JP3734255B2 - ファイバーチャネルのスターハブ - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は電子ネットワークシステムに関し、さらに具体的に述べると、ファイバーチャネルのノードポートから発生するオープンオーダードセット(Open Ordered Set)を検出しカウントすることに関する。
【0002】
電子データシステムは、ネットワーク通信システムを用いて相互に接続されることが多い。コンピュータネットワークアーキテクチャ用に開発された方法に、広域ネットワークとチャネルが含まれている。従来のネットワーク(例えばLANやWAN)は、フレキシビリティと比較的長い距離の通信能力を提供できる。The Enterprise System Connection(ESCON)及びthe Small Computer System Interface(SCSI)などのチャネルは、高性能と高い信頼性を得るために開発されたものである。チャネルは、コンピュータ間又はコンピュータと周辺装置の間の専用の短距離接続を利用することが多い。
【0003】
チャネルとネットワーク両者の特徴がファイバーチャネル標準(Fibre Channel Standard)に組みこまれている。ファイバーチャネルシステムは、チャネルの速度と信頼性及びネットワークのフレキシビリティと接続性を兼ね備えている。ファイバーチャネルの製品は、高いデータ速度、例えば266Mbps又は1062Mbpsで作動することが多い。このような速度は、非圧縮、フルモーション高品質のビデオ(uncompressed, full motion, high-quality video)などのかなりの労力を有するアプリケーション(quite demanding application)を扱うのに充分な速度である。
【0004】
ファイバーチャネルネットワークを配備するのに少なくとも三つの方法がある。すなわち、単純なポイントツーポイント接続、アービトレーテッドループ(arbitrated loop)及び交換ファブリック(switched fabric)である。最も簡単なトポロジーは、ポイントツーポイントの配置構成であり、二つのファイバーチャネルシステムを直接接続しているだけである。アービトレーテッドループは、アービトレーションによって、帯域幅に対して共用アクセスを行うファイバーチャネルのリング接続である。交換ファイバーチャネルネットワーク(「ファブリック」と呼ばれている)は、クロスポイント交換(cross-point switching)の一形態である。
【0005】
従来のファイバーチャネルアービトレーテッドループ(FC−AL)のプロトコルは、装置又はループセグメントを、ノードポートを通じて相互に接続する際のループ機能を規定する。しかし、ノードポートを直接、相互に接続することは、一つのループ内の一つのノードポートが故障すると、ループ全体が故障することになるので問題になる。この難点は、従来のファイバーチャネル技法にハブを使用することによって克服することができる。ハブは、ループトポロジーで相互に接続されたいくつものハブポートを備えていてもよい。ノードポートは、ハブポートに接続されて、中央のハブとスタートポロジーを形成する。ノードポートに接続されていないか又は故障したノードポートに接続されているハブポートはバイパスされる。したがって前記ループは、ノードポートが取り外されているか又は故障しているかにかかわらず維持することができる。
【0006】
要約
本願の開示内容には、接続されたノードポートから発生するオープンオーダードセットを検出しカウントする、ループネットワーク内のハブポートが含まれている。そのハブポートは、ハブデータ源、第一と第二の検出回路及びプロセッサを備えている。
【0007】
ハブデータ源は、データを、ループネットワークからハブポートへ供給する。第一検出回路は、ループ回路を確立する、接続されたノードポートからの第一シーケンスを検出するように配置構成されている。その接続されたノードポートからの第二シーケンスは前記ループ回路を終了するように指示する。プロセッサは第一シーケンスを、第一検出回路から受信するように配置構成されている。さらに、そのプロセッサは、検出ウィンドウが開いているならば、その検出ウィンドウを閉じて、シーケンス発生カウントを増やすように作動する。第二検出回路は、ループ回路の終了を確かなものにする、ハブデータソースからの第二シーケンスを検出するよう配置構成されている。
【0008】
また本願の開示内容には、オープンオーダードセットを検出しカウントする方法も含まれている。この方法は、接続されたノードポートから発生するオープンオーダードセットを監視し、そしてオープンオーダードセットを検出したならば、オープン検出ウィンドウを検査することを含んでいる。またこの方法はそのオープン検出ウィンドウが開いているならば、そのオープン検出ウィンドウを閉じてオープンオーダードセット発生のカウントを増大することも含んでいる。
【0009】
詳細な説明
ループ配置構成100を図1に示す。ノードポートからノードポートへと連結された四つのノードポート102、104、106、108が示されている。各ノードポートは、装置又は他のループへの接続部である。ノードポート102はノードポート104に接続されて、データがノードポート102からノードポート104に伝送される。ノードポート104は順にノードポート106に接続されそしてノードポート106は順にノードポート108に接続される。ノードポート108は、第一ノードポートすなわちノードポート102に接続される。このようにして、ループデータ経路が、ノードポート102から始まってノードポート104、ノードポート106及びノードポート108へ接続されそしてノードポート102に戻って確立される。
【0010】
図2はループ200を示し、そのループ200には、ノードポート202〜208が、中央のハブ210によって物理的スタートポロジーに編成されている。ノードポート202はハブ210内のハブポート212に接続され、同様にノードポート204、206及び208は、それら自身それぞれのハブポート214、216及び218に接続されている。ループがハブ210の内部にあり、ハブ210内に、ハブポート212〜218が図1に示したループ配置構成と類似のループデータ経路を形成している。
【0011】
ハブを、中央の要素として、ループネットワークに使用すると、特定のハブポートをバイパスすることができる。このことは、1又は2以上のハブポートがノードポートに接続されていないとき、又は1又は2以上のハブポートが故障したハブポートに接続されているときに有用であろう。各ハブポートは、ハブポートにバイパスモードを提供する回路系を備えていることが多い。ハブポートがバイパスモードの場合、そのハブポートがループ中の前のハブポートから受信したデータは、そのループ中の次のハブポートに直接送ることができる。
【0012】
データ転送を開始する予定になっている装置は、ノードポートに接続されている装置間のデータ伝送が開始可能になる前に、ループの使用についてアービトレートしなければならない。一旦アービトレーションがなされると、その装置は、開始ノードポート及び目標装置を接続するノードポートの間にループ回路を確立することができる。その開始ノードポートは、目標ノードポートのアドレスを含むオープン(OPN)オーダードセット(OS)を送り出す。
【0013】
装置がOPNオーダードセットを受信すると、その装置のノードは、そのアドレスを検査して、その装置が目指された目標であるかどうかを決定する。特定の装置が目指された目標でない場合、ノードポートは、そのOPNオーダードセットを、ループ内の次のノードポートに送る。そのOPNオーダードセットが目指された目標のノードポートに到着すると、ループ回路を確立することができる。一旦ループ回路が確立されると、開始装置と目標装置の間のデータ伝送を開始することができる。
【0014】
例えば、図2に示す例示実施態様では、開始装置がノードポート208に接続されている。ノードポート208は次に、ノードポート206に接続された目標装置のアドレスを含むOPNオーダードセットを送り出すことができる。ノードポート202は、ハブポート212に接続されているが、上記アドレスを検査して、その目標装置が目指された目標でないことを決定することができる。こうして、ノードポート202は、OPNオーダードセットを、ループ内のハブポート214に接続されている次のノードポート204に送ることができる。そのOPNオーダードセットは、目標ノードポート206に到達するまで送り続けることができる。一旦、ノードポート206がそのオーダードセット内の目標アドレスを確認すると、ループ回路を、ノードポート208からノードポート206まで確立することができる。そのループ回路は、ハブポート218、ハブポート212、ノードポート202、ハブポート214、ノードポート204及びハブポート216を通過できる。
【0015】
