JP3710999B2 - punch - Google Patents

punch Download PDF

Info

Publication number
JP3710999B2
JP3710999B2 JP2000227652A JP2000227652A JP3710999B2 JP 3710999 B2 JP3710999 B2 JP 3710999B2 JP 2000227652 A JP2000227652 A JP 2000227652A JP 2000227652 A JP2000227652 A JP 2000227652A JP 3710999 B2 JP3710999 B2 JP 3710999B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
die
tool
turret
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000227652A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2001062527A (en
Inventor
俊介 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP2000227652A priority Critical patent/JP3710999B2/en
Publication of JP2001062527A publication Critical patent/JP2001062527A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3710999B2 publication Critical patent/JP3710999B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Punching Or Piercing (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は工具識別媒体を備えたパンチに関する。
【0002】
【従来の技術】
板金等の板材に穴あけ加工を行うパンチプレスは、穴の形状等に応じて多数のパンチ・ダイ(工具)を備える必要がある。これらの多数のパンチ・ダイは、タレットパンチプレスでは、機械フレームに回転自在に設けた上下のタレットに収容されている。そして、前記タレットを回転することにより、前記多数のパンチ・ダイの内のいずれか一組のパンチ・ダイが選択的に所定の加工位置へ供給される。また、他の型のパンチプレスでは、前記パンチ・ダイは工具マガジンに収容され、この工具マガジンから適宜のパンチ・ダイが選択され、前記加工位置へ供給される。
【0003】
これらの多数のパンチ・ダイを管理するために、パンチ・ダイに工具識別媒体取り付けると共にこの工具識別媒体を適宜の検出装置で検出する技術が提案されている。たとえば、特開昭63―174733は、パンチの頭部に、パンチ・ダイの寸法および形状を表すバーコードを取り付け、このバーコードを、タレットの上方に設けたセンサーで読み取る技術を開示している。この技術によれば、タレット上のパンチ・ダイを容易に同定することが出来る。
【0004】
また、特開平7―164073は、工具交換装置を備えるパンチプレスにおいて、上工具および下工具のそれぞれに固有の工具情報と、この上下工具を一対の工具として特定する対工具情報とを記憶し、この対工具情報に対応して前記上下工具の工具マガジンの収納番地を記憶させ、加工時には、この対工具情報に基づいて所望の上下工具を呼び出して工具交換を行う技術を開示している。前記対工具情報には、工具形状、サイズ、工具クリアランスが含まれる。又前記上下工具に固有の情報には、工具の製造番号および製造年月日が含まれる。これらの固有情報は、工具表面にバーコードをマーキングし、このバーコードを読み取り装置で読み取ることにより、適宜の数値制御部に取り込まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のパンチ・ダイは、工具識別媒体を取り付ける面積が小さく、工具識別媒体を確実に取り付けられない、という問題があった。
【0006】
又従来のものでは、工具識別媒体が金型ホルダ内周と擦れ合い工具識別媒体が磨耗することがあった。
【0007】
さらに従来のものでは、パンチボディとパンチガイドは通常アッセンブリとして使用するが、その状態では、内側にあるパンチボディの寸法等が確認出来ない、という問題があった。
【0008】
又、従来の工具識別方法では、前記タレット或いは工具マガジンへ工具を格納する際に、オペレータが、工具を誤った収納番地へ収納したり、或いは、パンチ・ダイからなる工具のうちダイのみを誤った収納番地へ収納したり、あるいは、パンチ・ダイを異なる角度で収納したりした場合には、この誤りを検出できないおそれがあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1による発明のパンチは、パンチ支持部材(22)に着脱自在に取り付けられ、ダイ支持部材(24)に取り付けられたダイ(28)と協働して板材に対してパンチング加工を行うパンチ(26)にして、 前記パンチ支持部材(22)に装着されるパンチガイド(48)に、パンチボデイ(46)の外周面に取り付けられたパンチ識別媒体(34)を確認するための透孔(48b)を設けてなることを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を用いてこの発明の実施例を説明する。
【0014】
図1は、この実施例のタレットパンチプレスの正面図である。図1に示されるように、タレットパンチプレスのフレーム20に、円盤状の上タレット(パンチ支持部材)22と下タレット(ダイ支持部材)24が回転自在に設けられている。この上タレット22の円周上に、多数のパンチ(パンチアセンブリ)26が上タレット22に対して上下動自在に搭載されている。同様に、前記下タレット24の円周上に、前記各パンチに対応するダイ28が搭載されている。前記フレーム20の所定の位置には、当該所定の位置に位置決めされるパンチを打撃するための打撃子30が上下動自在に設けられている。また、板金(ワーク)Wを水平面内で移動せしめ、前記パンチ26およびダイ28の間に位置決めする板金位置決め装置が設けられている。したがって、タレット22、24を適宜に回転させて所望のパンチ・ダイ26、28を打撃子30の下方に位置決めし、かつ、ワーク位置決め装置32を適宜に移動してワークの所望の位置を前記パンチ・ダイの間に位置決めしたあと、打撃子30でパンチを打撃することにより、前記ワークの所望箇所に所望の穴明け加工を行うことができる。
【0015】
なお、このタレットパンチプレスには、当該タレットパンチプレスを数値制御するためのパンチプレス用NC装置33が設けられている。
【0016】
図2は、前記パンチ26およびダイ28が、前記上タレット22および下タレット24に搭載されている態様をより詳細に示す図面である。すなわち、前記上タレット22のパンチセット穴22aにパンチガイド48が上下動自在に設けられている。パンチパンチガイド上端には外フランジ48aが形成されており、この外フランジ48aと上タレット22の間にリフタスプリング23が設けられている。したがって、パンチ26全体は、通常、上タレット22に対して所定高さ位置に保持されている。前記パンチガイド48内にパンチボディ46が上下動自在に挿入されており、このパンチボディ46の下端にはパンチ刃46cが形成されている。パンチボディ上端には、パンチヘッド50が設けられ、前記パンチガイド上端の外フランジ48aとパンチヘッド50との間に強力なストリッパスプリング25が設けられている。このストリッパスプリング25により、穴明け加工後、パンチ刃はダイ28およびワークから引き抜かれる。また、ダイ28は、前記パンチ刃46cと係合するパンチ穴(透孔)26cを有し、下タレット24のダイセット穴24aに挿入されセットされる。
【0017】
前記パンチ26およびダイ28には、当該パンチ・ダイを他のパンチ・ダイから識別するためのパンチ識別媒体、ダイ識別媒体が取り付けられている。図3―図9は、パンチ26およびダイ28に、パンチ識別媒体34およびダイ識別媒体36を取り付ける態様を説明する説明図である。より詳細には、図3に示すように、パンチボディ46の胴部に面取り部46aが形成され、この面取り部にパンチボディ識別媒体46bが取り付けられる。この面取り部46aは、図4Aのように、直線状に面取りされていても良いし、図4Bのように一部円弧状に面取りされていても良いし、図4Cのように全周にわたる円弧状に面取りされていても良い。この様に面取りされた面に、パンチボディ識別媒体46bを取り付けることにより、識別媒体46bがタレット22のパンチセット穴22aの内周と擦れ合うことが無く、識別媒体46bの寿命を延長することができる。
【0018】
図5に示すように、パンチガイド48の上部カラー部(外フランジ)48aに前記パンチ識別媒体34が取り付けられている。なお、パンチ識別媒体34は、図5に示すように、パンチヘッド50の側面に取り付けることも出来る。更に、図6に示すように、前記パンチ識別媒体34は、パンチガイド48の外周部に取り付けることもできる。当該外周部にパンチ識別媒体34を取り付ける場合は、当該外周部に、図4に示す如き面取り部を形成しこの面取り部にパンチ識別媒体34を取り付けるのが好ましい。前記外周部に面取り部を形成することにより比較的広い識別媒体取付範囲を確保でき、したがって、比較的複雑な識別媒体を取り付けることができる。また、前記パンチ識別媒体34は、図7に示すように、パンチヘッド50の上部に取り付けることもできる。
【0019】
更に、図5に示すように、パンチガイド48の外周部には、当該パンチガイド48にパンチボディ46を挿入したとき前記パンチボディ識別媒体46bに対応する位置に透孔48bが形成するのが好ましい。これにより、パンチガイド46へパンチボディ46を挿入した後でも、パンチボディ46に取り付けられたパンチボディ識別媒体46bを外部から確認することが出来る。これにより以下の利益が生ずる。すなわち、パンチガイド1個に対して、複数個のパンチボディ・ストリッパープレートを交換して使用する場合、パンチガイドの形状だけからでは、パンチボディ・ストリッパプレートは一義的に決まらない。しかし、前記の透孔48bからパンチボディ46の識別媒体46bを読み取ることにより、パンチガイドに装着した状態で、パンチボディ・ストリッパプレートを識別することができる。
【0020】
図8、図9は、ダイ28にダイ識別媒体を取り付ける態様をしめす。図8に示す態様では、ダイ28の外周面に面取り部28aが形成され、この面取り部28aにダイ識別媒体36が取り付けられる。図9に示す態様では、ダイ28の上端部のテーパ部28bにダイ識別媒体36が取り付けられる。
【0021】
前記パンチ識別媒体34、ダイ識別媒体36は、例えば、バーコード、2次元コード(VERIコード,PDF417コード,QRコード)、IDタグ,ICチップ、マーカーから構成される。
【0022】
前記識別媒体を読み取る手段は、識別媒体34、36がバーコードの場合は、赤外線装置、レーザ光線装置であることが好ましいが、カメラ等であっても良い。
【0023】
前記パンチ・ダイ26、28をタレット22、24上の所定のセット穴22a,24aにセットする場合、適宜の携帯読み取り手段(図示せず)で、例えばまずパンチ識別媒体34を読み取ったあと、このパンチ26を上タレット22へセットする。次ぎにダイ28の識別媒体を読み込む。その際、パンチ識別媒体34からの情報と一致又は適合しない場合はエラー信号が出力される。パンチ識別媒体34からのパンチ識別情報とダイ識別媒体36からのダイ識別情報とが一致、適合する場合は、前記タレット上のセット穴22a,24aの位置情報(ステーション情報)とパンチ識別情報・ダイ識別情報とが、パンチプレス用NC装置のメモリに一組のデータとして記憶される。
【0024】
また、パンチガイド1個に対して、複数個のパンチボディ・ストリッパープレートを交換して使用する場合、パンチガイド48上の識別媒体とパンチボディ46上の識別媒体とを読み込み、前記NC装置内で一組のデータとして記憶することができる。これにより使用するパンチのパンチボディをパンチガイドデータから検索することができる。
【0025】
図10はタレットパンチプレスシステムのブロック図である。このシステムは、工具識別媒体読み取り装置を備えた第1、第2タレットパンチプレス52と、これらを数値制御する第1、第2パンチプレス用NC装置54と、工具格納装置56と、工具格納装置用NC装置58と、前記タレットパンチプレス及び工具格納装置を一括して制御する中央制御装置60とを備える。なお、第1、第2タレットパンチプレス52及び第1、第2パンチプレス用NC装置は、実質的に同一の構成であるので、以下においては第1タレットパンチプレス及び第1パンチプレス用NC装置のみを説明する。
【0026】
図10に示すように第1タレットパンチプレス52には、図1のタレットパンチプレスと同様に、上タレット22及び下タレット24が回転自在に設けられている。この上タレット22、下タレット24にそれぞれ、パンチ26、ダイ28が搭載されている。このパンチ26・ダイ28に、当該パンチ・ダイを識別するためのパンチ識別媒体34およびダイ識別媒体36が取り付けられている(図3―図9参照)。なお、このパンチ識別媒体34・ダイ識別媒体36は、パンチ26・ダイ28のそれぞれの外周に等間隔で4カ所に取り付けられる(図10には4カ所のうち1カ所のみが図示されている)。また、図10では、パンチ26の識別媒体34は、図5に示す如くパンチヘッド50に取り付けられ、ダイ28の識別媒体36は、図9に示す如くダイテーパ部28bに取り付けられている。
【0027】
前記パンチ識別媒体34に含まれるパンチ識別情報としては、以下のものが挙げられる。
【0028】
レンジ(工具径、パンチガイドの径)
形状(丸、角、長丸、長角、ダブルD、シングルD、センタポンチ、バーリング、三角形、特型、タッピング、成形、刻印、コーナーラジアス、R付き長角、その他)
形状サブコード(三角形の形状に対して:二等辺三角形、直角三角形等;長角に対して:スロッティング、通常)
タイプ(エアブローの有無(実公平4―15377参照)、その他)
寸法(X寸、Y寸、R寸)
取付角度(装着時の角度を表す)
管理番号(パンチ個別の識別番号)
またダイ識別媒体36に含まれるダイ識別情報としては、以下のものが挙げられる。
【0029】
レンジ(穴径、ダイの外径)
形状(丸、角、長丸、長角、ダブルD、シングルD、センタポンチ、バーリング、三角形、特型、タッピング、成形、刻印、コーナーラジアス、R付き長角、その他)
形状サブコード(三角形の形状に対して:二等辺三角形、直角三角形等;長角に対して:スロッティング、通常)
タイプ(エアブローの有無、その他)
寸法(X寸、Y寸、R寸)
取付角度(装着時の角度を表す)
管理番号(ダイ個別の識別番号)
なお前記識別情報の内、「角度」は、パンチ26・ダイ28の外周に設けた位置ごとに異なる値を有する。例えばダイ識別媒体の場合、図11に示すように4個の識別媒体36a、36b、36c、36dが取り付けられており、各識別媒体の角度値は、ダイ28のキー62を基準としてそれぞれ0°、90°、180°、270°に設定されている。
【0030】
なおこの明細書中においては、パンチ、ダイを工具と総称し、パンチ識別媒体34、ダイ識別媒体36を工具識別媒体と総称することもある。
【0031】
前記タレットパンチプレスの上タレット22、下タレット24の横には、前記パンチ識別媒体34からパンチ識別情報を読み取るためのパンチ識別媒体読み取り装置38および、前記ダイ識別媒体36からダイ識別情報を読み取るためのダイ識別媒体読み取り装置40が設けられている(前記識別媒体34、36に特にパンチ取付角、ダイ取付角の角位置情報が含まれている場合、各識別媒体はそれぞれ、パンチ角位置識別媒体、ダイ角位置識別媒体識別装置と称され、各読み取り装置は、パンチ角位置読み取り装置、ダイ角位置読み取り装置と称される)。前記読み取り装置38、40によれば、前記上タレット22、下タレット24を回転させることにより各タレット上の全てのパンチ26、ダイ28の工具識別情報を読み取ることができる。
【0032】
前記読み取り装置38、40は、タレット22、24の半径方向に移動自在に構成されている。そして各読み取り装置を前記半径方向に移動せしめるために、各読み取り装置38、40には読み取り装置移動手段42、44が設けてある。したがって、この読み取り装置によれば、例えば図12に示すように、タレット22(又は24)上にパンチ22(又はダイ24)が3トラックで搭載されている場合でも、タレットの内側に位置するパンチ22(又はダイ24)の工具識別媒体に容易に近接し、工具識別情報を読み取ることが出来る。なお、読み取り装置移動手段42、44は、機械制御部54からの信号で読み取り装置38、40を移動せしめる。
【0033】
図13に示すように、前記第1パンチプレス用NC装置54には、パンチ識別情報記憶部62、ダイ識別情報記憶部64、パンチ・ダイ対識別情報作成部66、パンチ・ダイ対識別情報比較部68、パンチ・ダイ対識別情報フィードバック部70が設けられている。
【0034】
上記構成によれば、パンチ識別媒体読み取り装置38及びダイ識別媒体読み取り装置40からのパンチ識別情報及びダイ識別情報は、パンチ識別情報記憶部62及びダイ識別情報記憶部64を介してパンチ・ダイ対識別情報作成部66へ供給される。
【0035】
前記パンチ・ダイ対識別情報作成部66には、前記パンチ識別情報・ダイ識別情報のほかに第1タレットパンチプレス52のタレット駆動部72に設けたエンコーダ74からのタレット回転位置情報が入力されている。したがって前記作成部66は、これらの情報に基づいて、各タレット上の工具取付位置(工具ステーション)ごとに、パンチ識別情報・ダイ識別情報を配列し、次の表1の様なパンチ・ダイ対識別情報を作成する。
【0036】
【表1】

