JP3715009B2 - Baggage acceptance processing system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多数の手荷物の受入処理のシステムに関し、さらに詳細には、手荷物の安全チェック及び手荷物収納庫への積載の効率化を図った手荷物受入処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
旅客航空においては、座席へ持ち込むと邪魔になるような手荷物を持参する搭乗者のため、機内に客室の他に手荷物収納庫を設けている。このため搭乗者はチェックインの際に手荷物を預け、その後手荷物は原則として搭乗者から離れて搭乗機への積載作業が行われることとなる。一方、空港においては、旅客便に乗り込む搭乗者について安全チェックを行うことはもちろん、搭乗者が預けた手荷物についても安全チェックを行い、運行の安全や犯罪の防止を図っている。
【0003】
そこで手荷物を預けた後に該当手荷物の安全チェックを行う従来の空港における手荷物受入処理では、手荷物の安全チェックの結果合格した手荷物については搭乗機ごとの仕分けを実施して搭乗機への積載を行うこととし、安全チェックの結果不合格が出た場合には、その不合格の手荷物の所有者である搭乗者を構内放送で呼び出して不合格の解消をさせるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来技術に係る空港の手荷物受入処理では、手荷物の安全チェックの結果不合格が出てその所有者の呼び出しを構内放送で掛けても、所有者が直ちに現れるとは限らないため、不合格の解消を要する手荷物が多数滞留したりする等の不都合を生じていた。所有者が呼び出しに直ちに応じないのは、空港内には売店や食堂等もあり、これらを利用していることがあるためである。
【0005】
また、安全チェックに合格した手荷物については搭乗機ごとの仕分けに回されそのまま機へ積載されてしまうが、その後その手荷物の所有者が現れないまま出発時刻に至ってしまう場合がある。この場合には出発する前にその者の手荷物を降ろさなければならない。搭乗者でない者の荷物を運んでしまうことは、犯罪等に利用されるおそれがあるからである。仮にそのようなおそれがなくても、便の間違いによるものであればその荷物と所有者との再会が面倒であり、また、旅客便と貨物便との区分上も好ましくないからである。しかし、手荷物積載の時点ではそのようなことは考慮していないので、降ろすべき手荷物が収納庫の奥方に収納されていることがあり、その場合には引き出し作業が大変に煩雑になってしまう。
【0006】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、安全チェックが不合格となった手荷物についての処理を効率化した手荷物受入処理システムを提供することを目的とする。さらには、搭乗することが確実となった者の手荷物のみを庫内に積載することにより、一旦積載した荷物の引き降ろしの必要が生じないようにした手荷物受入処理システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、乗客の手荷物を受け入れて乗り物の手荷物収納庫への積載を行う手荷物受入処理システムであって、受け入れた手荷物の手荷物収納庫への積載までのハンドリング管理を行うホストコンピュータと、乗客の手荷物の識別情報を記録した手荷物用タグと乗客の識別情報を記録した搭乗券とを出力し、手荷物用タグが取り付けられた手荷物を受け入れるアクセスターミナルと、前記アクセスターミナルで受け入れた手荷物の安全チェックを行う手荷物セキュリティーチェックゲートと、前記アクセスターミナルで受け入れた手荷物について、取り付けられている手荷物用タグの識別情報及び安全チェック結果を、乗客の識別情報により検索可能に記憶する記憶手段と、乗客の安全チェックを行う乗客セキュリティーチェックゲートと、前記乗客セキュリティーチェックゲートを訪れた乗客の搭乗券の識別情報の読み取りと、読み取った識別情報による前記記憶手段の検索と、検索により得られたその乗客の手荷物の安全チェック結果の表示とを行う対処手段と、乗客により不合格が解消された手荷物が載せられ、手荷物を便ごとの仕分けに供する仕分けコンベアとを有することを特徴とする。
【0008】
ここで、前記乗り物の主たる例は、航空機である。
【0009】
この手荷物受入処理システムでは、手荷物を携えた乗客が受付を行うと、まず、識別情報(特有のコード)が乗客及びその手荷物に付与される。受付時に手荷物に付与された識別情報は、乗客の識別情報により検索可能な形で記憶手段に記憶される。これにより、乗客が一人一人特定可能となり、手荷物が一個一個特定可能となる。この識別情報を用いて、手荷物からその所有者である乗客を検索できるとともに乗客からその所有に係る手荷物を検索できる。なお、一人の乗客が二個以上の手荷物を持ち込んだ場合は、各手荷物ごとに識別情報が付与される。通常この識別情報は、手荷物にはタグ等の付札に記録されて付与され、乗客には搭乗券に記録されて付与される。そして、識別情報が付与された手荷物は乗客と分かれて手荷物の安全チェックを受ける。手荷物の安全チェック結果も記憶手段に記憶される。
【0010】
一方、乗客も自身の安全チェックを受ける。乗客が自身の安全チェックを受けようとすると、対処手段により、その乗客の識別情報に基づいて記憶手段が検索され、その乗客の所有する手荷物に安全チェックの結果に合格しなかったものが含まれている場合にはその乗客にその解消をさせる。乗客は搭乗する前に必ず自身の安全チェックを受けるので、不合格の手荷物があった場合に効率よくその処理を行うことができる。ここで、その乗客の手荷物がすべて安全チェックに合格していた場合でも、乗客自身の安全チェックの際にその旨をその乗客に伝達するようにしてもよい。不合格が解消されると、その手荷物は仕分け部へ送られ便ごとに仕分けられる。そして、その乗客が搭乗する便の乗り物、特には航空機の手荷物収納庫への積載がなされる。
