JP3732581B2

JP3732581B2 - Check valve

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Publication number: JP3732581B2
Application number: JP19304096A
Authority: JP
Inventors: 賢昭外村
Original assignee: Hochiki Corp
Current assignee: Hochiki Corp
Priority date: 1996-07-23
Filing date: 1996-07-23
Publication date: 2006-01-05
Anticipated expiration: 2016-07-23
Also published as: JPH1038108A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、配管の途中に設けられ、配管を流れる流体の逆流を防止する逆止弁に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、例えば図１１のようなスプリンクラー消火設備にあっては、その配管の途中に、必要に応じて流体の逆流を防止する逆止弁を設けている。
このスプリンクラー消火設備は、消火ポンプ４１からの給水本管４２に接続した分岐管４３に流水検知装置４を設け、その二次側に閉鎖型スプリンクラーヘッド４５を接続し、閉鎖型スプリンクラーヘッド４５までの全配管内に加圧水を充満させている。尚、５１は貯水槽、５２は呼水槽、５３は高架水槽である。
【０００３】
消火ポンプ４１の吐出口から立ち上げられた給水本管４２には、逆止弁４６と仕切り弁４７が設けられ、逆止弁４６によってポンプ側への逆流を阻止している。給水本管４２の圧力は圧力タンク４８に導入されタンク内の空気を圧縮し、管内圧力を常に規定圧以上に維持している。
火災時にスプリンクラーヘッド４５が作動すると流水が生じ、これにより流水検知装置４４が作動し、流水検知スイッチ４４ａがオンして流水検知信号を図示しない自火報受信機制御盤に送って火災の区画を表示する。またスプリンクラーヘッド４５の作動により給水本管４２の圧力が低下し、圧力タンク４８の圧力スイッチ４９が作動信号を図示しないポンプ制御盤に出力し、ポンプ制御盤はモータ５０の駆動により消火ポンプ４１を運転する。ポンプ運転により、貯水槽５１から消火用水が加圧供給され、作動したスプリンクラーヘッド４５から連続放水が行われる。
【０００４】
図１２は、図１１に使用されている従来の逆止弁４６の構造である。逆止弁４６は、弁ボディ５４に一対の配管接続口５５，５６を形成し、配管接続口５５，５６を仕切る内部の仕切壁の水平部分の弁穴に弁座５８を形成し、弁座５８に弁体５７を配置している。弁体５７は上側にガイド軸５７ｂを一体に備え、下側に弁座５８の開口穴をガイドするガイド部材５７ａを一体に備える。弁体５７のガイド軸５７ｂは、ボディ５４の上部にねじ込み固定した蓋部材５９に摺動自在に嵌め込まれている。
【０００５】
逆止弁４６は、配管接続口５５から５６へ流体を流すが、配管接続口５６から５５への逆流は阻止する。即ち、配管接続口５５からの流体は弁体５７をリフトして流路を開くが、配管接続口５６からの流体は、弁体５７を弁座５８に押し付けることとなって流路を閉鎖する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の逆止弁にあっては、逆流方向が固定的に決められているため、現場での配管作業の際に逆流方向に十分に注意しながら配管に取り付ける必要があり、逆止弁の数が多くなると、作業負担がかなり大きい。また工事完了後に逆止弁の取付方向が間違っていることに気付いても、逆止弁を取り外して再度取り付け直さなければならず、相当に困難な作業となる。
【０００７】
更に、実験設備や保守点検等の際に、必要に応じて流体の方向を切替えたい場合があるが、配管に逆止弁を設けている場合には、流路方向を切替えることができず、逆止弁と並列に別途バイパス配管を組むか、もしくは、当初の設計工事の段階で、流路の切替え機能を配管に組み込んでおく必要があり、逆止弁を設けた場合、簡単に流路方向を切替えることが困難であった。
【０００８】
本発明は、配管に取付け状態のまま逆流方向を必要に応じて簡単に切替えることのできる逆止弁を提供することを目的とする。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
この目的を達成するための本発明は、配管の途中に設けられ、配管を流れる流体の逆流を阻止する逆止弁として、相対する一対の配管接続口を配置した弁ボディ、相対する一対の配管接続口に連通する一対の開口部を有すると共に開口部を仕切る仕切壁の弁穴に弁座を形成し前記弁ボディ内で流路に直交する軸回りに回動自在に設けられた弁座部材と、弁座部材内の弁座に配置され配管接続口の一方からの流体の流れを受けた際にリフトして弁を開き配管接続口の他方からの流体の流れを受けた際に弁座に押圧されて流路を閉じる弁体と、弁体のリフト方向側に弁ボディに回動自在に設けられ内部の弁座部材に連結された操作軸と、操作軸を回動させるため外部に設けられたレバー又はハンドルからなる操作部材を備え、弁座部材の一対の開口部をボディの一対の配管接続口に対し相互に逆となる位置に回動して逆止方向を切替える操作機構と、操作軸には弁体に接続されたリフト用ガイド軸が摺動自在に挿入されるガイド穴を備えたことを特徴とする。
【００１０】
このような本発明の逆止弁にあっては、弁ボディの中に、逆止用の弁体を備えた弁部材が外部から回動自在に組込まれており、レバーやハンドル等により外部からの操作で弁部材を回動して、弁ボディの配管接続口に対する弁座部材の入出力関係を逆の位置に切替えることができ、逆止弁を配管に取付けた状態であっても、必要に応じて逆止方向を簡単に切替えることができる。
【００１１】
このため取付工事の際に取付方向を誤っても、完成後に簡単に正しい方向に切替えることができる。また実験や保守点検で流路方向を切替える必要がある場合、本発明の逆止弁を設けることで、簡単に流路方向の変更に対応できる。
また弁座部材は、弁ボディの一対の配管接続口に対し相互に逆となる位置への切替え途中の位置で、流路を閉鎖することができる。このため逆止弁と仕切弁の機能を１つの弁で実現し、配管構成を簡単にしコストの低減を図ることができる。
【００１２】
操作機構は、弁ボディに回動自在に設けられ内部の弁座部材に連結された操作軸と、操作軸を回動させる外部に設けられたレバー又はハンドル等の操作部材とを備え、レバー又はハンドル等の操作部材には、逆止方向を示す矢印等のマーカを設ける。これによって外部からの切替操作が容易にでき、またマーカによって現在設定している逆流方向を簡単に見分けることができる。
【００１３】
本発明の逆止弁は、弁ボディに相対する一対の配管接続口を十字方向に配置することにより、４方口の逆止弁を構成することができる。この場合、弁座部材および弁体は、弁ボディに相対する一対の配管接続口を配置した２方口の逆止弁と同じであり、更に、操作機構は、弁座部材の一対の開口部を、弁ボディの十字方向に配置された一対の配管接続口の各位置に回動して逆止方向を切替える。
【００１４】
更に、逆止弁の弁体に対し所定のプリセット荷重を加えるスプリングを設け、プリセット荷重を越える流体圧力を受けた際に弁体をリフトして流路を開放するようにしてもよい。
【００１５】
【発明の実施の形態】
図１は本発明の実施形態の断面図である。図１において、１は配管の途中に設けられ配管内を流れる流体の逆流を阻止する逆止弁であり、逆止弁１の弁ボディ２は両端に一対の配管接続口３，４を有する。弁ボディ２の上側には上方に突出する円筒部２ａが形成され、円筒部２ａには蓋部材１５がねじ込み装着される。また、弁ボディ２の下側には下方に突出する円筒部２ｂが形成され、円筒部２ｂには後述する操作機構２５が回動自在に装着される。弁ボディ２の内部には流路に直交する軸回りにパッキン１３，１４を介して回動自在に弁座部材５が収納される。
【００１６】
弁座部材５は、図２に示すように、球状に形成され、内部は中空になっている。弁座部材５の側壁には一方の配管接続口３に連通する開口部６が形成され、反対側の側壁には他方の配管接続口４に連通する他方の開口部７が形成されている。また、開口部６と開口部７の間の外壁５ａ，５ｂは弁座部材５が途中まで回動したとき、開口部６，７を閉止して、流路を閉じる。
