JP3724327B2 - Response transmission method - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1つの親装置と該親装置の配下の複数の子装置から構成され、該複数の子装置からの初期条件設定を要求するコマンド(以降、単に「設定コマンド」と記載する。)に対して該親装置側がレスポンスを返送するレスポンス送信方式に係り、特に、該親装置側のレスポンス作成の負荷及び送信の負荷を軽減することができ、且つ、レスポンス送信による該親装置と該複数の子装置間の伝送路の伝送効率の低下を回避することができるレスポンス送信方式に関する。
【0002】
ただ、1つの親装置と該親装置の配下の複数の子装置から構成され、該複数の子装置からの設定コマンドに対するレスポンスを該親装置が送信するというシステムは多数存在する。例えば、加入者系光通信システムも、監視制御システムもそうである。更に、加入者系光通信システムでも監視制御システムでも、ネットワークの形態が複数ある。
【0003】
従って、1つの親装置と該親装置の配下の複数の子装置から構成され、該複数の子装置からの設定コマンドに対するレスポンスを該親装置が送信するというシステムというだけでは技術の説明を明快にしにくいので、ここでは、加入者系光通信システムの1方式であるパッシブ・ダブル・スター・システム(Passive Double Star System)における、光ネットワーク・ユニット(Optical Network Unit :通常「ONU」と略記されることが多い。)からの設定コマンドに対して光加入者線終端装置(Optical Subscriber Line Terminator :通常「OLT」と略記されることが多い。)側がレスポンスを返送するレスポンス送信方式を例に、光加入者線終端装置のレスポンス送信負荷を軽減することができ、且つ、レスポンス送信による光伝送路の伝送効率の低下を回避することができるレスポンス送信方式を例にして具体的に説明してゆくことにする。
【0004】
従って、本発明は光加入者線伝送方式に限定されるものではなく、ましてや、パッシブ・ダブル・スター・システムに限定されるものでもない。このことについては、本発明の実施の形態を詳細に説明した後で改めて記載したい。
【0005】
図22は、パッシブ・ダブル・スター・システムを適用した情報伝送システムの構成の概要である。
【0006】
図22において、1は該情報伝送システム全体の監視・制御を行なうオペレーション・システム(図では、Operation Systemを略して「OpS」と標記している。以降も、図では同様に標記する。)、2は光加入者線終端装置(OLT)、3はスター・カプラ、4−1乃至4−4は光ネットワーク・ユニット(図では、「ONU」と略記している。以降も、図では同様に標記する。)、5−1及び5−2は各々の光ネットワーク・ユニットに接続されて、複数の端末へ情報を分岐・供給するハブ、6−1及び6−2は端末の1種であるパソコン(図では、「PC」と略記している。)、7−1及び7−2は端末の1種である電話機、8−1及び8−2は端末の1種であるテレビジョン及びビデオ・テープ・レコーダー(図では、「TV」と略記している。)で、上記構成要素によって情報伝送システムを構成する。
【0007】
尚、各々の光ネットワーク・ユニット中にはイーサネット・インタフェース(図では、「イーサIF」と略記している。以降も、図では同様に標記する。)が搭載されており、スター・カプラ、光加入者ユニットを介してルータ・インタフェースと通信をする。
【0008】
9は該情報伝送システムをネットワーク側に接続するルータ、10は代表的なコンピュータ・ネットワークであるインターネット、11はインターネット10に接続される情報提供者が管理するプロバイダ・ホストである。
【0009】
そして、光加入者線終端装置2は、オペレーション・システム1との間で通信を行なうオペレーション・システム・インタフェース(図では、「OpS−IF」と略記している。以降も、図では同様に標記する。尚、「IF」はInterface の略である。)21、ルータ9との間で通信を行なうルータ・インタフェース(図では、「ルータIF」と略記している。以降も、図では同様に標記する。)22、複数のルータ・インタフェースと複数の光加入者ユニットを接続して光加入者線終端装置内においてクロス・コネクト機能を実現するフォーマッタ(図では、「FMT」と略記している。)23、ルータ・インタフェース22に接続されるハイウェイ上に配置されて、ルータ・インタフェース22と複数の光ネットワーク・ユニットの間の通信を行なう光加入者ユニット(Optical Subscriber
Unit:図では「OSU」と略記している。以降も、図では同様に標記する。)24−1及び24−2を備えている。
【0010】
典型的な例では、ルータ・インタフェース22は、ネットワーク側に4つのポートを備え、光加入者線終端装置2の内部側で8本のハイウェイ(図では、Highway を略した「HW」と標記している。以降も、図では同様に標記する。)を収容することができる。
【0011】
各々のスター・カプラは、典型的な例では最大32分岐が可能である。
【0012】
従って、単一のルータ・インタフェースに、最大8×32=256の光ネットワーク・ユニットが収容可能である。
【0013】
さて、各々の光ネットワーク・ユニットに搭載されているイーサネット・インタフェースは、上記情報伝送システムの立ち上げ時の回線接続完了後にルータ・インタフェース22に対して設定コマンドを送信して、初期条件の設定を要求する。該設定コマンドの送信は、各々の光ネットワーク・ユニットが独立に、又は指定の順序でユニキャストで行なう。
【0014】
ルータ・インタフェース22は、該設定コマンドを受信したら、オペレーション・システム1から予め設定されている設定データ、又は、ルータ・インタフェース22内に保有している設定データに基づいてレスポンスを作成して光ネットワーク・ユニット側に返送する。
【0015】
ルータ・インタフェース22に収容しうる光ネットワーク・ユニットは最大256であるので、上記情報伝送システムの立ち上げ時におけるルータ・インタフェース22のレスポンス送信の負荷は大きなものになる恐れがある。。
【0016】
又、単一のハイウェイに収容される光ネットワーク・ユニットは最大32であるので、上記情報伝送システムの立ち上げ時には各々のハイウェイにおいてレスポンスの伝送が輻輳する恐れがある。
【0017】
従って、図22に示した情報通信システムにおいては、上記情報伝送システムの立ち上げ時におけるルータ・インタフェース22の負荷を軽減できることと、ハイウェイの伝送効率の低下を回避できることが重要である。
【0018】
【従来の技術】
図15は、従来のユニキャスト送信方式でのレスポンスの流れの概略図である。
【0019】
図15において、1はオペレーション・システム、2は光加入者線終端装置、3−1及び3−2はスター・カプラ、4−1乃至4−4はイーサネット・インタフェースを備える光ネットワーク・ユニットで、設定コマンドの送信及びレスポンスの受信にかかわる主要部である。
【0020】
尚、同一の設定データを設定される複数の光ネットワーク・ユニットは、マルチキャスト・グループと呼ばれるグループを組んでいる。即ち、設定データはマルチキャスト・グループ単位の管理になっていて、同一マルチキャスト・グループ内のイーサネット・インタフェースの設定データは同一である。
【0021】
そして、光加入者線終端装置2は、オペレーション・システム・インタフェース21、ルータ・インタフェース22、フォーマッタ23、ルータ・インタフェース22と複数の光ネットワーク・ユニットの間の通信を行なう光加入者ユニット24−1乃至24−2を備えている。
【0022】
各々のイーサネット・インタフェースは、システム立ち上げ時の回線接続完了後にルータ・インタフェース22に対して設定コマンドを送信して初期条件の設定を要求する。
【0023】
該設定コマンドを受けたルータ・インタフェース22は、オペレーション・システム1から予め設定されている設定データ、又は、ルータ・インタフェース22内に既に格納している設定データに基づいてレスポンスを形成する。
【0024】
図17は、ユニキャスト送信時に送信するレスポンスである。
【0025】
即ち、レスポンスは、ハイウェイ番号部、宛先マルチキャスト・グループ番号部(図では、「宛先MCG番号部」と標記しているが、「MCG」はMulti-CastGroup の頭文字による略語である。以降も、図では同様に標記する。)、宛先光ネットワーク・ユニット番号部、送信データ種別部及び設定データ部によって構成される。
【0026】
複数のイーサネット・インタフェースから設定コマンドが届くので、ルータ・インタフェース22は複数のレスポンスを作成して、送信バッファに一旦格納する。
【0027】
図18は、従来のレスポンス送信方式における送信バッファの内容を示す図である。
【0028】
図18において、単位の矩形が1つのレスポンスを表現しており、レスポンスの状態を該単位の矩形を形成する線種で表現している。即ち、二重線の矩形は送信待ちレスポンス、太い実線の矩形は送信済レスポンス、太い破線の矩形は新たに格納されたレスポンスで、矩形の中には後述するマルチキャスト・グループ番号だけを記載している。又、細い実線のマルチキャスト・グループ番号が記載されていない単位の矩形は送信済のレスポンスを消去した領域、即ち空きレスポンスである。
【0029】
そして、該単位の矩形を縦に複数積み重ねた縦長の矩形全体が送信バッファの格納領域又は格納内容を表現している。
【0030】
送信データのフォーマットにおいて、例えば、ハイウェイ番号「#0」、宛先マルチキャスト・グループ番号「#1」、宛先光ネットワーク・ユニット番号「#0」、送信データ種別「レスポンス」が設定されていれば、当該送信データの宛先はハイウェイ番号#0に収容されている光ネットワーク・ユニット番号#0の光ネットワーク・ユニット、即ち、図15の光ネットワーク・ユニット4−1で、送信データ種別はマルチキャスト・グループ#1に対応する設定データを設定したレスポンスであることが示されている。
【0031】
レスポンスをユニキャスト送信する場合、ルータ・インタフェース22は、ハイウェイ番号(図17の場合は#0)を参照して単一のレスポンスをハイウェイ番号(図17の場合は#0)を指定して光サービス・ユニット#0(光サービス・ユニット24−1である。)宛に送信し、光サービス・ユニット#0は当該レスポンスをスター・カプラ3−1に向けて送信する。
【0032】
スター・カプラ3−1は、光サービス・ユニット#0から受信したデータを配下に接続されている複数の光ネットワーク・ユニットに分岐して送信し、又、、配下に接続されている複数の光ネットワーク・ユニットから異なるタイミングで受信した複数のデータを1本の光伝送路に結合して光サービス・ユニットに向けて送信するものである。
【0033】
従って、スター・カプラ3−1は光サービス・ユニット#0から受信したデータを図15の光ネットワーク・ユニット#0(光ネットワーク・ユニット4−1である。)から光ネットワーク・ユニット#31(光ネットワーク・ユニット4−2である)に向けて分岐して送信する。
【0034】
データを受信した光ネットワーク・ユニットは、受信データ中の宛先光ネットワーク・ユニット番号と自分に設定されている光ネットワーク・ユニット番号とを比較して、一致していれば該受信データを取り込み、不一致ならば該受信データを廃棄する。これを図15のスター・カプラ3−1の右の太い実線と太い破線で示している。即ち、光ネットワーク・ユニット#0は受信したデータを取り込み、光ネットワーク・ユニット#31は受信したデータを廃棄している(×印で表現している。)。尚、図15のスター・カプラ3−2の右の細い実線は、ハイウェイ番号が違うためにレスポンスの送信が行なわれていないことを示している。
【0035】
上記レスポンス送信処理で送信されたレスポンスが図18(イ)の最上のレスポンスaであるならば、上記レスポンス送信処理によって当該レスポンスは送信済レスポンスとなり、送信バッファの状態は図18(ロ)の如く変化し、次には図18(ロ)にbで示したレスポンスが送信されることになり、上記のレスポンス送信処理が行なわれる。
【0036】
その結果、送信バッファの状態は図18(ハ)の如く変化し、レスポンスaが格納されていた領域は消去されて空きレスポンスとなり、レスポンスbは送信済レスポンスとなり、レスポンスcが次に送信されるレスポンスとなる。
【0037】
ユニキャスト送信方式の場合には、上記の如きレスポンス送信処理が繰り返される。
【0038】
図16は、従来のレスポンス送信方式を説明する図(その1)で、ユニキャスト送信方式による上記シーケンスが図示されている。
【0039】
図16において、最左の縦線はルータ・インタフェースを表わし、右の3本の縦線が光ネットワーク・ユニットを表わしている。そして、各々の光ネットワーク・ユニットは、左から、ハイウェイ#0に接続される光ネットワーク・ユニット#x(MCG#1)、ハイウェイ#0に接続される光ネットワーク・ユニット#y(MCG#1)、ハイウェイ#1に接続される光ネットワーク・ユニット#z(MCG#2)である。
【0040】
各々の光ネットワーク・ユニットは、当然、ユニキャスト送信方式で設定コマンドをルータ・インタフェースに送る。
【0041】
設定コマンドを受けたルータ・インタフェースは、上記の如くレスポンスを作成、送信バッファに格納して、ユニキャストでレスポンスを送信する。光ネットワーク・ユニットが受信できるレスポンスは当該光ネットワーク・ユニットが収容されているハイウェイに送信されたレスポンスだけであるから、光ネットワーク・ユニットは光ネットワーク・ユニット番号を確認して、自分宛のレスポンスだけを取り込む。
【0042】
一方、マルチキャスト送信方式の場合には、ルータ・インタフェース22は、マルチキャスト・グループ番号を参照して複数のレスポンスを指定されるハイウェイに送信する。
【0043】
図19は、マルチキャスト送信方式でのレスポンスの流れの概略図である。
【0044】
図19において、1はオペレーション・システム、2は光加入者線終端装置、3−1及び3−2はスター・カプラ、4−1乃至4−4はイーサネット・インタフェースを備える光ネットワーク・ユニットで、設定コマンドの送信及びレスポンスの受信にかかわる主要部である。
【0045】
尚、同一の設定データを設定される複数の光ネットワーク・ユニットは、マルチキャスト・グループを組んでいることは図15と同様である。
【0046】
そして、光加入者線終端装置2は、オペレーション・システム・インタフェース21、ルータ・インタフェース22、フォーマッタ23、ルータ・インタフェース22と複数の光ネットワーク・ユニットの間の通信を行なう光サービス・ユニット24−1乃至24−2を備えている。
【0047】
各々のイーサネット・インタフェースは、システム立ち上げ時の回線接続完了後にルータ・インタフェース22に対して設定コマンドを送信して初期条件の設定を要求する。
【0048】
該設定コマンドを受けたルータ・インタフェース22は、オペレーション・システムから予め設定されている設定データ、又は、ルータ・インタフェース22内で既に格納している設定データに基づいてレスポンスを形成する。
【0049】
図21は、マルチキャスト送信時に送信するレスポンスで、構造は図17のものと同じであるが、ハイウェイ番号部には関係するハイウェイ番号全てが書き込まれ、宛先光ネットワーク・ユニット番号部には全ての光ネットワーク・ユニット宛であることを示す情報「ALL」が書き込まれる。全ての光ネットワーク・ユニット宛を示すには、例えば、光ネットワーク・ユニット番号部の桁数を実在の光ネットワーク・ユニットのアドレスを示すに必要な桁数より大きくとっておき、全ての桁に“1”を書き込むようにすればよい。
【0050】
そして、形成されたレスポンスは送信バッファに一旦格納される。
【0051】
そして、マルチキャスト送信方式の場合には、同一マルチキャスト・グループ宛のレスポンスをまとめて送信する。即ち、同一マルチキャスト・グループ番号のレスポンスを集め、集められた全てのレスポンスに関係するハイウェイ全てに当該マルチキャスト・グループ番号のレスポンスを送信する。
【0052】
これを、図19のスター・カプラより右の太い実線と太い破線で示している。図19はマルチキャスト・グループ#1の光ネットワーク・ユニットに設定すべき設定データを送信する時を想定しているので、マルチキャスト・グループ#1に属する光ネットワーク・ユニットは全て受信データを取り込み、マルチキャスト・グループ番号が異なる光ネットワーク・ユニット#31は受信したデータを廃棄している。
【0053】
そして、最初のマルチキャスト・グループ宛のレスポンスを送信した後、次のマルチキャスト・グループ宛のレスポンスを送信するという処理を繰り返す。
【0054】
図20は、従来のレスポンス送信方式を説明する図(その2)で、マルチキャスト送信方式による上記シーケンスを図示している。
【0055】
図20において、最左の縦線はルータ・インタフェースを表わし、右の3本の縦線が光ネットワーク・ユニットを表わしている。そして、各々の光ネットワーク・ユニットは、左から、マルチキャスト・グループ#1に属するハイウェイ#0に接続される光ネットワーク・ユニット#x、マルチキャスト・グループ#1に属するハイウェイ#0に接続される光ネットワーク・ユニット#y、マルチキャスト・グループ#2に属するハイウェイ#1に接続される光ネットワーク・ユニット#zである。
【0056】
各々の光ネットワーク・ユニットは、当然、ユニキャスト送信方式で設定コマンドをルータ・インタフェースに送る。
【0057】
設定コマンドを受けたルータ・インタフェースは、上記の如くレスポンスを作成、送信バッファに格納して、マルチキャスト方式でレスポンスを送信する。光ネットワーク・ユニットが受信できるレスポンスは当該光ネットワーク・ユニットが属するマルチキャスト・グループ宛に送信されたレスポンスだけであるから、各光ネットワーク・ユニットはマルチキャスト・グループ番号を確認して、自分が属するマルチキャスト・グループの設定データだけを取り込む。
【0058】
図20の場合、最初に送信されたレスポンスはマルチキャスト・グループ#1の設定データであったので、光ネットワーク・ユニット#xと光ネットワーク・ユニット#yは取り込むが、光ネットワーク・ユニット#zはマルチキャスト・グループの番号が違うので取り込まない。
【0059】
2回目に送信されたレスポンスはマルチキャスト・グループ#2の設定データであったので、光ネットワーク・ユニット#zは取り込むが、光ネットワーク・ユニット#xと光ネットワーク・ユニット#yはマルチキャスト・グループ番号違いで取り込まない。
【0060】
上記の送信処理の繰り返しで、設定コマンドを送信した全ての光ネットワーク・ユニットに設定データを設定することができる。
【0061】
【発明が解決しようとする課題】
ユニキャスト送信方式の場合、1回で1つのレスポンスしか送信しない。
【0062】
さきにも記載した如く、同一マルチキャスト・グループに属する光ネットワーク・ユニットに設定されるデータは同一である。
【0063】
図18に図示したように、同一マルチキャスト・グループのレスポンスが多数ある場合に、1回で1つのレスポンスを送信するユニキャスト送信方式では、同一の設定データを何回も送信することになり、ルータ・インタフェース22の処理負荷が大きくなると共に、ハイウェイを無駄に占有することにもなる。
【0064】
このことは、ルータ・インタフェース22の処理速度及びハイウェイの伝送速度が低下することを意味し、情報伝送システムのユーザに伝送遅延の増大という形で迷惑がかかることになる。
【0065】
一方、マルチキャスト送信方式で送信する場合には、同一マルチキャスト・グループの設定データをまとめてマルチキャスト送信することで、ルータ・インタフェースの送信処理を軽減することができると共に、レスポンス送信に伴うハイウェイの占有を回避することができる。
【0066】
しかし、設定コマンドの受信数が少ない場合や、送信バッファ内に未送信で残っているレスポンスの数が少ない場合に、同一マルチキャスト・グループに属する光ネットワーク・ユニット宛のレスポンスを集める処理を毎回行なうのは非効率的である。
【0067】
本発明は、かかる問題点に鑑み、加入者系光通信システムの1方式であるパッシブ・ダブル・スター・システムを例に、光ネットワーク・ユニットからの設定コマンドに対して光加入者線終端装置側がレスポンスを返送するレスポンス送信方式に関し、光加入者線終端装置のレスポンス送信負荷を軽減することができ、且つ、レスポンス送信による光伝送路の伝送効率の低下を回避することができるレスポンス送信方式を提供することを目的とする。
【0068】
【課題を解決するための手段】
第一の発明は、
複数の光ネットワーク・ユニットからの設定コマンドに対するレスポンスの数が送信形態判断基準数を超えている場合には、光加入者線終端装置はレスポンスをマルチキャスト送信方式で送信し、