【0011】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載する手荷物受入処理システムであって、安全チェックに合格した手荷物が載せられるストレージコンベアを有し、前記対処手段は、乗客の安全チェックが終了した旨の情報の前記ホストコンピュータへの報告をも行い、前記仕分けコンベアには、前記ストレージコンベア上の手荷物であってその所有者が自身の安全チェックを終了しているものも載せられることを特徴とする。
【0012】
この手荷物受入処理システムでは、乗客が自身の安全チェックを受けると、そのときの検索結果に基づいて、その乗客の所有に係る手荷物であって安全チェックの結果が合格であるものが選別される。その手荷物は仕分け部へ送られ、その乗客が搭乗する便の手荷物収納庫への積載がなされる。安全チェックを受けた乗客は搭乗する可能性が大きいので、そのような乗客の所有する手荷物のみが積載の対象となり、一旦積載した手荷物の引き降ろしの必要がなくなる。安全チェックに合格した手荷物は、その所有者が自身の安全チェックを終了すると、仕分け部で便ごとに仕分けられる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
図1に、本実施の形態に係る手荷物受入処理の空港システムの概念図を示す。この空港システムは、空港ターミナル1の内部に、航空会社ホスト3、手荷物ハンドリングシステム(以下、「BHS」という)5、アクセスターミナル7、セキュリティチェックゲート(乗客)8、搭乗口9、セキュリティチェックゲート(手荷物)11、ストレージコンベア12、仕分けコンベア13、を有している。そして空港ターミナル1の外部に、旅行代理店30を備えている。
【0015】
航空会社ホスト3は、航空会社が自社の運行する便に関する予約や搭乗者等の情報を管理するためのホストコンピュータであり、予約情報ファイル15、搭乗券発行情報ファイル16、搭乗者情報ファイル17、を内蔵している。予約情報ファイル15は、旅行代理店30等により受け付けた予約の内容を記録するファイルである。搭乗券発行情報ファイル16は、アクセスターミナル7で利用者31に発行した搭乗券に関する情報を記録するファイルである。搭乗者情報ファイル17は、搭乗口9を通過した乗客(アクセスターミナル7を通過した利用者31をいう)や仕分けコンベア13を通過した手荷物に関する情報を記録するファイルである。図1にはこの航空会社ホスト3は一つしか示されていないが、実際にはその空港に乗り入れている航空会社がそれぞれ各別に有している。
【0016】
BHS5は、利用者31が持ち込んだ手荷物の飛行機積載までのハンドリング管理を行うためのホストコンピュータであり、図2に示すように、手荷物情報、セキュリティ結果、通過情報、位置情報の4種類の情報のための記憶エリアが設けられている。手荷物情報は、便ごとの乗客の手荷物に関する情報であって、乗客の氏名の他、手荷物の数等が含まれる。セキュリティ結果は、セキュリティチェックゲート11で手荷物の安全チェックをした結果の良否である。通過情報は、手荷物を機への仕分けに振り向けてよいかどうかの情報であって、手荷物の持ち主である乗客がセキュリティチェックゲート8を通過したか否かの情報である。位置情報は、手荷物が現に今どこにいるかの情報である。請求項1にいう記憶手段はこのBHS5に相当する。
【0017】
このBHS5は、空港が所有するシステムであり各航空会社はこれを共用することになっている。アクセスターミナル7、セキュリテイチェックゲート8、搭乗口9、セキュリテイチェックゲート11、ストレージコンベア12、仕分けコンベア13も同様である。
【0018】
アクセスターミナル7は、空港に到着した利用者31のための受付端末である。このアクセスターミナル7は、受け付けた利用者31に搭乗券及びその利用者31の手荷物に取り付けるタグを発行して交付する機能を有している。このタグには各別に手荷物識別番号(数字ばかりでなく文字や記号を含んでもよい)が付与されており、乗客の搭乗券の識別番号と相互に検索可能なようになっている。またアクセスターミナル7は、タグが取り付けられた手荷物を利用者31から受け取ってセキュリティチェックゲート11へ自動搬送する機能をも有している。これは、乗客を早く手荷物から開放して、乗客自身の安全チェックその他搭乗前の手続をしやすいように配慮したものである。
【0019】
このアクセスターミナル7は、空港ビルのメインフロア(セキュリティチェックゲート8や搭乗口9が設けられている、またバスやタクシーの発着場と同一フロアとされている)の他、駐車場フロアや付設の鉄道駅等にも設けられ、利用者の便宜が図られている。そしてアクセスターミナル7は、航空会社ホスト3から予約情報ファイル15に記録された予約情報の提供を受けるようになっている。また、乗客に発行した搭乗券や受け取った手荷物に関する情報を該当する航空会社ホスト3に報告するようになっており、航空会社ホスト3ではこれを搭乗券発行情報ファイル16に記録するようになっている。
【0020】
セキュリティチェックゲート8は、乗客の安全チェックを行う施設である。即ち、乗客が危険物その他機内持込み禁制品を所持していないかの検査を行う場所である。そしてそれだけでなく、手荷物の安全チェックの結果のその持ち主である乗客への表示や、乗客が安全チェックを終了した旨のBHS5への報告等をも行うようになっている。請求項1にいう対処手段は、このセキュリティチェックゲート8に内蔵される形で実現されている。
【0021】
搭乗口9は、セキュリティチェックゲート8を通過した乗客が飛行機32に実際に搭乗するためのゲートであり、飛行機32の発着ホームごとに設けられている。ここでは、乗客の通過があった場合にその旨を航空会社ホスト3へ報告するようになっている。なお、図1には示していないが、国際線用の発着ホームの場合には、セキュリティチェックゲート8と搭乗口9との間に出国検査場が設けられる。
【0022】
セキュリティチェックゲート11は、アクセスターミナル7で乗客の手を離れた手荷物の安全チェックを行う施設である。即ち、手荷物に危険物その他機内持込み禁制品が含まれていないかの検査を行う場所である。この場所とアクセスターミナル7とは、自動搬送コンベアで結ばれており、アクセスターミナル7で受け付けた手荷物が自動的に搬送されるようになっている。また、ここでの安全チェックの結果は、即座にBHS5に伝達され記憶されるようになっている。