【００１７】
弁座部材５の上壁には弁体１０のガイド軸１１が上方に突出する軸通し穴１７が形成され、また、図１に示すように、下壁の外周には操作軸１８の嵌合突起１９が嵌合する嵌合凹部２０が形成されている。また、弁座部材５の内部には開口部６，７を仕切る仕切壁８が形成され、下室８ａと上室８ｂを画成している。
仕切壁８には弁穴９ａが形成され、弁穴９ａにより下室８ａと上室８ｂが連通可能になっている。仕切壁８の水平部上面には弁座９が形成され、弁座９にはガイド軸１２を備えた弁体１０が着座する。弁体１０は一方の配管接続口３から下室８ａに流入する方向の流体の流れを受けたとき上方に移動して弁穴９ａを開き、他方の配管接続口４から上室８ｂに流入する方向流体の流れを受けたときは弁穴９ａを閉じる。
【００１８】
弁体１０の下面には弁体１０を案内するガイド片１２が一体に形成され、弁体１０が上方に移動するとき、ガイド片１２は弁穴９ａに沿って移動し、弁体１０が弁座９からはずれるのを阻止している。弁体１０の上面にはガイド軸１１が固着され、ガイド軸１１は蓋部材１５の内壁から下方に突出して形成された小円筒部１５ａのガイド穴１６内を摺動自在に上下動する。したがって、弁体１０はガイド穴１６内に摺動自在に挿入されたガイド軸１１に案内されて上方に移動する。
【００１９】
弁ボディ２の下側の円筒部２ｂには操作機構２５が回動自在に装着され、操作機構２５は弁座部材５の一対の開口部６，７を、弁ボディ２の一対の配管接続口３，４に対し相互に逆に位置に回動して逆止方向を切り替える。
操作機構２５を１８０度回動すると、弁座部材５の開口部６と配管接続口７が連通し、弁座部材５の開口部７と配管接続口３が連通し、逆止方向が切り替えられる。
【００２０】
また、操作機構２５を略９０度回動すると、弁座部材５は弁ボディ２の一対の配管接続口３，４に対し相互に逆となる位置へのの切替え途中の位置で、流路を閉鎖する。即ち、弁座部材５の一方の開口部６と他方の開口部７との間の外壁５ａが開口部６を閉鎖し、外壁５ｂが開口部７を閉鎖する。
操作機構２５は弁座部材５に連結され、操作軸１８と、操作軸１８を回動させる外部に設けられた操作部材としての操作レバー２５ａを備える。操作軸１８の先端部には嵌合突起１９が一体に形成され、嵌合突起１９は弁座部材５の底壁外周に形成された嵌合凹部２０に嵌合し、操作軸１８は弁座部材５に連結されている。
【００２１】
嵌合突起１９に連結して鍔部１８ａが一体に形成され、鍔部１８ａは円筒部２ｂの軸穴２１の開口部回りに形成された凹部２ｃに密着し、鍔部１８ａから下方に突出する軸部１８ｃは軸穴２１内に回転自在に収納されている。軸部１８ｂと軸穴２１の内壁との間には操作軸１８が円滑に回転するようにＯリング２２が装着されている。
【００２２】
操作軸１８の後端側に形成されたねじ部２３にナット２４を締め込むことで操作レバー２５が操作軸１８に固定される。操作レバー２５ａの操作により操作軸１８が回動し、操作軸１８に連結された弁座部材５が一緒に回動する。操作レバー２５ａの下面から下方に突出しているナット２４とねじ部２３はキャップ２６内に収納され、キャップ２６は操作レバー２５ａの先端部に取り付けられている。
【００２３】
図３（Ａ），（Ｂ）は図１の操作レバー２３ａの説明図である。図３（Ａ）に示すように、操作レバー２５ａの先端部に取り付けられたキャップ２６の側面には逆止方向を示す矢印のマーカ２７ａがつけられている。また、図３（Ｂ）に示すように、操作レバー２５ａの先端部に取り付けられたキャップ２６の下面にも逆止方向を示す矢印のマーカ２７ｂがつけられている。
【００２４】
逆止弁１の取付場所によっては、下側から見たときの方が見やすい場合もあるので、キャップ２６の下面にマーカ２７ｂをつけている。マーカ２７ａ，２７ｂによって外部から切替操作を容易に行うことができ、また、マーカ２７ａ，２７ｂによって現在設定している逆流方向を簡単に見分けることができるようにしている。尚、操作レバー２５ａを反対側に１８０度回動すると、キャップ２６も操作レバー２５ａと一緒に１８０度反対側に回動し、マーカ２７ａ，２７ｂも１８０度反対方向を示し、逆止方向が切り替えられたことを示す。
【００２５】
次に、動作を説明する。図１に示すように、操作レバー２５ａが弁ボディ２の一方の配管接続口３側に切替えているときは、図３に示すように、マーカ２７ａ，２７ｂは紙面で右方向を示し、流体は図１の矢印Ａで示すように、配管接続口３から配管接続口４にのみ流れ、その逆方向には流れない。
すなわち、図１に示すような状態においては、弁座部材５の開口部６は、配管接続口３に連通し、開口部７は他方の配管接続口４に連通している。ガイド軸１１を備えた弁体１０は仕切壁８の水平部に形成した弁座９に着座し、弁穴９ａを閉鎖している。配管接続口３に流体が矢印Ａのように流入すると、流体は仕切壁８により仕切られた下室８ａに入り、弁体１０を上方に押し上げる。
【００２６】
弁体１０は、ガイド軸１１がガイド穴１６に案内されて上方に移動することで上方にリフトし、ガイド片１２が弁穴９ａに沿って上方にリフトすることで、弁穴９ａを開く。弁穴９ａが開くと、下室８ａに入った流体は、弁穴９ａから上室８ｂに入り、他方の開口部７を経て他方の配管接続口４に流出する。
その後、配管接続口６に対して流体の流入がなくなると、弁体１０は流体の流れによる押圧力を受けなくなるので、自重によりガイド片１２に案内されながら下降し、弁穴９ａを閉じる。このように、弁体１０は弁穴９ａをガイドするガイド片１２により案内されて弁穴９ａを閉じるので、弁体１０が弁座９からはずれてしまうことがない。
【００２７】
この状態において、配管接続口４は流体が流入してきたときは、流体は開口部７を経て上室８ｂに流入するが、流体は弁体１０の上面に作用するので、弁体１０に弁座９に着座したままであり、弁穴９ａは閉じたままである。したがって、図１の状態では逆止弁１は、一方の配管接続口３から他方の配管接続口４への流体の一方向の流れを許容し、その逆流を阻止する。
【００２８】
次に、逆止方向を切り替える場合について説明する。図１に示すような操作レバー２５ａの位置から反対側に１８０度操作レバー２５ａを回動すると、図４に示すような状態になる。操作レバー２５ａを１８０度回動すると、操作レバー２５ａに連結された操作軸１８も１８０度回動し、この操作軸１８の回動により操作軸１８に連結された弁座部材５も弁ボディ２内で１８０度回動する。
【００２９】
図４に示すように、弁座部材５の開口部６は、弁ボディ２の配管接続口４に連通し、弁座部材５の開口部７は弁ボディ２の配管接続口３に連通するようになる。矢印Ｂで示すように配管接続口４に流体が流入すると、流体は開口部６から下室８ａに入り、弁体１０を上方の押し上げて弁穴９ａを通り、上室８ｂに入った後に他方の開口部７から配管接続口３に流出する。
【００３０】
これに対して、配管接続口３に流体が流入してきて、開口部７から上室８ｂに入っても、流体は弁座９に対して弁体１０を押圧し、弁穴９ａは閉じたままである。したがって、配管接続口３に流入した流体は、配管接続口４に流出することがない。このようにして、必要に応じて逆止方向を簡単に切り替えることができる。
【００３１】
このため取付工事の際に取付方向を誤っても、完成後に簡単に正しい方向に切り替えることができる。また、実験や保守点検で流路方向を切替える必要がある場合、本実施形態の逆止弁１を設けることで、簡単に流路方向の変更に対応できる。
また、弁座部材５は、弁ボディ２の一対の配管接続口３，４に対し相互に逆となる位置への切替え途中の位置で、流路を閉鎖することができるため、逆止弁と仕切弁の機能を１つの弁で実現し、配管構成を簡単にしコストの低減を図ることができる。
【００３２】
さらに、操作レバー２５ａのキャップ２６には、逆止方向を示す矢印のマーカ２７ａ，２７ｂを設けたため、外部からの切替操作が容易にでき、またマーカ２７ａ，２７ｂによって現在設定している逆流方向を簡単に見分けることができる。
次に、図１の状態から図４の状態に切替える途中の位置で流路を閉鎖する場合について説明する。図１に示す操作レバー２５ａの位置から略９０度操作レバー２５ａを回動すると、弁座部材５の開口部６と弁ボディ２の配管接続口３との連通は遮断され、弁座部材５の外壁５ａが配管接続口３を閉鎖し、開口部７と配管接続口４との連通は遮断され、弁座部材５の外壁５ｂが配管接続口４を閉鎖する。
【００３３】
