illumination, when any one of the predetermined operations of the locking operation by the transmitter and the locking operation by the mechanical key is performed, the illumination is automatically turned off in conjunction with this, and An automobile lighting device, wherein the illumination is not automatically turned off when the other operation is performed.
Priority Applications (1)
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Publications (2)
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JPH092151A JPH092151A (en) | 1997-01-07 |
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Family Applications (1)
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1995
- 1995-06-14 JP JP17134595A patent/JP3738055B2/en not_active Expired - Fee Related
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