JP3718286B2 - Endoscope objective lens - Google Patents
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Description
【0001】
【技術分野】
本発明は、医用及び工業用の内視鏡対物レンズに関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】
内視鏡対物レンズは、その性質上、一般的に広い視野角を必要とする。このため、明るさ絞りよりも前方の前群(第1レンズ群)に強い負のパワーが与えられる。近年ますます広角化の要求が強まっていることに加え、電子内視鏡ではCCDの小型化につれて対物レンズの小型化も進んでおり、このため、前群の像側の面はますます曲率半径が小さくなっている。
【0003】
また、小型化、細径化、及び周辺光量のアップのために、内視鏡対物レンズでは歪曲収差は補正しないのが普通である。しかし視野角が120°を越えるような超広角対物レンズでは、負の歪曲収差が大きくなり過ぎて像が歪むため、医用内視鏡では体腔内の病変等を正確に見ることができなくなり、誤診を招くおそれがある。少ないレンズ枚数で歪曲収差を小さくするには、例えば特開昭61−162021号公報のように非球面を用いればよいが、歪曲収差を小さくしてしまうと、周辺光量が低下するという問題が生じる。
【0004】
【発明の目的】
本発明は、内視鏡対物レンズの広角化を図ったときに発生する2つの問題点、つまり前群レンズの曲率半径が小さくなること、及び歪曲収差を小さく補正したときに周辺光量が低下することを解決することを目的とする。
【0005】
【発明の概要】
本発明は、前群(第1レンズ群)を特定の形状を有する負の単レンズ2枚から構成することにより、負の強いパワーを2枚のレンズに分散して曲率を弱くし、かつ前玉径を大きくしないで周辺の開口効率を大きくして、広角化に伴って発生する周辺光量の低下を補うという着想に基づいて完成されたものである。
【0006】
本発明の内視鏡対物レンズは、物体側から順に、全体として負の屈折力をもつ第1レンズ群と、明るさ絞りと、全体として正の屈折力をもつ第2レンズ群とからなり、上記第1レンズ群はともに負の屈折力の物体側の第1レンズと像側の第2レンズの単レンズ2枚で構成され、下記条件式(1)ないし(4)を満足することを特徴としている。
(1)-5.0<q1 <-0.9
(2)-0.5<q2 <9.0
(3)0.5<|f/f I |<1.0,f I <0
(4)1.5<f/f II <2.5
但し、
q1 :第1レンズのシェーピングファクター(=(r2+r1)/(r2-r1))
q2 :第2レンズのシェーピングファクター(=(r4+r3)/(r4-r3))
r1:第1レンズの物体側の面の曲率半径、
r2:第1レンズの像側の面の曲率半径、
r3:第2レンズの物体側の面の曲率半径、
r4:第2レンズの像側の面の曲率半径、
f I :第1レンズ群の合成焦点距離、
f II :第2レンズ群の合成焦点距離、
f:全系の合成焦点距離、
である。
【0008】
第2レンズ群は、次の6タイプのいずれかを採用することが好ましい。
▲1▼正レンズ1枚、
▲2▼正レンズ2枚(貼合せレンズでもよい)、
▲3▼物体側から正レンズと負レンズ
▲4▼物体側から正レンズと、正レンズと負レンズを接合した全体として正の屈折力を有する接合レンズ、
▲5▼物体側から正レンズ2枚と負レンズ、または
▲6▼物体側から正レンズ2枚と負レンズと正レンズ、
である。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の内視鏡対物レンズは、第1レンズ群(前群)を特定の形状を有する負の単レンズ2枚から構成したことに最大の特徴がある。条件式(1)、(2)は、この第1レンズ群を構成する2枚の負レンズの形状を規定している。2枚の負レンズのうちの物体側の第1レンズは、条件式(1)に規定するように、第2面(像側面)が第1面(物体側面)より小さい曲率半径を有する、像側に凹面を有する負レンズからなっており、像側の第2レンズは、条件式(2)に規定するように、第1面が第2面より小さい曲率半径を有する、物体側に凹面を有する負レンズからなっている。
【0010】
この条件式(1)、(2)を満足することにより、最も物体側の面を含む第1レンズ群の負レンズの曲率半径を大きくすることができる。また、その結果、第2レンズ群(後群)への入射角を小さくできるので、第2レンズ群での諸収差の発生量を小さくすることができる。
【0011】
例えば、特開昭61−162021号公報の実施例1〜3のように第1レンズ群が負の単レンズ1枚で構成される場合には、その第2面の曲率半径が小さくなってレンズ加工が難しくなる。また、非球面を用いれば歪曲収差を少なくすることができるが、今度は周辺光量が減少してしまうという問題が発生する。本発明は、第1レンズ群を条件式(1)、(2)で規定される特定の形状をもつ負の単レンズ2枚で構成することにより、軸外光束の開口効率を大きくして、周辺光量の低下を補っている。
【0012】
