JP3718811B2 - Transceiver carrying case in mobile communication system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はPHS(パーソナル・ハンディ・フォン・システム)、携帯電話システムなどの移動体通信システムにおける送受信器のキャリングケースに関している。
なお、本発明において上記の送受信器を電話機と略称する場合が有るが、両者は同じ意味である。
【0002】
【従来の技術】
この種の通信システム、例えば移動電話における電話機のキャリングケースは、従来、上部に開口をもつ袋状の形態をもち、その背面壁の上部が開口を覆いながら正面壁にむかって延び、例えばスナップボタンによって背面壁の自由端が正面壁に連結されている。電話機の挿入は、スナップボタンを外し、背面壁の延長部分を開き、電話機を本体にはめ、背面壁の延長部分をスナップボタンで固定することによって行われる。身体に対する装着は、背面壁に一端を結合されたバンドをベルトの背面に通し、バンドの自由端を背面壁にスナップボタンで連結することによって行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのようなものでは、使用者が椅子や車のシートに座ったりすると、電話機が入ったキャリングケースが腿にあたり、キャリングケースの下部がベルトと一緒に持ち上がるため、使用者は不快であるばかりか、座るたびに位置をずらしたりしなければならず不便である。そこで、キャリングケースを腰の背後に配置したりするが、キャリングケースが椅子の背もたれにぶつかるため、たびたび座る深さを調整したり、キャリングケースの位置をずらしたりしなければならない。また、使用した電話機をキャリングケースに入れるときには、キャリングケースを身体前面近くに移動させなければならない。この他に、電話機を上着のポケットに入れたりすることもあるが、電話機は電池を組み付けられ、かなりの重量があるため、歩行中にポケットの中で動いたり、小走りするとポケットの中で踊ったりして上着が着崩れしやすくなる。また、夏季などに上着を脱いだときに、電話機の入ったキャリングケースを上着とは別に手でぶら下げなければならず、たえず手がふさがることになって、かなり不便である。
【0004】
本発明の目的は、移動体通信システムにおける送受信器の携行、特に該送受信器の着脱をより迅速容易に行なうことができる、改良されたキャリングケースを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために創作された請求項1の発明に係るキャリングケースの構成は、送受信器を保持する本体と、該本体をズボン、スカートなどのベルトに装着させるベルト押さえとを備え、
前記本体は、前記送受信器を担持する台と、一端が当該台に固定され且つ他端が当該台に着脱可能に固定される前記送受信器を把持するカバーとからなり、
前記ベルト押さえは、前記本体に対して斜めに位置して前記台に取り付けられており、かつ、前記の台が、固定側台部材と,該固定側台部材に対して前記送受信器の幅方向にスライド可能に保持された可動側台部材と、からなることを特徴とする。
【0006】
請求項2に係る発明に係るキャリングケースの構成は、
送受信器を保持する本体と、該本体をズボン、スカートなどのベルトに装着させるベルト押さえとを備え、
前記本体は、前記送受信器を担持する台と、一端が当該台に固定され且つ他端が当該台に着脱可能に固定される前記送受信器を把持するカバーとからなり、
前記ベルト押さえは、前記本体に対して斜めに位置して前記台に取り付けられており、
かつ、前記ベルト押さえは、前記台の背面に配置され、前記本体に取り付けられる固定部分(31)と、開閉可能な可動部分(32)とから成っていて、閉じられたときその主要部の断面形状が略U字状をなし、
前記固定部分および可動部分の自由端が、相互に接近する方向に折り曲げられて壁状をなし、閉じられたときに重なり合うようになっていて、
前記固定部分の先端の壁(33)の中央付近に切欠き(35)が形成されるとともに、
前記可動部分の壁(34)の先端に、この壁を更に折り返す形に第2の壁(38)が、弾性変形可能に連結されており、
上記第2の壁(38)に突起(36)が設けられていて、この突起を前記の切欠き(35)に嵌め込むことにより、前記可動部分(32)を固定部分(31)に対して留め付け得るようになっていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1乃至図15は本発明の移動体通信システムにおける送受信器のキャリングケースの一実施例を示している。
【0010】
このキャリングケースは、携帯電話システムにおける電話機、例えば厚さ方向に薄い直方体の形状をもつ携帯電話機を携行するためのもので、図1ないし図4に示すように、電話機10を保持する本体11と、本体11をズボンやスカートなどのベルト12に取り付けるためのベルト押さえ13とを具備する。
【0011】
本体11は、台20およびカバー21から構成される。台20は、フラットな背面壁22、背面壁22の両側縁に配置された側面壁23,24および背面壁22の下縁に配置された底面壁25をもっている。側面壁23の高さは市販されている最も薄い電話機の厚さに対応し、側面壁23と側面壁24との間の幅は市販されている最も広い電話機の幅に、そして、背面壁22の長さは市販されている最も長い電話機の全長にそれぞれ対応している。背面壁22の外表面にはカバー押さえ26,27が取り付けられている。カバー押さえ26,27自体は例えばマジックテープから成り、ほぼ背面壁22の幅いっぱいに配置されている。台20自体は、例えば、合成樹脂、金属薄板、厚紙のような剛性のある材料の成形品あるいはこれらの材料の板材を組み立てたものであり、これらには模様をプリントしたあるいは着色を施した布、合成皮革、合成樹脂シートやフィルムなどが被覆されている。