【0023】
ストレージコンベア12は、セキュリティチェックゲート11での安全チェックの結果が合格であった手荷物を一時的に貯蔵するコンベアである。このストレージコンベア12は、貯蔵している手荷物のうち、セキュリティチェックゲート8を通過した乗客の所有に係るものを続く仕分けコンベア13へ振り出す機能を有している。そして仕分けコンベア13は、手荷物を積載される便ごとに分別するコンベアである。この仕分けコンベア13では、出発時刻まで所定時間以内となった便の手荷物を、当該便の飛行機32へ向けて送りだすようになっている。かかるストレージコンベア12及び仕分けコンベア13は、BHS5から指令を受けるとともに、BHS5に対し手荷物の現在位置の情報を伝送するようになっている。
【0024】
空港ターミナル1の外部の旅行代理店30は、利用者31から予約を受ける窓口であり、その予約内容を航空会社ホスト3に伝送する機能を有している。そして航空会社ホスト3はその内容を予約情報ファイル15に記録するようになっている。
【0025】
かかる空港システムにおける、利用者31による便の予約から飛行機32への搭乗及び積載までの動きを、人(利用者)、荷物、情報の流れに着目しつつ説明する。
【0026】
まず、利用者31が旅行代理店30に対し便の予約を行う。この予約は、電話や来店等通常の方法で行うことができるが、利用者31がICカード等の識別カードを所持している場合はそれを用いることがのぞましい。予約に際し利用者は、氏名や搭乗を希望する便、クラス、ICカードを用いる場合はその番号などを申告するほか、手荷物の数や大きさ等の手荷物に関する情報を申告することができる。そして予約が受け付けられると、その予約内容を記録した航空券が利用者に交付される。ICカードにより予約した場合はそのICカードに予約内容が書き込まれて航空券の交付に替えられる。また、その予約内容は、旅行代理店30から空港ターミナル1の該当する航空会社ホスト3に伝送され、予約情報ファイル15に記録される。
【0027】
予約をした利用者31が空港ターミナル1に着くと、まずアクセスターミナル7で受付を行う。ここでは、搭乗券の発行や手荷物の受け入れを行う。アクセスターミナル7は前記のように、メインフロアのほか駐車場フロアや付設の鉄道駅等にも設けられており、利用者31は到着してすぐ受付を済ませて手荷物から開放されることができるので、空港ターミナル1内で手荷物を持って長い距離を歩き回る負担がない。
【0028】
アクセスターミナル7での受付手順を説明する。アクセスターミナル7ではまず、利用者31の航空券又はICカードを読み取る。そして航空会社ホスト3の予約情報ファイル15から提供されている予約情報と照合して、搭乗券及び手荷物用のタグを発行する。ここで、利用者31が予約をとっていなかった場合でも、便に空席があればアクセスターミナル7で受付可能である。また、予約をとっていた利用者31の場合でも、予約時には手荷物の申告をしていなかったが実際には手荷物を持って現れることもありうるが、その場合でもアクセスターミナル7で手荷物の追加が可能である。
【0029】
利用者31に交付される搭乗券には、利用者31を識別できる識別番号が付されている。また、手荷物用のタグには、手荷物を識別できる識別番号が付されている。これらの識別番号は相互に検索可能となっている。即ち、利用者31の識別番号がわかればその利用者31の手荷物の識別番号を出力でき、手荷物の識別番号がわかればその手荷物の持ち主である利用者31の識別番号を出力できる。搭乗券とタグとを受け取った利用者31は、タグを手荷物に貼付し、そしてその手荷物をアクセスターミナル7の手荷物投入口に投入する。すると、投入された手荷物は、アクセスターミナル7からセキュリティチェックゲート11まで自動搬送される。従って、これ以後利用者31は、座席へ持ち込める程度の小物を除き手荷物を持ち歩く必要はない。
【0030】
利用者31の受付及び手荷物の受け入れをしたアクセスターミナル7は、利用者31に交付した搭乗券及び手荷物用タグに関する情報を該当する航空会社ホスト3に伝送する。航空会社ホスト3ではその情報を搭乗券発行情報ファイル16に記録する。ここで記録される情報は、受付の済んだ利用者31、即ち乗客の氏名や搭乗する便名、座席位置、搭乗券の識別番号、手荷物の個数及びその識別番号等である。
【0031】
アクセスターミナル7に投入されセキュリティチェックゲート11へ自動搬送された手荷物は、直ちに安全チェックを受ける。危険物その他機内への持込みを禁止されている物が手荷物に含まれていないことを確認するためである。そして、この検査結果が合格であった手荷物はストレージコンベア12へ送られるが、不合格となった手荷物はそのまま保留される。また、その検査結果はBHS5に送られ、手荷物の識別番号ごとに検査結果の良否がセキュリティー結果として記録される。ストレージコンベア12に送られた手荷物は、持ち主である乗客が自身の安全チェックを済ますまでそこで一時的に貯蔵される。なお、ストレージコンベア12は、アクセスターミナル7から手荷物を受け入れるとその手荷物の番号をBHS5に伝送し、BHS5はこれを手荷物の位置情報として使用する。
【0032】
一方、アクセスターミナル7での受付を終えた乗客は、搭乗券を携帯してセキュリティチェックゲート8で自分自身の安全チェックを受ける。危険物その他機内への持込みを禁止されている物を所持していないことを確認するためである。セキュリティチェックゲート8では、乗客の安全チェックのほか、手荷物の安全チェックの結果の持ち主への表示も行う。なお、乗客は、アクセスターミナル7での受付後安全チェックを受ける前に、空港内の食堂や売店等を利用することができる。
【0033】
セキュリティチェックゲート8で行われる処理について、図3のフローチャートを参照して説明する。乗客がセキュリティチェックゲート8に来ると、まず乗客の搭乗券を読み取る(S1)。搭乗券の識別番号でその乗客を特定するためである。セキュリティチェックゲート8にはBHS5を介して航空会社システム3から搭乗券発行情報ファイル16の記録データが提供されている。そして乗客の安全チェックが実施される。