上記特開昭61−162021号公報の実施例8〜10は、第1レンズ群を負の単レンズ2枚で構成しているが、第2レンズが像側に凹面を有するメニスカスレンズである点で本発明と異なる。第2レンズが像側に凹面を有するメニスカスレンズであると、前玉(第1レンズ)の径が大きくなり、内視鏡対物レンズとして好ましくない。本発明では、第1レンズ群の第2レンズは、条件式(2)で規定するように物体側に凹面を有しており、このため、軸外光の第2レンズ群への入射角が小さくなり、第2レンズ群での諸収差の発生が少なくなる。また、第2レンズ群の有効径を小さくできるため、第2レンズ群中の正レンズのコバ厚(周縁部の厚さ)を確保しやすくなり、結果的にレンズ全長を短くすることができる。
【0013】
条件式(1)の下限を越えて、第1レンズ群の第1レンズのシェーピングファクターq1 が小さくなると、第1レンズの負のメニスカスの度合いがきつく(両面の曲率半径が小さく)なり過ぎるため、第2面でコマ収差、非点収差が大きく発生してしまう。また、第2面の曲率半径が小さくなり過ぎ、その結果、加工が困難になることに加えて、第1面の突出度が大きくなるため、取り扱いが難しくなる。
【0014】
条件式(1)の上限を越えて、第1レンズ群の第1レンズのシェーピングファクターq1 が大きくなると、第1レンズの第1面の物体側の面は凹面となり、コマ収差と非点収差の発生量が大きくなる。また第1レンズの第1面が凹面となるため、体腔内観察等の使用時に付着するゴミ、汚れ等が洗浄しにくくなるという問題も生じる。物体側の面が平面あるいは凸面であれば、このような問題は生じない。
【0015】
条件式(2)の下限を越えて、第1レンズ群の第2レンズのシェーピングファクターq2 が小さくなると、第2レンズの第1面で軸外光線を充分に曲げることができないため、結果的に第1レンズの第1面の有効径が大きくなってしまう。
【0016】
条件式(2)の上限を越えて、第1レンズ群の第2レンズのシェーピングファq2 が大きくなると、第2レンズのメニスカスの度合いがきつく(両面の曲率半径が小さく)なり過ぎるため、ディストーションが大きくなることに加え、第2レンズの第1面ではコマ収差、第2面では非点収差が大きく発生してしまう。
【0017】
条件式(3)は、負の屈折力をもつ第1レンズ群全体のパワーの範囲を規定している。条件式(3)の下限を越えて負のパワーが小さくなると、視野角を広くすることができない。上限を越えて負のパワーが大きくなると、視野角は広くすることができるが、バックフォーカスが長くなり過ぎて、結果的に全長が長くなってしまう。
【0018】
条件式(4)は、全体として正のパワーをもつ第2レンズ群のパワー範囲を規定している。条件式(4)の下限を越えて正のパワーが小さくなると、全長が長くなることに加えて、負のパワーをもつ第1レンズ群とのバランスが崩れて像面湾曲がアンダーとなる。上限を越えて正のパワーが大きくなると、全長は短くできるが、像面湾曲がアンダーとなる。
【0019】
以下、具体的な数値実施例について、本発明の内視鏡対物レンズを説明する。以下の実施例1ないし10は、いずれも、物体側から順に、第1負レンズ11と第2負レンズ12からなる第1レンズ群10、明るさ絞りS、第2レンズ群20、及び撮像素子のカバーガラスである平行平面ガラスGを基本構成とする。平行平面ガラスGは、各実施例では、YAGカットフィルターYGと、CCDカバーガラスCGからなっており、カバーガラスCGの像側の面が撮像面である。
【0020】
第2レンズ群20は、次の6タイプがある。
▲1▼正レンズ1枚(実施例10)、
▲2▼正レンズ2枚(実施例9)、
▲3▼物体側から正レンズと負レンズ(実施例8)、
▲4▼物体側から正レンズと、全体として正の屈折力を有する正・負の接合(貼り合わせ)レンズ(実施例7)、
▲5▼物体側から正レンズ2枚と負レンズ(実施例5、6)、
▲6▼物体側から正レンズ2枚と負レンズと正レンズ(実施例1、2、3、4)。
【0021】
[実施例1]
図1及び図2は、本発明の内視鏡対物レンズの第1の実施例を示すもので、図1はそのレンズ構成図、図2はその諸収差図である。
このレンズの具体的数値データを表1に示す。諸収差図中、d線、g線、C線は、それぞれの波長における、球面収差によって示される色収差と倍率色収差、Sはサジタル、Mはメリディオナルを示している。
【0022】
表および図面中、FNO はFナンバー、F はレンズ全系の焦点距離、M は近軸横倍率、W は基準設計距離10mmでのレンズの半画角、fBはバックフォーカスを表す。Rは曲率半径、Dはレンズ厚またはレンズ間隔、nd はd線の屈折率、νd はd線のアッベ数を示す。バックフォーカスfBは、第2レンズ群の最終面から平行平面ガラスGの像側面迄の距離の空気換算距離である。
【0023】
【表1】
【0024】
[実施例2]
図3及び図4は、本発明の内視鏡対物レンズの第2の実施例を示すもので、図3はレンズ構成図、図4は諸収差図である。表2は具体的数値データである。
【0025】
【表2】
*は回転対称非球面
但し、回転対称非球面は次式で定義される。
x=Ch2/{1+[1-(1+K)C2h2]1/2}+A4h4+A6h6+A8h8+・・・
(Cは曲率(1/r)、hは光軸からの高さ、Kは円錐係数)
非球面データ
【0026】
[実施例3]
図5及び図6は、本発明の内視鏡対物レンズの第3の実施例を示すもので、図5はレンズ構成図、図6は諸収差図である。表3は具体的数値データである。
【0027】
【表3】
【0028】
[実施例4]
図7及び図8は、本発明の内視鏡対物レンズの第4の実施例を示すもので、図7はレンズ構成図、図8は諸収差図である。表4は具体的数値データである。
【0029】
【表4】
非球面データ
【0030】
[実施例5]