【0012】
カバー21は、フレキシブルなシート状のもので、台20の側面壁23に一端が固定されており、この側面壁23から側面壁24に向かって、更には側面壁24から背面壁22へ向かって台20に巻き付けられている。これにより上部が開口した容器、即ち本体11が台20と一緒に形成される。カバー21の自由端側内表面にはマジックテープなどのカバー押さえ28,29が取り付けられ、これらのマジックテープ28,29は台20の背面にあるマジックテープ26,27に貼り付けられている。カバー21自体は、台20の側面壁23に布、合成樹脂などのシートを固定し、台20と同様に、模様をプリントしたあるいは着色した布、合成皮革、合成樹脂シートやフィルムなどで被覆することによって作られる。カバー21の長さは台20およびカバー21によって形成される空間に、市販されている最も厚い電話機10を挿入することができる長さとなっている。
【0013】
ベルト押さえ13は台20の背面に配置されている。ベルト押さえ13は、例えば合成樹脂成形物から成り、ほぼU字の形態をしており、図5乃至図7によく示されているように、本体11に取り付けられる固定部分31および開閉可能な可動部分32から構成される。これらの固定部分31および可動部分32は、自由端に、ベルト押さえ13の内側に向かって曲げられた壁33,34をそれぞれ具備している。壁33には中央付近に切り欠き35が形成されており、壁34の下端には壁38が設けられている。壁38は折り曲げ可能に壁34の下端につながれており、ベルト押さえ13の外側となる表面には突起が設けられている。この突起は、頭部36と首部37とをもつもので、壁34と一体に形成されている。
このベルト押さえ13は、本体11の長手方向中心軸に対して傾斜し、且つ電話機を挿入した本体11の重心位置からずれて台20の背面に配置されていると共に、固定部分31をリベットなどで台20に結合することによって本体11に固定されている。
【0014】
ズボンやスカートのベルト12に対するキャリングケースの装着は、ベルト押さえ13の可動部分32を開き、ベルト12が可動部分32と固定部分31との間に位置するようにベルト押さえ13をベルト12に差し込み、可動部分32をベルト12に向かって押すことによって成される。可動部分32が押されると、突起をもつ壁38が曲げられながら可動部分32の壁34と一緒に固定部分31の壁33の内側にはめ込まれ、突起の首部37が切り欠き35に嵌り、その結果、頭部36が切り欠き35からの突起の抜け出しを阻止すると共に、壁38のスプリング力が切り欠き35の開放部分からの突起の抜け出しを止めることができる。図8はキャリングケースをベルトに装着した状態を示している。
【0015】
電話機10の挿入は、カバー21を開いた状態にて、本体11の台20を形成している背面壁22、側面壁23,24および底面壁25によって形成される空間に電話機10を挿入し、カバー21を被せた後に、カバー21のマジックテープ(登録商標)28,29を台20のマジックテープ(登録商標)26,27に貼り付けることによって行われる。カバー21を被せると、図2ないし図4に示すように、電話機10は上部をカバー21から露出した状態で台20およびカバー21によって保持される。このときに、側面壁23と側面壁24との間の幅は最も広い電話機の幅に対応している。また、カバー21を固定する本体11上のマジックテープ(登録商標)26,27は、ほぼ台20の幅いっぱいの長さをもっている。そのため、電話機10の厚みが異なっても、電話機10は台20にしっかり保持される。
【0016】
電話機10の使用は、これを本体11から引き抜くことによって行われる。このときに、電話機10および本体11は、身体の中心軸に対して傾斜すると共に、電話機10の上部が身体の前面を向いており、しかも、電話機10の上部が本体11およびカバー21から露出しているため、電話機10を本体11からスムーズに引き抜くことができる。また再挿入も、本体11が剛性のある材料のため、台20およびカバー21によって形成される上部開口が変形しないためスムーズに行うことができる。更にまた、使用者が歩行したときに、本体11がベルト押さえ13を中心として回転しようとするが、ベルト押さえ13が本体11の背面壁22の側縁上部付近に配置されている。つまりベルト押さえ13が電話機10を保持している本体11の重心点からずれて配置されており、かつベルト押さえ13が回転中心の両側にてベルト12の上縁と下縁とに接触して本体11の回転を止めているため、身体上でふらつく事を防止できる。そして、使用者が椅子などに座っても、本体11が身体の中心軸に対して傾斜して身体に装着されるため、本体11の下端が腿などに接触せず、よって使用者に不快感をあたえることもなく、また再装着などの手間もかからない。
【0017】
さらに、このキャリングケースでは必要に応じて、次の段落で説明するストラップ14によって、電話機10を身体に取り付けることができる。
【0018】
ストラップ14は、図9および図10に示すように、織物や合成樹脂シートなどのフレキシブルな材料からなるバンドの形態をもつ本体41を具備している。この本体41の一端には間隔をおいてマジックテープなどの押さえ42,43が固定されている。本体41の他端にはバックルの形態をもつ留め具44がはめられ、本体41の端部が留め具44に結合されている。この場合、留め具44をずらし、留め具44によって形成されるループ41Aの長さを調整することによって、本体41の全長を変えることができる。ループ41Aにはリング45が嵌められ、リング45には延長体46が取り付けられている。延長体46も織物や合成樹脂シートなどから成り、かつバンドの形態をもち、端部には間隔をおいてマジックテープ47,48が固定されている。また、本体41におけるループ41Aには開閉具が取り付けられている。この開閉具は、ほぼチャネル形断面をもつ部材49と、この部材に開閉可能に取り付けられた部材50とから構成され、本体41がこれらの部材49,50の間を通るようにループ41Aに嵌められる。この開閉具は、部材50を開くことによって、本体41に沿って移動させることができると共に、部材50を閉じることにより、部材50にある歯が本体41にくい込み、開閉具の位置が固定される。部材50にはバンドの形態をもつ延長体51が固定され、延長体51の自由端にはリング52が取り付けられている。リング52には止め具53および板状部材54が取り付けられている。止め具53は伸縮可能なバンドから構成され、両端にフック55,56が固定されている。この止め具53はリボン57によってリング52につながれている。板状部材54は、キャリングケースのベルト押さえ13の固定部分31と可動部分32との間に挟持され得るサイズと形状とをもつ。
【0019】
本体11には、図1乃至図4に示すように、背面壁22にストラップ14のフック55に対するアンカー58が、側面壁23にフック56に対するアンカー59がそれぞれ設けられている。これらのアンカー58,59は、ほぼチャネル形断面をもつ部材から成る。アンカー58は、溝を背面壁22に向け、ベルト押さえ13とほぼ平行に背面壁22に配置かつ固定される。一方、アンカー59は、溝を側面壁23に向け、ベルト押さえ13とほぼ平行に側面壁23に配置かつ固定される。
【0020】
このストラップ14は、例えば図11に実線で描かれているように使用者の左肩に掛けることもでき、破線で描かれているように襷(たすき)掛けにすることもできる。
この場合、図9に示すように、ストラップ14の両端に形成されるリングにベルト12を通すことによって使用者に装着される。
上記のリングは、ストラップ14に取り付けられているマジックテープ(登録商標)42,同43を貼り合わせることによって、また、マジックテープ(登録商標)46,同47を貼り合わせることによって形成される。
この図11のように装着する具体的な手順について、図9を併せて参照しながら説明すると次の通りである。
図9に示されているストラップ14の中央部(図では破線で描かれている)を左肩に掛け、両端部を腰の辺りに垂れ下がらせる。
ストラップ14の片方の端部に設けられているマジックテープ(登録商標)42を、ズボン、スカートなどのベルト12の内側(身体に接する側)に通し、上に折り返してマジックテープ(登録商標)43に貼り合わせる。
同様に、ストラップ14の他端部に設けられているマジックテープ(登録商標)47を腰のベルト12の内側に通し、上に折り返してマジックテープ(登録商標)46に貼り合わせる。符号48は、貼り合わされたマジックテープ(登録商標)の位置を示している。
前記のマジックテープ(登録商標)42、同43を用いて図12に図示したように装着することもできる。
この場合は図14に示すように、ストラップ14の片方の端部に設けられいるマジックテープ(登録商標)42、43で該ストラップ14を挟みつけてリング14Aを形成する。このリング14Aは拡げたり縮めたりできるので、該リング14Aの中に左肩と頭とを入れて図12のように装着すれば良い。この場合、リング14Aと反対側の端は、図11におけると同様にして腰のベルト12に取り付けておく。
前記のリング14Aを形成すると、図13に示したように、該リング14Aを右肩に掛け、更に首の後ろを引き回して左肩に掛けることもできる。
【0021】
これらにおいてストラップ14と本体11との結合は、図15および図16に示すように、開閉具49,50によって延長体51の位置を調整し、ベルト押さえ13を開き、板状部材54をベルト押さえ13によってはさみ、ベルト押さえ13およびストラップ本体41の上に止め具53をかぶせ、止め具53のフック55,56を台20にあるアンカー58,59に嵌めることによって行われる。止め具53は、伸長された状態において本体11に取り付けられ、ベルト押さえ13およびストラップ本体41に密着してベルト押さえ13およびストラップ本体41の位置を固定すると共に、フック55,56がアンカー58,59から簡単に外れないようにする。
【0022】
ストラップ14が図11乃至図13に示すように身体に装着されると、ベルト押さえ13が本体11の背面壁22に斜め下方に配置されているため、電話機10および本体11は身体の中心軸に対して傾斜すると共に、上部が身体の前面を向き、下部が身体の側面に向くように配置される。更に、この装着状態により、本体11および電話機10のほとんどが上着の内部に隠れるばかりか、本体11の上部がストラップ14に結合されるため、電話機10および本体11が身体にしっかりと保持される。また電話機10を本体11に対して着脱するときにも、電話機10の上部が身体の前面を向いて傾斜し、さらに電話機10の上部が本体11およびカバー21から露出し、しかも、本体11がストラップ14に固定されてほとんど動かないため、電話機10を本体11からスムーズに取り出すことができ、本体11にスムーズに再挿入することもできる。そして、使用者が歩行するときにも、本体11が留め具53によってストラップ14に結合され、電話機10および本体11の回転が止められているため、電話機10および本体11が身体上で全くふらつかない。
【0023】
図17ないし図21は本発明の移動体通信システムにおける送受信器のキャリングケースの他の実施例を示している。
このキャリングケースも、厚さ方向に薄い直方体の形状をもつ携帯電話機10を携行するように構成されたもので、電話機10を保持する本体111と、本体111をズボンやスカートのベルト12に装着させるベルト押さえ113とを具備している。