【0034】
そしてそれとともに、乗客に手荷物の安全チェックの結果が知らされる。このため、S1で搭乗券から読み取った乗客の識別番号を基に、BHS5にアクセスしてその乗客の所有に係る手荷物の識別番号及びその検査結果が検索される(S2)。この後の処理は、検査結果に不合格が含まれているか否かにより異なる(S3)。
【0035】
不合格がなかった場合には(S3:No)、その旨がその乗客に知らされるとともに、その乗客が自身の安全チェックを終了した旨がBHS5に伝送される(S4)。この情報はストレージコンベア12に転送され、その乗客の所有に係る手荷物のストレージコンベア12から仕分けコンベア13への移しかえがなされる(S5)。また、乗客が自身の安全チェックを終了した旨の情報は、BHS5でその乗客の手荷物番号と共に通過情報として記録される。さらにこの情報は、航空会社ホスト3にも伝送され、搭乗者情報ファイル17に記録される。
【0036】
S2での検索の結果その乗客の手荷物に安全チェックが不合格であるものが含まれていた場合には(S3:Yes)、その旨およびその手荷物の識別番号がその乗客に表示される(S6)。この場合には、当該乗客自身により、不合格の解消がなされる。持込み禁止品を除去すること等により不合格が解消されると、その手荷物は仕分けコンベア13に載せられる。また、その乗客の手荷物であって安全チェックが合格であったものは、前記S5と同様にその乗客が自身の安全チェックを終了した旨が伝送されてから、仕分けコンベア13に移載される。
【0037】
なお、ストレージコンベア12から仕分けコンベア13への手荷物の移しかえや、不合格の解消がなされた手荷物の仕分けコンベア13への積載があると、その手荷物の番号がBHS5に伝送され、BHS5ではこれにより手荷物の位置情報を修正する。
【0038】
ここで、この図3のような処理を行う理由を説明する。まず、手荷物の安全チェックで不合格があった場合に、直ちにその所有者である乗客を呼び出さずに乗客が自身の安全チェックのためにセキュリティチェックゲート8を訪れた際に知らせる理由を説明する。即ち、乗客はアクセスターミナル7での受付からセキュリティチェックゲート8での安全チェックまでの間は、乗客が空港内の売店や食堂等の施設を利用することが可能なので、このような時間帯に呼び出しても乗客が直ちには応じないことが多いためである。ところで乗客は、搭乗までに必ずセキュリティチェックゲート8を通過するので、その通過の際に不合格となった手荷物の処理をさせれば効率よい処理が可能なのである。
【0039】
次に、手荷物のストレージコンベア12から仕分けコンベア13への移載を、その手荷物の所有者である乗客が安全チェックを終了してから行う理由を説明する。これは、搭乗しない者の手荷物が機内に積み込まれてしまうことを防ぐためである。即ち、乗客は必ず搭乗前にセキュリティチェックゲート8で安全チェックを受け、そしてこの安全チェックを受けた者はその便に搭乗する可能性が大きいので、この通過をもって手荷物積載のゴー信号として利用することにしたものである。
【0040】
安全チェックが終了してセキュリティチェックゲート8を通過した乗客は、該当する発着ホームの搭乗口9を通って飛行機32に搭乗する。このとき搭乗口9では、通過する乗客の搭乗券番号を読み取って航空会社ホスト3に伝送する。そして航空会社ホスト3では、搭乗者情報ファイル17に記録されている該当する搭乗券番号に搭乗済みフラグを立てる。なお、便が国際線である場合には、乗客は、セキュリティチェックゲート8を通過してから搭乗口9に至るまでの間に出国検査場で出国検査を受ける。
【0041】
一方、手荷物については前記のように、安全チェックに合格した物は持ち主である乗客がセキュリティチェックゲート8を通過した際に仕分けコンベア13に移され、また安全チェックに合格しなかった物は持ち主である乗客により不合格の解消がされた際に仕分けコンベア13に載せられている。そして仕分けコンベア13では、該当する便の出発時刻までの残り時間が所定値(例えば30分)以下となった手荷物を、発着ホームごとに用意された牽引車の該当するものに載せる。そして牽引車がその手荷物をその発着ホームの飛行機32の手荷物収納庫入口に運び、そこで手荷物の積載作業が行われる。
【0042】
ここで仕分けコンベア13は、手荷物を牽引車に載せた際にその手荷物番号と便との情報をBHS5に伝送する。BHS5ではこれにより手荷物の位置情報を修正し、さらに航空会社ホスト3にも伝送する。航空会社ホスト3では搭乗者情報ファイル17に記録されている該当する手荷物番号に積載済みフラグを立てる。そして、その便の搭乗者情報ファイル17のすべての搭乗券番号及び手荷物番号に搭乗済みフラグまたは積載済みフラグが立つと、航空会社ホスト3からその飛行機32に出発準備完了の旨が伝達される。かくして当該飛行機32は出発可能となる。
【0043】
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、アクセスターミナル7での受付の際に各手荷物に識別番号を付与し、航空会社ホスト3の搭乗券発行情報ファイル16に記録するようにしたので、乗客が自身の安全チェックのためにセキュリテイチェックゲート8を訪れた際にその搭乗券番号から手荷物の番号を検索し、その手荷物の安全チェックの結果をその持ち主である乗客に表示することができる。そして不合格の手荷物がある場合にはその際にその乗客により不合格解消の処置を行うことができる。従って、手荷物の安全チェックで不合格が発生しても、売店や食堂等を利用中かもしれない乗客に呼び出しを掛ける必要がなく、手荷物安全チェックの結果の持ち主への伝達や不合格の処置を効率よく行うことができる。
【0044】
また、安全チェックに合格した手荷物については、ストレージコンベア12から仕分けコンベア13への移載を、その持ち主である乗客がセキュリテイチェックゲート8を通過してから行うこととし、安全チェックに合格しなかった手荷物については、セキュリテイチェックゲート8を訪れた持ち主である乗客により不合格が解消されてから仕分けコンベア13に載せることにしたので、仕分けコンベア13にはセキュリテイチェックゲート8を通過した乗客の手荷物のみが載っている。そしてセキュリテイチェックゲート8を通過した者は搭乗する可能性が大きいので、搭乗者の手荷物でない物が誤って飛行機32に積載されてしまうことが防止されている。
【0045】
以上実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更ができることは言うまでもないことである。例えば前記実施の形態では、出発客のための手荷物の扱いのみを示したが、到着客や乗継ぎ客の手荷物の取り扱いと組み合わせてもよい。また、空港における手荷物の手荷物の扱いとして説明したが、船舶や鉄道、長距離バス等への適用を妨げるものではない。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、手荷物の安全チェックに不合格が発生した場合には、その手荷物の所有者である乗客自身の安全チェックの際にその不合格の解消をさせるようにしたので、不合格の手荷物があった場合でもその持ち主を呼び出す必要がなく、不合格手荷物についての処理を効率化した手荷物受入処理システムが提供されている。そして、乗客自身の安全チェックが終了した者の手荷物のみを便ごとの仕分け部へ送るようにしたので、搭乗することが確実となった者の手荷物のみが収納庫内に積載され、一旦積載した荷物の引き降ろしの必要が生じない手荷物受入処理システムが提供されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る空港システムを示す概念図である。
【図2】手荷物ハンドリングシステムのブロック構成を示す図である。
【図3】乗客のセキュリティチェックゲートでの処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
5 手荷物ハンドリングシステム
7 アクセスターミナル
8 セキュリティチェックゲート(人)
11 セキュリティチェックゲート(手荷物)
13 仕分けコンベア
16 搭乗券発行情報ファイル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a system for receiving a large number of baggage, and more particularly, to a baggage receiving processing system for improving the efficiency of baggage safety check and loading into a baggage storage.
[0002]
[Prior art]
In passenger aviation, a baggage storage is provided in addition to the cabin for passengers who bring baggage that would be in the way when they are brought into the seat. For this reason, the passenger deposits his / her baggage at the time of check-in, and the baggage is then moved away from the passenger and loaded onto the boarding machine in principle. At airports, on the other hand, safety checks are performed not only on passengers who board passenger flights, but also on baggage checked by passengers to ensure safe operation and prevention of crime.
[0003]
Therefore, in the conventional baggage acceptance process where the baggage is checked after the baggage is checked, the baggage that has passed the baggage safety check is sorted by the boarding machine and loaded on the boarding machine. In the case of a failure as a result of the safety check, the passenger who is the owner of the failed baggage is called on the premises broadcast to resolve the failure.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the baggage acceptance process at the airport according to the above-mentioned prior art, even if the baggage safety check fails as a result of the baggage safety check and the owner is called on the premises broadcast, the owner does not always appear immediately. Inconveniences such as a large amount of baggage that needed to be cleared were retained. The reason why the owner does not immediately respond to the call is that there are shops and restaurants in the airport, which may be used.
