JP3725771B2 - Replaceable blade razor replacement blade and replaceable blade razor holder - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、理容室において顔剃り等に使用される替刃式剃刀の替刃及び替刃式剃刀のホルダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の替刃式剃刀の替刃(以下、替刃という)は、同替刃を挟着可能なホルダに挟着し、替刃式剃刀を構成する。そして、このような替刃式剃刀で顔剃りを行う場合には、替刃の刃体を皮膚表面に対して所定角度に立たせた状態で刃先を皮膚表面に接触させ、替刃を皮膚表面に沿って移動させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、替刃式剃刀で顔剃りを行う場合には剃り残し、肌荒れが発生しない事はもちろん、剃り心地の良さも要求される。一般に、安全上、皮膚とホルダと替刃の皮膚表面に対する角度(対皮角度)を大きくして(ホルダを立てて)使用するため、剃り残し、肌荒れ、血吹きの心配もあり、対皮角度を小さくして剃ることが推奨されている。しかし、ホルダ重量と運行荷重が刃先の一点に集中するため、肌荒れ、血吹きが完全に防止できるわけではない。
【0004】
本発明は、替刃式剃刀の替刃の皮膚に対する角度を安定することができ、剃り心地を良くし、剃り残し、肌荒れのない顔剃りをすることができる替刃式剃刀の替刃を提供することにある。
【0005】
本発明のその他の目的は、前記替刃の皮膚に対する角度を安定することができ、剃り心地を良くし、剃り残し、肌荒れのない顔剃りをすることができる替刃式剃刀の替刃を挟着する替刃式剃刀のホルダを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、替刃式剃刀の替刃において、刃体が保持部材にて保持されるとともに、前記保持部材の一端部から前記刃体の刃先が突出され、前記保持部材の刃先側端部は刃体を挟持し、同保持部材の刃先側端部近傍は刃体の両側面に対して離間し、同保持部材の中間部は刃体の両側面に対して前記刃先側端部近傍より近接し、同保持部材の背側端部近傍は刃体の両側面に対して前記中間部より離間し、前記保持部材における刃体の刃先側端部近傍が、反刃体側へ向け膨出した皮膚押圧部として構成されたことを要旨とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、替刃式剃刀の替刃において、刃体が保持部材にて保持されるとともに、前記保持部材の一端部から前記刃体の刃先が突出され、前記保持部材における刃体の刃先側端部近傍が、反刃体側へ向け膨出した皮膚押圧部として構成され、当該皮膚押圧部には、皮膚表面との接触面積を少なくするための1以上の接触面積低減部が設けられていることを要旨とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2において、前記刃体の刃先及び刃体中心線を通過する仮想平面と、前記刃先及び前記皮膚押圧部の外面に接する平面とがなす角度を22度〜32度の範囲としたことを要旨とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、前記請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の替刃式剃刀の替刃を挟着可能な替刃式剃刀のホルダであって、同ホルダには、替刃式剃刀の替刃を挟着する刃体挟着部を備え、ホルダに前記替刃を取着した状態で、替刃の刃先から延びホルダの外側面に接する接線と替刃の中心線とのなす角度は、替刃の刃先から皮膚押圧部の外側面に接する接線と前記中心線とのなす角度よりも小さくなるように、ホルダの外側面を形成したことを要旨とする。
【0010】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の替刃式剃刀のホルダにおいて、前記刃体挟着部の挟着側端部近傍には替刃側へ向け突出する突出部を備え、前記突出部にて、前記替刃式剃刀の替刃の側方に設けられた替刃凹部を挟着することを要旨とする。
【0011】
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の替刃式剃刀のホルダにおいて、前記刃体挟着部の挟着側端部には窪み部を備え、前記窪み部にて、前記替刃式剃刀の替刃の側方に設けられた凸部の一部を覆うことを要旨とする。
【0013】
(作用)
従って、請求項1に記載の発明においては、皮膚表面の毛を剃る際には、皮膚押圧部と刃体の刃先とを皮膚表面に接触させる。すると、皮膚表面には皮膚押圧部と刃体の刃先との両方が接触するため、刃体の刃先及び刃体の中心線を通過する仮想平面と皮膚表面とのなす角度は安定し、剃り心地と剃り味が良くなる。
【0014】
又、皮膚押圧部を皮膚表面に対して押圧すると、皮膚押圧部にて押圧された部分の皮膚は引っ張られた状態となり、その結果、刃体の刃先前方に位置する毛は立ち上がる。そして、前記皮膚押圧部を皮膚表面に対して接触させたままの状態で刃体を前方へ移動させると、前記立ち上がった毛は刃体の刃先にて根元から剃られる。
【0015】
さらに、保持部材に設けた皮膚押圧部と刃体の刃先とを皮膚表面に接触させると、刃体の刃先及び刃体の中心線を通過する仮想平面と皮膚表面とのなす角度は安定する。又、保持部材に設けた皮膚押圧部を皮膚表面に押圧することで刃体の刃先前方に位置する毛は立ち上がる。
【0016】
加えて、替刃式剃刀の替刃を替刃式剃刀に取り付ける際には、保持部材の中間部を替刃式剃刀の刃体挟着部に挟着させる。
【0017】
請求項2に記載の発明においては、皮膚押圧部には接触面積低減部が設けられている。その結果、皮膚押圧部を皮膚表面に対して接触させたままの状態で刃体を前方へ移動させた際に、皮膚押圧部は皮膚表面に対する接触面積が接触面積低減部を持たない場合と比べて低減され滑りがよくなる。
【0018】
請求項3に記載の発明においては、請求項1又は請求項2に記載の作用に加えて、刃体の刃先及び刃体の中心線を通過する仮想平面と皮膚表面とのなす角度を、前記刃体の刃先及び刃体の中心線を通過する仮想平面と刃先及び前記皮膚押圧部に接する平面とがなす角度より小さくすると、皮膚押圧部は皮膚表面を押圧する。
