JP3719755B2 - Fishing reel thread length measuring device - Google Patents
Fishing reel thread length measuring device Download PDFInfo
- Publication number
- JP3719755B2 JP3719755B2 JP04341696A JP4341696A JP3719755B2 JP 3719755 B2 JP3719755 B2 JP 3719755B2 JP 04341696 A JP04341696 A JP 04341696A JP 4341696 A JP4341696 A JP 4341696A JP 3719755 B2 JP3719755 B2 JP 3719755B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn length
- length
- unit
- line
- spool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、糸長計測装置、特に、釣り用リールのスプールに層状に巻かれる釣り糸のリール操作時の長さを計測するための釣り用リールの糸長計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
両軸受リール,片軸受リール等の釣り用リールは、一般に、リール本体と、リール本体に回転自在に支持され釣り糸を巻き付けるためのスプールと、スプールを回転させるハンドルとを有している。この種の釣り用リールにおいて、リール操作時のスプールからの釣り糸の繰り出し長さまたは巻取長さを計測して表示する糸長表示機構を備えたものが知られている(特開平1−276011号,特開平2−107908号)。この糸長表示機構を備えることで、仕掛けを正確に同じ棚位置に降ろしたり、投げ釣り時の仕掛けの飛距離を表示したりすることができる。
【0003】
この種の糸長表示機構は、リール操作時の糸長を計測する糸長計測部と糸長計測部で計測された糸長を表示する糸長表示部とを備えている。糸長計測部は、糸長をスプールの回転数から算出している。なお、スプールの巻径は、回転数や糸の太さに応じて変化し、スプール1回転当たりの糸長は巻径により変化する。したがって、上記従来技術ではスプール回転数から求めた糸長をそのまま表示するのではなく、スプール回転数や糸の太さの相違による巻径の変化を考慮してスプール回転数から糸長を算出するようにしている。
【0004】
具体的には、前者の公報に開示された従来技術では、糸の種類や巻径を考慮した計算式によりスプール回転数から糸長を算出している。後者の公報に開示された従来技術では、実際にスプールに釣り糸を巻き付けながら測定器により糸長を測定しつつその測定値とスプール回転数との関係をメモリに記憶し、魚釣り時には、スプール回転数と糸長との関係をメモリから読み出しスプール回転数から糸長を算出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の構成では、いずれもスプールの回転数や糸の太さによる巻径の変化を考慮して糸長を算出しているので、実長と算出された糸長との誤差はスプール回転数から直接糸長を算出する場合に比べて僅かになる。しかし、実際に釣り糸に魚がかかり釣り糸に張力が作用すると、スプールに巻かれた釣り糸間の隙間が縮小し、スプール1回転当たりの糸巻長さが減少し、同じ糸長を巻くのに余分にスプールを回転させなければならなくなる。つまり、釣り糸に張力が作用すると、スプール回転数と実際の糸長との関係が計算式やメモリに記憶された関係と異なるようになり、表示される糸長が実際に繰り出された又は巻き取られた糸長より長くなる。
【0006】
本発明の課題は、釣り用リールのスプールに層状に巻かれる釣り糸のリール操作時の長さを、釣り糸に張力が作用しても少ない誤差で計測できるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
発明1に係る釣り用リールの糸長計測装置は、釣り用リールのスプールに層状に巻かれる釣り糸のリール操作時の長さを計測するための装置であって、スプール回転数検出手段と、糸長算出手段と、学習手段と、糸長補正手段とを備えている。前記スプール回転数検出手段はスプールの回転数を検出する。前記糸長算出手段は、スプール回転数検出手段によって検出された回転数から回転数に応じて変化する糸巻径を考慮して糸長を算出する。前記糸長算出手段は、回転数と、回転数に応じて変化する糸巻径を考慮した1又は複数回転数毎の単位糸長との関係を記憶する単位糸長記憶手段と、スプール回転数検出手段によって検出された回転数に応じて単位糸長記憶手段に記憶された単位糸長を読み出し糸長を演算する演算手段とを有している。前記学習手段は、前記単位糸長記憶手段の単位糸長を実際に釣り糸をリールに巻き付けながら設定するための手段である。前記学習手段は、単位糸長記憶手段の単位糸長を実際に釣り糸をリールに巻き付けながら設定するための手段である。前記糸長補正手段は、糸長算出手段で算出される糸長を釣り糸に作用する張力に応じて補正するための手段である。そして、前記糸長補正手段は、釣り糸に張力が作用していない場合の計算上の単位糸長から得られる糸長Lが釣り糸に張力が作用した際にも変わらないものとして、かつ糸長Lを巻き付ける際の回転数が釣り糸に張力が作用した場合は張力が作用していない場合に比較して増加することを利用し、釣り糸に張力が作用していない状態で糸長Lを巻取った場合の層数、1層当たりの糸巻き数、最上層における端数及び総巻数としての回転データと釣り糸に張力が作用した状態で糸長Lを巻取った場合の回転データとを測定し、この測定で得られた回転データを用いて学習手段で得られる単位糸長を補正することにより補正単位糸長を算出する。
【0008】
ここでは、張力に応じて糸長を補正するので、釣り糸に張力が作用しても少ない誤差で糸長を計測できる。
【0009】
発明2に係る釣り用リールの糸長計測装置は、発明1に記載の装置において、前記糸長算出手段及び糸長補正手段で補正された糸長のいずれか一方を表示する表示手段をさらに備えている。ここでは、計測された誤差が少ない糸長が表示されるので、張力が作用しても釣り人が同じ棚に確実に仕掛けを降ろすことができる。
【0010】
発明3に係る釣り用リールの糸長計測装置は、発明1又は2に記載の装置において、前記学習手段は、糸巻き付け時の釣り糸の実際長さを計測する実長計測手段と、実長計測手段の計測結果を1又は複数回転数毎に取り込む取込手段と、取込手段で取り込んだときの回転数とその計測結果に基づく単位糸長との関係を単位糸長記憶手段に書き込む書込手段とを有する。
【0011】
発明4に係る釣り用リールの糸長計測装置は、発明3に記載の装置において、取込手段が取り込んだ計測結果に基づく単位糸長の移動平均を算出する移動平均手段をさらに備え、前記書込手段は、回転数と移動平均手段で得られた単位糸長との関係を単位糸長記憶手段に書き込む。
【0012】
発明5に係る釣り用リールの糸長計測装置は、発明3又は4に記載の装置おいて、取込手段が取り込んだ計測結果に基づく単位糸長と回転数との関係を一次直線に回帰する回帰手段をさらに備え、前記書込手段は、回帰手段により得られた回転数と単位糸長との関係を単位糸長記憶手段に書き込む。
【0013】
発明6に係る釣り用リールの糸長計測装置は、発明5に記載の装置おいて、前記回帰手段は、巻取初期の複数の単位糸長と回転数とにより第1回帰直線を求める第1回帰直線算出手段と、巻取後期の複数の単位糸長と回転数とにより第2回帰直線を求める第2回帰直線算出手段と、第1回帰直線と第2回帰直線との交点を求める交点算出手段と、交点算出手段の算出結果より2つの回帰直線の交点の有無を判断する交点判断手段とを有し、交点判断手段が交点があると判断すると、交点より前の回転数は下巻されているとして無視し、前記交点から後の回転数と単位糸長とにより前記回帰直線を求め、交点がないと判断すると巻取開始後の全ての回転数と単位糸長とから回帰直線を求める。
【0014】
