JP3710593B2 - Deburring device - Google Patents
Deburring device Download PDFInfo
- Publication number
- JP3710593B2 JP3710593B2 JP11918297A JP11918297A JP3710593B2 JP 3710593 B2 JP3710593 B2 JP 3710593B2 JP 11918297 A JP11918297 A JP 11918297A JP 11918297 A JP11918297 A JP 11918297A JP 3710593 B2 JP3710593 B2 JP 3710593B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- spline
- rotating
- deburring tool
- deburring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はワークのスプライン部に生じたバリを除去するバリ取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のバリ取り装置としては、ワークのスプライン部と噛み合う歯車を備えたものがある。このバリ取り装置は、旋削によるバリが生じているワークのスプライン部に歯車を押し付けると共に、上記歯車を回転させて、上記スプライン部のバリを歯車で押し潰してバリを除去するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のバリ取り装置では、ワークのスプライン部に歯車を押し付けて噛み合わせた状態で単に回転させて、バリを破壊して取り去るので、粘りのあるバリはスプラインの端部に付着したままで、バリを完全に取り去ることができないという問題があった。
【0004】
そこで、本発明の目的は、粘りあるバリであっても完全に除去できるバリ取り装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明のバリ取り装置は、略円筒形状のワークの外周面または内周面に形成されたスプライン部に生じたバリを除去するバリ取り装置であって、
上記ワークの上記スプライン部と噛合する歯部を有するバリ取り工具と、
上記バリ取り工具の上記歯部と上記スプライン部とを噛合させた状態で上記バリ取り工具を軸方向に往復動可能な状態で回転させる回転手段と、
回転中の上記バリ取り工具を上記ワークの軸方向に振動させる振動手段とを備え、上記 回転手段は、上記バリ取り工具に連結されたスプライン軸と、上記スプライン軸にスプライン嵌合するスリーブと、上記スリーブを回転させる回転用モータとを備え、上記振動手段は、振動用モータと、この振動用モータの回転運動を上記スプライン軸の往復直線運動に変換するためのクランク機構とを備え、上記クランク機構は、偏心部材と、この偏心部材に連結されるとともにスプライン軸とボールジョイントで連結された連接棒とを備え、上記偏心部材は、上記振動用モータによって回転させられる回転軸にその回転軸の軸心に対して偏心して接合されるとともに、回転軸の軸心に対して偏心して設けられたあり溝と、このあり溝に移動可能に設けられたありとを備え、上記連接棒の一端が上記偏心部材のありの軸部に回転自在に連結され、上記偏心部材のありをあり溝に沿ってスライドさせることにより、回転軸の軸心に対するありの軸部の偏心量を調節し、ワークに応じた上記バリ取り工具の軸方向の振動ストロークを調節することができることを特徴としている。
【0006】
請求項1の発明のバリ取り装置において、まず、上記バリ取り工具の歯部は上記ワークのスプライン部と噛合される。次に、上記歯部は上記回転手段によって回転させられると共に、上記振動手段で軸方向に振動させられる。したがって、ワークのバリは、歯部の回転運動によって押し潰され、上記歯部の振動(軸方向の往復動)によって剪断される。したがって、このバリ取り装置によれば、粘りのあるバリであっても完全に除去することができる。
【0007】
請求項1に記載のバリ取り装置によれば、上記回転手段の回転用モータによってスリーブが回転させられると、このスリーブとスプライン嵌合しているスプライン軸が回転させられて、このスプライン軸に連結されたバリ取り工具が回転させられる。一方、上記振動手段において、振動用モータの回転運動は、上記クランク機構によってスプライン軸の往復直線運動に変換させられる。このため、請求項1に記載のバリ取り装置では、上記スプライン軸ひいては歯部が回転しながら軸方向に振動することになる。したがって、ワークのスプライン部に生じたバリに粘りがあっても、バリを完全に除去することができる。
【0008】
また、上記スプライン軸と上記クランク機構の連接棒とはボールジョイントで連結されている。したがって、上記スプライン軸は、上記連接棒に対して回転しながら、上記連接棒と共に往復動する。さらに、上記スプライン軸と上記連接棒とは、上記ボールジョイントによって同一平面上になくても接続できる。したがって、このバリ取り装置は、据え付け、組み付けが容易にできる。
【0009】
さらに、上記振動用モータによって回転させられる回転軸に、上記連接棒を回転自在に連結している偏心部材が偏心してかつ移動可能に設けられている。したがって、この偏心部材の偏心の大きさを調整することによって、このクランク機構は、上記スプライン軸の振動の振幅、つまり往復動のストロークを簡単に変更できる。
【0010】
また、上記偏心部材と上記振動用モータによって回転させられる上記回転軸とは、あり溝とありとの嵌合関係によって連結されているため、上記偏心部材と上記回転軸とが離間することがない。また、あり溝に沿ってありを移動させられることによって、クランク機構の連接棒のスロトークを調整してスプライン軸の振幅つまり歯部の振幅を簡単に調整することができて、ワークに応じた上記バリ取り工具の軸方向の振動ストロークを調節することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0012】
図1は、本発明のバリ取り装置の水平断面図である。このバリ取り装置は、バリ取り工具10と回転手段20と振動手段30とを備える。
【0013】
上記バリ取り工具10は、歯車11と、この歯車11と同軸かつ一体に形成されたボス12とからなる。上記歯車11は、図1,3,5に示すように、上記ワーク50のスプライン部51に噛合している。
【0014】
上記回転手段20は、上記バリ取り工具10のボス12に同軸に連結しているスプライン軸21と、このスプライン軸21とスプライン嵌合しているスリーブ22と、このスリーブを回転させるための回転用モータ23とを備えている。上記スリーブ22には、プーリ24を外嵌して固定し、上記回転用モータ23の出力軸にプーリ26を固定して、このプーリ24と上記プーリ26とをベルト25で連結している。こうして、スプライン軸22を、プーリ24とベルト25とプーリ26とを介して、回転用モータ23で回転させるようにしている。
【0015】
上記振動手段30は、クランク機構33と振動用モータ35とを備える。このクランク機構33は、回転軸34と、この回転軸34の一端にこの回転軸34の軸心に対して偏心して接合された偏心板39(クランクアームとしての役目をする)と、この偏心板39に上記回転軸34の軸心に対して偏心して設けたあり溝40に移動可能に設けたあり41とこのあり41と一体の軸部42とからなる偏心部材32と、上記偏心部材32の軸部42に軸受43を介して一端45を回転自在に連結した連結棒31とから成る。
【0016】
上記回転軸34の他端には、プーリ36を外嵌して固定し、上記振動用モータ35の出力軸にプーリ38を固定して、このプーリ38と上記プーリ36とをベルト37で連結して、上記回転軸34を、プーリ36とベルト37とプーリ38とを介して、振動用モータ35で回転させるようにしている。
【0017】
また、上記偏心部材32は、図2から明らかなように、偏心板39のあり溝40に沿ってあり41をスライドさせることによって回転軸34の軸心に対する偏心量を調節して連接棒31のストロークを調節できるようにしている。そして、上記偏心部材32は、図示しないボルトによって、偏心板39に固定するようにしている。
【0018】
一方、上記連接棒31の他端46は、ボールジョイント44を介して上記スプライン軸21に往復動可能に連接している。
【0019】
上記構成のバリ取り装置は、次の様にして動作する。
【0020】
まず、図3,5に示すように、バリ取り工具10の歯車11をワーク50のスプライン部51に噛合させる。そして、上記回転用モータ23と振動用モータ35を同時に駆動する。そうすると、上記スプライン軸21は、上記回転用モータ23によってプーリ26、ベルト25、プーリ24およびスリーブ22を介して回転駆動されると共に、上記振動用モータ35によってプーリ38、ベルト37、およびプーリ36介して駆動されるクランク機構33によって、往復動させられる。したがって、スプライン軸21に連結されたバリ取り工具10の歯車11は、回転しながら軸方向に振動することになる。したがって、図4に示す上記スプライン部51に生じたバリ52は、上記歯車11の回転によって押し潰され、かつ、歯車の振幅(軸方向の往復動)によって剪断される。したがって、粘りのあるバリであっても、完全に除去される。
【0021】
上記クランク機構33の連接棒31のストロークは、偏心板39のあり溝40に沿って上記偏心部材32のあり41を適宜にスライドさせた後、その状態で固定し、回転軸34の軸心に対する偏心部材32の偏心量を変化させて、調節することができる。したがって、ワーク50に応じて上記歯車11の軸方向の振動ストロークを調節することができる。
【0022】
また、上記実施の形態では、上記連接棒31の他端のスプライン軸21とは、ボールジョイント44で連結されているから、スプライン軸21は、回転しながら往復動できる。しかも、上記ボールジョイント44は全方向の傾きを許容されるから、スプライン軸21とクランク機構との組み付け、据付けが容易になる。
【0023】
さらに、上記偏心板39と偏心部材32とはあり41とあり溝40との嵌合で連結しているので、偏心部材32が偏心板39から離間することが無い。
【0024】
上述の実施の形態では、バリ取り工具の歯車は外歯型であったが、図6に示すように、内歯型の歯車を使用してバリを除去してもよい。
【0025】
また、バリ取り工具を軸方向に振動させるために、振動モータによって駆動されるクランク機構を用いたが、それに代えて、空気圧等の流体シリンダを用い、それらのピストンロッドに、スプライン軸を回転継手を介して連接し、流体シリンダによってスプライン軸を軸方向に振動させてもよい。
【0026】
上記実施の形態では、偏心板のサイズは回転軸の直径よりも大きいが、偏心板のサイズが回転軸の直径よりも小さい場合には、偏心板を省略して回転軸に直接ありを設けてもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上より明らかなように、請求項1のバリ取り装置は、ワークのスプライン部と噛合する歯部を有するバリ取り工具と、上記バリ取り工具の上記歯部と上記スプライン部とを噛合させた状態で上記バリ取り工具を軸方向に往復動可能な状態で回転させる回転手段と、回転中の上記バリ取り工具を上記ワークの軸方向に振動させる振動手段とを備えているので、ワークのバリを、歯部の回転運動によって押し潰しながら、上記歯部の振動によって剪断することができて、粘りのあるバリであっても完全に除去することができる。
【0028】
また、請求項1のバリ取り装置は、上記回転手段が、上記バリ取り工具に連結されたスプライン軸と、上記スプライン軸にスプライン嵌合するスリーブと、上記スリーブを回転させる回転用モータとを備え、上記振動手段は、振動用モータと、この振動用モータの回転運動を上記スプライン軸の往復直線運動に変換するためのクランク機構とを備えているので、ワークのスプライン部に生じたバリに粘りがあっても、バリを完全に除去することができる。
【0029】
