JP3724274B2 - Keyboard device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、押鍵操作に連動して駆動される質量体を備えた鍵盤装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、押鍵操作に連動して駆動され適当な押鍵感触を得るためのハンマ等の質量体を備えた鍵盤装置が知られている。この鍵盤装置では、質量体を円滑に回動させるために、例えば質量体に回動軸を設けると共に軸受け部材に凹部を設け、該凹部に質量体の回動軸を嵌合して平板等の抑え部材で抜けないように保持するような軸支構造を採用している。この場合、平板等の抑え部材は通常、各質量体毎に設けられ、ネジ等で個々に軸受け部材に螺合されて固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の鍵盤装置では、質量体の回動軸に対応した凹部を軸受け部材の各々に設けるようにしていたため、構成が複雑で製造が容易でないという問題があった。
【0004】
また、抑え部材を各質量体毎にネジで螺合固定するようにしていたため、部品点数が多く、組み付け工程が複雑であるという問題があった。抑え部材を複数の質量体について共通に構成する場合もあるが、その場合であっても、機能上、ネジ止めは複数箇所で個々に行うことが必要であり、組み付け作業を容易にするには限界があった。
【0005】
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡単な構成で、容易な作業工程により、質量体の回動時における抜け止め機能を確実に果たすことができる鍵盤装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の請求項1の鍵盤装置は、押鍵操作される複数の鍵と、該複数の鍵の各鍵による押鍵操作に連動して各々駆動される複数の質量体と、質量体回動支点機構とから構成される鍵盤装置であって、前記質量体回動支点機構を、前記複数の各質量体の回動支点部と常接して該各質量体を各回動支点部を中心に回動自在に支持する支持部と、前記各鍵に対応して前記支持部に固定的に突設され、前記複数の各質量体の回動支点部に設けた貫通孔を遊貫する複数の支点ピンとにより構成すると共に、前記複数の各支点ピンの先端部に割り溝を設け、該割り溝に前記複数の鍵に共通の質量体共通抑え部材を圧入し、前記質量体の回動時における各回動支点部の前記支点ピンの突設方向への動きを前記質量体共通抑え部材によって規制するように構成したことを特徴とする。
【0007】
この構成により、支持部と支点ピンとにより質量体回動支点機構が構成される。複数の各支点ピンを、複数の各鍵に対応して前記支持部に固定的に突設し、前記複数の各質量体の回動支点部に設けた貫通孔を遊貫させ、各支点ピンの先端部に割り溝を設け、該割り溝に前記複数の鍵に共通の質量体共通抑え部材を圧入する。複数の鍵の各鍵による押鍵操作に連動して複数の質量体が各々駆動されると、複数の各質量体の回動支点部が支持部に常接し、質量体が回動支点部を中心に回動する。質量体の回動時には、回動支点部の前記支点ピンの突設方向への力が生じるが、回動する質量体の回動支点部が質量体共通抑え部材に当接することによって、上記突設方向への動きが規制される。よって、簡単な構成で、容易な作業工程により、質量体の回動時における抜け止め機能を確実に果たすことができる。その詳細は後述する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0009】
図1は、本発明の一実施の形態に係る鍵盤装置の断面図である。同図(a)は非押鍵状態を示し、同図(b)は押鍵状態を示す。同図では白鍵について図示するが、黒鍵についても同様に構成される。なお、本実施の形態において、演奏者側を前方と称する。
【0010】
本装置は、電子鍵盤楽器として構成され、押鍵操作されるシーソー型の鍵1と、鍵1によって駆動され回動支点機構M(質量体回動支点機構)によって回動する質量体10とを有する。
【0011】
棚板2上に鍵支持部材3が設けられ、複数の鍵1は鍵支持部材3によって押離鍵方向に回動自在に支持される。ストッパ4は、鍵1と当接して鍵1の押鍵の終端位置(同図(b))を規定する。鍵1の後部上面は、滑らかに加工されており、質量体10を駆動する駆動部1aとして機能する。鍵1を木製で構成した場合は、後部上面を滑面加工して駆動部1aを形成してもよいし、あるいは、鍵1を断面一様な形状に形成し、その後部上面に樹脂製の滑り板を貼り付けて駆動部1aを形成してもよい。
【0012】
質量体10は、回動支点機構Mの主に前方の部分に、押鍵時に適当な慣性力を得るための質量を有する。質量体10の回動支点機構Mの前方には、発音位置調整用ネジ13が設けられている。発音位置調整用ネジ13の下端部は、鍵1の駆動部1aと当接する被駆動部13aとして機能する。鍵1の押鍵操作により、駆動部1aが被駆動部13aと当接して、質量体10が回動する。発音位置調整用ネジ13は、質量体10の回動量と発音タイミングとの関係を調整するのに用いられる。
【0013】
質量体10の回動支点機構Mより後方の部分は、への字状に屈曲しており、下面に第1アクチュエータ11及び第2アクチュエータ12が突設されている。質量体10の後半部下方には、第1スイッチ基板21及び第2スイッチ基板22が設けられている。第1スイッチ基板21上には第1スイッチ部25が、第2スイッチ基板22上には第2スイッチ部26が、各鍵1に対応してそれぞれ配置されている。第1、第2のスイッチ部25、26はいずれも、ラバーで構成された接点時間差タイプの2メイク式タッチレスポンススイッチである。押鍵行程において、第1アクチュエータ11は先に第1スイッチ部25に当接し、これに遅れて第2アクチュエータ12が第2スイッチ部26に当接するように設定されている。
【0014】
本実施の形態では、所定のアルゴリズムによって第1スイッチ部25をキーオン検出用に用い、第2スイッチ部26をキーオフ検出用に用いて、検出信号を楽音指示に使用するようにしているが、いずれか一方、例えば第2スイッチ部26のみでキーオン、キーオフの双方を検出するように構成してもよい。なお、スイッチ部をいずれか1つとしてもよい。
【0015】
なお、上述したように、本実施の形態では回動支点機構Mにより近い第1スイッチ部25から先に駆動され、回動支点機構Mからより遠い第2スイッチ部26が後から駆動されるようにしたことで、安定した動作が確保される。すなわち、各アクチュエータ11、12が互いに離間している構成では、各スイッチ部25、26の駆動順序を逆に設定すると、作動上不安定になる場合があり好ましくないからである。
【0016】
また、各アクチュエータ11、12間の距離を十分に確保した上で、回動支点機構Mにより近いスイッチ部から順に駆動されるようにしたので、発音タイミング等の精度が向上する。すなわち、例えばピアノにおけるハンマによる打弦タイミングに対応する位置に各スイッチ部25、26を配置する場合において、この配置が質量体10側で多少ずれたとしても、その影響は鍵1に対応させたら僅かなものとなる。従って、各スイッチ部25、26自体の精度がそれほど高いものでなくても、これらを組み合わせた発音制御処理システムを構築すれば、発音位置の精度、ひいてはタッチレスポンスの精度を向上することができる。
【0017】
第1スイッチ基板21の後方にはストッパ27が設けられる。ストッパ27は、質量体10の回動時に質量体10の後端部と当接して緩衝機能を果たす。パネル部5は、鍵1の上方に配置され、各種操作子や表示部(図示せず)を備える。
【0018】
図2は、回動支点機構Mの部分分解斜視図である。図3は、組み付け後における回動支点機構Mの部分拡大斜視図である。以下、これらの図も併せて参照して説明する。
【0019】
質量体10には、長手方向における略中央に貫通孔10aが設けられている。図2に示すように、貫通孔10aは、質量体10の下部では略円状で、上方にいくにつれて鍵長手方向に広くなるように開口し、質量体10の上部では長円状あるいは楕円状に形成される。貫通孔10aは、質量体10の回動行程においてその内壁が後述する支点ピン23と干渉せず、質量体10の回動の妨げとならない程度の大きさ、形状に穿設される。質量体10は、その下面における貫通孔10aの近傍が後述する支持部20aに常接して回動自在となり、貫通孔10aの近傍が実質的に回動支点部となっている。
【0020】
図1に示すように、鍵1の後方における棚板2上には、支持部材20が設けられている。支持部材20の上部には、蒲鉾状の支持部20aが全鍵幅に亘って鍵並び方向に形成されている。支持部20aには、各鍵1に対応して複数の支点ピン23が突設され、支点ピン23は支持部材20と固定関係になっている。各支点ピン23の先端部には、鍵並び方向に沿う割り溝23aが設けられている(図2、図3)。その詳細は後述する。
【0021】
支点ピン23には2種類あり、後述する共通抑え部材24(質量体共通抑え部材)の下端位置を規定するための支点ピンを特に設定用支点ピン23Aと記し、その割り溝を割り溝23Aaと記す。また、その他の支点ピンを支点ピン23Bと記し、その割り溝を割り溝23Baと記す。
【0022】
図3に示すように、支点ピン23が貫通孔10aを遊貫するように質量体10が支持部20a上に配置されると、支点ピン23は、貫通孔10aより少し上方に突き出た状態になる。質量体10の上部であって、鍵並び方向における貫通孔10aの左右両側には、弧面10bが形成されている。両弧面10bは、質量体10が支持部20aに常接して実質的回動中心(支点ピン23の中心軸上であって支持部20a上端よりやや下方)を中心に回動するとき、その最上端の高さが均一になるような曲率に設定されている。
【0023】
図3に示すように、質量体10が支持部20a上に配置された後、共通抑え部材24が組み付けられる。共通抑え部材24は、全鍵幅に亘る長さに形成された板状部材である。前述した支点ピン23の割り溝23aは、この共通抑え部材24が圧入されるのに適した幅に設定されている。共通抑え部材24は、1回の作業により、全ての支点ピン23の割り溝23aに対して上方から同時に圧入嵌合される。これにより、容易な作業工程により、共通抑え部材24が組み付けられ、しかも質量体10の回動時における抜け止め機能を確実に果たす。
【0024】
すなわち、各割り溝23aが受け持つ嵌合保持力は小さいものであるが、全鍵分の嵌合保持力は大きい。一方、押鍵は数鍵同時に行われることもあるが、全鍵が同時に押鍵されることは通常あり得ない。従って、数鍵の同時押鍵により数個の質量体10に支点ピン23から抜ける方向(突設方向)への力が加わっても、該方向へ質量体10が動くことを共通抑え部材24の嵌合保持力全体により十分に抑制することができる。
【0025】
図4は、支点ピン23の構成を示す部分断面図である。同図(a)は設定用支点ピン23Aを示し、同図(b)はその他の支点ピン23Bを示す。
【0026】
設定用支点ピン23Aは、6鍵につき1個(1オクターブに2個)の割合で設けられる。同図(a)に示すように、設定用支点ピン23Aの割り溝23Aaは、その割り溝底面23Abの位置が、質量体10の弧面10bの最上端位置と同じか僅かに高い位置に設定されている。共通抑え部材24は、その下端部24a(図3)が割り溝底面23Abに当接する位置まで圧入される。
【0027】
一方、同図(b)に示すように、支点ピン23Bの割り溝23Baは、その割り溝底面23Bbの位置が、質量体10の弧面10bの最上端位置より十分に低い位置に設定されている。
【0028】
このような設定により、共通抑え部材24を圧入したとき、その下端部24a(図3)が設定用支点ピン23Aの割り溝底面23Abに当接して、共通抑え部材24の位置が確実に規定され、抑えすぎが防止されると共に質量体10のがたつき量が小さくなり、安定した嵌合保持力が保証される。
【0029】
本実施の形態によれば、共通抑え部材24を各支点ピン23の割り溝23aに対して同時に圧入するだけで、質量体10の回動時における抜け止め機能を得るので、構成が簡単であるだけでなく、個々にネジ止めする等の煩雑な作業を必要とすることなく、組み付け作業が容易である。また、共通抑え部材24を全鍵に共通のものとして構成したことで、部品点数を削減し、構成を一層簡単にすることができる。さらに、数個の質量体10の回動動作に対して全鍵に対応する割り溝23aの嵌合保持力全体で質量体10の支点ピン23からの抜け方向への動きを規制するので、組み付けが容易な割には抜け止め効果が大きい。よって、簡単な構成で、容易な作業工程により、質量体の回動時における抜け止め機能を確実に果たすことができる。
【0030】
なお、本実施の形態では、共通抑え部材24を全鍵共通に構成したが、複数鍵(例えば半オクターブまたは1オクターブ単位)毎に構成してもよい。
【0031】
なお、本実施の形態では、設定用支点ピン23Aを6鍵につき1鍵設けるようにしたが、これに限るものでなく、1つの共通抑え部材24に対して少なくとも2個、互いに離間した適所に設ければよい。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に係る鍵盤装置によれば、簡単な構成で、容易な作業工程により、質量体の回動時における抜け止め機能を確実に果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る鍵盤装置の断面図であり、同図(a)は非押鍵状態を示し、同図(b)は押鍵状態を示す。
【図2】 回動支点機構Mの部分分解斜視図である。
【図3】 組み付け後における回動支点機構Mの部分拡大斜視図である。
【図4】 その他の支点ピン23の構成を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 鍵、 1a 駆動部、 3 鍵支持部材、 10 質量体、 10a 貫通孔、 10b 弧面、 13a 被駆動部、 20 支持部材、 20a 支持部、 M 回動支点機構(質量体回動支点機構)、 23 支点ピン、 23a 割り溝 24 共通抑え部材(質量体共通抑え部材)[0001]
[Field of the Invention]
The present invention relates to a keyboard device including a mass body that is driven in conjunction with a key pressing operation.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a keyboard device having a mass body such as a hammer that is driven in conjunction with a key pressing operation and obtains an appropriate key pressing feeling is known. In this keyboard device, in order to smoothly rotate the mass body, for example, a rotation shaft is provided in the mass body and a recess is provided in the bearing member. A pivotal support structure is employed that is held by a holding member so as not to come off. In this case, a holding member such as a flat plate is usually provided for each mass body, and is individually screwed and fixed to the bearing member with screws or the like.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional keyboard device has a problem in that the concave portion corresponding to the rotation shaft of the mass body is provided in each of the bearing members, so that the configuration is complicated and the manufacture is not easy.
[0004]
Further, since the holding member is screwed and fixed for each mass body with a screw, there is a problem that the number of parts is large and the assembly process is complicated. In some cases, the holding member may be configured in common for a plurality of mass bodies, but even in that case, it is necessary to perform screwing individually at a plurality of locations for the purpose of facilitating the assembly work. There was a limit.
[0005]
The present invention has been made in order to solve the above-described problems of the prior art, and the object thereof is to ensure the function of preventing the mass body from rotating when the mass body is rotated with a simple configuration and an easy work process. It is to provide a keyboard device that can be used.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a keyboard device according to claim 1 of the present invention includes a plurality of keys to be pressed and a plurality of masses respectively driven in conjunction with a key pressing operation by each key of the plurality of keys. And a mass body rotation fulcrum mechanism, wherein the mass body rotation fulcrum mechanism is always in contact with the rotation fulcrum portions of the plurality of mass bodies, and the mass bodies are rotated each time. A support portion that is pivotally supported around a moving fulcrum portion, and a through-hole that is fixedly protruded from the support portion corresponding to each key and provided in the rotation fulcrum portions of the plurality of mass bodies A plurality of fulcrum pins that pierce through and a split groove is provided at the tip of each of the plurality of fulcrum pins, and a common mass body holding member common to the plurality of keys is press-fitted into the split groove, and the mass When the body is rotated, the movement of each rotation fulcrum part in the protruding direction of the fulcrum pin is applied to the mass body common holding member. Characterized in that it is configured so as to restrict me.
[0007]
With this configuration, a mass body rotation fulcrum mechanism is configured by the support portion and the fulcrum pin. A plurality of fulcrum pins are fixedly projected on the support portion corresponding to a plurality of keys, and through holes provided in the rotation fulcrum portions of the plurality of mass bodies are allowed to pass freely. A split groove is provided at the tip of each of which a mass body common holding member common to the plurality of keys is press-fitted into the split groove. When the plurality of mass bodies are driven in conjunction with the key pressing operation by each key of the plurality of keys, the rotation fulcrum portions of the plurality of mass bodies are always in contact with the support portions, and the mass bodies are configured to have the rotation fulcrum portions. Rotate to the center. When the mass body is rotated, a force in the projecting direction of the fulcrum pin of the rotation fulcrum portion is generated. However, the rotation fulcrum portion of the rotating mass body abuts on the mass body common holding member to Movement in the installation direction is restricted. Therefore, it is possible to reliably perform the retaining function when the mass body is rotated with a simple configuration and an easy work process. Details thereof will be described later.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0009]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a keyboard device according to an embodiment of the present invention. FIG. 4A shows a non-key-pressed state, and FIG. 4B shows a key-pressed state. Although the white key is shown in the figure, the black key is similarly configured. In the present embodiment, the performer side is referred to as the front.
[0010]
This device is configured as an electronic keyboard instrument, and includes a seesaw-type key 1 that is pressed and a
[0011]
A
[0012]
The
[0013]
A portion of the
[0014]
In the present embodiment, the
[0015]
As described above, in the present embodiment, the
[0016]
In addition, since the distance between the
[0017]
A
[0018]
FIG. 2 is a partially exploded perspective view of the rotation fulcrum mechanism M. FIG. FIG. 3 is a partially enlarged perspective view of the rotation fulcrum mechanism M after assembly. Hereinafter, description will be made with reference to these drawings.
[0019]
The
[0020]
As shown in FIG. 1, a
[0021]
There are two types of fulcrum pins 23. A fulcrum pin for defining a lower end position of a common holding member 24 (mass body common holding member), which will be described later, is particularly referred to as a
[0022]
As shown in FIG. 3, when the
[0023]
As shown in FIG. 3, after the
[0024]
That is, although the fitting holding force which each split
[0025]
FIG. 4 is a partial cross-sectional view showing the configuration of the
[0026]
The setting
[0027]
On the other hand, as shown in FIG. 5B, the split groove 23Ba of the fulcrum pin 23B is set so that the position of the split groove bottom surface 23Bb is sufficiently lower than the uppermost end position of the
[0028]
With this setting, when the common holding
[0029]
According to the present embodiment, since the common holding
[0030]
In the present embodiment, the common restraining
[0031]
In the present embodiment, one
[0032]
【The invention's effect】
As described above, according to the keyboard device of the first aspect of the present invention, it is possible to reliably perform the retaining function at the time of rotation of the mass body with a simple configuration and an easy work process.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a keyboard device according to an embodiment of the present invention, where FIG. 1 (a) shows a non-key-pressed state and FIG. 1 (b) shows a key-pressed state.
FIG. 2 is a partially exploded perspective view of a rotation fulcrum mechanism M. FIG.
FIG. 3 is a partially enlarged perspective view of a rotation fulcrum mechanism M after assembly.
4 is a partial cross-sectional view showing the configuration of another
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 key, 1a drive part, 3 key support member, 10 mass body, 10a through-hole, 10b arc surface, 13a driven part, 20 support member, 20a support part, M rotation fulcrum mechanism (mass body rotation fulcrum mechanism) , 23 fulcrum pin, 23a split
Claims (1)
該複数の鍵の各鍵による押鍵操作に連動して各々駆動される複数の質量体と、
質量体回動支点機構とから構成される鍵盤装置であって、
前記質量体回動支点機構を、前記複数の各質量体の回動支点部と常接して該各質量体を各回動支点部を中心に回動自在に支持する支持部と、前記各鍵に対応して前記支持部に固定的に突設され、前記複数の各質量体の回動支点部に設けた貫通孔を遊貫する複数の支点ピンとにより構成すると共に、
前記複数の各支点ピンの先端部に割り溝を設け、該割り溝に前記複数の鍵に共通の質量体共通抑え部材を圧入し、前記質量体の回動時における各回動支点部の前記支点ピンの突設方向への動きを前記質量体共通抑え部材によって規制するように構成したことを特徴とする鍵盤装置。A plurality of keys to be pressed, and
A plurality of mass bodies each driven in conjunction with a key pressing operation by each key of the plurality of keys;
A keyboard device comprising a mass body rotation fulcrum mechanism,
The mass body rotation fulcrum mechanism is in contact with the rotation fulcrum portions of the plurality of mass bodies and supports the mass bodies rotatably about the rotation fulcrum portions, and the keys. Correspondingly, a plurality of fulcrum pins projecting through the through-holes provided in the rotation fulcrum portions of the plurality of mass bodies fixedly projecting on the support portion,
A split groove is provided at the tip of each of the plurality of fulcrum pins, and a common mass body holding member common to the plurality of keys is press-fitted into the split groove, and the fulcrum of each rotation fulcrum portion during rotation of the mass body A keyboard device characterized in that the movement of the pin in the projecting direction is regulated by the mass body common holding member.
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