【0019】
請求項4に記載の発明においては、替刃式剃刀のホルダの刃体挟着部に替刃式剃刀の替刃を挟着する。すると、替刃の刃先から延びホルダの外側面に接する接線と替刃の中心線とのなす角度が、替刃の刃先から皮膚押圧部の外側面に接する接線と前記中心線とのなす角度よりも小さくなる。
【0020】
この結果、替刃式剃刀のホルダの外側面と、替刃の刃先とを皮膚表面に接触させると、皮膚押圧部は皮膚表面を押圧する。すると、皮膚押圧部にて押圧された部分の皮膚は引っ張られた状態となり、替刃の刃先前方に位置する毛は立ち上がる。そして、前記皮膚押圧部を皮膚表面に対して接触させたままの状態で刃体を前方へ移動させると、前記立ち上がった毛は刃体の刃先にて根元から剃られる。また、替刃式剃刀のホルダの外側面を皮膚表面に接触させることで、替刃の刃先の皮膚に対する角度が安定する。
【0021】
請求項5に記載の発明においては、請求項4に記載の作用に加えて、刃体挟着部の突出部にて替刃式剃刀の替刃の替刃凹部が挟着される。
請求項6に記載の発明においては、請求項4に記載の作用に加えて、替刃式剃刀のホルダは、その刃体挟着部にて替刃式剃刀の替刃を挟着すると、前記刃体挟着部の窪み部が替刃式剃刀の替刃の凸部の一部を覆う。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1は替刃式剃刀を示す斜視図である。替刃式剃刀1はホルダ2と同ホルダ2に挟持された替刃3とを備えている。ホルダ2は替刃式剃刀のホルダに相当し、替刃3は替刃式剃刀の替刃に相当する。ホルダ2は柄部4と固定挟着部材5と可動挟着板6とを備えている。固定挟着部材5の先端部には固定挟着部7が形成されている。前記固定挟着部7に対向する位置には可動挟着板6が設けられており、両者6,7の協働により替刃3が挟着されている。
【0023】
図2に示すように、固定挟着部7は、替刃3(図2においては図示しない)が位置決めされつつ載置される刃体挟着部11と、可動挟着板6の後記する支軸32,33が回動自在に支持される支持筒12,13と、バネ装着部14と、バネ装着部14に装着されている板バネ15とを備えている。図2,3に示すように、刃体挟着部11は、固定挟着部7における上下方向中央近傍から下側縁部にかけて形成されおり、その挟着側端部(下部)近傍には、基端側から先端側に延び、かつ湾曲状に突出する突出部11aが形成されている。そして、刃体挟着部11の挟着側端部近傍に突出部11aが形成されることにより、刃体挟着部11の背側端部(上部)は湾曲した凹部11bが形成されている。
【0024】
前記刃体挟着部11の最上部には、上下方向への替刃3の移動を制限するための係止突条部16が形成されている。なお、固定挟着部7の基端方向(図2においては左側)への替刃3の移動は、可動挟着板6を係止する壁状部17によって制限されている。
【0025】
又、係止突条部16の上面には、固定挟着部7の基端側から先端側に延びる断面半円状のガイド溝18が形成されており、可動挟着板6の支軸32,33は、このガイド溝18に案内されつつ支持筒12,13に到達する。支持筒12,13は、断面半円状のガイド溝18の先端側、及び基端側において、その開口部が先基端側方向を向く筒状体によって形成されており、先端側の支持筒12は、支軸32の被係止部41を係止するために基端側の支持筒13よりも短く形成されている。
【0026】
バネ装着部14は固定挟着部7における上側縁部近傍に凹設され、同バネ装着部14には板バネ15がバネ装着突起19及び係止ワッシャ21によって遊動自在に装着されている。
【0027】
可動挟着板6は、前記固定挟着部7の刃体挟着部11との協働により替刃3を挟着する刃体挟着部31と、支持筒12,13に挿嵌される支軸32,33と、板バネ15によって押圧される被押圧部34とを備えている。
【0028】
刃体挟着部31は、可動挟着板6における上下方向中央近傍から下側縁部にかけて形成されおり、その挟着側端部(下部)近傍には基端側から先端側に延びる湾曲状の突出部31aが形成されている。そして、刃体挟着部31の挟着側端部近傍に突出部31aが形成されることにより、刃体挟着部31の背側端部(上部)は湾曲した凹部31bが形成されている。
【0029】
前記刃体挟着部31の最上部には、前記係止突条部16と対向する係止突条部35が形成されている。係止突条部35の上面には、可動挟着板6の基端側から先端側に延びる断面半円状のガイド溝36が形成されており、このガイド溝36と支持筒12,13とが係合した状態でスライドされることにより、各支軸32,33が各支持筒12,13に案内される。
【0030】
支軸32,33は、支持筒12,13に挿嵌される軸部37,38と、軸部37,38を可動挟着板6に固定する固定部39,40とから構成されており、ガイド溝36の先端側、及び基端側において、軸部37,38が基端側を向くように配設されている。そして、先端側に位置する支軸32の軸部37の周囲には、先端側の支持筒12に確実に係止されるための被係止部41が形成されている。この被係止部41は、支軸32における軸部37の先端近傍に軸部37が有する断面径よりも大きな断面径を有するように形成されている。
【0031】
そして、軸部37,38が支持筒12,13に挿嵌され、板バネ15の弾性力によって、両者12,37の軸が軸の径方向にずれるのに伴って、被係止部41が支持筒12に係止されている。前記固定挟着部7の反可動挟着板側側面である固定挟着部外側面7a、及び前記可動挟着板6の反固定挟着部側側面である可動挟着板外側面6aにおいて、背側端部近傍から挟着側端部に亘り外側に膨らんだ湾曲面が形成されており、その曲率半径は40mmに設定されている。なお、この曲率半径は30mm〜50mmの範囲において設定可能であるが、より望ましい範囲は35mm〜45mmであり、最も好適な範囲は39mm〜41mmである。
【0032】
そして、支持筒12,13に挿嵌された軸部37,38を支点として、板バネ15の弾性力によって、可動挟着板6の上側縁部近傍と、固定挟着部7の上側縁部近傍との間が押し広げられる。この結果、替刃3の後述する凹曲部53aは刃体挟着部11の突出部11a及び刃体挟着部31の突出部31aに挟着されている。又、替刃3の後述する背側端部近傍は刃体挟着部11の凹部11b及び刃体挟着部31の凹部31bに係止されている。