さらに、請求項1のバリ取り装置は、上記振動手段は、振動用モータと、この振動用モータの回転運動を上記スプライン軸の往復直線運動に変換するためのクランク機構とを備え、上記クランク機構が、偏心部材と、この偏心部材に連結されるとともにスプライン軸とボールジョイントで連結された連接棒とを備えているので、上記スプライン軸は、上記連接棒に対して回転しながら、上記連接棒と共に往復動できる。さらに、上記スプライン軸と上記連接棒とは、上記ボールジョイントによって同一平面上になくても接続できる。したがって、このバリ取り装置は、据え付け、組み付けが容易にできる。
【0030】
また、請求項1のバリ取り装置は、上記偏心部材が、上記振動用モータによって回転させられる回転軸にその回転軸の軸心に対して偏心して接合されるとともに、回転軸の軸心に対して偏心して設けられたあり溝と、このあり溝に移動可能に設けられたありとを備え、上記連接棒の一端が上記偏心部材のありの軸部に回転自在に連結されるので、上記偏心部材のありをあり溝に沿ってスライドさせることにより、回転軸の軸心に対するありの軸部の偏心量を調節して、上記スプライン軸の振動の振幅、つまり往復動のストロークを簡単に変更できる。
【0031】
すなわち、請求項1のバリ取り装置は、上記偏心部材が、上記振動用モータによって回転させられる上記回転軸と、あり溝とありとの嵌合関係によって連結されているので、上記偏心部材と上記回転軸とが離間することがなく、かつ、あり溝に沿ってありを移動させられることによって、クランク機構の連接棒のスロトークを調整してスプライン軸の振幅つまり歯部の振幅を簡単に調整することができて、ワークに応じた上記バリ取り工具の軸方向の振動ストロークを調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態のバリ取り装置の水平断面図である。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 ワークに噛合しているバリ取り工具を示す。
【図4】 図3のA部の拡大斜視図である。
【図5】 図3のB−B線断面図である。
【図6】 ワークと噛合している外歯型バリ取り工具を示す。
【符号の説明】
10…バリ取り工具、 11…歯車、 20…回転手段、
21…スプライン軸、 22…スリーブ、 23…回転用モータ、
30…振動手段、 31…連接棒、 32…偏心部材、
33…クランク機構、 35…振動用モータ、 40…あり溝、
41…あり、44…ボールジョイント、 50…ワーク、
51…スプライン部、52…バリ。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a deburring device for removing burrs generated in a spline portion of a workpiece.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this kind of deburring device, there is a device provided with a gear that meshes with a spline portion of a workpiece. In this deburring device, a gear is pressed against a spline portion of a work in which burrs are generated by turning, and the burr is removed by rotating the gear and crushing the burr of the spline portion with the gear.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above conventional deburring device, the spur part of the workpiece is simply rotated in a state where the gear is pressed and meshed, and the burr is broken and removed, so that the sticky burr remains attached to the end of the spline. There was a problem that the burr could not be completely removed.
[0004]
Therefore, an object of the present invention is to provide a deburring device that can completely remove even a sticky burr.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the deburring device of the invention of claim 1 is a deburring device for removing burrs generated on a spline portion formed on an outer peripheral surface or an inner peripheral surface of a substantially cylindrical workpiece,
A deburring tool having a tooth portion meshing with the spline portion of the workpiece;
Rotating means for rotating the deburring tool in a state in which the deburring tool can reciprocate in the axial direction in a state where the tooth portion of the deburring tool and the spline portion are engaged with each other,
The deburring tool in rotation and a vibration means for vibrating in the axial direction of the workpiece, the rotating means comprises a spline shaft connected to the deburring tool, a sleeve splined to the spline shaft, A rotation motor for rotating the sleeve, and the vibration means includes a vibration motor and a crank mechanism for converting the rotational motion of the vibration motor into a reciprocating linear motion of the spline shaft. The mechanism includes an eccentric member and a connecting rod connected to the eccentric member and connected by a spline shaft and a ball joint, and the eccentric member is connected to a rotating shaft rotated by the vibration motor. A dovetail groove that is eccentrically connected to the shaft center and that is decentered with respect to the axis of the rotary shaft, and is provided to be movable in the dovetail groove. One end of the connecting rod is rotatably connected to the shaft portion of the eccentric member, and the shaft of the eccentric member is slid along the groove to thereby rotate the shaft relative to the axis of the rotating shaft. It is characterized in that the amount of eccentricity of a certain shaft portion can be adjusted and the vibration stroke in the axial direction of the deburring tool according to the workpiece can be adjusted .
[0006]
In the deburring device according to the first aspect of the present invention, first, the tooth portion of the deburring tool is engaged with the spline portion of the workpiece. Next, the tooth portion is rotated by the rotating means and is vibrated in the axial direction by the vibrating means. Therefore, the burr of the workpiece is crushed by the rotational movement of the tooth portion and sheared by the vibration of the tooth portion (reciprocating motion in the axial direction). Therefore, according to this deburring apparatus, even a sticky burr can be completely removed.
[0007]
According to the deburring device of the first aspect, when the sleeve is rotated by the rotation motor of the rotating means, the spline shaft that is spline-fitted with the sleeve is rotated and coupled to the spline shaft. The deburring tool is rotated. On the other hand, in the vibration means, the rotational motion of the vibration motor is converted into the reciprocating linear motion of the spline shaft by the crank mechanism. Therefore, in deburring apparatus according to claim 1, so that the said splined shaft and thus teeth vibrate in the axial direction while rotating. Therefore, even if the burr generated in the spline part of the workpiece is sticky, the burr can be completely removed.
[0008]
Moreover, it is connected by a ball joint to the connecting rod of the spline shaft and the crank mechanism. Therefore, the spline shaft reciprocates with the connecting rod while rotating with respect to the connecting rod. Further, the spline shaft and the connecting rod can be connected by the ball joint without being on the same plane. Therefore, this deburring device can be easily installed and assembled.
[0009]
Furthermore , an eccentric member that rotatably connects the connecting rod is provided on a rotating shaft that is rotated by the vibration motor so as to be eccentric and movable. Therefore, by adjusting the eccentricity of the eccentric member, the crank mechanism can easily change the vibration amplitude of the spline shaft, that is, the stroke of the reciprocating motion.
[0010]
Further , since the eccentric member and the rotary shaft rotated by the vibration motor are connected by a fitting relationship between the dovetail groove and the dovetail groove, the eccentric member and the rotary shaft are not separated from each other. . Further, there by be moved a located along the groove, it can easily adjust the amplitude of the amplitude, i.e. the teeth of the spline shaft by adjusting the Surotoku of the connecting rod of the crank mechanism, the in accordance with the workpiece Ru can adjust the oscillation stroke of the axial deburring tool.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the illustrated embodiments.
[0012]
FIG. 1 is a horizontal sectional view of the deburring device of the present invention. The deburring device includes a
[0013]
The
[0014]
The rotating
[0015]
The vibration means 30 includes a
[0016]
A
[0017]
Further, as is apparent from FIG. 2, the
[0018]
On the other hand, the
[0019]
The deburring device having the above-described configuration operates as follows.
[0020]
First, as shown in FIGS. 3 and 5, the
[0021]
The stroke of the connecting
[0022]
Moreover, in the said embodiment, since the
[0023]
Further, since the
[0024]
In the above-described embodiment, the gear of the deburring tool is an external tooth type. However, as shown in FIG. 6, an internal tooth type gear may be used to remove the burr.
[0025]
In order to vibrate the deburring tool in the axial direction, a crank mechanism driven by a vibration motor was used. Instead, a fluid cylinder such as air pressure was used, and a spline shaft was connected to the piston rod of the rotary joint. The spline shaft may be vibrated in the axial direction by a fluid cylinder.
[0026]
In the above embodiment, the size of the eccentric plate is larger than the diameter of the rotating shaft. However, when the size of the eccentric plate is smaller than the diameter of the rotating shaft, the eccentric plate is omitted and the shaft is directly provided. Also good.
[0027]
【The invention's effect】
As is clear from the above, the deburring device according to claim 1 is a state in which the deburring tool having a tooth portion that meshes with the spline portion of the workpiece, and the tooth portion of the deburring tool and the spline portion meshed with each other. The rotating means for rotating the deburring tool in a reciprocable state in the axial direction and the vibrating means for vibrating the deburring tool in rotation in the axial direction of the work are provided. While being crushed by the rotational movement of the tooth portion, it can be sheared by the vibration of the tooth portion, and even a sticky burr can be completely removed.
[0028]
Further, the deburring device according to claim 1, upper Symbol rotation means comprises a spline shaft connected to the deburring tool, a sleeve splined to the spline shaft, and a rotation motor for rotating the sleeve The vibration means includes a vibration motor and a crank mechanism for converting the rotational motion of the vibration motor into the reciprocating linear motion of the spline shaft. Even if it is sticky, burrs can be completely removed.
[0029]
Further, the deburring device according to claim 1, wherein the vibration means includes a vibration motor, and a crank mechanism for converting a rotational motion of the vibration motor into a reciprocating linear motion of the spline shaft, and the crank mechanism Is provided with an eccentric member, and a connecting rod connected to the eccentric member and connected to the spline shaft by a ball joint, so that the connecting rod is rotated while the spline shaft rotates with respect to the connecting rod. It can reciprocate with. Further, the spline shaft and the connecting rod can be connected by the ball joint without being on the same plane. Therefore, this deburring device can be easily installed and assembled.
[0030]
The deburring apparatus according to claim 1, the eccentric member, while being joined eccentrically to the axis of the rotary shaft to a rotary shaft which is rotated by the vibration motor with respect to the axis of the rotary shaft And an end of the connecting rod is rotatably connected to a shaft portion of the eccentric member so that the eccentric is provided. By sliding the presence of the member along the groove, the amount of eccentricity of the shaft portion with respect to the axis of the rotating shaft can be adjusted to easily change the vibration amplitude of the spline shaft, that is, the reciprocating stroke. .
[0031]
That is, deburring apparatus according to claim 1, upper Symbol eccentric member, and the rotary shaft which is rotated by the vibration motor, there because they are connected by fitting the relationship that there is a groove, and the eccentric member By adjusting the sloke of the connecting rod of the crank mechanism and adjusting the amplitude of the spline shaft, that is, the amplitude of the toothed portion easily by moving along the dovetail groove without being separated from the rotating shaft. and it can be, Ru can adjust the oscillation stroke of the axial direction of the deburring tool in accordance with the workpiece.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a horizontal sectional view of a deburring device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view of FIG.
FIG. 3 shows a deburring tool meshing with a workpiece.
4 is an enlarged perspective view of a part A in FIG. 3;
5 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
FIG. 6 shows an external deburring tool engaged with a workpiece.
[Explanation of symbols]
10 ... Deburring tool, 11 ... Gear, 20 ... Rotating means,
21 ... Spline shaft, 22 ... Sleeve, 23 ... Motor for rotation,
30 ... Vibrating means, 31 ... Connecting rod, 32 ... Eccentric member,
33 ... Crank mechanism, 35 ... Motor for vibration, 40 ... Groove,
41 ... Yes, 44 ... Ball joint, 50 ... Work,
51 ... Spline part, 52 ... Burr.
Claims (1)
上記ワークの上記スプライン部と噛合する歯部を有するバリ取り工具と、
上記バリ取り工具の上記歯部と上記スプライン部とを噛合させた状態で上記バリ取り工具を軸方向に往復動可能な状態で回転させる回転手段と、
回転中の上記バリ取り工具を上記ワークの軸方向に振動させる振動手段とを備え、
上記回転手段は、上記バリ取り工具に連結されたスプライン軸と、上記スプライン軸にスプライン嵌合するスリーブと、上記スリーブを回転させる回転用モータとを備え、
上記振動手段は、振動用モータと、この振動用モータの回転運動を上記スプライン軸の往復直線運動に変換するためのクランク機構とを備え、
上記クランク機構は、偏心部材と、この偏心部材に連結されるとともにスプライン軸とボールジョイントで連結された連接棒とを備え、
上記偏心部材は、上記振動用モータによって回転させられる回転軸にその回転軸の軸心に対して偏心して接合されるとともに、回転軸の軸心に対して偏心して設けられたあり溝と、このあり溝に移動可能に設けられたありとを備え、
上記連接棒の一端が上記偏心部材のありの軸部に回転自在に連結され、
上記偏心部材のありをあり溝に沿ってスライドさせることにより、回転軸の軸心に対するありの軸部の偏心量を調節し、ワークに応じた上記バリ取り工具の軸方向の振動ストロークを調節することができることを特徴とするバリ取り装置。A deburring device that removes burrs generated on a spline formed on the outer peripheral surface or inner peripheral surface of a substantially cylindrical workpiece,
A deburring tool having a tooth portion meshing with the spline portion of the workpiece;
Rotating means for rotating the deburring tool in a state in which the deburring tool can reciprocate in the axial direction in a state where the tooth portion of the deburring tool and the spline portion are engaged with each other,
Vibration means for vibrating the rotating deburring tool in the axial direction of the workpiece ,
The rotating means includes a spline shaft connected to the deburring tool, a sleeve that is spline fitted to the spline shaft, and a rotation motor that rotates the sleeve.
The vibration means includes a vibration motor and a crank mechanism for converting the rotational motion of the vibration motor into a reciprocating linear motion of the spline shaft,
The crank mechanism includes an eccentric member, and a connecting rod connected to the eccentric member and connected to the spline shaft and a ball joint.
The eccentric member is joined to a rotating shaft rotated by the vibration motor eccentrically with respect to the axis of the rotating shaft, and a dovetail groove provided eccentrically with respect to the axis of the rotating shaft, Provided with movably provided in the dovetail groove,
One end of the connecting rod is rotatably connected to the shaft portion with the eccentric member,
By sliding the presence of the eccentric member along the groove, the eccentric amount of the shaft portion with respect to the axis of the rotating shaft is adjusted, and the vibration stroke in the axial direction of the deburring tool according to the workpiece is adjusted. A deburring device characterized in that it can be used.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11918297A JP3710593B2 (en) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | Deburring device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11918297A JP3710593B2 (en) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | Deburring device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10309659A JPH10309659A (en) | 1998-11-24 |
JP3710593B2 true JP3710593B2 (en) | 2005-10-26 |
Family
ID=14754947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11918297A Expired - Fee Related JP3710593B2 (en) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | Deburring device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3710593B2 (en) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4680742B2 (en) * | 2005-10-07 | 2011-05-11 | 株式会社フジエ | Operating shaft drive |
KR101259578B1 (en) * | 2011-05-18 | 2013-04-30 | 주식회사 일광캔테크 | Apparatus and method for manufacturing can of secondary battery |
CN102797761A (en) * | 2012-08-15 | 2012-11-28 | 江苏天马通用设备有限公司 | Direct-connected mechanism of grinding head of motor |
CN103481215B (en) * | 2013-07-04 | 2016-07-20 | 松泰精技(深圳)有限公司 | Buff wheel device and there is its automatic deburring machine |
CN103537962B (en) * | 2013-10-08 | 2015-09-30 | 陕西沃升机械制造有限公司 | There is the gear grinder for grinding edge beveler of rotating grinding head |
JP6075322B2 (en) * | 2014-04-16 | 2017-02-08 | マツダ株式会社 | Method and apparatus for removing sand from cylindrical castings |
CN105033799A (en) * | 2015-08-05 | 2015-11-11 | 海宁联丰磁业股份有限公司 | Burr removing device for magnetic cores |
JP7016577B2 (en) * | 2017-12-21 | 2022-02-07 | ダイハツ工業株式会社 | Deburring device |
CN110281081B (en) * | 2019-04-15 | 2020-06-26 | 湖南工学院 | Efficient and precise grinding processing method for internal spline of large-size wheel in orbital transfer |
CN110722430A (en) * | 2019-09-25 | 2020-01-24 | 郝晓飞 | Machining device and machining method |
-
1997
- 1997-05-09 JP JP11918297A patent/JP3710593B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10309659A (en) | 1998-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1932626A3 (en) | Vibration reduction apparatus for power tool and power tool incorporating such apparatus | |
JP3710593B2 (en) | Deburring device | |
EP1997591B1 (en) | Electric hammer | |
US8172572B2 (en) | Dental tool displacement apparatus with slow rotational motion | |
US5561909A (en) | Battery operated saw | |
JPH09512623A (en) | A transmission that converts rotary motion into reciprocating motion | |
JPH03196994A (en) | Travelling web cutting device adjustable relating to block size | |
JP2000301384A (en) | Knuckle press | |
US5020606A (en) | Reciprocating rotary tool driver | |
CN101331007A (en) | Vibration dampened hand-held power tool | |
EP1640269A3 (en) | Vibrator assembly for strapping machine weld head | |
US4644835A (en) | Motor-driven circular saw | |
JP2002066958A (en) | Power tool device having electro-pneumatic impact mechanism | |
JPH10113741A (en) | Forging machine | |
JP2022049035A (en) | Work machine | |
JPH11320190A (en) | Mechanical press | |
JPH0270348A (en) | Forming press | |
EP1234635B1 (en) | Head for smoothing and polishing plates or slabs of stone or other material, with elastic vibration-damping elements | |
JPS628978Y2 (en) | ||
JP2000189233A (en) | Keratin grinding implement | |
JP2570633Y2 (en) | Impact tool | |
EP1643078A3 (en) | Sonic drill head | |
JPH0627361Y2 (en) | Oil pump device for chainsaw | |
JPH08110Y2 (en) | attachment | |
JP2003230986A (en) | Press device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041021 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041102 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041224 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050712 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050810 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080819 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090819 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090819 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100819 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110819 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120819 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130819 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |