JP3712493B2 - Resin molding apparatus and resin molding method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は樹脂成形装置および樹脂成形方法、更に詳しくは、木粉および顔料を含有したいわゆる木プラにおいて、はっきりした表面模様を呈するとともに強度を著しく低下させないように成形する技術に関する。
【0002】
【先行技術】
樹脂に顔料を混入して色柄を呈する成形品を製造する技術は、古くから知られている。その中でも代表的なのは、樹脂に天然セルロース材の粉末(木粉)を混合していわゆる木プラといわれる成形品を作製する技術であり、さまざまなものが提供されてきた。その中からPCT JP94/00351号(国際公開番号;WO94/20280号)に記載された「セルロース系微粉粒、木質様成形品および木質様製品」の技術について簡単に説明する。
【0003】
原料としてのセルロース材を粉砕して得た粉砕粉を磨砕処理して嵩比重を高めた粉粒とし、この粉粒の外周面に、該粉粒よりも小径でかつ硬い表面粒を固定させて固定粒とし、この固定粒に樹脂及び顔料を混合し、かつ溶融させ、その後または溶融と同時に押出成形または射出成形により所望形状に成形する。
この技術によれば、天然の木の木目に極めて近い模様を表面に有し、しかも手触り感等の風合いも天然の木に近い木質様製品の製造方法及び木質様製品を提供することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の技術に限らず、成形材料中に顔料を含有させる木プラの成形においては、樹脂との混練が十分でない場合にははっきりとした木目を醸し出すが、その結果として成形品の強度が低下する場合が多い。
一方、顔料と樹脂とが十分に混練されているとはっきりとした木目が出ない。すなわち、はっきりとした木目と成形品の強度とは両立させにくいという問題点があった。
【0005】
強度を上げるためには、成形材料の混練時間を長くするか、顔料の含有率を下げるか、という手段になるが、いずれの手段を選択しても色柄模様がはっきり出にくくなる。
本発明が解決すべき課題は、強度を著しく低下させることなく割合はっきりとした模様を出すことができる成形技術を提供することである。
【0006】
ここで、請求項1ないし請求項2記載の発明の目的は、木プラ成形品の強度を著しく低下させることなく、割合はっきりとした模様を出すことができる成形装置を提供することにある。
また、請求項3ないし請求項5記載の発明の目的は、木プラ成形品の強度を著しく低下させることなく割合はっきりとした模様を出すことができる成形方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した目的を達成するためのものである。
(請求項1)
請求項1記載の発明は、混練された樹脂材料を押し出して成形する樹脂成形装置において、金型(30)から押し出される成形生地(10)における表面模様をつけるための模様付け器(20)を備え、その模様付け器(20)は、前記金型(30)に対して移動しない状態で固定して設置されるとともに、成形生地(10)における表面模様をつけたい面に成形生地の押出方向に沿って連続的に食い込む棒状の食い込み凸部(21)を、成形生地(10)の押出方向に直角な方向において所定間隔をおいて複数設けたことを特徴とする。
【0008】
模様付け器(20)は、金型(30)に対しては移動しない。したがって、模様付け器(30)と、金型(30)から押し出される成形生地(10)とは、相対的に移動することとなる。
(用語説明)
ここで、「樹脂材料」とは、樹脂成形品をつくる際に使用する材料のことである。基材となる樹脂のみのものであっても樹脂材料であるが、樹脂に木粉(セルロース材)を含ませれば、いわゆる木プラ成形に用いられる樹脂材料となる。請求項5で限定するものも含む趣旨である。
【0009】
「食い込み凸部(21)」とは、棒状のもののほか、押出方向を平板面とする板状のものなどがある。
(作用)
請求項1記載の発明に係る樹脂成形装置によれば、以下のような作用をなす。
樹脂材料は、押出成形機のシリンダー内において、スクリューの回転速度を早めたり、回転時間を十分にとるなどの手段によって十分混練する。
【0010】
十分混練された樹脂材料は、金型(30)から押し出され、成形生地(10)となる。成形生地(10)の表面には、押出方向と交差するような模様(以下、「縦縞模様」とする)が一定間隔で浮かび出す。そして、その成形生地(10)における表面模様をつけたい面には、模様付け器(20)の食い込み凸部(21)が複数食い込んでいる。成形生地(10)は次々押し出されてくるので、食い込み凸部(21)が食い込んでいる成形生地(10)の表面は移動してゆき、縦縞模様が強制的に割かれ、縦縞模様と交差するような模様(以下、「横縞模様」とする)となるように描かれる。