したがって、配管接続口４に流体が流入してきても弁座部材５の外壁５ａにより流入が阻止され、流体は配管接続口４に流出することがない。また、配管接続口４に流体が流入してきても弁座部材５の他方の外壁５ｂにより流入が阻止され、流体が配管接続口３に流出することがない。すなわち、弁座部材５は弁ボディ２の一対の配管接続口３，４に対し相互に逆になる位置への切替え途中の位置で流路を閉鎖することができる。したがって、逆止弁と仕切弁の機能を１つの弁で実現することができる。
【００３４】
図５は本発明の他の実施形態を示す断面図である。本実施形態は、逆止方向を切り替え操作する操作機構を弁ボディの上部側に設けた例である。
図５において、２は逆止弁１の弁ボディであり、弁ボディ２は一対の配管接続口３，４を相対配置し、下部には下方に湾曲する底壁２ｄが一体に形成され、上部には上方に突出する円筒部２ｅが一体に形成されている。弁ボディ２内には流路に直交する軸回りに弁座部材５がリテーナ３８，４０に保持されたＯリング３７，３９を介して回動自在に収納される。
【００３５】
弁座部材５は図１のものと同様に構成されるが、図１のものでは下部に嵌合凹部２０が形成されているのに対して図５のものでは上部に嵌合凹部３４が形成されている。弁座部材５の仕切壁８の水平部分に形成した弁座９には図１に示す弁体と同様の弁体１０が配置される。弁ボディ２の円筒部２ｅには軸穴２９ａが形成された蓋部材２９がねじ込まれ、軸穴２９ａ内には操作軸２８がＯリング３０を介して回動自在に収納される。
【００３６】
操作軸２８はねじ部３１に連続して軸本体２８ａが一体に形成され、軸本体２８ａ内には小円筒部２８ｂが下方に突出して一体に形成されている。小円筒部２８ｂにはガイド穴１６が形成され、ガイド穴１６には弁体１０のガイド軸１１が摺動自在に挿入される。操作軸２８のねじ部３１にナット３２をねじ込むことで操作ハンドル３３のハンドル固定部３３ａが操作軸２８に固定され、操作ハンドル３３が操作軸２８に取り付けられている。
【００３７】
したがって、操作ハンドル３３を回動操作することで、操作軸２８を回動することができる。操作軸２８の軸本体２８ａの先端外側には抜止め用鍔部３６が一体に形成され、抜止め用鍔部３６は蓋部材２９の下面と弁座部材５の上面との間の空隙に挿入され、操作軸２８が蓋部材２９から抜け出してしまうのを防止している。
【００３８】
操作軸２８の軸本体２８ａの先端には嵌合突起３５が一体に形成され、嵌合突起３５は弁座部材５の軸通し穴１７の外側に形成した嵌合凹部３４に嵌合している。したがって、弁座部材５と操作軸２８は連結されており、操作ハンドル３３を回動操作すると、弁座部材５は操作軸２８と、一緒に回動する。
次に、動作を説明する。図５に示すように、操作ハンドル３３を回動操作しないときは、弁座部材５の開口部６，７は弁ボディ２の配管接続口３，４にそれぞれ連通している。矢印Ａで示すように、流体が一方の配管接続口６に流入すると、流体は開口部６を経て下室８ａに入り、弁体１０を押し上げて、弁穴９ａを通って上室８ｂに入って他方の開口部７から他方の配管接続口４に流出する。
【００３９】
逆に配管接続口４から流体が他方の開口部７を通って上室８ｂに流入しても、流体は弁体１０を弁座９に押し付けて弁穴９ａは閉じたままである。したがって、流体は矢印Ａで示す一方向にのみ流れ、その逆流は阻止される。
次に、操作ハンドル３３を１８０度回動すると、開口部６は右側の配管接続口４に連通し、開口部７は左側の配管接続口３にそれぞれ連通するようになる。この状態においては、配管接続口４に流入した流体は、配管接続口３にのみ流出し、その逆流方向は阻止される。このように、必要に応じて逆止方向を簡単に切り替えることができる。
【００４０】
次に、図５の状態で操作ハンドル３３を略９０度回動すると、操作軸２８も同程度回動し、操作軸２８に連結された弁座部材５も一緒に同程度回動する。この状態においては、開口部６，７と配管接続口３，４との連通は遮断され、配管接続口３，４は弁座部材５の外壁５ａ，５ｂによって閉鎖される。したがって、流路は閉鎖され、流体は矢印Ａの示す方向にも、またその反対方向にも流れない。本実施形態においても、図１と同様な効果を得ることができる。
【００４１】
図６は本発明の逆止弁１を用いたスプリンクラー消火設備の説明図である。図６において、４１は消火ポンプであり、モータ５０より駆動され、モータ５０の起動停止は図示しないポンプ制御盤により行われる。消火ポンプ４１の吸込管４０は貯水槽５１に降ろされ、ポンプ起動により貯水槽５１から汲み上げた消火用水を加圧して建物の垂直方向に立ち上げた給水本管４２に逆止弁１を介して加圧供給する。また建物の屋上には高架水槽５３が設置されて、給水本管４３に接続し水頭圧を加えている。
【００４２】
給水本管４２に設けた逆止弁１の一次側は圧力タンク４８に分岐接続され、圧力タンク４８に給水本管４２の圧力を導入して内部の空気を圧縮し、この圧縮空気は圧力センサ４９により検出される。また、給水本管４２に対しては各階毎に分岐管４３が分岐接続され、分岐管４３には流水検知装置４４が設置され、流水検知装置４４の二次側に複数の閉鎖型のスプリンクラーヘッド４５を設置している。
【００４３】
一方、消火ポンプ４１の吐出側には呼水槽５２が設置され、ボールタップ５２ａにより呼水槽５２のレベルを常に一定レベルに保つようにしている。また、呼水槽５２には呼水配管４３ａを介して消火ポンプ４１より汲み上げた消火用水を呼水として供給する。
消火ポンプ４１の吐出側の給水本管４２には本発明の逆止弁１が設けられ、逆止弁１は分岐管４３および給水本管４２内に充満した加圧水が消火ポンプ４１側に逆流するのを阻止する。また、火災時にスプリンクラーヘッド４５が作動すると、消火ポンプ４１は運転され、消火用水を給水本管４２に加圧して供給するが、この際逆止弁１は消火用水をスプリンクラーヘッド４５側にのみ一方向に流れるのを許容し、消火ポンプ４１側に逆流するのを阻止する。
【００４４】
また、例えば呼水槽５２に対して呼水配管４３ａを介して消火用水を呼水として供給するときは、逆止弁１を１Ａに取出して示すように、操作機構２５の操作により流路を閉鎖する。したがって、消火ポンプ４１からの消火用水はスプリンクラーヘッド４５側には流れず、呼水槽５２に呼水として供給される。このような場合には逆止弁１は仕切弁としての機能をもつ。したがって、逆止弁と仕切弁の機能を１つの弁で実現することができ、配管構成が簡単となり、コストの低減を図ることができる。
【００４５】
図７は、本発明の逆止弁１を用いた消火実験設備の説明図である。図７において、７０は第１の消火実験用ポンプであり、第１の消火実験用ポンプ７０の吸込側には、貯水槽５５から実験用水を汲み上げる吸込管７１および消火用水に所定比率で混合して消火泡を作るため泡消火用水を貯留した貯泡水溶液槽５６の吸込管７２がそれぞれ接続されている。
【００４６】
第１の消火実験用ポンプ７０は吸い込んだ泡消火用水または消火用水を実験用配管７３に供給し、この実験用配管７３には仕切弁７４を介して実験用配管７５が接続される。実験用配管７５は第１のテスト系統７６に接続され、第１のテスト系統７６は泡消火用水または消火用水の供給を受けて消火の実験を行う。
６０は第２の実験用消火ポンプであり、第２の実験用消火ポンプ６０は吸込管６１により貯水槽５５から実験用水を汲み上げて実験用配管６２に供給する。実験用配管６２は仕切弁６４を介して他の実験用配管６３に接続され、実験用配管６３には第２のテスト系統６５が接続されている。第２のテスト系統６５は実験用水の供給を受けて消火の実験を行う。
【００４７】
ここで、仕切弁７４と第１のテスト系統７６との間に接続された実験用配管７５と、第２の実験用ポンプ６０と仕切弁６４との間に接続された実験用配管６２は実験用接続管８０により接続され、実験用接続管８０の途中には、本発明による図１または図５の逆止弁１が設けられている。
第１のテスト系統７６および第２のテスト系統６５でそれぞれ同時に実験用水により消火テストを行いたいときは、逆止弁１により実験接続管８０の流路を閉止する。尚、貯泡水溶液槽５６の吸込管７２はその仕切弁により閉じておく。
【００４８】
第１の実験用ポンプ７０は貯水槽５５から消火用水を汲み上げて実験用配管７３、仕切弁７４および実験用配管７５を介して第１のテスト系統７６に実験用水を供給する。この場合、逆止弁１は実験用接続管８０の流路を閉止しているため、実験用水が第２のテスト系統６５側に供給されることがない。
