JP3725291B2 - Trigger type liquid ejector - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はトリガー式液体噴出器に関する。
【0002】
【従来の技術】
トリガー操作により容器体内の液体をシリンダ内へ吸い上げてノズルから噴出させるトリガー式液体噴出器は従来公知であり、この種のトリガー式液体噴出器については、例えば実開昭62−114672号、実開平1−73360号等にみられるように既に多数の出願がなされている。
ここではこの種従来のトリガー式液体噴出器を、その典型例のうちの一つを例に挙げ、図6を参照しながら説明する。
【0003】
同図において、1は従来のトリガー式液体噴出器で、容器体口頸部へ嵌合させた装着筒2上端内から主柱筒3を起立し、主柱筒3の内向きフランジ状頂壁から起立筒4を起立し、起立筒上部から図示しない射出筒を、かつ中間部から下部筒壁を内向きフランジ状頂壁に共用するシリンダ5を、それぞれ突設し、射出筒前端から前方付勢のトリガー6を揺動自在に垂下し、シリンダ5内へ嵌合させたピストン7から前方突出するピストン棒前端をトリガー6上部後面へ枢着させ、シリンダ5の下部筒壁と内向きフランジ状頂壁との共用壁に弁孔8を穿設してピストン7が後限又は後限近傍に位置する時に開弁状態となる外気導入弁9を形成し、主柱筒3内へ嵌着させた支持筒10上端の内向きフランジから内筒11を起立して該内筒11を起立筒4内へ嵌着させると共に内向きフランジに弁孔8と連通する連通孔12を穿設し、内筒11から吸上げパイプ13を垂下している。
外気導入弁9はシリンダ5内負圧化時に、弁孔8と連通孔12とを介して外気を容器体内へ導入するためのものである。
【0004】
なお、吸上げパイプ13の下部は斜め前方へ屈曲されているが、これは液体の残量が少なくなった場合に対処するためで、容器体を前方に傾けてその前底部に貯留させた液体に吸上げパイプ13の下端が浸漬するようにするためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この種のトリガー式液体噴出器は正立状態で使用するのが通常であるが、場合によっては図6のように例外的に倒立させて使用することがある。ところが上記従来例では単に連通孔12を内向きフランジに形成しているに過ぎず、したがって液体噴出器を例外的に倒立させると液体が連通孔12に流入し、さらに弁孔8からシリンダ5内に流入してここから外部に流出することがある。
また、液体の残量が少なくなった場合に対処すべく、吸上げパイプ13の下部を前方に傾斜させているが、このためには吸上げパイプ13下部を屈曲させなければならず、そのためパイプ曲げ工程が必要となっていた。
【0006】
請求項1記載のトリガー式液体噴出器は、弁孔と連通する連通孔を、支持筒内に設けた垂下筒上壁に穿設すると共に、支持筒下端の連結筒前部の垂下筒28下方からずれた位置に吸気孔を形成し、倒立使用時、吸気孔から流入する液体を垂下筒内へ流入させることなく、その外部へ導いて垂下筒外部の支持筒内へ貯留させることにより、噴出器外部への液体漏出防止を図ろうとするものである。
【0007】
請求項2記載のトリガー式液体噴出器は、請求項1記載のトリガー式液体噴出器が有する解決課題を有するほか、連結筒の内向きフランジ状底壁よりも下方の嵌合筒筒部分を前方へ傾斜させて、直線状の吸上げパイプの下端が容器体前底部へ達するようにして、容器体前底部に貯留する少量の液体に浸漬可能とすることにより、吸上げパイプの曲げ工程の省略化を図ろうとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、容器体口頸部へ嵌合させる装着筒20内から主柱筒21を起立し、主柱筒21上端の内向きフランジ状頂壁から上面閉塞の起立筒22を起立し、起立筒22の上部から射出筒を、かつ中間部から下部筒壁を上記内向きフランジ状頂壁と共用するシリンダ23を、それぞれ前方突設した本体部材Aと、
射出筒の前部から揺動自在に垂下するトリガーBと、
シリンダ23内へ嵌合されて、前方突出するピストン棒前端部をトリガーB上部後面へ連結させたピストンCと、
シリンダ23の下部筒壁と内向きフランジ状頂壁との共用壁に弁孔25を穿設し、ピストンCが後限又は後限近傍に位置する時に開弁状態となる、容器体内部への外気導入弁Dと、
主柱筒22内へ抜け落ち不能に嵌着させた支持筒26上端の内向きフランジから上面閉塞の内筒27を起立して該内筒を起立筒22内へ嵌着させ、さらに内向きフランジ下面前部から下面開放の垂下筒28を垂設して該垂下筒上壁に、上記弁孔25へ連通自在な連通孔29を形成した補助部材Eと、
支持筒26下端へ固着させた上面開放の連結筒30の内向きフランジ状底壁後部内端に嵌合筒31を貫設させ、内向きフランジ状底壁よりも上方の嵌合筒筒部分32a上部を内筒27内へ嵌着させると共に、内向きフランジ状底壁よりも下方の嵌合筒筒部分32b、40から吸上げパイプ33、41を垂下し、さらに連結筒30前部の垂下筒28下方からずれた位置に、上記連通孔29を介して弁孔25に連通する吸気孔35を形成したアタッチメント部材Fとを有する。
【0009】
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に、上記吸上げパイプ41を垂下する、内向きフランジ状底壁よりも下方の嵌合筒筒部分32bを前方へ傾斜させた。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
本発明に係るトリガー式液体噴出器は、本体部材Aと、トリガーBと、ピストンCと、外気導入弁Dと、補助部材Eと、アタッチメント部材Fとを主たる構成要素とする。以下、これらについて順次説明する。
【0011】
図1において、Aは本体部材で、容器体口頸部外面へ嵌合させた装着筒20の上端内から主柱筒21を起立し、主柱筒上端の内向きフランジ状頂壁後部から上面閉塞の起立筒22を起立し、起立筒上端部から図示しないノズル付き射出筒を、かつ中間部からシリンダ23を、それぞれ前方突設し、シリンダ23の下部筒壁を内向きフランジ状頂壁に共用し、さらに、シリンダ23底壁中央部から、前後面開放の弁筒を前方突設している。
【0012】
Bはトリガーで、射出筒の前部から揺動自在に垂下し、かつ、上端を射出筒前部へ係合させると共に、下端をトリガー上部後面へ係合させたバネ材24によって前方付勢させている。
【0013】
Cは筒状のピストンで、その外周面をシリンダ23内へ気密に、かつ、前後動自在に嵌合させ、シリンダ23から前方突出するピストン棒前端部をトリガー上部後面へ枢着させている。本実施形態ではこのようにトリガーBを付勢してピストン棒をトリガーBへ枢着させているが、これに限らずトリガーBを付勢する代わりにピストンCを前方付勢することによりピストン棒をトリガーBへ単に係止させるだけでもよい。
【0014】
さらに、シリンダ底壁の吸込み孔を介して起立筒22内へ連通する弁筒に、弁筒前面を吸込み弁座とすると共に、シリンダ底壁の吐出孔外周に形成した筒状突起を吐出弁座とする、吸込み弁体と吐出弁体とを兼用する弁体24を装着させている。
【0015】
Dは外気導入弁で、シリンダ下部筒壁と内向きフランジ状頂壁との共用壁に穿設した弁孔25を有し、ピストンCが後限又は後限近傍に位置する時に開弁状態となって外気を容器体内へ導入する。
【0016】
Eは補助部材で、主柱筒21内へ、その内向きフランジ状頂壁から所定間隔をおいて抜け落ち不能に嵌着させた支持筒26上端の内向きフランジ内端の後部中央から上面閉塞の内筒27を起立して該内筒を起立筒22内へ嵌着させると共に、内筒上端部周面に上記弁筒と連通する吸込み孔を穿設し、さらに、内向きフランジ状頂壁の前部中央から下面開放の垂下筒28を垂下し、垂下筒上壁に弁孔25へ連通する連通孔29を穿設している。この垂下筒28の下端面は支持筒26の下端面よりもやや上方に位置している。
【0017】
Fはアタッチメント部材で、支持筒26の下端内面へ上面開放の連結筒30を嵌着させ、該連結筒30の内向きフランジ状底壁の後部内端に嵌合筒31を貫設させている。そして、内向きフランジ状底壁よりも上方の嵌合筒筒部分(以下、連通筒という。)32a上部を内筒27内へ嵌着させると共に、内向きフランジ状底壁よりも下方の嵌合筒筒部分(以下、吸上げパイプ嵌合筒という。)32bから吸上げパイプ33を垂下している。
【0018】
この連通筒32aと垂下筒28との位置関係を示すのが図2で、上記及び同図からわかるように、前者は後者よりも後方に位置し、かつ、両者は前後方向において互いに隣接している。
さらに、連結筒30前部の垂下筒28下方からずれた位置に、連通孔29を介して弁孔25に連通する一対の吸気孔35、35を形成している。
【0019】
すなわち、該吸気孔35、35は、周壁下端に穿設した縦孔と内向きフランジ状底壁外端に穿設した横孔とから形成され、これら縦孔と横孔とは周壁下端から内向きフランジ状底壁外端にかけて伸びる断面L字状をなしている。そして、これら一対の吸気孔35、35は、図2に示すように連結筒30の中心を通って前後方向に伸びる直線Lに関してほぼ線対象の位置にある。
【0020】
なお、同図では、縦孔の深さ方向と横孔の奥行き方向とは互いに一致し、これらは直線lに対してほぼ直交しているが、これに限らず連結筒30の径方向に一致させることも可能である。
