JP3718897B2

JP3718897B2 - Adult child-use car seat

Info

Publication number: JP3718897B2
Application number: JP06868896A
Authority: JP
Inventors: 勉丸田
Original assignee: Toyota Boshoku Corp
Current assignee: Toyota Boshoku Corp
Priority date: 1996-03-25
Filing date: 1996-03-25
Publication date: 2005-11-24
Anticipated expiration: 2016-03-25
Also published as: JPH09254686A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大人用シートと小児用シートに切り換え使用することができる大人小児兼用自動車用シートに関する。
【０００２】
【従来の技術】
この種の大人小児兼用自動車用シートとしては、例えば特開昭５２−７１０２０号公報に開示された技術がある。これは、シートクッションの中央部分を別体として所定の高さまで上昇可能とし、シートクッションと同じ高さの下降位置では成人用シートとして、また上昇位置では子供用シートとして使用し得るようにしたものである。この技術では、下降位置と上昇位置との間で中央部分の高さを切り換えられるように、折り畳み可能な複数の折曲脚（リンク機構）が設けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来技術は、シートクッションの中央部分を支持するリンク機構及びその作動機構が複雑で部品点数が多くなり、従って製造コストが上昇するという問題がある。
本発明はこのような問題を解決して、構造簡単で部品点数が少ないこの種の大人小児兼用自動車用シートを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明による大人小児兼用自動車用シートは、シートクッションの後半部中央の上面に凹所を形成し、シートクッションのフレームに両端を取り付けた可撓性の支持ベルトを、凹所内において同凹所の底面とほゞ平行に張設される緊張状態と、この凹所内で自由に垂れ下がる弛緩状態の２つの状態をとるように設ける。シートクッションの凹所内に挿入する中央クッションは、柔軟なパッドをクッションカバーにより覆ってなり凹所の深さとほゞ同一厚さで同凹所内に実質的に隙間なく挿入可能である。
【０００５】
大人用として使用する場合には、支持ベルトを弛緩状態として、中央クッションを凹所内に挿入する。この状態では、中央クッションは凹所の底面により支持され、中央クッションとシートクッションの上面はほゞ一致する。小児用として使用する場合には、支持ベルトを緊張状態として、中央クッションを凹所内に挿入する。この状態では、中央クッションは凹所内において同凹所の底面とほゞ平行に張設された支持ベルトにより支持されて、シートクッションの上面から上方に突出する。
【０００６】
中央クッションの下面と支持ベルトの上面に、互いに係合する面ファスナの一方の半部と他方の半部をそれぞれ設け、緊張状態ではこの面ファスナを介して中央クッションが支持ベルトにより支持されるようにすることが好ましい。
【０００７】
支持ベルトは、シートクッションの凹所内となる中間部において２つの半部に分割して各半部を離脱可能に連結する連結具を設け、この連結具を係合連結することにより緊張状態とし、離脱することにより弛緩状態とするようにしてもよい。
【０００８】
あるいはまた、支持ベルトは、一方の端部を巻取り方向には回転可能であるが巻戻し方向には離脱可能な逆転防止機構により回転が阻止される巻取り装置を介してフレームに取り付け、この巻取り装置で巻き取ることにより緊張状態とし、逆転防止機構を離脱して巻き戻すことにより弛緩状態とするようにしてもよい。
【０００９】
また、凹所の後部の少なくとも一側に、横長に形成したスリットと、その一端部に形成されてシートベルトを挿通離脱可能とする開口部よりなるベルトガイドを、シートクッションの上側に露出するようにストラップを介して取り付けることが好ましい。
【００１０】
【発明の実施の形態】
先ず図１〜図５に示す第１の実施の形態の説明をする。
この実施の形態の大人小児兼用自動車用シートは、シートクッション１０及びシートバック１８よりなり、シートバック１８は、リクライニング装置（図示省略）を介してシートクッション１０の後部に傾斜角度調節可能に取り付けられている。主として図１、図４及び図５に示すように、シートクッション１０の後部中央の上面に形成した深い凹所１０ａには、高さの異なる２つの状態に中央クッション２８が着脱可能である。
【００１１】
主として図２及び図３に示すように、シートクッション１０は、そのフレームをなす底板１１の前半部、後部、及び両側部上に載せたパッド１２をシートクッションカバー１３により覆ったものである。板金製の底板１１の四周の下向きフランジ部には間をおいて逆Ｌ字状の切り起し部１１ａが形成され、フレーム１１の後部中央には、複数の鼻輪１１ｂが大きな四角形に沿って切り起こし形成されている。
【００１２】
シートクッションカバー１３は、その四周にそれぞれ縫い付けた合成樹脂製の各プレート１３ａを底板１１のフランジ部と切り起し部１１ａの間に差し込むことにより、外周部が底板１１に引っ掛けて取り付けられる。シートクッションカバー１３の内周部は、下方に延びる下縁が折り返され袋縫いされてワイヤ１３ｂが通され、間をおいてシートクッションカバー１３を貫通してワイヤ１３ｂに係合させた複数のホグリング１４を底板１１に形成した複数の鼻輪１１ｂに引っ掛けることにより、底板１１に取り付けられる。これによりシートクッション１０の後部中央の上側には、底板１１の後部中央を底面１０ｂとする略四角形の深い凹所１０ａが形成される。シートクッションカバー１３は、織物あるいはレザー等の表皮材の裏面に柔軟な薄い発泡材のカバーパッドを一体的に設けた、伸張方向の弾性に富んだ素材よりなり、所望の形状となるように複数の部分を縫製したものである。
【００１３】
主として図２及び図３に示すように、支持ベルト２０を長短２つに分割した各半部２０ａ，２０ｂの各外端は、底板１１の底面左右両側にボルト止め固定した１対の略Ｌ字状の取付板２２の上端の開口に通してから折り返し縫い付けて取り付けられている。この各半部２０ａ，２０ｂは、底板１１の両側の立ち上がり部の上端近くに形成したスリット状の絞り孔１１ｃ、これに対応してパッド１２に形成した通し孔１２ａ及びシートクッションカバー１３の凹所１０ａ側に形成したスリット孔１３ｃを通して凹所１０ａ内に導入され、それぞれの内端には互いに係合離脱可能な連結具２１を形成するフック２１ａ及びリング２１ｂが取り付けられている。図に示すように、フック２１ａとリング２１ｂを係合して連結具２１を連結させれば、支持ベルト２０は凹所１０ａ内の上下方向中間部で同凹所１０ａの底面１０ｂとほゞ平行に張設される緊張状態となり、またフック２１ａとリング２１ｂを離脱させれば、凹所１０ａ内で自由に垂れ下がる弛緩状態となる。
【００１４】
図１及び図３に示すように、支持ベルト２０の一方の半部２０ａは他方の半部２０ｂよりも長く、従って連結具２１は、結合状態においては、凹所１０ａ内の一側（図３において右側）に片寄っている。また図１及び図２に示すように、この支持ベルト２０は、２組のものが凹所１０ａ内に前後に間をおいて左右方向に延びるように設けられており、従ってその両端を支持する取付板２２及び各孔１１ｃ，１２ａ，１３ｃもそれぞれ前後に設けられている。しかしながらこの２組の支持ベルト２０は、左右に間をおいて前後方向に延びるように設けてもよい。またこの支持ベルト２０は、中央クッション２８の傾きを防止するのに充分な幅があれば、１組であってもよい。
【００１５】
図２〜図４に示すように、凹所１０ａの底面１０ｂの後部で自動車の車体外側（図３において右側）となる側にボルト止め固定したアンカーブラケット２５には、シートクッション１０の上側に露出可能なベルトガイド２３が、シートベルトと同じ材質のストラップ２４を介して連結されている。このベルトガイド２３には、横長に形成したスリット２３ａと、その後端部に形成されて後述するシートベルト４０をスリット２３ａに挿通離脱可能とする開口部２３ｂが形成されている。なお、この各部材２３〜２５は凹所１０ａ内の後部の左右両側部に設けてもよい。
【００１６】
次に、凹所１０ａ内に着脱可能に挿入する中央クッション２８の説明をする。図１に示すように、中央クッション２８は、凹所１０ａの深さとほゞ同一厚さでその内部に実質的に隙間なく挿入可能な略直立方体形状であり、ウレタン発泡体のような柔軟な合成樹脂発泡体製のパッドをクッションカバーにより覆ったものである。このクッションカバーは、シートクッションカバー１３と同様な柔軟な素材よりなる複数の部分を直立方体の袋状に縫製したものであり、パッドを出し入れできるように、２つの側面に連続して設けたスライドファスナ２８ａにより開閉自在である。
【００１７】
中央クッション２８の底面には、支持ベルト２０と同じ間隔をおいて、テープ状の面ファスナの一方の半部２９ａが縫い付けられ、この面ファスナの他方の半部２９ｂは各支持ベルト２０の長い方の半部２０ａの上に縫い付けられている。この面ファスナは、基布の表面に多数のループ状の繊維を設けた一方の半部２９ａと、基布の表面に弾性のある合成樹脂のフックを多数設けた他方の半部２９ｂよりなる、フック・アンド・ループ形式のものである。
【００１８】
この大人小児兼用自動車用シートは、大人用として使用する場合には、連結具２１のフック２１ａとリング２１ｂを離脱させ、支持ベルト２０の両半部２０ａ，２０ｂを凹所１０ａ内で自由に垂れ下がる弛緩状態として、中央クッション２８を凹所１０ａ内に挿入する。この状態では、中央クッション２８は、面ファスナの半部２９ａを設けた底面が凹所１０ａの底面１０ｂに当接して支持され、中央クッション２８の上面はシートクッション１０の上面とほゞ一致している。従って図５の斜視図に示すように、大人が着座して使用する通常の状態となる。
【００１９】
また小児用として使用する場合には、図１〜図３に示すように、連結具２１のフック２１ａとリング２１ｂを係合連結させ、支持ベルト２０を凹所１０ａ内の上下方向中間部で凹所１０ａの底面１０ｂとほゞ平行に張設される緊張状態として、中央クッション２８の下半部を凹所１０ａ内に挿入する。この状態では、中央クッション２８は、底面の面ファスナの半部２９ａが、張設された支持ベルト２０の一方の半部２０ａ上の半部２９ｂに当接係合して支持され、中央クッション２８の上半部はシートクッション１０の上面から上方に突出される。従って図４の斜視図に示すように、小児が着座して使用する状態となる。面ファスナの各半部２９ａ，２９ｂは互いに係合連結されるので、中央クッション２８が簡単に外れたり、位置がずれたりすることはない。
【００２０】
図４は小児使用状態におけるこの大人小児兼用自動車用シートの外観斜視図を示す。一端がアンカープレート４２を介して車両のフロアに固定され、他端がシートバック１８の肩部及び車体のセンタピラーに設けたベルトガイド４３，４４を介してリトラクタ（図示省略）により巻き取られ、中間部に摺動自在なタングプレート４１を設けたシートベルト４０は、小児使用状態では図３及び図４に示すように、シートクッション１０の上側に引き出されたベルトガイド２３に挿通して使用される。小児が着座した状態で、ストラップ４５ａを介して車両のフロアに連結されたバックル４５にタングプレート４１を挿入してシートベルト４０を装着すれば、ベルトガイド２３に挿通することにより横方向における小児の体とシートベルト４０の間の隙間が減少するので、横方向における体の安定を向上させることができる。なお、ベルトガイド２３を凹所１０ａ後部の左右両側に取り付ければ、自動車の車体内側となるベルトガイド２３には、シートベルト４０の装着離脱の都度挿通離脱を行う必要があるので、操作が多少面倒にはなるが、横方向における体の安定は一層向上する。
【００２１】
次に図６〜図１０に示す第２の実施の形態の説明をする。この実施の形態の大人小児兼用自動車用シートは、各支持ベルト２０が前後方向に延びており、後部に設けた巻取り装置３０により巻取り巻戻しすることにより支持ベルト２０が緊張状態と弛緩状態をとるようにした点が上記第１の実施の形態と異なっている。
【００２２】
図７に示すように、シートクッション１０は底板１１の前半部、後部、及び両側部上に載せたパッド１２をシートクッションカバー１３により覆ったものであり、基本的構造は第１の実施の形態と同様である。シートバック１８もシートクッション１０の後部に傾斜角度調節可能に取り付けられている。
【００２３】
主として図７に示すように、支持ベルト２０は、底板１１後側の立ち上がり部に取り付けた巻取り装置３０（後述）に後部が巻き付けられ、前端には取付板２２ａが取り付けられている。この巻取り装置３０から前方に延びる支持ベルト２０及びその先端の取付板２２ａは、巻取り装置３０を取り付けた底板１１の立ち上がり部の上端近くに形成したスリット状の絞り孔１１ｅ及びシートクッションカバー１３のスリット孔１３ｄを通って凹所１０ａ内に導入され、凹所１０ａ前面のスリット孔１３ｄ及び底板１１の前側の立ち上がり部の上端近くの絞り孔１１ｄを通り、取付板２２ａは底板１１の前部にボルト止め固定されている。図に示すように、後部の巻取り装置３０により巻き取れば、支持ベルト２０は凹所１０ａ内の上下方向中間部で同凹所１０ａの底面１０ｂとほゞ平行に張設される緊張状態となり、また巻取り装置３０を巻き戻せば、凹所１０ａ内で自由に垂れ下がる弛緩状態となる。
【００２４】
次に、巻取り装置３０の説明をする。底板１１の後部の立ち上がり部に固定した左右１対のブラケット３１ａ，３１ｂには巻取り軸３２の両端部が回転自在に支持され、車体外側となる方のブラケット３１ａに接して押しねじなどにより固定したラチェット３６と反対端に係止したクリップリング３２ｂにより軸方向移動が規制されている。この巻取り軸３２はラチェット３６から更に外方に延びて底板１１及びシートクッションカバー１３に設けた孔及び底板１１に固定したアウタシールド１６に設けた孔を通り、その先端にはハンドル３３がクリップなどにより取り付けられている。主として図１０に示すように、巻取り軸３２の長手方向２箇所に形成した直径方向のスリット３２ａには、各支持ベルト２０の後端部が差し込まれて抜けないように縫い付けられ、各支持ベルト２０の後部を巻取り軸３２により巻き取るようになっている。
【００２５】
巻取り軸３２とブラケット３１ａの間に設けた逆転防止機構３５は、主として図９に示すように、巻取り軸３２に同軸的に固定されたラチェット３６と、ピン３８によりブラケット３１ａに揺動自在に支持されたポール３７と、ブラケット３１ａとポール３７の間に設けられてポール３７の爪部をラチェット３６の歯部に向けて付勢するスプリング３９により構成されている。ポール３７の一部は巻取り軸３２と平行方向に外向きに折曲されて、その先端部３７ａは、底板１１及びシートクッションカバー１３を通り、巻取り軸３２を中心としてアウタシールド１６に形成した長孔１６ａを通って外部に露出している。ラチェット３６とポール３７がスプリング３９により係合している状態では、支持ベルト２０を巻き取る方向（図７、図９及び図１０において時計回転方向）に回転する場合は、巻取り軸３２の回転は自由であるが、これと逆向きすなわち巻戻し方向の回転は逆転防止機構３５により阻止される。また、先端部３７ａに手をかけてスプリング３９に抗してポール３７を反時計回転方向に回動し、ラチェット３６とポール３７の係合を解除させれば、逆転防止機構３５は離脱されて巻取り軸３２の巻戻し方向の回転が自由になる。
【００２６】
この大人小児兼用自動車用シートは、図７の二点鎖線に示すように、中央クッション２８の各ベルト通し２８ｂに各支持ベルト２０を挿通して使用する。大人用として使用する場合には、逆転防止機構３５を離脱して、ハンドル３３により巻取り軸３２を巻戻し方向に充分回転させ、支持ベルト２０が凹所１０ａの前後面と底面１０ｂに完全に沿って垂れ下がる弛緩状態として、中央クッション２８を凹所１０ａ内に挿入する。この状態では、中央クッション２８は、ベルト通し２８ｂを設けた底面が凹所１０ａの底面１０ｂに当接して支持され、中央クッション２８の上面はシートクッション１０の上面とほゞ一致している。図５の斜視図は、大人が着座して使用するこの状態を示している。
【００２７】
また小児用として使用する場合には、図９に示すように逆転防止機構３５を係合状態とし、ハンドル３３により巻取り軸３２を巻取り方向に回転することにより、図６及び図７に示すように、支持ベルト２０を凹所１０ａ内の上下方向中間部で凹所１０ａの底面１０ｂとほゞ平行に張設される緊張状態として、中央クッション２８の下半部を凹所１０ａ内に挿入する。この状態では、中央クッション２８は張設された支持ベルト２０上に支持され、中央クッション２８の上半部はシートクッション１０の上面から上方に突出する。図４の斜視図は、小児が着座して使用するこの状態を示している。シートベルト４０の装着方法及びその作用は第１の実施の形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【００２８】
この状態では、巻取り装置３０による支持ベルト２０の巻取り量を調節することにより、小児使用状態における中央クッション２８のシートクッション１０上面からの上方突出量を調整して、小児の体格に合わせた中央クッション２８の高さとすることができる。なお、中央クッション２８のベルト通し２８ｂ内を支持ベルト２０が挿通されて、この両者２０，２８は互いに連結されるので、中央クッション２８が簡単に外れたり、位置がずれたりすることはない。なお、ベルト通し２８ｂの代わりに、第１の実施の形態と同様の面ファスナを用いて中央クッション２８を支持ベルト２０に結合するようにしてもよい。
【００２９】
【発明の効果】
上述のように、本発明によれば、シートクッション側には緊張状態と弛緩状態をとるように支持ベルトを設けるのみであり、中央クッションは柔軟なパッドをクッションカバーにより覆ったものでよいので、構造きわめて簡単で部品点数が少なくなる。従って製造コストを低下させることができる。
【００３０】
中央クッションの下面と支持ベルトの上面に、互いに係合する面ファスナの一方の半部と他方の半部をそれぞれ設けたものによれば、中央クッションがシートクッションの上面から上方に突出する小児使用状態において、中央クッションが簡単に外れたり位置がずれたりすることを防ぐことができる。
【００３１】
支持ベルトを２つの半部に分割してその間に連結具を設けたものによれば、緊張状態と弛緩状態の２つの状態をとるようにするための構造がきわめて簡単に得られる。
【００３２】
また支持ベルトの一方の端部を逆転防止機構を備えた巻取り装置によりフレームに取り付けたものによれば、緊張状態における支持ベルトの巻取り量を調節することにより、小児使用状態における中央クッションのシートクッション上面からの上方突出量を調整して、小児の体格に合わせた中央クッションの高さとすることができる。
【００３３】
また、凹所の後部の少なくとも一側にベルトガイドを、シートクッションの上側に露出するように取り付けたものによれば、小児用として使用する場合にこのベルトガイドにシートベルトを挿通することにより、着座した小児の横方向における体の安定を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による大人小児兼用自動車用シートの第１の実施の形態の、中央クッションを取り外した状態における全体斜視図である。
【図２】図１に示す第１の実施の形態のシートクッションの、中央クッションを取り外した状態における中央縦断面図である。
【図３】小児使用状態における、中央クッションを二点鎖線で示す図２の３−３断面図である。
【図４】第１の実施の形態の、小児使用状態における全体斜視図である。
【図５】第１の実施の形態の、大人使用状態における全体斜視図である。
【図６】本発明による大人小児兼用自動車用シートの第２の実施の形態の、中央クッションを取り外した状態における全体斜視図である。
【図７】図６に示す第２の実施の形態のシートクッションの、中央クッションを二点鎖線で示す小児使用状態における中央縦断面図である。
【図８】巻取り装置３０を示す図７の８−８断面図である。
【図９】図８の９−９断面図である。
【図１０】図８の１０−１０断面図である。
【符号の説明】
１０…シートクッション、１０ａ…凹所、１０ｂ…底面、１１…フレーム（底板）、１８…シートバック、２０…支持ベルト、２０ａ，２０ｂ…支持ベルトの半部、２１…連結具、２３…ベルトガイド、２３ａ…スリット、２３ｂ…開口部、２８…中央クッション、２９ａ，２９ｂ…面ファスナの半部、３０…巻取り装置、３５…逆転防止機構、４０…シートベルト。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an adult / child car seat that can be switched between an adult seat and a child seat.
[0002]
[Prior art]
An example of this type of adult / child car seat is disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 52-71020. The seat cushion can be raised to a specified height separately from the central part of the seat cushion, and it can be used as an adult seat in the lowered position and the child seat in the raised position. It is. In this technique, a plurality of folding legs (link mechanisms) that can be folded are provided so that the height of the central portion can be switched between the lowered position and the raised position.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-described prior art has a problem that the link mechanism that supports the central portion of the seat cushion and the operation mechanism thereof are complicated and the number of parts increases, and thus the manufacturing cost increases.
An object of the present invention is to solve this problem and to provide an adult child-use car seat of this kind having a simple structure and a small number of parts.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
An automobile seat for both an adult and a child according to the present invention has a recess formed in the upper surface of the center of the rear half of the seat cushion, and a flexible support belt having both ends attached to the frame of the seat cushion. It is provided so as to take two states, a tension state stretched substantially parallel to the bottom surface and a relaxed state in which it hangs freely in this recess. The central cushion to be inserted into the recess of the seat cushion is covered with a flexible pad by a cushion cover, and can be inserted into the recess with substantially the same depth and substantially the same depth as the recess.
[0005]
When used for adults, the central cushion is inserted into the recess with the support belt in a relaxed state. In this state, the central cushion is supported by the bottom surface of the recess, and the central cushion and the upper surface of the seat cushion are substantially coincident. When used for children, the central cushion is inserted into the recess with the support belt in tension. In this state, the central cushion is supported by a support belt stretched substantially parallel to the bottom surface of the recess in the recess and protrudes upward from the upper surface of the seat cushion.
[0006]
The lower surface of the central cushion and the upper surface of the support belt are provided with one half and the other half of the surface fastener that engage with each other, and the central cushion is supported by the support belt through the surface fastener in a tension state. It is preferable to make it.
[0007]
The support belt is divided into two halves at an intermediate portion that is in the recess of the seat cushion, and a connecting tool that removably connects each half is provided, and the connecting tool is engaged and connected to be in a tension state. You may make it be in a relaxed state by detaching.
[0008]
Alternatively, the support belt is attached to the frame via a winding device whose one end can be rotated in the winding direction but prevented from rotating by a reverse rotation prevention mechanism that can be removed in the rewinding direction. A tension state may be established by winding with a winding device, and a relaxed state may be established by detaching and rewinding the reverse rotation prevention mechanism.
[0009]
In addition, a belt guide including a horizontally formed slit and an opening formed at one end thereof so that the seat belt can be inserted and removed is exposed on the upper side of the seat cushion on at least one side of the rear portion of the recess. It is preferable to attach it via a strap.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
First, the first embodiment shown in FIGS. 1 to 5 will be described.
The vehicle seat for adults and children of this embodiment includes a seat cushion 10 and a seat back 18, and the seat back 18 is attached to the rear portion of the seat cushion 10 via a reclining device (not shown) so that the inclination angle can be adjusted. ing. As shown mainly in FIGS. 1, 4 and 5, the central cushion 28 can be attached to and detached from the deep recess 10 a formed in the upper surface of the center of the rear portion of the seat cushion 10 in two states having different heights.
[0011]
As shown mainly in FIGS. 2 and 3, the seat cushion 10 is obtained by covering the pads 12 placed on the front half, the rear, and both sides of the bottom plate 11 constituting the frame with a seat cushion cover 13. An inverted L-shaped cut-and-raised portion 11a is formed on the downward flange portion of the four circumferences of the bottom plate 11 made of sheet metal, and a plurality of nose rings 11b are cut along a large square at the center of the rear portion of the frame 11. It is raised.
[0012]
The seat cushion cover 13 is attached with the outer peripheral portion hooked to the bottom plate 11 by inserting each synthetic resin plate 13a sewn around the four circumferences between the flange portion of the bottom plate 11 and the cut and raised portion 11a. The inner peripheral portion of the seat cushion cover 13 has a plurality of hog rings 14 that are folded downward and sewed with a bag, and passed through the wire 13b. The hog ring 14 penetrates the seat cushion cover 13 and is engaged with the wire 13b. Is attached to the bottom plate 11 by being hooked on a plurality of nose rings 11 b formed on the bottom plate 11. Thereby, a substantially rectangular deep recess 10a having a bottom surface 10b at the rear center of the bottom plate 11 is formed on the upper side of the rear center of the seat cushion 10. The seat cushion cover 13 is made of an elastic material with a flexible thin foam material integrally provided on the back surface of a skin material such as woven fabric or leather, and a plurality of the seat cushion cover 13 so as to have a desired shape. The part of is sewn.
[0013]
As shown mainly in FIGS. 2 and 3, the outer ends of the halves 20 a and 20 b obtained by dividing the support belt 20 into two parts are formed into a pair of substantially L-shaped bolts fixed to the left and right sides of the bottom surface of the bottom plate 11. After passing through the opening at the upper end of the mounting plate 22 in the shape of a plate, it is attached by folding back. The half portions 20a and 20b are slit-shaped throttle holes 11c formed near the upper ends of the rising portions on both sides of the bottom plate 11, the through holes 12a formed in the pads 12 corresponding thereto, and the recesses of the seat cushion cover 13. A hook 21a and a ring 21b, which form a connecting member 21 that can be engaged and disengaged from each other, are attached to the inner ends of the recesses 10a through slit holes 13c formed on the 10a side. As shown in the figure, when the hook 21a and the ring 21b are engaged to connect the connecting tool 21, the support belt 20 is substantially parallel to the bottom surface 10b of the recess 10a at the middle in the vertical direction in the recess 10a. When the hook 21a and the ring 21b are detached, the relaxed state that freely hangs down in the recess 10a is obtained.
[0014]
As shown in FIGS. 1 and 3, one half 20a of the support belt 20 is longer than the other half 20b, so that the connector 21 is connected to one side of the recess 10a (FIG. 3) in the coupled state. On the right). As shown in FIGS. 1 and 2, two sets of support belts 20 are provided in the recess 10a so as to extend in the left-right direction with a front-rear spacing, and thus support both ends thereof. The mounting plate 22 and the holes 11c, 12a, and 13c are also provided on the front and rear sides, respectively. However, the two sets of support belts 20 may be provided so as to extend in the front-rear direction with an interval between the left and right sides. Further, the support belt 20 may be one set as long as it has a sufficient width to prevent the central cushion 28 from tilting.
[0015]
As shown in FIGS. 2 to 4, the anchor bracket 25 that is bolted to the rear side of the bottom surface 10 b of the recess 10 a on the side that is the outer side of the vehicle body (right side in FIG. 3) is exposed above the seat cushion 10. A possible belt guide 23 is connected via a strap 24 of the same material as the seat belt. The belt guide 23 is formed with a horizontally long slit 23a and an opening 23b that is formed at the rear end of the belt guide 23 and allows a seat belt 40 described later to be inserted into and removed from the slit 23a. In addition, you may provide each of these members 23-25 in the right-and-left both sides of the rear part in the recess 10a.
[0016]
Next, the center cushion 28 detachably inserted into the recess 10a will be described. As shown in FIG. 1, the central cushion 28 has a substantially rectangular shape that is substantially the same thickness as the depth of the recess 10a and can be inserted into the recess without substantially any gap, and is flexible like a urethane foam. A pad made of synthetic resin foam is covered with a cushion cover. This cushion cover is formed by sewing a plurality of parts made of a flexible material similar to the seat cushion cover 13 into a bag shape of a rectangular cube, and a slide provided continuously on two sides so that a pad can be taken in and out. It can be freely opened and closed by a fastener 28a.
[0017]
One half 29a of the tape-shaped hook and loop fastener is sewn on the bottom surface of the central cushion 28 at the same interval as the support belt 20, and the other half 29b of the hook and loop fastener is long. Is sewn on the other half 20a. This hook and loop fastener is composed of one half 29a provided with a number of loop-like fibers on the surface of the base fabric and the other half 29b provided with a number of elastic synthetic resin hooks on the surface of the base fabric. Hook and loop type.
[0018]
When this adult / child car seat is used for adults, the hook 21a and the ring 21b of the connector 21 are detached, and both halves 20a, 20b of the support belt 20 are freely suspended in the recess 10a. In the relaxed state, the central cushion 28 is inserted into the recess 10a. In this state, the center cushion 28 is supported with the bottom surface provided with the half portion 29a of the surface fastener abutting against the bottom surface 10b of the recess 10a, and the upper surface of the center cushion 28 is substantially coincident with the upper surface of the seat cushion 10. Yes. Therefore, as shown in the perspective view of FIG. 5, it is in a normal state for an adult to sit and use.
[0019]
When used for children, as shown in FIGS. 1 to 3, the hook 21a and the ring 21b of the connector 21 are engaged and connected, and the support belt 20 is recessed at the middle in the vertical direction in the recess 10a. The lower half of the central cushion 28 is inserted into the recess 10a as a tension state stretched substantially parallel to the bottom surface 10b of the place 10a. In this state, the central cushion 28 is supported by the half portion 29a of the bottom surface fastener being in contact with and engaging with the half portion 29b on the one half portion 20a of the support belt 20 that is stretched. The upper half part projects upward from the upper surface of the seat cushion 10. Therefore, as shown in the perspective view of FIG. 4, the child is seated and used. Since the half halves 29a and 29b of the hook and loop fastener are engaged and connected to each other, the central cushion 28 is not easily detached or displaced.
[0020]
FIG. 4 shows an external perspective view of the seat for an automobile for both children and adults in a child use state. One end is fixed to the vehicle floor via the anchor plate 42, and the other end is wound by a retractor (not shown) via belt guides 43 and 44 provided on the shoulder of the seat back 18 and the center pillar of the vehicle body, The seat belt 40 provided with a slidable tongue plate 41 in the middle portion is used by being inserted into a belt guide 23 drawn to the upper side of the seat cushion 10 as shown in FIGS. The If the tongue plate 41 is inserted into the buckle 45 connected to the vehicle floor via the strap 45a and the seat belt 40 is mounted while the child is seated, the child is seated in the lateral direction by passing through the belt guide 23. Since the gap between the body and the seat belt 40 is reduced, the stability of the body in the lateral direction can be improved. If the belt guides 23 are attached to the left and right sides of the rear part of the recess 10a, the belt guides 23 on the inner side of the vehicle body need to be inserted and removed every time the seat belt 40 is attached / detached. However, the stability of the body in the lateral direction is further improved.
[0021]
Next, the second embodiment shown in FIGS. 6 to 10 will be described. In the car seat for adults and children of this embodiment, each support belt 20 extends in the front-rear direction, and the support belt 20 is in a tensioned state and a relaxed state by winding and unwinding with a winding device 30 provided at the rear part. This is different from the first embodiment described above.
[0022]
As shown in FIG. 7, the seat cushion 10 is obtained by covering the pads 12 placed on the front half, the rear, and both sides of the bottom plate 11 with a seat cushion cover 13, and the basic structure is the first embodiment. It is the same. The seat back 18 is also attached to the rear portion of the seat cushion 10 so that the inclination angle can be adjusted.
[0023]
As shown mainly in FIG. 7, the support belt 20 has a rear portion wound around a winding device 30 (described later) attached to a rising portion on the rear side of the bottom plate 11, and a mounting plate 22a is attached to the front end. The support belt 20 extending forward from the winding device 30 and the mounting plate 22a at the tip thereof are formed in the slit-shaped throttle hole 11e and the seat cushion cover 13 formed near the upper end of the rising portion of the bottom plate 11 to which the winding device 30 is mounted. 13d is introduced into the recess 10a, passes through the slit hole 13d on the front surface of the recess 10a and the throttle hole 11d near the upper end of the rising portion on the front side of the bottom plate 11, and the mounting plate 22a is the front portion of the bottom plate 11. It is fixed with bolts. As shown in the figure, when the winding is performed by the rear winding device 30, the support belt 20 is in a tension state in which the support belt 20 is stretched substantially parallel to the bottom surface 10b of the recess 10a at the middle portion in the vertical direction in the recess 10a. If the winding device 30 is rewound, it is in a relaxed state where it freely hangs down in the recess 10a.
[0024]
Next, the winding device 30 will be described. Both ends of the take-up shaft 32 are rotatably supported by a pair of left and right brackets 31a and 31b fixed to the rising portion of the rear portion of the bottom plate 11, and are fixed to the bracket 31a on the outer side of the vehicle body by a push screw or the like. The axial movement is restricted by the clip ring 32b locked to the opposite end of the ratchet 36. The winding shaft 32 extends further outward from the ratchet 36 and passes through a hole provided in the bottom plate 11 and the seat cushion cover 13 and a hole provided in the outer shield 16 fixed to the bottom plate 11, and a handle 33 is clipped at the tip thereof. It is attached by etc. As shown mainly in FIG. 10, the rear end portions of the respective support belts 20 are sewn into the slits 32a in the diametrical direction formed at two locations in the longitudinal direction of the take-up shaft 32 so as not to come out. The rear part of the belt 20 is wound up by a winding shaft 32.
[0025]
The reverse rotation prevention mechanism 35 provided between the winding shaft 32 and the bracket 31a is swingable to the bracket 31a by a ratchet 36 coaxially fixed to the winding shaft 32 and a pin 38, as mainly shown in FIG. And a spring 39 provided between the bracket 31a and the pole 37 and biasing the pawl portion of the pole 37 toward the tooth portion of the ratchet 36. A part of the pole 37 is bent outward in a direction parallel to the take-up shaft 32, and the tip end portion 37 a passes through the bottom plate 11 and the seat cushion cover 13 and is formed on the outer shield 16 around the take-up shaft 32. The exposed through the elongated hole 16a. When the ratchet 36 and the pawl 37 are engaged by the spring 39, when the support belt 20 is rotated in the winding direction (clockwise direction in FIGS. 7, 9, and 10), the winding shaft 32 is rotated. However, rotation in the reverse direction, that is, in the rewinding direction is blocked by the reverse rotation prevention mechanism 35. Further, if the hand is applied to the tip 37a and the pole 37 is rotated counterclockwise against the spring 39 to disengage the ratchet 36 and the pole 37, the reverse rotation prevention mechanism 35 is released. The winding shaft 32 is free to rotate in the rewind direction.
[0026]
The adult / child car seat is used by inserting the support belts 20 into the belt loops 28b of the central cushion 28 as shown by the two-dot chain line in FIG. When used for adults, the reverse rotation prevention mechanism 35 is detached, and the winding shaft 32 is sufficiently rotated in the rewinding direction by the handle 33 so that the support belt 20 is completely attached to the front and rear surfaces and the bottom surface 10b of the recess 10a. The center cushion 28 is inserted into the recess 10a in a relaxed state depending on the slack. In this state, the central cushion 28 is supported with the bottom surface provided with the belt loop 28b in contact with the bottom surface 10b of the recess 10a, and the upper surface of the central cushion 28 is substantially coincident with the upper surface of the seat cushion 10. The perspective view of FIG. 5 shows this state for adults to sit and use.
[0027]
Further, when used for children, as shown in FIG. 9, the reverse rotation prevention mechanism 35 is engaged, and the winding shaft 32 is rotated in the winding direction by the handle 33, so that it is shown in FIGS. Thus, the lower half of the central cushion 28 is inserted into the recess 10a with the support belt 20 in a tension state in which the support belt 20 is stretched substantially parallel to the bottom surface 10b of the recess 10a at the vertical middle portion in the recess 10a. To do. In this state, the central cushion 28 is supported on the stretched support belt 20, and the upper half of the central cushion 28 projects upward from the upper surface of the seat cushion 10. The perspective view of FIG. 4 shows this state for a child to sit and use. Since the method for attaching the seat belt 40 and the operation thereof are the same as those in the first embodiment, a detailed description thereof will be omitted.
[0028]
In this state, by adjusting the winding amount of the support belt 20 by the winding device 30, the upward protrusion amount from the upper surface of the seat cushion 10 of the central cushion 28 in the child use state is adjusted to match the child's physique. The height of the central cushion 28 can be set. The support belt 20 is inserted into the belt passage 28b of the central cushion 28, and the both belts 20 and 28 are connected to each other, so that the central cushion 28 is not easily detached or displaced. Instead of the belt loop 28b, the central cushion 28 may be coupled to the support belt 20 using a surface fastener similar to that of the first embodiment.
[0029]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, only the support belt is provided on the seat cushion side so as to take a tensioned state and a relaxed state, and the central cushion may be a flexible pad covered with a cushion cover. The structure is extremely simple and the number of parts is reduced. Therefore, the manufacturing cost can be reduced.
[0030]
For use in children where the central cushion protrudes upward from the upper surface of the seat cushion according to the lower half of the central cushion and the upper surface of the support belt provided with one half and the other half of the hook-and-loop fastener that engage each other In the state, it is possible to prevent the central cushion from being easily detached or displaced.
[0031]
According to the structure in which the support belt is divided into two halves and the connecting member is provided between the two halves, a structure for taking two states of a tension state and a relaxation state can be obtained very easily.
[0032]
In addition, according to the support belt in which one end of the support belt is attached to the frame by a winding device having a reverse rotation prevention mechanism, by adjusting the winding amount of the support belt in a tension state, The amount of upward protrusion from the upper surface of the seat cushion can be adjusted so that the height of the central cushion is adjusted to the child's physique.
[0033]
In addition, according to the belt guide attached to at least one side of the rear part of the recess so as to be exposed on the upper side of the seat cushion, by inserting the seat belt through the belt guide when used for children, The body stability in the lateral direction of the seated child can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view of a first embodiment of an automobile seat for adults and children according to the present invention with a central cushion removed.
FIG. 2 is a central longitudinal sectional view of the seat cushion according to the first embodiment shown in FIG. 1 in a state in which the central cushion is removed.
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along the line 3-3 in FIG.
FIG. 4 is an overall perspective view of the first embodiment in a child use state.
FIG. 5 is an overall perspective view of the first embodiment in an adult use state.
FIG. 6 is an overall perspective view of the second embodiment of the automobile seat for adults and children according to the present invention with the central cushion removed.
7 is a central longitudinal cross-sectional view of the seat cushion of the second embodiment shown in FIG. 6 in a child use state in which the central cushion is indicated by a two-dot chain line.
8 is a cross-sectional view taken along line 8-8 of FIG.
9 is a cross-sectional view taken along line 9-9 in FIG.
10 is a cross-sectional view taken along the line 10-10 in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Seat cushion, 10a ... Recess, 10b ... Bottom, 11 ... Frame (bottom plate), 18 ... Seat back, 20 ... Support belt, 20a, 20b ... Half part of support belt, 21 ... Connecting tool, 23 ... Belt guide , 23a ... slit, 23b ... opening, 28 ... central cushion, 29a, 29b ... half of the hook-and-loop fastener, 30 ... winding device, 35 ... reverse rotation prevention mechanism, 40 ... seat belt.

Claims

In an automobile seat comprising a seat cushion and a seat back that rises upward from its rear end, a recess formed on the upper surface of the center of the rear half of the seat cushion, and both ends attached to the frame of the seat cushion. A flexible support belt provided so as to take two states, a tension state stretched substantially parallel to the bottom surface of the recess and a relaxed state freely hanging down in the recess, and a soft pad A car seat for adults and children, comprising a central cushion that is covered with a cushion cover and can be inserted into the recess with substantially the same depth and thickness as the recess.

The car seat for both adults and children according to claim 1, wherein one half part and the other half part of hook-and-loop fasteners that engage with each other are provided on the lower surface of the central cushion and the upper surface of the support belt, respectively.

The support belt is divided into two halves at an intermediate portion that is in the recess, and a connecting tool that removably connects each of the halves is provided between the supporting belts. The seat for an adult child combined use vehicle according to claim 1 or 2, wherein the relaxed state is achieved by disengaging.

The support belt is attached to the frame via a winding device whose one end can rotate in the winding direction but is prevented from rotating by a reverse rotation prevention mechanism that can be removed in the rewinding direction. The car for adults and children according to claim 1 or 2, wherein the tensioned state is achieved by winding with a winding device, and the relaxed state is achieved by detaching and rewinding the reverse rotation prevention mechanism. Sheet.

At least one side of the rear portion of the recess has a horizontally formed slit and a belt guide formed at one end of the slit so that the seat belt can be inserted and removed so as to be exposed above the seat cushion. The car seat for adults and children according to any one of claims 1 to 4, wherein the seat is attached via a strap.