JP3710057B2 - Mirror stay cover - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワイヤハーネスが内部又は外部に配索されたミラーステーの端部を覆うミラーステー用カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
キャブオーバ型トラックの車体前端部分には、その上下両端部を車体前端の側部に取付けたコ字状又は弓形をなすミラーステーが設けられる。このステーの縦辺部分には1個以上のミラーが備えられ、近来このミラーとして、鏡を上下左右に自在に傾けることができるようにした電動ミラーが広く採用されている。電動ミラーは、ケーシングの内部に鏡を球継手の周りに自在に傾動させるための駆動装置が収容される。従来、この同駆動装置を作動させるための数本のワイヤからなるハーネスは、上記ミラーステーに沿って配置され多数のバンドクリップによってそのミラーステー固定されていた。
しかし、従来のミラー装置では、電動ミラーに対する電気配線即ちハーネスが、ミラーステーの外表面に沿って配置され露出しているために、絶縁被覆が早期に劣化する欠点があり、また他の物品との接触により断線の危険性がある。更に、冬季における着雪やクリップ力の不足による弛み等により高速走行時に空力的外力を受けて振動し風切音が発生し易く、また外観が著しく損なわれる不具合がある。
【0003】
この点を解消するために、通常スチールパイプ材によって形成されているミラーステーの内部にハーネスを収容する方法が提案されている(例えば実開昭62−67844号公報の第4図)。ステー内部にハーネスを収容する場合には、ミラーステーの下端近傍に透孔をあけて、この透孔からハーネスをステー内部から引き出し、ステー端部近傍の車体に形成された通孔からそのハーネスを車体側に引き入れている。また、実開平5−82673号公報に示すように、ミラーステー縦辺部に樹脂製のカバーを取付け、そのカバーに形成されたハーネス収容溝にハーネスを収容することも行われている。
一方、上述したようなミラーステーに取付けたバックミラーはキャブオーバ型トラックにおける車体からはみだして設けられるため、旋回時におけるバックミラーと他の部材との干渉を避けるためにミラーステーを回動可能に車体に取付けることが行われ、旋回時におけるバックミラーを車体の回転軌跡内部に格納可能に構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、透孔からハーネスをステー内部から引き出して通孔やカバー下端からそのハーネスを車体側に引き入れるだけでは、透孔やカバー下端から通孔までのワイヤハーネスが車体外部に出現し、外観上の見栄えを悪化させるとともに車両走行時に空力的外力を受けて振動し風切音が発生させる不具合がある。また、ミラーステーを回動可能に取付けている場合には、ミラーステーを反復回動させるたびにミラーステーの取付部材にワイヤハーネスが接触し、繰り返し接触するとワイヤハーネスの被覆材が損傷し、それに伴って導線が露出しショート発生の原因となる問題があった。
本発明の目的は、ワイヤハーネスの耐久性及び信頼性に優れ、かつ外観に優れたミラーステー用カバーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、図1に示すように、車体11bに回転可能に設けられた回転軸14aにその回転軸14aとともに回転可能に端部が取付部材16,17,18により取付けられたミラーステー12の端部を覆うカバー本体22と、カバー本体22に設けられステー端部を覆ったカバー本体22をミラーステー12に固定するカバー固定手段26とを備えたミラーステー用カバーの改良である。
その特徴ある構成は、カバー本体22が取付部材16,17,18を覆いかつ回転軸14aを囲む内被22aと内被22aの外側に内被22aと一体的に形成された外被22bとを有する二重構造を有し、ステー端部近傍の車体11bに形成された通孔11dから出現したワイヤハーネス19が内被22aを越えてステーに配索され、外被22bが通孔11dを覆うように形成され、かつ内被22aと外被22bの間にワイヤハーネス19を収容するように構成され、回転軸14aを包囲するベルト部22dが内被22aに形成され、カバー固定手段26は外被22bの内面に付設されミラーステー12を挟持する凹部23c,24cが対向して形成された一対のリブ状物23a,24aを備え、ミラーステー12に固定されたカバー本体22はミラーステー12とともに回転するように構成されたところにある。
【0006】
この請求項1に係るミラーステー用カバーでは、ミラーステー12の下端部をワイヤハーネス19とともに覆い、その端部及びワイヤハーネス19が外部に出現することを防止してキャブ11の外観上の見栄えを向上するとともに、車両走行時に空力抵抗を低減させる。ここで、ワイヤハーネス19は内被22aにより取付部材16,17,18と隔離された状態で外被22bにより覆われるため、モータ14によりミラーステー12を回動させても、ミラーステーの取付部材16,17,18にワイヤハーネス19が直接接触することはなく、その接触に起因するワイヤハーネス19の被覆材の損傷を防止でき、ワイヤハーネス19の耐久性及び信頼性を向上させることができる。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明であって、ミラーステー12が管体により作られ、通孔11dから出現したワイヤハーネス19がミラーステー12の端部近傍に形成された透孔12cを通ってステー内部に配索され、カバー本体22の外被22bが通孔11dと透孔12cを覆うように形成されたミラーステー用カバーである。
この請求項2に係るミラーステー用カバーでは、ミラーステー12の下端部をワイヤハーネス19とともに覆い、通孔11dからミラーステー12の端部近傍に形成された透孔12cを通ってステー内部に配索されたワイヤハーネス19が外部に出現することを有効に防止することができる。
【0008】
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明であって、更に図2及び図4に示すように、カバー本体22が略中央で縦方向に二分割されて右カバー23と左カバー24とにより構成され、カバー固定手段26が右カバー23又は左カバー24のいずれか一方又は双方の分割端縁に形成された係止爪24bと、左カバー24又は右カバー23のいずれか一方又は双方の分割端縁に形成され両カバー23,24の合体時に係止爪24bが係合する被係止孔又は被係止凹部23bとを備えたミラーステー用カバーである。
この請求項3に係るミラーステー用カバーでは、ミラーステー12の下端部を取付部材とともに左右から挟むようにして右カバー23と左カバー24を合体させるだけの比較的単純な作業で、カバー本体22によりミラーステー12の端部を比較的容易に覆うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図5に示すように、トラックのキャブ11における前部外側面には管体を略コ字状に折り曲げることにより作られたミラーステー12が取り付けられる。キャブ11の前部外側面の上側には先端で締結された一対の支持ステー11a,11aがキャブ前方に向かって取付けられ、ミラーステー12の上端部は一対の支持ステー11a,11aの締結された先端に枢支される。このミラーステー12の垂直部12aには電動式のバックミラー13が支持される。キャブ11のピラー11cに連続するコーナパネル11bの内部には、ミラーステー12を回転させることにより駐停車時におけるバックミラー13をキャブ11の前面側に収容するモータ14(図1)が設けられ、モータ14の回転軸14a(図1)にミラーステー12の下端が取付部材により取付けられる。
【0010】
図1に示すように、モータ14の回転軸14aはコーナパネル11bを貫通して上方に突出し、その回転軸14aには大径部14bが形成され、その大径部14bを越えた回転軸14aの先端に雄ねじ14cが形成される。ミラーステー12の下端部には目玉部12bが形成され、この端部である目玉部12bの上下には取付部材を構成するワッシャ16,16がそれぞれ配置される。この実施の形態における取付部材はこのワッシャ16,16とスプリングワッシャ17とナット18により構成され、上下にワッシャ16,16が配置された目玉部12bは雄ねじ14cにその状態で嵌入され、その雄ねじ14cにスプリングワッシャ17を更に嵌入させてナット18がその雄ねじ14cに螺合される。これにより、端部である目玉部12bは回転軸14aに取り付けられ、ミラーステー12の下端が車体であるキャブ11に取付けられる。
【0011】
一方、ミラーステー12の端部近傍の車体であるコーナパネル11bには通孔11dが形成され、ミラーステー12自体にもその端部である目玉部12bの近傍に透孔12cが形成される。通孔11b及び透孔12cにはワイヤハーネス19を保護するためのブッシュ15がそれぞれ嵌着される。電動式のバックミラー13を駆動させるためのワイヤハーネス19は、車体の内部から通孔11dを通過して車体外部に出現し、更に透孔12cを通ってミラーステー12の内部に配索される。このステー内部に配索されたワイヤハーネス19は、図示しないが、電動式のバックミラー13近傍のミラーステー12における垂直部12aからその電動式のバックミラー13に接続される。
【0012】
図1〜図4に示すように、取付部材により車体に取付けられたミラーステー12の下端部はその取付部材とともにミラーステー用カバー21により覆われる。ミラーステー用カバー21は、金型を用いて樹脂を成形することにより作られ、目玉部12bを含むミラーステー12の端部を覆うカバー本体22を備える。この実施の形態におけるカバー本体22は、略中央で縦方向に二分割された右カバー23と左カバー24とにより構成され(図2及び図3)、カバー本体22は取付部材16,17,18を覆う内被22aとその内被22aの外側に内被22aと一体的に形成された外被22bとを有する二重構造を構成する(図1)。内被22aは、右カバー23と左カバー24が合体したときに、目玉部12bを回転軸14aに取付けた部分を僅かな隙間を空けて覆うように形成され、モータ14の大径部14bを包囲固定するベルト部22dが形成される(図1及び図3)。また、内被22aの分割端には目玉部を幅方向から挟持する切り欠き22cが形成される(図4)。
【0013】
図1に示すように、外被22bは、通孔11dと透孔12cを覆うように形成され、右カバー23と左カバー24が合体したときに内被22aと外被11bの間にワイヤハーネス19を収容するように内被22aと所定の間隔を開けてその内被22aと一体的に形成される。ここで、この実施の形態におけるミラーステー12はモータ14により回転可能であることから、通常の使用状態と駐停車時における収容状態ではミラーステー12の位置が異なり、そのミラーステー12とともに回転するミラーステー用カバー21に対する通孔11dの位置も異なることになる。図3に示すように、このことからこの実施の形態におけるモータ14の回転軸14a近傍の外被22bは、その回転軸14aを中心とし、モータ14の大径部14bを包囲固定するベルト部22dと同軸に形成される。そして、この内被22aであるベルト部22dと外被11bの間に通孔11dが位置するように作られ、ミラーステー12が回転して図の実線矢印で示すように通孔11dが移動しても、その通孔11dが常に内被22aと外被11bの間に位置するように作られる。
【0014】
また、ミラーステー用カバー21は、ステー端部を覆ったカバー本体22をミラーステー12に固定するカバー固定手段26を備える。図2及び図4に示すように、この実施の形態におけるカバー固定手段26は、右カバー23と左カバー24の内面にそれぞれ付設されたリブ状物23a,24aと、左カバー24の分割端縁に形成された係止爪24bと、右カバー23の分割端縁に形成され両カバー23,24の合体時に係止爪24bが係合する被係止凹部23bとを備える。図1及び図2に示すように、一対のリブ状物23a,24aは、外被22bと一体的に樹脂成形することによりその外被22bの内面に付設される。一対のリブ状物23a,24aは、両カバー23,24の合体時に互いに対向してミラーステー12の下端を挟持するための凹部23c,24cが対向してそれぞれ形成される。この凹部23c,24cはミラーステー12の断面の外形形状に相応して形成される。
【0015】
このように構成されたミラーステー用カバー21では、右カバー23と左カバー24を、ミラーステー12の下端部を取付部材とともに左右から挟むようにして合体させる。すると、左カバー24の分割端縁に形成された係止爪24bが弾性変形し、右カバー23の分割端縁に形成された被係止凹部23bに達した時点で復元する。復元した係止爪24bは被係止凹部23bに係合し、両カバー23,24は合体する。両カバー23,24が合体すると一対のリブ状物23a,24aの凹部23c,24cはミラーステー12を挟持し、右カバー23と左カバー24からなるカバー本体22はミラーステー12に固定されてそのミラーステー12の端部を覆う。
【0016】
カバー本体22がミラーステー12の端部を覆うと、カバー本体22における内被22aは取付部材16,17,18を覆い、その内被22aの外側に形成された外被22bはその内被22aの外側に存在するワイヤハーネス19を収容する。このようにしてミラーステー用カバー21はミラーステー12の下端部をワイヤハーネス19とともに覆い、その端部及びワイヤハーネス19が外部に出現することを防止してキャブ11の外観上の見栄えを向上するとともに、車両走行時に空力抵抗を低減させる。ここで、ワイヤハーネス19は内被22aにより取付部材16,17,18と隔離された状態で外被22bにより覆われるため、モータ14によりミラーステー12を回動させても、ミラーステーの取付部材16,17,18にワイヤハーネス19が直接接触することはなく、その接触に起因するワイヤハーネス19の被覆材の損傷を防止でき、ワイヤハーネス19の耐久性及び信頼性を向上させることができる。
【0017】
なお、上述した実施の形態では、左カバー24の分割端縁に係止爪24bを形成し、右カバー23の分割端縁に係止爪24bが係合する被係止凹部23bを形成したが、図示しないが、係止爪を右カバー23に形成し被係止凹部を左カバーに形成しても良い。また、係止爪が係合可能であり限り被係止凹部に代えて被係止孔を形成しても良い。
【0018】
また、上述した実施の形態では、車体の内部から通孔11dを通過して車体外部に出現したワイヤハーネス19が透孔12cを通ってミラーステー12の内部に配索される場合の例を示したが、図6に示すように、ワイヤハーネス19は、車体の内部から通孔11dから出現してミラーステー12の外部に沿って配索されるものであっても良い。このような場合であっても、ミラーステー用カバー21は、ミラーステー12の下端部をワイヤハーネス19とともに覆い、その端部及びワイヤハーネス19が外部に出現することを防止してキャブ11の外観上の見栄えを向上するとともに、車両走行時に空力抵抗を低減させることができる。この場合、図の符号12dで示すようなカバーをミラーステー12に取付ければ、そのカバー12dによりハーネス19を収容することにより、ワイヤハーネス19の全ての部分が外部に出現することを防止することができる。また、ミラーステーの取付部材16,17,18にワイヤハーネス19が直接接触することを防止して、その接触に起因するワイヤハーネス19の被覆材の損傷を防止でき、ワイヤハーネス19の耐久性及び信頼性を向上させることができる。
【0019】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、ステー端部近傍の車体に形成された通孔からステー端部近傍に形成された透孔を通ってワイヤハーネスをステー内部に配索し、取付部材を覆う内被と内被の外側に内被と一体的に形成された外被とによりカバー本体を形成して二重構造とし、外被が通孔と透孔を覆うように形成し、かつ内被と外被の間にワイヤハーネスを収容するように構成したので、このミラーステー用カバーはミラーステーの下端部をワイヤハーネスとともに覆い、その端部及びワイヤハーネスが外部に出現することを防止してキャブの外観上の見栄えを向上するとともに、車両走行時に空力抵抗を低減させることができる。
【0020】
また、ワイヤハーネスは内被により取付部材と隔離された状態で外被により覆われるため、ミラーステーの取付部材にワイヤハーネスが直接接触することはなく、その接触に起因するワイヤハーネスの被覆材の損傷を防止でき、ワイヤハーネスの耐久性及び信頼性を向上させることができる。
更に、カバー本体を略中央で縦方向に二分割して右カバーと左カバーとにより構成し、カバー固定手段が右カバー又は左カバーのいずれか一方又は双方の分割端縁に形成された係止爪と、左カバー又は右カバーのいずれか一方又は双方の分割端縁に形成され両カバーの合体時に係止爪が係合する被係止孔又は被係止凹部とを備えれば、ミラーステーの下端部を取付部材とともに左右から挟むようにして右カバーと左カバーを合体させるだけの比較的単純な作業で、カバー本体によりミラーステーの端部を比較的容易に覆うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のミラーステー用カバーを示す図5のC−C線断面図。
【図2】図1のB−B線断面図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】そのミラーステー用カバーの取付状態を示す分解斜視図。
【図5】そのミラーステー用カバーが取付けられたキャブの斜視図。
【図6】ワイヤハーネスがミラーステーの外部に配索される場合を示す図1に対応する断面図。
【符号の説明】
11 キャブ(車体)
11d 通孔
12 ミラーステー
12c 透孔
16 ワッシャ(取付部材)
17 スプリングワッシャ(取付部材)
18 ナット(取付部材)
19 ワイヤハーネス
22 カバー本体
22a 内被
22b 外被
23 右カバー
23b 被係止凹部
24 左カバー
24b 係止爪
26 カバー固定手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a mirror stay cover that covers an end portion of a mirror stay in which a wire harness is routed inside or outside.
[0002]
[Prior art]
The front end portion of the cab-over type truck is provided with a U-shaped or bow-shaped mirror stay having both upper and lower ends attached to the side of the front end of the vehicle body. One or more mirrors are provided on the vertical side portion of the stay, and recently, as this mirror, an electric mirror that can freely tilt the mirror vertically and horizontally is widely used. The electric mirror accommodates a drive device for freely tilting the mirror around the ball joint inside the casing. Conventionally, a harness composed of several wires for operating the drive device has been arranged along the mirror stay and fixed to the mirror stay by a number of band clips.
However, in the conventional mirror device, since the electrical wiring, that is, the harness for the electric mirror is arranged and exposed along the outer surface of the mirror stay, there is a drawback that the insulation coating deteriorates early, and other articles and There is a risk of disconnection due to contact. In addition, there is a problem that wind noise is likely to be generated due to vibration due to aerodynamic external force during high-speed traveling due to snowfall in winter and slack due to lack of clipping force, and the appearance is significantly impaired.
[0003]
In order to solve this problem, a method has been proposed in which a harness is accommodated inside a mirror stay that is usually formed of a steel pipe material (for example, FIG. 4 of Japanese Utility Model Publication No. 62-67844). When the harness is housed inside the stay, a through hole is made in the vicinity of the lower end of the mirror stay, the harness is pulled out from the inside of the stay, and the harness is removed from the through hole formed in the vehicle body near the end of the stay. It is pulled into the car body. Further, as shown in Japanese Utility Model Laid-Open No. 5-82673, a resin cover is attached to the vertical side portion of the mirror stay, and the harness is accommodated in a harness accommodating groove formed in the cover.
On the other hand, since the rearview mirror attached to the mirror stay as described above is provided so as to protrude from the vehicle body in the cab-over type truck, the mirror stay can be rotated to avoid interference between the rearview mirror and other members during turning. The rear-view mirror at the time of turning is configured to be retractable inside the rotation locus of the vehicle body.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, simply pulling the harness from the inside of the stay through the through hole and pulling the harness from the through hole or the lower end of the cover toward the vehicle body will cause the wire harness from the lower end of the through hole or the cover to the through hole to appear outside the vehicle body. There is a problem that the appearance is deteriorated and a wind noise is generated by receiving aerodynamic external force when the vehicle travels. In addition, when the mirror stay is pivotably mounted, the wire harness contacts the mirror stay mounting member each time the mirror stay is repeatedly rotated. Along with this, there is a problem that the lead wire is exposed and causes a short circuit.
An object of the present invention is to provide a mirror stay cover that is excellent in durability and reliability of a wire harness and excellent in appearance.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In the invention according to claim 1, as shown in FIG. 1, an end portion is attached to a rotating
The characteristic structure is that the
[0006]
In the mirror stay cover according to the first aspect, the lower end portion of the
[0007]
The invention according to claim 2 is the invention according to claim 1, wherein the mirror stay 12 is made of a tubular body, and the
In the mirror stay cover according to the second aspect, the lower end portion of the
[0008]
The invention according to claim 3 is the invention according to claim 1 or 2, and further, as shown in FIGS. 2 and 4, the cover
In the mirror stay cover according to the third aspect, the cover
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
As shown in FIG. 5, a mirror stay 12 made by bending a tubular body into a substantially U-shape is attached to the front outer surface of the
[0010]
As shown in FIG. 1, the rotating
[0011]
On the other hand, a through-
[0012]
As shown in FIGS. 1-4, the lower end part of the mirror stay 12 attached to the vehicle body by the attachment member is covered with the
[0013]
As shown in FIG. 1, the
[0014]
Further, the
[0015]
In the
[0016]
When the cover
[0017]
In the above-described embodiment, the locking
[0018]
Moreover, in embodiment mentioned above, the example in the case where the
[0019]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the wire harness is routed inside the stay from the through hole formed in the vehicle body near the stay end through the through hole formed in the vicinity of the stay end, and the mounting member A cover body is formed by an inner cover covering the outer cover and an outer cover formed integrally with the inner cover on the outer side of the inner cover to form a double structure, and the outer cover is formed so as to cover the through hole and the through hole, and Since it is configured to accommodate the wire harness between the inner cover and the outer cover, this mirror stay cover covers the lower end of the mirror stay together with the wire harness and prevents the end and the wire harness from appearing outside. Thus, the appearance of the cab can be improved and aerodynamic resistance can be reduced when the vehicle is traveling.
[0020]
In addition, since the wire harness is covered with the outer jacket while being separated from the mounting member by the inner jacket, the wire harness does not directly contact the mounting member of the mirror stay. Damage can be prevented and the durability and reliability of the wire harness can be improved.
Furthermore, the cover main body is divided into two substantially vertically at the center, and is constituted by a right cover and a left cover, and a cover fixing means is formed on one or both of the right cover and the left cover. A mirror stay provided with a claw and a locked hole or a locked recess that is formed on one or both split edges of the left cover or the right cover and engages with the locking claw when the covers are united. The end of the mirror stay can be covered relatively easily by the cover main body by a relatively simple operation in which the right cover and the left cover are combined with each other so that the lower end portion is sandwiched from the left and right together with the mounting member.
[Brief description of the drawings]
1 is a cross-sectional view taken along line CC of FIG. 5 showing a mirror stay cover of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
3 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 4 is an exploded perspective view showing a mounting state of the mirror stay cover.
FIG. 5 is a perspective view of a cab to which the mirror stay cover is attached.
6 is a cross-sectional view corresponding to FIG. 1 showing a case where the wire harness is routed outside the mirror stay.
[Explanation of symbols]
11 Cab (body)
11d Through-
17 Spring washer (mounting member)
18 Nut (Mounting member)
19
Claims (3)
前記カバー本体 (22) が前記取付部材 (16,17,18) を覆いかつ前記回転軸 (14a) を囲む内被 (22a) と前記内被 (22a) の外側に前記内被 (22a) と一体的に形成された外被 (22b) とを有する二重構造を有し、
前記ステー端部近傍の車体 (11b) に形成された通孔 (11d) から出現したワイヤハーネス (19) が前記内被 (22a) を越えて前記ステーに配索され、
前記外被(22b)が前記通孔(11d)を覆うように形成され、
かつ前記内被(22a)と前記外被(22b)の間に前記ワイヤハーネス(19)を収容するように構成され、
前記回転軸 (14a) を包囲するベルト部 (22d) が前記内被 (22a) に形成され、
カバー固定手段 (26) は前記外被 (22b) の内面に付設され前記ミラーステー (12) を挟持する凹部 (23c,24c) が対向して形成された一対のリブ状物 (23a,24a) を備え、
前記ミラーステー (12) に固定された前記カバー本体 (22) は前記ミラーステー (12) とともに回転するように構成された
ことを特徴とするミラーステー用カバー。 Wherein the vehicle body rotatably provided rotary shaft (11b) wherein the (14a) rotation axis mirror rotatably ends with (14a) is attached by an attachment member (16, 17, 18) stay (12) A cover main body (22) covering the end, and a cover fixing means (26) for fixing the cover main body (22) provided on the cover main body (22) and covering the stay end to the mirror stay (12). In the mirror stay cover,
The inner and the (22a) on the outside of the inner said cover body (22) surrounds the cover attachment member (16, 17, 18) and said rotary shaft (14a) (22a) within the object and (22a) Having a double structure with an integrally formed jacket (22b) ,
The wire harness (19) that emerged from the through hole (11d) formed in the vehicle body (11b) in the vicinity of the stay end is routed to the stay over the inner jacket (22a) ,
The jacket (22b) is formed so as to cover the through hole (11d),
And it is configured to accommodate the wire harness (19) between the inner jacket (22a) and the outer jacket (22b) ,
A belt portion (22d) surrounding the rotating shaft (14a) is formed on the inner cover (22a) ,
The cover fixing means (26) is a pair of ribs (23a, 24a) provided on the inner surface of the outer cover (22b) and formed with opposing recesses (23c, 24c) that sandwich the mirror stay (12 ). With
The mirror stay (12) the cover body (22) fixed to the mirror stay cover, characterized in that it is configured to rotate together with the mirror stay (12).
カバー固定手段(26)が前記右カバー(23)又は左カバー(24)のいずれか一方又は双方の分割端縁に形成された係止爪(24b)と、前記左カバー(24)又は右カバー(23)のいずれか一方又は双方の分割端縁に形成され両カバー(23,24)の合体時に前記係止爪(24b)が係合する被係止孔又は被係止凹部(23b)とを備えた請求項1又は2記載のミラーステー用カバー。The cover body (22) is divided into two substantially vertically at the center and is composed of a right cover (23) and a left cover (24).
The cover fixing means (26) includes a locking claw (24b) formed on one or both of the right cover (23) and the left cover (24), and the left cover (24) or the right cover. (23) A locked hole or a locked recess (23b) formed on one or both of the divided edges and engaged with the locking claw (24b) when the covers (23, 24) are combined. The mirror stay cover according to claim 1, further comprising:
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