JP3722416B2 - Resistance spot welder and electrode drive - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する利用分野】
本発明は抵抗溶接機に属する技術分野で,電極チップの加圧駆動源にサーボモータ駆動を利用した抵抗スポット溶接機の電極駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポータブル・スポット溶接ガンは鉄道車輛や自動車車体等の大型ワークの手作業部分を溶接する場合に使用される。一般には,溶接ガンと溶接トランスが一体構造になった大型ポータブル・スポットエアガンが使用される。この大型ガンは重量が重いため,溶接ガンと溶接トランスとを切り離してガン本体のみを吊り金具で吊るしてガン重量バランスを取ってポータブル・スポットガンの方向性を思うままに変えられるようにしているが,この種のガンには溶接トランスからの重いローリアクタンス・ケーブル(いわゆるキックレスケーブル)が接続されるために,ガンと共に上記ケーブルも人手により引き回すことになり操作性が悪く作業効率を充足できなかった。
【0003】
ポータブル・スポット溶接機にはCタイプのエアガンとXタイプのエアガンが知られているが,サーボモータ駆動を利用したポータブル・サーボスポットCガンおよび同Xガンはたとえば特開平7−290251号,特開2000−94143,特開2000−126867の公開特許公報に開示されているスポット溶接ガン及び加圧ユニットが知られている。
【0004】
この種のサーボスポット溶接ガン及び加圧ユニットは,電動モータの軸芯部にモータの回転子が配置され,前記回転子に固定されたボールナットにモータ軸のねじ部が組み合わさって挿入されており,前記ボールナットに噛合うモータ軸の先端部に一方の電極チップが取付けられ,前記モータ側に固定されたガンアームの他端に前記電極チップと対向する他方の電極チップが固定されていて,前記ボールねじの往復動作で電極チップの加圧動作を行な得る構造になっている(特開平7−290251号,特開2000−94143参照)。
【0005】
またもう一つの加圧ユニットはモータの前方に延長したモータ軸にねじ部が形成され,前記モータ軸のねじ部と同心上に加圧軸の内径に形成されたねじ部を噛合わせて前記モータ軸を回転駆動させて加圧軸を直線駆動し,これによって可動電極チップとガンアーム側の固定電極チップとの間に溶接に必要な加圧力を供給するものである(特開2000−126867参照)。
【0006】
この種の従来装置によれば,電動式スポットCガン及びスポットXガンの全体の長さが短縮され軽量コンパクトになり,操作性がよくなるという効果を奏するもの,と解する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,従来のこの種のサーボスポットガン及び加圧ユニットはいずれも加圧軸に相当するモータ軸が電動モータの軸心を貫通して配置されており,電動モータの後側を外気から密封するため,電動モータの前方に延長した加圧軸側(つまりポイントホルダ)からしか給電することができない。
【0008】
したがって,加圧軸の先端に取付けられるポイントホルダにシャントが取付けられる関係上,電極周辺のスペースつまり電極アームのふところ高さが制約されガン挿入時のワーク干渉問題が避けられない。
【0009】
またモータ軸の回転駆動でナットスリーブ形の加圧軸を駆動する方式では,前記加圧軸がモータ軸のねじ部と同心上に重なるため加圧軸の径が大きくなり電動モータのフレームケースの新規設計を余儀なくされる。
【0010】
また従来によると加圧軸の廻り止め機構は加圧軸とフレームケースの内側に設けるか,または直動軸受けのガイドレールを廻り止めに利用する場合もあるが,いずれも部品点数が多くなるほか,従来のエアガンの標準部品を共用することができない。
【0011】
【目的】
そこで,本発明はできるだけ従来のエアー式ポータブル・スポット溶接ガンの標準タイプを変えないで,サーボモータ駆動へ容易に移行でき,これによって安価に製作できるようにした抵抗スポット溶接機の電極駆動装置を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するために開発したもので,その要旨とするところは,一方の電極チップがケーシングのヘッド側の側壁を貫通した加圧ロッドにより支持されていて,前記電極チップと対応する他方の電極チップを有するガンアームはアクチュエータのケーシング側に支持され,前記アクチュエータは電動モータで回転駆動されるボールねじと前記ボールねじに組み込まれたボールナットとを有し前記電動モータの回転運動を前記ボールねじと前記ボールナットを介して前記加圧ロッドの直線運動に変換して前記電極チップ間にスポット溶接に必要とする加圧力のためのトルクを発生させる抵抗スポット溶接機の電極駆動装置であって,前記ボールねじはその両端が前記ケーシングのヘッド側及びキャップ側の側壁にそれぞれ支持されていて前記加圧ロッドと前記ボールねじとは互いの軸中心線が偏心しかつ前記ケーシング内に平行に配置されていて,しかも前記加圧ロッドは前記ボールナットに連結具を介して一体化されていて,それによって前記加圧ロッドが前記ボールねじにそって平行に動作するに際し,前記ボールナットの連結部と前記側壁の貫通部とで前記加圧ロッドの廻り止めがなされて前記一方の電極チップを駆動する抵抗スポット溶接機の電極駆動装置を提供する。
【0013】
もう一つの発明は,前記加圧ロッドの後部をその加圧ロッドの長手方向に延長して前記ケーシングのキャップ側の側壁から貫通突出させその貫通突出させた前記加圧ロッドの後部に給電部が連結されていることを含む電極駆動装置を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下,本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1は本発明の駆動方法をポータブル・スポッド溶接ガンに実施した場合の構想図である。
【0015】
この実施例はCタイプのポータブル・スポット溶接ガン1を代表して示したものである。加圧ロッドはケーシング2のヘッド側とキャップ側の軸受け3,4を貫通し前進後退する。前記加圧ロッド5の先端には一方の電極チップ6が支持されている。また前記ケーシング側にはアーム支持ブラケット7が一体的または着脱可能に支持されている。
【0016】
なお,前記ケーシングは円筒体(シリンダ型)や断面凹型の本体開口部をカバーで塞ぐことでボールベアリング,ボールねじ,ボールナット等の摺動部品をスパッタやゴミなどの外部から侵入する異物から保護するように外気と密封された構造を呈する。
【0017】
C形のガンアーム8はその一端が前記ブラケットの上に絶縁板を挟んでボルト9により着脱可能に取付けられている。前記ガンアーム8の先端には前記電極チップ6と対応する他方の電極チップ10がチップホルダを介して支持されている。
【0018】
なお,前記ブラケット7は前記ケーシング2と一体構造でもよく,またガンアーム8と一体構造にしてもよい。また前記ブラケット7は省略してもよく,前記ケーシング2とガンアーム8を一体構造または着脱可能な組み付け構造にしてもよい。
【0019】
アクチュエータ11は,前記加圧ロッド5を駆動するためのサーボモータMを含む一つの駆動ユニットを構成するものであって,前記駆動ユニットには,前記サーボモータMの出力軸QにカップリングSを介して直接にボールねじ12が接続されている。前記ボールねじ12にはボールナット13が噛合って組み込まれている。
【0020】
なお,サーボモータMの出力軸Qとボールねじ12にプーリを取り付け,前記プーリ間をギヤー,タイミングベルト,チエーン等の動力伝達機構(図省略)を介して連結することもできる。
【0021】
この場合,図1のサーボモータMはボールねじと直結型ではなく折り返した形態でキャップ側の側壁15に配置することになる。
【0022】
前記ボールねじ12と前記加圧ロッド5とは互いの軸中心線が偏心した位置関係で前記ケーシング2内に平行に配置され,かつヘッド側の側壁14及びキャップ側の側壁15に設けられた軸受け3,4及び軸受け16,17にそれぞれ支持されている。前記加圧ロッド5と前記ボールナット13との間は連結具18によって一体的に連結されている。前記加圧ロッドは軸受け3,4を貫通してサーボモータMの出力でボールねじ12を回転することによって前記ボールねじ12にそって平行に動作するに際し,前記ボールナット13の連結部と前記側壁の貫通部とで前記加圧ロッドに掛かる回転を阻止するための廻り止めがなされてボールナット13と一体に直線運動することになる。
【0023】
前記アクチュエータ11のボールねじ12は前記加圧ロッド5の軸中心線を中心に周方向へ取り付け角度を変更できる構成とすることも可能である。
【0024】
ガン本体は吊り金具(図省略)によって吊るされ,ガン本体の重量バランスをとりながらガン全体を円滑に動かすことができる。
【0025】
前記ガンアーム8の後部には二次ケーブルを接続するための接続端子19が取付けられている。この接続端子を介して前記二次ケーブルの一方のケーブル端子がガンアーム側に接続される。またもう一方のケーブル端子はガンアーム側に絶縁板を介して前記加圧ロッド5の後部と接続された可撓性を有する導電部材20または平編導線側に接続される。
【0026】
なお,前記二次ケーブルの接続部にたとえばスイーベル式の自在継ぎ手部(図省略)を介して二次ケーブルを接続すれば,ガン本体の動きにさらに自由度を倍加することも可能になる。
【0027】
本実施例の場合,前記二次ケーブルには一般に水冷二次ケーブルとして知られているローリアクタンス・ケーブルが使用される。冷却水は前記ケーブル内を流れる冷却通水経路を通り,接続端子19から分岐して一方はガンアーム8の内部を通り,もう一方は加圧ロッド5の後部から加圧ロッド内部を通して各電極チップ6,10の先端でおり返して循環するように冷却通水経路22が構成されている。
【0028】
つまり,冷却水はアクチュエータ内の加圧ロッド5とガンアーム8と各電極チップ6,10内に形成された往復通水経路を経由し循環する。
【0029】
かかる構成からなる本発明のポータブル・サーボスポット溶接ガンの動作を述べる。
ガン本体はフリーの状態で人間が操作しワークの打点位置に移動して電極チップ6,10の打点角度を合わせる。溶接ガンの姿勢位置が決まったところで,溶接ガンをロックして固定する。
【0030】
溶接ガンをロックした後,ガン起動スイッチ21を押すと,サーボモータMが作動し,ボールねじ12が回転し,ボールナット13を前進させ,これによって加圧ロッド5を直線駆動し電極チップに加圧力のためのトルクがかかり電極チップ10に挿入されたワークを挟みつけて十分な加圧力が掛かった時,通電開始信号が発せられ,通電が行われる。
【0031】
溶接電流は溶接トランスから水冷二次ケーブルを通して端子,可撓性導線20(平編導電線),加圧ロッド5,電極チップ6に流れ,ワークを通してガンアーム側の電極チップ10へ流れる。
【0032】
その電流はガンアーム8を通り端子から二次ケーブルを経て溶接トランスへ戻る。このサイクルで,ワークの打点位置は電極チップ6と電極チップ10で挟みつけた溶接部が電流の抵抗発熱により温度を上昇し金属を溶融してナゲットを形成して接合される。
【0033】
所定位置の溶接が完了し,次の溶接位置へ溶接ガンを移す場合は,前述したように溶接前のフリーの状態になるようにアクチュエータ11を動作することで,溶接ガンの方向姿勢を手元で軽快に動かすことができる。
【0034】
なお,本実施例ではCタイプのポータブル・スポット溶接ガンについて記述したが,本発明の基本思想はこれらの機種に限定される理由はなく,Xタイプのポータブルガンはもちろん,ロボットに搭載されるCタイプ及びXタイプのロボットガンにも用途範囲を容易に拡大させることができる。
【0035】
【発明の効果】
以上で説明したように,本発明の請求項1または2にかかる発明によれば,鉄道車輛や自動車車体等の大型ワークの手作業部分を溶接する場合に,従来方式の電動式ポータブル・スポットガンと対比し,ケーシングの後方(キャップ側)に延長した加圧ロッドから給電することができるから,シリンダケーシングのヘッド側にシャントを取付ける従来のサーボモータ駆動装置に比べて,電極周辺のスペースつまり電極アームのふところ寸法が制約されることがなくなり,これによって溶接ガンとワーク又は治具との干渉問題がなくなり,操作性が飛躍的に改善され,作業性及び安全性が図れる。
【0036】
また請求項1にかかる発明のスポット溶接ガンによれば,モータ軸のねじ部と同心上に重なるため加圧軸の径が大きくなるという,前述した従来のものに対比し,できるだけ従来のエアー駆動式ポータブル・スポット溶接ガンの標準形態を変えないでエアー駆動式からサーボモータ駆動への移行が容易となり,ガンアーム,軸受けなどは従来の標準品が使用でき,簡易で組み付け精度及び部品点数が少なくてすむ。
【0037】
また請求項1にかかる発明は前記ボールねじはその両端が前記ケーシングのヘッド側及びキャップ側の側壁に支持されていて前記加圧ロッドが前記ボールねじに対し偏心しかつ前記ボールねじに対し平行に駆動され,前記ケーシングのヘッド側の側壁を貫通した貫通部とボールナットの連結具による連結部が加圧ロッドに掛かる回転を阻止する廻り止め機構を兼ねるため,従来のようにモータ貫通形の加圧軸とフレームケースとの間に廻り止め機構を設けたり,または高価な直動ガイドレールの利用等を省略することが可能となり,製作コストも安価となる。
【0038】
また請求項2にかかる発明は水冷二次ケーブル内を流れる冷却水をガンアーム及び電極チップはもちろん,従来のエアガンのように加圧ロッド5の内部に通水経路を循環させることが可能となり,冷却効果を高め,高温による電極先端の変形を抑えることができる。
【0039】
また請求項2にかかる発明は,前述した従来のようにモータ軸の回転駆動で加圧軸を駆動するモータ軸駆動式サーボスポット溶接ガンと対比し,十分に給電軸の冷却効果が得られるほか,とくに水冷ホースなどの配管経路を従来と対比し,ケーシングのヘッド側(つまりポイントホルダ側)とは反対側のキャップ側に延長した加圧ロッドの後部からつなぐことができ,配管構造が簡単で,メンテナンスも容易である。
【0040】
また請求項1または2にかかる発明では,前記アクチュエータをロボットのアーム側または他の吊り金具装置にも支持することが可能となり,本発明の電動駆動装置はXガンや他の抵抗溶接機にも利用範囲を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例でポータブル式の電動加圧用抵抗スポット溶接機の断面を含む全体構想を示す構想図である。
【符号の説明】
1 ポータブル式サーボスポット溶接ガン
2 ケーシング
3 軸受け
4 軸受け
5 加圧ロッド
6 電極チップ
7 アーム支持ブラケット
8 ガンアーム
9 ボルト
10 電極チップ
11 アクチュエータ
12 ボールねじ
13 ボールナット
14 ヘッド側の側壁
15 キャップ側の側壁
16 軸受け
17 軸受け
18 連結具
19 接続端子
20 可撓性導電部材
21 起動スイッチ
22 冷却通水経路[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electrode drive device for a resistance spot welder using a servo motor drive as a pressure drive source of an electrode tip in the technical field belonging to a resistance welder .
[0002]
[Prior art]
Portable spot welding guns are used when welding manually-manufactured parts of large workpieces such as railway vehicles and automobile bodies. In general, a large portable spot air gun in which a welding gun and a welding transformer are integrated is used. Because this large gun is heavy, the welding gun and welding transformer are separated, and only the gun body is hung with a hanging bracket to balance the gun weight so that the direction of the portable spot gun can be changed as desired. However, since this type of gun is connected with a heavy low-reactance cable (so-called kickless cable) from the welding transformer, the above-mentioned cable is also manually routed together with the gun, and the operability is poor and the work efficiency can be satisfied. There wasn't.
[0003]
There are known C-type and X-type air guns as portable spot welders. For example, Japanese Patent Laid-Open No. 7-290251 and Japanese Patent Laid-Open No. 7-290251 disclose portable servo spot C guns and X guns using servo motor drive. A spot welding gun and a pressure unit disclosed in Japanese Unexamined Patent Publication No. 2000-94143, Japanese Patent Laid-Open No. 2000-126867 are known.
[0004]
In this type of servo spot welding gun and pressure unit, a motor rotor is disposed on the shaft core of an electric motor, and a screw portion of the motor shaft is inserted in combination with a ball nut fixed to the rotor. One electrode tip is attached to the tip of the motor shaft that meshes with the ball nut, and the other electrode tip opposite to the electrode tip is fixed to the other end of the gun arm fixed to the motor side, The electrode chip is pressurized by the reciprocating motion of the ball screw (see JP-A-7-290251 and JP-A-2000-94143).
[0005]
The other pressurizing unit has a screw portion formed on the motor shaft extending in front of the motor, and a screw portion formed concentrically with the screw portion of the motor shaft and formed on the inner diameter of the pressurizing shaft. The shaft is driven to rotate, and the pressure shaft is linearly driven, whereby a pressing force necessary for welding is supplied between the movable electrode tip and the fixed electrode tip on the gun arm side (see JP-A-2000-126867). .
[0006]
According to this type of conventional device, it is understood that the overall length of the electric spot C gun and the spot X gun is shortened to be light and compact, and the operability is improved.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, both the conventional servo spot gun and the pressurizing unit of this type have a motor shaft corresponding to the pressurizing shaft disposed through the shaft center of the electric motor, and seal the rear side of the electric motor from the outside air. Therefore, power can be supplied only from the pressure shaft side (that is, the point holder) extended in front of the electric motor.
[0008]
Therefore, because the shunt is attached to the point holder attached to the tip of the pressure shaft, the space around the electrode, that is, the height of the electrode arm, is restricted, and the problem of workpiece interference during gun insertion cannot be avoided.
[0009]
Also, in the method of driving the nut sleeve type pressure shaft by rotating the motor shaft, the pressure shaft is concentrically overlapped with the screw portion of the motor shaft, so that the diameter of the pressure shaft is increased and the frame case of the electric motor is increased. New design is forced.
[0010]
In addition, according to the prior art, the rotation mechanism for the pressure shaft may be provided inside the pressure shaft and the frame case, or the guide rail of the linear motion bearing may be used for rotation prevention. , Conventional air gun standard parts cannot be shared .
[0011]
【the purpose】
Therefore, the present invention provides an electrode drive device for a resistance spot welder that can be easily transferred to a servo motor drive without changing the standard type of the conventional pneumatic portable spot welding gun as much as possible. provide.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been developed to achieve the above object, and the gist of the present invention is that one electrode tip is supported by a pressure rod penetrating the side wall on the head side of the casing, A gun arm having the other corresponding electrode tip is supported on the casing side of the actuator, and the actuator has a ball screw rotated by an electric motor and a ball nut incorporated in the ball screw. the resistance spot welder of the electrode driving unit for generating a torque for pressurizing force required for spot welding between the converted and the electrode tip into a linear movement of the pressure rod through the ball nut and the ball screw a is, the ball screw is respectively supported on the head side and the side wall of the cap side of its ends said casing The pressure rod and the ball screw are arranged so that their axial center lines are eccentric and parallel to each other in the casing, and the pressure rod is integrated with the ball nut via a connector. Thus, when the pressure rod moves in parallel with the ball screw, the pressure rod is prevented from rotating by the connecting portion of the ball nut and the through portion of the side wall. An electrode driving device for a resistance spot welder for driving an electrode tip is provided.
[0013]
In another aspect of the invention, the rear portion of the pressure rod is extended in the longitudinal direction of the pressure rod so as to pass through and protrude from the side wall on the cap side of the casing. An electrode driving device including being connected is provided.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a conceptual diagram when the driving method of the present invention is applied to a portable pod welding gun.
[0015]
This embodiment shows a C type portable spot welding gun 1 as a representative. The pressure rod passes through the bearings 3 and 4 on the head side and the cap side of the
[0016]
The casing protects sliding parts such as ball bearings, ball screws, and ball nuts from foreign materials such as spatter and dust by closing the cylindrical body (cylinder type) and concave body opening with a cover. As such, it has a sealed structure with the outside air.
[0017]
One end of the C-
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
A pulley can be attached to the output shaft Q of the servo motor M and the
[0021]
In this case, the servo motor M of FIG. 1 is arranged on the
[0022]
The
[0023]
The ball screw 12 of the
[0024]
The gun body is suspended by suspension brackets (not shown), and the entire gun can be moved smoothly while balancing the weight of the gun body.
[0025]
A
[0026]
If a secondary cable is connected to the secondary cable connecting portion via, for example, a swivel-type universal joint (not shown), the degree of freedom can be further doubled in the movement of the gun body.
[0027]
In this embodiment, a low reactance cable generally known as a water-cooled secondary cable is used as the secondary cable. The cooling water passes through the cooling water flow path flowing in the cable, branches from the
[0028]
That is, the cooling water circulates through the
[0029]
The operation of the portable servo spot welding gun of the present invention having such a configuration will be described.
The gun body is operated in a free state by a human and moves to the spot position of the workpiece to adjust the spot angle of the
[0030]
After the welding gun is locked, when the
[0031]
The welding current flows from the welding transformer through the water-cooled secondary cable to the terminal, the flexible conductive wire 20 (flat knitted conductive wire), the
[0032]
The electric current passes through the
[0033]
When welding at a predetermined position is completed and the welding gun is moved to the next welding position, the
[0034]
In this embodiment, the C type portable spot welding gun has been described. However, the basic idea of the present invention is not limited to these models, and the C type mounted on the robot as well as the X type portable gun. The range of application can be easily expanded to type and X type robot guns.
[0035]
【The invention's effect】
As described above, according to the first or second aspect of the present invention , when a manual work portion of a large workpiece such as a railway vehicle or an automobile body is welded, a conventional electric portable spot gun is used. In contrast to this, power can be supplied from a pressure rod that extends to the rear (cap side) of the casing. The size of the arm is no longer restricted, which eliminates the problem of interference between the welding gun and the workpiece or jig, greatly improves operability, and improves workability and safety .
[0036]
Further, according to the spot welding gun of the first aspect of the present invention , the conventional air drive is possible as much as possible in comparison with the above-mentioned conventional one in which the diameter of the pressure shaft is increased because it overlaps with the screw portion of the motor shaft. without changing the standard form of the formula portable spot welding gun becomes easy transition from the air driven to the servo motor drive, the gun arm, bearings, etc. can be used conventional standard, less accuracy and number of components assembled in simple I'm sorry.
[0037]
In the invention according to claim 1, both ends of the ball screw are supported by side walls on the head side and the cap side of the casing, and the pressure rod is eccentric with respect to the ball screw and parallel to the ball screw. Since the driven through portion that penetrates the side wall on the head side of the casing also serves as a detent mechanism that prevents rotation applied to the pressure rod, the connecting portion formed by the ball nut connecting tool is used in a conventional motor-through type addition. It is possible to provide a detent mechanism between the pressure shaft and the frame case, or to omit the use of an expensive linear guide rail, and the manufacturing cost is also reduced.
[0038]
The invention according to
[0039]
Further , the invention according to
[0040]
Further , in the invention according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a conceptual diagram showing an overall concept including a cross section of a portable electric pressurizing resistance spot welder in an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Portable servo
Claims (2)
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