【0011】
やがて食い込み凸部(21)の食い込みが開放され、ここでできた横縞模様のうち、複数設けた食い込み凸部(21)の間隔が広かったり、押出速度がある速度になると、離れていた痕跡が近づいたり、つながったりして、例えば板目模様に近い模様が残る。
請求項1記載の発明に係る樹脂成形装置によれば、木目模様を付けるのに顔料に頼らないので、樹脂の十分な混練が行える。十分な混練のため色柄のコントラストは下がるものの、強度を著しく低下させることなく割合はっきりとした模様を出すことができる。
(請求項2)
請求項2記載の樹脂成形装置は、請求項1記載の樹脂成形装置を限定したものであり、複数設けた食い込み凸部(21)の間隔は、押出方向に直角な方向にて15ミリメートル以下としたことを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の樹脂成形装置によれば、複数設けた食い込み凸部(21)の間隔が狭いので、食い込み凸部(21)による隣り合う痕跡が互いに交わりにくい。そのため、いわゆる正目模様に近い模様を出すことができる。15ミリメートル以下としたのは、例えば20ミリメートル程度では板目模様ができる場合があるからである。
(請求項3)
請求項3記載の発明は、混練された樹脂材料を押し出して成形する樹脂成形方法において、金型(30)から押し出される成形生地(10)における表面模様をつけるための棒状の食い込み凸部(21)を複数押出方向に直角な方向において所定間隔をおいて有し、該金型(30)に対して移動しない状態で固定して設置される模様付け器(20)を準備し、金型(30)から押し出される成形生地(10)における表面模様をつけたい面に、複数の食い込み凸部(21)を成形生地の押出方向に沿って連続的に食い込ませる模様付け工程を含んだことを特徴とする。
【0013】
模様付け工程を含んでいるので、樹脂材料の混練を十分に行える。そのため、強度を著しく低下させることなく割合はっきりとした模様を出すことができる。
(請求項4)
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明を技術的に限定した樹脂成形方法であり、複数設けた食い込み凸部の間隔は、押出方向に直角な方向にて15ミリメートル以下としたことを特徴とする。
(請求項5)
請求項5記載の発明は、請求項3または請求項4記載の発明を技術的に限定した樹脂成形方法であり、樹脂材料は、セルロース材を粉砕して得た粉砕粉を磨砕処理して嵩比重を高めた粉粒とし、この粉粒の外周面に、該粉粒よりも小径でかつ硬い表面粒を固定させて固定粒とし、この固定粒を基材となる樹脂に混合したものとしたことを特徴とする。
【0014】
(用語説明)
固定粒を作製するのに使用するセルロース材とは、通常、天然木材であり、おがくずなどであるが、稲藁、バカスなどでもよい。「粉粒の表面に、該粉粒よりも小径でかつ硬い表面粒を固定させて固定粒」を形成する方法とは、例えばボールミルによるすり潰し、高速回転羽根式混合機による高速攪拌の長時間実行などの方法がある。
【0015】
「表面粒」とは、金属、金属の化合物、例えば酸化チタン、アルミニウム、ニッケル、銀、炭酸カルシウムや、非金属、例えばフェライト、セラミック、熱硬化性樹脂などである。樹脂に混合する固定粒の全体に対する割合は、通常30重量%を越えないようにしている。溶融して成形する際の流動性が悪くなり、成形に支障がある場合があるからである。
【0016】
樹脂材料たる「固定粒を樹脂に混合したもの」は、粉末状としてもよいし、ペレット状に予め成形したものであってもよい。木目調の柄を出すため、顔料は一種類でもよい場合もあるが、複数種類を用いることが多い。顔料を複数種類用いるため、「固定粒に樹脂及び顔料を混合したもの」における顔料を異ならせた複数種類のペレットを用意しておき、それらを混合する「樹脂材料」とすることができる。
【0017】
樹脂材料における木粉を固定粒としたので、天然の木の木目に極めて近い模様を表面に有し、しかも手触り感等の風合いも天然の木に近い木質様製品を製造できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施の形態及び図面に基づいて、更に詳しく説明する。ここで使用する図面は図1および図2である。
図1は、本発明の第一の実施の形態を表す斜視図である。図2は、本発明の第二の実施の形態を表す斜視図である。
(第一の実施の形態)
第一の実施の形態は、混練された樹脂材料を押し出して成形する樹脂成形装置において、金型30から押し出される成形生地10における表面模様をつけるための模様付け器20を備え、その模様付け器20は、成形生地10における表面模様をつけたい面に成形生地10の押出方向に沿って連続的に食い込む食い込み凸部21を9本設けている。この食い込み凸部21は棒状を成しており、その間隔は、押出方向に直角な方向にて10ミリメートルである。