また、吸気孔35、35は連結筒30の周壁下端部又は内向きフランジ状底壁外端部のいずれか一方にのみ形成してもよい。
【0021】
図3は、請求項2に記載のトリガー式液体噴出器の一実施形態を示すもので、本実施形態では、吸上げパイプ嵌合筒の構成において、図1に示す第1の実施形態と異なっている。
すなわち、図4にも示すように吸上げパイプ嵌合筒40が前方へ向け傾斜している点で第1の実施形態と異なっている。
【0022】
したがって、屈曲することなく、まっすぐに伸びる吸上げパイプ33を吸上げパイプ嵌合筒40から垂下しても吸上げパイプ41下端は容器体前底部に達するため、容器体を前方に傾けて容器体前底部に貯留させた少量の液体の吸い上げが可能となる。
【0023】
次に第1及び第2の実施形態の作用について説明する。
まず、正立での使用状態について説明する。トリガーBを引き寄せるとシリンダ23内が高圧化し液体が吐出孔から起立筒22内へ吐出し、さらに射出筒を通ってノズルから噴出する。
【0024】
噴出後、トリガーBを解放すると、トリガーBはバネ材24の付勢力により前方へ揺動し、これと共にピストンCも後限位置から前方移動を開始する。するとシリンダ23内が負圧化して容器体内の液体がシリンダ23内へ吸上げられる。他方、ピストン前進時、弁孔25は開放状態にあって外部と連通しており、該弁孔25から連通孔29、垂下筒28及び吸気孔35、35を介して外気が容器体内へ導入され、これによって容器体のへこみが防止される。
【0025】
一方、液体噴出器を倒立させると、図5に示すように液体は吸気孔35、35から支持筒26内へ流入するが、吸気孔35、35は連結筒30前部の垂下筒28下方からずれた位置に形成されているため垂下筒28内へ流入することがなく垂下筒28外部に貯留する。このため液体が連通孔29から弁孔25を通ってシリンダ23内へ流入し、ここから噴出器外部へ漏出するといった事態が防止される。
【0026】
なお、噴出器を倒立させると、吸上げパイプ下端は、容器体底部側へ移動した容器体空気中に露出することとなるため、容器体内の液体の吸上げはできないが、シリンダ内には、倒立以前のトリガー操作で液体が吸い込まれているから、トリガー引き寄せにより噴出が可能である。次いでトリガーBを離すとシリンダ23内は負圧化するため、吸上げパイプ内の液体をシリンダ23内へ吸込む。この状態からトリガーBを引き寄せると、吸上げパイプ内からシリンダ内へ入った液体を噴出することとなる。
このように倒立状態では噴出しうる液量がシリンダ23内と吸上げパイプ内との総量で比較的少ないため、倒立での使用時間は短く、したがって支持筒26内に貯留する液体がオーバーフローして垂下筒28内へ流入する以前に倒立使用は終了するため、倒立後、オーバーフローする前の間にトリガーBを引き寄せてピストンCを後退させることにより弁孔25を開放状態にしても液体が漏出することがない。
【0027】
一方、トリガーBの前方への復帰移動によりシリンダ23内が負圧化すると、弁孔25から外気が導入されるが、この外気は連通孔29を通って垂下筒28内へ流入し、さらにここから吸気孔35、35を通って容器体内へ導入される。
【0028】
【発明の効果】
請求項1記載のトリガー式液体噴出器は、弁孔と連通する連通孔を、支持筒内に設けた垂下筒上壁に穿設すると共に、支持筒下端の連結筒角部に吸気孔を形成したので、液体噴出器の正立状態では、シリンダ内負圧化時、外気が弁孔、連通孔、垂下筒及び吸気孔を介して容器体内へ導入されると共に、倒立状態では、吸気孔が連結筒前部の垂下筒28下方からずれた位置に位置することから、吸気孔から支持筒内へ流入する液体が垂下筒内へ流入することなく垂下筒外部の支持筒内へ貯留するため、液体が連通孔から弁孔を通ってシリンダ外部へと漏出することがない。
【0029】
請求項2記載のトリガー式液体噴出器は、連結筒の内向きフランジ状底壁よりも下方の嵌合筒筒部分を前方へ傾斜させ、屈曲することなく伸びる直線状の吸上げパイプ下端を容器体前底部へ達するようにして、容器体を前方へ傾けて容器体前底部に貯留させた少量の液体に浸漬可能としたので、吸上げパイプを屈曲させる必要がなく、したがってパイプ曲げ工程の省略が図れコスト削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトリガー式液体噴出器の正立使用時の状態を示す一部切欠断面図である。
【図2】同じく、図1のX−X線に沿う断面図である。
【図3】同じく、第2の実施形態を示す一部切欠断面図である。
【図4】同じく、アタッチメント部材の側面図である。
【図5】同じく、第2の実施形態の倒立使用時における作用説明図である。
