JP3705076B2 - Magnetic recording method on perpendicular magnetic recording medium using master information carrier - Google Patents
Magnetic recording method on perpendicular magnetic recording medium using master information carrier Download PDFInfo
- Publication number
- JP3705076B2 JP3705076B2 JP2000129108A JP2000129108A JP3705076B2 JP 3705076 B2 JP3705076 B2 JP 3705076B2 JP 2000129108 A JP2000129108 A JP 2000129108A JP 2000129108 A JP2000129108 A JP 2000129108A JP 3705076 B2 JP3705076 B2 JP 3705076B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic recording
- magnetization
- ferromagnetic thin
- master information
- information carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/86—Re-recording, i.e. transcribing information from one magnetisable record carrier on to one or more similar or dissimilar record carriers
- G11B5/865—Re-recording, i.e. transcribing information from one magnetisable record carrier on to one or more similar or dissimilar record carriers by contact "printing"
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B2005/0002—Special dispositions or recording techniques
- G11B2005/0026—Pulse recording
- G11B2005/0029—Pulse recording using magnetisation components of the recording layer disposed mainly perpendicularly to the record carrier surface
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、形状パターンによって特定の情報を有するマスター情報担体を用い、その情報信号を垂直磁気記録媒体に静的一括面記録する磁気記録方法に関わる。
【0002】
【従来の技術】
現在、磁気記録再生装置は、小型でかつ大容量を実現するために、高記録密度化の傾向にある。代表的な磁気記憶装置であるハードディスクドライブの分野においては、すでに面記録密度10Gbit/in2を超える装置が商品化されており、さらには20Gbit/in2の実用化が議論されるほどの急激な技術進歩が認められる。
【0003】
このような高記録密度化を可能とした技術的背景としては、媒体性能、ヘッド・ディスクインターフェース性能の向上やパーシャルレスポンス等の新規な信号処理方式の出現による線記録密度の向上も大きな要因である。しかしながら近年では、トラック密度の増加傾向が線記録密度の増加傾向を大きく上回り、面記録密度向上のための主たる要因となっている。これは、従来の誘導型磁気ヘッドに比べてはるかに再生出力性能に優れた磁気抵抗素子型ヘッドの実用化による寄与である。現在、磁気抵抗素子型ヘッドの実用化により、わずか数μm以下のトラック幅信号をS/N良く再生することが可能となっている。一方、今後さらなるヘッド性能の向上にともない、近い将来にはトラックピッチがサブミクロン領域に達するものと予想されている。
【0004】
さて、ヘッドがこのような狭トラックを正確に走査し、信号をS/N良く再生するためには、ヘッドのトラッキングサーボ技術が重要な役割を果たしている。このようなトラッキングサーボ技術に関しては、現在のハードディスクドライブでは、ディスクの1周、すなわち角度にして360度中において、一定の角度間隔でトラッキング用サーボ信号やアドレス情報信号、再生クロック信号等が記録された領域を設けている(以下、プリフォーマットと称する)。磁気ヘッドは、一定間隔でこれらの信号を再生することにより、ヘッドの位置を確認、修正しながら正確にトラック上を走査することができるのである。
【0005】
既述のトラッキング用サーボ信号やアドレス情報信号、再生クロック信号等は、ヘッドが正確にトラック上を走査するための基準信号となるものであるので、その記録時には、正確な位置決め精度が要求される。現在のハードディスクドライブでは、ディスクをドライブに組み込んだ後、専用のサーボ記録装置を用いて厳密に位置制御された磁気ヘッドによりプリフォーマット記録が行われている。
【0006】
上記のような専用のサーボ記録装置を用いた磁気ヘッドによるサーボ信号やアドレス情報信号、再生クロック信号等のプリフォーマット記録においては、以下のような課題があった。
【0007】
まず第1に、磁気ヘッドによる記録は、基本的にヘッドと媒体との相対移動に基づく線記録である。このため、専用のサーボ記録装置を用いて磁気ヘッドを厳密に位置制御しながら記録を行う上記の方法では、プリフォーマット記録に多くの時間を要するとともに、専用のサーボ記録装置が相当に高価であることにも起因して、非常にコスト高となる。
【0008】
第2に、ヘッド・媒体間スペーシングや記録ヘッドのポール形状による記録磁界の広がりのため、プリフォーマット記録されたトラック端部の磁化遷移が急峻性に欠けるという点がある。現在のトラッキングサーボ技術は、ヘッドがトラックを外れて走査した際の再生出力の変化量によって、ヘッドの位置検出を行うものである。従って、プリフォーマット記録された信号トラックには、サーボ領域間に記録されたデータ情報信号を再生する際のようにヘッドがトラック上を正確に走査した際のS/Nに優れるだけではなく、ヘッドがトラックを外れて走査した際の再生出力変化量、すなわちオフトラック特性が急峻であることが要求される。
【0009】
上記の課題はこの要求に反するものであり、今後のサブミクロントラック記録における正確なトラッキングサーボ技術の実現を困難なものとしている。
【0010】
さて、上記のような磁気ヘッドによるプリフォーマット記録の課題を解決する手段として本願発明者らは、特開平10−40544号公報において、基体の表面に情報信号に対応する強磁性薄膜パターンが形成されたマスター情報担体表面を磁気記録媒体の表面に接触させることにより、マスター情報担体表面の強磁性薄膜パターンに対応する磁化反転パターンを磁気記録媒体に一括面転写記録することを主旨とするプリフォーマット技術を提案している。
【0011】
同公報に開示された構成においては、一方向に磁化されたマスター情報担体表面の強磁性薄膜より発生する記録磁界により、磁気記録媒体にはマスター情報担体の強磁性薄膜パターンに対応した磁化反転パターンが転写記録される。すなわち、マスター情報担体表面に、トラッキング用サーボ信号やアドレス情報信号、再生クロック信号等に対応する強磁性薄膜パターンをフォトリソグラフィ技術などによって形成することにより、磁気記録媒体上にはこれらに対応する情報信号をプリフォーマット記録することができる。
【0012】
従来の磁気ヘッドによる記録が、基本的にヘッドと媒体との相対移動に基づく動的線記録であるのに対し、上記構成の特徴は、マスター情報担体と媒体との相対移動を伴わない静的な面記録であるということである。このような特徴により、同公報に開示された技術は、既述のプリフォーマット記録に関わる課題に対して、下記のような極めて有効な効果を発揮することができる。
【0013】
第1に、面記録であるため、プリフォーマット記録に要する時間は、従来の磁気ヘッドによる記録方法に比べて、非常に短い。また、磁気ヘッドを厳密に位置制御しながら記録を行うための高価なサーボ記録装置も不要である。従って、プリフォーマット記録に関わる生産性を大幅に向上できるとともに、生産コストに関しても低減することができる。
【0014】
第2に、マスター情報担体と媒体との相対移動を伴わない静的記録であるため、マスター情報担体表面と磁気記録媒体表面を密着させることにより、記録時の両者間のスペーシングを最小限にすることができる。さらに、磁気ヘッドによる記録のように、記録ヘッドのポール形状による記録磁界の広がりを生じることもない。このため、プリフォーマット記録されたトラック端部の磁化遷移は、従来の磁気ヘッドによる記録に比べて、優れた急峻性を有し、より正確なトラッキングが可能となる。
ここで、同公報に開示されたマスター情報担体表面の一構成例を図5に示す。図5は、例えば磁気ディスク媒体の周方向において一定角度毎に設けられるプリフォーマット領域に記録されるマスター情報パターンを、ディスク媒体の径方向(すなわち記録トラック幅方向)に10トラック分のみ示したものである。なお参考のため、マスター情報パターンがディスク媒体に記録された後、ディスク媒体上でデータ領域となるトラック部分を破線により示した。
【0015】
実際のマスター情報担体表面は、マスター情報が記録される磁気ディスク媒体の記録領域に対応して、ディスクの周方向において一定角度毎に、かつディスク媒体の径方向には全記録トラック分、図5のようなマスター情報パターンが形成されて構成されている。
【0016】
マスター情報パターンは、例えば図5に示されるように、クロック信号、トラッキング用サーボ信号、アドレス情報信号等の各々の領域がトラック長さ方向に順次配列して構成される。このマスター情報パターンは、情報信号に対応する強磁性薄膜3の配列により形成されている。例えば図5においては、ハッチングを施した部分が強磁性薄膜3により構成される部分である。なお、図5においては強磁性薄膜3の平面形状はすべて長方形としているが、実際にはこれに限られたものではなく、用途に応じて様々な形状をとることが可能である。
【0017】
図6、図7には、図5に示した一点鎖線LL’におけるマスター情報担体の断面の構成例を示す。なお、一点鎖線LL’は磁気ディスク媒体の周方向に対応しており、紙面横方向が、磁気ディスク媒体に記録された信号を磁気ヘッドによって再生した際の信号の時間軸方向にも一致する。マスター情報担体は、図6に示すように非磁性基体8の表層部に強磁性薄膜3よりなるパターン形状が埋め込まれて配列された構成でも良いし、あるいは図7に示すように非磁性基体8表面上に強磁性薄膜3よりなるパターン形状が凸状に配列された構成でも良いが、マスター情報担体の耐久性、あるいは長寿命化の観点からは図6の構成がより優れている。
【0018】
図5から図7に示したようなマスターディスクを用いたプリフォーマット記録は、従来の面内磁気ディスク媒体だけでなく、将来的な超高密度記録を担う垂直磁気ディスク媒体に対しても有効であり、その応用展開が期待される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、前記特開平10−40544号公報に開示されたプリフォーマット技術では、マスター情報担体表面の強磁性薄膜パターンが磁気ディスク媒体に記録される磁化パターンに対応する。従って、例えば図6および図7に例示したマスター情報担体表面には、個々の強磁性薄膜パターンの長さA、あるいは個々の強磁性薄膜パターン間の距離Bを、磁気ディスク媒体に記録される磁化パターンにおいて所望される信号長さ、すなわち磁化パターンにおいて互いに隣接する一対の磁化遷移領域間の長さに対応させて強磁性薄膜パターンを配列させれば良い。しかしながら、本願発明者らの検討によれば、磁気ディスク媒体上に記録された磁化パターンにおける磁化遷移領域間の長さは、実際には個々の強磁性薄膜パターン長さA、個々の強磁性薄膜パターン間距離Bに正確に一致するわけではない。このため、強磁性薄膜パターン長さA、あるいは強磁性薄膜パターン間距離Bを、磁気記録媒体上において所望される磁化遷移領域間長さに正確に一致させた場合には、実際に記録された磁気ディスク媒体上の磁化遷移領域間長さが、所望される長さと異なってしまう。
【0020】
結果的に、記録された磁化パターンを磁気ヘッドによって再生した際の再生波形において、再生パルス位置が所望のパルス位置から一定時間分シフトしてしまうことになる。
【0021】
この場合、上記の再生パルスシフト量が、再生信号処理回路の検出窓幅に比して十分に小さい場合には問題とならない。しかしながら検出窓幅の許容限度を超えた場合には、再生信号処理回路は再生パルスを検出できず、再生信号エラーを生じることになる。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明は以上の課題に鑑み、前記特開平10−40544号公報に開示されたプリフォーマット技術を用いて垂直磁気記録媒体に記録される磁化パターンにおいて、より所望の設計値に近い磁化遷移領域間長さを実現し、これによって再生信号エラーを生じない構成を提供するものである。以上の手段を実現するために本願発明は、以下に記述するように、2つの構成上の特徴を有している。
【0023】
まず本願発明の第1の構成は、基体表面に堆積された強磁性薄膜の配列による形状パターンによって情報信号を有するマスター情報担体表面を垂直磁気記録媒体表面に密接して前記マスター情報担体の基体表面に対して垂直方向に磁界を印加することによって強磁性薄膜配列に対応する情報信号を磁化情報として垂直磁気記録媒体上に記録する磁気記録方法であって、垂直磁気記録媒体上に記録される磁化情報において互いに隣接する一対の磁化遷移領域間長さに対応するマスター情報担体上の特定の強磁性薄膜の長さを、垂直磁気記録媒体への記録信号として所望される磁化遷移領域間長さよりも小さくしたことを特徴とする。
【0024】
また、本発明の第2の構成は、基体表面に堆積された強磁性薄膜の配列による形状パターンによって情報信号を有するマスター情報担体表面を垂直磁気記録媒体表面に密接して前記マスター情報担体の基体表面に対して垂直方向に磁界を印加することによって強磁性薄膜配列に対応する情報信号を磁化情報として垂直磁気記録媒体上に記録する磁気記録方法であって、垂直磁気記録媒体上に記録される磁化情報において互いに隣接する一対の磁化遷移領域間長さに対応し、マスター情報担体上で隣接する特定の一対の強磁性薄膜間の長さを、垂直磁気記録媒体への記録信号として所望される磁化遷移領域間長さよりも大きくしたことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下には、本願発明における実施の形態例を詳細に説明する。
まず、本願発明の磁気記録方法の概要を、図8を参照して説明する。図8は垂直磁気ディスク媒体2の周方向における断面図で示したものであって、紙面横方向が、垂直磁気ディスク媒体2に記録される磁化パターンを磁気ヘッドを用いて再生した際の時間軸方向にも一致する。
【0026】
まず、図8(a)に示すように、情報信号が記録される垂直磁気ディスク媒体2を準備する。次に、図8(b)に示すように、垂直磁気ディスク媒体2の表面に図6あるいは図7に図示したようなマスター情報担体の非磁性基体8の表面を密接し、その基体8の表面に対して矢印で示すように垂直方向に磁界9を印加する。なお、図8は、図6に示した構成のマスター情報担体を用いた場合の構成例を示しているが、図7に示した構成のマスター情報担体を用いても構わない。
【0027】
磁界9の印加によってマスター情報担体表面には、強磁性薄膜3の形状パターンに対応した漏れ磁束10を発生し、これによって垂直磁気ディスク媒体2には、強磁性薄膜3の形状パターンに対応した磁化バターンが図8(c)に示すように記録される。
【0028】
図8(c)では、マスター情報担体表面の強磁性薄膜間の部分に対応する未記録領域と、強磁性薄膜からの漏れ磁束10によって磁化4が記録された領域とが、磁化遷移領域6を介して交互に配列した磁化パターンとなっている。マスター情報担体を用いた記録に先立って、垂直磁気ディスク媒体2が、交流消去あるいは熱磁気消去などによって、あらかじめ中性点に消去されている場合には、図8(c)に示すような磁化パターンが記録されることになる。
【0029】
これに対して、図9(a)に示すように、垂直磁気ディスク媒体2とマスター情報担体表面を密接するに先立って、垂直磁気ディスク媒体を一様に直流消去して、初期磁化11を与えておくことによって、図9(c)に示すように、初期磁化11の残留による磁化と漏れ磁束10によって記録された磁化とが、磁化遷移領域6を介して交互に配列した磁化パターンを記録することが可能である。この際、初期磁化11の極性は、印加磁界9の極性と逆極性とする。垂直磁気ディスク媒体に記録された磁化パターンを磁気ヘッドを用いて再生する際、図9に示す構成では、図8に示す構成に比べて、約2倍の再生信号振幅を得ることができる。
【0030】
図1は、本願発明の磁気記録方法をより詳細に示した図であって、マスター情報担体1を用いて垂直磁気ディスク媒体2にプリフォーマット記録する際における、強磁性薄膜パターン、記録された磁化パターン、および磁化パターンの磁気ヘッドによる再生波形の関係を模式的な断面図で示したものである。図1は垂直磁気ディスク媒体2の周方向における断面図であって、紙面横方向が、垂直磁気ディスク媒体2に記録される磁化パターンを磁気ヘッドを用いて再生した際の時間軸方向にも一致する。
【0031】
比較のために、特開平10−40544号公報に開示されたプリフォーマット技術を用いた従来の磁気記録方法における構成例を、図1に対応させて図4に示した。なお、図1および図4には、図9に図示したように垂直磁気ディスク媒体2にあらかじめ初期磁化11を与えた構成を示している。
【0032】
図4の従来例においては、強磁性薄膜パターン長さA、および強磁性薄膜パターン間距離Bを、垂直磁気ディスク媒体2上において所望される磁化遷移領域間長さaおよびbに正確に一致させる構成としている。
【0033】
本願発明者らの検討によれば、図4の構成において垂直磁気ディスク媒体2にプリフォーマット記録する際、実際に記録された磁化パターンにおける磁化遷移領域6は強磁性薄膜3の両端に位置するのではなく、強磁性薄膜3の端部より若干外側にシフトして位置することが分かった。
【0034】
このため、強磁性薄膜パターン長さAに対応する部分における実際の磁化遷移領域間長さa’は、垂直磁気ディスク媒体2上において所望される値aに比べて長くなり、逆に強磁性薄膜パターン間距離Bに対応する部分における実際の磁化遷移領域間長さb’は、垂直磁気ディスク媒体2上において所望される値bに比べて短くなる。
【0035】
従って、記録された磁化パターンを磁気ヘッドによって再生すると、実際の再生波形5と所望の再生波形7との間には図示したように、aとa’との差、もしくはbとb’との差に対応するパルスシフトを生じることになる。このパルスシフト量が、再生信号処理回路の検出窓幅の許容限度を超えた場合には、再生信号処理回路は再生パルスを検出できず、再生信号エラーを生じることになる。
これに対して、図1に示した本願発明の構成では、垂直磁気ディスク媒体2上に記録された磁化パターンにおいて所望される磁化遷移領域間長さaおよびbを得るよう、磁化遷移領域6の強磁性薄膜3の端部からのシフト量を考慮して、マスター情報担体1上の強磁性薄膜パターン長さAおよび強磁性薄膜パターン間距離Bを予め補正している。
【0036】
すなわち、強磁性薄膜パターン長さAを、垂直磁気ディスク媒体2上において所望される磁化遷移領域間長さaよりも適切な補正量αだけ小さく、逆に強磁性薄膜パターン間距離Bを、垂直磁気ディスク媒体2上において所望される磁化遷移領域間長さbよりも補正量αだけ大きくすることにより、垂直磁気ディスク媒体2上に記録された磁化反転パターンにおいて所望される磁化遷移領域間長さaおよびbを得ることができ、所望の再生波形7を得ることができる。
【0037】
図1の構成において、適切な補正量αは、例えば図4に示した従来例における再生波形を観察することにより、所望の磁化遷移領域間長さaと実際の磁化遷移領域間長さa’との差、もしくは所望の磁化遷移領域間長さbと実際の磁化遷移領域間長さb’との差から既知の値として見積もることができる。適切な補正量αは、強磁性薄膜3の磁気特性や膜厚、所望の磁化遷移領域間長さaおよびb、さらには垂直磁気ディスク媒体2の磁気特性などによって異なるため、各々の実施の形態例に応じて上記のように実験経験的に見積もることが必要である。
【0038】
マスター情報担体表面の強磁性薄膜パターンは、様々な公知のリソグラフィ技術を用いて製造することができる。ところで、図1の構成では、強磁性薄膜3の断面形状が、ほぼ長方形であるような構成例を示したが、このようなリソグラフィ技術の特徴によっては、必ずしも図1に示したような長方形状の断面形状を実現する必要はない。
図2および図3には、本願発明の別の構成例として、強磁性薄膜3の断面形状が概略、台形状をしている例を示した。このようなマスター情報担体では、垂直磁気ディスク媒体2に対抗するマスター情報担体の最表面部分において、強磁性薄膜パターン長さAおよび強磁性薄膜パターン間長さBを制御すればよい。
【0039】
すなわち、図2および図3では、台形上の強磁性薄膜断面における下底部分において、強磁性薄膜パターン長さAを所望の磁化遷移領域間長さaよりも適切な補正量αだけ小さく、逆に強磁性薄膜パターン間距離Bを所望の磁化遷移領域間長さbよりも補正量αだけ大きくすることにより本願発明の効果を得ることが可能である。
【0040】
図1の構成では、強磁性薄膜3表面と非磁性基体8表面の間に段差がなく、ほぼ平らであるような構成例を示した。しかしながら本願発明の構成はこれに限られたものではなく、図2に示したように強磁性薄膜表面が非磁性基体表面に対して一定量凹んでいる構成としても良いし、逆に図3に示したように強磁性薄膜表面が非磁性基体表面から一定量突出している構成としても良い。
【0041】
しかしながら図2の構成において強磁性薄膜表面の非磁性基体に対する凹み量が一定量以上に大きい場合には、信号記録時のスペーシング損失を生じる。このスペーシング損失量は、信号の記録密度によって変化するが、一般的に磁化遷移領域間長さaあるいはbが数μm以下の信号を記録する場合には、上記凹み量を100nm以下とすることが望ましい。
【0042】
また図3の構成において強磁性薄膜表面の非磁性基体表面に対する突出量が一定量以上に大きい場合には、マスター情報担体において十分な耐久性を得られない場合がある。このような観点から、図3の構成においては、上記突出量を100nm以下とすることが望ましい。
【0043】
なお、図1から図3に示した本願発明の構成において、垂直磁気ディスク媒体2上において所望される磁化遷移領域間長さaおよびbを正確に実現するよう、補正量αを厳密に制御する必要は必ずしもない。すなわち、補正量αによって、磁気ヘッドによる再生波形におけるパルスシフト量を再生信号処理回路の検出窓幅の許容限度以下におさえることができれば良いのである。この観点から、補正量αは、所望される磁化遷移領域間長さaおよびbを正確に実現することができる最適値に一定の許容量を付加した範囲に制御できれば十分である。
【0044】
本願発明者らによる一実施例において、マスター情報担体1上の強磁性薄膜3として飽和磁束密度1.6TのCo膜を用いて検討を行った結果によれば、強磁性薄膜の膜厚が0.2μmから1.0μm、所望の磁化遷移領域間長さa、bが0.5μmから5.0μm、垂直磁気ディスク媒体2の保磁力が100kA/mから300kA/mの範囲において、補正量αは0.03μmから0.4μmの範囲が適切であり、この補正量αによって磁気ヘッドによる再生波形におけるパルスシフト量を再生信号処理回路の検出窓幅の許容限度以下におさえることができた。
【0045】
以上、本発明の実施の形態例について記述したが、本発明の構成は、様々な実施形態への応用が可能である。例えば本願明細書では、主にハードディスクドライブ等に搭載される磁気ディスク媒体に応用することに主眼をおいて記述を行ったが、本発明はこれに限られるものではなく、フレキシブル磁気ディスク、磁気カードおよび磁気テープ等の磁気記録媒体においても応用可能であり、上記と同様に発明の効果を得ることができる。
【0046】
また、磁気記録媒体に記録される情報信号に関しては、トラッキング用サーボ信号やアドレス情報信号、再生クロック信号等のプリフォーマット信号に主眼をおいて記述を行ったが、本発明の構成が応用可能な情報信号も、上記に限られたものではない。例えば、本発明の構成を用いて様々なデータ信号やオーディオ、ビデオ信号の記録を行うことも原理的に可能である。この場合には、本発明のマスター情報担体を用いた磁気記録媒体への磁気記録方法によって、ソフトディスク媒体の大量複写生産を行うことができ、安価に提供することが可能である。
【0047】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、基体表面に堆積された強磁性薄膜の配列による形状パターンによって情報信号を有するマスター情報担体表面を垂直磁気記録媒体表面に密接してそのマスター情報担体の基体表面に対して垂直方向に磁界を印加することによって前記強磁性薄膜配列に対応する情報信号を磁化情報として前記垂直磁気記録媒体上に記録するようにしたもので、これによれば、マスター情報担体を用いて垂直磁気記録媒体にトラッキング用サーボ信号やアドレス情報信号、再生クロック信号等のプリフォーマット信号を磁化パターンにより設計値に近い所望の磁化遷移領域間長さに静的に一括面記録することができるため、再生信号エラーを生じない構成を提供することができる。
【0048】
これにより、特開平10−40544号公報に開示された静的一括面記録によるプリフォーマット技術において、垂直磁気記録媒体に記録される信号品質に関わる高性能化を一層促進することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録方法の一構成例と磁気ヘッドによる再生波形との関連を示す模式的な断面図
【図2】本発明の磁気記録方法の一構成例と磁気ヘッドによる再生波形との関連を示す模式的な断面図
【図3】本発明の磁気記録方法の一構成例と磁気ヘッドによる再生波形との関連を示す模式的な断面図
【図4】従来の磁気記録方法の一構成例と磁気ヘッドによる再生波形との関連を示す模式的な断面図
【図5】本発明の磁気記録方法に用いられるマスター情報担体表面の一構成例を示す平面図
【図6】本発明の磁気記録方法に用いられるマスター情報担体断面の一構成例を示す断面図
【図7】本発明の磁気記録方法に用いられるマスター情報担体断面の一構成例を示す断面図
【図8】本発明の磁気記録方法の一構成例を示す模式的な断面図
【図9】本発明の磁気記録方法の一構成例を示す模式的な断面図
【符号の説明】
1 マスター情報担体
2 垂直磁気ディスク媒体
3 強磁性薄膜
4 磁化
5 再生波形
6 磁化遷移領域
7 所望の再生波形
8 非磁性基体
9 印加磁界
10 漏れ磁束
11 初期磁化[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a magnetic recording method in which a master information carrier having specific information according to a shape pattern is used, and the information signal is statically recorded on a perpendicular magnetic recording medium.
[0002]
[Prior art]
At present, the magnetic recording / reproducing apparatus tends to have a high recording density in order to realize a small size and a large capacity. In the field of hard disk drives, which are typical magnetic storage devices, devices that have a surface recording density exceeding 10 Gbit / in2 have already been commercialized, and there is also a rapid technological progress to the extent that the practical application of 20 Gbit / in2 is discussed. Is recognized.
[0003]
The technical background that made it possible to achieve such high recording density is also due to the improvement in medium recording performance, head / disk interface performance, and the increase in linear recording density due to the emergence of new signal processing methods such as partial response. . However, in recent years, the increase in track density has greatly exceeded the increase in linear recording density, which is a major factor for improving the surface recording density. This is due to the practical use of a magnetoresistive element type head that is far superior in reproduction output performance as compared with the conventional induction type magnetic head. Currently, with the practical use of magnetoresistive element type heads, it is possible to reproduce a track width signal of only a few μm or less with good S / N. On the other hand, with further improvement in head performance in the future, it is expected that the track pitch will reach the submicron region in the near future.
[0004]
Now, in order for the head to accurately scan such a narrow track and reproduce the signal with good S / N, the head tracking servo technology plays an important role. With regard to such tracking servo technology, the current hard disk drive records tracking servo signals, address information signals, reproduction clock signals, etc. at regular angular intervals within one round of the disk, that is, at an angle of 360 degrees. Area (hereinafter referred to as preformat). By reproducing these signals at regular intervals, the magnetic head can accurately scan the track while confirming and correcting the position of the head.
[0005]
The tracking servo signal, the address information signal, the reproduction clock signal, etc. described above serve as reference signals for the head to accurately scan the track, so that accurate positioning accuracy is required at the time of recording. . In the current hard disk drive, after the disk is incorporated in the drive, preformat recording is performed by a magnetic head whose position is strictly controlled using a dedicated servo recording device.
[0006]
In preformat recording of a servo signal, an address information signal, a reproduction clock signal, etc. by a magnetic head using the dedicated servo recording apparatus as described above, there are the following problems.
[0007]
First, recording by the magnetic head is basically linear recording based on relative movement between the head and the medium. For this reason, the above-described method of recording while strictly controlling the position of the magnetic head using a dedicated servo recording apparatus requires a lot of time for preformat recording, and the dedicated servo recording apparatus is considerably expensive. For this reason, the cost is very high.
[0008]
Secondly, due to the spread of the recording magnetic field due to the head-medium spacing and the pole shape of the recording head, the magnetization transition at the track end recorded in the preformat lacks the steepness. Current tracking servo technology detects the position of the head based on the amount of change in reproduction output when the head scans off the track. Therefore, the signal track recorded in the preformat is not only excellent in the S / N when the head accurately scans the track as in the case of reproducing the data information signal recorded between the servo areas. It is required that the amount of change in reproduction output when scanning is performed off the track, that is, the off-track characteristic is steep.
[0009]
The above problems are contrary to this requirement, and it is difficult to realize accurate tracking servo technology in future submicron track recording.
[0010]
As a means for solving the problem of the preformat recording by the magnetic head as described above, the inventors of the present application disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-40544, a ferromagnetic thin film pattern corresponding to an information signal is formed on the surface of a substrate. The preformat technology aims to transfer the magnetization reversal pattern corresponding to the ferromagnetic thin film pattern on the surface of the master information carrier onto the magnetic recording medium by bringing the surface of the master information carrier into contact with the surface of the magnetic recording medium. Has proposed.
[0011]
In the configuration disclosed in the publication, a magnetic reversal pattern corresponding to the ferromagnetic thin film pattern of the master information carrier is formed on the magnetic recording medium by a recording magnetic field generated from the ferromagnetic thin film on the surface of the master information carrier magnetized in one direction. Is transferred and recorded. That is, by forming a ferromagnetic thin film pattern corresponding to a tracking servo signal, an address information signal, a reproduction clock signal, etc. on the surface of the master information carrier by a photolithography technique or the like, information corresponding to these is formed on the magnetic recording medium. Signals can be recorded in preformat.
[0012]
Whereas recording by a conventional magnetic head is basically dynamic linear recording based on the relative movement between the head and the medium, the characteristic of the above-described configuration is that static recording is not accompanied by relative movement between the master information carrier and the medium. It means that it is a good surface record. Due to such features, the technique disclosed in the publication can exhibit the following extremely effective effects on the problems related to the preformat recording described above.
[0013]
First, because of surface recording, the time required for preformat recording is much shorter than that of a conventional magnetic head recording method. Further, an expensive servo recording device for performing recording while strictly controlling the position of the magnetic head is not required. Therefore, productivity related to preformat recording can be greatly improved and production cost can be reduced.
[0014]
Secondly, since static recording does not involve relative movement between the master information carrier and the medium, the space between the two during recording can be minimized by bringing the master information carrier surface and the magnetic recording medium surface into close contact with each other. can do. Furthermore, the recording magnetic field does not spread due to the pole shape of the recording head, unlike the recording by the magnetic head. For this reason, the magnetization transition at the track end portion where the preformat recording is performed has superior steepness as compared with the recording by the conventional magnetic head, and more accurate tracking is possible.
Here, one structural example of the surface of the master information carrier disclosed in the publication is shown in FIG. FIG. 5 shows, for example, a master information pattern recorded in a preformat area provided at a certain angle in the circumferential direction of the magnetic disk medium for only 10 tracks in the radial direction of the disk medium (that is, the recording track width direction). It is. For reference, after a master information pattern is recorded on a disk medium, a track portion that becomes a data area on the disk medium is indicated by a broken line.
[0015]
The actual master information carrier surface corresponds to the recording area of the magnetic disk medium on which the master information is recorded, for every recording track in the circumferential direction of the disk and for all recording tracks in the radial direction of the disk medium. Such a master information pattern is formed.
[0016]
For example, as shown in FIG. 5, the master information pattern is configured by sequentially arranging areas such as a clock signal, tracking servo signal, and address information signal in the track length direction. This master information pattern is formed by an array of ferromagnetic thin films 3 corresponding to information signals. For example, in FIG. 5, the hatched portion is a portion constituted by the ferromagnetic thin film 3. In FIG. 5, the planar shape of the ferromagnetic thin film 3 is all rectangular, but in practice it is not limited to this, and various shapes can be taken depending on the application.
[0017]
6 and 7 show a configuration example of a cross section of the master information carrier taken along one-dot chain line LL ′ shown in FIG. Note that the alternate long and short dash line LL ′ corresponds to the circumferential direction of the magnetic disk medium, and the horizontal direction of the paper also coincides with the time axis direction of the signal when the signal recorded on the magnetic disk medium is reproduced by the magnetic head. As shown in FIG. 6, the master information carrier may have a configuration in which the pattern shape of the ferromagnetic thin film 3 is embedded in the surface layer portion of the nonmagnetic substrate 8, or the nonmagnetic substrate 8 is arranged as shown in FIG. A configuration in which the pattern shape of the ferromagnetic thin film 3 is convexly arranged on the surface may be used, but the configuration of FIG. 6 is more excellent from the viewpoint of durability of the master information carrier or longer life.
[0018]
Preformat recording using a master disk as shown in FIGS. 5 to 7 is effective not only for a conventional in-plane magnetic disk medium but also for a perpendicular magnetic disk medium that will be responsible for future ultra-high density recording. Yes, its application development is expected.
[0019]
[Problems to be solved by the invention]
Here, in the preformat technique disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 10-40544, the ferromagnetic thin film pattern on the surface of the master information carrier corresponds to the magnetization pattern recorded on the magnetic disk medium. Accordingly, for example, on the surface of the master information carrier exemplified in FIGS. 6 and 7, the length A of each ferromagnetic thin film pattern or the distance B between the individual ferromagnetic thin film patterns is changed to the magnetization recorded on the magnetic disk medium. The ferromagnetic thin film pattern may be arranged corresponding to the desired signal length in the pattern, that is, the length between a pair of adjacent magnetization transition regions in the magnetization pattern. However, according to the study by the present inventors, the length between the magnetization transition regions in the magnetization pattern recorded on the magnetic disk medium is actually the individual ferromagnetic thin film pattern length A, the individual ferromagnetic thin film It does not exactly match the inter-pattern distance B. For this reason, when the ferromagnetic thin film pattern length A or the distance B between the ferromagnetic thin film patterns is exactly matched to the desired length between the magnetic transition regions on the magnetic recording medium, the recording was actually performed. The length between the magnetization transition regions on the magnetic disk medium is different from the desired length.
[0020]
As a result, in the reproduction waveform when the recorded magnetization pattern is reproduced by the magnetic head, the reproduction pulse position is shifted from the desired pulse position by a certain time.
[0021]
In this case, there is no problem when the reproduction pulse shift amount is sufficiently smaller than the detection window width of the reproduction signal processing circuit. However, when the allowable limit of the detection window width is exceeded, the reproduction signal processing circuit cannot detect the reproduction pulse, and a reproduction signal error occurs.
[0022]
[Means for Solving the Problems]
In view of the above-described problems, the present invention provides a magnetization pattern recorded on a perpendicular magnetic recording medium using the preformat technique disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-40544. The present invention provides a configuration that realizes a length and thereby does not cause a reproduction signal error. In order to realize the above means, the present invention has two structural features as described below.
[0023]
First, the first configuration of the present invention is such that the master information carrier surface having an information signal is brought into close contact with the surface of the perpendicular magnetic recording medium by the shape pattern by the arrangement of the ferromagnetic thin films deposited on the substrate surface. A magnetic recording method for recording an information signal corresponding to a ferromagnetic thin film array on a perpendicular magnetic recording medium as magnetization information by applying a magnetic field in a direction perpendicular to the magnetic recording medium, and the magnetization recorded on the perpendicular magnetic recording medium The length of a specific ferromagnetic thin film on the master information carrier corresponding to the length between a pair of magnetization transition regions adjacent to each other in information is larger than the length between magnetization transition regions desired as a recording signal to the perpendicular magnetic recording medium. Characterized by being made smaller.
[0024]
The second configuration of the present invention, a master information carrier surface having an information signal by the shape patterns according to the sequence of the ferromagnetic thin films deposited on the substrate surface in close contact with the perpendicular magnetic recording medium surface of the master information carrier substrate A magnetic recording method for recording an information signal corresponding to a ferromagnetic thin film array on a perpendicular magnetic recording medium as magnetization information by applying a magnetic field in a direction perpendicular to the surface, and recorded on the perpendicular magnetic recording medium Corresponding to the length between a pair of adjacent magnetization transition regions in the magnetization information, a length between a specific pair of adjacent ferromagnetic thin films on the master information carrier is desired as a recording signal to the perpendicular magnetic recording medium It is characterized by being larger than the length between the magnetization transition regions.
[0025]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail.
First, an outline of the magnetic recording method of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 8 is a cross-sectional view of the perpendicular magnetic disk medium 2 in the circumferential direction. The horizontal direction in the drawing is the time axis when the magnetic pattern recorded on the perpendicular magnetic disk medium 2 is reproduced using a magnetic head. It also matches the direction.
[0026]
First, as shown in FIG. 8A, a perpendicular magnetic disk medium 2 on which an information signal is recorded is prepared. Next, as shown in FIG. 8 (b), the surface of the nonmagnetic substrate 8 of the master information carrier as shown in FIG. 6 or FIG. As shown by an arrow, a magnetic field 9 is applied in the vertical direction . Note that FIG. 8 shows a configuration example when the master information carrier having the configuration shown in FIG. 6 is used, but the master information carrier having the configuration shown in FIG. 7 may be used.
[0027]
By applying the magnetic field 9, a leakage magnetic flux 10 corresponding to the shape pattern of the ferromagnetic thin film 3 is generated on the surface of the master information carrier. As a result, the perpendicular magnetic disk medium 2 has a magnetization corresponding to the shape pattern of the ferromagnetic thin film 3. The pattern is recorded as shown in FIG.
[0028]
In FIG. 8 (c), the unrecorded area corresponding to the portion between the ferromagnetic thin films on the surface of the master information carrier and the area where the magnetization 4 is recorded by the leakage magnetic flux 10 from the ferromagnetic thin film form the magnetization transition area 6. Thus, the magnetization pattern is arranged alternately. Prior to recording using the master information carrier, when the perpendicular magnetic disk medium 2 is erased in advance to a neutral point by AC erasure or thermomagnetic erasure, the magnetization as shown in FIG. A pattern will be recorded.
[0029]
On the other hand, as shown in FIG. 9A, prior to bringing the perpendicular magnetic disk medium 2 and the master information carrier surface into close contact, the perpendicular magnetic disk medium is uniformly DC erased to give the
[0030]
FIG. 1 is a diagram showing the magnetic recording method of the present invention in more detail, and shows a ferromagnetic thin film pattern and recorded magnetization when preformat recording is performed on a perpendicular magnetic disk medium 2 using a
[0031]
For comparison, FIG. 4 shows a configuration example in a conventional magnetic recording method using the preformat technique disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 10-40544, corresponding to FIG. 1 and 4 show a configuration in which the
[0032]
In the conventional example of FIG. 4, the ferromagnetic thin film pattern length A and the distance B between the ferromagnetic thin film patterns are exactly matched to the desired lengths a and b between the magnetization transition regions on the perpendicular magnetic disk medium 2. It is configured.
[0033]
According to the study by the present inventors, when preformat recording is performed on the perpendicular magnetic disk medium 2 in the configuration of FIG. 4, the magnetization transition regions 6 in the actually recorded magnetization pattern are located at both ends of the ferromagnetic thin film 3. Instead, it was found that the film was slightly shifted outward from the end of the ferromagnetic thin film 3.
[0034]
For this reason, the actual length a ′ between the magnetization transition regions in the portion corresponding to the ferromagnetic thin film pattern length A is longer than the desired value a on the perpendicular magnetic disk medium 2, and conversely, the ferromagnetic thin film The actual length b ′ between the magnetization transition regions in the portion corresponding to the inter-pattern distance B is shorter than the desired value b on the perpendicular magnetic disk medium 2.
[0035]
Therefore, when the recorded magnetization pattern is reproduced by the magnetic head, the difference between a and a ′ or b and b ′ is shown between the actual reproduction waveform 5 and the desired reproduction waveform 7 as shown in the figure. A pulse shift corresponding to the difference will occur. If this pulse shift amount exceeds the allowable limit of the detection window width of the reproduction signal processing circuit, the reproduction signal processing circuit cannot detect the reproduction pulse, and a reproduction signal error occurs.
On the other hand, in the configuration of the present invention shown in FIG. 1, the magnetization transition region 6 has the lengths a and b desired in the magnetization pattern recorded on the perpendicular magnetic disk medium 2. In consideration of the shift amount from the end of the ferromagnetic thin film 3, the ferromagnetic thin film pattern length A and the ferromagnetic thin film pattern distance B on the
[0036]
That is, the ferromagnetic thin film pattern length A is smaller than the desired length a between the magnetization transition regions on the perpendicular magnetic disk medium 2 by an appropriate correction amount α, and conversely, the distance B between the ferromagnetic thin film patterns is perpendicular. The desired length between magnetization transition regions in the magnetization reversal pattern recorded on the perpendicular magnetic disk medium 2 is made larger by the correction amount α than the desired length b between magnetization transition regions on the magnetic disk medium 2. a and b can be obtained, and a desired reproduction waveform 7 can be obtained.
[0037]
In the configuration of FIG. 1, the appropriate correction amount α is determined by observing the reproduction waveform in the conventional example shown in FIG. Or a difference between the desired length b between magnetization transition regions and the actual length b ′ between magnetization transition regions can be estimated as a known value. The appropriate correction amount α varies depending on the magnetic characteristics and film thickness of the ferromagnetic thin film 3, the desired lengths a and b between the magnetization transition regions, the magnetic characteristics of the perpendicular magnetic disk medium 2, and the like. Depending on the example, it is necessary to make an empirical estimation as described above.
[0038]
The ferromagnetic thin film pattern on the surface of the master information carrier can be manufactured using various known lithography techniques. By the way, in the configuration of FIG. 1, the configuration example in which the cross-sectional shape of the ferromagnetic thin film 3 is substantially rectangular is shown. However, depending on the characteristics of the lithography technique, the rectangular shape as shown in FIG. It is not necessary to realize the cross-sectional shape.
2 and 3 show an example in which the cross-sectional shape of the ferromagnetic thin film 3 is substantially trapezoidal as another configuration example of the present invention. In such a master information carrier, the ferromagnetic thin film pattern length A and the ferromagnetic thin film pattern length B may be controlled at the outermost surface portion of the master information carrier that opposes the perpendicular magnetic disk medium 2.
[0039]
That is, in FIGS. 2 and 3, the ferromagnetic thin film pattern length A is made smaller by an appropriate correction amount α than the desired length a between the magnetic transition regions in the lower bottom portion of the trapezoidal ferromagnetic thin film cross section, and vice versa. In addition, the effect of the present invention can be obtained by making the distance B between the ferromagnetic thin film patterns larger by the correction amount α than the desired length b between the magnetization transition regions.
[0040]
In the configuration of FIG. 1, there is shown a configuration example in which there is no step between the surface of the ferromagnetic thin film 3 and the surface of the nonmagnetic substrate 8 and is almost flat. However, the configuration of the present invention is not limited to this, and as shown in FIG. 2, the surface of the ferromagnetic thin film may be recessed by a certain amount with respect to the surface of the nonmagnetic substrate. As shown, the ferromagnetic thin film surface may protrude from the nonmagnetic substrate surface by a certain amount.
[0041]
However, in the configuration shown in FIG. 2, if the amount of dent on the non-magnetic substrate on the surface of the ferromagnetic thin film is larger than a certain amount, a spacing loss during signal recording occurs. The amount of spacing loss varies depending on the recording density of the signal. Generally, when recording a signal having a length a or b between the magnetization transition regions of several μm or less, the dent amount should be 100 nm or less. Is desirable.
[0042]
Further, in the configuration of FIG. 3, when the protrusion amount of the ferromagnetic thin film surface with respect to the nonmagnetic substrate surface is larger than a certain amount, sufficient durability may not be obtained in the master information carrier. From such a viewpoint, in the configuration of FIG. 3, it is desirable that the protrusion amount is 100 nm or less.
[0043]
In addition, in the configuration of the present invention shown in FIGS. 1 to 3, the correction amount α is strictly controlled so that the desired lengths a and b between the magnetization transition regions on the perpendicular magnetic disk medium 2 are accurately realized. There is no necessity. That is, it suffices if the amount of pulse shift in the reproduction waveform by the magnetic head can be kept below the allowable limit of the detection window width of the reproduction signal processing circuit by the correction amount α. From this viewpoint, it is sufficient that the correction amount α can be controlled within a range in which a certain allowable amount is added to an optimum value that can accurately realize the desired lengths a and b between the magnetization transition regions.
[0044]
In one embodiment by the inventors of the present application, the ferromagnetic thin film 3 on the
[0045]
Although the embodiments of the present invention have been described above, the configuration of the present invention can be applied to various embodiments. For example, in the specification of the present application, description has been made mainly with respect to application to a magnetic disk medium mounted on a hard disk drive or the like, but the present invention is not limited to this, and a flexible magnetic disk, magnetic card, etc. It can also be applied to a magnetic recording medium such as a magnetic tape, and the effects of the invention can be obtained in the same manner as described above.
[0046]
In addition, the information signal recorded on the magnetic recording medium has been described with a focus on preformat signals such as tracking servo signals, address information signals, and reproduction clock signals, but the configuration of the present invention is applicable. The information signal is not limited to the above. For example, various data signals, audio and video signals can be recorded in principle using the configuration of the present invention. In this case, the mass recording method of the soft disk medium can be performed by the magnetic recording method on the magnetic recording medium using the master information carrier of the present invention, and can be provided at low cost.
[0047]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the master information carrier surface having an information signal is brought into close contact with the surface of the perpendicular magnetic recording medium by the shape pattern of the ferromagnetic thin film deposited on the substrate surface. An information signal corresponding to the ferromagnetic thin film array is recorded as magnetization information on the perpendicular magnetic recording medium by applying a magnetic field in a direction perpendicular to the surface. According to this, a master information carrier Recording pre-format signals such as tracking servo signals, address information signals, and regenerative clock signals statically on a perpendicular magnetic recording medium to the desired length between magnetic transition regions close to the design value using a magnetization pattern Therefore, it is possible to provide a configuration that does not cause a reproduction signal error.
[0048]
As a result, in the preformat technique based on static batch surface recording disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 10-40544, it is possible to further enhance the performance related to the signal quality recorded on the perpendicular magnetic recording medium.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view showing the relationship between a configuration example of a magnetic recording method of the present invention and a reproduction waveform by a magnetic head. FIG. 2 shows a configuration example of a magnetic recording method of the present invention and a reproduction waveform by a magnetic head. FIG. 3 is a schematic cross-sectional view showing the relationship between a configuration example of the magnetic recording method of the present invention and a reproduction waveform by a magnetic head. FIG. FIG. 5 is a schematic cross-sectional view showing the relationship between a configuration example and a reproduction waveform by a magnetic head. FIG. 5 is a plan view showing a configuration example of the surface of a master information carrier used in the magnetic recording method of the present invention. FIG. 7 is a cross-sectional view showing an example of a cross section of a master information carrier used in the magnetic recording method of the present invention. FIG. 7 is a cross-sectional view showing an example of a cross section of a master information carrier used in the magnetic recording method of the present invention. Schematic section showing an example of the configuration of a magnetic recording method Schematic cross-sectional view showing a configuration example of a magnetic recording method of Figure 9 invention [Description of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記垂直磁気記録媒体上に記録される磁化情報において互いに隣接する一対の磁化遷移領域間長さに対応する前記マスター情報担体上の特定の強磁性薄膜の長さを、前記垂直磁気記録媒体への記録信号として所望される磁化遷移領域間長さよりも小さくしたことを特徴とする磁気記録方法。The surface of the master information carrier having an information signal is brought into close contact with the surface of the perpendicular magnetic recording medium by a shape pattern based on the arrangement of ferromagnetic thin films deposited on the surface of the substrate, and a magnetic field is applied in a direction perpendicular to the surface of the substrate of the master information carrier. A magnetic recording method for recording an information signal corresponding to the ferromagnetic thin film array on the perpendicular magnetic recording medium as magnetization information,
In the magnetization information recorded on the perpendicular magnetic recording medium, the length of a specific ferromagnetic thin film on the master information carrier corresponding to the length between a pair of adjacent magnetization transition regions in the magnetization information is recorded on the perpendicular magnetic recording medium. A magnetic recording method characterized in that it is smaller than the length between magnetization transition regions desired as a recording signal.
前記垂直磁気記録媒体上に記録される磁化情報において互いに隣接する一対の磁化遷移領域間長さに対応し、前記マスター情報担体上で隣接する特定の一対の強磁性薄膜間の長さを、前記垂直磁気記録媒体への記録信号として所望される磁化遷移領域間長さよりも大きくしたことを特徴とする磁気記録方法。The surface of the master information carrier having an information signal is brought into close contact with the surface of the perpendicular magnetic recording medium by a shape pattern based on the arrangement of ferromagnetic thin films deposited on the surface of the substrate, and a magnetic field is applied in a direction perpendicular to the surface of the substrate of the master information carrier. A magnetic recording method for recording an information signal corresponding to the ferromagnetic thin film array on the perpendicular magnetic recording medium as magnetization information,
Corresponding to the length between a pair of adjacent magnetization transition regions in the magnetization information recorded on the perpendicular magnetic recording medium, the length between a specific pair of ferromagnetic thin films adjacent on the master information carrier is A magnetic recording method characterized in that it is larger than a length between magnetization transition regions desired as a recording signal to a perpendicular magnetic recording medium.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000129108A JP3705076B2 (en) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | Magnetic recording method on perpendicular magnetic recording medium using master information carrier |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000129108A JP3705076B2 (en) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | Magnetic recording method on perpendicular magnetic recording medium using master information carrier |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001312819A JP2001312819A (en) | 2001-11-09 |
JP3705076B2 true JP3705076B2 (en) | 2005-10-12 |
Family
ID=18638435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000129108A Expired - Fee Related JP3705076B2 (en) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | Magnetic recording method on perpendicular magnetic recording medium using master information carrier |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3705076B2 (en) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003272142A (en) * | 2002-03-20 | 2003-09-26 | Fuji Photo Film Co Ltd | Master carrier for magnetic transfer |
US7218465B1 (en) * | 2002-06-28 | 2007-05-15 | Seagate Technology Llc | Magnetic media patterning via contact printing utilizing stamper having magnetic pattern formed in non-magnetic substrate |
WO2004051631A1 (en) * | 2002-12-03 | 2004-06-17 | Fujitsu Limited | Magnetic transfer master medium and manufacturing method thereof |
JP2005182867A (en) | 2003-12-17 | 2005-07-07 | Fujitsu Ltd | Master medium for magnetic transfer, magnetic disk, and magnetic disk drive device |
JP4331066B2 (en) | 2004-07-16 | 2009-09-16 | 株式会社東芝 | Magnetic recording medium, magnetic recording apparatus, and stamper |
JP4098784B2 (en) | 2005-02-03 | 2008-06-11 | 株式会社東芝 | Magnetic recording medium, magnetic recording apparatus, stamper, and manufacturing method of stamper |
JP2006260713A (en) | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Toshiba Corp | Recording medium, recording and reproducing device, and recording and reproducing method |
JP4542953B2 (en) | 2005-06-10 | 2010-09-15 | 株式会社東芝 | Magnetic disk medium and magnetic recording / reproducing apparatus |
JP4533854B2 (en) | 2006-03-06 | 2010-09-01 | 株式会社東芝 | Magnetic recording / reproducing apparatus, magnetic recording method, and magnetic recording / reproducing method |
JP4842288B2 (en) * | 2008-02-26 | 2011-12-21 | 富士フイルム株式会社 | Electron beam drawing method, fine pattern drawing system, method of manufacturing concave / convex pattern carrier, and method of manufacturing magnetic disk medium |
-
2000
- 2000-04-28 JP JP2000129108A patent/JP3705076B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001312819A (en) | 2001-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3384728B2 (en) | Method of manufacturing magnetic recording and reproducing apparatus and magnetic recording and reproducing apparatus | |
JP3323743B2 (en) | Method for manufacturing master information carrier and magnetic recording medium | |
JP4112809B2 (en) | Magnetic disk apparatus of perpendicular magnetic recording system and disk manufacturing method | |
JP3343326B2 (en) | Master information carrier | |
US7057834B2 (en) | Master information carrier and method for manufacturing magnetic disc using the same | |
JP3705076B2 (en) | Magnetic recording method on perpendicular magnetic recording medium using master information carrier | |
JP3344651B2 (en) | Method of manufacturing magnetic recording medium using master information carrier | |
JP3361791B2 (en) | Method of manufacturing perpendicular magnetic recording medium using master information carrier | |
JP3343339B2 (en) | Method for manufacturing in-plane magnetic recording medium | |
JP2009146543A (en) | Storage medium reproduction device and method | |
JP3576220B2 (en) | Magnetic recording media | |
JP3541033B2 (en) | Method of manufacturing magnetic recording / reproducing device | |
JP3646990B2 (en) | Master information magnetic recording apparatus and method of manufacturing magnetic recording medium | |
KR20020096901A (en) | Magnetic recording medium and driving apparatus therefor | |
JP2001297435A (en) | Perpendicular magnetic recording method of master information | |
JP3679765B2 (en) | Method for manufacturing magnetic recording medium | |
JP2006085854A (en) | Manufacturing method for in-plane magnetic recording medium, and magnetic recording/reproducing apparatus | |
JP3384710B2 (en) | Master information carrier and method of manufacturing the same | |
JP2002367167A (en) | Method for magnetic recording of master information | |
JPH097143A (en) | Magnetic disk and tracking method | |
JP3398867B2 (en) | Master information carrier and method of manufacturing magnetic recording medium using the same | |
JP2001195702A (en) | Information recording method, information record reproducing method and information recording medium | |
JP2003016735A (en) | Magnetic recording medium | |
JP2009037700A (en) | Magnetic recording medium | |
JP2003016744A (en) | Magnetic recording medium |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040921 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040928 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041104 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050630 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050705 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050718 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080805 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090805 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090805 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100805 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110805 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120805 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130805 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |