JP3709245B2

JP3709245B2 - Reference plane setting device

Info

Publication number: JP3709245B2
Application number: JP22349496A
Authority: JP
Inventors: 琢己平川
Original assignee: 株式会社ソキア
Priority date: 1996-08-26
Filing date: 1996-08-26
Publication date: 2005-10-26
Anticipated expiration: 2016-08-26
Also published as: JPH1062171A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、測量等に用いられる基準平面設定装置に関し、更に詳細には、基準平面設定装置のケーシング表面に回転ヘッドの回転軸を傾動させることができるつまみが設けられた基準平面設定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
建築構造物の壁や柱等に、平面的な水平基準平面を設定したり、あるいは、床、天井、柱などに平面的な垂直基準平面を設定する際に用いられる装置として、基準平面設定装置が知られている。レーザープレーナとも呼ばれる基準平面設定装置に関する従来の技術としては、図９、図１０に示す技術（特開平６−３１３７１３）などがある。
【０００３】
この技術は、箱型中空のケーシング２内部に、玉継手１０とばね部材８によりケーシング２に傾動可能に支持された軸受けスリーブ４を配設している。この軸受けスリーブ４は、回転軸３を保持し、この回転軸３はケーシング２天面に露出して、側方に光を照射する回転ヘッド７を軸支している。そして、回転軸３が回転することで、回転軸３と一体に回転する回転ヘッド７からの照射光により回転照射平面が形成される。
【０００４】
また、ケーシング２の直交する外側面の一方にはＸ軸方向整準ねじ３０ｘが、他方にはＹ軸方向整準ねじ３０ｙがそれぞれ螺挿配設され、この直交する整準ねじ３０ｘ、３０ｙの先端部がばね部材８により付勢された軸受けスリーブ４の外周部に各々直接当接されている。そして、軸受けスリーブ４には、ケーシング２から目盛り面を露出させるＸ軸方向の整準用気泡管３１ｘとＹ軸方向の整準用気泡管３１ｙが取付られている。
【０００５】
この整準用気泡管３１ｘ、３１ｙを見ながら、この整準ねじ３０ｘ、３０ｙの各々の回動操作でねじを進退させることにより、軸受けスリーブ４、回転軸３を傾動させて回転照射平面を基準平面に整準する。
例えば、整準ねじ３０ｘを回動するとねじが進退して、回転軸３は図１０に示すＸ軸方向に傾動し、整準ねじ３０ｙを回動すると回転軸３はＹ軸方向に傾動する。即ち、この従来技術においては整準ねじ３０ｘ又は３０ｙの回動方向と回転軸３の傾動方向は直交している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
建設現場の測量等で使用される基準平面設定装置の基準平面の整準には迅速かつ正確な作業が要求されるが、前記した従来技術においては、以下のような問題があった。
整準ねじの操作（回動）方向と回転軸（又は回転照射平面）の傾動方向が一致せず、双方の方向の相対関係が分かり難かった。即ち、整準ねじをどの方向に回動すれば回転軸（又は回転照射平面）がどの方向に傾動するのかが感覚的に把握しにくく、操作に慣れるまでに時間を要していた。操作に不慣れだと、誤操作をしたり、試し操作が必要になる等、整準に時間を要して不便であり、基準平面に基づく他の作業の進行にも支障を期たしていた。
【０００７】
そこで、本発明は上記従来技術の問題を解消するために創作されたもので、その目的は、整準操作が分かりやすく、迅速な基準平面設定を行うことのできる基準平面設定装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項１は、以下の手段を採用する。
即ち、上方の開口するケーシングと、前記ケーシング内部に配置され、ケーシングの天井裏近傍にピボット支持されることにより、ケーシングに対し傾動自在に支持された軸受けスリーブと、前記軸受けスリーブに回転可能に支承されて、上下方向に配設された回転軸と、前記ケーシング開口部から突出した前記回転軸上端部に軸着されてケーシング上部に配置され、側方に光を照射する回転ヘッドと、前記ケーシング外側面に設けられ、前記回転軸を回転軸と直交するＸ，Ｙ軸方向に各々傾動させる一対の回動つまみと、該回動つまみと前記軸受けスリーブ間に介装された一対のリンクと、を備え、前記回転ヘッドが、回転軸線回りに回転して回転軸線と直交する回転照射平面を形成する基準平面設定装置であって、
前記一対のリンクは、前記軸受けスリーブを間に挟んだ前記回動ねじの反対側にそれぞれ配設されることにより、前記回動つまみの回動方向と前記回転軸の傾動方向が一致することを特徴とする基準平面設定装置である。
そして、請求項２では、請求項１記載の基準平面設定装置であって、この軸受けスリーブ傾動機構を、水平かつ互いに直交するように配置された一対の回動ねじと、前記ケーシングと前記軸受けスリーブ間に介装された玉継手と、一端部が前記回動ねじの先端と当接し、かつ、他端部が軸受けスリーブ側面と当接するように配設された一対の水平回動リンクと、前記ケーシングと前記軸受けスリーブ間に介装されて、前記軸受けスリーブ側面と前記水平回動リンクと前記回動ねじ先端が当接する状態に付勢保持するばね部材と、前記軸受けスリーブに取着一体化され、直交するケーシング外側面からその目盛りが読みとれるように配設されたＸ軸整準用気泡管及びＹ軸整準用気泡管と、から構成する。
この手段により、前記回動ねじの進退に連係して水平回動する前記水平回動リンクを介して、回転軸をＸ，Ｙ軸方向にそれぞれ傾動させることを特徴とする基準平面設定装置である。
また、上記目的を達成するために、請求項３は、以下の手段を採用する。
即ち、上方の開口するケーシングと、前記ケーシング内部に配置され、ケーシングの天井裏近傍にピボット支持されることによりケーシングに対し傾動自在に支持された軸受けスリーブと、前記軸受けスリーブに回転可能に支承されて、上下方向に配設された回転軸と、前記ケーシング開口部から突出した前記回転軸上端部に軸着されてケーシング上部に配置され、側方に光を照射する回転ヘッドと、前記ケーシング外側面に設けられ、前記回転軸を回転軸と直交するＸ，Ｙ軸方向に各々傾動させる一対のダイヤル式、可倒式又はスライド式のいずれか一のつまみと、前記各つまみの回動量、可倒量又はスライド量に応じて前記軸受けスリーブを傾動させるアクチュエーターと、を備え、前記回転ヘッドが、回転軸線回りに回転して回転軸線と直交する回転照射平面を形成する基準平面設定装置であって、前記ダイヤル式つまみの回動方向、可倒式つまみの傾倒方向（可倒式つまみのピボット支点周りの回動方向）又はスライド式つまみのスライド方向（スライド式つまみのピボット支点周りの回動方向）が、前記回転軸の傾動方向（回転軸のピボット支点周りの回動方向）と一致することを特徴とする基準平面設定装置である。
また、前記目的を達成するために請求項４では、以下の手段を採用する。
即ち、請求項３記載の基準平面設定装置であって、前記軸受けスリーブ傾動機構を、ケーシング側面に設けられた一対の前記ダイヤル式つまみ、前記可倒式つまみ又は前記スライド式つまみと、前記ケーシングと前記軸受けスリーブ間に介装された玉継手と、軸受けスリーブ側面に垂直方向に取り付けられた一対の直交する当接板と、前記当接板にそれぞれの進退ロッドの先端が当接するように直交配置された一対のアクチュエーターと、前記ケーシングと前記軸受けスリーブ間に介装されて、前記当接板が前記アクチュエーターの進退ロッド先端に当接する方向に付勢するばね部材と、前記ダイヤル式つまみ、前記可倒式つまみ又は前記スライド式つまみの回動量、傾倒量又はスライド量に応じて、前記アクチュエーターを駆動させる制御ユニットと、前記軸受けスリーブ外側面に取着され、回転軸のＸ軸、Ｙ軸方向の傾斜量を検出する手段である傾斜センサー及びその検出信号をケーシング外側面に表示する表示手段と、から構成する。
この手段により、前記ダイヤル式つまみ、可倒式つまみ又は前記スライド式つまみを回動、傾倒又はスライドさせることにより、前記アクチュエーターの進退ロッドを進退させて、回転軸をＸ，Ｙ軸方向にそれぞれ傾動させることを特徴とする基準平面設定装置である。
【０００９】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
図１〜３は、本発明に係る第１の実施例の基準平面設定装置を示すもので、図１は同装置の一部を切り裂いた要部斜視図、図２は、同装置の縦断面図，図３は、図２に示す線III − IIIに沿う同装置の水平断面図である。
【００１０】
まず、図１、図２、図３に示すように、基準平面設定装置は中空の箱型のケーシング２を備える。
そして、回転軸３の回転機構は、軸受けスリーブ４の外周部に固定されたステー２２に支持されたモータ２３と、モータ２３上部のプーリー２４ａと、回転軸３の外周に設けたプーリー２４ｂと、プーリー２４ａ，ｂに巻回されたエンドレスなベルト２５と、からなる（図２、図５参照）。このモータ２３の回転駆動が、モータ２３上部のプーリー２４ａからベルト２５を介して回転軸３に設けたプーリー２４ｂに伝わり、回転軸３及び回転ヘッド７を一体に回転駆動させる。
【００１１】
なお、回転軸３は、複数のベアリング２９を介在させて中空の軸受けスリーブ４に回転自在に支持されている。
光学系は、軸受けスリーブ４の最下部に備え付けられたレーザー発光部２６と、導光路２７（図２参照）と、回転ヘッド７内部のペンタプリズム（図示せず）と、回転ヘッド７の側周面のレーザー照射孔２１と、からなる。
【００１２】
レーザー発光部２６から発せられたレーザー光は導光路２７に沿って上方に進み、回転ヘッド７内部のペンタプリズムに入射する。この照射光は、二面反射のプリズムにより直角に反射されて回転ヘッド７のレーザー照射孔２１から外部に照射される。このレーザー照射光が、回転ヘッド７の回転により同一平面で回転して回転照射平面を形成する。この回転照射平面が、整準作業を経て、本装置を縦置きした場合には水平基準平面を、本装置を横置きした場合には垂直基準平面を、形成する。
【００１３】
次に、ケーシング２の内外部には、回転軸３を傾動させる回転軸傾動機構を構成する以下の（１）〜（８）の主要部材が配置されている。
（１）ケーシング２天面裏から垂設されたＪ字型の支持軸９の先端に設けられた玉継手１０（図１では省略）。
（２）支持板１１（図１では省略）を介して玉継手１０によってピボット支持され、ケーシング２の底面から浮遊して傾動自在に上下方向に配置された軸受けスリーブ４。
【００１４】
（３）この軸受けスリーブ４に回転自在に支承された回転軸３。
（４）ケーシング２の互いに直交する外側面から、ケーシング２内部に螺挿された一対の回動ねじ５ｘ，５ｙ。
（５）一端が軸受けスリーブ４に当接し、他端が回動ねじ５ｘ，５ｙの先端に当接する一対のＬ字型の水平回動リンク６ｘ，６ｙ。
【００１５】
（６）Ｌ字型の水平回動リンク６ｘ，６ｙの屈曲部下へケーシング側面から凸設されたブラケット板１２ｘ，１２ｙと、ブラケット板１２ｘ，１２ｙに対して各水平回動リンク６ｘ，６ｙの屈曲部を軸支して、水平回動リンク６ｘ，６ｙの軸回動支点となる軸ピン１３ｘ，１３ｙ。
（７）軸受けスリーブ４とケーシング２の間に設けられ、水平回動リンク６ｘ，６ｙそれぞれの一端部に軸受けスリーブ４の側面を当接させ、かつ、水平回動リンク６ｘ，６ｙの各他端部に回動ねじ５ｘ，５ｙの先端部をそれぞれ当接させる方向に軸受けスリーブ４を付勢するばね部材８。
【００１６】
（８）軸受けスリーブ４に取着一体化され、回動ねじ５ｘ，５ｙを設けた各々のケーシング２外側面からその目盛りが読みとれるように配設されたＸ軸整準用気泡管３１ｘとＹ軸整準用気泡管３１ｙ（図３参照）。
以下、上記（１）〜（８）の主要部材を参照して、第１の実施例の基準平面設定装置の回転軸３の傾動機構を説明する。
【００１７】
まず、基準平面設定作業は、ケーシング２外側面の配置された回動ねじ５ｘ、５ｙを回動することによって行う。即ち、回転軸３をＸ軸方向に傾動するときは、回動ねじ５ｘを回動し、回転軸３をＹ軸方向に傾動するときは、回動ねじ５ｙを回動する。
詳細には、回動ねじ５ｘのつまみを図１、図２に示す矢印Ａ（＋）の方向（時計回り方向）に回動すると、回動ねじ５ｘは、回動ねじ５ｘに対向するケーシング側面の方向（矢印Ｂ（＋）の方向）に向かって前進する。
【００１８】
これにより、回転ねじ５ｘの先端と当接する水平回動リンク６ｘの一端部が矢印Ｂ（＋）の方向に押されて、水平回動リンク６ｘは軸ピン１３ｘを支点として時計回りに水平回動する。同時に、軸受けスリーブ４側面に当接されている水平回動リンク６ｘの他端部が、軸受けスリーブ４をＸ軸（−）側に押して傾動させる。ここで、軸受けスリーブ４は、軸受けスリーブ４上部側周部に固定された支持板１１（図１では省略）を介し、玉継手１０によってピボット支持されているので、回転軸３はＸ軸（＋）方向に傾動する。
【００１９】
従って、軸受けスリーブ４に支承された回転軸３に軸支されケーシング２上面に形成された回転ヘッド７（図１参照）もＸ軸（＋）方向に回転軸３と一体に傾動するので、この回転ヘッド７側周面の照射孔２１から出射されるレーザー光が形成する回転照射平面もＸ軸（＋）方向に傾動する。
一方、回動ねじ５ｘのつまみを矢印Ａ（−）の方向（反時計回り方向）に回動すると、回動ねじ５ｘは、回動ねじ５ｘの螺合するケーシング側面側（矢印Ｂ（−）方向）に後退する。
【００２０】
この回動ねじ５ｘが後退すると、回動ねじ５ｘの先端に一端部が当接されて回動抑止されている水平回動リンク６ｘは、軸受けスリーブ４をＸ軸（＋）側へ傾動させながら、軸ピン１３ｘを支点として反時計回りに水平に回動する。この軸受けスリーブ４の傾動により、回転軸３及び回転ヘッド７はＸ軸（−）方向に傾動する。
【００２１】
同様に、回動ねじ５ｙのつまみを矢印Ａ（＋）の方向（時計回り方向）に回動すると、回動ねじ５ｙは前進し、水平回動リンク６ｙの時計回りの水平回動を介して、回転軸３がＹ軸（＋）方向に傾動する。一方、回動ねじ５ｙのつまみを矢印Ａ（−）の方向（反時計回り方向）に回動すると、回動ねじ５ｙは後退し、水平回動リンク６ｙの反時計回りの水平回動を介して、回転軸３がＹ軸（−）方向に傾動する。
【００２２】
以上のように、第１の実施例である基準平面設定装置は、回動ねじ５ｘ、５ｙのつまみのそれぞれの回動方向と回転軸３の傾動方向が一致するように工夫された傾動機構を備えている。
なお、水平回動リンク６ｘ，６ｙの形状は、Ｌ字型に限定するものではなく、コの字型や円弧型なども考えられる。特に、コの字型にした場合は、回動ねじ５ｘ，５ｙの先端から回動リンク端部までの距離が減少するので、回動ねじ５ｘ，５ｙの長さを短縮することも可能である。
【００２３】
次に、本発明に係る第２の実施例について添付図面を参照して説明する。
図４は、本発明に係る第２の実施例の基準平面設定装置の一部を切り裂いた要部斜視図、図５は、同装置の水平断面図である。
まず、図４、図５に示すように、ケーシング２の内外部には、以下に列記する（１）〜（１０）の回転軸傾動機構を構成する主要部材が配置されている。
【００２４】
（１）ケーシング２天面裏から垂設されたＪ字型の支持軸９の先端に設けられた玉継手１０（図４では省略）。
（２）支持板１１（図４では省略）を介して玉継手１０によってピボット支持され、ケーシング２の底面から浮遊して傾動自在に上下方向に配置された軸受けスリーブ４。
【００２５】
（３）この軸受けスリーブ４に回転自在に支承された回転軸３。
（４）軸受けスリーブ４に対して垂直に、かつ、互いに直交して、軸受けスリーブ４下部外周に取り付けられた２枚の当接板１４ｘ、１４ｙ。
（５）この当接板１４ｘ、１４ｙと対向する各ケーシング２内側面に固定されたアクチュエーター１５ｘ、１５ｙ及び各アクチュエーター１５ｘ、１５ｙから水平に突出して互いに直交配置された進退ロッド１６ｘ，１６ｙ。
【００２６】
（６）ケーシング２の互いに直交する外側面に配設された一対のダイヤル式つまみ１８ｘ，１８ｙ。
（７）ダイヤル式つまみ１８ｘ，１８ｙの回動量に応じて前記アクチュエーターを駆動させるための制御ユニットを構成し、ダイヤル式つまみ１８ｘ，１８ｙの回動量検出用のロータリーエンコーダー（図示せず）
（８）ケーシング２底面に設置され、ロータリーエンコーダーからの回動量検出信号の演算処理を行ない、アクチュエーター１５ｘ、１５ｙに演算処理した信号を送るＣＰＵ１７。
【００２７】
（９）軸受けスリーブ４とケーシング２の間に設けられ、当接板１４ｘ、１４ｙをそれぞれ進退ロッド１６ｘ，１６ｙに付勢当接させて、軸受けスリーブ４の位置決めをするばね部材８。
（１０）軸受けスリーブ４外側面に取着され、回転軸３のＸ軸、Ｙ軸方向の傾斜量を検出する手段である傾斜センサー３２と、その検出信号をケーシング２外側面に表示する表示手段３３。
【００２８】
以下、図４、図５に示された上記（１）〜（１０）の主要部材と、図６の整準制御装置のブロック図を参照して、第２の実施例の基準平面設定装置の軸受けスリーブ４及び回転軸３の傾動機構を説明する。
まず、図６の整準制御装置のブロック図に示すように、ケーシング２の直交する外側面に各々設けられたダイヤル式つまみ１８ｘ，１８ｙの各回動角度量は、ロータリーエンコーダー（図示せず）によって検出される。その検出信号はＣＰＵ１７に送られる。
【００２９】
ＣＰＵ１７においては、つまみ１８の回動角度と進退ロッド１６の進退量との相関データが予めテーブルデータとして設定入力されている。ＣＰＵ１７はロータリーエンコーダーからの信号を受け取ると、演算処理して進退ロッド１６ｘ，１６ｙの進退量を決定し、アクチュエーター１５を駆動させる。アクチュエーター１５ｘ，１５ｙは、ＣＰＵ１７からの進退量信号に応じて、進退ロッド１６ｘ，１６ｙを進退させる。
【００３０】
続いて、第２の実施例の回転軸３の傾動機構を具体的に説明する。
ケーシング外側面に設けられたダイヤル式つまみ１８ｘを、図４に示す矢印Ａ（＋）方向（時計回り）に回動すると、アクチュエーター１５ｘは、進退ロッド１６ｘを後退させる。ばね部材８により当接板１４ｘ、１４ｙは進退ロッド１６ｘ，１６ｙとそれぞれ当接するように付勢保持されているので、進退ロッド１６ｘが後退すると、軸受けスリーブ４はＸ軸（−）方向に傾動するとともに回転軸３はＸ軸（＋）方向に傾動する。
【００３１】
一方、ダイヤル式つまみ１８ｘを、矢印Ａ（−）方向（反時計回り）に回動すると、アクチュエーター１５ｘは、進退ロッド１６ｘを前進させ、軸受けスリーブ４はＸ軸（＋）方向に傾動するとともに回転軸３はＸ軸（−）方向に傾動する。
従って、ダイヤル式つまみ１８ｘの回動方向と回転軸３の傾動方向が一致するように工夫されている。
【００３２】
同様に、回転軸３をＹ軸線方向に傾動するときは、ダイヤル式つまみ１８ｙを回動させることにより行う。即ち、ダイヤル式つまみ１８ｙを矢印Ａ（＋）方向（時計回り）に回動すると、進退ロッド１６ｙが前進して、回転軸３をＹ軸（＋）方向に傾動させ、逆に、ダイヤル式つまみ１８ｙを矢印Ａ（−）方向（反時計回り）に回動すると、進退ロッド１６ｙが後退して、回転軸３をＹ軸（−）方向に傾動させる。
【００３３】
従って、ダイヤル式つまみ１８ｙの回動方向と回転軸３の傾動方向が一致するように工夫されている。
なお、以上のダイヤル式つまみ１８ｘ，１８ｙ手段による基準平面整準作業は、傾斜センサー３２で検出された回転軸３のＸ軸、Ｙ軸方向の傾斜量をケーシング２外側面に形成された表示部３３で確認しながら行なう。
【００３４】
次に、図７は、本発明に係る第３実施例の基準平面設定装置の一部を切り裂いた要部斜視図である。
前述した第１実施例の回動ねじ５ｘ，５ｙや第２実施例のダイヤル式つまみ１８ｘ，１８ｙと同様に、直交するケーシング２外側面には、上下方向に傾倒できる可倒式つまみ１９ｘ，１９ｙがそれぞれ配置されている。一方は、回転軸３をＸ軸方向に傾動できる可倒式つまみ１９ｘであり、他方は、Ｙ軸方向に傾動できる可倒式つまみ１９ｙである。
【００３５】
そして、可倒式つまみ１９の傾倒量信号を回転軸３の傾動量に変換する構成は、第２の実施例と同様に、ロータリーエンコーダー、ＣＰＵ１７，アクチュエーター１５，進退ロッド１６，当接板１４からなり、回転軸３の傾斜量も、第２の実施例と同様に、軸受けスリーブ４に取着された傾斜センサーが検出しケーシング２外側面に表示される。
【００３６】
具体的に整準作業を説明すると、可倒式つまみ１９ｘをＡ（＋）の方向（回転ヘッド側）に倒すと、その傾倒量をＣＰＵ１７が演算処理して、アクチュエーター１５ｘは進退ロッド１６ｘを所定量後退させる。この進退ロッド１６ｘの後退により、回転軸３はＸ軸（＋）側に方向に傾動する。
また、可倒式つまみ１９ｘをＡ（−）の方向（底面側）に倒すと、その傾倒量に応じてアクチュエーター１５ｘの進退ロッド１６ｘが前進して、回転軸３はＸ軸（−）側に方向に傾動する。
【００３７】
同様に、可倒式つまみ１９ｙをＡ（＋）の方向（回転ヘッド側）に倒すと、その傾倒量に応じてアクチュエーター１５ｙの進退ロッド１６ｘが後退して、回転軸３はＹ軸（−）側に傾動し、可倒式つまみ１９ｙをＡ（−）の方向（底面側）に倒すと、その倒し量に応じてアクチュエーター１５ｙの進退ロッド１６ｙが前進して、回転軸３はＹ軸（＋）側に方向に傾動する。
【００３８】
即ち、可倒式つまみ１９ｘ，１９ｙの傾倒方向と回転軸３の傾動方向は一致している。
図８は、本発明に係る第４実施例の基準平面設定装置の一部を切り裂いた要部斜視図である。
第４実施例の基準平面設定装置は、互いに直交するケーシング２外側面の一方に、回転照射平面をＸ軸方向（図１参照）に整準できるスライド式つまみ２０ｘが、他方には、Ｙ軸方向（図１参照）に整準できるスライド式つまみ２０ｙが設けられている。
【００３９】
そして、スライド式つまみ２０のスライド量信号を回転軸３の傾動量に変換する構成は、第２の実施例と同様に、リニアエンコーダー（図示せず）、ＣＰＵ１７，アクチュエーター１５，進退ロッド１６，当接板１４からなり、回転軸３の傾斜量も、第２の実施例と同様に、軸受けスリーブ４に取着された傾斜センサー３２が検出しケーシング２外側面に表示される。
【００４０】
具体的に整準作業を説明すると、スライド式つまみ２０ｘをＡ（＋）の方向（回転ヘッド側）にスライドすると、その倒し量をＣＰＵ１７が演算処理して、アクチュエーター１５ｘは進退ロッド１６ｘを所定量後退させる。この進退ロッド１６ｘの後退により、回転軸３はＸ軸（＋）側に方向に傾動する。
また、スライド式つまみ２０ｘをＡ（−）の方向（底面側）にスライドすると、そのスライド量に応じてアクチュエーター１５ｘの進退ロッド１６ｘが前進して、回転軸３はＸ軸（−）側に方向に傾動する。
【００４１】
同様に、スライド式つまみ２０ｙをＡ（＋）の方向（回転ヘッド側）にスライドすると、そのスライド量に応じてアクチュエーター１５ｙの進退ロッド１６ｘが後退して、回転軸３はＹ軸（−）側に傾動し、可倒式つまみ２０ｙをＡ（−）の方向（底面側）にスライドすると、そのスライド量に応じてアクチュエーター１５ｙの進退ロッド１６ｙが前進して、回転軸３はＹ軸（＋）側に方向に傾動する。
【００４２】
即ち、スライド式つまみ２０ｘ，２０ｙのスライド方向と回転軸３の傾動方向は一致している。
上記した第３、第４実施例である可倒式つまみ１９、スライド式つまみ２０による回転軸傾動機構を備えた基準平面設定装置においては、つまみの配置に関して、Ｘ軸整準用のつまみ１９ｘ、２０ｘが、Ｘ軸と直交するケーシング２外側面に設けられ、Ｙ軸整準用の可倒式つまみ１９ｙ，２０ｙが、Ｙ軸と直交するケーシング２外側面に設けられている点において、回動操作を行う回動ねじ５やダイヤル式つまみ１８の場合と異なる。
【００４３】
【発明の効果】
そこで、本願によって開示される発明の効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
基準平面設定のための整準用回動ねじ、ダイヤル式つまみ、可倒式つまみ、又は、スライド式つまみのいずれかを設け、これらのつまみの操作方向と回転軸の傾動方向を一致させる回転軸傾動機構を設けることによって、不慣れな人にも整準操作が分かりやすく、迅速かつ高精度な整準作業が行なえる。そして、この設定された基準平面に基づく他の作業も円滑に行える。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る第１の実施例の基準平面設定装置の一部を切り裂いた要部斜視図
【図２】同装置の縦断面図
【図３】図２に示す線III −III に沿う同装置の水平断面図
【図４】本発明に係る第２の実施例の基準平面設定装置の一部を切り裂いた要部斜視図
【図５】同装置の水平断面図
【図６】同装置の整準制御装置のブロック図
【図７】本発明に係る第３実施例の基準平面設定装置の一部を切り裂いた要部斜視図
【図８】同第４実施例の基準平面設定装置の一部を切り裂いた要部斜視図
【図９】従来の技術を示す基準平面設定装置の全体斜視図
【図１０】同縦断面図
【符号の説明】
２ケーシング
３回転軸
４軸受けスリーブ
５（５ｘ，５ｙ）回動ねじ
６（６ｘ，６ｙ）水平回動リンク
７回転ヘッド
８ばね部材
１０玉継手
１４（１４ｘ，１４ｙ）当接板
１５（１５ｘ，１５ｙ）アクチュエーター
１６（１６ｘ，１６ｙ）進退ロッド
１７ＣＰＵ
１８（１８ｘ，１８ｙ）ダイヤル式つまみ
１９（１９ｘ，１９ｙ）可倒式つまみ
２０（２０ｘ，２０ｙ）スライド式つまみ
３１（３１ｘ，３１ｙ）整準用気泡管
３２傾斜センサー
３３表示部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a reference plane setting device used for surveying and the like, and more particularly, to a reference plane setting device in which a knob capable of tilting a rotation axis of a rotary head is provided on a casing surface of a reference plane setting device.
[0002]
[Prior art]
Reference plane setting device as a device used to set a flat horizontal reference plane for walls, columns, etc. of building structures, or to set a flat vertical reference plane for floors, ceilings, columns, etc. It has been known. As a conventional technique related to a reference plane setting device, also called a laser planar, there is a technique (Japanese Patent Laid-Open No. 6-313713) shown in FIGS.
[0003]
In this technique, a bearing sleeve 4 supported by a casing 2 so as to be tiltable by a ball joint 10 and a spring member 8 is disposed inside a box-shaped hollow casing 2. The bearing sleeve 4 holds a rotating shaft 3, and the rotating shaft 3 is exposed on the top surface of the casing 2 and supports a rotating head 7 that emits light laterally. Then, when the rotating shaft 3 rotates, a rotating irradiation plane is formed by the irradiation light from the rotating head 7 that rotates integrally with the rotating shaft 3.
[0004]
Further, an X-axis leveling screw 30x is screwed into one of the orthogonal outer surfaces of the casing 2, and a Y-axis leveling screw 30y is screwed into the other, and the orthogonal leveling screws 30x, 30y The tip portions are in direct contact with the outer peripheral portion of the bearing sleeve 4 urged by the spring member 8. The bearing sleeve 4 is provided with an X-axis leveling bubble tube 31x and a Y-axis leveling bubble tube 31y that expose the scale surface from the casing 2.
[0005]
While observing the leveling bubble tubes 31x and 31y, the bearing sleeve 4 and the rotary shaft 3 are tilted by rotating the leveling screws 30x and 30y by rotating the leveling screws 30x and 30y. Level.
For example, when the leveling screw 30x is rotated, the screw advances and retreats, and the rotary shaft 3 tilts in the X-axis direction shown in FIG. 10, and when the leveling screw 30y is rotated, the rotary shaft 3 tilts in the Y-axis direction. That is, in this prior art, the rotating direction of the leveling screw 30x or 30y and the tilting direction of the rotating shaft 3 are orthogonal.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Rapid and accurate work is required for leveling the reference plane of the reference plane setting device used in surveying or the like at the construction site. However, the above-described prior art has the following problems.
The operation (turning) direction of the leveling screw and the tilting direction of the rotating shaft (or rotating irradiation plane) did not match, and the relative relationship between both directions was difficult to understand. That is, in which direction the leveling screw is rotated and in which direction the rotation axis (or rotation irradiation plane) is tilted are difficult to grasp sensuously, and it takes time to get used to the operation. If you are unfamiliar with the operation, it would be inconvenient due to the time required for leveling, such as incorrect operation or trial operation, and it would also hinder the progress of other work based on the reference plane.
[0007]
Therefore, the present invention was created in order to solve the above-described problems of the prior art, and its purpose is to provide a reference plane setting device that is easy to understand leveling operation and can perform quick reference plane setting. It is in.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, claim 1 employs the following means.
That is, an upper opening casing, a bearing sleeve disposed inside the casing and pivotally supported in the vicinity of the ceiling of the casing so as to be tiltably supported with respect to the casing, and a bearing rotatably supported by the bearing sleeve A rotary shaft disposed in the vertical direction, a rotary head mounted on the upper end of the rotary shaft protruding from the casing opening and disposed on the casing, and irradiating light laterally; and the casing A pair of rotary knobs provided on the outer surface and tilting the rotary shaft in the X and Y axis directions orthogonal to the rotary axis, and a pair of links interposed between the rotary knob and the bearing sleeve; wherein the rotary head, a reference plane setting device for forming a rotating irradiation plane perpendicular to the rotational axis to rotate about a rotation axis,
Said pair of links, by being respectively disposed on the opposite side of the pivot screw sandwiched between the bearing sleeve, that the tilting direction of the rotating shaft and the rotating direction of the turning knob coincides This is a featured reference plane setting device.
In claim 2, the reference plane setting device according to claim 1, wherein the bearing sleeve tilting mechanism includes a pair of rotating screws arranged horizontally and orthogonal to each other, the casing, and the bearing sleeve. A ball joint interposed therebetween, a pair of horizontal rotation links arranged so that one end abuts on the tip of the rotation screw and the other end abuts on the side surface of the bearing sleeve; A spring member interposed between a casing and the bearing sleeve and biased and held in a state where the side surface of the bearing sleeve, the horizontal rotation link, and the tip of the rotation screw are in contact with each other, and is integrally attached to the bearing sleeve. The X-axis leveling bubble tube and the Y-axis leveling bubble tube are arranged so that the scale can be read from the orthogonal outer surface of the casing.
By this means, via the horizontal pivot link for horizontally rotating in conjunction to advance and retreat of the rotating screw, is the rotation axis X, in the reference plane setting device, characterized in that to each tilted in the Y-axis direction .
In order to achieve the above object, claim 3 employs the following means.
That is, an upper opening casing, a bearing sleeve disposed inside the casing and pivotally supported near the ceiling of the casing so as to be tiltably supported with respect to the casing, and rotatably supported by the bearing sleeve. A rotary shaft arranged in the vertical direction, a rotary head mounted on the upper end of the rotary shaft that protrudes from the casing opening and disposed on the casing, and radiates light laterally; A pair of dial type, tiltable, or slide type knobs provided on the side surface, each of which tilts the rotary shaft in the X and Y axis directions orthogonal to the rotary axis, and the amount of rotation of each knob. An actuator that tilts the bearing sleeve in accordance with a tilting amount or a sliding amount, and the rotating head rotates about a rotating axis to rotate the rotating axis. A reference plane setting device for forming orthogonal rotation irradiation planes, wherein the rotation direction of the dial type knob, the tilting direction of the tiltable knob (the rotation direction around the pivot fulcrum of the tiltable knob) or the slide type knob The reference plane setting device is characterized in that the sliding direction (the rotation direction around the pivot fulcrum of the sliding knob) coincides with the tilting direction of the rotation shaft (the rotation direction around the pivot fulcrum of the rotation shaft). .
In order to achieve the above object, the following means is adopted in claim 4.
That is, the reference plane setting device according to claim 3, wherein the bearing sleeve tilting mechanism includes a pair of the dial type knob, the retractable knob or the slide type knob provided on a side surface of the casing, and the casing. A ball joint interposed between the bearing sleeves, a pair of orthogonal contact plates attached perpendicularly to the side surfaces of the bearing sleeve, and an orthogonal arrangement so that the tips of the respective forward and backward rods contact the contact plates A pair of actuators, a spring member interposed between the casing and the bearing sleeve and biasing the contact plate in a direction in which the contact plate abuts against the tip of the advance / retreat rod of the actuator, the dial type knob, Control for driving the actuator in accordance with the rotation amount, tilt amount or slide amount of the tilt knob or the slide knob And knitting, is attached to the bearing sleeve outer surface, structure X-axis of the rotating shaft, the inclination sensor and the detection signal is a means for detecting the inclination amount in the Y-axis direction from, and display means for displaying the casing outer surface To do.
By this means, the dial-type knob, the tiltable knob or the slide-type knob is rotated, tilted or slid so that the advance / retreat rod of the actuator is advanced and retracted, and the rotation axis is tilted in the X and Y axis directions, respectively. a reference plane setting device, characterized in that cause.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described based on examples.
1 to 3 show a reference plane setting device according to a first embodiment of the present invention. FIG. 1 is a perspective view of a main part of the device, and FIG. 2 is a longitudinal section of the device. FIGS. 3 and 3 are horizontal sectional views of the apparatus along the line III-III shown in FIG.
[0010]
First, as shown in FIGS. 1, 2, and 3, the reference plane setting device includes a hollow box-shaped casing 2.
The rotating mechanism of the rotating shaft 3 includes a motor 23 supported by a stay 22 fixed to the outer peripheral portion of the bearing sleeve 4, a pulley 24 a above the motor 23, a pulley 24 b provided on the outer periphery of the rotating shaft 3, And an endless belt 25 wound around pulleys 24a and 24b (see FIGS. 2 and 5). The rotational drive of the motor 23 is transmitted from the pulley 24a above the motor 23 to the pulley 24b provided on the rotary shaft 3 via the belt 25, and the rotary shaft 3 and the rotary head 7 are rotated together.
[0011]
The rotating shaft 3 is rotatably supported by the hollow bearing sleeve 4 with a plurality of bearings 29 interposed therebetween.
The optical system includes a laser light emitting unit 26 provided at the lowermost part of the bearing sleeve 4, a light guide path 27 (see FIG. 2), a pentaprism (not shown) inside the rotary head 7, and a side circumference of the rotary head 7. A laser irradiation hole 21 on the surface.
[0012]
Laser light emitted from the laser light emitting unit 26 travels upward along the light guide path 27 and enters the pentaprism inside the rotary head 7. The irradiation light is reflected at right angles by the two-surface reflecting prism and is irradiated to the outside from the laser irradiation hole 21 of the rotary head 7. The laser irradiation light rotates on the same plane by the rotation of the rotary head 7 to form a rotation irradiation plane. This rotational irradiation plane forms a horizontal reference plane when the apparatus is placed vertically through a leveling operation, and a vertical reference plane when the apparatus is placed horizontally.
[0013]
Next, the following main members (1) to (8) that constitute a rotating shaft tilting mechanism for tilting the rotating shaft 3 are arranged inside and outside the casing 2.
(1) A ball joint 10 (not shown in FIG. 1) provided at the tip of a J-shaped support shaft 9 that is suspended from the top of the casing 2.
(2) A bearing sleeve 4 that is pivotally supported by the ball joint 10 via a support plate 11 (not shown in FIG. 1), floats from the bottom surface of the casing 2, and is tiltably arranged in the vertical direction.
[0014]
(3) A rotating shaft 3 rotatably supported by the bearing sleeve 4.
(4) A pair of rotating screws 5x and 5y screwed into the casing 2 from the outer surfaces of the casing 2 orthogonal to each other.
(5) A pair of L-shaped horizontal rotation links 6x and 6y whose one end is in contact with the bearing sleeve 4 and whose other end is in contact with the tip of the rotation screws 5x and 5y.
[0015]
(6) Bracket plates 12x and 12y projecting from the side of the casing below the bent portions of the L-shaped horizontal rotation links 6x and 6y, and the horizontal rotation links 6x and 6y are bent with respect to the bracket plates 12x and 12y. Shaft pins 13x and 13y that pivot on the part and serve as pivot pivots for the horizontal pivot links 6x and 6y.
(7) Provided between the bearing sleeve 4 and the casing 2, the side surface of the bearing sleeve 4 is brought into contact with one end of each of the horizontal rotation links 6 x and 6 y, and each other end of the horizontal rotation links 6 x and 6 y A spring member 8 that urges the bearing sleeve 4 in a direction in which the tip ends of the rotation screws 5x and 5y are brought into contact with each other.
[0016]
(8) X-axis leveling bubble tube 31x and Y-axis, which are attached to and integrated with the bearing sleeve 4 so that the scale can be read from the outer surface of each casing 2 provided with the rotating screws 5x and 5y. Leveling bubble tube 31y (see FIG. 3).
Hereinafter, the tilting mechanism of the rotating shaft 3 of the reference plane setting device of the first embodiment will be described with reference to the main members (1) to (8).
[0017]
First, the reference plane setting operation is performed by rotating the rotation screws 5x and 5y arranged on the outer surface of the casing 2. That is, when the rotary shaft 3 is tilted in the X-axis direction, the rotary screw 5x is rotated, and when the rotary shaft 3 is tilted in the Y-axis direction, the rotary screw 5y is rotated.
Specifically, when the knob of the rotation screw 5x is rotated in the direction of arrow A (+) shown in FIGS. 1 and 2 (clockwise direction), the rotation screw 5x is the side of the casing facing the rotation screw 5x. Forward (in the direction of arrow B (+)).
[0018]
As a result, one end of the horizontal rotation link 6x that contacts the tip of the rotation screw 5x is pushed in the direction of the arrow B (+), and the horizontal rotation link 6x rotates horizontally around the shaft pin 13x as a fulcrum. To do. At the same time, the other end of the horizontal rotation link 6x that is in contact with the side surface of the bearing sleeve 4 pushes the bearing sleeve 4 toward the X-axis (−) side and tilts it. Here, since the bearing sleeve 4 is pivotally supported by the ball joint 10 via a support plate 11 (not shown in FIG. 1) fixed to the upper peripheral portion of the bearing sleeve 4, the rotary shaft 3 is the X axis (+ ) Tilt in the direction.
[0019]
Therefore, the rotary head 7 (see FIG. 1) supported on the rotary shaft 3 supported on the bearing sleeve 4 and formed on the upper surface of the casing 2 also tilts integrally with the rotary shaft 3 in the X-axis (+) direction. The rotation irradiation plane formed by the laser beam emitted from the irradiation hole 21 on the peripheral surface of the rotary head 7 is also tilted in the X-axis (+) direction.
On the other hand, when the knob of the rotation screw 5x is rotated in the direction of the arrow A (-) (counterclockwise direction), the rotation screw 5x is moved to the side of the casing side (arrow B (-)) to which the rotation screw 5x is screwed. Backward).
[0020]
When the rotating screw 5x is retracted, the horizontal rotating link 6x, whose one end is in contact with the tip of the rotating screw 5x and is prevented from rotating, tilts the bearing sleeve 4 to the X axis (+) side. Rotate horizontally counterclockwise about the shaft pin 13x. By the tilting of the bearing sleeve 4, the rotating shaft 3 and the rotating head 7 are tilted in the X-axis (−) direction.
[0021]
Similarly, when the knob of the rotation screw 5y is rotated in the direction of the arrow A (+) (clockwise direction), the rotation screw 5y moves forward via the clockwise horizontal rotation of the horizontal rotation link 6y. The rotation shaft 3 tilts in the Y-axis (+) direction. On the other hand, when the knob of the rotation screw 5y is rotated in the direction of the arrow A (−) (counterclockwise direction), the rotation screw 5y is retracted, and the horizontal rotation link 6y is rotated counterclockwise through the horizontal rotation. Thus, the rotating shaft 3 tilts in the Y-axis (−) direction.
[0022]
As described above, the reference plane setting device according to the first embodiment includes a tilting mechanism that is devised so that the rotation directions of the knobs of the rotation screws 5x and 5y coincide with the tilting direction of the rotary shaft 3. I have.
In addition, the shape of the horizontal rotation links 6x and 6y is not limited to the L shape, and a U shape, an arc shape, and the like are also conceivable. In particular, in the case of the U-shape, the distance from the tip of the rotation screw 5x, 5y to the end of the rotation link is reduced, so the length of the rotation screw 5x, 5y can be shortened. .
[0023]
Next, a second embodiment according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
FIG. 4 is a perspective view of an essential part of the reference plane setting device according to the second embodiment of the present invention, and FIG. 5 is a horizontal sectional view of the device.
First, as shown in FIGS. 4 and 5, main members constituting the rotating shaft tilting mechanisms (1) to (10) listed below are arranged inside and outside the casing 2.
[0024]
(1) A ball joint 10 (not shown in FIG. 4) provided at the tip of a J-shaped support shaft 9 suspended from the top surface of the casing 2.
(2) A bearing sleeve 4 that is pivotally supported by the ball joint 10 via a support plate 11 (not shown in FIG. 4), and floats from the bottom surface of the casing 2 so as to be tiltable and arranged vertically.
[0025]
(3) A rotating shaft 3 rotatably supported by the bearing sleeve 4.
(4) Two contact plates 14x and 14y attached to the outer periphery of the lower portion of the bearing sleeve 4 so as to be perpendicular to the bearing sleeve 4 and orthogonal to each other.
(5) Actuators 15x and 15y fixed to the inner surface of each casing 2 facing the contact plates 14x and 14y, and forward and backward rods 16x and 16y that protrude horizontally from the actuators 15x and 15y and are orthogonal to each other.
[0026]
(6) A pair of dial type knobs 18x and 18y disposed on the outer surfaces of the casing 2 orthogonal to each other.
(7) A control unit for driving the actuator according to the rotation amount of the dial type knobs 18x and 18y is configured, and a rotary encoder (not shown) for detecting the rotation amount of the dial type knobs 18x and 18y.
(8) A CPU 17 installed on the bottom surface of the casing 2 for performing calculation processing of the rotation amount detection signal from the rotary encoder and sending the calculated signal to the actuators 15x and 15y.
[0027]
(9) A spring member 8 provided between the bearing sleeve 4 and the casing 2 for positioning the bearing sleeve 4 by urging and abutting the contact plates 14x and 14y against the advance and retreat rods 16x and 16y, respectively.
(10) An inclination sensor 32 which is attached to the outer surface of the bearing sleeve 4 and detects the amount of inclination of the rotary shaft 3 in the X-axis and Y-axis directions, and a display means for displaying the detection signal on the outer surface of the casing 2 33.
[0028]
Hereinafter, with reference to the main members (1) to (10) shown in FIGS. 4 and 5 and the block diagram of the leveling control device of FIG. 6, the reference plane setting device of the second embodiment will be described. The tilting mechanism of the bearing sleeve 4 and the rotating shaft 3 will be described.
First, as shown in the block diagram of the leveling control device in FIG. 6, the rotational angle amounts of the dial type knobs 18 x and 18 y provided on the orthogonal outer surfaces of the casing 2 are determined by a rotary encoder (not shown). Detected. The detection signal is sent to the CPU 17.
[0029]
In the CPU 17, correlation data between the rotation angle of the knob 18 and the advance / retreat amount of the advance / retreat rod 16 is set and inputted in advance as table data. When the CPU 17 receives a signal from the rotary encoder, the CPU 17 performs an arithmetic process to determine the advance / retreat amounts of the advance / retreat rods 16x, 16y, and drives the actuator 15. The actuators 15x and 15y advance and retract the advance / retreat rods 16x and 16y in accordance with the advance / retreat amount signal from the CPU 17.
[0030]
Subsequently, the tilting mechanism of the rotating shaft 3 of the second embodiment will be specifically described.
When the dial type knob 18x provided on the outer surface of the casing is rotated in the arrow A (+) direction (clockwise) shown in FIG. 4, the actuator 15x moves the advance / retreat rod 16x backward. Since the contact plates 14x and 14y are urged and held by the spring member 8 so as to contact the advance / retreat rods 16x and 16y, the bearing sleeve 4 tilts in the X-axis (−) direction when the advance / retreat rod 16x moves backward. At the same time, the rotation shaft 3 tilts in the X-axis (+) direction.
[0031]
On the other hand, when the dial type knob 18x is rotated in the direction of arrow A (−) (counterclockwise), the actuator 15x advances the forward / backward rod 16x, and the bearing sleeve 4 tilts in the X-axis (+) direction and rotates. The shaft 3 tilts in the X-axis (−) direction.
Therefore, it is devised so that the turning direction of the dial type knob 18x and the tilting direction of the rotary shaft 3 coincide.
[0032]
Similarly, when the rotary shaft 3 is tilted in the Y-axis direction, the dial type knob 18y is rotated. That is, when the dial type knob 18y is rotated in the direction of the arrow A (+) (clockwise), the forward / backward rod 16y moves forward, and the rotary shaft 3 is tilted in the Y axis (+) direction. When 18y is rotated in the direction of arrow A (−) (counterclockwise), the forward / backward rod 16y moves backward, and the rotary shaft 3 is tilted in the Y-axis (−) direction.
[0033]
Therefore, it is devised so that the turning direction of the dial type knob 18y and the tilting direction of the rotary shaft 3 coincide.
The reference plane leveling operation using the dial type knobs 18x and 18y described above is performed by the display unit formed on the outer surface of the casing 2 with the amounts of inclination of the rotation shaft 3 detected by the inclination sensor 32 in the X-axis and Y-axis directions. Check with 33.
[0034]
Next, FIG. 7 is a fragmentary perspective view of a part of the reference plane setting device of the third embodiment according to the present invention.
Like the rotary screws 5x and 5y of the first embodiment and the dial knobs 18x and 18y of the second embodiment, the tiltable knobs 19x and 19y that can be tilted in the vertical direction are formed on the outer surface of the orthogonal casing 2. Are arranged respectively. One is a tiltable knob 19x that can tilt the rotary shaft 3 in the X-axis direction, and the other is a tiltable knob 19y that can tilt in the Y-axis direction.
[0035]
The configuration for converting the tilt amount signal of the tiltable knob 19 into the tilt amount of the rotary shaft 3 is the same as in the second embodiment, from the rotary encoder, CPU 17, actuator 15, advance / retreat rod 16, and contact plate 14. Thus, the amount of inclination of the rotating shaft 3 is also detected by the inclination sensor attached to the bearing sleeve 4 and displayed on the outer surface of the casing 2 as in the second embodiment.
[0036]
Specifically, the leveling operation will be described. When the tiltable knob 19x is tilted in the direction of A (+) (rotating head side), the CPU 17 calculates the tilt amount, and the actuator 15x moves the advancing / retracting rod 16x. Retract quantitatively. As the advance / retreat rod 16x moves backward, the rotary shaft 3 tilts in the direction toward the X axis (+).
Further, when the tiltable knob 19x is tilted in the direction of A (−) (bottom side), the advance / retreat rod 16x of the actuator 15x moves forward according to the tilting amount, and the rotary shaft 3 is moved to the X axis (−) side. Tilt in the direction.
[0037]
Similarly, when the tiltable knob 19y is tilted in the A (+) direction (rotating head side), the advance / retreat rod 16x of the actuator 15y is retracted in accordance with the tilting amount, and the rotary shaft 3 is rotated along the Y axis (-). When the tiltable knob 19y is tilted in the direction of A (−) (bottom side), the advance / retreat rod 16y of the actuator 15y moves forward according to the amount of tilt, and the rotary shaft 3 is moved to the Y-axis (+ ) Tilt in the direction.
[0038]
That is, the tilt direction of the tiltable knobs 19x and 19y and the tilt direction of the rotary shaft 3 are the same.
FIG. 8 is a perspective view of an essential part of the reference plane setting device according to the fourth embodiment of the present invention, which is partly cut away.
In the reference plane setting device of the fourth embodiment, a slide type knob 20x capable of leveling the rotary irradiation plane in the X-axis direction (see FIG. 1) is provided on one of the outer surfaces of the casing 2 orthogonal to each other, and the Y-axis is provided on the other A slide-type knob 20y that can level in the direction (see FIG. 1) is provided.
[0039]
The configuration for converting the slide amount signal of the slide type knob 20 into the tilt amount of the rotary shaft 3 is similar to the second embodiment in that a linear encoder (not shown), CPU 17, actuator 15, advance / retreat rod 16, As in the second embodiment, the amount of inclination of the rotating shaft 3 is also detected by the inclination sensor 32 attached to the bearing sleeve 4 and displayed on the outer surface of the casing 2.
[0040]
Specifically, the leveling operation will be described. When the slide type knob 20x is slid in the A (+) direction (rotating head side), the CPU 17 calculates the amount of tilting, and the actuator 15x moves the forward / backward rod 16x by a predetermined amount. Retreat. As the advance / retreat rod 16x moves backward, the rotary shaft 3 tilts in the direction toward the X axis (+).
Further, when the slide type knob 20x is slid in the direction of A (−) (bottom side), the advancing / retracting rod 16x of the actuator 15x moves forward according to the sliding amount, and the rotary shaft 3 is directed to the X axis (−) side. Tilt to.
[0041]
Similarly, when the sliding knob 20y is slid in the A (+) direction (rotating head side), the advance / retreat rod 16x of the actuator 15y is retracted according to the sliding amount, and the rotating shaft 3 is on the Y axis (−) side. When the tiltable knob 20y is slid in the direction of A (−) (bottom side), the advancing / retracting rod 16y of the actuator 15y moves forward according to the sliding amount, and the rotary shaft 3 is moved to the Y axis (+). Tilt in the direction to the side.
[0042]
That is, the sliding direction of the sliding knobs 20x and 20y and the tilting direction of the rotary shaft 3 are the same.
In the reference plane setting device provided with the rotation axis tilting mechanism by the retractable knob 19 and the slide knob 20 according to the third and fourth embodiments, the X axis leveling knobs 19x and 20x are arranged with respect to the arrangement of the knobs. Is provided on the outer surface of the casing 2 orthogonal to the X axis, and the pivotable knobs 19y, 20y for leveling the Y axis are provided on the outer surface of the casing 2 orthogonal to the Y axis. This is different from the case of the rotating screw 5 and the dial type knob 18 to be performed.
[0043]
【The invention's effect】
The effects of the invention disclosed by the present application will be briefly described as follows.
Rotating shaft tilting to provide a leveling rotation screw, dial type knob, tiltable knob, or slide type knob for setting the reference plane and to match the operating direction of these knobs with the tilting direction of the rotary shaft By providing a mechanism, even an unfamiliar person can easily understand the leveling operation and can perform leveling work quickly and with high accuracy. And other work based on the set reference plane can be performed smoothly.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of an essential part of a reference plane setting device according to a first embodiment of the present invention, in which a part is cut away. FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the device. Fig. 4 is a horizontal sectional view of the apparatus taken along the line. Fig. 4 is a perspective view of an essential part of the reference plane setting apparatus according to the second embodiment of the present invention. Fig. 5 is a horizontal sectional view of the apparatus. Fig. 7 is a block diagram of the leveling control device of the apparatus. Fig. 7 is a perspective view of an essential part of the reference plane setting device of the third embodiment according to the present invention. Fig. 8 is a reference plane setting of the fourth embodiment. FIG. 9 is a perspective view of the main part of the reference plane setting device showing the prior art. FIG. 10 is a longitudinal sectional view of the device.
2 Casing 3 Rotating shaft 4 Bearing sleeve 5 (5x, 5y) Rotating screw 6 (6x, 6y) Horizontal rotating link 7 Rotating head 8 Spring member 10 Ball joint 14 (14x, 14y) Contact plate 15 (15x, 15y ) Actuator 16 (16x, 16y) Advance / Retreat Rod 17 CPU
18 (18x, 18y) dial type knob 19 (19x, 19y) retractable type knob 20 (20x, 20y) slide type knob 31 (31x, 31y) leveling bubble tube 32 tilt sensor 33 display unit

Claims

An upper opening casing, a bearing sleeve disposed inside the casing and pivotally supported in the vicinity of the ceiling of the casing so as to be tiltably supported with respect to the casing, and rotatably supported by the bearing sleeve A rotary shaft disposed in the vertical direction, a rotary head that is pivotally mounted on the upper end of the rotary shaft protruding from the casing opening and disposed on the casing, and radiates light laterally, and the casing outer surface And a pair of rotary knobs configured to move forward and backward while rotating, and are interposed between the rotary knob and the bearing sleeve, so that the screw can be advanced and retracted by rotating the rotary knob. And a pair of links that incline and tilt each of the rotating shafts in the X and Y axis directions orthogonal to the rotating shafts,
The rotating head is a reference plane setting device that rotates around a rotation axis to form a rotation irradiation plane orthogonal to the rotation axis ,
Said pair of links, the are respectively disposed on the opposite side of the pivot screw sandwiched between the bearing sleeve, and characterized in that the tilting direction of the rotating shaft and the rotating direction of the turning knob coincides A reference plane setting device.

The bearing sleeve tilting mechanism is
A pair of rotating screws arranged horizontally and orthogonal to each other;
A ball joint interposed between the casing and the bearing sleeve;
A pair of horizontal rotation links disposed so that one end thereof is in contact with the tip of the rotation screw and the other end is in contact with a side surface of the bearing sleeve;
A spring member interposed between the casing and the bearing sleeve to bias and hold the bearing sleeve side surface, the horizontal rotation link, and the rotation screw tip in contact with each other;
An X-axis leveling bubble tube and a Y-axis leveling bubble tube, which are integrally attached to the bearing sleeve and arranged so that the scale can be read from the outer surface of the orthogonal casing,
Wherein in conjunction to advance and retreat of the rotating screw through the horizontal pivot link to dynamic horizontal times, the rotation axis X, the reference plane setting device according to claim 1, characterized in that each tilted in the Y-axis direction.

An upper opening casing, a bearing sleeve disposed inside the casing and pivotally supported in the vicinity of the ceiling of the casing so as to be tiltably supported with respect to the casing, and rotatably supported by the bearing sleeve A rotary shaft disposed in the vertical direction, a rotary head that is pivotally mounted on the upper end of the rotary shaft protruding from the casing opening and disposed on the casing, and radiates light laterally, and the casing outer surface A pair of dial type, tiltable or slide type knobs each tilting the rotation axis in the X and Y axis directions orthogonal to the rotation axis, and the rotation amount and tilt amount of each knob Or an actuator that tilts the bearing sleeve according to the amount of sliding,
The rotating head is a reference plane setting device that rotates around a rotation axis to form a rotation irradiation plane orthogonal to the rotation axis,
A reference plane setting device, wherein a rotation direction of the dial knob, a tilting direction of the tiltable knob, or a sliding direction of the sliding knob coincides with a tilting direction of the rotating shaft.

The bearing sleeve tilting mechanism is
  A pair of the dial-type knob, the tiltable knob or the slide-type knob provided on the casing side surface;
  A ball joint interposed between the casing and the bearing sleeve;
  A pair of orthogonal abutment plates attached vertically to the side of the bearing sleeve;
  A pair of actuators arranged orthogonally so that the tips of the respective advance and retreat rods contact the contact plate;
  A spring member that is interposed between the casing and the bearing sleeve and biases the contact plate in a direction in which the contact plate contacts the forward / backward rod tip of the actuator;
  A control unit that drives the actuator in accordance with the amount of rotation, the amount of tilt, or the amount of slide of the dial type knob, the tiltable knob or the slide type knob;
  An inclination sensor which is attached to the outer surface of the bearing sleeve and detects the amount of inclination of the rotation axis in the X-axis and Y-axis directions, and a display means for displaying the detection signal on the outer surface of the casing. Configured,
  By rotating, tilting or sliding the dial type knob, the tiltable knob or the slide type knob, the advance / retreat rod of the actuator is moved forward and backward to tilt the rotation axis in the X and Y axis directions, respectively. The reference plane setting device according to claim 3.