図9及び図10は、本発明の内視鏡対物レンズの第5の実施例を示すもので、図9はレンズ構成図、図10は諸収差図である。表5は具体的数値データである。
【0031】
【表5】
【0032】
[実施例6]
図11及び図12は、本発明の内視鏡対物レンズの第6の実施例を示すもので、図11はレンズ構成図、図12は諸収差図である。表6は具体的数値データである。
【0033】
【表6】
【0034】
[実施例7]
図13及び図14は、本発明の内視鏡対物レンズの第7の実施例を示すもので、図13はレンズ構成図、図14は諸収差図である。表7は具体的数値データである。
【0035】
【表7】
非球面データ
【0036】
[実施例8]
図15及び図16は、本発明の内視鏡対物レンズの第8の実施例を示すもので、図15はレンズ構成図、図16は諸収差図である。表8は具体的数値データである。
【0037】
【表8】
【0038】
[実施例9]
図17及び図18は、本発明の内視鏡対物レンズの第9の実施例を示すもので、図17はレンズ構成図、図18は諸収差図である。表9は具体的数値データである。
【0039】
【表9】
非球面データ
【0040】
[実施例10]
図19及び図20は、本発明の内視鏡対物レンズの第10の実施例を示すもので、図19はレンズ構成図、図20は諸収差図である。表10は具体的数値データである。
【0041】
【表10】
【0042】
次に、実施例1ないし10の各条件式に対する値を表11に示す。
【表11】
【0043】
表11から明らかなように、実施例1ないし実施例10の数値は、条件式(1)ないし(4)を満足している。また、収差図から明らかなように、各収差も良好に補正されている。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、前群レンズの曲率半径が小さくなり過ぎるのを抑え、周辺光量をそれほど低下させずに歪曲収差を小さく補正しながら、内視鏡対物レンズの広角化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による内視鏡対物レンズの第1の実施例のレンズ構成図である。
【図2】図1のレンズの諸収差図である。
【図3】本発明による内視鏡対物レンズの第2の実施例のレンズ構成図である。
【図4】図3のレンズの諸収差図である。
【図5】本発明による内視鏡対物レンズの第3の実施例のレンズ構成図である。
【図6】図5のレンズの諸収差図である。
【図7】本発明による内視鏡対物レンズの第4の実施例のレンズ構成図である。
【図8】図7のレンズの諸収差図である。
【図9】本発明による内視鏡対物レンズの第5の実施例のレンズ構成図である。
【図10】図9のレンズの諸収差図である。
【図11】本発明による内視鏡対物レンズの第6の実施例のレンズ構成図である。
【図12】図11のレンズの諸収差図である。
【図13】本発明による内視鏡対物レンズの第7の実施例のレンズ構成図である。
【図14】図13のレンズの諸収差図である。
【図15】本発明による内視鏡対物レンズの第8の実施例のレンズ構成図である。
【図16】図15のレンズの諸収差図である。
【図17】本発明による内視鏡対物レンズの第9の実施例のレンズ構成図である。
【図18】図17のレンズの諸収差図である。
【図19】本発明による内視鏡対物レンズの第10の実施例のレンズ構成図である。
【図20】図19のレンズの諸収差図である。
【符号の説明】
10 第1レンズ群
20 第2レンズ群
S 絞り
G 平行平面ガラス[0001]
【Technical field】
The present invention relates to a medical and industrial endoscope objective lens.
[0002]
[Prior art and its problems]
Endoscope objective lenses generally require a wide viewing angle due to their nature. For this reason, strong negative power is given to the front group (first lens group) ahead of the aperture stop. In addition to the ever-increasing demand for wider angles in recent years, in electronic endoscopes, the miniaturization of objective lenses has progressed with the miniaturization of CCDs. Is getting smaller.
[0003]
Also, in order to reduce the size, reduce the diameter, and increase the amount of peripheral light, it is normal that an endoscope objective lens does not correct distortion. However, in an ultra-wide-angle objective lens with a viewing angle exceeding 120 °, negative distortion becomes too large and the image is distorted. May be incurred. In order to reduce distortion with a small number of lenses, an aspherical surface may be used as disclosed in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 61-162021, but if the distortion is reduced, there is a problem that the amount of peripheral light decreases. .
[0004]
OBJECT OF THE INVENTION
The present invention has two problems that occur when the endoscope objective lens is widened, that is, the radius of curvature of the front lens group is reduced, and the amount of peripheral light is reduced when distortion is corrected to be small. The purpose is to solve this.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION
In the present invention, the front group (first lens group) is composed of two negative single lenses having a specific shape, so that the negative strong power is distributed to the two lenses to weaken the curvature, and the front It was completed based on the idea of increasing the peripheral aperture efficiency without increasing the ball diameter and compensating for the decrease in the amount of peripheral light that occurs with the widening of the angle.
[0006]
The endoscope objective lens according to the present invention includes, in order from the object side, a first lens group having a negative refractive power as a whole, an aperture stop, and a second lens group having a positive refractive power as a whole. The first lens group is composed of two single lenses, a first lens on the object side having a negative refractive power and a second lens on the image side, and satisfies the following conditional expressions (1) to (4). It is said.
(1) -5.0 <q 1 <-0.9
(2) -0.5 <q 2 <9.0
(3) 0.5 <| f / f I | <1.0, f I <0
(4) 1.5 <f / f II <2.5
However,
q 1 : Shaping factor of the first lens (= (r2 + r1) / (r2−r1))
q 2 : shaping factor of the second lens (= (r4 + r3) / (r4−r3))
r1: radius of curvature of the object side surface of the first lens,
r2: radius of curvature of the image side surface of the first lens,
r3: radius of curvature of the object side surface of the second lens,
r4: radius of curvature of the image side surface of the second lens,
f I : Composite focal length of the first lens group,
f II : Composite focal length of the second lens group,
f: total focal length of the entire system,
It is.
[0008]
The second lens group preferably employs one of the following six types.
(1) One positive lens,
(2) Two positive lenses (may be a bonded lens)
(3) Positive lens and negative lens from the object side (4) Positive lens from the object side, and a cemented lens having a positive refractive power as a whole by cementing the positive lens and the negative lens,
(5) Two positive lenses and a negative lens from the object side, or (6) Two positive lenses, a negative lens and a positive lens from the object side,
It is.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The endoscope objective lens according to the present invention is characterized in that the first lens group (front group) is composed of two negative single lenses having a specific shape. Conditional expressions (1) and (2) define the shapes of the two negative lenses constituting the first lens group. The first lens on the object side of the two negative lenses has an image having a radius of curvature smaller than the first surface (object side surface) of the second surface (image side surface) as defined in the conditional expression (1). The second lens on the image side has a concave surface on the object side, the first surface having a smaller radius of curvature than the second surface, as defined in conditional expression (2). It has a negative lens.
[0010]
By satisfying these conditional expressions (1) and (2), it is possible to increase the radius of curvature of the negative lens of the first lens group including the most object side surface. As a result, since the incident angle to the second lens group (rear group) can be reduced, the amount of various aberrations generated in the second lens group can be reduced.
[0011]
For example, when the first lens unit is composed of a single negative single lens as in Examples 1 to 3 of Japanese Patent Laid-Open No. 61-162021, the radius of curvature of the second surface becomes small and the lens Processing becomes difficult. Further, if an aspherical surface is used, distortion can be reduced, but this time a problem arises in that the amount of peripheral light is reduced. The present invention increases the aperture efficiency of off-axis luminous flux by configuring the first lens group with two negative single lenses having specific shapes defined by conditional expressions (1) and (2). Compensates for the decrease in ambient light.
[0012]
In Examples 8 to 10 of JP-A-61-162021, the first lens group is composed of two negative single lenses, but the second lens is a meniscus lens having a concave surface on the image side. This is different from the present invention. If the second lens is a meniscus lens having a concave surface on the image side, the diameter of the front lens (first lens) becomes large, which is not preferable as an endoscope objective lens. In the present invention, the second lens of the first lens group has a concave surface on the object side as defined by the conditional expression (2). Therefore, the incident angle of off-axis light to the second lens group is Accordingly, the occurrence of various aberrations in the second lens group is reduced. In addition, since the effective diameter of the second lens group can be reduced, it is easy to secure the edge thickness (periphery thickness) of the positive lens in the second lens group, and as a result, the overall lens length can be shortened.
[0013]
If the lower limit of conditional expression (1) is exceeded and the shaping factor q 1 of the first lens in the first lens group becomes small, the negative meniscus degree of the first lens becomes too tight (the curvature radii on both sides are too small). , Large coma and astigmatism occur on the second surface. Further, the radius of curvature of the second surface becomes too small, and as a result, the processing becomes difficult, and in addition, the degree of protrusion of the first surface increases, so that handling becomes difficult.
[0014]
When the upper limit of conditional expression (1) is exceeded and the shaping factor q 1 of the first lens in the first lens group increases, the object side surface of the first surface of the first lens becomes concave, and coma and astigmatism. The amount of generation increases. In addition, since the first surface of the first lens is a concave surface, there is a problem that it becomes difficult to clean dust, dirt, and the like that adheres during use such as in-body cavity observation. If the object side surface is flat or convex, such a problem does not occur.
[0015]
If the shaping factor q 2 of the second lens in the first lens group becomes smaller than the lower limit of the conditional expression (2), the off-axis rays cannot be sufficiently bent by the first surface of the second lens, resulting in a result. In addition, the effective diameter of the first surface of the first lens becomes large.
[0016]
If the shaping factor q 2 of the second lens in the first lens group increases beyond the upper limit of conditional expression (2), the degree of meniscus of the second lens becomes too tight (the curvature radii on both sides are too small), resulting in distortion. In addition to a large coma aberration, coma aberration occurs on the first surface of the second lens, and astigmatism occurs on the second surface.
[0017]
Conditional expression (3) defines the power range of the entire first lens unit having negative refractive power. If the negative power decreases beyond the lower limit of conditional expression (3), the viewing angle cannot be increased. If the negative power increases beyond the upper limit, the viewing angle can be widened, but the back focus becomes too long, resulting in an increase in the overall length.
[0018]
Conditional expression (4) defines the power range of the second lens group having a positive power as a whole. When the positive power is reduced beyond the lower limit of the conditional expression (4), in addition to the increase in the total length, the balance with the first lens group having a negative power is lost and the curvature of field becomes under. When the positive power is increased beyond the upper limit, the total length can be shortened, but the field curvature is under.
[0019]
Hereinafter, the endoscope objective lens of the present invention will be described with respect to specific numerical examples. In each of the following Examples 1 to 10, in order from the object side, the
[0020]
The
(1) One positive lens (Example 10),
(2) Two positive lenses (Example 9),
(3) Positive lens and negative lens (Example 8) from the object side
(4) A positive lens from the object side and a positive / negative cemented (bonded) lens having positive refractive power as a whole (Example 7),
(5) Two positive lenses and a negative lens (Examples 5 and 6) from the object side,
(6) Two positive lenses, a negative lens and a positive lens (Examples 1, 2, 3, and 4) from the object side.
[0021]
[Example 1]
1 and 2 show a first embodiment of an endoscope objective lens according to the present invention. FIG. 1 is a lens configuration diagram thereof, and FIG. 2 is a diagram showing various aberrations thereof.
Table 1 shows specific numerical data of this lens. In the various aberration diagrams, d-line, g-line, and C-line indicate chromatic aberration and lateral chromatic aberration indicated by spherical aberration, S indicates sagittal, and M indicates meridional at each wavelength.
[0022]
In the tables and drawings, F NO is the F number, F is the focal length of the entire lens system, M is the paraxial lateral magnification, W is the half angle of view of the lens at a standard design distance of 10 mm, and f B is the back focus. R is a radius of curvature, D is a lens thickness or a lens interval, n d is a refractive index of d-line, and ν d is an Abbe number of d-line. The back focus f B is an air conversion distance that is a distance from the final surface of the second lens group to the image side surface of the parallel flat glass G.
[0023]
[Table 1]
[0024]
[Example 2]
3 and 4 show a second embodiment of the endoscope objective lens of the present invention. FIG. 3 is a lens configuration diagram, and FIG. 4 is a diagram of various aberrations. Table 2 shows specific numerical data.
[0025]
[Table 2]
* Is a rotationally symmetric aspheric surface where the rotationally symmetric aspheric surface is defined by the following equation.
x = Ch 2 / {1+ [1- (1 + K) C 2 h 2 ] 1/2 } + A4h 4 + A6h 6 + A8h 8 + ...
(C is the curvature (1 / r), h is the height from the optical axis, K is the cone coefficient)
Aspheric data
[0026]
[Example 3]
5 and 6 show a third embodiment of the endoscope objective lens of the present invention. FIG. 5 is a lens configuration diagram, and FIG. 6 is a diagram of various aberrations. Table 3 shows specific numerical data.
[0027]
[Table 3]
[0028]
[Example 4]
7 and 8 show a fourth embodiment of the endoscope objective lens according to the present invention. FIG. 7 is a lens configuration diagram, and FIG. 8 is a diagram of various aberrations. Table 4 shows specific numerical data.
[0029]
[Table 4]
Aspheric data
[0030]
[Example 5]
9 and 10 show a fifth embodiment of the endoscope objective lens of the present invention. FIG. 9 is a lens configuration diagram, and FIG. 10 is a diagram of various aberrations. Table 5 shows specific numerical data.
[0031]
[Table 5]
[0032]
[Example 6]
11 and 12 show a sixth embodiment of the endoscope objective lens according to the present invention. FIG. 11 is a lens configuration diagram, and FIG. 12 is a diagram of various aberrations. Table 6 shows specific numerical data.
[0033]
[Table 6]
[0034]
[Example 7]
FIGS. 13 and 14 show a seventh embodiment of the endoscope objective lens of the present invention. FIG. 13 is a lens configuration diagram, and FIG. 14 is a diagram of various aberrations. Table 7 shows specific numerical data.
[0035]
[Table 7]
Aspheric data
[0036]
[Example 8]
15 and 16 show an eighth embodiment of the endoscope objective lens of the present invention. FIG. 15 is a lens configuration diagram, and FIG. 16 is a diagram of various aberrations. Table 8 shows specific numerical data.
[0037]
[Table 8]
[0038]
[Example 9]
FIGS. 17 and 18 show a ninth embodiment of the endoscope objective lens according to the present invention. FIG. 17 is a lens configuration diagram, and FIG. 18 is a diagram showing various aberrations. Table 9 shows specific numerical data.
[0039]
[Table 9]
Aspheric data
[0040]
[Example 10]
19 and 20 show a tenth embodiment of the endoscope objective lens of the present invention. FIG. 19 is a lens configuration diagram, and FIG. 20 is a diagram showing various aberrations. Table 10 shows specific numerical data.
[0041]
[Table 10]
[0042]
Next, Table 11 shows values for the conditional expressions of Examples 1 to 10.
[Table 11]
[0043]
As is clear from Table 11, the numerical values of Examples 1 to 10 satisfy the conditional expressions (1) to (4). Further, as is apparent from the aberration diagram, each aberration is also corrected well.
[0044]
【The invention's effect】
According to the present invention, the endoscope objective lens can be widened while suppressing the curvature radius of the front lens group from becoming too small and correcting the distortion aberration to a small extent without significantly reducing the peripheral light amount.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a lens configuration diagram of a first example of an endoscope objective lens according to the present invention;
2 is a diagram showing various aberrations of the lens in FIG. 1. FIG.
FIG. 3 is a lens configuration diagram of a second example of an endoscope objective lens according to the present invention;
4 is a diagram illustrating various aberrations of the lens in FIG. 3;
FIG. 5 is a lens configuration diagram of a third example of an endoscope objective lens according to the present invention.
6 is a diagram showing various aberrations of the lens in FIG. 5. FIG.
FIG. 7 is a lens configuration diagram of a fourth example of an endoscope objective lens according to the present invention.
FIG. 8 is a diagram illustrating various aberrations of the lens in FIG. 7;
FIG. 9 is a lens configuration diagram of a fifth example of an endoscope objective lens according to the present invention.
10 is a diagram showing various aberrations of the lens in FIG. 9. FIG.
FIG. 11 is a lens configuration diagram of a sixth example of an endoscope objective lens according to the present invention.
12 is a diagram illustrating various aberrations of the lens in FIG. 11. FIG.
FIG. 13 is a lens configuration diagram of a seventh example of an endoscope objective lens according to the present invention.
FIG. 14 is a diagram showing various aberrations of the lens in FIG.
FIG. 15 is a lens configuration diagram of an eighth example of an endoscope objective lens according to the present invention;
16 is a diagram illustrating various aberrations of the lens in FIG.
FIG. 17 is a lens configuration diagram of a ninth example of an endoscope objective lens according to the present invention;
18 is a diagram illustrating all aberrations of the lens in FIG.
FIG. 19 is a lens configuration diagram of a tenth example of an endoscope objective lens according to the present invention.
20 is a diagram illustrating various aberrations of the lens in FIG. 19;
[Explanation of symbols]
10
Claims (7)
(1)-5.0<q1 <-0.9
(2)-0.5<q2 <9.0
(3)0.5<|f/f I |<1.0,f I <0
(4)1.5<f/f II <2.5
但し、
q1 :第1レンズのシェーピングファクター(=(r2+r1)/(r2-r1))
q2 :第2レンズのシェーピングファクター(=(r4+r3)/(r4-r3))
r1:第1レンズの物体側の面の曲率半径、
r2:第1レンズの像側の面の曲率半径、
r3:第2レンズの物体側の面の曲率半径、
r4:第2レンズの像側の面の曲率半径、
f I :第1レンズ群の合成焦点距離、
f II :第2レンズ群の合成焦点距離、
f:全系の合成焦点距離。 In order from the object side, a first lens group having a negative refractive power as a whole, an aperture stop, and a second lens group having a positive refractive power as a whole, both of which are negatively refracted. An endoscope objective lens that includes two single lenses, a first lens on the object side of the force and a second lens on the image side, and satisfies the following conditional expressions (1) to (4) .
(1) -5.0 <q 1 <-0.9
(2) -0.5 <q 2 <9.0
(3) 0.5 <| f / f I | <1.0, f I <0
(4) 1.5 <f / f II <2.5
However,
q 1 : Shaping factor of the first lens (= (r2 + r1) / (r2−r1))
q 2 : shaping factor of the second lens (= (r4 + r3) / (r4-r3))
r1: radius of curvature of the object side surface of the first lens,
r2: radius of curvature of the image side surface of the first lens,
r3: radius of curvature of the object side surface of the second lens,
r4: radius of curvature of the image side surface of the second lens,
f I : Composite focal length of the first lens group,
f II : Composite focal length of the second lens group,
f: Total focal length of the entire system.
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