開始ノード208と目標ノード206の間の伝送が完了すると、開始ノード208又は目標ノード206が、クローズ(CLS)オーダードセットを送ることによって、ループ回路を終了させることができる。他のノードもまたCLSオーダードセットを送り出すことによって、その終了の要求を受け取ったことを知らせる。そのループ回路は、その開始ノードと目標ノードが、CLSオーダードセットを受信するとともにCLSオーダードセットを伝送したときに閉じられる。そのループは、再び、いつでも次のアービトレーションを行える状態となる。例えば、目標ノード206は、交信を終了する必要がある場合、最初にCLSオーダードセットを送り出す。このCLSオーダードセットは開始ノード208に到達する。ノード208は、目標ノード206がループ回路を終了することを要求していることを認識できる。開始ノード208は現行プロセスを完了してCLSオーダードセットを目標ノード206に送り出すことができる。そのノード206は、ノード208が送るCLSを受信することができる。この時点で、目標ノード206と開始ノード208は、CLSオーダードセットを受信するとともに伝送したので、ループ回路は閉じられる。
【0016】
ハブポートに接続された装置が発生するOPNオーダードセットの数をカウントして、ループ回路を開始するに際してどの装置が最も活動的であるかを決定できる。そのOPNオーダードセット発生カウントを利用して、ループ帯域幅の大部分を利用する単一もしくは複数のハブポートを識別することができる。ネットワーク管理者は、この情報を利用して、ネットワーク戦略を決定することができる。
【0017】
ファイバーチャネルループでは、装置は、閉じた円形のデージーチェイン形の配置構成で接続できる。この配置構成によって、開始ノードが送り出すOPNオーダードセットを、目指す目標ノードに到達する前に複数のポートを通過させることができる。送り出されるオーダードセットは、この配置構成下、2以上のポートでカウントすることができる。したがって、開始ハブポートが各OPNオーダードセットを一回だけカウントできるようにする技法又は機構が望ましい。そのハブポートは、開始ノードに接続されている場合のみ、OPN発生カウントを増やすことができなければならない。
【0018】
図3にタイミングダイアグラムとして例示した一実施態様では、ハブがOPN検出ウィンドウと呼ばれるタイミングウィンドウ300をつくる。このウィンドウ300は、活動しているループ回路がないときに開くことができる。ウィンドウ300は、開始ノードがOPNオーダードセットを送りだすことによってループ回路を確立しようとするときに閉じられる。このOPNオーダードセットはハブポートによって検出される。この実施例では、ハブポート218は、ノードポート208からのOPN OSを検出した時にウィンドウ300を閉じる。各オープンオーダードセットが開始ノードポートに連結された適当なハブポートによって一回だけカウントされることを、OPN検出ウィンドウ300のオペレーションが保証する。図3に例示した実施態様では、OPN検出ウィンドウ300は、信号が高レベルのときに開いていて、信号が低レベルのときに閉じている。
【0019】
OPN検出ウィンドウ300が開いている期間中、すべてのハブポートが、それらハブポートの受信(Rx)入力を通じて入ってくるデータを監視する。302においてOPNオーダードセットを検出したことを最初に報告するハブポートは、開始装置に接続されているハブポートである。したがって、このハブポート、例えばハブポート218はループを使用する権利を得ることができる。このハブポート218のOPN発生カウンタは1だけ増加させることができる。
【0020】
OPN検出ウィンドウ300は、OPNオーダードセットを302で検出したという第一報告の直後、304において閉じることができる。一旦、OPN検出ウィンドウ300が304で閉じられると、306、308及び310において他のハブポートが報告するその後のOPNオーダードセットの検出はいずれも無視することができる。したがって、ハブポート212、214、216のOPN発生カウンタは変化しないままである。
【0021】
上記実施態様では、一旦OPN検出ウィンドウ300が閉じられてループ回路が確立されると、OPN検出ウィンドウ300は、受信(Rx)入力と伝送(Tx)出力の両者がCLSオーダードセットを検出するまで閉じたままである。したがって、両事象の検出は、開始ノードと目標ノードがループ回路を終了させたことを示すことができる。OPN検出ウィンドウ300は、これらの事象が検出された直後に、314にて再び開くことができる。一旦、OPN検出ウィンドウ300が開くと、ファイバーチャネルループはアイドル状態になる。すべてのハブポートは、それらそれぞれの受信入力において、OPNオーダードセットについて再び検査することができる。
【0022】
図4は、一実施態様のハブポート400の内部要素を例示する。例示された実施態様において、ハブポート400は、OPN検出ウィンドウ内にOPNオーダードセットとCLSオーダードセットを検出してノードポート408がOPNを発生するのを監視する。
【0023】
図4に示すハブポート400は、図2に示すハブポート212〜218と同等のハブポートである。入力内部ハブリンク402がループ内の前のハブポート(図示せず)からハブポート400に入る。入力内部ハブリンク402は、ハブポート伝送回路404に接続されている。したがって、前のハブポートからのデータは、内部ハブリンク402を通ってハブポート400に入り、次にハブポート伝送回路404に入る。ハブポート伝送回路404は、受信したデータを、ノードポート408が利用できる形態に変換した後、データチャネル406を通じて、ノードポート408に送る。あるいは、データチャネル406を、異なるハブのハブポートに接続して、ハブからハブへの相互接続をさせてもよい。
【0024】
ノードポート408は、データを、データチャネル410を通じてハブポート400に出力する。データチャネル410はハブポート受信回路412に接続され、その回路はハブポート受信(Rx)入力を通じて入ってくるデータを監視する。ハブポート受信回路412は、ノードポート408からの受信したデータを、ハブ内で利用可能な形態に変換する。一実施態様では、ハブポート受信回路412が、データを直列から並列に変換し、その変換されたデータをデコードする。
【0025】
ハブポート受信回路412はOPN/CLSオーダードセット(OS)検出器414を備えていてもよい。一実施態様では、検出器414は、他のタイプのオーダードセットを検出するようにプログラムすることができる。
【0026】
OPN/CLS検出器414は、OPNオーダードセットを検出すると、OPN検出信号413をOPN検出ウィンドウプロセッサ416に送ることができる。OPN OS検出信号413が適切に設定されると、OPN検出ウィンドウプロセッサ416に、OPNオーダードセットが検出されたことを示す。OPN検出ウィンドウが開いている期間中、OPNオーダードセットが検出されると、接続されたノードポート408が開始ノードであることをハブポート400に示すことができる。したがって、OPN検出ウィンドウが現在開いていると、OPN検出ウィンドウプロセッサ416は、クローズウィンドウコマンドを、ハブ内の他のハブポートに送ることができる。ハブポート400は、ループを使用する権利を得ることができる。さらに、OPN発生検出信号417を、OPN発生カウンタ418に送って、OPN発生カウントを増やすことができる。
【0027】
そうではなくて、OPN検出ウィンドウが閉じていると、OPN検出ウィンドウプロセッサ416は信号413を無視できる。閉じられたOPN検出ウィンドウは、接続されたノードポート408が開始ノードでないことを、ハブポート400に示すことができる。その検出されたOPNオーダードセットは、出力内部ハブリンク422を通じて次のハブポートに送ることができる。一旦、OPN検出ウィンドウが閉じられてループ回路が確立されると、OPN検出ウィンドウ300は、ハブポート400がCLSオーダードセットを検出するまで閉じられたままである。
【0028】
ハブポート伝送回路404は、CLSオーダードセット(OS)検出器420を備えていてもよい。一実施態様では、検出器420は他のタイプのオーダードセットを検出するようにプログラムすることができる。
【0029】
CLS OS検出器420がCLSオーダードセットを検出すると、伝送CLS OS検出信号421を、OPN検出ウィンドウプロセッサ416に送ることができる。伝送CLS OS検出信号421は、CLSオーダードセットが伝送(Tx)出力にて検出されたことを、OPN検出ウィンドウプロセッサ416に示す。また、OPN/CLS OS検出器414がCLSオーダードセットを検出すると、受信CLS OS検出信号415の適切な設定を、OPN検出ウィンドウプロセッサ416に送ることができる。受信CLS OS検出信号415が適切に設定されると、CLSオーダードセットが受信(Rx)入力にて検出されたことをOPN検出ウィンドウプロセッサ416に示す。一旦、CLSオーダードセットが、Rx入力とTx出力の両者にて受信されると、開始ノードと目標ノードはループ回路を終了させることができる。OPN検出ウィンドウプロセッサ416は、OPN検出ウィンドウを開くことができる。そのファイバーチャネルループは再びアイドルモードになる。
【0030】
例えば、ループエラーの場合のいくつかの実施態様では、ハブマネージャは、OPN検出ウィンドウの状態に介入することができる。例えば、ハブポートがOPNオーダードセットを検出したがCLSオーダードセットを検出しないと、OPN検出ウィンドウはオープン状態のままになってしまう。このような場合、ハブマネージャは、制御ビットを、OPN検出ウィンドウプロセッサ416に任意に送ってそのウィンドウをリセットすることができる。
【0031】
図5は、一実施態様の接続されたノードポートから発生するオープン(OPN)オーダードセットを確認してカウントする方法を示す。上記のように、OPNオーダードセットが送られて、開始ノードと目標ノードの間に通信接続が確立する。
【0032】
この方法には、500にて、接続されたノードポートからのOPNオーダードセットを監視することが含まれている。そのOPNオーダードセットが検出されると、502にてOPN検出ウィンドウを検査して、そのウィンドウが開いているかどうかを確認することができる。このウィンドウは、開いていると、接続されたノードポートが開始ノードであることを示す。OPN検出ウィンドウは、504にて閉じられて、他のハブポートが、それらの接続されたポートがオーダードセットを開始したと誤った確認をするのを防止する。OPN発生カウントは506にて増やされる。
【0033】
512で、ループ回路が、開始ノードと目標ノードの間の交信を行うために確立される。そのループは、514において、交信完了について検査される。その交信が完了したならば、前記ループ回路は、516にて、クローズオーダードセットを送り出すことによって終了する。OPN検出ウィンドウは、518で再び開いて、開始ノードと目標ノードの間のループ回路の次の確立を行うことができる。
【0034】
本発明の具体的実施態様を例示して説明してきたが、他の実施態様と変形も実行することができる。例えば、OPN検出ウィンドウプロセッサとOPN発生カウンタをソフトウエアに実装して、OPNオーダードセットの発生を検出しカウントすることができる。
【0035】
これらのことはすべて、本願の特許請求の範囲に含まれているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ノードポートからノードポートへのループを示す。
【図2】 ハブを含むループネットワークを示す。
【図3】 OPN検出ウィンドウのタイミングダイアグラムである。
【図4】 本発明の一実施態様のハブポートのブロック図である。
【図5】 本発明の一実施態様の、接続されたノードポートから発生する各オープンオーダードセットを確認しカウントする方法を示す。

Claims (16)

  1. データを、ループネットワークからハブポートに供給するハブデータ源;
    ループ回路を確立する接続されたノードポートからの第一シーケンス及び同ループ回路を終了するよう指示する同接続されたノードポートからの第二シーケンスを検出するように配置構成された第一検出回路;
    前記第一検出回路からの前記第一シーケンスを受信するように構成され、そして検出ウィンドウが開いていれば、同検出ウィンドウを閉じてシーケンス発生カウントを増やすように作動するプロセッサ;
    ならびに、
    前記ループ回路を終了させることを確かなものにする前記ハブデータ源からの前記第二シーケンスを検出するように配置構成された第二検出回路;
    を備えてなるループネットワーク内のハブポート。
  2. 前記ループネットワークがファイバーチャネルである請求項1に記載のハブポート。
  3. 前記第一シーケンスがオープン(OPN)オーダードセットである請求項2に記載のハブポート。
  4. 前記第二シーケンスがクローズ(CLS)オーダードセットである請求項2に記載のハブポート。
  5. 前記シーケンス発生カウントをセーブするように配置構成されたカウンタをさらに備えている請求項1に記載のハブポート。
  6. データを、ファイバーチャネルループからハブポートに供給するハブデータ源;
    ループ回路を確立し終了する、接続されたノードポートからのオーダードセットのシーケンスを検出するように配置構成されたオーダードセット検出器;及び
    シーケンス検出ウィンドウが開いていればカウント値を増やすように配置構成され、そしてオープンオーダードセットを受信した後、同開いているシーケンス検出ウィンドウを閉じるように作動するプロセッサ;
    を備えてなるファイバーチャネルループのハブポート。
  7. 前記オーダードセット検出器が、
    ループ回路を確立する接続されたノードポートからのオープンオーダードセット及び同ループ回路を終了するよう指示する同接続されたノードポートからのクローズオーダードセットを検出するように配置構成された第一検出回路;
    前記ループ回路を終了することを確かなものにする、前記ハブデータ源からの前記クローズオーダードセットを検出するように配置構成された第二検出回路;
    を備えている請求項6に記載のハブポート。
  8. ハブを有するループネットワークであって;
    複数のノードポート及び
    前記ハブ内の複数のハブポートを備えてなり、各ハブポートが同複数のノードポートのうちの一つに連結され、各ハブポートが、
    データを前記ループネットワークから前記ハブポートに供給するハブデータ源;
    ループ回路を確立し及び終了させる、接続されたノードポートからのオーダードセットのシーケンスを検出するように配置構成されたオーダードセット検出器;及び
    シーケンス検出ウィンドウが開いていれば、カウント値を増やすように配置構成され、そしてオープンオーダードセットを受信した後、同開いているシーケンス検出ウィンドウを閉じるように作動するプロセッサ;
    を備えているループネットワーク。
  9. オープンオーダードセットを検出しカウントする方法であって;
    接続されたノードポートから発生するオープンオーダードセットを監視し;
    前記オープンオーダードセットが検出されたならばオープン検出ウィンドウを検査し;及び
    前記オープン検出ウィンドウが開いていれば、同オープン検出ウィンドウを閉じてオープンオーダードセット発生カウントを増やす;
    ことを含んでなる方法。
  10. 前記オープンオーダードセット発生カウントを増やすことが、前記接続されたノードポートが開始ノードポートであることを示す請求項9に記載の方法。
  11. 前記開始ノードポートと目標ノードポートの間にループ回路を確立することをさらに含む請求項10に記載の方法。
  12. 前記開始ノードポートと前記目標ノードポートの間の交信が完了したとき、クローズオーダードセットを送り出すことによって前記ループ回路を終了させることをさらに含む請求項11に記載の方法。
  13. オープン検出ウィンドウを開くことをさらに含む請求項12に記載の方法。
  14. 接続されたポートからのオープンオーダードセットを検出しカウントする方法であって;
    オープンオーダードセットを監視し;
    前記オープンオーダードセットが検出されると、オープン検出ウィンドウを検査し;
    前記オープン検出ウィンドウが開いていれば、同オープン検出ウィンドウを閉じてオープンオーダードセット発生カウントを増やし;
    開始ノードポートと目標ノードポートの間にループ回路を確立し;
    前記開始ノードポートと前記目標ノードポートの間の交信が完了したとき、クローズオーダードセットを送り出すことによって前記ループ回路を終了させ;次いで
    前記オープン検出ウィンドウを開く;
    ことを含んでなる方法。
  15. コンピュータが、
    接続されたノードポートから発生するオープンオーダードセットを監視し;
    前記オープンオーダードセットが検出されたならばオープン検出ウィンドウを検査し;及び
    前記オープン検出ウィンドウが開いていれば、同オープン検出ウィンドウを閉じてオープンオーダードセット発生カウントを増やす;
    ことができるようにする実行可能な命令を有する、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体を備えた装置。
  16. コンピュータが、
    オープンオーダードセットを監視し;
    前記オープンオーダードセットが検出されたならばオープン検出ウィンドウを検査し;
    前記オープン検出ウィンドウが開いていれば、同オープン検出ウィンドウを閉じてオープンオーダードセット発生カウントを増やし;
    開始ノードポートと目標ノードポートの間にループ回路を確立し;
    前記開始ノードポートと前記目標ノードポートの間の交信が完了したとき、クローズオーダードセットを送り出すことによって前記ループ回路を終了させ;
    そして、
    前記オープン検出ウィンドウを開く;
    ことができるようにする実行可能な命令を有するコンピュータが読み取り可能な記憶媒体を備えた装置。
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