JP3705711B2 - Paper processing apparatus and image forming apparatus - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に付設され、あるいはシステムとして画像形成装置と一体に構成される用紙処理装置に係り、さらに詳しくは、画像形成手段によって画像形成が行われた画像形成済みの記録紙にファイリング用のパンチ穴を明けるパンチユニットを備えた用紙処理装置に関し、さらには、画像形成済みの記録紙をスタックする排紙トレイや、これらに加えてスティプル装置をも備えた用紙処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置の排紙部から排紙される画像形成済みの記録紙を受け入れて搬送路を搬送する過程で、搬送路に設けられたパンチユニットによって記録紙にファイリング用のパンチ穴を明ける、いわゆるパンチ処理を行うことができる用紙処理装置が提案されている。
【0003】
このような用紙処理装置においては、画像形成装置が1枚の原稿を1枚の記録紙の片面に複写(コピー)する通常の複写(コピー)モードの場合、記録紙の片側端面にパンチ処理を行う通常のパンチモードが実行される。このようなパンチ処理を行うものとして、例えばロータリーパンチユニットが知られている。このロータリーパンチユニットは、例えば2穴パンチでは、用紙の搬送方向と直交する方向に2組のポンチとダイスが一直線に配置され、そのポンチとダイスが回転ローラ上に装備され、ポンチのローラとダイスのローラが同時に回転することによってポンチとダイスが重なり合い、用紙に2穴を明けるようになっている。
【0004】
一方、近年画像形成装置のデジタル化が進み、画像処理によっていわゆる週刊誌コピー(中綴じコピー)ができるようになった。中綴じコピーでは、コピーされた用紙の中央で半分に折り曲げて製本するようになったことで、綴じ処理も中綴じスティプラによって用紙の中央2個所で行われ、パンチ穴も用紙の中央付近に2個所(2穴の場合は4穴)、すなわち、用紙を中央で半分に折り曲げたときにファイリングできるような形でパンチ穴を明ける必要がでてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、画像形成装置においては、複写モードの中には上記の通常の複写モードの他に、1枚の記録紙に複数の原稿の複写を行う複写モード(2イン1モード、4イン1モード等)が実施可能なものもある。具体的には、記録紙の片面に複数(例えば2枚)の原稿を複写する複写モードと、記録紙の両面のそれぞれに複数(例えば2枚づつの合計4枚)の原稿をする複写モードがある。このような特殊な複写モードが選択され、かつ、パンチモードが選択されているとき、適正なパンチ処理を行うことでファイリング作業効率を上げることが望まれている。
【0006】
一方、上記パンチモードに加え、スティプル装置を備えた用紙処理装置も知られている。このようなスティプル装置をも備えた用紙処理装置では、パンチ処理を行ってリングファイルが可能な状態になっているにもかかわらずスティプルが行われると、パンチ処理を行った意味がなくなり、処理が無駄になることがある。このように処置が無駄になると、再度、画像形成を行ってパンチ処理を実行しなければならず、記録紙とスティプル針が無駄になる。
【0007】
また、前述のように記録紙を中央で半分に折り曲げたときにファイリングできるような形でパンチ穴を明けるような場合、記録紙の搬送方向と直交する方向に2組のポンチとダイスのみが一直線上に装備されていたため、中綴じ用のパンチ穴を明けるとき、第1のパンチ穴を明けた後に、さらにもう1回転して第2のパンチ穴を明けるようになっていた。このような構成では、コピースピード(画像形成スピード)が速い生産性の高い画像形成装置から排出される記録紙に中綴じ用の孔を明けようとすると、第1のパンチ穴を明けた後に、もう一回転する時間がなくなってしまうという問題があった。
【0008】
また、画像形成装置から排出される記録紙に対して第1のパンチ穴を明ける場合、基本的には、記録紙の搬送速度にポンチとダイスの速度を合わせて穿孔する。ただ、その速度のまま第2のパンチ穴を明ける作業に移ると、第2のパンチ穴を所定の位置、言い換えば半分に折り曲げたときに第1および第2のパンチ穴の穴明け位置が一致する位置に明けることができない。
【0009】
また、すべての穴が中綴じ用の穴であればよいが、中綴じ用の穴が要求されていない場合、すなわち、記録紙の端部付近で片綴じ用の穴の穴明けが要求されている場合に、これに対応するする必要がある。
【0010】
また、1つのジョブ内の記録紙に対して中綴じ用の穴を明ける場合、1ジョブ内の全ての記録紙の同じ位置に中綴じ用の穴を明けてしまうと、記録紙を中央部から半分に折って中綴じしたときに、記録紙の厚さによってパンチ穴がずれてしまうという問題がある。このように折ったときにパンチ穴がずれてしまうと、ファイリングに不都合が生じてしまい、中綴じ用の穴を明けた意味がなくなってしまう場合もある。その際、記録紙の厚さが厚ければ厚い程、パンチ穴のずれは顕著になる。
【0011】
本発明は、このような背景に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、特殊な複写モードが選択されたとき、ファイリング作業が効率よく行えるパンチ処理が実行可能な用紙処理装置および画像形成装置を提供することにある。
【0012】
また、第2の目的は、パンチ処理が選択されている場合には、記録紙を綴じるためのスティプル処理が実行できないようにした用紙処理装置および画像形成装置を提供することにある。
【0013】
また、第3の目的は、1枚の記録紙に複数の原稿の複写モードでコピーされた記録紙の先端と後端、あるいは中央部に複数のパンチ処理を行わせることによりファイリング作業が効率よく行うことができる用紙処理装置および画像形成装置を提供することにある。
【0014】
また、第4の目的は、選択されているパンチ処理モードによって中央をスティプル処理するモードと端部をスティプル処理するモードとを自動的に切り換えてスティプル処理のミスを無くすことができる用紙処理装置および画像形成装置を提供することにある。
【0015】
また、第5の目的は、生産性を落とすことなく中綴じ用のパンチ穴を明けることができる用紙処理装置および画像形成装置を提供することにある。
【0016】
また、第6の目的は、記録紙を中央で折り曲げたときに中綴じ用のパンチ穴が精度よく重なり、安定した品質のパンチ穴形状やパンチ穴位置を得ることができる用紙処理装置および画像形成装置を提供することにある。
【0017】
また、第7の目的は、中綴じ用のパンチユニットで記録紙端部に片綴じ用のパンチ穴を明けることができる用紙処理装置および画像形成装置を提供することにある。
【0018】
さらに、第8の目的は、記録紙を折り曲げてファイリングを行うときに記録紙の厚さによってパンチ穴がずれることのないように穿孔できる用紙処理装置および画像形成装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、第1の手段は、画像形成後の記録紙にパンチ穴を開けるパンチユニットを備えた用紙処理装置において、前記パンチユニットは記録紙の複数箇所にパンチ処理が可能であり、複数の原稿を1枚の記録紙の片面に複写するモードのとき、記録紙の先端と後端の2箇所に、前記記録紙を中央部で折り曲げたときに前記2箇所に設けるパンチ穴が一致するよう前記パンチユニットによりパンチ処理を行うように制御することを特徴とする。
【0020】
第2の手段は、画像形成後の記録紙にパンチ穴を明けるパンチユニットを備えた用紙処理装置において、前記パンチユニットは記録紙の複数箇所にパンチ処理が可能であり、1枚の記録紙に複数の原稿を複写するモードのとき、記録紙の中央部の複数の箇所に、前記記録紙を中央部で折り曲げたときに前記複数の箇所に設けるパンチ穴が一致するようパンチ処理を行うように制御することを特徴とする。
【0021】
第3の手段は、第1または第2の手段において、前記複写モードが1枚の原稿を1枚の記録紙に複写する通常モードに切り換わったときは、記録紙の片側端面にパンチ処理を行うようパンチモードに切り換えるように制御することを特徴とする。
【0022】
第4の手段は、第1または第2の手段において、前記複写モードが禁止になったときは、前記パンチ処理動作を禁止するように制御することを特徴とする。
【0023】
第5の手段は、画像形成後の記録紙にパンチ穴を明けるパンチユニットを備えた用紙処理装置において、片面複写モードにて複数の原稿を1枚の記録紙に複写するモードのとき、記録紙の先端と後端にパンチ処理をする第1のパンチモードと、記録紙の中央部に複数のパンチ処理をする第2のパンチモードとを有し、前記第1、第2のパンチモードのどちらかが選択されているときに、画像形成手段に給紙する給紙部にセットされている記録紙のうちの短手方向の記録紙が選択された場合は、前記パンチモードの実行を禁止するように制御することを特徴とする。
【0024】
第6の手段は、画像形成後の記録紙にパンチ穴を明けるパンチユニットと、記録紙束を受け取りスタックする排紙トレイとを備えた用紙処理装置において、片面複写モードにて複数の原稿を1枚の記録紙に複写するモードのとき、記録紙の先端と後端にパンチ処理をする第1のパンチモードと、記録紙の中央部に複数のパンチ処理をする第2のパンチモードとを有し、両面複写モードで記録紙のどちらか一方の画像面側が1つの画像で形成される場合は、前記パンチモードの実行を禁止するように制御することを特徴とする。
【0025】
第7の手段は、画像形成後の記録紙にパンチ穴を明けるパンチユニットと、記録紙束をスティプル綴じするスティプル装置とを備えた用紙処理装置において、片面複写モードにて複数の原稿を1枚の記録紙に複写するモードのとき、記録紙の先端と後端にパンチ処理をする第1のパンチモードと、記録紙の中央部に複数のパンチ処理をする第2のパンチモードとを有し、前記第1、第2のパンチモードのどちらかが選択されているときには、前記スティプル綴じを行うスティプルモードの実行を禁止するように制御することを特徴とする。
【0026】
第8の手段は、第5、第6または第7の手段において、前記実行が禁止されるときには、その旨、表示することを特徴とする。
【0027】
第9の手段は、画像形成装置から排出される記録紙にパンチ穴を明けるパンチユニットと、記録紙束をスティプル綴じするスティプル装置とを備えた用紙処理装置において、片面複写モードにて複数の原稿を1枚の記録紙に複写するモードのとき、記録紙の先端と後端にパンチ処理をする第1のパンチモードと、記録紙の中央部に複数のパンチ処理をする第2のパンチモードとを有し、前記第1、第2のパンチモードのどちらかが選択されているときに、前記スティプル綴じを行うスティプルモードが選択された場合は、記録紙が前記スティプル装置に搬送されないように搬送経路を切り換えることを特徴とする。なお、この場合、搬送経路を切り換えた旨、表示するようにしてもよい。
【0028】
第10の手段は、画像形成後の記録紙にパンチ穴を明けるパンチユニットと、記録紙束をスティプル綴じするスティプル装置とを備えた用紙処理装置において、片面複写モードにて複数の原稿を1枚の記録紙に複写するモードのとき、記録紙の先端と後端にパンチ処理をする第1のパンチモードと、記録紙の中央部に複数のパンチ処理をする第2のパンチモードとを有し、前記選択されているパンチモードによってスティプルトレイにスタックされた記録紙に対するスティプル処理を自動的に切り換える制御手段を備えていることを特徴とする。
【0029】
第11の手段は、第10の手段における制御手段が、前記記録紙の端部にパンチ処理するモードで記録紙束の端部をスティプル処理するモードが選択されているときに、前記記録紙の中央部に複数のパンチ処理するモード、または先端と後端にパンチ処理するモードに変更になった場合には、記録紙束の中央部にスティプル処理するモードに切り換えることを特徴とする。
【0030】
第12の手段は、第10の手段における制御手段が、前記記録紙の中央部に複数のパンチ処理をするモードまたは先端と後端とにパンチ処理するモードで、記録紙束の中央部をスティプル処理するモードが選択されているときに、前記記録紙の端部にパンチ処理するモードに変更になった場合、記録紙束の端部にスティプル処理するモードに切り換えることを特徴とする。
【0031】
第13の手段は、第11または第12の手段における制御手段が、パンチモードとパンチモードに合わせたスティプルモードが選択されているときに、スティプルモードが変更になった場合、スティプルモードに合わせてパンチモードを切り換えることを特徴とする。
【0032】
第14の手段は、第11または第12の手段における制御手段によってモード変更が実行されたことを表示する表示手段をさらに備えていることを特徴とする。
【0033】
第15の手段は、画像形成後の記録紙にパンチ穴を明けるパンチユニットを備えた用紙処理装置において、前記パンチユニットは記録紙の搬送方向に直交する方向に並んで配置された穿孔部を複数列備え、前記複数列の穿孔部が第1及び第2の少なくとも2列設けられ、前記第1の穿孔部と前記第2の穿孔部とは穿孔穴数が同じであり、搬送されてきた1枚の記録紙に第1の穿孔部で第1の穿孔を行った後、第2の穿孔部で第2の穿孔を行うことを特徴とする。
【0035】
第16の手段は、第15の手段において、前記第1の穿孔部で第1の穿孔を行った後、前記第2の穿孔部で第2の穿孔を行う間に穿孔を行うための穿孔部の送り速度および/または記録紙の搬送速度を変更する速度制御手段を備えていることを特徴とする。
【0036】
第17の手段は、第16の手段において、前記速度制御手段による速度の変更は穿孔後に記録紙を中央部で折り曲げたときに第2の穿孔によって明けられたパンチ穴が第1の穿孔によって明けられたパンチ穴と合致する速度であることを特徴とする。
【0037】
第18の手段は、第15の手段において、前記記録紙の端部側近傍に穿孔する場合、前記第1の穿孔部で穿孔することを特徴とする。
【0038】
第19の手段は、画像形成後の記録紙にパンチ穴を明けるパンチユニットを備えた用紙処理装置において、前記パンチユニットは記録紙の搬送方向に直交する方向に並んで配置された穿孔部を複数列備え、搬送されてきた1枚の記録紙に対して、前記複数列備えられた穿孔部の各列ごとの穿孔タイミングを設定する制御手段を備え、この制御手段によって画像形成の1つのジョブ内で前記穿孔タイミングを異なる値に設定することを特徴とする。
【0039】
第20の手段は、第19の手段において、前記制御手段は記録紙の厚さに応じて前記穿孔タイミングを異なる値に設定することを特徴とする。
【0040】
第21の手段は、第19または第20の手段において、前記制御手段によって設定された穿孔タイミングに応じて穿孔部の送り速度および/または記録紙の搬送速度を変更する速度制御手段をさらに備えていることを特徴とする。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0042】
1.第1の実施形態
図1は本発明の第1の実施の形態に係る用紙処理装置全体の構成図、図2はジョガーフェンスと戻しローラの駆動機構を示す斜視図、図3は後端フェンス部近傍の拡大構成図、図4はスティプル装置を中心とした斜視図、図5は綴じ後の記録紙束を放出ベルトにより放出する様子を示す透視斜視図、図6は要部を拡大して示す排紙トレイシフト機構の透視斜視図、図7は排紙トレイ上下機構を示す透視斜視図、図8はパンチユニットの構成図、図9は本発明の第1の実施の形態に係る用紙処理装置の電装系のブロック図である。
【0043】
1.1 用紙処理装置の機械的構成
図1において、用紙処理装置Mは、画像形成装置(複写機)からの記録紙排出搬送路入口に入口センサ36、入口ローラ1、及び分岐爪8が設けられ、この分岐爪8により、排紙トレイ12方向へ行く記録紙と、スティプル装置(スティプルユニット)11方向へ行く記録紙とが分けられる。また、分岐爪8の上流側近傍には、後述するパンチユニットAが設置されている。
【0044】
排紙トレイ12方向の搬送路には、複数の上搬送ローラ2、排紙センサ38、排出ローラ3、記録紙を一方に寄せる寄せローラ7、積載記録紙により上下する紙面レバー13、積載記録紙高さを検出する紙面センサ33などが配置されている。一方、スティプル装置11方向の搬送路には、複数の下搬送ローラ4、排紙センサ37、紙送りローラであるブラシローラ6等が配置されている。下搬送ローラ4は、後述する搬送モータ54により駆動され、排紙トレイ12は、後述する上下モータ51、シフトモータ52により適宜上下左右に移動される。
【0045】
スティプル装置11は、スティプルトレイ21の下側に設けられ、スティプルトレイ21には、記録紙の整合を行うためのジョガーフェンス9、及び戻しローラ5、ジョガーフェンス9の背後位置に綴じた記録紙束を排出するための放出ベルト10がそれぞれ配置されている。39は放出ベルトホームセンサである。ジョガーフェンス9は、図2に示すように、ジョガーモータ26によりジョガーベルト49を介して記録紙の幅方向に駆動され、戻しローラ5は、戻しソレノイド30により記録紙面に接離するような振り子運動されるように構成されている。ブラシローラ6は、ブラシローラベルト47により図3の矢印方向に回転するようになっている。ジョガーフェンス9の下側には、図3に示すように、記録紙後端に突き当てるための後端フェンス19が設けられている。スティプル装置11は、図4に示すように、ステープラ移動モータ27によりスティプルベルト50を介して駆動され、横移動する。22はステープラホームセンサである。後端フェンス19は、固定片19a,19bと、スティプル装置11が移動する際に一緒に移動する可動片19c,19dを有する。
【0046】
ところで、排紙センサ37は、記録紙後端を検知して即、戻しソレノイド30にオン命令を出して戻しローラ5を作動させても、そのタイミングで戻しローラ5が記録紙の後端に打ち当て可能になるような位置に配置されている。また、図5に示すように、スティプル装置11により綴じられた記録紙束の後端は、放出ベルト10に設けられた放出爪10aに係止され、放出モータ57により駆動される放出ベルト10の回転により排紙トレイ12に排出されるようになっている。
【0047】
排紙トレイ12を左右に移動させるシフト動作を行うための機構は、図6に示すように、シフトモータ52と、このシフトモータ52により駆動される円筒カム24と、排紙トレイ12のエンドフェイス23に設けられ、円筒カム24の周面に形成された螺旋状のカム溝に係合する係合突起23aとから構成される。35はエンドフェイス23の停止位置を検出するシフトセンサである。図7に示すように、排紙トレイ12の上下動はギアトレインおよび排紙トレイベルトを介して上下モータ51により行われ、排出ローラ3の回転駆動は駆動ベルトを介して排紙モータ55により行われる。
