JP3735422B2

JP3735422B2 - Center coordinate measurement target

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Publication number: JP3735422B2
Application number: JP27988596A
Authority: JP
Inventors: 政芳田中; 英也河内
Original assignee: 株式会社ソキア
Priority date: 1996-10-02
Filing date: 1996-10-02
Publication date: 2006-01-18
Anticipated expiration: 2016-10-02
Also published as: JPH10111131A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、測量用のターゲットに関し、特に橋梁部材の測定において、測点にターゲットを配し測距測角儀で視準することにより測点の三次元座標を求める中心座標測定用ターゲットに関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般的に、橋梁を完成させるためには、まず橋梁を構成する橋梁部材の設計データを作成し、前記データに基づいて橋梁部材を作成し、この橋梁部材を巻尺またはノギスにより測定して設計データと測定データの異同を決定し、必要に応じて橋梁部材を修正している。
【０００３】
橋梁部材を測定するためには、上記のように巻尺またはノギス等を使用して作業を行っている。このとき図１７に示すように、複数あるボルト穴１２１のうち測定するボルト穴、例えば孔１２１ａ，１２１ｂ間の中心間距離ｌを測定するために、まず全長Ｌを巻尺を用いて測定し、次に橋梁端部１２２から各ボルト穴１２１ａと１２１ｂとの中心までの距離ｌ１，ｌ２をノギスによって測定して、橋梁端部１２２，１２２間の長さから橋梁端部１２２とボルト穴１２１ａとの距離ｌ１及び橋梁端部１２２とボルト穴１２１ｂとの距離ｌ２を差し引くことによりボルト穴１２１ａ，１２１ｂ中心間における距離ｌを求めている。
【０００４】
以上のようにして得られた測定データと設計データとの異同を決定し、必要に応じて修正された橋梁部材を、さらに仮組立することにより不整合な箇所を特定し、橋梁部材の修正を行っていた。そして一度仮組立した橋梁部材を解体してから現場に運搬し、実際の組立作業を行っていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
従来のような橋梁部材における測定作業では、測定に巻尺またはノギスを使用しているため、測定精度が悪く、また長い距離を測りにくいため正確な値を測定することが不可能であった。さらに測定作業が手作業であるため、効率化が図れないという不都合があった。
【０００６】
また、それぞれの橋梁部材は非常に大きな部材であるため、これらの橋梁部材で実際の状態の仮組立を行うには、広い組立てスペースが必要であり、かつ組立て及び解体は大がかりで時間を要するものになるという不都合があった。
【０００７】
さらに、計測する際に、橋梁部材上に遮蔽物がある場合には、遮蔽物にさえぎられて巻尺を伸ばすことができず、正確な測定データを得ることが不可能であった。
【０００８】
本発明の目的は、橋梁部材の仮組立等の工程を省略して、作業効率を向上することができる、中心座標測定用ターゲットを提供することにある。
【０００９】
また、本発明の他の目的は、橋梁部材上における計測ポイント間に遮蔽物があっても測定可能な中心座標測定用ターゲットを提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本願請求項１の中心座標測定用ターゲットは、長尺部材の所定位置に設けられた孔の中心位置を計測するための中心座標測定用ターゲットであって、該中心座標測定用ターゲットは、前記孔と係合する係合固定部と、該係合固定部にユニバーサルジョイントを介して連結され揺動可能に配設されるポールと、該ポールに直列に配置された複数の再帰反射面と、を備え、該複数の再帰反射面の各々には孔中心対応指標が設けられ、前記ポールの揺動中心は、前記係合固定部を前記孔に係合した状態において、前記孔が形成された前記長尺部材の表面と同一の面上に位置することを特徴とする。
【００１１】
本願請求項２の中心座標測定用ターゲットは、橋梁部材の設計データの作成工程と、該工程において作成された設計データに基づいて橋梁部材を作成する工程と、前記作成された橋梁部材の測定データを作成する工程と、該橋梁部材の測定データと前記設計データの異同を決定する工程と、を備えた測定システムに用いられる中心座標測定用ターゲットであって、該中心座標測定用ターゲットは、前記橋梁部材において測距測角儀に対して露見していない位置に形成された孔に配置され、前記中心座標測定用ターゲットのポールは、前記橋梁部材の表面と同一の面上に位置する前記孔の中心を揺動中心として揺動可能に設けられ、前記ポールに直列に配置された複数の再帰反射面を前記測距測角儀で視準することができるように前記ポールを傾倒させ、前記再帰反射面を測距測角儀で視準し、前記孔の中心における三次元座標を求めることを特徴とする。
【００１２】
【発明の実施の形態】
本発明に係る中心座標測定用ターゲット１０は、長尺部材２０の所定位置に設けられた孔２１中心間を計測するための測定用ターゲットである。この中心座標測定用ターゲット１０は、長尺部材２０に設けた孔２１と係合する係合固定部３０と、この係合固定部３０にユニバーサルジョイント４０を介して連結され揺動可能に配設されるポール５０と、このポール５０に直列に配置され且つ複数の孔中心対応指標６１を設けた再帰反射面６０と、を備えている。
【００１３】
上記のように構成されているので、橋梁部材２０の測定において、従来のような巻尺またはノギスによる手作業に代わって、任意に座標の原点及び第２測定点を特定し、三次元座標系を設定した後、測距測角儀８０で中心座標測定用ターゲット１０の再帰反射面６０を視準して原点からの測定点の座標を求め、正確な橋梁部材２０の測定データを算出することができる。
【００１４】
以上のようにして得られた、橋梁部材２０の測定データと設計段階での設計データとを比べて異同を決定し、橋梁部材２０を修正する。このため、橋梁部材２０を仮組立して更に橋梁部材２０の整合性を確認する必要がなくなり、仮組立工程を省略することができ、作業効率を向上することができる。
【００１５】
また、揺動可能なポール５０上に再帰反射面６０が２箇所形成されているので、橋梁部材２０上に遮蔽物２２があっても再帰反射面６０を遮蔽物２２に邪魔されずに中心座標測定用ターゲット１０の再帰反射面６０を測距測角儀８０に対面させることができ、遮蔽物２２に影響されることなく橋梁部材２０の計測を行うことができる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部材，配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
【００１７】
図１乃至図１５は、本発明の一実施例を示すものであり、図１は中心座標測定用ターゲットの正面図、図２は中心座標測定用ターゲットの断面図、図３は係合固定部を示す説明図、図４は中心座標測定用ターゲットの使用状態を示す説明図、図５は中心座標測定用ターゲットを用いた測定方法を示す説明図、図６乃至図１５は他の測点に配置する測定用ターゲットの説明図である。
【００１８】
本例の中心座標測定用ターゲット１０は、長尺部材における測点の三次元座標を測定するためのものであり、係合固定部３０と、ユニバーサルジョイント４０と、ポール５０と、再帰反射面６０と、から構成されている。
【００１９】
本例における長尺部材は、橋梁等を構成するＨ鋼からなる橋梁部材２０であり、図５で示すように、端部には組立時に必要なボルトを挿入するための複数の孔２１が設けられている。
【００２０】
本例の中心座標測定用ターゲット１０における係合固定部３０は、橋梁部材２０の孔２１内に位置させる円柱状のものであり、図３で示すように、橋梁部材２０の孔２１に嵌入される本体３１と、この本体３１と一体に形成される係合部３２とから構成されている。
【００２１】
係合固定部３０における本体３１の橋梁部材２０の孔２１に嵌入する側の端部にはテーパ部３１ａが設けられており、係合固定部３０を孔２１に嵌入しやすいように構成されている。
【００２２】
本例の係合固定部３０の係合部３２は、図３で示すように、凹部３２ａを囲んで形成されている。この係合部３２の径は本体３１の径より大きめに形成されており、この係合部３２が橋梁部材２０における孔２１に埋没しないように橋梁部材２０の孔２１の周縁部で係止されることにより、係合固定部３０が橋梁部材２０における孔２１の周縁部において係合する。
【００２３】
上記係合部３２の上端外周部には縁部３２ｃが形成されている。この縁部３２ｃは係合固定部３０を手で持ったときに作業者の指がかかって滑りにくくし、橋梁部材２０の孔２１へ嵌入しやすくするためのものである。
【００２４】
さらに係合部３２にはマグネット３４が設けられている。このマグネット３４は、永久磁石であり、係合部３２において、橋梁部材２０における孔２１の周縁部との係合面で周方向等間隔になるように配設されて、係合部３２から露見して孔２１の周縁部に接合し、係合固定部３０を橋梁部材２０にマグネット固定する。
【００２５】
前記係合固定部３０においては、係合部３２の凹部３２ａに連続して後述するジョイント部４１と係合する中空部３３が形成されている。この中空部３３は、ジョイント部４１の径（幅）より若干大きい幅を有する空間３３ａと、該空間３３ａに連続して先細るような傾斜面３５からなる空間３３ｂとからなり、後述するユニバーサルジョイント４０を揺動可能に嵌合する。
【００２６】
上記中空部３３は、ユニバーサルジョイント４０を嵌合させたときに、ユニバーサルジョイント４０の揺動中心Ｏが、係合部３２の裏側面３２ｂと同一の面上に位置するように形成されている。即ち、この中空部３３は、係合固定部３０を橋梁部材２０の孔２１に係合してユニバーサルジョイント４０を嵌合したときに、ユニバーサルジョイント４０の揺動中心Ｏが孔２１が形成された橋梁部材２０の表面と同一の面上に位置するように形成される。
【００２７】
このようにして、上記ユニバーサルジョイント４０の揺動中心Ｏは、中心座標測定用ターゲット１０を係合する孔２１の中心と一致するように構成される。
【００２８】
本例のユニバーサルジョイント４０は、図３で示すように、ジョイント部４１と、軸部４２と、係止部４３と、係合端部４４とから構成されている。ジョイント部４１は、球形に形成されており、前記中空部３３に揺動可能に収納される大きさに形成されている。このジョイント部４１から連続して、軸部４２がジョイント部４１と一体に形成されている。この軸部４２は、ユニバーサルジョイント４０を中空部３３に係合させたときに、軸部４２の長尺方向の中心線が、前記ユニバーサルジョイント４０の揺動中心Ｏと一致するように形成されている。
【００２９】
また上記軸部４２の外周部で前記ジョイント部４１から所定間隔をおいた位置には、所定幅で膨出した係止部４３が形成されている。さらに、係止部４３の上方に形成された係合端部４４には、ねじが螺刻されている。
【００３０】
本例のポール５０は、円柱状の長尺部材であり、図１及び図２で示すように皿状の円盤形である再帰反射面形成部５１を直列に２箇所備えた構成となっている。この再帰反射面形成部５１は、円形の枠体５１ａがねじ５２によってポール５０に螺合されて、底面５１ｂが外方を向くように形成されている。そして底面５１ｂは、ポール５０の中心線に一致するように形成されている。
【００３１】
また、ポール５０は、一方の端部に係合凹部５５を備えている。この係合凹部５５は、ユニバーサルジョイント４０と係合するためのものであり、内側にはねじが螺刻されており、ユニバーサルジョイント４０の係合端部４４が螺合可能に形成されている。このとき、ポール５０の中心線と、ユニバーサルジョイント４０の係合端部４４の中心線とが一致するような構成となっている。
【００３２】
さらにポール５０の再帰反射面形成部５１と反対側の面上の所定位置においては、係合孔５３が形成されており、後述するマグネットスタンド７０の係合凸部７３を嵌入可能に形成されている。
【００３３】
本例の再帰反射面６０は、再帰反射面としての反射プリズムシートを、前記再帰反射面形成部５１の底面５１ｂに貼着して形成されている。この反射プリズムシートは、マイクロプリズムが密集状態に形成された可撓性の透明な反射体で、入射した光を入射方向に向けてそのまま反射する性質がある。
【００３４】
この反射プリズムシートの平滑な表面には図１で示すように、孔中心対応指標６１が設けられており、孔中心対応指標６１は十字線６１ａと円形６１ｂからなる。そして十字線６１ａ中心は、ポール５０の中心線に一致して形成される。
【００３５】
次に、上記構成要素を組み付けて中心座標測定用ターゲット１０を形成し、橋梁部材２０上の孔２１に取付ける方法について説明する。まず、係合固定部３０と、ポール５０とを、ユニバーサルジョイント４０を介して組付ける。
【００３６】
すなわち係合固定部３０の中空部３３へ、ユニバーサルジョイント４０のジョイント部４１を嵌合させる。このときユニバーサルジョイント４０が係合固定部３０の中空部３３から外れないように、押えねじ３６を用いてユニバーサルジョイント４０のジョイント部４１を中空部３３内に位置させて固定する。そしてユニバーサルジョイント４０の係合端部４４を、ポール５０の係合凹部５５へ挿入する。
【００３７】
このときユニバーサルジョイント４０の係合端部４４と、ポール５０の係合凹部５５の内側にはそれぞれねじが螺刻されているので、ユニバーサルジョイント４０の係合端部４４と、ポール５０の係合凹部５５とを、それぞれに形成されたねじを螺合させることにより係合する。
【００３８】
またポール５０のユニバーサルジョイント４０と係合する側の端面５４は、ユニバーサルジョイント４０の係合端部４４と、ポール５０の係合凹部５５とを係合させたとき、ユニバーサルジョイント４０の係止部４３において係止される。これにより、ポール５０とユニバーサルジョイント４０との連結時の長さを常時一定にすることが可能となる。以上のようにして再帰反射面６０を備えたポール５０は係合固定部３０において揺動可能に係合される。
【００３９】
本例における橋梁部材２０は、図５で示すように、測距測角儀８０を用いて測定する。本例の測距測角儀８０は光波を利用して、反射光と、参照光との位相差により距離を測定するものであり、距離計測を行う光波の軸とターゲット１０の再帰反射面６０を視準する軸とが同軸となっている。また高度角水平角は測定エンコーダにより行われている。そして測距測角儀８０にはＣＰＵが内蔵されており、得られた測定値を気象条件などにより補正して、測定距離をデジタル表示する。なお、この測距測角儀８０は三脚８１上に載置される。
【００４０】
まず測距測角儀８０を三脚８１上に載置して整準作業を行う。この測距測角儀８０を用いて、上記の中心座標測定用ターゲット１０の再帰反射面６０及び次述する測定用ターゲット９０を視準して、それぞれのターゲット１０，９０が嵌合されている孔２１の三次元座標を求める。
【００４１】
橋梁部材２０上における測定方法としては、まず中心座標測定用ターゲット１０を橋梁部材２０の孔２１に係合させる。このとき、中心座標測定用ターゲット１０は、係合固定部３０とポール５０とが揺動可能に係合されているため、中心座標測定用ターゲット１０を係合させる孔２１と測距測角儀８０との間に遮蔽物２２があっても、ポール５０を揺動させることにより、遮蔽物２２に邪魔されずに中心座標測定用ターゲット１０の再帰反射面６０を測距測角儀８０に対面させることができる。
【００４２】
そして中心座標測定用ターゲット１０の再帰反射面６０を測距測角儀８０に対面させたら、マグネットスタンド７０で中心座標測定用ターゲット１０のポール５０を支持する。
【００４３】
本例のマグネットスタンド７０は、図２で示すように、下端部にマグネット（図示せず）を有する固定部７１を備え、上部側には中心座標測定用ターゲット１０のポール５０を支持する支持部７２を備えた構成となっている。マグネットは、マグネットスタンド７０の下端部の面から露見して、固定部７１が橋梁部材２０にマグネット固定するような構成となっている。よって、マグネットスタンド７０は、所望の位置に簡単に配置することができる。またマグネットスタンド７０における、中心座標測定用ターゲット１０のポール５０を支持する支持部７２は、一方に係合凸部７３を備えている。
【００４４】
さらに詳述すると、上記支持部７２には、支持部７２をマグネットスタンド７０に対して摺動させて、所定位置で支持部７２を固定させる固定つまみ７８が形成されている。また、支持部７２の固定つまみ７８と反対側には円形凹部７６が形成され、この円形凹部７６に回動可能に軸支される球状部７７が形成されている。そしてこの球状部７７に連続してポール５０と当接する当接部７９と、ポール５０の係合孔５３と係合する係合凸部７３が設けられている。
【００４５】
マグネットスタンド７０は固定部７１の上部に設けられている円形凹部７４に回動可能に軸支されるような球状部７５を有しており、図示しない固定手段により固定できるように構成されている。
【００４６】
そして、上記係合凸部７３を中心座標測定用ターゲット１０のポール５０における係合孔５３に挿着させて、中心座標測定用ターゲット１０を所定の位置で保持する。なお、係合孔５３及び係合凸部７３にそれぞれねじを螺刻して、係合孔５３と係合凸部７３とを螺合させるような構成としても良い。
【００４７】
一方、孔中心を求める他の孔２１には測定用ターゲット９０をはめ込んで、この測定用ターゲット９０を視準することにより、測定用ターゲット９０の嵌合された孔２１の中心座標を求める。
【００４８】
これらの測定用ターゲット９０は測定状況に応じて適宜組み合わせて使用することができるものであり、以下にそれぞれ説明する。本例では孔２１は、測距測角儀８０に対して露見している孔であるので、図６乃至図１５で説明するような測定用ターゲットを用いる。例えば図６及び図７は、直接測距測角儀８０で視準できる場合、図８から図１０は孔２１内がある程度視準できる場合、図１１から図１５は見やすい位置を調整できる場合である。なお、前述の中心座標測定用ターゲット１０を用いることができるのは勿論である。
【００４９】
図６に示す測定用ターゲット９０の孔係合部９１は、橋梁部材２０の孔２１内に位置させる円柱状ものであり、橋梁部材２０の孔２１に嵌入可能に形成されている。
【００５０】
また、孔係合部９１の孔２１に嵌入する側の端部にはテーパ部９１ｂが設けられており、孔係合部９１を孔２１に嵌入しやすいように構成されている。
【００５１】
そして孔係合部９１を孔２１に係合させたときに、孔２１内部に入り込む端面とは反対側の端面９１ａには、後述する反射シートが貼着されて、橋梁部材２０の表面と同一になるように形成されている。
【００５２】
測定用ターゲット９０の、係合部９２は、孔係合部９１と一体に形成されて、ターゲット本体９３を構成している。この係合部９２の径は孔係合部９１の径より大きめに形成されており、この係合部９２が橋梁部材２０における孔２１に埋没しないように周縁部で係止されることにより、ターゲット本体９３が橋梁部材２０の孔周縁部において係合する。
【００５３】
上記係合部９２における枠体９２ａは、孔係合部９１の端面９１ａを囲むように構成されており、枠体９２ａによって囲まれた内側空間９２ｃは開口９２ｂへ向かって開口９２ｂが最も広くなるように形成されている。
【００５４】
また係合部９２の上端外周部には縁部９２ｄが形成されている。この縁部９２ｄはターゲット本体９３を手で持ったときに作業者の指がかかって滑りにくくし、ターゲット本体９３を孔２１へ嵌入しやすくするためのものである。
【００５５】
孔係合部９１の係合部９２の枠体９２ａに囲まれた端面９１ａには、再帰反射面９４が形成される。この再帰反射面９４は、図７で示すように円形状の反射プリズムシートと、この反射プリズムシートに設けられた孔中心対応指標９５とから構成されている。
【００５６】
前記反射プリズムシートは、マイクロプリズムが密集状態に形成された可撓性の透明な反射体で、入射した光を入射方向に向けてそのまま反射する性質がある。
【００５７】
この反射プリズムシートの平滑な表面には孔中心対応指標９５が設けられており、孔中心対応指標９５は十字線９５ａと円形９５ｂからなる。そして反射プリズムシートを孔係合部９１の端面９１ａに貼着することで再帰反射面９４を形成する。このとき反射プリズムシートは、反射プリズムシートに付された孔中心対応指標９５の十字線９５ａ中心が、孔係合部９１を橋梁部材２０の孔２１に係合させたときの、孔２１の中心に一致するように貼着される。
【００５８】
即ち、前記再帰反射面９４は、孔係合部９１を孔２１に係合させたときに孔２１が形成された橋梁部材２０の表面と同一面になるように構成される。
【００５９】
また、係合部９２にはマグネット９６が設けられている。このマグネット９６は永久磁石であり、係合部９２において、孔２１周縁部との係合面で周方向等間隔になるように配設されて、係合部９２から露見して孔２１の周縁部に接合し、ターゲット本体９３を橋梁部材２０にマグネット固定する。
【００６０】
図８乃至図１０は、前記測定用ターゲット９０の再帰反射面９４に角度θで傾斜を持たせて、再帰反射面９４が測距測角儀８０に対面しやすいような測定用ターゲット９０とした例を示すものである。
【００６１】
本例の孔係合部９１は、橋梁部材２０の孔２１と係合する部分は円柱状に形成されて孔２１に嵌入可能に形成されており、枠体９２ａ囲まれた端面９１ａは、係合部９２に対して所定角度θで傾斜して形成されている。このとき端面９１ａは、孔係合部９１を孔２１に係合したときに、孔２１の中心を通る鉛直線と、橋梁部材２０の表面とが、端面９１ａ上で交差するように形成される。
【００６２】
そして係合部９２の枠体９２ａは前記実施例と同様に孔係合部９１と一体に形成されており、同一幅に形成された端部９２ｆ，９２ｆが前記端面９１ａの両側に位置するような構成となっている。
【００６３】
本例における再帰反射面９４は、反射プリズムシートに付された孔中心対応指標９５の十字線９５ａ中心と、孔２１の中心とが一致するように、端面９１ａに貼着して形成する。
【００６４】
上記のように構成することにより、本例における中心座標測定用ターゲット９０は、再帰反射面９４が孔２１周縁面に対し所定角度θで傾斜するとともに、孔中心対応指標９５の十字線９５ａ中心が、孔２１が形成された橋梁部材２０の表面と同一の面上に位置して、孔２１の中心と一致する。
【００６５】
以上のように、ターゲット本体９３の再帰反射面９４が傾斜していることにより、測定用ターゲット９０を橋梁部材２０における全ての孔２１に配置させても、再帰反射面が測距測角儀８０へ向いて配置されるため、測定用ターゲット９０の再帰反射面９４から反射される光が測距測角儀８０の受光部に入射して測距測角儀８０による視準が可能となる。
【００６６】
図１１乃至図１５は、測定用ターゲット９０のさらに他の例を示す説明図である。図１１で示すように本例の測定用ターゲット９０は、内側に中空部を設けて、この中空部において、水平支軸を備えた再帰反射面を傾動させるような構成となっている。
【００６７】
本例の測定用ターゲット９０の、孔係合部９１は、橋梁部材２０の孔２１内に位置させる円柱状ものであり、橋梁部材２０の孔２１に嵌入可能に形成されている。
【００６８】
本例の測定用ターゲット９０の、係合部９２は、孔係合部９１と一体に形成されており、孔２１及び孔係合部９１と同心で、孔係合部９１よりも大きめの径で形成された円９２ｇの一部分９２ｈを切り欠いた形状に形成されており、切欠端部９２ｉを有している。この円９２ｇの中心をＭとする。
【００６９】
係合部９２の径は孔係合部９１の径より大きめに形成されているので、この係合部９２が橋梁部材２０における孔２１に埋没しないように周縁部で係止されることにより、ターゲット本体９３が橋梁部材２０の孔２１周縁部において係合する。
【００７０】
本例の係合部９２は開口部９２ｊを有しており、この開口部９２ｊは、前記切欠端部９２ｉにおいて、両側にそれぞれ幅Ｘを残して、孔係合部９１の径よりも若干小さめの幅Ａ及び孔係合部９１の径よりも若干小さめの奥行きＢの大きさで形成されている。
【００７１】
上記開口部９２ｊの周縁部には、ねじを螺合するための孔（図示せず）が形成されており、この孔へねじ９２ｋが螺合されている。この孔は、ねじ９２ｋを螺合したときに、それぞれのねじ９２ｋの中心を結ぶ線が、円９２ｇの中心Ｍを通るように形成されている。
【００７２】
また図１１で示すように、係合部９２の上端外周部には円９２ｇより大きい径の縁部９２ｄが形成されている。この縁部９２ｄはターゲット本体９３を手で持ったときに作業者の指がかかって滑りにくくし、ターゲット本体９３を孔２１へ嵌入しやすくするためのものである。
【００７３】
さらに係合部９２にはマグネット９６が設けられている。このマグネット９６は、永久磁石であり、係合部９２において、橋梁部材２０の孔２１周縁部との係合面で周方向等間隔になるように配設されて、係合部９２から露見して孔２１の周縁部に接着し、ターゲット本体９３を橋梁部材２０にマグネット固定する。
【００７４】
前記孔係合部９１と係合部９２とからなるターゲット本体９３には、開口部９２ｊと連続して後述するターゲット板９４ａを配設する中空部９８が形成されている。中空部９８は、大きさの違う中空部９８ａと中空部９８ｂが連続して形成されているものであり、中空部９８ａは、前記開口部９２ｊから連続して、係合部９２内から孔係合部９１内にかけて形成されている。
【００７５】
中空部９８ｂは、前記中空部９８ａに連続して、孔係合部９１内において形成されているものであり、前記開口部９２ｊの幅Ａよりも小さめな幅及び前記開口部９２ｊの奥行きＢよりも小さめな奥行きで形成されている。この中空部９８ｂは、中空部全体の深さが孔係合部９１を貫通しない深さで形成される。
【００７６】
前記中空部９８においては中空部９８ａよりも中空部９８ｂの方が小さめに形成されているので、中空部９８ａと中空部９８ｂとの境目において段差９８ｃが形成される。
【００７７】
さらに中空部９８ａの内壁には、溝９８ｄが設けられている。この溝９８ｄは後述する水平支軸９７，９７を配置するためのものであり、前記ねじ９２ｋのねじ孔に隣接して、係合部９２の開口部９２ｊから段差９８ｃの間において幅Ｙで形成されている。このとき溝９８ｄは、二つのねじ孔を結ぶ直線によって、幅方向に二等分されるように形成される。
【００７８】
そして上記溝９８ｄには、板ばね９９が配設されている。この板ばね９９は、図１５に示すように係合部９２におけるねじ９２ｋに固定されて、前記溝９８ｄ内に配設されているものであり、ねじ９２ｋで固定することができるように、ねじ９２ｋの孔よりも大きめに形成された端部９９ａと、この端部から連続して形成される長尺の本体９９ｂと、本体９９ｂから連続して形成される、端部９９ｃとから構成されている。そして水平支軸９７，９７を圧接している。また端部９９ａにはねじ９２ｋの孔と同一径の孔（図示せず）が形成されている。
【００７９】
そして板ばね９９の端部９９ａを係合部９２におけるねじ９２ｋでねじ止めし、本体を溝９８ｄ内に沿って配設する。このとき、端部９９ｃは中空部９８側へ向くように配設される。
【００８０】
次に本例における再帰反射面９４について説明する。再帰反射面９４は、図１３で示すように矩形のターゲット板９４ａに反射プリズムシートが貼着されて形成されており、この反射プリズムシートには孔中心対応指標９５が設けられている。
【００８１】
本例におけるターゲット板９４ａは、中空部９８ｂの幅と略同一幅の辺Ｑ及び、中空部９８の深さよりも小さめの長さの辺Ｒで矩形に形成されており、周囲２箇所において、水平支軸９７，９７を有している。
【００８２】
本例の水平支軸９７，９７は、ターゲット板９４ａの辺Ｑと平行になるように形成される。また、水平支軸９７，９７は前記溝９８ｄの幅Ｙと略同一の幅に形成されて、溝９８ｄに隙間なく嵌合されるような構成となっている。また水平支軸９７，９７は溝９８ｄに配置するときに、それぞれの水平支軸９７の端部９７ａと溝９８ｄとの間に隙間ができないような長さに形成されている。
【００８３】
図１４ターゲット板９４ａの図１３におけるＳ視図である。図１４に示すように、水平支軸９７，９７の長尺方向の中心線、即ち前記二つのねじ９２ｋの中心を結んだ線は、ターゲット板９４ａの孔中心対応指標９５を形成する側の面と一致するように形成されている。
【００８４】
本例の反射プリズムシートは、マイクロプリズムが密集状態に形成された可撓性の透明な反射体で、入射した光を入射方向に向けてそのまま反射する性質がある。
【００８５】
この反射プリズムシートの平滑な表面設けられた孔中心対応指標９５は、孔中心対応指標９５は十字線９５ａと円形９５ｂからなる。そして反射プリズムシート９４ｂを前記ターゲット板９４ａに貼着する事で再帰反射面９４を形成する。このとき反射プリズムシート９４ｂは、反射プリズムシート９４ｂに付された孔中心対応指標９５の十字線９５ａの一方が、ターゲット板９４ａをターゲット本体９３に配置したときに、孔２１の形成された橋梁部材２０の表面と同一面になるように配設される。
【００８６】
また孔中心対応指標９５の十字線９５ａ中心が、ターゲット板９４ａにおいて、水平支軸９７，９７の端部９７ａ，９７ａからそれぞれ同一の距離に位置するように配設される。
【００８７】
上記のように構成されているので、本例における測定用ターゲット９０は、再帰反射面９４の形成されたターゲット板９４ａが傾動可能に形成されるとともに、孔中心対応指標９５の十字線９５ａ中心が孔２１の形成された橋梁部材２０の表面と同一の面上に位置して、孔２１中心と一致する。
【００８８】
次に上記構成からなる中心座標測定用ターゲット１０を用いた測定法方について説明する。前述したように、本例の中心座標測定用ターゲット１０の再帰反射面６０は２箇所形成されており、測距測角儀８０から出射した光を橋梁部材２０上に配設した中心座標測定用ターゲット１０の再帰反射面６０で反射し、この反射光を測距測角儀８０で受光し、をれぞれの三次元座標を測定する。そして測定値から、中心座標測定用ターゲット１０を配設した孔２１の中心座標を求める。
【００８９】
即ち、中心座標測定用ターゲット１０における２つの再帰反射面６０のそれぞれの三次元座標を（ｘａ，ｙａ，ｚａ），（ｘｂ，ｙｂ，ｚｂ）とし、この三次元座標から中心座標測定用ターゲット１０を配設した孔２１の中心座標（ｘｃ，ｙｃ，ｚｃ）を求める。
【００９０】
図４は中心座標測定用ターゲット１０を配設した孔２１の中心座標（ｘｃ，ｙｃ，ｚｃ）を求める方法を示す説明図である。中心座標測定用ターゲット１０の２つの再帰反射面６０間の距離をｍ１とし、さらにこの中心座標測定用ターゲット１０を配設した孔に近い側の再帰反射面６０から孔２１の中心までの距離をｍ２とする。なお、このときの孔２１の中心は橋梁部材２０と同一の面上にある。
【００９１】
また図４における中心座標測定用ターゲット１０の２つの再帰反射面６０のうち、中心座標測定用ターゲット１０を配設した孔２１から遠い方の再帰反射面６０の三次元座標（ｘａ，ｙａ，ｚａ）をＤ、孔２１に近い方の再帰反射面６０の三次元座標（ｘｂ，ｙｂ，ｚｂ）をＥとし、さらに中心座標測定用ターゲット１０を配設した孔２１の中心座標（ｘｃ，ｙｃ，ｚｃ）をＦとする。そして次の式により中心座標測定用ターゲット１０を配設した孔２１の中心座標（ｘｃ，ｙｃ，ｚｃ）Ｆを求める。
【００９２】
【式１】

【００９３】
中心座標測定用ターゲット１０を配設した孔２１の中心座標（ｘｃ，ｙｃ，ｚｃ）Ｆは中心座標測定用ターゲット１０の揺動中心Ｏに一致しているので、中心座標測定用ターゲット１０のポール５０をどのような角度で傾けても常に一定の値が測定される。
【００９４】
そして中心座標測定用ターゲット１０を配設した孔の中心座標（ｘｃ，ｙｃ，ｚｃ）Ｆが求められたら、次に他の測点における三次元座標（ｘｄ，ｙｄ，ｚｄ）Ｇを計測して、それぞれの測点間の距離ｌを次の式によって算出する。
【００９５】
【式２】

【００９６】
このように本例の中心座標測定用ターゲット１０を使用することにより、橋梁部材２０において、遮蔽物２２があっても、橋梁部材２０の孔２１に配設した中心座標測定用ターゲット１０の再帰反射面６０を遮蔽物２２に邪魔されずに測距測角儀８０によって視準することができ、孔２１の中心座標を求めて、座標計算により２つの孔２１間の距離ｌを求めることができる。
【００９７】
図１６は、本発明の他の実施例を示すものであり、係合固定部３０及びユニバーサルジョイント４０のジョイント部４１における他の例を示す説明図である。本例において前記実施例と同様部材等には同一符号を付してその説明を省略する。
【００９８】
前記実施例ではユニバーサルジョイント４０の、球形に形成されたジョイント部４１が、係合固定部３０内に形成された中空部３３に揺動可能に係合されている例を示したが、本例においては、係合固定部３０内の中空部３３において球面ベアリング４６が用いられており、球面ベアリング４６自体が係合固定部３０において揺動するとともに、この球面ベアリング４６と係合されたジョイント部４１とが自由に揺動する構成となっている。
【００９９】
本例の球面ベアリング４６には、保持枠４５が取り付けられて、この保持枠４５は、係合固定部３０の中空部３３において保持されている。そしてこの保持枠４５は係合部３２において押えねじ３６により固定される。
【０１００】
本例における係合固定部３０内の中空部３３は、係合部３２の凹部３２ａから連続して形成されており、凹部３２ａと連続して形成される中空部３３ｃと、この中空部３３ｃよりも小さめに形成される中空部３３ｄとから構成されている。
【０１０１】
中空部３３ｃと中空部３３ｄの境目には段差３７が形成されており、この段差３７に、球面ベアリング４６を保持している保持枠４５を配設する。このとき前記実施例と同様に、ユニバーサルジョイント４０の揺動中心Ｏが、係合部３２の裏側面３２ｂと同一の平面上に位置するように形成される。即ち、係合固定部３０を橋梁部材２０の孔２１に係合した時に、ユニバーサルジョイント４０の揺動中心Ｏが孔２１が形成された橋梁部材２０の表面と同一の面上に位置するような構成となる。
【０１０２】
このように、本例によれば、球面ベアリング４６を使用することにより、よりスムーズに中心座標測定用ターゲット１０のポール５０を揺動させることができる。
【０１０３】
なお、上記実施例において、橋梁部材２０において、遮蔽物２２に遮られて測距測角儀８０に対して露見していない孔２１に中心座標測定用ターゲット１０を配置し、露見している孔２１に測定用ターゲット９０を配置して、測距測角儀８０で視準した例を示したが、測点としての孔２１が２箇所とも遮蔽物により遮られることにより測距測角儀８０に対して露見していないときには、両方の測点に本例の中心座標測定用ターゲット１０を用いて三次元座標の測定を行って良い。
【０１０４】
本発明における実施例において、再帰反射面６０を構成する再帰反射面形成部５１について、円形にした例を示したが、矩形その他自由な形に形成して良い。また、再帰反射面６０を２箇所形成した例を示したが、２箇所以上で有れば何箇所であっても良い。
【０１０５】
また、係合部３２においてマグネット３４を３箇所設けた例を示したが、３箇所に限らず１箇所以上であれば良い。
【０１０６】
また、橋梁部材２０上のボルト孔である孔２１は、円孔の他、楕円形或いは多角形等係合固定部３０が嵌入可能な形であればどのような形に形成されていても良い。
【０１０７】
次に上記実施例によって橋梁部材２０を測定し、橋梁を完成するまでの流れについて説明する。
【０１０８】
まず、橋梁建設のために必要な橋梁部材２０についての設計データを作成し、この設計データに基づいて橋梁部材２０を作成する。
【０１０９】
次に、橋梁部材２０の孔２１に中心座標測定用ターゲット１０及び測定用ターゲット９０を配置させて、測距測角儀８０によりそれぞれのターゲットにおける再帰反射面を視準し、孔２１中心における三次元座標値を求めることにより橋梁部材２０の測定データを作成する。
【０１１０】
そして設計データと、測定データとを比較して、異同を決定する。設計データと測定データが異なれば、必要に応じて橋梁部材２０を修正する。
【０１１１】
上記測定データを使用して異同を決定することにより、橋梁部材２０を仮組立して更に橋梁部材２０の整合性を確認する必要がなくなり、仮組立工程を省略することができる。そして、修正済みの橋梁部材２０を直接現場に運搬して、実際の組立作業を行うことができる。
【０１１２】
なお、本例においては、橋梁部材２０に中心座標測定用ターゲット１０及び測定用ターゲット９０を配設して、橋梁部材２０上における２つの孔２１の中心間距離ｌを求める例を示したが、橋梁部材２０に限らず複数の孔２１を有する長尺部材の孔２１の中心間距離を測定するのにも好適に用いることができる。
【０１１３】
即ち、本例の中心座標測定用ターゲット１０は、長尺部材における測定システムに用いられる。この測定システムは、長尺部材の設計データの作成工程と、この工程において作成された設計データに基づいて長尺部材を作成する工程と、作成された長尺部材の測定データを作成する工程と、この長尺部材の測定データと前記設計データの異同を決定する工程と、を備えている。
【０１１４】
本例の中心座標測定用ターゲット１０は作成された長尺部材において測距測角儀８０に対して少なくとも露見していない孔２１に配置され、中心座標測定用ターゲット１０の再帰反射面６０を測距測角儀８０で視準することができるようにポール５０を傾倒させ、ポール５０上に形成された再帰反射面６０を測距測角儀８０で視準し、孔２１の中心における三次元座標を求める。
【０１１５】
【発明の効果】
以上のように本発明は、橋梁部材等の長尺部材上の２点間の座標測定において、それぞれの測点に測定用ターゲットを用い、測距測角儀で測定用ターゲットに形成された再帰反射面を視準して三次元座標を求め、この三次元座標から２つの測点の中心座標を求めて、この中心座標から２点間の正確な距離を得ることができるので、正確な長尺部材の測定データを得ることができるため橋梁部材の仮組立等の工程を省略して、作業効率を向上することができる。
【０１１６】
そして本例の中心座標測定用ターゲットにおいては、再帰反射面が揺動可能なポール上に形成されているので、長尺部材上に遮蔽物があっても遮蔽物に邪魔されずに再帰反射面を測距測角儀に対面させることができる。
【０１１７】
また、いつでも測定が可能であり、測点は必要に応じて適宜取り外しかつ再度同じ位置に復元することも容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る中心座標測定用ターゲットの正面図である。
【図２】本発明に係る中心座標測定用ターゲットの断面図である。
【図３】本発明の中心座標測定用ターゲットの係合固定部を示す説明図である。
【図４】本発明に係る中心座標測定用ターゲットの使用状態を示す説明図である。
【図５】本発明に係る中心座標測定用ターゲットを用いた測定方法を示す説明図である。
【図６】測定用ターゲットを示す説明図である。
【図７】測定用ターゲットを示す説明図である。
【図８】他の測定用ターゲットを示す説明図である。
【図９】他の測定用ターゲットを示す説明図である。
【図１０】他の測定用ターゲットを示す説明図である。
【図１１】さらに他の測定用ターゲットを示す説明図である。
【図１２】さらに他の測定用ターゲットを示す説明図である。
【図１３】さらに他の測定用ターゲットを示す説明図である。
【図１４】図１３におけるＳ視図である。
【図１５】測定用ターゲットの板ばねを示す説明図である。
【図１６】本発明の中心座標測定用ターゲットの係合固定部及びジョイント部の他の実施例を示す説明図である。
【図１７】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
１０中心座標測定用ターゲット
２０橋梁部材
３０係合固定部
３１本体
３２係合部
３３中空部
３４マグネット
３５傾斜面
３６押えねじ
３７段差
４０ユニバーサルジョイント
４１ジョイント部
４２軸部
４３係止部
４４係合端部
４５保持枠
４６球面ベアリング
５０ポール
５１再帰反射面形成部
５２ねじ
５３係合孔
５４端面
５５係合凹部
６０再帰反射面
６１孔中心対応指標
７０マグネットスタンド
７１固定部
７２支持部
７３係合凸部
７５球状部
７６円形凹部
７７球状部
７８固定つまみ
８０測距測角儀
９０測定用ターゲット
Ｏ揺動中心[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a survey target, and more particularly to a center coordinate measurement target for obtaining a three-dimensional coordinate of a measurement point by placing the target at a measurement point and collimating with a distance measuring finder in measurement of a bridge member.
[0002]
[Prior art]
In general, in order to complete a bridge, first create design data for the bridge members that make up the bridge, create a bridge member based on the data, and measure the bridge member with a tape measure or calipers to design data. And the measurement data are different, and the bridge members are modified as necessary.
[0003]
In order to measure the bridge member, the work is performed using a tape measure or a caliper as described above. At this time, as shown in FIG. 17, in order to measure the center hole distance l between the bolt holes to be measured among the plurality of bolt holes 121, for example, the

holes

121a and 121b, the total length L is first measured using a tape measure. Next, the distances l1 and l2 from the bridge end 122 to the center of each

bolt hole

121a and 121b are measured with a caliper, and the distance between the bridge end 122 and the bolt hole 121a is determined from the length between the

bridge ends

122 and 122. The distance l between the

bolt holes

121a and 121b is obtained by subtracting l1 and the distance l2 between the bridge end 122 and the bolt hole 121b.
[0004]
Determine the difference between the measurement data obtained as described above and the design data, identify the inconsistent part by further assembling the bridge member modified as necessary, and correct the bridge member. I was going. And once the temporarily assembled bridge members were disassembled, they were transported to the site, where they were actually assembled.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional measurement work for a bridge member, since a tape measure or a caliper is used for measurement, the measurement accuracy is poor, and it is difficult to measure a long distance, so it is impossible to measure an accurate value. Furthermore, since the measurement work is a manual work, there is a disadvantage that efficiency cannot be achieved.
[0006]
In addition, since each bridge member is a very large member, a large assembly space is required to perform temporary assembly with these bridge members in an actual state, and assembly and disassembly are large and time-consuming. There was the inconvenience of becoming.
[0007]
Furthermore, when there is a shield on the bridge member during measurement, the tape measure is not stretched by the shield and it is impossible to obtain accurate measurement data.
[0008]
An object of the present invention is to provide a center coordinate measurement target that can improve work efficiency by omitting steps such as temporary assembly of bridge members.
[0009]
Another object of the present invention is to provide a center coordinate measurement target that can be measured even if there is an obstacle between measurement points on a bridge member.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The center coordinate measurement target of claim 1 is a hole provided at a predetermined position of the long member.ofcenterpositionFor measuringCenter coordinatesA measurement target comprising:Center coordinatesThe measurement target is,in frontAn engaging and fixing portion that engages with the recording hole, a pole that is connected to the engaging and fixing portion via a universal joint and is swingably disposed, and is disposed in series with the pole.MultipleAnd a retroreflective surfaceEach of the plurality of retroreflective surfaces is provided with a hole center-corresponding index, and the swing center of the pole is the length in which the hole is formed when the engagement fixing portion is engaged with the hole. Located on the same plane as the surface of the scale memberIt is characterized by that.
[0011]
The center coordinate measurement target according to claim 2 includes a bridge member design data creation step, a bridge member creation step based on the design data created in the step, and the created bridge member measurement data. And a step of determining the difference between the measurement data of the bridge member and the design data.For center coordinate measurementA target, theFor center coordinate measurementThe target isSaidRanging angle measuring instrument for bridge membersDewNot lookingFormed in positionPlaced in the hole,The pole of the center coordinate measurement target is provided so as to be swingable with the center of the hole located on the same plane as the surface of the bridge member as a swing center,SaidMultiple in series with the poleRetroreflective surfaceSaidTilt the pole so that it can be collimated with a range finder,SaidThe retroreflecting surface is collimated with a ranging finder and the holeofIt is characterized by obtaining a three-dimensional coordinate at the center.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The center coordinate measurement target 10 according to the present invention is a measurement target for measuring between the centers of the holes 21 provided at predetermined positions of the long member 20. The center coordinate measurement target 10 is engaged with a hole 21 provided in the elongated member 20 and is connected to the engagement fixing part 30 via a universal joint 40 so as to be swingable. And a retroreflective surface 60 provided in series with the pole 50 and provided with a plurality of hole center correspondence indexes 61.
[0013]
Since it is configured as described above, in the measurement of the bridge member 20, in place of the conventional manual operation with a tape measure or a caliper, the origin of the coordinates and the second measurement point are arbitrarily specified, and the three-dimensional coordinate system is set. After setting, collimating the retroreflecting surface 60 of the center coordinate measuring target 10 with the ranging finder 80, obtaining the coordinates of the measurement point from the origin, and calculating the accurate measurement data of the bridge member 20 it can.
0014]
The measurement data of the bridge member 20 obtained as described above is compared with the design data at the design stage to determine the difference, and the bridge member 20 is corrected. For this reason, it is not necessary to temporarily assemble the bridge member 20 and further confirm the consistency of the bridge member 20, the temporary assembly step can be omitted, and work efficiency can be improved.
[0015]
In addition, since the retroreflective surfaces 60 are formed at two places on the swingable pole 50, even if the shield 22 is present on the bridge member 20, the retroreflective surface 60 is not obstructed by the shield 22 and the central coordinates are obtained. The retroreflecting surface 60 of the measurement target 10 can be made to face the distance measuring angle measuring instrument 80, and the bridge member 20 can be measured without being affected by the shield 22.
[0016]
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. The members, arrangements, and the like described below are not intended to limit the present invention and can be variously modified within the scope of the gist of the present invention.
[0017]
1 to 15 show an embodiment of the present invention. FIG. 1 is a front view of a center coordinate measurement target, FIG. 2 is a sectional view of the center coordinate measurement target, and FIG. FIG. 4 is an explanatory diagram showing the usage state of the center coordinate measurement target, FIG. 5 is an explanatory diagram showing a measurement method using the center coordinate measurement target, and FIGS. 6 to 15 are other measurement points. It is explanatory drawing of the measurement target arrange | positioned.
[0018]
The center coordinate measurement target 10 of this example is for measuring the three-dimensional coordinates of the measurement points on the long member, and includes the engagement fixing part 30, the universal joint 40, the pole 50, and the retroreflective surface 60. And is composed of.
[0019]
The long member in this example is a bridge member 20 made of H steel constituting a bridge or the like, and as shown in FIG. 5, a plurality of holes 21 for inserting bolts necessary for assembly are provided at the end portion. It has been.
[0020]
The engagement fixing portion 30 in the center coordinate measurement target 10 of this example is a cylindrical one positioned in the hole 21 of the bridge member 20 and is fitted into the hole 21 of the bridge member 20 as shown in FIG. A main body 31 and an engaging portion 32 formed integrally with the main body 31.
[0021]
A taper portion 31 a is provided at an end portion of the main body 31 on the side where the main body 31 is fitted into the hole 21 of the bridge member 20, and the engagement fixing portion 30 is configured to be easily fitted into the hole 21. Yes.
[0022]
As shown in FIG. 3, the engagement portion 32 of the engagement fixing portion 30 of the present example is formed so as to surround the recess 32a. The diameter of the engaging portion 32 is formed larger than the diameter of the main body 31, and the engaging portion 32 is locked at the peripheral portion of the hole 21 of the bridge member 20 so as not to be buried in the hole 21 of the bridge member 20. As a result, the engagement fixing portion 30 engages at the peripheral portion of the hole 21 in the bridge member 20.
[0023]
An edge portion 32 c is formed on the outer periphery of the upper end of the engaging portion 32. This edge portion 32c is intended to make it difficult for the operator's finger to slip when the engagement fixing portion 30 is held by hand, and to easily fit into the hole 21 of the bridge member 20.
[0024]
Further, the engaging portion 32 is provided with a magnet 34. The magnet 34 is a permanent magnet, and is arranged at equal intervals in the circumferential direction on the engagement surface of the engagement portion 32 with the peripheral portion of the hole 21 in the bridge member 20. Then, the engagement fixing portion 30 is bonded to the peripheral portion of the hole 21 and the engagement fixing portion 30 is magnet-fixed to the bridge member 20.
[0025]
In the engagement fixing portion 30, a hollow portion 33 that engages with a joint portion 41 to be described later is formed continuously with the concave portion 32 a of the engagement portion 32. The hollow portion 33 includes a space 33a having a width that is slightly larger than the diameter (width) of the joint portion 41, and a space 33b formed by an inclined surface 35 that tapers continuously to the space 33a. 40 is slidably fitted.
[0026]
The hollow portion 33 is formed so that the swing center O of the universal joint 40 is located on the same surface as the back side surface 32 b of the engaging portion 32 when the universal joint 40 is fitted. That is, the hollow portion 33 is formed with the hole 21 at the swing center O of the universal joint 40 when the universal joint 40 is fitted by engaging the engagement fixing portion 30 with the hole 21 of the bridge member 20. It is formed so as to be located on the same plane as the surface of the bridge member 20.
[0027]
Thus, the swing center O of the universal joint 40 is configured to coincide with the center of the hole 21 that engages the center coordinate measurement target 10.
[0028]
As shown in FIG. 3, the universal joint 40 of this example includes a joint portion 41, a shaft portion 42, a locking portion 43, and an engagement end portion 44. The joint portion 41 is formed in a spherical shape and is sized so as to be swingably accommodated in the hollow portion 33. A shaft portion 42 is formed integrally with the joint portion 41 continuously from the joint portion 41. The shaft portion 42 is formed such that when the universal joint 40 is engaged with the hollow portion 33, the longitudinal center line of the shaft portion 42 coincides with the swing center O of the universal joint 40. Yes.
[0029]
A locking portion 43 bulging with a predetermined width is formed at a position spaced apart from the joint portion 41 on the outer peripheral portion of the shaft portion 42. Furthermore, a screw is threaded on the engaging end 44 formed above the locking portion 43.
[0030]
The pole 50 of this example is a cylindrical long member, and has a configuration in which two retroreflective surface forming portions 51 each having a dish-like disk shape are provided in series as shown in FIGS. 1 and 2. . The retroreflective surface forming portion 51 is formed such that a circular frame 51a is screwed to the pole 50 by a screw 52 and the bottom surface 51b faces outward. The bottom surface 51 b is formed so as to coincide with the center line of the pole 50.
[0031]
Further, the pole 50 includes an engaging recess 55 at one end. The engaging recess 55 is for engaging with the universal joint 40, and a screw is screwed on the inner side, and the engaging end portion 44 of the universal joint 40 is formed to be screwable. At this time, the center line of the pole 50 and the center line of the engaging end portion 44 of the universal joint 40 are configured to coincide with each other.
[0032]
Further, an engagement hole 53 is formed at a predetermined position on the surface of the pole 50 opposite to the retroreflective surface forming portion 51, and an engagement convex portion 73 of a magnet stand 70 to be described later can be inserted. Yes.
[0033]
The retroreflective surface 60 of this example is formed by sticking a reflective prism sheet as a retroreflective surface to the bottom surface 51 b of the retroreflective surface forming part 51. This reflective prism sheet is a flexible transparent reflector in which microprisms are formed in a dense state, and has a property of reflecting incident light as it is in the incident direction.
[0034]
As shown in FIG. 1, a hole center correspondence index 61 is provided on the smooth surface of the reflecting prism sheet, and the hole center correspondence index 61 includes a cross line 61a and a circle 61b. The center of the cross line 61 a is formed to coincide with the center line of the pole 50.
[0035]
Next, a method of assembling the above components to form the center coordinate measurement target 10 and attaching it to the hole 21 on the bridge member 20 will be described. First, the engagement fixing part 30 and the pole 50 are assembled via the universal joint 40.
[0036]
That is, the joint portion 41 of the universal joint 40 is fitted into the hollow portion 33 of the engagement fixing portion 30. At this time, the joint portion 41 of the universal joint 40 is positioned and fixed in the hollow portion 33 by using the presser screw 36 so that the universal joint 40 does not come off from the hollow portion 33 of the engagement fixing portion 30. Then, the engagement end 44 of the universal joint 40 is inserted into the engagement recess 55 of the pole 50.
[0037]
At this time, since screws are screwed into the engagement end 44 of the universal joint 40 and the engagement recess 55 of the pole 50, the engagement of the engagement end 44 of the universal joint 40 and the pole 50 is engaged. The recesses 55 are engaged with each other by screwing screws formed on the respective recesses 55.
[0038]
The end face 54 of the pole 50 that engages with the universal joint 40 is engaged with the engaging end 44 of the universal joint 40 and the engaging recess 55 of the pole 50. It is locked at 43. Thereby, it becomes possible to always make the length at the time of connection of the pole 50 and the universal joint 40 constant. As described above, the pole 50 having the retroreflective surface 60 is engaged with the engagement fixing portion 30 so as to be swingable.
[0039]
As shown in FIG. 5, the bridge member 20 in this example is measured by using a distance measuring angle measuring instrument 80. The range finder 80 of this example uses a light wave to measure the distance based on the phase difference between the reflected light and the reference light. The axis of the light wave for measuring the distance and the retroreflecting surface 60 of the target 10 are used. The axis collimating is coaxial. The altitude angle and the horizontal angle are measured by a measurement encoder. The ranging finder 80 has a built-in CPU, which corrects the obtained measured value according to weather conditions and the like, and displays the measured distance digitally. The ranging finder 80 is placed on a tripod 81.
[0040]
First, the ranging finder 80 is placed on the tripod 81 to perform leveling work. Using the distance measuring angel 80, the retroreflecting surface 60 of the center coordinate measurement target 10 and the measurement target 90 described below are collimated, and the

targets

10 and 90 are fitted. The three-dimensional coordinates of the hole 21 are obtained.
[0041]
As a measurement method on the bridge member 20, first, the center coordinate measurement target 10 is engaged with the hole 21 of the bridge member 20. At this time, the center coordinate measurement target 10 is engaged with the engagement fixing portion 30 and the pole 50 so that the center coordinate measurement target 10 can swing. Even if the shielding object 22 is between 80 and 80, the retroreflecting surface 60 of the center coordinate measurement target 10 faces the distance measuring angle measuring instrument 80 without being disturbed by the shielding object 22 by swinging the pole 50. Can be made.
[0042]
When the retroreflecting surface 60 of the center coordinate measuring target 10 is made to face the distance measuring angle measuring instrument 80, the pole 50 of the center coordinate measuring target 10 is supported by the magnet stand 70.
[0043]
As shown in FIG. 2, the magnet stand 70 of the present example includes a fixed portion 71 having a magnet (not shown) at the lower end portion, and a support portion that supports the pole 50 of the center coordinate measurement target 10 on the upper side. 72 is provided. The magnet is exposed from the lower end surface of the magnet stand 70 so that the fixing portion 71 is magnet-fixed to the bridge member 20. Therefore, the magnet stand 70 can be easily disposed at a desired position. Further, the support portion 72 that supports the pole 50 of the center coordinate measurement target 10 in the magnet stand 70 includes an engagement convex portion 73 on one side.
[0044]
More specifically, the support portion 72 is formed with a fixing knob 78 for sliding the support portion 72 with respect to the magnet stand 70 and fixing the support portion 72 at a predetermined position. A circular recess 76 is formed on the opposite side of the support portion 72 from the fixed knob 78, and a spherical portion 77 that is pivotally supported by the circular recess 76 is formed. The spherical portion 77 is provided with an abutment portion 79 that abuts on the pole 50 and an engagement convex portion 73 that engages with the engagement hole 53 of the pole 50.
[0045]
The magnet stand 70 has a spherical portion 75 that is pivotally supported by a circular recess 74 provided on the upper portion of the fixing portion 71, and is configured to be fixed by a fixing means (not shown). .
[0046]
Then, the engaging convex portion 73 is inserted into the engaging hole 53 in the pole 50 of the center coordinate measuring target 10 to hold the center coordinate measuring target 10 at a predetermined position. In addition, it is good also as a structure which screws the engagement hole 53 and the engagement convex part 73, respectively, and makes the engagement hole 53 and the engagement convex part 73 screw together.
[0047]
On the other hand, the measurement target 90 is fitted into the other hole 21 for obtaining the hole center, and the measurement target 90 is collimated to obtain the center coordinates of the hole 21 into which the measurement target 90 is fitted.
[0048]
These measurement targets 90 can be used in appropriate combinations according to measurement conditions, and will be described below. In this example, since the hole 21 is exposed to the ranging finder 80, a measurement target as described in FIGS. 6 to 15 is used. For example, FIG. 6 and FIG. 7 show the case where the object can be collimated directly with the rangefinder 80, FIG. 8 to FIG. 10 show the case where the inside of the hole 21 can be collimated to some extent, and FIG. is there. Needless to say, the above-described center coordinate measurement target 10 can be used.
[0049]
The hole engaging portion 91 of the measurement target 90 shown in FIG. 6 is a columnar one positioned in the hole 21 of the bridge member 20 and is formed so as to be fitted into the hole 21 of the bridge member 20.
[0050]
Further, a tapered portion 91 b is provided at an end portion of the hole engaging portion 91 that is fitted into the hole 21, so that the hole engaging portion 91 can be easily fitted into the hole 21.
[0051]
Then, when the hole engaging portion 91 is engaged with the hole 21, a reflection sheet to be described later is attached to the end surface 91 a opposite to the end surface entering the inside of the hole 21, and is the same as the surface of the bridge member 20. It is formed to become.
[0052]
The engaging portion 92 of the measurement target 90 is formed integrally with the hole engaging portion 91 and constitutes a target main body 93. The diameter of the engaging portion 92 is formed larger than the diameter of the hole engaging portion 91, and the engaging portion 92 is locked at the peripheral portion so as not to be buried in the hole 21 in the bridge member 20. The target body 93 engages at the hole peripheral portion of the bridge member 20.
[0053]
The frame body 92a in the engaging portion 92 is configured to surround the end surface 91a of the hole engaging portion 91, and the inner space 92c surrounded by the frame body 92a is widest toward the opening 92b. It is formed as follows.
[0054]
AlsoEngagement partAn edge 92 d is formed on the outer peripheral portion of the upper end of 92. This edge portion 92d is intended to make it difficult for the operator's fingers to slip when the target body 93 is held by hand, and to make it easier to fit the target body 93 into the hole 21.
[0055]
A retroreflective surface 94 is formed on the end surface 91 a surrounded by the frame body 92 a of the engaging portion 92 of the hole engaging portion 91. As shown in FIG. 7, the retroreflective surface 94 includes a circular reflecting prism sheet and a hole center correspondence index 95 provided on the reflecting prism sheet.
[0056]
The reflection prism sheet is a flexible transparent reflector in which microprisms are formed in a dense state, and has a property of reflecting incident light as it is in the incident direction.
[0057]
A hole center correspondence index 95 is provided on the smooth surface of the reflecting prism sheet, and the hole center correspondence index 95 includes a cross line 95a and a circle 95b. Then, the retroreflective surface 94 is formed by sticking the reflecting prism sheet to the end surface 91 a of the hole engaging portion 91. At this time, the reflecting prism sheet has the center of the cross line 95 a of the hole center correspondence index 95 attached to the reflecting prism sheet when the hole engaging portion 91 is engaged with the hole 21 of the bridge member 20. Affixed to match.
[0058]
That is, the retroreflective surface 94 is configured to be flush with the surface of the bridge member 20 in which the hole 21 is formed when the hole engaging portion 91 is engaged with the hole 21.
[0059]
The engaging portion 92 is provided with a magnet 96. The magnet 96 is a permanent magnet, and is disposed at the engagement portion 92 so as to be equidistant in the circumferential direction on the engagement surface with the peripheral portion of the hole 21. The target main body 93 is fixed to the bridge member 20 with a magnet.
[0060]
8 to 10, the retroreflection surface 94 of the measurement target 90 is inclined at an angle θ, so that the retroreflection surface 94 can easily face the ranging finder 80. An example is given.
[0061]
The hole engaging portion 91 of this example is formed so that the portion engaging with the hole 21 of the bridge member 20 is formed in a columnar shape so as to be fitted into the hole 21, and the end surface 91 a surrounded by the frame body 92 a is It is inclined with respect to the joint portion 92 at a predetermined angle θ. At this time, the end face 91a is formed such that when the hole engaging portion 91 is engaged with the hole 21, the vertical line passing through the center of the hole 21 and the surface of the bridge member 20 intersect on the end face 91a. .
[0062]
The frame body 92a of the engaging portion 92 is formed integrally with the hole engaging portion 91 as in the above embodiment, and the

end portions

92f, 92f formed with the same width are positioned on both sides of the end surface 91a. It has become a structure.
[0063]
The retroreflective surface 94 in this example is formed by adhering to the end surface 91a so that the center of the cross line 95a of the hole center correspondence index 95 attached to the reflecting prism sheet coincides with the center of the hole 21.
[0064]
By configuring as described above, the center coordinate measurement target 90 in this example has the retroreflective surface 94 inclined at a predetermined angle θ with respect to the peripheral surface of the hole 21 and the center of the cross line 95a of the hole center correspondence index 95. , Located on the same plane as the surface of the bridge member 20 in which the hole 21 is formed, and coincides with the center of the hole 21.
[0065]
As described above, since the retroreflective surface 94 of the target body 93 is inclined, the retroreflective surface can be measured by the ranging finder 80 even if the measurement target 90 is disposed in all the holes 21 in the bridge member 20. Therefore, the light reflected from the retroreflecting surface 94 of the measurement target 90 is incident on the light receiving portion of the distance measuring finder 80 and can be collimated by the distance finder 80.
[0066]
11 to 15 are explanatory views showing still other examples of the measurement target 90. As shown in FIG. 11, the measurement target 90 of this example has a configuration in which a hollow portion is provided on the inner side and a retroreflective surface provided with a horizontal support shaft is tilted in the hollow portion.
[0067]
The hole engagement portion 91 of the measurement target 90 of this example is a columnar shape positioned in the hole 21 of the bridge member 20 and is formed so as to be fitted into the hole 21 of the bridge member 20.
[0068]
The engaging portion 92 of the measurement target 90 of this example is formed integrally with the hole engaging portion 91, is concentric with the hole 21 and the hole engaging portion 91, and has a larger diameter than the hole engaging portion 91. Is formed in a shape in which a portion 92h of the circle 92g formed in is cut out, and has a cut-out end portion 92i. Let M be the center of this circle 92g.
[0069]
Since the diameter of the engaging portion 92 is formed larger than the diameter of the hole engaging portion 91, the engaging portion 92 is locked at the peripheral portion so as not to be buried in the hole 21 in the bridge member 20. The target main body 93 is engaged with the peripheral edge of the hole 21 of the bridge member 20.
[0070]
The engaging portion 92 of this example has an opening 92j, and this opening92jIs a width A slightly smaller than the diameter of the hole engaging portion 91 and a depth B slightly smaller than the diameter of the hole engaging portion 91, leaving a width X on each side of the cutout end portion 92i. It is formed with.
[0071]
A hole (not shown) for screwing a screw is formed in the peripheral portion of the opening 92j, and the screw 92k is screwed into this hole. This hole is formed such that when the screws 92k are screwed together, a line connecting the centers of the respective screws 92k passes through the center M of the circle 92g.
[0072]
As shown in FIG. 11, an edge 92d having a diameter larger than the circle 92g is formed on the outer periphery of the upper end of the engaging portion 92. This edge portion 92d is intended to make it difficult for the operator's fingers to slip when the target body 93 is held by hand, and to make it easier to fit the target body 93 into the hole 21.
[0073]
Further, the engaging portion 92 is provided with a magnet 96. The magnet 96 is a permanent magnet, and is disposed at the engagement portion 92 so as to be equidistant in the circumferential direction on the engagement surface with the peripheral portion of the hole 21 of the bridge member 20. The target body 93 is fixed to the bridge member 20 with a magnet.
[0074]
In the target main body 93 composed of the hole engaging portion 91 and the engaging portion 92, a hollow portion 98 is formed continuously with the opening 92j for disposing a target plate 94a described later. The hollow portion 98 is formed by continuously forming a hollow portion 98a and a hollow portion 98b having different sizes, and the hollow portion 98a is continuously formed from the inside of the opening portion 92j and is engaged with the hole from the inside of the engaging portion 92. It is formed over the joint portion 91.
[0075]
The hollow portion 98b is formed in the hole engaging portion 91 continuously to the hollow portion 98a, and has a width smaller than the width A of the opening 92j and a depth B of the opening 92j. Is also formed with a small depth. The hollow portion 98b is formed so that the entire depth of the hollow portion does not penetrate the hole engaging portion 91.
[0076]
In the hollow portion 98, since the hollow portion 98b is formed to be smaller than the hollow portion 98a, a step 98c is formed at the boundary between the hollow portion 98a and the hollow portion 98b.
[0077]
Further, a groove 98d is provided on the inner wall of the hollow portion 98a. This groove 98d is for arranging

horizontal support shafts

97, 97 described later, and is formed with a width Y between the opening 92j of the engaging portion 92 and the step 98c adjacent to the screw hole of the screw 92k. Has been. At this time, the groove 98d is formed to be bisected in the width direction by a straight line connecting the two screw holes.
[0078]
A leaf spring 99 is disposed in the groove 98d. As shown in FIG. 15, the leaf spring 99 is fixed to a screw 92k in the engaging portion 92 and disposed in the groove 98d. The screw 92k is screwed so that it can be fixed by the screw 92k. An end 99a formed larger than the 92k hole, a long main body 99b formed continuously from this end, and an end 99c formed continuously from the main body 99b. Yes. And the

horizontal support shafts

97 and 97 are press-contacted. Further, a hole (not shown) having the same diameter as that of the screw 92k is formed in the end 99a.
[0079]
Then, the end 99 a of the leaf spring 99 is screwed into the engagement portion 92.92kThe main body is disposed along the groove 98d. At this time, the end portion 99c is arranged to face the hollow portion 98 side.
[0080]
Next, the retroreflective surface 94 in this example will be described. As shown in FIG. 13, the retroreflective surface 94 is formed by sticking a reflective prism sheet to a rectangular target plate 94 a, and a hole center correspondence index 95 is provided on the reflective prism sheet.
[0081]
The target plate 94a in this example is formed in a rectangular shape with a side Q that is substantially the same width as the width of the hollow portion 98b and a side R that is smaller than the depth of the hollow portion 98. Support shafts 97 are provided.
[0082]
The horizontal support shafts 97 in this example are formed so as to be parallel to the side Q of the target plate 94a. Further, the

horizontal support shafts

97, 97 are formed to have substantially the same width as the width Y of the groove 98d, and are configured to be fitted into the groove 98d without any gap. Further, the

horizontal support shafts

97, 97 are formed in such a length that no gap is formed between the end portion 97a of the horizontal support shaft 97 and the groove 98d when the horizontal support shafts 97 are disposed in the groove 98d.
[0083]
14 is an S view of the target plate 94a in FIG. As shown in FIG. 14, the center line in the longitudinal direction of the horizontal support shafts 97, that is, the line connecting the centers of the two screws 92k is the surface on the side forming the hole center correspondence index 95 of the target plate 94a. Is formed to match.
[0084]
The reflecting prism sheet of this example is a flexible transparent reflector in which microprisms are formed in a dense state, and has a property of reflecting incident light as it is in the incident direction.
[0085]
The hole center correspondence index 95 provided on the smooth surface of the reflecting prism sheet is composed of a cross line 95a and a circle 95b. Then, the retroreflective surface 94 is formed by sticking the reflecting prism sheet 94b to the target plate 94a. At this time, the reflecting prism sheet 94b is a bridge member in which the hole 21 is formed when one of the crosshairs 95a of the hole center correspondence index 95 attached to the reflecting prism sheet 94b is disposed on the target body 93. It is arrange | positioned so that it may become the same surface as 20 surfaces.
[0086]
Further, the center of the cross line 95a of the hole center correspondence index 95 is disposed so as to be located at the same distance from the

end portions

97a, 97a of the

horizontal support shafts

97, 97 on the target plate 94a.
[0087]
Since the measurement target 90 in this example is configured as described above, the target plate 94a on which the retroreflective surface 94 is formed can be tilted, and the center of the cross line 95a of the hole center correspondence index 95 is It is located on the same plane as the surface of the bridge member 20 in which the hole 21 is formed, and coincides with the center of the hole 21.
[0088]
Next, a measurement method using the center coordinate measurement target 10 having the above configuration will be described. As described above, the retroreflective surfaces 60 of the center coordinate measurement target 10 of this example are formed at two locations, and the light emitted from the distance measuring finder 80 is disposed on the bridge member 20 for center coordinate measurement. The light is reflected by the retroreflecting surface 60 of the target 10, and the reflected light is received by the distance measuring angle measuring instrument 80, and each three-dimensional coordinate is measured. Then, the center coordinates of the hole 21 in which the center coordinate measurement target 10 is disposed are obtained from the measured values.
[0089]
That is, the three-dimensional coordinates of the two retroreflective surfaces 60 in the center coordinate measurement target 10 are (xa, ya, za), (xb, yb, zb), and the center coordinate measurement target 10 is obtained from these three-dimensional coordinates. The center coordinates (xc, yc, zc) of the hole 21 in which are arranged are obtained.
[0090]
FIG. 4 is an explanatory diagram showing a method of obtaining the center coordinates (xc, yc, zc) of the hole 21 in which the center coordinate measurement target 10 is disposed. The distance between the two retroreflective surfaces 60 of the central coordinate measurement target 10 is m1, and the distance from the retroreflective surface 60 on the side closer to the hole where the central coordinate measurement target 10 is disposed to the center of the hole 21 is Let m2. At this time, the center of the hole 21 is on the same plane as the bridge member 20.
[0091]
Further, of the two retroreflective surfaces 60 of the center coordinate measurement target 10 in FIG. 4, the three-dimensional coordinates (xa, ya, za) of the retroreflective surface 60 farther from the hole 21 in which the center coordinate measurement target 10 is disposed. ) Is D, the three-dimensional coordinates (xb, yb, zb) of the retroreflective surface 60 closer to the hole 21 are E, and the center coordinates (xc, yc, Let zc) be F. Then, the center coordinate (xc, yc, zc) F of the hole 21 in which the center coordinate measurement target 10 is disposed is obtained by the following equation.
[0092]
[Formula 1]

[0093]
Since the center coordinate (xc, yc, zc) F of the hole 21 in which the center coordinate measurement target 10 is disposed coincides with the swing center O of the center coordinate measurement target 10, the pole of the center coordinate measurement target 10 A constant value is always measured regardless of the angle at which 50 is tilted.
[0094]
When the center coordinates (xc, yc, zc) F of the hole in which the center coordinate measuring target 10 is disposed are obtained, next, the three-dimensional coordinates (xd, yd, zd) G at other measurement points are measured. The distance l between each measurement point is calculated by the following equation.
[0095]
[Formula 2]

[0096]
As described above, by using the center coordinate measurement target 10 of this example, the bridge member 20 is disposed in the hole 21 of the bridge member 20 even if the shield 22 is present.For center coordinate measurementThe retroreflecting surface 60 of the target 10 can be collimated by the ranging angle measuring instrument 80 without being obstructed by the shield 22, the center coordinate of the hole 21 is obtained, and the distance l between the two holes 21 is calculated by coordinate calculation. Can be requested.
[0097]
FIG. 16 shows another embodiment of the present invention, and is an explanatory view showing another example in the joint fixing portion 30 and the joint portion 41 of the universal joint 40. In this example, the same reference numerals are given to the members and the like as in the above embodiment, and the description thereof is omitted.
[0098]
In the above-described embodiment, the joint portion 41 formed in the spherical shape of the universal joint 40 is engaged with the hollow portion 33 formed in the engagement fixing portion 30 so as to be swingable. , The spherical bearing 46 is used in the hollow portion 33 in the engagement fixing portion 30, and the spherical bearing 46 itself swings in the engagement fixing portion 30, and the joint portion engaged with the spherical bearing 46. 41 is configured to swing freely.
[0099]
A holding frame 45 is attached to the spherical bearing 46 of this example, and this holding frame 45 is held in the hollow portion 33 of the engagement fixing portion 30. The holding frame 45 is fixed by the presser screw 36 at the engaging portion 32.
[0100]
The hollow portion 33 in the engagement fixing portion 30 in this example is formed continuously from the concave portion 32a of the engagement portion 32. From the hollow portion 33c, a hollow portion 33c formed continuously with the concave portion 32a. The hollow portion 33d is formed to be smaller.
[0101]
A step 37 is formed at the boundary between the hollow portion 33 c and the hollow portion 33 d, and a holding frame 45 that holds the spherical bearing 46 is disposed at the step 37. At this time, the swing center O of the universal joint 40 is formed so as to be located on the same plane as the back side surface 32b of the engaging portion 32, as in the above embodiment. That is, when the engagement fixing portion 30 is engaged with the hole 21 of the bridge member 20, the swing center O of the universal joint 40 is located on the same plane as the surface of the bridge member 20 in which the hole 21 is formed. It becomes composition.
[0102]
Thus, according to the present example, by using the spherical bearing 46, the pole 50 of the center coordinate measurement target 10 can be swung more smoothly.
[0103]
In the above-described embodiment, in the bridge member 20, the center coordinate measurement target 10 is disposed in the hole 21 that is shielded by the shield 22 and is not exposed to the distance measuring angle measuring instrument 80, and is exposed. Although the example in which the measurement target 90 is arranged at 21 and collimated with the distance measuring instrument 80 is shown, the distance measuring instrument 80 is obtained by blocking the two holes 21 as the measuring points by the shield. However, when not exposed, the three-dimensional coordinate measurement may be performed using the center coordinate measurement target 10 of this example at both measurement points.
[0104]
In the embodiment of the present invention, the retroreflective surface forming part 51 constituting the retroreflective surface 60 is shown as being circular, but may be formed in a rectangular or other free form. Moreover, although the example which formed the retroreflection surface 60 in two places was shown, as long as there are two or more places, it may be any number.
[0105]
Moreover, although the example which provided the magnet 34 in three places in the engaging part 32 was shown, not only three places but what is necessary is just one or more places.
[0106]
In addition to the circular hole, the hole 21 which is a bolt hole on the bridge member 20 may be formed in any shape as long as the engagement fixing portion 30 such as an ellipse or a polygon can be inserted. .
[0107]
Next, the flow from the measurement of the bridge member 20 according to the above embodiment to the completion of the bridge will be described.
[0108]
First, design data for the bridge member 20 necessary for bridge construction is created, and the bridge member 20 is created based on the design data.
[0109]
Next, the center coordinate measurement target 10 and the measurement target 90 are arranged in the hole 21 of the bridge member 20, and the retroreflective surface of each target is collimated by the distance measuring angel 80, and the tertiary at the center of the hole 21. The measurement data of the bridge member 20 is created by obtaining the original coordinate value.
[0110]
Then, the design data and the measurement data are compared to determine the difference. If the design data and the measurement data are different, the bridge member 20 is corrected as necessary.
[0111]
By determining the difference using the measurement data, it is not necessary to temporarily assemble the bridge member 20 and further confirm the consistency of the bridge member 20, and the temporary assembly process can be omitted. Then, the corrected bridge member 20 can be directly transported to the site to perform actual assembly work.
[0112]
In this example, the center coordinate measurement target 10 and the measurement target 90 are arranged on the bridge member 20 to obtain the center distance l between the two holes 21 on the bridge member 20. Not only the bridge member 20 but also a long distance member 21 having a plurality of holes 21 can be suitably used for measuring the center-to-center distance.
[0113]
That is, the center coordinate measurement target 10 of this example is used in a measurement system for a long member. The measurement system includes a process for creating design data for a long member, a process for creating a long member based on the design data created in this process, and a process for creating measurement data for the created long member. And a step of determining the difference between the measurement data of the long member and the design data.
[0114]
The center coordinate measurement target 10 of this example is arranged in the hole 21 that is not exposed at least to the distance measuring angle measuring instrument 80 in the created long member, and the retroreflecting surface 60 of the center coordinate measurement target 10 is measured. The pole 50 is tilted so that it can be collimated with the range finder 80, the retroreflective surface 60 formed on the pole 50 is collimated with the range finder 80, and three-dimensional at the center of the hole 21. Find the coordinates.
[0115]
【The invention's effect】
As described above, the present invention is a recursion formed on a measurement target by a distance measuring gonometer using a measurement target for each measurement point in coordinate measurement between two points on a long member such as a bridge member. A three-dimensional coordinate is obtained by collimating the reflecting surface, and the center coordinate of two measurement points is obtained from this three-dimensional coordinate, and an accurate distance between the two points can be obtained from this center coordinate. Since the measurement data of the scale member can be obtained, steps such as temporary assembly of the bridge member can be omitted and work efficiency can be improved.
[0116]
In the center coordinate measurement target of this example, since the retroreflective surface is formed on a swingable pole, even if there is a shield on the long member, the retroreflective surface is not obstructed by the shield. Can be faced to the ranging finder.
[0117]
In addition, measurement can be performed at any time, and the measurement points can be easily removed and restored to the same position again as necessary.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a center coordinate measurement target according to the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of a center coordinate measurement target according to the present invention.
FIG. 3 is an explanatory diagram showing an engagement fixing portion of the center coordinate measurement target of the present invention.
FIG. 4 is an explanatory diagram showing a usage state of the center coordinate measurement target according to the present invention.
FIG. 5 is an explanatory diagram showing a measurement method using the center coordinate measurement target according to the present invention.
FIG. 6 is an explanatory diagram showing a measurement target.
FIG. 7 is an explanatory diagram showing a measurement target.
FIG. 8 is an explanatory diagram showing another measurement target.
FIG. 9 is an explanatory diagram showing another measurement target.
FIG. 10 is an explanatory diagram showing another measurement target.
FIG. 11 is an explanatory view showing still another measurement target.
FIG. 12 is an explanatory view showing still another measurement target.
FIG. 13 is an explanatory view showing still another measurement target.
14 is an S view in FIG. 13;
FIG. 15 is an explanatory view showing a plate spring of a measurement target.
FIG. 16 is an explanatory view showing another embodiment of the engagement fixing portion and the joint portion of the center coordinate measurement target of the present invention.
FIG. 17 is an explanatory diagram showing a conventional example.
[Explanation of symbols]
10 Target for measuring center coordinates
20 Bridge members
30 engagement fixing part
31 body
32 engaging part
33 Hollow part
34 Magnet
35 Inclined surface
36 Presser screw
37 steps
40 Universal joint
41 Joint
42 Shaft
43 Locking part
44 engagement end
45 Holding frame
46 Spherical bearing
50 poles
51 Retroreflective surface forming part
52 screws
53 engagement hole
54 End face
55 Engaging recess
60 Retroreflective surface
61 Hole Center Correspondence Index
70 Magnetic stand
71 fixed part
72 Supporting part
73 Engaging convex
75 Spherical part
76 Circular recess
77 Spherical part
78 Fixed knob
80 Ranging angle measuring instrument
90 Target for measurement
O Oscillation center

Claims

A center coordinate measuring target for measuring the center position of the provided hole at a predetermined position of the elongated member, the center coordinates measuring target, and the engagement fixing portion for engagement with the front Kiana, the and Paul swingably disposed are connected through a universal joint to the engaged and fixed portion, and a plurality of retroreflective surfaces arranged in series with the pole, the provided, to each of the retroreflective surfaces of the plurality of Is provided with a hole center-corresponding index, and the pivot center of the pole is on the same surface as the surface of the elongated member in which the hole is formed in a state where the engagement fixing portion is engaged with the hole. A target for measuring central coordinates, characterized by being located .

Step of creating bridge member design data, step of creating a bridge member based on the design data created in the step, step of creating measurement data of the created bridge member, and measurement data of the bridge member wherein the step of determining the difference of the design data, a central coordinate measuring target used in the measurement system having a a, the center coordinates measuring target dew respect ranging measurement SumiTadashi in said bridge member It is arranged in a hole formed at a position not seen, and the pole of the center coordinate measurement target can swing around the center of the hole located on the same plane as the surface of the bridge member as a swing center. provided, the pole of the pole is tilted to a plurality of retroreflective surfaces arranged in series can be collimated by the distance measuring angle measuring Yi, the viewing distance measuring angle measuring Yi said retroreflective surface Associate , The center coordinate measurement target to measure the bridge member, characterized in that to determine the three-dimensional coordinates at the center of the hole.