【0033】
次に、替刃3について説明する。
図4,5(a),5(b)に示すように、替刃3は刃体52と同刃体52を挟持する保持部材としての背金53にて構成されている。
【0034】
刃体52は全体が矩形状をなすステンレス製板からなり、図5(a),(b)において刃体52の下端部が刃先54となっている。前記刃体52の背金53に覆われた部分には2つの長孔55a,55bが同刃体52の長手方向において所定間隔を隔てて形成されている。また、前記長孔55a,55bが形成された位置に対応する背金53の両方の側部にはそれぞれ長孔55a,55bと同型状の長孔56a,56bが形成されている。
【0035】
前記背金53の厚さは3mmに設定されている。これによって、刃体52の強度を大幅に向上させ、剃毛の際に発生する刃先54のビビリ(振動)を少なくできる。この背金53の厚さは、刃体52の厚みに応じて任意に変更することができる。図5(a),(b)に示すように、前記背金53の一方側において、長孔56a,56bの背側開口縁部から刃先側へ向け係止片57a,57bがそれぞれ突出形成されている。
【0036】
前記各係止片57a,57bは背金53の外方から刃体52側に向けて折り曲げ加工され、各長孔55a,55bの上内縁部に当接されている。各長孔55a,55bの上内縁部に係止片57a,57bが当接係止することにより刃体52は上方に移動し、刃体52の背部52aは背金53の上部に当接されている。従って、刃先54は上下方向の移動が規制されている。
【0037】
背金53は前記刃体52の背部52aに対応する位置にて断面U字形状をなすように湾曲形成され、刃体52の背部52aが当接されている。前記背金53の刃先側端部と背部との中間部は刃体52の両側面に対して背側端部近傍よりも内方に位置して近接した凹曲部53aが形成されている。前記凹曲部53aは保持部材の中間部及び替刃凹部に相当する。又、前記背金53の刃先側端部(挟着側端部)近傍は刃体52の両側面に対して前記凹曲部53aよりも外方へ位置して離間した皮膚押圧部としての膨出湾曲した凸曲部53bが形成されている。背金53の刃先側端部は刃体52を挟持している。
【0038】
前記凹曲部53aの曲率半径は8mmに設定されており、前記凸曲部53bの曲率半径は2mmに設定されている。なお、前記凹曲部53aの曲率半径は7mm〜10mmの範囲において設定可能であるが、より望ましい範囲は7.5mm〜9mmであり、最も好適な範囲は7.8mm〜8.2mmである。又、前記凸曲部53bの曲率半径は1.5mm〜5mmの範囲において設定可能であるが、より望ましい範囲は2mm〜3mmであり、最も好適な範囲は1.9mm〜2.1mmである。
【0039】
前記凸曲部53bの外面には接触面積低減部としての凹状をなすディンプル58が長手方向へ向けジグザグ状をなして所定間隔毎に複数個形成されている。図6(a)はジグザグ状に形成されたディンプル58のうち背金53の背側寄りに形成されたディンプル58を示し、図6(b)は刃先側寄りに形成されたディンプル58を示している。前記ディンプル58は曲率半径が8.35mmに設定されており、その深さFは0.05mmに設定されている。又、ディンプル58の直径Hは0.8mmに設定されている。
【0040】
なお、前記ディンプル58の曲率半径は7.85mm〜8.85mmの範囲において設定可能であるが、より望ましい範囲は8.05mm〜8.65mmであり、最も好適な範囲は8.25mm〜8.45mmである。又、前記ディンプル58の深さFは0.02mm〜0.06mmの範囲において設定可能であるが、より望ましい範囲は0.035mm〜0.055mmであり、最も好適な範囲は0.045mm〜0.05mmである。さらに、前記ディンプル58の直径Hは0.7mm〜0.9mmの範囲において設定可能であるが、より望ましい範囲は0.75mm〜0.85mmであり、最も好適な範囲は0.78mm〜0.82mmである。
【0041】
又、図5(a),(b)に示すように、背金53に対する刃先54の突出長さDは0.6mmに設定されている。そして、図3に示すように、固定挟着部7の刃体挟着部11と可動挟着板6の刃体挟着部31との協働により挟着された替刃3において、刃体52の刃先54から可動挟着板外側面6aに接する接線L1と、刃体52の中心線Mとのなす角度α1は約19.5度に設定されている。
【0042】
加えて、前記刃先54から固定挟着部外側面7aに接する接線L2と、刃体52の中心線Mとのなす角度α2は約19.5度に設定されている。さらに、刃先54と背金53の両凸曲部53bの外側面との接する線をS1,S2とすると、接線S1と中心線Mとのなす角度β1は25度に設定されている。又、接線S2と中心線Mとのなす角度β2は25度に設定されている。
【0043】
なお、前記刃先54の突出長さDは、0.4mm〜0.8mmの範囲において設定可能であるが、より望ましい範囲は0.5mm〜0.7mmであり、最も好適な範囲は0.58mm〜0.62mmである。又、角度α1,α2は、17度〜28度の範囲において設定可能であるが、より望ましい範囲は18度〜23度であり、最も好適な範囲は18.2度〜22度である。角度β1,β2は22度〜32度の範囲において設定可能であるが、より望ましい範囲は23.5度〜30度であり、最も好適な範囲は24.5度〜25.5度である。
【0044】
すなわち、替刃式剃刀1を先端側から見ると、可動挟着板6及び固定挟着部7の湾曲形成された側面同士は、前記中心線Mを中心に略左右対象形状に形成されている。
【0045】
なお、本実施形態では刃体52と皮膚表面Hiとのなす角度を約19.5度にした際に、刃体52の刃先54が毛Keを剃る最も好適な角度となるように設定している。
【0046】
次に、本実施形態のように構成された替刃式剃刀1の作用の説明を替刃式剃刀1の作用の説明とともにする。
図3に示すように、可動挟着板外側面6a、凸曲部53b及び刃先54を皮膚表面Hiに対して接触させると、替刃式剃刀1の中心線Mと皮膚表面Hiとのなす角度はα1度となる。すると、凸曲部53bと刃先54が皮膚表面Hiに接触することで、刃体52の皮膚表面Hiに対する角度が安定する。この結果、刃先54にかかるホルダ2の荷重及びホルダ2を移動させる際の運行荷重は、可動挟着板外側面6a及び凸曲部53bに分散され、刃先54にて毛Keを剃っても肌荒れを起こさない。