第２の実験用ポンプ６０は、吸込管７２の仕切弁を閉じ、吸込管７１の仕切弁を開いた状態で、貯水槽５５から消火用水を汲み上げて実験用配管６２、仕切弁６４および実験用配管６３を介して第２のテスト系統６５に消火用水を供給する。この場合、逆止弁１は実験用接続管８０の流路を閉止しているので、実験用水が第１のテスト系統７６に供給されることがない。したがって、第１および第２のテスト系統７６，６５は同時に第１および第２の実験用ポンプ７１，６１から実験用水の供給を受けて消火テストを行うことができる。
【００４９】
次に、第１および第２の実験用ポンプ７０，６０から同時に大流量の実験用水を受けて第２のテスト系統６５のみで消火テストを行いたい場合には、図７の逆止弁１の逆止方向を逆にする。このため吸込管７２の仕切弁を閉じた状態で第１の実験用ポンプ７０により貯水槽５５から汲み上げられた消火用水は、実験用配管７３、仕切弁７４、実験用配管７５、実験用接続管８０および逆止弁１を通り、更に仕切弁６４から実験用配管６３を経て第２の系統６５に供給される。
【００５０】
また、第１の実験用ポンプ６０により貯水槽５５から汲み上げられた消火用水は実験用配管６２、仕切弁６４および実験用配管６３を通って第２のテスト系統６５に供給される。この場合、第２の実験用ポンプ６０で汲み上げられた消火用水は、逆止弁１の逆止方向が逆になっているので、第１のテスト系統７６には供給されず、第２のテスト系統６５に供給される。
【００５１】
したがって、第２のテスト系統６５のみに第１および第２の実験用ポンプ７０，６０からの大流量の実験用水が同時に供給されるので、第２のテスト系統６５は大流量の実験用水を用いて消火テストを行うことができる。
次に、第１のテスト系統７６で泡による消火テストを行いたいときは、逆止弁１を図７に示すような逆止方向にする。吸込管７１の仕切弁を閉じた状態で第１の実験用ポンプ７０により貯泡水溶液槽５６から吸込んだ泡水溶液は、実験用配管７３、仕切弁７４、実験用配管７５を通って第１のテスト系統７６に供給される。
【００５２】
この場合、逆止弁１は図示のような逆止方向に設定されているので、第１の実験用ポンプ７０からの泡水溶液は第２のテスト系統６５側に供給されることがない。したがって、第１のテスト系統７６は第１の実験用ポンプ７０から供給される泡水溶液を泡ヘッドから放出する消火テストを行うことができる。このように、消火テストで流路方向を切り替える必要がある場合、逆止弁１を設けることで、簡単に流路方向の変更に対応することができる。
【００５３】
図８は本発明の他の実施形態であり、図５の実施形態に更に、スプリング１００を操作軸２８内のガイド穴１６の外側部分に組込んで弁体１０にプリセット荷重を加え、配管接続口３側から所定値を越える圧力が加わった時に、スプリング１００に抗して弁体１０をリフトして流路を開くようにしたことを特徴とする。勿論、図１の構造のものについても、同様にスプリング１００を組込んだ構造といることができる。
【００５４】
図９は本発明の他の実施形態となる逆止弁の平面図であり、弁ボディ２には、相対する一対の配管接続口３Ａ，４Ａと同じく相対する一対の配管接続口３Ｂ，４Ｂとを十字方向に配置して、４方口の逆止弁１０１としたことを特徴とする。この４方口の逆止弁１０１の内部構造は、例えば図１の２方口の逆止弁１の同じであり、弁ボディ１の４方向に配管接続口３Ａ，３Ｂ，４Ａ，４Ｂが開口している点が相違する。
【００５５】
図１０は図１０の４方口の逆止弁１０１の切替状態の説明図であり、方向性をもつ弁座部材５を操作機構により９０°ずつに回動して切替えることで、図１０（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）（Ｄ）の４種類の逆止弁のいずれかの機能を選択的に実現できる。
【００５６】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、逆止弁を配管に取り付けた状態であっても、必要に応じて逆止方向を簡単に切り替えることができるため、取付工事の際に取付方向を誤っても、完成後に簡単に正しい方向に切り替えることができる。
【００５７】
また、実験や保守点検で流路方向を切り替える必要がある場合に、簡単に流路方向の変更に対応することができる。また、逆止弁と仕切弁の機能を１つの弁で実現することができ、配管構成が簡単になり、コストも低減することができる。さらに、操作部材に逆止方向を示すマーカを設けたため、外部からの切替操作が容易にでき、また、現在設定している逆止方向を簡単に見分けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態の断面図
【図２】図２の弁座部材を取出して示した説明図
【図３】図１の操作レバーの説明図
【図４】図１の逆流方向を切り替えた状態の断面図
【図５】本発明の他の実施形態の断面図
【図６】本発明の逆止弁を用いたスプリンクラー消火設備の説明図
【図７】本発明の逆止弁を用いた消火実験設備の説明図
【図８】スプリングにより開放圧力を設定できる本発明の他の実施形態の断面図
【図９】４方口の逆止弁とした本発明の他の実施形態の平面図
【図１０】図９の４方口とした逆止弁の切替え機能の説明図
【図１１】逆止弁を用いた従来のスプリンクラー消火設備の説明図
【図１２】従来の逆止弁の断面図
【符号の説明】
１：逆止弁
２：弁ボディ
３，４：配管接続口
５：弁座部材
６，７：開口部
８：仕切壁
９：弁座
１０：弁体
１８，２８：操作軸
２５：操作レバー
２７：マーカ
３３：操作ハンドル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a check valve that is provided in the middle of a pipe and prevents a backflow of fluid flowing through the pipe.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for example, in a sprinkler fire extinguishing facility as shown in FIG. 11, a check valve for preventing a back flow of fluid is provided in the middle of the piping as necessary.
In this sprinkler fire extinguishing equipment, a water flow detection device 4 is provided in a branch pipe 43 connected to a water supply main pipe 42 from a fire extinguishing pump 41, a closed sprinkler head 45 is connected to the secondary side thereof, and the closed sprinkler head 45 is connected. All pipes are filled with pressurized water. In addition, 51 is a water storage tank, 52 is an expiration water tank, 53 is an elevated water tank.
[0003]
A check valve 46 and a gate valve 47 are provided in the water supply main pipe 42 raised from the discharge port of the fire extinguishing pump 41, and the check valve 46 prevents back flow to the pump side. The pressure of the main water supply pipe 42 is introduced into the pressure tank 48 to compress the air in the tank, and the pressure in the pipe is always maintained at a specified pressure or higher.
When the sprinkler head 45 is activated in the event of a fire, flowing water is generated, whereby the flowing water detection device 44 is activated, the flowing water detection switch 44a is turned on, and the flowing water detection signal is sent to a self-reporting receiver control panel (not shown). indicate. Also, the operation of the sprinkler head 45 reduces the pressure of the water supply main pipe 42, and the pressure switch 49 of the pressure tank 48 outputs an operation signal to a pump control panel (not shown). drive. By the pump operation, fire-fighting water is pressurized and supplied from the water storage tank 51, and continuous water discharge is performed from the sprinkler head 45 that has been operated.
[0004]
FIG. 12 shows the structure of the conventional check valve 46 used in FIG. The check valve 46 has a pair of pipe connection ports 55 and 56 formed in the valve body 54, and a valve seat 58 is formed in a valve hole in a horizontal portion of an internal partition wall that partitions the pipe connection ports 55 and 56. A valve body 57 is arranged at 58. The valve body 57 is integrally provided with a guide shaft 57b on the upper side and a guide member 57a for guiding the opening hole of the valve seat 58 on the lower side. The guide shaft 57 b of the valve body 57 is slidably fitted into a lid member 59 that is screwed and fixed to the upper part of the body 54.
[0005]
The check valve 46 allows fluid to flow from the pipe connection ports 55 to 56, but prevents backflow from the pipe connection ports 56 to 55. That is, the fluid from the pipe connection port 55 lifts the valve body 57 to open the flow path, but the fluid from the pipe connection port 56 presses the valve body 57 against the valve seat 58 to close the flow path. .
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional check valve, since the backflow direction is fixedly determined, it is necessary to attach it to the pipe while paying sufficient attention to the backflow direction during the piping work on site, When the number of check valves increases, the work burden becomes considerably large. Moreover, even if it is noticed that the check valve is attached in the wrong direction after the construction is completed, the check valve must be removed and reattached, which is a considerably difficult task.
[0007]
Furthermore, there are cases where it is desired to switch the direction of the fluid as necessary during experimental equipment, maintenance inspection, etc., but if the check valve is provided in the piping, the flow direction cannot be switched, It is necessary to build a separate bypass pipe in parallel with the check valve, or to incorporate a flow path switching function into the pipe at the initial design work stage. It was difficult to change direction.
[0008]
An object of this invention is to provide the nonreturn valve which can change a backflow direction easily as needed with the state attached to piping.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
To achieve this object, the present invention provides a valve body provided with a pair of opposed pipe connection ports as a check valve that is provided in the middle of the pipe and prevents a reverse flow of fluid flowing through the pipe, and a pair of opposed pipes A valve seat member having a pair of openings communicating with the connection port and forming a valve seat in a valve hole of a partition wall partitioning the opening, and being rotatable about an axis perpendicular to the flow path in the valve body When the fluid flow from one of the pipe connection ports is placed on the valve seat in the valve seat member, the valve is lifted to open the valve and receive the fluid flow from the other of the pipe connection ports Valve Valve body that closes the flow path when pressed by the seat An operation shaft that is rotatably provided on the valve body on the lift direction side of the valve body and is connected to an internal valve seat member, and an operation member that is provided outside to rotate the operation shaft With a valve An operation mechanism for switching the check direction by rotating the pair of openings of the seat member to positions opposite to each other with respect to the pair of pipe connection ports of the body. And a guide hole into which the lift guide shaft connected to the valve body is slidably inserted in the operation shaft. It is characterized by having.
[0010]
In such a check valve of the present invention, a valve member having a check valve body is incorporated in the valve body so as to be rotatable from the outside, and from the outside by a lever, a handle or the like. The valve member can be rotated by the operation to switch the input / output relationship of the valve seat member to the pipe connection port of the valve body to the reverse position, even if the check valve is attached to the pipe. The check direction can be easily switched according to the condition.
[0011]
For this reason, even if the installation direction is wrong during the installation work, it can be easily switched to the correct direction after completion. Further, when it is necessary to switch the flow direction in experiments or maintenance inspections, the flow direction can be easily changed by providing the check valve of the present invention.
Further, the valve seat member can close the flow path at a position in the middle of switching to a position opposite to each other with respect to the pair of pipe connection ports of the valve body. Therefore, the functions of the check valve and the gate valve can be realized with one valve, the piping configuration can be simplified, and the cost can be reduced.
[0012]
The operating mechanism includes an operating shaft that is rotatably provided on the valve body and connected to an internal valve seat member, and an operating member such as a lever or a handle that is provided outside to rotate the operating shaft. A marker such as an arrow indicating a check direction is provided on an operation member such as a handle. Accordingly, the switching operation from the outside can be easily performed, and the currently set back flow direction can be easily identified by the marker.
[0013]
The check valve of the present invention can constitute a four-way check valve by arranging a pair of pipe connection ports facing the valve body in the cross direction. In this case, the valve seat member and the valve body are the same as a two-way check valve in which a pair of pipe connection ports facing the valve body are arranged, and the operation mechanism is a pair of openings of the valve seat member. Is rotated to each position of the pair of pipe connection ports arranged in the cross direction of the valve body to switch the check direction.
[0014]
Furthermore, a spring that applies a predetermined preset load to the valve body of the check valve may be provided, and when the fluid pressure exceeding the preset load is received, the valve body may be lifted to open the flow path.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a cross-sectional view of an embodiment of the present invention. In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a check valve that is provided in the middle of a pipe and prevents a backflow of fluid flowing in the pipe. The valve body 2 of the check valve 1 has a pair of pipe connection ports 3 and 4 at both ends. A cylindrical portion 2a that protrudes upward is formed on the upper side of the valve body 2, and a lid member 15 is screwed onto the cylindrical portion 2a. A cylindrical portion 2b protruding downward is formed on the lower side of the valve body 2, and an operation mechanism 25 described later is rotatably mounted on the cylindrical portion 2b. A valve seat member 5 is housed in the valve body 2 so as to be rotatable through packings 13 and 14 around an axis orthogonal to the flow path.
[0016]
As shown in FIG. 2, the valve seat member 5 is formed in a spherical shape and is hollow inside. An opening 6 communicating with one pipe connection port 3 is formed on the side wall of the valve seat member 5, and the other opening 7 communicating with the other pipe connection port 4 is formed on the opposite side wall. Further, the outer walls 5a and 5b between the opening 6 and the opening 7 close the openings 6 and 7 and close the flow path when the valve seat member 5 is rotated halfway.
[0017]
A shaft through hole 17 through which the guide shaft 11 of the valve body 10 protrudes upward is formed in the upper wall of the valve seat member 5, and as shown in FIG. 1, the operation shaft 18 is fitted on the outer periphery of the lower wall. A fitting recess 20 into which the protrusion 19 is fitted is formed. A partition wall 8 that partitions the openings 6 and 7 is formed inside the valve seat member 5 to define a lower chamber 8a and an upper chamber 8b.
A valve hole 9a is formed in the partition wall 8, and the lower chamber 8a and the upper chamber 8b can communicate with each other through the valve hole 9a. A valve seat 9 is formed on the upper surface of the horizontal portion of the partition wall 8, and a valve body 10 having a guide shaft 12 is seated on the valve seat 9. When the valve body 10 receives a flow of fluid in the direction flowing into the lower chamber 8a from one pipe connection port 3, the valve body 10 moves upward to open the valve hole 9a, and flows into the upper chamber 8b from the other pipe connection port 4. When receiving the flow of directional fluid, the valve hole 9a is closed.
[0018]
A guide piece 12 for guiding the valve body 10 is integrally formed on the lower surface of the valve body 10, and when the valve body 10 moves upward, the guide piece 12 moves along the valve hole 9a. This prevents the seat 9 from coming off. A guide shaft 11 is fixed to the upper surface of the valve body 10, and the guide shaft 11 moves up and down slidably in a guide hole 16 of a small cylindrical portion 15 a formed to protrude downward from the inner wall of the lid member 15. Therefore, the valve body 10 is guided upward by the guide shaft 11 slidably inserted into the guide hole 16 and moves upward.
[0019]
An operating mechanism 25 is rotatably mounted on the lower cylindrical portion 2 b of the valve body 2, and the operating mechanism 25 connects the pair of openings 6 and 7 of the valve seat member 5 to the pair of pipe connection ports of the valve body 2. The check directions are switched by rotating to positions opposite to each other.
When the operating mechanism 25 is rotated 180 degrees, the opening 6 of the valve seat member 5 and the pipe connection port 7 communicate with each other, the opening 7 of the valve seat member 5 communicates with the pipe connection port 3 and the check direction is switched. .
[0020]
Further, when the operation mechanism 25 is rotated by approximately 90 degrees, the valve seat member 5 moves the flow path at a position in the middle of switching to a position opposite to each other with respect to the pair of pipe connection ports 3 and 4 of the valve body 2. Close. That is, the outer wall 5 a between the one opening 6 and the other opening 7 of the valve seat member 5 closes the opening 6, and the outer wall 5 b closes the opening 7.
The operation mechanism 25 is connected to the valve seat member 5, and includes an operation shaft 18 and an operation lever 25 a as an operation member provided outside for rotating the operation shaft 18. A fitting projection 19 is integrally formed at the tip of the operation shaft 18. The fitting projection 19 is fitted into a fitting recess 20 formed on the outer periphery of the bottom wall of the valve seat member 5. It is connected to the member 5.
[0021]
A flange 18a is formed integrally with the fitting protrusion 19, and the flange 18a is in close contact with the recess 2c formed around the opening of the shaft hole 21 of the cylindrical portion 2b and protrudes downward from the flange 18a. The shaft portion 18c is housed in the shaft hole 21 so as to be freely rotatable. An O-ring 22 is mounted between the shaft portion 18b and the inner wall of the shaft hole 21 so that the operation shaft 18 rotates smoothly.
[0022]
The operation lever 25 is fixed to the operation shaft 18 by tightening the nut 24 into the screw portion 23 formed on the rear end side of the operation shaft 18. The operation shaft 18 is rotated by the operation of the operation lever 25a, and the valve seat member 5 connected to the operation shaft 18 is rotated together. The nut 24 and the screw portion 23 projecting downward from the lower surface of the operation lever 25a are housed in a cap 26, and the cap 26 is attached to the distal end portion of the operation lever 25a.
[0023]
3A and 3B are explanatory diagrams of the operation lever 23a of FIG. As shown in FIG. 3A, an arrow marker 27a indicating a non-return direction is attached to the side surface of the cap 26 attached to the tip of the operation lever 25a. Further, as shown in FIG. 3B, an arrow marker 27b indicating a non-return direction is also attached to the lower surface of the cap 26 attached to the tip of the operation lever 25a.
[0024]
Depending on the mounting location of the check valve 1, the marker 27 b is attached to the lower surface of the cap 26 because it may be easier to see when viewed from below. The markers 27a and 27b can be easily switched from the outside, and the marker 27a and 27b can easily distinguish the currently set back flow direction. When the operation lever 25a is rotated 180 degrees to the opposite side, the cap 26 is also rotated 180 degrees to the opposite side together with the operation lever 25a, the markers 27a and 27b also indicate the opposite direction 180 degrees, and the check direction is switched. Indicates that
[0025]
Next, the operation will be described. As shown in FIG. 1, when the operation lever 25a is switched to one pipe connection port 3 side of the valve body 2, as shown in FIG. 3, the markers 27a and 27b indicate the right direction on the paper surface, and the fluid is As shown by the arrow A in FIG. 1, it flows only from the pipe connection port 3 to the pipe connection port 4 and does not flow in the opposite direction.
That is, in the state shown in FIG. 1, the opening 6 of the valve seat member 5 communicates with the pipe connection port 3, and the opening 7 communicates with the other pipe connection port 4. The valve body 10 provided with the guide shaft 11 is seated on a valve seat 9 formed in the horizontal portion of the partition wall 8 and closes the valve hole 9a. When the fluid flows into the pipe connection port 3 as indicated by the arrow A, the fluid enters the lower chamber 8a partitioned by the partition wall 8 and pushes the valve body 10 upward.
[0026]
The valve body 10 is lifted upward by the guide shaft 11 being guided by the guide hole 16 and moving upward, and the guide piece 12 is lifted upward along the valve hole 9a to open the valve hole 9a. When the valve hole 9 a is opened, the fluid that has entered the lower chamber 8 a enters the upper chamber 8 b from the valve hole 9 a, and flows out to the other pipe connection port 4 through the other opening 7.
After that, when the fluid no longer flows into the pipe connection port 6, the valve body 10 does not receive the pressing force due to the flow of the fluid, so that it descends while being guided by the guide piece 12 by its own weight, and closes the valve hole 9a. Thus, since the valve body 10 is guided by the guide piece 12 that guides the valve hole 9a and closes the valve hole 9a, the valve body 10 is not detached from the valve seat 9.
[0027]
In this state, when fluid flows into the pipe connection port 4, the fluid flows into the upper chamber 8 b through the opening 7, but the fluid acts on the upper surface of the valve body 10, so 9 remains seated and the valve hole 9a remains closed. Therefore, in the state of FIG. 1, the check valve 1 allows a one-way flow of fluid from one pipe connection port 3 to the other pipe connection port 4 and prevents the reverse flow.
[0028]
Next, a case where the check direction is switched will be described. When the operation lever 25a is rotated 180 degrees to the opposite side from the position of the operation lever 25a as shown in FIG. 1, the state shown in FIG. 4 is obtained. When the operation lever 25a is rotated 180 degrees, the operation shaft 18 connected to the operation lever 25a is also rotated 180 degrees, and the valve seat member 5 connected to the operation shaft 18 by the rotation of the operation shaft 18 is also the valve body 2. Within 180 degrees.
[0029]
As shown in FIG. 4, the opening 6 of the valve seat member 5 communicates with the piping connection port 4 of the valve body 2, and the opening 7 of the valve seat member 5 communicates with the piping connection port 3 of the valve body 2. become. When a fluid flows into the pipe connection port 4 as indicated by an arrow B, the fluid enters the lower chamber 8a from the opening 6, pushes the valve body 10 upward, passes through the valve hole 9a, and enters the upper chamber 8b. From the opening 7 to the pipe connection port 3.
[0030]
On the other hand, even if the fluid flows into the pipe connection port 3 and enters the upper chamber 8b from the opening 7, the fluid presses the valve body 10 against the valve seat 9, and the valve hole 9a remains closed. is there. Therefore, the fluid flowing into the pipe connection port 3 does not flow out to the pipe connection port 4. In this way, the check direction can be easily switched as necessary.
[0031]
For this reason, even if the installation direction is wrong during the installation work, it can be easily switched to the correct direction after completion. Moreover, when it is necessary to switch the flow path direction by experiment or maintenance inspection, the check valve 1 of this embodiment can be provided to easily cope with the change of the flow path direction.
Further, the valve seat member 5 can close the flow path at a position in the middle of switching to a position opposite to the pair of pipe connection ports 3, 4 of the valve body 2. The function of the gate valve can be realized with one valve, the piping configuration can be simplified, and the cost can be reduced.
[0032]
Further, the cap 26 of the operating lever 25a is provided with arrow markers 27a and 27b indicating a check direction, so that the switching operation from the outside can be easily performed, and the reverse flow direction currently set by the markers 27a and 27b can be changed. It can be easily identified.
Next, a case where the flow path is closed at a position in the middle of switching from the state of FIG. 1 to the state of FIG. 4 will be described. When the operation lever 25a is rotated approximately 90 degrees from the position of the operation lever 25a shown in FIG. 1, the communication between the opening 6 of the valve seat member 5 and the pipe connection port 3 of the valve body 2 is blocked. The outer wall 5 a closes the pipe connection port 3, the communication between the opening 7 and the pipe connection port 4 is blocked, and the outer wall 5 b of the valve seat member 5 closes the pipe connection port 4.
[0033]
Therefore, even if a fluid flows into the pipe connection port 4, the inflow is prevented by the outer wall 5 a of the valve seat member 5, and the fluid does not flow out to the pipe connection port 4. Further, even if fluid flows into the pipe connection port 4, the flow is prevented by the other outer wall 5 b of the valve seat member 5, and the fluid does not flow out to the pipe connection port 3. That is, the valve seat member 5 can close the flow path at a position in the middle of switching to a position that is opposite to the pair of pipe connection ports 3 and 4 of the valve body 2. Therefore, the functions of the check valve and the gate valve can be realized by one valve.
[0034]
FIG. 5 is a sectional view showing another embodiment of the present invention. The present embodiment is an example in which an operation mechanism for switching the check direction is provided on the upper side of the valve body.
In FIG. 5, 2 is a valve body of the check valve 1. The valve body 2 has a pair of pipe connection ports 3 and 4 arranged relative to each other, and a bottom wall 2d curved downward is integrally formed at the lower part. Is integrally formed with a cylindrical portion 2e protruding upward. The valve seat member 5 is accommodated in the valve body 2 through O-rings 37 and 39 held by retainers 38 and 40 around an axis orthogonal to the flow path.
[0035]
The valve seat member 5 is configured in the same manner as that of FIG. 1, but the fitting recess 20 is formed in the lower portion in FIG. 1, whereas the fitting recess 34 is formed in the upper portion in FIG. Has been. A valve body 10 similar to the valve body shown in FIG. 1 is disposed on the valve seat 9 formed in the horizontal portion of the partition wall 8 of the valve seat member 5. A lid member 29 having a shaft hole 29 a is screwed into the cylindrical portion 2 e of the valve body 2, and an operation shaft 28 is rotatably accommodated in the shaft hole 29 a through an O-ring 30.
[0036]
The operation shaft 28 is formed integrally with a shaft body 28a continuously with the screw portion 31, and a small cylindrical portion 28b is formed integrally with the shaft body 28a so as to protrude downward. A guide hole 16 is formed in the small cylindrical portion 28 b, and the guide shaft 11 of the valve body 10 is slidably inserted into the guide hole 16. By screwing the nut 32 into the screw portion 31 of the operation shaft 28, the handle fixing portion 33 a of the operation handle 33 is fixed to the operation shaft 28, and the operation handle 33 is attached to the operation shaft 28.
[0037]
Therefore, the operation shaft 28 can be rotated by rotating the operation handle 33. A retaining collar 36 is integrally formed on the outer end of the shaft main body 28 a of the operation shaft 28, and the retaining collar 36 is inserted into a gap between the lower surface of the lid member 29 and the upper surface of the valve seat member 5. Thus, the operation shaft 28 is prevented from coming out of the lid member 29.
[0038]
A fitting projection 35 is integrally formed at the tip of the shaft main body 28 a of the operation shaft 28, and the fitting projection 35 is fitted in a fitting recess 34 formed outside the shaft through hole 17 of the valve seat member 5. . Therefore, the valve seat member 5 and the operation shaft 28 are connected, and when the operation handle 33 is rotated, the valve seat member 5 rotates together with the operation shaft 28.
Next, the operation will be described. As shown in FIG. 5, when the operation handle 33 is not rotated, the openings 6 and 7 of the valve seat member 5 communicate with the pipe connection ports 3 and 4 of the valve body 2, respectively. As shown by the arrow A, when the fluid flows into one of the pipe connection ports 6, the fluid enters the lower chamber 8a through the opening 6, pushes up the valve body 10, and enters the upper chamber 8b through the valve hole 9a. Then flows out from the other opening 7 to the other pipe connection port 4.
[0039]
Conversely, even if fluid flows from the pipe connection port 4 through the other opening 7 into the upper chamber 8b, the fluid presses the valve body 10 against the valve seat 9 and the valve hole 9a remains closed. Therefore, the fluid flows only in one direction indicated by the arrow A, and the reverse flow is prevented.
Next, when the operation handle 33 is rotated 180 degrees, the opening 6 communicates with the right pipe connection port 4 and the opening 7 communicates with the left pipe connection port 3. In this state, the fluid that has flowed into the pipe connection port 4 flows out only to the pipe connection port 3, and its reverse flow direction is blocked. In this way, the check direction can be easily switched as necessary.
[0040]
Next, when the operation handle 33 is rotated approximately 90 degrees in the state of FIG. 5, the operation shaft 28 is also rotated to the same extent, and the valve seat member 5 connected to the operation shaft 28 is also rotated to the same extent. In this state, the communication between the openings 6 and 7 and the pipe connection ports 3 and 4 is blocked, and the pipe connection ports 3 and 4 are closed by the outer walls 5 a and 5 b of the valve seat member 5. Accordingly, the flow path is closed and fluid does not flow in the direction indicated by arrow A or in the opposite direction. Also in this embodiment, the same effect as FIG. 1 can be acquired.
[0041]
FIG. 6 is an explanatory view of a sprinkler fire extinguishing equipment using the check valve 1 of the present invention. In FIG. 6, 41 is a fire extinguishing pump, which is driven by a motor 50, and the start and stop of the motor 50 is performed by a pump control panel (not shown). The suction pipe 40 of the fire-extinguishing pump 41 is lowered to the water storage tank 51, and the water supply main pipe 42, which has been raised in the vertical direction of the building by pressurizing the fire-fighting water pumped up from the water storage tank 51 by starting the pump, is connected via the check valve 1. Supply pressure. Further, an elevated water tank 53 is installed on the roof of the building, and is connected to the water supply main pipe 43 to apply water head pressure.
[0042]
The primary side of the check valve 1 provided in the water supply main pipe 42 is branched and connected to the pressure tank 48, and the pressure of the water supply main pipe 42 is introduced into the pressure tank 48 to compress the internal air. 49. Further, a branch pipe 43 is branched and connected to the water supply main pipe 42 for each floor, and a running water detection device 44 is installed in the branch pipe 43, and a plurality of closed sprinkler heads are provided on the secondary side of the running water detection device 44. 45 is installed.
[0043]
On the other hand, a priming tank 52 is installed on the discharge side of the fire extinguishing pump 41, and the level of the priming tank 52 is always kept at a constant level by a ball tap 52a. In addition, fire extinguishing water pumped up from the fire extinguishing pump 41 is supplied to the exhalation water tank 52 as exhalation water through the exhalation pipe 43a.
The water supply main pipe 42 on the discharge side of the fire extinguishing pump 41 is provided with the check valve 1 of the present invention. In the check valve 1, the pressurized water filled in the branch pipe 43 and the water supply main pipe 42 flows back to the fire pump 41 side. To prevent it. When the sprinkler head 45 is activated in the event of a fire, the fire extinguishing pump 41 is operated and the fire-extinguishing water is pressurized and supplied to the water supply main pipe 42. At this time, the check valve 1 supplies the fire-extinguishing water only to the sprinkler head 45 side. The flow in the direction is allowed, and the reverse flow to the fire pump 41 side is prevented.
[0044]
Further, for example, when water for fire extinguishing is supplied to the expelling tank 52 via the expelling pipe 43a, the flow path is closed by operating the operating mechanism 25 as shown by taking the check valve 1 into 1A. To do. Therefore, the fire-extinguishing water from the fire-extinguishing pump 41 does not flow to the sprinkler head 45 side but is supplied to the priming water tank 52 as priming water. In such a case, the check valve 1 functions as a gate valve. Therefore, the functions of the check valve and the gate valve can be realized by one valve, the piping configuration is simplified, and the cost can be reduced.
[0045]
FIG. 7 is an explanatory diagram of a fire extinguishing experimental facility using the check valve 1 of the present invention. In FIG. 7, reference numeral 70 denotes a first fire extinguishing experiment pump. On the suction side of the first fire extinguishing experiment pump 70, the suction pipe 71 for pumping up experimental water from the water tank 55 and the fire extinguishing water are mixed at a predetermined ratio. In order to make a fire extinguishing foam, a suction pipe 72 of a foam storage aqueous solution tank 56 storing water for foam fire extinguishing is connected.
[0046]
The first fire extinguishing experimental pump 70 supplies the sucked foam fire extinguishing water or fire extinguishing water to the experimental pipe 73, and the experimental pipe 75 is connected to the experimental pipe 73 via the gate valve 74. The experimental piping 75 is connected to a first test system 76, and the first test system 76 receives a supply of foam fire-extinguishing water or fire-extinguishing water and conducts a fire extinguishing experiment.
Reference numeral 60 denotes a second experimental fire extinguishing pump. The second experimental fire extinguishing pump 60 pumps up experimental water from the water storage tank 55 through the suction pipe 61 and supplies it to the experimental piping 62. The experimental pipe 62 is connected to another experimental pipe 63 via a gate valve 64, and the second test system 65 is connected to the experimental pipe 63. The second test system 65 receives a test water supply and conducts a fire extinguishing experiment.
[0047]
Here, the experimental piping 75 connected between the gate valve 74 and the first test system 76 and the experimental piping 62 connected between the second experimental pump 60 and the gate valve 64 are experimental. The check valve 1 of FIG. 1 or FIG. 5 according to the present invention is provided in the middle of the experimental connection pipe 80.
When it is desired to simultaneously perform a fire extinguishing test using experimental water in each of the first test system 76 and the second test system 65, the flow path of the experimental connection pipe 80 is closed by the check valve 1. In addition, the suction pipe 72 of the foam storage aqueous solution tank 56 is closed by the gate valve.
[0048]
The first experimental pump 70 pumps fire-extinguishing water from the water storage tank 55 and supplies the experimental water to the first test system 76 via the experimental pipe 73, the gate valve 74 and the experimental pipe 75. In this case, since the check valve 1 closes the flow path of the experimental connection pipe 80, the experimental water is not supplied to the second test system 65 side.
The second experimental pump 60 draws fire-extinguishing water from the water storage tank 55 with the gate valve of the suction pipe 72 closed and the gate valve of the suction pipe 71 opened, and then the experimental pipe 62, the gate valve 64, and the experimental pump. Fire extinguishing water is supplied to the second test system 65 via the pipe 63. In this case, since the check valve 1 closes the flow path of the experimental connection pipe 80, the experimental water is not supplied to the first test system 76. Therefore, the first and second test systems 76 and 65 can simultaneously receive the experimental water from the first and second experimental pumps 71 and 61 and perform a fire extinguishing test.
[0049]
Next, in the case where a large amount of experimental water is simultaneously received from the first and second experimental pumps 70 and 60 and a fire extinguishing test is to be performed only by the second test system 65, the check valve 1 of FIG. Reverse the check direction. Therefore, the fire extinguishing water pumped up from the water storage tank 55 by the first experimental pump 70 with the gate valve of the suction pipe 72 closed is the experimental pipe 73, the gate valve 74, the experimental pipe 75, and the experimental connection pipe. 80 and the check valve 1, and further supplied from the gate valve 64 to the second system 65 through the experimental pipe 63.
[0050]
Also, the fire-extinguishing water pumped from the water storage tank 55 by the first experimental pump 60 is supplied to the second test system 65 through the experimental pipe 62, the gate valve 64 and the experimental pipe 63. In this case, the fire-fighting water pumped up by the second experimental pump 60 is not supplied to the first test system 76 because the check valve 1 has the reverse check direction, so that the second test It is supplied to the system 65.
[0051]
Accordingly, since only a large flow rate of experimental water from the first and second experimental pumps 70 and 60 is supplied only to the second test system 65, the second test system 65 uses a large flow rate of experimental water. Fire extinguishing test.
Next, when it is desired to perform a fire-extinguishing test with foam in the first test system 76, the check valve 1 is set in the check direction as shown in FIG. The foam aqueous solution sucked from the foam storage aqueous solution tank 56 by the first experimental pump 70 in a state where the gate valve of the suction pipe 71 is closed passes through the experimental pipe 73, the gate valve 74, and the experimental pipe 75. It is supplied to the test system 76.
[0052]
In this case, since the check valve 1 is set in the check direction as shown in the drawing, the aqueous foam solution from the first experimental pump 70 is not supplied to the second test system 65 side. Therefore, the first test system 76 can perform a fire extinguishing test in which the foam aqueous solution supplied from the first experimental pump 70 is discharged from the foam head. Thus, when it is necessary to switch the flow direction in the fire extinguishing test, the check valve 1 can be provided to easily cope with the change in the flow direction.
[0053]
FIG. 8 shows another embodiment of the present invention. Further, in addition to the embodiment of FIG. 5, a spring 100 is incorporated in the outer portion of the guide hole 16 in the operation shaft 28 to apply a preset load to the valve body 10 to connect the pipe. When a pressure exceeding a predetermined value is applied from the mouth 3 side, the valve body 10 is lifted against the spring 100 to open the flow path. Of course, the structure of FIG. 1 can also have a structure in which the spring 100 is incorporated.
[0054]
FIG. 9 is a plan view of a check valve according to another embodiment of the present invention. The valve body 2 has a pair of opposed pipe connection ports 3B and 4B as well as a pair of opposed pipe connection ports 3A and 4A. Are arranged in a cross direction to form a four-way check valve 101. The internal structure of the four-way check valve 101 is, for example, the same as that of the two-way check valve 1 in FIG. 1, and the pipe connection ports 3A, 3B, 4A, 4B are opened in four directions of the valve body 1. Is different.
[0055]
FIG. 10 is an explanatory diagram of the switching state of the check valve 101 of the four-way port of FIG. 10, and the valve seat member 5 having directionality is switched by rotating 90 ° by the operation mechanism. The function of any of the four types of check valves A), (B), (C), and (D) can be selectively realized.
[0056]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, even when the check valve is attached to the pipe, the check direction can be easily switched as necessary. Even if you make a mistake, you can easily switch to the correct direction after completion.
[0057]
In addition, when it is necessary to switch the flow channel direction in experiments or maintenance inspections, it is possible to easily cope with a change in the flow channel direction. Further, the functions of the check valve and the gate valve can be realized by one valve, the piping configuration is simplified, and the cost can be reduced. Furthermore, since a marker indicating the check direction is provided on the operation member, switching operation from the outside can be easily performed, and the currently set check direction can be easily identified.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory view showing the valve seat member extracted from FIG.
FIG. 3 is an explanatory diagram of the operation lever of FIG.
4 is a cross-sectional view showing a state in which the backflow direction in FIG. 1 is switched.
FIG. 5 is a cross-sectional view of another embodiment of the present invention.
FIG. 6 is an explanatory diagram of a sprinkler fire extinguishing equipment using a check valve according to the present invention.
FIG. 7 is an explanatory diagram of a fire extinguishing experimental facility using the check valve of the present invention.
FIG. 8 is a cross-sectional view of another embodiment of the present invention in which the opening pressure can be set by a spring.
FIG. 9 is a plan view of another embodiment of the present invention in which a four-way check valve is used.
FIG. 10 is an explanatory diagram of the check valve switching function with the four-way port in FIG. 9;
FIG. 11 is an explanatory diagram of a conventional sprinkler fire extinguishing equipment using a check valve.
FIG. 12 is a cross-sectional view of a conventional check valve
[Explanation of symbols]
1: Check valve
2: Valve body
3,4: Piping connection port
5: Valve seat member
6, 7: opening
8: Partition wall
9: Valve seat
10: Valve body
18, 28: Operation axis
25: Operation lever
27: Marker
33: Operation handle

Claims

In a check valve that is provided in the middle of the pipe and prevents the reverse flow of the fluid flowing through the pipe,
A valve body having a pair of opposing pipe connection ports;
A valve seat is formed in the valve hole of the partition wall that has a pair of openings that communicate with the pair of opposing pipe connection ports, and rotates around an axis that is orthogonal to the flow path in the valve body. A freely provided valve seat member;
The valve seat is disposed in a valve seat, and when a fluid flow is received from one of the pipe connection ports, the valve is lifted to open the flow path, and the fluid flow from the other of the pipe connection ports A valve body that is pressed by the valve seat when closed and closes the flow path;
An operation shaft comprising an operation shaft rotatably connected to the valve body on the lift direction side of the valve body and connected to an internal valve seat member, and a lever or a handle provided outside to rotate the operation shaft An operation mechanism that includes a member and rotates the pair of openings of the valve seat member to positions opposite to each other with respect to the pair of pipe connection ports of the valve body;
The check valve further includes a guide hole into which a lift guide shaft connected to the valve body is slidably inserted .

2. The check valve according to claim 1 , wherein the operation mechanism is provided with a spring for applying a predetermined preset load to the valve body, and the valve body is lifted when a fluid pressure exceeding the preset load is received. Then, the check valve is characterized in that the flow path is opened.