Figure 0003710999
前記パンチ・ダイ対識別情報作成部66は、パンチ識別情報・ダイ識別情報に基づいて、パンチ下端部寸法とダイ穴寸法の差に相当するクリアランス値を計算する。したがって、上記表には表されていないが、前記パンチ・ダイ対識別情報には、このクリアランス値も各工具取付位置毎に含まれる。
【0037】
なお、前記作成部66は、作成した情報を記憶することもでき、パンチ・ダイ対識別情報記憶手段とも称される。
【0038】
前記パンチ・ダイ対識別情報比較部68には、前記パンチ・ダイ対識別情報作成部66からパンチ・ダイ対識別情報が与えられると共に、中央制御装置60からNCプログラムが与えられる。このNCプログラムは表2のような内容を有している。
【0039】
【表2】
Figure 0003710999
ここに、UT/T101、UT/T102等で示される行は、このNCプログラムで使用される工具のリストを表し、G92,G50等で示される行は加工プログラムを表す。より詳細には前記工具リストを示す行において、UT/T101、UT/T102は、上側工具(すなわちパンチ)の工具取付位置がT101、T102であることを表し、SH1, SH4は、その取付位置の工具の形状がSH1, SH4であることを表し、SZ1,SZ4は、前記工具の寸法がSZ1,SZ4であることを表し、CL=0.2, CL=0.2は、パンチとダイのクリアランスが0.2であることを表し、A=0、A=45は、前記工具の取付角がそれぞれ0、45であることを表す。使用されるダイは、パンチの形状・寸法・取付角及び、パンチとのクリアランスで表現される。
【0040】
すなわち、前記NCプログラムには、加工プログラムとともにこの加工で使用される工具リストが含まれている。したがって、前記パンチ・ダイ対識別情報比較部68は、前記パンチ・ダイ対識別情報作成部66からのパンチ識別情報・ダイ識別情報を相互に比較すると共に、これらの識別情報を前記NCプログラムに含まれている工具情報と比較する。たとえば、各工具取付位置Tごとに、前記パンチ識別情報中の形状データと、ダイ識別情報中の形状データと、NCプログラム中の工具形状データとを比較し、3つのデータが全て一致するか否かを判断する。そして、この比較を、前記した7個の特徴(レンジ、形状、形状サブコード、タイプ、寸法、取付角度、管理番号)の全てについて順次行う。比較の途中で一致しないものが検出された場合には、その不一致がNC装置54に設けたCRT76に表示される。
【0041】
前記7個の特徴について、3つのデータが全て一致する場合は、更に、パンチ・ダイ対識別情報中のクリアランス値とNCプログラム中のクリアランス値との比較を行う。クリアランス値が不一致であれば上記と同様に、その旨がCRTに表示される。なお、このクリアランス値の一致は以下の条件式で判断することもできる。すなわち、パンチ・ダイ対識別情報中のパンチ寸法(パンチ下端部の刃の寸法)およびダイ寸法(ダイ穴の寸法)をXpおよびXdとし、NCプログラム中のクリアランス値をcとし、許容値をδとするとき、前記Xp、Xdが、式、
Xp+c―δ≦Xd≦Xp+c+δ
を満たす時、パンチ・ダイ対識別情報中のクリアランス値とNCプログラム中のクリアランス値とは一致している。
【0042】
なお、前記比較部68は、特に、パンチ及びダイの取付角度を比較する場合に、角位置比較部と称される。
【0043】
前記パンチ・ダイ対識別情報フィードバック部70は、前記パンチダイ対識別情報作成部66で作成されたパンチ・ダイ対識別情報を前記中央制御装置60にフィードバックする。より詳細には、前記パンチ・ダイ対識別情報は、後述する中央制御装置60に設けた自動プログラム作成装置及び中央管理装置へフィードバックされる。なお、前記パンチ・ダイ対識別情報作成部66とパンチ・ダイ対識別情報フィードバック部70との間には、パンチ・ダイ対識別情報作成部66からのパンチ・ダイ対識別情報に含まれるパンチ識別情報とダイ識別情報の内容を比較しその内容が一致しているか否か確認するパンチ・ダイ識別情報比較部を設けることも出来る。不一致がある場合はその旨がCRT76に表示される。
【0044】
図14は前記中央制御装置60の構成を示すブロック図である。前記中央制御装置60は自動プログラム作成装置(自動プログラミング装置)78と中央管理装置80とを備えている。
【0045】
自動プログラム作成装置78は、前記パンチ・ダイ対識別情報フィードバック部70からのパンチ・ダイ対識別情報を受け取る。そして、このパンチ・ダイ対識別情報に基づいて、タレットパンチプレス52のタレット22、24に搭載されている工具(パンチ・ダイ)を認識し、このタレット22、24に搭載されている工具をできるかぎり使用してNCプログラムを作成する。例えば図15に示す製品Wを製造する場合において、30x20の穴H1を穴明け加工する場合を考える(寸法の単位はmm、以下も同様)。この穴明けは、通常、この穴の大きさより小さい辺を有する角型の刃形状を有するパンチ及びそれに対応するダイ穴を有するダイによる追い抜き加工(ニブリング加工)により行われるが、従来の自動プログラミング装置によれば、タクトタイムを短縮する要請、仕上がり面の平面度を向上させる要請等から、出来る限り大きい辺を有する角型の刃形状を有するパンチ及びこれに対応するダイ穴を有すダイを選択していた。しかし、この場合、選択したパンチ・ダイがタレット22、24に搭載されていないと、工具交換の段取りが発生し加工のロスタイムが発生する。したがって、この発明の自動プログラム作成装置では、前記穴H1を加工するプログラムを作成する際、タクトタイム、仕上がり面の平面度等を多少犠牲にしても、タレット22、24上に既に搭載されているパンチ・ダイを選択する。たとえば、前記穴H1を加工する工具として10x10角の工具と15x15角の工具とが考えられ、前者はタレットに搭載されているが後者はタレットに搭載されていない場合、前記タクトタイム・仕上がり面の平滑度からは15x15角の工具が好ましくとも、10x10角の工具を選択する。
【0046】
同様にして、穴H2、H3を加工するためにタレット22、24に搭載されている工具(パンチ・ダイ)が選択される。
【0047】
前記中央管理装置80は、前記第1タレットパンチプレス52を制御する第1パンチプレス用NC装置54及び、第2タレットパンチプレス53を制御する第2パンチプレス用NC装置55及び、工具格納装置56を制御する工具格納装置用NC装置58を一括して管理する。
【0048】
前記中央管理装置80は、前述したように、前記パンチ・ダイ対識別情報フィードバック部70からパンチ・ダイ対識別情報を受け取り、その記憶部に記憶する。ところで前記フィードバック部70は、前記第2パンチプレス用NC装置55および工具格納装置用NC装置58にも設けてある。したがって、前記中央管理装置80は、各フィードバック部70からのパンチ・ダイ対識別情報を受け取り記憶することにより、前記第1タレットパンチプレス52、第2タレットパンチプレス53、工具格納装置56の全てに搭載又は格納されている工具の位置を管理することができる。この管理情報は、前記自動プログラミング装置78に供給される。自動プログラミング装置78は、この管理情報に基づいて、例えば第1パンチプレス52のNCプログラム作成の際において、当該第1パンチプレス52に搭載されていない工具を使用せざるを得ない場合に、その交換工具が、第2パンチプレスのどのステーションに搭載されているか或いは工具格納装置のどの格納位置に格納されているかをCRT等に表示する。
【0049】
図16は、前記タレットパンチプレスシステムの全体動作を説明するフローチャートである。図16を参照するに、ステップs1で第1、第2タレットパンチプレス52、53に搭載されている全てのパンチ・ダイに取り付けられている識別媒体を、前記読み取り手段38、40により読み取るとともに、前記工具格納装置56に格納されている全てのパンチ・ダイに取り付けられている識別媒体を前記読み取り手段38、40と同様の装置により読み取り、全てのパンチ・ダイ識別情報を前記中央管理装置80内の記憶部に記憶する。なお、このステップs1において、図3に示したダイボディ46に取り付けたダイボディ識別媒体46bを読み取ることもできる。このばあいには、図示しない例えば携帯型の読み取り手段で識別媒体46bを読み取るのが望ましい。
【0050】
ステップs2で、前記第1タレットパンチプレス上に搭載されている工具(パンチ・ダイ)のリストを、自動プログラミング装置78のCRT画面上に表示するか否かを判断する。表示する場合はステップs3へ進み、前記CRT画面上に前記工具リストを表示する。工具表示を完了した後、ステップs4へ進む。なお、前記ステップs2で工具リストを表示しないと判断した場合は、直接ステップs4へ進む。
【0051】
ステップs4で、自動プログラミング装置78にて、例えば第1タレットパンチプレス用のNCプログラムを作成する。その際に、前記ステップs3の工具リストが表示されている場合は、この工具リストの表示を参照しながらNCプログラムを作成する。この場合、前記第1タレットパンチプレス52上に搭載されている工具をできる限り選択してNCプログラムを作成する。これにより、NCプログラム作成後の工具交換の工数を最小限にすることが出来る。なお、前記工具リストを表示しなかった場合は、第1パンチプレス上の搭載工具とは独立にNCプログラムを作成する。
【0052】
ステップs5で、前記ステップ4に於けるNCプログラムの作成の際に、第1タレットパンチプレスに搭載されていないパンチ・ダイを少なくとも一つ選択したか否かを判断し、イエスの場合はステップs6へ進む。ステップs6で、前記NCプログラム作成の際に選択された工具で前記第1タレットパンチプレスに搭載(装着)されていない工具Txの工具識別情報を表示する。
【0053】
ステップ7で、前記工具Txを検索するか否かを判断し、イエスの場合はステップs8へ進む。ステップs8で、前記工具Txの搭載又は格納場所を、前記前記ステップs1で記憶されたパンチ・ダイ識別情報に基づいて検索すると共に、この検索結果をCRT等の画面上に表示する。
【0054】
ステップs9で、前記CRT画面上の表示に基づいて、前記搭載又は格納場所から前記工具Txを取り出し、前記第1タレットパンチプレスのタレット22、24に搭載し、ステップs10へ進む。
【0055】
なおステップs7で、工具Txの検索を行わない場合は、ステップs9へ進み、オペレータの記憶等に基づいて、所定の搭載・格納場所から前記工具Txを取り出し前記第1タレットパンチプレスのタレット22、24上に搭載し、ステップs10へ進む。
【0056】
前記ステップs5でノーの場合は直接ステップs10へ進む。
【0057】
ステップs10で、前記NCプログラムに基づいて前記第1パンチプレス用NC装置54のパンチ・ダイ対識別情報比較部68にて、第1タレットパンチプレス52上のパンチ・ダイの識別情報と、前記NCプログラム上の工具情報とが一致しているか否かを確認する。この確認は、タレットパンチプレス52に搭載されていない工具を用いてNCプログラムを作成した場合に、特に重要である。
【0058】
すなわちこの場合には、ステップs9において手動で工具交換を行っており、この工具交換の際に誤った工具(パンチ・ダイ)がタレット22、24上に搭載されるおそれがあるからである。ステップs10で、パンチプレス52上のパンチ・ダイの識別情報とNCプログラム上の工具情報との一致を確認すると、ステップs11で、前記第1タレットパンチプレス52で穴明け加工を実行し、ステップs12で全体動作を終了する。
【0059】
図17は、図10の第1パンチプレス用NC装置54及び中央制御装置60の第2実施例のブロック図である。この実施例の第1パンチプレス用NC装置54及び中央制御装置60は、製品形状データに基づいて、ワークにおいて加工が必要となる加工領域を決定する加工意図データを作成する加工意図データ作成部(加工意図データ生成部)と、この加工意図データに基づいて、前記加工領域を加工するための工具を選択する工具選択部を有する。
【0060】
より詳細には、前記自動プログラミング装置78は、入力部82と、形状データ生成部84と、設計意図データ付加部86と、形状・特徴データ付加部88と、加工意図データ生成部90とを備えている。
【0061】
前記形状データ生成部84は、入力部82を介して入力される画像データに基づいて製品の形状データを生成する。この形状データは、幾何要素(点、直線、円、円弧等)の単なる集合である。例えば図15に示す製品の場合、図18に示すように、前記形状データは直線L1―L13のデータと、円弧C1のデータと、円C2のデータとから成っている。ここに例えば、直線のデータは当該直線の両端の点の座標(x1、y1)、(x2、y2)から成っており、円弧のデータは中心座標(x0、y0)、半径R、円弧の開始角θ1、終端角θ2とから成っている。
【0062】
前記設計意図データ付加部86では、前記形状データ生成部84から形状データが入力されるとオペレータの操作によりこの形状データに設計意図データが付加される。この設計意図データは、板金設計図面として前記形状データを見た場合に、夫々の幾何要素に設計者のどのような意図が込められているかを表現するものである。例えば前記図15、図18に示される製品の場合、この設計意図データは以下のデータから成る。すなわち、
直線L1−L6から成るループが外形を定義する旨のデータ
直線L9−L12から成るループが定形穴を定義する旨のデータ
円C2が定形穴を定義する旨のデータ
直線L7,L8及び円弧C1から成るループが異形穴を定義する旨のデータ
直線L13が曲げ線を定義する旨のデータ
前記1―5のデータは、各ループまたは直線の意味をオペレータが入力部82から入力することによっても作成されが、自動的に生成することもできる。
【0063】
前記形状特徴データ付加部88では、前記設計意図データ付加部86からデータが入力されると、オペレータの操作によりこのデータに基づいて更に形状特徴データが付加される。この形状特徴データは、実際に穴明け加工する観点から見たときの前記形状の特徴を表すものである。前記図18の例の場合、形状特徴データは以下のデータから成る。すなわち、
直線L1,L2,L3,L6の外側部分を直線穴明け加工する旨のデータ
直線L1とL2の角部A1及び直線L2とL3の角部A2、直線L3とL4の角部A3、直線L4とL5の角部A4、直線L5とL6の角部A5にジョイント部を形成する旨のデータ(ここで、ジョイント部とは、直線L1−L6から成る外形ループの外側を完全に穴明け加工してしまうと、製品が母材から切り離されてしまい、タレットパンチプレスからの製品搬出が困難となるのに鑑み、前記角部のみを残して穴明け切断した場合に、前記角部に残り、製品を母材と結合する部分を言う)。
【0064】
直線L9−L12から成るループの内側を角穴加工する旨のデータ
円C2の内側を丸穴加工する旨のデータ
直線L7,L8及び円弧C1から成るループの内側を異形穴加工する旨のデータ
前記1―5のデータも、各部位を指定する度にその部位に関連する特徴をオペレータが入力部82から入力することによっても作成されるが、自動的に生成することもできる。
【0065】
前記加工意図データ生成部90では、オペレータの操作により前記形状特徴データ付加部からのデータに基づいて「加工意図データ」を生成する。「加工意図データ」とは、所定のNCプログラムを作成するための直前のデータであって、工具の指定は行われていないデータである。図15、図18の例の場合、この加工意図データは、以下の通りである(図19参照)。
【0066】
領域R1:
加工意図:線割付(外周切断)
加工パターン:追い抜き
位置・範囲・抜き方向:
追い抜き開始位置=直線L1上の点A5から点A1方向へジョイント量分Wだけ移動した点、
追い抜き終了位置=直線L1上の点A1から点A5方向へジョイント量分Wだけ移動した点、
追い抜きの幅=5mm以上10mm以下
加工順:穴加工より後
領域R2:
加工意図:線割付(外周切断)
加工パターン:追い抜き
位置・範囲・抜き方向:
追い抜き開始位置=直線L2上の点A1から点A2方向へジョイント量分だけ移動した点、
追い抜き終了位置=直線L2上の点A2から点A1方向へジョイント量分だけ移動した点、
追い抜きの幅=5mm以上10mm以下
加工順:穴加工より後
領域R3:
加工意図:線割付(外周切断)
加工パターン:追い抜き
位置・範囲・抜き方向:
追い抜き開始位置=直線L3上の点A2から点A3方向へジョイント量分だけ移動した点、
追い抜き終了位置=直線L3上の点A3から点A2方向へジョイント量分だけ移動した点、
追い抜きの幅=5mm以上10mm以下
加工順:穴加工より後
領域R4:
加工意図:コーナーL加工
加工パターン:一方抜き潰し
位置・範囲・抜き方向:
一方向抜き潰し開始位置=(線L4とL5から成る)コーナーLの点A3から点A5方向へジョイント量分だけ移動した点をx座標とし、コーナーLの点A4から点A5方向へジョイント量分だけ移動した点をy座標ととする点
一方向抜き潰し終了位置=コーナーL上の点A5
抜き方向:コーナーL上の点A3から点A5の方向
加工順:穴加工より後
領域R5:
加工意図:線割付(外周切断)
加工パターン:追い抜き
位置・範囲・抜き方向:
追い抜き開始位置=直線L6上の点A4から点A5方向へジョイント量分だけ移動した点、
追い抜き終了位置=直線L6上の点A5から点A4方向へジョイント量分だけ移動した点、
追い抜きの幅=5mm以上10mm以下
加工順:穴加工より後
領域R6:
加工意図:異形穴
加工パターン:扇形単発抜き
工具指定:No.1
位置・範囲・抜き方向:
単発抜きの基準位置=異形穴上の点P7
加工順:外形より先
領域R7:
加工意図:丸穴
加工パターン:単発抜き又は一種類の工具で菊花状抜き潰し
位置・範囲・抜き方向:
中心位置=丸穴の円の中心点
範囲= 丸穴の半径と等しい円の内側
抜き方向=円の内から外
加工順:外形より先
領域R8:
加工意図:角穴
加工パターン:単発抜き又は一列抜きか又は折り返し抜き潰し
位置・範囲・抜き方向:
単発抜き基準位置=長方形の中心の点
単発抜き大きさ= 角穴状の点A11と点A13を対角とする長方形の内側
一列抜き、折り返し抜き潰し開始位置=角穴上の点A11
一列抜き、折り返し抜き潰し終了位置=角穴上の点A13
抜き方向=角穴上の点A11から点A10の方向
加工順:外形より先
上記から理解されるように、領域6の加工については、入力部82からの工具指定により工具の指定がされているが、その他の領域の加工については工具の指定はされていない。
【0067】
上記の構成の自動プログラミング装置によれば、形状データから、この形状の製品を穴明加工により製造するためのNCプログラムを作成するための直前のデータであって、工具の指定がほとんど行われていない「加工意図データ」を作成することができる。
【0068】
前記第1パンチプレス用NC装置54には、前記パンチ識別情報記憶部62、ダイ識別情報記憶部64、パンチ・ダイ対識別情報作成部66、パンチ・ダイ対識別情報比較部68のほかに、工具データ付加部(工具選択部)96及び加工軌跡データ付加部(加工軌跡決定部)98を備えたNCプログラム作成部100が設けてある。
【0069】
より詳細には、工具データ付加部96では、前記加工意図データ生成部90から中央管理装置80を介して加工意図データが入力されると、前記パンチ・ダイ対識別情報作成部66からの情報及び当該工具データ付加部96自体に予め格納された工具使用上の諸注意事項を参照して、加工意図データ中の加工領域R1〜R6、R8に対して適宜の工具(パンチ・ダイ対)をデータを付加する(すなわち、各加工領域R1〜R6、R8に対して適宜の工具を選択し割り付ける)。その際、できるだけ、第1パンチプレス52のタレット22、24上に搭載されている工具を選択するのが好ましい。また前記R7の円形穴加工に際しては、仕上がりが奇麗に成るようにニブリングの必要の無い一回のパンチで加工できる工具が好ましい。更にR1―R5、R8での追い抜き加工及び抜き潰し加工に際しては、加工所要時間を短縮するように、できるだけ大きい寸法の工具を選択する一方、最終パンチ加工の切断寸法が小さく成りすぎて片荷重が発生することの無いよう考慮して工具が選択される。その他、図示しないが、予め記憶しておいた各工具の使用回数データを参照し、仕上がりが奇麗になるように新しい工具を選択することもできる。或いは反対に、工具管理工数削減のために使用回数の多い工具を先に使用し、かかる工具を使い切ってしまうこともできる。
【0070】
前記加工軌跡データ付加部98では、前記工具データ付加部96からのデータが入力されると、オペレータの操作により、加工軌跡データが付加される。加工軌跡データとは、領域R4、R8などにおいて、図20A、Bに示すように加工軌跡が複数種類存在する場合にその加工軌跡を特定するデータである。
【0071】
前記NCプログラム作成部100では、前記加工軌跡データ付加部98におけるデータに基づいて最終的に前記第1タレットパンチプレス用NCプログラムを作成する。
【0072】
図21は、前記第2実施例の自動プログラミング装置・パンチプレス用NC装置を備えたタレットパンチプレスシステムにおいて、第1タレットパンチプレス用NCプログラムを作成する手続を説明するフローチャートである。すなわち、ステップs30で形状データを生成し、ステップs31で設計意図データを付加し、ステップs32で形状特徴データを付加し、ステップs33で加工意図データを生成し、ステップs34で加工領域R1〜R6、R8に対して工具データを付加する(すなわち各加工領域R1〜R6、R8に対して工具を選択し割付ける)。このステップs34では、図16で示された実施例の場合と同様、前記第1タレットパンチプレス52のタレット22、24に既に装着されている工具をできるだけ選択する。第1タレットパンチプレス52のタレットに装着されていない工具を選択した場合は、その工具の識別番号等を記憶しておく。
