JP3709976B2

JP3709976B2 - Top link bracket structure

Info

Publication number: JP3709976B2
Application number: JP2000146160A
Authority: JP
Inventors: 哲也滝沢; 今朝平小松
Original assignee: 石川島芝浦機械株式会社
Priority date: 2000-05-18
Filing date: 2000-05-18
Publication date: 2005-10-26
Anticipated expiration: 2020-05-18
Also published as: JP2001320908A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクタ後部に作業機を装着するための三点リンクヒッチ機構における、トップリンクをトラクタ後部に取り付けるためのトップリンクブラケットの構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
トラクタ直装式の作業機はトラクタの後部に三点のリンクを介して装着され、この三点リンクヒッチ機構における左右のロアリンクを油圧装置で昇降することにより、作業状態での耕耘深さ調整及び圃場からの持ち上げのための作業機の昇降動作が行われる。
【０００３】
三点リンクヒッチ機構はトップリンクと左右一対のロアリンクとから構成され、各リンクの前端はトラクタの後部に、また、後端は作業機に夫々回動可能に連結される。
三点リンクヒッチ機構の形式には標準三点リンクヒッチ機構と特殊三点リンクヒッチ機構とがある。標準三点リンクヒッチ機構は平行四節リンクヒッチ機構に近い状態で作業機を昇降できるため、作業深さを変更しても作業機の姿勢を略一定に維持できるという長所を有するが、作業機を圃場から高く持ち上げ難い。これに対し、特殊三点リンクヒッチ機構はロアリンクより十分短いトップリンクをトラクタに固定のブラケットに連結し、作業機を尻上がり状に持ち上げられるようにすることにより、旋回時に作業機が十分に上昇し、日本の狭い圃場での作業が容易に行えるようになっている。
【０００４】
前記二種の三点リンクヒッチ機構は作業目的により使い分けられており、標準三点リンクヒッチ機構は主にプラウ作業等に、特殊三点リンクヒッチ機構はロータリ耕耘作業等に使用される。トップリンクの長さは作業機の機種に合わせた長さのトップリンクが使用され、トップリンク自体の長さを調節できるようにしたり、トップリンクブラケットで取付位置が調整されたりする。
標準三点リンクヒッチ機構でトラクタに作業機を取り付ける場合、トラクタ後部に固設されたブラケットに標準三点リンク用トップリンクを取り付ける。また、図６に示す如く特殊三点リンクヒッチ機構でトラクタに作業機を装着する場合は、上記ブラケットに特殊三点リンク用ブラケット（以下リンクヒッチ）をピンで固定し、該リンクヒッチで特殊三点リンク用トップリンクを支承している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
三点リンクヒッチ機構の後部と作業機との間は三点のヒッチ点で連結されており、このヒッチ点で作業機の揺動を許容できるようにしているため、前述の特殊三点リンクで作業機を装着した場合、作業機の揺動によってブラケットとリンクヒッチとの間でガタが生じ、これに起因するピン孔の摩耗、或いはトップリンク取り付け点の移動によるドライブシャフトの振動や騒音が生じてしまう。そこで、ガタ抑えボルト及び押さえ金具でブラケットとリンクヒッチを互いに緊結する等のガタ抑え機構が設けられていた。
【０００６】
しかし、前記のガタ抑え効果を有するブラケットは構成部品が多く、標準三点リンクと特殊三点リンクの交換時にリンクヒッチ及びガタ抑え機構部材等の着脱が煩雑であり、これに加え特殊三点リンク時におけるブラケットとリンクヒッチを緊結することに起因し、トップリンク支承点がずれるという問題があった。
【０００７】
また、標準三点リンクヒッチ機構と特殊三点リンクヒッチ機構とに共通使用可能とするトップリンクブラケットが実開昭６３−４６０８により公知となっているが、標準三点リンクヒッチ機構用の取付孔にトップリンクを装着した状態で、作業機を最下降させて作業を行なうと、左右に作業が振れたときに、トップリンクとトップリンクブラケットが当接して損傷を及ぼすおそれがあった。また、特殊三点リンクヒッチ機構とした場合には、作業機が重い場合強度が不足することがあった。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
【０００９】
即ち、請求項１においては、トラクタに作業機を装着するための三点リンク式ヒッチ機構におけるトップリンクをトラクタ後部に支持するトップリンクブラケットを、標準三点リンクヒッチ機構と特殊三点リンクヒッチ機構とに共通使用可能とする構成であって、トップリンクブラケットを左右一対のサイドフレームで構成し、基部側に標準３点リンク機構用ピン孔、先端側に特殊三点リンクヒッチ機構用ピン孔をそれぞれのサイドフレームに設け、特殊三点リンクヒッチ機構用ピン孔部の左右幅を、標準３点リンク機構用ピン孔部の幅よりも大きくした。
【００１０】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について説明する。
図１は本発明にかかるトップリンクのブラケット構造を採用したトラクタの後部側面図であり、図２は同じく平面図である。
また、図３は本発明にかかるブラケットの特殊三点リンク時における側面図、図４は同じく平面図、図５は本発明にかかるブラケットの標準三点リンク時におけるブラケットの平面図である。更に、図６は従来のブラケットの特殊三点リンク時における側面図である。
【００１１】
図１、図２において、トラクタ２の後部に本発明のブラケット構造を採用したトップリンクブラケットを固設し、特殊三点リンクヒッチ機構を介して作業機としてロータリ耕耘装置３を装着した状態を示している。したがって、本実施例における特殊三点リンクヒッチ機構で作業機であるロータリ耕耘装置３を耕耘使用範囲内で略平行に昇降でき、耕耘使用範囲を越えた上昇位置より尻上がりに高く上昇できるようにしている。
トラクタ２の後部に装着された前記ロータリ耕耘装置３は、トラクタ２後部より突出したＰＴＯ軸２０により、ドライブシャフト（ユニバーサルジョイント）１９を介してロータリ耕耘装置３のギヤボックス２１の入力軸に動力が伝達されると、該ギヤボックス２１内で回動方向が変えられ、メインビーム２９によりチェンケース２６に動力が伝達される。メインビーム２９下部には耕耘爪２７を放射状に植設した耕耘爪軸２８が横架されており、チェンケース２６内においてメインビーム２９及び耕耘爪軸２８の端に固設されたスプロケットに巻回されたチェンにより耕耘爪軸２８に動力が伝達される。
【００１２】
前記ロータリ耕耘装置３のメインビーム２９・２９の左右中途部にはそれぞれ取付ステー３０・３０が溶接固定され、該取付ステー３０の後方ではデプスフレーム４３・４３が平面視「く」の字型のステーを介して枢結されている。該デプスフレーム４３・４３はアジャストスクリュー４４を介してアッパーアーム２２のハンドル２５に連動連結されており、該ハンドル２５の操作によりデプスフレーム４３・４３が上下動する構造となっている。
前記取付ステー３０の前方では下ヒッチ点を形成する下ヒッチピン１８が、取付ステー３０と球面軸受けによるピン装着機構となっているロアリンク７のヒッチ部を貫通している。したがって、ロアリンク７は下ヒッチ点で下ヒッチピン１８を軸中心に回動自在となっている。なお、夫々にデプスフレーム４３・４３及びロアリンク７・７を装設した左右の取付ステー３０・３０はトップリンク６を略中央として平面視で左右対称に構成されている。
【００１３】
また、ロータリ耕耘装置３のアッパーアーム２２では、上ヒッチ点を形成する上ヒッチピン１６が左右アッパーアーム２２・２２に、トップリンク６の後ヒッチ部６ｂを介装して貫通し、該上ヒッチピン１６は、スナップピン１５により抜け落ち防止が成されている。トップリンク６の後ヒッチ部６ｂは球面軸受けによるピン装着機構となっており、上ヒッチ点でトップリンク６が回動自在に軸支されていることになる。また、該トップリンクには正逆ネジ（ターンバックル）による機構で長さを調節できる構造を有し、作業機への取付角度が微調整できるようになっている。
なお、上ヒッチ点は下ヒッチ点よりやや前方に位置し、三点のヒッチ点は後面視で三角形を形成している。
【００１４】
一方、トラクタ２においては、トラクタ２のミッションケースから後方にＰＴＯ軸２０を突出し、その上方で本発明のトップリンクブラケット５を螺着固定している。該トップリンクブラケット５にはトップリンク６の前リンク部６ａがトップリンクブラケット５に開口した孔に上リンクピン１３によって枢支連結されて上リンク点を形成している。
また、トラクタ２は作業機３を昇降するための油圧昇降装置１０をミッションケース上部に搭載しており、該油圧昇降装置１０のリフトアーム９がトラクタ２後部へ突出し、該リフトアーム９の先端ではリフトロッド８を枢結し、該リフトロッド８はロアリンク７の前後中途部に枢結されている。リフトロッド８に穿設された複数の連結孔のうちの一つを選択することで該リフトロッドの長さ調節が可能とされ、リフトロッド８とロアリンク７の連結点４６でリフトアーム９とロアリンク７との傾斜角の微調整を行う。前記ロアリンク７はトラクタ２後部に枢支した下リンクピン１７を軸として回動自在に支承されて下リンク点を形成しており、油圧昇降装置１０でリフトアーム９を回動させると、リフトロッド８を介してロアリンク７が下リンクピン１７を軸中心に回動する。
【００１５】
前述の如く三点リンクを構成することで、リフトアーム９の回動に連動して左右ロアリンク７が下リンクピン１７を軸中心として回動し、トップリンク６はロアリンク７の回動に連動して上リンクピン１３を軸中心に回動するので、ロータリ耕耘装置３が上昇または下降するのである。
【００１６】
ここで本発明にかかるトップリンクブラケット５の構造について詳しく説明する。
図３、図４に示す如く、トップリンクブラケット５はトラクタ２後部に螺着するための基フレーム３５、左右一対のサイドフレーム３６Ｌ・３６Ｒ、及びトップリンクブラケット５を補強する補強部３２で構成されている。
基フレーム３５はサイドフレーム３６Ｌ・３６Ｒの前端に左右垂直方向に配置して、平面視Π状に構成している。補強部３２はサイドフレーム３６Ｌ・３６Ｒの中途部の下面で連結固定している。
【００１７】
トップリンクブラケット５のサイドフレーム３６Ｌ・３６Ｒは平面視で該トップリンクブラケット５の略中心に対し左右対称であり、該左右サイドフレーム３６Ｌ・３６Ｒ夫々において、基部（前部）には標準三点リンクヒッチ機構において上リンクピンを貫挿してトップリンクを取り付けるための標準上リンク孔３９・３９・３９が複数設けられて、任意に選択して連結可能とし、先端部（後部）には特殊三点リンクヒッチ機構においてトップリンクを取り付けるための特殊上リンク孔３８が穿設されている。左右のサイドフレーム３６Ｌ・３６Ｒは中央部が斜面となって後部の幅が左右広がる構成としており、該左右サイドフレーム３６Ｌ・３６Ｒの標準上リンク孔部の幅（距離）βに対し、特殊上リンク孔部の幅（距離）αが大きくなるようにしいる。つまり、トップリンクブラケット５の左右幅は後部が広くなるようにし、標準上リンク孔３９・３９・３９と特殊上リンク孔３８を設けてトップリンクを取り付ける部分では平面視で前後方向に平行に形成されている。
【００１８】
このような構成によって、トップリンクブラケット５は、作業機３の荷重と作業時等において負荷を受けるが、本発明のトップリンクブラケット５は前記基フレーム３５とサイドフレーム３６Ｌ・３６Ｒと補強部３２が溶接等により一体的に成形されているため、変形しにくい構造となっている。また、構成部材を一つにすることで、図６に示す複数の部材で構成されていた従来の特殊リンク用ブラケット６２における部材間の結合点で生じるガタや摩耗等の問題を無くすことができるのである。
【００１９】
ここで特殊三点リンク及び標準三点リンク双方の三点リンクヒッチ機構において、本発明のトップリンクブラケットによるトップリンクの支承構造を説明する。
まず、図３及び図４を用いて特殊三点リンクヒッチ機構とした場合について説明する。
特殊三点リンク用トップリンク６αは、該トップリンク６αのリンク部６ａは球面軸受けが設けられており、トップリンクブラケット５の特殊上リンク孔３８に上リンクピン１３が、トップリンク６α及び上リンクピン１３の両側にカラー３１・３１を貫いて通され、スナップピン１４で抜け落ち防止されている。トップリンクブラケット５に回動自在に支承されたトップリンク６αの両側にカラー３１・３１を設けることによって、該トップリンク６αが左右中央に位置するように位置決めしている。
【００２０】
次に図５を用いて標準三点リンクヒッチ機構とした場合について説明する。
特殊三点リンク用トップリンク６αと比べ、標準三点リンク用トップリンク６βは長尺であり、どちらのトップリンク６α・６βも本体パイプに設けられた正逆ネジによる機構で長さの微調整ができる。標準三点リンク用トップリンク６βは、トップリンクブラケット５のサイドフレーム３６Ｌ・３６Ｒの前部に設けた標準上リンク孔３９・３９・３９に、上リンクピン１３を通し、該上リンクピン１３で軸支される。該上リンクピン１３の端はスナップピン１４により抜け止めされている。
【００２１】
そして、この装着状態でトラクタ２での作業時において、トラクタ２後部の作業機３は取り付ける作業機３の種類或いは作業時の姿勢変化により揺動する。
図６に示す従来のトップリンクブラケット６２では、標準三点リンクヒッチ機構時に使用するトップリンクブラケット５１にリンクヒッチ５２をピン６１・６１及びスナップピン６０・６０で固定し、該リンクヒッチ５２の上リンク孔５５で上リンクピン５６及びスナップピン５３で特殊三点リンク用トップリンク６αを支承していた。また、標準三点リンクヒッチ機構時は、前記リンクヒッチ５２を取り外し、上リンク孔５４でトップリンク６を支承していた。
【００２２】
前記従来のトップリンクブラケット６２に対し、本発明のトップリンクブラケット５は、トップリンク６が作業機３の揺動に応動し、図５の二点鎖線６β’で示す如く揺動しても、トップリンクブラケット５の左右サイドフレーム３６Ｌ・３６Ｒに穿設された標準上リンクピン孔距離βに対し特殊上リンクピン孔距離αがトップリンク６の揺動幅に対応するよう大きく成形されているので、該トップリンクブラケット５のサイドフレーム３６Ｌ・３６Ｒは、トップリンク６の揺動を阻害することはない。
【００２３】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
即ち、請求項１に示す如く、トラクタに作業機を装着するための三点リンク式ヒッチ機構におけるトップリンクをトラクタ後部に支持するトップリンクブラケットを、標準三点リンクヒッチ機構と特殊三点リンクヒッチ機構とに共通使用可能とする構成であって、トップリンクブラケットを左右一対のサイドフレームで構成し、基部側に標準３点リンク機構用ピン孔、先端側に特殊三点リンクヒッチ機構用ピン孔をそれぞれのサイドフレームに設け、特殊三点リンクヒッチ機構用ピン孔部の左右幅を、標準３点リンク機構用ピン孔部の幅よりも大きくしたことで、標準三点リンクヒッチ機構となるようにトップリンクを装着して、トラクタでの作業時に作業機が揺動して、これに連動してトップリンクが揺動してもトップリンクブラケットがその揺動を阻害しなくなり、損傷を与えることもなくなったのである。こうして標準及び特殊双方の三点リンクヒッチ機構に、同一のブラケットを使用することが可能となり、リンクの種類によってブラケットを交換する必要が無くなった。
また、リンクの切り替えが容易にできるようになり、コストダウンにも寄与するのである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明にかかるトップリンクのブラケット構造を採用したトラクタの後部側面図である。
【図２】同じく平面図である。
【図３】本発明にかかるブラケットの特殊三点リンク時における側面図である。
【図４】同じく平面図である。
【図５】本発明にかかるブラケットの標準三点リンク時における側面図である。
【図６】従来のブラケットの特殊三点リンク時における側面図である
【符号の説明】
２トラクタ
３作業機
５ブラケット
６トップリンク
７ロアリンク
３６Ｌ・３６Ｒサイドフレーム[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a structure of a top link bracket for attaching a top link to a rear portion of a tractor in a three-point link hitch mechanism for mounting a work implement on the rear portion of a tractor.
[0002]
[Prior art]
The tractor-mounted work implement is mounted on the rear part of the tractor via a three-point link, and the right and left lower links in this three-point link hitch mechanism are lifted and lowered by a hydraulic device to adjust the tillage depth in the working state. And the lifting / lowering operation of the work machine for lifting from the field is performed.
[0003]
The three-point link hitch mechanism is composed of a top link and a pair of left and right lower links. The front end of each link is connected to the rear part of the tractor and the rear end is connected to the work machine so as to be rotatable.
The three-point link hitch mechanism includes a standard three-point link hitch mechanism and a special three-point link hitch mechanism. The standard three-point link hitch mechanism can move the work implement up and down in a state close to that of the parallel four-bar link hitch mechanism, and therefore has the advantage that the posture of the work implement can be maintained substantially constant even if the work depth is changed. Is difficult to lift high from the field. On the other hand, the special three-point link hitch mechanism connects the top link, which is sufficiently shorter than the lower link, to the bracket fixed to the tractor so that the work implement can be lifted up so that the work implement can be raised sufficiently when turning. However, it is easy to work in a narrow field in Japan.
[0004]
The two types of three-point link hitch mechanisms are selectively used depending on the purpose of work. The standard three-point link hitch mechanism is mainly used for plow work and the special three-point link hitch mechanism is used for rotary tillage work. The length of the top link is adjusted according to the model of the work machine, and the length of the top link itself can be adjusted, or the mounting position can be adjusted by the top link bracket.
When attaching the implement to the tractor using the standard three-point link hitch mechanism, attach the top link for the standard three-point link to the bracket fixed at the rear of the tractor. As shown in FIG. 6, when a work machine is mounted on a tractor using a special three-point link hitch mechanism, a special three-point link bracket (hereinafter referred to as a link hitch) is fixed to the bracket with a pin, and the special three-point link hitch mechanism is used. The top link for point links is supported.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The rear part of the three-point link hitch mechanism and the work equipment are connected by three hitch points, and the swing of the work equipment is allowed at this hitch point. When the work implement is installed, rattling occurs between the bracket and the link hitch due to the swing of the work implement, resulting in pin hole wear or drive shaft vibration and noise due to the movement of the top link attachment point. End up. In view of this, there has been provided a backlash suppressing mechanism such as a bracket and a link hitch that are fastened together by backlash holding bolts and presser fittings.
[0006]
However, there are many components in the bracket that has the effect of suppressing backlash, and it is complicated to attach and detach the link hitch and backlash mechanism member when replacing the standard three-point link and special three-point link. Due to the tight connection between the bracket and the link hitch at the time, there was a problem that the top link support point shifted.
[0007]
A top link bracket that can be used in common with a standard three-point link hitch mechanism and a special three-point link hitch mechanism is known from Japanese Utility Model Application Laid-Open No. 63-4608. When the work machine is lowered and the work is performed with the top link attached, the top link and the top link bracket may come into contact with each other and damage may be caused when the work is swung to the left and right. In addition, when the special three-point link hitch mechanism is used, the strength may be insufficient when the working machine is heavy.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The problems to be solved by the present invention are as described above. Next, means for solving the problems will be described.
[0009]
That is, in claim 1, the top link bracket for supporting the top link in the rear portion of the tractor in the three-point link type hitch mechanism for mounting the work machine on the tractor is divided into a standard three-point link hitch mechanism and a special three-point link hitch mechanism. The top link bracket is composed of a pair of left and right side frames, with a standard three-point link mechanism pin hole on the base side and a special three-point link hitch mechanism pin hole on the tip side. The left and right widths of the special three-point link hitch mechanism pin holes are made larger than the standard three-point link mechanism pin holes.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of the present invention will be described.
FIG. 1 is a rear side view of a tractor employing a top link bracket structure according to the present invention, and FIG. 2 is a plan view of the same.
3 is a side view of the bracket according to the present invention at the time of a special three-point link, FIG. 4 is a plan view thereof, and FIG. 5 is a plan view of the bracket at the time of the standard three-point link of the bracket according to the present invention. FIG. 6 is a side view of the conventional bracket at the time of a special three-point link.
[0011]
1 and 2, a top link bracket employing the bracket structure of the present invention is fixed to the rear part of the tractor 2 and a rotary tiller 3 is mounted as a work machine via a special three-point link hitch mechanism. ing. Therefore, the special three-point link hitch mechanism in the present embodiment allows the rotary tiller 3 that is a work machine to be lifted substantially parallel within the range of use of the tillage, so that it can be raised higher than the rising position beyond the range of use of the tillage. Yes.
The rotary tiller 3 mounted on the rear part of the tractor 2 is powered by the PTO shaft 20 protruding from the rear part of the tractor 2 via the drive shaft (universal joint) 19 to the input shaft of the gear box 21 of the rotary tiller 3. When transmitted, the rotation direction is changed in the gear box 21, and power is transmitted to the chain case 26 by the main beam 29. Under the main beam 29, a tilling claw shaft 28 in which the tilling claws 27 are radially installed is horizontally mounted, and is wound around a sprocket fixed to the ends of the main beam 29 and the tilling claw shaft 28 in the chain case 26. Power is transmitted to the tilling claw shaft 28 by the chain that has been made.
[0012]
Mounting stays 30 and 30 are welded and fixed to the left and right middle portions of the main beams 29 and 29 of the rotary tiller 3, respectively, and the depth frames 43 and 43 are in the shape of a “<” in plan view behind the mounting stay 30. It is linked through a stay. The depth frames 43 and 43 are linked to the handle 25 of the upper arm 22 via an adjustment screw 44, and the depth frames 43 and 43 are moved up and down by the operation of the handle 25.
In front of the mounting stay 30, a lower hitch pin 18 forming a lower hitch point passes through the hitch portion of the lower link 7 serving as a pin mounting mechanism by the mounting stay 30 and a spherical bearing. Accordingly, the lower link 7 is rotatable about the lower hitch pin 18 at the lower hitch point. The left and right mounting stays 30 and 30 having the depth frames 43 and 43 and the lower links 7 and 7, respectively, are configured symmetrically in plan view with the top link 6 as a substantial center.
[0013]
Further, in the upper arm 22 of the rotary tiller 3, the upper hitch pin 16 that forms the upper hitch point penetrates the left and right upper arms 22 and 22 through the rear hitch portion 6 b of the top link 6, and the upper hitch pin 16. The snap pin 15 prevents falling off. The rear hitch portion 6b of the top link 6 is a pin mounting mechanism using a spherical bearing, and the top link 6 is pivotally supported at the upper hitch point. Further, the top link has a structure that can be adjusted in length by a mechanism using forward and reverse screws (turn buckles) so that the attachment angle to the working machine can be finely adjusted.
The upper hitch point is located slightly forward of the lower hitch point, and the three hitch points form a triangle in rear view.
[0014]
On the other hand, in the tractor 2, the PTO shaft 20 protrudes rearward from the transmission case of the tractor 2, and the top link bracket 5 of the present invention is screwed and fixed above the PTO shaft 20. In the top link bracket 5, a front link portion 6a of the top link 6 is pivotally connected to a hole opened in the top link bracket 5 by an upper link pin 13 to form an upper link point.
Further, the tractor 2 has a hydraulic lifting device 10 for lifting the work implement 3 mounted on the upper part of the transmission case. The lift arm 9 of the hydraulic lifting device 10 protrudes toward the rear of the tractor 2, and at the tip of the lift arm 9. A lift rod 8 is pivotally connected, and the lift rod 8 is pivotally connected to the middle part of the lower link 7. The length of the lift rod can be adjusted by selecting one of a plurality of connecting holes formed in the lift rod 8, and the lift arm 9 is connected to the lift arm 9 at a connection point 46 between the lift rod 8 and the lower link 7. Fine adjustment of the inclination angle with the lower link 7 is performed. The lower link 7 is rotatably supported about a lower link pin 17 pivotally supported at the rear portion of the tractor 2 to form a lower link point. When the lift arm 9 is rotated by the hydraulic lifting device 10, the lift link 9 is lifted. The lower link 7 rotates about the lower link pin 17 through the rod 8 about the axis.
[0015]
By configuring the three-point link as described above, the left and right lower links 7 rotate about the lower link pin 17 in conjunction with the rotation of the lift arm 9, and the top link 6 rotates the lower link 7. Since the upper link pin 13 is rotated about the axis in conjunction with it, the rotary tiller 3 is raised or lowered.
[0016]
Here, the structure of the top link bracket 5 according to the present invention will be described in detail.
As shown in FIGS. 3 and 4, the top link bracket 5 includes a base frame 35 that is screwed to the rear portion of the tractor 2, a pair of left and right side frames 36 </ b> L and 36 </ b> R, and a reinforcing portion 32 that reinforces the top link bracket 5. ing.
The base frame 35 is arranged in the left-right vertical direction at the front ends of the side frames 36L and 36R, and has a bowl shape in plan view. The reinforcing portion 32 is connected and fixed at the lower surface of the middle portion of the side frames 36L and 36R.
[0017]
The side frames 36L and 36R of the top link bracket 5 are bilaterally symmetric with respect to the approximate center of the top link bracket 5 in a plan view, and a standard three-point link is provided at the base (front) in each of the left and right side frames 36L and 36R. In the hitch mechanism, a plurality of standard upper link holes 39, 39, and 39 are provided for attaching the top link by penetrating the upper link pin, which can be arbitrarily selected and connected, and the tip (rear) has three special points. A special upper link hole 38 for attaching the top link in the link hitch mechanism is formed. The left and right side frames 36L and 36R have a configuration in which the central part is inclined and the width of the rear part is widened to the left and right, and the special upper link with respect to the width (distance) β of the standard upper link hole of the left and right side frames 36L and 36R The width (distance) α of the hole is increased. That is, the left and right widths of the top link bracket 5 are widened at the rear, and the standard upper link holes 39, 39 and 39 and the special upper link hole 38 are provided, and the top link is attached to the portion where the top link is attached in parallel in the front-rear direction. Has been.
[0018]
With such a configuration, the top link bracket 5 is subjected to the load of the work implement 3 and the load during work. However, the top link bracket 5 of the present invention includes the base frame 35, the side frames 36L and 36R, and the reinforcing portion 32. Since it is integrally formed by welding or the like, it has a structure that is difficult to deform. Further, by using one component member, it is possible to eliminate problems such as backlash and wear that occur at the connecting points between the members in the conventional special link bracket 62 that is configured by a plurality of members shown in FIG. It is.
[0019]
Here, in the three-point link hitch mechanism of both the special three-point link and the standard three-point link, the support structure of the top link by the top link bracket of the present invention will be described.
First, the case where it is set as the special three-point link hitch mechanism is demonstrated using FIG.3 and FIG.4.
In the special three-point link top link 6α, the link portion 6a of the top link 6α is provided with a spherical bearing, and the upper link pin 13 is provided in the special upper link hole 38 of the top link bracket 5, and the top link 6α and the upper link. The collars 31 and 31 are passed through both sides of the pin 13, and the snap pins 14 are prevented from falling off. By providing the collars 31 and 31 on both sides of the top link 6α rotatably supported by the top link bracket 5, the top link 6α is positioned so as to be located at the center of the left and right.
[0020]
Next, a case where a standard three-point link hitch mechanism is used will be described with reference to FIG.
Compared to the special three-point link top link 6α, the standard three-point link top link 6β is longer, and both top links 6α and 6β are finely adjusted by the mechanism using the forward and reverse screws provided on the main pipe. Can do. The top link 6β for the standard three-point link passes the upper link pin 13 through the standard upper link holes 39, 39, 39 provided at the front portions of the side frames 36L, 36R of the top link bracket 5, and the upper link pin 13 It is pivotally supported. The end of the upper link pin 13 is retained by a snap pin 14.
[0021]
When working with the tractor 2 in this mounted state, the work machine 3 at the rear of the tractor 2 swings depending on the type of work machine 3 to be attached or a change in posture during work.
In the conventional top link bracket 62 shown in FIG. 6, a link hitch 52 is fixed to the top link bracket 51 used in the standard three-point link hitch mechanism with pins 61 and 61 and snap pins 60 and 60, and the top of the link hitch 52 is fixed. The top link pin 56 for the special three-point link is supported by the upper link pin 56 and the snap pin 53 in the link hole 55. In the standard three-point link hitch mechanism, the link hitch 52 is removed and the top link 6 is supported by the upper link hole 54.
[0022]
With respect to the conventional top link bracket 62, the top link bracket 5 of the present invention is such that the top link 6 responds to the swing of the work machine 3 and swings as shown by a two-dot chain line 6β ′ in FIG. The special upper link pin hole distance α is formed so as to correspond to the swing width of the top link 6 with respect to the standard upper link pin hole distance β formed in the left and right side frames 36L and 36R of the top link bracket 5. The side frames 36L and 36R of the top link bracket 5 do not hinder the swinging of the top link 6.
[0023]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
That is, as shown in claim 1, the top link bracket for supporting the top link in the rear portion of the tractor in the three-point link type hitch mechanism for mounting the work machine on the tractor is divided into the standard three-point link hitch mechanism and the special three-point link hitch. The top link bracket is composed of a pair of left and right side frames, with a pin hole for the standard three-point link mechanism on the base side and a pin hole for the special three-point link hitch mechanism on the tip side. Are provided on each side frame, and the width of the pin hole for the special three-point link hitch mechanism is made larger than the width of the pin hole for the standard three-point link mechanism, so that it becomes a standard three-point link hitch mechanism The top link bracket is attached to the top link bracket even if the top link swings in conjunction with this. Swing will not inhibit the is had disappeared even damaging. In this way, it is possible to use the same bracket for both the standard and special three-point link hitch mechanisms, eliminating the need to replace the bracket depending on the type of link.
In addition, the link can be easily switched, which contributes to cost reduction.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a rear side view of a tractor employing a top link bracket structure according to the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the same.
FIG. 3 is a side view of the bracket according to the present invention at the time of a special three-point link.
FIG. 4 is a plan view of the same.
FIG. 5 is a side view of the bracket according to the present invention at the time of a standard three-point link.
FIG. 6 is a side view of a conventional bracket at the time of a special three-point link.
2 Tractor 3 Work implement 5 Bracket 6 Top link 7 Lower link 36L / 36R Side frame

Claims

The top link bracket that supports the top link at the rear of the tractor for mounting the work equipment on the tractor can be used in common with the standard three-point link hitch mechanism and the special three-point link hitch mechanism. The top link bracket is composed of a pair of left and right side frames, and a standard three-point link mechanism pin hole is provided on the base side and a special three-point link hitch mechanism pin hole is provided on each side frame. A top link bracket structure characterized in that the width of the pin hole for the three-point link hitch mechanism is larger than the width of the pin hole for the standard three-point link mechanism.