発明7に係る釣り用リールの糸長計測装置は、発明1から6のいずれかに記載の装置おいて、リールから釣り糸が最も繰り出された時の最深回転数を記憶する最深記憶手段をさらに備え、糸長補正手段は、最深記憶手段に記憶された最深回転数よりも糸巻き取り側の回転数に対する単位糸長を補正する。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1及び図2に示す本発明の一実施形態を採用した電動リールは、リールボディ1と、リールボディ1の側方に配置されたスプール回転用ハンドル2と、ハンドル2のリールボディ1側に配置されたドラグ調整用のスタードラグ3とを備えている。リールボディ1の上部には操作パネル4が固定されている。
【0016】
操作パネル4には、仕掛けの深さ位置や棚設定位置や動作状況等を示すための液晶ディスプレイからなる表示部5と、各種の操作キー6とが配置されている。操作キー6としては、モータのオン/オフスイッチ6a、底棚位置設定や0セットを行うためのセットスイッチ6b、設定された底棚位置を表示するための表示スイッチ6c及び巻き上げ速度を高低2種の速度に切り換えるための速度切替えスイッチ6dが含まれている。また、操作パネル4の裏面側には、設定された棚位置に仕掛けが到達したことを報知するためのアラーム7と、スプール12(後述)の回転を検出する1対のリードスイッチからなるスプール回転センサ101が設けられている。ここでスプール回転センサ101としてリードスイッチを1対設けたのは、スプールの回転位置とともに、2つのリードスイッチ102のオンオフ順によりスプール12の回転方向を検出するためである。
【0017】
また、リールボディ1において操作パネル4の側方には、操作パネル4より一段低い平坦部8が形成されている。この平坦部8の図1上方(リールボディの前側面)には、糸長測定器15(後述)を取り付けるための窪み9が形成されている。リールボディ1の平坦部8の裏面側には、糸長測定器15に取り付けられた磁石を感知するリードスイッチからなる中継スイッチ102が設けられている。
【0018】
リールボディ1は、対向して配置された1対の底板を有するフレーム10と、フレーム10の両側方に配置されたカバー11とを有している。フレーム10の中央部には外周に釣糸が巻き付けられるスプール12が回転自在に配置されている。
【0019】
スプール12の内部には、図2に示すように、駆動モータ13が設けられており、その出力軸14はカバー11側に延びている。
【0020】
スプール12の内部及びカバー11の内部には、スプール12を回転駆動するための駆動系16が設けられている。駆動系16は、スプール12の内部に配置された遊星歯車列からなる減速機構20と、カバー11内に配置されたハンドル軸21に装着されたドラグ機構22と、ドラグ機構22と減速機構20との間に配置されたピニオンギア36及びクラッチ機構24とを有している。
【0021】
減速機構20は、モータ13の出力軸14に固定された第1太陽ギア25と、これに噛み合う第1遊星ギア26と、第1遊星ギア26を回転自在に支持する第1キャリア27に固定された第2太陽ギア28と、この第2太陽ギア28に噛み合う第2遊星ギア29とを備えている。第1及び第2遊星ギア26,29は、スプール12内の内周面に形成された内歯ギア30に噛み合っている。第2遊星ギア29は第2キャリア31に回転自在に支持されている。両遊星ギア26,29のキャリア27,31は筒状軸となっており、内部を駆動モータ13の出力軸14が貫通している。
【0022】
ドラグ機構22は、メインギア35と、このメインギア35内に収容された複数の摩擦プレート及び中間プレートと、皿バネとから構成されており、スタードラグ3を調整することによってそのドラグ力を変更することが可能である。
【0023】
ピニオンギア36はメインギア35に噛み合っている。ピニオンギア36はカバー11に支持された支持軸37の回りに回転自在に支持されている。クラッチ機構24は、スプール12を巻上状態と自由状態とに切り換えるものであり、クラッチオフすると自由状態となり、釣糸を繰り出すことが可能となる。また、クラッチオンすると巻上状態となり、駆動モータ13またはハンドル2による巻き上げ動作を行うことが可能となる。クラッチ機構24は、ピニオンギア36の一端と第2キャリア31の一端とによって構成されている。これらの対向する端部同士は噛み合いが可能であり、ピニオンギア36を第2キャリア31から離す方向に移動させるとクラッチが解除された状態(クラッチオフ)となり、また逆方向に移動させることによってクラッチが接続された状態(クラッチオン)となる。
【0024】
また、スプール12の一端側には第1ギア40が一体で形成されており、この第1ギア40は中間ギア列41を介して螺軸駆動ギア42と噛み合っている。螺軸駆動ギア42は螺軸43の一端に固定されており、螺軸43の表面には螺旋溝が形成されている。
【0025】
リールボディ1の平坦部8に着脱自在に装着される糸長測定器15は、初めて糸を巻くあるいは釣り糸を変更したときに実際の糸長を測定するために使用される。糸長測定器15は、図3及び図4に示すように、スプール12に巻き付けられた釣り糸外周部に接触して回転するローラ51と、ローラ51を回転自在に支持しかつ糸巻径の変化に追随して揺動する揺動アーム52と、ローラ51に従動して回転する回転体53と、揺動アーム52を揺動自在に支持しかつ回転体53を回転自在に支持する測定器本体54とを有している。
【0026】
ローラ51は揺動アーム52の先端にスプール12に当接可能に配置されている。揺動アーム52は、測定器本体54の一端側から側方に延びる揺動軸55の先端に回転自在に支持されている。この揺動アーム52は、図示しないバネにより図3時計回りに付勢されており、これにより糸巻径の変化に追随して揺動する。揺動アーム52及び測定器本体54の内部にはローラ51の回転を回転体53に伝達するための複数のギア群56,57が設けられている。回転体53の外周面には磁石53aが埋め込まれている。平坦部8内において回転体53に対向する位置に中継スイッチ102が設けられている。中継スイッチ102は、磁石53aが近接する都度オンオフする。
【0027】
測定器本体54は側面視コ字アーチ状であり、その他端に取付ネジ58が設けられている。また、一端側下部に内方に突出した突起59が形成されている。測定器本体54で平坦部8を挟み、突起59で平坦部8を係止したのち取付ネジ58を回して窪み9を押圧することで、測定器本体54が平坦部8に装着される。
【0028】
なお、この電動リールは、図1に示すように電源コード80によって図示しないバッテリーに接続される。
【0029】
また、電動リールは、図5に示す制御部100を有している。制御部100は、RAM、ROM、CPU、I/Oインターフェイス等を含むマイクロコンピュータを備えており、制御プログラムに従って後で説明する各種の制御動作を実行する。制御部100には、各種の操作キー6とスプール12の回転方向及び回転数を検出するためのスプール回転センサ101と中継スイッチ102とスプールカウンタ103と中継カウンタ104とが接続されている。また、制御部100には、アラーム7とモータ駆動部13aと表示部5と記憶部105と他の入出力部とが接続されている。
【0030】
スプールカウンタ103は、スプール回転センサ101のオンオフ回数を計数するカウンタであり、この計数値SPによりスプール回転数に関する回転数データが得られる。スプールカウンタ103は、スプール12が正転(糸繰り出し方向の回転)すると計数値が増加し、逆転すると減少する。中継カウンタ104は中継スイッチ102のオンオフ回数を計数するカウンタであり、この計数値LPmにより釣り糸の実長に関するデータが得られる。
【0031】
記憶部105はたとえばEEPROM等の不揮発メモリからなり、図6に示すように、その内部のアドレスは、一時データ記憶エリア110と、学習データ記憶エリア111と、最深データ記憶エリア112と、棚位置データ記憶エリア113と、他のデータエリアとに区画されている。
【0032】
次に、制御部100によって行われる制御処理を図7以降の制御フローチャートに従って説明する。
【0033】
電動リールが電源コード80を介してバッテリーに接続されると、ステップS1において初期設定を行う。この初期設定では2つのカウンタ103,104の計数値を「0」リセットしたり、各種の変数やフラグをリセットしたり、動作モードを予め設定された初期のモードに設定する。
【0034】
次にステップS2では操作パネル4上の各種の操作キー6が押されたか否かを判断する。またステップS3ではスプール12が回転されたか否かをスプール回転センサ101のオンオフにより判断する。ステップS4ではその他の指令や入力がなされたか否かを判断する。
【0035】
キー入力がなされた場合にはステップS2からステップS5に移行してキー入力処理を実行する。またスプール12の回転が検出された場合にはステップS3からステップS6に移行する。ステップS6では、中継スイッチ102がオンしたか否かを判断する。中継スイッチ102がオンするのは糸長測定器15が平坦部8に装着されたときだけである。糸長測定器15を装着するのは新しい釣り糸をスプール12に巻き付けて新たなスプール回転数と糸長との関係を学習するとき等である。このため、スプール12が回転しており、かつ中継スイッチ102がオンしているとステップS7に移行し、学習モード処理を実行する。中継スイッチ102がオンしていないときにはステップS6からステップS8に移行して各モード処理を実行する。
【0036】
その他の指令あるいは入力がなされた場合にはステップS4からステップS9に移行して他の処理を実行する。
【0037】
キー入力処理では、図8に示すように、まずステップS21で駆動モータ13のオン/オフスイッチ6aが押されたか否かを判断する。またステップS22では、棚位置のセットスイッチ6bが押されたか否かを判断し、ステップS23では、セットスイッチ6bが3秒以上押されたことで0セットが指定されたか否かを判断する。この0セットの指定は、釣り糸の所定長さを0表示するときに行われる。たとえば、釣り糸が切れたときや最初に指定した0点が釣り糸に作用する張力によりずれたときに釣り人は0セットを指定する。ステップS24ではその他のスイッチが押されたか否かを判断する。
【0038】
駆動モータ13のオン/オフスイッチ6aが押された場合にはステップS21からステップS25に移行する。ステップS25では、既に駆動モータ13がオンしているか否かを判断する。駆動モータ13が既にオンしている場合にはステップS26に移行し、駆動モータ13をオフする。また、駆動モータ13がオフしている場合にはステップS25からステップS27に移行し、駆動モータ13をオンする。
【0039】
棚位置のセットスイッチ6bが押された場合にはステップS22からステップS28に移行する。ステップS28では、セットスイッチ6bが押された時点でのカウント値Cを棚設定値Tとして棚位置データ記憶エリア113に記憶する。
【0040】
0セットが指定されたと判断するとステップS23からステップS29に移行する。ステップS29ではスプールカウンタ103の計数値SPが0点から−200〜+100の間、つまり、0点から糸繰り出し方向に100パルス、糸巻取方向に200パルス以内で0セットが指定されたか否かを判断する。これは、釣り糸が切れたときに0点をセットし直す高切れ補正と、釣り糸に張力が作用して0点がずれたときに0点をセットし直すテンション補正とを1つのスイッチ操作で行うためである。2つの補正は制御上は異なる処理を行うが、釣り人にとって0点をセットし直すという行為であり同じである。そこでこのような0セットをひとつのスイッチ操作で行えるようにすると、余分なスイッチ操作が不要になり操作性を向上できる。また、この判断をなくし、テンション補正と高切れ補正を別々のスイッチにて独立して構成することも可能である。
【0041】
計数値SPが0点から−200〜+100の間で0セットが指定されるとステップS29からステップS30に移行し後で詳しく説明するテンション補正処理を行う。計数値SPが0点から上記範囲外で0セットが指定されるとステップS29からステップS31に移行し後で詳しく説明する高切れ補正処理を行う。ここで、上記範囲で2つの補正の違いを判断した理由は、テンション補正の場合0点の近くで補正が必要になり、高切れ補正の場合、0点から離れて補正が必要になるからである。
【0042】
その他のキーが押された場合にはステップS24からステップS32に移行し、押されたキーに応じた処理を実行する。
【0043】
図7のステップS8の学習モード処理を行う場合には、釣り人は糸長測定器15を平坦部8に装着して、ローラ51をスプール12に接触させた状態で釣り糸をスプール12に巻き付ける。この学習モード処理では、図9のステップS41で中継カウンタ104の計数値LPmを取り込むための変数mを「1」にセットする。ステップS42では、スプールカウンタ103の計数値SPが200で割り切れたか否かによりスプール12が200パルス分回転するのを待つ。スプール12が200パルス分回転するとステップS43に移行する。ステップS43では、中継カウンタ104の計数値LPmを取り込み、取り込んだ計数値LPmを記憶部105の一時データ記憶エリア110に格納する。つまり、スプール12が200パルス分回転する都度計数値LPmを取り込むことで、計数値SP200パルス毎の単位糸長を取り込む。
【0044】
ステップS44では、次の200パルスの間の糸長を検出するために中継カウンタ104をクリアする。ステップS45では変数mを1インクリメントしステップS46に移行する。ステップS46では、たとえばセットスイッチ6bの操作の有無により釣り糸のスプールの巻き付けが完了したか否かを判断する。巻き付けが完了していない場合にはステップS42にもどり、次の200パルススプール12が回転するのを待つ。
【0045】
釣り糸のスプール12への巻き付けが完了したと判断するとステップS47に移行し、変数mの最大値を変数Mにセットする。ステップS48では、変数mを「1」にセットする。ステップS49では、一時データ記憶エリア110に格納された計数値LPmを読み出す。ステップS50では、読み出した計数値LPmとそれより前に読み出した2つの計数値LPm-1,LPm-2とを加算して3つの計数値の移動平均を算出し、これを単位糸長データAmとして変数mに関連付けて記憶部105の学習データ記憶エリア111に格納する。なお、最初の2つの計数値LP1,LP2や最後の2つの計数値LPM-1,LPMを移動平均する場合には、1つまたは2つの計数値の平均値を単位糸長データにする。ここでは、移動平均処理を行っているので、計数値にノイズや抜けが生じても信頼性が高いデータを得られる。
【0046】
ステップS51では、変数mを1インクリメントしステップS52に移行する。ステップS52では、全ての計数値LPmに対する平均処理を完了したか否かを判断する。平均処理が完了していない場合にはステップS49に戻り次の計数値LPmを読み出す。平均処理が完了するとステップS53に移行し、直線回帰処理を実行する。平均処理して得られた単位糸長データAmは、前述のようにスプール12が200パルス回転する毎の糸長データであり、このデータは、釣り糸がスプール12に巻き付けられるに従い、つまり、スプール回転数に比例して値が大きくなるデータである。このため、ステップS53では、この単位糸長データAmと変数mとの関係を一次直線に回帰する。
【0047】
ステップS53の直線回帰処理は、図10のステップS61で、巻き始めの最初の4つの単位糸長データA1〜A4を学習データ記憶エリア111から読み出す。ステップS62では、4つのデータA1〜A4から図14に点線で示す第1回帰直線L1を算出する。ここでは、下巻の釣り糸として太い釣り糸を使用しているので、傾きa1が大きい値になっている。ここで、切片をb1とすると、第1回帰直線L1はAm=a1m+b1となる。
【0048】
ステップS63では、巻き終わりの最後の4つの単位糸長データAM-3〜AMを学習データ記憶エリア111から読み出す。ステップS64では、4つのデータAM-3〜AMから図14に2点鎖線で示す第2回帰直線L2を算出する。ここでは、下巻の釣り糸より細い釣り糸を使用しているので、傾きa2が第1回帰直線L1より小さい値になっている。ここで、切片をb2とすると、第2回帰直線L2はAm=a2m+b2となる。
【0049】
ステップS65では、2つの回帰直線L1,L2の交点(mc,Amc)を求める。ステップS66では、交点の有無を判断する。ここで、2つの回帰直線L1,L2の交点が負(mc<0)の場合、または最終のデータMより大きい(mc>M)の場合には交点がないと判断する。交点があると判断するとステップS66からステップS67に移行し、交点より後のデータ(m>mc)だけを用いて図14に1点鎖線で示す第3回帰直線L3を算出する。この傾きをa3,切片をb3とすると第3回帰直線L3はAm=a3m+b3となる。ステップS68では、得られた第3回帰直線L3で関係づけられる単位糸長データA1〜AMをすべて算出する。交点がないと判断するとステップS66からステップS69に移行する。ステップS69では、得られた第2回帰直線L2で関係づけられる単位糸長データA1〜AMを全て算出する。
【0050】
ステップS70では、得られた第2回帰直線L2又は第3回帰直線L3に基づき、データ学習エリアより上のエリア(上巻エリア)と下のエリア(下巻エリア)の単位糸長データAM+1〜AM+16と単位糸長データA0〜A-4を算出する。これは、釣り糸が切れたときや釣り糸にテンションが作用したときに糸長表示が消えるのを防止するためである。ステップS71では、得られた単位糸長データA-4〜AM+16と変数mとを学習データ記憶エリア111に上書きする。このようにして、糸巻径や糸径により変化する糸長とスプール回転数との関係を学習する。この結果、たとえば、図15に実線で示すような単位糸長データAmと変数mとの関係が学習データ記憶エリア111に格納される。ここで、釣り糸の長さは、直線の下の面積で示される。つまり、スプールカウンタ103の計数値SPは、変数mの200倍であるので、0点から計数値SPまでの面積を算出することで糸長のカウント値Cが算出できる。
【0051】
各モード処理では、図11のステップS81で、スプール12の回転が繰り出し方向であるか否かを判断する。この判断はスプール回転センサ101からの出力により判断する。繰り出し方向の場合にはステップS82に移行して計数値SPを例えば1インクリメントする。ステップS83では、計数値SPに基づき記憶部105の学習データ記憶エリア111から単位糸長データAmを読み出し、読み出した単位糸長データAmからカウント値Cを求め、それを表示部5に表示する。ステップS84では、算出したカウント値Cが最深値Cmaxより大きいか否かを判断する。カウント値Cが最深値Cmaxより大きいときはステップS85に移行し、算出したカウント値Cを最深値Cmaxに設定し、記憶部105の最深データ記憶エリア112に記憶する。ステップS86では、自動棚停止モードが設定されているか否かを判断する。この判断は例えば棚設定値Tがセットされているか否かにより判断する。ステップS87では、自動さそいモード等の他のモードが設定されているか否かを判断する。
【0052】
自動棚停止モードが設定されている場合にはステップS86からステップS88に移行し、自動棚停止処理を実行する。他のモード処理が設定されている場合にはステップS89に移行し、他のモード処理を実行する。
【0053】
スプール12の回転が巻き取り方向の場合にはステップS81からステップS90に移行する。ステップS90では計数値SPを例えば1デクリメントする。ステップS91では、計数値SPに基づき学習データ記憶エリア111から単位糸長データAmを読み出し、読み出した単位糸長データAmからカウント値Cを求め、それを表示部5に表示する。ステップS92では船べりアラーム水深CFAとカウント値Cとが合致しているか否かを判断する。船べりアラーム水深CFAとカウント値Cとが合致している場合にはステップS93に移行し、船べりアラーム処理を実行する。船べりアラーム水深CFAとカウント値Cとが合致していない場合にはステップS92からステップS94に移行し、カウント値Cが所定値以下であるか否かを判断する。所定値以下である場合にはステップS95に移行し、駆動モータ13をオフする。
【0054】
図8のキー入力処理におけるステップS30のテンション補正処理では、図12のステップS101で計数値SPを0にセットする。ステップS102では、最深データ記憶エリア112に最深データCmaxが記憶されているか否かを判断し、最深データCmaxが記憶されている場合にはステップS103に移行する。ステップS103では、図15に示すように、最深データCmaxに対応するカウント値SPに応じた変数m以降の単位糸長データAmから下記(1)式により補正単位糸長データA'mを求める。
【0055】
【数1】
ここでは、説明を簡単にするために、スプール12がn回転毎(たとえば200回転毎)に変数m(たとえばスプール12の糸巻層数)が増加すると考え、図16に示すように、a1〜am層までm個のアドレスと、am+1層目の端数p回転にて記憶部105内の学習データ記憶エリア111のデータが構成されているとしている。ここで、単位糸長データAmは、
Am=nπDam=nπDa0+2mnπd0
で表せる。
【0056】
また、テンションが釣り糸に作用して釣り糸が偏平して釣り糸の径d’0が元の径d0より小さくなった場合には、図17に示すように、x層だけ層数が増え、a1〜a(m+x)層までm+x個のアドレスと、a(m+x+1)層目の端数q回転にて記憶部105内の学習データ記憶エリア111のデータが構成されているとしている。ここで、補正単位糸長データA’mは、
A’m=nπD’am=nπ(Da0+d0+(2m−1)d’0)
で表せる。
【0057】
これらの関係と糸長Lがテンションの作用の前後で変わらないこととにより前記(1)式が求められる。
【0058】
ステップS102で最深値Cmaxがないと判断すると、ステップS104に移行し、高切れ補正処理を行う。これは今までに1回も糸を繰り出し、巻き取りしたことがないことを意味するからである。
【0059】
ステップS105では、求めた補正単位糸長データA'mを学習データ記憶エリア111に記憶し、テンションによる補正が終了し入力キー処理に戻る。ステップS31の高切れ補正処理では、図13のステップS111で0セットが押された時点での計数値SPに応じた変数mの単位糸長データを学習を終了した直後の0点と認識する。ステップS112では計数値SPを0にセットし、入力キー処理に戻る。この結果、高切れ補正が行われる。
【0060】
〔他の実施例〕
(a) 電動リールに代えて、糸長表示機構を有する手巻きリールにも本発明を適用できる。
【0061】
(b) 両軸受リールに代えて片軸受リールにも本発明を適用できる。
【0062】
【発明の効果】
本発明に係る釣り用リールの糸長計測装置では、張力に応じて糸長を補正するので、釣り糸に張力が作用しても少ない誤差で糸長を計測できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を採用した電動リールの平面図。
【図2】 その断面部分図。
【図3】 糸長測定器の縦断面図。
【図4】 糸長測定器の横断面図。
【図5】 制御系の構成を示すブロック図。
【図6】 記憶部のエリア構成を示す図。
【図7】 主制御ルーチンを示すフローチャート。
【図8】 キー入力処理を示すフローチャート。
【図9】 学習モード処理を示すフローチャート。
【図10】 直線回帰処理を示すフローチャート。
【図11】 各モード処理を示すフローチャート。
【図12】 テンション補正処理を示すフローチャート。
【図13】 高切れ補正処理を示すフローチャート。
【図14】 直線回帰処理を説明するグラフ。
【図15】 テンション補正処理を説明するグラフ。
【図16】 テンションが作用する前の釣り糸の巻取状態を説明する模式図。
【図17】 テンションが作用した後の釣り糸の巻取状態を説明する模式図。
【符号の説明】
1 電動リール
5 表示部
15 糸長測定器
100 制御部
101 スプール回転センサ
102 中継スイッチ
105 記憶部
111 学習データ記憶エリア
112 最深データ記憶エリア[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a yarn length measuring device, and more particularly to a fishing reel yarn length measuring device for measuring the length of a fishing line wound on a spool of a fishing reel in a layered manner.
[0002]
[Prior art]
Fishing reels such as dual-bearing reels and single-bearing reels generally have a reel body, a spool that is rotatably supported by the reel body and for winding fishing line, and a handle that rotates the spool. This type of fishing reel is known which has a line length display mechanism for measuring and displaying the feeding length or winding length of a fishing line from a spool during reel operation (Japanese Patent Laid-Open No. 1-276011). No. JP-A-2-107908). By providing this thread length display mechanism, the mechanism can be accurately lowered to the same shelf position, and the flying distance of the mechanism during throw fishing can be displayed.Can doit can.
[0003]
This type of yarn length display mechanism includes a yarn length measurement unit that measures the yarn length during reel operation and a yarn length display unit that displays the yarn length measured by the yarn length measurement unit.WhenIt has. The yarn length measuring unit calculates the yarn length from the number of rotations of the spool. Note that the winding diameter of the spool changes according to the number of rotations and the thickness of the yarn, and the yarn length per one rotation of the spool changes depending on the winding diameter. Therefore, in the above prior art, the yarn length calculated from the spool rotation speed is not displayed as it is, but the yarn length is calculated from the spool rotation speed in consideration of the change in the winding diameter due to the difference in the spool rotation speed and the yarn thickness. I am doing so.
[0004]
Specifically, in the prior art disclosed in the former publication, the yarn length is calculated from the number of rotations of the spool using a calculation formula that takes into account the type of yarn and the winding diameter. In the prior art disclosed in the latter publication, while measuring the line length with a measuring instrument while actually winding the fishing line around the spool, the relationship between the measured value and the spool rotational speed is stored in the memory. The yarn length is calculated from the rotation speed of the spool by reading the relationship between the thread length and the yarn length from the memory.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In each of the above conventional configurations, the yarn length is calculated in consideration of changes in the spool diameter and the winding diameter depending on the yarn thickness. Therefore, the error between the actual length and the calculated yarn length is the spool rotation speed. It is slightly smaller than the case where the yarn length is directly calculated from. However, when fish is actually applied to the fishing line and tension is applied to the fishing line, the gap between the fishing lines wound on the spool is reduced, and the winding length per one rotation of the spool is reduced. The spool must be rotated. In other words, when tension is applied to the fishing line, the relationship between the spool rotation speed and the actual yarn length becomes different from the relationship stored in the calculation formula or memory, and the displayed yarn length is actually fed out.WasOr it becomes longer than the wound yarn length.
[0006]
An object of the present invention is to reduce the length of fishing line reels wound in layers on a spool of fishing reels.,The purpose is to enable measurement with a small error even when tension is applied to the fishing line.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
A fishing reel thread length measuring device according to a first aspect of the present invention is a device for measuring the length of a fishing line reel wound around a spool of a fishing reel when the reel is operated, and comprises a spool rotation speed detecting means, A length calculating unit, a learning unit, and a yarn length correcting unit are provided. The spool rotation speed detecting means is used to rotate the spool.NumberTo detect. The yarn length calculating means is the rotation detected by the spool rotation speed detecting means.NumberThen, the yarn length is calculated in consideration of the bobbin diameter that changes in accordance with the rotational speed. The yarn length calculating means rotatesNumber and, One or more rotations taking into account the bobbin diameter that changes according to the number of rotationsBy numberUnit yarn length storage means for storing the relationship with the unit yarn length, and rotation detected by the spool rotational speed detection meansTo numberCorrespondingly, it has a calculation means for reading the unit yarn length stored in the unit yarn length storage means and calculating the yarn length. The learning means is a means for setting the unit yarn length of the unit yarn length storage means while actually winding a fishing line around a reel. The learning means includesThis is means for setting the unit yarn length of the unit yarn length storage means while actually winding the fishing line around the reel.The yarn length correcting means is means for correcting the yarn length calculated by the yarn length calculating means in accordance with the tension acting on the fishing line.AndThe yarn length correcting means includesThe yarn length L obtained from the calculated unit yarn length when no tension is applied to the fishing line does not change even when the tension is applied to the fishing line, and the number of revolutions when the yarn length L is wound is applied to the fishing line. When the tension is applied, the increase in comparison with the case where the tension is not applied is utilized, and the number of layers when the yarn length L is wound in the state where the tension is not applied to the fishing line is obtained. Measure the rotation data as the number of bobbin windings, the number of fractions in the top layer and the total number of windings, and the rotation data when the yarn length L is wound with tension applied to the fishing line, and use the rotation data obtained by this measurement. The corrected unit yarn length is calculated by correcting the unit yarn length obtained by the learning means.
[0008]
Here, since the yarn length is corrected according to the tension, the yarn length can be measured with a small error even if the tension acts on the fishing line.
[0009]
A fishing reel yarn length measuring device according to a second aspect of the present invention is the device according to the first aspect, further comprising display means for displaying one of the yarn lengths corrected by the yarn length calculating means and the yarn length correcting means. ing. Here, since the yarn length with a small measured error is displayed, the angler can reliably unload the device on the same shelf even if tension is applied.
[0010]
The fishing reel yarn length measuring device according to the
[0011]
A fishing reel yarn length measuring device according to a fourth aspect of the present invention is the device according to the third aspect,A moving average means for calculating a moving average of the unit yarn length based on the measurement result taken in by the taking-in means;Number andThe relationship with the unit yarn length obtained by the moving average means is written in the unit yarn length storage means.
[0012]
invention5A fishing reel yarn length measuring device according to the invention3 or 4Unit yarn length and rotation based on the measurement results taken in by the take-in meansNumber andA regression means for regressing the relationship of the relationship to a linear line, wherein the writing means is a rotation obtained by the regression means.Number andThe relationship with the unit yarn length is written in the unit yarn length storage means.
[0013]
invention6A fishing reel yarn length measuring device according to the invention5In the apparatus described in (2), the return means includes a plurality of unit yarn lengths and rotations at the initial stage of winding.Number andA first regression line calculating means for obtaining a first regression line by means of a plurality of unit yarn lengths and rotations in the latter stage of windingNumber andThe second regression line calculating means for obtaining the second regression line by means of the above, the intersection calculating means for obtaining the intersection of the first regression line and the second regression line, and the presence / absence of the intersection of the two regression lines from the calculation result of the intersection calculating means. An intersection judging means for judging, and if the intersection judging means judges that there is an intersection, the rotation before the intersectionNumberIgnore it as the lower volume, and rotate after the intersectionNumber andCalculate the regression line based on the unit yarn length, and determine that there are no intersections.Number andA regression line is obtained from the unit yarn length.
[0014]
invention7The fishing reel reel thread length measuring device according to the first aspect of the present invention.6The deepest rotation when the fishing line is unwound most from the reelNumberA deepest storage means for storing, and the yarn length correcting means is the deepest rotation stored in the deepest storage means;Thread winding side than numberRotationTo numberCorrect the unit thread length for.
[0015]
[DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 and 2, an electric reel adopting an embodiment of the present invention includes a
[0016]
The
[0017]
Further, a
[0018]
The
[0019]
As shown in FIG. 2, a
[0020]
A
[0021]
The
[0022]
The
[0023]
The
[0024]
A
[0025]
A thread
[0026]
The
[0027]
The measuring instrument
[0028]
The electric reel is connected to a battery (not shown) by a
[0029]
Moreover, the electric reel has the
[0030]
The
[0031]
The
[0032]
Next, control processing performed by the
[0033]
When the electric reel is connected to the battery via the
[0034]
Next, in step S2, it is determined whether or not
[0035]
If a key is input, the process proceeds from step S2 to step S5 to execute a key input process. If the rotation of the
[0036]
If any other command or input is made, the process proceeds from step S4 to step S9 to execute another process.
[0037]
In the key input process, as shown in FIG. 8, it is first determined in step S21 whether or not the on / off
[0038]
When the on / off
[0039]
If the shelf position set
[0040]
If it is determined that 0 set is designated, the process proceeds from step S23 to step S29. In step S29, it is determined whether the count value SP of the
[0041]
If 0 set is designated when the count value SP is between 0 and -200 to +100, the process proceeds from step S29 to step S30, and tension correction processing described in detail later is performed. If the count value SP is 0 and the 0 set is specified outside the above range, the process proceeds from step S29 to step S31, and the high cut correction process described in detail later is performed. Here, the reason for determining the difference between the two corrections in the above range is that correction is necessary near the zero point in the case of tension correction, and correction is required away from the zero point in the case of high cut correction. is there.
[0042]
If any other key is pressed, the process proceeds from step S24 to step S32, and processing corresponding to the pressed key is executed.
[0043]
When performing the learning mode process of step S8 in FIG. 7, the angler attaches the line
[0044]
In step S44, the
[0045]
When it is determined that the fishing line has been wound around the
[0046]
In step S51, the variable m is incremented by 1, and the process proceeds to step S52. In step S52, all count values LPmIt is determined whether or not the averaging process is completed. If the averaging process is not completed, the process returns to step S49 and the next count value LPmIs read. When the averaging process is completed, the process proceeds to step S53, and a linear regression process is executed. Unit yarn length data A obtained by averagingmIs the yarn length data every time the
[0047]
The linear regression process in step S53 is performed in step S61 of FIG. 10 in the first four unit yarn length data A at the start of winding.1~ AFourAre read from the learning
[0048]
In step S63, the last four unit yarn length data A at the end of windingM-3~ AMAre read from the learning
[0049]
In step S65, two regression lines L1, L2Intersection of (mc, Amc) In step S66, it is determined whether or not there is an intersection. Here, two regression lines L1, L2The intersection of is negative (mc<0) or larger than the final data M (mcIf> M), it is determined that there is no intersection. If it is determined that there is an intersection, the process proceeds from step S66 to step S67, and data after the intersection (m> mc) Only, and the third regression line L indicated by a one-dot chain line in FIG.ThreeIs calculated. This slope is aThree, Intercept the bThreeThen the third regression line LThreeIs Am= AThreem + bThreeIt becomes. In step S68, the obtained third regression line LThreeThread length data A related by1~ AMAre all calculated. If it is determined that there is no intersection, the process proceeds from step S66 to step S69. In step S69, the obtained second regression line L2Thread length data A related by1~ AMAre all calculated.
[0050]
In step S70, the obtained second regression line L2Or the third regression line LThreeBased on the above, the unit yarn length data A of the area above the data learning area (upper winding area) and the lower area (lower winding area)M + 1~ AM + 16And unit yarn length data A0~ A-FourIs calculated. This is to prevent the line length display from disappearing when the fishing line is cut or when a tension is applied to the fishing line. In step S71, the obtained unit yarn length data A-Four~ AM + 16And the variable m are overwritten in the learning
[0051]
In each mode process, it is determined in step S81 in FIG. 11 whether or not the rotation of the
[0052]
When the automatic shelf stop mode is set, the process proceeds from step S86 to step S88, and the automatic shelf stop process is executed. If another mode process is set, the process proceeds to step S89 to execute another mode process.
[0053]
When the rotation of the
[0054]
In the tension correction process of step S30 in the key input process of FIG. 8, the count value SP is set to 0 in step S101 of FIG. In step S102, the deepest data C is stored in the deepest data storage area 112.maxIs stored, and the deepest data CmaxIs stored, the process proceeds to step S103. In step S103, as shown in FIG.maxUnit yarn length data A after the variable m corresponding to the count value SP corresponding tomFrom the following equation (1), corrected unit yarn length data A ′mAsk for.
[0055]
[Expression 1]
Here, in order to simplify the explanation, it is assumed that the variable m (for example, the number of spool layers of the spool 12) increases every n rotations (for example, every 200 rotations), and as shown in FIG.1~ AmM addresses to the layer and am + 1It is assumed that the data in the learning
Am= NπDam= NπDa0+ 2mnπd0
It can be expressed as
[0056]
Further, the tension acts on the fishing line and the fishing line is flattened so that the fishing line diameter d '0Is the original diameter d0When it becomes smaller, the number of layers increases by x layers as shown in FIG.1~ A(m + x)M + x addresses to the layer and a(m + x + 1)It is assumed that the data in the learning
A ’m= NπD ′am= Nπ (Da0+ D0+ (2m-1) d '0)
It can be expressed as
[0057]
Based on these relationships and the fact that the yarn length L does not change before and after the action of tension, the above equation (1) is obtained.
[0058]
In step S102, the deepest value CmaxIf it is determined that there is not, the process proceeds to step S104, and high cut correction processing is performed. This means that the yarn has never been unwound and wound up so far.
[0059]
In step S105, the obtained corrected unit yarn length data A ′.mIs stored in the learning
[0060]
[Other Examples]
(A) The present invention can be applied to a manually wound reel having a yarn length display mechanism instead of the electric reel.
[0061]
(B) The present invention can be applied to a single-bearing reel instead of the dual-bearing reel.
[0062]
【The invention's effect】
In the fishing reel yarn length measuring apparatus according to the present invention, the yarn length is corrected in accordance with the tension, so that the yarn length can be measured with a small error even if the tension acts on the fishing line.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of an electric reel adopting an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a partial sectional view thereof.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view of a yarn length measuring device.
FIG. 4 is a cross-sectional view of a yarn length measuring device.
FIG. 5 is a block diagram showing a configuration of a control system.
FIG. 6 is a diagram showing an area configuration of a storage unit.
FIG. 7 is a flowchart showing a main control routine.
FIG. 8 is a flowchart showing key input processing.
FIG. 9 is a flowchart showing learning mode processing.
FIG. 10 is a flowchart showing a linear regression process.
FIG. 11 is a flowchart showing each mode process;
FIG. 12 is a flowchart showing a tension correction process.
FIG. 13 is a flowchart showing high cut correction processing.
FIG. 14 is a graph illustrating linear regression processing.
FIG. 15 is a graph illustrating tension correction processing.
FIG. 16 is a schematic diagram for explaining a winding state of a fishing line before a tension is applied.
FIG. 17 is a schematic diagram for explaining a winding state of a fishing line after a tension is applied.
[Explanation of symbols]
1 Electric reel
5 display section
15 Yarn length measuring instrument
100 Control unit
101 Spool rotation sensor
102 Relay switch
105 Storage unit
111 Learning data storage area
112 Deepest data storage area
Claims (7)
前記スプールの回転数を検出するスプール回転数検出手段と、
前記スプール回転数検出手段によって検出された回転数から前記回転数に応じて変化する糸巻径を考慮して糸長を算出し、前記回転数と回転数に応じて変化する糸巻径を考慮した1又は複数回転数毎の単位糸長との関係を記憶する単位糸長記憶手段と、前記スプール回転数検出手段によって検出された回転数に応じて前記単位糸長記憶手段に記憶された単位糸長を読み出し前記糸長を演算する演算手段とを有する糸長算出手段と、
前記単位糸長記憶手段の単位糸長を実際に釣り糸をリールに巻き付けながら設定するための学習手段と、
前記糸長算出手段で算出される糸長を前記釣り糸に作用する張力に応じて補正するための糸長補正手段とを備え、
前記糸長補正手段は、釣り糸に張力が作用していない場合の計算上の単位糸長から得られる糸長Lが釣り糸に張力が作用した際にも変わらないものとして、かつ前記糸長Lを巻き付ける際の回転数が釣り糸に張力が作用した場合は張力が作用していない場合に比較して増加することを利用し、釣り糸に張力が作用していない状態で前記糸長Lを巻取った場合の層数、1層当たりの糸巻き数、最上層における端数及び総巻数としての回転データと釣り糸に張力が作用した状態で前記糸長Lを巻取った場合の前記回転データとを測定し、この測定で得られた回転データを用いて前記学習手段で得られる単位糸長を補正することにより補正単位糸長を算出する、
釣り用リールの糸長計測装置。A fishing reel thread length measuring device for measuring a length of a fishing line reel wound around a spool of a fishing reel in a reel operation,
Spool rotational speed detection means for detecting the rotational speed of the spool;
Taking into account the line winding diameter varies according to the rotation speed or al the rotational speed detected by said spool rotational speed detecting means calculates the yarn length, taking into account a wound diameter varying according to the rotation speed and the rotation speed a unit yarn length memory means for storing a relationship between a unit yarn length of each of one or more rotational speed, a unit yarn stored in the unit thread length memory means in accordance with the rotational speed detected by said spool rotational speed detecting means A yarn length calculation means having a calculation means for reading the length and calculating the yarn length;
And learning means for setting while winding the fishing line reel unit yarn length of the unit thread length storage means actually,
A yarn length correcting means for correcting the yarn length calculated by the yarn length calculating means according to the tension acting on the fishing line ;
The yarn length correcting means assumes that the yarn length L obtained from the calculated unit yarn length when no tension is applied to the fishing line does not change even when the tension is applied to the fishing line, and sets the yarn length L to When the tension is applied to the fishing line, the number of rotations at the time of winding is increased compared to the case where no tension is applied, and the line length L is wound in a state where no tension is applied to the fishing line. Rotation data as the number of layers in the case, the number of windings per layer, the number of fractions in the uppermost layer and the total number of windings and the rotation data when the yarn length L is wound in a state where tension is applied to the fishing line, A corrected unit yarn length is calculated by correcting the unit yarn length obtained by the learning means using the rotation data obtained by this measurement.
Thread length measuring device for fishing reels.
糸巻き付け時の釣り糸の実際長さを計測する実長計測手段と、 An actual length measuring means for measuring the actual length of the fishing line when winding the line;
前記実長計測手段の計測結果を1又は複数回転数毎に取り込む取込手段と、 Capturing means for capturing the measurement result of the actual length measuring means for each one or a plurality of rotation speeds;
前記取込手段で取り込んだときの回転数とその計測結果に基づく単位糸長との関係を前記単位糸長記憶手段に書き込む書込手段とを有する、 Writing means for writing the relationship between the number of rotations taken by the take-in means and the unit yarn length based on the measurement result into the unit yarn length storage means;
請求項1又は2に記載の釣り用リールの糸長計測装置。The fishing reel yarn length measuring device according to claim 1 or 2.
前記書込手段は、前記回転数と前記移動平均手段で得られた単位糸長との関係を前記単位糸長記憶手段に書き込む、
請求項3に記載の釣り用リールの糸長計測装置。A moving average means for calculating a moving average of unit yarn length based on the measurement result taken in by the taking-in means;
The writing means writes the relationship between the rotational speed and the unit yarn length obtained by the moving average means to the unit yarn length storage means;
The fishing reel yarn length measuring device according to claim 3 .
前記書込手段は、前記回帰手段により得られた回転数と単位糸長との関係を前記単位糸長記憶手段に書き込む、
請求項3又は4に記載の釣り用リールの糸長計測装置。A regression means for regressing the relationship between the unit yarn length and the number of rotations based on the measurement result captured by the capture means to a linear line;
The writing means writes the relationship between the rotational speed obtained by the regression means and the unit yarn length in the unit yarn length storage means;
The fishing reel reel length measuring device according to claim 3 or 4 .
巻取初期の複数の単位糸長と回転数とにより第1回帰直線を求める第1回帰直線算出手段と、
巻取後期の複数の単位糸長と回転数とにより第2回帰直線を求める第2回帰直線算出手段と、
前記第1回帰直線と第2回帰直線との交点を求める交点算出手段と、
前記交点算出手段の算出結果より2つの回帰直線の交点の有無を判断する交点判断手段とを有し、
前記交点判断手段が交点があると判断すると、前記交点より前の回転数は下巻されているとして無視し、前記交点から後の回転数と単位糸長とにより前記回帰直線を求め、交点がないと判断すると巻取開始後の全ての回転数と単位糸長とから前記回帰直線を求める、
請求項5に記載の釣り用リールの糸長計測装置。The regression means is
A first regression line calculating means for obtaining a first regression line from a plurality of unit yarn lengths and the number of rotations at the initial stage of winding;
A second regression line calculating means for obtaining a second regression line from a plurality of unit yarn lengths and the number of rotations in the latter stage of winding;
Intersection calculating means for obtaining an intersection between the first regression line and the second regression line;
And a point of intersection determination means for determining whether the calculation result by Ri two intersections of the regression line of said intersection calculating means,
When the intersection determining means determines that there is an intersection, the number of revolutions before the intersection is ignored as being rolled down, and the regression line is obtained from the number of revolutions and unit yarn length after the intersection, and there is no intersection. And determining the regression line from all the rotation speed and unit yarn length after the start of winding,
The fishing reel yarn length measuring device according to claim 5 .
前記糸長補正手段は、前記最深記憶手段に記憶された最深回転数よりも糸巻取り側の回転数に対する単位糸長を補正する、
請求項1から6のいずれかに記載の釣り用リールの糸長計測装置。 Further comprising a deepest storage means for storing the deepest rotational speed when the fishing line is fed out most from the reel,
The yarn length correcting means corrects the unit yarn length against the rotational speed of the winding side than the deepest rotation speed stored in the deepest storage means,
The fishing reel yarn length measuring device according to any one of claims 1 to 6 .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04341696A JP3719755B2 (en) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | Fishing reel thread length measuring device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04341696A JP3719755B2 (en) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | Fishing reel thread length measuring device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09236428A JPH09236428A (en) | 1997-09-09 |
JP3719755B2 true JP3719755B2 (en) | 2005-11-24 |
Family
ID=12663120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04341696A Expired - Fee Related JP3719755B2 (en) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | Fishing reel thread length measuring device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3719755B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI807085B (en) * | 2018-10-05 | 2023-07-01 | 日商島野股份有限公司 | Grip operation support device and grip operation support program |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6271200B2 (en) * | 2013-09-27 | 2018-01-31 | 株式会社ハイレックスコーポレーション | Length detection reel |
JP6542030B2 (en) * | 2015-05-12 | 2019-07-10 | 東洋建設株式会社 | Echo sounder |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP04341696A patent/JP3719755B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI807085B (en) * | 2018-10-05 | 2023-07-01 | 日商島野股份有限公司 | Grip operation support device and grip operation support program |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09236428A (en) | 1997-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI477738B (en) | The line length display device of the fishing reel | |
JP5764014B2 (en) | Double bearing reel tension display device | |
JP3719755B2 (en) | Fishing reel thread length measuring device | |
JP4141186B2 (en) | Electric reel | |
JP3045045B2 (en) | Line length measuring device for fishing reels | |
JP3361428B2 (en) | Water depth display device for fishing reels | |
JP3695843B2 (en) | Reel control device | |
JP3401421B2 (en) | Fishing reel | |
JP2601516B2 (en) | Line length measuring device for fishing reels | |
JP3375276B2 (en) | Fishing reel line length measuring device | |
JP3470870B2 (en) | Fishing reel line length measuring device | |
JP2001161232A (en) | Line length measuring device of reel for fishing | |
JP3361453B2 (en) | Fishing reel line length measuring device | |
JP3411803B2 (en) | Fishing reel | |
JP3195928B2 (en) | Fishing line payout amount display device | |
JPH09205950A (en) | Line length measuring instrument for reel for fishing | |
JP3797815B2 (en) | Fishing reel thread length measuring device | |
JP2500261Y2 (en) | Specified bobbin amount detector for fishing reels | |
JP2634718B2 (en) | Electric fishing reel | |
JP3000737U (en) | Electric reel reel yarn feeding amount display device | |
JP2000004735A (en) | Fishing reel | |
JP2002065127A (en) | Apparatus for measuring line length of reel for fishing | |
JPH06141741A (en) | Reel for fishing | |
JPH08256651A (en) | Line-length measuring device of fishing reel | |
JP2805712B2 (en) | Fishing line reel control device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041130 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050614 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050726 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050823 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050906 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080916 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130916 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |