JP3703990B2 - 時刻合わせ方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信ネットワークを介して接続された複数の情報処理装置間において内部時計の時刻を同期させる時刻合わせ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、通信ネットワークを介して接続された複数の情報処理装置の内部時計を同期させる方法として、例えば、特開平5−314030号公報及び特開平8−256161号公報に記載のものが知られている。これらの方法は、いずれも真の時刻を計時する内部時計を備えたマスタ情報処理装置と時刻補正対象情報処理装置の間で数往復の通信を実施し、マスタ情報処理装置から時刻補正対象情報処理装置までの通信所要時間と時刻補正対象情報処理装置からマスタ情報処理装置までの通信所要時間が等しいことを前提として、この通信所要時間からマスタ情報処理装置と時刻補正対象情報処理装置間の内部時計の時刻誤差を推測し、この誤差を補正するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記した従来の時刻合わせ方法は、平均化したマスタ情報処理装置から時刻補正対象情報処理装置までの通信所要時間と、平均化した時刻補正対象情報処理装置からマスタ情報処理装置までの通信所要時間が等しくなることを前提としているため、公衆回線網を使用したネットワークなど通信方向による通信所要時間の偏りが一般的に発生しないネットワークでは、求められる内部時計の時刻誤差の精度は高い。
【0004】
しかしながら、専用回線を使用した私設ネットワークなどにおいては、一般的に通信方向により通信の負荷に偏りが発生し、マスタ情報処理装置から時刻補正対象情報処理装置までの通信所要時間と時刻補正対象情報処理装置からマスタ情報処理装置までの通信所要時間が等しいことを前提にする誤差算出方法では正しい時刻誤差を求めることができない。例えば、中央の情報処理装置と複数の端末処理装置とで構成される通信ネットワークでは、一般的に端末処理装置から中央の情報処理装置へ送信される情報量は、中央の情報処理装置から端末へ送信される情報量より遥かに少なく、ネットワーク負荷の違いから、同一情報量を送出した場合の通信所要時間も、端末処理装置から中央の情報処理装置への所要時間の方が中央の情報処理装置から端末処理装置への所要時間より短くなる傾向がある。
【0005】
本発明の目的は、通信方向により通信所要時間に偏りがあり、マスタ情報処理装置から時刻補正対象情報処理装置までの通信所要時間と時刻補正対象情報処理装置からマスタ情報処理装置までの通信所要時間が等しいことを前提にできない場合においても、内部時計の時刻を同期させることのできる時刻合わせ方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、マスタ情報処理装置から時刻補正対象情報処理装置までの通信所要時間と時刻補正対象情報処理装置からマスタ情報処理装置までの通信所要時間の大小関係に一定の傾向がある場合に、マスタ情報処理装置と時刻補正対象情報処理装置との間で複数回のメッセージ交換処理を行い、両装置におけるメッセージ送信時刻とメッセージ受信時刻から推定される時刻誤差の値について、その最大値又は最小値がマスタ情報処理装置と時刻補正対象情報処理装置の間の真の時刻誤差に最も近似していることを利用し、複数回のメッセージ交換処理の中で、真の時刻誤差に最も近似している時刻誤差を求めることができるケースを選択し、そのケースからマスタ情報処理装置と時刻補正対象情報処理装置の間の時刻誤差を算出することを特徴とする。
【0007】
更に、算出した時刻誤差でマスタ情報処理装置から時刻補正対象情報処理装置までの通信所要時間と時刻補正対象情報処理装置からマスタ情報処理装置までの通信所要時間を全てのケースで再計算し、通信所要時間が負数とならないことで、求めたケースが何らかの特異値、つまり前提としたマスタ情報処理装置から時刻補正対象情報処理装置までの通信時間と時刻補正対象情報処理装置からマスタ情報処理装置までの通信時間の大小関係が逆転したケースでないことを検証することを特徴とする。算出した時刻誤差を用いて通信所用時間を再計算した結果、負数になるものがある場合には、算出された時刻誤差は前提に反するケースに基づく特異値であるとして除き、残ったケースの中から真の時刻誤差に最も近似している時刻誤差を求めることができるケースを選択する。
【0008】
すなわち、本発明による時刻合わせ方法は、通信ネットワークを介して、マスタ情報処理装置に内蔵されるマスタ時計と時刻補正対象情報処理装置に内蔵される内蔵時計の時刻合わせを行う時刻合わせ方法において、マスタ情報処理装置と時刻補正対象情報処理装置との間で複数回のメッセージ交換処理を行い、複数回のメッセージ交換処理の中からマスタ情報処理装置に内蔵されるマスタ時計と時刻補正対象情報処理装置に内蔵される内蔵時計の間の真の時刻誤差に近似する時刻誤差を求めることのできるケースを選択することを特徴とする。
【0009】
本発明による時刻合わせ方法は、また、通信ネットワークを介して、マスタ情報処理装置に内蔵されるマスタ時計と時刻補正対象情報処理装置に内蔵される内蔵時計の時刻合わせを行う時刻合わせ方法において、マスタ情報処理装置と時刻補正対象情報処理装置との間で複数回のメッセージ交換処理を行い、マスタ情報処理装置から時刻補正対象情報処理装置までの通信所要時間と時刻補正対象情報処理装置からマスタ情報処理装置までの通信所要時間が等しいと仮定して、各メッセージ交換処理毎に、マスタ情報処理装置からのメッセージ送信時刻と時刻補正対象情報処理装置でのメッセージ受信時刻、及び時刻補正対象情報処理装置からのメッセージ送信時刻とマスタ情報処理装置でのメッセージ受信時刻に基づき、マスタ情報処理装置に内蔵されるマスタ時計と時刻補正対象情報処理装置に内蔵される時計の間の時刻誤差を算出し、算出された複数の時刻誤差の中から真の時刻誤差に最も近似している時刻誤差を選択し、前記選択された時刻誤差を用いて時刻補正対象情報処理装置に内蔵される内蔵時計の時刻合わせを行うことを特徴とする。
【0010】
通信ネットワークの特性として、時刻補正対象情報処理装置からマスタ情報処理装置までの通信所要時間の方がマスタ情報処理装置から時刻補正対象情報処理装置までの通信所要時間より長い傾向がある場合には、前記算出された複数の時刻誤差の中から真の時刻誤差に最も近似している時刻誤差として、その時刻誤差を真の誤差と仮定したとき、複数回のメッセージ交換処理におけるマスタ情報処理装置から時刻補正対象情報処理装置までの通信所要時間及び時刻補正対象情報処理装置からマスタ情報処理装置までの通信所要時間がいずれも負になることがない、最小の時刻誤差を選択する。
【0011】
また、通信ネットワークの特性として、マスタ情報処理装置から時刻補正対象情報処理装置までの通信所要時間の方が時刻補正対象情報処理装置からマスタ情報処理装置までの通信所要時間より長い傾向がある場合には、前記算出された複数の時刻誤差の中から真の時刻誤差に最も近似している時刻誤差として、その時刻誤差を真の誤差と仮定したとき、複数回のメッセージ交換処理におけるマスタ情報処理装置から時刻補正対象情報処理装置までの通信所要時間及び時刻補正対象情報処理装置からマスタ情報処理装置までの通信所要時間がいずれも負になることがない、最大の時刻誤差を選択する。
【0012】
本発明による時刻合わせ方法は、また、通信ネットワークを介して、マスタ情報処理装置に内蔵されるマスタ時計と時刻補正対象情報処理装置に内蔵される内蔵時計の時刻合わせを行う時刻合わせ方法において、マスタ情報処理装置と時刻補正対象情報処理装置間で、マスタ情報処理装置から送信時刻を含む時刻調査要求メッセージを時刻補正対象情報処理装置に送信する第1ステップと、時刻補正対象情報処理装置から、時刻調査要求メッセージを受信した時刻と該時刻補正対象情報処理装置からの送信時刻を含む時刻調査応答メッセージをマスタ情報処理装置に送信する第2ステップと、前記マスタ情報処理装置による時刻調査応答メッセージの受信時刻を取得する第3ステップと、からなるメッセージ交換をn回(nは2以上の整数)反復し、i回目のメッセージ交換において、時刻調査要求メッセージ中に含まれる送信時刻Tpi、時刻調査応答メッセージに含まれる受信時刻Tqi及び送信時刻Tri、マスタ情報処理装置が時刻調査応答メッセージを受信した時刻Tsiから、Si=(Tpi+Tsi−Tqi−Tri)/2を算出し、前記S1〜Snのうち、それを時刻誤差と仮定したとき、n回のメッセージ交換処理におけるマスタ情報処理装置から時刻補正対象情報処理装置までの通信所要時間及び時刻補正対象情報処理装置からマスタ情報処理装置までの通信所要時間がいずれも負になることがない、S1〜Sn中の最小値をマスタ情報処理装置に内蔵されるマスタ時計と時刻補正対象情報処理装置に内蔵される内蔵時計の時刻誤差とすることを特徴とする。
【0013】
本発明による時刻合わせ方法は、また、通信ネットワークを介して、マスタ情報処理装置に内蔵されるマスタ時計と時刻補正対象情報処理装置に内蔵される内蔵時計の時刻合わせを行う時刻合わせ方法において、マスタ情報処理装置と時刻補正対象情報処理装置間で、マスタ情報処理装置から送信時刻を含む時刻調査要求メッセージを時刻補正対象情報処理装置に送信する第1ステップと、時刻補正対象情報処理装置から、時刻調査要求メッセージを受信した時刻と該時刻補正対象情報処理装置からの送信時刻を含む時刻調査応答メッセージをマスタ情報処理装置に送信する第2ステップと、前記マスタ情報処理装置による時刻調査応答メッセージの受信時刻を取得する第3ステップと、からなるメッセージ交換をn回(nは2以上の整数)反復し、i回目のメッセージ交換において、時刻調査要求メッセージ中に含まれる送信時刻Tpi、時刻調査応答メッセージに含まれる受信時刻Tqi及び送信時刻Tri、マスタ情報処理装置が時刻調査応答メッセージを受信した時刻Tsiから、Si=(Tpi+Tsi−Tqi−Tri)/2を算出し、前記S1〜Snのうち、それを時刻誤差と仮定したとき、n回のメッセージ交換処理におけるマスタ情報処理装置から時刻補正対象情報処理装置までの通信所要時間及び時刻補正対象情報処理装置からマスタ情報処理装置までの通信所要時間がいずれも負になることがない、S1〜Sn中の最大値をマスタ情報処理装置に内蔵されるマスタ時計と時刻補正対象情報処理装置に内蔵される内蔵時計の時刻誤差とすることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、複数の情報処理装置が通信ネットワークを介して接続されたシステムを示す構成図である。図1において、内蔵時計11を有するマスタ情報処理装置10、内蔵時計21を有する時刻補正対象情報処理装置20、及び内蔵時計31を有する時刻補正対象情報処理装置30は、通信ネットワーク50を介して接続され、互いにメッセージ交換処理を行う。マスタ情報処理装置10は時刻合わせを行う際のマスタ装置として機能し、時刻補正対象情報処理装置20,30はマスタ情報処理装置10によって時刻を補正する対象となる情報処理装置である。この例では、内蔵時計21と内蔵時計31を内蔵時計11との時刻差によって補正し、同期をとる。
【0015】
図2は、マスタ情報処理装置と時刻補正対象情報処理装置が備える構成を示すブロック図である。ここでは時刻合わせを行うために備えられる構成要素のみを示し、他の構成要素については省略している。なお、時刻補正対象情報処理装置が複数装置となる場合もその構成要素は同一であり、以下の説明では代表として時刻補正対象情報処理装置20の構成を説明する。
【0016】
図2に示すように、マスタ情報処理装置10は、内蔵時計11と、内蔵時計11を読み取るための読み取り装置12と、時刻調査要求メッセージ及び時刻補正要求メッセージを送信するためのメッセージ送信装置13と、時刻調査応答メッセージを受信するためのメッセージ受信装置14と、時刻調査応答メッセージ内にセットされた時刻情報を格納する時刻情報記憶装置15と、マスタ情報処理装置と時刻補正対象情報処理装置との時刻差を算出するための時刻差算出装置16とを備える。
【0017】
一方、時刻補正対象情報処理装置20は、内蔵時計21と、内蔵時計21を読み取るための内蔵時計読み取り装置22と、時刻調査要求メッセージ及び時刻補正要求メッセージを受信するためのメッセージ受信装置23と、時刻調査応答メッセージを送信するためのメッセージ送信装置24と、時刻補正要求メッセージにて要求された補正時刻で内蔵時計の時刻を補正するための内蔵時計時刻更新装置25とを備える。
【0018】
次に、図3及び図4を使用して、マスタ情報処理装置10と時刻補正対象情報処理装置20間におけるメッセージ交換処理の処理シーケンスと、マスタ情報処理装置10と時刻補正対象情報処理装置20間で交換されるメッセージフォーマットを説明する。図3は、マスタ情報処理装置10と時刻補正対象情報処理装置20間の処理フローの概要図、図4はマスタ情報処理装置10と時刻補正対象情報処理装置20間で送受信されるメッセージのメッセージフォーマットの説明図である。
【0019】
図3に示すように、マスタ情報処理装置10は、内蔵時計読み取り装置12により自身の内蔵時計11の現在時刻を読み取り(処理10)、時刻調査要求メッセージにその値をセットし、メッセージ送信装置13により時刻補正対象情報処理装置20に対し送信する(処理11)。時刻調査要求メッセージのフォーマットは図4(a)に示すようなものであり、時刻調査要求メッセージ送信時刻がセットされ、その他の項目はNULLである。
【0020】
時刻補正対象情報処理装置20はマスタ情報処理装置10からの時刻調査要求メッセージをメッセージ受信装置23により受信し(処理20)、受信した時刻を内蔵時計読み取り装置22により読み取り(処理21)、マスタ情報処理装置10に対し時刻調査応答メッセージを送信する時刻を読み取り(処理22)、時刻調査応答メッセージ内にその値をセットし、メッセージ送信装置24によりマスタ情報処理装置10に対し送信する(処理23)。時刻調査応答メッセージのフォーマットは図4(b)に示すようなものであり、時刻調査要求メッセージ送信時刻と時刻調査要求メッセージ受信時刻と時刻調査応答メッセージ送信時刻がセットされ、その他の項目はNULLである。なお、時刻調査要求メッセージと時刻調査応答メッセージのメッセージ長は等しい。
【0021】
マスタ情報処理装置10は、時刻補正対象情報処理装置20からの時刻調査応答メッセージをメッセージ受信装置14により受信し(処理12)、受信した時刻を内蔵時計読み取り装置12にて読み取り(処理13)、メッセージ内の各種時刻とともに時刻情報を時刻情報記憶装置15に記憶する(処理14)。
さらに、前述の処理10〜14と処理20〜23を規定回数n回まで繰り返す。なお、回数nはマスタ情報処理装置10と時刻補正対象情報処理装置20間の時刻差の算出において、より精度を向上させるため繰り返す回数であり、対象となるネットワーク50の特性により設定する値である。
【0022】
次に、マスタ情報処理装置10の内蔵時計11と時刻補正対象情報処理装置20の内蔵時計21の間の時刻差を、後述する方法により時刻差算出装置16で算出する(処理15)。マスタ情報処理装置10は、算出した時刻差を時刻補正要求メッセージにセットしメッセージ送信装置13により時刻補正対象情報処理装置20へ送信する(処理16)。時刻補正要求メッセージのフォーマットは図4(c)に示すようなものであり、時刻調査要求メッセージ送信時刻と時刻調査要求メッセージ受信時刻と時刻調査応答メッセージ送信時刻と時刻補正要求時間がセットされる。
【0023】
時刻補正対象情報処理装置20は、時刻補正要求メッセージをメッセージ受信装置23にて受信し(処理24)、メッセージ内の時刻補正要求時間をもとに内蔵時計時刻更新装置25にて自身の内蔵時計21の値を補正する(処理25)。
次に、図5と図6を用いてマスタ情報処理装置と時刻補正対象情報処理装置間の時刻差の近似値を求める方法を説明する。図5は時刻誤差を算出する目的で取得する各種時刻及び時間を説明する図であり、図6は通信所要時間の偏りから真の時刻誤差の近似値を算出する処理を説明するフローチャートである。
【0024】
図5において、マスタ情報処理装置10の内蔵時計11の時刻Taと時刻補正対象情報処理装置20の内蔵時計21において同時刻を示すTaとの時刻差をS、マスタ情報処理装置10から送信する時刻調査要求メッセージにセットされる送信時刻をTp1、時刻補正対象情報処理装置20が時刻調査要求メッセージを受信した時刻をTq1、時刻調査要求メッセージを送信してから受信するまでの所要時間をX11、時刻補正対象情報処理装置20から送信する時刻調査応答メッセージにセットされる送信時刻をTr1、マスタ情報処理装置が時刻調査応答メッセージを受信した時刻をTs1、時刻調査応答メッセージを送信してから受信するまでの所要時間をX21とする。また、前述したように、時刻調査要求メッセージと時刻調査応答メッセージの送受信処理をn回まで繰り返し行うことにより、マスタ情報処理装置ではTp1〜Tpn、Tq1〜Tqn、Tr1〜Trn、Ts1〜Tsnの値が蓄積され、これをもとにマスタ情報処理装置10にて算出したSの近似値をS0とする。
次に、マスタ情報処理装置と時刻補正対象情報処理装置の時刻差Sの近似値S0を算出する具体的方法について説明する。図5より、次の〔数1〕〔数2〕の関係が成立する。
【0025】
【数1】
Tp1+X11=Tq1+S
【0026】
【数2】
Ts1=(Tr1+S)+X21
ここでX1とX2の差、すなわち通信方向による通信所要時間の偏りをα1とすると、X21は次の〔数3〕で表される。
【0027】
【数3】
X21=X11+α1
これを前記〔数2〕に代入して、X11についての次の関係式〔数4〕が得られる。
【0028】
【数4】
X11=Ts1−Tr1−S−α1
こうして得られたX11を前記〔数1〕に代入して、次の〔数5〕が得られる。
【0029】
【数5】
2S=(Tp1+Ts1−Tq1−Tr1)−α1
ここでα1=0、つまり通信方向による通信所要時間の偏りがないと仮定するとTp1、Ts1、Tq1、Tr1の値からSが求まる。よって、S0=P1/2として時刻差Sの近似値S0を求めると、通信方向による通信所要時間の偏りα1の大小により、求められたマスタ情報処理装置と時刻補正対象情報処理装置の時刻差S0の信頼度が決まることがわかる。
【0030】
いま、αi>0(i=1〜n)、つまりマスタ情報処理装置10から時刻補正対象情報処理装置20への通信所要時間X1iより時刻補正対象情報処理装置20からマスタ情報処理装置10への通信所要時間X2iが常に大きい場合を考える。Tpi+Tsi−Tqi−Tri=Pi(i=1〜n)とおくと、〔数5〕から一般に次の〔数6〕が成立する。
【0031】
【数6】
αi=Pi−2S
αi>0であるから、〔数7〕が成立する。
【0032】
【数7】
Pi>2S
この〔数7〕より、αi>0(i=1〜n)の場合、Piの値は必ず2Sより大きくなり、αk=0の時、Pk=2Sとなることから、Si=Pi/2(i=1〜n)とおいたとき、P1〜Pnの中で一番小さいPkから求めたSkがよりSに近似していると推定できる。同様に、αi<0(i=1〜n)の場合には、Si=Pi/2(i=1〜n)とおいたとき、P1〜Pnの中で一番大きい値のPkから求めたSkがよりSに近似していると推定できる。
【0033】
図6は、以上の理論に基づいてマスタ情報処理装置10と時刻補正対象情報処理装置20間の時刻差の近似値S0を算出する処理のフローチャートを示すものである。
ステップ11で、時刻調査応答メッセージに含まれている時刻調査要求メッセージ送信時刻Tp1、時刻調査要求メッセージ受信時刻Tq1、時刻調査応答メッセージ送信時刻Tr1、及び時刻調査応答メッセージ受信時刻Ts1に基づいて、一回目からn回目までのP1〜PnとS1〜Snを求める。ただし、Pi,Si(i=1〜n)は次の〔数8〕から計算される。
【0034】
【数8】
Pi=Tpi+Tsi−Tqi−Tri
Si=Pi/2
ステップ12では、当該ネットワーク50の特性よりα1〜αnが正の値であるか負の値であるかで処理を分岐する。なお、このαi(i=1〜n)の値が正か負かという情報は、当該ネットワークの特性を判断してマスタ情報処理装置と当該時刻補正対象情報処理装置の関連と1対1で事前に設定されている。
ステップ13は、αi>0(i=1〜n)の場合の処理であり、S1〜Snの中で一番小さいSkを求める。また、ステップ14は、αi<0(i=1〜n)の場合の処理であり、S1〜Snの中で一番大きいSkを求める。
【0035】
次に、ステップ10からステップ14で求めたSkが前述の理論の前提となるαi>0(i=1〜n)又はαi<0(i=1〜n)の条件下であったかどうかの検証を行う。αi>0(i=1〜n)を前提とするネットワークで算出したS1〜Snの中に特異値としてαj<0であったケースがあると、正しいS0より小さい値となって選択され、反対にαi<0(i=1〜n)を前提とするネットワークで算出したS1〜Snの中に特異値としてαj>0であったケースがあると正しいS0より大きい値となって選択されてしまう。
このためステップ15では、一度選択したSkを用いてX11〜X1n及びX21〜X2nの値を計算する。X1i及びX2i(i=1〜n)は、前述の〔数1〕及び〔数2〕を一般化した式において、S=Skとし、TqiとTpiに実測値を代入して、次の〔数9〕及び〔数10〕から計算される。
【0036】
【数9】
X1i=Tqi+Sk−Tpi
【0037】
【数10】
X2i=Tsi−(Tri+Sk)
ここで、前述の特異ケースでかつその程度が大きければ、選択したSkはSの近似ではなくなり、X1j<0あるいはX2j<0となる値が出てくる。ただし、特異値であってもその程度が小さければ、選択したSkは求めるべきSの値に近似した値となり、X1j<0あるいはX2j<0となる値が出てこない。よって、Skにより求めたX11〜X1n及びX21〜X2nが全て正の数であるかをステップ16で検証し、負の数があった場合は前提に反するαkの値によって時刻補正対象情報処理装置の時計を必要以上に補正してしまったか又は補正量が足りないかのどちらかであると判断し、ステップ17ではこのSkを対象外とし、残りのS1〜Sn(i=1〜n,ただしkを除く)の中で次候補を選択する処理を繰り返し行う。
【0038】
ステップ16の判定でX11〜X1n及びX21〜X2nが全て正の数である場合には、ステップ13又はステップ14で求めたSkをSの近似値S0として選択する。S0が求まると、マスタ情報処理装置10は、図4(c)に示す時刻補正要求メッセージの時刻補正要求時間に、Sの近似値S0をセットして時刻補正対象情報処理装置20に送信する。
【0039】
時刻補正対象情報処理装置20は、メッセージ受信装置23で時刻補正要求メッセージを受信し、時刻補正要求メッセージ内の時刻補正要求時間をもとに、内蔵時計時刻更新装置25にて内蔵時計21の値を補正する。その結果、内蔵時計11がTbを計時する同時刻に、内蔵時計21はTbの近似の時刻を計時する。
以上の処理により、通信方向に通信所要時間に一定の偏りがあるネットワーク上でマスタ情報処理装置10と時刻補正対象情報処理装置20間の時刻差の近似値S0を求めることができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば通信方向により通信所要時間に偏りがあり、マスタ情報処理装置から時刻補正対象情報処理装置までの通信時間と時刻補正対象情報処理装置からマスタ情報処理装置までの通信時間が等しいことを前提にできない場合に、従来方式による双方向の通信時間が等しいと仮定し平均時間を用いて類推した時刻差よりも精度の高い時刻差を算出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数の情報処理装置が通信ネットワークを介して接続されたシステムを示す構成図。
【図2】マスタ情報処理装置と時刻補正対象情報処理装置の構成要素を示すブロック図。
【図3】マスタ情報処理装置と時刻補正対象情報処理装置間の処理フローの概要図。
【図4】マスタ情報処理装置と時刻補正対象情報処理装置間で送受信するメッセージのメッセージフォーマット説明図。
【図5】時刻誤差を算出する目的で取得する各種時刻及び時間を説明する図。
【図6】通信所要時間の偏りから真の時刻誤差の近似値を算出する処理のフローチャート。
【符号の説明】
10…マスタ情報処理装置、11…マスタ情報処理装置の内蔵時計、12…内蔵時計読み取り装置、13…メッセージ送信装置、14…メッセージ受信装置、15…時刻情報記憶装置、16…時刻差算出装置、20,30…時刻補正対象情報処理装置、21,31…時刻補正対象情報処理装置の内蔵時計、22…内蔵時計読み取り装置、23…メッセージ受信装置、24…メッセージ送信装置、25…内蔵時計時刻更新装置、50…通信ネットワーク

Claims (9)

  1. 通信ネットワークを介して、マスタ情報処理装置に内蔵されるマスタ時計と時刻補正対象情報処理装置に内蔵される内蔵時計の時刻合わせを行う時刻合わせ方法において、マスタ情報処理装置と時刻補正対象情報処理装置との間で複数回のメッセージ交換を行い、複数回のメッセージ交換処理の中から、その時刻誤差を真の誤差と仮定したとき、複数回のメッセージ交換処理におけるマスタ情報処理装置から時刻補正対象情報処理装置までの通信所要時間及び時刻補正対象情報処理装置からマスタ情報処理装置までの通信所要時間がいずれも負になることがない、最小または最大の値を時刻誤差として選択することを特徴とする時刻合わせ方法。
  2. 通信ネットワークを介して、マスタ情報処理装置に内蔵されるマスタ時計と時刻補正対象情報処理装置に内蔵される内蔵時計の時刻合わせを行う時刻合わせ方法において、マスタ情報処理装置と時刻補正対象情報処理装置との間で複数回のメッセージ交換処理を行い、マスタ情報処理装置から時刻補正対象情報処理装置までの通信所要時間と時刻補正対象情報処理装置からマスタ情報処理装置までの通信所要時間が等しいと仮定して、各メッセージ交換処理毎に、マスタ情報処理装置からのメッセージ送信時刻と時刻補正対象情報処理装置でのメッセージ受信時刻、及び時刻補正対象情報処理装置からのメッセージ送信時刻とマスタ情報処理装置でのメッセージ受信時刻に基づき、マスタ情報処理装置に内蔵されるマスタ時計と時刻補正対象情報処理装置に内蔵される時計の間の時刻誤差を算出し、算出された複数の時刻誤差の中から真の時刻誤差に最も近似している時刻誤差を選択し、前記選択された時刻誤差を用いて時刻補正対象情報処理装置に内蔵される内蔵時計の時刻合わせを行う時刻合わせ方法において、
    その時刻誤差を真の誤差と仮定したとき、複数回のメッセージ交換処理におけるマスタ情報処理装置から時刻補正対象情報処理装置までの通信所要時間及び時刻補正対象情報処理装置からマスタ情報処理装置までの通信所要時間がいずれも負になることがない、最小の値を時刻誤差として選択する
    ことを特徴とする時刻合わせ方法。
  3. 前記時刻誤差は、前記マスタ情報処理装置と前記時刻補正対象情報処理装置との間のネットワークの特性として前記マスタ情報処理装置から前記時刻補正対象情報処理装置への通信所要時間より前記時刻補正対象情報処理装置から前記マスタ情報処理装置への通信所要時間が常に大きいと事前に判断された場合に選択されることを特徴とする、請求項2記載の時刻合わせ方法。
  4. 通信ネットワークを介して、マスタ情報処理装置に内蔵されるマスタ時計と時刻補正対象情報処理装置に内蔵される内蔵時計の時刻合わせを行う時刻合わせ方法において、マスタ情報処理装置と時刻補正対象情報処理装置との間で複数回のメッセージ交換処理を行い、マスタ情報処理装置から時刻補正対象情報処理装置までの通信所要時間と時刻補正対象情報処理装置からマスタ情報処理装置までの通信所要時間が等しいと仮定して、各メッセージ交換処理毎に、マスタ情報処理装置からのメッセージ送信時刻と時刻補正対象情報処理装置でのメッセージ受信時刻、及び時刻補正対象情報処理装置からのメッセージ送信時刻とマスタ情報処理装置でのメッセージ受信時刻に基づき、マスタ情報処理装置に内蔵されるマスタ時計と時刻補正対象情報処理装置に内蔵される時計の間の時刻誤差を算出し、算出された複数の時刻誤差の中から真の時刻誤差に最も近似している時刻誤差を選択し、前記選択された時刻誤差を用いて時刻補正対象情報処理装置に内蔵される内蔵時計の時刻合わせを行う時刻合わせ方法において、
    その時刻誤差を真の誤差と仮定したとき、複数回のメッセージ交換処理におけるマスタ情報処理装置から時刻補正対象情報処理装置までの通信所要時間及び時刻補正対象情報処理装置からマスタ情報処理装置までの通信所要時間がいずれも負になることがない、最大の値を時刻誤差として選択する
    ことを特徴とする時刻合わせ方法。
  5. 前記時刻誤差は、前記マスタ情報処理装置と前記時刻補正対象情報処理装置との間のネットワークの特性として前記マスタ情報処理装置から前記時刻補正対象 情報処理装置への通信所要時間より前記時刻補正対象情報処理装置から前記マスタ情報処理装置への通信所要時間が常に小さいと事前に判断された場合に選択されることを特徴とする、請求項4記載の時刻合わせ方法。
  6. 通信ネットワークを介して、マスタ情報処理装置に内蔵されるマスタ時計と時刻補正対象情報処理装置に内蔵される内蔵時計の時刻合わせを行う時刻合わせ方法において、
    マスタ情報処理装置と時刻補正対象情報処理装置間で、マスタ情報処理装置から送信時刻を含む時刻調査要求メッセージを時刻補正対象情報処理装置に送信する第1ステップと、
    時刻補正対象情報処理装置から、時刻調査要求メッセージを受信した時刻と該時刻補正対象情報処理装置からの送信時刻を含む時刻調査応答メッセージをマスタ情報処理装置に送信する第2ステップと、
    前記マスタ情報処理装置による時刻調査応答メッセージの受信時刻を取得する第3ステップと、
    からなるメッセージ交換をn回(nは2以上の整数)反復し、
    i回目のメッセージ交換において、時刻調査要求メッセージ中に含まれる送信時刻Tpi、時刻調査応答メッセージに含まれる受信時刻Tqi及び送信時刻Tri、マスタ情報処理装置が時刻調査応答メッセージを受信した時刻Tsiから、Si=(Tpi+Tsi−Tqi−Tri)/2を算出し、
    前記S1〜Snのうち、それを時刻誤差と仮定したとき、n回のメッセージ交換処理におけるマスタ情報処理装置から時刻補正対象情報処理装置までの通信所要時間及び時刻補正対象情報処理装置からマスタ情報処理装置までの通信所要時間がいずれも負になることがない、S1〜Sn中の最小値をマスタ情報処理装置に内蔵されるマスタ時計と時刻補正対象情報処理装置に内蔵される内蔵時計の時刻誤差とする
    ことを特徴とする時刻合わせ方法。
  7. 前記時刻誤差は、前記マスタ情報処理装置と前記時刻補正対象情報処理装置との間のネットワークの特性として前記マスタ情報処理装置から前記時刻補正対象情報処理装置への通信所要時間より前記時刻補正対象情報処理装置から前記マスタ情報処理装置への通信所要時間が常に大きいと事前に判断された場合に選択されることを特徴とする、請求項6記載の時刻合わせ方法。
  8. 通信ネットワークを介して、マスタ情報処理装置に内蔵されるマスタ時計と時刻補正対象情報処理装置に内蔵される内蔵時計の時刻合わせを行う時刻合わせ方法において、
    マスタ情報処理装置と時刻補正対象情報処理装置間で、マスタ情報処理装置から送信時刻を含む時刻調査要求メッセージを時刻補正対象情報処理装置に送信する第1ステップと、
    時刻補正対象情報処理装置から、時刻調査要求メッセージを受信した時刻と該時刻補正対象情報処理装置からの送信時刻を含む時刻調査応答メッセージをマスタ情報処理装置に送信する第2ステップと、
    前記マスタ情報処理装置による時刻調査応答メッセージの受信時刻を取得する第3ステップと、
    からなるメッセージ交換をn回(nは2以上の整数)反復し、
    i回目のメッセージ交換において、時刻調査要求メッセージ中に含まれる送信時刻Tpi、時刻調査応答メッセージに含まれる受信時刻Tqi及び送信時刻Tri、マスタ情報処理装置が時刻調査応答メッセージを受信した時刻Tsiから、Si=(Tpi+Tsi−Tqi−Tri)/2を算出し、
    前記S1〜Snのうち、それを時刻誤差と仮定したとき、n回のメッセージ交換処理におけるマスタ情報処理装置から時刻補正対象情報処理装置までの通信所要時間及び時刻補正対象情報処理装置からマスタ情報処理装置までの通信所要時間がいずれも負になることがない、S1〜Sn中の最大値をマスタ情報処理装置に内蔵されるマスタ時計と時刻補正対象情報処理装置に内蔵される内蔵時計の時刻誤差とする
    ことを特徴とする時刻合わせ方法。
  9. 前記時刻誤差は、前記マスタ情報処理装置と前記時刻補正対象情報処理装置との間のネットワークの特性として前記マスタ情報処理装置から前記時刻補正対象情報処理装置への通信所要時間より前記時刻補正対象情報処理装置から前記マスタ情報処理装置への通信所要時間が常に小さいと事前に判断された場合に選択されることを特徴とする、請求項8記載の時刻合わせ方法。
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