JP3721429B2 - 貼着式バストアップシステム - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は貼着式バストアップシステムに係り、特に連結部で連結される一対のバスト形状物を含み、該バスト形状物は使用者の肌に繰り返し貼着するべく圧着タイプの貼着層によって構成されており、且つ該連結部の調整によって使用者の左右のバスト間に形成される谷間の深さとバストをアップさせる高さを調整できるようにした貼着式バストアップシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
女性は美を追求するため、バストのサイズや形状などに対して往々にして不満を感じており、バストを更に大きく美しく見せたいという願望を抱いている。そのため、従来の技術ではバストをアップさせたり、サイズを大きく見せるなどのために豊胸手術を受けて、胸部を大きくする方法があるが、豊胸手術は費用が高く且つ危険が伴い健康にも害がある他、永遠にその美しさを保つことは困難であることから、パッドなどを着用して大きく見せることが一般的となっている。
このようにバストを美しく見せるための公知のパッドなどの装着具は、バストを大きく見せる他、外科手術で切除したバストをカバーする役割も果たしている。こうしたパッドは、シリコンなどがプラスチックフィルムに充填されて封じられたものがあり、外観と装着感が自然で、使用者に外見に対する自信を与えるものとなっている。その他にも、泡沫パッドや水充填パッドなどがあるが、これらのパッドは、装着感や外観において、不自然な感覚が免れない。
また、衣類着用時において、女性は背部を露出した衣装を着用することがあるが、その際にはブラジャーのストラップや背の部分のバンドなどが邪魔になるため、バンドやストラップをなくしたカップがある。これは両面テープによってバストに貼り付けるもので、装着することによってバストのサイズをアップさせたり、形状を美しく見せることができるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のようなカップにおいても、以下のような欠点がある。
まず、その固定方式であるが、両面テープによる固定であり、一度使用したらそのテープはもう使用できないことである。また、各サイズに分かれているが、バストをぴったりとカップ内に心地よく収めることは難しい。
そこで、上述の欠点に鑑みて、永久的に繰り返し貼着でき、一旦装着したら位置がずれ難く、優れたバストの外観を呈する貼着式バストアップシステムを得ようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の如き観点に鑑みてなされたものであって、その主たる構成は、ブラジャーの装着位置に取り付けられる貼着式バストアップシステムにおいて、一対のバスト形状物であって、それぞれのバスト形状物は、熱可塑性フィルム材料の間に包まれた一定量のシリコンゲル材質と、前記バスト形状物を使用者のバストに貼着させるべく不変的に配した粘着層をほぼ全面に備えた、使用者のバストに面する内表面と、前記バスト形状物のそれぞれの内側の間に定位された、前記バスト形状物を連結するための連結部とからなる貼着式バストアップシステムを提供しようとするものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面を参照しながら詳細に説明する。
図１は本発明一実施例のバストアップシステム１０の構成を示す正面図である。該バストアップシステム１０は、一対のバスト形状物１２を含み、それは該二つのバスト形状物１２の対向面間に位置させた連結部１４によって連結される。該各バスト形状物１２は感圧貼着層３３（図２を参照）を具有し、該各バスト形状物１２が使用者の左右それぞれのバストに取り外し自在に貼着できるようにしてある。該バスト形状物１２は左右分離できるため、独立して使用者の左右片側のバストのみにも使用できる。該各バスト形状物１２は同じ構造を具有するので、バストの一方のみに該バスト形状物１２を使用することで、例えば、左側のバストのみ、或いは右側のバストのみのバストの高さを高めることもできる。また、該各バスト形状物１２を連結部１４の部分で連結して二つのバスト形状物１２を連結させることができる。
【０００６】
通常、該バストアップシステム１０の使用者は、該各バスト形状物１２の貼着層３３を左右のバストの上に定位し、そうして該連結部１４を連結して該バスト形状物１２を互いに連結する。使用者は所望するバストアップの程度やバストが形成する谷間に応じて適当なバストの位置に該各バスト形状物１２を定位してそれらの距離を調整し、該連結部１４によって該バスト形状物１２を互いに引っ張り合わせた状態で連結する。また、該連結部１４の調整の程度が該バスト形状物１２の形成するバストの谷間やバストアップ効果に関係する。このように、該バストアップシステム１０は、使用者が該バスト形状物１２を理想とするバストの形を作る位置に置くことができると共に、該バスト形状物１２を連結部１４で連結してバストの谷間やバストアップの高さを調節することができる。
【０００７】
該バストアップシステム１０は数種の異なるタイプのバスト形状物１２から形成させることができるが、該バスト形状物１２は使用者のバストをアップさせるもの或いはバストに代えるために装うことのできる、外見的な装着物のすべてのタイプを含む。これらは熱可塑性フィルム材料によって包まれた一定量のシリコンゲルから作られたバスト形状物を含むが、これに限定されるものではない。該バスト形状物１２は、泡沫状の材質、プラスチック、ゴム、織物、成型された不織布などによって包まれた液体、空気、又はゲル状物を含むと共に、泡沫状の材料、柔軟なゴム、織物、成型された不織布、又はプラスチックのような外見的なバストのアップに適当な固体材料も含む。このように、広範囲の材料、構造、及び大きさが本発明の目的から該バスト形状物１２の範囲内であることが理解される。
【０００８】
該バスト形状物１２の正面は図１に示されている。該各バスト形状物１２は上部１６、該上部１６に相対する底部１８、外側２０、該外側２０に相対する内側２２を有する。該バスト形状物１２は内側上部２４、内側中部２６、及び内側底部２８も画定する。図２に示されているように、該各バスト形状物１２は使用者に対して二つの表面、即ち、使用者のバスト方向に面する内表面３０及び該内表面３０の反対側に面して使用者のバストから遠い外表面３２を画定する。該内表面３０は該バスト形状物１２を使用者の肌に貼着する感圧粘着層３３を含んでいる。
【０００９】
該感圧粘着層３３は、バスト形状物１２を使用者の肌に対して剥がし易い両面テープ、その他の色々な感圧粘着材（ＰＳＡ）を採用することができる。該感圧粘着層３３は使用者が該各バスト形状物１２をバストの理想とする形や見た目に良いような使用者のバストの位置に貼着する。該感圧粘着層３３を備えるＰＳＡの量やタイプは該感圧粘着層３３を有する内表面３０の部分部分に応じて変更することができる。該バスト形状物１２の大きさ、形状及び重量のような色々な要素が該感圧粘着層３３の量、タイプ及び配置に関係する。
該感圧粘着層３３は各バスト形状物１２の内表面３０に不変になじんで繰り返し使用できる特性を有するＰＳＡが好ましく、公知の粘着材とは違って、該感圧粘着層３３は一旦バストに貼着されたら位置がずれ難く、貼着性能を失うことなく繰り返して使用できる。該感圧粘着層３３の該バスト形状物１２に対する粘着力は使用者の肌に対する粘着力よりも大きい。また、該感圧粘着層３３は使用中に使用者から激しい運動や圧力を受けても位置がずれず、水や汗によっても粘着性が衰えない。実際に、該感圧粘着層３３が埃や垢、その他の雑物が張り付いて汚れてきたら、石鹸や水で洗浄して汚れや雑物を除去すれば、十分に粘着性能を回復する。
【００１０】
該バスト形状物１２は連結部１４をそれぞれ取り付けている。該連結部１４は多くの異なるタイプを有することができるが、通常は、二つ或いはそれ以上の別個の部分を有し、その内の第一部４２が一方のバスト形状物１２に付けられ、第二部４４が他方のバスト形状物１２に付けられている（図５、図６参照）。該連結部１４の第一部及び第二部４２，４４は二つのバスト形状物１２を連結するために相互に係合するように設計されている。更に、該連結部１４の別個の部分４２，４４は該バスト形状物１２に固定又は着脱可能に取り付けることができる。また、該連結部１４を単一ユニットにして両方のバスト形状物１２に着脱可能に取り付けることができる。該連結部１４を該バスト形状物１２に付ける態様は該バスト形状物１２と連結部１４の構造によってまちまちである。
【００１１】
図１に示されるバストアップシステム１０はバスト形状物１２と連結部１４との色々な組み合わせを表わすことができる。一実施例において、該各バスト形状物１２はポリエチレンなどの柔軟な熱可塑性フィルム材料内に被覆された一定量のシリコンゲル材質を含んでいる。該熱可塑性フィルム材料は二つの別個のシート形状のものとして該内表面３０と外表面３２が出会う周縁に沿って熱シールされている。加えて、該バスト形状物１２は更に該熱可塑性フィルム材料に不変的に結合された任意の織物層４０を含んでいる（図３を参照）。
該織物層４０と熱可塑性フィルム材料とは加熱圧着或いはその他の類似する手段により不変的に緊密に結合されている。図３を参照すると、該バスト形状物１２の断面図が示されており、該バスト形状物１２は一定量のシリコンゲル材質３６を被覆する二枚の熱可塑性フィルム材料のシート３４を有しており、そのシート３４の一方は又任意の織物層４０を有している。該二枚のシート３４は該バスト形状物１２の周縁に沿う結合点３８に沿って熱シールされている。織物層４０は内表面３０を画定するシート３４に不変的に結合されている。該感圧粘着層３３は該織物層４０に不変的に粘着している。必要であれば、該織物層４０は外表面３２を画定するシート３４に結合させることができ、或いは、両方のシート３４に結合させることができる。該織物層４０は二方向又は４方向に伸び縮みする適当な材料で作成して該バスト形状物１２を使用者のバストの形状に順応するようにすることができる。
【００１２】
該バストアップシステム１０の構造のもう一つの実施例として、片側或いは両側のバストが下垂している場合に特別に対処したバスト形状物１２０がある。既知のバスト形状物は該バスト形状物の下部付近に大きな厚みがあるために下垂バストの女性にはあまり適当ではなく、そのバスト形状物を使用者のバストに定位すると使用者のバストの下垂を一層強調するだけであった。下垂バストを収容するようにデザインされたバスト形状物１２０の側面は図４に示されている。
詳細に説明すれば、図４に示された該バスト形状物１２０はトップ１４０及び該トップに相対するボトム１６０を具有する。該バスト形状物１２０は又該トップ１４０とボトム１６０との間の約中間である頂部又は中心１８０を画定する。該バスト形状物１２０の中心１８０の上の部分には上部２００を画定し、中心１８０の下の部分には下部２２０を画定する。該バスト形状物１２０は下部２２０の厚さより上部２００の厚さを大きくしてある。このデザインの特徴は図４の側面から明らかであり、そこでは該上部２００の厚さは下部２２０の厚さより顕著に厚くなっている。その結果、該バスト形状物１２０は平坦なサイズをアップすることにより使用者のバストに作用する重力と下垂の自然な効果並びにバストの非下垂部分（即ち、上部２００が位置する部分）とを均衡し、それによって豊満で形の整ったバストを創造する。
【００１３】
該連結部１４は該バスト形状物１２に該内表面３０又は外表面３２或いは両方の表面で連結させることができる。更に、該連結部１４は該熱可塑性フィルム材料、該織物層４０のいずれか又は両方に連結させることができる。これは該バスト形状物１２を構成する材料などに応じて決められるものであり、該連結部１４が連結される材料が引っ張る力に耐え、該バスト形状物１２と引き離されないかどうかによって決定される。
図５及び図６を参照すると、該連結部１４は調節可能なものとして示されている。図５において、該連結部１４は該バスト形状物１２の一方の内側２２に付着された第一部４２と、該バスト形状物１２の他方の内側２２に付着された第二部４４とから構成されている。該第一部４２と第二部４４は該二つのバスト形状物１２を連結するために相互に掛合するように設計されている。該第一部４２と第二部４４は相互に向き合って協働して掛合できる限り、該第一部４２と第二部４４を該二つのバスト形状物１２のどちら側に別々に配して付着しても問題はない。該第一部４２は、図示されているように、フック４６を有し、該フック４６は該第二部４４に配設された複数のアイ（ループ）４８内に掛合される。図５は該第一部４２と第二部４４とが掛合される前の状態を示している。図６は、第一部４２が第二部４４に掛合して該連結部１４が該二つのバスト形状物１２を連結した状態を示している。該フック４６は、図示されているように、該第二部４４の三つのアイ４８のうちの一つ目に掛合している。該連結部１４は調節可能であるため、使用者が該フック４６を他のアイ４８の一つと掛合すると、該二つのバスト形状物１２は互いに引き寄せられ、それによって使用者の左右のバスト間に深い谷間を創造する。
図５及び図６において、該連結部１４は該バスト形状物１２に不変的に固定された状態が示されている。更に詳細に述べれば、該第一部４２と第二部４４は該バスト形状物１２の内側に不変的に付着されている。しかし、該第一部４２と第二部４４は該バスト形状物１２に着脱可能に取り付けることもできる。例えば、該第一部４２と第二部４４にはボタンタイプのアセンブリを取り付け、該各バスト形状物１２に設けた小さなホールに該ボタンを差し入れて係止することによって該第一部４２と第二部４４を該バスト形状物１２に取り外し可能に取り付けることができる。こうすることで、該連結部１４の両部を該バスト形状物１２から取り外すことができ、使用者は該バスト形状物１２を連結せずに該バスト形状物１２を装着することができる。
【００１４】
該バストアップシステム１０のもう一つの実施例が図７に示されている。これも又、該バスト形状物１２はバストを美しく見せるのに適するタイプである。該連結部１４は単一のユニットであり、連結する二つの部分を有するのとは異なる。図示の単一ユニットにおいて、該連結部１４は本体５０を有し、該本体５０の各端には一対のフック５２が取り付けられている。該本体５０はプラスチック、金属、或いは色々な織物のような適当な材質から作ることができる。該フック５２は該各バスト形状物１２の内側２２に付着された一対のアイ（ループ）５４に差し込んで掛合される。該アイ５４は、図示されているように、各バスト形状物１２の内側２２に不変に付着され、そして、該フック５２に係合し易い大きさを有している。該アイ５４は該バスト形状物１２から取り外し可能に作成し、そして、サイズ調整のできるものとしてもよい。通常、使用者は、該フック５２の一方をアイ５４の一方にスライドし、それから他方のフック５２を他方のアイ５４にスライドして該二つのバスト形状物１２を一体的に結合する。
【００１５】
該連結部１４のもう一つの実施例が図８に示されている。図７と同様に、該連結部１４は単一のユニットであって、該ユニットは各バスト形状物１２から張出するリングに掛合する。該連結部１４は、本体の各端から張出する一対の硬質アーム部５８付き硬質本体５６を有する。該アーム部５８は各バスト形状物１２の内側から張出するリング６０に掛合される。該アーム部５８が該リング６０に掛合されると、該二つの各バスト形状物１２は連結される。
【００１６】
図７及び図８に示される単一ユニットの連結部１４はそれぞれ一つ以上の部品に成形され、或いは一つ以上のバスト形状物１２に（不変的又は取り外し自在に）付着するように構成することができる。例えば、図７に示されているような接続部本体５０の両端に一対のフック５２を有するのとは異なって、単一のフック５２を該本体５０の一端に付着し、該本体５０の他端を該バスト形状物１２の一方に固定するものとすることもできる。この構成において、一方のバスト形状物１２はその内側から張出するアイ５４を有し、そして他方のバスト形状物１２はフック５２付き連結部１４の本体５０を有するものとする。このように、該連結部１４や該バスト形状物１２に連結する態様には多くの可能な構成があることが理解される。
【００１７】
該バストアップシステム１０の更なる実施例が該連結部１４とバスト形状物１２に対する若干の変更をすることによって成し得ることができる。例えば、図５を参照すれば、第一部４２と第二部４４は面ファスナー（登録商標：マジックテープ）などで結び合わせることもできる。また、図８に示されているリング６０は、形状を円形に変えたり、金属製又はプラスチック製のリングにすることもできる。更に、該連結部１４は簡単に紐状のもの或いはこれに類するものとして、それを該リング６０に通して使用者が結んで該二つのバスト形状物１２を連結させることもできる。図９はその他の実施例を示すものであり、該連結部１４は装着帯６２及び一対の挿設具６４を含んでいる。該装着帯６２は該挿設具６４を挿入係止する複数の孔を有している。該バスト形状物１２はそれぞれリング６０を有している。使用者は該装着帯６２上の一つの孔と該各リング６０とを合わせ、そして、該挿設具６４を該リング６０と該装着帯６２とに貫入することにより該バスト形状物１２を連結する。使用者は該両バスト形状物１２の距離を接近させようとする際は、両者を接近させるべく、該挿設具６４を挿入する該装着帯６２上の孔を選択し、こうすることで、使用者の左右バストによって形成されるバスト間の谷間を調整することができる。
【００１８】
該両バスト形状物１２に連結される該連結部１４の態様は、必要に応じ、不変的に固定されるもの或いは着脱式のものに変更することができる。該連結部１４を掛合するバスト形状物１２の部分についても同様である。該連結部１４とバスト形状物１２の色々な部分は、縫合、加熱シーリング、接着剤、或いは、その他の適当な手段により結合することができる。例えば、該連結部１４は該バスト形状物１２のそれぞれの内側に係合する単一ユニットとしてもよい。図１１は、図７のバストアップシステム１０に更に一対の連結シーリング６６を含んだものを示している。該連結シーリング６６はそれぞれアイ５４を一体的に連結し、該アイ５４は該バスト形状物１２を連結するためにフック５２を受容する。つまり、該アイ５４は該連結シーリング６６に一体的に連結され、該連結シーリング６６は別々に該バスト形状物１２に連結されている。該連結シーリング６６は多くの異なる形状や大きさを有することができ、不織布やフィルムなどの材質から作ることができる。例えば、該連結シーリング６６が熱可塑性フィルムから作られるとすれば、それは該バスト形状物１２の内表面３０又は外表面３２に熱シールされるか、又は該連結シーリング６６は該バスト形状物１２に着脱可能に付着できるように不変的な粘着剤を有することができる。従って、該連結部１４を該バスト形状物１２に連結するには多くの選択手段が存在する。
【００１９】
【発明の効果】
本発明によれば、従来のブラジャーと大きく異なり、ストラップやカップがない状態でバストアップ効果、及び、左右バストの形成する谷間の程度が容易に調整できる目的が達成されるため、使用者はブラジャーを着用しなくとも、直接バスト形状物を所望の箇所に貼着するだけで、取り外すまで位置がずれることなくバストをアップする効果を提供し続け、且つ、衣服を着た際は外観を非常に美しく自然なバストのように見せることができるため、一般の使用者だけでなく、例えば、手術で片側を切除してしまったバスト、或いは片側だけ著しく平坦であるバスト、又は、下垂してしまっているバストなどに対しても幅広く応用でき、大変実用的なバストアップシステムを提供することに成功した。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の実施例のシステムにおける一対のバスト形状物が連結部によって接続されている様子を示す正面図である。
【図２】 図１におけるバスト形状物の側面図である。
【図３】 本発明の実施例のバスト形状物に熱可塑性フィルムによる織物層が固定されている状態を示す側面断面図である。
【図４】 本発明の下垂バストに適する実施例のバスト形状物の側面図である。
【図５】 本発明の実施例における正面図であって、調節可能な連結部が連結されてなく、そのため、バスト形状物が連結されていない状態が示されている。
【図６】 本発明の実施例における正面図であって、調節可能な連結部が連結され、そのため、バスト形状物が連結されている状態が示されている。
【図７】 図１に示されている実施例に相当するものであって、単一ユニットからなる連結部を具有する正面図である。
【図８】 図７に示されている実施例に相当するものであって、図７に示されているものとは異なる単一ユニットからなる連結部を具有する正面図である。
【図９】 図１に示されている実施例に相当するものであって、調節可能な連結部を具有する正面図である。
【図１０】 図１に示されている実施例に相当するものであって、連結部が一対のバスト形状物内側底部間に位置している状態を示す正面図である。
【図１１】 図７に示されている実施例に相当するものであって、連結部に連結シーリング部を含む正面図である。
【符号の説明】
１０ バストアップシステム
１２ バスト形状物
１２０ バスト形状物
１４ 連結部
１４０ トップ
１６ 底部
１６０ ボトム
１８ 底部
１８０ バストトップ中心
２０ 外側
２００ 上部
２２ 内側
２２０ 下部
２４ 内側上部
２６ 内側中部
２８ 内側底部
３０ 内表面
３２ 外表面
３３ 粘着層
３４ シート
３６ シリコン材質
３８ 結合点
４０ 織物層
４２ 第一部
４４ 第二部
４６ フック
４８ アイ
５０ 本体
５２ フック
５４ アイ
５６ 硬質本体
５８ アーム部
６０ リング
６２ 装着帯
６４ 挿設具
６６ 連結シーリング部

Claims (6)

1. ブラジャーの装着位置に取り付けられる貼着式バストアップシステム(10)において、
   一対のバスト形状物(12,120)であって、それぞれのバスト形状物(12,120)は、
   熱可塑性フィルム材料の間に包まれた一定量のシリコン材質(36)と、
   前記バスト形状物(12,120)を使用者のバストに貼着させるべく不変的に配した粘着層(33)をほぼ全面に備えた、使用者のバストに面する内表面(30)と、
   前記バスト形状物(12,120)のそれぞれの内側(22)の間に定位された、前記バスト形状物(12,120)を連結するための連結部(14)とからなることを特徴とする貼着式バストアップシステム。
2. 前記連結部(14)は、前記バスト形状物(12,120)の一方に取り付けられた第一部(42)と、前記バスト形状物(12,120)の他方に取り付けられた第二部(44)とを備え、前記第一部(42)と前記第二部(44)は相互に係合される請求項１記載の貼着式バストアップシステム。
3. 前記第一部(42)と前記第二部(44)は、前記バスト形状物(12,120)に取り外し可能に取り付けられている請求項２記載の貼着式バストアップシステム。
4. 前記連結部(14)は、前記バスト形状物(12,120)のそれぞれの内側(22)を係合する単一ユニットである請求項１記載の貼着式バストアップシステム。
5. 前記バスト形状物(12,120)の少なくとも一方は上部(200)と下部(220)を含み、前記上部(200)は前記下部(220)よりも大きな厚みを有する請求項１記載の貼着式バストアップシステム。
6. 前記粘着層(33)は、前記内表面(30)に全体的に形成されている請求項１記載の貼着式バストアップシステム。

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