レスポンスの数が該送信形態判断基準数以下の場合には、レスポンスをユニキャスト送信方式で送信する
技術である。
【0069】
第一の発明によれば、多数のレスポンスが未送信状態の場合にはマルチキャスト送信方式で送信する。従って、光加入者線終端装置が行なうレスポンスの送信回数を低減することができ、レスポンス送信のための負荷を軽減することができ、レスポンス送信のために使用されるハイウェイの伝送効率の低下を回避することができる。
【0070】
又、送信すべきレスポンス数が少ない時にはユニキャスト送信方式で設定データを送信するので、マルチキャスト送信するために同一マルチキャスト・グループに属する光ネットワーク・ユニット宛のレスポンスを集める処理を毎回行なう必要がなくなり、ルータ・インタフェースの負荷を軽減することができる。
【0071】
第二の発明は、第一の発明において、
上記送信形態判断基準数を、該光加入者線終端装置がサポートするマルチキャスト・グループ数に応じて設定可能にする 技術である。
【0072】
第二の発明によれば、上記送信形態判断基準数を、該光加入者線終端装置がサポートするマルチキャスト・グループ数に応じて設定可能にする。従って、システムの規模に応じてレスポンス送信形態を柔軟に選択することが可能になる。
【0073】
第三の発明は、第一の発明において、
該光加入者線終端装置における送信バッファ内のレスポンス格納状況と送信形態を管理する管理テーブルを、送信形態別且つマルチキャスト・グループ毎に管理する
技術である。
【0074】
第三の発明によれば、該光加入者線終端装置における送信バッファ内のレスポンス格納状況と送信形態を管理する管理テーブルを、送信形態別且つマルチキャスト・グループ毎に管理する。従って、マルチキャスト送信時に該光加入者線終端装置におけるレスポンス作成及び格納処理と送信処理を独立に実行することが可能になる。
【0075】
第四の発明は、第一の発明又は第二の発明において、
マルチキャスト送信すべく判定された時点で送信バッファ内に格納している複数のレスポンスを単一のグループとして区切り、該グループ内で同一マルチキャスト・グループのレスポンスを検索してマルチキャスト送信する
技術である。
【0076】
第四の発明によれば、マルチキャスト送信すべく判定された時点で送信バッファ内に格納している複数のレスポンスを単一のグループとして区切り、該グループ内で同一マルチキャスト・グループのレスポンスを検索してマルチキャスト送信する。従って、レスポンス送信のためにハイウェイを占有する回数が少なくなって伝送効率を高めることができる。
【0077】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のレスポンス送信方式の概要を説明する図である。
【0078】
図1において、最左の縦線はルータ・インタフェースを表わし、右の3本の縦線が光ネットワーク・ユニットを表わしている。そして、各々の光ネットワーク・ユニットは、左から、マルチキャスト・グループ#1に属するハイウェイ#0に接続される光ネットワーク・ユニット#x、マルチキャスト・グループ#1に属するハイウェイ#0に接続される光ネットワーク・ユニット#y、マルチキャスト・グループ#2に属するハイウェイ#1に接続される光ネットワーク・ユニット#zである。
【0079】
各々の光ネットワーク・ユニットは、当然、ユニキャスト送信方式で設定コマンドをルータ・インタフェースに送る。
【0080】
設定コマンドを受けたルータ・インタフェースは、レスポンスを作成して送信バッファに格納し、レスポンスを光ネットワーク・ユニットに送信する。
【0081】
本発明のレスポンス送信方式の第一の特徴は、レスポンスの送信に先立って送信バッファに格納されているレスポンス数と、マルチキャスト送信方式とユニキャスト送信方式のいずれによって送信するかを判断する基準数即ち送信形態判断基準数とを比較した結果で送信方式を選択することである。
【0082】
即ち、図1に示している如く、ルータ・インタフェースはレスポンス数が送信形態判断基準数以上であると判断した場合(図では、単に「≧基準数の時」と略記している。)にはレスポンスをマルチキャスト送信方式で送信する。
【0083】
図1の場合、最初のレスポンス送信では、マルチキャスト・グループ#1を指定してマルチキャスト送信方式でレスポンスを送信している。当然、光ネットワーク・ユニットが受信できるレスポンスは当該光ネットワーク・ユニットが属するマルチキャスト・グループ宛に送信されたレスポンスだけであるから、各光ネットワーク・ユニットはマルチキャスト・グループ番号を確認して、自分が属するマルチキャスト・グループの設定データだけを取り込む。
【0084】
従って、最初に送信されたレスポンスは、光ネットワーク・ユニット#xと光ネットワーク・ユニット#yは取り込むのに対して光ネットワーク・ユニット#zはマルチキャスト・グループ番号が違うので取り込まない。
【0085】
全てのレスポンスを送信していないので、ルータ・インタフェースは再度レスポンス数と送信形態判断基準数を比較してレスポンス数が送信形態判断基準数未満であると判断した場合には、レスポンスをユニキャスト送信方式で送信する。
【0086】
2回目のレスポンスはハイウェイ#1と光ネットワーク・ユニット#zを指定して送信されるので、光ネットワーク・ユニット#zだけが取り込む。尚、図1の設定によれば光ネットワーク・ユニット#xと光ネットワーク・ユニット#yはハイウェイ#0に接続されているので、2回目のレスポンスは光ネットワーク・ユニット#xと光ネットワーク・ユニット#yには配信されない。
【0087】
上記のように、本発明を適用したルータ・インタフェースは、レスポンスの送信に先立って送信バッファに格納されているレスポンス数と送信形態判断基準数とを比較し、レスポンス数が送信形態判断基準数を超えていると判断した場合にはレスポンスをマルチキャスト送信方式で送信し、レスポンス数が送信形態判断基準数以下であると判断した場合には、レスポンスをユニキャスト送信方式で送信する。
【0088】
従って、送信すべきレスポンス数が多い時、即ち、レスポンスを受ける必要がある光ネットワーク・ユニットの数が多い時には、一度のマルチキャスト送信によって多数の光ネットワーク・ユニットに設定データを送信することができるので、ルータ・インタフェースの送信負荷を軽減することができると共に、ハイウェイの伝送効率の低下を回避することができる。
【0089】
又、送信すべきレスポンス数が少ない時にはユニキャスト送信方式で設定データを送信するので、ルータ・インタフェースがマルチキャスト送信するために同一マルチキャスト・グループに属する光ネットワーク・ユニット宛のレスポンスを集める処理を毎回行なう必要がなくなり、ルータ・インタフェースの負荷を軽減することができる。そして、この場合には、送信すべきレスポンス数が少ないのでハイウェイがレスポンス送信のために占有される恐れは少ない。
【0090】
以降、本発明の技術を詳細に説明する。
【0091】
図2は、レスポンスの構成である。
【0092】
即ち、レスポンスは、ハイウェイ番号部、宛先マルチキャスト・グループ番号部、宛先光ネットワーク・ユニット番号部、送信データ種別部及び設定データ部によって構成される。
【0093】
そして、レスポンスはマルチキャスト送信方式とユニキャスト送信方式のいずれによっても送信され得るので、宛先光ネットワーク・ユニット番号部には設定コマンドを送信してきた光ネットワーク・ユニットの番号を、ハイウェイ番号部には当該光ネットワーク・ユニットが収容されているハイウェイ番号を、宛先マルチキャスト・グループ番号部には当該光ネットワーク・ユニットが属するマルチキャスト・グループの番号を、送信データ種別部にはレスポンスである旨を示す情報を格納し、設定データ部には当該光ネットワーク・ユニットが必要とする設定データを搭載してレスポンスを作成する。
【0094】
上記の如く作成されたレスポンスは,ルータ・インタフェースの中に設けられている送信バッファに一旦格納される。
【0095】
図3は、送信バッファ内に登録されたレスポンスの構成である。
【0096】
送信バッファでは、格納されたレスポンスの各々について送信済か未送信で送信待ち状態かを把握して管理する必要があるので、上記構成のレスポンスに送信済/未送信を表示するデータ・コードを付加する必要がある。該データ・コードを付加する領域がテータ・コード部である。例えば、“1”が設定されていれば未送信状態、“0”が設定されていれば送信済であることを示す。尚、消去された時にもデータ・コードは“0”になっているが、管理上支障はない。もし、送信済と消去状態を区別する必要があれば、データ・コードを2ビットにすればよい。
【0097】
そして、送信バッファ内には複数のレスポンスがデータ・コードを付加されて格納される。従って、送信バッファにおけるレスポンスの格納状況を把握するためにレスポンス管理テーブルを作成する必要がある。
【0098】
図4は、レスポンス管理テーブルの構成である。
【0099】
図4において、バッファ内残余レスポンス数部には、未送信状態で送信バッファに格納されているレスポンスの個数を設定する。
【0100】
送信形態判断基準数部には、マルチキャスト送信方式を選択するかユニキャスト送信方式を選択するかの判断基準となる送信形態判断基準数を設定する。ここに設定されている送信形態判断基準数より残余レスポンス個数が多いか等しければマルチキャスト送信方式が選択され、送信形態判断基準数より残余レスポンス個数が少なければユニキャスト送信方式が選択されることになる。
【0101】
尚、送信形態判断基準数はルータ・インタフェース内でサポートしているマルチキャスト・グループ数に応じて設定されるが、この件については図5によって後で説明する。
【0102】
送信形態種別部には、現在選択している送信形態、即ち、マルチキャスト送信方式かユニキャスト送信方式かを示す情報を設定する。例えば、“1”が設定されていればマルチキャスト送信方式が選択されていることを示し、“0”が設定されていればユニキャスト送信方式が選択されていることを示すものとすればよい。
【0103】
レスポンス・グループ・スタート・アドレス部には、マルチキャスト送信時に送信対象となるレスポンスのグループ(これが、「レスポンス・グループ」である。)が格納されている送信バッファ内の先頭アドレス(スタート・アドレス)が設定される。
【0104】
又、レスポンス・グループ・エンド・アドレス部には、マルチキャスト送信時にグループで送信されるレスポンス・グループの送信バッファ内での最終アドレス(エンド・アドレス)が設定される。
【0105】
上記の如く、スタート・アドレスとエンド・アドレスを設定しておくことにより、マルチキャスト送信方式によってレスポンスが送信された結果空きレスポンスになった領域をとばしてマルチキャスト送信することが可能になる。
【0106】
レスポンス・グループ合計の残余レスポンス数部には、マルチキャスト送信の対象となっているレスポンス・グループ内で未送信のレスポンス個数が格納される。
【0107】
送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部には、マルチキャスト送信対象の各レスポンスに関する情報を格納する。「マルチキャスト送信対象の各レスポンスに関する」という意味で「送信側」としている。
【0108】
受信側マルチキャスト・グループ別管理データ部には、マルチキャスト送信と判断した後に格納した各レスポンスに関する管理データを格納する。「マルチキャスト送信と判断した後に設定コマンドを受信して作成、格納した各レスポンスに関する」という意味で「受信側」としている。
【0109】
尚、該送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部と、該受信側マルチキャスト・グループ別管理データ部の構成については図6によって後で説明する。
【0110】
さて、図5は、図4のレスポンス管理テーブルにおける送信形態判断基準数部の構成である。
【0111】
該送信形態判断基準数部は、図5に示す如く、図22の情報伝送システムを構成するマルチキャスト・グループ個数に対応する送信形態判断基準数が設定されており、現在の送信形態判断基準数の有効値を示す有効フラグが付加されている。該有効フラグは、例えば、“1”で有効を示し、“0”で無効を示せばよい(但し、図では視覚的に明瞭になるように−印と黒丸印で表現している。)。
【0112】
図5の例では、図22の情報伝送システムを構成するマルチキャスト・グループ個数3に対応する送信形態判断基準数5が現在有効な送信形態判断基準数であることを示している。
【0113】
ここで、図22の情報伝送システムを構成するマルチキャスト・グループ個数に対する送信形態判断基準数の設定方法は多分に経験に依存する面があるが、情報伝送システムのユーザが自己が運用しているシステムの構成に対応して自由に設定すればよい。
【0114】
図6は、マルチキャスト・グループ別管理データ部とアドレス管理部の構成である。
【0115】
ここで、アドレス管理部は、メモリの空き領域に光ネットワーク・ユニットの個数分確保される。
【0116】
尚、レスポンス管理テーブルにおいては、送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部と受信側マルチキャスト・グループ別管理データ部に区別したが、レスポンスが作成されたタイミングによって区別しているだけで構成は同一なので、マルチキャスト・グループ別管理データ部として統一的に説明する。
【0117】
まず、マルチキャスト・グループ別管理データ部は次のように構成される。
【0118】
即ち、ステータス部は、送信側か受信側かを示す。例えば、“1”が設定されていれば送信側、“0”が設定されていれば受信側であると判断すればよい。
【0119】
レスポンスがあるマルチキャスト・グループ数部には、送信すべきレスポンスがあるマルチキャスト・グループの数を格納する。
【0120】
マルチキャスト・グループ番号部には、情報伝送システムを構成するマルチキャスト・グループの番号を記載する。
【0121】
レスポンス個数部は、マルチキャスト・グループ毎の送信すべきレスポンスの個数を記載する。
【0122】
ハイウェイ番号部には、当該マルチキャスト・グループ番号のマルチキャスト・グループに属する光ネットワーク・ユニットを収容している全てのハイウェイ番号を設定する。
【0123】
アドレス管理部の先頭アドレス部には、当該マルチキャスト・グループ番号のマルチキャスト・グループ宛のレスポンスのアドレスを格納したアドレス管理部の先頭アドレスを格納する。
【0124】
即ち、アドレス管理部のHx○○○○という先頭アドレス以降に、送信バッファ内でマルチキャスト・グループ番号#1に属するレスポンスが格納されているアドレスが格納されている。
【0125】
図7は、本発明におけるレスポンス送信方式における送信バッファの内容である。
【0126】
図7において、(イ)乃至(ヘ)はそれぞれのタイミングにおける送信バッファの内容の概要で、各々の送信バッファの内容の上に記載されているのが当該タイミングにおけるレスポンス管理テーブル(図では、単に「管理テーブル」とだけ記載している。)の主要な内容で、受信側マルチキャスト・グループ別管理データ部は省略している。
【0127】
又、二重線の単位の矩形が送信待ちレスポンス、太い破線の単位の矩形がマルチキャスト送信するレスポンス・グループが設定された後に作成された新レスポンス、中太の実線の単位の矩形が設定されたレスポンス・グループ中でマルチキャスト送信済のレスポンス、細い実線の、図17と同様にマルチキャスト・グループ番号が記載されていない単位の矩形がレスポンス・グループ全ての送信が済んだ後に消去された空きレスポンスを示し、これら単位の矩形を積み重ねた縦長の矩形全体が送信バッファの格納領域又は格納内容を示している。
【0128】
そして、各単位の矩形の左肩に記載されているのが未送信/送信済を示すデータ・コードで、データ・コードの右の辺と下の辺が細い実線であるのは未送信であることを示し、データ・コードの右の辺と下の辺が太い実線であるのは送信済であることを示している。
【0129】
更に、単位の矩形中でデータ・コードの枠の外にはマルチキャスト・グループ番号を記載している。
【0130】
図7(イ)の時点の送信バッファには、10個のレスポンスが送信待ちで格納されていて、当該10個のレスポンスがマルチキャスト送信するレスポンス・グループを形成しており、当該レスポンス・グループに関係するマルチキャスト・グループの番号は#1、#2及び#3である。
【0131】
従って、レスポンス管理テーブルのバッファ内残余レスポンス数部には10が格納され、レスポンス・グループ合計の残余レスポンス数部にも10が格納され、送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部には、マルチキャスト・グループ#1宛のレスポンスが3個、マルチキャスト・グループ#2宛のレスポンスが2個、マルチキャスト・グループ#3宛のレスポンスが5個あることが格納されている。
【0132】
そして、図5の送信形態判断基準数部の構成の例によれば、マルチキャスト・グループの種類数が3個であり、この場合には送信形態判断基準数は5であると指定されている。図7(イ)における残余レスポンス個数は10個であり、送信形態判断基準数5より多いので、この場合にはマルチキャスト送信が選択される。
【0133】
尚、図7(イ)における最上のレスポンスが格納されている領域のアドレスがマルチキャスト送信のスタート・アドレス(10進で0番地)、図7(イ)において10番目のレスポンスが格納されている領域のアドレスがマルチキャスト送信のエンド・アドレス(10進で9番地)である。該スタート・アドレスとエンド・アドレスはここで形成されたレスポンス・グループ中の全てのレスポンスが送信された後に消去されるまでは変更されない。
【0134】
図7(ロ)の時点に図7(イ)で組まれたレスポンス・グループのマルチキャスト送信が行なわれるが、レスポンス・グループの最初のレスポンスがマルチキャスト・グループ#1に関係するレスポンスであるので、まずマルチキャスト・グループ#1に関係するレスポンスがマルチキャストで送信される。
【0135】
この結果、図7(ロ)の時点の送信バッファには、マルチキャスト・グループ#1宛のレスポンス3個が送信されて残った7個のレスポンスと、新たに追加されたレスポンス2個が格納されている。
【0136】
従って、レスポンス管理テーブルの残余レスポンス数部には10−3+2=9が格納され、レスポンス・グループ合計の残余レスポンス数部には10−3=7が格納され、送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部には、マルチキャスト・グループ#1宛のレスポンスが0個、マルチキャスト・グループ#2宛のレスポンスが2個、マルチキャスト・グループ#3宛のレスポンスが5個あることが格納されている。
【0137】
尚、図7には記載していないが、レスポンス管理テーブル中の受信側マルチキャスト・グループ別管理データ部には、マルチキャスト・グループ#1宛のレスポンスが1個、マルチキャスト・グループ#2宛のレスポンスが0個、マルチキャスト・グループ#3宛のレスポンスが1個あることが記載されている。
【0138】
そして、残余レスポンス個数が9個であるので、次の時点での送信方式もマルチキャストが選択される。
【0139】
図7(ハ)の時点では、送信待ち状態のレスポンスでアドレスが最小のレスポンスがマルチキャスト・グループ#3宛のレスポンスであるので、マルチキャスト・グループ番号#3宛のレスポンスがマルチキャスト送信される。
【0140】
同様にしてマルチキャスト送信が行なわれてゆき図7(ニ)に到ると、図7(イ)の時点で送信バッファに格納されたレスポンス・グループの10個のレスポンスが全てマルチキャスト送信され、図7(ハ)以前に追加されて送信待ちしているレスポンスが5個になっており、新たに図7(ニ)の時点で2個のレスポンスが追加されている。
【0141】
従って、レスポンス管理テーブルの残余レスポンス数部には5+2=7が格納され、レスポンス・グループ合計の残余レスポンス数部には10−10=0が格納され、送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部には、マルチキャスト・グループ#1宛のレスポンスが0個、マルチキャスト・グループ#2宛のレスポンスが0個、マルチキャスト・グループ#3宛のレスポンスが0個になったことが格納されている。
【0142】
そして、図7(ホ)の時点で、最初に10個のレスポンスで形成されたレスポンス・グループは消去されて空きレスポンスとなる。この時、受信側マルチキャスト・グループ別管理データ部にはレスポンスがあるマルチキャスト・グループ数に3が入っているので、図5より基準数5の所に該当フラグが設定され、この時点での残余レスポンス個数は7個であるから、基準個数以上となり次の送信にもマルチキャスト送信方式が選択される。
【0143】
図7(ニ)の時点で、受信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のステータスが送信に設定され、送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のステータスが受信に設定され、未送信であったレスポンスと新規に追加されたレスポンスが送信待ちレスポンスとされる。この時点では、送信待ちレスポンスが7個あり、この送信待ちレスポンス7個でマルチキャスト送信のレスポンス・グループが組まれ、マルチキャスト・グループ#1宛のレスポンスが3個、マルチキャスト・グループ#2宛のレスポンスが2個、マルチキャスト・グループ#3宛のレスポンスが2個ある。
【0144】
従って、レスポンス管理テーブルの残余レスポンス数部には7が格納され、レスポンス・グループ合計の残余レスポンス数部にも7が格納され、送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部には、マルチキャスト・グループ#1宛のレスポンスが3個、マルチキャスト・グループ#2宛のレスポンスが2個、マルチキャスト・グループ#3宛のレスポンスが2個あることが格納されている。
【0145】
この時点になって初めて、図7(ホ)における上側の空きレスポンスの直下のレスポンスが格納されている領域のアドレスがマルチキャスト送信のスタート・アドレス(10進で10番地)となり、図7(ニ)において7番目の送信待ちレスポンスが格納されている領域のアドレスがマルチキャスト送信のエンド・アドレス(10進で16番地)となって、マルチキャスト送信するレスポンス・グループのスタート・アドレスとエンド・アドレスが更新される。
【0146】
以降は、上記と同様な手順でレスポンスの送信が続けられてゆく。尚、残余レスポンス個数が送信形態判断基準数以下になると送信方式をユニキャストに変更してレスポンスの送信が行なわれるようになる。
【0147】
図8は、レスポンス管理テーブルの設定例である。レスポンス管理テーブルの設定内容の概要は図7に関する説明において記載しているので、ほぼ理解をして戴けたと思うが、更に詳細な設定内容を記載しておく。尚、図8に示すのは図7(イ)の状態に整合したものである。
【0148】
図7(イ)の時点では、送信バッファのアドレス0からアドレス9までのレスポンスがレスポンス・グループに組み込まれており、マルチキャスト・グループ#1宛のレスポンスが3個、マルチキャスト・グループ#2宛のレスポンスが2個、マルチキャスト・グループ#3宛のレスポンス5個が送信待ちレスポンスとして格納されている。
【0149】
従って、バッファ内残余レスポンス数部には10が、送信形態判断基準数部には図5を参照して5が、送信形態種別部には「マルチキャスト」が、スタート・アドレスには10進の0が、エンド・アドレス部には10進の9が格納され、レスポンス・グループ合計の残余レスポンス個数部には10が格納される。
【0150】
そして、送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部には、下記のように格納される。
【0151】
即ち、ステータス部には「送信側」が、レスポンスがあるマルチキャスト・グループ数部には3が、マルチキャスト・グループ番号#1のレスポンス個数部には3が、マルチキャスト・グループ#2のレスポンス個数部には2が、マルチキャスト・グループ#3のレスポンス個数部には5が格納される。尚、ハイウェイ番号には、図6を参照して、各々のマルチキャスト・グループ番号に対して0と2、1と3、7が格納されるものとする。
【0152】
次いで、受信側マルチキャスト・グループ別管理データ部には、下記のように格納される。
【0153】
即ち、ステータス部には「受信側」が、レスポンスがあるマルチキャスト・グループ数部にはレスポンス・グループが組まれた後に送信バッファに格納されたレスポンスがないので0が、マルチキャスト・グループ番号#1のレスポンス個数部には0が、マルチキャスト・グループ#2のレスポンス個数部には0が、マルチキャスト・グループ#3のレスポンス個数部には0が格納される。尚、ハイウェイ番号には、送信すべきレスポンスがない状態なので何も格納されない。
【0154】
以上で、本発明に必要なレスポンス、レスポンス管理テーブルの構成と送信バッファへのレスポンスの格納についての説明を終わり、以降は、レスポンスの作成、レスポンスの作成中におけるレスポンス管理テーブルの更新、レスポンスの送信において行なう処理をフローチャートによって説明する。
【0155】
尚、レスポンスの作成、レスポンスの送信バッファへの登録とレスポンス管理テーブルの更新を行なうプログラムとレスポンスの送信を行なうプログラムは独立に動作しており、レスポンスの送信を行なうプログラムはレスポンス管理テーブルの格納内容を見て送信動作を実行する。
【0156】
図9は、レスポンス作成のフローチャートである。
【0157】
S1.ルータ・インタフェースは光ネットワーク・ユニットからの設定コマンドの受信を待っており、光ネットワーク・ユニットからの設定コマンドを受信したか否かの判定をしている。
【0158】
光ネットワーク・ユニットから設定コマンドを受信していないと判定された場合(No)には最初(ステップS1)に戻る。
【0159】
S2.ステップS1で、光ネットワーク・ユニットからの設定コマンドを受信したと判定された場合(Yes)には、オペレーション・システムからの設定内容、又は、ルータ・インタフェース自身に予め設定されている初期条件を基にしてレスポンスの設定データ部を作成し、受信した設定コマンドを参照してレスポンスを要求してきた光ネットワーク・ユニット番号、当該光ネットワーク・ユニットが収容されているハイウェイ番号及び当該光ネットワーク・ユニットが属するマルチキャスト・グループ番号を付加する。
【0160】
S3.レスポンスの送信データ種別部に、レスポンスである旨の情報を設定してレスポンスを完成させる。
【0161】
S4.改正したレスポンスを送信バッファに登録するために、先頭にデータ・コード部を付加し、未送信状態である旨の情報を設定する。
【0162】
S5.データ・コードを付加したレスポンスを送信バッファに登録する。
【0163】
S6.設定コマンドに対応してレスポンスを1個送信バッファに登録したので、レスポンス管理テーブルの残余レスポンス数部に格納されている数に1を加算する。
【0164】
S7.以降のレスポンス管理テーブルの更新においては、マルチキャスト送信している場合とユニキャスト送信している場合とで処理が異なるので、マルチキャスト送信中か否かを判定する。これは、レスポンス管理テーブルにおける送信形態種別がマルチキャストを示しているか、ユニキャストを示しているかを見ればよい。
【0165】
そして、送信形態種別がマルチキャストの場合(Yes)には、マルチキャスト時のレスポンス管理テーブルの更新を行ない、送信形態種別がユニキャストの場合(Yes)には、ユニキャスト時のレスポンス管理テーブルの更新を行なった上で、ステップS1に戻る。
【0166】
図10は、マルチキャスト送信時のレスポンス管理テーブル更新のフローチャートである。
【0167】
S11.マルチキャスト送信中に新たにレスポンスを作成、登録した時点であるので、当該レスポンスは次に送信すべきレスポンス・グループに組み込まれる。従ってレスポンス中のマルチキャスト・グループ番号を参照して、受信側マルチキャスト・グループ別管理データ部の当該マルチキャスト・グループ番号に格納しているレスポンス個数を1増やす。
【0168】
S12.当該レスポンスが、ステップS11で、受信側マルチキャスト・グループ別管理データ部においてレスポンス個数を増やしたマルチキャスト・グループの最初のレスポンスであるか否かを判定する。これは、当該マルチキャスト・グループに該当するマルチキャスト・グループ番号に格納しているレスポンス個数が1になったか、2以上になっているかを判定すればよい。
【0169】
S13.ステップS12で、受信側マルチキャスト・グループ別管理データ部においてレスポンス個数を増やしたマルチキャスト・グループの最初のレスポンスであると判定された場合(Yes)には、新たなマルチキャスト・グループ宛のレスポンスが登録されたことを意味するので、受信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のレスポンスがあるマルチキャスト・グループ数部に格納している数を1増やす。
【0170】
S14.アドレス管理部を形成するために、メモリの空き領域に光ネットワーク・ユニットの個数分の格納領域を確保する。
【0171】
S15.確保したアドレス管理部の先頭アドレスを受信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のマルチキャスト・グループ番号毎に管理アドレス管理部の先頭アドレス部に格納する。
【0172】
S16.そして、アドレス管理部には当該レスポンスを格納した送信バッファのアドレスを格納する。
【0173】
S17.当該レスポンスのハイウェイ番号を、受信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のマルチキャスト・グループ番号ごとに管理しているハイウェイ番号部に登録して、図9のフローチャートにおけるS1にジャンプする。
【0174】
S18.一方、ステップS12で、受信側マルチキャスト・グループ別管理データ部においてレスポンス個数を増やしたマルチキャスト・グループの最初のレスポンスではないと判定された場合(No)には、アドレス管理部に当該レスポンスを格納した送信バッファのアドレスを格納する。
【0175】
S19.当該レスポンスのハイウェイ番号が受信側管理データ部のマルチキャスト・グループ番号毎に管理しているハイウェイ番号部に登録されているか否かを判定する。
【0176】
当該レスポンスのハイウェイ番号が受信側管理データ部のマルチキャスト・グループ番号毎に管理しているハイウェイ番号部に登録されていると判定された場合(Yes)には、図9のフローチャートにおけるS1にジャンプする。
【0177】
S20.ステップ19で、当該レスポンスのハイウェイ番号が受信側管理データ部のマルチキャスト・グループ番号毎に管理しているハイウェイ番号部に登録されていないと判定された場合(No)には、当該レスポンスのハイウェイ番号を受信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のマルチキャスト・グループ番号毎に管理しているハイウェイ番号部に登録して、図9のフローチャートにおけるS1にジャンプする。
【0178】
図11は、ユニキャスト送信時のレスポンス管理テーブル更新のフローチャートである。
【0179】
S31.今はユニキャスト送信中に新たにレスポンスを作成、登録した時点である。ところで、ユニキャスト送信時には、レスポンス・グループ毎にレスポンスを送信するということはしないので、マルチキャスト・グループ別管理データ部は送信側だけが有効である。従ってレスポンス中のマルチキャスト・グループ番号を参照して、送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部の当該マルチキャスト・グループ番号に格納しているレスポンス個数を1増やす。
【0180】
S32.当該レスポンスが、ステップS31で、送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部においてレスポンス個数を増やしたマルチキャスト・グループの最初のレスポンスであるか否かを判定する。これは、当該マルチキャスト・グループに該当するマルチキャスト・グループ番号に格納しているレスポンス個数が1になったか、2以上になっているかを判定すればよい。
【0181】
S33.ステップS32で、送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部においてレスポンス個数を増やしたマルチキャスト・グループの最初のレスポンスであると判定された場合(Yes)には、新たなマルチキャスト・グループ宛のレスポンスが登録されたことを意味するので、送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のレスポンスがあるマルチキャスト・グループ数部に格納している数を1増やす。
【0182】
S34.アドレス管理部を形成するために、メモリの空き領域に光ネットワーク・ユニットの個数分の格納領域を確保する。
【0183】
S35.確保したアドレス管理部の先頭アドレスを送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のマルチキャスト・グループ番号毎に管理アドレス管理部の先頭アドレス部に格納する。
【0184】
S36.そして、アドレス管理部には当該レスポンスを格納した送信バッファのアドレスを格納する。
【0185】
S37.当該レスポンスのハイウェイ番号を、送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のマルチキャスト・グループ番号ごとに管理しているハイウェイ番号部に登録する。
【0186】
S38.送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のレスポンスがあるマルチキャスト・グループ数部に格納している数を参照して、送信形態判断基準数部の該当フラグを格納している数のところに移動して、図9のステップS1にジャンプする。
【0187】
S39.一方、ステップS32で、送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部においてレスポンス個数を増やしたマルチキャスト・グループの最初のレスポンスではないと判定された場合(No)には、アドレス管理部に当該レスポンスを格納した送信バッファのアドレスを格納する。
【0188】
S40.当該レスポンスのハイウェイ番号が受信側管理データ部のマルチキャスト・グループ番号毎に管理しているハイウェイ番号部に登録されているか否かを判定する。
【0189】
当該レスポンスのハイウェイ番号が受信側管理データ部のマルチキャスト・グループ番号毎に管理しているハイウェイ番号部に登録されていると判定された場合(Yes)には、図9のフローチャートにおけるS1にジャンプする。
【0190】
S41.ステップ39で、当該レスポンスのハイウェイ番号が送信側管理データ部のマルチキャスト・グループ番号毎に管理しているハイウェイ番号部に登録されていないと判定された場合(No)には、当該レスポンスのハイウェイ番号を送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のマルチキャスト・グループ番号毎に管理しているハイウェイ番号部に登録して、図9のフローチャートにおけるS1にジャンプする。
【0191】
上記の如く、レスポンスの作成とレスポンス管理テーブルの更新処理は無限ループで行なわれる。
【0192】
次いで、レスポンスの送信処理について説明する。
【0193】
図12は、レスポンス送信のフローチャートである。
【0194】
S51.レスポンス管理テーブルの残余レスポンス数が送信形態判断基準数以上か否かを判定する。
【0195】
S52.ステップS51で、レスポンス管理テーブルの残余レスポンス数が送信形態判断基準数以上であると判定された場合(Yes)には、マルチキャスト送信を行なう必要があり、送信種別がマルチキャストに設定されている必要があるので、レスポンス管理テーブルの送信種別部にマルチキャスト送信である旨の情報が設定されているか否かの判定を行なう。
【0196】
S53.ステップS52で、送信種別がマルチキャストである旨設定されていると判定された場合(Yes)には、レスポンス管理テーブル内の受信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のステータスを送信側に更新し、レスポンス管理テーブル内の送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のステータスを受信側に更新する。
【0197】
これは、マルチキャスト送信である旨設定されている場合には、新たに送信すべきレスポンスの情報は受信側マルチキャスト・グループ別管理データ部に格納されており、それまでの送信側マルチキャスト・グループ別管理データに対応するレスポンスは既に送信済であるから、マルチキャスト・グループ別管理データ部のステータスを入れ替えるために行なう処理である。
【0198】
そして、レスポンスのマルチキャスト送信のルーチンに移行し、マルチキャスト送信のルーチンを終了した時にステップS54に移行する。
【0199】
S54.マルチキャスト送信を終了した段階には、送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部に格納されている情報に関係するレスポンスは全て送信済になっており、次に送信すべきレスポンスに関する情報は受信側マルチキャスト・グループ別管理データ部に格納されている。
【0200】
従って、受信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のレスポンスがあるマルチキャスト・グループ数部に格納されている数を参照して、送信形態判断基準数部におけるフラグの位置を更新して、ステップS51にジャンプする。
【0201】
S55.レスポンス管理テーブルの送信形態種別がユニキャストであるため、マルチキャストに設定する。
【0202】
S56.一方、ステップS51で、レスポンス管理テーブルの残余レスポンス数が送信形態判断基準数未満であると判定された場合(No)には、送信すべきレスポンスがあるか否かを判定する。
【0203】
送信すべきレスポンスがないと判定された場合(No)には、ステップS51にジャンプする。
【0204】
S57.ステップS56で、送信すべきレスポンスがあると判定された場合(Yes)には、レスポンス管理テーブルの送信種別部にユニキャスト送信である旨の情報が格納されているか否かを判定する。
【0205】
ユニキャスト送信である旨の情報が格納されている場合(Yes)には、レスポンス送信をユニキャストで行なうルーチンに移行して、ユニキャスト送信が終了した時にステップS51にジャンプする。
【0206】
S58.一方、ステップS57で、レスポンス管理テーブルの送信種別部にマルチキャスト送信である旨の情報が格納されている場合(No)には、レスポンス管理テーブルの送信種別部にユニキャスト送信である旨の情報を格納しなおす。
【0207】
S59.レスポンス管理テーブル内の受信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のステータスを送信側に更新し、レスポンス管理テーブル内の送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のステータスを受信側に更新する。
【0208】
ここで、ユニキャスト送信すべきであると判定された時にマルチキャスト送信が設定されているのは、マルチキャスト送信をした後ユニキャスト送信に変更することを意味する。
【0209】
従って、新たに送信すべきレスポンスの情報は受信側マルチキャスト・グループ別管理データ部に格納されており、それまでの送信側マルチキャスト・グループ別管理データに対応するレスポンスは既に送信済であるから、マルチキャスト・グループ別管理データ部のステータスを入れ替える必要があるために行なう処理である。
【0210】
そして、レスポンスのユニキャスト送信のルーチンに移行し、ユニキャスト送信のルーチンを終了した時にステップS51に移行する。
【0211】
上記の如く、レスポンス送信の処理は無限ループで行なわれる。以降において、無限ループの中のマルチキャスト送信とユニキャスト送信の処理を説明する。
【0212】
図13は、レスポンスをマルチキャスト送信する場合のフローチャートである。
【0213】
S61.レスポンス管理テーブルの送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のレスポンス個数の合計を、レスポンス管理テーブルのレスポンス・グループ合計の残余レスポンス数に格納する。
【0214】
S62.送信バッファ内に格納されている送信待ちレスポンスのうち、最も古いレスポンスのアドレスをスタート・アドレスとしてレスポンス管理テーブルのスタート・アドレス部に格納する。
【0215】
S63.送信バッファ内に格納されているレスポンスのうち、最も新しいレスポンスのアドレスをエンド・アドレスとしてレスポンス管理テーブルのエンド・アドレス部に格納する。
【0216】
上記ステップS62とステップS63の処理によって、レスポンス・グループを組むレスポンスの範囲が規定されたことになる。
【0217】
S64.送信バッファ内に格納されている送信待ちレスポンスの中で最も古いレスポンスが含まれているマルチキャスト・グループのレスポンスが他にあるか否かを判定する。
【0218】