【0047】
又、この時、凸曲部53bは皮膚表面Hiを押圧し、その押圧した皮膚表面Hiに対し張りを生じさせる。すると、刃先54前方の毛Keが立ち上がり、その状態で替刃式剃刀1を前方へ移動させると、刃先54にて毛Keを根元から剃る。
【0048】
又、凸曲部53bには複数のディンプル58が設けられている。このため、上記のように凸曲部53bを皮膚表面Hiに押圧させたまま替刃式剃刀1を前方へ移動させる際に、凸曲部53bが皮膚表面Hiに対する接触面積が小さくなり、この結果、皮膚表面Hiに対する凸曲部53bの滑りがよくなる。
【0049】
加えて、ホルダ2の可動挟着部外側面を曲率半径40mmにしたことで、その側面を皮膚表面Hiに接触させたまま毛剃りを行える。
従って、本実施形態のホルダ2及び替刃3によれば、以下のような効果を得ることができる。
【0050】
(1)本実施形態では、可動挟着板外側面6a、凸曲部53b及び刃先54を皮膚表面Hiに対して接触させると、替刃式剃刀1の中心線Mと皮膚表面Hiとのなす角度はα1度となる。従って、可動挟着板外側面6aを皮膚表面Hiに当てることで角度α1を安定させることができ、理想的な対皮角度で毛剃りを行うことができる。又、剃り心地を良くし、剃り残し、肌荒れのない顔剃りをすることができる。
【0051】
(2)本実施形態では、替刃3に皮膚表面Hiを押圧する凸曲部53bを設けている。従って、刃先54前方の皮膚表面Hiに生えた毛Keを剃る際に、凸曲部53bにて皮膚表面Hiを押圧することで毛Keが立ち上がり根元から剃ることができる。
【0052】
又、替刃3の刃先54から延び可動挟着板外側面6a,固定挟着部外側面7a(ホルダ2の外側面)に接する接線L1,L2と刃体52(替刃)の中心線Mとのなす角度α1,α2は、刃先54から背金53の両凸曲部53b(皮膚押圧部)の外側面に接する接線S1,S2と前記中心線とのなす角度β1,β2よりも小さくなるように、ホルダ2の可動挟着板外側面6a,固定挟着部外側面7aを形成した。
【0053】
この結果、上記皮膚表面Hiを押圧する凸曲部53bの押圧作用を減ずることがない。すなわち、仮に、α1,α2がβ1,β2よりも大きくなるように、ホルダ2の可動挟着板外側面6a,固定挟着部外側面7aを形成した場合には、皮膚表面Hiを押圧する凸曲部53bの押圧作用を減ずることになって、毛Keの立ち上がりが良好でなくなってしまい、好適に根元から剃ることができなくなるが、本実施形態ではこのようなことはない。
【0054】
(3)本実施形態では、凸曲部53bにディンプル58を設けている。従って、凸曲部53bが皮膚表面Hiに対する接触面積が小さくなり、皮膚表面Hiに対する凸曲部53bの滑りをよくすることができる。
【0055】
(4)本実施形態では、背金53の刃先と背部のなす中間部は刃体52の両側面に対して背側端部近傍より隣接した凹曲部53aとなっている。そして、替刃3の凹曲部53aを刃体挟着部11の突出部11a及び刃体挟着部31の突出部31aに挟着し、替刃3の背側端部近傍を刃体挟着部11の凹部11b及び刃体挟着部31の凹部31bに係止した。従って、背金53の凹曲部53aをホルダ2の刃体挟着部11,31に安定して挟着することができる。
【0056】
(5)本実施形態では、刃体52の両側に凸曲部53bを設けている。従って、替刃式剃刀1使用時の操作性を向上できる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を図7に従って説明する。なお、第2実施形態は、前記第1実施形態を変更したものであり、前記第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付して、その詳細な説明を省略し、異なるところのみを説明する。
【0057】
本実施形態のホルダ2は前記第1実施形態の刃体挟着部11,31の形状を変更し、本実施形態の替刃3は前記第1実施形態の背金53の形状を変更したものである。
【0058】
本実施形態の刃体挟着部61は、固定挟着部7における上下方向中央近傍から下側縁部にかけて平面状に形成されおり、その挟着側端部(下部)には、基端側から先端側に延び、かつ湾曲状の窪み部61aが形成されている。一方、刃体挟着部71は、可動挟着板6における上下方向中央近傍から下側縁部にかけて平面状に形成されおり、その挟着側端部(下部)には基端側から先端側に延び、かつ湾曲状の窪み部71aが形成されている。前記窪み部61a,71aは後述する背金80における凸曲部80aの背側端部を覆うように形成されている。
【0059】
前記ホルダ2の刃体挟着部61,71には、保持部材としての背金80を有する替刃3が挟着されている。替刃3の背金80は、前記刃体52の背部52aから略中間部に亘って、刃体52の両側面に当接しており、その外側両側面が平面状に形成され、前記刃体52の略中間部から刃先側端部近傍に亘って、膨出湾曲した凸曲部80aが形成されている。前記凸曲部80aは皮膚押圧部及び凸部に相当する。前記凸曲部80aの外面には、前記第1実施形態のディンプル58と同様の図示しないディンプルが形成されている。
【0060】
そして、図7に示すように、固定挟着部7の刃体挟着部61と可動挟着板6の刃体挟着部71との協働により挟着された替刃3において、刃体52の刃先54から可動挟着板外側面6aに接する接線L3と、刃体52の中心線Mとのなす角度は、前記角度α1に設定されている。加えて、前記刃先54から固定挟着部外側面7aに接する接線L4と、刃体52の中心線Mとのなす角度は、前記角度α2に設定されている。
【0061】
さらに、刃先54と背金80の両凸曲部80aの外側面との接する線をS3,S4とすると、接線S3と中心線Mとのなす角度、及び接線S4と中心線Mとのなす角度は、ぞれぞれ前記角度β1,角度β2に設定されている。
【0062】
このように構成しても、前記第1実施形態と同様の作用を奏するとともに、以下の効果を奏する。
図7に示すように、ホルダ2の刃体挟着部61,71に替刃3を挟着すると、刃体挟着部61,71の窪み部61a,71aが替刃3の凸曲部80aの背側端部を覆う。即ち、刃体挟着部61,71の窪み部61a,71aにて、ホルダ2と替刃3との密着感が高められる。
【0063】
従って、前記第1実施形態の(1)〜(3),(5)と同様の効果を奏するとともに、以下の効果を奏する。
(1)本実施形態では、刃体挟着部61,71の窪み部61a,71aにて、ホルダ2と替刃3との密着感を高めることができる。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態は以下のような他の実施形態に変更して具体化してもよい。
【0064】
・前記第1実施形態では、替刃3の凸曲部53bに凹状をなすディンプル58を設け、同ディンプル58にて皮膚表面Hiに対する凸曲部53bの接触面積を小さくしていた。しかし、皮膚表面Hiに対する凸曲部53bの接触面積を小さくするために、凸曲部53bに1以上の接触面積低減部としての突部を設けてもよい。又、このような変更を第2実施形態において、具体化してもよい。
【0065】
・前記第1実施形態では、替刃3の凸曲部53bにディンプル58を設けていたが、省略してもよい。又、このような変更を第2実施形態において、具体化してもよい。
【0066】
・前記第1実施形態では背金53に皮膚押圧部である凸曲部53bを設けていた。背金53の凸曲部53bを省略して、その代わりに刃体52自体に凸曲部53bと同様の外形形状を持つ突起を設け、その突起を皮膚押圧部としてもよい。又、このような変更を第2実施形態において、具体化してもよい。
【0067】
・前記第1実施形態では刃体52を背金53にて保持していたが、刃先54以外の刃体52部分を樹脂などで覆ってもよい。この場合、樹脂部分の外形形状は前記背金53の外形形状と同様にする。又、このような変更を第2実施形態において、具体化してもよい。
【0068】
・前記第1実施形態では、中心線Mに対して両側に凸曲部53bを有するように背金53を形成していたが、どちらか一方のみに形成するようにしてもよい。この場合、ホルダ2は、刃体挟着部11の突出部11a、凹部11bを省略するか、或いは刃体挟着部31の突出部31a、凹部31bを省略してもよい。又、このような変更を第2実施形態において、具体化してもよい。
【0069】
・前記第1実施形態では、背金53の凸曲部53bに、ディンプル58を長手方向へ向けジグザグ状に所定間隔毎に複数個形成していた。これに限らず、ディンプル58を背金53の凸曲部53bにランダムに配列してもよい。又、このような変更を第2実施形態において、具体化してもよい。
【0070】
・前記第1実施形態では、刃体挟着部11,31の突出部11a,31a及び凹部11b,31bを湾曲状に形成していたが、湾曲状に形成しなくともよい。例えば、段状をなすよに突出部11a,31a及び凹部11b,31bを形成してもよい。
【0071】
・前記第2実施形態では、窪み部61a,71aを湾曲状に形成していたが、湾曲状に形成しなくともよい。例えば、段状をなすように窪み部61a,71aを形成してもよい。
【0072】
次に、上記実施形態及び他の実施形態から把握できる請求項に記載した発明以外の技術的思想について記載する。
(イ)前記皮膚押圧部は刃体の両側に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載の替刃式剃刀の替刃。このようにすると、両側面に皮膚押圧部を設けたことで、使用時の操作性を向上できる。
【0073】
【発明の効果】
請求項1〜3に記載の発明によれば、替刃式剃刀の替刃が皮膚表面に対する角度が安定し、剃り心地と剃り味を良くすることができる。又、皮膚押圧部を皮膚表面に押圧した状態で毛を剃ると根元から剃ることができる。
【0074】
請求項1に記載の発明によれば、保持部材の昼間部を替刃式剃刀の挟着部分とすることで替刃式剃刀の替刃を替刃式剃刀に安定して取り付けることができる。
請求項2に記載の発明によれば、替刃式剃刀の替刃の皮膚表面に対する滑りをよくすることができる。
【0075】
請求項3に記載の発明によれば、刃体の刃先及び刃体の中心線を通過する仮想平面と皮膚表面とのなす角度を、前記刃体の刃先及び刃体の中心線を通過する仮想平面と刃先及び前記皮膚押圧部に接する平面とがなす角度より小さくすることで皮膚押圧部を皮膚表面に押圧できる。
【0076】
請求項4〜6に記載の発明によれば、替刃の皮膚に対する角度を安定することができ、剃り心地を良くし、剃り残し、肌荒れのない顔剃りをすることができる。
【0077】
請求項5に記載の発明によれば、刃体挟着部の突出部にて、側方に替刃凹部を有する替刃式剃刀の替刃を安定して挟着できる。
請求項6に記載の発明によれば、替刃式剃刀のホルダの窪み部にて、替刃式剃刀のホルダと、側方に凸部を有する替刃式剃刀の替刃との密着感を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態における替刃式剃刀を示す斜視図。
【図2】 同じく可動挟着板及び固定挟着部材の構成を示す斜視図。
【図3】 同じく替刃式剃刀を先端側から見た要部拡大図。
【図4】 同じく替刃を示す正面図。
【図5】 (a)は、図4のA−A線矢視断面図。(b)は、図4のB−B線矢視断面図。
【図6】 (a)は、背金の刃先側を示す拡大断面図。(b)は、背金の刃先側を示す拡大断面図。
【図7】 第2実施形態における替刃式剃刀の刃先周辺部の要部拡大図。
【符号の説明】
2…替刃式剃刀のホルダとしてのホルダ、
3…替刃式剃刀の替刃及び背金付替刃としての替刃、
11,31,61,71…刃体挟着部、11a,31a…突出部、
11b,31b…凹部、52…刃体、53,80…保持部材としての背金、
53a…保持部材の中間部及び替刃凹部としての凹曲部、
53b…皮膚押圧部としての凸曲部、54…刃先、
58…接触面積低減部としてのディンプル、
80a…皮膚押圧部及び凸部としての凸曲部、Hi…皮膚表面。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a replaceable blade of a replaceable blade razor and a holder of a replaceable blade razor used for facial shaving or the like in a barber shop.
[0002]
[Prior art]
This type of replaceable blade razor replaceable blade (hereinafter referred to as a replaceable blade) is sandwiched between holders that can be sandwiched to form a replaceable blade razor. Then, when performing face shave with such a replaceable blade razor, the blade tip is brought into contact with the skin surface with the blade body of the replaceable blade standing at a predetermined angle with respect to the skin surface, and the replaceable blade is placed on the skin surface. Is moving along.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, when a face is shaved with a replaceable blade type razor, the shaving is left untouched, and not only rough skin but also good shaving comfort is required. In general, for safety reasons, the angle of the skin, the holder, and the replacement blade with respect to the skin surface (the skin angle) is increased (the holder is raised), so there is a risk of leaving unshaved, rough skin, and blood blowing. It is recommended to shave with a small size. However, since the holder weight and operating load are concentrated on one point of the blade edge, rough skin and blood blowing cannot be completely prevented.
[0004]
The present invention provides a replaceable blade of a replaceable blade razor that can stabilize the angle of the replaceable blade of the replaceable blade razor with respect to the skin, improve the shaving comfort, leave the shave, and shave the face without rough skin. There is to do.
[0005]
Another object of the present invention is to sandwich a replaceable blade of a replaceable blade type razor that can stabilize the angle of the replaceable blade with respect to the skin, improve the shaving comfort, leave it unshaved, and shave the face without rough skin. It is to provide a replaceable blade type razor holder to be worn.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, in the replaceable blade of the replaceable blade type razor, the blade body is held by the holding member, and the cutting edge of the blade body from one end of the holding member. The edge of the holding member holds the blade, the vicinity of the edge of the holding member is separated from both side surfaces of the blade, and the intermediate portion of the holding member is The edge of the blade edge side of the blade body in the holding member is closer to both side surfaces than the edge of the blade edge side, and the vicinity of the back side edge of the holding member is separated from the intermediate portion with respect to both side surfaces of the blade body. The gist is that the vicinity of the portion is configured as a skin pressing portion that bulges toward the opposite blade side.
[0007]
According to a second aspect of the present invention, in the replaceable blade of the replaceable blade type razor, the blade body is held by the holding member, the blade edge of the blade body protrudes from one end of the holding member, and the holding member One or more contact area reduction parts for reducing the contact area with the skin surface are comprised in the skin press part which the edge part edge part vicinity of the blade body bulged toward the anti-blade body side is comprised. The gist is that is provided.
[0008]
A third aspect of the present invention is the method according to the first or second aspect, wherein a virtual plane passing through the blade edge and the blade center line of the blade body and a plane contacting the blade edge and the outer surface of the skin pressing portion are formed. The gist is that the angle is in the range of 22 degrees to 32 degrees.
[0009]
Invention of
[0010]
The invention according to claim 5 is the holder of the replaceable blade type razor according to
[0011]
The invention according to
[0013]
(Function)
Therefore, in invention of
[0014]
Further, when the skin pressing part is pressed against the skin surface, the skin of the part pressed by the skin pressing part is pulled, and as a result, the hair located in front of the cutting edge of the blade body rises. Then, when the blade body is moved forward with the skin pressing portion kept in contact with the skin surface, the raised hair is shaved from the base at the blade edge of the blade body.
[0015]
Furthermore, when the skin pressing portion provided on the holding member and the blade edge of the blade body are brought into contact with the skin surface, the angle formed between the virtual plane passing through the blade edge of the blade body and the center line of the blade body and the skin surface is stabilized. Moreover, the hair located in front of the blade edge | tip of a blade body rises by pressing the skin press part provided in the holding member against the skin surface.
[0016]
In addition, when attaching the replaceable blade of the replaceable blade type razor to the replaceable blade type razor, the intermediate portion of the holding member is sandwiched between the blade body sandwiching portions of the replaceable blade type razor.
[0017]
In the invention described in
[0018]
In the invention described in
[0019]
In the invention of
[0020]
As a result, when the outer surface of the holder of the replaceable blade razor and the cutting edge of the replaceable blade are brought into contact with the skin surface, the skin pressing portion presses the skin surface. Then, the skin of the part pressed by the skin pressing part will be in the state pulled, and the hair located in front of the blade edge | tip of a replaceable blade will stand up. Then, when the blade body is moved forward with the skin pressing portion kept in contact with the skin surface, the raised hair is shaved from the base at the blade edge of the blade body. Moreover, the angle with respect to the skin of the blade edge | tip of a replaceable blade is stabilized by making the outer surface of the holder of a replaceable blade type razor contact the skin surface.
[0021]
In addition to the effect | action of
In the invention described in
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A first embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view showing a replaceable blade type razor. The replaceable
[0023]
As shown in FIG. 2, the fixed clamping
[0024]
At the uppermost part of the blade
[0025]
Further, a
[0026]
The
[0027]
The
[0028]
The
[0029]
A locking
[0030]
The
[0031]
The
[0032]
Then, with the
[0033]
Next, the
As shown in FIGS. 4, 5 (a) and 5 (b), the
[0034]
The
[0035]
The thickness of the
[0036]
The locking
[0037]
The
[0038]
The radius of curvature of the concave
[0039]
On the outer surface of the convex
[0040]
The radius of curvature of the
[0041]
Further, as shown in FIGS. 5A and 5B, the protruding length D of the
[0042]
In addition, an angle α2 formed between a tangent line L2 in contact with the fixed sandwiching portion
[0043]
The protrusion length D of the
[0044]
That is, when the replaceable
[0045]
In the present embodiment, when the angle between the
[0046]
Next, the operation of the
As shown in FIG. 3, when the movable sandwiching plate
[0047]
At this time, the convex
[0048]
In addition, a plurality of
[0049]
In addition, since the outer surface of the movable clamping portion of the
Therefore, according to the
[0050]
(1) In this embodiment, when the movable clamping plate
[0051]
(2) In the present embodiment, the
[0052]
Further, the movable clamping plate
[0053]
As a result, the pressing action of the
[0054]
(3) In this embodiment, the
[0055]
(4) In the present embodiment, the intermediate portion formed by the blade tip and the back portion of the
[0056]
(5) In the present embodiment, convex
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment will be described with reference to FIG. The second embodiment is a modification of the first embodiment. The same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, detailed description thereof is omitted, and only different portions are described. Will be explained.
[0057]
The
[0058]
The
[0059]
A
[0060]
Then, as shown in FIG. 7, in the
[0061]
Further, assuming that the lines that contact the
[0062]
Even if comprised in this way, while exhibiting the effect | action similar to the said 1st Embodiment, there exist the following effects.
As shown in FIG. 7, when the
[0063]
Accordingly, the same effects as (1) to (3) and (5) of the first embodiment are exhibited, and the following effects are also achieved.
(1) In this embodiment, the feeling of close contact between the
(Other embodiments)
Each of the above embodiments may be embodied by changing to the following other embodiments.
[0064]
-In the said 1st Embodiment, the
[0065]
-In the said 1st Embodiment, although the
[0066]
-In the said 1st Embodiment, the
[0067]
In the first embodiment, the
[0068]
In the first embodiment, the
[0069]
In the first embodiment, a plurality of
[0070]
In the first embodiment, the projecting
[0071]
In the second embodiment, the
[0072]
Next, technical ideas other than the invention described in the claims that can be grasped from the above embodiment and other embodiments will be described.
(A) The replacement blade of the replaceable blade type razor according to any one of
[0073]
【The invention's effect】
According to invention of Claims 1-3, the angle with respect to the skin surface of the replaceable blade of a replaceable blade type razor is stabilized, and it can improve a shaving feeling and a shaving taste. In addition, if the hair is shaved with the skin pressing part pressed against the skin surface, it can be shaved from the root.
[0074]
According to invention of
According to invention of
[0075]
According to invention of
[0076]
According to invention of Claims 4-6, the angle with respect to the skin of a replaceable blade can be stabilized, shaving comfort can be improved, shaving is left, and the face can be shaved without rough skin.
[0077]
According to invention of Claim 5, the replacement blade of the replaceable blade type razor which has a replaceable blade recessed part on the side can be stably clamped in the protrusion part of a blade body clamping part.
According to invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a replaceable blade razor according to a first embodiment.
FIG. 2 is a perspective view showing the configuration of a movable clamping plate and a fixed clamping member.
FIG. 3 is an enlarged view of a main part of the replaceable blade type razor as viewed from the tip side.
FIG. 4 is a front view showing the replacement blade.
5A is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 4; (B) is the BB arrow sectional drawing of FIG.
FIG. 6A is an enlarged cross-sectional view showing a blade edge side of a back metal. (B) is an expanded sectional view which shows the blade edge | tip side of a back metal.
FIG. 7 is an enlarged view of a main part of a peripheral portion of a blade edge of a replaceable blade razor according to a second embodiment.
[Explanation of symbols]
2 ... Holder as a replaceable blade razor holder,
3 ... Replacement blade as a replacement blade for replacement blade type razor and replacement blade with back metal,
11, 31, 61, 71 ... blade body clamping part, 11a, 31a ... projecting part,
11b, 31b ... concave portion, 52 ... blade body, 53, 80 ... back metal as a holding member,
53a: an intermediate portion of the holding member and a concave curved portion as a spare blade concave portion,
53b ... Convex part as skin pressing part, 54 ... Cutting edge,
58... Dimple as a contact area reducing part,
80a ... Skin pressing part and convex curved part as convex part, Hi ... skin surface.
Claims (6)
刃体が保持部材にて保持されるとともに、前記保持部材の一端部から前記刃体の刃先が突出され、
前記保持部材の刃先側端部は刃体を挟持し、同保持部材の刃先側端部近傍は刃体の両側面に対して離間し、同保持部材の中間部は刃体の両側面に対して前記刃先側端部近傍より近接し、同保持部材の背側端部近傍は刃体の両側面に対して前記中間部より離間し、
前記保持部材における刃体の刃先側端部近傍が、反刃体側へ向け膨出した皮膚押圧部として構成された
ことを特徴とする替刃式剃刀の替刃。In the replacement blade of a replaceable blade type razor,
The blade body is held by the holding member, and the blade edge of the blade body protrudes from one end of the holding member,
The blade edge side end of the holding member clamps the blade body, the blade edge side vicinity of the holding member is separated from both side surfaces of the blade body, and the intermediate portion of the holding member is opposed to both side surfaces of the blade body. Near the blade edge side end portion, the back side end portion of the holding member is spaced from the intermediate portion with respect to both side surfaces of the blade body,
The replaceable blade of the replaceable blade type razor, wherein the vicinity of the edge side end portion of the blade body in the holding member is configured as a skin pressing portion bulging toward the opposite blade body side.
刃体が保持部材にて保持されるとともに、前記保持部材の一端部から前記刃体の刃先が突出され、
前記保持部材における刃体の刃先側端部近傍が、反刃体側へ向け膨出した皮膚押圧部として構成され、
当該皮膚押圧部には、皮膚表面との接触面積を少なくするための1以上の接触面積低減部が設けられていることを特徴とする替刃式剃刀の替刃。In the replacement blade of a replaceable blade type razor,
The blade body is held by the holding member, and the blade edge of the blade body protrudes from one end of the holding member,
The cutting edge side end vicinity of the blade body in the holding member is configured as a skin pressing part that bulges toward the opposite blade body side,
The replaceable blade of a replaceable blade type razor, wherein the skin pressing portion is provided with one or more contact area reducing portions for reducing the contact area with the skin surface.
同ホルダには、替刃式剃刀の替刃を挟着する刃体挟着部を備え、
ホルダに前記替刃を取着した状態で、替刃の刃先から延びホルダの外側面に接する接線と替刃の中心線とのなす角度は、替刃の刃先から皮膚押圧部の外側面に接する接線と前記中心線とのなす角度よりも小さくなるように、ホルダの外側面を形成したことを特徴とする替刃式剃刀のホルダ。A holder for a replaceable blade razor capable of sandwiching the replaceable blade of the replaceable blade razor according to any one of claims 1 to 3,
The holder is equipped with a blade clamping unit for clamping a replacement blade of a replacement blade razor,
With the replacement blade attached to the holder, the angle formed between the tangent line extending from the blade edge of the replacement blade and in contact with the outer surface of the holder and the center line of the blade is in contact with the outer surface of the skin pressing portion from the blade edge of the replacement blade. A holder for a replaceable blade razor, wherein the outer surface of the holder is formed so as to be smaller than an angle formed between a tangent and the center line.
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