【図6】従来例の倒立使用時における状態を示す一部切欠断面図である。
【符号の説明】
20 装着筒
21 主柱筒
22 起立筒
23 シリンダ
25 弁孔
26 支持孔
27 内筒
28 垂下筒
29 連通孔
30 連結筒
31 嵌合
32a 上方の嵌合筒筒部分
32b 下方の嵌合筒筒部分
33 吸上げピストン
34 角部
35 吸気孔
40 吸上げパイプ嵌合筒
41 吸上げパイプ
A 本体部材
B トリガー
C ピストン
D 外気導入弁
E 補助部材
F アタッチメント部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a trigger type liquid ejector.
[0002]
[Prior art]
A trigger type liquid ejector that sucks up the liquid in the container into the cylinder by a trigger operation and ejects the liquid from the nozzle is conventionally known. For example, this type of trigger type liquid ejector is disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 62-114672, Japanese Utility Model Many applications have already been filed as seen in 1-73360.
Here, this type of conventional trigger type liquid ejector will be described with reference to FIG. 6, taking one of its typical examples as an example.
[0003]
In the figure, 1 is a conventional trigger type liquid ejector, and a main column cylinder 3 is erected from the upper end of the
The outside
[0004]
The lower part of the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
This type of trigger type liquid ejector is normally used in an upright state, but in some cases, it may be used in an exceptionally inverted state as shown in FIG. However, in the above conventional example, the
Further, the lower part of the
[0006]
The trigger type liquid ejector according to claim 1, wherein a communicating hole communicating with the valve hole is formed in the upper wall of the hanging cylinder provided in the supporting cylinder, and the lower part of the connecting cylinder in front of the connecting cylinder at the lower end of the supporting cylinder. The suction hole is formed at a position shifted from the position, and when inverted, the liquid flowing from the suction hole is guided to the outside without flowing into the drooping cylinder and stored in the support cylinder outside the drooping cylinder. It is intended to prevent liquid leakage to the outside of the vessel.
[0007]
The trigger type liquid ejector according to
[0008]
[Means for Solving the Problems]
As a first means, the
A trigger B that swings freely from the front of the injection cylinder,
A piston C fitted into the
A
An
A
[0009]
As a second means, the
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
The trigger type liquid ejector according to the present invention includes a main body member A, a trigger B, a piston C, an outside air introduction valve D, an auxiliary member E, and an attachment member F as main components. Hereinafter, these will be sequentially described.
[0011]
In FIG. 1, A is a main body member, and a
[0012]
B is a trigger. The spring B is swingably suspended from the front part of the injection cylinder, and the upper end is engaged with the front part of the injection cylinder, and the lower end is biased forward by the
[0013]
C is a cylindrical piston, and its outer peripheral surface is fitted into the
[0014]
Further, the valve cylinder communicating with the inside of the
[0015]
D is an outside air introduction valve, which has a
[0016]
E is an auxiliary member, and the upper cylinder is closed from the rear center of the inner end of the inward flange at the upper end of the
[0017]
F is an attachment member, and a connecting
[0018]
FIG. 2 shows the positional relationship between the
Further, a pair of intake holes 35, 35 communicating with the
[0019]
That is, the intake holes 35, 35 are formed by a vertical hole drilled at the lower end of the peripheral wall and a horizontal hole drilled at the outer end of the inwardly flanged bottom wall. The vertical hole and the horizontal hole are formed from the lower end of the peripheral wall. It has an L-shaped cross section extending to the outer end of the bottom flange-shaped bottom wall. The pair of intake holes 35, 35 are substantially line-targeted with respect to a straight line L extending in the front-rear direction through the center of the connecting
[0020]
In the figure, the depth direction of the vertical hole and the depth direction of the horizontal hole coincide with each other, and these are substantially orthogonal to the straight line l, but are not limited thereto, and coincide with the radial direction of the connecting
In addition, the intake holes 35, 35 may be formed only on either the lower end of the peripheral wall of the connecting
[0021]
FIG. 3 shows an embodiment of the trigger type liquid ejector according to
That is, as shown also in FIG. 4, the suction
[0022]
Therefore, even if the
[0023]
Next, the operation of the first and second embodiments will be described.
First, an upright use state will be described. When the trigger B is pulled, the pressure in the
[0024]
When the trigger B is released after ejection, the trigger B swings forward due to the biasing force of the
[0025]
On the other hand, when the liquid ejector is turned upside down, the liquid flows into the
[0026]
When the ejector is inverted, the lower end of the suction pipe is exposed to the container body air that has moved to the bottom of the container body. Since the liquid is sucked in by the trigger operation before inversion, it can be ejected by pulling the trigger. Next, when the trigger B is released, the pressure in the
Thus, in the inverted state, the amount of liquid that can be ejected is relatively small in the total amount in the
[0027]
On the other hand, when the pressure inside the
[0028]
【The invention's effect】
The trigger type liquid ejector according to claim 1, wherein a communicating hole communicating with the valve hole is formed in an upper wall of the hanging cylinder provided in the supporting cylinder, and an intake hole is formed in a connecting cylinder corner at the lower end of the supporting cylinder. Therefore, in the upright state of the liquid ejector, outside air is introduced into the container body through the valve hole, the communication hole, the hanging cylinder and the intake hole when the negative pressure in the cylinder is reduced, and in the inverted state, the intake hole is Since the liquid that flows into the support cylinder from the intake hole is stored in the support cylinder outside the drooping cylinder, because it is located at a position shifted from below the drooping
[0029]
The trigger type liquid ejector according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially cutaway cross-sectional view showing a state when a trigger type liquid ejector according to the present invention is used upright.