【0019】
模様付け器20は、金型30に対しては移動しないように樹脂成形装置に固定されている。したがって、模様付け器30と、金型30から押し出される成形生地(10)とは、相対的に移動することとなる。
「樹脂材料」は、セルロース材を粉砕して得た粉砕粉を磨砕処理して嵩比重を高めた粉粒とし、この粉粒の外周面に、該粉粒よりも小径でかつ硬い表面粒を固定させて固定粒とし、この固定粒を樹脂に混合したものとした。更に、固定粒に加え、所望する成形品の色合いに合わせ、顔料を樹脂に添加している。
【0020】
上記のような樹脂成形装置によれば、以下のような作用をなす。
樹脂材料は、押出成形機のシリンダー内において、スクリューの回転速度を早めたり、回転時間を十分にとるなどの手段によって十分混練する。十分混練された樹脂材料は、金型30から押し出され、成形生地10となる。成形生地10の表面には、押出方向と交差するような模様(以下、「縦縞模様」とする)が一定間隔で浮かび出す。そして、その成形生地10における表面模様をつけたい面には、模様付け器20の食い込み凸部21が複数食い込んでいる。
成形生地10は次々押し出されてくるので、食い込み凸部21が食い込んでいる成形生地10の表面は移動してゆき、縦縞模様が強制的に割かれ、縦縞模様と交差するような模様となるように描かれる。
【0021】
やがて食い込み凸部21の食い込みが開放され、成形生地10は金型30から押し出された直後の状態に戻ってゆくが、食い込み凸部21の痕跡は残る。その痕跡が模様となるのであるが、痕跡は完全な直線にはなりにくく、やや波打つので自然な模様となる。第一の実施の形態に示す樹脂成形装置によれば、複数設けた食い込み凸部21の間隔が狭いので、食い込み凸部21による隣り合う痕跡が互いに交わりにくい。そのため、いわゆる正目模様に近い模様を出すことができる。
【0022】
また、木目模様を付けるのに顔料に頼らないので、樹脂の十分な混練が行える。十分な混練のため色柄のコントラストは下がるものの、強度を著しく低下させることなく割合はっきりとした模様を出すことができる。また、樹脂材料における木粉を固定粒としたので、一般の木プラと比べて、天然の木の木目により近い模様を表面に有し、しかも手触り感等の風合いも天然の木に近い木質様製品を製造できる。
(第二の実施の形態)
第二の実施の形態が第一の実施の形態と異なる点は、複数設けた食い込み凸部の間隔を、押出方向に直角な方向にて20ミリメートルとした点である。そのため、押出速度がある速度とすると、離れていた痕跡が近づいたり、つながったりする。そうすることによって板目模様に近い模様の成形品を提供できる。
(バリエーション)
次に、前記してきた実施の形態のバリエーションについて説明する。
【0023】
前記の実施の形態においては、模様をつける面を上面のみとして説明しているが、他の面にも模様をつけるには当該面に模様付け器20の食い込み凸部21を食い込ませればよい。
また、「木粉を含んだ樹脂材料」として、「セルロース材を粉砕して得た粉砕粉を磨砕処理して嵩比重を高めた粉粒とし、この粉粒の外周面に、該粉粒よりも小径でかつ硬い表面粒を固定させて固定粒とし、この固定粒に樹脂及び顔料を混合したもの」を採用したが、通常の木粉と樹脂との混合物を用いた場合にも、強度を著しく低下させることなく割合はっきりとした模様を出すことができる成形品を提供できる。
【0024】
【発明の効果】
請求項1ないし請求項2記載の発明によれば、木プラ成形品の強度を著しく低下させることなく、割合はっきりとした模様を出すことができる成形装置を提供することができた。
また、請求項3ないし請求項5記載の発明によれば、木プラ成形品の強度を著しく低下させることなく割合はっきりとした模様を出すことができる成形方法を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施の形態を表す斜視図である。
【図2】 本発明の第二の実施の形態を表す斜視図である。
【符号の説明】
10…成形生地、20…模様付け器、21…食い込み凸部、30…金型。[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention method the resin molding apparatus and a resin molding, and more particularly, in a so-called tree plug containing the wood flour and pigments relates to a technique for molding so as not significantly reduce the strength with exhibits a clear surface pattern.
[0002]
[Prior art]
A technique for producing a molded product that exhibits a color pattern by mixing a pigment into a resin has been known for a long time. Among them, a representative technique is a technique for producing so-called wood plastic by mixing natural cellulose powder (wood powder) with resin, and various techniques have been provided. Among them, the technology of “cellulosic fine particles, wood-like molded article and wood-like product” described in PCT JP94 / 00351 (International Publication Number: WO94 / 20280) will be briefly described.
[0003]
The ground powder obtained by pulverizing the cellulose material as a raw material is ground to increase the bulk specific gravity, and the outer peripheral surface of the powder is fixed with a surface grain smaller in diameter and harder than the powder. Then, the fixed particles are mixed with a resin and a pigment and melted, and thereafter or simultaneously with melting, they are molded into a desired shape by extrusion molding or injection molding.
According to this technique, it is possible to provide a method for producing a wood-like product and a wood-like product having a pattern very close to the grain of natural wood on the surface and having a texture such as a touch feeling close to that of natural wood.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, it is not limited to the above-described technique. In the molding of a wood plastic containing a pigment in the molding material, when the kneading with the resin is not sufficient, a clear grain is produced, but as a result, the strength of the molded product is increased. Often decreases.
On the other hand, when the pigment and the resin are sufficiently kneaded, no clear grain is produced. That is, there is a problem that it is difficult to achieve both a clear grain and the strength of the molded product.
[0005]
In order to increase the strength, it is a means to lengthen the kneading time of the molding material or to reduce the pigment content.
The problem to be solved by the present invention is to provide a molding technique capable of producing a pattern with a clear ratio without significantly reducing the strength.
[0006]
The object of the present invention is to provide a molding apparatus capable of producing a pattern with a clear ratio without significantly reducing the strength of a wood plastic molded product.
Another object of the present invention is to provide a molding method capable of producing a pattern with a clear ratio without significantly reducing the strength of a wood plastic molded product.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is for achieving the above-described object.
(Claim 1)
The invention according to claim 1 is a resin molding apparatus for extruding and molding a kneaded resin material. A patterning device (20) for applying a surface pattern on a molding dough (10) extruded from a mold (30). The patterning device (20) is fixedly installed without moving with respect to the mold (30), and the direction in which the molding dough is extruded on the surface of the molding dough (10) where the surface pattern is to be applied. A plurality of rod-shaped biting projections (21) that bite continuously along the direction of the molding dough (10) are provided at a predetermined interval in a direction perpendicular to the extrusion direction of the shaped dough (10).
[0008]
The patterning device (20) does not move relative to the mold (30). Therefore, the patterning device (30) and the molding dough (10) extruded from the mold (30) move relatively.
(Glossary)
Here, the “resin material” is a material used when a resin molded product is produced. Even if it is only the resin used as the base material, it is a resin material. However, if wood resin (cellulose material) is included in the resin, it becomes a resin material used for so-called wood plastic molding. It is the meaning also including what is limited in Claim 5.
[0009]
The “bite protrusion (21)” includes, in addition to a rod-like one, a plate-like one having an extrusion direction as a flat plate surface.
(Function)
According to the resin molding apparatus according to the first aspect of the invention, the following operation is performed.
The resin material is sufficiently kneaded in the cylinder of the extruder by means such as increasing the rotation speed of the screw or taking sufficient rotation time.
[0010]
The sufficiently kneaded resin material is extruded from the mold (30) to form a molded dough (10). A pattern that intersects the extrusion direction (hereinafter referred to as “vertical stripe pattern”) emerges on the surface of the molded fabric (10) at regular intervals. A plurality of biting protrusions (21) of the patterning device (20) bite into the surface of the molding dough (10) where the surface pattern is to be applied. Since the molding dough (10) is pushed out one after another, the surface of the forming dough (10) where the biting protrusion (21) bites moves, the vertical stripe pattern is forcibly broken, and intersects with the vertical stripe pattern It is drawn so as to have a pattern (hereinafter referred to as “horizontal stripe pattern”).
[0011]
In the meantime, the bite of the biting convex part (21) is released, and if the interval between the plural biting convex parts (21) provided in the horizontal stripe pattern formed here is wide or the extrusion speed is a certain speed, the traces that have been separated For example, a pattern that is close to a plate pattern remains.
According to the resin molding apparatus according to the first aspect of the present invention, the resin can be sufficiently kneaded because it does not rely on the pigment to give the grain pattern. Although the contrast of the color pattern is lowered due to sufficient kneading, a pattern with a clear ratio can be obtained without significantly reducing the strength.
(Claim 2)
The resin molding device according to claim 2 limits the resin molding device according to claim 1, and the interval between the plurality of biting projections (21) is 15 millimeters or less in a direction perpendicular to the extrusion direction. It is characterized by that.
[0012]
According to the resin molding apparatus of the second aspect, since the interval between the plurality of biting projections (21) is narrow, the adjacent traces due to the biting projections (21) are difficult to cross each other. Therefore, a pattern close to a so-called regular pattern can be produced. The reason why it is set to 15 mm or less is that, for example, a grain pattern may be formed at about 20 mm.
(Claim 3)
According to a third aspect of the present invention, there is provided a resin molding method for extruding and molding a kneaded resin material, and a bar-shaped biting convex portion (21 for applying a surface pattern on a molding dough (10) extruded from a mold (30). ) Are provided at predetermined intervals in a direction perpendicular to the extrusion direction, and a patterning device (20) is provided that is fixedly installed without moving with respect to the mold (30). 30) characterized in that it includes a patterning step of continuously biting a plurality of biting convex portions (21) along the extrusion direction of the molding dough on the surface of the molding dough (10) extruded from 30). And
[0013]
Since the patterning step is included, the resin material can be sufficiently kneaded. Therefore, a pattern with a clear ratio can be produced without significantly reducing the strength.
(Claim 4)
The invention described in claim 4 is a resin molding method in which the invention described in claim 3 is technically limited, and the interval between the plurality of biting protrusions is 15 mm or less in a direction perpendicular to the extrusion direction. It is characterized by.
(Claim 5)
Invention of Claim 5 is the resin molding method which technically limited invention of Claim 3 or Claim 4, and the resin material grind | pulverizes the pulverized powder obtained by grind | pulverizing a cellulose material. A powder particle with an increased bulk specific gravity, and a fixed particle by fixing a surface particle smaller in diameter and harder than the powder particle on the outer peripheral surface of the particle, and the fixed particle mixed with a resin as a base material It is characterized by that.
[0014]
(Glossary)
The cellulosic material used to produce the fixed grains is usually natural wood, such as sawdust, but may be rice straw, bacus or the like. The method of forming “fixed grains by fixing surface grains smaller in diameter and harder than the grains on the surface of the grains” is, for example, grinding with a ball mill and high-speed agitation using a high-speed rotary blade mixer for a long time. There are methods.
[0015]
“Surface grains” are metals, metal compounds such as titanium oxide, aluminum, nickel, silver, calcium carbonate, and nonmetals such as ferrite, ceramic, thermosetting resin, and the like. The proportion of the fixed grains mixed with the resin is usually not more than 30% by weight. This is because the fluidity at the time of melting and molding deteriorates, which may hinder molding.
[0016]
The “material obtained by mixing fixed grains with resin” as a resin material may be in the form of a powder or may be pre-molded into a pellet. In order to produce a woodgrain pattern, one type of pigment may be used, but a plurality of types are often used. Since a plurality of types of pigments are used, it is possible to prepare a plurality of types of pellets obtained by differentiating pigments in “mixed resin and pigment in fixed grains”, and use them as “resin material” for mixing them.
[0017]
Since the wood powder in the resin material is a fixed grain, it is possible to produce a wood-like product having a pattern very close to the surface of a natural wood and having a texture such as a touch feeling close to that of a natural wood.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in more detail based on embodiments and drawings. The drawings used here are FIGS. 1 and 2.
FIG. 1 is a perspective view showing a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a perspective view showing a second embodiment of the present invention.
(First embodiment)
The first embodiment is a resin molding apparatus for extruding and molding a kneaded resin material, and includes a
[0019]
The
The “resin material” is a granulated powder obtained by crushing a pulverized powder obtained by pulverizing a cellulose material to increase the bulk specific gravity. On the outer peripheral surface of this granular particle, a surface particle having a smaller diameter and harder than the granular powder Was fixed to form fixed particles, and the fixed particles were mixed with the resin. Furthermore, in addition to the fixed grains, pigments are added to the resin in accordance with the desired shade of the molded product.
[0020]
According to the resin molding apparatus as described above, the following operations are performed.
The resin material is sufficiently kneaded in the cylinder of the extruder by means such as increasing the rotation speed of the screw or taking sufficient rotation time. The sufficiently kneaded resin material is extruded from the
Since the
[0021]
Eventually, the biting of the biting
[0022]
In addition, the resin can be sufficiently kneaded because it does not rely on pigments to give the grain pattern. Although the contrast of the color pattern is lowered due to sufficient kneading, a pattern with a clear ratio can be obtained without significantly reducing the strength. In addition, since the wood powder in the resin material is fixed grains, it has a pattern closer to the surface of natural wood than ordinary wood plastic, and the texture such as touch is close to that of natural wood. Can produce products.
(Second embodiment)
The second embodiment is different from the first embodiment in that the interval between the plurality of biting protrusions is set to 20 millimeters in a direction perpendicular to the extrusion direction. Therefore, if the extrusion speed is set to a certain speed, the traces that have been separated approach or are connected. By doing so, it is possible to provide a molded product having a pattern close to a plate pattern.
(variation)
Next, variations of the above-described embodiment will be described.
[0023]
In the embodiment described above, the surface to be patterned is described as only the upper surface. However, in order to pattern another surface, the biting
In addition, as “resin material containing wood powder”, “pulverized powder obtained by pulverizing cellulose material is ground to increase the bulk specific gravity, and on the outer peripheral surface of the powder, `` Fixed grains are fixed by fixing hard grains with a smaller diameter and harder than this, and this fixed grain is mixed with resin and pigment '', but even when using a mixture of ordinary wood flour and resin, the strength Thus, it is possible to provide a molded product capable of producing a pattern with a clear ratio without significantly lowering.
[0024]
【The invention's effect】
According to the first and second aspects of the present invention, it is possible to provide a molding apparatus capable of producing a pattern with a clear ratio without significantly reducing the strength of the wood plastic molded product.
Moreover, according to the invention of Claim 3 thru | or 5, the shaping | molding method which can take out a pattern with a clear ratio without significantly reducing the intensity | strength of a wood plastic molded product was able to be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a second embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (5)
金型から押し出される成形生地における表面模様をつけるための模様付け器を備え、
その模様付け器は、前記金型に対して移動しない状態で固定して設置されるとともに、成形生地における表面模様をつけたい面に成形生地の押出方向に沿って連続的に食い込む棒状の食い込み凸部を、成形生地の押出方向に直角な方向において所定間隔をおいて複数設けたことを特徴とする樹脂成形装置。In a resin molding apparatus for extruding the kneaded resin material and molding a wood plastic,
It has a patterning device for applying a surface pattern on the molded fabric extruded from the mold,
The pattern applicator is fixed and installed in a state where it does not move with respect to the mold, and a bar-shaped biting convexity that continuously bites into the surface of the molding dough in the extrusion direction of the molding dough. A resin molding apparatus characterized in that a plurality of sections are provided at predetermined intervals in a direction perpendicular to the extrusion direction of the molding dough.
金型から押し出される成形生地における表面模様をつけるための棒状の食い込み凸部を複数押出方向に直角な方向において所定間隔をおいて有し、該金型に対して移動しない状態で固定して設置される模様付け器を準備し、
金型から押し出される成形生地における表面模様をつけたい面に、複数の食い込み凸部を成形生地の押出方向に沿って連続的に食い込ませる模様付け工程を含んだことを特徴とする樹脂成形方法。In the resin molding method of extruding the kneaded resin material and molding the wood plastic,
A plurality of rod-shaped biting protrusions for forming a surface pattern in a molding dough extruded from a mold have a predetermined interval in a direction perpendicular to the extrusion direction, and are fixed and installed without moving relative to the mold. Prepare the patterning device to be
A resin molding method comprising a patterning step of continuously biting a plurality of biting protrusions along a direction of extrusion of a molding dough on a surface of the molding dough extruded from a mold to be provided with a surface pattern.
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