【0073】
続いてステップs35で抜き潰し加工領域に対して工具軌跡データを付加し、ステップs36でNCプログラムを作成する。
【0074】
ステップs37で、ステップ34における工具データ付加の際に第1タレットパンチプレスに搭載(装着)されていない工具を少なくとも一つ選択したか否かを判断し、搭載されていない工具を少なくとも一つ選択した場合は、ステップs38へ進む。ステップs38で、前記選択した工具で第1パンチプレスに搭載されていない工具の前記識別番号等を表示する。ステップ39で、図16におけるステップs7−s8と同様の方法で前記工具の格納場所を検索し(なお工具の格納場所の情報は、図16のステップs1と同様の方法で予めNC装置54又は中央管理装置80に記憶されている)、検索場所から前記工具を取り出し、取り出した工具を第1タレットパンチプレスに搭載する。そしてステップ40でこのNCプログラム作成を終了する。
【0075】
ステップ37で、ノーの場合は直ちにステップ40に進みこのNCプログラム作成を終了する。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のパンチおよびパンチに用いられるパンチボデイ、パンチガイド並びにダイによれば、工具識別媒体を取り付ける面積が大きく工具識別媒体を確実に取り付けることができる。又、工具識別媒体が金型ホルダ内周と擦れ合うこと等により磨耗することがない。さらに、パンチボディをパンチガイドに挿入した儘の状態で、当該パンチボディの種類を確認することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例が適用されるタレットパンチプレスの説明図である。
【図2】前記タレットパンチプレスの上下タレットに、パンチ・ダイが搭載される態様を表したものである。
【図3】パンチ・ダイにパンチ識別媒体及びダイ識別媒体を取り付ける態様を説明する説明図である。
【図4】パンチ・ダイにパンチ識別媒体及びダイ識別媒体を取り付ける態様を説明する説明図である。
【図5】パンチ・ダイにパンチ識別媒体及びダイ識別媒体を取り付ける態様を説明する説明図である。
【図6】パンチ・ダイにパンチ識別媒体及びダイ識別媒体を取り付ける態様を説明する説明図である。
【図7】パンチ・ダイにパンチ識別媒体及びダイ識別媒体を取り付ける態様を説明する説明図である。
【図8】パンチ・ダイにパンチ識別媒体及びダイ識別媒体を取り付ける態様を説明する説明図である。
【図9】パンチ・ダイにパンチ識別媒体及びダイ識別媒体を取り付ける態様を説明する説明図である。
【図10】タレットパンチプレスシステムのブロック図である。
【図11】パンチ又はダイの外周の4カ所に識別媒体を取り付ける態様を示す概略図である。
【図12】パンチ又はダイが、タレット上に3トラックで搭載される態様を表す概略図である。
【図13】パンチプレス用NC装置の詳細ブロック図である。
【図14】中央制御装置の詳細ブロック図である。
【図15】製品の一例の概略図である。
【図16】図10のシステムの動作を示すフローチャートである。
【図17】図10におけるパンチプレス用NC装置及び中央制御装置の第2の実施例の詳細ブロック図である。
【図18】図17の装置における各部の動作を説明するための説明図である。
【図19】図17の装置における各部の動作を説明するための説明図である。
【図20】図17の装置における各部の動作を説明するための説明図である。
【図21】図17の装置の動作を示すフローチャートである。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a punch provided with a tool identification medium.
[0002]
[Prior art]
A punch press for drilling a sheet material such as a sheet metal needs to have a large number of punch dies (tools) depending on the shape of the hole. In the turret punch press, a large number of these punch dies are accommodated in upper and lower turrets provided rotatably on a machine frame. Then, by rotating the turret, any one of the plurality of punch dies is selectively supplied to a predetermined processing position. In another type of punch press, the punch die is accommodated in a tool magazine, and an appropriate punch die is selected from the tool magazine and supplied to the processing position.
[0003]
In order to manage such a large number of punch dies, a technique has been proposed in which a tool identification medium is attached to the punch dies and this tool identification medium is detected by an appropriate detection device. For example, Japanese Patent Laid-Open No. 63-174733 discloses a technique in which a barcode representing the size and shape of a punch die is attached to the punch head, and this barcode is read by a sensor provided above the turret. . According to this technique, the punch die on the turret can be easily identified.
[0004]
Japanese Patent Laid-Open No. 7-164073 memorizes tool information specific to each of the upper tool and the lower tool and tool information for identifying the upper and lower tools as a pair of tools in a punch press provided with a tool changer, A technique is disclosed in which the storage address of the tool magazine of the upper and lower tools is stored corresponding to the tool information, and a desired tool is called up and changed at the time of machining. The tool information includes a tool shape, a size, and a tool clearance. The information unique to the upper and lower tools includes the tool serial number and the manufacturing date. The unique information is taken into an appropriate numerical control unit by marking a barcode on the tool surface and reading the barcode with a reading device.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional punch and die have a problem that the area for attaching the tool identification medium is small and the tool identification medium cannot be reliably attached.
[0006]
In the prior art, the tool identification medium rubs against the inner periphery of the mold holder, and the tool identification medium sometimes wears.
[0007]
Further, in the prior art, the punch body and the punch guide are usually used as an assembly, but in that state, there is a problem that the dimensions of the inside punch body cannot be confirmed.
[0008]
In the conventional tool identification method, when the tool is stored in the turret or the tool magazine, the operator stores the tool in the wrong storage address, or mistakes only the die among the tools composed of punch dies. This error may not be detected when stored in a different storage address or when the punch and die are stored at different angles.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The punch of the invention according to claim 1 is detachably attached to the punch support member (22), and punches the plate material in cooperation with the die (28) attached to the die support member (24). (26) A through hole (48b) for confirming the punch identification medium (34) attached to the outer peripheral surface of the punch body (46) in the punch guide (48) mounted on the punch support member (22). ) Is provided.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
[0014]
FIG. 1 is a front view of the turret punch press of this embodiment. As shown in FIG. 1, a disc-shaped upper turret (punch support member) 22 and lower turret (die support member) 24 are rotatably provided on a frame 20 of a turret punch press. A large number of punches (punch assemblies) 26 are mounted on the circumference of the upper turret 22 so as to be movable up and down with respect to the upper turret 22. Similarly, dies 28 corresponding to the punches are mounted on the circumference of the lower turret 24. A striker 30 for hitting a punch positioned at the predetermined position is provided at a predetermined position of the frame 20 so as to be movable up and down. Further, a sheet metal positioning device for moving the sheet metal (workpiece) W in the horizontal plane and positioning it between the punch 26 and the die 28 is provided. Accordingly, the turrets 22 and 24 are appropriately rotated to position the desired punch dies 26 and 28 below the striker 30, and the workpiece positioning device 32 is appropriately moved to place the desired position of the workpiece on the punch. -After positioning between dies, by hitting a punch with the striker 30, a desired drilling process can be performed at a desired location of the workpiece.
[0015]
The turret punch press is provided with a punch press NC device 33 for numerically controlling the turret punch press.
[0016]
FIG. 2 is a view showing in more detail how the punch 26 and the die 28 are mounted on the upper turret 22 and the lower turret 24. That is, the punch guide 48 is provided in the punch set hole 22a of the upper turret 22 so as to be movable up and down. An outer flange 48 a is formed at the upper end of the punch punch guide, and a lifter spring 23 is provided between the outer flange 48 a and the upper turret 22. Therefore, the entire punch 26 is normally held at a predetermined height position with respect to the upper turret 22. A punch body 46 is inserted into the punch guide 48 so as to be movable up and down, and a punch blade 46 c is formed at the lower end of the punch body 46. A punch head 50 is provided at the upper end of the punch body, and a strong stripper spring 25 is provided between the outer flange 48 a at the upper end of the punch guide and the punch head 50. With this stripper spring 25, after punching, the punch blade is pulled out from the die 28 and the workpiece. The die 28 has a punch hole (through hole) 26 c that engages with the punch blade 46 c and is inserted and set in the die set hole 24 a of the lower turret 24.
[0017]
A punch identification medium and a die identification medium for identifying the punch / die from other punch dies are attached to the punch 26 and the die 28. 3 to 9 are explanatory views for explaining a mode in which the punch identification medium 34 and the die identification medium 36 are attached to the punch 26 and the die 28. FIG. More specifically, as shown in FIG. 3, a chamfered portion 46a is formed in the body portion of the punch body 46, and a punch body identification medium 46b is attached to the chamfered portion. The chamfered portion 46a may be chamfered linearly as shown in FIG. 4A, partially chamfered as shown in FIG. 4B, or circular over the entire circumference as shown in FIG. 4C. It may be chamfered in an arc shape. By attaching the punch body identification medium 46b to the chamfered surface in this way, the identification medium 46b does not rub against the inner periphery of the punch set hole 22a of the turret 22, and the life of the identification medium 46b can be extended. .
[0018]
As shown in FIG. 5, the punch identification medium 34 is attached to the upper collar portion (outer flange) 48 a of the punch guide 48. The punch identification medium 34 can be attached to the side surface of the punch head 50 as shown in FIG. Further, as shown in FIG. 6, the punch identification medium 34 can be attached to the outer peripheral portion of the punch guide 48. When the punch identification medium 34 is attached to the outer peripheral portion, it is preferable to form a chamfered portion as shown in FIG. 4 on the outer peripheral portion and attach the punch identification medium 34 to the chamfered portion. By forming the chamfered portion on the outer peripheral portion, a relatively wide identification medium attachment range can be secured, and therefore a relatively complicated identification medium can be attached. The punch identification medium 34 can also be attached to the top of the punch head 50 as shown in FIG.
[0019]
Further, as shown in FIG. 5, it is preferable that a through hole 48b is formed on the outer periphery of the punch guide 48 at a position corresponding to the punch body identification medium 46b when the punch body 46 is inserted into the punch guide 48. . Thereby, even after the punch body 46 is inserted into the punch guide 46, the punch body identification medium 46b attached to the punch body 46 can be confirmed from the outside. This produces the following benefits. That is, when a plurality of punch body / stripper plates are exchanged for one punch guide, the punch body / stripper plate is not uniquely determined only from the shape of the punch guide. However, by reading the identification medium 46b of the punch body 46 from the through hole 48b, the punch body / stripper plate can be identified while being mounted on the punch guide.
[0020]
8 and 9 show a mode in which a die identification medium is attached to the die 28. FIG. In the embodiment shown in FIG. 8, a chamfered portion 28a is formed on the outer peripheral surface of the die 28, and a die identification medium 36 is attached to the chamfered portion 28a. In the embodiment shown in FIG. 9, the die identification medium 36 is attached to the tapered portion 28 b at the upper end portion of the die 28.
[0021]
The punch identification medium 34 and the die identification medium 36 include, for example, a bar code, a two-dimensional code (VERI code, PDF417 code, QR code), an ID tag, an IC chip, and a marker.
[0022]
The means for reading the identification medium is preferably an infrared device or a laser beam device when the identification media 34 and 36 are barcodes, but may be a camera or the like.
[0023]
When the punch dies 26 and 28 are set in the predetermined setting holes 22a and 24a on the turrets 22 and 24, for example, the punch identification medium 34 is first read by an appropriate portable reading means (not shown). The punch 26 is set on the upper turret 22. Next, the identification medium of the die 28 is read. At this time, if the information from the punch identification medium 34 matches or does not match, an error signal is output. If the punch identification information from the punch identification medium 34 and the die identification information from the die identification medium 36 match or match, the positional information (station information) of the set holes 22a and 24a on the turret and the punch identification information / die The identification information is stored as a set of data in the memory of the punch press NC device.
[0024]
Further, when a plurality of punch bodies and stripper plates are exchanged for one punch guide, the identification medium on the punch guide 48 and the identification medium on the punch body 46 are read, and the inside of the NC device is read. It can be stored as a set of data. Thereby, the punch body of the punch to be used can be searched from the punch guide data.
[0025]
FIG. 10 is a block diagram of the turret punch press system. This system includes first and second turret punch presses 52 equipped with a tool identification medium reading device, first and second NC devices 54 for punch control that numerically control these, a tool storage device 56, and a tool storage device. NC device 58 and a central control device 60 that collectively controls the turret punch press and the tool storage device. Since the first and second turret punch presses 52 and the first and second punch press NC apparatuses have substantially the same configuration, the first turret punch press and the first punch press NC apparatus will be described below. I will explain only.
[0026]
As shown in FIG. 10, the first turret punch press 52 is provided with an upper turret 22 and a lower turret 24 in a rotatable manner, similarly to the turret punch press of FIG. A punch 26 and a die 28 are mounted on the upper turret 22 and the lower turret 24, respectively. A punch identification medium 34 and a die identification medium 36 for identifying the punch and die are attached to the punch 26 and die 28 (see FIGS. 3 to 9). The punch identification medium 34 and the die identification medium 36 are attached to the outer circumferences of the punch 26 and the die 28 at four positions at equal intervals (FIG. 10 shows only one of the four positions). . In FIG. 10, the identification medium 34 of the punch 26 is attached to the punch head 50 as shown in FIG. 5, and the identification medium 36 of the die 28 is attached to the die taper portion 28b as shown in FIG.
[0027]
Examples of punch identification information included in the punch identification medium 34 include the following.
[0028]
Range (tool diameter, punch guide diameter)
Shape (Circle, Corner, Long Circle, Long Angle, Double D, Single D, Center Punch, Burring, Triangle, Special Type, Tapping, Molding, Stamping, Corner Radius, Long Angle with R, etc.)
Shape subcode (for triangle shape: isosceles triangle, right triangle, etc .; for long angle: slotting, normal)
Type (with or without air blow)
Dimensions (X, Y, R)
Mounting angle (represents the angle when installed)
Management number (Punch individual identification number)
Examples of the die identification information included in the die identification medium 36 include the following.
[0029]
Range (hole diameter, die outer diameter)
Shape (Circle, Corner, Long Circle, Long Angle, Double D, Single D, Center Punch, Burring, Triangle, Special Type, Tapping, Molding, Stamping, Corner Radius, Long Angle with R, etc.)
Shape subcode (for triangle shape: isosceles triangle, right triangle, etc .; for long angle: slotting, normal)
Type (with or without air blow, etc.)
Dimensions (X, Y, R)
Mounting angle (represents the angle when installed)
Control number (die identification number)
In the identification information, the “angle” has a different value for each position provided on the outer periphery of the punch 26 and the die 28. For example, in the case of a die identification medium, four identification media 36a, 36b, 36c, and 36d are attached as shown in FIG. 11, and the angle value of each identification medium is 0 ° with respect to the key 62 of the die 28, respectively. , 90 °, 180 °, and 270 °.
[0030]
In this specification, the punch and die are collectively referred to as a tool, and the punch identification medium 34 and the die identification medium 36 are sometimes collectively referred to as a tool identification medium.
[0031]
Next to the upper turret 22 and the lower turret 24 of the turret punch press, a punch identification medium reader 38 for reading punch identification information from the punch identification medium 34 and a die identification information from the die identification medium 36 (When the identification mediums 34 and 36 include information on the punch attachment angle and the angle position of the die attachment angle, each identification medium is a punch angle position identification medium.) These are called a die angle position identification medium identification device, and each reading device is called a punch angle position reading device and a die angle position reading device). According to the reading devices 38 and 40, the tool identification information of all punches 26 and dies 28 on each turret can be read by rotating the upper turret 22 and the lower turret 24.
[0032]
The reading devices 38 and 40 are configured to be movable in the radial direction of the turrets 22 and 24. In order to move each reading device in the radial direction, each reading device 38, 40 is provided with reading device moving means 42, 44. Therefore, according to this reader, for example, as shown in FIG. 12, even when the punch 22 (or die 24) is mounted on three tracks on the turret 22 (or 24), the punch positioned inside the turret The tool identification information can be read easily by approaching the tool identification medium 22 (or die 24). The reading device moving means 42 and 44 move the reading devices 38 and 40 by a signal from the machine control unit 54.
[0033]
As shown in FIG. 13, the first punch press NC device 54 includes a punch identification information storage unit 62, a die identification information storage unit 64, a punch / die pair identification information creation unit 66, and a punch / die pair identification information comparison. A unit 68 and a punch / die pair identification information feedback unit 70 are provided.
[0034]
According to the above configuration, the punch identification information and the die identification information from the punch identification medium reader 38 and the die identification medium reader 40 are transmitted via the punch identification information storage unit 62 and the die identification information storage unit 64. It is supplied to the identification information creation unit 66.
[0035]
In addition to the punch identification information and die identification information, turret rotation position information from an encoder 74 provided in the turret driving unit 72 of the first turret punch press 52 is input to the punch / die pair identification information creating unit 66. Yes. Therefore, the creation unit 66 arranges punch identification information and die identification information for each tool mounting position (tool station) on each turret based on these pieces of information. Create identification information.
[0036]
[Table 1]
Figure 0003710999
The punch / die pair identification information creating unit 66 calculates a clearance value corresponding to the difference between the punch bottom dimension and the die hole dimension based on the punch identification information / die identification information. Therefore, although not shown in the above table, the clearance value is also included in each punch mounting position in the punch / die pair identification information.
[0037]
The creation unit 66 can also store the created information, and is also referred to as punch / die pair identification information storage means.
[0038]
The punch / die pair identification information comparing unit 68 is provided with punch / die pair identification information from the punch / die pair identification information creating unit 66 and an NC program from the central controller 60. This NC program has the contents shown in Table 2.
[0039]
[Table 2]
Figure 0003710999
Here, lines indicated by UT / T101, UT / T102, etc. represent a list of tools used in this NC program, and lines indicated by G92, G50, etc. represent machining programs. More specifically, in the line indicating the tool list, UT / T101 and UT / T102 indicate that the tool attachment position of the upper tool (ie, punch) is T101 and T102, and SH1 and SH4 are the attachment positions. The tool shape represents SH1, SH4, SZ1, SZ4 represents the tool dimension is SZ1, SZ4, CL = 0.2, CL = 0.2, the punch-die clearance is 0.2 A = 0 and A = 45 indicate that the mounting angle of the tool is 0 and 45, respectively. The die used is expressed by the punch shape, dimensions, mounting angle, and clearance with the punch.
[0040]
That is, the NC program includes a tool list used in this machining together with the machining program. Therefore, the punch / die pair identification information comparison unit 68 compares the punch identification information / die identification information from the punch / die pair identification information creation unit 66 with each other and includes these identification information in the NC program. Compare with the tool information. For example, for each tool mounting position T, the shape data in the punch identification information, the shape data in the die identification information, and the tool shape data in the NC program are compared. Determine whether. This comparison is sequentially performed for all of the above-described seven features (range, shape, shape subcode, type, dimension, mounting angle, and management number). If a mismatch is detected during the comparison, the mismatch is displayed on the CRT 76 provided in the NC device 54.
[0041]
When the three data for the seven features all match, the clearance value in the punch / die pair identification information is further compared with the clearance value in the NC program. If the clearance values do not match, the fact is displayed on the CRT as described above. The coincidence of the clearance values can be determined by the following conditional expression. That is, the punch dimension (the dimension of the blade at the lower end of the punch) and the die dimension (the dimension of the die hole) in the punch / die pair identification information are Xp and Xd, the clearance value in the NC program is c, and the allowable value is δ. When Xp and Xd are
Xp + c−δ ≦ Xd ≦ Xp + c + δ
When the condition is satisfied, the clearance value in the punch / die pair identification information matches the clearance value in the NC program.
[0042]
The comparison unit 68 is referred to as a corner position comparison unit, particularly when comparing the attachment angles of the punch and the die.
[0043]
The punch / die pair identification information feedback unit 70 feeds back the punch / die pair identification information created by the punch die pair identification information creation unit 66 to the central controller 60. More specifically, the punch / die pair identification information is fed back to an automatic program creation device and a central management device provided in the central control device 60 described later. It should be noted that the punch identification included in the punch / die pair identification information from the punch / die pair identification information creating unit 66 is between the punch / die pair identification information creating unit 66 and the punch / die pair identification information feedback unit 70. It is also possible to provide a punch / die identification information comparison unit that compares the information and the contents of the die identification information and confirms whether the contents match. If there is a discrepancy, this is displayed on the CRT 76.
[0044]
FIG. 14 is a block diagram showing the configuration of the central controller 60. The central control device 60 includes an automatic program creation device (automatic programming device) 78 and a central management device 80.
[0045]
The automatic program creation device 78 receives the punch / die pair identification information from the punch / die pair identification information feedback section 70. Based on the punch / die pair identification information, the tools (punch / dies) mounted on the turrets 22 and 24 of the turret punch press 52 are recognized, and the tools mounted on the turrets 22 and 24 can be formed. Create NC programs using as much as possible. For example, in the case of manufacturing the product W shown in FIG. 15, a case where a 30 × 20 hole H1 is drilled is considered (the unit of dimensions is mm, and the same applies hereinafter). This drilling is usually performed by a punching process (nibbling process) using a punch having a square blade shape having a side smaller than the size of the hole and a die having a corresponding die hole. According to the request, from the request to shorten the tact time, the request to improve the flatness of the finished surface, etc., select a punch having a square blade shape having as large a side as possible and a die having a die hole corresponding thereto Was. However, in this case, if the selected punch and die are not mounted on the turrets 22 and 24, a tool change setup occurs and a machining loss time occurs. Therefore, in the automatic program creation device according to the present invention, when creating the program for machining the hole H1, it is already mounted on the turrets 22 and 24 even if the tact time and the flatness of the finished surface are sacrificed to some extent. Select a punch die. For example, a 10 × 10 square tool and a 15 × 15 square tool can be considered as the tools for machining the hole H1, and the former is mounted on the turret but the latter is not mounted on the turret. From the viewpoint of smoothness, a 15 × 15 square tool is preferable, but a 10 × 10 square tool is selected.
[0046]
Similarly, tools (punch dies) mounted on the turrets 22 and 24 for processing the holes H2 and H3 are selected.
[0047]
The central management device 80 includes a first punch press NC device 54 that controls the first turret punch press 52, a second punch press NC device 55 that controls the second turret punch press 53, and a tool storage device 56. The tool storage device NC device 58 for controlling the tool is collectively managed.
[0048]
As described above, the central management device 80 receives the punch / die pair identification information from the punch / die pair identification information feedback section 70 and stores it in the storage section. The feedback unit 70 is also provided in the NC device 55 for the second punch press and the NC device 58 for the tool storage device. Therefore, the central management device 80 receives and stores punch / die pair identification information from each feedback unit 70, so that all of the first turret punch press 52, second turret punch press 53, and tool storage device 56 are stored. The position of the loaded or stored tool can be managed. This management information is supplied to the automatic programming device 78. Based on this management information, the automatic programming device 78, for example, when creating a NC program for the first punch press 52 must use a tool that is not mounted on the first punch press 52. It is displayed on the CRT or the like which station of the second punch press is mounted on, or in which storage position of the tool storage device the replacement tool is stored.
[0049]
FIG. 16 is a flowchart for explaining the overall operation of the turret punch press system. Referring to FIG. 16, in step s 1, identification media attached to all punch dies mounted on the first and second turret punch presses 52 and 53 are read by the reading means 38 and 40, The identification medium attached to all punch dies stored in the tool storage device 56 is read by the same device as the reading means 38 and 40, and all punch / die identification information is stored in the central management device 80. Is stored in the storage unit. In step s1, the die body identification medium 46b attached to the die body 46 shown in FIG. 3 can be read. In this case, it is desirable to read the identification medium 46b by a portable reading means (not shown).
[0050]
In step s 2, it is determined whether or not a list of tools (punch dies) mounted on the first turret punch press is displayed on the CRT screen of the automatic programming device 78. When displaying, the process proceeds to step s3, and the tool list is displayed on the CRT screen. After completing the tool display, the process proceeds to step s4. If it is determined in step s2 that the tool list is not displayed, the process proceeds directly to step s4.
[0051]
In step s4, the automatic programming device 78 creates an NC program for the first turret punch press, for example. At this time, if the tool list in step s3 is displayed, an NC program is created while referring to the display of the tool list. In this case, an NC program is created by selecting as many tools as possible mounted on the first turret punch press 52. Thereby, the man-hour of the tool exchange after NC program creation can be minimized. If the tool list is not displayed, an NC program is created independently of the mounted tool on the first punch press.
[0052]
In step s5, it is determined whether or not at least one punch die that is not mounted on the first turret punch press is selected when the NC program is created in step 4, and if yes, step s6 is determined. Proceed to In step s6, the tool identification information of the tool Tx not mounted (attached) to the first turret punch press with the tool selected at the time of creating the NC program is displayed.
[0053]
In step 7, it is determined whether or not the tool Tx is searched. If yes, the process proceeds to step s8. In step s8, the mounting or storing location of the tool Tx is searched based on the punch / die identification information stored in the step s1, and the search result is displayed on a screen such as a CRT.
[0054]
In step s9, based on the display on the CRT screen, the tool Tx is taken out from the mounting or storage location, mounted on the turrets 22 and 24 of the first turret punch press, and the process proceeds to step s10.
[0055]
If the tool Tx is not searched in step s7, the process proceeds to step s9, where the tool Tx is taken out from a predetermined mounting / storage location based on the memory of the operator and the turret 22 of the first turret punch press, 24 and proceed to step s10.
[0056]
If no in step s5, the process proceeds directly to step s10.
[0057]
In step s10, the punch / die pair identification information comparison unit 68 of the first punch press NC device 54, based on the NC program, identifies the punch / die identification information on the first turret punch press 52, and the NC Check if the tool information on the program matches. This confirmation is particularly important when an NC program is created using a tool that is not mounted on the turret punch press 52.
[0058]
That is, in this case, the tool is manually changed in step s9, and an erroneous tool (punch / die) may be mounted on the turrets 22 and 24 during the tool change. When it is confirmed in step s10 that the punch / die identification information on the punch press 52 matches the tool information on the NC program, in step s11, the first turret punch press 52 performs drilling, and step s12. End the whole operation with.
[0059]
FIG. 17 is a block diagram of a second embodiment of the first punch press NC device 54 and the central control device 60 of FIG. The first punch press NC device 54 and the central control device 60 according to this embodiment, based on the product shape data, create a machining intention data creation unit that creates machining intention data for determining a machining area that requires machining on a workpiece ( A machining intention data generation unit) and a tool selection unit that selects a tool for machining the machining region based on the machining intention data.
[0060]
More specifically, the automatic programming device 78 includes an input unit 82, a shape data generation unit 84, a design intention data addition unit 86, a shape / feature data addition unit 88, and a machining intention data generation unit 90. ing.
[0061]
The shape data generation unit 84 generates product shape data based on image data input via the input unit 82. This shape data is simply a collection of geometric elements (points, straight lines, circles, arcs, etc.). For example, in the case of the product shown in FIG. 15, as shown in FIG. 18, the shape data is composed of data of straight lines L1-L13, data of arc C1, and data of circle C2. Here, for example, the straight line data is composed of the coordinates (x1, y1) and (x2, y2) of the both ends of the straight line, and the arc data is the center coordinates (x0, y0), the radius R, and the start of the arc. It consists of an angle θ1 and a terminal angle θ2.
[0062]
In the design intent data adding unit 86, when the shape data is input from the shape data generating unit 84, the design intent data is added to the shape data by the operation of the operator. This design intention data expresses what intention of the designer is included in each geometric element when the shape data is viewed as a sheet metal design drawing. For example, in the case of the product shown in FIGS. 15 and 18, the design intent data includes the following data. That is,
From the data straight lines L7 and L8 and the arc C1 that the data circle C2 that defines the fixed hole is defined by the data circle C2 that defines the fixed hole and the loop that includes the straight line L9 to L12 The data that the straight line L13 defines the bend line The data of 1-5 is also created when the operator inputs the meaning of each loop or straight line from the input unit 82 Can also be generated automatically.
[0063]
In the shape feature data adding unit 88, when data is inputted from the design intention data adding unit 86, shape feature data is further added based on this data by an operator's operation. This shape feature data represents the feature of the shape when viewed from the viewpoint of actually drilling. In the case of the example shown in FIG. 18, the shape feature data includes the following data. That is,
Data indicating that the outer portions of the straight lines L1, L2, L3, and L6 are to be drilled with straight lines L1 and L2 corners A1, straight lines L2 and L3 corners A2, straight lines L3 and L4 corners A3, Data indicating that a joint is formed at the corner A4 of L5 and the corner A5 of the straight lines L5 and L6 (Here, the joint is a complete drilling of the outside of the outer loop formed by the straight lines L1-L6. Then, in view of the fact that the product is cut off from the base material and it becomes difficult to carry out the product from the turret punch press, when the hole is cut only by leaving the corner, the product remains on the corner. This refers to the part that is combined with the base material).
[0064]
Data indicating that the inner side of the loop consisting of the straight lines L9-L12 is square hole processed Data indicating that the inner side of the loop consisting of the data straight lines L7 and L8 and the circular arc C1 is processed as a round hole inside the data circle C2 The data 1-5 are also created when the operator inputs a feature related to each part from the input unit 82 every time the part is designated, but can also be automatically generated.
[0065]
The machining intention data generation unit 90 generates “machining intention data” based on data from the shape feature data adding unit by an operator's operation. “Machining intention data” is data immediately before creation of a predetermined NC program, and is data for which no tool is designated. In the case of the examples of FIGS. 15 and 18, the processing intention data is as follows (see FIG. 19).
[0066]
Region R1:
Processing intention: Wire assignment (peripheral cutting)
Machining pattern: Overtaking position / range / extraction direction:
Overtaking start position = a point moved from the point A5 on the straight line L1 by the joint amount W in the direction of the point A1,
Overtaking end position = a point moved from the point A1 on the straight line L1 by the joint amount W in the direction of the point A5,
Overtaking width = 5 mm or more and 10 mm or less Processing order: Rear region R2 after drilling:
Processing intention: Wire assignment (peripheral cutting)
Machining pattern: Overtaking position / range / extraction direction:
Overtaking start position = a point moved from the point A1 on the straight line L2 by the joint amount in the direction of the point A2,
Overtaking end position = a point moved from the point A2 on the straight line L2 by the joint amount in the direction of the point A1,
Overtaking width = 5 mm or more and 10 mm or less Processing order: Rear region R3 after hole processing:
Processing intention: Wire assignment (peripheral cutting)
Machining pattern: Overtaking position / range / extraction direction:
Overtaking start position = a point moved from the point A2 on the straight line L3 by the joint amount in the direction of the point A3,
Overtaking end position = a point moved from the point A3 on the straight line L3 by the joint amount in the direction of the point A2,
Overtake width = 5 mm or more and 10 mm or less Processing order: After drilling region R4:
Processing intention: Corner L processing processing pattern: One side crushing position / range / extraction direction:
One-direction squeezing start position = the point moved from the point A3 of the corner L by the joint amount in the direction of the point A5 (consisting of lines L4 and L5) is set as the x coordinate, and the joint amount from the point A4 of the corner L to the point A5 Point unidirectional extraction end point = point A5 on corner L
Draw direction: Direction from point A3 to point A5 on corner L
Processing intention: Wire assignment (peripheral cutting)
Machining pattern: Overtaking position / range / extraction direction:
Overtaking start position = a point moved from the point A4 on the straight line L6 by the joint amount in the direction of the point A5,
Overtaking end position = a point moved from the point A5 on the straight line L6 by the joint amount in the direction of the point A4,
Overtaking width = 5 mm or more and 10 mm or less Processing order: Rear region R6 after drilling:
Machining intention: Deformed hole machining pattern: Fan-shaped single punching tool designation: No. 1
Position / Range / Pull direction:
Single punching reference position = point P7 on irregular hole
Processing order: area beyond the outer region R7:
Machining intention: Round hole processing pattern: Single-shot punching or chrysanthemum-shaped punching position / range / extraction direction:
Center position = Center point range of circle of round hole = Inner drawing direction of circle equal to the radius of round hole = Outside processing order from inside of circle: Routine area R8:
Machining intention: Square hole processing pattern: Single punching or single row punching or folding back Crushing position / range / extraction direction:
Single punching reference position = point at the center of the rectangle Single punching size = one row inside the rectangle diagonally with the square hole-shaped points A11 and A13, and the folding start crushing start position = the point A11 on the square hole
End of line, turn-up crushing end position = point A13 on the square hole
Extraction direction = Direction from point A11 to point A10 on the square hole: As is understood from the above before the outer shape, the tool is designated by the tool designation from the input unit 82 for machining in the region 6. However, no tool is specified for machining in other areas.
[0067]
According to the automatic programming device having the above-described configuration, the tool is almost designated from the shape data immediately before creating an NC program for manufacturing a product of this shape by drilling. No “processing intention data” can be created.
[0068]
In addition to the punch identification information storage unit 62, the die identification information storage unit 64, the punch / die pair identification information creation unit 66, and the punch / die pair identification information comparison unit 68, the first punch press NC device 54 includes: An NC program creation unit 100 including a tool data addition unit (tool selection unit) 96 and a machining locus data addition unit (machining locus determination unit) 98 is provided.
[0069]
More specifically, in the tool data adding unit 96, when processing intention data is input from the processing intention data generation unit 90 via the central management device 80, information from the punch / die pair identification information generation unit 66 and With reference to the precautions for using the tool stored in advance in the tool data adding unit 96 itself, appropriate tools (punch / die pairs) are stored in the machining regions R1 to R6 and R8 in the machining intention data. (That is, an appropriate tool is selected and assigned to each of the machining regions R1 to R6 and R8). At that time, it is preferable to select a tool mounted on the turrets 22 and 24 of the first punch press 52 as much as possible. Further, in the circular hole machining of R7, a tool that can be machined with a single punch without the need for nibbling is preferable so that the finish is beautiful. Furthermore, in overtaking and crushing in R1-R5 and R8, a tool with a size as large as possible is selected so as to reduce the time required for processing, while the cutting dimension in the final punching process becomes too small and the single load is reduced. The tool is selected in consideration of the fact that it does not occur. In addition, although not shown, it is also possible to select a new tool so that the finish is beautiful by referring to the use count data of each tool stored in advance. Or, conversely, in order to reduce tool management man-hours, it is possible to use a tool that is frequently used first, and to use up such a tool.
[0070]
When the data from the tool data adding unit 96 is input to the machining locus data adding unit 98, machining locus data is added by the operation of the operator. The machining trajectory data is data that specifies a machining trajectory when there are a plurality of types of machining trajectories as shown in FIGS. 20A and 20B in the regions R4, R8, and the like.
[0071]
The NC program creating unit 100 finally creates the first turret punch press NC program based on the data in the machining locus data adding unit 98.
[0072]
FIG. 21 is a flowchart illustrating a procedure for creating a first turret punch press NC program in the turret punch press system including the automatic programming device and punch press NC device of the second embodiment. That is, shape data is generated in step s30, design intention data is added in step s31, shape feature data is added in step s32, processing intention data is generated in step s33, and processing regions R1 to R6, Tool data is added to R8 (that is, a tool is selected and assigned to each machining region R1 to R6, R8). In step s34, as in the case of the embodiment shown in FIG. 16, the tools already mounted on the turrets 22 and 24 of the first turret punch press 52 are selected as much as possible. When a tool not attached to the turret of the first turret punch press 52 is selected, the identification number of the tool is stored.
[0073]
Subsequently, in step s35, tool path data is added to the squeezing process area, and an NC program is created in step s36.
[0074]
In step s37, it is determined whether or not at least one tool not mounted (mounted) on the first turret punch press is selected when adding the tool data in step 34, and at least one tool not mounted is selected. If so, the process proceeds to step s38. In step s38, the identification number and the like of the selected tool that is not mounted on the first punch press is displayed. In step 39, the storage location of the tool is searched in the same manner as in steps s7 to s8 in FIG. 16 (note that the information on the storage location of the tool is previously stored in the NC unit 54 or the center in the same manner as in step s1 in FIG. The tool is taken out from the search location (stored in the management device 80), and the taken out tool is mounted on the first turret punch press. In step 40, the NC program creation is terminated.
[0075]
If NO at step 37, the process immediately proceeds to step 40 and the NC program creation is terminated.
[0076]
【The invention's effect】
As described above, according to the punch and punch body, punch guide, and die used in the present invention, the area for attaching the tool identification medium is large and the tool identification medium can be reliably attached. Further, the tool identification medium is not worn due to rubbing against the inner periphery of the mold holder. Furthermore, the type of the punch body can be confirmed with the punch body inserted into the punch guide.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of a turret punch press to which an embodiment of the present invention is applied.
FIG. 2 shows a mode in which punch dies are mounted on upper and lower turrets of the turret punch press.
FIG. 3 is an explanatory diagram for explaining a mode in which a punch identification medium and a die identification medium are attached to a punch die.
FIG. 4 is an explanatory diagram for explaining a mode in which a punch identification medium and a die identification medium are attached to a punch die.
FIG. 5 is an explanatory diagram for explaining a mode in which a punch identification medium and a die identification medium are attached to a punch die.
FIG. 6 is an explanatory diagram for explaining a mode in which a punch identification medium and a die identification medium are attached to the punch and die.
FIG. 7 is an explanatory diagram illustrating a mode in which a punch identification medium and a die identification medium are attached to a punch die.
FIG. 8 is an explanatory diagram for explaining a mode in which a punch identification medium and a die identification medium are attached to a punch die.
FIG. 9 is an explanatory diagram for explaining a mode in which a punch identification medium and a die identification medium are attached to the punch and die.
FIG. 10 is a block diagram of a turret punch press system.
FIG. 11 is a schematic view showing a mode in which identification media are attached to four locations on the outer periphery of a punch or die.
FIG. 12 is a schematic diagram showing a mode in which punches or dies are mounted on a turret in three tracks.
FIG. 13 is a detailed block diagram of a punch press NC device.
FIG. 14 is a detailed block diagram of the central controller.
FIG. 15 is a schematic diagram of an example of a product.
16 is a flowchart showing the operation of the system of FIG.
FIG. 17 is a detailed block diagram of a second embodiment of the NC device for punch press and the central control device in FIG. 10;
18 is an explanatory diagram for explaining the operation of each unit in the apparatus of FIG. 17;
FIG. 19 is an explanatory diagram for explaining the operation of each unit in the apparatus of FIG. 17;
20 is an explanatory diagram for explaining the operation of each unit in the apparatus of FIG. 17;
FIG. 21 is a flowchart showing the operation of the apparatus shown in FIG.

