JP3710614B2 - Liquid processing tower - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はイオン交換樹脂、粒状活性炭、諸種の吸着材や濾過材などの液体処理材を充填した塔内に通液して液体を処理する液体処理塔に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、イオン交換処理塔や粒状活性炭を使用した濾過処理塔などのように、液体処理の分野においてはイオン交換樹脂や、活性炭などの液体処理材を塔内に充填して使用する例が工業上きわめて多い。
【0003】
図4および図5はともに従来の液体処理塔の下部構造を示す概略図であり、図4は目板構造、図5は支持床構造を示すものである。
先ず、目板構造のものは、処理塔本体20の下方部にフランジ部21を設け、
サラン(登録商標)布22の両面を多孔板23,23で挟んで構成した支持部材を、当該フランジ部21によって固定し、上側となる多孔板23の上面にイオン交換樹脂や粒状活性炭などの液体処理材24を載せるようにしたものである。
【0004】
図5に示す支持床構造のものは、主として純水製造用のイオン交換塔として用いられるもので、硅石などの粒状物単独あるいは硅石などの粒状物と硬化性樹脂とを混合したものを、処理塔本体20内の下部に充填して、各粒状物間に液体処理材24の粒径より小さい連続空隙をもった支持床25を形成し、当該支持床25の上面にイオン交換樹脂や粒状活性炭などの液体処理材24を載置するようにしたものであり、この構造のものにあっては支持床25内に液体処理材24を再生するための再生剤ディストリビューター26が配管される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記したように、従来は処理塔内における液体処理材の支持構造として、主に目板方式と多孔質からなる支持床方式とがとられてきた。
しかしながら、目板方式のものは、液体処理材の支持構造として強度が不十分であるため実際には相当の補強を要すると共に、処理塔本体にフランジ部を突設したり、サラン布の表裏両面を多孔板で挟むなどコストが嵩むほか、サラン布の交換も大掛かりとなり多くの手間を要するという欠点がある。
【0006】
また、多孔質からなる支持床方式のものは、前記した目板構造による欠点をある程度解消できるが、支持床内に液体処理材を再生するための再生剤ディストリビューターが配管される関係から、液体処理材の再生時に再生剤が処理塔本体の底部に滞留し易く、使用する再生剤の全てが有効に利用されないという問題点があると共に、底部に滞留している再生剤を洗い出すのに多大な洗浄時間と洗浄水を要するという欠点がある。また、支持床構造のものは経時的に目詰まりやクラックを生じるという問題点もある。
【0007】
上記のほか、従来の両構造共、処理塔本体の下部に液体処理材を充填することのできない部分が形成されるため、同一の量の被処理液体を処理するのにも大型の処理塔が必要になるという問題点がある。
【0008】
さらに、イオン交換処理塔の一種である混床式イオン交換塔においては、通液時には内部に充填されている陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂とをほぼ均一に混合した状態で被処理液を通液し、再生時には塔下部より逆洗水を流入させていわゆる逆洗を行うことにより、両イオン交換樹脂を比重差によって二層に分離し、しかる後に各イオン交換樹脂層にそれぞれ異なる再生剤を通薬して各イオン交換樹脂を再生する必要があるが、従来の目板方式または支持床方式の場合は、逆洗時において目板または支持床と塔本体が接する隅角部に存在する混合イオン交換樹脂がほとんど流動化せず、したがって、この部分において両イオン交換樹脂の分離が不完全となり、その結果、再生終了後の通液時において処理液の純度が悪化するという不具合を生じる。
【0009】
また、砂濾過器や活性炭濾過器の場合は、濾過の進行に伴って濾過塔の差圧が所定値に達したら、濾過層内部に捕捉された濁質成分などを逆洗によって剥離、除去する必要があるが、このような処理塔においても、従来の目板方式または支持床方式の場合は、上記隅角部に存在する砂や活性炭がほとんど流動化しないために、この部分の洗浄が不十分になるという不具合がある。
【0010】
そこで、本発明は、前記した従来の目板構造および支持床構造に伴う不具合点を解消し、液体処理材の分離や逆洗時に液体処理材が塔本体底部の隅角部に滞留するのを防止し、効率良く液体処理材の分離や逆洗を行えるようにした液体処理塔を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の構成を詳述すれば、液体処理材を充填した塔内に通液して、液体を処理する液体処理塔において、塔本体下部にある鏡部の内側に中心部から放射状をなすようにそれぞれ独立した膨出部を形成し、当該膨出部同士の間に形成される各谷部内に、多数の通液孔乃至スリットを形成した分岐管を配設し、且つ液体処理材を前記膨出部および分岐管を覆うように塔本体の底部まで充填し、通液時には液体処理材によって処理された処理済み液体を前記分岐管の通液孔乃至スリットを介して取り出すと共に、逆洗時には当該分岐管の通液孔乃至スリットを介して塔本体内に逆洗水を噴出させるようにして目板または多孔質からなる支持床を不要としたことを特徴とする液体処理塔である。
【0012】
本発明液体処理塔は上記のように、処理塔本体下部の鏡部内側に放射状をなすように膨出部を形成すると共に、当該膨出部同士の間に形成される各谷部に分岐管を配管したものであるから、当該分岐管より逆洗水を噴出させると、逆洗水は膨出部の側壁に当たりながら液体処理材をほぼ満遍なく押し上げて流動化させるため、液体処理材に付着している濁質成分などを十分に洗い出すことができる。
【0013】
また、たとえば上記混床式イオン交換塔の場合には、逆洗水の噴出によって底部の樹脂が乱流となって押し上げられるので従来のようなイオン交換樹脂の滞留を防止することができ、陰イオン交換樹脂と陽イオン交換樹脂の分離が良好に行われ、その後の再生処理を円滑に実施することが可能となる。
【0014】
さらに、従来の目板方式および支持床方式と異なり、処理塔本体の下部に液体処理材を充填することのできない部分が形成されることがなく、処理塔本体の底部まで液体処理材を充填することができるので、同一の量の被処理液体を処理するのに塔本体の必要高さをこれまでより低くすることができると共に、製作コストの面においても目板や支持床構造のものと較べて格段に低減することが可能となり経済的にも甚だ有利である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る液体処理塔の具体的構成を図示の実施例に基づき詳細に説明する。
図1は本発明液体処理塔の一実施例を示す概略断面図、図2は図1のA−A線に沿った横断面図、図3は塔本体の鏡部に形成した膨出部の一例を示す斜視図である。
【0016】
図中1は処理塔本体、2は処理塔本体1の下部にある緩やかな湾曲状に形成された鏡部である。3は処理塔本体1の上部に接続した被処理液の入口管、4は当該入口管3を介して処理塔本体1内に供給される被処理液を塔本体1内に均等に分散させるディストリビューター、5は逆洗水入口管兼処理液出口管である。
【0017】
6は前記鏡部2の内側に、中心部から放射状をなすようにそれぞれ独立した状態で隆起させた膨出部である。この膨出部6は緩やかな湾曲状をなす鏡部2内の中心部から放射状に形成される関係上、平面からみた場合、図2に示すような扇形状となり、且つ当該扇形状の膨出部6は中心から遠ざかるにつれ徐々に高くなるものであり、膨出部6,6同士の間には所定の幅の谷部7が形成される。
図示する実施例では8個の独立した膨出部6,6・・・が形成されているが、この膨出部6の形成個数は処理塔本体1の大きさ等に応じて適宜増減することができるのは云うまでもない。
【0018】
なお、処理塔本体1の全体をガラス繊維強化プラスチック(FRP)にて製作する場合には、前記膨出部6を処理塔本体1の成型の際に同時に一体成型することができ、当該一体成型塔が本発明の実施にとって最も好ましいものである。
しかしながら、一体成型とせずにFRP製の鏡部2内に、別途成型した膨出部6を溶着、接着などの手段で取付けるようにしてもよいし、あるいは鋼板製の鏡部2内に、別途製作した鋼板製の膨出部6を溶接などの手段で取付けるようにしてもよいのは勿論である。
【0019】
8は前記膨出部6同士の間に形成される谷部7内に配管する分岐管であり、当該分岐管8には、処理対象の液体は通すが、イオン交換樹脂や粒状活性炭などの液体処理材9は通さない孔径の多数の通液孔乃至スリットを形成してある。
なお、分岐管8に対する通液孔などの形成位置は、図2に示すように分岐管8から吐出される逆洗水が前記膨出部6の周壁に向かうことができるように横向きにするとよいものであるが、横向き以外にも分岐管8の周面全体に通液孔などを形成してもよいのは勿論である。
【0020】
10は前記した各分岐管8の母管であり、当該母管10は前記逆洗水入口管兼処理液出口管5に連通している。その他、図中の11は処理対象の液体あるいは逆洗水を処理塔本体1内に圧送するためのポンプ、12は処理塔本体1の頂部に接続した逆洗水の出口管、13は被処理液の入口管3の管路中に付設した開閉弁、14はポンプ11と母管10の間を結ぶ逆洗水入口管5の管路中に付設した開閉弁、15は逆洗水入口管兼用の処理液出口管5に付設した開閉弁である。
【0021】
本発明は以上のように処理塔本体1の下部にある鏡部2の内側に、中心部から放射状をなすようにそれぞれ独立した膨出部6,6・・・を形成すると共に、この膨出部6,6・・・同士の間に形成される各谷部7,7・・・内に、多数の通液孔乃至スリットを形成した分岐管8,8・・・を配管したものであり、イオン交換樹脂や粒状活性炭などの液体処理材9は、前記膨出部6,6・・・および分岐管8,8・・・を覆うように鏡部2の底部まで充填することができる。
【0022】
本発明液体処理塔の通液時には、開閉弁13および15を開き、開閉弁14を閉じてポンプ11を運転する。被処理液は入口管3を介し、ディストリビューター4を通じて処理塔本体1内に分散される。被処理液は下降流となってイオン交換樹脂や粒状活性炭などの液体処理材9の層を通流する際にイオン交換や吸着などの処理がなされ、処理済み液体は分岐管8,8・・・および処理液出口管5を通じて次段の処理工程などに移される。
【0023】
次に、液体処理材9の逆洗時には、開閉弁13および15を閉じ、開閉弁14と逆洗水の出口管12に付設してある開閉弁16を開いてからポンプ11を運転する。逆洗水は逆洗水入口管5を通じて、分岐管8の通液孔乃至スリットより噴出し、膨出部6の側壁に当たって液体処理材9を押し上げるため、液体処理材9に付着している懸濁物質などを洗い出すことができる。
【0024】
なお、混床式イオン交換塔の場合には、逆洗水の噴出によって谷部7にある樹脂が乱流となって押し上げられるので滞留を防止することができ、比重差によって陰イオン交換樹脂と陽イオン交換樹脂の分離が良好に行われる。
液体処理材9を洗浄した逆洗水は処理塔本体1の頂部に接続してある逆洗水の出口管12を通じて塔外に排出される。
【0025】
【発明の効果】
以上のように、本発明液体処理塔は、処理塔本体下部の鏡部内側に放射状をなすようにいくつかの膨出部を形成すると共に、当該膨出部同士の間に形成される谷部に分岐管を配管したものであるから、当該分岐管より吐出される逆洗水は膨出部の側壁に当たって液体処理材を押し上げるため滞留化を防ぐことができ、液体処理材に付着している懸濁物質などをきわめて良好に洗い出すことができる。また、たとえば混床式イオン交換塔の場合には、逆洗水の噴出によって底部の樹脂が乱流となって押し上げられ、陰イオン交換樹脂と陽イオン交換樹脂の分離が良好に行われ、その後の再生用薬剤による再生処理を円滑に実施することが可能となる。
【0026】
本発明液体処理塔の場合は、これまでの目板方式および支持床方式と異なり、処理塔本体の下部に液体処理材を充填できない部分が形成されることがないので処理塔本体の底部まで液体処理材を充填することができ、同一の量の被処理液体を処理するのに塔本体の必要高さをこれまでより低くすることができる。
また、製作コストの面においても目板や支持床構造のものと較べて格段に低減することが可能となり経済的にも甚だ有利である。
さらに、本発明液体処理塔の場合は、液体処理材が塔本体底部の隅角部に滞留するのを防止し、効率良く液体処理材の分離や逆洗を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明液体処理塔の一実施例を示す概略断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った横断面図である。
【図3】塔本体の鏡部に形成した膨出部の一例を示す斜視図である。
【図4】従来の液体処理塔(目板方式)の下部構造を示す概略図である。
【図5】従来の液体処理塔(支持床方式)の下部構造を示す概略図である。
【符号の説明】
1:処理塔本体 2:鏡部
3:入口管 4:ディストリビューター
5:逆洗水入口管兼処理液出口管 6:膨出部
7:谷部 8:分岐管
9:液体処理材 10:母管
11:ポンプ 12:出口管[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a liquid treatment tower for treating a liquid by passing it through a tower filled with a liquid treatment material such as an ion exchange resin, granular activated carbon, various adsorbents and filter materials.
[0002]
[Prior art]
For example, in the field of liquid treatment such as ion exchange treatment towers and filtration treatment towers using granular activated carbon, an example in which an ion exchange resin or liquid treatment material such as activated carbon is filled in the tower is used industrially. Very many.
[0003]
4 and 5 are both schematic views showing a lower structure of a conventional liquid processing tower, FIG. 4 shows a grid structure, and FIG. 5 shows a support floor structure.
First, the plate structure is provided with a
A support member constituted by sandwiching both sides of a Saran (registered trademark)
[0004]
The support floor structure shown in FIG. 5 is mainly used as an ion exchange tower for the production of pure water, and a granular material such as a meteorite alone or a mixture of a granular material such as a meteorite and a curable resin is treated. The lower part in the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, conventionally, as the support structure of the liquid processing material in the processing tower, the main plate method and the porous support bed method have been adopted.
However, in the case of the plate type, the strength is not sufficient as a support structure for the liquid treatment material, so in practice it requires considerable reinforcement. In addition to increasing the cost, such as sandwiching the sheet with a perforated plate, the replacement of the saran cloth becomes a large-scale and requires a lot of trouble.
[0006]
In addition, the porous support bed type can solve the above-mentioned drawbacks due to the eyeplate structure to some extent, but because the regenerant distributor for regenerating the liquid treatment material is piped in the support bed, There is a problem that the regenerative agent tends to stay at the bottom of the treatment tower body during the regeneration of the treatment material, and there is a problem that not all of the regenerant used is used effectively, and it is a great deal for washing out the regenerant remaining at the bottom. There is a disadvantage that it requires cleaning time and cleaning water. In addition, the support floor structure has a problem that clogging and cracking occur over time.
[0007]
In addition to the above, in both conventional structures, a portion that cannot be filled with a liquid processing material is formed in the lower part of the processing tower body, so that a large processing tower can be used to process the same amount of liquid to be processed. There is a problem that it becomes necessary.
[0008]
Furthermore, in a mixed bed type ion exchange tower, which is a kind of ion exchange treatment tower, the liquid to be treated is mixed with the cation exchange resin and the anion exchange resin that are filled therein almost uniformly when the liquid is passed. The two ion exchange resins are separated into two layers due to the difference in specific gravity by allowing the backwash water to flow from the bottom of the tower and performing so-called backwashing at the time of regeneration, and then each of the ion exchange resin layers has a different regenerant. It is necessary to regenerate each ion exchange resin by passing through the medicine, but in the case of the conventional eye plate method or support floor method, it exists in the corner where the eye plate or support floor contacts the tower body during backwashing. The mixed ion exchange resin hardly fluidizes. Therefore, the separation of both ion exchange resins is incomplete in this part, and as a result, the purity of the treatment liquid deteriorates when the liquid is passed after the regeneration is completed. Cause.
[0009]
In the case of a sand filter or an activated carbon filter, when the differential pressure of the filtration tower reaches a predetermined value as the filtration progresses, turbid components captured inside the filtration layer are removed and removed by backwashing. However, even in such a processing tower, in the case of the conventional eyeplate method or the support floor method, the sand and activated carbon existing in the corners are hardly fluidized, so this portion is not cleaned. There is a problem of becoming sufficient.
[0010]
Therefore, the present invention eliminates the problems associated with the conventional eyeplate structure and support floor structure described above, and the liquid treatment material stays in the corner of the bottom of the tower body during separation or backwashing of the liquid treatment material. It is an object of the present invention to provide a liquid treatment tower that can prevent and efficiently separate and backwash liquid treatment materials.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The configuration of the present invention for achieving the above object will be described in detail. In the liquid processing tower for processing the liquid by passing it through the tower filled with the liquid processing material, inside the mirror part at the lower part of the tower main body. Independently bulging portions are formed so as to radiate from the central portion, and branch pipes having a large number of liquid passage holes or slits are arranged in the valleys formed between the bulging portions. In addition, the liquid processing material is filled up to the bottom of the tower body so as to cover the bulging portion and the branch pipe, and the treated liquid processed by the liquid processing material is passed through the through holes or slits of the branch pipe when liquid is passed. The backwash water is ejected into the tower body through the liquid passage hole or slit of the branch pipe at the time of backwashing, so that the support plate made of the eye plate or the porous body is unnecessary. It is a liquid processing tower.
[0012]
As described above, the liquid processing tower of the present invention forms a bulging portion so as to form a radial shape inside the mirror portion at the lower portion of the processing tower main body, and a branch pipe in each trough formed between the bulging portions. Therefore, when the backwash water is ejected from the branch pipe, the backwash water pushes up the liquid treatment material almost uniformly while hitting the side wall of the bulging portion, and thus adheres to the liquid treatment material. Sufficient turbid components can be washed out.
[0013]
Further, for example, in the case of the above mixed bed type ion exchange tower, since the resin at the bottom is pushed up as a turbulent flow by the backwash water jetting, it is possible to prevent the stagnation of the ion exchange resin as in the prior art. Separation of the ion exchange resin and the cation exchange resin is favorably performed, and the subsequent regeneration process can be smoothly performed.
[0014]
Further, unlike the conventional eye plate method and support floor method, a portion that cannot be filled with the liquid processing material is not formed in the lower portion of the processing tower body, and the liquid processing material is filled to the bottom of the processing tower body. Therefore, the required height of the tower body can be made lower than before to process the same amount of liquid to be treated, and the production cost is also lower than that of the faceplate and support floor structure. Therefore, it is possible to significantly reduce the cost, which is very advantageous economically.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a specific configuration of the liquid processing tower according to the present invention will be described in detail based on the illustrated embodiment.
1 is a schematic cross-sectional view showing an embodiment of the liquid processing tower of the present invention, FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA of FIG. 1, and FIG. 3 is a bulging portion formed in a mirror portion of the tower main body. It is a perspective view which shows an example.
[0016]
In the figure, reference numeral 1 denotes a processing tower main body, and 2 denotes a mirror part formed in a gently curved shape at the lower part of the processing tower main body 1. 3 is an inlet pipe for the liquid to be processed connected to the upper part of the
[0017]
In the illustrated embodiment, eight
[0018]
When the entire processing tower body 1 is made of glass fiber reinforced plastic (FRP), the bulging
However, the bulging
[0019]
A
In addition, as for the formation position of the liquid flow hole etc. with respect to the
[0020]
[0021]
As described above, the present invention forms the bulging
[0022]
When the liquid treatment tower of the present invention is passed, the on-off
[0023]
Next, when the liquid treatment material 9 is backwashed, the on-off
[0024]
In the case of a mixed bed type ion exchange tower, the resin in the
The backwash water that has washed the liquid treatment material 9 is discharged outside the tower through the backwash
[0025]
【The invention's effect】
As described above, the liquid processing tower of the present invention forms several bulging parts so as to form a radial shape inside the mirror part at the lower part of the processing tower main body, and a trough formed between the bulging parts. Since the backwash water discharged from the branch pipe hits the side wall of the bulging portion and pushes up the liquid treatment material, it can prevent stagnation and adheres to the liquid treatment material. Suspended substances can be washed out very well. Further, for example, in the case of a mixed bed type ion exchange tower, the bottom resin is pushed up as a turbulent flow by the backwash water jetting, and the anion exchange resin and the cation exchange resin are separated well, and then Thus, it is possible to smoothly carry out the regeneration process using the regenerating agent.
[0026]
In the case of the liquid processing tower of the present invention, unlike the conventional plate method and the support floor method, there is no formation of a portion that cannot be filled with the liquid processing material in the lower part of the processing tower body. The processing material can be filled, and the required height of the tower body can be made lower than before to process the same amount of liquid to be processed.
Also, in terms of production cost, it can be remarkably reduced as compared with the structure of the face plate or the support floor structure, which is extremely advantageous from the economical viewpoint.
Furthermore, in the case of the liquid treatment tower of the present invention, the liquid treatment material can be prevented from staying in the corner portion at the bottom of the tower body, and the liquid treatment material can be separated and backwashed efficiently.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic sectional view showing an embodiment of the liquid processing tower of the present invention.
2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 3 is a perspective view showing an example of a bulging part formed in a mirror part of the tower body.
FIG. 4 is a schematic view showing a lower structure of a conventional liquid processing tower (eye plate type).
FIG. 5 is a schematic view showing a lower structure of a conventional liquid processing tower (supported bed system).
[Explanation of symbols]
1: Treatment tower body 2: Mirror part 3: Inlet pipe 4: Distributor 5: Backwash water inlet pipe / treatment liquid outlet pipe 6: Swelling part 7: Valley part 8: Branch pipe 9: Liquid treatment material 10: Mother Pipe 11: Pump 12: Outlet pipe
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