JP3737251B2

JP3737251B2 - Absorbent articles

Info

Publication number: JP3737251B2
Application number: JP23471197A
Authority: JP
Inventors: 洋司亀尾; 仁子野口; 雅仁田中; 美次濱島; 稔中西
Original assignee: Kao Corp
Current assignee: Kao Corp
Priority date: 1997-08-29
Filing date: 1997-08-29
Publication date: 2006-01-18
Anticipated expiration: 2017-08-29
Also published as: JPH1170141A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィット性に優れ、ヨレ防止性及びもれ防止性に優れた、使い捨ておむつ、生理用ナプキン、失禁パッド等の吸収性物品に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来より、吸収性物品としては、液透過性の肌当接面、液不透過性の非肌当接面、及び該肌当接面と該非肌当接面との間に介在された液保持性の吸収部を有し、実質的に縦長に形成された、生理用ナプキンなどが広く用いられている。
しかし、このような吸収性物品は、フラット（平坦）な形態であったため、装着時において装着箇所への密着性に劣り、フィット性が悪い、ヨレたり、もれたりする等の問題があった。
【０００３】
そこで、吸収性物品に、弾性ないし弾力性をもたせることで、ヨレ難くし、湾曲させて、密着性を向上させ、フィット性や吸収性能を向上させるべく、種々の提案がなされている（特開昭５９−２２５０５８号公報、特開平２−１１１３８号公報、特開平６−５４８７９号公報、特開平６−３１９７６９号公報及び特開平６−２３７９５６号公報等）。
しかし、これらの提案では、未だ上述の問題が十分に解消されておらず、吸収性物品が股間に装着され横からの変形力を受けた時に、装着された吸収性物品は様々な形状に変形し、フィット性及びヨレ防止性能が不充分であったり、違和感が増大する場合がある等の問題があった。
このため、違和感がなく、よりフィット性に優れ、ヨレ防止力の高い吸収性物品の開発が要望されている。
【０００４】
従って、本発明の目的は、フィット性に優れ、ヨレ防止性及びもれ防止性に優れ、更には、装着時の違和感のない装着性の良好な吸収性物品を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、一対の長手方向側縁部と長手方向中央部とで、剛性の異なる弾性部材を用いてなる吸収性物品が、上記目的を達成しうることを知見した。
【０００６】
本発明は、上記知見に基づいてなされたものであり、液透過性の肌当接面、液不透過性の非肌当接面、及び該肌当接面と該非肌当接面との間に介在された液保持性の吸収部を有し、実質的に縦長に形成された吸収性物品において、上記吸収部の非肌当接面側には、弾性部材が、該吸収部と該非肌当接面との間に位置するように接着されて配されており、上記弾性部材は、吸収性物品の長手方向において、左右一対の側縁部と中央部とに区分されており、該側縁部の剛性と該中央部の剛性とが異なり、上記肌当接面、上記吸収部、上記弾性部材及び上記非肌当接面は、それぞれ溝により一体化されている、ことを特徴とする吸収性物品を提供するものである。
【０００７】
また、本発明は、上記側縁部の剛性が上記中央部の剛性より大きい上記吸収性物品を提供するものである。
また、本発明は、上記吸収部の巾の長さは、上記弾性部材の巾の長さ以下である上記吸収性物品を提供するものである。
また、本発明は、上記側縁部の剛性と上記中央部の剛性との比（側縁部の剛性／中央部の剛性）は、１．２以上である上記吸収性物品を提供するものである。
また、本発明は、上記弾性部材のバルク復元力は、１０〜５０ｃＮである上記吸収性物品を提供するものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一形態を図面を参照して更に詳述する。
ここで、図１は、本発明の吸収性物品の一形態としての生理用ナプキンを示す一部破断斜視図であり、図２は、図１のII−II断面図である。また、図３は、図１に示す生理用ナプキンを使用した状態での幅方向断面図である。また、図４は、本発明において用いられる弾性部材の他の形態を示す幅方向断面図であり、図５は、本発明において用いられる弾性部材の他の形態を示す平面図である。
【０００９】
図１及び図２に示す本形態の生理用ナプキン１は、液透過性の肌当接面２、液不透過性の非肌当接面３、及び該肌当接面２と該非肌当接面３との間に介在された液保持性の吸収部４を有し、実質的に縦長に形成されている。
【００１０】
そして、上記肌当接面２は、液透過性を有する表面シート２０により構成されている。該表面シートとしては、通常吸収性物品に用いられているものを特に制限されることなく用いることができ、例えば、不織布、開孔フィルム、メッシュ等が挙げられ、その材質、製法、坪量、厚さ等についても特に制限されることはない。
【００１１】
また、上記非肌当接面３は、液不透過性を有する裏面シート３０により構成されている。該裏面シートとしては、通常吸収性物品に用いられているものを特に制限されることなく用いることができ、例えば、液不透過性のポリエチレンフィルム、液不透過性の透湿シート、サイズ処理した防水紙及びこれらの複合材等が挙げられ、その材質、製法、坪量、厚さ等についても特に制限されることはない。
【００１２】
而して、本形態においては、図１及び２に示すように、上記吸収部４は、弾性部材５０が接着されており、上記弾性部材５０は、吸収性物品の長手方向において、一対の側縁部５１，５１と中央部５２とに区分されており、該左右両側縁部５１，５１の剛性と該中央部５２の剛性とが異なる。
【００１３】
更に詳述すると、上記側縁部５１，５１の剛性は、上記中央部５２の剛性よりも大きくなっている。
具体的には、本形態においては、上記側縁部５１，５１の剛性と上記中央部５２の剛性との比（側縁部５１の剛性／中央部５２の剛性）は、１より大きく、好ましくは１．２以上であり、更に好ましくは１．３〜１０である。
上記剛性の比が１のとき、即ち、両者の剛性が同じであると、吸収性物品を股間に装着した時、後述するように所定の可撓軸が形成され、様々な装着形状をとってしまうため、フィット性に劣る。
【００１４】
ここで、上記剛性とは、下記の如くして測定されるものであり、具体的には、上記側縁部５１の剛性は、０．０００５〜０．０２ｃＮ・ｃｍであるのが好ましく、上記中央部の剛性は、０．００１〜０．０１ｃＮ・ｃｍであるのが好ましい。
（剛性の測定法）
上記不織布を縦２０ｃｍ×横１０ｃｍにカットし、これを試料片として用い、カトーテック製のＫＥＳ−ＦＢ２（商品名）を用いて、曲げ曲率に対する曲げモーメントの測定を行った。
試料片の長辺の両サイドをチャックに固定し（チャック間距離約１ｃｍ）、曲率増加速度（曲げ変形速度）０．５ｃｍ／ｓｅｃで、曲率が２．５ｃｍ^-1になるまで変形させた後、曲率を１．５ｃｍ^-1まで戻した（回復させた）。このときの曲げモーメントを測定し、これ曲げ剛性の値とした。尚、試料片の長辺の長さが２０ｃｍより短い場合には、２０ｃｍの長さに換算したものを曲げ剛性の値とした。
【００１５】
上記弾性部材５０について、更に詳述すると、該弾性部材５０は、図２に示すように、上層弾性部材５０ａの長手方向の左右両端部の下方に、該上層弾性部材５０ａと同一又は異種の下層弾性部材５０ｂが貼り合わされている。そして、本形態においては上層弾性部材５０ａと下層弾性部材５０ｂとは、接着剤により貼り合わされているが、この他、圧着溝、エンボス、熱融着等の手法を用いて接着してもよい。
上述したように、本形態においては、上記側縁部５１は、上層弾性部材５０ａに下層弾性部材５０ｂが貼り合わされてなる、高剛性領域であり、上記中央部５２は、下層弾性部材５０ｂが貼り合わされていない上層弾性部材５０ａのみからなる、低剛性領域である。
【００１６】
上記弾性部材５０は、図１及び２に示すように、本形態の生理用ナプキン中において、上記吸収部４と、該吸収部４の非肌当接面３側において接着されている。即ち、上記弾性部材５０は、上記吸収部４と上記非肌当接面３との間に位置するように、該吸収部４に接着されて配されている。
この際用いられる接着剤としては、通常吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。
【００１７】
また、本形態においては、図１及び２に示すように、溝８が形成されており、これにより、上記表面シート２０からなる上記肌当接面２、上記吸収部４、上記弾性部材５０及び上記裏面シート３０からなる上記非肌当接面３とがそれぞれ、一体化されている。該溝８が形成されているため、上記弾性部材５０が、吸収部４などの他の部材と強固に一体化されている。
上記溝８は、通常、生理用ナプキンに設けられている、防漏性を向上するための溝と同様のものであり、特に制限されない。
【００１８】
尚、上記弾性部材５０の上記吸収部４への接着方法は、接着剤による接着のみならず、例えば、エンボス、熱融着等の手法を用いて接着することができる。
【００１９】
上記弾性部材は、例えば、発泡材シート、不織布及びフィルム等により形成される。
該発泡材シートの材質としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、塩化ビニル、エチレン酢酸ビニル、エチレン−メチルアクリレート共重合体、ポリエステル、ポリウレタン、シリコンエラストマー、ポリビニルアルコールスポンジ及びセルローススポンジ等が挙げられる。また、該不織布の材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、ポリエステル等の合成繊維等が挙げられる。更に上記フィルムの材質としては、ポリエチレン、ポリブチレン、ポリエステル等が挙げられる。
【００２０】
上記弾性部材のバルク復元力は、２ｃＮ以上であることが好ましく、１０〜５０ｃＮであることが更に好ましい。該復元力が２ｃＮ未満であるとナプキンのヨレ防止効果が小さいことがあるため好ましくない。
尚、本明細書において、上記「バルク復元力」とは、７５％（圧縮方向における試料の初期厚みに対して７５％）圧縮後、２５％（圧縮方向における試料の初期厚みに対して２５％）変形時における回復力をいい、より詳細には、下記の如くして測定されるものである。
（バルク復元力の測定法）
弾性部材を３０．０ｍｍ×１５０．０ｍｍの大きさに切断し、これを試料とする。この試料の長手方向両端を２ｍｍ重ね合わせ、輪状とした後、テンシロンＲＴＭ−２５〔（株）東洋ボールドウィン製〕の試料台に試料の長手方向（一面）を下面にし設置する。設置後、圧縮試験モードにて、測定速度１０ｍｍ／ｍｉｎで試料を７５％（圧縮方向における試料の初期厚みに対して７５％）圧縮させた後、２５％（圧縮方向における試料の初期厚みに対して２５％）圧縮まで回復させ、この時の回復力を測定し、これをバルク復元力とする。
【００２１】
また、上記弾性部材の厚さａ（本形態においては上層弾性部材５０ａのみの厚さ、図２参照）は、０．１〜７．０ｍｍであることが好ましく、０．５〜５ｍｍであることが更に好ましい。該厚さが０．１ｍｍ未満であると充分な復元力が得られないことがあり、７．０ｍｍを超えるとナプキンとしての厚みが厚すぎ、装着時に違和感を感じることがあるため好ましくない。
【００２２】
また、上記吸収部４は、吸収体４０により構成されている。該吸収体４０としては、特に制限されるものではないが、吸収シートを用いることが好ましい。
該吸収シートとしては、特に、親水性繊維、熱溶融性接着繊維、紙力補強剤、及び高吸収性ポリマーを乾燥複合一体化したシートが好ましく用いられる。即ち、上記吸収部４としては、一枚の吸収シートからなる吸収体４０が好ましく用いられる。
このような吸収シートからなる吸収体４０により上記吸収部４０を形成することにより、上記弾性部材５０と上記吸収部４０との一体性をより向上させることができると共に、上記弾性部材５０の応力を良好に反映させることができる。従って、後述するように、良好に湾曲させることができ、フィット性の向上をより図ることができる。
【００２３】
上記吸収シートとしては、上述の材料からなる通常の吸収シートを適宜用いることができるが、上記親水性繊維の例としては、パルプ、レーヨン、綿等のセルロース繊維やポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の合成繊維を界面活性剤で親水化処理したもの等が挙げられ、上記熱溶融性接着繊維の例としては、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維、ポリエチレン／ポリエチレンテレフタレート複合繊維及び熱水に溶解して接着性を示すポリビニルアルコール繊維等が挙げられ、上記紙力補強剤の例としては、ポリアミン、エピクロルヒドリン繊維、ジアルデヒドデンプン、カイメン、カルボキシメチルセルロース等が挙げられ、上記高吸収性ポリマーの例としては、デンプン、架橋カルボキシメチル化セルロース、アクリル酸又はアクリル酸アルカリ金属塩の重合体又は共重合体等が挙げられる。また、上記吸収シートにおいて、各材料の配合割合などは任意であるが、上記高吸収性ポリマーの配合量は、散布坪量で２０〜７０ｇ／ｍ²とするのが好ましい。
【００２４】
また、上記吸収シートの厚さｂ（図２参照）は、０．３〜１．５ｍｍであることが好ましく、０．５〜１．２ｍｍであることが更に好ましい。上記厚さが０．３ｍｍ未満であると、液を吸収する能力が乏しく好ましくなく、１．５ｍｍを超えると、吸収シートが硬くなりすぎたり、吸収性物品が厚くなりすぎ、違和感となる場合があり好ましくない。
【００２５】
本形態の生理用ナプキンは、例えば、下記の如くして製造することができる。即ち、常法に準じて製造した上記吸収シートからなる上記吸収体４０及び上層弾性部材５０ａと下層弾性部材５０ｂとが貼り合わされてなる上記弾性部材５０を、接着剤を介して貼り合わせる。そして、該弾性部材５０が貼り合わされてなる該吸収体４０を、常法に準じて、裏面シート３０及び表面シート２０で覆い、更に、エンボス処理を施すことにより上記溝８を形成することにより、上記生理用ナプキンを製造することができる。
【００２６】
本形態の生理用ナプキンは、上述の如く形成された上記弾性部材５０を上記吸収部４に接着してなるため、図３に示すように、その使用時において肌当接面２側に向けて凸形状を誘導し易く（即ち、所定の可撓軸を介して凸形状を形成するように撓み易く）、使用時に良好に巾方向に湾曲する。このため、フィット性に優れ、ヨレ防止性及びもれ防止性にも優れ、更には装着感も良好なものである。
また、上記側縁部５１の剛性の方が上記中央部５２の剛性に比して高くなされているので、上述の肌当接面２側に向けた凸形状をより誘導しやすくなされている。
更に、本形態においては、上記弾性部材５０が上記吸収部４に十分強く接着されているため（接着剤により接着されている溝８を形成しているため）、特に、弾性部材がヨレないばかりでなく、吸収部もヨレがなく、フィット性に優れ、もれ防止性に優れている。
【００２７】
次に、図４及び５を参照して本発明において用いられる弾性部材の他の形態について詳述する。ここで、特に詳述しない点については、上記弾性部材５０と同様である。
【００２８】
図４に示す形態の弾性部材６０は、その長手方向において左右一対の側縁部６１と中央部６２とに区分されており、該左右両側縁部６１が、弾性部材６０の左右両側縁部分を下方に折り返して形成されている。
このため、該左右両側縁部６１は、該中央部６２よりも剛性が大きくなっている。
従って、上記側縁部６１は、図４に示すように、側縁部分を１８０゜の折り返してなり、弾性部材が二重に重ねられている。
【００２９】
また、図５に示す形態の弾性部材７０は、その長手方向において左右一対の側縁部７１と中央部７２とに区分されており、該中央部７２は、多数の開孔が形成されて柔軟化されている。このため、該側縁部７１は、該中央部７２よりも剛性が大きくなっている。
【００３０】
上記中央部７２に多数の開孔を形成する方法としては、特に制限されず公知のフィルムの開孔形成方法を用いることができる。また、該開孔の大きさ、形、単位面積当たりの開孔数等に特に制限されないが、該開孔の好ましい大きさは、孔径０．５〜１０ｍｍであり、好ましい単位面積当たりの開孔数は、１〜１００個／ｃｍ²である。また、開孔の設けられた上記中央部７２の坪量は、２０〜１００ｇ／ｃｍ²であるのが好ましい。
【００３１】
一方、上記中央部７２にエンボス処理する方法としては、特に制限されないが、表面に多数のドット状の凸部が設けられてなる彫刻ロールと硬質ゴムや金属ロールなどからなる受けロールとを用いて、加熱エンボス処理する方法等が挙げられる。
この際、上記凸部の大きさは、１〜１００ｍｍ²であるのが好ましく、単位面積当たりの該凸部の数は、１〜５０個／ｃｍ²であるのが好ましい。
【００３２】
尚、本発明の吸収性物品は、上述の形態には何ら制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
例えば、上記中央部を高剛性領域とし、上記側縁部を低剛性領域とすることもできる。
また、本発明の吸収性物品は、実質的に縦長に形成されていればよく、通常の生理用ナプキン等と同様に使用できるように形成されていれば、その大きさ、形状、厚さ等には特に制限されない。
更に、本発明の吸収性物品は、生理用ナプキン以外に、その他大人用又は乳幼児用の使い捨てオムツ、失禁パッド等、吸収性物品の用途に応じて所望の形態に適用できる。
また、上記弾性部材として不織布を用いる場合には、側縁部の繊維密度を高くし、中央部の繊維密度を低くすることにより、両者の剛性を異なるようにいてもよい。
更に、必要に応じて、吸収性物品におけるヨレ易い箇所の弾性部材の剛性を高くすることもできる。
また、上記弾性部材が液透過性である場合には、上記吸収部の肌当接面側に接着してもよい。
【００３３】
【実施例】
以下、本発明を実施例及び比較例により更に具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【００３４】
〔実施例１〜３及び比較例１〕
弾性部材として、それぞれ〔表１〕に示す材料を用いて、図１〜３に示す吸収性物品としての生理用ナプキンを製造した。
そして、得られた生理用ナプキンについて、下記のナプキン性能について評価した。その結果を〔表１〕に示す。
【００３５】
＜ナプキン性能＞
＜ヨレ率＞
実施例および比較例で得られた生理用ナプキンに予め馬脱繊維血８ｇを注入し、脚部が前後に動く動的人体モデルに装着して６０分歩行させる。この後、ナプキンを静かに外してナプキンの幅の最小値を測定する。これを装着前のナプキンの幅と比較し、下記〔数１〕からヨレ率を算出する。測定は５回行い、その平均値をヨレ率とする。概略の目安として、実使用でヨレにくいナプキンの本測定法でのヨレ率は２５％以下の値となることが多く、ヨレやすいナプキンでは３０％以上の値となることが多い。
【００３６】
【数１】

【００３７】
＜使用評価（ヨレにくさ）＞
モニター女性３５人にそれぞれのナプキンを２時間ずつ装着してもらい、そのヨレにくさについて、以下の表現のうち最も自分の気持ちに近い数字を選んでもらった。
１・・・ヨレにくい
２・・・ややヨレにくい
３・・・どちらともいえない
４・・・ややヨレやすい
５・・・ヨレやすい
この評価の平均値をヨレにくさとする。評価結果は、値が小さい（１に近い）程ヨレにくく、大きい（５に近い）程ヨレやすいことを意味している。
【００３８】
【表１】

【００３９】
【発明の効果】
本発明の吸収性物品は、フィット性に優れ、ヨレ防止性及びもれ防止性に優れた使い捨ておむつ、生理用ナプキン、失禁パッド等の吸収性物品である。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、本発明の吸収性物品の一形態としての生理用ナプキンを示す一部破断斜視図である。
【図２】図２は、図１のII−II断面図である。
【図３】図３は、図１に示す生理用ナプキンを使用した状態での幅方向断面図である。
【図４】図４は、本発明において用いられる弾性部材の他の形態を示す幅方向断面図である。
【図５】図５は、本発明において用いられる弾性部材の他の形態を示す平面図である。
【符号の説明】
１生理用ナプキン
２肌当接面
３非肌当接面
４吸収部
８溝
２０表面シート
３０裏面シート
４０吸収体
５０弾性部材
５０ａ上層弾性部材
５０ｂ下層弾性部材
５１側縁部
５２中央部
６０弾性部材
６１側縁部
６２中央部
７０弾性部材
７１側縁部
７２中央部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an absorbent article such as a disposable diaper, a sanitary napkin, an incontinence pad, and the like that has excellent fit, and excellent anti-skin and anti-leakage properties.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
Conventionally, as an absorbent article, a liquid-permeable skin contact surface, a liquid-impermeable non-skin contact surface, and a liquid retention interposed between the skin contact surface and the non-skin contact surface A sanitary napkin or the like that has an absorbent portion and is substantially vertically long is widely used.
However, since such an absorbent article was in a flat (flat) form, there was a problem such as poor adhesion to the mounting part at the time of mounting, poor fit, twisting, and leaking. .
[0003]
Therefore, various proposals have been made to make the absorbent article elastic or elastic, thereby making it difficult to bend, curving, improving adhesion, and improving fit and absorption performance (Japanese Patent Application Laid-Open (JP-A)). JP-A-59-225058, JP-A-2-11138, JP-A-6-54879, JP-A-6-319769, and JP-A-6-237756).
However, in these proposals, the above-mentioned problems have not been sufficiently solved, and when the absorbent article is attached to the crotch and receives a deformation force from the side, the attached absorbent article is deformed into various shapes. However, there are problems such as inadequate fit and warping prevention performance, and increased discomfort.
For this reason, there is a demand for the development of an absorbent article that has no sense of incongruity, is superior in fit, and has a high twist preventing power.
[0004]
Accordingly, an object of the present invention is to provide an absorbent article having excellent fitting properties, excellent anti-slipping properties and anti-spilling properties, and good mounting properties without any discomfort during mounting.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies to solve the above-mentioned problems, the present inventors have achieved the above-described object by using an elastic member having different rigidity between a pair of longitudinal side edges and a longitudinal center. I found out that it was possible.
[0006]
The present invention has been made based on the above findings, and is a liquid-permeable skin contact surface, a liquid-impermeable non-skin contact surface, and between the skin contact surface and the non-skin contact surface. In the absorbent article having a liquid-retaining absorbent part interposed between the absorbent part and a substantially vertically long absorbent member, on the non-skin contact surface side of the absorbent part , an elastic member is provided between the absorbent part and the non-skin are bonded are arranged so as to be positioned between the contact surface, the elastic member in the longitudinal direction of the absorbent article, which is divided into a pair of left and right side edge portions and the central portion, said side edge of the rigidity and Ri rigidity and the Do different in the central portion, the skin contact surface, the absorbent portion, the elastic member and the non-skin contact surface are integrated by the grooves, respectively, and wherein the An absorbent article is provided.
[0007]
Moreover, this invention provides the said absorbent article with the rigidity of the said side edge part larger than the rigidity of the said center part.
Moreover, this invention provides the said absorbent article whose width of the said absorption part is below the width of the said elastic member .
Also, the present invention, the ratio of the rigidity of the said central portion of said side edge portions (rigidity of / the central portion of the side edge portion), which provides the absorbent article is 1.2 or more It is.
Moreover, this invention provides the said absorbent article whose bulk restoring force of the said elastic member is 10-50 cN.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in more detail with reference to the drawings.
Here, FIG. 1 is a partially broken perspective view showing a sanitary napkin as an embodiment of the absorbent article of the present invention, and FIG. 2 is a sectional view taken along the line II-II in FIG. FIG. 3 is a cross-sectional view in the width direction when the sanitary napkin shown in FIG. 1 is used. FIG. 4 is a cross-sectional view in the width direction showing another form of the elastic member used in the present invention, and FIG. 5 is a plan view showing another form of the elastic member used in the present invention.
[0009]
The sanitary napkin 1 of this embodiment shown in FIGS. 1 and 2 includes a liquid-permeable skin contact surface 2, a liquid-impermeable non-skin contact surface 3, and the skin contact surface 2 and the non-skin contact It has a liquid-retaining absorbent portion 4 interposed between the surface 3 and is formed substantially vertically.
[0010]
And the said skin contact surface 2 is comprised by the surface sheet 20 which has liquid permeability. As the surface sheet, those usually used for absorbent articles can be used without particular limitation, for example, non-woven fabric, perforated film, mesh, etc., its material, manufacturing method, basis weight, The thickness and the like are not particularly limited.
[0011]
Moreover, the said non-skin contact surface 3 is comprised by the back surface sheet 30 which has liquid impermeability. As the back sheet, those usually used for absorbent articles can be used without particular limitation. For example, a liquid-impermeable polyethylene film, a liquid-impermeable moisture-permeable sheet, and a size-treated sheet are used. Examples include waterproof paper and composite materials thereof, and the material, manufacturing method, basis weight, thickness, and the like are not particularly limited.
[0012]
Thus, in this embodiment, as shown in FIGS. 1 and 2, the absorbent member 4 has an elastic member 50 bonded thereto, and the elastic member 50 has a pair of sides in the longitudinal direction of the absorbent article. The

edge parts

51 and 51 and the center part 52 are divided, and the rigidity of the left and right

side edge parts

51 and 51 is different from the rigidity of the center part 52.
[0013]
More specifically, the rigidity of the

side edge portions

51 and 51 is larger than the rigidity of the central portion 52.
Specifically, in this embodiment, the ratio of the rigidity of the

side edge portions

51 and 51 to the rigidity of the central portion 52 (the rigidity of the side edge portion 51 / the rigidity of the central portion 52) is greater than 1, preferably Is 1.2 or more, more preferably 1.3 to 10.
When the rigidity ratio is 1, that is, when both the rigidity is the same, when the absorbent article is mounted between the crotch, a predetermined flexible shaft is formed as described later, and various mounting shapes are taken. Therefore, the fit is inferior.
[0014]
Here, the rigidity is measured as follows. Specifically, the rigidity of the side edge portion 51 is preferably 0.0005 to 0.02 cN · cm. The rigidity of the central part is preferably 0.001 to 0.01 cN · cm.
(Rigidity measurement method)
The nonwoven fabric was cut into a length of 20 cm and a width of 10 cm, and this was used as a sample piece, and the bending moment with respect to the bending curvature was measured using KES-FB2 (trade name) manufactured by Kato Tech.
After fixing both long sides of the sample piece to the chuck (distance between chucks of about 1 cm), and increasing the curvature (bending deformation speed) at 0.5 cm / sec until the curvature reaches 2.5 cm ^−1. The curvature was returned to 1.5 cm ⁻¹ (recovered). The bending moment at this time was measured and used as the value of bending rigidity. In addition, when the length of the long side of the sample piece was shorter than 20 cm, the value converted into the length of 20 cm was used as the value of bending rigidity.
[0015]
The elastic member 50 will be described in more detail. As shown in FIG. 2, the elastic member 50 is disposed under the left and right end portions in the longitudinal direction of the upper layer elastic member 50a, and the same or different lower layer as the upper layer elastic member 50a. The elastic member 50b is bonded. Then, in this embodiment the upper elastic members 50a and the lower elastic member 50b is being bonded with an adhesive, the other, crimp grooves, embossed, it may be bonded using techniques thermal fusion or the like.
As described above, in this embodiment, the side edge portion 51 is a high-rigidity region in which the lower layer elastic member 50b is bonded to the upper layer elastic member 50a, and the center portion 52 is bonded to the lower layer elastic member 50b. This is a low-rigidity region composed of only the upper elastic members 50a that are not aligned.
[0016]
As shown in FIGS. 1 and 2, the elastic member 50 is bonded to the absorbent portion 4 on the non-skin contact surface 3 side of the absorbent portion 4 in the sanitary napkin of this embodiment. That is, the elastic member 50 is disposed by being bonded to the absorbing portion 4 so as to be positioned between the absorbing portion 4 and the non-skin contact surface 3.
As the adhesive used at this time, any adhesive can be used without particular limitation as long as it is usually used for absorbent articles.
[0017]
Moreover, in this embodiment, as shown in FIGS. 1 and 2, a groove 8 is formed, whereby the skin contact surface 2 made of the top sheet 20, the absorbing portion 4, the elastic member 50, and The non-skin contact surface 3 made of the back sheet 30 is integrated with each other. Since the groove 8 is formed, the elastic member 50 is firmly integrated with other members such as the absorbing portion 4.
The groove 8 is usually the same as the groove for improving leakage prevention provided in the sanitary napkin, and is not particularly limited.
[0018]
In addition, the adhesion method of the elastic member 50 to the absorbing portion 4 is not limited to adhesion by an adhesive, but can be adhered by using a technique such as embossing or heat fusion.
[0019]
The elastic member is formed of, for example, a foam sheet, a nonwoven fabric, a film, or the like.
Examples of the material of the foam sheet include polyethylene, polypropylene, polybutylene, vinyl chloride, ethylene vinyl acetate, ethylene-methyl acrylate copolymer, polyester, polyurethane, silicon elastomer, polyvinyl alcohol sponge, and cellulose sponge. Examples of the material of the nonwoven fabric include synthetic fibers such as polyethylene, polypropylene, polybutylene, and polyester. Furthermore, examples of the material for the film include polyethylene, polybutylene, and polyester.
[0020]
The elastic member has a bulk restoring force of preferably 2 cN or more, and more preferably 10 to 50 cN. If the restoring force is less than 2 cN, the effect of preventing the warping of the napkin may be small, which is not preferable.
In the present specification, the “bulk restoring force” refers to 75% (75% with respect to the initial thickness of the sample in the compression direction) and 25% after compression (25% with respect to the initial thickness of the sample in the compression direction). ) Resilience at the time of deformation. More specifically, it is measured as follows.
(Measurement method of bulk restoring force)
The elastic member is cut into a size of 30.0 mm × 150.0 mm and used as a sample. After the two longitudinal ends of this sample are overlapped by 2 mm to form a ring shape, the sample is placed on a sample stand of Tensilon RTM-25 [manufactured by Toyo Baldwin Co., Ltd.] with the longitudinal direction (one surface) of the sample being the lower surface. After installation, in the compression test mode, the sample is compressed 75% (75% with respect to the initial thickness of the sample in the compression direction) at a measurement speed of 10 mm / min, and then 25% (with respect to the initial thickness of the sample in the compression direction). 25%) is recovered to compression, the recovery force at this time is measured, and this is defined as the bulk restoring force.
[0021]
Further, the thickness a of the elastic member (in this embodiment, the thickness of only the upper elastic member 50a, see FIG. 2) is preferably 0.1 to 7.0 mm, and preferably 0.5 to 5 mm. Is more preferable. If the thickness is less than 0.1 mm, sufficient restoring force may not be obtained, and if it exceeds 7.0 mm, the thickness of the napkin is too thick, and it may be uncomfortable when worn.
[0022]
Further, the absorbing portion 4 is constituted by an absorber 40. The absorbent body 40 is not particularly limited, but an absorbent sheet is preferably used.
Especially as this absorption sheet, the sheet | seat which dry-integrated and integrated the hydrophilic fiber, the heat-meltable adhesive fiber, the paper strength reinforcing agent, and the superabsorbent polymer is used preferably. That is, as the absorbing part 4, an absorbent body 40 made of a single absorbent sheet is preferably used.
By forming the absorption part 40 with the absorbent body 40 made of such an absorption sheet, the integrity of the elastic member 50 and the absorption part 40 can be further improved, and the stress of the elastic member 50 can be reduced. It can be reflected well. Therefore, as will be described later, it can be favorably curved, and the fit can be further improved.
[0023]
As the absorbent sheet, a normal absorbent sheet made of the above-mentioned materials can be used as appropriate. Examples of the hydrophilic fibers include cellulose fibers such as pulp, rayon, and cotton, and synthetics such as polyethylene, polypropylene, and polyester. Examples of the heat-meltable adhesive fibers include those obtained by dissolving them in polyethylene fibers, polypropylene fibers, polyethylene terephthalate fibers, polyethylene / polyethylene terephthalate composite fibers, and hot water. Examples of the paper strength reinforcing agent include polyamine, epichlorohydrin fiber, dialdehyde starch, sponge, carboxymethyl cellulose, and the like. Examples of the superabsorbent polymer include: Starch, cross-linked carbox Methylation cellulose, polymers or copolymers of acrylic acid or acrylic acid alkali metal salt. Moreover, in the said absorption sheet, although the mixture ratio of each material, etc. are arbitrary, it is preferable that the compounding quantity of the said superabsorbent polymer shall be 20-70 g / m < ² > by a spraying basic weight.
[0024]
Further, the thickness b (see FIG. 2) of the absorbent sheet is preferably 0.3 to 1.5 mm, and more preferably 0.5 to 1.2 mm. If the thickness is less than 0.3 mm, the ability to absorb the liquid is poor and is not preferable. If the thickness exceeds 1.5 mm, the absorbent sheet may be too hard, or the absorbent article may be too thick, resulting in a sense of discomfort. There is not preferable.
[0025]
The sanitary napkin of this form can be manufactured as follows, for example. That is, the said absorber 40 which consists of the said absorption sheet manufactured according to the conventional method, and the said elastic member 50 by which the upper layer elastic member 50a and the lower layer elastic member 50b are bonded together are bonded together through an adhesive agent. Then, the absorbent body 40 formed by bonding the elastic member 50 is covered with the back sheet 30 and the top sheet 20 according to a conventional method, and further, the groove 8 is formed by embossing. The sanitary napkin can be manufactured.
[0026]
The sanitary napkin according to the present embodiment is formed by adhering the elastic member 50 formed as described above to the absorbing portion 4, and as shown in FIG. It is easy to guide the convex shape (that is, it is easy to bend so as to form the convex shape via a predetermined flexible shaft), and it is well curved in the width direction when used. For this reason, it is excellent in fitting property, is excellent in warping prevention and leakage prevention properties, and also has a good wearing feeling.
Moreover, since the rigidity of the said side edge part 51 is made higher than the rigidity of the said center part 52, it has made it easier to guide the convex shape toward the above-mentioned skin contact surface 2 side.
Further, in the present embodiment, (because it forms a

groove

8 that is bonded by an adhesive) The elastic member 50 is because it is adhered sufficiently strongly to the absorption unit 4, in particular, only the elastic member without twisting In addition, there is no twist in the absorption part, excellent fit, and excellent leak prevention.
[0027]
Next, another embodiment of the elastic member used in the present invention will be described in detail with reference to FIGS. Here, the points not particularly described in detail are the same as those of the elastic member 50.
[0028]
The elastic member 60 in the form shown in FIG. 4 is divided into a pair of left and right side edge portions 61 and a central portion 62 in the longitudinal direction, and the left and right side edge portions 61 define the left and right side edge portions of the elastic member 60. It is formed by folding downward.
For this reason, the left and right side edge portions 61 are more rigid than the center portion 62.
Therefore, as shown in FIG. 4, the side edge portion 61 is formed by folding back the side edge portion by 180 °, and the elastic members are doubled.
[0029]
Further, the elastic member 70 of the form shown in FIG. 5 is divided into a pair of left and right side edge portions 71 and a central portion 72 in the longitudinal direction, and the central portion 72 is flexible with a large number of apertures formed therein. It has become. For this reason, the side edge 71 is more rigid than the center 72.
[0030]
The method for forming a large number of apertures in the central portion 72 is not particularly limited, and a known film aperture forming method can be used. Further, the size, shape, number of holes per unit area, etc. are not particularly limited, but a preferable size of the holes is a hole diameter of 0.5 to 10 mm. The number is 1 to 100 / cm ² . Moreover, it is preferable that the basic weight of the said center part 72 in which the opening was provided is 20-100 g / cm < ² >.
[0031]
On the other hand, the method for embossing the central portion 72 is not particularly limited, but a sculpture roll having a large number of dot-like projections on the surface and a receiving roll made of hard rubber, a metal roll, or the like. And a method of heat embossing.
At this time, the size of the convex portions is preferably 1 to 100 mm ² , and the number of the convex portions per unit area is preferably 1 to 50 / cm ² .
[0032]
In addition, the absorbent article of this invention is not restrict | limited at all to the above-mentioned form, A various change is possible in the range which does not deviate from the meaning of this invention.
For example, the central portion can be a high rigidity region, and the side edge can be a low rigidity region.
In addition, the absorbent article of the present invention only needs to be formed substantially vertically long, and if formed so as to be used in the same manner as a normal sanitary napkin or the like, its size, shape, thickness, etc. There is no particular restriction.
Furthermore, the absorbent article of the present invention can be applied to a desired form according to the use of the absorbent article such as disposable diapers for adults and infants, incontinence pads, etc., in addition to the sanitary napkin.
Moreover, when using a nonwoven fabric as said elastic member, the fiber density of a side edge part may be made high, and both rigidity may be made to differ by making the fiber density of a center part low.
Furthermore, if necessary, the rigidity of the elastic member at a position where the absorbent article is easily twisted can be increased.
Further, when the elastic member is liquid permeable, it may be adhered to the skin contact surface side of the absorbing portion.
[0033]
【Example】
EXAMPLES Hereinafter, although an Example and a comparative example demonstrate this invention further more concretely, this invention is not limited to these.
[0034]
[Examples 1 to 3 and Comparative Example 1]
A sanitary napkin as an absorbent article shown in FIGS. 1 to 3 was produced using the materials shown in [Table 1] as elastic members.
And about the obtained sanitary napkin, the following napkin performance was evaluated. The results are shown in [Table 1].
[0035]
<Napkin performance>
<Yole rate>
8 g of equine defibrinated blood is injected in advance into the sanitary napkins obtained in the examples and comparative examples, and attached to a dynamic human body model whose legs move back and forth and walked for 60 minutes. After this, gently remove the napkin and measure the minimum width of the napkin. This is compared with the width of the napkin before mounting, and the deflection rate is calculated from the following [Equation 1]. The measurement is performed 5 times, and the average value is taken as the deflection rate. As a rough guide, the deflection rate in this measurement method for napkins that are difficult to twist in actual use often has a value of 25% or less, and in the case of a napkin that is easy to twist, it often has a value of 30% or more.
[0036]
[Expression 1]

[0037]
<Evaluation of use (Yole Nikusa)>
Thirty-five monitor women wore each napkin for 2 hours, and asked them to select the number closest to their feelings from the following expressions.
1 ... Difficult to twist 2 ... Difficult to twist 3 ... Neither 4 ... Slightly twisted 5 ... Slightly twisted ... The average value of this evaluation, which is easy to twist, is taken to be difficult. The evaluation result means that the smaller the value (closer to 1), the less likely it is to twist, and the larger (close to 5) the easier it is to twist.
[0038]
[Table 1]

[0039]
【The invention's effect】
The absorbent article of the present invention is an absorbent article such as a disposable diaper, a sanitary napkin, an incontinence pad and the like that has excellent fit and is excellent in warping prevention and leakage prevention.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially broken perspective view showing a sanitary napkin as an embodiment of the absorbent article of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line II-II in FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional view in the width direction in a state where the sanitary napkin shown in FIG. 1 is used.
FIG. 4 is a cross-sectional view in the width direction showing another embodiment of the elastic member used in the present invention.
FIG. 5 is a plan view showing another embodiment of the elastic member used in the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Sanitary napkin 2 Skin contact surface 3 Non-skin contact surface 4 Absorbing part 8 Groove 20 Top sheet 30 Back sheet 40 Absorber 50 Elastic member 50a Upper layer elastic member 50b Lower layer elastic member 51 Side edge part 52 Central part 60 Elastic member 61 side edge 62 center 70 elastic member 71 side edge 72 center

Claims

A liquid-permeable skin contact surface, a liquid-impermeable non-skin contact surface, and a liquid-retaining absorbent portion interposed between the skin contact surface and the non-skin contact surface, In the absorbent article formed in a vertically long,
On the non-skin contact surface side of the absorption part , an elastic member is adhered and arranged so as to be positioned between the absorption part and the non-skin contact surface ,
The elastic member in the longitudinal direction of the absorbent article, which is divided into a pair of left and right side edge portions and the central portion, Ri and the rigidity of the said central portion of the side edge Do different,
The skin contact surface, the absorbing portion, the elastic member and the non-skin contact surface are each integrated by a groove,
An absorbent article characterized by the above.

The absorbent article according to claim 1, wherein the rigidity of the side edge portion is larger than the rigidity of the central portion.

The absorbent article according to claim 1, wherein the width of the absorbent portion is equal to or less than the width of the elastic member.

2. The absorbent article according to claim 1, wherein the ratio of the rigidity of the side edge part to the rigidity of the center part (the rigidity of the side edge part / the rigidity of the center part) is 1.2 or more.

The absorbent article according to claim 1, wherein a bulk restoring force of the elastic member is 10 to 50 cN.