JP3719058B2 - Print control device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、帳票を編集・印刷する際に、当該帳票を印刷出力するために要するコストを算出する印刷制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、印刷技術の進歩に伴ってカラー印刷装置が急速に普及し、従来はモノクロ印刷で作成されていた帳票をカラー印刷で作成することも多くなった。しかし、カラー印刷を行うとモノクロ印刷時に比べて1枚あたりの印刷コストが著しく増加することがあり、最近では、カラー印刷時の印刷コストの削減のための努力が行われるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の印刷コストは、主に、レーザプリンタのトナー、或いは、インクジェットプリンタのインクの単価をもとに、トナーやインクの交換時期から印刷可能枚数を推測することで算出されてきた。このため、算出された1枚あたりの印刷コストは、あくまでも目安としての平均的な値であった。
【0004】
複数の色のインクを用いてカラー印刷を行う場合、インクの種類が増えることで、1枚あたりの印刷コストの差がより大きくなる。即ち、印刷される帳票の色や印刷濃度によって印刷コストが大きく変化するので、平均的な値を参考にしてコストダウンの方法を考案しても、その有効性を確かめることが難しかった。
従って、1枚あたりの印刷コストを正確に算出した上で、効率よくコストダウンを図ることが求められていた。
【0005】
そこで、本発明の課題は、帳票を印刷する印刷装置を制御するための印刷制御装置において、作成される帳票の印刷コストを各帳票毎に算出できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、印刷装置で使用される消耗品の単価を記憶する単価記憶手段と、前記印刷装置により印刷される帳票の印刷内容を編集する編集手段と、この編集手段により編集された帳票の印刷内容をもとに、当該帳票上に印刷される複数のオブジェクトに係る前記消耗品の使用量を各オブジェクト毎に算出し、前記帳票を印刷するために前記印刷装置で使用される消耗品の使用量を算出する使用量算出手段と、この使用量算出手段によって算出された消耗品の使用量と前記単価記憶手段に記憶された単価とをもとに、前記各オブジェクト毎の印刷コストをそれぞれ算出し、前記帳票の印刷コストを算出する印刷コスト算出手段と、この印刷コスト算出手段により算出された印刷コストを前記各オブジェクト毎に表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る印刷制御装置を適用した実施の形態例を図1から図10に基づいて説明する。
【0010】
[第1の実施の形態]
先ず、図1は、本発明の第1の実施の形態における帳票作成システム1の回路構成図である。この図1に示すように、帳票作成システム1は、CPU11、RAM12、記憶装置13、記憶装置13が有する記憶媒体14、伝送制御部15、入力装置16、表示装置17および印刷装置18により構成され、記憶媒体14を除く各部はバス19に接続されている。
【0011】
CPU(Central Processing Unit )11は、入力装置16から入力される指示に従って、帳票作成システム1の各部を制御するための基本制御プログラム、および、その他の各種アプリケーションプログラムを記憶装置13から読み出して、RAM12に設けられるワークエリアに展開して実行する。
【0012】
そして、帳票作成システム1の各部の制御を行う他、図5および図6に示す帳票編集処理を実行し、帳票に記載されるオブジェクトの追加・編集、および、帳票全体の属性の編集が行われた後、編集後の属性に基づくオブジェクトを表示するための表示情報を生成して表示装置17へ出力し、表示画面上に表示させる。
【0013】
また、CPU11は、記憶装置13内に格納されたコスト情報テーブル13aおよび印刷方法情報テーブル13bを参照し、編集後の帳票を印刷するための印刷コストを算出して、当該コスト2を表示装置17の表示画面上に表示させる。
【0014】
RAM(Random Access Memory)12は、CPU11により実行される各種プログラム、および、これら各プログラムに係るデータを一時的に記憶するためのワークエリアを形成する。
【0015】
記憶装置13は、プログラムやデータ等を予め記憶しており、この記憶装置13は、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリ等によってなり、CPU11によって読み取り可能な記憶媒体14を含んだ構成である。なお、記憶媒体14を構成する媒体は、CD−ROM等の可搬型の媒体やハードディスク等の固定的な媒体を含む。この記憶媒体14に格納されるプログラムやデータ等は、その一部若しくは全部をサーバやクライアントからネットワーク回線などの伝送媒体を介して伝送制御部15から受信する構成としても良く、さらに、記憶媒体14は、ネットワーク上に構築されたサーバが備える記憶媒体であっても良く、或いは、上記プログラムをネットワーク回線等の伝送媒体を介してサーバやクライアントへ伝送し、これらの各機器にインストールする構成としても良い。
【0016】
入力装置16は、数字キー、文字キーおよび各種機能キーを備えたキーボード、或いは、マウス、タッチパッドまたはペンタブレット等のポインティングデバイスなどの各種入力デバイスを備えており、これら各入力デバイスにおける操作に応じて、押下されたキーや指定された点の相対位置座標等、操作内容を示す操作信号を生成してCPU11へ出力する。
【0017】
表示装置17は、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)によってなる表示画面を備え、CPU11から入力される表示情報に基づいて表示画面を駆動制御し、各種表示を実行する。なお、表示装置17が有する表示画面は、音声を出力する回路およびスピーカーを一体として備え、表示とともに音声を出力する構成としても良い。
【0018】
印刷装置18は、レーザープリンタ等のページプリンタ、インクジェット式プリンタ、熱転写式プリンタ等のプリンタを備え、このプリンタによって、CPU11から入力される印刷情報に基づき、各種帳票を印刷出力する。なお、印刷装置18が備えるプリンタは、カラー、モノクロのいずれであっても良い。
【0019】
図2は、記憶装置13内に格納されるコスト情報テーブル13aの構成を模式的に示す図である。
この図2に示すように、記憶装置13には、プリンタの種類と、各プリンタが使用するインク色毎の印刷コストとが対応づけて記録されたコスト情報テーブル13aが格納されている。
【0020】
コスト情報テーブル13aは、各種のプリンタと、各プリンタで使用されるインクの単価とが対応づけて設定されたテーブルである。図2に示すコスト情報テーブル13aには、プリンタとしては、モノクロインクジェット式プリンタ、低解像度カラーインクジェット式プリンタ、高解像度カラーページプリンタ、熱転写式カラープリンタの各プリンタが設定され、それぞれ、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色のインク毎に単価が設定されている。
【0021】
なお、図2に示すコスト情報テーブル13aには、一例として、A4の用紙に通常濃度で一面に塗布した場合の単価を示している。また、通常濃度(5)の(5)とは、印刷濃度の指標としての数値であり、後述するように、小さい数は薄い色の印刷を示し、数値が大きくなると、印刷濃度が濃いことを示す。
【0022】
コスト情報テーブル13aにおいては、例えば、低解像度カラーインクジェット式プリンタで使用するマゼンタ色のインクのコストが「35.8円」と記録されている。一方、熱転写型プリンタのイエローインクのコストは、「72.3円」である。このように、コスト情報テーブル13aを参照することで、プリンタの種類をもとに各インク色の単価を取得できる。
【0023】
図3は、上記コスト情報テーブル13aと同様に記憶装置13に格納される印刷方法情報テーブル13bの構成を模式的に示す図である。この印刷方法情報テーブル13bは、帳票作成システム1で使用される各種プリンタと、各プリンタの使用時に印刷濃度を変化させた場合のインク使用量の変化とが記録されている。さらに、印刷方法情報テーブル13bには、各プリンタ毎に、インク使用量を低減させる方法が記録されている。
【0024】
図3に示す印刷方法情報テーブル13bでは、図2に示すコスト情報テーブル13aと同様に4種類のプリンタが設定され、各プリンタにおいて、印刷濃度が変化した際のインク使用量の変化が設定されている。
【0025】
例えば、高解像度カラーページプリンタを使用した場合、印刷濃度を「通常(5)」から「薄い(1)」に変化させると、インクの使用量は「0.3倍」になる。また、印刷方法情報テーブル13bには、このプリンターはインク使用量を低減させる方法としてドット密度の調整を行う旨が示されている。
【0026】
従って、印刷方法情報テーブル13bを参照することにより、プリンタの種類と印刷濃度とをもとにインク使用量を取得できる。
【0027】
続いて、帳票作成システム1の動作について説明する。
【0028】
図4は、帳票作成システム1によって帳票が編集される際に、表示装置17の表示画面上に表示される帳票編集画面170を示す図である。通常、帳票作成システム1によって帳票を新規に作成し、或いは、作成された帳票を編集する際には、図4の帳票編集画面170が表示された状態で作業が行われる。
【0029】
帳票編集画面170には、帳票作成時に印刷される複数のオブジェクトA,B,C,D,Eが表示されている。これらのオブジェクトA,B,C,D,Eの中から、所望のオブジェクト、例えば図4ではオブジェクトCを選択すると、選択されたオブジェクトCの属性を示す属性編集画面171がポップアップ表示される。この属性編集画面171における設定を行うことで、各オブジェクトの形状、色、大きさ、角度等の各種属性を編集でき、帳票の編集を行える。
【0030】
図5および図6は、本発明の実施の形態における帳票作成システム1により実行される帳票編集処理を示すフローチャートである。この図5および図6に示す各機能を実現するプログラムは、CPU11が読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶装置13に格納されている。また、このプログラムはプログラムコードの形態でネットワーク回線などの伝送媒体を介して伝送可能である。
【0031】
これら図5および図6に示す帳票編集処理では、帳票作成システム1により作成される帳票が編集加工され、帳票に記載されるオブジェクトの新規作成・編集や、帳票全体の属性の変更等が行われる。ここで、オブジェクトとは、帳票に印刷される図形や表等である。
【0032】
まず、オペレータによる入力装置16からの指示入力によって、編集内容が指定される(ステップS1)。CPU11は、このステップS1で指定された編集内容を判別して(ステップS2)、全体の属性の編集が指定された場合には後述するステップS10へ移行し、帳票上のオブジェクトの属性の編集が指定された場合にはステップS5へ移行し、新規オブジェクトの追加が指定された場合にはステップS3へ移行する。
【0033】
ステップS3からの処理では帳票に印刷されるオブジェクトが新規追加されるので、まず、ステップS3では、オブジェクトの種別が指定入力される。その後、CPU11はステップS4に移行して、指定入力された新規オブジェクトに関する属性のうち、編集対象となる属性の指定入力を受け付ける。
【0034】
一方、ステップS5では、帳票上のオブジェクトに関する属性の編集が行われるため、編集対象となるオブジェクトを指定するための選択入力が行われ、入力完了後にステップS4へ移行する。
【0035】
そして、ステップS4で指定入力された属性をステップS6で判別し、編集対象の属性のうち編集すべき属性として「形状」が指定された場合には、CPU11はステップS7へ移行する。また、「色」が指定された場合には、ステップS9へ移行する。
【0036】
ステップS7では、オブジェクトの形状の編集が行われ、編集後の形状がオブジェクトの新しい属性として設定される。そして、ステップS8で、CPU11は、編集後の属性に基づいてオブジェクトを生成し、このオブジェクトを表示装置17の表示画面上に表示させて、ステップS14(図6)へ移行する。
また、ステップS9では、編集対象の色の編集が行われ、編集後の色がオブジェクトの属性として設定され、ステップS8の処理が実行される。
【0037】
一方、ステップS2において、ステップS1で帳票全体の属性の編集が指定入力された旨を判別した場合には、CPU11はステップS10に移行する。
ステップS10では、帳票全体の属性のうち、編集対象となる属性の指定入力を受け付ける。そして、ステップS11で、ステップS10で指定入力された属性を判別し、印刷濃度に関する属性が指定された場合には、ステップS12で、例えば、図7に示す濃度調整スライダ174によって印刷濃度の調整が行われ、ステップS14(図6)へ移行する。なお、このステップS12では、印刷濃度の調整値を数値で入力する構成としても良い。
【0038】
また、ステップS11における判別の結果、ステップS10で指定された属性がプリンタの指定に関する属性であった場合には、ステップS13で、出力用プリンタの選択入力が実行された後、ステップS14(図6)へ移行する。
【0039】
ステップS14で、CPU11は、編集中の帳票の属性により指定されている出力用プリンタについて、印刷方法情報テーブル13b(図3)を参照し、対応する色調整方法を取得する。そして。取得した色調整方法に基づいて、各インク色毎に、帳票印刷時のドットを求めるドット展開処理を実行する。
【0040】
続くステップS15で、CPU11は、印刷方法情報テーブル13bを参照し、編集中の帳票の属性に設定されたプリンタおよび印刷濃度に対応するインク使用量補正情報を取得する。
【0041】
さらに、ステップS16で、CPU11は、ステップS15で取得したインク使用量補正情報に基づいて、ステップS14で展開されたドットをもとに各インク色毎にインクの使用量を算出する。
【0042】
そして、ステップS17で、CPU11は、コスト情報テーブル13a(図2)を参照して各インク色のコストを取得して、ステップS16で算出された各インク色のインク使用量をもとに各インク色毎のコストを算出する。
【0043】
このステップS17で各インク色毎に算出されたコストは、ステップS18で合計され、ステップS19で表示装置17の表示画面上に表示された後、CPU11は、ステップS1(図5)に戻る。
【0044】
例えば、図7は、図5および図6に示す処理における表示の一例として、帳票編集画面172を示す図である。
この図7に示す帳票編集画面172には、帳票上のオブジェクトとして、オブジェクトA,B,C,D,Eの各オブジェクトが表示されている。また、これらオブジェクトA,B,C,D,Eの下方には、コスト表示領域173および濃度調整スライダ174が表示されている。
【0045】
コスト表示領域173には、図6のステップS18で集計されたコスト、即ち、帳票編集画面172に表示された帳票全体を印刷するためのインクのコストが表示される。なお、このコスト表示領域173に、各インク色毎のコストを表示させる構成とすることも可能である。
【0046】
濃度調整スライダ174は、図5のステップS12に示す処理において、帳票の印刷濃度を調整するために用いるスライダであり、入力装置16が有するポインティングデバイスによって操作されるポインタを濃度調整スライダ174上で移動させることで、印刷濃度の設定および変更が可能である。また、この場合、帳票の印刷濃度を調整した場合の消耗品の使用量を印刷濃度の変化に合わせて増減させて算出するので、帳票を編集し直すことなく、簡単な操作によってインクやトナーの使用量を低減させることでコストの低減を図ることができ、便利である。また、複雑な演算を行うことなく、印刷方法情報テーブル13bの値に基づいて、印刷コストを比較的正確に算出できる。
【0047】
以上のように、本発明の第1の実施の形態における帳票作成システム1によれば、複数のオブジェクトを含む帳票について、オブジェクトの追加や属性の変更などの編集が行われた後、当該帳票を印刷するためのコストを算出し、表示画面上に表示する。これによって、帳票を印刷する前の時点で印刷コストが分かるので、無駄の多い帳票は印刷しないで再度編集するなど、印刷コストを効率よく低減することができる。また、1枚の帳票毎に印刷コストを算出して表示するため、オペレータが、印刷コストの増減の様子や効率の良いコスト削減の方法等を学習することができる。
【0048】
また、帳票編集画面172に表示される濃度調整スライダ174によって印刷濃度を調整できるので、コスト表示領域173に表示されたコストが非常に高い場合であっても、印刷前に、容易に調整を行うことができる。このため、オペレータの負担を増加させることなく、印刷コストの低減を図ることができる。
【0049】
さらに、記憶装置13に格納されるコスト情報テーブル13a(図2)および印刷方法情報テーブル13b(図3)には、複数種類のプリンタが設定されているので、複数のプリンタを切り換えて使用し、多様な帳票を作成する際であっても、容易に印刷コストを算出して表示させることができる。そして、表示画面上でのコスト表示領域173の表示によって、オペレータにコスト意識を自覚させ、より一層のコストの低減を図ることもできる。
【0050】
なお、上記第1の実施の形態における帳票作成システム1では、帳票の編集が終了した後に、コスト表示領域173に印刷コストを表示する構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、帳票編集中に随時印刷コストを算出して表示する構成としても良い。この場合、帳票を編集しながら、印刷コストの変化を知ることができる。このため、印刷コストを低減できるとともに、印刷コストと帳票上のオブジェクトの様子とが関連づけて表示されるので、より効率よく印刷コストを低減する一助となる。
【0051】
また、帳票作成システム1は、印刷装置18を一体として備える構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、各種プリンタが帳票作成システム1の外部に接続され、これら外部のプリンタを帳票作成システム1によって制御する構成としても良いし、或いは、ネットワークを介して接続されたプリンタを帳票作成システム1によって制御しても良い。さらに、帳票作成システム1においては、インクやトナーの使用量に基づいて印刷コストを算出していたが、帳票を印刷するためのデータを生成し、このデータをビットマップ変換してドット数が算出された際に、そのドット数をもとに印刷コストを算出しても良く、その他細部構成に付いても適宜変更可能である。
【0052】
[第2の実施の形態]
図8および図9は、本発明の第2の実施の形態における帳票作成システム1により実行される帳票編集処理を示すフローチャートである。なお、本第2の実施の形態における帳票作成システム1は、上記第1の実施の形態における帳票作成システム1と同様の構成によってなるので、その構成に関する図示および説明は省略する。
【0053】
また、図8および図9に示す各機能を実現するプログラムは、CPU11が読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶装置13に格納されている。また、このプログラムはプログラムコードの形態でネットワーク回線などの伝送媒体を介して伝送可能である。
【0054】
これら図8および図9に示す帳票編集処理では、帳票作成システム1により作成される帳票が編集加工され、帳票に記載されるオブジェクトの新規作成・編集や、帳票全体の属性の変更等が行われる。ここで、オブジェクトとは、帳票に印刷される図形や表等である。
【0055】
まず、オペレータによる入力装置16からの指示入力によって、編集内容が指定される(ステップS21)。CPU11は、このステップS21で指定された編集内容を判別して(ステップS22)、全体の属性の編集が指定された場合には後述するステップS30へ移行し、既に帳票に設定されたオブジェクトの属性の編集が指定された場合にはステップS25へ移行し、新規オブジェクトの追加が指定された場合にはステップS23へ移行する。
【0056】
ステップS23では、帳票に印刷されるオブジェクトとして新規に追加されるオブジェクトの種別が指定入力される。その後、CPU11は、ステップS24に移行して、指定入力されたオブジェクトを編集対象と定め、この編集対象の属性の中で編集すべき属性の指定入力を受け付ける。
【0057】
また、ステップS25では、編集対象のオブジェクトを指定するための選択入力が行われ、入力後にステップS24へ移行する。
【0058】
そして、このステップS24で指定入力された属性をステップS26で判別し、編集対象の属性のうち編集すべき属性として「形状」が指定された場合には、CPU11はステップS27へ移行する。また、「色」が指定された場合には、ステップS29へ移行する。
【0059】
ステップS27では、編集対象の形状の編集が行われ、編集後の形状がオブジェクトの属性として設定される。そして、ステップS28で、編集後の属性に基づいてオブジェクトが生成され、表示装置17の表示画面上に表示され、ステップS34(図6)へ移行する。
また、ステップS29では、編集対象の色の編集が行われ、編集後の色がオブジェクトの属性として設定され、ステップS28の処理が実行される。
【0060】
一方、ステップS21で帳票全体の属性の編集が指定入力されたとステップS2において判別された場合には、CPU11はステップS30に移行する。ステップS30では、帳票全体の属性のうち、編集対象となる属性の指定入力を受け付ける。そして、ステップS31で、ステップS30で指定入力された属性を判別し、印刷濃度に関する属性が指定された場合には、ステップS32で、スライダによる印刷濃度の調整値の入力が行われ、ステップS34(図6)へ移行する。
【0061】
また、ステップS31における判別の結果、ステップS30で指定された属性がプリンタの指定に関する属性であった場合には、ステップS33で、出力用プリンタの選択入力が実行され、ステップS34(図6)へ移行する。
【0062】
ステップS34で、CPU11は、編集された属性に従って生成され、表示装置17の表示画面上に表示されたオブジェクトのうち、所定のオブジェクトを選択するための入力を受け付けて、ステップS35へ移行する。
【0063】
ステップS35では、CPU11は記憶装置13に格納された印刷方法情報テーブル13b(図3)を参照し、編集中の帳票の属性に設定されたプリンタに対応する色調整方法を取得して、各インク色毎に印刷時のドットを展開する。
続いて、ステップS36で、CPU11は、再度印刷方法情報テーブル13bを参照し、編集中の帳票の属性によって指定されたプリンタおよび印刷濃度に対応するインク使用量補正情報を取得して、ステップS37へ移行する。
【0064】
ステップS37では、ステップS35で展開されたドットをもとに、各インク色毎にインク使用量を算出してステップS38へ移行する。ステップS38では、コスト情報テーブル13a(図2)を参照し、ステップS37で算出したインク使用量から、各インク色毎のコストを算出してステップS39へ移行する。
【0065】
ステップS39で、CPU11は、帳票上に配置される全てのオブジェクトについて、上記ステップS34〜ステップS38の処理を行ったか否かを判別し、まだ処理されていないオブジェクトが有る場合にはステップS34へ戻る。
また、処理されていないオブジェクトがない場合にはステップS40へ移行して、ステップS34〜ステップS38の処理を実行した全てのオブジェクトのインクコストを集計する。そして、集計したコストを表示装置17の表示画面上に表示させる(ステップS41)。
【0066】
ステップS42で、CPU11は、入力装置16からの指示によって印刷コストの一覧表示が指示されたか否かを判別し、指示されていない場合には、そのままステップS21(図8)へ戻り、指示されている場合には、ステップS43へ移行する。
【0067】
CPU11は、ステップS43で、印刷コストをもとにオブジェクトをソートしてステップS44へ移行し、各オブジェクトに対応する各インク毎のコスト情報を、表示画面上に一覧表示させる。なお、ステップS43で各オブジェクトをソートする際に、昇順でソートするか、或いは降順でソートするかは、入力装置16からの入力指示等によって決定される。
【0068】
その後、オブジェクトを選択指定する入力が行われた場合には(ステップS45;Yes)、ステップS24(図8)へ戻り、オブジェクトの選択指定がなければステップS21へ戻る。
【0069】
図10は、図8および図9に示す帳票編集処理で、表示装置17の表示画面上における表示の一例としてのコスト情報一覧表示画面175を示す図である。
この図10に示すコスト情報一覧表示画面175では、帳票プレビュー表示領域176に、帳票上の全オブジェクトが縮小表示されており、ステップS40で集計された全オブジェクトのコストの合計が、コスト表示領域177に表示されている。
【0070】
また、コスト情報一覧表示画面175の下部には、オブジェクト毎コスト表示領域178が表示されている。このオブジェクト毎コスト表示領域178は。ステップS44(図9)で、各オブジェクトに対応する各インク毎のコスト情報が一覧表示された表であり、各オブジェクトはコストに基づいてソートされている。
【0071】
従って、コスト情報一覧表示画面175により、帳票の印刷コストの合計と、各オブジェクトの印刷コストとが一目瞭然となり、コストダウンに向けて行うべき工夫や方策を検討する際に重要な資料となる。
【0072】
また、図10に示すコスト情報一覧表示画面175が表示された状態において、帳票プレビュー表示領域176或いはオブジェクト毎コスト表示領域178における各オブジェクトが選択された場合に、帳票編集画面170(図4)や属性編集画面171(図4)が表示され、選択されたオブジェクトの属性を編集できる構成としても良い。この場合、帳票の印刷コストが算出され、表示された後にオブジェクトの属性を編集できるので、高コストのオブジェクトを編集してコストを低減する等、より一層の低コスト化を図ることができる。
【0073】
以上のように、本発明の第2の実施の形態によれば、複数のオブジェクトを含む帳票について、オブジェクトの追加や属性の変更などの編集が行われた後、当該帳票を印刷するためのコストを算出て表示画面上に表示する。さらに、その帳票に含まれる各オブジェクトについて、各インク色毎にコストを算出して、表示画面上に一覧表示する。
【0074】
これによって、帳票を印刷する前の時点で帳票の印刷コストが詳細に分かるので、印刷コストを効率よく低減することができる。特に、印刷コストの増加の原因になっているオブジェクトを特定することも容易であり、その後の編集作業によってコストを低下させることもできるので、帳票作成時の印刷コストを効率よく低減できる。
【0075】
なお、上記第2の実施の形態における帳票作成システム1によれば、編集後の帳票の印刷コストをコスト情報一覧表示画面175に表示する構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、印刷コストの一覧表のみを画面上に表示したり、或いは、帳票編集時に、オブジェクトを選択する度に当該オブジェクトの印刷コストを表示する構成としても良く、その他細部の構成についても、適宜変更可能である。
【0080】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、帳票上に印刷されるオブジェクト毎に印刷コストが算出されて表示されるので、各オブジェクトの属性と印刷コストとの相関が明らかになり、オペレータのコスト意識が高められるとともに、より効率よくコストダウンを図ることができる。
【0081】
請求項2記載の発明によれば、例えば複数の色のインク等、複数種類の消耗品の単価を予め記憶しておき、各消耗品毎に印刷コストを算出するので、帳票作成時の印刷コストを、よりきめ細かく把握し、効率よくコストダウンを図ることができる。また、特にコストダウンが効果的なカラー印刷時には、各インク色毎に印刷コストを算出するので、よい一層効果的にコストダウンできる。
【0082】
請求項3記載の発明によれば、帳票の印刷コストが算出された後に、印刷コストに係るオブジェクトの属性を変更できるので、特に印刷コストの大きいオブジェクトのコストを削る等、効率よく、容易にコストダウンをすることができる。また、オブジェクトの属性と印刷コストの変化との相関が明確に現れるので、オペレータに広くコスト意識を浸透させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における帳票作成システム1内部の回路構成図である。
【図2】図1の記憶装置13内に格納されるコスト情報テーブル13aの構成を模式的に示す図である。
【図3】図1の記憶装置13内の格納される印刷方法情報テーブル13bの構成を模式的に示す図である。
【図4】図1の帳票作成システム1により帳票が編集される際に表示装置17の表示画面上に表示される帳票編集画面170の一例を示す図である。
【図5】図1の帳票作成システム1により実行される帳票編集処理を示すフローチャートである。
【図6】図1の帳票作成システム1により実行される帳票編集処理を示すフローチャートである。
【図7】図5および図6に示す帳票編集処理で表示装置17の表示画面上に表示される帳票編集画面172の一例を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態における帳票作成システム1により実行される帳票編集処理を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施の形態における帳票作成システム1により実行される帳票編集処理を示すフローチャートである。
【図10】図8および図9に示す帳票編集処理で表示装置17の表示画面上に表示されるコスト情報一覧表示画面175の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 帳票作成システム
11 CPU
12 RAM
13 記憶装置
13a コスト情報テーブル
13b 印刷方法情報テーブル
14 記憶媒体
15 伝送制御部
16 入力装置
17 表示装置
170 帳票編集画面
171 属性編集画面
172 帳票編集画面
173 コスト表示領域
174 濃度調整スライダ
175 コスト情報一覧表示画面
176 帳票プレビュー表示領域
177 コスト表示領域
178 オブジェクト毎コスト表示領域
18 印刷装置
19 バス
A〜E オブジェクト[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a print control apparatus that calculates a cost required to print out a form when the form is edited / printed.
[0002]
[Prior art]
In recent years, with the advancement of printing technology, color printing apparatuses have rapidly become widespread, and forms that have conventionally been created by monochrome printing have been frequently created by color printing. However, when color printing is performed, the printing cost per sheet may be significantly increased as compared with monochrome printing. Recently, efforts have been made to reduce the printing cost during color printing.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional printing cost has been calculated mainly by estimating the number of printable sheets from the replacement time of the toner or ink based on the unit price of the toner of the laser printer or the ink of the ink jet printer. Therefore, the calculated printing cost per sheet is an average value as a guide only.
[0004]
When color printing is performed using a plurality of color inks, the difference in printing cost per sheet is further increased by increasing the types of ink. That is, since the printing cost greatly varies depending on the color of the printed form and the printing density, it is difficult to confirm the effectiveness even if a cost reduction method is devised with reference to an average value.
Accordingly, there has been a demand for efficient cost reduction after accurately calculating the printing cost per sheet.
[0005]
Accordingly, an object of the present invention is to enable a printing control apparatus for controlling a printing apparatus that prints a form to calculate a printing cost of a created form for each form.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, unit price storage means for storing the unit price of consumables used in the printing apparatus, editing means for editing the print contents of the form printed by the printing apparatus, and editing by the editing means. Based on the printed contents of the form, the consumption amount of the consumables related to a plurality of objects printed on the form is calculated for each object and used in the printing apparatus to print the form. Based on the usage amount calculation means for calculating the usage amount of the consumables, the usage amount of the consumables calculated by the usage amount calculation means, and the unit price stored in the unit price storage means, printing for each object is performed. A printing cost calculating means for calculating a cost for calculating the form, and a display means for displaying the printing cost calculated by the printing cost calculating means for each object; Characterized in that it comprises a.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments to which a printing control apparatus according to the present invention is applied will be described below with reference to FIGS.
[0010]
[First Embodiment]
FIG. 1 is a circuit configuration diagram of a
[0011]
A CPU (Central Processing Unit) 11 reads a basic control program for controlling each part of the
[0012]
Then, in addition to controlling each part of the
[0013]
Further, the
[0014]
A RAM (Random Access Memory) 12 forms a work area for temporarily storing various programs executed by the
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
FIG. 2 is a diagram schematically showing the configuration of the cost information table 13 a stored in the
As shown in FIG. 2, the
[0020]
The cost information table 13a is a table in which various printers and the unit price of ink used in each printer are set in association with each other. In the cost information table 13a shown in FIG. 2, printers such as a monochrome inkjet printer, a low-resolution color inkjet printer, a high-resolution color page printer, and a thermal transfer color printer are set as black, cyan, A unit price is set for each ink of magenta and yellow.
[0021]
Note that the cost information table 13a shown in FIG. 2 shows, as an example, the unit price when the A4 paper is coated on one side with the normal density. Further, (5) of normal density (5) is a numerical value as an index of printing density. As will be described later, a small number indicates printing of a light color, and if the numerical value is large, the printing density is high. Show.
[0022]
In the cost information table 13a, for example, the cost of the magenta ink used in the low resolution color ink jet printer is recorded as “35.8 yen”. On the other hand, the cost of yellow ink for a thermal transfer printer is “72.3 yen”. In this way, by referring to the cost information table 13a, the unit price of each ink color can be acquired based on the type of printer.
[0023]
FIG. 3 is a diagram schematically showing the configuration of the printing method information table 13b stored in the
[0024]
In the printing method information table 13b shown in FIG. 3, four types of printers are set in the same manner as the cost information table 13a shown in FIG. 2. In each printer, changes in ink usage when the print density changes are set. Yes.
[0025]
For example, when a high-resolution color page printer is used, if the print density is changed from “normal (5)” to “light (1)”, the amount of ink used becomes “0.3 times”. The printing method information table 13b indicates that this printer adjusts the dot density as a method for reducing the ink usage.
[0026]
Therefore, by referring to the printing method information table 13b, it is possible to acquire the ink usage based on the printer type and the printing density.
[0027]
Next, the operation of the
[0028]
FIG. 4 is a diagram showing a
[0029]
On the
[0030]
5 and 6 are flowcharts showing a form editing process executed by the
[0031]
In the form editing process shown in FIGS. 5 and 6, the form created by the
[0032]
First, editing content is designated by an instruction input from the
[0033]
In the processing from step S3, an object to be printed on the form is newly added. First, in step S3, the type of object is designated and input. Thereafter, the
[0034]
On the other hand, in step S5, since the attribute relating to the object on the form is edited, selection input for designating the object to be edited is performed, and the process proceeds to step S4 after the input is completed.
[0035]
Then, the attribute designated and input in step S4 is discriminated in step S6. If “shape” is designated as the attribute to be edited among the attributes to be edited, the
[0036]
In step S7, the shape of the object is edited, and the edited shape is set as a new attribute of the object. In step S8, the
In step S9, the color to be edited is edited, the edited color is set as the attribute of the object, and the process in step S8 is executed.
[0037]
On the other hand, if it is determined in step S2 that the editing of the attribute of the entire form has been designated and input in step S1, the
In step S10, the designation input of the attribute to be edited among the attributes of the entire form is accepted. In step S11, the attribute specified and input in step S10 is determined. If an attribute relating to print density is specified, in step S12, for example, the print density is adjusted by the
[0038]
As a result of the determination in step S11, if the attribute specified in step S10 is an attribute relating to the designation of the printer, in step S13, an output printer selection input is executed, and then in step S14 (FIG. 6). )
[0039]
In step S14, the
[0040]
In subsequent step S15, the
[0041]
Further, in step S16, the
[0042]
In step S17, the
[0043]
The costs calculated for each ink color in step S17 are summed in step S18 and displayed on the display screen of the
[0044]
For example, FIG. 7 is a diagram illustrating a
In the
[0045]
In the
[0046]
The
[0047]
As described above, according to the
[0048]
Further, since the print density can be adjusted by the
[0049]
Furthermore, since a plurality of types of printers are set in the cost information table 13a (FIG. 2) and the printing method information table 13b (FIG. 3) stored in the
[0050]
In the
[0051]
In addition, the
[0052]
[Second Embodiment]
FIGS. 8 and 9 are flowcharts showing the form editing process executed by the
[0053]
8 and FIG. 9 are stored in the
[0054]
In the form editing process shown in FIGS. 8 and 9, the form created by the
[0055]
First, the editing content is designated by an instruction input from the
[0056]
In step S23, the type of an object to be newly added as an object to be printed on the form is designated and input. Thereafter, the
[0057]
In step S25, selection input for designating an object to be edited is performed, and the process proceeds to step S24 after the input.
[0058]
The attribute designated and input in step S24 is discriminated in step S26. If “shape” is designated as the attribute to be edited among the attributes to be edited, the
[0059]
In step S27, the shape to be edited is edited, and the edited shape is set as an attribute of the object. In step S28, an object is generated based on the edited attribute, displayed on the display screen of the
In step S29, the color to be edited is edited, the edited color is set as the attribute of the object, and the process in step S28 is executed.
[0060]
On the other hand, if it is determined in step S2 that the editing of the attributes of the entire form has been designated and input in step S21, the
[0061]
If the result of determination in step S31 is that the attribute specified in step S30 is an attribute related to printer specification, in step S33, an output printer selection input is executed, and the flow advances to step S34 (FIG. 6). Transition.
[0062]
In step S34, the
[0063]
In step S35, the
Subsequently, in step S36, the
[0064]
In step S37, based on the dots developed in step S35, the ink usage amount is calculated for each ink color, and the process proceeds to step S38. In step S38, the cost information table 13a (FIG. 2) is referred to, the cost for each ink color is calculated from the ink usage calculated in step S37, and the process proceeds to step S39.
[0065]
In step S39, the
If there is no unprocessed object, the process proceeds to step S40, and the ink costs of all the objects for which the processes of steps S34 to S38 are executed are totaled. Then, the total cost is displayed on the display screen of the display device 17 (step S41).
[0066]
In step S42, the
[0067]
In step S43, the
[0068]
Thereafter, when an input for selecting and specifying an object is performed (step S45; Yes), the process returns to step S24 (FIG. 8), and when there is no selection for selecting an object, the process returns to step S21.
[0069]
FIG. 10 is a diagram showing a cost information
In the cost information
[0070]
A
[0071]
Therefore, the total cost of printing the form and the printing cost of each object can be seen at a glance on the cost information
[0072]
Further, in the state where the cost information
[0073]
As described above, according to the second embodiment of the present invention, after a form including a plurality of objects is edited such as adding an object or changing an attribute, the cost for printing the form is determined. Is calculated and displayed on the display screen. Further, for each object included in the form, the cost is calculated for each ink color and displayed as a list on the display screen.
[0074]
Thus, since the printing cost of the form can be known in detail before printing the form, the printing cost can be efficiently reduced. In particular, it is easy to identify an object that causes an increase in printing cost, and the cost can be reduced by subsequent editing work. Therefore, the printing cost when creating a form can be efficiently reduced.
[0075]
Although the
[0080]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, since the printing cost is calculated and displayed for each object printed on the form, the correlation between the attribute of each object and the printing cost becomes clear, and the operator is aware of the cost. The cost can be reduced more efficiently while being increased.
[0081]
According to the second aspect of the present invention, since unit prices of a plurality of types of consumables such as inks of a plurality of colors are stored in advance and the printing cost is calculated for each consumable, the printing cost when creating the form Can be grasped more finely and cost can be reduced efficiently. In addition, when performing color printing, in which cost reduction is particularly effective, since the printing cost is calculated for each ink color, the cost can be reduced even more effectively.
[0082]
According to the third aspect of the invention, since the attribute of the object related to the printing cost can be changed after the printing cost of the form is calculated, the cost of the object having a particularly large printing cost can be reduced efficiently and easily. You can go down. In addition, since the correlation between the attribute of the object and the change in the printing cost appears clearly, it is possible to spread the cost awareness widely to the operator.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a circuit configuration diagram inside a
FIG. 2 is a diagram schematically showing the configuration of a cost information table 13a stored in the
FIG. 3 is a diagram schematically showing a configuration of a printing method information table 13b stored in the
4 is a diagram showing an example of a
FIG. 5 is a flowchart showing a form editing process executed by the
6 is a flowchart showing a form editing process executed by the
7 is a diagram showing an example of a
FIG. 8 is a flowchart showing a form editing process executed by the
FIG. 9 is a flowchart showing a form editing process executed by the
10 is a diagram showing an example of a cost information
[Explanation of symbols]
1 Form creation system
11 CPU
12 RAM
13 Storage device
13a Cost information table
13b Printing method information table
14 Storage media
15 Transmission control unit
16 input devices
17 Display device
170 Form edit screen
171 Attribute editing screen
172 Report edit screen
173 Cost display area
174 Density adjustment slider
175 Cost information list display screen
176 Form preview display area
177 Cost display area
178 Cost display area for each object
18 Printing device
19 Bus
A to E objects
Claims (3)
前記印刷装置により印刷される帳票の印刷内容を編集する編集手段と、
この編集手段により編集された帳票の印刷内容をもとに、当該帳票上に印刷される複数のオブジェクトに係る前記消耗品の使用量を各オブジェクト毎に算出し、前記帳票を印刷するために前記印刷装置で使用される消耗品の使用量を算出する使用量算出手段と、
この使用量算出手段によって算出された消耗品の使用量と前記単価記憶手段に記憶された単価とをもとに、前記各オブジェクト毎の印刷コストをそれぞれ算出し、前記帳票の印刷コストを算出する印刷コスト算出手段と、
この印刷コスト算出手段により算出された印刷コストを前記各オブジェクト毎に表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする印刷制御装置。Unit price storage means for storing the unit price of consumables used in the printing apparatus;
Editing means for editing the print contents of the form printed by the printing device;
Based on the print contents of the form edited by the editing means, the consumption amount of the consumables related to a plurality of objects printed on the form is calculated for each object, and the form is printed in order to print the form. Usage calculation means for calculating the usage of consumables used in the printing apparatus;
Based on the usage amount of the consumables calculated by the usage amount calculation unit and the unit price stored in the unit price storage unit, the printing cost for each object is calculated, and the printing cost of the form is calculated. Printing cost calculation means;
Display means for displaying the printing cost calculated by the printing cost calculation means for each object;
A printing control apparatus comprising:
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