本体111は台およびカバー121から構成される。該台は、背面壁122、背面壁122の両側縁に配置された側面壁123,124および背面壁122の下縁に配置された底面壁125によって構成されており、背面壁122にはベルト押さえ113が取り付けられている。また、背面壁122および側面壁123にはストラップのフックに対するアンカー158,159が取り付けられている。ベルト押さえ113は、図1乃至図16に説明したキャリングケースにおけるベルト押さえ13と同様に構成され、本体111の長手方向中心軸に対して傾斜して配置されていると共に、電話機10を挿入した本体111の重心点からずれて本体上に配置されている。
アンカー158,159も図1ないし図10に説明したキャリングケースにおけるアンカー58,59と同じ構成をもち且つこのアンカー58,59と同じように本体111に配置されている。
またカバー121は、側面壁123に一端が固定されており、この側面壁123から側面壁124に向かって、更には側面壁124から背面壁122へ向かって台120に巻き付けられる。これにより、上部が開口した容器、即ち本体111が台120といっしょに形成される。そして、カバー121の自由端における内表面および本体111の背面壁122には図1ないし図16に説明したキャリングケースと同様に、マジックテープ(登録商標)などからなるカバー押さえ128,129およびカバー押さえ126,127がそれぞれ設けられている。
【0024】
このキャリングケースにおいて、側面壁123の高さは市販されている最も薄い電話機の厚さに対応し、背面壁122の長さは市販されている最も背の高い電話機の高さに対応するサイズをもっている。更に、背面壁122の幅は市販されている最も幅のせまい電話機の幅に対応するサイズがあたえられていると共に、側面壁124がスライドできるようになっている。この結果、電話機の幅が異なっていても、電話機が簡単に抜け出さないようにでき、また容易かつスムーズに本体111への着脱が行える。
【0025】
このように、側面壁124をスライドさせるために、本体111を構成する台は二つの台部材から構成される。片方の台部材は背面壁122、側面壁123および底面壁125をもつ、合成樹脂の一体成形物や金属板のプレス成形物などから成るもので、図21に示されているように壁122Aが背面壁122の背面に積層かつ接着されている。
カバー押さえ126,127(図19)はこの積層壁122Aに取り付けられている。もう片方の台部材は、側面壁124によって形成されているが、側面壁124の下端縁(図18において紙面の奥行き方向の端の縁)から側面壁124と直角に延びる一対の脚160を具備し、例えば合成樹脂を成形したり、金属板をプレス加工するなどして作られる。この台部材の脚160を背面壁122にあるホルダ161に挿入すると、背面壁122、側面壁123および底面壁125から成る台部材に対して側面壁124がスライドできるようになる。このスライドの方向は、送受信器の幅方向に相当する。
上記のホルダ161については、図20及び図21を参照して後に詳しく説明する。
カバー121は、フレキシブルな合成樹脂シートなどから成り、両端縁は台120の側面壁123から側面壁124を経て背面壁122までを覆うように配置されている。このカバー121の側面壁123側の端部は側面壁123に熱溶着され、また背面壁122側の端部にはカバー押さえ126,127に貼り付けられるマジックテープ(登録商標)128,129が取り付けられている。
【0026】
前掲の図18に示したキャリングケースの本体111に設けられているホルダ161の詳細を図20及び図21に示す。
ホルダ161は側面壁124を含む移動側台部材の脚160が嵌まる細孔162を具備している。細孔162は、背面壁122の一部を本体111の内側に突出させ、これによって背面壁122の外側に形成されたへこみを積層壁122Aが覆うことによって形成される。この細孔162を形成する突出部分には、略矩形の貫通穴が形成され、且つこの貫通穴に対応した板状部材(開閉部分163)がその貫通穴の一端に一体に形成される。これにより、開閉部分163は開閉可能となる。
開閉部分163の先端における積層壁122Aを向いた面には突起164が一体に形成されている。積層壁122Aにおける突起164に対応する位置には角孔165が設けられている。脚160には例えば三個の角孔166が脚160の長手方向に沿って等間隔に設けられている。突起164はこれらの角孔166のひとつに嵌まり込んでいる。
【0027】
側面壁124のスライドは、積層壁122Aの外側(本体111の外側)からシャープペンシルの先端などを角孔165,166に差し入れ、図21に破線で示すように、突起164を角孔166から押し出したあと、側面壁124を移動させることによって行われる。隣接する角孔166が突起164および角孔165に一致すると、突起164がこの隣接角孔166に嵌まり込み、側面壁124を含む移動側台部材がロックされる。
再び突起164を押し、側面壁124を移動させ、三番目の角孔166を角孔165に一致させると、突起164が三番目の角孔166に入り込んで、側面壁124の位置がロックされる。
【0028】
このキャリングケースに対する最も幅のひろい電話機10の挿入は以下のように行う。例えば、まずカバー121を開き、背面壁122の外側からシャープペンシルの先端などを角孔165,166に入れて突起164を脚160にある角孔166から押し出し、電話機10の幅に対応する位置まで移動側台部材をスライドさせる。こうして、図17ないし図19に示すように、突起164を脚160の最外側にある角孔166にはめて側面壁124の位置決めを行う。次に、電話機10の正面を背面壁122に対面させながら、電話機10を背面壁122、側面壁123,124および底面壁125によって形成される空間に挿入し、カバー121を被せ、カバー121のマジックテープ128,129を台120のマジックテープ126,127に貼り付けて挿入が完了する。カバー121を被せると、電話機10は、上部をカバー121から露出させて台120およびカバー121によって保持される。このときに、側面壁123と側面壁124との間の距離は電話機10の幅にほぼ対応しているため、電話機10は、がたつくことなしに本体111に保持される。
【0029】
さらに、このキャリングケースにおいて、移動側台部材には、側面壁124と脚160との接合部分付近に突出167が設けられている。一方、固定側台部材には、細孔162を形成する突出における細孔162の開口側端部が、突出167のスライド方向の幅に対応して切除されている。更に固定側台部材には、側面壁123と背面壁122との接合部分の付近に位置しかつ突出167と本体111の長手方向中心軸に対して対称的に位置する突出168が形成されている。これらの突出167,168は、前述のように電話機10が本体111に挿入されると、電話機10の正面壁の両側縁に突出167,168が接触し、電話機10のボタン類と台120の背面壁122やホルダ161との間に空間が形成されるため、電話機10のボタン類が背面壁122やホルダ161に接触せず、電話機10の誤作動を防止する。
【0030】
ズボンやスカートのベルト12に対する装着は、図1乃至図16に説明したキャリングケースのベルト押さえと同様に、ベルト押さえ113を開き、ベルト12が可動部分132と固定部分131との間に位置するようにベルト押さえ113をベルト12に差し込み、可動部分132をベルト12に向かって押し、可動部分132を固定部分131にロックすることによって行われる。そして、使用者が椅子などに座っても、本体111が身体の中心軸に対して傾斜して装着されているため、キャリアケースの本体111および電話機10の下端が腿などに接触せず、使用者に不快感を与えず、装着状態を修正する必要を生じない。
【0031】
電話機10の使用は、これを本体111から引き抜くことによってなされる。このときに、電話機10および本体111は身体の中心軸に対して傾斜すると共に、電話機10の上部が身体の前面を向いており、しかも、電話機10の上部が本体111およびカバー121から露出しているため、電話機10を本体111から迅速にかつスムーズに取り出すことができる。キャリングケースへの再挿入も、本体111が剛性のある材料からなり、本体111における台120およびカバー121によって形成される上部開口が変形しないので容易かつスムーズに行うことができる。また、突出167,168が電話機10と本体111の背面壁122との間にすき間を形成するため、本体111に対する電話機10の挿入および取り出しをスムーズに行え、且つ電話機10のボタン類が本体111に接触することによる電話機10の誤作動を防止することができる。
【0032】
幅がより小さい電話機の挿入は、同様に、各々の電話機の幅に対応する位置まで移動側台部材を外側に引き出し、側面壁124の位置決めをおこなった後、電話機を背面壁122、側面壁123,124および底面壁125によって形成される空間に挿入し、カバー121を被らせることによって行う。このときにも、突出167,168が電話機の両側縁に接触して、電話機の正面壁と台120の背面壁122、ホルダ161などとの間に空間を形成するので、電話機のボタンなどがこれらに接触することによる誤作動を防げる。
【0033】
さらに、このキャリングケースは、ストラップ14を使用することによって、電話機10を身体に保持させることもできる。使用者へのストラップ14の装着は、図11に説明したように、ストラップ14を使用者の左肩に掛け、使用者の背面にあるストラップ14の端部をベルト12に取り付けることによって、あるいは、図12に説明したように、ストラップ14の一端にリング14Aを形成し、このリング14Aに使用者の頭および左肩を通して、ストラップ14を右肩に掛けることによって、もしくは、図13に説明したように、ストラップ14の一端にリング14Aを形成し、このリング14Aに片腕を通し、ストラップ14の中間部分を使用者の首の背面にまわすことによってなされる。ストラップ14への本体111の装着は、ストラップ14の板状部材54を本体111のベルト押さえ113によってはさみ、ベルト押さえ113およびストラップ本体41に止め具53を被せると共に、止め具53のフック55,56を台120にあるアンカー158,159に係合させることによってなされる。このときにも、電話機10および本体111がストラップ14によって固定され、ほとんど動かないため、本体111に対する電話機10の着脱を容易にかつスムーズに行え、また歩行に際しても電話機10および本体111が身体上でまったくふらつかない。
【0034】
【発明の効果】
本発明の移動体通信システムにおける送受信器のキャリングケースは、以上述べたように、身体行動の邪魔にならないように、身体に装着することができるため、送受信器の携行を容易に行え、しかも、送受信器の出し入れも迅速かつ容易に行なえる。
特に、各種送受信器の形状寸法に順応することができ、更に、当該キャリングケースをベルトに対して迅速容易に着脱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動体通信システムにおける送受信器のキャリングケースの一実施例を示す平面図である。
【図2】正面図である。
【図3】右側面図である。
【図4】背面図である。
【図5】ベルト押さえの拡大正面図である。
【図6】ベルト押さえの側面図である。
【図7】図5のA−A線にそう断面図である。
【図8】使用状態の一例を示す説明図である。
【図9】ストラップの正面図である。
【図10】図9のB−B線にそうストラップの側面図である。
【図11】身体に対するストラップの装着状態を示す説明図である。
【図12】身体に対するストラップの他の装着状態を示す説明図である。
【図13】身体に対するストラップのさらに他の装着状態を示す説明図である。
【図14】ストラップにリングを形成する状態を示す説明図である。
【図15】キャリングケースとストラップとの取り付け状態を示す正面図である。
【図16】キャリングケースとストラップとの取り付け状態を示す背面図である。
【図17】本発明の移動体通信システムにおける送受信器のキャリングケースの他の実施例を示す平面図である。
【図18】図17に示すキャリングケースの一部を破断された正面図である。
【図19】図17に示すキャリングケースの右側面図である。
【図20】図18の一部分の拡大正面図である。
【図21】図20のC−C線にそう断面図である。
【符号の説明】
10…送受信器(電話機)
11,111…本体
13,113…ベルト押さえ
12…ベルト
20…台
21,121…カバー
31…ベルト押さえの固定部分
32…ベルト押さえの可動部分
33…固定部分先端の壁
34…可動部分先端の壁
35…切欠き
38…第2の壁
14…ストラップ
42,43…リング形成手段
54…ベルト押さえとの係合手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a carrying case for a transceiver in a mobile communication system such as a PHS (Personal Handy Phone System) or a mobile phone system.
In the present invention, the above transceiver may be abbreviated as a telephone, but both have the same meaning.
[0002]
[Prior art]
This kind of communication system,ExampleFor example, a telephone carrying case in a mobile phone has conventionally a bag-like shape with an opening at the top, and the upper part of the back wall covers the opening toward the front wall.Extension,ExampleFor example, the free end of the back wall is connected to the front wall by a snap button. Insert the phone with the snap buttonOutsideOpen the back wall extension, snap the phone into the body, and secure the back wall extension with the snap buttonDoneThe On the bodyversusTo attach to the back of the belt, attach a band that has one end connected to the back wall.ThroughThen, the free end of the band is connected to the back wall with a snap button.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, with these things, if the user sits on a chair or car seat,Phone enteredCarrying caseIsOn the thigh, the carrying caseOfThe lower part is the belttogetherAs a result, the user is not only uncomfortable, but also has to be displaced every time he sits down. Therefore, KiPlace the carrying case behind your waist,IsTo hit the back of the chair, often adjust the sitting depth or carryOfYou have to shift the position. In addition, use the phone in a carrying case.EnterMove the carrying case closer to the front of the body.SenaI have to. Besides this, telephoneMachineIn the jacket pocketGet inCan alsoAhHowever, since the phone has a battery and is quite heavy,During ~If you move around or run in the pocketDuring ~The outerwear is easy to break down by dancing. Also, when you take off your jacket in the summer,EnterThe carrying case must be hung by hand separately from the jacket, which is inconvenient because the hands are constantly blocked.
[0004]
An object of the present invention is to carry a transceiver in a mobile communication system.In particular, attaching and detaching the transceiverMorefastIt is to provide an improved carrying case that can be easily performed.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The structure of the carrying case according to the invention of
The main body comprises a base carrying the transceiver, and a cover for gripping the transceiver, one end of which is fixed to the base and the other end is detachably fixed to the base.
The belt retainer is attached to the base at an angle with respect to the main body, and the base includes a fixed side base member, and the width direction of the transceiver with respect to the fixed side base member And a movable side pedestal member held slidably.
[0006]
The structure of the carrying case according to the invention of claim 2 is:
A main body that holds the transceiver, and a belt presser that attaches the main body to a belt such as a trouser or a skirt;
The main body comprises a base carrying the transceiver, and a cover for gripping the transceiver, one end of which is fixed to the base and the other end is detachably fixed to the base.
The belt retainer is attached to the base at an angle with respect to the main body,
The belt retainer is disposed on the back surface of the base and includes a fixed part (31) attached to the main body and a movable part (32) that can be opened and closed. The shape is substantially U-shaped,
The free ends of the fixed part and the movable part are folded in a direction approaching each other to form a wall shape, and overlap when closed.
A notch (35) is formed in the vicinity of the center of the tip wall (33) of the fixed portion;
A second wall (38) is connected to the tip of the wall (34) of the movable part so that the wall is further folded back so as to be elastically deformable,
A protrusion (36) is provided on the second wall (38), and the protrusion (36) is fitted into the notch (35), thereby moving the movable part (32) with respect to the fixed part (31). It is characterized in that it can be fastened.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG.ThruFIG. 15 shows an embodiment of a carrying case of a transceiver in the mobile communication system of the present invention.
[0010]
This carrying case is a phone in a mobile phone system,For example thickness direction4 to carry a mobile phone having a thin rectangular parallelepiped shape. As shown in FIGS.When,Body11A
[0011]
[0012]
The
[0013]
The
The
[0014]
To belt 12 of trousers and skirtversusDoCarrying caseFor mounting, the
[0015]
The
[0016]
Use of the
[0017]
Furthermore, in this carrying case, if necessary,Explain in the
[0018]
As shown in FIGS. 9 and 10, the
[0019]
The
[0020]
This
in this case,FIG.As shown
The ring is formed by bonding Velcro (registered trademark) 42 and 43 attached to the
A specific procedure for mounting as shown in FIG. 11 will be described with reference to FIG.
A central portion (shown by a broken line in the figure) of the
A magic tape (registered trademark) 42 provided at one end of the
Similarly, a Velcro tape (registered trademark) 47 provided on the other end of the
The Velcro (registered trademark) 42 and 43 can be used as shown in FIG.
In this case, as shown in FIG. 14, the
When the
[0021]
As shown in FIGS. 15 and 16, the
[0022]
The
[0023]
17 to 21 show another embodiment of the carrying case of the transceiver in the mobile communication system of the present invention.
This carrying case is also a
The
The
One end of the
[0024]
In this carrying case, the height of the
[0025]
Thus, the
The
The
[0026]
The carrying case shown in FIG.Details of the
The
A
[0027]
Slide the
againWhen the
[0028]
In this carrying caseversusDoMostThe
[0029]
Furthermore, in this carrying case, the moving
[0030]
To attach the trousers or the skirt to the
[0031]
Use of the
[0032]
Inserting phones with smaller widths is equally the width of each phone.CorrespondingThe moving side base member was pulled out to the position, and the
[0033]
Furthermore, this carrying case is provided with a strap 14to useThus, the
[0034]
【The invention's effect】
As described above, the carrying case of the transmitter / receiver in the mobile communication system of the present invention can be worn on the body so as not to obstruct the body behavior, so that the transmitter / receiver can be easily carried, The transceiver can be taken in and out quickly and easily.
In particular, it is possible to adapt to the shape and size of various transceivers, and furthermore, the carrying case can be quickly and easily attached to and detached from the belt.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing an embodiment of a carrying case of a transceiver in a mobile communication system of the present invention.
FIG. 2 is a front view.
FIG. 3 is a right side view.
FIG. 4 is a rear view.
FIG. 5 is an enlarged front view of a belt presser.
FIG. 6 is a side view of the belt presser.
7 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 8 is an explanatory diagram showing an example of a usage state.
FIG. 9 is a front view of a strap.
10 is a side view of the strap taken along line BB in FIG. 9. FIG.
[Fig. 11] BodyversusIt is explanatory drawing which shows the mounting state of the strap to perform.
FIG. 12 on the bodyversusIt is explanatory drawing which shows the other mounting state of the strap to perform.
[Fig. 13] BodyversusIt is explanatory drawing which shows the other mounting state of the strap to perform.
FIG. 14 is an explanatory view showing a state in which a ring is formed on the strap.
FIG. 15 is a front view showing an attachment state of the carrying case and the strap.
FIG. 16 is a rear view showing a mounting state of the carrying case and the strap.
FIG. 17 is a plan view showing another embodiment of the carrying case of the transceiver in the mobile communication system of the present invention.
18 is a front view in which a part of the carrying case shown in FIG. 17 is broken.
19 is a right side view of the carrying case shown in FIG.
20 is an enlarged front view of a part of FIG. 18;
21 is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG.
[Explanation of symbols]
10 ... Transceiver(Phone)
11, 111 ... body
13, 113 ... Belt presser
12 ... Belt
20 ... stand
21, 121 ... Cover
31 ... Fastening part of belt retainer
32 ... Moveable part of belt presser
33 ... Wall at the tip of the fixed part
34 ... Wall at the tip of movable part
35 ... Notch
38 ... Second wall
14 ... Strap
42, 43 ... Ring forming means
54. Engagement means with belt presser
Claims (2)
前記本体は、前記送受信器を担持する台と、一端が当該台に固定され且つ他端が当該台に着脱可能に固定される前記送受信器を把持するカバーとからなり、
前記ベルト押さえは、前記本体に対して斜めに位置して前記台に取り付けられており、かつ、前記の台が、固定側台部材と,該固定側台部材に対して前記送受信器の幅方向にスライド可能に保持された可動側台部材と、からなることを特徴とする、移動体通信システムにおける送受信器のキャリングケース。A main body that holds the transceiver, and a belt presser that attaches the main body to a belt such as a trouser or a skirt;
The main body comprises a base carrying the transceiver, and a cover for gripping the transceiver, one end of which is fixed to the base and the other end is detachably fixed to the base.
The belt retainer is attached to the base at an angle with respect to the main body , and the base includes a fixed side base member, and the width direction of the transceiver with respect to the fixed side base member A carrying case for a transmitter / receiver in a mobile communication system, characterized by comprising: a movable side base member slidably held in the mobile communication system.
前記本体は、前記送受信器を担持する台と、一端が当該台に固定され且つ他端が当該台に着脱可能に固定される前記送受信器を把持するカバーとからなり、
前記ベルト押さえは、前記本体に対して斜めに位置して前記台に取り付けられており、
かつ、前記ベルト押さえは、前記台の背面に配置され、前記本体に取り付けられる固定部分(31)と、開閉可能な可動部分(32)とから成っていて、閉じられたときの断面形状が略U字状をなし、
前記固定部分および可動部分の自由端が、相互に接近する方向に折り曲げられて壁状をなし、閉じられたとき壁状部同志が重なり合うようになっていて、
前記固定部分の先端の壁(33)の中央付近に切欠き(35)が形成されるとともに、
前記可動部分の壁(34)の先端に、この壁を更に折り返す形に第2の壁(38)が、弾性変形可能に連結されており、
上記第2の壁(38)に突起(36)が設けられていて、この突起を前記の切欠き(35)に嵌め込むことにより、前記可動部分(32)を固定部分(31)に対して留め付け得るようになっていることを特徴とする、移動体通信システムにおける送受信器のキャリングケース。 A main body that holds the transceiver, and a belt presser that attaches the main body to a belt such as a trouser or a skirt;
The main body comprises a base carrying the transceiver, and a cover for gripping the transceiver, one end of which is fixed to the base and the other end is detachably fixed to the base.
The belt retainer is attached to the base at an angle with respect to the main body,
The belt presser is disposed on the back surface of the base, and includes a fixed part (31) attached to the main body and a movable part (32) that can be opened and closed. U-shaped,
The free ends of the fixed portion and the movable portion are bent in a direction approaching each other to form a wall shape, and the wall portions overlap each other when closed.
A notch (35) is formed in the vicinity of the center of the tip wall (33) of the fixed portion;
A second wall (38) is connected to the tip of the wall (34) of the movable part so that the wall is further folded back so as to be elastically deformable,
A protrusion (36) is provided on the second wall (38), and the protrusion (36) is fitted into the notch (35), thereby moving the movable part (32) with respect to the fixed part (31). A carrying case for a transmitter / receiver in a mobile communication system , characterized in that it can be fastened .
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