2 is a cross-sectional view taken along line XX in FIG.
FIG. 3 is a partially cutaway sectional view showing a second embodiment, similarly;
FIG. 4 is a side view of the attachment member.
FIG. 5 is also an operation explanatory diagram of the second embodiment at the time of inverted use.
FIG. 6 is a partially cutaway cross-sectional view showing a state of the conventional example when used upside down.
[Explanation of symbols]
20
Claims (2)
射出筒の前部から揺動自在に垂下するトリガーBと、
シリンダ23内へ嵌合されて、前方突出するピストン棒前端部をトリガーB上部後面へ連結させたピストンCと、
シリンダ23の下部筒壁と内向きフランジ状頂壁との共用壁に弁孔25を穿設し、ピストンCが後限又は後限近傍に位置する時に開弁状態となる、容器体内部への外気導入弁Dと、
主柱筒22内へ抜け落ち不能に嵌着させた支持筒26上端の内向きフランジから上面閉塞の内筒27を起立して該内筒を起立筒22内へ嵌着させ、さらに内向きフランジ下面前部から下面開放の垂下筒28を垂設して該垂下筒上壁に、上記弁孔25へ連通自在な連通孔29を形成した補助部材Eと、
支持筒26下端へ固着させた上面開放の連結筒30の内向きフランジ状底壁後部内端に嵌合筒31を貫設させ、内向きフランジ状底壁よりも上方の嵌合筒筒部分32a上部を内筒27内へ嵌着させると共に、内向きフランジ状底壁よりも下方の嵌合筒筒部分32b、40から吸上げパイプ33、41を垂下し、さらに連結筒30前部の垂下筒28下方からずれた位置に、上記連通孔29を介して弁孔25に連通する吸気孔35を形成したアタッチメント部材Fとを有する
ことを特徴とするトリガー式液体噴出器。The main column cylinder 21 is erected from the inside of the mounting cylinder 20 to be fitted to the container body neck and neck, the upright cylinder 22 is erected from the inward flange-like top wall at the upper end of the main column cylinder 21, and the upper part of the erection cylinder 22 A main body member A projecting forward from a cylinder 23 sharing the injection cylinder from the middle and the lower cylindrical wall from the middle part with the inward flange-shaped top wall;
A trigger B that swings freely from the front of the injection cylinder,
A piston C fitted into the cylinder 23 and connecting the front end portion of the piston rod protruding forward to the rear surface of the upper portion of the trigger B;
A valve hole 25 is formed in a common wall of the lower cylindrical wall and the inward flange-like top wall of the cylinder 23, and the valve C is opened when the piston C is located in the rear limit or near the rear limit. An outside air introduction valve D;
An inner cylinder 27 whose upper surface is closed is erected from an inward flange at the upper end of the support cylinder 26 that is fitted into the main column cylinder 22 so as not to fall off, and the inner cylinder is fitted into the upright cylinder 22, and further, the lower surface of the inward flange An auxiliary member E in which a drooping cylinder 28 opened from the front surface is suspended and a communication hole 29 that can communicate with the valve hole 25 is formed on the upper wall of the dripping cylinder;
A fitting tube 31 is provided at the rear inner end of the inwardly flanged bottom wall of the connecting tube 30 open to the upper surface fixed to the lower end of the support tube 26, and the fitting tube portion 32a is located above the inwardly flanged bottom wall. The upper part is fitted into the inner cylinder 27, the suction pipes 33 and 41 are suspended from the fitting cylinder parts 32 b and 40 below the inward flange-shaped bottom wall, and the hanging cylinder at the front part of the connecting cylinder 30. 28. A trigger type liquid ejector having an attachment member F in which an intake hole 35 communicating with the valve hole 25 through the communication hole 29 is formed at a position shifted from below.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10101097A JP3725291B2 (en) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | Trigger type liquid ejector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10101097A JP3725291B2 (en) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | Trigger type liquid ejector |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10277445A JPH10277445A (en) | 1998-10-20 |
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