[0005]
In addition, baggage that has passed the safety check is sorted for each boarding aircraft and loaded on the aircraft as it is, but there is a case where the departure time is reached without the baggage owner appearing thereafter. In this case, the person's baggage must be removed before departure. This is because carrying a baggage of a person who is not a passenger may be used for a crime or the like. Even if there is no such fear, it is troublesome to reunite the baggage with the owner if it is due to a mistake in the flight, and it is not preferable for the classification between the passenger flight and the cargo flight. However, since this is not taken into consideration at the time of baggage loading, the baggage to be taken down may be stored in the back of the storage, and in that case, the drawing operation becomes very complicated.
[0006]
The present invention has been made to solve such problems, and an object of the present invention is to provide a baggage acceptance processing system in which processing for baggage whose safety check has failed is made more efficient. It is another object of the present invention to provide a baggage acceptance processing system in which only the baggage of a person who is surely boarded is loaded in the warehouse, so that it is not necessary to pull down the loaded baggage. .
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 is a baggage acceptance processing system for accepting a passenger's baggage and loading a vehicle into a baggage storage, The host computer that manages the handling of the accepted baggage until it is loaded into the baggage storage, the baggage tag that records the identification information of the passenger's baggage, and the boarding pass that records the passenger's identification information are output. An access terminal that accepts a baggage attached with a baggage, a baggage security check gate that performs a safety check of the baggage accepted at the access terminal, and a baggage that is accepted at the access terminal baggage Tags for Identification information and safety check results , Storage means for storing in a searchable manner based on passenger identification information; Passenger security check gate to check passenger safety and visited the passenger security check gate Passenger Read boarding pass identification information and read According to identification information Ru The storage means of Search And obtained by search The passenger's baggage of Safety check results And display Coping measures, By passenger Baggage that has been rejected Loaded with baggage Per flight of Sorting To serve Sorting Conveyor It is characterized by having.
[0008]
Here, the main example of the vehicle is an aircraft.
[0009]
In this baggage acceptance processing system, when a passenger carrying a baggage performs reception, first, identification information (specific code) is given to the passenger and the baggage. The identification information given to the baggage at the time of reception is stored in the storage means in a form that can be searched based on the passenger identification information. As a result, each passenger can be specified, and baggage can be specified one by one. Using this identification information, the passenger who is the owner can be searched from the baggage, and the baggage related to the possession can be searched from the passenger. In addition, when one passenger brings two or more pieces of baggage, identification information is given to each piece of baggage. Normally, this identification information is recorded on a tag such as a tag for baggage and is recorded on a boarding pass for passengers. The baggage to which the identification information is attached is separated from the passenger and subjected to a baggage safety check. Baggage safety check results are also stored in the storage means.
[0010]
Passengers also get their own safety checks. When a passenger tries to take his / her safety check, the coping means searches the storage means based on the passenger's identification information, and the baggage owned by the passenger does not pass the result of the safety check. If so, let the passenger resolve it. Passengers always undergo their own safety checks before boarding, so they can efficiently handle any unacceptable baggage. Here, even when all of the passenger's baggage has passed the safety check, the fact may be transmitted to the passenger at the time of the passenger's own safety check. When the failure is resolved, the baggage is sent to the sorting department and sorted for each flight. Then, the vehicle is loaded into a vehicle of the flight on which the passenger is boarded, in particular, an aircraft baggage storage.
[0011]
The invention according to claim 2 is the baggage acceptance processing system according to claim 1, A storage conveyor on which the baggage that has passed the safety check is placed; and the handling means also reports to the host computer information indicating that the passenger safety check has been completed, Sorting On the conveyor Is On the storage conveyor Baggage whose owner has completed his safety check Can also be placed It is characterized by that.
[0012]
In this baggage acceptance processing system, when a passenger receives his / her safety check, based on the search result at that time, the baggage belonging to the passenger and which has passed the safety check result is selected. The baggage is sent to the sorting section, and the flight on which the passenger is boarded is loaded into the baggage storage. Passengers who have undergone a safety check have a high possibility of boarding, so only the baggage owned by such passengers is subject to loading, and there is no need to withdraw the baggage once loaded. Baggage that has passed the safety check is sorted for each flight by the sorting section when the owner finishes his / her safety check.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the drawings.
[0014]
FIG. 1 is a conceptual diagram of an airport system for baggage acceptance processing according to the present embodiment. This airport system includes an
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
This BHS5 is a system owned by the airport, and each airline is supposed to share it. The same applies to the
[0018]
The
[0019]
In addition to the main floor of the airport building (with security check gate 8 and
[0020]
The security check gate 8 is a facility that performs passenger safety checks. That is, it is a place where the passengers are inspected for dangerous goods and other prohibited items. In addition to that, the result of the baggage safety check is displayed to the passenger who is the owner, and a report to the
[0021]
The
[0022]
The
[0023]
The
[0024]
The
[0025]
In the airport system, the movement from the flight reservation by the
[0026]
First, the
[0027]
When the reserved
[0028]
A reception procedure at the
[0029]
An identification number for identifying the
[0030]
The
[0031]
Baggage that is thrown into the
[0032]
On the other hand, the passenger who has completed the reception at the
[0033]
Processing performed by the security check gate 8 will be described with reference to the flowchart of FIG. When the passenger comes to the security check gate 8, first, the passenger's boarding pass is read (S1). This is to identify the passenger by the identification number of the boarding pass. The security check gate 8 is provided with the record data of the boarding pass issue information file 16 from the
[0034]
At the same time, passengers are informed of the results of the baggage safety check. For this reason, based on the identification number of the passenger read from the boarding pass in S1, the
[0035]
If there is no failure (S3: No), the passenger is informed of that fact, and the fact that the passenger has finished his safety check is transmitted to the BHS 5 (S4). This information is transferred to the
[0036]
As a result of the search in S2, if the passenger's baggage includes a bag whose safety check has failed (S3: Yes), the fact and the identification number of the baggage are displayed to the passenger (S6). ). In this case, the rejection is resolved by the passenger himself / herself. When the rejection is resolved by removing the prohibited items, the baggage is placed on the sorting
[0037]
If the baggage is transferred from the
[0038]
Here, the reason why the process as shown in FIG. 3 is performed will be described. First, the reason why the passenger is notified when he / she visits the security check gate 8 for his / her own safety check without calling the passenger who is the owner immediately when the baggage safety check is rejected will be described. In other words, passengers can use facilities such as shops and cafeterias in the airport from the reception at the
[0039]
Next, the reason why the baggage is transferred from the
[0040]
Passengers who have passed the security check gate 8 after completing the safety check board the
[0041]
On the other hand, as described above, the baggage that has passed the safety check is transferred to the sorting
[0042]
Here, the sorting
[0043]
As described above in detail, according to the present embodiment, an identification number is assigned to each baggage when it is accepted at the
[0044]
In addition, for the baggage that passed the safety check, the transfer from the
[0045]
Although the embodiments have been described above, the present invention is not limited to the above embodiments, and it goes without saying that various design changes can be made without departing from the spirit of the present invention. For example, in the above embodiment, only the handling of the baggage for the departure passenger is shown, but it may be combined with the handling of the baggage of the arrival customer or the transit passenger. Moreover, although it demonstrated as handling of the baggage of the baggage in an airport, application to a ship, a railroad, a long-distance bus etc. is not prevented.
