JP3703965B2 - Spacer for combination cookware - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドロップインコンロやフライヤー等の単位調理器具を組合せてシステムキッチンのカウンタートップに取付ける組合せ式調理器具、特に、前記単位調理器具の相互間隙を塞ぐスペーサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
発熱能力が異なる複数のドロップインコンロやフライヤー等の複数の単位調理器具を適宜組合せてシステムキッチンのカウンタートップに取付ける組合せ式調理器具として、図10に示す如き形式のものがある。
図11は、図10に現れる左2つの単位調理器具(17)(17)たるドロップインコンロの装着部の拡大図であるが、カウンタートップ(10)に開設された開口(13)(13)の口縁(14)には本体ケース(18)(18)の上端外周から張り出したフランジ(36)が係合されると共に、該本体ケース(18)の上端開放部は天板(12)(12)で覆われるようになっている。
【0003】
このものでは、使用者の希望に応じて選択された種々の単位調理器具(17)(17)を組合せてカウンタートップ(10)に設置することができる(図10参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のものでは、カウンタートップ(10)の上面に露出する各単位調理器具(17)(17)の天板(12)(12)の相互間に間隙(11)(11)が生じる。この間隙(11)(11)は、各単位調理器具(17)(17)に掛けた鍋やフライパン等の円滑な取扱が阻害されない条件下でカウンタートップ(10)上面が有効利用できるように可能な限り小さく設定されている(一般的には約10mm程度)。従って、このものでは、単位調理器具(17)(17)間の前記狭い間隙(11)(11)に調理時の煮こぼれが侵入すると、清掃作業がやりにくいという問題があった。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みて成されたもので、各単位調理器具(17)(17)がカウンタートップ(10)上に突出する突出部の相互の間隙(11)(11)が生じないようにして単位調理器具(17)(17)の配設部の清掃が容易に行えるようにすることをその課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
[請求項1に係る発明]
上記課題を解決する為の本発明の技術的手段は、
『システムキッチンのカウンタートップ(10)に形成された開口から上方に突出する二個の単位調理器具(17)(17)の前記突出する部分相互の間隙(11)(11)の全域を塞ぐスペーサであって、
前記スペーサは、前記二個の単位調理器具(17)(17)に連結手段を介して各別に連結されるものであり、
前記連結手段は、
スペーサ本体の下端からカウンタートップ(10)の上面に沿うように前記単位調理器具(17)(17)側に向けて夫々突出し且つ起立片(66)(66)が設けられた一対の延長板(23)(23)と、
前記各単位調理器具(17)(17)に於ける本体ケースの夫々の外周からカウンタートップ(10)の上方に張り出し且つ前記起立片(66)(66)に対して上方から外嵌される差込孔が形成されたフランジとから構成される』ことである。
【0012】
【作用・効果】
このものによれば、カウンタートップ(10)の上面に突出する単位調理器具(17)(17)の相互間の全域が上記スペーサで塞がれるから、これら各単位調理器具(17)(17)の間に煮こぼれが侵入する間隙(11)(11)が形成される既述従来のものに比べ、単位調理器具(17)(17)の配設部の清掃作業が容易に行える。
又、スペーサと上記単位調理器具(17)(17)が連結手段によって連結一体化されるから、各単位調理器具(17)(17)が一体化されて視覚的に統一された意匠感を確保することができる。
【0014】
更に、上記技術的手段によれば、隣接する単位調理器具(17)(17)の本体ケースの外周に形成された各フランジ(36)(36)の差込孔(37)(37)を、スペーサ本体下端の延長板(23)(23)から起立突出する起立片(66)(66)に上方から外嵌係合させると、隣接する単位調理器具(17)(17)が前記スペーサを介して相互に連結される。即ち、上記差込孔(37)(37)を前記起立片(66)(66)に上方から外嵌するだけでスペーサと各単位調理器具(17)(17)が連結できるから、該連結作業が簡単に行える。
[その他の請求項に係る発明]
《請求項2に係る発明》
請求項1に係る発明の発明特定事項たる連結手段に代替適用できる連結手段として、
『前記連結手段は、前記各単位調理器具(17)(17)の本体ケースの少なくとも上端開放部周縁を各別に覆う被覆体の外周から垂下する垂下板と、該垂下板に外側から重ねられる前記スペーサの側壁と、これらを前記重ね合わせ方向に結着する結着体である』ものを採用できる。
《請求項3に係る発明》
請求項3に係る発明のように、
『システムキッチンのカウンタートップ(10)に形成された開口から上方に突出する二個の単位調理器具(17)(17)の前記突出する部分相互の間隙(11)(11)の全域を塞ぐスペーサであって、
前記スペーサは、前記二個の単位調理器具(17)(17)に連結手段を介して各別に連結されるものであり、
前記各単位調理器具(17)(17)の本体ケースの少なくとも上端開放部周縁を各別に覆い且つ前記カウンタートップ(10)上に突出する被覆体の上面と、前記スペーサの上面が、同一高さに設定されており、
前記スペーサの前後の寸法を前記被覆体の前後の寸法に一致させることにより、前記スペーサの前後辺が前記被覆体の前後辺と一直線状に並ぶように構成した』ものでは、スペーサと組合せ式調理器具の境界部が面一になって、該部分の清掃が一層容易に行える。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、上記発明の実施の形態を説明する。
[第1番目の実施の形態]
図1は第1番目の実施の形態を説明する組合せ式調理器具をシステムキッチンのカウンタートップに装着した状態を示す斜視図であり、フライヤー(5) と中能力ドロップインコンロ(3) 及び大能力ドロップインコンロ(4) がカウンタートップ(10)に落とし込み状態に取付けられている。尚、この実施の形態では、上記フライヤー(5) ,中能力ドロップインコンロ(3) 及び大能力ドロップインコンロ(4) の夫々が既述単位調理器具(17)(17)(17)に対応している。そして上記中能力ドロップインコンロ(3) 及び大能力ドロップインコンロ(4) の本体ケース(31)(41)の上端開放部を全体的に覆う天板(32)(42)相互やこれらとフライヤー(5) の本体ケース(51)の上端開放部を全体的に覆う頂部枠(52)の間にはスペーサを構成する帯状隆起部(62)(62)が配設されるようになっている。尚、本実施の形態では、上記天板(32)(42)及び頂部枠(52)が既述の被覆体に対応し、又、天板(32)(42)及び頂部枠(52)が単位調理器具(17)のカウンタートップ(10)上に突出する突出部に対応している。
【0016】
又、該帯状隆起部(62)(62)は、上記中能力ドロップインコンロ(3) ,大能力ドロップインコンロ(4) 及びフライヤー(5) を相互に連結する為の後述の連結枠(6) から一体的に隆起している。
以下、各部の詳細について更に詳述する。
*中能力ドロップインコンロ(3) について*
中能力ドロップインコンロ(3) は、ガスバーナ(35)(35)を収容した本体ケース(31)と、該本体ケース(31)の上端開放部を全体的に覆う天板(32)と、更に、該天板(32)に載置される五徳(34)(34)を具備している。
【0017】
中能力ドロップインコンロ(3) を構成する本体ケース(31)は上端開放の矩形箱状に形成されていると共に、該本体ケース(31)の上端外周にはフランジ(36)が周設されており、該フランジ(36)の外周コーナ部近傍には、後述の位置決め用の起立片(66)(66)(72)に外嵌する差込孔(37)(37)(37)が開設されている。
上記本体ケース(31)の上端開放部(30)を全体的に覆うように配設される天板(32)は、図2,図3に示すように、中央隆起条(327) を隔ててコンロ前後に配設されたバーナ挿通孔(321) (321) を具備する底板(322) と、該底板(322) の外周から屈曲起立する起立板(324) とその上端から外側に張り出す外周フランジ(323) を具備しており、該外周フランジ(323) の外周から垂下する垂下板(325) はカウンタートップ(10)に開設された開口(13)の外側に載置されるようになっている。又、前記載置状態に於いては、上記垂下板(325) がカウンタートップ(10)に対して垂直に起立した状態になるように構成されている。
【0018】
又、上記天板(32)のコンロ正面側に対応する部分には、ガスバーナ(35)(35)を点火・消火させたりこれらの火力を調節する為の操作部(326) が設けられており、該操作部(326) と本体ケース(31)内の図示しない制御装置は、図示しないリード線で電気接続されている。
天板(32)に載置装着される二個の五徳(34)(34)は、前記天板(32)の底板(322) に開設されたバーナ挿通孔(321) を包囲するように曲成された正方形状の五徳枠(341) と、該五徳枠(341) からその中心部に向けて延びる爪(342) を具備している。
【0019】
*大能力ドロップインコンロ(4) について*
大能力ドロップインコンロ(4) は、図1,図2に示すように大能力の単一のガスバーナ(45)を備えている点で二個の中能力のガスバーナ(35)(35)を備えている既述中能力ドロップインコンロ(3) と相違している。
この為、上端が開放した矩形箱状の本体ケース(41)の中央部には、大能力のガスバーナ(45)が配設されていると共に、該本体ケース(41)の上端外周のフランジ(46)にはその四隅部近傍に位置する差込孔(47)(47)が開設されている。そして、差込孔(47)(47)のコンロ前後方向の配設間隔及びコンロ横方向の配設間隔は、既述差込孔(37)(37)のそれらと同じ間隔に設定されており、又、これら差込孔(47)(47)と差込孔(37)(37)の寸法も互いに等しく設定されている。
【0020】
上記本体ケース(41)の上端開放部(40)を全体的に覆う天板(42)の底板(422) には単一のバーナ挿通孔(421) が開設されていると共に、前記底板(422) の外周から屈曲起立する起立板(424) の上端外周には、カウンタートップ(10)に開設された開口(13)の外周に対して上方から係合する外周垂下板(425) を具備する外周フランジ(423) が張り出している。
【0021】
又、上記天板(42)のコンロ正面側に対応する部分には、ガスバーナ(45)用の操作部(426) が設けられている。
又、上記天板(42)の底板(422) には、五徳枠(441) とその頂部から中心部に向けて延びる爪(442) (442) を具備する五徳(44)が載置されるように成っている。
*フライヤー(5) について*
フライヤー(5) は、油槽(53)を具備する上端開放の本体ケース(51)と、該本体ケース(51)の上端開放部(50)周縁部を覆うように配設される頂部枠(52)と、上記上端開放部(50)周縁の後部の一定域を被蓋するように配設される金網(54)を具備している。
【0022】
本体ケース(51)の上端外周に周設されたフランジ(56)の四隅部には、既述した差込孔(37)(37)(47)(47)と同じ配設態様で配設され且つこれらと同一形状を有する差込孔(57)(57)が形成されている。
又、頂部枠(52)を横方向(カウンタートップ(10)の長手方向)に切断した断面形状は図5に示す如く構成されている。即ち、頂部枠(52)の外周には垂下板(525) が屈曲垂下していると共に、その上端から内側に直角に屈曲する水平板(524) の内周には、下方に屈曲する内側垂下板(527) が延長されており、更に該内側垂下板(527) の下端には内側に張り出したフランジ部(528) が設けられている。そして、頂部枠(52)の後部のフランジ部(528) には金網(54)の外周部が載置されるようになっている。
【0023】
*連結枠(6) について*
次に、上記中能力ドロップインコンロ(3) ,大能力ドロップインコンロ(4) 及びフライヤー(5) を相互に連結する連結枠(6) について説明する。
上記中能力ドロップインコンロ(3) ,大能力ドロップインコンロ(4) 及びフライヤー(5) は、図2に示す連結枠(6) (6) で連結されるように成っていると共に、中能力ドロップインコンロ(3) を構成する本体ケース(31)の上端外周のフランジ(36)は、図2に現れる補助枠(7) に載置されるようになっている。
【0024】
上記連結枠(6) は図2,図6に示す構造を有しており、平面視が長方形に形成された枠部(61)と、その一方の長辺部に沿って屈曲隆起するスペーサ本体としての帯状隆起部(62)を具備していると共に、該帯状隆起部(62)は既述天板(32)(42)や頂部枠(52)の前後方向長さ(カウンタートップ(10)の前縁と後縁を繋ぐ方向の長さ)と一致している。更に、該帯状隆起部(62)に於ける上記枠部(61)と反対側の側部下端には、カウンタートップ(10)上面に沿って延びるように形成された水平板部(64)が設けられている。又、連結枠(6) は、一枚の金属板をプレス抜き及び曲げ加工して形成したもので、枠部(61)の内周には屈曲板(68)(68)が屈曲垂下している。
【0025】
又、帯状隆起部(62)の長手方向の両端近傍の両脇には、4個の起立片(66)(66)が切り起こされており、該起立片(66)(66)は、既述した中能力ドロップインコンロ(3) や大能力ドロップインコンロ(4) やフライヤー(5) の本体ケース(31)(41)(51)の上端外周のフランジ(36)(46)(56)に開設された差込孔(37)(47)(57)に挿入されるようになっている。
【0026】
従って、このものでは、スペーサ本体として機能する連結枠(6) の帯状隆起部(62)の下端から枠部(61)の起立片(66)の配設部までの水平板部(65)(図6参照)と、該水平板部(65)と反対方向に突出する前記水平板部(64)が、帯状隆起部(62)の下端外周から外向きに突出する既述延長板(23)(23)に対応している。又、帯状隆起部(62)とその下端から突出する上記水平板部(65)(64)の組み合わせが既述スペーサに対応している。
【0027】
帯状隆起部(62)の上板部(621) とその両側部の側板(620) (620) は互いに直角に曲げられていると共に、該側板(620) とその下端に続く水平板部(64)(65)及び枠部(61)も互いに直角になるように曲げられている。
従って、後述するように中能力ドロップインコンロ(3) や大能力ドロップインコンロ(4) 等を連結枠(6) で連結したときには、中能力ドロップインコンロ(3) 等の天板(32)(42)外周の垂下板(325) (425) が帯状隆起部(62)の側板(620) に密着状態で面接触し、これにより、これら垂下板(325) と側板(620) 間へのゴミの侵入が確実に抑えられる。又、上記連結状態においては、帯状隆起部(62)と天板(32)(42)の頂面が面一になる。
【0028】
尚、上記枠部(61)を具備させるのは、帯状隆起部(62)の下端から屈曲する水平板部(65)(図6参照)を含めた枠部(61)の上面全体に対して天板(42)の外周垂下板(425) を全周に亘って接触させるためである。これにより、上記外周垂下板(425) の下端全周とカウンタートップ(10)の間に間隙が形成されるのが防止できる。
【0029】
*カウンタートップ(10)について*
図2に示すように、システムキッチンのカウンタートップ(10)には、中能力ドロップインコンロ(3) ,大能力ドロップインコンロ(4) 及びフライヤー(5) の本体ケース(31)(41)(51)の胴部より一回り大きな長方形の開口(13)(13)(13)が所定間隔で形成されている。尚、上記各本体ケース(31)(41)(51)を一括して落とし込める大きさの単一の矩形孔をカウンタートップ(10)に形成することも可能である。
【0030】
*補助枠(7) について*
補助枠(7) は長方形枠状に形成されていると共に、その枠部(70)の内周縁からは屈曲板(71)(71)が屈曲垂下している。又、補助枠(7) の一方の長辺部には、その内縁部を切り起こして形成した起立片(72)(72)が設けられている。そして、該起立片(72)(72)は、中能力ドロップインコンロ(3) の本体ケース(31)の上端のフランジ(36)に形成された前後一対の差込孔(37)(37)に挿入されるようになっている。尚、図2に於ける中能力ドロップインコンロ(3) の位置に大能力ドロップインコンロ(4) やフライヤー(5) が配列される場合には、補助枠(7) の上記起立片(72)(72)は、大能力ドロップインコンロ(4) 又はフライヤー(5) の本体ケース(41)(51)の上端に形成されたフランジ(46)(56)の差込孔(47)(47)(57)(57)に挿入される。
【0031】
補助枠(7) の枠部(70)は、既述枠体(6) の枠部(61)と同一の機能を有している。即ち、帯状隆起部(62)の下端から屈曲する水平板部(64)(図6参照)を含めた枠部(71)の上面全体に対して天板(32)の外周垂下板(325) を全周に亘って接触させ、これにより、該垂下板(325) 全周とカウンタートップ(10)の間に間隙が形成されるのを防ぐためである。
【0032】
*カウンタートップ(10)への取付け作業*
次に、上記中能力ドロップインコンロ(3) ,大能力ドロップインコンロ(4) 及びフライヤー(5) をカウンタートップ(10)に取付ける作業を説明する。
カウンタートップ(10)に開設された開口(13)(13)(13)のうち、大能力ドロップインコンロ(4) とフライヤー(5) を装着する開口(13)(13)に連結枠(6) (6) を取付ける。即ち、図6の想像線で示すように、カウンタートップ(10)の開口(13)に連結枠(6) の枠部(61)の内周から屈曲垂下する屈曲板(68)(68)の部分を挿入すると共に、開口(13)の口縁(14)に上記枠部(61)の外周を係止させる。そして、この枠部(61)の取付け作業を、隣接する一対の開口(13)(13)の夫々について行う。次に、中能力ドロップインコンロ(3) を装着する為の残余の開口(13)に補助枠(7) を上記連結枠(6) と同様に取付ける。
【0033】
次に、図3に示すように、連結枠(6) の枠部(61)内に大能力ドロップインコンロ(4) の本体ケース(41)の胴部(49)を上方から落とし込むと共に、該本体ケース(41)の上端外周から張り出すフランジ(46)に開設された差込孔(47)を、連結枠(6) の起立片(66)に外嵌させて図4の状態にする。又、上記フランジ(46)のフライヤー(5) 側の長辺部に開設された差込孔(47)(47)を、該フライヤー(5) に対応する連結枠(6) の起立片(66)(66)(帯状隆起部(62)の大能力ドロップインコンロ(4) 側に設けられている(図2参照))に外嵌させる。すると、大能力ドロップインコンロ(4) の本体ケース(41)が隣接する二個の連結枠(6) (6) に結合される。
【0034】
次に、図3に示すように、中能力ドロップインコンロ(3) の本体ケース(31)の胴部(39)を補助枠(7) の中央孔に落とし込む。又、このとき、中能力ドロップインコンロ(3) の本体ケース(31)上端に形成されたフランジ(36)の大能力ドロップインコンロ(4) 側の長辺部に開設された前後一対の差込孔(37)(37)を、上記連結枠(6) の起立片(66)(66)(帯状隆起部(62)の下端から中能力ドロップインコンロ(3) 側に延長する水平板部(64)に設けられている)に外嵌させる。又、中能力ドロップインコンロ(3) の本体ケース(31)上端に形成されたフランジ(36)の大能力ドロップインコンロ(4) と反対側の長辺部に開設された差込孔(37)(37)を補助枠(7) から起立する起立片(72)(72)に外嵌させる。
【0035】
すると、図4に示すように、大能力ドロップインコンロ(4) と中能力ドロップインコンロ(3) の本体ケース(41)(31)が連結枠(6) で連結された状態になる。又、フライヤー(5) の本体ケース(51)は、上記大能力ドロップインコンロ(4) と同様にして連結枠(6) の枠部(61)に装着する。
又、中能力ドロップインコンロ(3) 及び大能力ドロップインコンロ(4) の本体ケース(31)(41)を補助枠(7) 及び連結枠(6) に装着した後には、図4に示すように、各本体ケース(31)(41)の側壁から螺入した固定ネジ(81)(82)の先端を、カウンタートップ(10)の開口(13)の内周面(16)に当接させ、これにより、中能力ドロップインコンロ(3) と大能力ドロップインコンロ(4) の本体ケース(31)(41)を所定位置に固定する。又、フライヤー(5) の本体ケース(51)も上記固定ネジ(81)(82)と同様の固定ネジで所定位置に固定する。
【0036】
次に、中能力ドロップインコンロ(3) と大能力ドロップインコンロ(4) の本体ケース(31)(41)の上端開放部を天板(32)(42)で覆うと共にこれらに五徳(34)(44)を装着し、又、フライヤー(5) の本体ケース(51)の外周に頂部枠(52)を装着してこれに金網(54)を取付けると、図1に示すように、中能力ドロップインコンロ(3) ,大能力ドロップインコンロ(4) 及びフライヤー(5) の相互の間隙全域が連結枠(6) (6) の帯状隆起部(62)(62)で塞がれた状態になる。従って、既述従来のように、中能力ドロップインコンロ(3) ,大能力ドロップインコンロ(4) 及びフライヤー(5) の間に既述従来の間隙(11)(図10参照)に相当するものが形成されない。
【0037】
よって、調理時の煮こぼれが単位調理器具(17)(17)としての中能力ドロップインコンロ(3) ,大能力ドロップインコンロ(4) 及びフライヤー(5) の相互間に落下してもこれが付着する帯状隆起部(62)(62)の表面を清掃すればよい。このことから、中能力ドロップインコンロ(3) ,大能力ドロップインコンロ(4) 及びフライヤー(5) の配設部の清掃作業が容易に行える。
【0038】
又、各中能力ドロップインコンロ(3) や大能力ドロップインコンロ(4) 等の相互間が上記連結枠(6) (6) の帯状隆起部(62)(62)で埋められるから、各中能力ドロップインコンロ(3) や大能力ドロップインコンロ(4) 等が一体化されて視覚的に統一された意匠感を確保することができる。
尚、中能力ドロップインコンロ(3) と大能力ドロップインコンロ(4) とフライヤー(5) の天板(32)(42)及び頂部枠(52)と連結枠(6) の帯状隆起部(62)(62)の境界部に液密性を確保する為のシリコン樹脂等のシール材(図示せず)を充填すると、これら帯状隆起部(62)(62)と天板(32)(42)及び頂部枠(52)の境界部に鍋からの煮こぼれが侵入する不都合を一層確実に防止することができる。
[第2番目の実施の形態]
次に、第2番目の実施の形態を図7,図8に基づいて説明する。
【0039】
このものは、中能力ドロップインコンロ(3) の天板(32)と大能力ドロップインコンロ(4) の天板(42)の間にスペーサたる下端開放の矩形箱(84)を介装するものである。このものでは、中能力ドロップインコンロ(3) や大能力ドロップインコンロ(4) の本体ケース(31)(41)の上端外周のフランジ(36)(46)には、既述第1番目の実施の形態で説明した差込孔(37)(47)に相当するものは設けられていない。
【0040】
中能力ドロップインコンロ(3) と大能力ドロップインコンロ(4) の天板(32)(42)の垂下板(325) (425) には、図8に示すように、透孔(75)(76)が前後に間隔を置いて形成されていると共に、該透孔(75)(76)には、矩形箱(84)の長辺部から屈曲垂下する垂下側板(77)(77)に形成された螺孔(78)(78)が重ね合わされるようになっている。そして、該重ね合わせ部が結着体としてのビス(58)(58)で締め付けて結合される。尚、矩形箱(84)と本体ケース(31)(41)の境界部には液密性を確保する為のシールパッキン(85)(85)が介装されている。
【0041】
又、上記天板(32)(42)と矩形箱(84)をビス止めするには、上下反転させた天板(31)(41)及び矩形箱(84)を連結すべき順序で作業台上に並べ、天板(32)(42)と矩形箱(84)の接合部をビス(58)(58)で結合する。
このものでも、中能力ドロップインコンロ(3) と大能力ドロップインコンロ(4) 等の単位調理器具の間がスペーサたる矩形箱(84)で埋められるから、これら単位調理器具の相互間に煮こぼれが落下してもこれが付着する矩形箱(84)の表面を掃除すればよく、該部分の清掃が容易に行える。
【0042】
尚、上記題2番目の実施の形態では、矩形箱(84)とこれに隣接する天板(32)(42)等をビス(58)(58)で連結したが、図9に示すように、天板(32)(42)の外周の垂下板(325) (425) を外側に切り起こして係合屈曲部(329) (429) を形成する一方、矩形箱(84)の側板に下方に開放する切欠(841) (842) を形成し、これら切欠(841) (842) と係合屈曲部(329) (329) を利用して矩形箱(84)と天板(32)(42)を結合することもできる。即ち、矩形箱(84)の幅と一致する間隔を存して並べた天板(32)(42)の間に前記矩形箱(84)を上方から差し込むことによって、矩形箱(84)の両側板の切欠(841) (842) に係合屈曲部(329) (429) を係合させ、これにより、天板(32)(42)相互を連結する。
【図面の簡単な説明】
【図1】中能力ドロップインコンロ(3) ,大能力ドロップインコンロ(4) 及びフライヤー(5) を取付けたカウンタートップ(10)の上面の斜視図
【図2】図1の分解斜視図
【図3】中能力ドロップインコンロ(3) と大能力ドロップインコンロ(4) をカウンタートップ(10)に取付ける取付け作業の説明図
【図4】中能力ドロップインコンロ(3) と大能力ドロップインコンロ(4) の境界部の断面図
【図5】頂部枠(52)の断面図
【図6】連結枠(6) の断面図
【図7】第2番目の実施の形態の分解斜視図
【図8】第2番目の実施の形態に於ける中能力ドロップインコンロ(3) と大能力ドロップインコンロ(4) の境界部の断面図
【図9】矩形箱(84)の変形例を説明する要部の断面図
【図10】従来例の説明図
【図11】従来例の説明図
【符号の説明】
(10)・・・カウンタートップ
(11)・・・間隙
(17)・・・単位調理器具
(23)・・・延長板
(36)・・・フランジ
(37)・・・差込孔
(66)・・・起立片[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a combination type cooking utensil in which unit cooking utensils such as a drop-in stove and a fryer are combined and attached to a countertop of a system kitchen, and more particularly to a spacer that closes a gap between the unit cooking utensils.
[0002]
[Prior art]
As a combination type cooking utensil in which a plurality of unit cooking utensils such as a drop-in stove and a fryer having different heat generation capacities are appropriately combined and attached to the countertop of the system kitchen, there is a type as shown in FIG.
FIG. 11 is an enlarged view of the mounting portion of the drop-in stove that is the left two unit cooking utensils (17) and (17) appearing in FIG. 10, but the openings (13) and (13) opened in the countertop (10). A flange (36) projecting from the outer periphery of the upper end of the main body case (18) (18) is engaged with the mouth edge (14) of the main body case (18), and the upper end open portion of the main body case (18) is connected to the top plate (12) ( 12) is covered.
[0003]
In this case, various unit cooking utensils (17) and (17) selected according to the user's wishes can be combined and installed on the countertop (10) (see FIG. 10).
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-described conventional one, gaps (11) and (11) are generated between the top plates (12) and (12) of the unit cooking utensils (17) and (17) exposed on the upper surface of the countertop (10). This gap (11) (11) allows the top surface of the countertop (10) to be used effectively under conditions that do not impede smooth handling such as pans and pans hung on each unit cooking utensil (17) (17) It is set as small as possible (generally about 10 mm). Therefore, in this case, there is a problem that it is difficult to perform the cleaning work when the spillage during cooking enters the narrow gap (11) (11) between the unit cooking utensils (17) (17).
[0005]
The present invention has been made in view of such points, so that each unit cooking utensil (17) (17) does not cause a gap (11) (11) between the protruding portions protruding on the countertop (10). Thus, it is an object of the present invention to facilitate the cleaning of the arrangement portion of the unit cooking utensils (17) and (17).
[0011]
[Means for Solving the Problems]
[Invention of Claim 1]
The technical means of the present invention for solving the above problems are as follows:
`` Spacer that covers the entire area of the gap (11) (11) between the protruding portions of the two unit cooking utensils (17) (17) protruding upward from the opening formed in the countertop (10) of the system kitchen Because
The spacer is connected to the two unit cooking utensils (17) and (17) separately via connecting means,
The connecting means includes
A pair of extension plates projecting from the lower end of the spacer body toward the unit cooking utensil (17) (17) side along the upper surface of the countertop (10) and provided with standing pieces (66, 66) ( (23) (23),
The difference between the unit cooking utensils (17) and (17) that protrudes above the counter top (10) from the outer periphery of the main body case and is externally fitted to the upright pieces (66) (66) from above. It is composed of a flange in which an insertion hole is formed.
[0012]
[Action / Effect]
According to this, since the entire area between the unit cooking utensils (17) and (17) protruding on the upper surface of the countertop (10) is blocked by the spacer, each of these unit cooking utensils (17) (17) Compared to the conventional one in which the gaps (11) and (11) into which the spillage intrudes are formed, the cleaning operation of the arrangement portion of the unit cooking utensils (17) and (17) can be easily performed.
In addition, since the spacer and the unit cooking utensils (17) and (17) are connected and integrated by the connecting means, the unit cooking utensils (17) and (17) are integrated to ensure a visually unified design feeling. can do.
[0014]
Further, according to the above technical means, the insertion holes (37), (37) of the flanges (36), (36) formed on the outer periphery of the main body case of the adjacent unit cooking utensils (17), (17), When the upright engagement pieces (66) and (66) which stand up and protrude from the extension plates (23) and (23) at the lower end of the spacer body are engaged from above, the adjacent unit cooking utensils (17) and (17) are interposed via the spacers. Connected to each other. That is, since the spacer and each unit cooking utensil (17) (17) can be connected simply by externally fitting the insertion hole (37) (37) to the upright piece (66) (66) from above, the connecting work Can be done easily.
[Other claimed inventions]
<< Invention According to Claim 2 >>
As a connecting means that can be applied in place of the connecting means as the invention specific matter of the invention according to claim 1,
“The connecting means is a hanging plate that hangs down from the outer periphery of a covering that separately covers at least the periphery of the upper end opening of the main body case of each unit cooking utensil (17) and (17), and is overlapped on the hanging plate from the outside. The spacer side wall and the binding body that binds them in the overlapping direction can be used.
<< Invention According to
Like the invention according to
`` Spacer that covers the entire area of the gap (11) (11) between the protruding portions of the two unit cooking utensils (17) (17) protruding upward from the opening formed in the countertop (10) of the system kitchen Because
The spacer is connected to the two unit cooking utensils (17) and (17) separately via connecting means,
The upper surface of the cover that covers at least the peripheral edge of the upper end of the main body case of each unit cooking utensil (17) (17) and protrudes above the countertop (10) and the upper surface of the spacer are the same height. Is set to
In the configuration in which the front and rear sides of the spacer are aligned with the front and rear sides of the covering body by matching the front and rear dimensions of the spacer with the front and rear dimensions of the covering body, the combination cooking with the spacer The boundary portion of the instrument is flush and the portion can be more easily cleaned.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of the above invention will be described.
[First embodiment]
FIG. 1 is a perspective view showing a state in which the combination type cooking utensil for explaining the first embodiment is mounted on the countertop of the system kitchen. The fryer (5), the medium capacity drop-in stove (3), and the large capacity A drop-in stove (4) is attached to the countertop (10) in a lowered state. In this embodiment, each of the above-described fryer (5), medium-capacity drop-in stove (3), and large-capacity drop-in stove (4) corresponds to the unit cooking utensils (17), (17), (17) described above. doing. And the top plates (32), (42) that cover the upper open ends of the main body cases (31), (41) of the medium-capacity drop-in stove (3) and the large-capacity drop-in stove (4), and the flyer Between the top frame (52) that entirely covers the upper end open part of the main body case (51) of (5), band-like ridges (62) (62) constituting spacers are arranged. . In the present embodiment, the top plate (32) (42) and the top frame (52) correspond to the above-described covering, and the top plate (32) (42) and the top frame (52) Corresponds to the protrusions protruding on the countertop (10) of the unit cooking utensil (17).
[0016]
The belt-like raised portions (62) and (62) are connected to the below-described connecting frame (6) for connecting the medium capacity drop-in stove (3), the large capacity drop-in stove (4) and the flyer (5) to each other. ) Is integrally raised from.
Hereinafter, details of each part will be described in detail.
* About medium capacity drop-in stove (3) *
The medium-capacity drop-in stove (3) includes a main body case (31) that houses the gas burners (35) and (35), a top plate (32) that entirely covers the upper end opening of the main body case (31), and The virtues (34) (34) placed on the top plate (32) are provided.
[0017]
The main body case (31) constituting the medium capacity drop-in stove (3) is formed in a rectangular box shape with an open upper end, and a flange (36) is provided around the outer periphery of the upper end of the main body case (31). In the vicinity of the outer peripheral corner portion of the flange (36), insertion holes (37), (37), (37) are formed to be fitted to standing positioning pieces (66), (66), (72) described later. ing.
As shown in FIGS. 2 and 3, the top plate (32) disposed so as to cover the upper end opening (30) of the main body case (31) is separated from the central ridge (327). A bottom plate (322) having burner insertion holes (321) and (321) arranged before and after the stove, an upright plate (324) that bends and rises from the outer periphery of the bottom plate (322), and an outer periphery that projects outward from the upper end The hanging plate (325) hanging from the outer periphery of the outer peripheral flange (323) is placed outside the opening (13) provided in the countertop (10). ing. Further, in the above-described installation state, the drooping plate (325) is configured to stand vertically with respect to the countertop (10).
[0018]
In addition, an operation portion (326) for igniting and extinguishing the gas burners (35) and (35) and adjusting their heating power is provided at the portion corresponding to the stove front side of the top plate (32). The control unit (326) and the control device (not shown) in the main body case (31) are electrically connected by a lead wire (not shown).
The two virtues (34) and (34) placed and mounted on the top plate (32) are bent so as to surround the burner insertion hole (321) formed in the bottom plate (322) of the top plate (32). A square-shaped five-virtual frame (341) is formed, and a claw (342) extending from the five-virtual frame (341) toward the center thereof.
[0019]
* About the large capacity drop-in stove (4) *
The large-capacity drop-in stove (4) has two medium-capacity gas burners (35, 35) in that it has a single large-capacity gas burner (45) as shown in Figs. This is different from the previously described ability drop-in stove (3).
For this reason, a high-capacity gas burner (45) is disposed at the center of the rectangular box-shaped main body case (41) whose upper end is open, and a flange (46) on the upper end outer periphery of the main body case (41). ) Are provided with insertion holes (47) and (47) located in the vicinity of the four corners. And the arrangement interval in the front and rear direction of the stove and the arrangement interval in the horizontal direction of the stove are set to the same interval as those of the insertion holes (37) and (37). The dimensions of the insertion holes (47) and (47) and the insertion holes (37) and (37) are also set equal to each other.
[0020]
A single burner insertion hole (421) is provided in the bottom plate (422) of the top plate (42) that entirely covers the upper end opening (40) of the main body case (41), and the bottom plate (422 ) Has an outer suspension plate (425) that engages from above with the outer periphery of the opening (13) provided in the countertop (10). The outer flange (423) is overhanging.
[0021]
An operation portion (426) for the gas burner (45) is provided at a portion corresponding to the stove front side of the top plate (42).
Further, on the bottom plate (422) of the top plate (42), the virtues (44) having the virtues frame (441) and the claws (442) (442) extending from the top to the center are mounted. It ’s like that.
* About Flyer (5) *
The fryer (5) includes a main body case (51) having an upper end open and an oil tank (53), and a top frame (52) disposed so as to cover the peripheral edge of the upper end open portion (50) of the main body case (51). ) And a wire mesh (54) disposed so as to cover a certain area at the rear of the periphery of the upper end opening (50).
[0022]
At the four corners of the flange (56) provided around the outer periphery of the upper end of the body case (51), it is arranged in the same manner as the insertion holes (37) (37) (47) (47) described above. In addition, insertion holes (57) (57) having the same shape as these are formed.
The cross-sectional shape of the top frame (52) cut in the horizontal direction (longitudinal direction of the countertop (10)) is configured as shown in FIG. That is, the hanging plate (525) is bent and suspended on the outer periphery of the top frame (52), and the inner suspension of the horizontal plate (524) bent at a right angle from the upper end is bent on the inner periphery of the horizontal plate (524). The plate (527) is extended, and a flange portion (528) projecting inward is provided at the lower end of the inner hanging plate (527). The outer periphery of the wire mesh (54) is placed on the flange (528) at the rear of the top frame (52).
[0023]
* About connection frame (6) *
Next, the connecting frame (6) for connecting the medium capacity drop-in stove (3), the large capacity drop-in stove (4) and the flyer (5) to each other will be described.
The medium-capacity drop-in stove (3), large-capacity drop-in stove (4), and flyer (5) are connected by the connecting frames (6) and (6) shown in FIG. The flange (36) at the outer periphery of the upper end of the body case (31) constituting the drop-in stove (3) is placed on the auxiliary frame (7) appearing in FIG.
[0024]
The connecting frame (6) has the structure shown in FIGS. 2 and 6, and has a frame portion (61) formed in a rectangular shape in plan view, and a spacer main body bent and raised along one long side portion thereof. And the belt-like ridge (62) is the longitudinal length of the top plate (32) (42) and the top frame (52) (countertop (10) The length in the direction connecting the leading edge and the trailing edge). Further, a horizontal plate portion (64) formed so as to extend along the upper surface of the countertop (10) is formed at the lower end of the side opposite to the frame portion (61) in the belt-like ridge portion (62). Is provided. The connecting frame (6) is formed by pressing and bending a single metal plate, and bent plates (68) and (68) are bent and suspended on the inner periphery of the frame portion (61). Yes.
[0025]
Further, four upright pieces (66) and (66) are cut and raised on both sides in the vicinity of both ends in the longitudinal direction of the belt-like raised portion (62), and the upright pieces (66) and (66) are already raised. Flange (36) (46) (56) on the outer periphery of the upper end of the body case (31) (41) (51) of the medium capacity drop-in stove (3), large-capacity drop-in stove (4), and flyer (5) described above Are inserted into the insertion holes (37), (47) and (57).
[0026]
Therefore, in this case, the horizontal plate portion (65) (from the lower end of the belt-like raised portion (62) of the connecting frame (6) functioning as the spacer body to the arrangement portion of the standing piece (66) of the frame portion (61) ( 6) and the above-described extension plate (23) in which the horizontal plate portion (64) protruding in the opposite direction to the horizontal plate portion (65) protrudes outward from the outer periphery of the lower end of the belt-like raised portion (62). It corresponds to (23). Further, the combination of the belt-like raised portion (62) and the horizontal plate portions (65) and (64) protruding from the lower end thereof corresponds to the spacer described above.
[0027]
The upper plate portion (621) of the belt-like raised portion (62) and the side plates (620) (620) on both sides thereof are bent at right angles to each other, and the horizontal plate portion (64) following the side plate (620) and the lower end thereof (64). ) (65) and the frame part (61) are also bent at right angles to each other.
Therefore, when the medium capacity drop-in stove (3), large capacity drop-in stove (4), etc. are connected with the connecting frame (6) as described later, the top plate (32) of the medium capacity drop-in stove (3), etc. (42) The outer peripheral hanging plates (325) and (425) are in surface contact with the side plate (620) of the belt-like ridge (62) in close contact with each other, so that the space between the hanging plate (325) and the side plate (620) is reduced. Invasion of garbage can be reliably suppressed. In the connected state, the top surfaces of the belt-like ridges (62) and the top plates (32), (42) are flush with each other.
[0028]
The frame portion (61) is provided on the entire upper surface of the frame portion (61) including the horizontal plate portion (65) (see FIG. 6) bent from the lower end of the belt-like raised portion (62). This is because the outer peripheral hanging plate (425) of the top plate (42) is brought into contact over the entire circumference. Thereby, it is possible to prevent a gap from being formed between the entire circumference of the lower end of the outer peripheral hanging plate (425) and the countertop (10).
[0029]
* About countertop (10) *
As shown in Fig. 2, the system kitchen countertop (10) has a medium capacity drop-in stove (3), a large-capacity drop-in stove (4), and a flyer (5) body case (31) (41) ( The rectangular openings (13), (13), and (13) that are slightly larger than the body portion of 51) are formed at predetermined intervals. It is also possible to form a single rectangular hole in the countertop (10) that is large enough to drop the main body cases (31), (41), (51) together.
[0030]
* About the auxiliary frame (7) *
The auxiliary frame (7) is formed in a rectangular frame shape, and bent plates (71) (71) are bent and suspended from the inner peripheral edge of the frame portion (70). Further, on one long side portion of the auxiliary frame (7), standing pieces (72) and (72) formed by cutting and raising the inner edge portion are provided. The upright pieces (72) and (72) are a pair of front and rear insertion holes (37) and (37) formed in the flange (36) at the upper end of the body case (31) of the medium capacity drop-in stove (3). To be inserted. In addition, when the large-capacity drop-in stove (4) and the flyer (5) are arranged at the position of the medium-capacity drop-in stove (3) in FIG. 2, the upright piece (72) of the auxiliary frame (7) is arranged. ) (72) is a large capacity drop-in stove (4) or insertion hole (47) (47) of the flange (46) (56) formed at the upper end of the body case (41) (51) of the fryer (5). ) (57) (57).
[0031]
The frame part (70) of the auxiliary frame (7) has the same function as the frame part (61) of the frame (6) described above. That is, the outer peripheral hanging plate (325) of the top plate (32) with respect to the entire upper surface of the frame portion (71) including the horizontal plate portion (64) (see FIG. 6) bent from the lower end of the belt-like raised portion (62). This is to prevent a gap from being formed between the entire circumference of the hanging plate (325) and the countertop (10).
[0032]
* Installation work on countertop (10) *
Next, the operation of attaching the above-mentioned medium capacity drop-in stove (3), large capacity drop-in stove (4) and flyer (5) to the countertop (10) will be described.
Of the openings (13), (13), and (13) opened in the countertop (10), the connecting frame (6) is connected to the openings (13) and (13) where the high-capacity drop-in stove (4) and the flyer (5) are installed. ) Install (6). That is, as shown by the imaginary line in FIG. 6, the bent plates (68) and (68) are bent and suspended from the inner periphery of the frame portion (61) of the connecting frame (6) into the opening (13) of the countertop (10). While inserting the portion, the outer periphery of the frame portion (61) is locked to the mouth edge (14) of the opening (13). Then, the mounting operation of the frame portion (61) is performed for each of the pair of adjacent openings (13) and (13). Next, the auxiliary frame (7) is attached to the remaining opening (13) for mounting the medium capacity drop-in stove (3) in the same manner as the connection frame (6).
[0033]
Next, as shown in FIG. 3, the body portion (49) of the main body case (41) of the large capacity drop-in stove (4) is dropped into the frame portion (61) of the connecting frame (6) from above, and The insertion hole (47) formed in the flange (46) projecting from the outer periphery of the upper end of the main body case (41) is externally fitted to the upright piece (66) of the connecting frame (6) to obtain the state shown in FIG. In addition, the insertion holes (47) and (47) provided in the long side of the flange (46) on the flyer (5) side are connected to the upright pieces (66) of the connecting frame (6) corresponding to the flyer (5). ) (66) (provided on the high-capacity drop-in stove (4) side of the belt-like raised portion (62) (see FIG. 2)). Then, the main body case (41) of the large-capacity drop-in stove (4) is joined to two adjacent connecting frames (6) and (6).
[0034]
Next, as shown in FIG. 3, the body part (39) of the body case (31) of the medium capacity drop-in stove (3) is dropped into the central hole of the auxiliary frame (7). In addition, at this time, a pair of front and rear gaps opened on the long side of the large capacity drop-in stove (4) side of the flange (36) formed at the upper end of the body case (31) of the medium capacity drop-in stove (3) Horizontal plate part extending through hole (37) (37) from upright piece (66) (66) of above connecting frame (6) to middle capacity drop-in stove (3) side from lower end of belt-like ridge (62) (Provided in (64)). Also, the insertion hole (37) on the long side opposite to the large capacity drop-in stove (4) of the flange (36) formed on the upper end of the body case (31) of the medium capacity drop-in stove (3) ) (37) is externally fitted to the standing pieces (72) and (72) which stand up from the auxiliary frame (7).
[0035]
Then, as shown in FIG. 4, the main body cases (41) and (31) of the large-capacity drop-in stove (4) and the medium-capacity drop-in stove (3) are connected by the connecting frame (6). The main body case (51) of the flyer (5) is attached to the frame portion (61) of the connecting frame (6) in the same manner as the large capacity drop-in stove (4).
Also, after the main case (31) (41) of the medium capacity drop-in stove (3) and the large capacity drop-in stove (4) is mounted on the auxiliary frame (7) and the connecting frame (6), it is shown in FIG. The tip of the fixing screw (81) (82) screwed in from the side wall of each main body case (31) (41) in contact with the inner peripheral surface (16) of the opening (13) of the countertop (10) Thus, the main body cases (31) and (41) of the medium capacity drop-in stove (3) and the large capacity drop-in stove (4) are fixed at predetermined positions. Further, the main body case (51) of the flyer (5) is also fixed at a predetermined position by the same fixing screws as the fixing screws (81) and (82).
[0036]
Next, cover the top open parts of the main case (31) (41) of the medium capacity drop-in stove (3) and large capacity drop-in stove (4) with the top plate (32) (42) ) (44), and when the top frame (52) is attached to the outer periphery of the main body case (51) of the flyer (5) and the wire mesh (54) is attached thereto, as shown in FIG. The gap between the capacity drop-in stove (3), the large-capacity drop-in stove (4), and the flyer (5) was blocked by the belt-like ridges (62) (62) of the connecting frame (6) (6) It becomes a state. Therefore, as described above, it corresponds to the conventional gap (11) (see FIG. 10) between the medium capacity drop-in stove (3), the large capacity drop-in stove (4) and the flyer (5). Things are not formed.
[0037]
Therefore, even if the spillage during cooking falls between the medium-capacity drop-in stove (3), the large-capacity drop-in stove (4) and the fryer (5) as unit cooking utensils (17) (17), What is necessary is just to clean the surface of the adhering belt-like ridges (62) and (62). From this, it is possible to easily clean the arrangement portions of the medium capacity drop-in stove (3), the large capacity drop-in stove (4) and the fryer (5).
[0038]
In addition, each medium capacity drop-in stove (3), large-capacity drop-in stove (4), etc. are filled with the belt-like ridges (62) (62) of the connecting frame (6) (6). The medium-capacity drop-in stove (3), large-capacity drop-in stove (4), etc. can be integrated to ensure a visually unified design feeling.
The medium capacity drop-in stove (3), the large capacity drop-in stove (4), the top plate (32) (42) of the flyer (5), and the belt-like ridges of the top frame (52) and the connecting frame (6) ( 62) When the boundary portion between 62 and 62 is filled with a sealing material (not shown) such as silicon resin for ensuring liquid-tightness, the belt-like raised
[Second Embodiment]
Next, a second embodiment will be described with reference to FIGS.
[0039]
This one has a rectangular box (84) with an open bottom as a spacer between the top plate (32) of the medium capacity drop-in stove (3) and the top plate (42) of the large capacity drop-in stove (4). Is. In this case, the flanges (36) and (46) on the outer circumference of the main body case (31) (41) of the medium capacity drop-in stove (3) and large capacity drop-in stove (4) Nothing corresponding to the insertion holes (37) and (47) described in the embodiment is provided.
[0040]
As shown in FIG. 8, there is a through hole (75) on the top plate (32) (42) of the medium capacity drop-in stove (3) and the large capacity drop-in stove (4). (76) is formed at an interval in the front-rear direction, and the through-holes (75) and (76) are provided on the hanging side plates (77) and (77) that are bent and suspended from the long side portion of the rectangular box (84). The formed screw holes (78) (78) are overlapped. Then, the overlapped portion is fastened with screws (58) and (58) as binders and joined. Note that seal packings (85) and (85) are provided at the boundary between the rectangular box (84) and the main body cases (31) and (41) to ensure liquid-tightness.
[0041]
Further, in order to screw the top plate (32) (42) and the rectangular box (84), the work table is arranged in the order in which the top plate (31) (41) and the rectangular box (84) turned upside down should be connected. It arranges on the top and joins the junction part of a top plate (32) (42) and a rectangular box (84) with a screw (58) (58).
Even in this case, the space between the unit cooking utensils such as the medium capacity drop-in stove (3) and the large capacity drop-in stove (4) is filled with a rectangular box (84) as a spacer. Even if a spill falls, the surface of the rectangular box (84) to which it adheres may be cleaned, and the portion can be easily cleaned.
[0042]
In the second embodiment, the rectangular box (84) and the top plates (32) and (42) adjacent to the rectangular box (84) are connected by screws (58) and (58). As shown in FIG. The hanging plates (325) and (425) on the outer periphery of the top plates (32) and (42) are cut and raised outward to form the engagement bent portions (329) and (429), while the side plates of the rectangular box (84) are A notch (841) (842) is formed in the rectangular box (84) and the top plate (32) (42) using these notches (841) (842) and the engaging bends (329) (329). ) Can also be combined. That is, both sides of the rectangular box (84) by inserting the rectangular box (84) from above between the top plates (32), (42) arranged with an interval matching the width of the rectangular box (84) Engagement bent portions (329) and (429) are engaged with the notches (841) and (842) of the plate, thereby connecting the top plates (32) and (42) to each other.
[Brief description of the drawings]
[Fig. 1] Perspective view of the top surface of the countertop (10) with the medium capacity drop-in stove (3), large-capacity drop-in stove (4) and flyer (5) attached [Fig. 2] Exploded perspective view of FIG. [Fig. 3] Explanatory diagram of installation work to attach medium capacity drop-in stove (3) and large capacity drop-in stove (4) to countertop [10] [Figure 4] Medium capacity drop-in stove (3) and large capacity drop-in Cross-sectional view of the boundary of the stove (4) [Fig. 5] Cross-sectional view of the top frame (52) [Fig. 6] Cross-sectional view of the connecting frame (6) [Fig. 7] Exploded perspective view of the second embodiment [ FIG. 8 is a cross-sectional view of the boundary between the medium capacity drop-in stove (3) and the large capacity drop-in stove (4) in the second embodiment. FIG. 9 illustrates a modification of the rectangular box (84). FIG. 10 is an explanatory diagram of a conventional example. FIG. 11 is an explanatory diagram of a conventional example.
(10) ・ ・ ・ Countertop
(11) ・ ・ ・ Gap
(17) ・ ・ ・ Unit cookware
(23) ・ ・ ・ Extension plate
(36) ・ ・ ・ Flange
(37) ・ ・ ・ Insertion hole
(66) ・ ・ ・ Standing piece
Claims (3)
前記スペーサは、前記二個の単位調理器具(17)(17)に連結手段を介して各別に連結されるものであり、
前記連結手段は、
スペーサ本体の下端からカウンタートップ(10)の上面に沿うように前記単位調理器具(17)(17)側に向けて夫々突出し且つ起立片(66)(66)が設けられた一対の延長板(23)(23)と、
前記各単位調理器具(17)(17)に於ける本体ケースの夫々の外周からカウンタートップ(10)の上方に張り出し且つ前記起立片(66)(66)に対して上方から外嵌される差込孔が形成されたフランジとから構成される、スペーサ。A spacer that covers the entire gap (11) (11) between the protruding portions of the two unit cooking utensils (17) (17) protruding upward from the opening formed in the countertop (10) of the system kitchen. There,
The spacer is connected to each of the two unit cooking utensils (17) and (17) via connecting means,
The connecting means includes
A pair of extension plates projecting from the lower end of the spacer body toward the unit cooking utensil (17) (17) side along the upper surface of the countertop (10) and provided with standing pieces (66, 66) ( (23) (23)
The difference between the unit cooking utensils (17) and (17) that protrudes above the counter top (10) from the outer periphery of the main body case and is externally fitted to the upright pieces (66) (66) from above. A spacer composed of a flange formed with an insertion hole.
前記スペーサは、前記二個の単位調理器具(17)(17)に連結手段を介して各別に連結されるものであり、
前記連結手段は、
前記各単位調理器具(17)(17)の本体ケースの少なくとも上端開放部周縁を各別に覆う被覆体の外周から垂下する垂下板と、該垂下板に外側から重ねられる前記スペーサの側壁と、これらを前記重ね合わせ方向に結着する結着体である、スペーサ。A spacer that covers the entire gap (11) (11) between the protruding portions of the two unit cooking utensils (17) (17) protruding upward from the opening formed in the countertop (10) of the system kitchen. There,
The spacer is connected to each of the two unit cooking utensils (17) and (17) via connecting means,
The connecting means includes
A hanging plate that hangs down from the outer periphery of the covering that covers at least the periphery of the upper end opening of each unit cooking utensil (17) and (17), a side wall of the spacer that is superimposed on the hanging plate from the outside, A spacer, which is a binding body that binds in the overlapping direction.
前記スペーサは、前記二個の単位調理器具(17)(17)に連結手段を介して各別に連結されるものであり、
前記各単位調理器具(17)(17)の本体ケースの少なくとも上端開放部周縁を各別に覆い且つ前記カウンタートップ(10)上に突出する被覆体の上面と、前記スペーサの上面が、同一高さに設定されており、
前記スペーサの前後の寸法を前記被覆体の前後の寸法に一致させることにより、前記スペーサの前後辺が前記被覆体の前後辺と一直線状に並ぶように構成した、スペーサ。A spacer that covers the entire gap (11) (11) between the protruding portions of the two unit cooking utensils (17) (17) protruding upward from the opening formed in the countertop (10) of the system kitchen. There,
The spacer is connected to each of the two unit cooking utensils (17) and (17) via connecting means,
The upper surface of the cover that covers at least the peripheral edge of the upper end of the main body case of each unit cooking utensil (17) (17) and protrudes above the countertop (10) and the upper surface of the spacer are the same height. Is set to
A spacer configured such that the front and rear sides of the spacer are aligned with the front and rear sides of the cover by matching the front and rear dimensions of the spacer with the front and rear dimensions of the cover.
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