S65.ステップS64で、送信バッファ内に格納されている送信待ちレスポンスの中で最も古いレスポンスが含まれているマルチキャスト・グループのレスポンスが他にあると判定された場合(Yes)には、レスポンスの送信先のハイウェイ番号は送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部の該当マルチキャスト・グループ番号に対応するハイウェイ番号部に登録されているハイウェイ番号に設定し、レスポンスの送信先の光ネットワーク・ユニット番号には「ALL」を意味する数を設定する。
【0219】
S66.同一マルチキャスト・グループで定義されるレスポンスを送信先のハイウェイに送出し、当該ハイウェイに接続されている全ての光ネットワーク・ユニットに対してマルチキャスト送信して、ステップS68に移行する。
【0220】
S67.一方、ステップS64で、送信バッファ内に格納されている送信待ちレスポンスの中で最も古いレスポンスが含まれているマルチキャスト・グループのレスポンスが他にないと判定された場合(No)には、当該レスポンスだけをユニキャスト送信して、ステップS68に移行する。
【0221】
S68.ステップS66又はステップS67で送信したレスポンスのデータ・コードを送信済を意味する情報に更新する。
【0222】
S69.ステップS66又はステップS67で送信したレスポンスの個数を、レスポンス管理テーブル内の残余レスポンス個数部とレスポンス・グループ合計の残余レスポンス個数部に格納されている数から減算する。
【0223】
S70.送信したレスポンス個数を、レスポンス管理テーブル内の送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部にマルチキャスト・グループ毎に登録しているレスポンス個数から減算する。
【0224】
S71.レスポンス管理テーブルの送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のマルチキャスト・グループ毎に登録しているハイウェイ番号を消去する。
【0225】
S72.アドレス管理部に格納されている送信したマルチキャスト・グループのレスポンスのアドレスを消去する。
【0226】
S73.送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のマルチキャスト・グループ番号毎に管理しているアドレス管理部を返却する。
【0227】
S74.送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のマルチキャスト・グループ番号毎に管理しているアドレス管理部の先頭アドレスを消去する。
【0228】
S75.レスポンス・グループ合計の残余レスポンス個数が0か否か、即ち、レスポンス・グループの全てのレスポンスを送信したか否かを判定する。
【0229】
レスポンス・グループ合計の残余レスポンス個数が0ではない、即ち、未送信のレスポンスがあると判定された場合(No)には、ステップS64にジャンプする。
【0230】
S76.ステップS75で、レスポンス・グループ合計の残余レスポンス個数が0である、即ち、未送信のレスポンスはないと判定された場合(Yes)には、レスポンス管理テーブルのスタート・アドレス部に格納されているスタート・アドレスと、エンド・アドレス部に格納されているエンド・アドレスで指定されている範囲内のレスポンスを消去して、図12のフローチャートのステップS51にジャンプする。
【0231】
図14は、レスポンスをユニキャスト送信する場合のフローチャートである。
【0232】
S81.送信バッファ内に格納されている送信待ちレスポンスで最も古いレスポンスをユニキャスト送信する。
【0233】
S82.送信したレスポンスのデータ・コードを送信済に更新する。
【0234】
S83.レスポンス管理テーブル内の残余レスポンス個数部に格納されている数から1を減算する。
【0235】
S84.レスポンス管理テーブル内の送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のマルチキャスト・グループ番号毎に管理しているレスポンス個数から1を減算する。
【0236】
S85.送信待ちレスポンスのなかに同一マルチキャスト・グループで定義されるレスポンスがないか否か判定する。
【0237】
S86.ステップS85で、送信待ちレスポンスのなかに同一マルチキャスト・グループで定義されるレスポンスがないと判定された場合(Yes)には、送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のマルチキャスト・グループ番号毎に管理しているハイウェイ番号を消去する。
【0238】
S87.送信したレスポンスを送信バッファから消去する。
【0239】
S88.アドレス管理部に格納されているレスポンスのアドレスを消去する。
【0240】
S89.送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のマルチキャスト・グループ番号ごとに管理しているアドレス管理部を返却する。
【0241】
S90.送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のマルチキャスト・グループ番号毎に管理しているアドレス管理部の先頭アドレスを消去する。
【0242】
S91.送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のレスポンスがあるマルチキャスト・グループ数部に格納されている数から1を減算する。
【0243】
S92.レスポンス管理テーブルの送信形態判断基準数部のフラグを1を減算された結果のマルチキャスト・グループ数のところに更新して、図12のステップS51にジャンプする。
【0244】
S93.一方、ステップS85で、送信待ちレスポンスのなかに同一マルチキャスト・グループで定義されるレスポンスがあると判定された場合(No)には、送信待ちレスポンスの中に同一ハイウェイ番号のレスポンスがないか否か判定する。
【0245】
送信待ちレスポンスの中に同一ハイウェイ番号のレスポンスがあると判定された場合(No)には、ステップS95にジャンプする。
【0246】
S94.一方、ステップシ93で、送信待ちレスポンスの中に同一ハイウェイ番号のレスポンスがないと判定された場合(Yes)には、送信側マルチキャスト・グループ別管理データ部のマルチキャスト・グループ数毎に管理しているハイウェイ番号より送信したレスポンスのハイウェイ番号のみを消去して。ステップS95に移行する。
【0247】
S95.送信したレスポンスを送信バッファから消去する。
【0248】
S96.アドレス管理部に格納されている送信したレスポンスのアドレスを消去して、図12のステップS51にジャンプする。
【0249】
以上、パッシブ・ダブル・スター・システムを例にした光加入者系伝送システムにおけるレスポンス送信方式に関して説明した。これは、最初に記載したように、類似の機能を必要とするシステムが複数あり、構成自体が異なるのが常であるために、具体的なシステムを例に説明をしないと技術を明快にできないからである。従って、本発明の技術がパッシブ・ダブル・スター・システムに限定されるものではない。以降、この点について付記をしておきたい。
【0250】
最初に記載したように、パッシブ・ダブル・スター・システムと類似な機能を有するシステムに監視制御システムがあり、監視制御システムにおいても複数の監視端末が単一の監視制御局に初期設定を要求し、該監視制御局が該監視端末にレスポンスを送信するということが行なわれる。両方のシステムを統一的に見ると、パッシブ・ダブル・スター・システムにおける光加入者線終端装置及び監視制御システムにおける監視制御局は「親装置」と定義でき、パッシブ・ダブル・スター・システムにおける光ネットワーク・ユニット及び監視制御システムにおける監視端末は「子装置」と定義できる。
【0251】
又、親装置と複数の子装置で構成されるネットワークの形態は、パッシブ・ダブル・スター・システムのようなスター型とは限らず、バス型のネットワークもあり、ループ又はリング型のネットワークもある。このようにネットワークの形態が違う場合、設定コマンドの送信の仕方とレスポンスの送信の仕方、つまり、通信フレームの組み方に違いが出る。
【0252】
しかし、設定コマンドに対するレスポンス作成とレスポンス送信の負荷を低減し、ネットワークの伝送効率の低下を回避する必要があることは同じである。そして、本発明の技術はネットワークの形態如何にかかわらず適用することが可能である。
【0253】
更に、加入者線光伝送システムにおいても、監視制御システムにおいても、親装置を冗長構成にすることが多いが、この場合でも実質的には単一の親装置と複数の子装置によってシステムが稼働している。従って、親装置を冗長構成にしたシステムにも本発明の技術を適用することができる。
【0254】
従って、例えば、課題を解決するための手段において「第一の発明」として記載した「複数の光ネットワーク・ユニットからの設定コマンドに対するレスポンスの数が送信形態判断基準数を超えている場合には、光加入者線終端装置はレスポンスをマルチキャスト送信方式で送信し、レスポンスの数が該送信形態判断基準数以下の場合には、レスポンスをユニキャスト送信方式で送信する」技術は、一般的に、「複数の子装置からの設定コマンドに対するレスポンスの数が、送信形態判断基準数を超えている場合には、親装置はレスポンスをマルチキャスト送信方式で送信し、レスポンスの数が該送信形態判断基準数以下の場合には、レスポンスをユニキャスト送信方式で送信する」技術であるというように書き替えることができる。これは、他の発明についても同様である。
【0255】
【発明の効果】
第一の発明によれば、親装置が行なうレスポンスの送信回数を低減することができ、レスポンス送信のための負荷を軽減することができ、レスポンス送信のために使用されるハイウェイの伝送効率の低下を回避することができる。
【0256】
又、送信すべきレスポンス数が少ない時にはユニキャスト送信方式で設定データを送信するので、マルチキャスト送信するために同一マルチキャスト・グループに属する子装置宛のレスポンスを集める処理を毎回行なう必要がなくなり、親装置の負荷を軽減することができる。
【0257】
第二の発明によれば、システムの規模に応じてレスポンス送信形態を柔軟に選択することが可能になる。
【0258】
第三の発明によれば、マルチキャスト送信時に該親装置におけるレスポンス作成及び格納処理と送信処理を独立に実行することが可能になる。
【0259】
第四の発明によれば、レスポンス送信のためにハイウェイを占有する回数が少なくなって伝送効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のレスポンス送信方式を説明する図。
【図2】 レスポンスの構成。
【図3】 送信バッファ内に登録されたレスポンスの構成。
【図4】 レスポンス管理テーブルの構成。
【図5】 送信形態判断基準数部の構成。
【図6】 MCG別管理データ部とアドレス管理部の構成。
【図7】 本発明のレスポンス送信方式における送信バッファの内容。
【図8】 レスポンス管理テーブルの設定例。
【図9】 レスポンス作成のフローチャート。
【図10】 マルチキャスト送信時のレスポンス管理テーブル更新のフローチャート。
【図11】 ユニキャスト送信時のレスポンス管理テーブル更新のフローチャート。
【図12】 レスポンス送信のフローチャート。
【図13】 レスポンスをマルチキャスト送信する場合のフローチャート。
【図14】 レスポンスをユニキャスト送信する場合のフローチャート。
【図15】 ユニキャスト送信方式でのレスポンスの流れの概略図。
【図16】 従来のレスポンス送信方式を説明する図(その1)。
【図17】 ユニキャスト送信時に送信するレスポンス。
【図18】 従来のレスポンス送信方式における送信バッファの内容。
【図19】 マルチキャスト送信方式でのレスポンスの流れの概略図。
【図20】 従来のレスポンス送信方式を説明する図(その2)。
【図21】 マルチキャスト送信時に送信するレスポンス。
【図22】 パッシブ・ダブル・スター・システムを適用した情報伝送システムの構成の概要。
【符号の説明】
1 オペレーション・システム(OpS)
2 光加入者線終端装置(OLT)
21 オペレーション・システム・インタフェース(OpS−IF)
22 ルータ・インタフェース(ルータIF)
23 フォーマッタ(FMT)
24−1 光加入者・ユニット(OSU)
24−2 光加入者・ユニット(OSU)
3−1 スター・カプラ
3−2 スター・カプラ
4−1 光ネットワーク・ユニット(ONU)
4−2 光ネットワーク・ユニット(ONU)
4−3 光ネットワーク・ユニット(ONU)
4−4 光ネットワーク・ユニット(ONU)
5−1 ハブ
5−2 ハブ
6−1 パソコン(PC)
6−2 パソコン(PC)
7−1 電話機
7−2 電話機
8−1 テレビジョン及びビデオ・テープ・レコーダー(TV)
8−2 テレビジョン及びビデオ・テープ・レコーダー(TV)
9 ルータ
10 インターネット
11 プロバイダ・ホスト
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is composed of a single parent device and a plurality of child devices under the parent device, and a command for requesting initial condition setting from the plurality of child devices (hereinafter simply referred to as “setting command”). In response to a response transmission method in which the parent device returns a response to the parent device, in particular, it is possible to reduce the response creation load and the transmission load on the parent device side, and the parent device and the plurality of responses by response transmission. The present invention relates to a response transmission method capable of avoiding a decrease in transmission efficiency of a transmission path between child devices.
[0002]
However, there are many systems in which a single parent device and a plurality of child devices under the parent device are configured, and the parent device transmits responses to setting commands from the plurality of child devices. For example, so are subscriber optical communication systems and supervisory control systems. Furthermore, there are a plurality of network configurations in both the subscriber optical communication system and the supervisory control system.
[0003]
Therefore, the technology is clarified only by a system that is composed of one parent device and a plurality of child devices under the parent device, and the parent device transmits a response to a setting command from the plurality of child devices. Because it is difficult, here, it is abbreviated as "Optical Network Unit: Usually" ONU "in Passive Double Star System, which is one of the subscriber optical communication systems. Optical subscriber line terminator (usually abbreviated as “OLT” in many cases) in response to a setting command from an example, a response transmission method in which a response is returned as an example. It is possible to reduce the response transmission load of the subscriber line termination device and avoid a decrease in the transmission efficiency of the optical transmission line due to the response transmission Doo is that slide into specifically described by the response transmission scheme Examples which may.
[0004]
Therefore, the present invention is not limited to the optical subscriber line transmission system, and moreover, it is not limited to the passive double star system. This will be described again after the embodiment of the present invention has been described in detail.
[0005]
FIG. 22 is an outline of the configuration of an information transmission system to which the passive double star system is applied.
[0006]
In FIG. 22, reference numeral 1 denotes an operation system for monitoring and controlling the entire information transmission system (in the figure, Operation System is abbreviated as “OpS”. In the following, the same is also indicated in the figure). 2 is an optical subscriber line termination device (OLT), 3 is a star coupler, 4-1 to 4-4 are abbreviated as “ONU” in the figure. 5-1 and 5-2 are hubs connected to respective optical network units to branch and supply information to a plurality of terminals, and 6-1 and 6-2 are one type of terminals. Personal computers (abbreviated as “PC” in the figure), 7-1 and 7-2 are telephones that are one type of terminals, and 8-1 and 8-2 are televisions and videos that are one type of terminals.・ Tape recorder (In the figure, it is abbreviated as "TV". The information transmission system is configured by the above-described components.
[0007]
Each optical network unit is equipped with an Ethernet interface (abbreviated as “Ether IF” in the figure. In the following, it is also indicated in the figure in the same manner). Communicates with the router interface via the subscriber unit.
[0008]
Reference numeral 9 is a router for connecting the information transmission system to the network side, 10 is the Internet, which is a typical computer network, and 11 is a provider host managed by an information provider connected to the Internet 10.
[0009]
The optical subscriber line terminating device 2 is abbreviated as “Operation System Interface” (in the figure, “OpS-IF”) that communicates with the operation system 1. Note that “IF” is an abbreviation of “Interface”) 21, and a router interface (in the figure, abbreviated as “router IF”) that communicates with the router 9. 22) A formatter (abbreviated as "FMT" in the figure) for connecting a plurality of router interfaces and a plurality of optical subscriber units to realize a cross-connect function in the optical subscriber line terminator. 23) Communication between the router interface 22 and a plurality of optical network units arranged on a highway connected to the router interface 22 Optical subscriber unit (Optical Subscriber)
Unit: Abbreviated as “OSU” in the figure. The same applies to the subsequent figures. ) 24-1 and 24-2.
[0010]
In a typical example, the router interface 22 has four ports on the network side and eight highways (in the figure, “HW” abbreviated as Highway) on the inner side of the optical subscriber line terminating device 2. From this point on, it can be stored similarly in the figure.
[0011]
Each star coupler can have up to 32 branches in a typical example.
[0012]
Therefore, a maximum of 8 × 32 = 256 optical network units can be accommodated in a single router interface.
[0013]
The Ethernet interface installed in each optical network unit transmits a setting command to the router interface 22 after completion of the line connection at the time of starting up the information transmission system, and sets initial conditions. Request. The setting command is transmitted by each optical network unit independently or in unicast in a specified order.
[0014]
When the router interface 22 receives the setting command, the router interface 22 creates a response based on the setting data set in advance from the operation system 1 or the setting data held in the router interface 22 to generate an optical network. -Return to the unit side.
[0015]
Since the maximum number of optical network units that can be accommodated in the router interface 22 is 256, the response transmission load of the router interface 22 when the information transmission system is started up may become large. .
[0016]
In addition, since a maximum of 32 optical network units can be accommodated on a single highway, there is a risk that response transmission will be congested on each highway when the information transmission system is started up.
[0017]
Therefore, in the information communication system shown in FIG. 22, it is important to be able to reduce the load on the router interface 22 at the time of starting up the information transmission system and to avoid a reduction in highway transmission efficiency.
[0018]
[Prior art]
FIG. 15 is a schematic diagram of a response flow in the conventional unicast transmission method.
[0019]
In FIG. 15, 1 is an operation system, 2 is an optical subscriber line terminator, 3-1 and 3-2 are star couplers, 4-1 to 4-4 are optical network units having an Ethernet interface, It is the main part related to the transmission of setting commands and the reception of responses.
[0020]
Note that a plurality of optical network units set with the same setting data form a group called a multicast group. That is, the setting data is managed in units of multicast groups, and the setting data of the Ethernet interface in the same multicast group is the same.
[0021]
The optical subscriber line termination device 2 includes an operation system interface 21, a router interface 22, a formatter 23, and an optical subscriber unit 24-1 that performs communication between the router interface 22 and a plurality of optical network units. Thru 24-2.
[0022]
Each Ethernet interface transmits a setting command to the router interface 22 after completion of line connection at the time of system startup, and requests setting of initial conditions.
[0023]
The router interface 22 that has received the setting command forms a response based on the setting data set in advance from the operation system 1 or the setting data already stored in the router interface 22.
[0024]
FIG. 17 shows a response transmitted during unicast transmission.
[0025]
That is, the response is indicated by a highway number part, a destination multicast group number part (in the figure, “destination MCG number part”, but “MCG” is an abbreviation by the acronym of Multi-CastGroup. In the figure, it is similarly marked.), It is composed of a destination optical network unit number part, a transmission data type part, and a setting data part.
[0026]
Since setting commands arrive from a plurality of Ethernet interfaces, the router interface 22 creates a plurality of responses and temporarily stores them in the transmission buffer.
[0027]
FIG. 18 is a diagram showing the contents of the transmission buffer in the conventional response transmission method.
[0028]
In FIG. 18, a unit rectangle expresses one response, and the response state is expressed by a line type forming the unit rectangle. In other words, the double-line rectangle is the response waiting for transmission, the thick solid-line rectangle is the transmitted response, the thick dashed-line rectangle is the newly stored response, and only the multicast group number described later is described in the rectangle. Yes. In addition, a rectangle of a unit in which a thin solid line multicast group number is not described is an area where a transmitted response is deleted, that is, an empty response.
[0029]
The entire vertically long rectangle obtained by vertically stacking the unit rectangles expresses the storage area or stored contents of the transmission buffer.
[0030]
In the format of transmission data, for example, if the highway number “# 0”, the destination multicast group number “# 1”, the destination optical network unit number “# 0”, and the transmission data type “response” are set, The destination of the transmission data is the optical network unit of the optical network unit number # 0 accommodated in the highway number # 0, that is, the optical network unit 4-1 in FIG. 15, and the transmission data type is the multicast group # 1. It is shown that this is a response in which setting data corresponding to is set.
[0031]
When the response is unicasted, the router interface 22 refers to the highway number (# 0 in the case of FIG. 17) and designates a single response by specifying the highway number (# 0 in the case of FIG. 17). Transmission is made to service unit # 0 (which is HIKARI service unit 24-1), and HIKARI service unit # 0 transmits the response to star coupler 3-1.
[0032]
The star coupler 3-1 branches and transmits the data received from the optical service unit # 0 to the plurality of optical network units connected to the subordinate, and the plurality of optical units connected to the subordinate. A plurality of data received at different timings from the network unit are combined into one optical transmission path and transmitted to the optical service unit.
[0033]
Therefore, the star coupler 3-1 receives the data received from the optical service unit # 0 from the optical network unit # 0 (optical network unit 4-1) in FIG. 15 to the optical network unit # 31 (optical Branch to network unit 4-2) and transmit.
[0034]
The optical network unit that received the data compares the destination optical network unit number in the received data with the optical network unit number set for itself, and if it matches, takes in the received data and does not match If so, the received data is discarded. This is indicated by a thick solid line and a thick broken line on the right side of the star coupler 3-1 in FIG. In other words, the optical network unit # 0 takes in the received data, and the optical network unit # 31 discards the received data (represented by x). A thin solid line on the right side of the star coupler 3-2 in FIG. 15 indicates that no response is transmitted because the highway number is different.
[0035]
If the response transmitted in the response transmission process is the top response a in FIG. 18A, the response becomes a transmitted response by the response transmission process, and the state of the transmission buffer is as shown in FIG. Next, the response indicated by b in FIG. 18B is transmitted, and the response transmission process described above is performed.
[0036]
As a result, the state of the transmission buffer changes as shown in FIG. 18C, the area in which the response a is stored is erased and becomes an empty response, the response b becomes a transmitted response, and the response c is transmitted next. It becomes a response.
[0037]
In the case of the unicast transmission method, the response transmission process as described above is repeated.
[0038]
FIG. 16 is a diagram (part 1) illustrating a conventional response transmission method, and illustrates the above-described sequence according to the unicast transmission method.
[0039]
In FIG. 16, the leftmost vertical line represents a router interface, and the right three vertical lines represent an optical network unit. Then, from the left, each optical network unit has an optical network unit #x (MCG # 1) connected to the highway # 0 and an optical network unit #y (MCG # 1) connected to the highway # 0. The optical network unit #z (MCG # 2) connected to the highway # 1.
[0040]
Each optical network unit naturally sends a configuration command to the router interface in a unicast transmission scheme.
[0041]
Upon receiving the setting command, the router interface creates a response as described above, stores it in the transmission buffer, and transmits the response by unicast. Since the response that can be received by the optical network unit is only the response sent to the highway where the optical network unit is accommodated, the optical network unit checks the optical network unit number and only the response addressed to itself. Capture.
[0042]
On the other hand, in the case of the multicast transmission method, the router interface 22 refers to the multicast group number and transmits a plurality of responses to the designated highway.
[0043]
FIG. 19 is a schematic diagram of a response flow in the multicast transmission method.
[0044]
In FIG. 19, 1 is an operation system, 2 is an optical subscriber line terminating device, 3-1 and 3-2 are star couplers, 4-1 to 4-4 are optical network units having an Ethernet interface, It is the main part related to the transmission of setting commands and the reception of responses.
[0045]
Note that the plurality of optical network units set with the same setting data form a multicast group, as in FIG.
[0046]
The optical subscriber line terminating device 2 includes an operation system interface 21, a router interface 22, a formatter 23, and an optical service unit 24-1 that performs communication between the router interface 22 and a plurality of optical network units. Thru 24-2.
[0047]
Each Ethernet interface transmits a setting command to the router interface 22 after completion of line connection at the time of system startup, and requests setting of initial conditions.
[0048]
The router interface 22 that has received the setting command forms a response based on the setting data set in advance from the operation system or the setting data already stored in the router interface 22.
[0049]
FIG. 21 shows a response to be transmitted at the time of multicast transmission. The structure is the same as that of FIG. 17, but all related highway numbers are written in the highway number part, and all optical signals are written in the destination optical network unit number part. Information “ALL” indicating that it is addressed to the network unit is written. To indicate to all optical network units, for example, the number of digits in the optical network unit number portion is set larger than the number of digits necessary to indicate the address of the existing optical network unit, and “1” is set in all digits. Should be written.
[0050]
The formed response is temporarily stored in the transmission buffer.
[0051]
In the case of the multicast transmission method, responses addressed to the same multicast group are transmitted together. That is, responses with the same multicast group number are collected, and responses with the multicast group number are transmitted to all highways related to all collected responses.
[0052]
This is indicated by a thick solid line and a thick broken line to the right of the star coupler in FIG. Since FIG. 19 assumes a case in which setting data to be set to the optical network unit of multicast group # 1 is transmitted, all the optical network units belonging to multicast group # 1 capture the received data, The optical network unit # 31 having a different group number discards the received data.
[0053]
Then, after the response addressed to the first multicast group is transmitted, the process of transmitting the response addressed to the next multicast group is repeated.
[0054]
FIG. 20 is a diagram (part 2) for explaining the conventional response transmission method, and illustrates the above-described sequence by the multicast transmission method.
[0055]
In FIG. 20, the leftmost vertical line represents the router interface, and the right three vertical lines represent the optical network unit. Each optical network unit is, from the left, an optical network unit #x connected to the highway # 0 belonging to the multicast group # 1, and an optical network connected to the highway # 0 belonging to the multicast group # 1. Unit #y, optical network unit #z connected to highway # 1 belonging to multicast group # 2.
[0056]
Each optical network unit naturally sends a configuration command to the router interface in a unicast transmission scheme.
[0057]
Upon receiving the setting command, the router interface creates a response as described above, stores it in the transmission buffer, and transmits the response using the multicast method. Since the response that can be received by the optical network unit is only the response sent to the multicast group to which the optical network unit belongs, each optical network unit checks the multicast group number, and Import only group setting data.
[0058]
In the case of FIG. 20, since the response transmitted first was the setting data of the multicast group # 1, the optical network unit #x and the optical network unit #y are captured, but the optical network unit #z is multicast.・ Do not import because group numbers are different.
[0059]
Since the response transmitted the second time was the setting data of multicast group # 2, optical network unit #z is captured, but optical network unit #x and optical network unit #y have different multicast group numbers. Do not take in.
[0060]
By repeating the above transmission processing, setting data can be set in all the optical network units that have transmitted the setting command.
[0061]
[Problems to be solved by the invention]
In the case of the unicast transmission method, only one response is transmitted at a time.
[0062]
As described above, the data set in the optical network units belonging to the same multicast group is the same.
[0063]
As shown in FIG. 18, when there are a large number of responses of the same multicast group, in the unicast transmission method in which one response is transmitted at a time, the same setting data is transmitted many times. -The processing load on the interface 22 increases, and the highway is occupied unnecessarily.
[0064]
This means that the processing speed of the router interface 22 and the transmission speed of the highway are reduced, which causes trouble for the user of the information transmission system in the form of an increase in transmission delay.
[0065]
On the other hand, when transmitting by the multicast transmission method, it is possible to reduce the router interface transmission processing by collectively transmitting the setting data of the same multicast group, and to occupy the highway due to the response transmission. It can be avoided.
[0066]
However, when the number of setting commands received is small, or when the number of untransmitted responses remaining in the transmission buffer is small, the processing for collecting responses addressed to optical network units belonging to the same multicast group is performed each time. Is inefficient.
[0067]
In view of such a problem, the present invention provides an example of a passive double star system, which is one method of a subscriber optical communication system, in which an optical subscriber line terminating device side responds to a setting command from an optical network unit. A response transmission method that can reduce the response transmission load of an optical subscriber line terminating device and avoid a decrease in the transmission efficiency of the optical transmission line due to the response transmission is provided for a response transmission method that returns a response. The purpose is to do.
[0068]
[Means for Solving the Problems]
The first invention is
When the number of responses to setting commands from a plurality of optical network units exceeds the transmission mode judgment reference number, the optical subscriber line terminating device transmits the response by a multicast transmission method,
When the number of responses is equal to or less than the transmission mode judgment reference number, the response is transmitted by the unicast transmission method.
Technology.
[0069]
According to the first invention, when a large number of responses are not yet transmitted, they are transmitted by the multicast transmission method. Therefore, it is possible to reduce the number of response transmissions performed by the optical subscriber line terminating device, reduce the load for response transmission, and avoid a decrease in transmission efficiency of the highway used for response transmission. can do.
[0070]
In addition, when the number of responses to be transmitted is small, the setting data is transmitted by the unicast transmission method, so it is not necessary to perform the process of collecting the responses addressed to the optical network units belonging to the same multicast group every time for multicast transmission, The load on the router interface can be reduced.
[0071]
The second invention is the first invention,
This is a technique that allows the number of transmission mode judgment references to be set according to the number of multicast groups supported by the optical subscriber line terminating device.
[0072]
According to the second invention, the transmission mode judgment reference number can be set according to the number of multicast groups supported by the optical subscriber line terminating device. Therefore, it is possible to flexibly select a response transmission form according to the scale of the system.
[0073]
According to a third invention, in the first invention,
The management table for managing the response storage status and transmission form in the transmission buffer in the optical subscriber line terminating device is managed for each transmission form and for each multicast group.
Technology.
[0074]
According to the third invention, the management table for managing the response storage status in the transmission buffer and the transmission form in the optical subscriber line terminating device is managed for each transmission form and for each multicast group. Therefore, it is possible to independently execute response creation and storage processing and transmission processing in the optical subscriber line terminating device during multicast transmission.
[0075]
The fourth invention is the first invention or the second invention,
When it is determined that multicast transmission is to be performed, a plurality of responses stored in the transmission buffer are divided into a single group, and a response of the same multicast group is searched within the group and multicast transmission is performed.
Technology.
[0076]
According to the fourth invention, a plurality of responses stored in the transmission buffer at the time when it is determined to perform the multicast transmission is divided into a single group, and a response of the same multicast group is searched in the group. Multicast transmission. Therefore, the number of times of occupying the highway for response transmission is reduced, and the transmission efficiency can be increased.
[0077]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a diagram for explaining the outline of the response transmission method of the present invention.
[0078]
In FIG. 1, the leftmost vertical line represents a router interface, and the right three vertical lines represent an optical network unit. Each optical network unit is, from the left, an optical network unit #x connected to the highway # 0 belonging to the multicast group # 1, and an optical network connected to the highway # 0 belonging to the multicast group # 1. Unit #y, optical network unit #z connected to highway # 1 belonging to multicast group # 2.
[0079]
Each optical network unit naturally sends a configuration command to the router interface in a unicast transmission scheme.
[0080]
Upon receiving the setting command, the router interface creates a response, stores it in the transmission buffer, and transmits the response to the optical network unit.
[0081]
The first feature of the response transmission system of the present invention is that the number of responses stored in the transmission buffer prior to response transmission and the reference number for determining whether to transmit by the multicast transmission system or the unicast transmission system, The transmission method is selected based on the result of comparison with the transmission mode judgment reference number.
[0082]
That is, as shown in FIG. 1, when the router interface determines that the number of responses is equal to or greater than the transmission mode determination reference number (in the drawing, it is simply abbreviated as “≧ reference number”). Send the response using the multicast transmission method.
[0083]
In the case of FIG. 1, in the first response transmission, the multicast group # 1 is designated and the response is transmitted by the multicast transmission method. Naturally, since the optical network unit can only receive responses sent to the multicast group to which the optical network unit belongs, each optical network unit confirms the multicast group number and belongs to itself. Capture only multicast group configuration data.
[0084]
Accordingly, the response transmitted first is captured by the optical network unit #x and the optical network unit #y, but is not captured by the optical network unit #z because the multicast group number is different.
[0085]
Since all responses have not been sent, the router interface compares the number of responses again with the number of transmission mode criteria, and if it is determined that the number of responses is less than the number of criteria for transmission mode, sends a unicast response. Send by method.
[0086]
Since the second response is transmitted by designating the highway # 1 and the optical network unit #z, only the optical network unit #z takes in the response. According to the setting in FIG. 1, since the optical network unit #x and the optical network unit #y are connected to the highway # 0, the second response is the optical network unit #x and the optical network unit #. It is not delivered to y.
[0087]
As described above, the router interface to which the present invention is applied compares the number of responses stored in the transmission buffer with the transmission form determination reference number prior to transmission of the response, and the number of responses indicates the transmission form determination reference number. If it is determined that the response is exceeded, the response is transmitted by the multicast transmission method, and if it is determined that the number of responses is equal to or less than the transmission mode determination reference number, the response is transmitted by the unicast transmission method.
[0088]
Therefore, when there are a large number of responses to be transmitted, that is, when there are a large number of optical network units that need to receive responses, setting data can be transmitted to many optical network units by one multicast transmission. The transmission load on the router interface can be reduced, and a decrease in transmission efficiency on the highway can be avoided.
[0089]
In addition, when the number of responses to be transmitted is small, the setting data is transmitted by the unicast transmission method. Therefore, the router interface performs a process of collecting responses addressed to the optical network units belonging to the same multicast group in order to perform multicast transmission. This eliminates the need to reduce the load on the router interface. In this case, since the number of responses to be transmitted is small, there is little possibility that the highway is occupied for response transmission.
[0090]
Hereinafter, the technique of the present invention will be described in detail.
[0091]
FIG. 2 shows a response structure.
[0092]
That is, the response includes a highway number part, a destination multicast group number part, a destination optical network unit number part, a transmission data type part, and a setting data part.
[0093]
Since the response can be transmitted by either the multicast transmission method or the unicast transmission method, the number of the optical network unit that has transmitted the setting command is displayed in the destination optical network unit number portion, and Stores the highway number in which the optical network unit is accommodated, the multicast group number to which the optical network unit belongs in the destination multicast group number section, and information indicating that it is a response in the transmission data type section In the setting data section, setting data required by the optical network unit is loaded and a response is created.
[0094]
The response created as described above is temporarily stored in a transmission buffer provided in the router interface.
[0095]
FIG. 3 shows the structure of the response registered in the transmission buffer.
[0096]
In the transmission buffer, it is necessary to grasp and manage whether each stored response has been sent or not sent and is waiting to be sent, so a data code indicating sent / not sent is added to the response of the above configuration. There is a need to. An area to which the data code is added is a data code portion. For example, if “1” is set, it indicates an untransmitted state, and if “0” is set, it indicates that transmission has been completed. Even when the data code is erased, the data code is “0”, but there is no problem in management. If it is necessary to distinguish between the transmitted state and the erased state, the data code may be 2 bits.
[0097]
A plurality of responses are stored with a data code added in the transmission buffer. Therefore, it is necessary to create a response management table in order to grasp the storage status of responses in the transmission buffer.
[0098]
FIG. 4 shows the configuration of the response management table.
[0099]
In FIG. 4, the number of responses stored in the transmission buffer in an untransmitted state is set in the buffer residual response number section.
[0100]
In the transmission form determination reference number section, a transmission form determination reference number that is a determination reference for selecting a multicast transmission method or a unicast transmission method is set. The multicast transmission method is selected if the number of remaining responses is equal to or greater than the number of transmission mode judgment criteria set here, and the unicast transmission method is selected if the number of remaining responses is less than the number of transmission mode judgment criteria. .
[0101]
Note that the transmission mode judgment reference number is set according to the number of multicast groups supported in the router interface. This will be described later with reference to FIG.
[0102]
Information indicating the currently selected transmission mode, that is, the multicast transmission mode or the unicast transmission mode is set in the transmission mode type section. For example, if “1” is set, it indicates that the multicast transmission method is selected, and if “0” is set, it indicates that the unicast transmission method is selected.
[0103]
In the response group start address part, the start address (start address) in the transmission buffer in which a group of responses to be transmitted at the time of multicast transmission (this is a “response group”) is stored. Is set.
[0104]
In the response group end address section, a final address (end address) in the transmission buffer of the response group transmitted in the group at the time of multicast transmission is set.
[0105]
As described above, by setting the start address and the end address, it becomes possible to perform multicast transmission by skipping the area that has become an empty response as a result of the response transmitted by the multicast transmission method.
[0106]
In the response group total remaining response number section, the number of untransmitted responses in the response group targeted for multicast transmission is stored.
[0107]
Information related to each response to be transmitted by multicast is stored in the management data section for each multicast group on the transmission side. The term “transmitting side” is used in the sense of “related to each response to be sent by multicast transmission”.
[0108]
The management data for each response stored after it is determined that multicast transmission is stored in the management data section for each multicast group on the receiving side. “Receiving side” means “relating to each response created and stored by receiving a setting command after determining multicast transmission”.
[0109]
The configurations of the transmission-side multicast / group-specific management data section and the reception-side multicast / group-specific management data section will be described later with reference to FIG.
[0110]
FIG. 5 shows the configuration of the transmission form determination reference number part in the response management table of FIG.
[0111]
As shown in FIG. 5, the transmission form determination reference number section is set with a transmission form determination reference number corresponding to the number of multicast groups constituting the information transmission system of FIG. A valid flag indicating a valid value is added. The validity flag may be, for example, “1” to indicate validity and “0” to indicate invalidity (however, in the figure, it is expressed by − and black circles for visual clarity).
[0112]
In the example of FIG. 5, it is shown that the transmission form determination reference number 5 corresponding to the number of multicast groups 3 constituting the information transmission system of FIG. 22 is the currently effective transmission form determination reference number.
[0113]
Here, although the method of setting the transmission mode judgment reference number with respect to the number of multicast groups constituting the information transmission system of FIG. 22 is largely dependent on experience, the system in which the user of the information transmission system operates itself It may be set freely corresponding to the configuration of.
[0114]
FIG. 6 shows the configuration of the management data section for each multicast group and the address management section.
[0115]
Here, as many address management units as the number of optical network units are secured in a free memory area.
[0116]
In the response management table, the management data part for each sending multicast group is distinguished from the management data part for each receiving multicast group, but the structure is the same only by distinguishing depending on the timing when the response is created. -Explain in a unified manner as a group-specific management data section.
[0117]
First, the management data section for each multicast group is configured as follows.
[0118]
That is, the status part indicates whether it is a transmission side or a reception side. For example, if “1” is set, it may be determined that it is the transmitting side, and if “0” is set, it is determined that it is the receiving side.
[0119]
The number of multicast groups with a response stores the number of multicast groups with a response to be transmitted.
[0120]
In the multicast group number section, the numbers of multicast groups constituting the information transmission system are described.
[0121]
The response number section describes the number of responses to be transmitted for each multicast group.
[0122]
In the highway number part, all highway numbers that accommodate optical network units belonging to the multicast group of the multicast group number are set.
[0123]
The head address of the address management unit that stores the address of the response addressed to the multicast group of the multicast group number is stored in the head address portion of the address management unit.
[0124]
That is, after the first address HxXXX in the address management unit, an address in which a response belonging to the multicast group number # 1 is stored in the transmission buffer is stored.
[0125]
FIG. 7 shows the contents of the transmission buffer in the response transmission method of the present invention.
[0126]
In FIG. 7, (a) to (f) are outlines of the contents of the transmission buffer at each timing, and what is described above the contents of each transmission buffer is simply a response management table at the timing (in the figure, The main contents of “Management table” are omitted), and the management data section for each receiving multicast group is omitted.
[0127]
In addition, a double line unit rectangle is a response waiting for transmission, and a thick broken line unit rectangle is a new response created after setting a response group for multicast transmission, and a solid thick unit rectangle is set. Responses already sent by multicast in the response group, thin solid line, rectangles in units where multicast group numbers are not described as in FIG. 17 indicate empty responses that have been erased after all response groups have been sent. The entire vertically long rectangle obtained by stacking these unit rectangles indicates the storage area or stored contents of the transmission buffer.
[0128]
The data code on the left shoulder of each unit rectangle indicates that it has not been transmitted / transmitted, and the right side and the lower side of the data code are thin solid lines that are not transmitted. A thick solid line on the right side and the lower side of the data code indicates that transmission has been completed.
[0129]
Furthermore, the multicast group number is described outside the data code frame in the unit rectangle.
[0130]
In the transmission buffer at the time of FIG. 7 (a), 10 responses are stored waiting to be transmitted, and the 10 responses form a response group for multicast transmission, and are related to the response group. The numbers of multicast groups to be performed are # 1, # 2 and # 3.
[0131]
Therefore, 10 is stored in the remaining response number portion in the buffer of the response management table, 10 is also stored in the remaining response number portion of the total response group, and the multicast group management data portion includes a multicast group. It is stored that there are 3 responses addressed to # 1, 2 responses addressed to multicast group # 2, and 5 responses addressed to multicast group # 3.
[0132]
Then, according to the configuration example of the transmission form determination reference number section of FIG. 5, the number of types of multicast groups is 3, and in this case, the number of transmission form determination references is specified as 5. In FIG. 7 (a), the number of remaining responses is 10, which is larger than the transmission mode judgment reference number 5. In this case, multicast transmission is selected.
[0133]
The address of the area where the highest response in FIG. 7 (a) is stored is the multicast transmission start address (decimal address 0), and the area where the 10th response is stored in FIG. 7 (a). Is the end address of multicast transmission (address 9 in decimal). The start address and end address are not changed until all responses in the response group formed here are deleted after being transmitted.
[0134]
At the time of FIG. 7 (b), multicast transmission of the response group assembled in FIG. 7 (a) is performed. Since the first response of the response group is a response related to multicast group # 1, first, A response related to the multicast group # 1 is transmitted by multicast.
[0135]
As a result, the transmission buffer at the time of FIG. 7 (b) stores the seven responses remaining after the transmission of three responses addressed to multicast group # 1, and the two newly added responses. Yes.
[0136]
Therefore, 10−3 + 2 = 9 is stored in the remaining response number portion of the response management table, and 10−3 = 7 is stored in the remaining response number portion of the total response group, and the management data portion by transmission side multicast group Is stored that there are 0 responses addressed to the multicast group # 1, 2 responses addressed to the multicast group # 2, and 5 responses addressed to the multicast group # 3.
[0137]
Although not shown in FIG. 7, in the management data section for each receiving multicast group in the response management table, there is one response addressed to multicast group # 1 and one response addressed to multicast group # 2. It is described that there is 0 response and 1 response addressed to multicast group # 3.
[0138]
Since the number of remaining responses is 9, multicast is selected as the transmission method at the next time point.
[0139]
At the time of FIG. 7C, since the response with the smallest address among the responses waiting for transmission is the response addressed to multicast group # 3, the response addressed to multicast group number # 3 is multicast.
[0140]
Similarly, when multicast transmission is performed and FIG. 7 (d) is reached, all 10 responses in the response group stored in the transmission buffer at the time of FIG. 7 (a) are multicast transmitted. (C) There are five responses that have been added and are waiting to be transmitted, and two responses are newly added at the time of FIG.
[0141]
Therefore, 5 + 2 = 7 is stored in the remaining response number part of the response management table, 10-10 = 0 is stored in the remaining response number part of the total response group, and the management data part by transmission side multicast group is stored in the management data part. , 0 response to the multicast group # 1, 0 response to the multicast group # 2, and 0 response to the multicast group # 3 are stored.
[0142]
At the time of FIG. 7 (e), the response group formed with the first 10 responses is deleted and becomes an empty response. At this time, since the number of multicast groups with a response is 3 in the management data section for each receiving multicast group, the corresponding flag is set at the reference number 5 from FIG. 5, and the remaining response at this point Since the number is seven, the multicast transmission method is selected for the next transmission because the number exceeds the reference number.
[0143]
At the time of FIG. 7 (d), the status of the management data part by receiving side multicast group is set to transmission, the status of the management data part by sending side multicast group is set to reception, and the response that has not been sent The newly added response is used as a transmission wait response. At this point, there are seven transmission-waiting responses, a response group for multicast transmission is formed with these seven transmission-waiting responses, three responses addressed to multicast group # 1, and responses addressed to multicast group # 2 There are two responses to the multicast group # 3.
[0144]
Therefore, 7 is stored in the remaining response number part of the response management table, 7 is also stored in the remaining response number part of the total response group, and multicast group # 1 is stored in the management data part by transmission side multicast group. It is stored that there are three responses addressed, two responses addressed to multicast group # 2, and two responses addressed to multicast group # 3.
[0145]
It is not until this point that the address of the area storing the response immediately below the upper empty response in FIG. 7 (e) is the multicast transmission start address (decimal address is 10). The address of the area in which the seventh transmission waiting response is stored becomes the multicast transmission end address (decimal address 16), and the start address and end address of the response group for multicast transmission are updated. The
[0146]
Thereafter, the transmission of the response is continued in the same procedure as described above. When the number of remaining responses is equal to or less than the transmission mode judgment reference number, the transmission method is changed to unicast, and the response is transmitted.
[0147]
FIG. 8 is a setting example of the response management table. Since the outline of the setting contents of the response management table is described in the explanation with reference to FIG. 7, I think that I have almost understood it, but more detailed setting contents are described. In addition, what is shown in FIG. 8 is consistent with the state of FIG.
[0148]
At the time of FIG. 7 (a), responses from address 0 to address 9 of the transmission buffer are incorporated in the response group, three responses addressed to multicast group # 1, and responses addressed to multicast group # 2 2 and 5 responses addressed to the multicast group # 3 are stored as transmission waiting responses.
[0149]
Therefore, 10 is stored in the buffer residual response number part, 5 in the transmission form determination reference number part with reference to FIG. 5, “multicast” in the transmission form type part, and 0 in the start address. However, decimal 9 is stored in the end address part, and 10 is stored in the remaining response number part of the total response group.
[0150]
Then, it is stored in the transmission-side multicast group management data section as follows.
[0151]
That is, “Sender” in the status part, 3 in the multicast group number part with a response, 3 in the response number part of the multicast group number # 1, and 3 in the response number part of the multicast group # 2 2 is stored, and 5 is stored in the response number part of the multicast group # 3. In the highway number, referring to FIG. 6, it is assumed that 0, 2, 1, 3, and 7 are stored for each multicast group number.
[0152]
Next, the data is stored in the receiving-side multicast group management data portion as follows.
[0153]
That is, the status part is “reception side”, and the multicast group number part with a response has no response stored in the transmission buffer after the response group is assembled, so 0 is the multicast group number # 1. 0 is stored in the response number part, 0 is stored in the response number part of multicast group # 2, and 0 is stored in the response number part of multicast group # 3. Note that nothing is stored in the highway number because there is no response to be transmitted.
[0154]
This completes the description of the response, response management table configuration, and response storage in the transmission buffer required for the present invention. After that, response creation, response management table update during response creation, response transmission The process performed in will be described with reference to a flowchart.
[0155]
Note that the program that creates the response, registers the response in the send buffer and updates the response management table, and the program that sends the response operate independently, and the program that sends the response stores the contents of the response management table. Execute the transmission operation.
[0156]
FIG. 9 is a flowchart for creating a response.
[0157]
S1. The router interface is waiting to receive a setting command from the optical network unit, and determines whether or not a setting command has been received from the optical network unit.
[0158]
When it is determined that the setting command has not been received from the optical network unit (No), the process returns to the beginning (step S1).
[0159]
S2. If it is determined in step S1 that a setting command has been received from the optical network unit (Yes), the setting contents from the operation system or the initial conditions set in advance in the router interface itself are used. The response setting data part is created, and the optical network unit number requesting the response with reference to the received setting command, the highway number in which the optical network unit is accommodated, and the optical network unit belong Add a multicast group number.
[0160]
S3. Information indicating that it is a response is set in the transmission data type part of the response to complete the response.
[0161]
S4. In order to register the revised response in the transmission buffer, a data code part is added at the head, and information indicating that it is in an untransmitted state is set.
[0162]
S5. Register the response with the data code added to the send buffer.
[0163]
S6. Since one response is registered in the transmission buffer corresponding to the setting command, 1 is added to the number stored in the remaining response number section of the response management table.
[0164]
S7. In subsequent response management table updates, processing differs between multicast transmission and unicast transmission, so it is determined whether multicast transmission is in progress. This can be done by checking whether the transmission form type in the response management table indicates multicast or unicast.
[0165]
If the transmission type is multicast (Yes), the response management table is updated at the time of multicast. If the transmission type is unicast (Yes), the response management table is updated at the time of unicast. Then, return to step S1.
[0166]
FIG. 10 is a flowchart of response management table update at the time of multicast transmission.
[0167]
S11. Since the response is newly created and registered during the multicast transmission, the response is incorporated into a response group to be transmitted next. Accordingly, referring to the multicast group number in the response, the number of responses stored in the multicast group number of the management data part for each receiving multicast group is increased by one.
[0168]
S12. In step S11, it is determined whether or not the response is the first response of the multicast group in which the number of responses has been increased in the management data unit by multicast group on the receiving side. This may be determined by determining whether the number of responses stored in the multicast group number corresponding to the multicast group is 1 or 2 or more.
[0169]
S13. In step S12, if it is determined that the response is the first response of the multicast group in which the number of responses has been increased in the management data section for the receiving multicast group (Yes), a response addressed to the new multicast group is registered. Therefore, the number stored in the number of multicast groups with a response of the management data part for each receiving multicast group is increased by one.
[0170]
S14. In order to form an address management unit, as many storage areas as the number of optical network units are secured in a free memory area.
[0171]
S15. The secured start address of the address management section is stored in the start address section of the management address management section for each multicast group number of the management data section for each receiving multicast group.
[0172]
S16. Then, the address management unit stores the address of the transmission buffer that stores the response.
[0173]
S17. The highway number of the response is registered in the highway number part managed for each multicast group number in the management data part for each receiving multicast group, and the process jumps to S1 in the flowchart of FIG.
[0174]
S18. On the other hand, if it is determined in step S12 that it is not the first response of the multicast group in which the number of responses has been increased in the receiving multicast group management data part (No), the response is stored in the address management part. Stores the address of the transmission buffer.
[0175]
S19. It is determined whether the highway number of the response is registered in the highway number part managed for each multicast group number in the receiving side management data part.
[0176]
When it is determined that the highway number of the response is registered in the highway number part managed for each multicast group number in the reception side management data part (Yes), the process jumps to S1 in the flowchart of FIG. .
[0177]
S20. If it is determined in step 19 that the highway number of the response is not registered in the highway number part managed for each multicast group number of the receiving side management data part (No), the highway number of the response Is registered in the highway number part managed for each multicast group number of the management data part for each receiving multicast group, and the process jumps to S1 in the flowchart of FIG.
[0178]
FIG. 11 is a flowchart of response management table update at the time of unicast transmission.
[0179]
S31. This is the time when a new response was created and registered during unicast transmission. By the way, at the time of unicast transmission, since a response is not transmitted for each response group, only the transmission side is effective for the management data section for each multicast group. Therefore, referring to the multicast group number in the response, the number of responses stored in the multicast group number in the management data section for each multicast group on the transmission side is increased by one.
[0180]
S32. In step S31, it is determined whether or not the response is the first response of the multicast group in which the number of responses is increased in the transmission-side multicast group management data section. This may be determined by determining whether the number of responses stored in the multicast group number corresponding to the multicast group is 1 or 2 or more.
[0181]
S33. In step S32, if it is determined that the response is the first response of the multicast group in which the number of responses has been increased in the management data section by transmission side multicast group (Yes), a response addressed to the new multicast group is registered. Therefore, the number stored in the number of multicast groups with a response of the management data part for each multicast group on the transmission side is increased by one.
[0182]
S34. In order to form an address management unit, as many storage areas as the number of optical network units are secured in a free memory area.
[0183]
S35. The secured start address of the address management section is stored in the start address section of the management address management section for each multicast group number in the management data section for each multicast group on the transmission side.
[0184]
S36. Then, the address management unit stores the address of the transmission buffer that stores the response.
[0185]
S37. The highway number of the response is registered in the highway number part managed for each multicast group number of the management data part for each multicast group on the transmission side.
[0186]
S38. Referring to the number stored in the multicast group number part with the response of the management data part by sending side multicast group, move to the number that stores the corresponding flag in the transmission form judgment reference number part. Then, the process jumps to step S1 in FIG.
[0187]
S39. On the other hand, if it is determined in step S32 that the response is not the first response of the multicast group in which the number of responses is increased in the management data unit by multicast group on the transmission side (No), the response is stored in the address management unit. Stores the address of the transmission buffer.
[0188]
S40. It is determined whether the highway number of the response is registered in the highway number part managed for each multicast group number in the receiving side management data part.
[0189]
When it is determined that the highway number of the response is registered in the highway number part managed for each multicast group number in the reception side management data part (Yes), the process jumps to S1 in the flowchart of FIG. .
[0190]
S41. If it is determined in step 39 that the highway number of the response is not registered in the highway number part managed for each multicast group number of the transmission side management data part (No), the highway number of the response Is registered in the highway number part managed for each multicast group number in the management data part by transmission side multicast group, and the process jumps to S1 in the flowchart of FIG.
[0191]
As described above, response creation and response management table update processing are performed in an infinite loop.
[0192]
Next, a response transmission process will be described.
[0193]
FIG. 12 is a flowchart of response transmission.
[0194]
S51. It is determined whether or not the number of remaining responses in the response management table is equal to or greater than the transmission mode determination reference number.
[0195]
S52. If it is determined in step S51 that the number of remaining responses in the response management table is equal to or greater than the transmission mode determination reference number (Yes), it is necessary to perform multicast transmission, and the transmission type must be set to multicast. Therefore, it is determined whether or not information indicating multicast transmission is set in the transmission type part of the response management table.
[0196]
S53. If it is determined in step S52 that the transmission type is set to multicast (Yes), the status of the management data part for each receiving multicast group in the response management table is updated to the transmitting side, and the response Update the status of the management data part for each multicast group in the management table to the receiving side.
[0197]
If this is set to be multicast transmission, the information on the response to be newly transmitted is stored in the management data section for each receiving multicast group, and the previous management for each multicast group is controlled. Since the response corresponding to the data has already been transmitted, this processing is performed to change the status of the management data section for each multicast group.
[0198]
Then, the process proceeds to a response multicast transmission routine, and when the multicast transmission routine ends, the process proceeds to step S54.
[0199]
S54. When the multicast transmission is finished, all the responses related to the information stored in the transmission-side multicast / group-specific management data part have already been transmitted. Stored in the group-specific management data section.
[0200]
Accordingly, referring to the number stored in the multicast group number part with a response of the management data part by receiving side multicast group, the position of the flag in the transmission form judgment reference number part is updated, and the process jumps to step S51. To do.
[0201]
S55. Since the transmission form type of the response management table is unicast, it is set to multicast.
[0202]
S56. On the other hand, if it is determined in step S51 that the number of remaining responses in the response management table is less than the transmission mode determination reference number (No), it is determined whether there is a response to be transmitted.
[0203]
If it is determined that there is no response to be transmitted (No), the process jumps to step S51.
[0204]
S57. If it is determined in step S56 that there is a response to be transmitted (Yes), it is determined whether or not information indicating unicast transmission is stored in the transmission type portion of the response management table.
[0205]
If the information indicating that the transmission is unicast is stored (Yes), the routine proceeds to a routine for performing response transmission by unicast, and jumps to step S51 when the unicast transmission is completed.
[0206]
S58. On the other hand, if information indicating that multicast transmission is stored in the transmission type part of the response management table in step S57 (No), information indicating unicast transmission is stored in the transmission type part of the response management table. Store again.
[0207]
S59. The status of the management data part for each receiving multicast group in the response management table is updated to the transmitting side, and the status of the management data part for each sending multicast group in the response management table is updated to the receiving side.
[0208]
Here, the setting of multicast transmission when it is determined that unicast transmission should be performed means that the transmission is changed to unicast transmission after multicast transmission.
[0209]
Therefore, since the information on the response to be newly transmitted is stored in the management data section for each receiving multicast group, the response corresponding to the management data for each transmitting multicast group is already transmitted. This process is performed because it is necessary to change the status of the group-specific management data section.
[0210]
Then, the process proceeds to a response unicast transmission routine, and when the unicast transmission routine ends, the process proceeds to step S51.
[0211]
As described above, the response transmission process is performed in an infinite loop. Hereinafter, processing of multicast transmission and unicast transmission in an infinite loop will be described.
[0212]
FIG. 13 is a flowchart when the response is multicast.
[0213]
S61. The total number of responses in the management data part for each multicast group in the response management table is stored in the number of remaining responses in the response group total in the response management table.
[0214]
S62. Of the responses waiting for transmission stored in the transmission buffer, the address of the oldest response is stored in the start address portion of the response management table as the start address.
[0215]
S63. Of the responses stored in the transmission buffer, the address of the newest response is stored in the end address portion of the response management table as the end address.
[0216]
The range of the response that forms the response group is defined by the processing of step S62 and step S63.
[0217]
S64. It is determined whether there is another response of the multicast group including the oldest response among the transmission waiting responses stored in the transmission buffer.
[0218]
S65. If it is determined in step S64 that there is another response of the multicast group that contains the oldest response stored in the transmission buffer (Yes), the transmission destination of the response Is set to the highway number registered in the highway number part corresponding to the corresponding multicast group number in the management data part by multicast group on the transmission side, and “ALL” is set as the optical network unit number of the response transmission destination. Set a number that means "".
[0219]
S66. A response defined by the same multicast group is sent to the destination highway, and multicast transmission is performed to all optical network units connected to the highway, and the process proceeds to step S68.
[0220]
S67. On the other hand, when it is determined in step S64 that there is no other response of the multicast group including the oldest response stored in the transmission buffer (No), the response Only unicast transmission is performed, and the process proceeds to step S68.
[0221]
S68. The data code of the response transmitted in step S66 or step S67 is updated to information indicating transmission completion.
[0222]
S69. The number of responses transmitted in step S66 or step S67 is subtracted from the number stored in the remaining response number part of the response management table and the remaining response number part of the total response group.
[0223]
S70. The number of transmitted responses is subtracted from the number of responses registered for each multicast group in the transmission-side multicast group management data section in the response management table.
[0224]
S71. The highway number registered for each multicast group in the management data section for each multicast group in the response management table is deleted.
[0225]
S72. Delete the response address of the transmitted multicast group stored in the address management unit.
[0226]
S73. Returns the address management unit managed for each multicast group number in the management data unit for each multicast group on the transmission side.
[0227]
S74. The head address of the address management unit managed for each multicast group number in the management data unit for each multicast group on the transmission side is deleted.
[0228]
S75. It is determined whether or not the total number of remaining responses in the response group is 0, that is, whether all responses in the response group have been transmitted.
[0229]
If the number of remaining responses in the response group total is not 0, that is, if it is determined that there is an untransmitted response (No), the process jumps to step S64.
[0230]
S76. If it is determined in step S75 that the total number of remaining responses in the response group is 0, that is, there is no untransmitted response (Yes), the start stored in the start address portion of the response management table The address and the response within the range specified by the end address stored in the end address part are deleted, and the process jumps to step S51 in the flowchart of FIG.
[0231]
FIG. 14 is a flowchart when a response is unicast transmitted.
[0232]
S81. The oldest response in the transmission waiting response stored in the transmission buffer is unicasted.
[0233]
S82. Update the data code of the sent response to sent.
[0234]
S83. 1 is subtracted from the number stored in the number of remaining responses in the response management table.
[0235]
S84. 1 is subtracted from the number of responses managed for each multicast group number in the management data section for each multicast group on the transmission side in the response management table.
[0236]
S85. It is determined whether there is no response defined in the same multicast group in the transmission waiting response.
[0237]
S86. If it is determined in step S85 that there is no response defined in the same multicast group among the responses waiting for transmission (Yes), the response is managed for each multicast group number in the management data part for each multicast group on the transmission side. The highway number that is currently being deleted is deleted.
[0238]
S87. Delete the sent response from the send buffer.
[0239]
S88. Deletes the response address stored in the address manager.
[0240]
S89. Returns the address management unit managed for each multicast group number in the management data unit for each multicast group on the sending side.
[0241]
S90. The head address of the address management unit managed for each multicast group number in the management data unit for each multicast group on the transmission side is deleted.
[0242]
S91. 1 is subtracted from the number stored in the multicast group number part with the response of the management data part by multicast group on the transmission side.
[0243]
S92. The flag of the transmission form determination reference number part of the response management table is updated to the number of multicast groups obtained by subtracting 1, and the process jumps to step S51 in FIG.
[0244]
S93. On the other hand, if it is determined in step S85 that there is a response defined in the same multicast group in the transmission waiting response (No), whether or not there is a response with the same highway number in the transmission waiting response. judge.
[0245]
If it is determined that there is a response with the same highway number in the transmission waiting response (No), the process jumps to step S95.
[0246]
S94. On the other hand, if it is determined in step 93 that there is no response of the same highway number among the responses waiting for transmission (Yes), the management data unit is managed for each number of multicast groups in the management data unit for each multicast group on the transmission side. Delete only the highway number of the response sent from the existing highway number. The process proceeds to step S95.
[0247]
S95. Delete the sent response from the send buffer.
[0248]
S96. The address of the transmitted response stored in the address management unit is deleted, and the process jumps to step S51 in FIG.
[0249]
The response transmission method in the optical subscriber transmission system taking the passive double star system as an example has been described above. This is because, as described at the beginning, there are a plurality of systems that require similar functions, and the configuration itself is usually different. Because. Therefore, the technology of the present invention is not limited to a passive double star system. I would like to add a note about this point.
[0250]
As described at the beginning, there is a supervisory control system in a system having a function similar to that of a passive double star system, and even in the supervisory control system, a plurality of supervisory terminals request initial setup from a single supervisory control station. The monitoring control station transmits a response to the monitoring terminal. Looking at both systems in a unified manner, the optical subscriber line terminator in the passive double star system and the supervisory control station in the supervisory control system can be defined as the “parent device”. The monitoring terminal in the network unit and the monitoring control system can be defined as a “child device”.
[0251]
Moreover, the form of a network composed of a parent device and a plurality of child devices is not limited to a star type such as a passive double star system, there is a bus type network, and there is also a loop or ring type network. . When the network forms are different in this way, there is a difference in the way of sending the setting command and the way of sending the response, that is, the way of composing the communication frame.
[0252]
However, it is the same that it is necessary to reduce the load of response creation and response transmission to the setting command and to avoid a decrease in network transmission efficiency. The technique of the present invention can be applied regardless of the network form.
[0253]
Furthermore, in both the subscriber line optical transmission system and the supervisory control system, the parent device is often configured in a redundant configuration, but even in this case, the system is practically operated by a single parent device and a plurality of child devices. are doing. Therefore, the technique of the present invention can be applied to a system in which the parent device has a redundant configuration.
[0254]
Therefore, for example, in the means for solving the problem, described as "first invention""when the number of responses to the setting commands from a plurality of optical network units exceeds the number of transmission form determination criteria, The optical subscriber line terminating device transmits a response by the multicast transmission method, and when the number of responses is equal to or less than the transmission form determination reference number, the technology for transmitting the response by the unicast transmission method is generally “ When the number of responses to setting commands from a plurality of child devices exceeds the transmission mode judgment reference number, the parent device transmits the response by the multicast transmission method, and the number of responses is equal to or less than the transmission type judgment reference number. In this case, it can be rewritten as “a technique for transmitting a response by a unicast transmission method”. The same applies to other inventions.
[0255]
【The invention's effect】
According to the first invention, the number of response transmissions performed by the parent device can be reduced, the load for response transmission can be reduced, and the transmission efficiency of the highway used for response transmission is reduced. Can be avoided.
[0256]
Also, since the setting data is transmitted by the unicast transmission method when the number of responses to be transmitted is small, it is not necessary to perform the process of collecting responses addressed to the child devices belonging to the same multicast group every time multicast transmission is performed. Can reduce the load.
[0257]
According to the second invention, it is possible to flexibly select a response transmission form according to the scale of the system.
[0258]
According to the third aspect of the invention, it is possible to independently execute response creation and storage processing and transmission processing in the parent device during multicast transmission.
[0259]
According to the fourth aspect of the invention, the number of times the highway is occupied for response transmission is reduced, and the transmission efficiency can be increased.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating a response transmission method according to the present invention.
FIG. 2 Response configuration.
FIG. 3 shows the structure of a response registered in the transmission buffer.
FIG. 4 shows the structure of a response management table.
FIG. 5 shows a configuration of a transmission form determination reference number part.
FIG. 6 shows a configuration of a management data unit by MCG and an address management unit.
FIG. 7 shows the contents of a transmission buffer in the response transmission system of the present invention.
FIG. 8 is a setting example of a response management table.
FIG. 9 is a flowchart for creating a response.
FIG. 10 is a flowchart of response management table update at the time of multicast transmission.
FIG. 11 is a flowchart of response management table update at the time of unicast transmission.
FIG. 12 is a flowchart of response transmission.
FIG. 13 is a flowchart for multicast transmission of responses.
FIG. 14 is a flowchart when a response is unicast transmitted.
FIG. 15 is a schematic diagram of a response flow in the unicast transmission method.
FIG. 16 is a diagram for explaining a conventional response transmission method (part 1);
FIG. 17 shows a response to be transmitted during unicast transmission.
FIG. 18 shows the contents of a transmission buffer in a conventional response transmission method.
FIG. 19 is a schematic diagram of a response flow in the multicast transmission method.
FIG. 20 is a diagram for explaining a conventional response transmission method (part 2);
FIG. 21 shows a response to be transmitted at the time of multicast transmission.
FIG. 22 shows an outline of the configuration of an information transmission system to which a passive double star system is applied.
[Explanation of symbols]
1 Operation System (OpS)
2 Optical subscriber line termination equipment (OLT)
21 Operation System Interface (OpS-IF)
22 Router interface (Router IF)
23 Formatter (FMT)
24-1 Optical Subscriber Unit (OSU)
24-2 Optical subscriber unit (OSU)
3-1 Star coupler
3-2 Star coupler
4-1 Optical network unit (ONU)
4-2 Optical Network Unit (ONU)
4-3 Optical Network Unit (ONU)
4-4 Optical Network Unit (ONU)
5-1 Hub
5-2 Hub
6-1 Personal computer (PC)
6-2 Personal computer (PC)
7-1 Telephone
7-2 Telephone
8-1 Television and video tape recorder (TV)
8-2 Television and video tape recorder (TV)
9 Router
10 Internet
11 Provider host

Claims (4)

複数の子装置からの初期値設定を要求するコマンドに対するレスポンスの数が、マルチキャスト送信又はユニキャスト送信のいずれを選択するかの基準となる送信方式判断基準数を超えている場合には、親装置はレスポンスをマルチキャスト送信方式で送信し、
レスポンスの数が該送信方式判断基準数以下の場合には、レスポンスをユニキャスト送信方式で送信する
することを特徴とするレスポンス送信方式。
If the number of responses to a command requesting initial value setting from a plurality of child devices exceeds the number of transmission method judgment criteria that is a criterion for selecting either multicast transmission or unicast transmission, the parent device Sends a response using the multicast transmission method,
When the number of responses is equal to or less than the transmission method determination reference number, the response is transmitted by the unicast transmission method.
請求項1記載のレスポンス送信方式において、
上記送信方式判断基準数を、上記親装置がサポートするマルチキャスト・グループ数に応じて設定可能にすることを特徴とするレスポンス送信方式。
The response transmission method according to claim 1,
A response transmission system characterized in that the transmission system judgment reference number can be set according to the number of multicast groups supported by the parent apparatus.
請求項1記載のレスポンス送信方式において、
上記親装置における送信バッファ内のレスポンス格納状況と送信形態を管理する管理テーブルを、送信形態別且つマルチキャスト・グループ毎に管理することを特徴とするレスポンス送信方式。
The response transmission method according to claim 1,
A response transmission method characterized in that a management table for managing a response storage state and transmission form in a transmission buffer in the parent device is managed for each transmission form and for each multicast group.
請求項1又は請求項2のいずれかに記載のレスポンス送信方式において、
マルチキャスト送信すべく判定された時点で送信バッファ内に格納している複数のレスポンスを単一のグループとして区切り、該グループ内で同一マルチキャスト・グループのレスポンスを検索してマルチキャスト送信することを特徴とするレスポンス送信方式。
In the response transmission method according to claim 1 or 2,
A plurality of responses stored in the transmission buffer are divided into a single group when it is determined that multicast transmission is to be performed, and a response of the same multicast group is searched in the group and multicast transmission is performed. Response sending method.
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