JP3733664B2 - Applicator - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、墨液、絵の具、インキなどの筆記液、アイライナー、リップカラーなどの化粧液、筆跡修正液、接着剤といった塗布液を内蔵したノック式塗布具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、内部に塗布液収容部を形成した軸筒の先端開口部にペン先などの塗布体を固定し、この塗布体と前記塗布液の収容部との間に弁機構を配置してなる塗布具が知られている。この塗布具は、ノック部を押圧して塗布液の収容部内に配置した可動部材を移動することにより弁機構を開放して塗布液をその収容部よりペン先側に吐出させ筆記可能とするものである。ところで、この種の塗布具は、長期間使用していないときや、キャップをはずして放置したとき、塗布体と軸筒先端開口部内壁との間の塗布液の流出路内に貯留した塗布液から水分や溶剤分が蒸発して生じた固化物やゲル化物、粘稠化物が、前記塗布液流通路をふさぎ、塗布液の流出を阻害するという問題があった。
【0003】
上記問題を解決するものとして、種々の提案がなされている。例えば、実公平2−309号公報には、弁体を固定した含液機能を有する筆記体を軸筒先端孔に摺動自在に挿入し、該筆記体外面と軸筒先端孔内面間に顔料インキ流通路を形成し、弾発体軸筒の少なくとも一部を弾性体となし、該軸筒を押圧することにより弾発体を変位し、弁体と筆記体を同時に摺動し得る如くなしたサイドノック弁付筆記具を要旨とする考案が記載されている。この考案は、インキの流出路が乾燥固化したインキの成分でふさがった場合、インキの固まりをはがして、又は、くずしてインキ流通路を回復することによって、インキを円滑に流通させる目的で、軸筒を押圧する開弁操作と同時に塗布体を摺動するようなしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記考案の筆記具は、インキの流通路を塞ぐものが、乾燥固化したインキ成分である場合には、上記構成によって乾燥固化したインキ成分を筆記具の外部に排出することが可能であるが、ゲル化物や粘稠化物である場合には、塗布体の摺動によっても塗布体と軸筒先端孔内面間のインキ流通路にあるゲル化物や粘稠化物をはがしたりくずしたりすることが難しく、塗布液流通路を完全には回復できないおそれがあった。
【0005】
また、塗布体の摺動によって移動した乾燥固化したインキ成分やゲル化物や粘稠化物が、弁機構の弁部と弁座との間に挟まり、弁の液密性を悪くするおそれがあった。
【0006】
本発明は、塗布体と軸先端開口部内壁との隙間である塗布液流出路が、塗布液中の水分や溶剤分が蒸発して生じた固化物やゲル化物、粘稠化物などによって塞がれ、塗布液が円滑に流通しなくなった場合、塗布体の摺動によって前記固化物やゲル化物、粘稠化物を塗布具外に排出して塗布液流出路を回復すると共に、移動した乾燥固化したインキ成分やゲル化物や粘稠化物が弁機構の弁部と弁座との間に挟まることのないノック式塗布具を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、内部に塗布液収容部を形成した軸筒の先端開口部に塗布体を摺動自在に配置し、この塗布体と前記収容部との間に弁機構を配置すると共に前記塗布体を弁体と連設し、さらにその弁体に可動部の動作を伝達してなるノック式塗布具おいて、その可動部材のノック操作により前記塗布体と弁体とを動作させ、前記弁機構の開閉をなすと共に、また、前記塗布体が、軸筒先端開口部内径より小さい小径部と、同等乃至僅かに大きい大径部とよりなり、前記可動部材の非ノック操作時には塗布体の小径部が軸筒先端開口部と対峙し、一方、可動部材のノック操作時には前記塗布体の大径部が軸筒先端開口部と対峙するようなしたことを要旨とする。
【0008】
【作用】
本発明に係るノック式塗布具は、非ノック時には塗布体の小径部が軸筒先端開口部と対峙しているので、塗布体の小径部と軸筒先端開口内壁との間隙が塗布液流出路となり、塗布液が円滑に流出する。そして、ノック時には、軸筒先端開口部内径と同等乃至僅かに大きい塗布体の大径部が軸筒先端開口部と対峙するよう塗布体が移動するので、塗布体の大径部によって塗布液流出路を塞いでいるものを塗布具外に排出し、塗布液流出路を回復する。
【0009】
更に、塗布体の大径部は、軸筒先端開口部内径と同等乃至僅かに大きいので、塗布液流出路を塞いでいる塗布液の固化物やゲル化物、粘稠化物を排出するときに、塗布液流出路が塗布体によって一時的に閉塞される。従って、塗布液の固化物やゲル化物、粘稠化物が、塗布具内に進入して弁体と弁座との間に挟まり、弁の液密性を悪くするという現象は、発生しない。
【0010】
【実施例】
以下、本発明を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1、図2に本発明の実施例1を示す。図1は実施例1の非ノック時の縦断面図であり、図2は実施例1のノック時の要部縦断面図である。参照符号1は、内部に塗布液収容部2を形成した後軸であり、この後軸1は、その先端開口部に挿入固定された、前方(図中上方向)が小径で後方が大径である前軸3とで軸筒を形成している。この軸筒の先端開口部4には、アクリル繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維などの繊維収束体や、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、セラミックなどの成形体などよりなる塗布体5を摺動自在に配置している。塗布体5は、前記軸筒の先端開口部4の内径よりも小さい小径部5aと、前記軸筒先端開口部4の内径と同等乃至僅かに大きい大径部5bとからなり、後端には連結部である凸部5cが設けられている。
【0011】
塗布体5と前記収容部2との間には、弁機構を配置している。この弁機構は、座部6aを形成してなる蓋体6と、前記座部6aに弾発的に当接する弁部7aを形成してなる弁体7とよりなっている。蓋体6は、内筒部6bと外筒部6cと、これらを連結する板状部6dとよりなり、内筒部6bの前方側内壁下部に前記座部6aが形成されている。この蓋体6は、後軸1の内壁に圧入嵌合され、後軸1内部に形成された塗布液収容部2の蓋体となっている。
【0012】
弁体7は、前端面に前記塗布体5の連結部である凸部5cとの連結部である凹部7bと弁部7aとが形成されており、前記蓋体6の内筒部6b内に摺動自在に配置され、且つ、コイルバネなどの弾発体8によって後方に付勢されている。但し、塗布体5と弁体7との連接は、上記のような凸部と凹部との圧入に限定されるものではなく、螺合、嵌合、接着などといった他の適宜手段によっても可能である。
【0013】
前記弁機構は、前記塗布液収容部2の塗布液吐出口であり、蓋体6の内筒部6bの前方開口端が実質的な塗布液吐出口となっている。
【0014】
弁体7は、その後方部7cが、蓋体6の内筒部6bを貫通して塗布液収容部2内に延設されており、後方部7cの後部は塗布液収容部2内に配置された前方が筒状部9aである弁開放体9の前端に挿入固定されている。
【0015】
この弁開放体9は、その後部が塗布液収容部2の底部である可動部10の有底筒状部10a内部に挿入されている。弁開放体9の後端9bと前記有底筒状部10aの底面とは、僅かな間隔を有している。これは、弁機構開放のため、有底筒状部10aをノック動作により前方に押し出すときの遊びである。
【0016】
可動部10はノック動作を弁開放体9に伝達する部分であり、前記有底筒状部10aと薄肉部10bとよりなり、塗布液収容部2内壁に、後軸1と一体に形成されているが、後軸1の液密性が保たれ、かつ、ノック動作を弁開放体9に伝達することができれば、ポリエチレン、ゴム、エラストマーなどの成形体による別部材で形成しても構わない。
【0017】
前記可動部10の後方に延在している後軸1の後端開口部内には、鍔付押圧部材11が、前記可動部10の有底筒状部10aに圧入することによって係止している。
【0018】
更に、前記後軸1の後端開口部の開口端面には、尾栓12が挿入固定されている。この尾栓12は、外周に鍔状突起部12aを有する鍔付筒状をなし、外壁が後軸1内壁と密着し、鍔状突起部12bが後軸1の後端開口端面と当接するように後軸1に挿入固定されている。
【0019】
尚、前記尾栓12の内径を前記鍔付押圧部材11の鍔部外径より小さくすることにより、落下の衝撃などで鍔付押圧部材11が有底筒状部10aから離脱した場合、尾栓12の前部開口端面で係止できるため、鍔付押圧部材11が塗布具から脱落するのを防止できる。
【0020】
次に、使用方法について説明する。鍔付押圧部材11を押圧すると、可動部10の薄肉部10bが変形すると共に有底筒状部10aが前進し、有底筒状部10aの底面が弾発体8の付勢力に抗して弁開放体9及び弁体7を前進させ、弁部7aと座部6aとを離間して弁機構を開放する。この時、塗布体5は、弁体7に固定されているので、共に前進する。
【0021】
弁機構が開放されると、塗布液収容部2内の塗布液は、内筒部6b内を通り、前軸3内に吐出され先端方向に移動するが、ノックにより移動した塗布体5の大径部5bが軸筒先端開口部4を塞ぐため、軸筒先端開口部4後方の前軸2の内部に一時的に貯留される。
【0022】
更に強くノックを行うと、塗布体5は、その大径部5bが軸筒先端開口部4と対峙する位置まで前進する(図2参照)が、このとき、大径部5bの外面は、前記先端開口部4の内壁と接触しながら摺動する。この摺動によって、塗布体5の小径部5aと先端開口部4との間隙である塗布液流出部に存在する塗布液の固化物やゲル化物、粘稠化物などをはがし又はくずしながら塗布具の外部に排出する。
【0023】
次に、押圧部材11に対する押圧を解くと、弁開放体9及び弁体7が弾発体8の付勢力によって図1で示した位置まで後退し、弁部7aと座部6aとが液密周状当接し、弁機構が閉鎖される。
【0024】
塗布体5が後退し、塗布体小径部5aと軸筒先端開口部4とが対峙すると、塗布体小径部5aと軸筒先端開口部4の内壁とに間隙ができ、前軸3内部に一時的に貯留されていた塗布液が塗布体5の先端部に供給されて塗布が可能となる。
【0025】
図3、図4に、本発明の実施例2を示す。実施例2は、上記実施例1における塗布体5を、鼬、馬、豚などの天然繊維、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、アクリル系繊維などの合成樹脂製繊維、あるいは前記天然筆毛と合成樹脂製筆毛とを混ぜたものなどの繊維を多数、長手方向に収束し、片方の端面を熱溶着や接着などの方法で固着した筆穂状塗布部511と、有底筒状で、底面外壁に凸部512aを設けた塗布部保持部材512とからなり、前記筆穂状塗布部511の固着端面を、前記塗布部保持部材512の有底筒状部に挿入固定して塗布体51とし、筆穂状塗布部512の先端部を小径部511a、後方部を大径部511bとなした以外は実施例1と同様である。本実施例2は、前記実施例1に比較して、塗布体51は径方向の変形量が大きいので、塗布体大径部511bの径を軸筒先端開口部41の内径より大きくできるため、塗布体大径部511bが軸筒先端開口部41内壁と接触したときの抵抗が大きくなり、塗布体小径部511aと筒軸先端開口部41内壁との間に生じた塗布液の固化物やゲル化物、粘稠化物をより確実、塗布具の外部に排出できる(図4参照)。また、図示はしないが、軸筒先端開口部41内壁に、塗布体51の横ブレ防止などの目的で長手方向に複数の縦リブ等を設けた場合、筆穂状塗布部511を形成している筆毛が、摺動時に前記縦リブ間に進入するため、縦リブ間で生じた、塗布液の固化物やゲル化物、粘稠化物を、比較的容易に、前軸の外部に排出できる。
【0026】
図5に、本発明の実施例3を示す。実施例3は、上記実施例1における塗布体5を、塗布部である小径部52aと塗布部保持部材である大径部52bとより形成した以外は実施例1と同様である。小径部52aと大径部52bとは、小径部52a後端の凸部を、大径部前端の凹部に挿入することにより固着している。本実施例は、前記他の実施例に比較して、ノック時に、塗布部保持部材である大径部52bが軸筒先端開口部42より突出するため、落下等により塗布部を損傷した場合などの塗布部の交換が容易に行えるという効果を有している。
【0027】
上記実施例は、全て後端ノック式の塗布具で示したが、従来技術に記載したようにノックの形式は、サイドノック型であっても良い。
【0028】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係るノック式塗布具は、長期間保管してもノックを行うことによって、塗布液流出路内の塗布液の乾燥固形物などを塗布具外に排出するので、塗布液吐出量の低下といった問題の発生しない優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の縦断面図
【図2】 実施例1のノック時の要部縦断面図
【図3】 実施例2の要部縦断面図
【図4】 実施例2のノック時の要部縦断面図
【図5】 実施例3の要部縦断面図
【符号の説明】
1 後軸
2 塗布液収容室
3 前軸
4、41、42 軸筒先端開口部
5、51、52 塗布体
5a、511a、52a 小径部
5b、511b、52b 大径部
6 蓋体
7 弁体
8 弾発体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a knock type applicator incorporating a writing liquid such as a black ink, a paint, an ink, a cosmetic liquid such as an eyeliner or a lip color, a coating liquid such as a handwriting correction liquid, or an adhesive.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a coating body in which a coating body such as a pen tip is fixed to a tip opening of a shaft cylinder in which a coating liquid container is formed, and a valve mechanism is disposed between the coating body and the coating liquid container. Ingredients are known. This applicator is capable of pressing the knock part and moving a movable member arranged in the coating liquid storage part to open the valve mechanism and discharge the coating liquid from the storage part to the pen tip side to enable writing. It is. By the way, when this type of applicator is not used for a long period of time or when the cap is removed and left unattended, the application liquid stored in the outflow path of the application liquid between the application body and the inner wall of the opening of the end of the shaft cylinder is stored. There was a problem that the solidified product, the gelled product, and the thickened product produced by evaporation of moisture and solvent from the liquid blocked the coating solution flow passage and hindered the coating solution from flowing out.
[0003]
Various proposals have been made to solve the above problems. For example, the actual fair 2-309 JP, a writing body with a liquid content function of fixing the valve body to slidably inserted into Jikuto front end hole, pigments between該筆Symbol outer surface and Jikuto front end hole inner surface An ink flow path is formed, and at least a part of the bullet cylinder is made of an elastic body, and the bullet is displaced by pressing the cylinder, so that the valve body and the writing body can slide simultaneously. The idea which makes the gist of the writing instrument with a side knock valve which was made is described. This device is used for the purpose of smoothly distributing ink by removing the ink mass or recovering the ink flow path by scraping the ink flow path when the ink outflow path is blocked by the dried and solidified ink components. The application body is slid simultaneously with the valve opening operation for pressing the cylinder.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the writing instrument of the above device is an ink component that has been dried and solidified, the ink component that blocks the ink flow path can be discharged out of the writing instrument by the above-described configuration. When it is a gelled product or a thickened product, it is difficult to peel or break the gelated product or the thickened product in the ink flow path between the coated body and the inner surface of the tip end of the shaft tube by sliding the coated body, There was a possibility that the coating liquid flow passage could not be completely recovered.
[0005]
In addition, the dried and solidified ink component, gelled product, or thickened product moved by sliding of the coated body may be caught between the valve portion of the valve mechanism and the valve seat, and the liquid tightness of the valve may be deteriorated. .
[0006]
In the present invention, the coating solution outflow path, which is a gap between the coating body and the inner wall of the opening at the shaft tip, is blocked by a solidified product, a gelled product, a thickened product, or the like generated by evaporation of moisture or solvent in the coating solution. When the coating liquid does not circulate smoothly, the solidified product, gelled product, or viscous product is discharged out of the applicator by sliding the applied body to restore the coating solution outflow path and move to dry solidification. It is an object of the present invention to provide a knock type applicator in which an ink component, gelled product, or thickened product is not sandwiched between a valve portion of a valve mechanism and a valve seat.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, an application body is slidably disposed in a tip opening portion of a shaft cylinder in which a coating liquid storage portion is formed, and a valve mechanism is disposed between the application body and the storage portion, and the application body. In the knock type applicator formed by connecting the valve body to the valve body and further transmitting the operation of the movable portion to the valve body, the application body and the valve body are operated by knocking the movable member, and the valve mechanism together form the opening and closing of, also, the coating body, more becomes a smaller diameter portion than Jikuto distal opening inner diameter, equivalent to slightly larger large diameter portion, the small diameter portion of the non-knocking operation and sometimes applying part of said movable member There confronted with Jikuto tip opening, whereas, at the time of knocking operation of the movable member and summarized in that the large diameter portion of the applicator body is no to face the barrel tip opening.
[0008]
[Action]
In the knock type applicator according to the present invention, when the non-knock, the small diameter portion of the application body faces the shaft tube tip opening, the gap between the small diameter portion of the application body and the inner wall of the shaft tube tip opening is the application liquid outflow path Thus, the coating solution flows out smoothly. At the time of knocking, the coating body moves so that the large diameter portion of the coating body that is equal to or slightly larger than the inside diameter of the shaft cylinder tip opening portion faces the opening portion of the shaft tube tip. The thing blocking the path is discharged out of the applicator, and the coating liquid outflow path is restored.
[0009]
Furthermore, since the large diameter part of the application body is equivalent to or slightly larger than the inner diameter of the opening at the tip of the shaft cylinder, when discharging the solidified product, the gelled product, or the thickened product of the coating solution blocking the coating solution outflow path, The application liquid outflow path is temporarily blocked by the application body. Therefore, the phenomenon that the solidified product, the gelled product, or the thickened product of the coating liquid enters the applicator and is sandwiched between the valve body and the valve seat, and the liquid tightness of the valve is not deteriorated.
[0010]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. 1 and 2 show a first embodiment of the present invention. FIG. 1 is a longitudinal sectional view of the first embodiment when not knocking, and FIG. 2 is a longitudinal sectional view of a main part of the first embodiment when knocking. Reference numeral 1 denotes a rear shaft in which a coating
[0011]
A valve mechanism is disposed between the
[0012]
The valve body 7 is formed with a
[0013]
The valve mechanism is a coating solution discharge port of the coating
[0014]
The valve body 7 has a rear portion 7 c extending through the inner cylinder portion 6 b of the
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
In the rear end opening of the rear shaft 1 extending rearward of the
[0018]
Further, a tail plug 12 is inserted and fixed to the opening end face of the rear end opening of the rear shaft 1. The tail plug 12 has a hooked cylindrical shape having a hook-shaped
[0019]
In addition, by making the inner diameter of the tail plug 12 smaller than the outer diameter of the flange portion of the flanged pressing
[0020]
Next, the usage method will be described. When the flanged pressing
[0021]
When the valve mechanism is opened, the coating liquid in the coating
[0022]
When knocking is performed more strongly, the
[0023]
Next, when the pressure on the pressing
[0024]
When the
[0025]
3 and 4 show a second embodiment of the present invention. In Example 2, the
[0026]
FIG. 5 shows a third embodiment of the present invention. Example 3 is the same as Example 1 except that the
[0027]
In the above-described embodiments, the rear end knock type applicator is shown. However, as described in the prior art, the knock type may be a side knock type.
[0028]
【The invention's effect】
As described above in detail, the knock-type applicator according to the present invention discharges the dried solids of the coating liquid in the coating liquid outflow path to the outside of the coating tool by knocking even after long-term storage. Therefore, it is excellent without causing the problem of a decrease in the discharge amount of the coating liquid.
[Brief description of the drawings]
1 is a longitudinal cross-sectional view of a first embodiment. FIG. 2 is a vertical cross-sectional view of a main portion at the time of knocking of the first embodiment. FIG. 3 is a vertical cross-sectional view of a main portion of the second embodiment. Fig. 5 is a vertical cross-sectional view of the main part of Fig. 5;
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