【0048】
パンチユニットAは、図8に示すように、ポンチ102と、このポンチ102とは記録紙通路を挟んで対向するダイス103と、ポンチ102及びダイス103を動作させるパンチモータ101(図9参照)とにより構成されている。パンチユニットAの下方には、パンチ抜きされ落下されてくる紙片105を回収する回収ボックス104が設置されている。
【0049】
1.2 用紙処理装置の電気的構成
次に、上述のように構成された用紙処理装置の電装系について図9を参照して説明する。
【0050】
図9に示すように、用紙処理装置M内の各スイッチ、及び各センサからの信号が、I/Oインタフェース60を介してCPU70へ入力される。CPU70は、入力された信号に応じて、上下モータ51、シフトモータ52、分岐ソレノイド53、戻しソレノイド30、搬送モータ54、排紙モータ55、スティプルモータ56、放出モータ57、ステープラ移動モータ27、ジョガーモータ26、パンチモータ101を駆動する。搬送モータ54のパルス信号は、CPU70に入力されてカウントされ、このカウントに応じて戻しソレノイド30が制御される。記録紙整合制御手段は、CPU70及びCPU70を動作させる種々のオペレーションプログラムによって構成される。
【0051】
1.3 動作モード
1.3.1 ノンスティプルモード
次に、前記実施の形態において、まずスティプルを行わないノンスティプルモードが選択された場合の動作について説明する。
【0052】
コピー済みの記録紙が、入口ローラ1により受け入れられ、上搬送ローラ2で送られ、排出ローラ3により排紙トレイ12上に排出される。そして、寄せローラ7により記録紙の縦方向の整合が行われ、排紙トレイ12にスタックされる。このとき、寄せローラ7は、排紙センサ38が記録紙後端を検知すると減速され、スタック性を向上させる。また、順次コピー済みの記録紙が排出されていくと、紙面レバー13が上昇し(時計回り方向に揺動し)、これを紙面センサ33が検出し、上下モータ51の駆動により、排紙トレイ12は下げられ、常に適切な高さに保たれる。また、ソート及びスタックモード時には、装置本体のコントロールパネルなどから出される仕切信号により、排紙トレイ12をシフトモータ52により左右にシフトさせ、ジョブ終了まで仕分けを行う。シフト動作は、シフトモータ52により駆動される円筒カム24がエンドフェンス23と一体に設けた係合突起23aと係合し、エンドフェンス23をスライドさせることで行われる。停止位置はシフトセンサ35により検出される。また、ジョブ終了時には、排紙トレイ12は30ミリメートル程度下降する。
【0053】
1.3.2 スティプルモード
次に、スティプルモードが選択された場合について説明する。
【0054】
スティプルモードが選択されると、図2に示すように、ジョガーフェンス9は、ホームポジションより移動し、記録紙幅より片側7ミリメートル離れた位置で待機する。記録紙が下搬送ローラ4(搬送モータ54で駆動される)によって搬送され、記録紙後端が排紙センサ37を通過すると、ジョガーフェンス9が待機位置から5ミリメートル内側にジョギング(矢印方向の往復運動)を行う。また、排紙センサ37は、記録紙後端通過時点にそれを検知し、その信号をCPU70に入力し、CPU70では、この信号の受信時点から搬送モータ54からの発信パルスをカウントし、所定パルス発信後に戻しソレノイド30をオンさせる。戻しローラ5は、戻しソレノイド30のオン、オフにより振り子運動をし、オン時には記録紙を叩いて下方向に戻し、後端フェンス19に突き当てて記録紙の縦揃えを行う。スティプルトレイ21に収納されている記録紙が入口センサ36(あるいは排紙センサ37)を通過する度にその信号がCPU70に入力され、記録紙の枚数がカウントされる。前記戻しソレノイド30がオフして所定時間経過後、ジョガーフェンス9は、ジョガーモータ26によって2ミリメートル内側に移動して一旦停止し、記録紙の横揃えが終了する。ジョガーフェンス9は、その後、7ミリメートル戻り、次の記録紙を待つ。この動作を最終頁まで行う。最終頁では、再び7ミリメートルのジョギングを行い、記録紙束の両端を押さえてスティプル動作に備える。
【0055】
その後、所定時間後にスティプル装置11が作動し、綴じ処理が行われる。このとき、複数綴じが指定されていれば、1個所の綴じ処理が終了した後、スティプル移動モータ27が駆動され、スティプル装置11が記録紙後端に沿って適正位置まで移動され、2個所目の綴じ処理が行われる。綴じ処理が終了すると、放出モータ57が駆動され、放出ベルト10を駆動する。このとき、排紙モータ55も駆動され、放出爪10aにより持ち上げられた記録紙束を受け取るべく回転し始める。このとき、ジョガーフェンス9は、サイズ及び枚数により動作が異なるように制御される。例えば、綴じ枚数が設定枚数より少ない、あるいは設定サイズより小さい場合には、ジョガーフェンス9により記録紙束を押さえながら、放出爪10aにより記録紙束後端を引っ掛け搬送する。そして、放出ベルトホームセンサ39より、所定パルス後にジョガーフェンス9を2ミリメートル退避させ、ジョガーフェンス9による記録紙への拘束を解除する(この所定パルスは、放出爪10aが記録紙束後端に衝突してから、ジョガーフェンス9の先端を抜ける間で設定されている)。また、綴じ枚数が設定枚数より多い、あるいは設定サイズより大きい場合には、予めジョガーフェンス9を2ミリメートル退避させ、放出を行う。何れの場合も、記録紙束がジョガーフェンス9を抜けきると、ジョガーフェンス9はさらに5ミリメートル移動して待機位置に復帰し、次の記録紙に備える。また、記録紙に対するジョガーフェンス9の距離により、拘束力を調節することも可能である。
【0056】
以上の一連の動作をラストジョブまで繰り返し行う。
【0057】
1.3.3 パンチモード
パンチモードが選択された場合には、記録紙がパンチユニットAを通過する度に、パンチユニットAがパンチモータ101により駆動され、記録紙にパンチ穴を明ける。すなわち、記録紙の後端が入口センサ36により検知され、所定時間後にパンチモータ101が駆動され、パンチ穴が明けられる。常に同期してパンチモータ101により回転するように構成されたポンチ102とダイス103によりパンチ穴が明けられ、紙片105は回収ボックス104に収納される。
【0058】
1.3.3.1 パンチ処理の形式
次に、記録紙に施されるパンチ処理の形式を図10ないし図13により説明する。図10は先端と後端にパンチ処理が施された記録紙を示す図、図11は図10に示す記録紙が折り畳まれた状態を示す図、図12は中央部に複数のパンチ処理が施された記録紙を示す図、図13は図12に示す記録紙が折り畳まれた状態を示す図である。
【0059】
本発明においては、複写モードによって記録紙に明けるパンチ穴110の位置や数を、記録紙の先端及び後端、あるいは中央部の2個所に明けるというように変えている。例えば、A4の2枚の原稿をA3の1枚の記録紙の片面にコピーする複写モードと、記録紙Pの先端と後端にパンチ穴110を明けるパンチモードとが選択されていると、図10のように、記録紙Pの先端と後端に自動的にパンチ穴110を明ける。孔明けされた記録紙Pを、画像面を外側にして図11のように2つ折りすると、丁度パンチ穴110同士が合わさるようになり、ファイリングを直ぐに行うことができる。また、両面複写モードを利用して、表面にA4の原稿を2枚、裏側にA4の原稿を2枚というようにして1枚のA3の記録紙に4枚のA4の原稿をコピーするような複写モードと、記録紙Pの中央部の2個所にパンチ穴110を明けるモードが選択されているときには、図12のように、中央部に自動的にパンチ穴110を明ける。孔明けされた記録紙Pを図13のように2つ折りすると、丁度パンチ穴110同士が合わさるようになり、ファイリングが直ぐに行える。
【0060】
このように、複写モードによってパンチモードを選択すると、ファイリング時にファイリングしやすいところにパンチ穴110が明けられるので、孔明けからファイリングする作業を含めて、トータルの作業時間の短縮ができる。なお、この実施形態では、A4原稿について説明したが、他のサイズについても1枚の記録紙Pに複数の原稿のコピーを行う場合には、同様な処理ができる。また、原稿枚数が2枚と4枚のときについて説明したが、それ以上のときも同様である。
【0061】
1.3.3.2 記録紙の先端と後端へのパンチ処理
引き続き、記録紙Pの先端と後端へのパンチ穴明け動作について説明する。
【0062】
画像形成装置(複写機)81から排紙されてきた記録紙Pを受け入れて、記録紙Pの先端を入口センサ36が検出すると、所定時間後にパンチユニットAがパンチモータ101により駆動され、記録紙Pの先端にパンチ穴110を明ける。入口センサ36が記録紙Pの後端を検出すると、所定時間後にパンチユニットAがパンチモータ101により駆動され、次に記録紙Pの後端にパンチ穴110が明けられる。このようにして図10に示すように、記録紙Pの先端と後端にパンチ穴110が明けられる。なお、ここでは、パンチ穴110を明けるトリガーを記録紙Pの先端と後端に分けて行っているが、先端と後端にパンチ穴明けをするのに、記録紙Pの先端だけでタイミングをとって行ってもよい。
【0063】
1.3.3.3 記録紙の中央部へのパンチ処理
記録紙Pの中央部へパンチ穴を明ける場合には、画像形成装置から排紙されてきた記録紙Pを受け入れて、記録紙Pの先端を入口センサ36が検出すると、所定時間後にパンチユニットAがパンチモータ101により駆動され、記録紙Pの中央部にまず1回パンチ穴110を明け、引き続き所定タイミング後にパンチユニットAがパンチモータ101により駆動され、記録紙Pの中央部に2回目のパンチ穴110を明ける。このようにして図12に示すように、中央部に2個所のパンチ穴110が明けられる。
【0064】
1.3.3.4 通常のパンチ処理
上述した特殊な複写モード(記録紙の片面あるいは両面にそれぞれ複数の原稿を複写するモード)から、通常の複写モード(1枚の原稿を1枚の記録紙に複写するモード)に切り換わったときは、通常のパンチ処理を行う。すなわち、図23に示すように、記録紙Pの片側端面にパンチ穴110を明ける。このように、パンチモードを切り換えることで、余計なパンチ処理を無くし、またパンチ穴110が余計に明いていることで生じるファイリング上の不具合を無くすための再度のコピーを省略することができる。従って、記録紙の無駄遣いを無くすことができる。
【0065】
また、1枚の記録紙Pに複数の原稿のコピー処理を行っているときに、1枚の記録紙P上にコピーが出来ない場合には、上述したパンチモードを行わないようにすることにより、上記と同様にして記録紙の無駄遣いを無くすことができる。
【0066】
1.3.3.5 パンチチェック処理
次に、図14のフローチャートによりパンチチェックについて説明する。このフローチャートは、画像形成装置から排紙されてくる記録紙の何処にパンチ処理を行うかをチェックする処理を示すものである。この処理では、まず、パンチモードの起動フラグ(起動F)が立っている、すなわち“1”にセットされているか否かをチェックし(ステップS1)、起動フラグ(起動F)がセットされていれば、ステップS2のパンチモードか否かの判定処理を実行する。一方、起動フラグ(起動F)がセットされていないときはリターンする。起動フラグは画像形成装置から起動信号によって用紙処理装置側に送信されてくる。用紙処理装置が起動信号を受信すると、内部で起動フラグに置き換えている(画像形成装置から用紙処理装置に記録紙を排紙するときに起動信号が送信されてきて、この信号により用紙処理装置の搬送部等を起動する)。ステップS2のチェックでパンチモードであれば、ステップS3で先端、後端パンチモードか否かの判定処理を行い、ステップS2でパンチモードでなければリターンする。
【0067】
ステップS3の先端、後端パンチモードの判定処理は、ステップS2におけるパンチモードが記録紙Pの先端と後端にパンチ処理をするモードか否かを判定するもので、先端、後端パンチモードであると判定されると、パンチフラグ1(パンチF1)をセットする(ステップS4)。先端、後端パンチモードでないときは、ステップS5の記録紙Pの中央部にパンチ処理を行うモードであるか否かの判定処理を実行する。この判定で中央部パンチモードであると判定されると、パンチフラグ(パンチF2)をセットし(ステップS6)、中央部パンチモードでないと判定されるとリターンする。リターンにより通常の記録紙の片側端面にパンチ処理が行われる。
【0068】
1.3.3.6 入口センサオンチェック
次に、入口センサ36がオンしたかをチェックする入口センサオンチェックの処理手順について、図15のフローチャートにより説明する。この処理は、画像形成装置から排紙されてくる記録紙が、用紙処理装置の入口センサ36まで搬送されてきたかをチェックする処理である。この処理では、まず最初に入口センサ36がオンしたかをチェックし(ステップS11)、オンしていればステップS12の処理を行う。入口センサ36がオフであればTIM1CUが100より大きいか否かをチェックする(ステップS10)。TIM1CUが100より大きければ、ジャムのサブルーチンをコールする(ステップ17)。これにより、用紙処理装置側から画像形成装置にジャム信号が送信され、用紙処理装置がジャムしたことが認識される。TIM1CUが100以下のときはリターンする。
【0069】
ステップS11で入口センサ36がオンと判定された場合には、ステップS12でパンチタイマ1をクリヤすなわち“0”にし、さらに、ステップS13でパンチフラグ1(パンチF1)がセットされているかをチェックする。パンチフラグ1(パンチF1)がセットされているときは、パンチジョブカウンタ(PUNCJC)に“1”をセットし(ステップS14)、パンチフラグ1(パンチF1)がセットされていないときは、さらに、ステップ15でパンチフラグ2(パンチF2)がセットされているか否かをチェックする。このチェックでパンチフラグ2(パンチF2)がセットされていればステップS14でパンチジョブカウンタ(PUNCJC)に“1”をセットし、パンチフラグ1がセットされていなければリターンする。
【0070】
1.3.3.7 入口センサオフチェック
次に、入口センサ36がオフしたかをチェックする入口センサオフチェックについて、図16のフローチャートにより説明する。この処理は、入口センサ36がオンした後、記録紙が入口センサ36を通過したかをチェックする処理である。この処理では、まず、入口センサ36がオフか否かをチェックし(ステップS21)、オフであれば、さらにステップS22でパンチモードか否かをチェックする。このチェックで、パンチモードであれば、パンチジョブカウンタ(PUNCJC)に“1”をセットし(ステップS23)、パンチモードでなければリターンする。一方、入口センサ36がオフでなければ、ステップS24でTIM1CUが200を超えて大きくなったか否かをチェックする。TIM1CUが200を超えて大きくなっている場合には、ステップS25でジャムのサブルーチンをコールする。これにより、用紙処理装置側から画像形成装置にジャム信号が送信され、用紙処理装置がジャムしたことが認識される。TIM1CUが200以下のときはリターンする。
【0071】
1.3.3.8 パンチ処理の処理手順
次に、図17ないし図22によりパンチ処理について説明する。図17はパンチ処理のジョブカウンタのセットを説明するためのフローチャート、図18はジョブカウンタが0のときのフローチャート、図19はジョブカウンタが1のときのフローチャート、図20はジョブカウンタが2のときのフローチャート、図21はジョブカウンタが3のときのフローチャート、図22はジョブカウンタが4のときのフローチャートである。
【0072】
ジョブカウンタ(PUNCJC)は図17に示すように0から4までセットされ、図18に示すように、ジョブカウンタが0のときはリターンする。ジョブカウンタが1のときには、図19のフローチャートに示すように、まず、パンチフラグ1(パンチF1)が立っているか否か、すなわち“1”にセットされているか否かをチェックする(ステップS31)。パンチフラグ1(パンチF1)がセットされているときは、パンチタイマT1(パンチT1)が10より大きいか否かをチェックし(ステップS32)、10より大きければ、パンチフラグ1(パンチF1)をリセットすなわち“0”にする(ステップS33)。そして、パンチモータ101をオンし、PUNCJCに2をセットし、パンチタイマT1(パンチT1)をリセットする(ステップS34)。
【0073】
一方、ステップS31でパンチフラグ1(パンチF1)がセットされていなければ、パンチフラグ2(パンチF2)が“1”となってセットされているか否かをチェックし(ステップS35)、セットされている場合はパンチタイマT1(パンチT1)が80より大きいか否かをチェックする(ステップS36)。そして、パンチタイマT1(パンチT1)が80より大きければ、ステップS34の処理を行う。
【0074】
これに対し、ステップS35でパンチフラグ2(パンチF2)がセットされていなければ、パンチタイマT1(パンチT1)が15より大きいか否かをチェックし(ステップS37)、大きい場合にはステップS34の処理を行い、ステップS36で80以下のときや、ステップS37でパンチタイマT1(パンチT1)が15以下のときはいずれもリターンとなる。
【0075】
ジョブカウンタが2のときは、図20のフローチャートに示すように、まず、パンチタイマT1(パンチT1)が20より大きいか否かをチェックし(ステップS41)、大きくなっている場合には、図示していないパンチホームポジションセンサ(パンチHPセンサ)がオフしたか否かをチェッする(ステップS42)。パンチホームポジションセンサ(パンチHPセンサ)がオフしている場合は、ステップ43でPUNCJCに3をセットしてリターンする。一方、パンチホームポジションセンサ(パンチHPセンサ)がオフしていない場合、ジャムのサブルーチンをコールし(ステップS44)、リターンする。
【0076】
ジョブカウンタが3のときは、図21のフローチャートに示すように、最初に図示していないパンチホームポジションセンサ(パンチHPセンサ)がオンか否かをチェックする(ステップS51)。パンチホームポジションセンサ(パンチHPセンサ)がオンであれば、パンチモータ101をオフし、PUNCJCに“0”をセットし(ステップS52)、中央部にパンチ穴110を明けるパンチモードであるパンチフラグ2(パンチF2)がセットされているか否かをチェックする(ステップS53)。パンチフラグ2(パンチF2)がセットされていれば、パンチフラグ2(パンチF2)およびパンチタイマT1(パンチT1)をリセットし、PUNCJCに4をセットする(ステップS54)。
【0077】
一方、ステップS51のチェックでパンチホームポジションセンサ(パンチHPセンサ)がオフであれば、パンチタイマT1(パンチT1)が250より大きいか否かチェックし(ステップS55)、パンチタイマT1(パンチT1)が250より大きければ、ジャムのサブルーチンをコールする(ステップS56)。これにより、用紙処理装置M側から画像形成装置81にジャム信号が送信され、用紙処理装置Mがジャムしたことが認識される。パンチタイマT1(パンチT1)が250以下のときはリターンする。
【0078】
ジョブカウンタが4のときは、図22のフローチャートに示すように、まず、パンチタイマT1(パンチT1)が5より大きいか否かをチェックし(ステップS61)、パンチタイマT1(パンチT1)が5より大きければ、図19のステップS34にジャンプし、パンチタイマT1(パンチT1)が5以下のときはリターンする。
【0079】
なお、複写モードを通常の1枚の原稿を1枚の記録紙にコピーする通常のコピーモードに切り替え、パンチ処理モードを設定した場合には、図23に示すように、記録紙Pの片側端面にパンチ処理を行うパンチモードに切り替える。これにより、通常の複写モードでコピーしたときに、上述したようなパンチ処理モードでパンチ処理を実施すると記録紙Pの両側に穴が開いてしまい、ファイリングしたときに不具合が生じ、再度コピーをし直すことが求められてしまうが、図23に示すようなパンチ処理モードに切り替えることにより、再コピーが避けられ、記録紙の無駄使いを無くすことができる。
【0080】
次に、記録紙の搬送方向、記録紙に記録される画像の状態をチェックしてむやみにパンチ処理を行わないようにして、記録紙の無駄を無くし、ファイリングのできないパンチ処理は行わないようにした例について、図24ないし図26により説明する。図24は長手方向送りの記録紙を示す図、図25は短手方向送りの記録紙を示す図、図26は記録紙の搬送方向及び両面複写モードの内容によってパンチモードの選択を行う場合の処理フローチャートである。
【0081】
記録紙Pの搬送方向(矢印方向)が、図24のように長手方向(縦方向)であって、複写モードが片面コピーの場合は、先端と後端の2個所にパンチ処理を行い、複写モードが両面コピーの場合は中央部の2個所にパンチ処理を行うが、図25のように、画像形成装置81内の記録紙のうちの短手方向の記録紙Pが選択され、コピーが行われる場合は、2個所のパンチ処理を行うのを禁止している。すなわち、図25に示すような短手方向の記録紙Pで、2つの画像を同一面にコピーする場合は、図において上下(縦)に形成される。このような場合、記録紙Pの先端と後端、あるいは中央部にパンチ穴110を明けて中央から記録紙Pを折ると、縦に細長く折ることになり、画像が表と裏に分かれてしまうので、このような場合、2個所のパンチモードを禁止することにより、無駄なパンチ処理を行わないようにしている。また、両面モードを行っているときについても、表面と裏面のどちらか一方が1つの画像で形成されている場合も、2個所のパンチモードを禁止することにより、無駄なパンチ処理を行わないようにする。
【0082】
1.3.3.9 パンチモードの選択、他のモードのとの組み合わせ
以下、記録紙の搬送方向及び両面複写モードの内容によってパンチモードの選択を行う場合の処理について図26のフローチャートを参照して説明する。この処理では、最初に、パンチモードか否かをチェックし(ステップS71)、パンチモードでなければリターンする。パンチモードのときは、複写モードが1枚の記録紙に複数の画像をコピー処理するモードか否かをチェックし(ステップS72)、複数の画像をコピーしないモードであれば片側のパンチモードの処理に移行する。これの処理は通常の片側のパンチモードなので省略する。ステップS72で複数の画像をコピー処理するモードであると判定された場合は、2個所禁止フラグ(2個所禁止F)がセットされているか否かをチェックする(ステップS73)。2個所禁止フラグ(2個所禁止F)がセットされている場合はリターンする。
【0083】
ステップS73で2個所禁止フラグ(2個所禁止F)がセットされていないと判定されると、記録紙Pが図24に示した長手方向か否かをチェックする(ステップS74)。長手方向の場合は複写モードが両面モードか否かをチェックし((ステップS75)、両面モードのときは中央パンチOKフラグ(中央パンチOK F)がセットされているかをチェックする(ステップS76)。中央パンチOKフラグ(中央パンチOK F)がセットされているときは、中央パンチのサブルーチンをコールし(ステップS77)、リターンする。これにより、用紙処理装置M側に中央パンチモードの信号が送信され、記録紙Pの中央に2個所のパンチ処理が行われる。
【0084】
ステップS76で中央パンチOKフラグ(中央パンチOK F)がセットされていないと判定されると、2個所禁止フラグ(2ヶ所禁止F)をセットにして((ステップS78)、2個所パンチを禁止するサブルーチンをコールする(S79)。これにより、用紙処理装置M側に2個所パンチのリセット信号が送信され、パンチ処理を行わないようになる。そして、表示のサブルーチンをコールしてパンチ処理が禁止されたことを表示する(ステップS80)。
【0085】
一方、ステップS75の判定で両面モードでなければ、先端後端パンチOKフラグ(先端後端パンチOK F)がセット“1”されているかをチェックし(ステップS81)、先端後端パンチOKフラグ(先端後端パンチOK F)がセット“1”されていれば、先端後端パンチのサブルーチンをコールする(ステップS82)。これにより、用紙処理装置M側に先端後端パンチモードの信号が送信され記録紙Pの先端と後端の2個所のパンチ処理が行われる。
【0086】
ステップS81において、先端後端パンチOKフラグ(先端後端パンチOK F)がセットされていないと判定された場合およびステップS74において記録紙が図24に示した長手方向でないと判定された場合は、2個所禁止フラグ(2ヶ所禁止F)をセットし(ステップS83)、2個所パンチを禁止するサブルーチンをコールする(ステップ84)。これにより、用紙処理装置M側に2個所パンチのリセット信号が送信され、パンチ処理を行わないようになる。そして、表示のサブルーチンをコールしてパンチ処理が禁止されたことを表示する(ステップS85)。
【0087】
なお、中央パンチOKフラグ(中央パンチOK F)は図示しない他のサブルーチンでセットされる。このフラグは、記録紙Pの中央部にパンチ処理をしても画像が欠けたり、2つに折っても画像が見にくくなったりしないときにセットされる(表裏どちらか一方が1つの画像で形成された場合も、このフラグはセットされない)。また、先端後端パンチOKフラグ(先端後端パンチOK F)も図示しない他のサブルーチンでセットされる。記録紙に1つの画像しか形成されなかった場合、このフラグはセットされない。
【0088】
次に、上述したようなパンチ処理を実行した場合に、さらにスティプル処理を行うと、ファイリング処理上、パンチ処理をした意味がなくなる場合がある。そこで、このようにパンチ処理をした場合には、スティプル処理を行わないようにすることが望まれる。すなわち、図10および12に示すように、記録紙Pの長手方向先端と後端あるいは、中央の2個所にパンチ処理を行った場合に、スティプル綴じを行っても実際にファイリングするときなどは、半分に折るためにスティプル折りを行っても意味がなく、スティプル針が無駄になってしまう。そこで、パンチ処理が選択されているときは、スティプル処理を行わないようにして、記録紙の無駄とスティプル針の無駄を無くすようにしている。この処理について、図27のフローチャートを参照して説明する。
【0089】
画像形成装置81から起動信号が送られてくると、用紙処理装置Mは画像形成装置81から排出されてくる記録紙を受け入れるように準備を開始するので、まず、起動信号がセットされているか否かチェックし(ステップS91)、起動信号が“1”でなければリターンする。起動信号がセットされていれば、スタートフラグ(STARTF)をチェックし(ステップS92)、スタートフラグ(STARTF)が立っていると、すなわちスタートフラグが“1”の場合はリターンし、スタートフラグ(STARTF)が“1”でない場合は排紙信号をチェックする(ステップS93)。スタートフラグ(STARTF)は、次の記録紙が受け入れ可能になったタイミングで、図示しない他のサブルーチンでリセットされるようになっている。
【0090】
排紙信号は画像形成装置81から送信されてくる信号であり、排紙信号が“1”の場合は画像形成装置81から記録紙が排出されてくる。そこで、ステップS93で排紙信号か否かをチェックし、排紙信号が“1”でない場合はリターンし、排紙信号が“1”の場合はスティプルモードか否かをチェックする(ステップS94)。このチェックでスティプルモードであれば、次のステップS95で2ヶ所パンチモードか否かをチェックする。このチェックで2ヶ所パンチモードでなければ、前述のような不都合は生じないので、スティプルモードのサブルーチンを呼び出す(ステップS96)。これにより画像形成装置81から排出されてくる記録紙をスティプルトレイ21に排出する。ステップS96でスティプルモードのサブルーチンを呼び出した後は、スタートフラグ(STARTF)を“1”にする(ステップS97)。
【0091】
一方、ステップS95の判定で2ヶ所パンチモードが選択されたときはスティプルモードも選択されている場合であり、このときはスティプルモードを禁止して、シフトモードのモードに切り換えたことを表示する(ステップS98)。これによりコピー作業の紛らわしさを無くすことができる。ステップS98を受けて、シフトモードのサブルーチンを呼び出し(ステップS99)、画像形成装置81から排出され、パンチユニットAによってパンチ処理された記録紙を排紙トレイ12に排出する。シフトモードのサブルーチンを呼び出した後は、スタートフラグ(STARTF)を“1にする(ステップS100)。
【0092】
このようにして、パンチ処理が選択されているときには、事前にスティプル処理を行わないようにしたり、搬送経路を切り換えてスティプル処理を行わせないようにすることができる。その際、搬送経路を切り換えたことを表示するようにすることもできる。
【0093】
図28は記録紙Pの先端部と後端部にパンチ処理を行ってパンチ穴110を明け、さらに中央部にスティプル処理を行ってスティプル120された状態を示す図であり、図29は記録紙Pの中央部にパンチ処理とスティプル処理を行ってパンチ穴110が明けられスティプル120された状態を示す図であり、図30は記録紙Pの一端部にパンチ処理とスティプル処理とを行った状態を示す図である。この場合、スティプル処理は中央2個所の位置と、端部のいずれか1個所の位置の3種類の個所の中から選択して実行でき、それぞれのスティプル121、122、123位置は図のようなる。この実施形態では、記録紙Pの先端部と後端部とにパンチ処理するモードまたは中央部にスティプル処理するパンチモードが選択されたときには、スティプルモードを中央部にスティプル処理を行うモードに、記録紙Pの端部にパンチ処理を行うモードが選択されたときには、記録紙の端部にスティプル処理を行うモードに切り換える。
【0094】
端部にスティプルを行うモードは3種類あるため、スティプルモードは端部の3種類から選択できるように操作画面は切り換えて、中央部にスティプルするモードを選択できないようにする。また、図30に示すように記録紙Pの端部にパンチ処理を行うモードが選択され、スティプルモードも記録紙Pの端部にスティプル処理が選択されているときに図10に示したような記録紙Pの先端部と後端部とにパンチするパンチモードまたは図12に示したような記録紙Pの中央部にパンチするパンチモードに切り換わったときには、スティプルモードを記録紙Pの中央部にスティプル処理するモード、すなわち、図28および図29に示すようなモードに切り換える。
【0095】
図28に示すように記録紙Pの先端部と後端部とにパンチするパンチモードと、中央部にスティプルするスティプルモードが選択されているとき、また、図29に示すように記録紙Pの中央部にパンチするパンチモードと、中央部にスティプルするスティプルモードが選択されているときに、図30に示す記録紙Pの端部にスティプルするモードに切り換わったときには、パンチモードを記録紙Pの端部にパンチ処理を行うモードに切り換える。
【0096】
このようにすでに設定されているモードで、パンチモードが変更になったり、スティプルモードが変更になった場合、パンチモードまたはスティプルモードを変更するので、図10の記録紙Pの先端部と後端部にパンチするモードまたは図12の記録紙Pの中央部にパンチするモードのときに、記録紙Pの端部にスティプル処理を行ってしまうという不具合が発生するおそれはない。また、図30のように記録紙Pの端部にパンチするモードのときに、記録紙Pの中央部にスティプル処理を行ってしまうという不具合が発生するおそれもない。
【0097】
図31は図28及び図29に示したように記録紙Pの中央部でスティプル処理を行う部分を示す用紙処理装置の斜視図であり、符号Sで示す部分がいわゆる中綴じのためのスティプラである。
【0098】
図32はスティプルモードとパンチモードが選択されているときの組み合わせをチェックする処理手順を示すフローチャートである。さらに詳しくは、端部スティプルモードのときに、パンチモードでは中央部にパンチ穴110を明けるモードが選択されているとき、または、中央部スティプルモードのときにパンチモードでは端部に孔明けをするモードが選択されているとき、スティプルモードとパンチモードとの組み合わせをチェックするサブルーチンである。
【0099】
このサブルーチンでは、まず、起動フラグがセットされているかどうか、すなわち、起動フラグが“1”であるかどうかをチェックする(ステップS111)。そして、起動フラグがセットされていればステップS112でスティプルモードであるかどうかをチェックし、起動フラグがセットされていなければリターンする。起動フラグ(起動F)は用紙処理装置M内部で起動信号を置き換えることによって生成される。すなわち、画像形成装置81から起動信号が用紙処理装置M側に送信され、用紙処理装置Mが送信されてきた起動信号を受信すると、内部で起動フラグに置き換えるようになっている。
【0100】
ステップS112でスティプルモードであれば、さらにステップS113でパンチモードかどうかをチェックし、スティプルモードでなければリターンする。ステップS113でパンチモードであれば、さらにステップS114で端部綴じモードかどうかをチェックし、ステップS113でパンチモードでなければリターンする。ステップS114で判定する端部綴じモードとは、前述の図30に示したように記録紙Pの端部でスティプル処理するモードのことである。この判定で、端部綴じモードであれば、ステップS115でさらに端部パンチモードかどうかをチェックする。そして、端部綴じモードであればリターンする。これは、綴じモードが端部モードでパンチ穴明けも端部パンチモードであれば、両者の組み合わせに不具合を生じることがないからである。
【0101】
一方、ステップS115のチェックで端部パンチモードでなければ、、言い換えれば中央パンチ(図29)あるいは先端もしくは後端パンチモード(図28)が選択されていれば、ステップS116及びステップS117の処理を実行する。すなわち、端部綴じモードで中央パンチモードまたは先端と後端のパンチモードが選択されているときには、画像形成装置81にモードの組み合わせが不一致なので、用紙処理装置Mから信号を送るサブルーチンをコールする(ステップS116)。これにより画像形成装置81はスティプルモードの綴じ位置とパンチモードのパンチ位置が合っていないことを認識する。そこで、ステップS117で用紙処理装置M内で処理が進まないようにするためのサブルーチンをコールする。
【0102】
また、ステップS114で端部綴じモードでない場合には、ステップS118で中央部または先端と後端のパンチモードであるかどうかをチェックする。このチェックで、中央部または先端と後端のパンチモードであれば、組み合わせに不具合はないので何もしないでリターンする。一方、中央部または先端と後端のパンチモードでない場合、言い換えれば端部パンチモードが選択されていれば、さらにステップS119及びステップS120の処理を実行する。すなわち、中央部綴じモードで端部パンチモードが選択されていれば、画像形成装置81にモードの組み合わせが不一致でなので、用紙処理装置Mから信号を送るサブルーチンをコールする(ステップS119)。これにより画像形成装置81はスティプルモードの綴じ位置とパンチモードのパンチ位置が合っていないことを認識する。そこで、ステップS120で用紙処理装置M内で処理が進まないようにするためのサブルーチンをコールする。
【0103】
2.第2の実施形態
以下、第2の実施形態について説明する。なお、前述の第1の実施形態と同等な各部には同一の参照符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
【0104】
2.1 用紙処理装置の機械的構成
図33は第2の実施形態に係る用紙後処理装置Mの概略構成を示す図である。同図において、画像形成装置(複写機)81からの用紙排出搬送路入口には、記録紙の搬入を検知する入口センサ36、記録紙を内部に搬入するための入口ローラ1、記録紙にファイリング用の孔を穿孔するロータリーパンチなどで構成された穿孔装置Aと、穿孔された記録紙を3つの方向のいずれかに搬送するように搬送路を切換えるための2つの分岐爪8a,8bが設けられている。分岐爪8a,8bにより、シフトトレイとも称される排紙トレイ12方向に行く記録紙と、ステープル装置11に行く記録紙と、プルーフトレイ14に行く記録紙が分けられる。
【0105】
排紙トレイ12方向の搬送路には、分岐爪8bからの記録紙を排紙トレイ12に搬送するための上搬送ローラ2b、この上搬送ローラ2bによって搬送されてきた記録紙を検知する排紙センサ38、排紙トレイ12に記録紙を排出する排紙ローラ3、排紙トレイ12上の所定の位置に記録紙をまとめる寄せローラ7、排紙トレイ12上の記録紙を検知するための紙面レバー13、そしてこの紙面レバー13の位置を検知する紙面センサ32,33などが配置されている。排紙トレイ12は、トレイ昇降モータ(上下モータ)51(図7)およびシフトモータ52(図7)により適宜上下左右に移動する。
【0106】
プルーフトレイ14側に記録紙を送る場合には、分岐爪8aの先端を図において下側に切り替えることによりプルーフトレイ14側に至る搬送路を解放する。これにより、搬送ローラ2aによって搬送路に導入されてきた記録紙はプルーフトレイ14側に送られる。また、ステープル装置11方向の搬送路には、分岐爪2bからの記録紙をステープル装置11に搬送するための搬送ローラ2c、下搬送ローラ4、この下搬送ローラ4によって搬送されてきた記録紙を検知する排紙センサ37、ブラシローラなどで構成された紙送りローラ6などが配置されている。下搬送ローラ4は、搬送モータ54(図9)により駆動されている。この実施形態では、分岐爪8cによってスタックトレイとして機能する搬送路Dに記録紙を送り込み、レジストローラ16で記録紙先端を揃えた上で、所定枚、例えば2枚の記録紙をまとめてスティプル装置11側に送ることができるようになっている。ステープル装置11は、図1の場合と同様にステープルトレイの下側に設けられ、ステープルトレイには記録紙の整合を行うためのジョガーフェンス9、戻しローラ5、およびジョガーフェンス9の背後位置に綴じた記録紙束を排出するための放出ベルト10がそれぞれ配置されている。
【0107】
このように構成することにより、プルーフトレイ14、排紙トレイ12、スティプルトレイに記録紙を排紙するプルーフモード、シフトモード、スティプルモードのいずれの場合でも穿孔装置(以下、「パンチユニット」と称する。)15によって穿孔動作(パンチ動作)を行うことが可能になっている。なお、前記第1の実施形態と同様に、ジョガーフェンス9は、図2に示すようにジョガーモータ26によりジョガーベルト49を介して駆動され、戻しローラ5は叩きソレノイ30により振子運動可能に支持されている。また、ジョガーフェンス9の下側には、図3に示すように、記録紙側を突き当てるための後端フェンス19が設けられている。ステープル装置11は、図4に示すように、ステープラ移動モータ27によりステープルベルト50を介して駆動され、横に移動する。一方、放出ベルト10は、図5に示すように、放出モータ57により駆動される。この放出ベルト10近傍には、放出ベルト10がホームポジションに位置したことを検知する放出ベルトホームセンサ39が設けられている。排紙センサ37は、記録紙の後端を検知して即、戻しローラ5にオン命令を出して戻りローラ5を作動させても、戻りローラ5が記録紙の後端に打ち当て可能な位置に配置されている。
【0108】
排紙トレイ12は、図7に示すように、一対の上下リフトベルト48により吊されており、これら上下リフトベルト48がギア列およびタイミングベルトなどを介してトレイ昇降モータ51により駆動され、トレイ昇降モータ51の正転または逆転により上昇したり、下降したりする。排紙トレイ12のホームポジション(HP)および移動時の高さは、上下方向に回転可能なレバー13と、紙面センサ32,33により検出され、排紙トレイ12上が記録紙で満杯になると下限センサ34により検出される。さらに、排紙トレイ12の上昇時に寄せローラ7が排紙トレイ12により押し上げられると、上限スイッチ31がオフになり、トレイ昇降モータ51の回転が停止して、排紙トレイ12のオーバーランによる破損を防止している。
【0109】
2.2 パンチユニット
この実施形態に係るパンチユニット15はロータリーパンチ方式のもので、ポンチとダイスが対となるローラに組み込まれ、対となるローラを互いに回転させることによってポンチとダイスとを合わせ、記録紙の所定位置にパンチ穴を明けるようになっている。穿孔タイミングは用紙処理装置Mの入口に設けられた入口センサ36による記録紙の後端の検知から所定タイミング後に穿孔のタイミングが設定されている。
【0110】
一方、前述したが、昨今の画像形成装置のデジタル化によってスキャンした画像をデジタル処理してメモリの中に読み込んで画像編集を行い、いわゆる週刊誌(中綴じ用)コピーを行う例も増えてきた。しかし、中綴じ用コピーでは、搬送方向と直交する方向の記録紙の中心から折り曲げて綴束を作成するため、コピーされた記録紙に穴を明ける場合、記録紙の中心の両側に対称にパンチ穴を明けなければならない。そこで、前記図8に示したようなポンチ102とダイス103が記録紙の搬送方向と直交する方向に一列しか設けられていないものでは、第1のパンチ穴を明けた後、ポンチ102とダイス103をさらに1回転させ、第2のパンチ穴を明けるようにしている。このような制御にすると、搬送線速の速い高生産性の画像形成装置から排出された記録紙に対しては、第1のパンチ穴を明けた後、さらに1回転させて第2のパンチ穴を明けるまでに時間的余裕がなくなる。このため、安定した穴明け品質が保持できなくなったり、品質を保持するために搬送線速を落とし、生産性を犠牲にするなどの問題があった。
【0111】
そこで、本発明では、同一のローラ15a(以下、「第1のローラ」と称す。)上に第1のポンチ102aと第2のポンチ102bとを設け、他の同一のローラ15b(以下、第2のローラ」と称す。)上の前記第1および第2のポンチ102a、102bに対応する位置に第1のダイス103aと第2のダイス103bとを設け、ポンチ側(第1のローラ15a)は図において時計方向に、ダイス側(第2のローラ15b)は反時計方向にそれぞれ回転し、搬送路17を挟んで第1のポンチ102aには第1のダイス103aが、また、第2のポンチ102bには第2のダイス103bがそれぞれ噛み合って搬送路17を通過する記録紙に対してパンチ穴を明けるようになっている。また、これらのローラ15a、15bの軸方向、すなわち記録紙搬送方向Bと直交する方向には、ファイリング用の金具の間隔をおいてパンチ穴を明けるための第1および第2のポンチ102a、102bと、第1および第2のダイス103a、103bがそれぞれ設けられている。すなわち、ポンチとダイスとが2列に並んで2個ずつ設けられ、これによって同時に2穴の穴明けが可能になる。
【0112】
2.2.1 穿孔動作
図35および図36は記録紙Pに対してパンチ穴を明けるときの動作を示す説明図で、図において上側にパンチユニットAのポンチとダイスとの関係を、下側に記録紙Pの状態をそれぞれ対応させて示す。画像形成装置81から搬送されてきた記録紙に1列目のパンチ穴を明ける場合、第1のポンチ102aと第1のダイス103aの双方の回転によって記録紙Pの中心線Cよりも搬送方向B先端側の所定距離L1離れた位置にパンチ穴106aが穿孔される。穿孔時、記録紙Pの搬送線速と第1のポンチ102aと第1のダイス103aの回転線速は同一になっている。このように第1のパンチ穴(1列目のパンチ穴)106aが穿孔された後、図36に示すように第2のパンチ穴(2列目のパンチ穴)106bが明けられる。すなわち、記録紙Pの中心線Cに対して搬送方向B後端側に所定距離L1離れた位置に2列目のパンチ穴106bを明けるために、1列目のパンチ穴106aが明けられた記録紙Pはそのまま搬送され、これと並行してポンチ102a、102bを備えた第1のローラ15aとダイス103a、103bを備えた第2のローラ15bも回転し、前記位置に2列目のパンチ穴106bを穿孔する。このように中心線Cから所定距離L1だけ搬送方向先端側と後端側に離れた位置にパンチ穴106aと106bが穿孔されているので、中心線Cから記録紙Pを折るとパンチ穴106aと106bは一致する。なお、この実施形態では、第1のポンチ102aと第2のポンチ102b、および第1のダイス103aと第2のダイス103bはそれぞれ90度ずれた位置に設けられ、第1のパンチ穴106aを明けた後、90度回転して第2のパンチ穴106bを明けるように設定されている。また、穿孔位置は入口センサ36によって記録紙Pの先端を検知してからの時間経過(パルスのカウント結果)に対応して設定される。第1および第2のポンチ102a、102b間の角度は、設定された記録紙Pの搬送線速とローラ15a、15bの回転線速との関係で適宜設定される。
【0113】
一般には、上記のようにしてパンチ穴106a、106bが明けられるが、画像形成装置の生産性によって、言い換えれば排紙線速によって用紙処理装置の搬送線速も異なるため、1列目のパンチ穴106aを記録紙Pの搬送線速と同一の回転線速で明けた後、ローラ15a、15bの回転線速を増速あるいは減速して調整し、2列目のパンチ穴106bをポンチ102bとダイス103bによって記録紙Pの搬送線速と同一の回転線速で前述のように記録紙Pの中心CからLだけ離れた位置に穿孔する必要がある。また、1列目と2列目のパンチ穴106a、106bを明けるとき、ポンチ側の第1のローラ15aとダイス側の第2のローラ15bの回転線速を調整する必要がある場合がある。例えば、同一の画像形成装置であってもパンチ穴の位置を画像形成側の操作部の操作によって変更した場合、1列目のパンチ穴106aと2列目のパンチ穴106bの搬送方向Bでの距離が異なってくるからである。
【0114】
一方、通常の片綴じの場合には、図37に示すように記録紙Pの端部から搬送方向Bの先端側に一定の距離L2離れた位置に2穴1列のパンチ穴106cを明ける。この場合には、第1のポンチ102aと第1のダイス103aとによって穿孔する。穿孔タイミングは前述のように入口センサ36によって記録紙Pの後端が検知された後、穴明け位置によって設定される所定の時間経過したとき(所定パルスのカウントが終了したとき)に穿孔される。その後、第2のポンチ102bと第2のダイス103bは次の記録紙Pとの間で空打ちされ、所定の位置で停止し、次の記録紙Pのパンチ穴穿孔のために待機する。
【0115】
前記所定位置の停止のために、図38に示すようにポンチ側の第1のローラ15aにはポンチホームポジションセンサ107が設けられ、図9および図39に示すようにCPU70はこのポンチホームポジションセンサ107からの出力に応じてモータ用ドライバ108を介してパンチモータ101を制御し、所定の位置での停止や所定タイミングでの駆動を制御する。
【0116】
2.2.2 穿孔動作の動作手順
この実施形態の動作手順を図40のフローチャートに従って説明する。
【0117】
この処理では、先ず、パンチ動作が選択されているかどうかをチェックする((ステップS201)。パンチ動作の選択は画像形成装置81の操作部から行われる。このチェックでパンチ動作が選択されていなければそのままリターンしてこのルーチンから抜ける。一方、ステップS201でパンチ動作が選択されていれば、記録紙Pに対する穴明け個所は複数かどうかをチェックする(ステップS202)。複数であれば、穴を明ける場所を認識し(ステップS203)、1列目の穴と2列目の穴の間で速度調整が必要かどうかを確認する(ステップS204)。速度調整の必要がなければ、そのままパンチ動作を開始して穴明けを実行し(ステップS205)、速度調整の必要があれば、まず、1列目の穴明け動作を開始し(ステップS206)、1列目の穴を明け終わると(ステップS207)、ポンチとダイス側の回転線速の速度調整を行い、2列目の穴明け動作を開始して(ステップS208)リターンする。
【0118】
ステップS202のチェックで、穴明け個所が複数でなければ、穴を明ける場所を認識して(ステップS209)穴明け動作を開始し(ステップS210)、リターンする。
【0119】
このように動作させることにより、画像形成装置81からの穴明け位置の入力位置に対応した位置に確実に、かつ精度良く穴明けを行うことができ、中綴じのために2列のパンチ穴を明けたときに、記録紙Pの中央から折り曲げたときに穴が一致し、良好なファイリングが可能になる。
【0120】
2.2.3 記録紙に厚さに応じた穴明け位置の設定
複数の記録紙Pから1つのジョブが構成され、1ジョブ内の記録紙Pを中綴じするときにいずれの記録紙Pに対しても同じ位置に2列の穴明けを行うと、ファイリングが良好に行われなくなる場合があることは前述の通りである。これを具体的に説明すると、図41に示すように例えば1ジョブが4枚で構成される記録紙Pに中綴じを行い、記録紙Pの中央部から半分に折って図42のように綴じる場合、不都合が生じる場合がある。すなわち、前述の図35および図36に示したように記録紙Pに対して中心から同じ距離L1離れた位置にパンチ穴を明ける処理を全ての記録紙Pに同じように施し、このような穿孔状態の記録紙Pを図42に示すように中綴じすると、内側に折られた記録紙Pのパンチ穴106a、106bほど、外側の記録紙Pのパンチ穴106a、106bよりも記録紙の端部側(矢印F方向)にずれてしまう。このずれは綴じ枚数が多い程顕著になる。このずれは記録紙Pの厚みによるものであり、このようなずれが生じるとファイリングするときにファイリング棒をパンチ穴106a、106bに入れにくい等の不都合が生じる。また、ファイリング棒を挿入してファイリングを行った後も、記録紙Pの中心側がずれて重なっているため、ファイリング時の納まりが悪いという問題もある。
【0121】
そこで、このような記録紙Pの厚みが問題となるような場合、記録紙Pの1枚目から4枚目に穿孔されるパンチ穴106a、106bの間隔を1枚目から4枚目になるにしたがって、
LA<LB<LC<LD
のように次第に大きくしていく。この場合、1枚ごとに大きくする度合いは記録紙Pの厚さを考慮に入れて設定される。そこで、記録紙Pにパンチ穴106a、106bを穿孔する段階において、徐々に穿孔されるパンチ穴106a、106bをそれぞれ記録紙Pの中心Cから外側に前記記録紙Pの厚さに対応する分だけずらすことによって行われる。このようにパンチ穴106a、106bの間隔LA、LB、LC、LDを前述のように大きくすることによって図44に示すように記録紙Pを中心線Cから折り曲げたときに、4枚の各記録紙Pに明けたパンチ穴106a、106bがそれぞれずれることなく重なり合って整列した状態となり、ファイリング棒がスムーズに挿入できる。
【0122】
このようにずらすためには、1枚目の記録紙Pから4枚目の記録紙Pになるにつれて第1のポンチ102aと第1のダイス103aの可動タイミングを徐々に早くしていき、1列目のパンチ穴106aを1枚目から4枚目になるにしたがって記録紙Pの搬送方向Bの先端側に近付けていく。一方、1列目のパンチ穴106aを穿孔した後、速度調整を行って第2のポンチ102bと第2のダイス103bによる穿孔タイミングを徐々に遅延させていき、2列目のパンチ穴106bを記録紙の搬送方向Bの後端側に近付けていく。このように制御して穿孔動作を行わせることによって図43に示すような1列目と2列目のパンチ穴106a、106bを穿孔することができる。
【0123】
なお、ここでは、ポンチとダイスを備えた第1および第2のローラ15a、15bの駆動タイミングを制御してパンチ穴106a、106bの穿孔位置の制御を行っているが、搬送モータ54により記録紙Pの搬送速度を制御してパンチ穴106a、106bの穿孔位置制御を行うことも可能であり、あるいは、ローラ15a、15bと搬送モータ54を速度制御を組み合わせてパンチ穴106a、106bの穿孔位置制御を行うことができることはいうまでもない。
【0124】
記録紙Pの厚さに応じて前記ずれ量を調整することは前述したが、当然、厚紙の場合は薄紙の場合よりもずれ量を大きくしなければならない。言い換えれば厚紙の場合には、前記LAとLB、LBとLC、LCとLDの間隔を薄紙の場合よりも大きくしなければならない。そこで、記録紙Pの厚さを判別する必要があるが、ここでは、画像形成装置81の操作部から入力されたデータを用紙処理装置MのCPU70に転送して前記判別が行われる。この場合、画像形成装置81側から判別結果を送信してもよいし、用紙処理装置M側に単なる入力データを送信して用紙処理装置M側で判別処理を行うようにしてもよい。また、ずらす量は記録紙Pの厚さに応じてあらかじめ設定されてROM71に格納されており、記録紙Pの厚さが分かると、その厚さに応じたずれ量をROM71から読み出して適切なずれ量を設定する。このときの処理手順を図45に示す。
【0125】
すなわち、まず、パンチ動作が選択されているかどうチェックし(ステップS301)、パンチ動作が選択されていなければそのままリターンしてこのルーチンを抜け、パンチ動作が選択されていれば、記録紙Pが薄紙であるかどうかをチェックする(ステップS302)。このチェックで、薄紙であると判定されれば、薄紙用動作の制御を開始して(ステップS303)薄紙に設定されたずれ量ずらしてパンチ穴を明け、厚紙であると判定されれば厚紙用動作の制御を開始して((ステップS304)厚紙に設定されたずれ量ずらしてパンチ穴を明け、リターンする。
【0126】
なお、ここでは、薄紙と厚紙だけの2通りしか例示していないが、3以上の記録紙の厚さを設定する場合には、その厚さに応じた動作制御が行われることは言うまでもない。
【0127】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、パンチユニットは記録紙の複数箇所にパンチ処理が可能であり、複数の原稿を1枚の記録紙の片面に複写するモードのとき、記録紙の先端と後端の2箇所に、記録紙を中央部で折り曲げたときに2箇所に設けるパンチ穴が一致するようパンチユニットによりパンチ処理を行うようにしたため、ファイリングしやすい所に孔を明けられるので、パンチ穴明けからファイリングまでの全体の作業時間を短縮することができ、記録紙後処理の生産性を向上させることができる。
【0128】
請求項2記載の発明によれば、パンチユニットは記録紙の複数箇所にパンチ処理が可能であり、1枚の記録紙に複数の原稿を複写するモードのときき、記録紙の中央部の複数の箇所に、記録紙を中央部で折り曲げたときに複数の箇所に設けるパンチ穴が一致するようパンチ処理を行うようにしたため、ファイリングしやすい所に孔を明けられるので、パンチ穴明けからファイリングまでの全体の作業時間を短縮することができ、記録紙後処理の生産性を向上させることができる。
【0129】
請求項3記載の発明によれば、複写モードが1枚の原稿を1枚の記録紙に複写する通常モードに切り換わったときは、記録紙の片側端面にパンチ処理を行うパンチモードに切り換えるようにしたため、記録紙の両端にパンチ穴が明いているとファイリングしたときに不具合がでて再度コピーをし直すということが無くなり、コピー作業の手間と記録紙の無駄を省くことができる。
【0130】
請求項4記載の発明によれば、1枚の記録紙に複数の原稿のコピー処理を行っているときに、1枚の記録紙上にコピーできない場合には、パンチ処理動作を行わないようにするので、パンチ穴が明いているとファイリングしたときに不具合がでて再度コピーをし直すということが無くなり、コピー作業の手間と記録紙の無駄を省くことができる。
【0131】
請求項5記載の発明によれば、記録紙の搬送方向をチェックして無意味なパンチ処理を無くすので、ファイリングのできないパンチ処理を行わないようにして、コピー作業の手間と記録紙の無駄を省くことができる。
【0132】
請求項6記載の発明によれば、記録紙に形成される画像の状態をチェックして無意味なパンチ処理を無くすので、ファイリングのできないパンチ処理を行わないようにして、コピー作業の手間と記録紙の無駄を省くことができる。
【0133】
請求項7記載の発明によれば、パンチ処理モードが選択されているときは、スティプル処理を禁止するので、記録紙の無駄とスティプル針の無駄をなくすことができる。
【0134】
請求項8記載の発明によれば、パンチモードもしくはスティプルモードが禁止されたことを表示することで、ユーザにそれ以降の操作を促すことができ、使い勝手が向上する。
【0135】
請求項9記載の発明によれば、パンチ処理モードが選択されているときには、スティプルモードが選択しても、記録紙がスティプル装置に搬送されないので、記録紙の無駄とスティプル針の無駄をなくし、コピー処理の効率を向上させることができる。
【0136】
請求項10記載の発明によれば、選択されているパンチ処理モードにより、中央部にスティプルするモードが、端部をスティプルするモードに切り替わるので、スティプル処理のミスがなくなる。
【0137】
請求項11記載の発明によれば、記録紙の先端と後端にパンチ処理するモードで記録紙束の端部をスティプル処理するモードが選択されているときに、記録紙の中央部に複数のパンチ処理を行うモードに変更になった場合、記録紙束の中央部にスティプル処理するモードに切り替わるので、スティプル処理のミスがなくなる。
【0138】
請求項12記載の発明によれば、記録紙の中央部に複数のパンチ処理するモードで記録束の中央部スティプル処理するモードが選択されているときに、記録紙の先端と後端とにパンチ処理するモードに変更になった場合、記録紙束の端部にスティプル処理するモードに切り替わるので、スティプル処理のミスがなくなる。
【0139】
請求項13記載の発明によれば、パンチモードとパンチモードに合わせたスティプルモードが選択されているときに、スティプルモードが変更になった場合、スティプルモードに合わせてパンチモードに切り替わるので、スティプル処理のミスがなくなる。
【0140】
請求項14記載の発明によれば、モードが変更になったことを表示するので、作業ミスを抑制することが可能になる。
【0142】
請求項15記載の発明によれば、複数列の穿孔部が第1及び第2の少なくとも2列設けられ、第1の穿孔部と第2の穿孔部とは穿孔穴数が同じであり、搬送されてきた1枚の記録紙に第1の穿孔部で第1の穿孔を行った後、第2の穿孔部で第2の穿孔を行うので、2つ目の穿孔を行う場合に効率良くパンチ穴を穿孔することができる。
【0143】
請求項16記載の発明によれば、速度制御手段により第1の穿孔部で第1の穿孔を行った後、第2の穿孔部で第2の穿孔を行う間に穿孔を行うための穿孔部の送り速度および/または記録紙の搬送速度を変更するので、第2の穿孔部の穿孔位置の調整が可能になる。
【0144】
請求項17記載の発明によれば、速度制御手段による速度の変更は穿孔後に記録紙を中央部で折り曲げたときに第2の穿孔によって明けられたパンチ穴が第1の穿孔によって明けられたパンチ穴と合致する速度に設定されるので、品質の安定したパンチ穴形状とパンチ穴位置を得ることが可能となり、折り曲げたときに2列のパンチ穴を確実かつ精度良く重ねることができる。
【0145】
請求項18記載の発明によれば、記録紙の端部側近傍に穿孔する場合、第1の穿孔部で穿孔するので、複数列の穿孔部を備えた場合でも通常の片綴じ用のパンチ穴を穿孔することができる。
【0146】
請求項19記載の発明によれば、搬送されてきた1枚の記録紙に対して、複数列備えられた穿孔部の各列ごとの穿孔タイミングを設定し、1つのジョブ内で穿孔タイミングを異なる値に設定するので、中綴じにより複数の記録紙を重ねてファイルするときのパンチ穴のずれを防止することができる。
【0147】
請求項20記載の発明によれば、記録紙の厚さに応じて穿孔タイミングを異なる値に設定するので、複数の薄紙や厚紙の中綴じを行うときのパンチ穴のずれを防止することができる。
【0148】
請求項21記載の発明によれば、設定された穿孔タイミングに応じて穿孔部の送り速度および/または記録紙の搬送速度を変更するので、中綴じの場合のパンチ穴のずれをパンチユニットの駆動速度だけではなく記録紙の搬送速度の制御によって対応することが可能となり、制御の自由度を高めることができる。
請求項22記載の発明によれば、請求項1ないし21記載の発明による作用効果を奏する画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る用紙処理装置全体の構成図である。
【図2】ジョガーフェンスと戻しローラの駆動機構を示す斜視図である。
【図3】後端フェンス部近傍の拡大構成図である。
【図4】スティプル装置を中心とした斜視図である。
【図5】綴じ後の記録紙束を放出ベルトにより放出する様子を示す透視斜視図である。
【図6】要部を拡大して示す排紙トレイシフト機構の透視斜視図である。
【図7】排紙トレイの上下動機構を示す透視斜視図である。
【図8】パンチユニットの構成図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係る用紙処理装置の電装系のブロック図である。
【図10】先端と後端にパンチ処理が施された記録紙を示す図である。
【図11】図10に示す記録紙が折り畳まれた状態を示す図である。
【図12】中央部に複数のパンチ処理が施された記録紙を示す図である。
【図13】図12に示す記録紙が折り畳まれた状態を示す図である。
【図14】パンチチェックのフローチャートである。
【図15】入口センサオンチェックのフローチャートである。
【図16】入口センサオフチェックのフローチャートである。
【図17】パンチ処理のジョブカウンタのセットを説明するための図である。
【図18】ジョブカウンタが0のときのフローチャートである。
【図19】ジョブカウンタが1のときのフローチャートである。
【図20】ジョブカウンタが2のときのフローチャートである。
【図21】ジョブカウンタが3のときのフローチャートである。
【図22】ジョブカウンタが4のときのフローチャートである。
【図23】通常の複写モードにおけるパンチ処理を示す図である。
【図24】長手方向送りの記録紙を示す図である。
【図25】短手方向送りの記録紙を示す図である。
【図26】記録紙の搬送方向及び両面複写モードの内容によってパンチモードの選択を行う場合の処理フローチャートである。
【図27】記録紙の搬送方向およびパンチモードの内容によってスティプル処理の選択を行う場合の処理フローチャートである。
【図28】記録紙の先端と後端にパンチ処理を、中央部にスティプル処理を施した状態を示す説明図である。
【図29】記録紙の中央部にパンチ処理を、中央部にスティプル処理を施した状態を示す説明図である。
【図30】記録紙の端部にパンチ処理とスティプル処理を施した状態を示す説明図である。
【図31】中綴じを行う機構の外観を示す斜視図である。
【図32】図28ないし図30に示す処理を施すときの処理内容を示すフローチャートである。
【図33】第2の実施の形態に係る用紙処理装置の全体の構成図である。
【図34】第2の実施の形態に係るパンチユニットの概略構成図である。
【図35】第2の実施の形態に係るパンチユニットで中綴じ用の1列目のパンチ穴を明けるときの動作を示す説明図である。
【図36】第2の実施の形態に係るパンチユニットで中綴じ用の2列目のパンチ穴を明けるときの動作を示す説明図である。
【図37】第2の実施の形態に係るパンチユニットで片綴じ用のパンチ穴を記録紙の端部に明けるときの動作を示す説明図である。
【図38】第2の実施の形態に係るパンチユニットの位置制御のための構成を示す図である。
【図39】第2の実施の形態に係るパンチユニットの制御構成の概略を示すブロック図である。
【図40】1列目と2列目のパンチ穴の穴明け動作の制御手順を示すフローチャートである。
【図41】1ジョブの記録紙に対して中綴じ用のパンチ穴を中心から同一寸法離れた位置に明けたときの状態を示す説明図である。
【図42】図41の記録紙束を中綴じしたときの状態を示す斜視図である。
【図43】1ジョブの記録紙に対して中綴じ用のパンチ穴を外側に位置する記録紙程中心から離れた位置に明けた状態を示す説明図である。
【図44】図43の記録紙束を中綴じしたときの状態を示す斜視図である。
【図45】記録紙の厚さに応じて中綴じ用のパンチ穴の間隔を制御するときの処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 上搬送ローラ
4 下搬送ローラ
5 戻しローラ(縦揃え手段)
6 紙送りローラ
8 分岐爪
9 ジョガーフェンス
10 放出ベルト
11 スティプル装置(スティプルユニット)
12 排紙トレイ
15a ポンチ側ローラ
15b ダイス側ローラ
70 CPU
81 画像形成装置(複写機)
101 パンチモータ
102、102a、102b ポンチ
103、103a、103b ダイス
106a、106b パンチ穴
110 パンチ穴
120、121、122、123 スティプル(位置)
A パンチユニット
B 記録紙搬送方向
C 中心線
L1 中心線からパンチ穴までの距離
L2 記録紙端縁からパンチ穴までの距離
M 用紙処理装置
P 記録紙
S スティプラ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a sheet processing apparatus that is attached to an image forming apparatus or configured as an integral part of the image forming apparatus as a system, and more particularly, to an image-formed recording sheet that has been image-formed by image forming means. The present invention relates to a paper processing apparatus including a punch unit for punching filing punch holes, and further relates to a paper discharge apparatus for stacking recording sheets on which images have been formed and a paper processing apparatus including a stapling device in addition to these.
[0002]
[Prior art]
In the process of receiving the image-formed recording paper ejected from the paper ejection unit of the image forming apparatus and transporting the transporting path, a punch unit for filing is made in the recording paper by a punch unit provided in the transporting path, so-called A paper processing apparatus capable of performing punch processing has been proposed.
[0003]
In such a paper processing apparatus, when the image forming apparatus is in a normal copy mode in which one original is copied (copied) on one side of one sheet of recording paper, punch processing is performed on one end surface of the recording paper. The normal punch mode to be performed is executed. For example, a rotary punch unit is known as such a punching process. In this rotary punch unit, for example, in a two-hole punch, two pairs of punches and dies are arranged in a straight line in a direction perpendicular to the paper transport direction, and the punches and dies are mounted on a rotating roller. Simultaneously rotating these rollers, punches and dies overlap each other, and two holes are made in the paper.
[0004]
On the other hand, in recent years, digitalization of image forming apparatuses has progressed, and so-called weekly magazine copies (saddle-stitched copies) can be performed by image processing. In saddle-stitch copying, the booklet is folded in half at the center of the copied sheet, so that the binding process is also performed at the center of the sheet by the saddle stitching stapler, and the punch hole is 2 near the center of the sheet. It has become necessary to make punch holes in a location (four holes in the case of two holes), that is, in a form that can be filed when the paper is folded in half at the center.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the image forming apparatus, in the copy mode, in addition to the normal copy mode described above, a copy mode (2-in-1 mode, 4-in-1 mode, etc.) for copying a plurality of originals on one sheet of recording paper. ) Can be implemented. Specifically, there are a copy mode in which a plurality of (for example, two) originals are copied on one side of the recording paper, and a copy mode in which a plurality of (for example, two, two in total) originals are provided on both sides of the recording paper. is there. When such a special copy mode is selected and the punch mode is selected, it is desired to increase filing work efficiency by performing an appropriate punch process.
[0006]
On the other hand, in addition to the punch mode, a sheet processing apparatus provided with a stipple device is also known. In a paper processing apparatus equipped with such a stapling device, if the stapling is performed even though the ring file is in a state where the punching processing is possible, the meaning of performing the punching processing is lost, and the processing is not performed. It may be wasted. When treatment is wasted in this way, image formation must be performed again to perform punch processing, and recording paper and staples are wasted.
[0007]
In addition, as described above, when punch holes are drilled in such a way that filing can be performed when the recording paper is folded in half at the center, only two pairs of punches and dies are straight in the direction perpendicular to the recording paper transport direction. Since it was equipped on the line, when the punch hole for saddle stitching was drilled, after the first punch hole was drilled, the second punch hole was drilled one more turn. In such a configuration, when a hole for saddle stitching is made in a recording sheet discharged from an image forming apparatus with high copy speed (image forming speed) and high productivity, after the first punch hole is made, There was a problem that there was no time for another rotation.
[0008]
Further, when the first punch hole is made on the recording paper discharged from the image forming apparatus, basically, punching is performed by matching the speed of the punch and the die with the conveyance speed of the recording paper. However, when the second punch hole is drilled at that speed, the drilling positions of the first and second punch holes match when the second punch hole is folded into a predetermined position, in other words, in half. Can't dawn in the position to do.
[0009]
Also, all the holes need only be saddle-stitched holes, but when the saddle-stitching holes are not required, that is, the hole for single-stitching is required near the edge of the recording paper. If this is the case, it is necessary to cope with this.
[0010]
Also, when making a saddle stitching hole in the recording paper in one job, if the saddle stitching hole is made in the same position of all the recording papers in one job, the recording paper is removed from the central portion. There is a problem that punch holes are displaced depending on the thickness of the recording paper when the sheets are folded in half and saddle stitched. If the punch holes are displaced when folded in this way, filing may be inconvenient, and the meaning of making the saddle stitch holes may be lost. At that time, the larger the thickness of the recording paper, the more noticeably the punch hole shifts.
[0011]
The present invention has been made in view of such a background, and a first object thereof is a paper processing apparatus capable of performing punching processing that can efficiently perform filing work when a special copy mode is selected.And image forming apparatusIs to provide.
[0012]
A second object of the present invention is to provide a paper processing apparatus in which the stapling process for binding the recording paper cannot be executed when the punching process is selected.And image forming apparatusIs to provide.
[0013]
A third object is to efficiently perform filing work by causing a plurality of punching processes to be performed on the leading and trailing edges or the central portion of a recording sheet copied in a copy mode of a plurality of originals on a single recording sheet. Paper processing device that can performAnd image forming apparatusIs to provide.
[0014]
A fourth object of the present invention is to provide a sheet processing apparatus that can automatically switch between a mode in which the center is stippled and a mode in which the end portion is stippled according to the selected punching mode to eliminate a mistake in the stapling process.And image forming apparatusIs to provide.
[0015]
A fifth object of the present invention is to provide a sheet processing apparatus that can punch punches for saddle stitching without reducing productivity.And image forming apparatusIs to provide.
[0016]
A sixth object of the present invention is to provide a paper processing apparatus capable of obtaining a stable quality punch hole shape and punch hole position by accurately overlapping the punch holes for saddle stitching when the recording paper is bent at the center.And image forming apparatusIs to provide.
[0017]
A seventh object of the present invention is to provide a sheet processing apparatus capable of punching punch holes for one-sided binding at the end of a recording paper with a punch unit for saddle stitching.And image forming apparatusIs to provide.
[0018]
Furthermore, an eighth object is a paper processing apparatus capable of punching so that punch holes do not shift due to the thickness of the recording paper when filing by folding the recording paper.And image forming apparatusIs to provide.
[0019]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the first means is a paper processing apparatus comprising a punch unit for punching holes in recording paper after image formation.The punch unit can punch a plurality of locations on the recording paper,Multiple originals on one sheet of recording paperOne side ofAnd copy modeTheThe leading and trailing edges of the recording paperBy the punch unit, the punch holes provided at the two locations coincide with the two locations when the recording paper is bent at the center.Control is performed to perform punching.
[0020]
The second means is a paper processing apparatus having a punch unit for punching holes in the recording paper after image formation.The punch unit can punch a plurality of locations on the recording paper,In the mode to copy multiple documents on one sheet of recording paperTheCentral part of the recording paperofMultipleSo that the punch holes provided in the plurality of locations coincide with the location of the recording paper when the recording paper is folded at the center.Control is performed to perform punching.
[0021]
According to a third means, when the copying mode is switched to the normal mode in which one original is copied on one recording paper in the first or second means, punch processing is performed on one side end surface of the recording paper. Control is performed so as to switch to the punch mode.
[0022]
The fourth means is characterized in that, in the first or second means, the punch processing operation is controlled to be prohibited when the copy mode is prohibited.
[0023]
The fifth means is a sheet processing apparatus having a punch unit for punching holes in the recording paper after image formation. In the mode for copying a plurality of originals to one recording paper in the single-sided copying mode, the recording paper A first punch mode in which punch processing is performed at the leading end and rear end of the recording medium, and a second punch mode in which a plurality of punch processing is performed at the center of the recording paper. Is selected, the execution of the punch mode is prohibited when a recording sheet in the short direction is selected from among the recording sheets set in the sheet feeding unit for feeding to the image forming unit. It is characterized by controlling as follows.
[0024]
A sixth means is a paper processing apparatus having a punch unit for punching holes in recording paper after image formation and a paper discharge tray for receiving and stacking a stack of recording papers. In the mode of copying on a sheet of recording paper, there are a first punch mode in which punching is performed on the leading and trailing edges of the recording paper, and a second punching mode in which a plurality of punching processes are performed at the center of the recording paper. In the double-sided copying mode, when one image side of the recording paper is formed with one image, control is performed so as to prohibit the execution of the punch mode.
[0025]
A seventh means is a sheet processing apparatus comprising a punch unit for punching holes in recording paper after image formation and a stapling device for stapling a bundle of recording sheets, and a plurality of originals in one-sided copying mode. In the mode for copying on the recording paper, there are a first punch mode for punching the leading and trailing edges of the recording paper and a second punching mode for performing a plurality of punching processes on the central portion of the recording paper. When either the first punch mode or the second punch mode is selected, control is performed so as to prohibit the execution of the stipple mode for performing the stipple binding.
[0026]
The eighth means is characterized in that, in the fifth, sixth or seventh means, when the execution is prohibited, a message to that effect is displayed.
[0027]
A ninth means is a paper processing apparatus comprising a punch unit for punching a recording paper discharged from the image forming apparatus and a stapling device for stapling a bundle of recording paper, and a plurality of originals in a single-sided copying mode. In a mode for copying a single sheet of recording paper, a first punch mode for punching the leading and trailing edges of the recording paper, and a second punching mode for performing a plurality of punching processes on the central portion of the recording paper If the stipple mode for performing the stapling is selected when one of the first and second punch modes is selected, the recording paper is prevented from being conveyed to the stipple device. The conveyance path is switched. In this case, it may be displayed that the transport path has been switched.
[0028]
A tenth means is a sheet processing apparatus having a punch unit for punching a recording sheet after image formation and a stipple device for stapling a bundle of recording sheets. In the mode for copying on the recording paper, there are a first punch mode for punching the leading and trailing edges of the recording paper and a second punching mode for performing a plurality of punching processes on the central portion of the recording paper. And a control means for automatically switching the stipple processing for the recording sheets stacked on the stipple tray according to the selected punch mode.
[0029]
The eleventh means is configured such that when the control means in the tenth means selects the mode for stapling the end of the recording paper bundle in the mode for punching the end of the recording paper, When the mode is changed to a mode in which a plurality of punching processes are performed in the central part or a mode in which punching processes are performed on the leading and trailing ends, the mode is switched to a mode in which stapling processing is performed on the central part of the recording paper bundle.
[0030]
The twelfth means is a mode in which the control means in the tenth means is a mode in which a plurality of punching processes are performed on the central portion of the recording paper or a mode in which punching processing is performed on the leading edge and the trailing edge. When the mode to be processed is selected, if the mode is changed to the punching process at the end of the recording paper, the mode is switched to the mode for performing the stipple processing at the end of the recording paper bundle.
[0031]
The thirteenth means is that the control means in the eleventh or twelfth means is configured to change the stipple mode when the stipple mode is changed when the stipple mode matching the punch mode and the punch mode is selected. The punch mode is switched according to the above.
[0032]
The fourteenth means further comprises display means for displaying that the mode change has been executed by the control means in the eleventh or twelfth means.
[0033]
A fifteenth means is a paper processing apparatus having a punch unit for punching holes in recording paper after image formation, wherein the punch unit includes a plurality of perforations arranged in a direction orthogonal to the conveyance direction of the recording paper. The plurality of rows of perforations are first and secondat leastTwo rows are provided,The first perforated part and the second perforated part have the same number of perforated holes,The first perforation unit performs the first perforation on the conveyed recording sheet, and then the second perforation unit performs the second perforation.
[0035]
First16Means15In the above means, the feed speed of the punching unit and / or the recording paper for punching while performing the second punching by the second punching unit after the first punching by the first punching unit A speed control means for changing the transport speed is provided.
[0036]
First17Means16In the above-mentioned means, the speed change by the speed control means is a speed at which the punched hole formed by the second punching matches the punched hole formed by the first punching when the recording paper is bent at the center after punching. It is characterized by being.
[0037]
First18Means15In the above means, in the case of punching near the end side of the recording paper, the first punching portion punches.
[0038]
First19Means ofIn a paper processing apparatus provided with a punch unit that punches punched holes in recording paper after image formation, the punch unit is provided with a plurality of rows of perforations arranged in a direction orthogonal to the conveyance direction of the recording paper. For a single sheet of recording paper,Control means for setting perforation timing for each row of the perforation section provided in the plurality of rows is provided, and the control means sets the perforation timing to a different value within one job for image formation.
[0039]
First20Means19In this means, the control means sets the punching timing to a different value according to the thickness of the recording paper.
[0040]
First21Means19Or second20The above-mentioned means further includes speed control means for changing the feed speed of the punching section and / or the conveyance speed of the recording paper in accordance with the punching timing set by the control means.
[0041]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0042]
1. First embodiment
FIG. 1 is a configuration diagram of the entire sheet processing apparatus according to the first embodiment of the present invention, FIG. 2 is a perspective view showing a driving mechanism for a jogger fence and a return roller, and FIG. 3 is an enlarged configuration diagram in the vicinity of a rear end fence portion. 4 is a perspective view centering on the staple device, FIG. 5 is a perspective view showing a state in which the bundle of recording sheets after binding is discharged by the discharge belt, and FIG. 6 is a discharge tray shift mechanism showing an enlarged main part. FIG. 7 is a perspective view showing the discharge tray up-and-down mechanism, FIG. 8 is a configuration diagram of the punch unit, and FIG. 9 is a block of the electrical system of the sheet processing apparatus according to the first embodiment of the present invention. FIG.
[0043]
1.1 Mechanical configuration of paper processing device
In FIG. 1, a sheet processing apparatus M is provided with an
[0044]
In the transport path in the direction of the
[0045]
The staple device 11 is provided below the
[0046]
By the way, even if the
[0047]
As shown in FIG. 6, a mechanism for performing a shift operation for moving the
[0048]
As shown in FIG. 8, the punch unit A includes a
[0049]
1.2 Electrical configuration of paper processing equipment
Next, an electrical system of the sheet processing apparatus configured as described above will be described with reference to FIG.
[0050]
As shown in FIG. 9, signals from the switches and sensors in the sheet processing apparatus M are input to the
[0051]
1.3 Operation mode
1.3.1 Non-stipple mode
Next, in the above embodiment, the operation when the non-stipple mode in which stippling is not performed is selected will be described.
[0052]
The copied recording paper is received by the
[0053]
1.3.2 Stipple mode
Next, the case where the stipple mode is selected will be described.
[0054]
When the stipple mode is selected, as shown in FIG. 2, the
[0055]
Thereafter, the stipple device 11 is operated after a predetermined time, and the binding process is performed. At this time, if a plurality of bindings are designated, the
[0056]
The above series of operations is repeated until the last job.
[0057]
1.3.3 Punch mode
When the punch mode is selected, every time the recording paper passes through the punch unit A, the punch unit A is driven by the
[0058]
1.3.3.1 Punch processing format
Next, the format of the punching process applied to the recording paper will be described with reference to FIGS. 10 is a diagram showing a recording sheet that has been punched at the leading end and the trailing end, FIG. 11 is a diagram showing a state in which the recording sheet shown in FIG. 10 is folded, and FIG. FIG. 13 is a diagram showing a state in which the recording paper shown in FIG. 12 is folded.
[0059]
In the present invention, the positions and the number of punch holes 110 which are opened on the recording paper by the copying mode are changed so that they can be opened at the front and rear ends or the central portion of the recording paper. For example, if a copy mode in which two A4 originals are copied on one side of one recording paper in A3 and a punch mode in which punch
[0060]
As described above, when the punch mode is selected according to the copy mode, the
[0061]
1.3.3.2 Punching on the leading and trailing edges of recording paper
Next, the punching operation for the leading edge and the trailing edge of the recording paper P will be described.
[0062]
When the recording paper P discharged from the image forming apparatus (copier) 81 is received and the
[0063]
1.3.3.3 Punching the center of the recording paper
When punching a hole in the center of the recording paper P, the recording paper P discharged from the image forming apparatus is received, and when the
[0064]
1.3.3.4 Normal punching
When switching from the above-mentioned special copy mode (a mode for copying a plurality of originals on one or both sides of recording paper) to a normal copy mode (a mode for copying one original on a single recording paper) Performs a normal punching process. That is, as shown in FIG. 23, a
[0065]
In addition, when a plurality of originals are copied on one recording paper P, if copying cannot be performed on one recording paper P, the above-described punch mode is not performed. In the same manner as described above, waste of recording paper can be eliminated.
[0066]
1.3.3.5 Punch check process
Next, punch check will be described with reference to the flowchart of FIG. This flowchart shows processing for checking where to punch the recording paper discharged from the image forming apparatus. In this process, first, it is checked whether the punch mode start flag (start F) is set, that is, set to “1” (step S1), and the start flag (start F) is set. For example, the process of determining whether or not the punch mode is in step S2 is executed. On the other hand, when the activation flag (activation F) is not set, the process returns. The activation flag is transmitted from the image forming apparatus to the sheet processing apparatus side by an activation signal. When the sheet processing apparatus receives the activation signal, it is internally replaced with an activation flag (the activation signal is sent when the recording paper is discharged from the image forming apparatus to the sheet processing apparatus, and the signal of the sheet processing apparatus is Start the transport unit etc.). If it is determined in step S2 that the punch mode is selected, it is determined in step S3 whether or not the leading or trailing end punch mode is selected.
[0067]
The leading edge / rear edge punch mode determination process in step S3 determines whether the punch mode in step S2 is a mode for punching the leading edge and the rear edge of the recording paper P. If it is determined that there is, punch flag 1 (punch F1) is set (step S4). If it is not the leading or trailing punch mode, a determination process is performed as to whether or not the punching process is performed on the central portion of the recording paper P in step S5. If it is determined that the center punch mode is selected, the punch flag (punch F2) is set (step S6), and if it is determined that the center punch mode is not selected, the process returns. A punching process is performed on one end face of a normal recording paper by the return.
[0068]
1.3.3.6 Entrance sensor ON check
Next, an inlet sensor on check processing procedure for checking whether the
[0069]
If it is determined in step S11 that the
[0070]
1.3.3.7 Entrance sensor off check
Next, an inlet sensor off check for checking whether the
[0071]
1.3.3.8 Punch Processing Procedure
Next, the punching process will be described with reference to FIGS. 17 is a flowchart for explaining setting of a job counter for punch processing, FIG. 18 is a flowchart when the job counter is 0, FIG. 19 is a flowchart when the job counter is 1, and FIG. 20 is when the job counter is 2. 21 is a flowchart when the job counter is 3, and FIG. 22 is a flowchart when the job counter is 4.
[0072]
The job counter (PUNCJC) is set from 0 to 4 as shown in FIG. 17, and returns when the job counter is 0 as shown in FIG. When the job counter is 1, as shown in the flowchart of FIG. 19, first, it is checked whether the punch flag 1 (punch F1) is set, that is, whether it is set to “1” (step S31). . When the punch flag 1 (punch F1) is set, it is checked whether or not the punch timer T1 (punch T1) is greater than 10 (step S32), and if it is greater than 10, the punch flag 1 (punch F1) is set. Reset, that is, “0” is set (step S33). Then, the
[0073]
On the other hand, if the punch flag 1 (punch F1) is not set in step S31, it is checked whether the punch flag 2 (punch F2) is set to "1" (step S35). If yes, it is checked whether the punch timer T1 (punch T1) is greater than 80 (step S36). If the punch timer T1 (punch T1) is greater than 80, the process of step S34 is performed.
[0074]
On the other hand, if the punch flag 2 (punch F2) is not set in step S35, it is checked whether the punch timer T1 (punch T1) is greater than 15 (step S37). Processing is performed, and when the value is 80 or less in step S36 or when the punch timer T1 (punch T1) is 15 or less in step S37, the process returns.
[0075]
When the job counter is 2, as shown in the flowchart of FIG. 20, first, it is checked whether or not the punch timer T1 (punch T1) is larger than 20 (step S41). It is checked whether or not a punch home position sensor (punch HP sensor) not shown is turned off (step S42). If the punch home position sensor (punch HP sensor) is OFF, 3 is set in PUNCJC at
[0076]
When the job counter is 3, as shown in the flowchart of FIG. 21, it is first checked whether or not a punch home position sensor (punch HP sensor) (not shown) is on (step S51). If the punch home position sensor (punch HP sensor) is on, the
[0077]
On the other hand, if the punch home position sensor (punch HP sensor) is OFF in the check in step S51, it is checked whether the punch timer T1 (punch T1) is greater than 250 (step S55), and the punch timer T1 (punch T1). Is larger than 250, a jam subroutine is called (step S56). As a result, a jam signal is transmitted from the sheet processing apparatus M to the
[0078]
When the job counter is 4, as shown in the flowchart of FIG. 22, first, it is checked whether or not the punch timer T1 (punch T1) is greater than 5 (step S61), and the punch timer T1 (punch T1) is 5 If it is larger, the process jumps to step S34 in FIG. 19, and returns when the punch timer T1 (punch T1) is 5 or less.
[0079]
Note that when the copy mode is switched to a normal copy mode in which one original document is copied onto one recording sheet and the punching mode is set, as shown in FIG. Switch to punch mode for punching. As a result, when copying is performed in the normal copying mode, if punching is performed in the punching mode as described above, holes are formed on both sides of the recording paper P, causing problems when filing, and copying is performed again. However, by switching to the punch processing mode as shown in FIG. 23, re-copying can be avoided and waste of recording paper can be eliminated.
[0080]
Next, check the conveyance direction of the recording paper and the state of the image recorded on the recording paper to avoid unnecessary punching, so that the recording paper is not wasted and punching that cannot be filing is not performed. This example will be described with reference to FIGS. FIG. 24 is a diagram showing a recording paper that is fed in the longitudinal direction, FIG. 25 is a diagram showing a recording paper that is fed in the short direction, and FIG. It is a processing flowchart.
[0081]
When the conveyance direction (arrow direction) of the recording paper P is the longitudinal direction (vertical direction) as shown in FIG. 24 and the copy mode is single-sided copy, punch processing is performed at two positions, the leading edge and the trailing edge. When the mode is duplex copying, punch processing is performed at two locations in the center. However, as shown in FIG. 25, the recording paper P in the short direction is selected from the recording paper in the
[0082]
1.3.3.9 Selection of punch mode, combination with other modes
Hereinafter, processing when the punch mode is selected according to the recording paper conveyance direction and the contents of the duplex copying mode will be described with reference to the flowchart of FIG. In this process, first, it is checked whether or not the punch mode is set (step S71). In the punch mode, it is checked whether or not the copy mode is a mode for copying a plurality of images on one sheet of recording paper (step S72). Migrate to This processing is omitted because it is a normal one-side punch mode. If it is determined in step S72 that the mode is a mode for copying a plurality of images, it is checked whether or not the two-place prohibition flag (two-place prohibition F) is set (step S73). If the two place prohibition flag (two place prohibition F) is set, the process returns.
[0083]
If it is determined in step S73 that the two-place prohibition flag (two-place prohibition F) is not set, it is checked whether or not the recording paper P is in the longitudinal direction shown in FIG. 24 (step S74). In the case of the longitudinal direction, it is checked whether or not the copy mode is the duplex mode (step S75), and if it is the duplex mode, it is checked whether the center punch OK flag (center punch OK F) is set (step S76). If the center punch OK flag (center punch OK F) is set, the center punch subroutine is called (step S77), and the process returns to send the center punch mode signal to the sheet processing apparatus M side. In the center of the recording paper P, two punching processes are performed.
[0084]
If it is determined in step S76 that the center punch OK flag (center punch OK F) has not been set, the two-place prohibition flag (two-place prohibition F) is set ((step S78), and two-point punch is prohibited. A subroutine is called (S79), so that a punch reset signal is sent to the paper processing apparatus M and the punch process is not performed, and the display subroutine is called to prohibit the punch process. (Step S80).
[0085]
On the other hand, if the double-sided mode is not determined in step S75, it is checked whether the front end trailing end punch OK flag (front end trailing end punch OK F) is set to “1” (step S81), and the leading end rear end punch OK flag ( If the front / rear end punch OK F) is set to “1”, the front / rear end punch subroutine is called (step S82). As a result, a front / rear end punch mode signal is transmitted to the paper processing apparatus M side, and punch processing is performed at two positions, the front end and the rear end of the recording paper P.
[0086]
If it is determined in step S81 that the leading edge trailing edge punch OK flag (leading edge trailing edge punch OK F) is not set, or in step S74, it is determined that the recording paper is not in the longitudinal direction shown in FIG. A two-place prohibition flag (two-place prohibition F) is set (step S83), and a subroutine for prohibiting two-point punching is called (step 84). As a result, a punch reset signal is sent to the paper processing apparatus M side, and punch processing is not performed. Then, a display subroutine is called to display that punching is prohibited (step S85).
[0087]
The center punch OK flag (center punch OK F) is set by another subroutine (not shown). This flag is set when the image is not chipped even if punch processing is performed on the central portion of the recording paper P, or the image does not become difficult to see even if it is folded in two (one of the front and back sides is formed by one image). If this is done, this flag is not set). Further, the leading end trailing end punch OK flag (the leading end trailing end punch OK F) is also set in another subroutine not shown. When only one image is formed on the recording paper, this flag is not set.
[0088]
Next, when the punching process as described above is performed, if the stippling process is further performed, the meaning of performing the punching process may be lost in the filing process. Therefore, it is desirable not to perform the stipple process when the punch process is performed in this way. That is, as shown in FIGS. 10 and 12, when punching is performed on the leading and trailing ends of the recording paper P in the longitudinal direction or at the center, and when filing is actually performed even if stapling is performed, There is no point in performing stipple folding to fold it in half, and the stipple needle is wasted. Therefore, when the punching process is selected, the stapling process is not performed, and the waste of the recording paper and the waste of the stapling needle are eliminated. This process will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0089]
When the activation signal is sent from the
[0090]
The paper discharge signal is a signal transmitted from the
[0091]
On the other hand, when the two-punch mode is selected in the determination of step S95, the stipple mode is also selected. At this time, the stipple mode is prohibited and the switch to the shift mode is displayed. (Step S98). As a result, the confusingness of the copying operation can be eliminated. In step S98, a shift mode subroutine is called (step S99), and the recording paper ejected from the
[0092]
In this way, when the punching process is selected, it is possible to prevent the stippling process from being performed in advance, or to prevent the stippling process from being performed by switching the transport path. At this time, it can be displayed that the transport path has been switched.
[0093]
FIG. 28 is a view showing a state in which punching processing is performed on the leading edge and the trailing edge of the recording paper P to make a
[0094]
Since there are three types of modes for stippling at the end, the operation screen is switched so that the stippling mode can be selected from the three types at the end so that the mode for stapling at the center cannot be selected. Further, as shown in FIG. 30, when the punching mode is selected at the end of the recording paper P as shown in FIG. 30 and the stipple mode is also selected at the end of the recording paper P as shown in FIG. 10. When the punch mode for punching the leading edge and the trailing edge of the recording paper P or the punching mode for punching the center of the recording paper P as shown in FIG. The mode is switched to the mode in which the staple processing is performed at the center, that is, the mode as shown in FIGS.
[0095]
As shown in FIG. 28, when the punch mode for punching the leading end and the rear end of the recording paper P and the stipple mode for stapling at the center are selected, the recording paper P is also shown in FIG. When the punch mode for punching to the center of the paper and the stipple mode for stapling to the center are selected, the mode is switched to the mode for stapling at the end of the recording paper P shown in FIG. The mode is switched to a mode in which punching processing is performed on the edge of the paper P.
[0096]
When the punch mode is changed or the stipple mode is changed in the already set mode as described above, the punch mode or the stipple mode is changed. There is no possibility of a problem of stapling the end of the recording paper P in the mode of punching at the rear end or the mode of punching at the center of the recording paper P in FIG. In addition, there is no possibility that a problem that the stapling process is performed on the central portion of the recording paper P in the mode of punching the end portion of the recording paper P as shown in FIG.
[0097]
FIG. 31 is a perspective view of the sheet processing apparatus showing a portion where the stapling process is performed at the central portion of the recording paper P as shown in FIGS. 28 and 29, and the portion indicated by reference numeral S is a stapler for so-called saddle stitching. is there.
[0098]
FIG. 32 is a flowchart showing a processing procedure for checking a combination when the stipple mode and the punch mode are selected. More specifically, in the end stipple mode, when the punch mode is selected to punch the
[0099]
In this subroutine, first, it is checked whether or not the activation flag is set, that is, whether or not the activation flag is “1” (step S111). If the activation flag is set, it is checked in step S112 whether the stipple mode is selected. If the activation flag is not set, the process returns. The activation flag (activation F) is generated by replacing the activation signal inside the sheet processing apparatus M. That is, when the activation signal is transmitted from the
[0100]
If it is the stipple mode in step S112, it is further checked in step S113 whether the punch mode is selected. If the punch mode is selected in step S113, it is further checked in step S114 whether the edge binding mode is selected. If the punch mode is not selected in step S113, the process returns. The edge binding mode determined in step S114 is a mode in which stapling processing is performed at the edge of the recording paper P as shown in FIG. If it is determined in this determination that the edge binding mode is set, it is further checked in step S115 whether the edge punch mode is set. If the edge binding mode is selected, the process returns. This is because when the binding mode is the end mode and the punching is also the end punch mode, there is no problem with the combination of the two.
[0101]
On the other hand, if the end punch mode is not checked in step S115, in other words, if the center punch (FIG. 29) or the front or rear end punch mode (FIG. 28) is selected, the processes of steps S116 and S117 are performed. Execute. That is, when the center punch mode or the front end punch mode and the rear end punch mode are selected in the edge binding mode, the mode combination does not match the
[0102]
If it is not the end binding mode in step S114, it is checked in step S118 whether the punch mode is in the center or the front and back ends. In this check, if the punch mode is at the center or at the front and rear ends, there is no defect in the combination and the process returns without doing anything. On the other hand, if the punch mode is not the central portion or the front end and the rear end, in other words, if the end punch mode is selected, the processes of steps S119 and S120 are further executed. That is, if the edge punch mode is selected in the center binding mode, the combination of modes does not match the
[0103]
2. Second embodiment
Hereinafter, the second embodiment will be described. In addition, the same reference numerals are given to the same parts as those in the first embodiment described above, and duplicate descriptions are omitted as appropriate.
[0104]
2.1 Mechanical configuration of paper processing equipment
FIG. 33 is a diagram showing a schematic configuration of a sheet post-processing apparatus M according to the second embodiment. In the figure, an
[0105]
On the transport path in the direction of the
[0106]
When the recording paper is fed to the
[0107]
With this configuration, a punching device (hereinafter referred to as a “punch unit”) can be used in any of the proof mode, the shift mode, and the stipple mode for discharging recording paper to the
[0108]
As shown in FIG. 7, the
[0109]
2.2 Punch unit
The
[0110]
On the other hand, as described above, an example of performing so-called weekly magazine (for saddle stitching) copying by digitally processing an image scanned by digitization of a recent image forming apparatus, reading the image into a memory and editing the image has increased. . However, in the saddle stitching copy, a binding bundle is created by folding from the center of the recording paper in the direction orthogonal to the transport direction. Therefore, when punching a hole in the copied recording paper, punches symmetrically on both sides of the center of the recording paper. I have to make a hole. Therefore, in the case where the
[0111]
Therefore, in the present invention, the first punch 102a and the
[0112]
2.2.1 Drilling operation
FIG. 35 and FIG. 36 are explanatory views showing the operation when punch holes are made in the recording paper P. In the figure, the upper side shows the relationship between the punch of the punch unit A and the die, and the lower side shows the state of the recording paper P. Each is shown correspondingly. When punching the first row of punch holes on the recording paper conveyed from the
[0113]
In general, the punch holes 106a and 106b are formed as described above. However, since the conveying linear speed of the paper processing apparatus varies depending on the productivity of the image forming apparatus, in other words, the discharge linear speed, the punch holes in the
[0114]
On the other hand, in the case of normal one-sided binding, as shown in FIG. 37, two holes and one row of punch holes 106c are formed at a position away from the end of the recording paper P by a predetermined distance L2 toward the leading end in the transport direction B. In this case, the first punch 102a and the first die 103a are used for punching. As described above, the punching timing is performed when a predetermined time set by the punching position has elapsed after the trailing edge of the recording paper P is detected by the entrance sensor 36 (when the predetermined pulse count is completed). . Thereafter, the
[0115]
To stop the predetermined position, as shown in FIG. 38, the punch-side
[0116]
2.2.2 Drilling operation procedure
The operation procedure of this embodiment will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0117]
In this process, first, it is checked whether or not the punching operation is selected (step S201) .The punching operation is selected from the operation unit of the
[0118]
If it is determined in step S202 that there are not a plurality of holes to be drilled, the location to be drilled is recognized (step S209), and the drilling operation is started (step S210), and the process returns.
[0119]
By operating in this way, it is possible to perform drilling reliably and accurately at a position corresponding to the input position of the drilling position from the
[0120]
2.2.3 Setting the drilling position according to the thickness of the recording paper
One job is composed of a plurality of recording papers P, and when filing the recording papers P in one job, if two rows of holes are made at the same position for any recording paper P, filing is good As described above, there is a case where the operation is not performed at the same time. More specifically, as shown in FIG. 41, for example, saddle stitching is performed on a recording sheet P composed of four sheets of one job, and the recording sheet P is folded in half from the central portion and bound as shown in FIG. In some cases, inconvenience may occur. That is, as shown in FIG. 35 and FIG. 36 described above, a process of making punch holes at the same distance L1 from the center with respect to the recording paper P is similarly applied to all the recording papers P, and such punching is performed. When the recording paper P in the state is saddle-stitched as shown in FIG. 42, the punch holes 106a and 106b of the recording paper P folded inward are closer to the end of the recording paper than the punch holes 106a and 106b of the outer recording paper P. It will shift to the side (arrow F direction). This deviation becomes more significant as the number of sheets to be bound increases. This deviation is caused by the thickness of the recording paper P. If such a deviation occurs, there arises a disadvantage that it is difficult to insert the filing rod into the punch holes 106a and 106b when filing. Further, even after filing by inserting a filing rod, the center side of the recording paper P is shifted and overlapped, so that there is a problem that the storage during filing is poor.
[0121]
Therefore, when such a thickness of the recording paper P becomes a problem, the interval between the punch holes 106a and 106b drilled in the first to fourth sheets of the recording paper P becomes the first to fourth sheets. According to
LA <LB <LC <LD
It will grow gradually like this. In this case, the degree of increase for each sheet is set in consideration of the thickness of the recording sheet P. Therefore, in the step of punching the punch holes 106a and 106b in the recording paper P, the punch holes 106a and 106b that are gradually perforated are respectively corresponding to the thickness of the recording paper P outward from the center C of the recording paper P. Done by staggering. When the recording paper P is bent from the center line C as shown in FIG. 44 by increasing the intervals LA, LB, LC, and LD of the punch holes 106a and 106b as described above, each of the four recordings is recorded. The punch holes 106a and 106b opened on the paper P are overlapped and aligned without being shifted, and the filing rod can be inserted smoothly.
[0122]
In order to shift in this way, the moving timing of the first punch 102a and the first dice 103a is gradually advanced from the first recording sheet P to the fourth recording sheet P. As the
[0123]
Here, although the punching positions of the punch holes 106a and 106b are controlled by controlling the driving timing of the first and
[0124]
As described above, the shift amount is adjusted in accordance with the thickness of the recording paper P. Naturally, the shift amount must be larger in the case of thick paper than in the case of thin paper. In other words, in the case of thick paper, the intervals between the LA and LB, LB and LC, and LC and LD must be made larger than those in the case of thin paper. Therefore, it is necessary to determine the thickness of the recording sheet P. Here, the data input from the operation unit of the
[0125]
That is, first, it is checked whether or not the punching operation is selected (step S301). If the punching operation is not selected, the routine returns to exit this routine. If the punching operation is selected, the recording paper P is thin. Is checked (step S302). If it is determined that the paper is thin, control of the operation for thin paper is started (step S303), a punch hole is made by shifting the shift amount set for the thin paper, and if it is determined that the paper is thick, The control of the operation is started ((step S304), the punched hole is made by shifting the shift amount set on the thick paper, and the process returns.
[0126]
Although only two types of thin paper and thick paper are illustrated here, it is needless to say that when setting the thickness of three or more recording papers, operation control according to the thickness is performed.
[0127]
【The invention's effect】
According to invention of
[0128]
According to invention of
[0129]
According to the third aspect of the present invention, when the copy mode is switched to the normal mode in which one original is copied on one recording sheet, the mode is switched to the punch mode in which punching processing is performed on one end surface of the recording sheet. As a result, if there are punch holes at both ends of the recording paper, there is no problem when the filing occurs and the copying is not performed again, so that it is possible to save the trouble of copying and waste of the recording paper.
[0130]
According to the fourth aspect of the present invention, when a plurality of originals are copied on one recording sheet, if the copying cannot be performed on one recording sheet, the punching operation is not performed. Therefore, if the punch hole is clear, there will be no trouble when the filing is performed and the copying is not performed again, so that it is possible to save the trouble of copying and waste of the recording paper.
[0131]
According to the fifth aspect of the invention, since the meaningless punching process is eliminated by checking the conveyance direction of the recording paper, the trouble of the copying operation and the waste of the recording paper are avoided by not performing the punching process that cannot be filing. It can be omitted.
[0132]
According to the sixth aspect of the present invention, the state of the image formed on the recording paper is checked to eliminate the meaningless punching process. Paper waste can be eliminated.
[0133]
According to the seventh aspect of the present invention, when the punching mode is selected, the staple processing is prohibited, so that waste of recording paper and waste of staples can be eliminated.
[0134]
According to the eighth aspect of the invention, by displaying that the punch mode or the stipple mode is prohibited, it is possible to prompt the user to perform subsequent operations, and the usability is improved.
[0135]
According to the ninth aspect of the present invention, when the punching mode is selected, even if the stipple mode is selected, the recording paper is not conveyed to the stipple device. The efficiency of the copy process can be improved.
[0136]
According to the tenth aspect of the present invention, the mode for stapling the center portion is switched to the mode for stapling the end portion according to the selected punch processing mode, so that the mistake of the stippling processing is eliminated.
[0137]
According to the eleventh aspect of the present invention, when the mode in which the end portion of the recording paper bundle is stapled in the mode in which the leading end and the trailing end of the recording paper are punched is selected, a plurality of recording papers are arranged at the center of the recording paper. When the mode is changed to the punch processing mode, the mode is switched to the stipple processing mode at the center of the recording paper bundle, so that the stipple processing error is eliminated.
[0138]
According to the twelfth aspect of the present invention, when the center stapling process mode of the recording bundle is selected in the plurality of punch processing modes in the central part of the recording paper, punching is performed on the leading edge and the trailing edge of the recording paper. When the mode is changed to the processing mode, the mode is switched to the stipple processing mode at the end of the recording paper bundle, so that the stipple processing error is eliminated.
[0139]
According to the thirteenth aspect of the present invention, when the stipple mode is changed when the punch mode and the stipple mode matching the punch mode are selected, the punch mode is switched to the stipple mode. The mistake of the stipple processing is eliminated.
[0140]
According to the invention described in
[0142]
According to the invention of
[0143]
Claim16According to the described invention, the feed speed of the perforation unit for performing perforation while performing the second perforation in the second perforation unit after the first perforation unit performs the first perforation by the speed control means. Since the conveyance speed of the recording paper is changed, the punching position of the second punching unit can be adjusted.
[0144]
Claim17According to the described invention, the speed change by the speed control means is such that when the recording paper is folded at the center after punching, the punch hole opened by the second punch matches the punch hole opened by the first punch. Therefore, it is possible to obtain punch hole shapes and punch hole positions with stable quality, and two rows of punch holes can be reliably and accurately overlapped when bent.
[0145]
Claim18According to the described invention, when punching in the vicinity of the end portion side of the recording paper, punching is performed at the first punching portion. Therefore, even when a plurality of rows of punching portions are provided, punch holes for normal one-side binding are punched. be able to.
[0146]
Claim19According to the described invention,For one sheet of recording paper that has been transported,The punching timing is set for each row of the punching section provided in a plurality of rows, and the punching timing is set to a different value within one job. Therefore, when punching and filing a plurality of recording sheets by saddle stitching, Deviation can be prevented.
[0147]
Claim20According to the described invention, since the punching timing is set to a different value according to the thickness of the recording paper, it is possible to prevent the punch holes from being displaced when performing saddle stitching of a plurality of thin papers or thick papers.
[0148]
According to the twenty-first aspect of the invention, since the feed speed of the punching portion and / or the conveyance speed of the recording paper is changed according to the set punching timing, the punch unit is driven by the punch hole shift in the case of saddle stitching. This can be dealt with by controlling not only the speed but also the conveyance speed of the recording paper, and the degree of freedom of control can be increased.
According to the twenty-second aspect of the present invention, it is possible to provide an image forming apparatus that exhibits the operational effects of the first to twenty-first aspects of the present invention.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of an entire sheet processing apparatus according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a driving mechanism for a jogger fence and a return roller.
FIG. 3 is an enlarged configuration diagram in the vicinity of a rear end fence portion.
FIG. 4 is a perspective view centering on a stipple device.
FIG. 5 is a perspective view illustrating a state in which a bundle of recording paper after binding is discharged by a discharge belt.
FIG. 6 is a perspective view of a paper discharge tray shift mechanism showing an enlarged main part.
FIG. 7 is a perspective view illustrating a vertical movement mechanism of a paper discharge tray.
FIG. 8 is a configuration diagram of a punch unit.
FIG. 9 is a block diagram of an electrical system of the sheet processing apparatus according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a diagram illustrating a recording sheet having a leading edge and a trailing edge that have been punched.
11 is a diagram illustrating a state in which the recording sheet illustrated in FIG. 10 is folded.
FIG. 12 is a diagram illustrating a recording sheet on which a plurality of punching processes have been performed at the center.
13 is a diagram illustrating a state in which the recording paper illustrated in FIG. 12 is folded.
FIG. 14 is a flowchart of punch check.
FIG. 15 is a flowchart of an inlet sensor ON check.
FIG. 16 is a flowchart of an inlet sensor off check.
FIG. 17 is a diagram for explaining a job counter set for punch processing;
FIG. 18 is a flowchart when the job counter is 0;
FIG. 19 is a flowchart when the job counter is 1.
FIG. 20 is a flowchart when the job counter is 2. FIG.
FIG. 21 is a flowchart when the job counter is 3.
FIG. 22 is a flowchart when the job counter is 4.
FIG. 23 is a diagram showing punch processing in a normal copy mode.
FIG. 24 is a diagram showing a recording paper fed in the longitudinal direction.
FIG. 25 is a diagram illustrating a recording paper that is fed in a short direction.
FIG. 26 is a processing flowchart when the punch mode is selected according to the conveyance direction of the recording paper and the contents of the duplex copying mode.
FIG. 27 is a process flowchart in the case of selecting a staple process according to the conveyance direction of a recording sheet and the content of a punch mode.
FIG. 28 is an explanatory diagram showing a state in which punching processing is performed on the leading edge and trailing edge of the recording paper and stipple processing is performed on the central portion thereof.
FIG. 29 is an explanatory diagram showing a state in which punch processing is performed on the central portion of the recording paper and stipple processing is performed on the central portion.
FIG. 30 is an explanatory diagram illustrating a state in which punching processing and stipple processing are performed on the end portion of the recording paper.
FIG. 31 is a perspective view showing an external appearance of a mechanism that performs saddle stitching;
32 is a flowchart showing the processing contents when the processing shown in FIGS. 28 to 30 is performed. FIG.
FIG. 33 is an overall configuration diagram of a sheet processing apparatus according to a second embodiment.
FIG. 34 is a schematic configuration diagram of a punch unit according to a second embodiment.
FIG. 35 is an explanatory diagram showing an operation when a punching hole for the first row for saddle stitching is made in the punch unit according to the second embodiment.
FIG. 36 is an explanatory diagram showing an operation when punching the second row of punch holes for saddle stitching with the punch unit according to the second embodiment.
FIG. 37 is an explanatory diagram showing an operation when the punch unit according to the second embodiment is used to open a punching hole for one-side binding at an end portion of a recording sheet.
FIG. 38 is a diagram showing a configuration for position control of a punch unit according to a second embodiment.
FIG. 39 is a block diagram showing an outline of a control configuration of a punch unit according to a second embodiment.
FIG. 40 is a flowchart showing a control procedure of punching operations for punch holes in the first row and the second row.
FIG. 41 is an explanatory diagram showing a state when a saddle stitch punch hole is opened at the same distance from the center of the recording paper for one job;
42 is a perspective view showing a state when the recording paper bundle of FIG. 41 is saddle-stitched.
FIG. 43 is an explanatory diagram showing a state in which a saddle stitch punch hole is opened at a position farther from the center of the recording paper located on the outer side than the recording paper of one job.
44 is a perspective view illustrating a state when the recording paper bundle in FIG. 43 is saddle stitched. FIG.
FIG. 45 is a flowchart showing a processing procedure for controlling the interval between the punch holes for saddle stitching according to the thickness of the recording paper.
[Explanation of symbols]
2 Upper transport roller
4 Lower transport roller
5 Return roller (Vertical alignment means)
6 Paper feed roller
8 branch claws
9 Jogger fence
10 Release belt
11 Stipple device (stipple unit)
12 Output tray
15a Punch side roller
15b Dice side roller
70 CPU
81 Image forming device (copier)
101 Punch motor
102, 102a, 102b punch
103, 103a, 103b dice
106a, 106b Punch hole
110 punch holes
120, 121, 122, 123 Stipple (position)
A Punch unit
B Recording paper transport direction
C center line
L1 Distance from center line to punch hole
L2 Distance from recording paper edge to punch hole
M paper processing device
P Recording paper
S Stipura
Claims (22)
前記パンチユニットは記録紙の複数箇所にパンチ処理が可能であり、複数の原稿を1枚の記録紙の片面に複写するモードのとき、記録紙の先端と後端の2箇所に、前記記録紙を中央部で折り曲げたときに前記2箇所に設けるパンチ穴が一致するよう前記パンチユニットによりパンチ処理を行う制御手段を備えていることを特徴とする用紙処理装置。In a paper processing apparatus equipped with a punch unit for punching holes in recording paper after image formation,
The punch unit is capable punching a plurality of locations of the recording sheet, preparative-out mode for copying a plurality of documents on one side of a sheet of recording paper, the two locations of the leading and trailing ends of the recording sheet, the recording A paper processing apparatus, comprising: a control unit that performs punch processing by the punch unit so that punch holes provided at the two positions coincide when the paper is bent at a central portion .
前記パンチユニットは記録紙の複数箇所にパンチ処理が可能であり、1枚の記録紙に複数の原稿を複写するモードのとき、記録紙の中央部の複数の箇所に、前記記録紙を中央部で折り曲げたときに前記複数の箇所に設けるパンチ穴が一致するようパンチ処理を行う制御手段を備えていることを特徴とする用紙処理装置。In a paper processing apparatus equipped with a punch unit that punches holes in recording paper after image formation,
The punch unit is capable punching a plurality of locations of the recording sheet, preparative-out mode for copying a plurality of originals on a single sheet of recording paper, into a plurality of portions of the central portion of the recording sheet, the center of the recording paper A sheet processing apparatus, comprising: a control unit that performs punch processing so that punch holes provided at the plurality of locations coincide when bent at a portion .
片面複写モードにて複数の原稿を1枚の記録紙に複写するモードのとき、記録紙の先端と後端にパンチ処理をする第1のパンチモードと、記録紙の中央部に複数のパンチ処理をする第2のパンチモードとを有し、
前記第1、第2のパンチモードのどちらかが選択されているときに、画像形成手段に給紙される給紙部にセットされている記録紙のうちの短手方向の記録紙が選択された場合は、前記パンチモードの実行を禁止する制御手段を備えていることを特徴とする用紙処理装置。In a paper processing apparatus equipped with a punch unit that punches holes in recording paper after image formation,
The first punch mode for punching the leading and trailing edges of the recording paper and the multiple punching processing at the center of the recording paper when in the mode of copying a plurality of documents on one recording paper in the single-sided copying mode A second punch mode for
When either the first punch mode or the second punch mode is selected, the recording sheet in the short direction is selected from the recording sheets set in the sheet feeding unit fed to the image forming unit. A sheet processing apparatus comprising control means for prohibiting execution of the punch mode.
片面複写モードにて複数の原稿を1枚の記録紙に複写するモードのとき、記録紙の先端と後端にパンチ処理をする第1のパンチモードと、記録紙の中央部に複数のパンチ処理をする第2のパンチモードとを有し、
両面複写モードで記録紙のどちらか一方の画像面側が1つの画像で形成される場合は、前記パンチモードの実行を禁止する制御手段を備えていることを特徴とする用紙処理装置。In a paper processing apparatus equipped with a punch unit that punches holes in recording paper after image formation,
The first punch mode for punching the leading and trailing edges of the recording paper and the multiple punching processing at the center of the recording paper when in the mode of copying a plurality of documents on one recording paper in the single-sided copying mode A second punch mode for
A sheet processing apparatus, comprising: a control unit that prohibits execution of the punch mode when one of the image surfaces of the recording paper is formed with one image in the duplex copying mode.
片面複写モードにて複数の原稿を1枚の記録紙に複写するモードのとき、記録紙の先端と後端にパンチ処理をする第1のパンチモードと、記録紙の中央部に複数のパンチ処理をする第2のパンチモードとを有し、
前記第1、第2のパンチモードのどちらかが選択されているときには、前記スティプル綴じを行うスティプルモードの実行を禁止する制御手段を備えていることを特徴とする用紙処理装置。In a paper processing apparatus comprising a punch unit for punching a recording paper after image formation and a stipple device for stapling a bundle of recording paper.
The first punch mode for punching the leading and trailing edges of the recording paper and the multiple punching processing at the center of the recording paper when in the mode of copying a plurality of documents on one recording paper in the single-sided copying mode A second punch mode for
A sheet processing apparatus comprising: control means for prohibiting execution of the stipple mode for performing the stipple binding when the first or second punch mode is selected.
片面複写モードにて複数の原稿を1枚の記録紙に複写するモードのとき、記録紙の先端と後端にパンチ処理をする第1のパンチモードと、記録紙の中央部に複数のパンチ処理をする第2のパンチモードとを有し、
前記第1、第2のパンチモードのどちらかが選択されているときに、前記スティプル綴じを行うスティプルモードが選択された場合は、記録紙が前記スティプル装置に搬送されないように搬送経路を切り換える制御手段を備えていることを特徴とする用紙処理装置。In a paper processing apparatus comprising a punch unit for punching a recording paper after image formation and a stipple device for stapling a bundle of recording paper.
The first punch mode for punching the leading and trailing edges of the recording paper and the multiple punching processing at the center of the recording paper when in the mode of copying a plurality of documents on one recording paper in the single-sided copying mode A second punch mode for
When either the first punch mode or the second punch mode is selected and the stipple mode for performing the stapling is selected, the conveyance path is switched so that the recording paper is not conveyed to the stipple device. A sheet processing apparatus comprising control means.
片面複写モードにて複数の原稿を1枚の記録紙に複写するモードのとき、記録紙の先端と後端にパンチ処理をする第1のパンチモードと、記録紙の中央部に複数のパンチ処理をする第2のパンチモードとを有し、
前記選択されているパンチモードによってスティプルトレイにスタックされた記録紙に対するスティプル処理を自動的に切り換える制御手段を備えていることを特徴とする用紙処理装置。In a paper processing apparatus comprising a punch unit for punching a recording paper after image formation and a stipple device for stapling a bundle of recording paper.
The first punch mode for punching the leading and trailing edges of the recording paper and the multiple punching processing at the center of the recording paper when in the mode of copying a plurality of documents on one recording paper in the single-sided copying mode A second punch mode for
A sheet processing apparatus, comprising: a control unit that automatically switches the stapling process for the recording sheets stacked on the staple tray according to the selected punch mode.
前記パンチユニットは記録紙の搬送方向に直交する方向に並んで配置された穿孔部を複数列備え、
前記複数列の穿孔部が第1及び第2の少なくとも2列設けられ、前記第1の穿孔部と前記第2の穿孔部とは穿孔穴数が同じであり、搬送されてきた1枚の記録紙に第1の穿孔部で第1の穿孔を行った後、第2の穿孔部で第2の穿孔を行うことを特徴とする用紙処理装置。In a paper processing apparatus equipped with a punch unit that punches holes in recording paper after image formation,
The punch unit includes a plurality of rows of perforations arranged in a direction perpendicular to the recording paper conveyance direction,
The plurality of rows of perforated portions are provided in at least two rows of first and second, and the first perforated portion and the second perforated portion have the same number of perforated holes. A paper processing apparatus, wherein after a first perforation is performed on paper, a second perforation is performed at a second perforation.
前記パンチユニットは記録紙の搬送方向に直交する方向に並んで配置された穿孔部を複数列備え、
搬送されてきた1枚の記録紙に対して、前記複数列備えられた穿孔部の各列ごとの穿孔タイミングを設定する制御手段を備え、この制御手段によって画像形成の1つのジョブ内で前記穿孔タイミングを異なる値に設定することを特徴とする用紙処理装置。In a paper processing apparatus equipped with a punch unit that punches holes in recording paper after image formation,
The punch unit includes a plurality of rows of perforations arranged in a direction perpendicular to the recording paper conveyance direction,
Control means for setting perforation timing for each row of the perforation sections provided in the plurality of rows for one sheet of recording paper that has been conveyed is provided, and the perforation is performed within one job for image formation by the control means. A paper processing apparatus, wherein the timing is set to a different value.
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