[0046]
【The invention's effect】
According to the present invention, when a baggage safety check fails, the passenger who is the baggage owner himself / herself checks the safety of the baggage. Even if there is a baggage, there is no need to call the owner of the baggage, and a baggage acceptance processing system has been provided that makes processing of rejected baggage more efficient. Since only the baggage of the passenger whose safety check has been completed is sent to the sorting section for each flight, only the baggage of the person who is sure to board is loaded in the storage and once loaded Baggage acceptance processing systems are provided that do not require the withdrawal of luggage.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a conceptual diagram showing an airport system according to an embodiment.
FIG. 2 is a block diagram of a baggage handling system.
FIG. 3 is a flowchart for explaining processing at a passenger security check gate;
[Explanation of symbols]
5 Baggage handling system
7 Access terminal
8 Security Check Gate (People)
11 Security check gate (baggage)
13 Sorting conveyor
16 Boarding pass issue information file
Claims (2)
受け入れた手荷物の手荷物収納庫への積載までのハンドリング管理を行うホストコンピュータと、
乗客の手荷物の識別情報を記録した手荷物用タグと乗客の識別情報を記録した搭乗券とを出力し、手荷物用タグが取り付けられた手荷物を受け入れるアクセスターミナルと、
前記アクセスターミナルで受け入れた手荷物の安全チェックを行う手荷物セキュリティーチェックゲートと、
前記アクセスターミナルで受け入れた手荷物について、取り付けられている手荷物用タグの識別情報及び安全チェック結果を、乗客の識別情報により検索可能に記憶する記憶手段と、
乗客の安全チェックを行う乗客セキュリティーチェックゲートと、
前記乗客セキュリティーチェックゲートを訪れた乗客の搭乗券の識別情報の読み取りと、読み取った識別情報による前記記憶手段の検索と、検索により得られたその乗客の手荷物の安全チェック結果の表示とを行う対処手段と、
乗客により不合格が解消された手荷物が載せられ、手荷物を便ごとの仕分けに供する仕分けコンベアとを有することを特徴とする手荷物受入処理システム。In a baggage acceptance processing system that accepts passenger baggage and loads vehicles into the baggage storage,
A host computer for managing the handling of the accepted baggage until loading into the baggage storage;
An access terminal that outputs a baggage tag recording passenger baggage identification information and a boarding pass recording passenger identification information, and accepts the baggage attached with the baggage tag;
A baggage security check gate for performing a safety check of the baggage accepted at the access terminal;
Storage means for storing the identification information of the attached baggage tag and the safety check result for the baggage received at the access terminal so as to be searchable by the identification information of the passenger,
A passenger security check gate for passenger safety checks;
And reading of the identification information of the boarding pass of a passenger who visited the passenger security check gate, read and search said storage means that by the identification information, and a display of safety check result of baggage obtained the passengers by the search What to do ,
Passenger baggage rejected is eliminated placed by baggage receiving processing system and having a sorting conveyor that Kyosu the sorting each stool baggage.
安全チェックに合格した手荷物が載せられるストレージコンベアを有し、
前記対処手段は、乗客の安全チェックが終了した旨の情報の前記ホストコンピュータへの報告をも行い、
前記仕分けコンベアには、前記ストレージコンベア上の手荷物であってその所有者が自身の安全チェックを終了しているものも載せられることを特徴とする手荷物受入処理システム。In the baggage acceptance processing system according to claim 1,
It has a storage conveyor on which baggage that passes the safety check can be placed.
The coping means also reports to the host computer information indicating that the passenger safety check has been completed,
The baggage acceptance processing system characterized in that the sorting conveyor is also loaded with baggage on the storage conveyor whose owner has finished his own safety check.
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