Claims (1)

パンチ支持部材(22)に着脱自在に取り付けられ、ダイ支持部材(24)に取り付けられたダイ(28)と協働して板材に対してパンチング加工を行うパンチ(26)にして、
前記パンチ支持部材(22)に装着されるパンチガイド(48)に、パンチボデイ(46)の外周面に取り付けられたパンチ識別媒体(34)を確認するための透孔(48b)を設けてなることを特徴とするパンチ。
A punch (26) that is detachably attached to the punch support member (22) and performs punching on the plate material in cooperation with the die (28) attached to the die support member (24).
A punch guide (48) mounted on the punch support member (22) is provided with a through hole (48b) for confirming the punch identification medium (34) attached to the outer peripheral surface of the punch body (46). A punch characterized by
JP2000227652A 2000-07-27 2000-07-27 punch Expired - Fee Related JP3710999B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000227652A JP3710999B2 (en) 2000-07-27 2000-07-27 punch

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000227652A JP3710999B2 (en) 2000-07-27 2000-07-27 punch

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18146997A Division JP3710917B2 (en) 1997-07-07 1997-07-07 Punching tool with tool identification medium

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001062527A JP2001062527A (en) 2001-03-13
JP3710999B2 true JP3710999B2 (en) 2005-10-26

Family

ID=18721065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000227652A Expired - Fee Related JP3710999B2 (en) 2000-07-27 2000-07-27 punch

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3710999B2 (en)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4804639B2 (en) * 2001-04-02 2011-11-02 株式会社アマダエンジニアリングセンター Die mold
JP4804724B2 (en) * 2004-05-11 2011-11-02 株式会社アマダ IC tag for mold mounting and mold

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001062527A (en) 2001-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7835815B2 (en) Punching tool provided with a tool identification medium and punch press provided with a tool identification medium reader
US4513366A (en) Menu programmed machine tool numerical controller with an interference checking function
EP0129091A2 (en) Numerical control system, graphics display unit and machine tool
EP0927600B1 (en) Press machine
JP3710917B2 (en) Punching tool with tool identification medium
JP4971947B2 (en) Punch press equipped with a tool identification medium reader
JP3880690B2 (en) Punching tool provided with a tool identification medium and a punching tool equipped with a tool identification medium reading device
JP3710999B2 (en) punch
JPH0375885B2 (en)
JPH1128532A (en) Punch press with tool identification medium reading device
EP1229413A1 (en) Multipurpose processing program and nc processing machine using the same
JP4766804B2 (en) Method and system for improving mold setup efficiency in NC machine tool
JPH1128533A (en) Punch press system with tool identification medium reading device
JPH1128534A (en) Punch press with tool identification medium reading device
JP2636130B2 (en) Automatic turret punch press die change control device and die changing method
JP4839656B2 (en) Processing equipment control system with changer
JPH11165239A (en) Numerical control data editing device and editing method of numerical control data
JP3224274B2 (en) Die selection control device in punch press
JPH0319747A (en) Tool exchanger for numerically controlled lathe
JP3100995B2 (en) Tool management system
JP2002126830A (en) Punch guide
JP4839655B2 (en) Processing equipment control system with changer
JP4797583B2 (en) Processing equipment control system with changer
JP4492136B2 (en) Punch press program creation device and punch press
JP2002126831A (en) Die set

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040702

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050707

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050811

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080819

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090819

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100819

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100819

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110819

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120819

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120819

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130819

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees